JPH0343135Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0343135Y2 JPH0343135Y2 JP9078687U JP9078687U JPH0343135Y2 JP H0343135 Y2 JPH0343135 Y2 JP H0343135Y2 JP 9078687 U JP9078687 U JP 9078687U JP 9078687 U JP9078687 U JP 9078687U JP H0343135 Y2 JPH0343135 Y2 JP H0343135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking piece
- plate
- fixed
- bending line
- ears
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 13
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 3
- 102100023170 Nuclear receptor subfamily 1 group D member 1 Human genes 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cartons (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は板状体を折曲げ線に沿つて箱形に折曲
げ、この折曲げ端を固定して組立てる容器に関す
る。
げ、この折曲げ端を固定して組立てる容器に関す
る。
(従来の技術)
上記容器は、一次包装された製品を外装する時
等に一般に使用されているものであるが、従来、
例えば実公昭50−36015号として、板状体の一方
の一端に沿つて外方に飛出した多数の固定耳が形
成され、これらの固定耳の各々は横方向に少なく
とも一つの固定端を有し、上記板状体の他方中に
は、上記固定耳と係合する多数の固定溝が形成さ
れ、板状体を折曲げ線に沿つて折曲げるととも
に、上記固定耳を上記固定溝の差込むことにより
箱形の容器を組立てるようにしたものが提案され
ている。
等に一般に使用されているものであるが、従来、
例えば実公昭50−36015号として、板状体の一方
の一端に沿つて外方に飛出した多数の固定耳が形
成され、これらの固定耳の各々は横方向に少なく
とも一つの固定端を有し、上記板状体の他方中に
は、上記固定耳と係合する多数の固定溝が形成さ
れ、板状体を折曲げ線に沿つて折曲げるととも
に、上記固定耳を上記固定溝の差込むことにより
箱形の容器を組立てるようにしたものが提案され
ている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記実公昭50−36015号公報に
記載されたものは、堅固にして外観が美しく、し
かも結合操作に要する運動を単純化し得るといつ
た当初の目的を達成し得るものの、通常一種類の
被包装物にしか適応することができないばかりで
なく、被包装物の大きさにばらつきがある場合
に、箱体自体にがたが殆どないため、これに対応
することができないという問題点があることが分
つた。
記載されたものは、堅固にして外観が美しく、し
かも結合操作に要する運動を単純化し得るといつ
た当初の目的を達成し得るものの、通常一種類の
被包装物にしか適応することができないばかりで
なく、被包装物の大きさにばらつきがある場合
に、箱体自体にがたが殆どないため、これに対応
することができないという問題点があることが分
つた。
本考案は上記に鑑み、複数種類の被包装物に適
応することができ、しかも箱体自体にがたを持た
せて被包装物のある程度のばらつきにも対応する
ようにすることができるものを提供することを目
的とする。
応することができ、しかも箱体自体にがたを持た
せて被包装物のある程度のばらつきにも対応する
ようにすることができるものを提供することを目
的とする。
(問題点を解決するこめの手段)
本考案は上記目的を達成するため、板状体を折
曲げ線に沿つて箱形に折曲げるとともに、この折
曲げ端に突設した固定耳を板状体内部に形成した
係合溝の中に差込んで組立てる容器において、上
記固定耳に外方に広がる第1係止片と第2係止片
とをその高さ方向に連続して形成したものであ
る。
曲げ線に沿つて箱形に折曲げるとともに、この折
曲げ端に突設した固定耳を板状体内部に形成した
係合溝の中に差込んで組立てる容器において、上
記固定耳に外方に広がる第1係止片と第2係止片
とをその高さ方向に連続して形成したものであ
る。
(作 用)
而して、固定耳に外方に広がる第1係止片と第
2係片止とをその高さ方向に連続して形成するこ
とにより、第1係止片と係合溝との結合、及び第
2係止片と係合溝の結合の2段階の結合を可能と
して複数種類の被包装物に適応可能とするととも
に、第2係止片と係合溝の結合を堅固、即ちここ
が外れても第1係止片と結合させることにより、
固定耳が容易に抜けてしまうことがないようし
て、この固定耳の高さにある程度のゆとりを持た
せることにより箱体自体にある程度のがたを持た
せ、これによりある程度の被包装物のばらつきに
も対処できるようにしたものである。
2係片止とをその高さ方向に連続して形成するこ
とにより、第1係止片と係合溝との結合、及び第
2係止片と係合溝の結合の2段階の結合を可能と
して複数種類の被包装物に適応可能とするととも
に、第2係止片と係合溝の結合を堅固、即ちここ
が外れても第1係止片と結合させることにより、
固定耳が容易に抜けてしまうことがないようし
て、この固定耳の高さにある程度のゆとりを持た
せることにより箱体自体にある程度のがたを持た
せ、これによりある程度の被包装物のばらつきに
も対処できるようにしたものである。
(実施例)
図面は本考案の一実施例を示し、同図において
1は厚紙等の可撓性を有する材料で所定の形状に
成形された板状体で、この板状体1はこれを折曲
げて箱形とした時に上面を形成する上面部2と、
下面を形成する下面部3と、一側面を形成する側
面部4及び板状体の側端に位置し互いに重合して
他側面を形成する重ね合せ部5,6とから主に構
成され、更にこの板状体1の上下の中央には端部
7,8が一体に連接されている。
1は厚紙等の可撓性を有する材料で所定の形状に
成形された板状体で、この板状体1はこれを折曲
げて箱形とした時に上面を形成する上面部2と、
下面を形成する下面部3と、一側面を形成する側
面部4及び板状体の側端に位置し互いに重合して
他側面を形成する重ね合せ部5,6とから主に構
成され、更にこの板状体1の上下の中央には端部
7,8が一体に連接されている。
上記上面部2と側面部4との間には折曲げ線9
が、下面部3と側面部4との間には折曲げ線10
が、上面部2とこれに連続した一方の重ね合せ部
5には折曲げ線11が、下面部3とこれに連続し
た他方の重ね合せ部6には折曲げ線12が、更に
端部7,8の基端部には折曲げ線13,14が
夫々形成され、これらの折曲げ線9,10,1
1,12に沿つて板状体1を折曲げることにより
箱形を構成し、更に折曲げ線13,14に沿つて
折曲げることにより箱形の両端を閉塞するよう構
成されている。
が、下面部3と側面部4との間には折曲げ線10
が、上面部2とこれに連続した一方の重ね合せ部
5には折曲げ線11が、下面部3とこれに連続し
た他方の重ね合せ部6には折曲げ線12が、更に
端部7,8の基端部には折曲げ線13,14が
夫々形成され、これらの折曲げ線9,10,1
1,12に沿つて板状体1を折曲げることにより
箱形を構成し、更に折曲げ線13,14に沿つて
折曲げることにより箱形の両端を閉塞するよう構
成されている。
また、上記上面部2には、切込み15により区
画された切除部16が形成され、この切除部16
を切込み15に沿つて切離すことによつて、この
上面部2を開放できるよう構成されている。
画された切除部16が形成され、この切除部16
を切込み15に沿つて切離すことによつて、この
上面部2を開放できるよう構成されている。
上記下面部3に連続した一方の重ね合せ部6の
側端、即ち折曲げ端には外方に突出して複数の固
定耳17,17…が、また上面部2に連続した他
方の重ね合せ部5には、上記折曲げ線9,10,
11,12に沿つて板状体1を折曲げた時に、こ
の固定耳17,17…に対応する位置に係合溝1
8,18…が折曲げ線19に沿つて折曲げ可能に
連続して形成されている。
側端、即ち折曲げ端には外方に突出して複数の固
定耳17,17…が、また上面部2に連続した他
方の重ね合せ部5には、上記折曲げ線9,10,
11,12に沿つて板状体1を折曲げた時に、こ
の固定耳17,17…に対応する位置に係合溝1
8,18…が折曲げ線19に沿つて折曲げ可能に
連続して形成されている。
そして、この係合溝18,18…に固定耳1
7,17…を夫々差込んで、固定耳17,17…
を係合溝18,18…に係止させることにより、
箱形の組立てを行うのであるが、この各固定耳1
7には以下のような構成が備えられている。
7,17…を夫々差込んで、固定耳17,17…
を係合溝18,18…に係止させることにより、
箱形の組立てを行うのであるが、この各固定耳1
7には以下のような構成が備えられている。
即ち、各固定耳17には、外方に広がる第1係
止片17aと第2係止片17bがその高さ方向に
連続して形成されている。
止片17aと第2係止片17bがその高さ方向に
連続して形成されている。
この第1係止片17aと第2係止片17bは、
中央に位置する固定耳17には左右一対形成され
ているが、左右に位置する固定耳17には外側の
一ケ所に形成され、これにより両者を結合した時
に左右のがたが生じ難くなるよう構成されてい
る。
中央に位置する固定耳17には左右一対形成され
ているが、左右に位置する固定耳17には外側の
一ケ所に形成され、これにより両者を結合した時
に左右のがたが生じ難くなるよう構成されてい
る。
このように各固定耳17に外方に広がる第1係
止片17aと第2係止片17bとをそのその高さ
方向に連続して形成することにより、第1係止片
17aと係合溝18との結合、及び第2係止片1
7bと係合溝18の結合の2段階の結合を可能と
して複数種類の被包装物に適応可能とするととも
に、第2係止片17bと係合溝18の結合を堅
固、即ちここが外れても係合溝18を第1係止片
17aと結合させることにより、固定耳17が容
易に抜けてしまうことがないようにして、この固
定耳17の第2係止片17bまでの高さhにある
程度のゆとりを持たせ、これによりある程度のが
たを持たせて被包装物のある程度のばらつきに対
処できるようにしたのである。
止片17aと第2係止片17bとをそのその高さ
方向に連続して形成することにより、第1係止片
17aと係合溝18との結合、及び第2係止片1
7bと係合溝18の結合の2段階の結合を可能と
して複数種類の被包装物に適応可能とするととも
に、第2係止片17bと係合溝18の結合を堅
固、即ちここが外れても係合溝18を第1係止片
17aと結合させることにより、固定耳17が容
易に抜けてしまうことがないようにして、この固
定耳17の第2係止片17bまでの高さhにある
程度のゆとりを持たせ、これによりある程度のが
たを持たせて被包装物のある程度のばらつきに対
処できるようにしたのである。
(考案の効果)
本考案は上記のような構成であるので、複数種
類の被放送物の包装に適応することができるばか
りでなく、被包装物にある程度のばらつきがあつ
ても、箱体自体に抜けを防止しつつある程度のが
たを持たせるようにすることができるので、この
ばらつきを吸収してこれを確実に包装するように
することができるといつた効果がある。
類の被放送物の包装に適応することができるばか
りでなく、被包装物にある程度のばらつきがあつ
ても、箱体自体に抜けを防止しつつある程度のが
たを持たせるようにすることができるので、この
ばらつきを吸収してこれを確実に包装するように
することができるといつた効果がある。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は展開
図、第2図は組立てた状態で固定耳を一部露出さ
せた状態を示す斜視図、第3図は固定耳を係合溝
に係合させる際の状態を示す要部拡大斜視図であ
る。 1……板状体、2……上面部、3……下面部、
4……側面部、5,6……重ね合せ部、9,1
0,11,12,13,14……折曲げ線、17
……固定耳、17a……同第1係止片、17b…
…同第2係止片、18……係合溝。
図、第2図は組立てた状態で固定耳を一部露出さ
せた状態を示す斜視図、第3図は固定耳を係合溝
に係合させる際の状態を示す要部拡大斜視図であ
る。 1……板状体、2……上面部、3……下面部、
4……側面部、5,6……重ね合せ部、9,1
0,11,12,13,14……折曲げ線、17
……固定耳、17a……同第1係止片、17b…
…同第2係止片、18……係合溝。
Claims (1)
- 板状体を折曲げ線に沿つて箱形に折曲げるとと
もに、この折曲げ端に突設した固定耳を板状体内
部に形成した係合溝の中に差込んで組立てる容器
において、上記固定耳に外方に広がる第1係合片
と第2係合片とをその高さ方向に連続して形成し
たことを特徴とする容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9078687U JPH0343135Y2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9078687U JPH0343135Y2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63199920U JPS63199920U (ja) | 1988-12-22 |
JPH0343135Y2 true JPH0343135Y2 (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=30950971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9078687U Expired JPH0343135Y2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0343135Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5420089B1 (ja) * | 2013-01-10 | 2014-02-19 | 株式会社エルティ流通センター | 梱包箱 |
-
1987
- 1987-06-15 JP JP9078687U patent/JPH0343135Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63199920U (ja) | 1988-12-22 |
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