JPH0616227U - 展示包装箱 - Google Patents

展示包装箱

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JPH0616227U
JPH0616227U JP5933292U JP5933292U JPH0616227U JP H0616227 U JPH0616227 U JP H0616227U JP 5933292 U JP5933292 U JP 5933292U JP 5933292 U JP5933292 U JP 5933292U JP H0616227 U JPH0616227 U JP H0616227U
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JP
Japan
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piece
plate
main plate
plates
bottom plate
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Pending
Application number
JP5933292U
Other languages
English (en)
Inventor
亜貴子 真新
Original Assignee
大日本紙業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大日本紙業株式会社 filed Critical 大日本紙業株式会社
Priority to JP5933292U priority Critical patent/JPH0616227U/ja
Publication of JPH0616227U publication Critical patent/JPH0616227U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 接着剤を用いずに組み立てられ、且つ収納物
を下部開方口から順次に取り出すことができ、外観上も
美麗で可憐な趣きの展示包装箱を提供する。 【構成】 掛下げ用の透孔4をもつ主板Aの両側にそれ
ぞれ側板F及び前板Gを連設し、各側板の下端には相互
に係合可能で且つ組立時にやや傾斜起上する内底板17
を延設し、前記主板の下端に外底板B、折返片C、傾斜
片D、係止片Eをこの順に連設し、係合させた両側の内
底板を外底板と折返片で挾着して傾斜片を前記主板に当
接させ、傾斜片先端の係止片の端縁を主板に設けた抑え
片13の下側に、且つ傾斜片に切欠形成した突片を主板
下端の切欠10内にそれぞれ挿入して係止させ、各前板
に設けた連結片19の先端を係合可能な半花弁状の組合
せ片20に形成してこれを係合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、主としてチョコレート、キャンディその他の菓子類の展示包装箱に係 るものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、厚手の紙材を所要の形状に形成し、これを組み立てて用いる菓子類の展 示包装箱は、卓上載置型若しくは掛下げ型などを含めて種々提供されているが、 いずれも箱の蓋片を開いて内容物を取り出すようになっている。
【0003】 本案は、このような従来の展示包装箱に対して、掛下げ型であって接着剤を用 いることなく組み立てることができ、且つ収納物が下部開放口から順次に取り出 され、外観上も美麗で可憐な趣きを呈する菓子類の展示包装箱を提供するもので ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本案の展示包装箱は、上部に掛下げ用の透孔を有する主板の両側にそ れぞれ側板及び前板を連設し、各側板の下端には相互に係合可能で且つ組立時に やや傾斜起上する内底板を延設し、前記主板の下端に外底板、折返片、傾斜片、 係止片をこの順に連設し、係合させた両側の内底板を外底板と折返片で挾着して 傾斜片を前記主板に当接させ、傾斜片先端の係止片の端縁を主板に設けた抑え片 の下側に、且つ傾斜片に切欠形成した突片を主板下端の切欠内にそれぞれ挿入し て係止させ、各前板に設けた連結片の先端を係合可能な半花弁状の組合せ片に形 成してこれを係合させることを特徴としている。
【0005】
【作 用】
この展示包装箱は、連結板先端の半花弁状の組合せ片が箱の前面において相互 に噛み合い係合するから、両側の側板、前板が左右に離れて開くことはない。 箱の底部は、折返片に連続させた突片を主板の下端の切込みに挿入して係止さ せ、且つ傾斜片に連設した係止片の端縁を主板の抑え片の下側に挿入して2重に 係止させてあるため、容易には緩んで離れることがない。このようにして、本案 の展示包装箱は、接着剤を一切用いることなく強固に組み立てられる。 箱内の収納物は、その最下位の収納物が折返片、傾斜片によって支持されるた めにその全体が傾くことなく整然と収納され、前記半花弁状の組合せ片が噛み合 い合体してあたかも1輪の花弁のような趣きを呈し、収納物はこの組合せ片の上 下において両側の前板の間からよく視認される。この収納物は、最下位の収納物 を前板と折返片の間の開放口から取り出すことにより、順次に取り出される。
【0006】
【実施例】
図1は、本案に係る展示包装箱の一実施例を示す斜面図である。この展示包装 箱は、図2の展開図に示すように、厚手の紙材の両側に折目1を、下方に折目2 を設けて縦長い主板(A)を設定し、この主板(A)の上部は紙材を折り返して 2重にし鳩目金具3で止着するとともに、その中央に掛下げ用の透孔4を設けて ある。
【0007】 前記折目2の先には、さらに折目5,6,7を刻設して外底板(B)、折返片 (C)、傾斜片(D)、係止片(E)がこの順に設けられているが、前記傾斜片 (D)の中央位置には、折目6からコ字状の切込み8を設けて折返片(C)に連 続する突片9が形成してあり、前記折目6はこの切込み8までの部分に刻設され ている。前記折目2の中央部には、この突片9を挿入するための切込み10が設 けられ、また、折目5上の中央部分に円形切欠11が設けてあり、前記主板(A )には、これを組み立てたとき係止片(E)の端縁12を抑止する半円状の抑え 片13が切り込み形成されている。
【0008】 前記主板(A)の両側には、さらに折目14を設けて側板(F)、前板(G) をこの順に連設してあり、各側板(F)の下部は少し湾曲した凹部15に形成さ れ、折目16を介し内底板17を延設してあり、この内底板17の外側端部は半 円状に切欠18して細幅にされ、この部分に係合用の切込み18aが設けられて いる。上記において折目16は、内底板17を組み合わせたとき、主板(A)に 対してやや傾斜起上するよう傾斜して設けられている。 各前板(G)は、外側縁の中央部に連結片19を有しており、その先端はそれ ぞれ半花弁状の組合せ片20に形成され、この組合せ片20の基部に、一方は下 側から、他方は上側から噛み合せ用の切込み21をほぼ中央部分まで設け、切込 み21の先端から外側縁にかけて折目22を刻設してある。
【0009】 このように構成された箱型紙(P)は、図3に示すように、折目1から両側板 (F)を曲げ起し、両側の内底板17を折目16から内方に折曲して折目2に沿 わせ、細幅部分の切込み18aを相互に挿入して噛み合せる。 次に、外底板(B)を内側に折曲して内底板17の下側にあて、折返片(C) を内方に折り曲げて内底板17の上に重ね、傾斜片(D)を外側に折り曲げ、突 出した突片9を折目2上の切込み10に挿入して係止させる。また、主板(A) に当接させた傾斜片(D)の先端を折目7から曲げ起し、係止片(E)を主板( A)に沿わせてその端縁12を主板(A)の抑え片13の下側に挿入して係止さ せる(図5参照)。
【0010】 両側の前板(G)は折目14からそれぞれ内方に折曲し、図4に示すように、 連結片19の先端の組合せ片20の2分の1を折目22からそれぞれ外側に折り 曲げ、双方の切込み21を合致させたのち、折曲した前記部分を伸ばして平らに し、箱の前面においてこの組合せ片20を相互に噛み合わせ係合させる。
【0011】 このように組立てられた展示包装箱は、連結板19先端の半花弁状の組合せ片 20が箱の前面において相互に噛み合い係合しているため、両側の側板(F)、 前板(G)が左右に離れて開くことは防止される。 また、箱の底部は、図5に示すように、折返片(C)に連続した突片9を主板 (A)の折目2上の切込み10に挿入して係止させ、且つ傾斜片(D)に連設し た係止片(E)の端縁を主板(A)の抑え片13の下側に挿入して2重に係止さ せてあるため、容易には緩んで離れることがない。このようにして、本案の展示 包装箱は、接着剤を一切用いることなく強固に組み立てられる。
【0012】 この展示包装箱は、例えば複数個のチョコレートを上部開口部から箱内に挿入 し、掛下げ用スタンドの線材等を透孔4に挿通し、掛け下げて展示される。この 状態では、最下位の収納物(m)が折返片(C)、傾斜片(D)によって支持さ れるためにその全体が傾くことなく整然と収納され、前記半花弁状の組合せ片2 0が噛み合い合体してあたかも1輪の花弁のような趣きを呈し、収納物は組合せ 片20の上下において両側の前板(G)の間からよく視認される。 この収納物は、最下位の収納物(m)を前板(G)と折返片(C)の間の開放 口から取り出すことにより、順次に取り出される。この場合、側板(F)の下端 の湾曲凹部15と、合体して半円形となった円形切欠11の部分により、取り出 し時における指の操作が容易に行われるようになっている。
【0013】
【考案の効果】
上記のごとく、本案によれば、上部に掛下げ用の透孔を有する主板の両側にそ れぞれ側板及び前板を連設し、各側板の下端には係合可能で且つ組立時にやや傾 斜起上する内底板を延設し、前記主板の下端に外底板、折返片、傾斜片、係止片 をこの順に連設し、係合させた両側の内底板を外底板と折返片で挾着して傾斜片 を前記主板に当接させ、係止片の端縁を主板に設けた抑え片の下側に、且つ傾斜 片に切欠形成した突片を主板下端の切欠内にそれぞれ挿入して係止させるので、 箱の底部が緩んで離れることがなく、さらに、各前板に設けた連結片の先端を係 合可能な半花弁状の組合せ片に形成しこれを係合させるので、両側の側板及び前 板が左右に離間することは防止され、接着剤を一切用いることなく強固に組み立 て得る効果がある。また、箱内の収納物は最下位の収納物が折返片と傾斜片によ って支持されるために、その全体が傾くことなく整然と収納され、あたかも1輪 の花弁のような趣きを呈する組合せ片により、美麗で且つ可憐な装飾性を有する 展示包装箱が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案展示包装箱の一実施例の斜面図である。
【図2】この箱の展開図である。
【図3】底部の組立て経過を示す斜面図である。
【図4】組合せ片の組立て経過を示す斜面図である。
【図5】図1の中央縦断側面図である。
【図6】図5のX−X線の断面図である。
【符号の説明】
A…主板 B…外底板 C…折返片 D…傾斜片 E…係止片 F…側板 G…前板 4…透孔 9…突片 10…切欠 13…抑え片 17…内底板 19…連結片 20…組合せ片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に掛下げ用の透孔を有する主板の両側にそれぞれ側
    板及び前板を連設し、各側板の下端には相互に係合可能
    で且つ組立時にやや傾斜起上する内底板を延設し、前記
    主板の下端に外底板、折返片、傾斜片、係止片をこの順
    に連設し、係合させた両側の内底板を外底板と折返片で
    挾着して傾斜片を前記主板に当接させ、傾斜片先端の係
    止片の端縁を主板に設けた抑え片の下側に、且つ傾斜片
    に切欠形成した突片を主板下端の切欠内にそれぞれ挿入
    して係止させ、各前板に設けた連結片の先端を係合可能
    な半花弁状の組合せ片に形成してこれを係合させること
    を特徴とする展示包装箱。
JP5933292U 1992-08-03 1992-08-03 展示包装箱 Pending JPH0616227U (ja)

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JP5933292U JPH0616227U (ja) 1992-08-03 1992-08-03 展示包装箱

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JP5933292U JPH0616227U (ja) 1992-08-03 1992-08-03 展示包装箱

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02271200A (ja) * 1989-04-08 1990-11-06 Kawaju Bosai Kogyo Kk 圧力容器からの気体の供給装置および圧力容器の供給/充填装置
JP2012173500A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Ee R C Kk 首掛け表示具
JP2013212869A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Ryoko Sangyo Kk ケース組み立て用シート、包装ケース及び包装体

Cited By (4)

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JPH0633857B2 (ja) * 1989-04-08 1994-05-02 川重防災工業株式会社 圧力容器からの気体の供給装置および圧力容器の供給/充填装置
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