JP2547642Y2 - 包装ケース - Google Patents

包装ケース

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JP2547642Y2
JP2547642Y2 JP5459190U JP5459190U JP2547642Y2 JP 2547642 Y2 JP2547642 Y2 JP 2547642Y2 JP 5459190 U JP5459190 U JP 5459190U JP 5459190 U JP5459190 U JP 5459190U JP 2547642 Y2 JP2547642 Y2 JP 2547642Y2
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信夫 永妻
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シンポ印刷株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は複数の缶容器を一纏めにして携帯に便ならし
める包装ケースに関するものである。
「従来の技術」 種々の品物を密封する缶容器は、使用する部材の数に
より第9図に示すような3ピース缶50と、第8図に示す
ような2ピース缶40とがある。
最も多く使用される3ピース缶50は、胴部51の上下に
夫々に蓋体の周縁をかしめ付けて鰐部52を2つ有してい
る。之に対し、2ピース缶(以下、缶という)40は有底
状の胴部41の上部に蓋体の周縁をかしめ付けて鰐部42を
形成するため、缶の底部43の外径に比べて鰐部42の外径
は大きく、他の缶の底部を鰐部内に収容することができ
る。
複数の缶を一纏めにして携帯する場合、3ピース缶50
は上下に同径の鰐部52を有しているので上下に重ねにい
くいが、缶40は上方にのみ鰐部42を有しているので、缶
の底部43を他の缶の鰐部42内に収容でき、上下に重ねた
缶は左右方向に移動しなくなる(例えば、実開平1−14
4359号参照。) 「考案が解決しようとする課題」 従来の包装ケースにあっては、鰐部42を利用して缶40
を上下に重ね、且つ、上方に位置した缶を包装ケースの
上面部に設けた掛止片で掛止すると、下方の缶の鰐部が
前記缶の底部を掛止して左右方向に移動しなくなる。し
かし、車両等へ積み込む際に乱暴に取り扱うと、厚紙等
からなる包装ケースの底部が撓み、積み込み中に下方の
缶が該ケースから脱落する欠点があった。
本考案はかかる問題点に鑑み、上下に重ねた2ピース
缶を夫々包装ケースに掛止して缶の脱落を防止すること
を目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案は板材の一端に設け
た折曲片に連続して第1折目を介して第1立上部を形成
し、第1立上部の他側に第2折目を介して上面部を設
け、上面部の両端には第1折曲線を介して形成した円弧
状の掛止片を内側に折り返して缶の鰐部内に掛止するよ
うに設け、上面部の他側に第3折目を介して前記第1立
上部と対をなす第2立上部を形成し、第2立上部の他側
に第4折目を介して設けた下面部の他側に第5折目を介
して折返片を形成すると共に該第5折目の両端部寄りに
夫々孔を設け、下面部の両端には第2折曲線を介して該
下面部より短い中底片を夫々設け、各中底片の先端には
互いに掛止する係止爪を対称的に設け、前記第2折曲線
に接近して第3及び第4折曲線を設け、該中底片の端部
に設けた三角形状の掛止突部の形が崩れないように前記
折返片の側部に設けた前記孔に係止させる突片を夫々形
成して該掛止突部に官の底部を掛止させるように設けた
ケース体と、ケース体の上面部に取付ける把手片とから
なるものである。
「作用」 二段に重ねた複数の2ピース缶の内、上方の缶の鰐部
は、包装ケースの上面部に設けた掛止片で掛止され、下
方の缶の底部は中底片の端部に設けた掛止突部で掛止さ
れるため、携帯の際に包装ケースから缶が脱落すること
がない。
「実施例」 本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、厚紙、
特殊加工紙などの折曲可能な板材の一端に缶40の直径n
の3倍の長さE(E=3n)に形成した細巾の折曲片2に
連続して第1折目3を介して第1立上部4を設け、第1
立上部4の他側に設けた第2折目6を介して上面部7を
形成する。
上面部7の中央部には長手方向に細巾孔8を形成し、
且つ、上面部7の長さFは缶40の直径nの2倍の長さを
有している(F=2n)。この上面部7の両端は、前記折
曲片の両端を通る平行な直線Lの位置より缶40の半径1/
2nの長さだけ短くし、且つ、平行な直線Lと平行な第1
折曲線9とを形成する。この第1折曲線9の外方には、
先端を前記缶40の鰐部43の内径に合致するように略円弧
状に形成した掛止片10を夫々設けてある。
上面部7の他側に、第3折目11を介して前記第1立上
部4と対をなす第2立上部12を形成し、さらに、第4折
目13を介して下面部14を設ける。また、下面部14の他側
に第5折目15を介して折返片16を形成し、且つ、第5折
目15の両端寄りの部分に孔17を夫々設けてある。
下面部14の両端に設けた第2折曲線18は、前記直線L
上に位置し、第2折曲線18の外方には中底片20を形成し
てある。中底片20の基部に設けた第2折曲線18に接近さ
せて略三角形状の掛止突部25を形成するため、第3、4
折曲線21、22を夫々設け、第2折曲線18と第3折曲線21
との間に細巾の外面部26を形成してある。また、第3折
曲線21と第4折曲線22との間には細巾の内面部27を設
け、さらに、先端には互いに係合する係止爪24を対称的
に設けてある。各中底片20の側部には前記孔17に係止す
る突片26を夫々形成してケース体1を形成してある。
第3図において、把手部31について説明すると、折線
32を介して対称的に形成した把手片33に、手を挿通する
挿通孔34を夫々形成し、折目36を介してやや長くした掛
止板35を形成する。把手片33の長さは、前記上面部7に
設けた細巾孔8と略等しく形成し、該細巾孔8内には折
線32から二折した把手片33を、該上面部17の下面から挿
通して包装ケース37を組立てるが、把手片33を上面部7
に接着して一体に形成しても良い。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、両中底片20を第2折曲線18から折り返し、次い
で、外面部27と内面部28とで山形を形成するように第
3、4折曲線21、22を折曲げて掛止突部25を設けてあ
る。両中底片20の側部に設けた突片26を孔17に掛止し、
各係止爪を連結して中底片20と下面部14を二重にして底
部を補強する。さらに、二折りした把手片33を上面部7
の細巾孔8に挿入して取付け、折曲片2の第1折目3と
折返片16の第5折目15を合致させて、該折曲片2の端部
を下面部14の下面に接着剤、接着テープなどで固着す
る。
次いで、中底片20上に互いの隣接させながら複数の缶
40を載置させると、第4図に示す如く、缶の底部は中底
片20の端部に設けた三角形状をした掛止突部25に掛止さ
れて外方に移動することが出来ない。
また、上面部7に連続して設けた掛止片10を第1折目
3から内側に折曲げた状態で、前記缶の部42内に収容さ
せて缶を重ねると、該掛止片10は其自身の有する弾性に
より下方に下がり鰐部内に進入して掛止する。この場
合、第1折目3は缶の略直径上に位置している。
第1、2立上部4、12の両側部分は開口しているの
で、缶の胴部に接着したレッテルを確認することができ
るが、若し、文字が裏側に位置する場合は、該缶を回転
させれば容易に確認することができる。
包装ケース37に収容した缶40を持ち運ぶには、把手片
33を持てば携帯に便利であるし、第1、2立上部4、12
の表面に宣伝文句を印刷してあれば、包装ケースごと店
先に陳列することもできるし、さらに、この包装ケース
毎ダンボール箱に収容することもできるものである。
「考案の効果」 本考案は、以下のような効果を有するものである。
ケース体の上面部の両端に設けた円弧状の掛止片を
内側に折返して缶の鰐部内に掛止し、また、中底片の端
部に夫々設けた掛止突部に缶の底部を掛止したので、包
装ケースから缶が脱落することがない利点を有する。
包装ケースの底部は、下面部と中底片とで二重に形
成し、中底片と下面部とがずれないため該中底片の端部
に設けた三角形状の掛止突部の形が崩れることがなく、
強度を有している。
包装ケースに複数の缶を包んだまま店先に陳列で
き、また、該包装ケースごとダンボール箱内に収容でき
るので、運搬が極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は展開した
ケース本体の平面図、第2図は中底片を折返して組合わ
せた状態の同展開したケース本体の平面図、第3図は展
開した把手部の平面図、第4図は複数の缶をケース本体
で包装した状態の縦断面図、第5図は同正面図、第6図
は掛止片と缶の鰐部の掛止状態と、缶の底部と中底部の
掛止状態を示す一部破断した平面図、第7図は掛止片と
缶の鰐部の掛止関係を示した一部破断した平面図、第8
図は2ピース缶の正面図、第9図は3ピース缶の正面図
である。 1……ケース体、2……折曲片、3、6、11、13、15…
…折目、4、12……立上部、7……上面部、9、18、2
1、22……折曲線、10……掛止片、14……下面部、16…
…折返片、17……孔、20……中底片、24……係止爪、25
……掛止突部、26……突片、31……把手部、33……把手
片、37……包装ケース、40……缶。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板材の一端に設けた折曲片に連続して第1
    折目を介して第1立上部を形成し、第1立上部の他側に
    第2折目を介して上面部を設け、上面部の両端には第1
    折曲線を介して形成した円弧状の掛止片を内側に折り返
    して缶の鰐部内に掛止するように設け、上面部の他側に
    第3折目を介して前記第1立上部と対をなす第2立上部
    を形成し、第2立上部の他側に第4折目を介して設けた
    下面部の他側に第5折目を介して折返片を形成すると共
    に該第5折目の両端部寄りに夫々孔を設け、下面部の両
    端には第2折曲線を介して該下面部より短い中底片を夫
    々設け、各中底片の先端には互いに掛止する係止爪を対
    称的に設け、前記第2折曲線に接近して第3及び4折曲
    線を設け、該中底片の端部に設けた三角形状の掛止突部
    の形が崩れないように前記折返片の側部に設けた前記孔
    に係止させる突片を夫々形成して該掛止突部に缶の底部
    を掛止させるように設けたケース体と、ケース体の上面
    部に取付ける把手片とからなる包装ケース。
JP5459190U 1990-05-28 1990-05-28 包装ケース Expired - Lifetime JP2547642Y2 (ja)

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