JP5270386B2 - 家具 - Google Patents

家具 Download PDF

Info

Publication number
JP5270386B2
JP5270386B2 JP2009009021A JP2009009021A JP5270386B2 JP 5270386 B2 JP5270386 B2 JP 5270386B2 JP 2009009021 A JP2009009021 A JP 2009009021A JP 2009009021 A JP2009009021 A JP 2009009021A JP 5270386 B2 JP5270386 B2 JP 5270386B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
panels
connector
hollow
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009009021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010110611A (ja
Inventor
幸男 北橋
秀之 越後
研吾 隈
順二 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KENGO KUMA AND ASSOCIATES
Sankyo Tateyama Inc
Original Assignee
KENGO KUMA AND ASSOCIATES
Sankyo Tateyama Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KENGO KUMA AND ASSOCIATES, Sankyo Tateyama Inc filed Critical KENGO KUMA AND ASSOCIATES
Priority to JP2009009021A priority Critical patent/JP5270386B2/ja
Publication of JP2010110611A publication Critical patent/JP2010110611A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5270386B2 publication Critical patent/JP5270386B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Assembled Shelves (AREA)

Description

本発明は、パネルを連結具を介して連結して様々な形態に組み立てできるラック、ベンチ等の家具に関する。
特許文献1〜3には、板材を直角に連結して収納家具を構成する連結具が開示されている。これらの連結具を使用して組み立てられる収納家具は、正面から見て正方形が上下左右に並ぶ形になる。このような収納家具は、横方向から力が加わると各正方形が平行四辺形に歪み、変形しやすいものであった。また、正方形が上下左右に並ぶ直線的な形態にしか構成できず、形態のバリエーションやデザイン性が乏しかった。
意匠登録第970293号公報 意匠登録第970295号公報 意匠登録第970296号公報
本発明は以上に述べた実情に鑑み、強度が高く、且つ形態のバリエーションやデザイン性の優れた家具の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による家具は、複数のパネルと、パネルの幅方向の端部同士を連結する複数の連結具とを備え、パネルは、同一断面形状の一の中空押出パネルと他の中空押出パネルを、他の中空押出パネルを一の中空押出パネルと表裏逆にして幅方向に連結したものであり、一の中空押出パネルの一端部及び他の中空押出パネルの他端部に連結具との係合部を有し、一の中空押出パネルの他端部及び他の中空押出パネルの一端部に形成した連結部同士を長手方向から係合し、連結部同士間に形成された空間に固定具を挿入して長手方向にずれないように連結してあり、連結具は、押出成形により形成したものであって、複数の被係合部を有し、パネルの係合部を連結具の被係合部に長手方向に沿って係合し、3枚のパネルを連結具を介して三角形に連結した部分を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明による家具は、複数のパネルと、パネルの幅方向の端部同士を連結する複数の連結具とを備え、パネルは、同一断面形状の2枚の中空押出パネルを表裏を逆にした状態で幅方向に連結して構成したものであって、中空押出パネルは、幅方向の一端部に連結具との係合部を有し、他端部に中空押出パネル同士の連結部を有し、連結部は、パネルの表側の壁と裏側の壁のうちの一方の壁のみがパネルの幅方向に突出しているとともに、パネルの幅方向に間隔をおいて且つパネルの厚み方向に段違い状に配置した複数の係合爪を有し、表裏を逆にした2枚の中空押出パネルの係合爪を長手方向から互いに係合して中空押出パネル同士を連結してあり、連結具は、押出成形により形成したものであって、複数の被係合部を有し、パネルの係合部を連結具の被係合部に長手方向に沿って係合し、3枚のパネルを連結具を介して三角形に連結した部分を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明による家具は、複数のパネルと、パネルの幅方向の端部同士を連結する複数の連結具とを備え、パネルは、押出成形により形成したものであって、幅方向の端部に係合部を長手方向に沿って有し、連結具は、押出成形により形成したものであって、複数の被係合部を有し、パネルの係合部を連結具の被係合部に長手方向に沿って係合し、3枚のパネルを連結具を介して三角形に連結した部分を有し、パネルの係合部は、奥側が広くなった係合溝となっており、係合溝の底面に凹溝が長手方向に沿って形成してあり、連結具の被係合部は、係合溝と嵌合する突条となっており、突条の先端面に凹溝が長手方向に沿って形成してあり、パネル側の凹溝と連結具側の凹溝との間に固定具を挿入し、パネルと連結具とが長手方向に相互にずれないように固定していることを特徴とする。
請求項4記載の発明による家具は、複数のパネルと、パネルの幅方向の端部同士を連結する複数の連結具とを備え、パネルは、押出成形により形成したものであって、幅方向の端部に係合部を長手方向に沿って有し、連結具は、押出成形により形成したものであって、複数の被係合部を有し、パネルの係合部を連結具の被係合部に長手方向に沿って係合し、3枚のパネルを連結具を介して三角形に連結した部分を有し、パネルの係合部と連結具の被係合部との間の空間に固定具を挿入し、パネルと連結具とが長手方向に相互にずれるのを防止してあり、固定具は、長さの異なる2本の足部を有する略U字状であって、開放端側から挿入するものであり、挿入前の幅寸法がパネルの係合部と連結具の被係合部との間の空間よりも大きいことを特徴とする。
請求項5記載の発明による家具は、請求項1又は2記載の発明の構成に加え、連結部は、一方の壁よりパネル内側に突出し、連結する相手側の中空押出パネルの一方の壁の裏面に当接する当接部を有していることを特徴とする。
請求項6記載の発明による家具は、請求項1,2又は5記載の発明の構成に加え、連結部は、一方の壁よりパネル内側に突出した短い係合爪と長い係合爪とを有し、一方の中空押出パネルの短い係合爪と他方の中空押出パネルの長い係合爪とを係合し、一方の中空押出パネルの長い係合爪と他方の中空押出パネルの短い係合爪とを係合しており、一方の中空押出パネルの長い係合爪と他方の中空押出パネルの長い係合爪との間に固定具を挿入し、中空押出パネル同士が長手方向に相互にずれないように固定していることを特徴とする。
請求項1記載の発明による家具は、パネルを連結具を介して三角形に連結することで、横方向からの力が加わっても変形し難い強度の高いものとなり、また見た目にも斬新でデザイン性の優れたものとなる。さらに本発明の家具は、三角形の部分を組合わせることにより様々な形態とすることができる。また本発明の家具は、パネルの係合部を連結具の被係合部に長手方向に沿って係合することで容易に組立てることができる。パネルと連結具をいずれも押出成形により形成したので、パネルと連結具を適宜長さに切断するだけで容易に製作できる。
さらに本発明の家具は、同一断面形状の一の中空押出パネルと他の中空押出パネルを、他の中空押出パネルを一の中空押出パネルと表裏逆にして幅方向に連結することで、押出成形により形成されるパネルの幅を大きくすることができ、また一種類の中空押出パネルのみを製作すればよいためコストを削減できる。さらに、一の中空押出パネルの他端部及び他の中空押出パネルの一端部に形成した連結部同士を長手方向から係合し、連結部同士間に形成された空間に固定具を挿入して長手方向にずれないように連結したので、中空押出パネル同士を簡単に連結でき、しかも中空押出パネルが長手方向にずれないように連結できる。
請求項2記載の発明による家具は、各パネルを同一断面形状の2枚の中空押出パネルを表裏を逆にした状態で幅方向に連結して構成することで、押出成形により形成されるパネルの幅を大きくすることができ、また一種類の中空押出パネルのみを製作すればよいためコストを削減できる。さらに中空押出パネル同士の連結部は、パネルの表側の壁と裏側の壁のうちの一方の壁のみがパネルの幅方向に突出しているとともに、パネルの幅方向に間隔をおいて且つパネルの厚み方向に段違い状に配置した複数の係合爪を有し、表裏を逆にした2枚の中空押出パネルの係合爪を長手方向から互いに係合して中空押出パネル同士を連結してあるので、2枚の中空押出パネルを連結部でパネルの幅方向や厚み方向にずれたり、連結部で折れ曲がったりすることがないように確実に連結できる。
請求項3記載の発明による家具は、パネル側の凹溝と連結具側の凹溝との間に固定具を挿入したことで、パネルと連結具とが長手方向に相互にずれることがなく、パネルと連結具とを簡易且つ確実に固定できる
請求項4記載の発明による家具は、パネルと連結具とを固定する固定具を、長さの異なる2本の足部を有する略U字状で、挿入前の幅寸法がパネルの係合部と連結具の被係合部との間の空間よりも大きいものとしてあり、この固定具は長い方の足部のみを先に前記空間に挿入し、開放端側の幅を狭めるように変形させながら押し込むことで、狭い空間へも容易に挿入でき、挿入すると固定具は幅が狭まるように弾性変形して空間内で突っ張るため、パネルと連結具とが長手方向に相互にずれるのを防止できる。また、先の尖った工具等を固定具のU字状に曲がった部分に引っ掛けることで、固定具を引き抜くのも容易である
さらに請求項5記載の発明による家具は、当接部により中空押出パネルが連結部でパネル厚み方向にずれたり折れ曲がったりするのを規制し、中空押出パネルの連結強度を一層高められる
さらに請求項6記載の発明による家具は、中空押出パネル同士の連結部は、一方の壁よりパネル内側に突出した短い係合爪と長い係合爪とを有し、一方の中空押出パネルの短い係合爪と他方の中空押出パネルの長い係合爪とを係合し、一方の中空押出パネルの長い係合爪と他方の中空押出パネルの短い係合爪とを係合しており、一方の中空押出パネルの長い係合爪と他方の中空押出パネルの長い係合爪との間に固定具を挿入し、中空押出パネル同士が長手方向に相互にずれないように固定しているため、連結した2枚の中空押出パネルが長手方向に相互にずれることがなく、中空押出パネル同士を簡易且つ確実に固定できる
図2(a)の一部を拡大した正面図である。 ラックとして用いられる家具の一実施形態を示しており、(a)は正面図、(b)は側面図である。 中空押出パネルの断面図である。 中空押出パネルの連結手順を示す斜視図である。 中空押出パネルの連結状態を示す断面図である。 (a)はパネルを2枚連結するのに用いられる連結具の断面図であり、(b)はパネルを3枚連結するのに用いられる連結具の断面図であり、(c)はパネルを4枚連結するのに用いられる連結具の断面図であり、(d)はパネルを5枚連結するのに用いられる連結具の断面図であり、(e)はパネルを6枚連結するのに用いられる連結具の断面図である。 パネルと連結具との連結手順を示す斜視図である。 連結具の使用状態の他の例を示す正面図である。 本発明の家具(ラック)の形態のバリエーションの一例を示す正面図である。 ベンチとして用いられる家具の一実施形態を示しており、(a)は正面図、(b)は底面図である。 パネルと連結具とを固定する固定具の他の実施形態を示す斜視図であって、(a)は固定具を挿入する前の状態、(b)は固定具を挿入するときの状態を示している。 (c)は固定具を完全に挿入した状態、(b)は固定具を引き抜くときの状態を示している。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図2は本発明の家具の一実施形態を示す正面図と側面図であり、図1はその一部を拡大して示す正面図である。本実施形態は、店舗等において物品を収納して展示するラックとして用いられるものであり、図2(a)に示すように、多数のパネル1を連結具2a,2b,2c,2d,2eを介して正三角形19が組み合わさったトラス状の配置で連結して構成してある。パネル1は、幅Wが400mm、長さLが600mmとなっている。
パネル1は、図1に示すように、同一断面形状のアルミニウム合金製の2枚の中空押出パネル3a,3bを、表裏を逆にした状態で幅方向に連結して構成してある。中空押出パネル3a,3bは、図3に示すように、幅方向の一端部に連結具2a,2b,2c,2d,2eとの係合溝4を有し、他端部に中空押出パネル同士の連結部5を有している。連結具との係合溝4は、奥側が広くなった台形溝となっており、その溝底面に半円形の凹溝6aが形成してある。連結部5は、パネルの表側の壁と裏側の壁のうちの一方の壁7aのみがパネルの幅方向に突出しているとともに、4つの鉤状の係合爪8a,8b,8c,8dがパネルの幅方向に間隔をおいて且つパネルの厚み方向に段違い状に交互に配置してある。1番目の係合爪8aは、他方の壁7bの端部を下向き曲げた形になっており、2番目の係合爪8bは、一方の壁7aからパネル内側に突出する短いものとなっており、3番目の係合爪は一方の壁7aからパネル内側に突出する長いものとなっており、4番目の係合爪8dは一方の壁7a側に寄った位置に設けてある。4番目の係合爪8dの根元部には、連結される相手側の中空押出パネル3bの一方の壁7aの裏面に当接する突片9が設けてある。
パネル1は、図4(a)に示すように、表裏を逆にした2枚の中空押出パネル3a,3bの係合爪8a,8b,8c,8dを長手方向に沿って互いに係合させた後、図4(b)に示すように、一方の中空押出パネル3aの係合爪8cと他方の中空押出パネル3bの係合爪8cとの間に丸棒状の固定具10を挿入して、中空押出パネル3,3が長手方向に相互にずれないように固定して構成される。固定具10は、挿入しやすいように先端部にテーパー部10aを設けてある。図5は、中空押出パネル3,3の連結部を拡大した断面図であり、このようにパネルの幅方向に間隔をおいて且つパネルの厚み方向に段違い状に交互に配置した4つの係合爪8a,8b,8c,8dを互いに係合させていることで、連結した2枚の中空押出パネル3a,3bを連結部5でパネルの幅方向や厚み方向にずれたり、連結部5で折れ曲がったりすることがないように確実に連結できる。さらに、突片9が連結する相手側の中空押出パネルの一方の壁7aの裏面に当接することにより、中空押出パネル3a,3bが連結部5でパネルの幅方向にずれたり折れ曲がったりすることが規制されるため、連結強度を高めている。さらに係合爪8c,8c間に固定具10を打ち込むことで、中空押出パネル3,3の端部を互いに突き合わせる方向に力20が作用するため、中空押出パネル3a,3b同士を簡易且つ確実に固定できる。
連結具2a,2b,2c,2d,2eは、アルミニウム合金の中空押出形材よりなり、図6(a)〜(e)に示す5種類の断面形状のものを、使用する箇所によって使い分けている。図6(a)は、2枚のパネル1を連結する連結具2aを示しており、パネル1の幅方向の端面が当接するパネル当接面11が120°開いた形で2面形成されると共に、60°の出隅部12を有する形に筒状部13が設けられ、筒状部13の各パネル当接面11に直角になるように、パネルの係合溝4と嵌合する突条14が60°の角度間隔をあけて2つ形成してある。図6(b)は、3枚のパネル1を連結する連結具2bを示しており、パネル1の幅方向の端面が当接するパネル当接面11が120°ずつ開いた形で3面形成されると共に、120°の出隅部12を有する5角形に筒状部13が設けられ、筒状部13の各パネル当接面11に直角になるように、パネルの係合溝4と嵌合する突条14が60°の角度間隔をあけて3つ形成してある。図6(c)は、4枚のパネル1を連結する連結具2cを示しており、パネル1の幅方向の端面が当接するパネル当接面11が120°ずつ開いた形で4面形成された5角形に筒状部13が設けられ、筒状部13の各パネル当接面11に直角になるように、パネルの係合溝4と嵌合する突条14が60°の角度間隔をあけて4つ形成してある。図6(d)は、5枚のパネル1を連結する連結具2dを示しており、パネル1の幅方向の端面が当接するパネル当接面11が120°ずつ開いた形で5面形成されると共に、120°の入隅部15を有する形に筒状部13が設けられ、筒状部13の各パネル当接面11に直角になるように、パネルの係合溝4と嵌合する突条14が60°の角度間隔をあけて5つ形成してある。図6(e)は、6枚のパネル1を連結する連結具2eを示しており、パネル1の幅方向の端面が当接するパネル当接面11が120°ずつ開いた形で6面形成された正六角形に筒状部13が設けられ、筒状部13の各パネル当接面11に直角になるように、パネルの係合溝4と嵌合する突条14が60°の角度間隔をあけて6つ形成してある。各突条14の先端面には、半円形の凹溝6bが形成してある。
パネル1と連結具2a,2b,2c,2d,2eとは、図7(a)に示すように、パネル1の係合溝4と連結具2a,2b,2c,2d,2eの突条14とを長手方向に沿って係合させた後、図7(b)に示すように、パネル側の凹溝6aと連結具側の凹溝6bとが合わさって形成される穴16に止めネジ17をねじ込むことにより、長手方向に相互にずれないように固定される。
連結具2a,2b,2c,2d,2eは、必ずしもパネル1の連結数に応じて図7(a)〜(e)の5種類の連結具2a,2b,2c,2d,2eを厳密に使い分ける必要はなく、例えば図8に示すように、2枚のパネル1を連結する箇所に、突条14を4つ有する連結具2cを使用することもできる。このようにすれば連結具2a,2b,2c,2d,2eの種類を減らすことができるし、また余っている突条14を利用して後からパネル1を追加で連結することができる。
図9(a)〜(e)は、本発明の家具(ラック)の形態のバリエーションの一例を示している。このように本発明の家具は、正三角形19の基本要素を上下方向や左右方向に任意数組合わせて、多種多様の形態に構築できる。これらの家具は、パネル1を正三角形19が連なるトラス状の配置で連結してあることで、横方向からの力が加わっても変形し難く、またパネル1上に重いものを載せても荷重が分散するので、強度の高い頑丈なものとなる。
図10は、本発明の家具をベンチとして利用する場合の例を示している。この場合には、パネル1を縦向きの姿勢で連結具2a,2b,2c,2d,2eを介して平面的に連結した上で、上面に座板18を載せて構成される。座板18は、一体的なものでもよいし、正三角形19毎に分割されたものであってもよい。ベンチとして利用する場合でも、ラックの場合と同様に、平面視で図9(a)〜(e)に示すような様々な形態に組み立てることができる。
図11−1,図11−2は、パネル1と連結具2a,2b,2c,2d,2eとを固定する固定具23の他の実施形態を示している。この固定具23は、図11−1(a)に示すように、針金をU字状に曲げて形成したものであり、2本の足部21a,21bの長さを違わせてあると共に、挿入前の幅寸法Wがパネル側の凹溝6aと連結具側の凹溝6bとが合わさって形成される穴16の大きさよりも大きいものとなっている。
この固定具23は、図11−1(b)に示すように、長い方の足部21aのみを先に穴16に挿入して引っ掛け、開放端側を狭めるように変形させながら、指で簡単に穴16に押し込むことができる。
固定具23は、家具の使用状態においては、図11−2(c)に示すように、穴16内に完全に挿入され、固定具23が穴16内で突っ張る弾性力により、パネル1の係合溝4のハの字状となった傾斜面に連結具2a,2b,2c,2d,2eの突条14が圧接するため、パネル1と連結具2a,2b,2c,2d,2eとが長手方向に相互にずれるのを確実に防止できる。
この固定具23は、図11−2(d)に示すように、先の尖った工具22やドライバー等の工具を固定具23のU字状に曲がった部分に引っ掛けることで容易に引き抜くことができ、これにより家具の分解も容易に行える。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。パネルと連結具の材質、断面形状は適宜変更することができる。パネルと連結具とを固定する固定具は、ネジの代わりにピンを用いることもできる。連結具は、必ずしも2a,2b,2c,2d,2eの5種類全部を有しなくてもよい。本発明の家具は、3枚のパネルで正三角形を形作るものに限らず、3枚のパネルで二等辺三角形や直角三角形を形作るものであってもよい。また本発明の家具は、3枚のパネルを連結しただけの三角形単独のものも含む。
1 パネル
2a,2b,2c,2d,2e 連結具
3a,3b 中空押出パネル
4 係合溝(係合部)
5 連結部
6a,6b 凹溝
7a 一方の壁
7b 他方の壁
8a,8b,8c,8d 係合爪
9 突片(当接部)
10 固定具
14 突条(被係合部)
16 穴(空間)
17 止めネジ(固定具)
19 正三角形(三角形)
21a,21b 足部
23 固定具
W 挿入前の幅寸法
D 穴(空間)の大きさ

Claims (6)

  1. 複数のパネルと、パネルの幅方向の端部同士を連結する複数の連結具とを備え、パネルは、同一断面形状の一の中空押出パネルと他の中空押出パネルを、他の中空押出パネルを一の中空押出パネルと表裏逆にして幅方向に連結したものであり、一の中空押出パネルの一端部及び他の中空押出パネルの他端部に連結具との係合部を有し、一の中空押出パネルの他端部及び他の中空押出パネルの一端部に形成した連結部同士を長手方向から係合し、連結部同士間に形成された空間に固定具を挿入して長手方向にずれないように連結してあり、連結具は、押出成形により形成したものであって、複数の被係合部を有し、パネルの係合部を連結具の被係合部に長手方向に沿って係合し、3枚のパネルを連結具を介して三角形に連結した部分を有することを特徴とする家具。
  2. 複数のパネルと、パネルの幅方向の端部同士を連結する複数の連結具とを備え、パネルは、同一断面形状の2枚の中空押出パネルを表裏を逆にした状態で幅方向に連結して構成したものであって、中空押出パネルは、幅方向の一端部に連結具との係合部を有し、他端部に中空押出パネル同士の連結部を有し、連結部は、パネルの表側の壁と裏側の壁のうちの一方の壁のみがパネルの幅方向に突出しているとともに、パネルの幅方向に間隔をおいて且つパネルの厚み方向に段違い状に配置した複数の係合爪を有し、表裏を逆にした2枚の中空押出パネルの係合爪を長手方向から互いに係合して中空押出パネル同士を連結してあり、連結具は、押出成形により形成したものであって、複数の被係合部を有し、パネルの係合部を連結具の被係合部に長手方向に沿って係合し、3枚のパネルを連結具を介して三角形に連結した部分を有することを特徴とする家具。
  3. 複数のパネルと、パネルの幅方向の端部同士を連結する複数の連結具とを備え、パネルは、押出成形により形成したものであって、幅方向の端部に係合部を長手方向に沿って有し、連結具は、押出成形により形成したものであって、複数の被係合部を有し、パネルの係合部を連結具の被係合部に長手方向に沿って係合し、3枚のパネルを連結具を介して三角形に連結した部分を有し、パネルの係合部は、奥側が広くなった係合溝となっており、係合溝の底面に凹溝が長手方向に沿って形成してあり、連結具の被係合部は、係合溝と嵌合する突条となっており、突条の先端面に凹溝が長手方向に沿って形成してあり、パネル側の凹溝と連結具側の凹溝との間に固定具を挿入し、パネルと連結具とが長手方向に相互にずれないように固定していることを特徴とする家具。
  4. 複数のパネルと、パネルの幅方向の端部同士を連結する複数の連結具とを備え、パネルは、押出成形により形成したものであって、幅方向の端部に係合部を長手方向に沿って有し、連結具は、押出成形により形成したものであって、複数の被係合部を有し、パネルの係合部を連結具の被係合部に長手方向に沿って係合し、3枚のパネルを連結具を介して三角形に連結した部分を有し、パネルの係合部と連結具の被係合部との間の空間に固定具を挿入し、パネルと連結具とが長手方向に相互にずれるのを防止してあり、固定具は、長さの異なる2本の足部を有する略U字状であって、開放端側から挿入するものであり、挿入前の幅寸法がパネルの係合部と連結具の被係合部との間の空間よりも大きいことを特徴とする家具。
  5. 連結部は、一方の壁よりパネル内側に突出し、連結する相手側の中空押出パネルの一方の壁の裏面に当接する当接部を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の家具。
  6. 連結部は、一方の壁よりパネル内側に突出した短い係合爪と長い係合爪とを有し、一方の中空押出パネルの短い係合爪と他方の中空押出パネルの長い係合爪とを係合し、一方の中空押出パネルの長い係合爪と他方の中空押出パネルの短い係合爪とを係合しており、一方の中空押出パネルの長い係合爪と他方の中空押出パネルの長い係合爪との間に固定具を挿入し、中空押出パネル同士が長手方向に相互にずれないように固定していることを特徴とする請求項1,2又は5記載の家具。
JP2009009021A 2008-10-08 2009-01-19 家具 Active JP5270386B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009009021A JP5270386B2 (ja) 2008-10-08 2009-01-19 家具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008262276 2008-10-08
JP2008262276 2008-10-08
JP2009009021A JP5270386B2 (ja) 2008-10-08 2009-01-19 家具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010110611A JP2010110611A (ja) 2010-05-20
JP5270386B2 true JP5270386B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=42299636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009009021A Active JP5270386B2 (ja) 2008-10-08 2009-01-19 家具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5270386B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2976032A1 (fr) * 2011-05-30 2012-12-07 Jerome Jean Joseph Marpaud La presente invention concerne un dispositif permettant de construire un meuble a la forme, aux dimensions et a l'aspect desire par le moyen d'un assemblage d'elements predetermines
CN110123036A (zh) * 2019-04-23 2019-08-16 陈新 组合式家具模块

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4867920U (ja) * 1971-12-03 1973-08-29
JPS5231622Y2 (ja) * 1972-07-21 1977-07-19
JP2002294883A (ja) * 2001-12-25 2002-10-09 Nippon Light Metal Co Ltd 壁面または屋根面の水密構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010110611A (ja) 2010-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9714673B2 (en) Connector assembly for an article of furniture
US7481406B2 (en) Plastic pegboard assembly
US20090090686A1 (en) Shelving connector
US20050129460A1 (en) Modular frame corners
US9829022B2 (en) Universal joint system
JP5270386B2 (ja) 家具
JP2004510921A (ja) 解体可能な構造用の継ぎ合わせ構成
AU2001290389A1 (en) A joint arrangement for demountable structure
JP2018520321A (ja) 解放可能な結合システム
JP2007092515A (ja) 管継手
US20190249700A1 (en) Expansion connector for connecting square tubes
JP2010167020A (ja) 組立式収納家具及びこれに用いられる連結具
JP2007117406A (ja) フレーム連結具
JP2018076912A (ja) プロファイル用コネクタ
KR200392131Y1 (ko) 상자모서리 연결구
JP5546840B2 (ja) 連結具
JP4109688B2 (ja) C型部材に係合可能な係合部材、及び係合部材セット
EP2495183A1 (en) A halving joint structure
JP5995446B2 (ja) 組み立て式展示台
JP2022056306A (ja) 組立ブロック
EP2793209A1 (en) Universal holding element
JP2008284029A (ja) 書架用棚板
KR20120054140A (ko) 인테리어 앵글 선반 또는 진열대용 프레임 부재와 커넥터의 결합구조
JPH075828A (ja) 展示用パネル装置とその組立方法
JP3816049B2 (ja) 仕切体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120918

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20121026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5270386

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250