JPH075828A - 展示用パネル装置とその組立方法 - Google Patents

展示用パネル装置とその組立方法

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JPH075828A
JPH075828A JP8998793A JP8998793A JPH075828A JP H075828 A JPH075828 A JP H075828A JP 8998793 A JP8998793 A JP 8998793A JP 8998793 A JP8998793 A JP 8998793A JP H075828 A JPH075828 A JP H075828A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結具以外に用具を必要としないで簡単且つ
容易に組立て分解が可能な展示用パネル装置とその組立
方法を得ること。 【構成】 シート状の部材を折曲げて形成した三次元形
態のパネル単体の側面部又は上下面部の端部に、正裏面
部方向に縦長形状を呈する開口を形成し、他方、前記連
結具は、少なくとも前記開口に挿入可能な複数の挿入用
端部を備え、適位箇所には当該連結具の全体が前記開口
に埋没するのを阻止する係止部を備え、パネル単体の前
記開口の一つに連結具の前記挿入用端部の一つを挿入す
る一方、当該連結具の他方の挿入用端部を当該パネル単
体とは別のパネル単体の開口に挿入して、当該パネル単
体と前記別のパネル単体とを連結し、これら複数のパネ
ル単体により展示用パネル組体を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のパネルを連結具
を介して上下又は左右に連結する展示用パネル装置とそ
の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】宣伝広告の一つの媒体として、宣伝広告
の内容を記載したパネルが用いられていることは周知の
とおりであるが、宣伝広告の多様化・複雑化に伴い、従
来のパネル単体(一つの独立したパネルという意味であ
るが、単に「パネル」ということもある。)を用いてい
たものから発展して、パネル単体のものを複数連結し、
宣伝広告面積を広げて周知方を図ろうとするものが多用
され始めている。
【0003】パネル単体を組合せたこの種のパネル装置
(パネル単体を複数組合せたものを意味するが、組合せ
たことに着目して「パネル組体」ということもある。)
としては、例えば所定長さのパイプ材を連結具を用いて
任意形状に連結して組立て、この組立てたパイプ組体に
パネルを装着するものや、任意の数の支柱を立てるとと
もに、この支柱に磁石を取付ける一方、パネルにも磁石
を取付け、双方の磁石の吸着力によってパネルを載置す
るもの等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
パネル装置は、パネル単体を組合せるために前述のよう
なパイプ材や支持用の支柱等の支持用具を必要としてお
り、したがってパネル以外にかような支持用具を要して
製作コストが高騰するとともに、支持用具の分だけ余計
に組立て用スペースを必要とするので、展示形態が大型
化して展示スペースが広くなればなる程広い組立て用ス
ペースがないとパネル装置を設置することができないの
で不便であった。更に、展示スペースが広くなればなる
程多数の支持用具を用いるので、組立て作業も手数を要
していた。
【0005】そこで、本発明は、連結具以外にパイプ、
支柱等の支持用具を必要とせずに、しかも簡単且つ容易
に組立て及び分解が可能であり、更に大小所望の展示面
積に対応できて展示情報の大きさに拡張性があって、そ
の展示形態を多様化することが可能で、展示スペースが
広くなっても従来のような余計なスペースを必要としな
いパネル装置及びその組立方法を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る展示用パネ
ル装置の組立方法は、複数のパネルを連結具を介して上
下又は左右に連結する展示用パネル装置の組立方法にお
いて、シート状の部材を折曲げて三次元形態のパネル単
体を形成するとともに、そのパネル単体を形成する際に
当該パネル単体の側面部又は上下面部の端部に、正裏面
部方向に縦長形状を呈する開口を形成し、前記連結具
は、少なくとも前記パネル単体の前記開口に挿入可能な
複数の挿入用端部を備えるとともに、適位箇所には当該
連結具の全体が前記開口に埋没するのを阻止する係止部
を備え、前記パネル単体及び前記連結具を複数用意した
後、パネル単体の前記開口の一つに連結具の前記挿入用
端部の一つを挿入する一方、当該連結具の他方の挿入用
端部を当該パネル単体とは別のパネル単体の開口に挿入
して、当該パネル単体と前記別のパネル単体とを連結
し、これら複数のパネル単体により展示用パネル組体を
形成するものである。
【0007】また、本発明に係る展示用パネル装置は、
複数のパネルを連結具を介して上下又は左右に連結する
展示用のパネル装置において、前記パネルは、同一又は
異種形状の三次元形態のパネル単体であって、側面部又
は上下面部の端部に、正裏面部方向に縦長形状をなす開
口を備え、前記連結具は、少なくとも前記パネル単体の
前記開口に挿入可能な複数の挿入用端部を備えるととも
に、適位箇所には当該連結具の全体が前記開口に埋没す
るのを阻止する係止部を備えたものである。
【0008】ここで、「シート状の部材」とは、後記の
実施例で用いるダンボール製、その他一般の紙のほか、
プラスチック製の薄板状のもの等、所謂箱状パネルを構
成する素材一般を意味する。「三次元形態のパネル単
体」とは、パネルが奥行を備えていることを意味し、ま
た、「連結具」は、ジョイント材、コネクター等の名称
の如何を問わず、実質的にパネルを連結するものを指称
し、その「挿入用端部」も、後記実施例の板状のものの
ほか、任意な形状のものも含み、そして、「少なくと
も」とは、「連結具」に「挿入用端部」と「係止部」以
外のものを備えることを排斥しないことを意味する。
【0009】
【作用】本発明の展示用パネル装置の組立方法によれ
ば、パネル単体は当初シート状の部材、例えばダンボー
ル紙等であって平坦な形状で展示場に持ち運ばれる。
【0010】そして本発明の展示用パネル装置及びその
組立方法の両発明とも、パネル単体の組立は連結具のみ
にてなされる。すなわち、パネル単体の前記開口の一つ
に連結具の前記挿入用端部の一つを挿入し、更に押し込
んでいくと、連結具の前記係止部がその開口端に当接し
て、連結具の押し込みがこれ以上進まなくなる。他方、
当該連結具の他方の挿入用端部を当該パネル単体とは別
のパネル単体の開口に挿入して、当該パネル単体と前記
別のパネル単体とが連結される。このようにして、これ
ら複数のパネル単体が連結具により接合され、縦又は横
方向に任意な形態の展示用パネル組体が形成される。ま
た、展示が終了してパネル組体を分解する場合は、連結
具をパネル単体から外すのみにて各パネル単体が相互に
離脱する。更に、これら分解したパネル単体を前記連結
具によって再び組立る等、何回でも再利用が可能であ
る。
【0011】
【実施例】まず、パネルについて説明する。図1は、型
抜きされて二つ折に形成されたシート状の部材1を示
し、このシート状の部材1は、パネル単体Pの組立前の
ものである。この例では、シート状の部材1はダンボー
ル紙からなるもので、正面部2には印刷物をはったり、
またスクリーン印刷等により該正面部2に展示情報を直
接印刷したりする。その意味において、正面部2を平滑
面に形成しておくとよい。
【0012】シート状の部材1の上下には、それぞれ一
対の折込片3,4が設けられており、そしてこれら折込
片3,4には、パネル組立時に相互に係合する凹部3
a,4aと凸部3b,4bが形成されている。図の左側
には、パネル組立後に側面部5をなす部位が連なってい
る。この側面部5の上下端縁の中央には、後述する連結
具11の係止部13と係合する半円状の切欠部5aが形
成されている。また、図の右側にも、前記側面部5と同
様の側面部が形成されている。
【0013】なお、上述のように、シート状の部材1は
二つ折に形成されており、どちらかの側面部5の箇所
(折られている部位とは反対側)にて、側面部5と正面
部2或いは側面部5と裏面部6が接着、鋲等によって一
体的に連結されている。つまり、この図1に示すシート
状の部材1は、正面部2と左右の側面部5、左右の側面
部5と裏面部6が、それぞれ連接されているものであ
る。もっとも、各々一方の側面部5を連接した同一形状
の正面部5及び裏面部6を多数型抜きし、これらの両端
部を連結して、正面部2、左右の側面部5及び裏面部6
を一体的に連接するようにしてもよい。
【0014】図2は、前記シート状の部材1を、その側
面部5と正面部2及び裏面部6とのそれぞれが直角とな
るように起こしたもので、このとき対向する前記折込片
3,4の凹部3a,4aと凸部3b,4bが相互に対向
する。そして、これら折込片3,4を折込むことによ
り、凹部3a,4aと凸部3b,4bとが係合して、こ
の部位に上面部及び下面部が形成される。これら上面部
及び下面部は、例えば図3に示されるように、パネル単
体Pの内部に埋没するような略V字形を呈する上面部7
及び下面部8として形成される。このように上面部7及
び下面部8を略V字形に形成した場合は、両方の側面部
5,5間における座屈剛性を向上させることができる。
【0015】前述したように、シート状の部材1を折曲
げて三次元形態のパネル単体Pを形成すると、当該パネ
ル単体Pの側面部又は上下面部の端部に、図3及び図6
に示すような正裏面部方向に縦長形状を呈する開口9が
形成される。つまり、前記開口9は、正裏面部方向の寸
法aと、側面部方向の寸法bとの間で、寸法aを寸法b
よりもかなり大きく採っている。なお、この例では、開
口9は上面部7及び下面部8に形成されているが、側面
部5の端部に形成してもよい。
【0016】そして、寸法a,bを備えた前記開口9
は、前記折込片3,4を折込むとその端部に開口9が形
成されるように、前記シート状の部材1を型抜き形成す
るとよい。このように形成することにより、この開口9
を形成する工程を省略することができる。
【0017】図3、図4及び図5に示される連結具11
は本発明における連結具の基本形をなすもので、例えば
硬質のプラスチックで成形され、少なくとも前記パネル
の前記開口9に挿入可能な複数(この例では二つ)の挿
入用端部11a,11bを備えるとともに、適位箇所
(この例では略中央)には当該連結具11の全体が前記
開口9に埋没するのを阻止する係止部12,13を備え
ている。係止部12は連結具11より突出する突状体、
係止部13は円形状の突出体であって、連結具11のど
ちらかの挿入用端部が前記開口9に挿入された際、係止
部12は開口9の外側部分に載置し、また、係止部13
は前記側面部5の半円状の切欠部5aと係合し、両者が
それぞれ、連結具11の全体が前記開口9に埋没するの
を阻止する作用をなす。
【0018】したがって、連結具11の幅cと厚さd
は、図6に示すように、それぞれ開口9の前記寸法aと
寸法bに適合するものとされ、また、係止部12の部位
の幅eと係止部13の部位の厚さfは、それぞれ開口9
の前記寸法a及び寸法bよりも若干大きいものとされて
いる。
【0019】次に、前記パネル単体P及び前記連結具1
1を用いてパネル装置を組立てる点について説明する。
これらパネル単体P,P及び前記連結具11,11を複
数用意し、パネル単体Pの前記開口9の一つに連結具1
1の前記挿入用端部11aを挿入し、更に押込んで連結
具11の係止部12,13を開口9の外側部分及び前記
側面部5の半円状の切欠部5aと係合させる。そして、
当該連結具11の他方の挿入用端部11bを当該パネル
単体とは別のパネル単体Pの開口9に挿入し、又はこれ
とは逆に、当該パネル単体とは別のパネル単体Pの開口
9を当該連結具11の他方の挿入用端部11bに挿入す
る。このようにして、例えば図7に示すように、当該パ
ネル単体と前記別のパネル単体とを連結し、これら複数
のパネル単体P,Pにより展示用パネル組体を形成す
る。なお、この例ではパネル単体Pを上下方向に組立て
ているが、左右方向に連結することも可能であることは
いうまでもない。
【0020】図8は連結具の他の態様のものを示すもの
で、この例の連結具14は、前例の連結具11を一対対
面させて連結したようなもので、上下の挿入用端部14
a,14bをもう一組備えている。そして、中央の連結
部位14cが前記連結具11の係止部13と同様の機能
を奏する。なお、下方の挿入用端部14a,14a及び
上方の挿入用端部14b,14bのそれぞれが互違いに
なっているのは、これらと、パネル単体Pの開口9との
挿入作業を行い易くするためである。つまり、挿入用端
部の先端が同じ位置にある場合は、一方の挿入用端部の
先端に開口9を挿入するときに他方の挿入用端部の先端
が引っ掛かることがあるので、かような事態を避けるた
めに各先端を互違いにしているものである。この連結具
14は、図9に示すように、上下に二組づつのパネル単
体P,Pを連結することが可能である。
【0021】図10に示す連結具15は、上下の挿入用
端部15a,15bをもう一組備えたもので、前例の連
結具14が各挿入用端部14b,14bの面が向い合っ
ているのに対し、この連結具15の場合は、各挿入用端
部15a,15bの側部が向い合っているものであり、
そして、中央の連結部位15cが前記連結具11の係止
部13と同様の機能を奏する。なお、下方の挿入用端部
15a,15a及び上方の挿入用端部15b,15bの
それぞれが互違いになっているのは、前例の場合と同様
である。なお、挿入用端部15b,15bは硬質のプラ
スチックで成形されるのに対し、連結部位15cは軟質
のプラスチックで成形するとよい。このように連結部位
15cを軟質のプラスチックで成形すると、各一対の挿
入用端部15b,15b間の面のなす角を任意に異なら
せることが可能となって便利である。
【0022】図11に示す連結具16は、前例の連結具
15の上又は下半分のものであって、一方向に挿入用端
部16a,16a(上下を逆にすると挿入用端部16
b,16bとなる。)を備えるとともに、これらが軟質
プラスチックからなる連結部位16cにて連結されてい
る。なお、連結部位16cが係止部の機能を奏すること
は前例と同じである。
【0023】図12に示す連結具17は、上方に突出す
る一対の挿入用端部17b,17bと、その下部に連接
する横長状の脚部17dを備えたものである。この連結
具17は、中央部分で縦方向を軸線として折り曲げるこ
とが可能に形成されており、前記一対の挿入用端部17
b,17bの面方向を任意の角度に設けることができる
ようになっている。
【0024】これら図10、図11及び図12に示す連
結具15,16,17を用いてパネル単体Pを連結した
ものが、図13に示すパネル組体である。このように、
上下方向に連結した各一群のパネル組体を、横方向に角
度をもたせて連結することができる。
【0025】図14に示す連結具18は、上方に突出す
る一つの挿入用端部18bと、その下部に斜めに連接す
る二股状の挿入用端部18a,18aを備えたものであ
る。そして、上方に突出する挿入用端部18bの基部に
は、左右一対の突部18eが設けられており、この突部
18eの両方の角部が、図15に示すように、パネル単
体Pの開口9を挿入用端部18a,18bに挿入した際
の係止部として機能するものである。
【0026】なお、図16はパネル脚体19を示すもの
で、上方に突出する一つの挿入用端部19bと、その下
部に連接する横長状の脚部19dを備えたものである。
【0027】次に、前述の連結具及びパネル脚体を用い
てパネル単体を組立て、パネル組体を形成した実施例に
ついて説明する。図17は上下方向の長さの異なる複数
のパネル単体Pを用いて、一つの大きな展示面を有する
パネル組体を形成したもの、図18は同一形状のパネル
単体Pを用いて、びょうぶ状の展示形態を備えたパネル
組体を形成したもの、図19は同一形状のパネル単体P
を用いて、一つの大きな展示用面を有するパネル組体を
形成したものであって、その下部には、前記二股状の挿
入用端部18a,18aを備えた前記連結具18を用い
て、左右方向の長さが同一で上下方向の長さの小さいパ
ネル単体Pを連結し、この下部のパネルにて、展示用の
パネルと、全体のバランスを支持するための支持体との
兼用化を図ったものである。図20に示すパネル組体
は、左右一対の上下方向連結の一群のパネルと、これら
パネルの端部に展示用シート20を介在させた形態のも
の、図21に示すパネル組体は、上下方向に連結した一
群のパネルを、三方向に放射状に設けた形態のもの、図
22に示すパネル組体は、パネル単体Pを三方向に放射
状に設けたものをワイヤロープ21等で吊るした形態の
ものである。
【0028】なお、以上の説明ではシート状の部材1は
ダンボール紙からなるものを用い、また、各連結具はプ
ラスチック製のものを用いたが、前述のとおり、本発明
は前記各実施例のものに限られないことは勿論であり、
とりわけ連結具は、本発明の趣旨を逸脱しない限り、前
記各連結具のほかにも適宜の形態のものを用いることが
できるものである。
【0029】
【発明の効果】本発明の展示用パネル装置の組立方法
は、以上説明したように、パネル単体は当初シート状の
部材、例えばダンボール紙等であって平坦な形状である
ため、多数のパネルを展示する場合でも持ち運びにかさ
ばらないから極めて便利である。そして本発明の展示用
パネル装置及びその組立方法の両発明は、パネル単体の
組立は連結具のみにてなされ、他のいかなる工具や道具
を用いずに簡単に行うことができる。しかも組み上げた
パネル単体に連結具の挿入用端部を挿入することにより
二つ以上のパネル単体を接合することができ、その接合
の数も任意であり、したがって展示形態を多様化するこ
とが自在に行える。また、展示が終了してパネル組体を
分解することも容易且つ簡単迅速に行うことができ、更
にパネルを何回でも再利用に供することができる。更
に、従来は展示形態が大型化して展示スペースが広くな
ればなる程広い組立て用スペースがないとパネル装置を
設置することができないので不便であり、また、展示ス
ペースが広くなればなる程多数の支持用具を用いるので
組立て作業に手数を要していたが、本発明は、かかる欠
点を一切除去することができるものである。
【0030】このように、本発明によれば、連結具以外
にパイプ、支柱等の支持用具を必要としないから部品点
数を少なくすることができ、したがって経済性が高いこ
とは勿論、組立及び分解が容易、簡単且つ迅速に行え、
そして分解した後も再利用に供することができ、更に展
示情報の面積の大小すなわち組立パネル数量の任意性及
び展示形態の自由度が大きく、また、展示形態が大型化
して展示スペースが広くなっても、従来のような余計な
支持用具用のスペースを必要としないし、作業に手数を
要しないという種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】型抜きされて二つ折に形成されたシート状の部
材を示す斜視図である。
【図2】型抜きされて二つ折に形成されたシート状の部
材を、その側面部と正面部及び裏面部とが直角となるよ
うに起こした状態を示す斜視図である。
【図3】パネル単体と連結具を示す斜視図である。
【図4】連結具を示す斜視図である。
【図5】連結具を示す正面図と右側面図である。
【図6】パネル単体の一部と連結具の寸法関係を示す平
面図である。
【図7】パネル単体を組立ててパネル組体を形成した状
態を示す斜視図である。
【図8】連結具の他の実施例のもので、右側のものが正
面図、左側のものが右側面図である。
【図9】パネル単体と連結具を示す斜視図である。
【図10】連結具の他の実施例を示す正面図である。
【図11】連結具の他の実施例を示す正面図である。
【図12】連結具の他の実施例を示す正面図である。
【図13】パネル単体を組立ててパネル組体を形成した
状態を示す斜視図である。
【図14】連結具の他の実施例を示す正面図である。
【図15】同上の連結具の中央部分を示す拡大正面図で
ある。
【図16】パネル脚体を示す正面図である。
【図17】パネル単体を組立ててパネル組体を形成した
状態を示す斜視図である。
【図18】パネル単体を組立ててパネル組体を形成した
状態を示す斜視図である。
【図19】パネル単体を組立ててパネル組体を形成した
状態を示す斜視図である。
【図20】パネル単体を組立ててパネル組体を形成した
状態を示す斜視図である。
【図21】パネル単体を組立ててパネル組体を形成した
状態を示す斜視図である。
【図22】パネル単体を組立ててパネル組体を形成した
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 シート状の部材 2 正面部 9 開口 11 連結具 12 係止部 13 係止部 14 連結具 15 連結具 16 連結具 17 連結具 18 連結具 P パネル単体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパネルを連結具を介して上下又は
    左右に連結する展示用パネル装置の組立方法において、 シート状の部材を折曲げて三次元形態のパネル単体を形
    成するとともに、そのパネル単体を形成する際に当該パ
    ネル単体の側面部又は上下面部の端部に、正裏面部方向
    に縦長形状を呈する開口を形成し、 前記連結具は、少なくとも前記パネル単体の前記開口に
    挿入可能な複数の挿入用端部を備えるとともに、適位箇
    所には当該連結具の全体が前記開口に埋没するのを阻止
    する係止部を備え、 前記パネル単体及び前記連結具を複数用意した後、パネ
    ル単体の前記開口の一つに連結具の前記挿入用端部の一
    つを挿入する一方、当該連結具の他方の挿入用端部を当
    該パネル単体とは別のパネル単体の開口に挿入して、当
    該パネル単体と前記別のパネル単体とを連結し、これら
    複数のパネル単体により展示用パネル組体を形成するこ
    とを特徴とする展示用パネル装置の組立方法。
  2. 【請求項2】 複数のパネルを連結具を介して上下又は
    左右に連結する展示用のパネル装置において、 前記パネルは、同一又は異種形状の三次元形態のパネル
    単体であって、側面部又は上下面部の端部に、正裏面部
    方向に縦長形状をなす開口を備え、 前記連結具は、少なくとも前記パネル単体の前記開口に
    挿入可能な複数の挿入用端部を備えるとともに、適位箇
    所には当該連結具の全体が前記開口に埋没するのを阻止
    する係止部を備えたことを特徴とするパネル装置。
  3. 【請求項3】 前記パネル単体は、シート状の部材を折
    曲げて三次元形態に形成したことを特徴とする請求項2
    記載のパネル装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002024561A (ja) * 2000-07-06 2002-01-25 Ichiro Shibata パネル再利用及び再商品化ネットシステム
KR20210026369A (ko) * 2019-08-30 2021-03-10 (주)유쾌한 병풍형 영상 표시장치

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