JPS59501058A - 互いに交差し合うシート又は板状材の結合体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 交差するシート／板状部材の結合装置 本発明は、２枚の交差するシートラ結合するための結合装置に関し、これに於て は、両シートにそれらの壁の厚さに対応する幅を有するスロットヲ設け、これら のスロットが交差する相手方のシートの、スロットが設けられていない部分には まシ込んで両シートが結合されるようになっている。

このような解決法として、シートを結合するために、シートの厚さよりも僅かに 幅の広いスロットヲ互いに直角に配列し、２枚のシートがこれらのスロットに沿 って滑るようにしたものがすでに知られている。

この解決法の欠点は、結合が安定しておらず２枚のシートが容易に分離してしま うことである。

この発明の目的は、分離が可能ではあるが簡単に外れてしまわないような２枚の シートの結合装置を提供することである。

この発明によれば、互いに結合されるシートのうちの１枚に少なくとも１個の拡 大部を形成し他方のシートの中実部分に少なくとも１個の孔を形成するか、部を 設けるかし、孔及び拡大部の双方又は一方を、結合部材、望ましくは、球又はプ リズムを受けるのに適するように互いに係合することで問題が解決される。

シートの材料は、少なくとも結合部材に沿う部分が適当な可塑変形又は永久変形 ができ、従って、シートの結合部に沿う部分が結合部材から離れるように曲げら れるようになっている。

望ましくは、両シー°トにはスロットそれぞれに１組の拡大部と、スロットがな い部分に１組の孔を配列すればよい。

スロットの端部又は中間部に色々な形状の拡大部を設けてもよいが、そのうちで 最も簡単なものは、円形スロット、すなわち、孔である。シートの中実部内に形 成されるスロットも種々の形状を有していてもよいが、中実部内に形成されるス ロットの中で円形スロットが最も簡単であるから、今後このスロットを孔と言う ことにする。

結合部材が、拡大部と孔の行き会う位置に配列されておシ、望ましくは、球、プ リズム又は立方体であればよいが、他の任意の形状にすることができる。シート の可撓性を利用して結合部を挿入したシ外したシしてもよく、従って、この場合 、拡大部又は孔に沿うシート部分を曲げることによって結合部材を挿入したシ外 したシする。結合部材が十分に小さいために曲げなしにそれ全挿入することがで き、ついで挿入後それが膨張又は拡がってシートを結合する場合の解決法が考え られる。

シート内に１組の拡大部があシ、結合部材が何かの物、例えば、テニスボールで ちる場合には、挿入後、テニスホールは２枚のシートを結合するばかシでなく、 逆に、シートはテニスボールを包装し又は運搬するための手段として用いられる 。

シートは平坦であっても、彎曲していても、曲っていてもよい。

本発明に基づく結合装置を実施例を示す図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、本発明に基づく結合装置の第１実施例を係合位置で示す斜視図、 第２図は、第１図に基づく解決法の一方のシートの側面図、 第３図は、第１図に基づく解決法の他方のシートの側面図、 第４図は、本発明に基づく結合装置の他の実施例を係合位置で示す斜視図、 第５図は、第４図に基づく解決法の一方のシートの側面図、 第６図は、第４図に基づく解決法の他方のシートの側面図、 第７図は、本発明に基づく結合装置の更に別の実施例を保合位置で示す斜視図、 第８図は、第７図に基づく解決法の一方のシートの側面図、 第９図は、第７図に基づく解決法の他方のシートの側面図、 第１０図は、本発明に基づく結合装置の更に他の実施例を保合位置で示す斜視図 、 第１１図は、第１０図に基づく解決法の一方のシートの側面図、 第１２図は、第１θ図に基づく解決法の他方のシートの側面図、 第１３図は、本発明に基づく結合装置に更に別の実施例を保合位置で示す図、 第１４図は、第１３図に基づく解決法のシートの側面図、 第１５図は、本発明に基づく結合装置の更に他の実施例全係合位置で示す斜視図 、 第１６図は、第１５図に基づく解決法の一方のシートの側面図、 第１７図は、第１５図に基づく解決法の他方のシートの側面図、 第１８図は、本発明に基づく結合装置の更に別の実施例を保合位置で示す斜視図 、 第１９図は、第１８図に基づく解決法の一方のシートの側面図、 第２０図は、第１８図に基づく解決法の他方のシートの側面図である。

第１図乃至第３図に示された解決法の場合、シート１及び２内にシートの幅の半 分迄延びるスロット４が形成されている。スロット４の一端に円形拡大部５ａが ある。この解決法における結合部材３は球３ａである。

第４図乃至第６図に示された解決法では、シート１及び２内に形成されたスロッ ト４は、第１図乃至第３図の解決法におけると同様にシートの幅の半分迄延びて いる。シート１のスロット４内には拡大部５ａが形成されているが、シート２に はそのスロット４の中心線の上方に孔６が形成されている。勿論、孔６は、他の シート１内の拡大部５ａと同一の高さにある。ここでは、結合部材３は、また、 球３ａである。

第７図乃至第９図の解決法においては、シート１及び２は、２個の結合部材３（ 今の場合も球Ｊａ）によって結合されている。従って、各シート１．２内に１本 のスロット４が形成され、拡大部５ａがそのスロットの一部になっている。加え て、各スロット４の中心線の延長線に孔６が形成されている。

第１０図乃至第１２図に示された解決法においては、結合部材３はプリズム３ｂ である。シート１及び２内に形成されたスロット４は、シートの幅の中央迄延び ている。各スロット４の端部に形成された拡大部５ｂは、プリズム３ｂに対応す る四角形である。

第１３図及び第１４図に示された解決法においては、結合部材３は、やはシ、球 ３ａであるが、ここでは、−組の球が用いられている。従って、シート１及び２ 内に長いスロット４′が形成され、このスロット４内に幾つかの拡大部５及び幾 つかの孔６がスロット４の中心線に形成されている。

第１５図乃至第１７図に示された解決法においては、シート１及び２内に形成さ れたスロット４は、両シートの幅の半分よりも短くなっている。結合部材３は、 この解決法においても球３ａである。

第１８図乃至第２０図の解決法においては、シート１及び２は丸められて円筒形 になっている。シート１のスロット４に拡大部５ａが形成されているが、他のシ ート２のスロット４の中央線の延長線上には、当然、拡大部５ａに同じ高さに孔 ６が形成されている。

各解決法において、シート１及び２は、互いに直交しているか、又は少なくとも 一部が交差しており、相互を−う拡大部５又は孔６が結合部材３又はケージのよ うな他の適当な結合体を囲繞し、従って、この結合部材又は結合体が落下するこ とがなく、シート１及び２並びに結合部材３０３部材がユニットヲ形成している 。

結合部材全挿入するために、シートの、結合部材に沿う部分を第１図に破線で示 されているように曲げる。シートが可塑変化によって曲げることが出来る場合、 すなわち、結合部材が挿入された後シートが原形に戻る場合の解決法が最善であ る。結合部材を外すために、この結合部材に沿う部分を曲げるようにすればよい 。曲げたことによって永久変化全組し、結合部材又は他の保持体の挿入後シート が手で元へ曲げ戻される場合、このような解決法が考えられる。

本発明に基づく結合装置は、シート結合のために用いられる結合部材が包装され た品物又は大量生産品として用いられる場合、玩具、その他の取９外し可能な構 造体を組立てる際又は材料全包装する際に有用である。

茎１２図　１個　才３広 Ｖ＝１３ｒＥｉ第１４ノ ’＠　１ａｆＥＪ　＃　１９　ｍ　ｆ、　２ｏ文国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．　交差する２枚のシート又は板状部材にそれらの壁の厚さに対応する幅を有 するスロットヲ設け、これらのスロットが交差する相手方のシートの、該スロッ トが形成されていない部分にはまシ込み該２枚のシートを結合するための結合装 置において、互いに結合される２枚のシー）（ｊ、、？）の一方のスロット内に 少なくとも１個の拡大部（５）を形成しかつ他方のシートの中実部内に少なくと も１個の孔（６）全形成し、又は、両シートのスロッ１１７ｃ少なくとも１個の 拡大部を形成し、孔及び拡大部の双方又は一方が結合部材（３）、望ましくは、 球（３ａ）又はプリズム（３ｂ）を受けるのに適するように互いに嵌合すること を特徴とする結合装置。 ２、前記シートの、少な−くとも前記結合部材に沿う部分の材料は、可塑変形又 は永久変形が可能であり、前記結合部材に沿う該部分が前記結合部材から離れる ように曲げる２ものであることを特徴とする請求の範囲第１項記載の結合装置。 ３、両シートの前記スロットに１組の拡大部が形成され、スロットのない部分に １組の孔が形成されていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の結合装置。