JP2007092515A - 管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】逆止機能を有する止め部材を用いることで管材を嵌合するだけで抜ない管材の固定ができる管継手を提供すること。
【解決手段】継手本体1が管材2の外嵌め部3を有して、この外嵌め部3へ管材2を嵌合すると、管材3が抜け止め部材4で抜けないように固定され、管材2を左右に回しながら引くと抜け止め部材4が滑って管材4を外嵌め部より抜き取れるようにする管継手であって、管材2の外嵌め部3に設ける抜け止め部材4は、一端を一方の壁3aに固定され、他端を他方の壁3bに設けた窓孔5より若干外へ出る形状に形成されて、管材2を外嵌め部3へ嵌合するときは管材2により押し倒され、管材2を抜こうとするときは管材2により引き起こされて管材2を制止するものであること。
【選択図】図1

Description

本発明は、仮設足場、柵、棚その他を構成する管材を連結する管継手に関する。
従来、管継手は、継手短管中央部のプッシュボタンとアーム、ロック部品を取着して継手本体を構成し、バネを噛み合わせて押し上げていて、ロック部品の一方は継手短管の1つの穴に入り、もう一方は継手短管の他の孔に入っているようにし、連結する際は、単管を挿入するだけ、外す際はプッシュボタンを押すだけの簡単な操作で結合と離脱ができるようにしている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−242331号
しかしながら、上記管継手は、単管内に下端を該短管に枢着し、上端を短管に設けた窓穴より若干外へ出したロック部材の中間にアームの外端を連結し、アームの内端はバネで押し上げ、プッシュボタンで押し下げるロック及び解除機構を設けたものであって、部品数が多くて、組み立ても容易でないため優れた機能は認められながらも価格的に市場に受け入れられ難くて普及しない問題点がある。
さらに、従来の管継手は金属製のものは鋳物、合成樹脂のものは一体成形で製造されていた。しかし、鋳物は強度には優れるが高価であり、樹脂成形物は安価であるが強度に劣るので、それぞれ一長一短がある。金属製の管材を連結する場合は、鋳物を使わざるを得ないので、全体として高価にならざるを得なかった。
また、管継手は、管材を内部に嵌入して結合する内嵌めタイプのものが多いが、このような構成では、管継手のみが太く大きくなるので、目立ちやすく、管材を管継手を介して組み付けて棚などを完成させたとき、管継手により凹凸感がでてしまい、全体的外観が損なわれるという問題があった。
本発明の第1の課題は、逆止機能を有する抜け止め部材を用いることで管材を嵌合するだけで抜けないように連結ができる管継手を供することをその課題とする。
本発明の第2の課題は、金属製の管材用を連結する場合に強固に連結することができ、しかも安価に提供することができる管継手を提供することをその課題とする。
本発明の第3の課題は、全体の組み上りが良好で、美麗な外観とすることができる管継手を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る管継手は下記の構成を採用することを特徴とする。
請求項1の発明は、継手本体に管材を外側に嵌合させる筒状の外嵌め部を設けるとともに、上記管材の外嵌め部にばね材からなる抜け止め部材を設け、この抜け止め部材の一端を上記外嵌め部の一方の壁に固定し、他端を他方の壁に設けた窓孔より若干外へ斜めに突出させ、上記外嵌め部に管材を嵌合したとき、抜け止め部材の先端が管材の表面に食いつくように係合して抜け出し不可能であるとともに、管材を左右に回しながら引くと抜け止め部材が滑って管材を外嵌め部より抜け出し可能としたことを特徴とする。
請求項2の発明は、継手本体に、管材を外側に嵌合させる筒状の外嵌め部と管材を内側に嵌合させる筒状の内嵌め部とを設けるとともに、上記継手本体を上記外嵌め部と内嵌め部とをそれぞれ半分ずつ含むように2つの分割体に分割し、上記分割体を、上記内嵌め部内に管材を挟んで合わせた状態で、上記外嵌め部に別の管材を嵌合させることにより一体化する管継手であって、上記外嵌め部にばね材からなる抜け止め部材を設け、この抜け止め部材の一端を上記外嵌め部の一方の壁に固定し、他端を他方の壁に設けた窓孔より若干外へ斜めに突出させるとともに、上記内嵌め部の内面には凹部を形成し、この凹部にばね材からなり、かつ両端部がハの字形をなす抜け止め部材を設け、この抜け止め部材の両端部の先端を、上記内嵌め部に挟まれて嵌合した管材の表面に当たる程度に突出させ、上記外嵌め部と内嵌め部に管材を嵌合したとき、各抜け止め部材の先端が管材の表面に食いつき係合して抜け出し不可能であるとともに、管材を左右に回しながら引くと抜け止め部材が滑って管材を外嵌め部より抜け出し可能としたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、管継手の抜け止め部材がばね材で逆止機能を有するように形成されているため、単一部品構成にも関わらず、管材を外嵌め部へ嵌合するだけで管材の抜けない固定ができて、しかも、管材を左右に回しながら引けば、抜け止めが逆止を行なわないため管材の抜き取りができて、抜け止めを解除する機構を必要としない。このため二方または三方管継手の構造が単純なものとなって、安価に市場に提供することが可能であり、業界でその機能を広く活用することができる。
また、連結すべき管材を外嵌め部に嵌合する方式であるから、連結したときに管継手と管材との表面が滑らかに連続する。したがって、全体の組み上りが良好で、美麗な外観とすることができる。
請求項2に係る発明によれば、継手本体を管材の外嵌め部と内嵌め部とを有する2つの分割体に分割形成して、前記外嵌め部と内嵌め部にそれぞればね材で逆止機能を有するように形成した抜け止め部材を配設してあるので、2つの分割体の内嵌め部の間に管材を挟んで合わせると、内嵌め部の合体で内嵌め部が形成されて管材を嵌合し、また外嵌め部の合体で外嵌め部が形成されるため、この外嵌め部へ管材を嵌合すれば、外嵌め部に嵌合した管材によって分割体は一体化するので、2つの分割体を結合させるための手段は必要ない。しかも、外嵌め部および内嵌め部に嵌合した管材はいずれも抜け出し不可能となるから、確実に管材を連結することができるとともに、管材を左右に回しながら引けば、抜け止めが逆止を行なわないため管材の抜き取りができて、抜け止めを解除する機構を必要としない。したがって、管継手の構造が単純なものとなり、金属から安価に製作して市場に提供することが可能であり、業界でその機能を広く活用することができる。
以下に本発明に係る管継手の実施形態を図面について説明する。なお、図1〜図13は一体構成の管継手を、図14〜図26は分割構成の管継手を示すもので、管継手はいずれも金属から構成され、金属製の管材を連結するものとして示すが、管継手、管材ともに合成樹脂製であってもよいことはもちろんである。
図1〜図13は一体構成の管継手を示すものであって、この管継手は、継手本体1が複数の管材2の外嵌め部3を有して、これら外嵌め部3へ管材2を嵌合すると、管材2が抜け止め部材4で抜けないように固定され、管材2を左右に回しながら引くと抜け止め部材4が滑って管材2を外嵌め部3より抜き取れるようにするものであって、管材2の外嵌め部3に設けられる抜け止め部材4は、一端を一方の壁3aに固定され、他端を他方の壁3bに設けた窓孔5より若干外へ出る形状にばね材で形成されて、管材2を外嵌め部3へ嵌合するときは管材2により押し倒され、管材2を抜こうとするときは管材2により引き起こされて管材2を制止する構成としてある。
図1〜図3は、上記管継手の第1の実施形態を示すものであって、この管継手は、図1に示す通り中央のカラー部6の両側に横の管材2、2を嵌合する外嵌め部3、3が真直状に設けられる継手本体1を、鋼材パイプを必要な長さに切断して形成し、中央にリング状のカラー部6を嵌合して点溶接等で固定し、両側の外嵌め部3の一方(下側)の壁3aには抜け止め部材4の取付孔8を、他方(上側)の壁3bには抜け止め部材4の先端部を外へのぞかせる窓孔5と上記取付孔8に対応する工具孔9を機械加工で形成したものであり、外嵌め部3内にはそれぞれ図1の円内に示す通り、水平の取付部4aから管材2の嵌合方向へ少し傾くように立ち上がって、管材2へ接する先端部3bは管材2の嵌合方向へ十分な傾斜を有するように形成した抜け止め部材4を収め、その取付部4aにねじ10を通して工具孔9から取付孔8へ締め込むことで抜け止め部材4を取り付けて管継手を構成させる。なお、取付部4aはネジ止めではなく、取付孔8をバーリング加工して固定する構成であってもよい。後述のネジ止めやリベット止めも同様である。また、抜け止め部材4の先端には、図18に示すものと同様にギザを形成してもよい。これによれば、管材2に対する食いつきがより強くなり、保持力も強くなる。後の実施形態も同様である。
上記構成の管継手は、両側の外嵌め部3、3へ図2に示す通り横の管材2、2を嵌合すると、抜け止め部材4が管材2に押し倒されて管材2の嵌合を支障なく行なうことができるので、横の管材2、2は図に示す通り真直状に連結される。しかし、嵌合が終ると抜け止め部材4の先端は管材2の内周面に食いつき状に係合し、管材2に引き抜き力が作用すると引き起されて管材2の移動を制止するため管材2が抜けることはない。しかしながら、嵌合した管材2を抜く必要があるときは、管材2を左右にジグザグ状に回しながら引くと、管材2が滑って抜け止め部材4の引き起こしを行なわないので管材2を抜き取ることができる。
なお、図2に示されるように、中央のカラー部6と外嵌め部3との間に管材2の肉厚分の段差が形成されているので、連結したときに管継手と管材2との表面が滑らかに連続する。したがって、全体の組み上りが良好で、美麗な外観とすることができる。以下の実施形態でも同じである。
図4、図5は、上記管継手の第2の実施形態を示すものであって、この管継手は、図4に示す通り中央のカラー部6の両側に横の管材2、2を嵌合する外嵌め部3、3が真直状に設けられた継手本体1を、鋼板をプレス加工することで形成できる。即ち、鋼板から図5(a)に示す通り継手本体1の展開形状に合わせた板材11を形成して、この板材11の外嵌め部3となる部分の巾の中央部に抜け止め部材4の取付孔8(バーリング加工しておく)を、両側縁の部分には抜け止め部材4の先端部をのぞかせる窓孔5の半分に相当する切欠12と、取付孔8に対応する工具孔9の半分に相当する切欠13を、板材11のカラー部6となる部分には等間隔で3個以上の突起14を形成する。そして、板材11を図5(b)に示す通り丸め加工し、かしめ片17を合せ目から反対側の内側に潜り込ませてかしめることにより筒状にすると、図4に示す通りの継手本体1が形成されるので、この継手本体1内に抜け止め部材4を収めて、その取付部4aに形成した孔4cを取付孔8のバーリングに嵌合し、抜け止め部材4の先端部4bを窓孔5から外側にのぞかせてバーリングをかしめれば、上記実施形態1と同様の機能を有する管継手が構成される。
図6〜図9は、上記管継手の第3の実施形態を示すものであって、この管継手は、図6に示す通り中央のカラー部6の両側に横の管材2、2を嵌合する外嵌め部3、3が真直状に設けられ、カラー部6の下側には縦の管材2を嵌合する外嵌め部3が設けられた継手本体1を、分割体1aと分割体1bとに鋼板のプレス加工で分割形成しておく。即ち、鋼板を継手本体1の分割体1aと分割体1bの展開形状に抜いたものを半円形に搾ることで図7に示す通りの分割体1aと分割体1bとを形成し、分割体1bの外嵌め部3の部分には抜け止め部材4の取付孔8を、分割体1aの外嵌め部3の部分には抜け止め部材4の先端部4bをのぞかせる窓孔5を、分割体1bの外嵌め部3の端縁にはかしめ片17を突出させ、分割体1aの外嵌め部3の周面には上記かしめ片を17をかしめ込む凹部18を形成する。従って、図8(a)に示す通り分割体1bの取付孔8にねじ10で抜け止め部材4の取付部4aを取り付けてから、分割体1aと分割体1bを図8(b)に示す通りに合わせて、かしめ片17を図8(c)に示す通り凹部18へかしめ付ければ、分割体1aと分割体1bが接合された継手本体1を有する管継手が構成される。
上記構成の管継手は、両側の外嵌め部3、3へ図9に示す通り横の管材2、2を嵌合し、下側の外嵌め部3へ縦の管材2を嵌合すると、それぞれに収容した抜け止め部材4が管材2により押し倒されて管材2の嵌合を支障なく行なうことができる。しかし、嵌合が終ると抜け止め部材4の先端部4bが管材2の内周面に食い込み係合し、管材2に引き抜き力が作用すると抜け止め部材4が引き起されて管材2の移動を制止するので管材2が抜けることがない3方の管材の連結が容易に行われる。しかし、嵌合した管材2を抜き取る必要があるときは、管材2を左右にジグザグ状に回しながら引くと、管材2が滑って抜け止め部材4の引き起こしを行なわないため管材2を抜き取ることができる。
図10〜図13は、管継手の第4の実施形態に示すものであって、この管継手は、図12に示す通り中央のカラー部6の両側に横の管材2、2を嵌合する外嵌め部3、3が直交するように設けられ、カラー部6の下側には縦の管材2を嵌合する外嵌め部3が設けられた継手本体1を、分割体1aと分割体1bとに鋼板のプレス加工で分割形成しておく。即ち、鋼板を継手本体1の分割体1aと分割体1bの展開形状に抜いたものを半円形に搾ることで図11に示す通りの分割体1aと分割体1bとを形成し、分割体1bの外嵌め部3に抜け止め部材4の取付孔8を、分割体1aの外嵌め部3に抜け止め部材4の先端部4bをのぞかせる窓孔5を、分割体1bの外嵌め部3の端縁からはかしめ片17を突出させ、分割体1aの外嵌め部3の周面には上記かしめ片を17をかしめ込む凹部18を形成することで、図12に示す通り分割体1bの外嵌め部3の取付孔8へねじ10で抜け止め部材4の取付部4aを取り付けて、分割体1aと分割体1bを図8(b)に示す通りに合わせて、かしめ片17を凹部18へかしめ付ければ、分割体1aと分割体1bが接合された図10に示す通りの継手本体1を有する管継手が構成されて、この管継手は横の管材2、2が直交してコーナーを形成する点で上述の実施形態の管継手と相違するが、抜け止め部材4による管材2の抜け止め及び必要に応じての管材2の抜き取りができる点は同様である。
図14〜図26は分割構成の管継手を示すものであって、この管継手は、継手本体1が管材2の外嵌め部3と内嵌め部19を有する分割体1aと分割体1bに分割形成されて、分割体1aと分割体1bを合わせて内嵌め部19に管材2を挟ませると、管材2が抜け止め部材20で抜けないように固定され、管材2を左右に回しながら引くと抜け止め部材20が滑って管材2を内嵌め部19から抜き取れるようにし、外嵌め部3へ管材2を嵌合すると、管材2が抜け止め部材4で抜けないように固定され、管材2を左右に回しながら引くと抜け止め部材4が滑って管材2を外嵌め部3より抜き取れるように構成されている。
図14〜図19は、分割構成の管継手の第1の実施形態を示すものであって、この管継手は、図15に示す通りカラー部6の両側に横の管材2、2を嵌合する外嵌め部3、3を真直状に有し、カラー部6の中央に縦の管材2を相通する内嵌め部19を有する継手本体1を、図16に示す通りの分割体1aと分割体1bに板金のプレス加工で2分割形成しておく。そして、分割体1aと分割体1bの外嵌め部3の一方には抜け止め部材4の取付孔8を、外嵌め部3の他方に抜け止め部材4の先端部を外側へのぞかせる窓孔5を、内嵌め部の内側には図14の円内に示す通りの抜け止め部材20が収まる凹所21と、凹所21の中心に位置するかしめピン22を、分割体1aと分割体1bの端縁に互いに係合する凸部23と凹部24を形成する加工も上記分割形成と併行してプレス加工で行う。
上記の通り分割形成した継手本体1の分割体1aと分割体1bの外嵌め部3の内側には、図16に示す通り取付孔8へねじ10を締め込むことで管材2の嵌合方向へ少し傾くように立ち上がって、管材2へ接する先端部3bには管材2の嵌合方向への十分な傾斜を付けられるようにばね材で形成した抜け止め部材4の取付部4aを取り付け、内嵌め部19に設けた凹所21にはハの字形をなすようばね材で形成した抜け止め部材20の中央の取付部20aをかしめピン22で取り付ける。そして、分割体1aと分割体1bとを図16に示す通り内嵌め部19で縦の管材2が挟まれるように合わせると、ハの字形をなす抜け止め部材20の両先端部20bが縦の管材2の周面に食い込むから、この状態で横の管材2の外嵌め部3、3へ管材23を嵌合すると、抜け止め部材4は管材2に押し倒されて嵌合させ、嵌合が終わると先端部4bを管材2の内面に食い込み係合させるので、図17に示す通りに縦の管材2と横の管材2、2とを十字状に交叉するように連結することができて、この状態で縦の管材2が上または下に動こうとしても、ハの字形をなす抜け止め部材20の起き上がりで上下の動きを制止するため管継手のずれを生じないし、また、横の管材2に引き抜き力が作用しても抜け止め部材4が起き上がって動きを制止するため管材2の抜け止めも行なわれる。しかし、縦の管材2及び横の管材2を左右に回しながら引くと、抜け止め部材4及び抜け止め部材20の先端部4b及び20bが滑って抜け止め部材4及び20の起き上がりを生じさせないので、必要に応じて縦の管材2に対する管継手の位置を変更したり、横の管材2を抜き取ったりすることができる。
なお、抜け止め部材20を凹所21に取り付けるにあたっては、図18(a)(b)に示されるように、中央に方形の開口部31を形成し、上記凹所21の壁に方形の開口部31aを形成するとともに、その内側を切り起し、凹所21に抜け止め部材20を配置し、切起し片32を抜け止め部材20の開口部31を貫通させて折り曲げることにより固定してもよい。このように固定することにより、抜け止め部材20は回転することができないから安定し、管材2に対する食い込みも保持される。また、抜け止め部材20の先端部20bにはギザ34を形成してもよい。これによれば、管材2に対する食いつきがより強くなり、保持力も強くなり、管材2は長手のどちらの方向にも動くことができなくなる。
なお、図19に示されるように、上記管継手を点線のように合わせ目に対して直交するように曲げると、分割体1aと分割体1bとはその合わせ目で互いに相対的に反対側にずれる。しかし、凹部16と凸部15とが嵌め合わされているので、ずれが生じにくい。したがって、上記の方向に曲げ荷重が加わっても非常に曲がりにくい構造となっている。図20等の実施形態についても同様である。
また、管継手の両端は窄むように絞られて管材の端部が嵌合しやすいように形成されている。
さらに、カラー部6に形成した凹所21は抜け止め部材20の取付スペースを確保するとともに、リブ形状となっているから全体の強度がアップする。
図20〜図23は、分割構成の管継手の第2の実施形態を示すものであって、この管継手は、図21に示す通りカラー部6の両側に横の管材2、2を嵌合する外嵌め部3、3を直交するように有し、カラー部6の中央に縦の管材2を相通する内嵌め部19を有する継手本体1を、図21に示す通りの分割体1aと分割体1bに板金のプレス加工で分割形成しておく。そして、分割体1aと分割体1bの外嵌め部3の一方には抜け止め部材4の取付孔8を、外嵌め部3の他方には抜け止め部材4の先端部4bを外側へのぞかせる窓孔5を、内嵌め部19の内側には分割体1a側だけ抜け止め部材20が収まる凹部21と、凹部21の中心に位置するかしめピン22を、分割体1aと分割体1bの端縁には互いに係合する凸部23と凹部24を形成する加工も上記分割形成と併行してプレス加工で行う。なお、凸部23の内側の斜面23aと凹部24の外側の斜面24aとは、それぞれ外嵌め部3、3の長手方向に対して45度だけ傾斜する向きに形成されている。
上記の通り分割形成した継手本体1の分割体1aと分割体1bの外嵌め部3の一方には、図22に示す通り取付孔8へねじ10を締め込むことで管材2の嵌合方向へ少し傾くように立ち上がって、管材2へ接する先端部3bには管材2の嵌合方向への十分な傾斜を付けられるようにばね材で形成した抜け止め部材4の取付部4aを取り付け、分割体1a側の内嵌め部19に設けた凹部21にはハの字形をなすようばね材で形成した抜け止め部材20の中央の取付部20aを取付孔27へねじ28を締め込むことで取り付ける。そして、分割体1aと分割体1bとを図22に示す通り内嵌め部19で縦の管材2が挟まれるように合わせると、ハの字形をなす抜け止め部材20の両先端20aが縦の管材2の一方の周面へ食い込み状に係合するから、この状態で横の管材の外嵌め部3、3へ管材2、2を嵌合すると、抜け止め部材4は管材2に押し倒されて嵌合させ、嵌合が終わるとき先端部4bを管材2の内面に食い込み状に係合させるので、図23に示す通り縦の管材2と横の管材2、2を三叉状に交叉するように連結することができ、この実施形態も抜け止め部材4及び抜け止め部材20が実施形態1と同様に機能して同様の作用を果たす。
なお、図21、図22のように、内嵌め部19、19内に管材2を貫通した後に、分割体1aと分割体1bとを合せて外嵌め部3に管材2を嵌めると、凸部23の斜面23aと凹部24の斜面24aとが滑りながら一体的に結合するが、その際、図21に示す矢印のように移動するので、内側の分割体1bは自然に分割体1aに結合するが、同時に図22のように、内嵌め部19、19が管材2を強く締め付けるように作用するので、管継手を貫通する管材2を強固に固定することができる。
図24〜図26は、分割構成の管継手の第3の実施形態を示すものであって、この管継手は、図25に示す通りカラー部6の上側に横の管材2を挿通する横長の内嵌め部19を有し、カラー部6の下側に縦の管材2を嵌合する外嵌め部3を有する継手本体1を、図25(a)に示す通りの分割体1aと分割体1bに板金のプレス加工で分割形成しておく。そして、分割体1aと分割体1bの外嵌め部3の一方には抜け止め部材4の取付部4aを取り付ける取付孔8を、外嵌め部3の他方に抜け止め部材4の先端部4bを外側へのぞかせる窓孔5を、内嵌め部19の中央部の内側には抜け止め部材20が収まる凹部21と、凹部21の中心に位置する取付孔27を、内嵌め部19の一方の上端には所定の間隔で複数の横長孔29を、内嵌め部の他方の上端には上記横長孔29に挿し通して丸めるヒンジ片30を形成させる加工も上記分割形成と併行してプレス加工で行なう。
上記の通り分割形成した継手本体1の分割体1aと分割体1bの外嵌め部3の内側には、図25(a)に示す通り取付孔8へねじ10を締め込むことで管材2の嵌合方向へ少し傾くように立ち上がって、管材2へ接する先端部3bには管材2の嵌合方向への十分な傾斜を付けられるようにばね材で形成した抜け止め部材4の取付部4aを取り付け、分割体1a側の内嵌め部19に設けた凹部21にはハの字形をなすようばね材で形成した抜け止め部材20の中央の取付部20aを取付孔27へねじ28を締め込むことで取り付けてから、一方の内嵌め部19の上端に設けた横長孔29へ、他方の内嵌め部の上端に設けたヒンジ片30を挿し通して丸めると、分割体1aと分割体1bが開閉自在に連結される。
開閉自在に連結された分割体1aと分割体1bは、図25(b)に示す通り内嵌め部19で横の管材2が挟まれるように合わせると、ハの字形をなす抜け止め部材20の先端部20bが横の管材2の正面へ食い込み状に係合するので、この状態で縦の管材の外嵌め部3へ管材2を嵌合すると、抜け止め部材4は管材2に押し倒されて管材2を嵌合させ、嵌合が終わると先端部4bを管材2の内面に食い込み係合して抜け止め機能を果すようになるので、図26に示す通り横の管材2と横の管材2がT字形に交叉するように管材を連結することができて、この実施形態も抜け止め部材4及び抜け止め部材20が実施形態1と同様に機能して実施形態1と同様の作用を果たすものである。
上述のように、上記一体構成および分割構成の管継手によれば、次のような効果を得ることができる。
抜け止め部材により、管材を嵌合するだけで抜けないように連結することができるが、必要とあれば、管材2を左右にジグザグ状に回しながら管継手から引き抜くことができる。
また、管継手は金属から製作することができるので、金属製の管材用を連結する場合に強固に連結することができ、しかも安価な管継手を提供することができる。
さらに、中央のカラー部と外嵌め部との間に管材の肉厚分の段差が形成されているので、連結したときに管継手と管材との表面が滑らかに連続する。したがって、全体の組み上りが良好で、美麗な外観とすることができる。
なお、上述の管継手により図27に示されるように、管材2を連結した場合、平行となる複数の管材2を平面上で連結するとともに、同じ側に位置する管継手のカラー部6において、上記平面に対して直交する管材を嵌合する孔の中心Oから段差までの距離l1同士、l2同士、l3同士、l4同士はそれぞれすべて等しくなるように設定するのが好ましい。このように構成することにより、平行に配設される管材2の長さはすべて等しくなるので、寸法長さの計算が容易である。
仮設の足場、柵、棚その他を構成する管材を連結する継手に利用することができる。
一体構成の管継手の第1の実施形態を示す斜視図。 同上の縦断側面図。 同上による管材の継手状態を示す斜視図。 一体構成の管継手の第2の実施形態を示す斜視図。 (a)(b)は、継手本体の形成状態を示す説明図。 一体構成の管継手の第3の実施形態を示す斜視図。 同上の継手本体を分割形成した断面図。 (a)(b)(c)は、同上の分割体を接合する順序を示す断面図。 同上による管材の連結状態を示す斜視図。 一体構成の管継手の第4の実施形態を示す斜視図。 同上の継手本体を分割形成した断面図。 同上の分割体を接合して継手本体とした状態の断面図。 同上による管材の連結状態を示す斜視図。 分割構成の管継手の第1の実施形態を示す斜視図。 同上の継手本体を分割形成した断面図。 同上分割体と分割体を接合した状態を示す断面図。 同上による管材の連結状態を示す斜視図。 (a)(b)は要部の拡大正面図とその縦断面図。 分割体と分割体の曲り時のずれの状態を示す説明図。 分割構成の管継手の第2の実施形態を示す斜視図。 同上の継手本体を分割形成した断面図。 同上の分割体と分割体を接合して継手本体にした状態の断面図。 同上による管材の連結状態を示す斜視図。 分割構成の管継手の第3の実施形態を示す斜視図。同上の継手本体を分割形成した断面図。 同上の継手本体を分割形成した断面図。 同上の分割体と分割体を接合して継手本体にした状態の断面図。 組み立て状態の一例を示す平面図。
符号の説明
1 継手本体
2 管材
3 外嵌め部
4 抜け止め部材
5 窓孔
19 内嵌め部

Claims (2)

  1. 継手本体に管材を外側に嵌合させる筒状の外嵌め部を設けるとともに、上記管材の外嵌め部にばね材からなる抜け止め部材を設け、この抜け止め部材の一端を上記外嵌め部の一方の壁に固定し、他端を他方の壁に設けた窓孔より若干外へ斜めに突出させ、
    上記外嵌め部に管材を嵌合したとき、抜け止め部材の先端が管材の表面に係合して抜け出し不可能であるとともに、管材を左右に回しながら引くと抜け止め部材が滑って管材を外嵌め部より抜け出し可能とした
    ことを特徴とする管継手。
  2. 継手本体に、管材を外側に嵌合させる筒状の外嵌め部と管材を内側に嵌合させる筒状の内嵌め部とを設けるとともに、上記継手本体を上記外嵌め部と内嵌め部とをそれぞれ半分ずつ含むように2つの分割体に分割し、上記分割体を、上記内嵌め部内に管材を挟んで合わせた状態で、上記外嵌め部に別の管材を嵌合させることにより一体化する管継手であって、
    上記外嵌め部にばね材からなる抜け止め部材を設け、この抜け止め部材の一端を上記外嵌め部の一方の壁に固定し、他端を他方の壁に設けた窓孔より若干外へ斜めに突出させるとともに、
    上記内嵌め部の内面には凹部を形成し、この凹部にばね材からなり、かつ両端部がハの字形をなす抜け止め部材を設け、この抜け止め部材の両端部の先端を、上記内嵌め部に挟まれて嵌合した管材の表面に当たる程度に突出させ、
    上記外嵌め部と内嵌め部に管材を嵌合したとき、各抜け止め部材の先端が管材の表面に係合して抜け出し不可能であるとともに、管材を左右に回しながら引くと抜け止め部材が滑って管材を外嵌め部より抜け出し可能とした
    ことを特徴とする管継手。
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