JP3009846U - ビニールハウス構造材用連結金具 - Google Patents

ビニールハウス構造材用連結金具

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JP3009846U
JP3009846U JP1994013370U JP1337094U JP3009846U JP 3009846 U JP3009846 U JP 3009846U JP 1994013370 U JP1994013370 U JP 1994013370U JP 1337094 U JP1337094 U JP 1337094U JP 3009846 U JP3009846 U JP 3009846U
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渡辺パイプ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】くさび打ち込みの際のくさび先端のつかえ防止
と使用時のくさびの抜け止め防止の2つの機能を有し、
ビニールハウスの構造材を強固に連結固定する。 【構成】断面がU字状に折り曲げられた薄板の両側辺中
央部に下端から馬蹄形状の切欠き17を形成し、該両側
辺16下端部を互いに内方に折り返してくさび挿入溝1
9Aを形成した連結金具本体15と、断面コ字状のくさ
びとからなるビニールハウス構造材用連結金具におい
て、前記上面が平らなくさび21先端部の両側部のみを
前方斜めに立ち上がらせ、該くさび21両側のテーパー
状をした下縁部24を前記連結金具本体15の両側辺1
6下端部に形成されたくさび挿入溝19Aに係合させる
ように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はビニールハウスに用いるパイプなどの構造材を十字状に連結固定する 連結金具に係り、特に断面がU字状に折り曲げられた連結金具本体と、断面コ字 状のくさびとの組合せによって2本のパイプを容易に交差連結できるビニールハ ウスに用いる構造材用連結金具に関する。
【0002】
【従来技術】
従来はビニールハウスなどの構築に際して、薄肉で軽量の構造材用パイプなど を打ち込みくさびを利用したくさび式管固定具を使用して交差連結するものが多 く知られており、この固定具はビニールハウスの構造材を強固に固定する必要が ある場合に多く利用されている。
【0003】 従来の固定具は十字状に交差するパイプを断面がU字状に折り曲げられ、その 両側辺中央部に馬蹄形状の切欠きが形成された固定具本体の上部弯曲部内面と馬 蹄形状の切欠き部とによって支持し、その固定具本体の両側辺下端部を互いに内 方に折り返して形成されたくさび挿入溝に断面コ字状をしたくさびのテーパ状を した両側下縁を挿入し、打ち込むことによって前記交差するパイプを連結するも のである。
【0004】 しかしながら、上記従来の固定具は、くさびをくさび挿入溝に沿って打ち込む 際に、馬蹄形状の切欠き部によってくさび挿入溝が打ち込み方向に離間されてい るため、その中に組み入れたパイプの背後のくさび挿入溝を構成する折り返し片 にくさびの先端がつかえてしまい、くさび両側下縁を前方のくさび挿入溝に挿入 するのが難しく、打ち込み作業が面倒で、作業効率がわるいという大きな欠点が あった。
【0005】 また、この種の固定具では、互いに平行なくさび挿入溝に断面コ字状をしたく さびのテーパ状をした両側下縁を挿入するものであるから、パイプに接するくさ びの上面が一方向に傾斜して接するため、ビニールハウスが風圧によって揺れる 毎に、十字状に交差する2本のパイプの連結部が外力によりきしみ、その固定部 が次第に弛み、遂にはくさびが抜けてしまう欠点もあった。
【0006】 そこで、上記のくさび打ち込みの際のくさび先端のつかえ防止と、使用時のく さび抜け止め防止のために、実公平5−567号公報により提案されたくさび式 連結具のくさびにおいては、図7に示すように断面コ字状をしたくさび3は全体 として数状の溝4を形成し、側面からみると先細形状で、その先端部5はパイプ 2の背後を通過するように反った弯曲6に形成し、両側面7の基部には一段と凹 んだ抜け止段差8を形成したものであり、このくさび3は、その先端部の弯曲6 がパイプ2の背後に沿う形に連結具本体9の下部くさび挿入溝10へ差し込むと 、図5に示すように馬蹄形状の切欠き部11で分断されたくさび打ち込み方向の 前方側のくさび挿入溝12の上側へ先端13が食い込むように進入し、前方側の くさび挿入溝12へ到達する。そして、このくさび3を一旦完全に打ち込むと、 その側面7に形成した抜け止め段差8に対して、くさび作用で拡張された連結具 本体の両脚部が、図6に示すように内側へ食い込むように変形するので、段差8 は抜け止め作用を奏するというものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記実公平5−567号公報により提案されたくさび式連結具 のくさびにおいては、くさび3の先端13が馬蹄形状の切欠き部11で分断され たくさび打ち込み方向の前方側のくさび挿入溝12の上側へ到達しても、くさび 打ち込みの際に、くさび先端の両側面がくさび挿入溝12内に正確に挿入されず に、むしろ連結具本体9のくさび挿入溝12を構成する両側辺下端部を互いに内 方に折り返して形成された折り返し片にくさび先端13が当たって、連結具本体 9の両側辺下端部を損傷するという欠点があった。
【0008】 また、ビニールハウス使用時のくさび抜け止めの点でも、くさび3の側面7に 形成する抜け止め段差8を大きく形成すれば抜け止め防止には役立つが、反面く さび3の打ち込みの際にこのくさび基部が連結具本体9の下部くさび挿入溝10 に突き当たって溝10に入らず、無理に打ち込めば溝10を押し拡げてしまい、 くさび3の基部がくさび挿入溝10から外れてしまって抜け止段差8の機能を果 たさなくなってしまう。 反対に、上記抜け止め段差8を小さく形成すればくさび基部が連結具本体9の 下部くさび挿入溝10に容易に挿入できるが、抜け止め防止の効果がなく、しか も前記した従来の固定具と同様にパイプ2に接するくさび3の上面が一方向に傾 斜して接しているためビニールハウスが風圧によって揺れる毎に十字状に交差す る2本のパイプ1,2の連結部が外力によりきしみ、抜け止め防止の抵抗力がな いからその固定部が次第に弛んでしまい、抜け止め防止には全く役立たない。
【0009】 したがって、実公平5−567号公報により提案されたくさび式連結具のくさ びは、前記したくさび打ち込みの際のくさび先端のつかえ防止とくさびの抜け止 め防止の二つの機能を全く果たすことができない欠点があった。
【0010】 本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであり、くさび打ち込みの際のくさ び先端のつかえ防止と使用時のくさびの抜け止め防止の2つの機能を両者とも完 璧に有し、しかもビニールハウスの構造材を強固に連結固定することができる打 ち込みくさびを利用したビニールハウス構造材用連結金具を提供することを目的 としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するために、断面がU字状に折り曲げられた薄板の 両側辺中央部に下端から馬蹄形状の切欠きを形成し、該両側辺下端部を互いに内 方に折り返してくさび挿入溝を形成した連結金具本体と、断面コ字状のくさびと からなるビニールハウス構造材用連結金具において、前記上面が平らなくさび先 端部の両側部のみを前方斜めに立ち上がらせ、該くさび両側のテーパー状をした 下縁部を前記連結金具本体の両側辺下端部に形成されたくさび挿入溝に係合させ るように構成したことを特徴とし、また上記ビニールハウス構造材用連結金具に おいて、前記上面が平らなくさび先端部の両側部に前方斜めに立ち上がった溝部 を形成し、該先端溝部をガイドとしてくさびの両下縁部を前記連結金具本体の両 側辺下端部に形成されたくさび挿入溝に係合させるように構成したことを特徴と し、また上記ビニールハウス構造材用連結金具において、前記連結金具本体の両 側辺下端部に形成されたくさび挿入溝に挿入するくさび先端部の両側部に前方斜 めに立ち上がった下向き溝部を形成し、該先端溝部は前記連結金具本体の両側辺 下端部に形成された折り返し片を該先端溝部内を通過させてくさび両側下縁部を くさび挿入溝に導入する構成とし、かつ全体が先細り形状となっているくさびの 両側面に抜け止め突起を形成したことを特徴とする。
【0012】 また、断面がU字状に折り曲げられた薄板の両側辺中央部に下端から馬蹄形状 の切欠きを形成し、該両側辺下端部を互いに内方に折り返してくさび挿入溝を形 成した連結金具本体において、前記連結金具本体の両側辺に一方のビニールハウ ス構造材を係止する弯曲した凹条を形成したことを特徴とし、また断面コ字状の くさびの上面が平面で、両側下縁は傾斜させて先細り形状のテーパー部を形成し たくさびにおいて、前記くさび先端部の両側部に前方斜めに立ち上がった下向き 溝部を形成し、両側面には抜け止め突起を形成したことを特徴とする。
【0013】
【作用】
次に、本考案の作用について説明すると、交差した2本のパイプを連結固定す る際、一方のパイプを断面がU字状に折り曲げられた連結金具本体内に把持し、 他方の交差したパイプを両側辺に形成した馬蹄形状の切欠き部に挿入した状態で 、くさびを前記連結金具本体の両側辺下端部に互いに内方に折り返して形成され たくさび打ち込み方向後方側の一対のくさび挿入溝を構成する折り返し片をくさ び先端の両側部に前方斜めに立ち上がった下向き溝部内に沿わせて差し込み、く さびを打ち込むと、馬蹄形状の切欠き部で分断されたくさび打ち込み方向の前方 側の一対のくさび挿入溝を構成する折り返し片が自動的に前方斜めに立ち上がっ たくさび先端の下向き溝部内に入り込み、くさびは交差状に組み込まれた下のパ イプに妨げられずに、容易に前方側のくさび挿入溝を構成する折り返し片がくさ び先端部の前方斜めに立ち上がった先端溝部内に入り、この下向き溝部内を通過 しながら、この先端溝部をガイドとしてくさび両側下縁部を自動的にくさび打ち 込み方向の前方側のくさび挿入溝に導入する。
【0014】 その後、くさびをさらに打ち込むと、連結金具本体の両側辺下端部に形成され た長手方向前後の互いに内側へ傾斜した挿入溝を構成する折り返し片に沿ってく さびが移動するため、挿入の初めの一定期間はくさび上面が前記組み込まれた下 のパイプに触れることなく、その下をくぐり抜けていくが、くさび中央部が前記 下のパイプの最下部を過ぎて所定の位置まで進むと、前方斜めに立ち上がった下 向き先端溝部と挿入溝との係合によりくさびが押し上げられ、それに続いてくさ び両側下縁部と前方側のくさび挿入溝とによりくさび上面が前記下のパイプを押 し上げて2本のパイプを強固に連結固定する。さらに、くさびを打ち込むとくさ びの両側面に設けた斜めの抜け止め突起が弾性により突出して連結金具本体の後 方側の下端部に係止し、その結果打ち込み方向または反対の抜け出し方向のいず れにもくさびは移動できなくなり、十分な抜け止め作用を奏するため、ビニール ハウス使用中に風圧によって構造材が揺れても十字状に交差する2本のパイプの 連結部が弛むことがなく、ビニールハウスの長期使用に対応できる。
【0015】
【実施例】
次に、本考案に係るビニールハウス構造材用連結金具の一実施例について図面 を参照して説明すると、図1は本実施例の斜視図、図2および図3は本実施例の くさびの打ち込み状態を示す側面図であり、図において本実施例の連結金具本体 15は、上部を断面がU字状に折り曲げられた薄板の両側辺16,16中央部に 下端から馬蹄形状の切欠き17,17を形成し、その後方両側辺下端部18と前 方下端部18Aを互いに内方に折り返して一対の後方くさび挿入溝19と一対の 前方くさび挿入溝19Aを形成したものであり、上記両側辺16,16の切欠き 17,17の上方には弯曲した凹条20,20が設けられており、この一対の凹 条20,20により連結金具本体15の両側辺16,16内に管1を挟持する。
【0016】 一方、上面が平な断面コ字状のくさび21は、連結金具本体15の後方両側辺 下端部18と前方両側辺下端部18Aに形成されたそれぞれ一対のくさび挿入溝 19,19Aを挿入するくさび先端部21Aの両側部に前方斜めに立ち上がった 一対の下向き溝部22,22を形成し、この一対の先端溝部22は前記連結金具 本体15の両側辺下端部18,18Aに形成されたくさび挿入溝19,19Aを 構成する折り返し片23,23Aをその溝部22,22内を通過させてくさび両 側下縁部24,24をくさび挿入溝19Aと19にそれぞれ導入するようになっ ており、またくさび21は全体が先細り形状となっているくさびの両側面25に 後方に開いた抜け止め突起26を形成してある。また、符号27はずれ防止用突 起、符号28は本体の補強リブである。
【0017】 本実施例を使用して交差した2本のパイプ1,2を連結固定する際には、一方 の上パイプ1を断面がU字状に折り曲げられた連結金具本体15内に凹条20, 20によって把持し、他方の交差した下パイプ2を両側辺16に形成した馬蹄形 状の切欠き部17に挿入した状態で、くさび21を上記連結金具本体15の両側 辺下端部18,18Aに互いに内方に折り返して形成されたくさび打ち込み方向 後方側の一対のくさび挿入溝19にくさび先端部21Aの両側部に設けられた先 端溝部22を沿わせて差し込み、馬蹄形状の切欠き部17で分断された前方側の 一対のくさび挿入溝19Aにくさび先端が食い込むように打ち込むと、前方側の 一対のくさび挿入溝19Aを構成する折り返し片23Aが自動的に前方斜めに立 ち上がったくさび先端の下向き溝部22内に入り込み、くさびは交差状に組み込 まれた下のパイプ2に妨げられずに、容易に前方側のくさび挿入溝19Aを構成 する折り返し片23Aがくさび先端部21Aの前方斜めに立ち上がった下向き先 端溝部22内を通過しながら、この先端溝部22をガイドとしてくさび両側下縁 部24を自動的にくさび打ち込み方向の前方側のくさび挿入溝19Aに導入され る。
【0018】 その後、くさびをさらに打ち込むと、連結金具本体15の両側辺下端部に形成 された長手方向前後の互いに内側へ傾斜した挿入溝19A,19を構成する折り 返し片23A,23に沿ってくさび両側下縁部24,24が移動するため、挿入 の初めの一定期間はくさび上面が前記組み込まれた下のパイプ2に触れることな く、その下をくぐり抜けていくが、くさび中央部が前記下のパイプ2の最下部を 過ぎて所定の位置まで進むと、前方斜めに立ち上がった先端の下向き溝部22と 前方側の挿入溝19Aとの係合によりくさびが押し上げられ、それに続いてテー パー状のくさび両側下縁部24とくさび挿入溝19A,19とによりくさび上面 が前記下のパイプ2を押し上げて2本のパイプを強固に連結固定する。さらに、 くさびを打ち込むとくさびの両側面25に設けた斜めの抜け止め突起26が弾性 により突出して連結金具本体15の後方側の下端部16に係止される。
【0019】 本実施例によれば、上面が平らなくさび先端部21Aの両側部のみを前方斜め に立ち上がらせた先端溝部22を形成し、それに続くくさび両側のテーパー状を した下縁部24を前記連結金具本体15のくさび挿入溝19,19Aに係合させ るようにしたから、くさび打ち込みの際のくさび先端21Aが連結金具本体15 の馬蹄形状切欠き部17で分断されたくさび打ち込み方向の前方側の一対のくさ び挿入溝19Aにつかえるのを完全に防止でき、またくさび21が一旦打ち込ま れ2本のパイプ1,2を交差状に緊締して固定すると、その打ち込み方向または 反対の抜け出し方向のいずれにもくさび21は移動できなくなり、十分な抜け止 め効果を奏するため、ビニールハウス使用中に風圧によって構造材が揺れても十 字状に交差する2本のパイプ1,2の連結部が弛むことがなく、ビニールハウス の長期使用に対応できる効果がある。
【0020】
【考案の効果】
上述した本考案によれば、上面が平らなくさび先端部の両側部のみを前方斜め に立ち上がらせ、そのくさび両側のテーパー状をした下縁部を前記連結金具本体 の両側辺下端部に形成されたくさび挿入溝に係合させるようにしたから、くさび 打ち込みの際のくさび先端が連結金具本体の馬蹄形状切欠き部で分断されたくさ び打ち込み方向の前方側の一対のくさび挿入溝につかえるのを完全に防止でき、 また、上面が平らなくさび先端部の両側部に前方斜めに立ち上がった下向き溝部 を形成し、その先端溝部をガイドとしてくさび両側下縁部を前記連結金具本体の 両側辺下端部に形成されたくさび挿入溝に確実に係合させることができ、さらに くさび先端溝部は前記連結金具本体の両側辺下端部に形成された折り返し片を先 端溝部内を通過させてくさび両側下縁部をくさび挿入溝に正確に、かつ容易に導 入することができる。したがって、くさび打ち込みの際のくさび先端のつかえ防 止を確実に可能とする。
【0021】 しかも、全体が先細り形状となっているくさびの両側面に傾斜して張出した抜 け止め突起を形成したから、斜めの抜け止め突起が弾性により突出して連結金具 本体の後方側の下端部に係止し抜け止め効果が大きく、くさびが一旦打ち込まれ ると2本のパイプを交差状に緊締して確実に固定し、その打ち込み方向または反 対の抜け出し方向のいずれにもくさびは移動できなくなり、十分な抜け止め効果 を奏するから、ビニールハウス使用中に風圧によって構造材が揺れても十字状に 交差する2本のパイプの連結部が弛むことがなく、ビニールハウスの長期使用に 対応できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の斜視図である。
【図2】本実施例のくさび挿入動作を説明する側面図で
ある。
【図3】本実施例のくさび挿入状態を説明する側面図で
ある。
【図4】本実施例のくさびの斜視図である。
【図5】従来例のくさび挿入動作を説明する側面図であ
る。
【図6】従来例のくさび挿入状態を説明する側面図であ
る。
【図7】従来例のくさびの斜視図である。
【符号の説明】
15 連結金具本体 16 側辺 17 切欠き部 18,18A 両側辺下端部 19,19A くさび挿入溝 20 凹条 21 くさび 22 先端溝部 23,23A 折り返し片 24 両側下縁部 25 両側面 26 抜け止め突起

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面がU字状に折り曲げられた薄板の両
    側辺中央部に下端から馬蹄形状の切欠きを形成し、該両
    側辺下端部を互いに内方に折り返してくさび挿入溝を形
    成した連結金具本体と、断面コ字状のくさびとからなる
    ビニールハウス構造材用連結金具において、前記上面が
    平らなくさび先端部の両側部のみを前方斜めに立ち上が
    らせ、該くさび両側のテーパー状をした下縁部を前記連
    結金具本体の両側辺下端部に形成されたくさび挿入溝に
    係合させるように構成したことを特徴とするビニールハ
    ウス構造材用連結金具。
  2. 【請求項2】 断面がU字状に折り曲げられた薄板の両
    側辺中央部に下端から馬蹄形状の切欠きを形成し、該両
    側辺下端部を互いに内方に折り返してくさび挿入溝を形
    成した連結金具本体と、断面コ字状のくさびとからなる
    ビニールハウス構造材用連結金具において、前記上面が
    平らなくさび先端部の両側部に前方斜めに立ち上がった
    下向き溝部を形成し、該先端溝部をガイドとしてくさび
    の両下縁部を前記連結金具本体の両側辺下端部に形成さ
    れたくさび挿入溝に係合させるように構成したことを特
    徴とするビニールハウス構造材用連結金具。
  3. 【請求項3】 断面がU字状に折り曲げられた薄板の両
    側辺中央部に下端から馬蹄形状の切欠きを形成し、該両
    側辺下端部を互いに内方に折り返してくさび挿入溝を形
    成した連結金具本体と、断面コ字状のくさびとからなる
    ビニールハウス構造材用連結金具において、前記連結金
    具本体の両側辺下端部に形成されたくさび挿入溝を挿入
    するくさび先端部の両側部に前方斜めに立ち上がった下
    向き溝部を形成し、該先端溝部は前記連結金具本体の両
    側辺下端部に形成された折り返し片を該先端溝部内を通
    過させてくさび両側下縁部をくさび挿入溝に導入する構
    成とし、かつ全体が先細り形状となっているくさびの両
    側面に抜け止め突起を形成したことを特徴とするビニー
    ルハウス構造材用連結金具。
  4. 【請求項4】 断面がU字状に折り曲げられた薄板の両
    側辺中央部に下端から馬蹄形状の切欠きを形成し、該両
    側辺下端部を互いに内方に折り返してくさび挿入溝を形
    成した連結金具本体において、前記連結金具本体の両側
    辺に一方のビニールハウス構造材を係止する弯曲した凹
    条を形成したことを特徴とするビニールハウス構造材用
    連結金具本体。
  5. 【請求項5】 断面コ字状のくさびの上面が平面で、両
    側下縁は傾斜させて先細り形状のテーパー部を形成した
    くさびにおいて、前記くさび先端部の両側部に前方斜め
    に立ち上がった下向き溝部を形成し、両側面には抜け止
    め突起を形成したことを特徴とするビニールハウス構造
    材用連結金具のくさび。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3495963B2 (ja) 2000-01-18 2004-02-09 定夫 本岡 ビニールハウスのパイプ変形部の連結具
JPWO2005100842A1 (ja) * 2004-04-12 2008-03-06 株式会社高木製作所 接続用クランプ装置
JP2019180309A (ja) * 2018-04-12 2019-10-24 東都興業株式会社 交差パイプ用連結金具

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