JP2000146065A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2000146065A
JP2000146065A JP10326840A JP32684098A JP2000146065A JP 2000146065 A JP2000146065 A JP 2000146065A JP 10326840 A JP10326840 A JP 10326840A JP 32684098 A JP32684098 A JP 32684098A JP 2000146065 A JP2000146065 A JP 2000146065A
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克彦 西野
Masahiro Ikeda
昌弘 池田
Hideo Hirabayashi
秀雄 平林
Yuji Kishimoto
裕司 岸本
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JFE Pipe Fitting Mfg Co Ltd
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Kyowa Industrial Co Ltd
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Nippon Kokan Pipe Fitting Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管継手において、接続口部の複数の突歯の全
部による抜止め作用が発揮され得なくなるような事態を
未然に防止する。 【解決手段】 継手本体1の突出部13の先端にテーパ
状の案内面16を設ける。押輪3と、抜止めリング4
と、抜止めリング支持体5とを有する。突出部13と接
続口部12との間に管端挿入空間14を有する。接続口
部12の外周側に管6の内周に喰込み可能な複数条の突
歯15を設ける。抜止めリング支持体5の輪部51が、
その輪部51に挿入した上記管6の先端部61の外周に
引っ掛かってその管6を抜止めする掛止部を有する。掛
止部は切起し片に具備されている爪部の先端によって形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手、特に抜止
めリングによって管を締め付けることにより管を抜け止
めする機能を備えた管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の管継手の多くは、雄ねじを備え
た継手本体、その雄ねじにねじ込まれる雌ねじを備えた
押輪、抜止めリング、などを有している。そして、この
ような管継手は、継手本体の雄ねじに押輪の雌ねじをね
じ込んで継手本体と押輪とをねじ合わせ結合し、かつ、
その内部に抜止めリングを保持させることによって上記
三者を一体に組み立てて配管施工現場に搬入されること
が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願出願人は、先に、
上記のような管継手において、継手本体の接続口部に管
を差し込むことによって押輪のねじ込みが可能になり、
管が十分な長さだけ差し込まれている状況で押輪をねじ
込みさえすれば、継手本体の接続口部に差し込まれた管
に対して抜止めリングによる抜止め作用が発揮され、当
初の接続口部に対する管の差込み長さが不足していると
きには、押輪をねじ込むことができなくなって管の差込
み長さの不足を認識することのできるというような作用
を発揮する管継手を提案した。しかし、この管継手によ
ると、その取扱いの如何によっては十分な抜止め機能を
発揮させ得なくなることが知見された。
【0004】以下に、この管継手の詳細な構造、組立手
順並びに作用と、この管継手の取扱い方が悪い場合の問
題点とを説明する。なお、図11〜図13は本出願人が
先に提案した上記管継手の組立手順を示した部分縦断側
面図、図16はその管継手に用いられている抜止めリン
グ支持体5の斜視図であり、また、図14及び図15は
上記管継手の問題点を説明するための部分縦断側面図で
ある。
【0005】図11〜図13において、筒状の継手本体
1は金属製であり、レンチなどの工具に対する係止部1
1、合成樹脂製の管6が外嵌合して接続される筒状の接
続口部12、接続口部12の周囲に同心状に突出された
筒状の突出部13などを具備しており、接続口部12が
上記突出部13よりも突き出し、接続口部12と突出部
13との間に管端挿入空間14が形成されている。ま
た、接続口部12の外周の軸方向中央部に複数条の鋸歯
状の突歯15がリング状に形成されている。さらに、突
出部13は、その先端に上記管端挿入空間14に近付く
ほど漸次縮径するテーパ状の案内面16を有し、その外
周に雄ねじ17を有する。押輪3は金属製であり、継手
本体10の雄ねじ17にねじ合わせ可能な雌ねじ31を
その内周部の前半部に有している。この押輪3の後壁内
面は、前拡がりに傾斜したテーパ状の押付面35に形成
されている。抜止めリング4は、周方向の1箇所が欠除
された弾性リング部材によって形成されており、その内
周に複数条(図例では2条)の突歯41がリング状に形
成されている。図16にも示したように、抜止めリング
支持体5は、短円筒状の輪部51とその輪部51の前端
部に内向きに設けられたリング状の当り部52とを有し
ている。そして、その輪部51が、自然状態の抜止めリ
ング4の内径よりも少し大きな外径を有している。ま
た、抜止めリング支持体5は、上記管端挿入空間14に
挿入可能な外径及び内径を有している。
【0006】上記管継手の組立手順を図11〜図13を
参照して説明する。最初に、図11のように継手本体1
の雄ねじ17に押輪3の雌ねじ31をねじ合わせること
によって、押輪3を継手本体1に仮締めしておく。この
ときには、押輪3の押付面35と継手本体1の案内面1
6との間の空間内で抜止めリング4を保持させておき、
しかも、その抜止めリング4の内側に、その抜止めリン
グ4の弾性を利用して抜止めリング支持体5の輪部51
を嵌合保持させておく。
【0007】こうして組み立てられた管継手では、抜止
めリング支持体5の輪部51によって抜止めリング4の
縮径が阻止されているので、押輪3を正回転させてその
雌ねじ31を継手本体1の雄ねじ17の第2ねじ部17
bにねじ込んでいった場合、押輪3の押付面35が抜止
めリング4に当たった後の段階では、押輪3をねじ込む
ことが不可能である。
【0008】その一方、図12のように押輪3に挿通し
た管6の先端部61を抜止めリング支持体5の輪部51
に挿入し、その管6の先端面62で抜止めリング支持体
5の当り部52を押して同図のように抜止めリング支持
体5を抜止めリング4から押し出し、管端挿入空間14
の中まで押し込むと、抜止めリング支持体5による抜止
めリング4の縮径規制作用が解除される。
【0009】こうして抜止めリング支持体5による抜止
めリング4の縮径規制作用を解除した後、押輪3をねじ
込んでいくと、押輪3の押付面35が抜止めリング4を
案内面16に押し付けて滑らせるので、押付面35によ
り抜止めリング4に加えられる押付け力が押付面35と
案内面16とにより径内方向に向く力に変換されて抜止
めリング4が押輪3のねじ込み量に見合うだけ縮径す
る。そして、抜止めリング4が案内面16の内周端のと
ころまで縮径された後、さらに押輪3がねじ込まれる
と、図13のように抜止めリング4が管端挿入空間14
に押し込まれる。このときには、管6の先端部61の外
周に抜止めリング4の突歯31が喰い込み、管6の先端
部61の内周に接続口部12の突歯15が喰い込む。こ
れにより間6が抜止めされる。なお、管6の先端部61
は管端挿入空間14の奥まで挿入されている。
【0010】上記管継手では、押輪3をねじ込むことが
できるときには管6の先端部61が管端挿入空間14の
中まで挿入されて抜止めリング支持体5も管端挿入空間
14の中へ押し込まれている。したがって、押輪3をね
じ込むことができさえすれば、接続口部12に十分な差
込み長さだけ外嵌合された管6に対して抜止めリング3
0による抜止め作用を加えることができるようになる。
これに対し、接続口部12に対する管6の差込み長さが
不足しているようなときには、管6によって抜止めリン
グ支持体5が抜止めリング4から押し出されないので、
押輪3をねじ込むことができない。
【0011】以上の説明から判るように、上記管継手で
は、継手本体1の接続口部12に管6を差し込むことに
よって押輪3のねじ込みが可能になり、管6が十分な長
さだけ差し込まれている状況で押輪3をねじ込みさえす
れば、継手本体1の接続口部12に差し込まれた管6に
対して抜止めリング4による抜止め作用や接続口部12
の突歯15による抜止め作用が発揮され、当初の接続口
部12に対する管6の差込み長さが不足しているときに
は、抜止めリング支持体5が抜止めリング4に嵌まり込
んだままになって押輪3をねじ込むことができなくな
り、管6の差込み長さの不足を認識することのできると
いうような作用が発揮される。
【0012】しかしながら、この管継手において、図1
2のように管6が一旦は十分な長さだけ差し込まれたと
しても、何らかの原因によって図14の矢印X1のよう
に管6が引き戻されるという事態の起こることがある。
この場合に、管6の先端部61が挿入されている抜止め
リング支持体5が管6と共に後退したとしても、その抜
止めリング支持体5は、自然状態になっている抜止めリ
ング4に当たってその位置より後方には移動し得ない。
そのため、図15の矢印X2のように抜止めリング4に
当たって後退が阻止されている抜止めリング支持体5か
ら管6の先端部61が抜け出すという事態を生じること
がある。
【0013】ここで、図14のように、抜止めリング支
持体5が抜止めリング4に当たっていて、しかも、抜止
めリング支持体5に管6の先端部61が挿入されたまま
になっている状態では、接続口部6の複数の突歯15の
全部が管6の内周に対峙した状態を保っているので、押
輪3をねじ込んで抜止めリング4を縮径させると、接続
口部6の複数の突歯15の全部が管6の内周に喰い込ん
で管6に対する十分な抜止め作用を発揮する。
【0014】しかしながら、図15のように、抜止めリ
ング4に当たって後退が阻止されている抜止めリング支
持体5から抜け出る位置まで管6が引き戻された状態で
は、接続口部6の複数の突歯15の一部は管6の内周に
対峙した状態を保っているものの、他の突歯15が管6
から露出してしまう。この状態で、押輪3をねじ込んで
抜止めリング4を縮径させても、接続口部6の複数の突
歯15の一部だけが管6の内周に喰い込むに過ぎないの
で、管6に対する十分な抜止め作用が発揮されなくなる
おそれがある。
【0015】本発明は図11〜図13で説明したような
構造の管継手において、その取扱いの如何によっては図
15で説明したような問題点、すなわち、抜止めリング
4に当たって後退が阻止されている抜止めリング支持体
5から管6が抜け出し、接続口部6の複数の突歯15の
全部による抜止め作用が発揮され得なくなるような事態
を未然に防止することのできる管継手を提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る管継手は、
基本的には図11〜図13で説明したものと同じ構成を
有している。すなわち、この管継手は、筒状の継手本体
1に、管6が外嵌合される筒状の接続口部12とこの接
続口部12の周囲に同心状に突設された筒状の突出部1
3とが設けられ、その突出部13の先端に奥側ほど漸次
縮径するテーパ状の案内面16が形成されていると共
に、上記継手本体1にねじ合わせ結合される押輪3と、
その押輪3の押付け力を受けて上記案内面16に押し付
けられることによりその押輪3のねじ込み量に見合うだ
け縮径されかつその縮径により上記接続口部12に外嵌
合された上記管6をその外側から締め付ける弾性を備え
た抜止めリング4と、上記押輪3に挿通された上記管6
の先端部61を挿入可能でかつ上記抜止めリング4の内
側に対して嵌脱可能な輪部51及びこの輪部51に挿入
された上記管6の先端面61が当接する当り部52を備
える抜止めリング支持体5とを有し、上記突出部13と
上記接続口部12との間に、上記抜止めリング支持体5
とその抜止めリング支持体5の上記輪部51に挿入され
た上記管6の先端部61とが挿入される管端挿入空間1
4が形成され、上記接続口部12の外周側に、上記抜止
めリング4によって締め付けられた上記管6の内周に喰
込み可能な複数条の突歯15が設けられ、上記抜止めリ
ング支持体5は、その輪部51が、自然状態の上記抜止
めリング4の内径よりも大きな外径を有している。
【0017】そして、この管継手では、上記のような基
本構成に加え、上記抜止めリング支持体5の輪部51
が、その輪部51に挿入された上記管6の先端部61の
外周に引っ掛かってその管6を抜止めする掛止部を有し
ている、というものである。
【0018】上記管継手において、抜止めリング支持体
5の輪部51が上記掛止部を有していると、図15で説
明したような抜止めリング支持体5の輪部51からの管
6の抜出しが起こりにくくなるので、接続口部6の複数
の突歯15の全部による抜止め作用が発揮され得なくな
るような事態が未然に防止される。
【0019】本発明においては、上記抜止めリング支持
体5が金属製であり、その抜止めリング支持体5の上記
掛止部が、その抜止めリング支持体5の上記輪部51に
内側へ向けて切起し形成された切起し片に具備されてい
る爪部の先端によって形成されている、という構成を採
用することが可能である。このようになっていると、抜
止めリング支持体5の輪部51からの管6の抜出しが、
掛止部としての上記爪部の先端によって防止される。
【0020】上記切起し片は、上記抜止めリング支持体
5の上記輪部51の周方向等間隔おきの複数箇所に切起
し形成されていることが望ましく、そのようになってい
ると、複数の切起し片に具備されている爪部の先端によ
って、管6の当角度おきの複数箇所で管6の抜出しを防
止する作用が発揮されるようになり、そのことが、抜止
めリング支持体5の輪部51からの管6の抜出しをいっ
そう確実に防止することに役立つ。
【0021】また、複数箇所の上記切起し片のそれぞれ
が、上記輪部51の周方向に並んだ2つの対称な上記爪
部を有していると共に、それらの爪部の相互間に正面か
ら見て凹入した谷形部が形成されていることが望まし
い。このようになっていると、複数箇所の切起し片のそ
れぞれ谷形部に管6が嵌まり込むことによって管6が抜
止めリング支持体5の輪部51に対して調心されるの
で、図15で説明したように抜止めリング支持体5が抜
止めリング4に当たったときに、その抜止めリング支持
体5が傾き、その傾きによって上記爪部の先端による管
の抜出し防止作用が損なわれるといった事態が生じにく
くなる。
【0022】上記掛止部として形成されている上記爪部
の先端は、その爪部の内面とその内面につながった厚さ
方向の先端輪郭線とによって形作られるコーナが角張っ
ていることが望ましい。また、上記掛止部として形成さ
れている上記爪部の先端は、その平面視形状が角張って
いることが望ましい。このようになっていると、爪部の
先端が管の先端部外周に引っ掛かりやすくなり、そのこ
とが、抜止めリング支持体5の輪部51からの管6の抜
出しをいっそう確実に防止することに役立つ。
【0023】さらに、上記掛止部として形成されている
上記爪部の先端は、その平面視形状がV字形に角張って
いて上記抜止めリング支持体の上記当り部側に向けて突
き出ていることが望ましい。このようになっていると、
爪部の先端が管の先端部外周にいっそう引っ掛かりやす
くなり、そのことが、抜止めリング支持体5の輪部51
からの管6の抜出しをいっそう確実に防止することに役
立つ。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る管継手の実施形
態を説明する。図1は本発明の管継手の実施形態を示し
た部分縦断側面図であり、上記した図14に対応してい
る。また、図2は抜止めリング支持体5の後面図、図3
は図2のIII−III線に沿う断面図、図4(a)は
爪部7をその内面に面する側から見た形状を示す図、図
4(b)は図4(a)のIVb−IVb線に沿う拡大断
面図、図5は図2及び図3の抜止めリング支持体5の作
用を説明するための一部破断側面図である。さらに、図
6〜図10は種々の変形例による抜止めリング支持体5
の一部破断側面図である。
【0025】図1に示した管継手は、抜止めリング支持
体5の構成を除き、図11〜図13で説明した管継手と
同じ構成を有している。したがって、同一部分に同一符
号を付して詳細な説明を省略する。
【0026】図1に示した管継手に用い得る種々のタイ
プの抜出しリング支持体5が図2〜図10に例示されて
いる。図2〜図10に示した種々のタイプの抜出しリン
グ支持体5は、いずれも金属製であり、その輪部51に
掛止部71を有し、その掛止部71が、輪部51に挿入
された管6の先端部61の外周に引っ掛かってその管6
を抜止めし得るようになっている点、上記掛止部71
が、輪部51に内側へ向けて切起し形成された切起し片
8に具備されている爪部7の先端によって形成されてい
る点、並びに、切起し片8が輪部51の周方向等間隔お
きの複数箇所(具体的には90度おきの4か所)に切起
し形成されている点で共通している。
【0027】次に、図1〜図10に示した個々の抜止め
リング支持体5について具体的に説明する。
【0028】図2及び図3の抜止めリング支持体5にお
いて、切起し片8は、図3に示されているように、1つ
の角部イが同じ箇所に位置している2つの対称な三角形
の爪部7,7を有している。図4(a)は、1つの爪部
7を抜き出し、その爪部7を内面側から見た形状を示し
ている。図3のように、それぞれの爪部7,7は、それ
らを形作っている三角形の底辺(輪部5の軸線に対して
傾斜している)73a,73aのところが内側へ少し折
り曲げられている。こうして上記底辺73a,73aの
ところが内側へ折り曲げられることによって、輪部51
の周方向に並んだ2つの対称な爪部7,7の相互間に、
正面から見て凹入した谷形部72が形成される。また、
図3のように、この切起し片8において、2つの爪部
7,7の先端によって形成されている平面視形状が角張
った掛止部71,71は、輪部51の軸線に対して直交
する仮想線P上に位置しており、しかも、それらの掛止
部71,71は、平面視形状が角張っているものの、当
り部52側に向けて突き出てはいない。74は切起し片
8を形成した跡に形成された開口である。また、図4
(a)及び図3(b)を併せ見ることによって判るよう
に、掛止部71として形成されている爪部7の先端は、
その爪部7の内面7aとその内面7aにつながった厚さ
方向の先端輪郭線7bとによって形作られる角張ったコ
ーナになっている。
【0029】図5に示したように、この抜止めリング支
持体5の輪部51に管6の先端部61が挿入されると、
爪部7の先端によって形成されている掛止部71が、管
6の先端部61の外周に引っ掛かって管6を抜止めす
る。そのため、図1のように、抜止めリング4に当たっ
て後退が阻止されている抜止めリング支持体5から管6
が抜け出すというおそれが少なくなる。したがって、接
続口部6の複数の突歯15の全部が管6の内周に対峙し
た状態を保ち、押輪3をねじ込んで抜止めリング4を縮
径させると、接続口部6の複数の突歯15の全部が管6
の内周に喰い込んで管6に対する十分な抜止め作用を発
揮する。
【0030】図6の抜止めリング支持体5においては、
2つの爪部7,7の先端によって形成されている掛止部
71,71は、その平面視形状がV字形に角張ってい
て、当り部52側に向けて突き出ている点で、図2及び
図3で説明したものと異なっている。その他の事項は図
2及び図3で説明したものと同様である。これによる
と、抜止めリング支持体5の輪部51に挿入された管の
先端部外周に、掛止部71が引っ掛かりやすい。そのた
め、掛止部71,71による管の抜止め作用が顕著に発
揮される。その他の作用は、図2及び図3で説明したも
のと同様である。
【0031】図7の抜止めリング支持体5において、切
起し片8は、三角形の1つの爪部7を有している。この
爪部7においては、その爪部7を形作っている三角形の
底辺(輪部5の軸線に対して直交している)73bのと
ころが内側へ少し折り曲げられている。また、図3
(b)及び図3(c)で説明したところと同様に、掛止
部71として形成されている爪部7の先端は、その爪部
7の内面7aとその内面7aにつながった厚さ方向の先
端輪郭線7bとによって形作られる角張ったコーナにな
っている。
【0032】図7に示したように、この抜止めリング支
持体5の輪部51に管6の先端部61が挿入されると、
爪部7の先端によって形成されている掛止部71が、管
6の先端部61の外周に引っ掛かって管6を抜止めす
る。そのため、図1のように、抜止めリング4に当たっ
て後退が阻止されている抜止めリング支持体5から管6
が抜け出すというおそれが少なくなる。したがって、接
続口部6の複数の突歯15の全部が管6の内周に対峙し
た状態を保ち、押輪3をねじ込んで抜止めリング4を縮
径させると、接続口部6の複数の突歯15の全部が管6
の内周に喰い込んで管6に対する十分な抜止め作用を発
揮する。
【0033】図8の抜止めリング支持体5において、切
起し片8は、その1つの角部イが同じ箇所に位置してい
る2つの対称な三角形の爪部7,7を有している。それ
ぞれの爪部7,7は、それらを形作っている三角形の底
辺(輪部5の軸線に対して傾斜している)73a,73
aのところが内側へ少し折り曲げられている。こうして
上記底辺73a,73aのところが内側へ折り曲げられ
ることによって、輪部51の周方向に並んだ2つの対称
な爪部7,7の相互間に、正面から見て凹入した谷形部
72が形成される。この切起し片8において、2つの爪
部7,7の先端によって形成されている平面視形状が角
張った掛止部71,71は、平面視形状が角張っている
ものの、当り部52側に向けて突き出てはいない。74
は切起し片8を形成した跡に形成された開口である。ま
た、図4(a)及び図3(b)で説明したところと同様
に、掛止部71として形成されている爪部7の先端は、
その爪部7の内面とその内面につながった厚さ方向の先
端輪郭線とによって形作られる角張ったコーナになって
いる。
【0034】図8に示したように、この抜止めリング支
持体5の輪部51に管6の先端部61が挿入されると、
爪部7の先端によって形成されている掛止部71が、管
6の先端部61の外周に引っ掛かって管6を抜止めす
る。そのため、図1のように、抜止めリング4に当たっ
て後退が阻止されている抜止めリング支持体5から管6
が抜け出すというおそれが少なくなる。したがって、接
続口部6の複数の突歯15の全部が管6の内周に対峙し
た状態を保ち、押輪3をねじ込んで抜止めリング4を縮
径させると、接続口部6の複数の突歯15の全部が管6
の内周に喰い込んで管6に対する十分な抜止め作用を発
揮する。
【0035】図9の抜止めリング支持体5において、切
起し片8は、その1つの角部イが同じ箇所に位置してい
る2つの対称な三角形の爪部7,7を有している。それ
ぞれの爪部7,7は、それらを形作っている三角形の底
辺(輪部5の軸線に対して傾斜している)73a,73
aのところが内側へ少し折り曲げられている。こうして
上記底辺73a,73aのところが内側へ折り曲げられ
ることによって、輪部51の周方向に並んだ2つの対称
な爪部7,7の相互間に、正面から見て凹入した谷形部
72が形成される。また、切起し片8はその根元73c
が内側へ少し折り曲げられている。この切起し片8にお
いて、2つの爪部7,7の先端によって形成されている
平面視形状が角張った掛止部71,71は、平面視形状
が角張っているものの、当り部52側に向けて突き出て
はいない。74は切起し片8を形成した跡に形成された
開口である。また、図4(a)及び図3(b)で説明し
たところと同様に、掛止部71として形成されている爪
部7の先端は、その爪部7の内面とその内面につながっ
た厚さ方向の先端輪郭線とによって形作られる角張った
コーナになっている。
【0036】図9に示したように、この抜止めリング支
持体5の輪部51に管6の先端部61が挿入されると、
爪部7の先端によって形成されている掛止部71が、管
6の先端部61の外周に引っ掛かって管6を抜止めす
る。そのため、図1のように、抜止めリング4に当たっ
て後退が阻止されている抜止めリング支持体5から管6
が抜け出すというおそれが少なくなる。したがって、接
続口部6の複数の突歯15の全部が管6の内周に対峙し
た状態を保ち、押輪3をねじ込んで抜止めリング4を縮
径させると、接続口部6の複数の突歯15の全部が管6
の内周に喰い込んで管6に対する十分な抜止め作用を発
揮する。
【0037】図10の抜止めリング支持体5において、
切起し片8は、矩形の1つの爪部7を有している。この
爪部7においては、その爪部7を形作っている矩形の1
辺(輪部5の軸線に対して直交している)73dのとこ
ろが内側へ少し折り曲げられている。また、図4(a)
及び図3(b)で説明したところと同様に、掛止部71
として形成されている爪部7の先端は、その爪部7の内
面7aとその内面7aにつながった厚さ方向の先端輪郭
線7bとによって形作られる角張ったコーナになってい
る。
【0038】図10に示したように、この抜止めリング
支持体5の輪部51に管6の先端部61が挿入される
と、爪部7の先端によって形成されている掛止部71
が、管6の先端部61の外周に引っ掛かって管6を抜止
めする。そのため、図1のように、抜止めリング4に当
たって後退が阻止されている抜止めリング支持体5から
管6が抜け出すというおそれが少なくなる。したがっ
て、接続口部6の複数の突歯15の全部が管6の内周に
対峙した状態を保ち、押輪3をねじ込んで抜止めリング
4を縮径させると、接続口部6の複数の突歯15の全部
が管6の内周に喰い込んで管6に対する十分な抜止め作
用を発揮する。
【0039】図2〜図6、図8、図9でそれぞれ説明し
た抜止めリング支持体5を用いた管継手では、その抜止
めリング支持体5の輪部51の複数箇所の切起し片8の
それぞれが、輪部51の周方向に並んだ2つの対称な爪
部7,7を有していると共に、それらの爪部7,7の相
互間に正面から見て凹入した谷形部72が形成されてい
るので、複数箇所の切起し片8のそれぞれ谷形部72に
管6が嵌まり込むことによって管6が抜止めリング支持
体5の輪部51に対して調心される。そのため、図15
で説明したように抜止めリング支持体5が抜止めリング
4に当たったときに、その抜止めリング支持体5が傾
き、その傾きによって上記爪部の先端による管の抜出し
防止作用が損なわれるといった事態が生じにくくなる。
【0040】
【発明の効果】本発明の管継手によれば、押輪を締め付
ける前に、抜止めリングに当たって後退が阻止されてい
る抜止めリング支持体から抜け出る位置まで管が引き戻
されるおそれが少なくなる。そのため、抜止めリングに
当たって後退が阻止されている抜止めリング支持体から
管が抜け出し、接続口部の複数の突歯の全部による抜止
め作用が発揮され得なくなるといった事態を未然に防止
することのできる管継手を提供するが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管継手の実施形態を分解して示した部
分縦断側面図である。
【図2】抜止めリング支持体の後面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】(a)は爪部をその内面に面する側から見た形
状を示す図である。(b)は(a)のIVb−IVb線
に沿う拡大断面図である。
【図5】図2及び図3の抜止めリング支持体の作用を説
明するための一部破断側面図である。
【図6】変形例による抜止めリング支持体の構造と作用
を説明するための一部破断側面図である。
【図7】別の変形例による抜止めリング支持体の構造と
作用を説明するための一部破断側面図である。
【図8】さらに別の変形例による抜止めリング支持体の
構造と作用を説明するための一部破断側面図である。
【図9】さらに別の変形例による抜止めリング支持体の
構造と作用を説明するための一部破断側面図である。
【図10】さらに別の変形例による抜止めリング支持体
の構造と作用を説明するための一部破断側面図である。
【図11】本出願人が先に提案した管継手の組立状態で
の部分縦断側面図である。
【図12】図11の管継手に管を差し込んだ状態での部
分縦断側面図である。
【図13】図11の管継手に差し込んだ管を抜止めした
状態での部分縦断側面図である。
【図14】図11の管継手の取扱い方が悪い場合の問題
点を説明するための部分縦断側面図である。
【図15】図11の管継手の取扱い方が悪い場合の問題
点を説明するための部分縦断側面図である。
【図16】図11の管継手に用いられている抜止めリン
グ支持体の斜視図である。
【符号の説明】
1 継手本体 3 押輪 4 抜止めリング 5 抜止めリング支持体 6 管 7 爪部 7a 爪部の内面 7b 先端輪郭線 8 切起し片 12 接続口部 13 突出部 14 管端挿入空間 15 突歯 16 案内面 51 輪部 52 当り部 61 管の先端部 62 管の先端面 71 掛止部 72 谷形部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西野 克彦 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 池田 昌弘 東京都港区白金5丁目5番5号 京和工業 株式会社内 (72)発明者 平林 秀雄 大阪府岸和田市田治米町153番地の1 日 本鋼管継手株式会社内 (72)発明者 岸本 裕司 大阪府岸和田市田治米町153番地の1 日 本鋼管継手株式会社内 Fターム(参考) 3H014 GA16 3H017 GA01 JA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の継手本体に、管が外嵌合される筒
    状の接続口部とこの接続口部の周囲に同心状に突設され
    た筒状の突出部とが設けられ、その突出部の先端に奥側
    ほど漸次縮径するテーパ状の案内面が形成されていると
    共に、 上記継手本体にねじ合わせ結合される押輪と、その押輪
    の押付け力を受けて上記案内面に押し付けられることに
    よりその押輪のねじ込み量に見合うだけ縮径されかつそ
    の縮径により上記接続口部に外嵌合された上記管をその
    外側から締め付ける弾性を備えた抜止めリングと、上記
    押輪に挿通された上記管の先端部を挿入可能でかつ上記
    抜止めリングの内側に対して嵌脱可能な輪部及びこの輪
    部に挿入された上記管の先端面が当接する当り部を備え
    る抜止めリング支持体とを有し、 上記突出部と上記接続口部との間に、上記抜止めリング
    支持体とその抜止めリング支持体の上記輪部に挿入され
    た上記管の先端部とが挿入される管端挿入空間が形成さ
    れ、 上記接続口部の外周側に、上記抜止めリングによって締
    め付けられた上記管の内周に喰込み可能な複数条の突歯
    が設けられ、上記抜止めリング支持体は、その輪部が、
    自然状態の上記抜止めリングの内径よりも大きな外径を
    有しかつその輪部に挿入された上記管の先端部外周に引
    っ掛かってその管を抜止めする掛止部を有することをこ
    とを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 上記抜止めリング支持体が金属製であ
    り、その抜止めリング支持体の上記掛止部が、その抜止
    めリング支持体の上記輪部に内側へ向けて切起し形成さ
    れた切起し片に具備されている爪部の先端によって形成
    されている請求項1に記載した管継手。
  3. 【請求項3】 上記切起し片が、上記抜止めリング支持
    体の上記輪部の周方向等間隔おきの複数箇所に切起し形
    成されている請求項2に記載した管継手。
  4. 【請求項4】 複数箇所の上記切起し片のそれぞれが、
    上記輪部の周方向に並んだ2つの対称な上記爪部を有し
    ていると共に、それらの爪部の相互間に正面から見て凹
    入した谷形部が形成されている請求項3に記載した管継
    手。
  5. 【請求項5】 上記掛止部として形成されている上記爪
    部の先端は、その爪部の内面とその内面につながった厚
    さ方向の先端輪郭線とによって形作られるコーナが角張
    っていると共に、その平面視形状が角張っている請求項
    2、請求項3、請求項4のいずれかに記載した管継手。
  6. 【請求項6】 上記掛止部として形成されている上記爪
    部の先端は、その平面視形状がV字形に角張っていて上
    記抜止めリング支持体の上記当り部側に向けて突き出て
    いる請求項5に記載した管継手。
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