JP2006283863A - 配管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロックリングにおける爪を高強度となして、爪を配管の外面に食い込ませたときに爪の変形を防止でき、また爪が配管の外面に深く食い込み過ぎて配管を損傷してしまう問題を解決することのできる配管継手を提供する。
【解決手段】配管の挿入空間を形成する外筒部と、配管の挿入方向に向って径方向内方に斜めに突出した板状の複数の爪74を有し、挿入空間に挿入された配管の外面に爪74を食い込ませて配管を抜止状態にロックするロックリング40とを備えた配管継手において、爪74の先端より付根側に離隔した部位に板厚方向に突出する突出部82を設ける。
【選択図】 図4

Description

この発明は配管継手に関し、詳しくはロックリングの複数の板状の爪を配管の外面に食い込ませて配管を抜止状態にロックする形式の配管継手に関する。
従来、(a)内側に配管の挿入空間を形成する外筒部と、(b)配管の挿入方向に向けて径方向内方に斜めに突出した板状の複数の爪を有し、挿入空間に挿入された配管の外面に爪を食い込ませて配管を抜止状態にロックするロックリングと、を備えた配管継手が公知である。
図7はその一例を示している(下記特許文献1に開示)。
同図において200は配管継手202における外筒部で、内側に配管204の挿入空間206を形成している。
208は外筒部200に保持されたロックリングで、この配管継手202は、挿入空間206に挿入された配管204をロックリング208によって抜止状態にロックする。
ロックリング208は、図7(b)に示しているように周方向に連続したフラットなリング基部210、及びリング基部210から配管204の挿入方向に向けて径方向内方に斜めに突出した板状の爪212をリング基部210に沿って複数有しており、挿入空間206に挿入された配管204の外面に、それら爪212を食い込ませて配管204を抜止状態にロックする。
この種の配管継手は、樹脂製の配管の継手として広く用いられているが、ロックリング208の板状の爪212は板厚が薄くて強度が弱く、配管204の引抜方向の力によって爪212を配管204の外面に食い込ませたときに、爪212が折れ曲がり易いといった問題が生じていた。
また爪212が板状をなしていて、樹脂製の配管の外面に深く食い込み過ぎて、配管を損傷してしまうといった問題も生じていた。
特開平11−63347号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、ロックリングの爪を高強度となして、爪を配管の外面に食い込ませたときに爪の変形を防止でき、また爪が配管の外面に深く食い込み過ぎて配管を損傷してしまう問題を解決することのできる配管継手を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、(a)内側に配管の挿入空間を形成する外筒部と、(b)該配管の挿入方向に向って径方向内方に斜めに突出した板状の複数の爪を有し、該挿入空間に挿入された該配管の外面に該爪を食い込ませて該配管を抜止状態にロックするロックリングと、を備えた配管継手において、前記爪の、先端より付根側に離隔した部位に板厚方向に突出する突出部を設けたことを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記突出部が前記挿入空間に挿入された前記配管の先端とは反対側の面に設けてあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、ロックリングにおける爪の、先端より付根側に離隔した部位に板厚方向に突出する突出部を設けたもので、本発明によれば、かかる突出部によって爪の強度を高強度をなすことができ、配管に引抜方向の力を加えたときに爪に対して強い力が加わった場合にも、爪の変形を効果的に防止することができる。
また爪の先端が配管の外面に食い込んだ後、この突出部が配管の外面に当ることによって爪の必要以上の配管への食い込みを防止することができ、これにより爪が配管に深く食い込み過ぎて配管を損傷してしまう問題を併せて解決することができる。
ここで上記突出部は、挿入空間に挿入された配管の先端とは反対側の面に設けておくことが望ましい(請求項2)。
このようにすることによって、かかる突出部による爪の補強効果を高めることができ、配管に対する引抜方向の力により爪が変形するのをより効果的に防止することができる。
爪の、挿入空間に挿入された配管の先端と反対側の面は、配管引抜時に圧縮側の面となり、而してそのような圧縮側の面に突出部を設けておくことにより、突出部による爪の変形抵抗がより効果的に増大せしめられ、このことによって配管に引抜方向の力が働いたとき、爪の変形をより効果的に防止することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1及び図2において、10は金属製の配管継手、12は継手本体で、フランジ状の大径の工具掛部14を有しており、その工具掛部14の図中右側の外周面に雄ねじ16を有している。
また雄ねじ16とは反対側の図中左側に、円筒形状の内筒部18を一体に備えている。
そしてこの内筒部18に対して、樹脂製の配管20が外嵌状態に軸方向から外挿され、内筒部18に接続されるようになっている。
ここで内筒部18の外周面には、軸方向に間隔を隔てて一対のOリング溝(保持溝)22-1,22-2が形成されており、そこに弾性を有する環状のシール部材としてのOリング24-1,24-2が保持されている。
26は配管継手10に備えられた外筒部で、外スリーブ28と内スリーブ30とから成っており、その内スリーブ30と内筒部18との間に樹脂配管20の挿入空間32を形成している。
外スリーブ28は、図中右端部に雌ねじ34を有していて、その雌ねじ34において継手本体12の雄ねじ36にねじ結合され、固定されている。
この外スリーブ28の反対側の端部即ち図中左端部には、段付形状の第1挟持部38が形成されていて、この第1挟持部38が内スリーブ30の端部にて構成される第2挟持部39とともに、後述する金属製の皿ばね状のロックリング40のリング基部72(図4)を軸方向に挟持し保持している。
この外スリーブ28にはまた、更に第1係合部42,第2係合部44が形成されており、そしてその第1係合部42においてロックリング40をバックアップするバックアップリング46を抜止めし、更にまた第2係合部44において、ロックリング40によるロック解除のための解除部材48を抜止めしている。
ここで解除部材48には被係合部50が設けられていて、その被係合部50が第2係合部44に係合させられ、それらの係合作用で解除部材48が外スリーブ28、即ち外筒部26から抜止めされている。
ここで解除部材48は、図中左右方向に所定ストローク移動可能である。
54はOリング24-1,24-2の外周側において内筒部18に嵌装された金属製のコイルばねである。
このコイルばね54は、図3に示しているように隣接するコイル56と56との間に隙間を生ぜしめないで密着巻きして成る密巻部58と、コイル56と56との間に隙間を形成する状態で疎に巻いて成る疎巻部60とを有しており、その密巻部58を挿入前の配管20の先端面20A(図2参照)の側に、また疎巻部60を反対側に位置させる状態でOリング24-1,24-2の外周側に嵌装されている。
このコイルばね54は、配管20の先端面20Aが斜めに切断されている場合において、配管20を挿入空間32に挿入して配管20を内筒部18に対し軸方向に外嵌状態に嵌め合わせる際、斜めの先端面20AにてOリング24-1,24-2がOリング溝22-1,22-2から浮き上がるのを防止するために設けられている。
詳しくは、配管20の挿入時に密巻部58にてOリング24-1,24-2を外側から被った状態として、Oリング24-1,24-2がOリング溝22-1,22-2から浮き上がり、はみ出すのを防止する。
図1及び図2に示しているように上記配管継手10における外筒部26、詳しくは内スリーブ30の内周面は、挿入空間32の配管20の挿入側とは反対側の奥部において大径部62とされ、また挿入側において小径部64とされていて、それらの間に段付部66が形成されている。
他方上記コイルばね54もまた、図中右部が大径部68、左部が小径部70とされている。
コイルばね54は、このように構成された結果、配管継手10に嵌装された状態で大径部68が内スリーブ30の段付部66に当ることによって、かかる配管継手10から脱落防止される。
上記皿ばね状のロックリング40の構成が図4に具体的に示してある。
同図に示しているように、ロックリング40は周方向に連続した円環状をなすフラットなリング基部72、及びリング基部72から配管20の挿入方向に向けて径方向内方に斜めに突出する形態で、リング基部72に沿って周方向に並んで形成された複数の爪74を有している。
各爪74と74との間には、切欠形状の切込み76が設けられており、これら切込み76によって各爪74のそれぞれに弾性変形能が与えられている。
ここでロックリング40は、金属板の打抜加工及び曲げ加工によって形成されたもので、リング基部72,爪74の何れも薄板状をなしている。
このロックリング40は、配管20の挿入時には各爪74を配管20の挿入方向に弾性変形させて配管20の挿入を許容する。
一方、挿入後の配管20に対し引抜方向の力が働いたときには、爪74のそれぞれが配管20の外面に食い込んで配管20を抜け止めする。
即ち配管20を抜止め状態にロックする働きをなす。
本実施形態では、図4に示しているように各爪74の一方の面、詳しくは挿入空間32に挿入した配管20の先端とは反対側の面78に突出部82が設けられている。ここで突出部82は、爪74の先端から付根側に離隔した部位に設けてある。
この突出部82は、爪74を面78とは反対側の面80、即ち配管20の先端側の面80を凹ませて面78に突出形成したもので、この実施形態では突出部82は部分球状に形成されている。
本実施形態では、このように各爪74に突出部82を設けた結果、挿入空間32に挿入された配管20に対し引抜方向の力が働いたとき、図5(B)に示しているように爪74の先端部が配管20の外面に所定量食い込んだところで、突出部82が配管20の外面に当って、爪74のそれ以上の食い込みが阻止される。
以上のような本実施形態によれば、突出部82を爪74に、特に挿入された配管20の先端とは反対側の面80に設けることによって、爪74の強度を高強度となすことができ、配管20に引抜方向の力が働いて爪74に強い力が加わったときに爪74が変形するのが効果的に防止される。
また突出部82は爪74の圧縮側の面に形成されているため、爪74の変形抵抗がより効果的に増大せしめられ、爪74の変形がより効果的に防止される。
また爪74の先端が配管20の外面に食い込んだ後に突出部82が配管20の外面に当ることによって、爪74の必要以上の配管20への食い込みが防止され、従って爪74が配管20に深く食い込み過ぎて、配管20を損傷してしまう問題も併せて解決することができる。
図6は本発明の他の実施形態を示している。
この例は、爪74に対し上記実施形態とは反対側、即ち挿入された配管20の先端側の面80に突出部82を設けたものである。
この場合においても、突出部82によって爪74の配管20への過大な食い込みを防止することができ、また突出部82によって爪74を補強することができ、突出部82の補強効果によって爪74の変形を防止することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれらはあくまで一例示であり、本発明は突出部82の形状を上例以外の様々な形状となすことが可能である等、その趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態の配管継手を配管接続状態で一部切り欠いて示す図である。 同実施形態の配管継手を配管接続前の状態で示す断面図である。 同実施形態における配管継手を分解して示す斜視図である。 同実施形態におけるロックリングを単品で示す図である。 同実施形態の作用説明図である。 本発明の他の実施形態の図である。 従来の配管継手を示す図である。
符号の説明
10 配管継手
20 配管
26 外筒部
32 挿入空間
40 ロックリング
74 爪
78,80 面
82 突出部

Claims (2)

  1. (a)内側に配管の挿入空間を形成する外筒部と、(b)該配管の挿入方向に向って径方向内方に斜めに突出した板状の複数の爪を有し、該挿入空間に挿入された該配管の外面に該爪を食い込ませて該配管を抜止状態にロックするロックリングと、を備えた配管継手において
    前記爪の、先端より付根側に離隔した部位に板厚方向に突出する突出部を設けたことを特徴とする配管継手。
  2. 請求項1において、前記突出部が前記挿入空間に挿入された前記配管の先端とは反対側の面に設けてあることを特徴とする配管継手。
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