JP2811040B2 - 縄跳び用の跳び縄のロープの長さ調節用止め具 - Google Patents

縄跳び用の跳び縄のロープの長さ調節用止め具

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JP2811040B2
JP2811040B2 JP5238284A JP23828493A JP2811040B2 JP 2811040 B2 JP2811040 B2 JP 2811040B2 JP 5238284 A JP5238284 A JP 5238284A JP 23828493 A JP23828493 A JP 23828493A JP 2811040 B2 JP2811040 B2 JP 2811040B2
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和美 秦
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秦運動具工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は縄跳び用の跳び縄のロ
ープの長さ調節用止め具に関する。
【0002】
【従来の技術】縄跳び用の縄としては、次のものが公知
である。すなわち、ロープと、一対の中空筒状のグリッ
プであって、各グリップはそれぞれ開口した軸方向の第
1の端部と第2の端部とを有し、各グリップの第1の端
部から各グリップの内部に前記ロープの各端部を挿通し
た一対のグリップと、前記ロープの前記端部が前記グリ
ップの前記第1の端部から抜け出ることを防止する保持
手段とを有する縄跳び用の縄である。
【0003】前記の保持手段としては、グリップの第1
の端部に設けた端壁の孔からロープの端部をグリップ内
部に挿通して、グリップ内部においてロープ端部による
結び目を形成し、嵩高の結び目が端壁の孔から抜け出る
ことを防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の縄跳び用の縄に
おいては、(1)その都度グリップ端部を結ぶ必要があ
り、長さ調節が容易ではなく、(2)結び目がほどけて
ロープとグリップとが分離することがあり、(3)嵩高
の結び目がグリップ内部に存在するために、結び目がグ
リップ内周壁と摺接して、両者の摩擦により、グリップ
とロープとの相対回転が円滑ではなく、縄跳びをする際
にロープがねじれて、からむなどの問題点があった。
【0005】また、他の公知の縄跳び用の縄において
は、グリップ内に挿通したロープ端部を金属製リングな
どによってかしめているが、この場合には、長さ調節が
不可能である。
【0006】さらに、グリップ内部に位置するロープ端
部とグリップ内周面との間にベアリングを介在させたも
のがある。この場合には、前記(1)〜(3)の欠点を
解消しているが、構造も複雑でコストが高い。
【0007】この発明の目的は、前記の種々の公知例が
有する欠点のうち少なくとも1つを解消しようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の縄跳び用の縄
は、ロープと、一対の中空筒状のグリップであって、各
グリップの軸方向の第1の端部と第2の端部とのうち、
少なくとも第1の端部が開口しており、各グリップの第
1の端部から各グリップの内部に前記ロープの各端部を
挿通した一対のグリップと、前記ロープの前記端部が前
記グリップの前記第1の端部から抜け出ることを防止す
る保持手段とを有する縄跳び用の縄において、前記の保
持手段が、前記のグリップの内部に設けた、前記の第1
の端部側ほど幅が小さい中空部であって、前記ロープが
挿通されるものと、前記ロープの前記端部の周囲に装着
された挾着手段であって、前記中空部内を前記第1の端
部側に移動することにより、圧縮されて前記ロープを挾
着すると共に、前記中空部の細幅部によりそれ以上の移
動が阻止されて外方への抜脱が防止される挾着手段とか
らなるか、または、前記の保持手段が、前記グリップに
設けた前記ロープが挿通される中空部と、前記ロープと
前記中空部の周壁との間に圧入される楔手段とからな
り、前記の中空部は、前記グリップとは別体に且つ前記
グリップから離脱しないように構成された筒状部材の中
空内部として形成されており、前記グリップの前記第1
の端部には、挿通孔を有する端壁が設けられ、前記筒状
部材には、前記端壁の内方に位置する脱け止め用突部が
設けられ、前記筒状部材の前記突部より先端側が前記グ
リップの外方に望んでおり、前記筒状部材における前記
突部より軸方向の外方側においては、係合部が径方向の
外方に突出しており、この係合部により、前記筒状部材
が前記グリップの内部に完全に入りこむことを防止した
ものである。
【0009】前記挾着手段は、リング状の基部と、この
基部から軸方向に延びる複数の脚部とからなっていても
よい。
【0010】前記脚部は多数が円周方向にほぼ等間隔に
配されていてよく、また、相対向して一対設けられてい
てもよい。
【0011】前記の基部は完結したリング状であってよ
く、周方向の1または複数の個所において途切れたリン
グ状をなしていてもよい。
【0012】前記脚部の下端には径方向内方に向う爪片
が設けられていてよく、また、これに代えて、前記脚部
の内面に、その軸方向に沿って、多数の突部が設けられ
ていてもよい。
【0013】また、前記脚部の下端には径方向外方に向
う爪片が設けられていてよく、また、これに代えて、前
記脚部の外面に、その軸方向に沿って、多数の突部また
はリブが設けられていてもよい。
【0014】前記挾着手段は、周方向の1カ所において
軸方向に切欠かれてなる不完結円筒状であるか、または
完結円筒状であってもよい。この場合、前記の不完結円
筒状の挾着手段の軸方向の一端および/または両端にお
いては、径方向の内方および/または外方に突出したリ
ブまたは突片が設けられているか、または、前記の不完
結筒状の挾着手段の内面および/または外面に、その軸
方向に沿って、多数のリブまたは突部が設けられていて
もよい。また、完結円筒状の場合は、軟質の素材で形成
され、縮径が可能であることが好ましい。
【0015】前記の挾着手段は、線材をらせん形に巻回
したものでもよく、この場合、らせん形は軸方向にほぼ
同径であってもよく、前記グリップの前記第1端部の側
が径小に形成されたうず巻状であってよく、さらに前記
の線材は波状に屈曲していてよい。
【0016】前記の挾着手段は、周方向の1または2カ
所において途切れた不完結リングを軸方向に複数並列
し、これらリング相互間を軸方向に接続してなるもので
もよい。
【0017】前記挾着手段は、球状またはその他の形状
の塊状であって、その周面において開口した軸方向のス
リットを有していてよい。
【0018】前記中空部は、前記グリップの一部として
形成されていてもよい。
【0019】前記の中空部は、前記グリップとは別体に
且つ前記グリップから離脱しないように構成された筒状
部材の中空内部として形成されたものでもよい。
【0020】前記中空部は円錐状、角錐状、その他、そ
の先端側ほど径小の形状をなしていてよい。これに代え
て、前記中空部は、その相対向する一対の周壁間の幅
が、前記中空部の先端側ほど狭いものであってもよい。
【0021】前記筒状部材は、周方向に連続した完結筒
体をなしているか、周方向の1または複数の個所におい
て途切れた不完結筒体をなしていてもよい。
【0022】前記グリップの前記第1の端部には、挿通
孔を有する端壁が設けられ、前記筒状部材には、前記端
壁の内方に位置する脱け止め用突部が設けられ、前記筒
状部材の前記突部より先端側が前記グリップの外方に望
んでいるものであってよい。
【0023】前記突部が前記筒状部材の外周に設けたフ
ランジであってよく、または、この突部が前記筒状部材
の外周に設けられた環状の段部であり、段部より先端側
は径小に、後端側は径大に形成されたものであってもよ
い。
【0024】前記筒状部材における前記突部より軸方向
の外方側においては、径方向内方に弾性的に押込み可能
な係合部が、径方向の外方に突出しており、この係合部
により、前記筒状部材が前記グリップの内部に完全に入
りこむことを防止するようにしたものであってよい。
【0025】前記筒状部材の前記突部と前記係合部との
間の軸方向の間隔が、前記グリップの前記端壁の肉厚よ
りも大であり、前記突部と前記係合部との間における前
記筒状部材の外径が、前記端壁の前記挿通孔の内径より
も小であり、これにより、前記筒状部材は前記グリップ
に対して相対回転が可能であるようにしてもよい。
【0026】前記筒状部材は、その外形が、前記グリッ
プの前記第1端部の側ほど径小の円錐状、角錐状、その
他の錐状であってよい。
【0027】前記筒状部材の外形が、円柱状、角柱状、
その他任意の形状であってよい。
【0028】前記係合部が径方向内方に弾性的に押込み
可能であってよい。
【0029】さらに、前記筒状部材の前記突部と前記係
合部との間の軸方向の間隔が、前記グリップの前記端壁
の肉厚よりも大であり、前記突部と前記係合部との間に
おける前記筒状部材の外径が、前記端壁の前記挿通孔の
内径よりも小であり、これにより、前記筒状部材は前記
グリップに対して相対回転が可能であってよい。
【0030】また、この発明の縄跳び用縄は、さらに、
ロープと、一対の中空筒状のグリップであって、各グリ
ップはそれぞれ開口した軸方向の第1の端部と第2の端
部とを有し、各グリップの第1の端部から各グリップの
内部に前記ロープの各端部を挿通した一対のグリップ
と、前記ロープの前記端部が前記グリップの前記第1の
端部から抜け出ることを防止するロープ結び目などの保
持手段とを有する縄跳び用の縄において、前記第2の端
部にはキャップが被嵌され、このキャップは頂部から垂
設された複数の係合片を有し、この係合片が第2の端部
に弾力的に係合してキャップの抜け出しを防止するもの
であってよい。
【0031】
【作 用】本発明の縄跳び用の縄においては、中空部内
に挿通したロープの端部近傍の回りに挾着手段を取付
け、これを、その幅の狭い部分に移動させる。これによ
り、この幅の狭い部分によって挾着手段が縮径されて、
ロープを挾着する。また、中空部内において、ロープと
挾着手段とがそれ以上縮径しない位置まで両者が進行す
ると、この位置において両者の進行が停止し、それ以上
の移動が阻止される。
【0032】すなわち、ロープと挾着手段が中空部から
軸方向外方へ抜け出ることが防止される。このようにし
て、保持手段である中空部と挾着手段との共働によって
ロープはグリップに対して所定位置で固定される。
【0033】ロープの長さを調節する場合には、ロープ
の、グリップの外方に望む個所を把持して、前記の方向
とは反対方向、すなわち中空部における幅の広い個所の
方向に押圧することにより、ロープと挾着手段とを少し
後退させ、縮径状態から解放して、原状に復帰させる。
これにより、ロープは中空部に対して軸方向の相対移動
が可能となるので、ロープを中空部内において、前記方
向にさらに後退させることにより、挾着手段がロープに
装着された個所を中空部から外方に露出させる。この
後、挾着手段をロープから取外して、ロープのさらに端
部に近い個所に装着するか(縄跳び用縄のロープを長く
する場合)、または、端部から離れた個所に装着する
(縄跳び用縄のロープを短くする場合)。その後、ロー
プを、中空部における幅の小さい部分の方向に引張るこ
とにより、前記と同じ操作により、挾着手段を介してロ
ープが中空部に対して位置固定される。
【0034】また、保持手段として、中空部内に配され
たロープの周面と、前記中空部の周面との間における空
隙に楔手段を圧入することにより、ロープと中空部との
相対位置を固定しようとするものである。ロープの長さ
を調節する場合には、ロープの端部における適当な個所
を中空部にもたらし、両者間の空隙に楔手段を圧入す
る。ロープと中空部との係合を解除する場合には、前記
の楔手段を何らかの手段により軸方向に脱出させればよ
い。
【0035】グリップとは別体に筒状部材を構成し、前
記の中空部をこの筒状部材の一部として形成したもので
あり、前記筒状部材を介して、ロープをグリップに位置
固定することができる。
【0036】筒状部材に設けた抜け止め用の突部が前記
端壁の内方に位置しており、筒状部材がグリップより軸
方向外方に抜け出すことが防止できる。
【0037】筒状部材がグリップから外方に抜け出るこ
とがなく、両者の相対回転も可能であり、筒状部材がグ
リップの中に入り込むことがない。
【0038】挾着手段が複数に分離した脚部44を有し
ている場合には、挾着手段として十分な弾力性を有して
おり、その結果、挾着手段によるロープの挾着および解
放が円滑に行なわれる。
【0039】多数の脚部が円周方向等間隔に配された場
合は、ロープをその周方向に渡って均一に挾着すること
ができる。
【0040】脚部を相対向する一対のものとした場合に
は、ロープを相対向する周面の側から中心に向って挾着
することができる。
【0041】挾着手段の基部が完結したリング状である
場合には、挾着手段の全体としての保形が容易であり、
長期使用後も破損することが少ない。
【0042】前記の基部が周方向における一カ所または
数個所において途切れた不完結リング状をなしている場
合には、挾着手段の全体としての弾力性が大きい。
【0043】脚部の下端に爪片を設けた場合には、ロー
プの周面を効果的に把持することができる。
【0044】脚部の内面に多数の突部を設けた場合に
は、長手方向全長に渡ってロープ周面に対して係合効果
がある。
【0045】脚部下端に外方に向って爪片を設けた場合
には、前記の中空部における周面に圧接され、その反作
用として、脚部の下端内面側がロープの周面に圧着され
る。
【0046】脚部の長手方向に多数の突部またはリブを
設けた場合には、中空部の周面に圧接されることによ
り、その反作用として、脚部の軸方向全長に渡ってロー
プ表面に圧接される。
【0047】挾着手段が、全体が1つの筒体であり、し
かも周方向の一カ所において切欠かれている場合には、
耐久性がよく、また、弾力性も有する。
【0048】前記の筒体の軸方向の一端または両端に径
方向内方または外方へのリブまたは突部を設けた場合に
は、ロープの周面を局部的に強く把持することができ
る。
【0049】前記の筒体の周壁の軸方向に沿って多数の
リブまたは突部を設けた場合には、側壁の前面に渡って
ロープ表面と係合することができる。
【0050】挾着手段を線材をらせん形に巻回してなる
場合には、ロープの周囲に配設されているので、中空部
による圧縮作用による縮径が効果的であり、また、らせ
んを構成する細い線材がロープの表面に食込むことによ
り、係合効果が大きい。
【0051】前記のらせん形の径が軸方向に渡ってほぼ
同じにした場合には、挾着手段の軸方向全長に渡って均
一な係合効果がある。
【0052】前記のらせん形の直径が軸方向の一端側に
おいて徐々に小さくなるうず巻状をなしている場合に
は、径の小さな部分におけるロープに対する食込み効果
がさらに大きい。
【0053】前記のらせん形を形成する線材が波状に屈
曲している場合には、ロープの表面に対する食込み効果
がさらに一層大きい。
【0054】挾着手段が軸方向に並設した複数の不完結
リングによりなる場合は、軸方向の全長に渡って複数個
所においてロープ表面に対する食込み効果が得られる。
【0055】挾着手段は塊状の部材にスリットを設けた
簡単な構成である場合には、前記の挾着手段と同様の作
用を果たすことができる。特に、球状のものを用いると
きは、中空部内を軸方向に円滑にスライドすることが可
能であり、したがってまた、容易に縮径することができ
る。
【0056】前記の中空部がグリップの一部として構成
されている場合には、部品点数が少なく、組立て作業が
簡単で、コスト減につながる。
【0057】前記の中空部が先端側ほど径小の形状をな
している場合には、前記の挾着部材または楔手段を中空
部の内部において軸方向に進行させることにより、効果
的に、挾着手段の縮径を介して、または楔手段による楔
効果を介して、ロープを中空部に対して位置固定するこ
とができる。
【0058】前記中空部が先端側ほど径小の形状をなし
てはいない場合には、その相対向する一対の周壁間の幅
が先端側ほど狭く、したがって、前記の挾着手段または
楔手段に対して前記の場合と同様の効果を果たすことが
できる。もっとも、前記の場合には、中空部と挾着手段
または楔手段との回転方向の相対位置は無限定であり、
これら部材を円周方向のどのような姿勢からも中空部に
対して圧入することが可能である。
【0059】筒状部材が周方向に連続した完結筒体をな
している場合には、強度が強く、耐久性が大きい。
【0060】筒状部材が不完結筒体をなしている場合に
は、直径方向の弾力性があり、挾着手段または楔手段と
の係合効果が大きく、また離脱も容易である。
【0061】前記の突部がフランジである場合には、グ
リップの端壁に対して、周方向に均一に当接するので、
筒状部材のグリップ外への離脱防止効果が大きい。
【0062】筒状部材の直径を、その軸方向の一カ所よ
り一端側において大きく、他端側において小さくした場
合には、その個所に段部が形成されており、この段部が
抜け止め用突部として作用し、その強度も大である。
【0063】端壁が筒状部材の突部と係合部との間に挟
み込まれている場合には、筒状部材がグリップに対して
内部に完全に入り込むことも、また、外方に脱出するこ
とも防止される。そして、係合部は押し込みが可能であ
るので、筒状部材のグリップに対する着脱が容易であ
る。
【0064】グリップの端壁が筒状部材の突部と係合部
との間において挟圧されない場合には、端壁の挿通孔の
内縁が筒状部材の外周と圧接していないので、グリップ
と筒状部材との相対回転が自由であり、これにより、こ
の発明の縄跳び用の縄を用いて縄跳びをした場合に、ロ
ープがねじれたりからんだりすることがない。
【0065】筒状部材の外径が錐状である場合には、筒
状部材のグリップに対する、または、グリップの挿通孔
に対する抜き差しが容易である。
【0066】筒状部材がグリップから外方に抜け出るこ
とがなく、両者の相対回転も可能である場合には、筒状
部材がグリップの中に入り込むことがなく、このような
筒状部材のグリップへの着脱が容易であり、前記筒状部
材とグリップの相対回転が円滑であり、縄跳びをする際
にロープがねじれたりからんだりすることがない。
【0067】
【実施例】図1〜図3は、この発明の第一の実施例を示
す。
【0068】10はこの発明の縄跳び用の縄の全体を示
す。12はロープであって、その両端13,13は、各
々、中空のグリップ14の内部に挿通されている。グリ
ップ14は逆円錐台状であって、その軸方向の両端部1
5,19が開口している。詳しくは、第1の端部15、
すなわちロープ12の進入側の端部において、端壁16
を有し、端壁16の中央に挿通孔18が設けられてい
る。前記のロープ12はこの挿通孔18からグリップ1
4の内部に挿通される。グリップ14の第2の端部1
9、すなわち、前記第1の端部15の他端は、完全に開
口しており、これにキャップ20が着脱自在に被嵌され
ている。すなわち、キャップ20の180゜相対向する
位置には2つの係合片22が垂設されており、この係合
片22が、グリップ14の第2の端部18において対応
して設けた係合孔24に弾力的に係合して、キャップ2
0の抜け出しが防止される。係合片22は前記のように
相対向するものを2つ配することが手による把持に便利
であり、ワンタッチでの着脱が容易であるが、係合片2
2と係合孔24は3個以上でもよい。
【0069】26は回転子として作用する筒状部材であ
る。筒状部材26は、グリップ14の内部に位置し、グ
リップ14の第1の端部15の側ほど径小である。逆円
錐台状の外径および内径を有している。回転子26の中
空内部は請求項にいわゆる中空部25として働く。筒状
部材26の軸方向のほぼ中央部の外周面には、抜け止め
用突部として作用するフランジ28が設けられている。
フランジ28に代えて、周方向の1または数個所におい
て突部を配してもよい。筒状部材26がグリップ14の
内部に位置するときに、フランジ28の、グリップ14
の第1の端部15の側の面30が、グリップ14の端壁
16の内側に当接して、筒状部材26がグリップ14の
外方に抜け出ることが防止される。筒状部材26の外周
面においては、フランジ28より先端側に係合部32が
直径方向外方に突接されている。
【0070】詳しくは、筒状部材26の周壁が軸方向に
細長く切欠かれており(34)、この切欠34の内部に
おいて、フランジ28より係合片36が片持ち式に延び
ており、その自由端側が直径方向外方に突出して、前記
の係合部32を構成している。
【0071】係合片36が片持ち式に指示されているこ
とにより、特に、筒状部材26がプラスチックなどの若
干の弾性を有する素材よりなるときは、係合部26は径
方向内方に弾性的に押込みが可能である。筒状部材26
をグリップ14の第2の端部の側からグリップ内部に挿
入して、第1の端部15までもたらし、さらに、この筒
状部材26を軸方向外方に向かって押し出すと、係合部
32は、端壁16の周縁18により直径方向内方に押圧
されて、係合片36の弾性により、係合部32は直径方
向内方に移動して、端壁16の周縁を乗越えて前進す
る。これにより、筒状部材26のフランジ28より先端
側がグリップ14の軸方向外方に突出する。
【0072】このとき、係合部32は、係合片36の弾
性により直径方向外方に復帰し、図3に示す位置にて静
止する。(筒状部材26をグリップ14から分離すると
きは、係合部32を手で径方向内方に押込み、筒状部材
26を第2の端部19の方へ押し上げればよい。)この
結果、グリップ14の端壁16がフランジ28と係合部
32との間に挟まれることになり、筒状部材26はグリ
ップ14の内方にも外方にも移動することがない。この
とき、図3に示すように、フランジ28と係合部32と
の間の間隔は端壁16の肉厚よりも若干大きいために、
端壁16とフランジ28、係合部32とは互いに摺接す
ることがない。また、フランジ28と係合部32との間
における筒状部材26の外径は、端壁16の挿通孔18
の内径よりも若干小である。したがって、筒状部材26
とグリップ14は相対回転が自由である。その結果、縄
跳びをする際に、ロープ12がグリップ14に対して円
滑に回転し、ロープ12のねじれなどを防止することが
できる。
【0073】筒状部材の素材の可撓性が高いときは、係
合部32は片持ち式ではなく、固定式に配してもよい。
【0074】40は挾着手段であり、これは、周方向の
一部を欠如した不完結なリング状の基部42と、この基
部から軸方向に延びる、円周方向等間隔に配した多数の
脚部44とからなる。基部42においては、隣接する2
つの脚部の間にそれぞれ補強用のリブ46が配されてい
る。各脚部44の自由端には直径方向内方に向かう爪片
48が設けられている。基部42は2個所以上において
途切れていてもよいが、その場合には、脚部44間を何
らかの手段により結合して、挾着手段40としての一体
性を保つ必要がある。
【0075】図2に示すように、挾着手段40をロープ
12の端部13周囲に巻回させた状態においては、基部
42と爪片48とが軽くロープ12の周面に係合して、
挾着手段40はロープ12に対して位置固定されてい
る。
【0076】図2の状態からロープ12をグリップ14
の第1の端部15の側に引くことにより、挾着手段40
はロープ12とともに筒状部材26の中空部25に進入
し、筒状部材26の逆円錐状の内周面27に沿って下方
に移動する。これにより、挾着手段40は、前記内周面
27により直径方向内方に縮径されて、基部42と脚部
44の内周面がロープ12の表面に圧接されるととも
に、脚部44の下端にある爪片48がロープ12に強く
食込む。ロープ12と挾着手段40との縮径が最大限に
なると、両者12,40の筒状部材26に対する軸方向
の相対移動は停止する。すなわち、両者12,40の外
方への抜脱が阻止される。この後、ロープ12をさらに
同じ方向に強く引くことにより、ロープ12と挾着手段
40と筒状部材26とが一体となって、グリップ14の
第1の端部15における挿通孔18にもたらされて、前
述した要領で、筒状部材26がグリップ14の端壁16
と係合して位置固定される。このようにして、ロープ1
2と筒状部材26は挾着手段40を介して相互に固定さ
れ、この筒状部材26がグリップ14に固定されること
により、結局、ロープ12がグリップ14に対して位置
固定される。
【0077】図5は、筒状部材の変更例を示す。第1の
実施例におけるフランジ28に代えて環状の段部29が
設けられており、この段部29がグリップ14の端壁1
6の内面に当接する。段部29より先端側は径小に、ま
た、段部29より後端側は径大に形成されている。この
変更例における筒状部材26の働きは図1の場合と同様
である。
【0078】図6には、筒状部材26の他の変更例を示
す。この場合には、筒状部材の外周面は平滑である。筒
状部材26がグリップ14に挿入された際には、挿通孔
18の直径を越える、筒状部材26の外径の位置で、そ
れ以上の抜け出しが防止される。この場合には、端壁1
6の内縁18と筒状部材26の外周との接触により、筒
状部材26の抜け出しが防止されているので、筒状部材
26のグリップ14に対する自由な相対回転はできな
い。
【0079】図7は、筒状部材29のさらに他の変更例
を示す。筒状部材26は円柱状の外形を有しており、そ
の中空内部25は、その対向する一対の側面25′,2
5′の間の幅は、長手方向にわたって同一であるが、他
の一対の側面25″,25″の間の幅は、下方ほど小さ
くなっている。
【0080】図8は、挾着手段40の変更例を示してい
る。脚部44の下端には爪片48がなく、これに代え
て、脚部44の内面にのこぎり歯状の凹凸50がある。
【0081】図9は、挾着手段40の他の変更例を示
す。これは、図4の挾着手段とは逆に、爪片48が直径
方向外方に突設されている。この爪片48が筒状部材の
円錐状の内周面に摺接することにより、脚部44の全体
が縮径されて、各脚部の爪片48とは反対側の内面がロ
ープ12に食込む。
【0082】図10は挾着手段40のさらに他の変更例
を示す。基部42は完結したリング状を成しており、こ
の基部から相対向する2枚の脚部44,44が延設して
おり、その下端において内向きのリブ状の歯部49を有
している。
【0083】図11には、挾着手段40のさらに他の変
更例を示す。基部から脚部が垂設された前記の場合とは
異なり、図10においては、周方向の一カ所において切
欠かれた一体の筒状を成している。その下端には図9の
場合と同様のリブ状の歯部49が設けられている。
【0084】図12は、挾着手段40のさらに他の変更
例を示す。周方向の一部において切欠かれた不完結リン
グ51が複数軸方向に並設されており、これらリング5
1,51,51は軸方向に延びる棒部材52により連結
されている。
【0085】図13は、挾着手段のさらに他の変更例を
示す。線材54により、軸方向の一方が径大であり他方
が径小の、渦巻状を成している。これに代えて、軸方向
において直径の同一ならせん状でもよい。この渦巻状の
挾着手段54をロープ12の端部13から被せられて、
ロープ12に取付け、ロープ12と挾着手段40との全
体を円錐状の中空部25に引き込むことにより、らせん
状の挾着手段54がロープ28の周面に食込む。その際
に、図14に示すように、線材54を平面から見て波形
に形成しておけば、ロープ12に対する食込み効果が一
層顕著である。
【0086】挾着手段40は、さらに、図15に示すよ
うに、全体を球状に形成し、周方向に開口した軸方向に
延びるスリット56を設けてもよい。この場合には、ス
リット56の幅はロープ12の直径よりもわずかに小さ
く形成し、スリット56を挾着手段40の弾性により若
干拡開することによりロープに取付ける。
【0087】図16はこの発明の第二の実施例を示す。
第一の実施例と対応する個所には第一の実施例の参照符
号に100を加えた数字で示す。
【0088】本実施例と第一の実施例との相違点は、第
一の実施例における挾着手段40に代えて楔手段160
を用いたところにある。すなわち、筒状部材126の内
部に位置するロープ112と、筒状部材126の内周面
127との間に楔手段160を圧入して、ロープ112
を楔手段160と筒状部材126の内周面との間に挾着
する。挾着手段160の一側面は、筒状部材126の内
周面127に対応する円弧状面をなしている。
【0089】図17には、図16の変更例を示す。筒状
部材126は錐状ではなく同径である。図16、図17
の場合、楔160は先細りではなく、断面同形の直方
体、角柱体などでもよい。また、楔160は、図18に
示すように周方向の一カ所が切欠かれた円錐状筒体であ
り、周壁の内径が上から下に徐々に小さくなっているも
のでもよい。いずれにしても、中空部は先細りのもので
も、長手方向に同径のものでもよく、また、楔も先細り
でも長て方向に同径のものでもよい。そのとき、一方が
先細りなら他方は同径でもよい。
【0090】図示を省略するが、グリップと別体の筒状
部材をやめて、中空部をグリップの一部として形成して
もよい。
【0091】第2の端部(19)は必ずしも開口してい
なくてもよい。図19に示すように、グリップ14の第
1の端部における挿通孔18の一部に矩形の延長部1
8′を設け、一方、筒状部材26は円筒状に形成して前
記延長部18′に対応する形状の凸部31を設けてい
る。延長部18′と凸部31を合致させつつ筒状部材2
6を挿通孔18からグリップ14内に挿通したあと筒状
部材26を回転させる。これにより、事実上、筒状部材
26の抜け出しを阻止できる。そして、第2の端部19
側からの挿入が不要であるので、ここには開口を設ける
必要がない。その他、この発明では適当な手段を用いる
ことにより、第2の端部19の側の開口を省略できる。
【0092】また、前記第1の実施例に用いる挾着部材
40としては、図20に示すように完全円筒状のものを
用いてもよい。この場合には、周壁は軟質の素材で形成
されており、中空部の円錐形状により縮径可能とするこ
とが好ましい。
【0093】グリップの後端は、開口してキャップをか
ぶせているが、これに代えて、一体に閉塞してもよく、
また、グリップを軸方向に2分割として両者をねじこ
み、凹凸係合などによる形状接続などにより着脱自在と
してもよい。
【0094】筒状部材はその周方向の一カ所が切欠かれ
ていてよく、また、複数個所が切欠かれており、何らか
の手段で接続されて一体性を有しているものでもよい。
【0095】上記実施例においては次のような効果を奏
する。
【0096】挾着手段40が複数の脚部44による場合
は、挾着効果が顕著であり、したがってまた、ロープ1
2とグリップ14との係合力も大きい。また、挾着手段
40の取外しも容易である。
【0097】脚部44の多数が円周方向にほぼ等間隔に
配されている場合は、挾着手段40とロープ12との係
合が、ロープ12の全周に渡って均一であり、結局、ロ
ープ12とグリップ14との係合力が大きい。
【0098】脚部が相対向して一対設けられている場合
は、製造が簡単であり、また、係合力においても劣ると
ころがない。
【0099】挾着手段40の基部42が完結したリング
状である場合は、製造が容易であり、強度も大きい。
【0100】挾着手段40の基部42が途中で途切れた
リング状である場合には、弾力性がより大きく、挾着手
段40をロープ12の周面に装着すること、また、これ
から離脱させることが容易であり、中空部25との共働
作用による縮径および拡開も自由である。
【0101】脚部44の下端に爪片を設けた場合には、
爪片48を介して、挾着手段40とロープ12との係合
がより強力である。
【0102】脚部44内面に多数の突部を設けた場合に
は、脚部44の長手方向全長とロープ12周面との係合
が確実である。
【0103】脚部44の下端に径方向外方に向かう爪片
を設けた場合には、その反作用として、脚部44とロー
プ12周面との係合効果が大きい。
【0104】脚部44の外面に多数の突部またはリブを
設けた場合には、脚部44の長手方向全長とロープ12
周面との係合が確実である。
【0105】挾着手段40が一体の筒体である場合に
は、製造が容易であり、強度も大きく、しかも弾力性も
劣らない。
【0106】前記の挾着手段において、リブまたは突部
を設けた場合には、これにより、ロープ12との係合効
果がより大きく、筒体の長手方向全長とロープ12周面
との係合が確実である。
【0107】挾着手段44をらせん形に巻回した線材5
4よりなる場合は、ロープ12との係合効果が大きい。
【0108】前記のらせん形が軸方向に同径である場合
には、軸方向全長に渡って均一な係合力が得られる。
【0109】前記のらせん形において、その長手方向の
一部が径小に形成されている場合には、径小個所におけ
る係合効果がより大きい。
【0110】前記の線材54を波状に屈曲した場合に
は、屈曲部分がロープ12の周面に食込むので、係合効
果が大きい。
【0111】挾着手段44を軸方向に複数並んだ不完結
リング51からなる場合は、軸方向全長に渡って均一な
係合力が得られる。
【0112】挾着手段44に球状その他の塊状の物体に
スリット56を設けた場合には、製造が簡単で、係合力
においても劣るところがない。特に、球状の場合には、
中空部25に対するスライド効果が大きい。
【0113】中空部25;125がグリップ14;11
4の一部として構成した場合には、組立て作業とコスト
の低減を図ることができる。
【0114】中空部25;125が先端側ほど径小の形
状をなしている場合には、この中空部に対して挾着手段
40または楔手段160を回転方向のどのような姿勢か
らも挿入することができる。
【0115】前記中空部25;125を先端側ほど狭く
した場合には、中空内部を挾着手段40または楔手段1
60を進行させることにより、ロープ12;112の挟
持が可能である。
【0116】筒状部材26;126が連続した完結筒体
をなしている場合は、の強度が大きい。
【0117】筒状部材26;126が不完結筒体をなし
ている場合は、弾力性を有し、挾着手段40または楔手
段160との係合と離脱が確実かつ容易である。
【0118】前記の突部28;128がフランジである
場合には、筒状部材の全周に渡って抜け出し防止効果が
均一である。
【0119】前記の突部29;129が段部により構成
されている場合は、製造が容易であり、強度も大きい。
【0120】突部28;29;128;129と係合部
32;132との作用により、筒状部材26;126が
中空部25;125の中に完全に入り込むことと、外方
に抜け出すこととの双方を防止することができる。さら
に、係合部32;132は径方向内方に押込みが可能で
あるので、これを押込みながら、筒状部材26;126
をグリップ14;114の内方に入り込ませ、さらに、
これをグリップ14;114の他端側から外方に取出す
ことができる。
【0121】筒状部材26;126がグリップ14;1
14に対して回転が自由であり、その結果、これを用い
て縄跳びをしても、ロープ12;112がねじれたりか
らんだりすることがない。
【0122】筒状部材26;126の外径が先細り状で
ある場合には、これをグリップ14;114に対して抜
き差しすることが容易である。
【0123】筒状部材26;126は任意の形状をとる
ことができる。
【0124】筒状部材のグリップへの着脱が容易であ
り、前記筒状部材26;126とグリップ14;114
の相対回転が円滑であり、縄跳びをする際にロープがね
じれたりからんだりすることがない。
【0125】キャップの着脱が容易である。
【0126】
【発明の効果】本発明は、中空部内において、挾着手段
を軸方向に進行および後退させることにより、挾着手段
を介して、ロープをグリップに対して容易に位置固定お
よび位置解除できる。したがって、縄跳び用縄における
ロープの長さ調節が容易であり、また、ロープとグリッ
プとの係合が確実であって、縄跳びの途中において両者
が分離するといった欠点がない。また、この挾着手段で
あれば、太さの異なる種々のロープにも対応できる。
【0127】また、中空部の周面とロープの周面との間
の間隙に楔手段を圧入することにより、より簡単な操作
により、グリップに対するロープの位置固定および位置
解除が可能である。
【0128】さらに、グリップとは別体に構成した筒状
部材の一部として前記の中空部を構成しているので、製
造が容易であり、また、筒状部材に対するロープの取付
けも簡単である。
【0129】さらにまた、突部の作用により、筒状部材
がグリップから外方に抜け出すことが防止される。
【0130】しかも、筒状部材がグリップから外方に抜
け出ることがなく、両者の相対回転も可能であり、筒状
部材がグリップの第1の端部から中に入り込むことがな
い。
【0131】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一の実施例を示す分解斜視図。
【図2】前図において、ロープと、筒状部材と、挾着手
段とを組合わせた状態を示す分解斜視図。
【図3】図1の各部材をアセンブリした状態を示す縦断
面図。
【図4】図1の挾着手段の拡大斜視図。
【図5】筒状部材の変更例を示す斜視図。
【図6】筒状部材の他の変更例を示す斜視図。
【図7】筒状部材のさらに他の変更例を示す斜視図。
【図8】挾着手段の変更例を示す斜視図。
【図9】挾着手段の他の変更例を示す斜視図。
【図10】挾着手段のさらに他の変更例を示す斜視図。
【図11】挾着手段のさらに他の変更例を示す斜視図。
【図12】挾着手段のさらに他の変更例を示す斜視図。
【図13】挾着手段のさらに他の変更例を示す斜視図。
【図14】挾着手段のさらに他の変更例を示す斜視図。
【図15】挾着手段のさらに他の変更例を示す斜視図。
【図16】(a)はこの発明の第二の実施例を示す図3
と同様の縦断面図。(b)は楔手段の斜視図。
【図17】前図において用いる筒状部材と楔の変更例を
示す縦断面図。
【図18】図17において用いる楔の変更例を示す一部
を切欠いた斜視図。
【図19】筒状部材をグリップに取付ける方法の変更例
を示す。(a)は筒状部材の側面図。(b)はグリップ
の第一の端部側の端面図。
【図20】第一の実施例において用いる挾着手段の変更
例を示す斜視図。
【符号の説明】
10 縄跳び用の縄 12 ロープ 13 ロープの端部 14 グリップ 15 第1の端部 16 端壁 18 挿通孔 19 第2の端部 20 キャップ 22 係合片 24 係合孔 25 中空部 26 筒状部材 27 筒状部材の内周面 28 フランジ 29 段部 30 面 32 係合部 34 切欠 36 係合片 40 挾着手段 42 基部 44 脚部 46 リブ 48 爪片 49 リブ状歯部 50 凹凸 51 リング 52 棒部材 54 線材 56 スリット (以上の各符号に100を加えたものも同じ部材を示
す。) 160 楔手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロープと、 一対の中空筒状のグリップであって、各グリップの軸方
    向の第1の端部と第2の端部とのうち、少なくとも第1
    の端部が開口しており、各グリップの第1の端部から各
    グリップの内部に前記ロープの各端部を挿通した一対の
    グリップと、 前記ロープの前記端部が前記グリップの前記第1の端部
    から抜け出ることを防止する保持手段とを有する縄跳び
    用の縄において、 前記の保持手段が、 前記のグリップの内部に設けた、前記の第1の端部側ほ
    ど幅が小さい中空部であって、前記ロープが挿通される
    ものと、 前記ロープの前記端部の周囲に装着された挾着手段であ
    って、前記中空部内を前記第1の端部側に移動すること
    により、圧縮されて前記ロープを挾着すると共に、前記
    中空部の細幅部によりそれ以上の移動が阻止されて外方
    への抜脱が防止される挾着手段とからなり、 前記の中空部は、前記グリップとは別体に且つ前記グリ
    ップから離脱しないように構成された筒状部材の中空内
    部として形成されており、 前記グリップの前記第1の端部には、挿通孔を有する端
    壁が設けられ、前記筒状部材には、前記端壁の内方に位
    置する脱け止め用突部が設けられ、前記筒状部材の前記
    突部より先端側が前記グリップの外方に望んでおり、 前記筒状部材における前記突部より軸方向の外方側にお
    いては、係合部が径方向の外方に突出しており、この係
    合部により、前記筒状部材が前記グリップの内部に完全
    に入りこむことを防止した、 ことを特徴とする縄跳び用の跳び縄のロープの長さ調節
    用止め具。
  2. 【請求項2】 ロープと、 一対の中空筒状のグリップであって、各グリップの軸方
    向の第1の端部と第2の端部とのうち、少なくとも第1
    の端部が開口しており、各グリップの第1の端部から各
    グリップの内部に前記ロープの各端部を挿通した一対の
    グリップと、 前記ロープの前記端部が前記グリップの前記第1の端部
    から抜け出ることを防止する保持手段とを有する縄跳び
    用の縄において、 前記の保持手段が、 前記グリップに設けた前記ロープが挿通される中空部
    と、 前記ロープと前記中空部の周壁との間に圧入される楔手
    段とからなり、 前記の中空部は、前記グリップとは別体に且つ前記グリ
    ップから離脱しないように構成された筒状部材の中空内
    部として形成されており、 前記グリップの前記第1の端部には、挿通孔を有する端
    壁が設けられ、前記筒状部材には、前記端壁の内方に位
    置する脱け止め用突部が設けられ、前記筒状部材の前記
    突部より先端側が前記グリップの外方に望んでおり、 前記筒状部材における前記突部より軸方向の外方側にお
    いては、係合部が径方向の外方に突出しており、この係
    合部により、前記筒状部材が前記グリップの内部に完全
    に入りこむことを防止した、 ことを特徴とする縄跳び用の跳び縄のロープの長さ調節
    用止め具。
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