JP3034292U - 継 手 - Google Patents

継 手

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JP3034292U
JP3034292U JP1996007616U JP761696U JP3034292U JP 3034292 U JP3034292 U JP 3034292U JP 1996007616 U JP1996007616 U JP 1996007616U JP 761696 U JP761696 U JP 761696U JP 3034292 U JP3034292 U JP 3034292U
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retaining ring
joint
wall
locking
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JP1996007616U
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English (en)
Inventor
春 賢 曾
Original Assignee
勤築企業股▲ふん▼有限公司
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 締付けが迅速かつ簡便で、それを解除するこ
とも容易な、管や棒を軸方向に連結するための継手を提
供する。 【解決手段】 構成の全体に亘る軸孔があり、その軸線
方向の両端部にそれぞれ、先細な円錐台形であってその
上に複数のスリットが形成されたことにより可撓性構造
を有するように構成された受け口部材が一体に延在され
てあり、この2つの受け口部材にはまたそれぞれ円錐台
形の押え輪が外から進退自在に外嵌され、受け口部材が
押圧されて収縮することができるように継手を構成し
た。更に、前記受け口部材の外壁及び前記押え輪の内壁
にそれぞれ、受け口部材を押え輪に挿し込んだまま、受
け口部材と押え輪とを互いに周方向に対向し、ある程度
捻じることによって互いに係合させることができる複数
の係止リブを突設形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は管や棒を軸方向に連結する継手に関し、特に、サイズが違って互いに 嵌め合える管を、この嵌め合える機能を維持したまま連結する継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から図1に示されているような継手1がある。この継手1は、全体に亘る 軸孔110,102があり、その軸線方向の両端部にそれぞれ、先細な円錐台形 であってその上に複数のスリット104が軸沿いに形成されたことより可撓性構 造に構成された受け口部材101が一体に延在されてあり、この2つの受け口部 材101にはまたそれぞれ外から円錐台形の押え輪11によって進退自在に締付 け、受け口部材101が緊締されて収縮することができるようになっている。
【0003】 このような継手1は、継手1の両端側にある受け口部材101の押え輪11に よる締付けを解除した後、それぞれ管や棒を軸線方向に沿って挿し込んでから再 び押え輪11を受け口部材101に締付けて収縮させることにより、管や棒を連 結することができる。 そして、前記2つの受け口部材101の1つには、更に、径方向に収縮できる ように構成されたブッシング12が挿込まれてある場合、サイズが違う管や棒を 連結することができる。特に、サイズが違って互いに嵌め合える管を連結する場 合、前記のように、軸孔110,102が継手1全体の構成に亘るため、軸孔を 通して前記嵌め合える機能をそのまま維持することができるので、抜き差し自在 な構造に構成することもできる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような継手1は、押え輪11を受け口部材101に締付 ける手段として、ネジ締め構成を採用している。即ち、受け口部材101の外壁 に雄ネジ105を形成し、押え輪11の内壁に前記雄ネジ105と対応する雌ネ ジ111を形成している。
【0005】 周知のように、このようなネジによる締付けは、人の腕力の違いによってネジ 締めの度合いが違うため、過不足なしに締付けることはなかなか難しく、時には 過度に締め、緩め難くなることもあり、その上、ネジ締めも時間がかなりかかる などの欠点がある。 従って、本考案は、締付けが迅速かつ簡便で、それを解除することも容易な、 管や棒を軸方向に連結するための継手を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、従来のように、構成の全体に亘る軸孔 があり、その軸線方向の両端部にそれぞれ、先細な円錐台形であってその上に複 数のスリットが形成されたことにより可撓性構造を有するように構成された受け 口部材が一体に延在されてあり、この2つの受け口部材にはまたそれぞれ円錐台 形の押え輪が外から進退自在に外嵌され、受け口部材が押圧されて収縮すること ができるように継手を構成したが、更に、前記受け口部材の外壁及び前記押え輪 の内壁にそれぞれ、受け口部材を押え輪に挿し込んだまま、受け口部材と押え輪 とを互いに周方向に対向し、ある程度捻じることによって互いに係合させること ができる複数の係止リブを突設形成してある。
【0007】 前記係止リブとして、本考案は、下記実施形態に記載のように、軸に直交する 平面と平行する係止部と、この係止部の一端から所定の角度をなして傾斜状延出 してなる摺動部とからなるものを提供している。 また、本考案は、前記所定の角度とは鈍角であり、且つ、前記受け口部材の外 壁にある係止リブの摺動部を円錐台形のこの受け口部材の細端側に近寄っていく ように傾斜させ、前記押え輪の内壁にある係止リブの摺動部を円錐台形のこの押 え輪の太端側に近寄っていくように傾斜させてある。
【0008】 そしてまた、本考案は前記2つの受け口部材の少なくとも1つに、更に、径方 向に収縮できるように構成されたブッシングを挿込んである。 前記構成による継手は、従来継手の機能はもちろん、締付けは複数の係止リブ によるので、締付けるための回転はネジ締めのように何回も捻じって加減する必 要はなく、受け口部材と押え輪とを周方向に対向して一回だけ捻じることで済み 、確かに迅速かつ簡便で、締付けを解除することも容易である。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面により説明する。図2から図5は実施例を示して いる。 図2及び図3において、2は実施例としての継手における継手本体であり、3 は押え輪であり、そして、4はブッシングである。図示のように、押え輪3一つ 、継手本体2一つ、ブッシング4一つ、そしてまた押え輪3一つと、それらを順 序に組合せると、実施例の継手の構成全体が構成される。
【0010】 この構成全体をみると、構成の全体に亘る軸孔30,22,22,40,30 がある。そして、前記継手本体2には横断面外形がオバール状である中段部20 があり、この中段部20の軸線方向Lの両端にそれぞれ受け口部材21が延在さ れてある。これらの受け口部材21は先細な円錐台形であって、その上に、複数 の、受け口部材21の自由端部から発端しかつ軸線方向Lに沿うスリット23が 形成されてある。即ち、各受け口部材21はそれぞれ径方向に伸縮自在な可撓性 構造に構成される。
【0011】 そして、ブッシング4は、前記受け口部材21の軸孔22に嵌込むことができ る円筒状に構成されてある。ブッシング4も、複数の軸線方向に沿うスリット4 2,43が形成されて径方向に伸縮自在な構成になる。 そして、押え輪3は前記円錐台形の受け口部材21に嵌め込まれることができ る円錐台形に形成されている。受け口部材21の外壁及び押え輪3の内壁にはそ れぞれ、受け口部材21を押え輪3に挿し込んだまま、受け口部材21と押え輪 3とを周方向に対向し、ある程度捻じることによって互いに係合させることがで きる複数の係止リブ26,33が突起形成されてある。
【0012】 前記係止リブ26,33はそれぞれ、軸に直交する平面と平行する係止部26 1,331と、この係止部261,331の一端から所定の角度をなして傾斜状 に延出してなる摺動部260,330とからなる。更に詳しくは、前記所定の角 度は鈍角であり、且つ、前記受け口部材21の外壁にある係止リブ26の摺動部 260は円錐台形のこの受け口部材21の細端に近寄っていくように傾斜し、前 記押え輪3の内壁にある係止リブ33の摺動部330は円錐台形のこの押え輪3 の太端に近寄っていくように傾斜してなる。
【0013】 このようにして、前記受け口部材21が前記押え輪3に嵌め込まれた場合、受 け口部材21と押え輪3とを周方向に対向し捻じると、図4に示すように、押え 輪3の係止リブ33における摺動部330は、まず、鎖線に示すが如く、受け口 部材21の係止リブ26における摺動部260に当て、そして、互いに摺動して 、実線に示すが如く、係止部261と係止部331とが互いに係合している状態 になる。そうすると、図5に示すように、円錐台形の押え輪3が外から受け口部 材21に進退自在に外嵌され、受け口部材21ないしブッシング4が押圧されて 収縮し、それらの中に挿し込んでいる管5及び6を固定して連結することができ る。
【0014】
【考案の効果】
上記実施例から分かるように、本考案は、従来の継手の締付け構造を、受け口 部材の外壁及び前記押え輪の内壁にはそれぞれ、受け口部材を押え輪に挿し込ん だまま、受け口部材と押え輪とを周方向に対向し、ある程度捻じることによって 互いに係合させることができる複数の係止リブを突設して構成したので、締付け るための回転はネジ締めのように何回も捻じって加減する必要はなく、受け口部 材と押え輪とを周方向に対向して一回だけ捻じることで済み、迅速かつ簡便であ ると共に、締付けを解除することも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の継手の分解斜視図である。
【図2】本考案の継手の実施例の分解斜視図である。
【図3】前記実施例が組立られた場合の断面図である。
【図4】前記実施例の係止動作を説明するための要部断
面図である。
【図5】前記実施例を利用して管を連結した場合の断面
図である。
【符号の説明】
2 継手本体 20 中段部 21 受け口部材 22 軸孔 23 スリット 26 係止リブ 260 摺動部 261 係止部 3 押え輪 30 軸孔 33 係止リブ 330 摺動部 331 係止部 4 ブッシング 40 軸孔 42 スリット 43 スリット

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構成の全体に亘る軸孔があり、その軸線
    方向の両端部にそれぞれ、先細な円錐台形であってその
    上に複数のスリットが形成されたことにより可撓性構造
    を有するように構成された受け口部材が一体に延在され
    てあり、この2つの受け口部材にはまたそれぞれ円錐台
    形の押え輪が外から進退自在に外嵌され、受け口部材が
    押圧されて収縮する継手において、 前記受け口部材の外壁及び前記押え輪の内壁にはそれぞ
    れ、受け口部材を押え輪に挿し込んだまま、受け口部材
    と押え輪とを周方向に対向し、ある程度捻じることによ
    って互いに係合させることができる複数の係止リブが突
    設してあることを特徴とする継手。
  2. 【請求項2】 前記係止リブは、それぞれ、軸に直交す
    る平面と平行する係止部と、この係止部の一端から所定
    の角度をなして傾斜状に延出してなる摺動部とからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の継手。
  3. 【請求項3】 前記所定の角度とは鈍角であり、且つ、
    前記受け口部材の外壁にある係止リブの摺動部は円錐台
    形のこの受け口部材の細端に近寄っていくように傾斜
    し、前記押え輪の内壁にある係止リブの摺動部は円錐台
    形のこの押え輪の太端に近寄っていくように傾斜してな
    ることを特徴とする請求項2に記載の継手。
  4. 【請求項4】 前記2つの受け口部材の少なくとも1つ
    には、更に、径方向に収縮できるように構成されたブッ
    シングが挿込まれてなる請求項1に記載の継手。
JP1996007616U 1996-08-01 1996-08-01 継 手 Expired - Lifetime JP3034292U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010276039A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Sekisui Jushi Co Ltd 農園芸用支柱用継手及びそれを用いた農園芸用アーチ支柱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010276039A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Sekisui Jushi Co Ltd 農園芸用支柱用継手及びそれを用いた農園芸用アーチ支柱

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