JP3028126U - 長さ調節自在なステッキ - Google Patents

長さ調節自在なステッキ

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JP3028126U
JP3028126U JP1996001879U JP187996U JP3028126U JP 3028126 U JP3028126 U JP 3028126U JP 1996001879 U JP1996001879 U JP 1996001879U JP 187996 U JP187996 U JP 187996U JP 3028126 U JP3028126 U JP 3028126U
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JP
Japan
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diameter pipe
small
pipe
rotary
length
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Application number
JP1996001879U
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English (en)
Inventor
健次 森松
Original Assignee
株式会社エバニユー
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】使用中に嵌挿した小径パイプがズルズルと大径
パイプに挿入してしまうような事が起こらない伸縮式の
ステッキの提供。 【解決手段】小径パイプ2の挿入部にテーパー11受け
面を形成すると共に、このテーパー受け面の先端中心部
に外周部に雄螺子14を設けた支持軸16を突設し、こ
の支持軸に軸方向に複数個の切込みを形成し前記雄螺子
に螺合する雌螺子を頂面に備えた弾性的に拡開する回転
緊締子12をストッパーによって抜け止め状態で螺装
し、当該回転緊締子によって小径パイプと大径パイプを
所望の長さのところで固定するようにした長さ調節自在
な棒状体において、前記パイプの内、挿入される方のパ
イプの全内周面長手方向全長に凸状を呈する条山壁を設
蹴ると共に前記回転緊締子の外周全壁軸方向に凹状溝を
形成を形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、公知の長さ調節自在な棒状体に改良を加えた歩行用に好適なステッ スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
少なくとも2本以上の異径パイプから形成される長さ調節を自在とした棒状体 としては、カメラ用の三脚等として公知である外に、実公告昭32−13181 のスキー用ストックや実公平4−18413の棒状体等がある。 しかしながら、比較的強く体重がかかる歩行用ステッキにこれら従来の技術を 使用した場合、小径パイプがズルズルと大径パイプに挿入してしまうケースがし ばしば発生していた。これらの原因は全て調節の締め付け固定が不完全な為に起 きていると考えられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、大径パイプに嵌挿される小径パイプの挿入 部に突設した雄螺子を形成してなる支持軸に、大径パイプの内面に緊着し得る緊 締子をストッパーによって抜け不可能な状態で螺装し、当該回転緊締子によって 小径パイプと大径パイプを所望の長さのところで固定するようにした公知の技術 に改良を加え、使用中に小径パイプがズルズルと大径パイプに挿入してしまうこ とが起こらない歩行に好適なステッキを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
小径パイプが大径パイプ内に嵌挿可能で少なくとも二本以上の異径パイプから なる棒状体であって、大径パイプに嵌挿される小径パイプの挿入部にテーパー受 け面を形成すると共に、このテーパー受け面の先端中心部に外周に雄螺子を設け た支持軸を突設し、該支持軸に軸方向に複数個の切込みを形成し、前記雄螺子に 螺合する雌螺子を頂面に備えた弾性的に拡開する回転緊締子をストッパーによっ て抜け不可能な状態で螺装し、この回転緊締子を大径パイプの内周壁に強接する ことによって小径パイプと大径パイプを所望の長さのところで固定するようにし た長さ調節自在な棒状体において、挿入される方の各パイプの内周長手方向全長 に凸状を呈する条山壁を設けるとともに前記回転緊締子の軸方向外周全壁に凹状 溝を形成して課題を解決するための手段としている。
【0004】
【作 用】
本考案の長さ調節自在なステッキの使用に当たっては、大径パイプ(1)に、 小径パイプ(2)の先端に付設した回転緊締子(12)を嵌挿し、所望する長さ に調節して小径パイプ(2)を回転すると、回転緊締子(12)の外径は大径パ イプ(1)の内径とほぼ同じになっているので、回転緊締子(12)は大径パイ プ内周面当接して係止された状態となる。 この時回転緊締子は小径パイプの回転に伴いテーパー受け面(11)方向に螺 進し、回転緊締子の下方がテーパー受け面(11)に当接して回転緊締子が外方 に拡開し外周面が大径パイプの内周面に強く圧接して大径パイプと小径パイプの 固定が行われることとなる。 回転緊締子には軸方向に沿って複数の切込み(17)が設けられているので均等 に外方に拡開しバランス良く大径パイプの内周面に圧着する。
【0005】 一方固定状態を解除するときは、小径パイプを前記とは逆の方向に回転すれば 、回転緊締子は上方に螺進し下方がテーパー受け面と離れるので大径パイプの内 周面との圧接が解除されるので、小径パイプを大径パイプから引き抜くことがで きる。 以下、同様な作用が小径パイプ(2)と下部パイプ(3)とにも行われることに より長さ調節自在なステッキとなる公知のこれら作用に加え、本考案が改良を施 したのは、挿入される方のパイプの全内周面長手方向全長に凸状を呈する条山壁 を設けると共に前記回転緊締子(12)の軸方向外周全壁に凹状溝(18)を形 成したことにある。 このことによって大径パイプと小径パイプとを固定するとき、大径パイプ全内 周面長手方向全長に突設した凸状を呈する条山壁と(6)と回転緊締子(12) の軸方向外周全壁に形成した凹状溝(18)とが嵌合して挿入したパイプと挿入 されたパイプとの固定がより強固で確実なものとなっている。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づき説明すると、図1はパイプの一部切欠図で、図 2は回転緊締子の一例を示す正面図で、図3は大径パイプに嵌挿される小径パイ プの挿入部の説明図で、図4は図2の断面図、図5は本考案に係るステッキ(A )の全体図である。図中符号1は大径パイプで符号2は小径パイプ、符号3は前 記小径パイプ(2)に嵌挿可能な下部パイプで、符号4は石突き、符号5は把手 である。
【0007】 本考案はこのように少なくとも2本以上の異径パイプからなる棒状体の長さ調 節固定構造に改良を加えたもので、公知の技術についても触れながらその具体的 な構成について説明をする。
【0008】 小径パイプ(2)の大径パイプ(1)内への挿入部にはテーパー受け面(11 )を形成していて、この受け面の先端中心部に外周に雄螺子(14)を形成した 支持軸(16)を突設している。 該支持軸(16)に大径パイプ(1)の内径と略同一の外径を持つ回転緊締子 (12)を螺装し、この支持軸(16)の先端にピンのようなストッパー(13 )を付設して前記回転緊締子(12)が支持軸(16)から離脱しないようにし ている。 回転緊締子(12)は図示した実施例の場合、支持軸(16)に設けられている 雄螺子(14)に螺着するための雌螺子(15)を頂面中心に刻設すると共に、 軸線方向に沿って複数個の切込み(17)を形成していて、テーパー受け面(1 1)方向に螺下進させていくと、回転緊締子(12)のスカート部が外方に少し ずつ弾性的に拡開した状態となり、回転緊締子の外周面が挿入パイプの内周面に 圧着して固定状態となる。
【0009】 本考案はここで、挿入される方のパイプの全内周面長手方向全長に凸状を呈す る条山壁を設けると共に前記回転緊締子(12)の軸方向外周全壁に凹状溝(1 8)を形成している。
【00010】
【考案の効果】
本考案は以上説明のように、小径パイプが大径パイプ内に嵌挿可能な少なくと も2本以上の異径パイプからなる棒状体であって、前記小径パイプの挿入端部に テーパー受け面を形成すると共に、このテーパー受け面の先端中心部に外周部に 雄螺子を設けた支持軸を突設し、該支持軸に軸方向に複数個の切込みを形成し前 記雄螺子に螺合する雌螺子を頂部に備えた弾性的に拡開する回転緊締子をストツ パーによって離脱不可能な状態で螺装し、当該回転緊締子によって小径パイプと 大径パイプを所望の長さのところで固定するようにした長さ調節自在な棒状体に おいて、前記パイプの内、挿入されるパイプの全内周面長手方向全長に凸状をを 呈する条山壁を設けると共に前記回転緊締子の軸方向外周全壁に凹状溝を形成し たものであるから、パイプの長さを所望の位置に固定するとき、パイプ内周面に 突設された条山壁と回転緊締子の外周壁に形成された凹状溝とが嵌合されるので パイプとパイプの固定がより確実で強固なものとなる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る長さ調節自在なステッキのパイプ
内周面長手方向に突設された条山壁を説明する大径パイ
プの一部切欠図。
【図2】回転緊締子の正面図である。
【図3】小径パイプ挿入部の要部の状態を示す一部切欠
断面図である。
【図4】図2の断面図である。
【図5】本考案に係るステッキ(A)の全体図である。
【符号の説明】
1大径パイプ 2小径パイプ 3下部パイプ 4
石突き 5把手 6条山壁 11テーパー部 12回転緊締子
13ストッパー 14雄螺子 15雌螺子 16支持軸 17切込
み 18凹溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項 1】小径パイプが大径パイプ内に嵌挿可能で
    少なくとも二本以上の異径パイプからなる棒状体であっ
    て、大径パイプに嵌挿される小径パイプの挿入部にテー
    パー受け面(11)を形成すると共に、このテーパー受
    け面(11)の先端中心部に外周に雄螺子(14)を設
    けた支持軸(16)を突設し、該支持軸(16)に軸方
    向に複数個の切込み(17)を形成し、前記雄螺子(1
    4)に螺合する雌螺子(15)を頂面に備えた弾性的に
    拡開する回転緊締子(12)をストッパー(13)によ
    って抜け不可能な状態で螺装し、この回転緊締子(1
    2)を大径パイプの内周壁に強接することによって小径
    パイプと大径パイプを所望の長さのところで固定するよ
    うにした長さ調節自在な棒状体において、挿入される方
    の各パイプの内周長手方向全長に凸状を呈する条山壁
    (6)を設けるとともに前記回転緊締子(12)の軸方
    向外周全壁に凹状溝(18)を形成したことを特徴とす
    る長さ調節自在なステッキ(A)。
JP1996001879U 1996-02-13 1996-02-13 長さ調節自在なステッキ Expired - Lifetime JP3028126U (ja)

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ID=43163206

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08175675A (ja) * 1994-12-26 1996-07-09 Sasaki Corp:Kk 穀粒ホッパーの動力伝達装置

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