JPH0418413Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0418413Y2 JPH0418413Y2 JP1987003525U JP352587U JPH0418413Y2 JP H0418413 Y2 JPH0418413 Y2 JP H0418413Y2 JP 1987003525 U JP1987003525 U JP 1987003525U JP 352587 U JP352587 U JP 352587U JP H0418413 Y2 JPH0418413 Y2 JP H0418413Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter pipe
- small
- pipe
- large diameter
- support shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 5
- 241001166076 Diapheromera femorata Species 0.000 description 3
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241000253999 Phasmatodea Species 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は歩行用のステツキやカメラ用支持脚な
どとして使用して好適な長さ調節自在な棒状体に
関するものである。
どとして使用して好適な長さ調節自在な棒状体に
関するものである。
〔従来の技術〕
異径パイプによつて長さの調節を自在とした棒
状体はカメラ用三脚などとして既に公知である
が、従来のこれら棒状体は長さの調節後、小径パ
イプと大径パイプを固定するため、パイプの外周
部に嵌め付けた締付リングを用い、当該締付リン
グを一定の方向に回動させて小径パイプと大径パ
イプを固定すると共に、逆の方向に締付リングを
廻して固定を解除するようにしていた。
状体はカメラ用三脚などとして既に公知である
が、従来のこれら棒状体は長さの調節後、小径パ
イプと大径パイプを固定するため、パイプの外周
部に嵌め付けた締付リングを用い、当該締付リン
グを一定の方向に回動させて小径パイプと大径パ
イプを固定すると共に、逆の方向に締付リングを
廻して固定を解除するようにしていた。
一方、同じような棒状体としてステツキの分野
においては長さの調節を可能としたものはほとん
ど知られていないのが実情である。
においては長さの調節を可能としたものはほとん
ど知られていないのが実情である。
なお、同じ棒状体でも可成り長尺で、可成り大
径なパイプよりなる物干し竿の分野においては実
公昭61−31757号に示されているような長さ調節
の可能な伸縮竿が知られている。
径なパイプよりなる物干し竿の分野においては実
公昭61−31757号に示されているような長さ調節
の可能な伸縮竿が知られている。
前記したように、従来の異径パイプを用いた棒
状体における長さの調節固定構造は、三脚の分野
においてはパイプの外周に嵌め付けた締付リング
を用いる構造となつているため、当該締付リング
がパイプの外周に突出すると共に、固定及び解除
にあたつて、パイプを抑えながら締付リングを廻
さなければならず、操作が煩わしいという問題点
があつた。
状体における長さの調節固定構造は、三脚の分野
においてはパイプの外周に嵌め付けた締付リング
を用いる構造となつているため、当該締付リング
がパイプの外周に突出すると共に、固定及び解除
にあたつて、パイプを抑えながら締付リングを廻
さなければならず、操作が煩わしいという問題点
があつた。
一方、歩行の際に使用するステツキにあつては
使用者の身長などに合わせて必要長さを調節する
ことができなかつたため、役に立たない場合も生
ずるという欠点があつた。
使用者の身長などに合わせて必要長さを調節する
ことができなかつたため、役に立たない場合も生
ずるという欠点があつた。
なお、前記した実公昭61−31757号公報に示さ
れた伸縮竿においては、短円筒状をなす膨径ナツ
トが大径竿内に予じめ摺動可能に圧入装着されて
おり、これによつた場合長尺な大径竿の他端部側
に前記膨径ナツトが移動してしまつたようなと
き、小径竿の先端に設けた係止ボルトが膨径ナツ
トにまで届かず、使用できないという問題点があ
る。
れた伸縮竿においては、短円筒状をなす膨径ナツ
トが大径竿内に予じめ摺動可能に圧入装着されて
おり、これによつた場合長尺な大径竿の他端部側
に前記膨径ナツトが移動してしまつたようなと
き、小径竿の先端に設けた係止ボルトが膨径ナツ
トにまで届かず、使用できないという問題点があ
る。
そこで、本考案は前記した従来構造に伴う不具
合点をなくし、小径パイプの挿入側端部に突設し
た雄螺子を形成してなる支持軸に、大径パイプの
内面に緊着し得る回転緊締子をストツパーによつ
て抜け止め不可能な状態で螺装し、当該回転緊締
子によつて小径パイプと大径パイプを所望の長さ
のところで固定するようにした長さ調節自在な棒
状体を提供することを目的とするものである。
合点をなくし、小径パイプの挿入側端部に突設し
た雄螺子を形成してなる支持軸に、大径パイプの
内面に緊着し得る回転緊締子をストツパーによつ
て抜け止め不可能な状態で螺装し、当該回転緊締
子によつて小径パイプと大径パイプを所望の長さ
のところで固定するようにした長さ調節自在な棒
状体を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための本考案の構成を詳述
すれば、小径パイプが大径パイプ内に嵌挿可能な
少なくとも2本以上の異径パイプからなる棒状体
であつて、前記小径パイプの挿入側端部にほぼ円
錐状のテーパー受面を形成すると共に、このテー
パー受面の先端中心部に、外周部に雄螺子を設け
た支持軸を突設し、この支持軸に、次の〜の
構成を具えた弾性的に拡開する回転緊締子をスト
ツパーによつて抜け止め不可能な状態で螺装し、
当該回転緊締子によつて小径パイプと大径パイプ
を所望の長さのところで固定するようにしてなる
長さ調節自在な棒状体。
すれば、小径パイプが大径パイプ内に嵌挿可能な
少なくとも2本以上の異径パイプからなる棒状体
であつて、前記小径パイプの挿入側端部にほぼ円
錐状のテーパー受面を形成すると共に、このテー
パー受面の先端中心部に、外周部に雄螺子を設け
た支持軸を突設し、この支持軸に、次の〜の
構成を具えた弾性的に拡開する回転緊締子をスト
ツパーによつて抜け止め不可能な状態で螺装し、
当該回転緊締子によつて小径パイプと大径パイプ
を所望の長さのところで固定するようにしてなる
長さ調節自在な棒状体。
前記支持軸の外周部に設けた雄螺子に螺合し
得る雌螺子。
得る雌螺子。
テーパー受面に当接し得る摺接部。
大径パイプの内径にほぼ等しい外径をもつた
大径部と、この大径部に連続した小径部。
大径部と、この大径部に連続した小径部。
前記大径部の軸方向に形成した複数個の切
溝。
溝。
本考案棒状体はこのように、小径パイプの挿入
側端部に突設した支持軸に、予じめ回転緊締子を
ストツパーによつて抜け止め不可能な状態で螺装
してあるので、大径パイプ内に回転緊締子を装着
した場合の欠点、すなわち大径パイプ内の回転緊
締子のねじ穴内に支持軸を螺着するのが難しい、
また大径パイプの他端部側に回転緊締子が移動し
たようなとき使用不可能になるといつた不具合点
を解決することができるものである。
側端部に突設した支持軸に、予じめ回転緊締子を
ストツパーによつて抜け止め不可能な状態で螺装
してあるので、大径パイプ内に回転緊締子を装着
した場合の欠点、すなわち大径パイプ内の回転緊
締子のねじ穴内に支持軸を螺着するのが難しい、
また大径パイプの他端部側に回転緊締子が移動し
たようなとき使用不可能になるといつた不具合点
を解決することができるものである。
なお、本考案によつた場合は、パイプの外周に
従来のような締付リングが突出せず、小径パイプ
と大径パイプを分離することができるのでリユツ
クサツクなどに容れて携行するときにも便利であ
る。
従来のような締付リングが突出せず、小径パイプ
と大径パイプを分離することができるのでリユツ
クサツクなどに容れて携行するときにも便利であ
る。
以下、本考案長さ調節自在な棒状体の具体的構
成を図示の実施例に基づき詳細に説明する。
成を図示の実施例に基づき詳細に説明する。
第1図は小径パイプを大径パイプ内に嵌挿する
前の状態を示す一部断面図、第2図は小径パイプ
を大径パイプ内に嵌挿入し小径パイプを廻して大
径パイプに固定した状態を示す一部断面図、第3
図は回転緊締子の一例を示す正面図、第4図は第
3図の右側面図、第5図は異径パイプを歩行用ス
テツキとした場合の正面図、第6図は第5図に示
すステツキの収縮した状態を示す拡大断面図であ
り、図中1は小径パイプ、2はこの小径パイプ1
が嵌挿可能な内径をもつた大径パイプをそれぞれ
示すものである。
前の状態を示す一部断面図、第2図は小径パイプ
を大径パイプ内に嵌挿入し小径パイプを廻して大
径パイプに固定した状態を示す一部断面図、第3
図は回転緊締子の一例を示す正面図、第4図は第
3図の右側面図、第5図は異径パイプを歩行用ス
テツキとした場合の正面図、第6図は第5図に示
すステツキの収縮した状態を示す拡大断面図であ
り、図中1は小径パイプ、2はこの小径パイプ1
が嵌挿可能な内径をもつた大径パイプをそれぞれ
示すものである。
本考案はこのような2本以上の異径パイプから
なる棒状体の締付固定構造に関するものであつ
て、先ず、小径パイプ1の大径パイプ2内への挿
入側端部にほぼ円錐状をなすテーパー受面3を形
成すると共に、このテーパー受面3の先端中心部
に、外周に雄螺子4を形成した支持軸5を突設す
る。
なる棒状体の締付固定構造に関するものであつ
て、先ず、小径パイプ1の大径パイプ2内への挿
入側端部にほぼ円錐状をなすテーパー受面3を形
成すると共に、このテーパー受面3の先端中心部
に、外周に雄螺子4を形成した支持軸5を突設す
る。
そして、この支持軸5に、大径パイプ2の内径
とほぼ同一の外径をもつた大径部10と、この大
径部10に連続して小径部16を具えた回転緊締
子6を螺装し、支持軸5の先端部にピンのような
ストツパー11を付設して当該回転緊締子6が支
持軸5より脱落しないようにする(第1図及び第
2図)。
とほぼ同一の外径をもつた大径部10と、この大
径部10に連続して小径部16を具えた回転緊締
子6を螺装し、支持軸5の先端部にピンのような
ストツパー11を付設して当該回転緊締子6が支
持軸5より脱落しないようにする(第1図及び第
2図)。
回転緊締子6は、図示する実施例の場合、支持
軸5に形成してある雄螺子4に螺着するための雄
螺子7を内周に刻設すると共に、テーパー受面3
側となる端面に漏斗状の摺接部8を形成してな
り、さらにテーパー受面3側の開口につながる複
数個の切溝9を回転緊締子6の軸線方向に沿つて
形成してなる構造のものであつて、支持軸5の雄
螺子4に回転緊締子6を螺着してテーパー受面3
方向に螺進させていくと、回転緊締子6の漏斗状
摺接部8がテーパー受面3に接触し、さらに螺進
させると、摺接部8がテーパー受面3に沿つて摺
動して、回転緊締子6の大径部10が外方に少し
く弾性的に拡開した状態となり、当該回転緊締子
6の大径部10外周面が大径パイプ2の内周面に
圧着して固定状態となるものである(第2図)。
軸5に形成してある雄螺子4に螺着するための雄
螺子7を内周に刻設すると共に、テーパー受面3
側となる端面に漏斗状の摺接部8を形成してな
り、さらにテーパー受面3側の開口につながる複
数個の切溝9を回転緊締子6の軸線方向に沿つて
形成してなる構造のものであつて、支持軸5の雄
螺子4に回転緊締子6を螺着してテーパー受面3
方向に螺進させていくと、回転緊締子6の漏斗状
摺接部8がテーパー受面3に接触し、さらに螺進
させると、摺接部8がテーパー受面3に沿つて摺
動して、回転緊締子6の大径部10が外方に少し
く弾性的に拡開した状態となり、当該回転緊締子
6の大径部10外周面が大径パイプ2の内周面に
圧着して固定状態となるものである(第2図)。
前記したように、図示の実施例では、回転緊締
子6のテーパー受面3側となる端面に漏斗状の摺
接部8を形成してあるが、テーパー受面3によつ
て回転緊締子6の大径部10側が弾性的に外方に
拡開される構造のものであれば、必ずしも漏斗状
の摺接部にする必要はなく、たとえば回転緊締子
6のテーパー受面3側となる端面を少し薄肉にし
て段差を設けるようにしておけば、漏斗状摺接部
の場合と同様の作用を行わせることができるもの
である。
子6のテーパー受面3側となる端面に漏斗状の摺
接部8を形成してあるが、テーパー受面3によつ
て回転緊締子6の大径部10側が弾性的に外方に
拡開される構造のものであれば、必ずしも漏斗状
の摺接部にする必要はなく、たとえば回転緊締子
6のテーパー受面3側となる端面を少し薄肉にし
て段差を設けるようにしておけば、漏斗状摺接部
の場合と同様の作用を行わせることができるもの
である。
本考案長さ調節自在な棒状体の使用にあたつて
は、大径パイプ2内に、小径パイプ1の先端に付
設した前記回転緊締子6を嵌挿し、必要長さの調
節後に小径パイプ1側を廻すと、回転緊締子6に
おける大径部10の外径は大径パイプ2の内径と
ほぼ同一となつているので、回転緊締子6は大径
パイプ2の内周面の抵抗によつて係止された状態
となり、回転緊締子6は小径パイプ1の回転に伴
いテーパー受面3方向に螺進し、回転緊締子6に
設けた摺接部8がテーパ受面3に当接して前記し
たように回転緊締子6の大径部10が外方に拡開
し、大径部10の外周面が大径パイプ2の内周面
にきつく圧接して大径パイプ2と小径パイプ1の
固定が図られるものである。なお、回転緊締子6
の大径部10には軸方向に沿つて複数個(図示す
る実施例では4個)の切溝9が設けられているの
で、大径部10は均等に外方に拡開することがで
き、バランスよく大径パイプ2の内周面に圧着す
るものである。
は、大径パイプ2内に、小径パイプ1の先端に付
設した前記回転緊締子6を嵌挿し、必要長さの調
節後に小径パイプ1側を廻すと、回転緊締子6に
おける大径部10の外径は大径パイプ2の内径と
ほぼ同一となつているので、回転緊締子6は大径
パイプ2の内周面の抵抗によつて係止された状態
となり、回転緊締子6は小径パイプ1の回転に伴
いテーパー受面3方向に螺進し、回転緊締子6に
設けた摺接部8がテーパ受面3に当接して前記し
たように回転緊締子6の大径部10が外方に拡開
し、大径部10の外周面が大径パイプ2の内周面
にきつく圧接して大径パイプ2と小径パイプ1の
固定が図られるものである。なお、回転緊締子6
の大径部10には軸方向に沿つて複数個(図示す
る実施例では4個)の切溝9が設けられているの
で、大径部10は均等に外方に拡開することがで
き、バランスよく大径パイプ2の内周面に圧着す
るものである。
一方、両者の固定状態を解除するには、小径パ
イプ1を前記とは逆の方向に回転させれば、回転
緊締子6がテーパー受面3と離れ、大径パイプ2
の内周面との圧接が解除されるので、小径パイプ
1を大径パイプ2内より回転緊締子6と共に引き
抜くことができるものである。
イプ1を前記とは逆の方向に回転させれば、回転
緊締子6がテーパー受面3と離れ、大径パイプ2
の内周面との圧接が解除されるので、小径パイプ
1を大径パイプ2内より回転緊締子6と共に引き
抜くことができるものである。
小径パイプ1及び大径パイプ2よりなる2本以
上の異径パイプは、これを第5図に示すように、
歩行用のステツキとすることができる。
上の異径パイプは、これを第5図に示すように、
歩行用のステツキとすることができる。
すなわち、第5図は3本の異径パイプを以つて
構成したステツキ12を示すもので、図中A部及
びB部が前記した緊締固定構造となつている。
構成したステツキ12を示すもので、図中A部及
びB部が前記した緊締固定構造となつている。
そして、大径パイプ2の先端を湾曲させて握持
部13にすると共に、小径パイプ1の下端に石突
部14を螺着して、登山の際にも使用できるよう
にしたものである。また、石突部14にスキーの
ストツクリングをセツトすることによつて新雪の
上を歩行するときに使用することもできるもので
ある。さらに、この石突部14に代えてゴム製の
プロテクターを嵌め付けて一般の歩道を歩くとき
にも使用することができるものである。
部13にすると共に、小径パイプ1の下端に石突
部14を螺着して、登山の際にも使用できるよう
にしたものである。また、石突部14にスキーの
ストツクリングをセツトすることによつて新雪の
上を歩行するときに使用することもできるもので
ある。さらに、この石突部14に代えてゴム製の
プロテクターを嵌め付けて一般の歩道を歩くとき
にも使用することができるものである。
なお、第6図に示すように大径パイプ2内に小
径パイプ1及び中パイプ15を収納して全体をコ
ンパクトにし、旅行鞄やリユツクサツクの中に容
れて携行することもできるものである。また、図
示しないが、カメラ支持用の三脚又は一脚に本考
案棒状体を用いることができるのは云うまでもな
い。
径パイプ1及び中パイプ15を収納して全体をコ
ンパクトにし、旅行鞄やリユツクサツクの中に容
れて携行することもできるものである。また、図
示しないが、カメラ支持用の三脚又は一脚に本考
案棒状体を用いることができるのは云うまでもな
い。
上記したように本考案によれば、小径パイプの
挿入側端部に突設した支持軸に、大径パイプの内
面に緊着し得る回転緊締子をストツパーによつて
抜け止め不可能な状態で螺装してなるものである
から、大径パイプ内に回転緊締子を装着した場合
の欠点、すなわち大径パイプ内の回転緊締子のね
じ穴内に支持軸を螺着するのが難しい、また大径
パイプの他端部側に回転緊締子が移動したような
とき使用不可になるといつた不具合点を解消する
ことができるものである。
挿入側端部に突設した支持軸に、大径パイプの内
面に緊着し得る回転緊締子をストツパーによつて
抜け止め不可能な状態で螺装してなるものである
から、大径パイプ内に回転緊締子を装着した場合
の欠点、すなわち大径パイプ内の回転緊締子のね
じ穴内に支持軸を螺着するのが難しい、また大径
パイプの他端部側に回転緊締子が移動したような
とき使用不可になるといつた不具合点を解消する
ことができるものである。
また、本考案によつた場合、小径パイプの支持
軸に回転緊締子が予じめ螺装されているので、締
付及び分解がきわめて容易であり、小径パイプ側
を廻すだけで簡単に長さの調節ができるものであ
る。さらに、大径パイプ内に回転緊締子を装着す
る場合には、大径パイプ内から回転緊締子が抜け
出るのを防止するため大径パイプの端口に係止具
を付設しなければならないが、本考案によればこ
のような係止具を大径パイプの端口に取付ける必
要がない。
軸に回転緊締子が予じめ螺装されているので、締
付及び分解がきわめて容易であり、小径パイプ側
を廻すだけで簡単に長さの調節ができるものであ
る。さらに、大径パイプ内に回転緊締子を装着す
る場合には、大径パイプ内から回転緊締子が抜け
出るのを防止するため大径パイプの端口に係止具
を付設しなければならないが、本考案によればこ
のような係止具を大径パイプの端口に取付ける必
要がない。
第1図は小径パイプを大径パイプ内に嵌挿する
前の状態を示す一部断面図、第2図は小径パイプ
を大径パイプ内に嵌挿した小径パイプを廻して大
径パイプに固定した状態を示す一部断面図、第3
図は回転緊締子の一例を示す正面図、第4図は第
3図の右側面図、第5図は異径パイプを歩行用ス
テツキとした場合の正面図、第6図は第5図に示
すステツキの収縮した状態を示す拡大断面図であ
る。 1……小径パイプ、2……大径パイプ、3……
テーパー受面、4……雄螺子、5……支持軸、6
……回転緊締子、7……雌螺子、8……摺接部、
9……切溝、10……大径部、16……小径部。
前の状態を示す一部断面図、第2図は小径パイプ
を大径パイプ内に嵌挿した小径パイプを廻して大
径パイプに固定した状態を示す一部断面図、第3
図は回転緊締子の一例を示す正面図、第4図は第
3図の右側面図、第5図は異径パイプを歩行用ス
テツキとした場合の正面図、第6図は第5図に示
すステツキの収縮した状態を示す拡大断面図であ
る。 1……小径パイプ、2……大径パイプ、3……
テーパー受面、4……雄螺子、5……支持軸、6
……回転緊締子、7……雌螺子、8……摺接部、
9……切溝、10……大径部、16……小径部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 小径パイプ1が大径パイプ2内に嵌挿可能な少
なくとも2本以上の異径パイプからなる棒状体で
あつて、前記小径パイプ1の挿入側端部にほぼ円
錐状のテーパー受面3を形成すると共に、このテ
ーパー受面3の先端中心部に、外周部に雄螺子4
を設けた支持軸5を突設し、この支持軸5に、次
の〜の構成を具えた弾性的に拡開する回転緊
締子6をストツパー11によつて抜け止め不可能
な状態で螺装し、当該回転緊締子6によつて小径
パイプ1と大径パイプ2を所望の長さのところで
固定するようにしてなる長さ調節自在な棒状体。 前記支持軸5の外周部に設けた雄螺子4に螺
合し得る雌螺子7。 テーパー受面3に当接し得る摺接部8。 大径パイプ2の内径にほぼ等しい外径をもつ
た大径部10と、この大径部10に連続した小
径部16。 前記大径部10の軸方向に形成した複数個の
切溝9。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987003525U JPH0418413Y2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987003525U JPH0418413Y2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63112810U JPS63112810U (ja) | 1988-07-20 |
JPH0418413Y2 true JPH0418413Y2 (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=30783363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987003525U Expired JPH0418413Y2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0418413Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3889143B2 (ja) * | 1998-01-14 | 2007-03-07 | 丸一株式会社 | 遠隔操作式の排水栓開閉装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131757U (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-26 | 日本電気株式会社 | 印刷装置 |
-
1987
- 1987-01-16 JP JP1987003525U patent/JPH0418413Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131757U (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-26 | 日本電気株式会社 | 印刷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63112810U (ja) | 1988-07-20 |
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