JP2004211826A - 締結具及びその締結具の締結方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被締結部材が薄いパネルの場合でも被締結部材が反るように変形する不具合を解消する、単品で形成される締結具を提供する。
【解決手段】締結具1は、挿通穴6の周りに当接部7を有するフランジ2と、フランジ2から垂直に延び且つ周方向に相互に離れている複数の締結脚3と、締結脚の先端に一体的に連結されたナット部5とを有し、被締結部材の取付穴に挿通してナット部をフランジ側に引き寄せ、締結脚を座屈させてその締結脚とフランジとによって被締結部材に締結される。締結脚3の各々が、座屈部分10において他の締結脚部分より細く形成され、ナット側脚部分11はフランジ側脚部分13より高い強度を有するように形成され、ナット側脚部分11はナット部5に隣接する位置で他のナット側脚部分より強度を低くするように形成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パネル等の被締結部材に片側から締結作業ができるブラインドナット型の締結具に関し、詳細には、ボルト挿通穴が形成されたフランジと、フランジの挿通穴の周囲から垂直に延びる複数の締結脚と、締結脚の先端に一体連結されたナット部とを有する、ブラインドナット型の締結具に関する。
【0002】
【従来の技術】
パネル等の被締結部材に片側からの作業で締結できるブラインドナット型の締結具は公知である。例えば、本願出願人から、商標:JACK Nuts(ジャック ナット)として市販されているブラインドナット型の締結具は、ボルトの挿通穴の周りに被締結部材に当接する当接部を有するフランジと、フランジの挿通穴の外側の位置から垂直に且つ周方向に相互に間隔をもって延びる複数の締結脚と、締結脚のそれぞれの先端に一体的に連結されたナット部とを有する。この締結具は、専用の締結工具のスクリューマンドレルに取付けられ、被締結部材の取付穴にナット部及び締結脚が挿通され、締結工具を動作してナット部をフランジ側に引き寄せると、各締結脚はその中間高さ位置の座屈部分が半径方向外方に拡膨するように座屈させられ、座屈した締結脚とフランジとによって被締結部材に締結される。
【0003】
他のブラインドナット型の締結具として、実開昭60−29909号公報(特許文献1)には、1枚の金属板で一体プレス成形されるアンカーリベットが開示されている。実開平1‐82310号公報(実公平2−39052号公報:特許文献2)は、ナット状のリベット部材とリベット部材に螺挿したボルト部材との2部品から成る締結具を開示する。特開平10−148207号公報(特許文献3)にも、フランジ形状の頭部と溝孔及び雌ねじを有する管状部材と管状部材に螺挿される雄ねじ付き軸部材との2部品から成る締結具が示されている。更に、特開2000−176853号公報(特許文献4)は、六角頭部とスリット及び雌ねじが形成された筒状体とを有するリベット本体と、リベット本体に螺挿される拡開用ビスとの2部品から成る締結具を締結するために、汎用のインパクトドライバ工具の先端に取付ける治具を提案しており、高価な専用の締結工具を用いずに締結具を締結しようとしている。
【0004】
【特許文献1】
実開昭60−29909号公報
【特許文献2】
実開平1−82310号公報(実公平2−39052号公報)
【特許文献3】
特開平10−148207号公報
【特許文献4】
特開2000−176853号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のブラインドナット型の締結具、すなわちボルトの挿通穴の周りに被締結部材に当接する当接部を有するフランジと、フランジから垂直に間隔をもって延びる複数の締結脚と、複数の締結脚の先端に一体連結されたナット部とを有する締結具は、各締結脚の座屈部分が外方に向けて水平に拡膨するように座屈せずに、被締結部材を押上げるように座屈する傾向があり、被締結部材が薄いパネルの場合には、座屈部分の押上げ力によって被締結部材が反るように変形する不具合が生じることがあった。このような被締結部材を変形する不具合について、特許文献1〜4は、問題意識すら示さず、その解決手段も示していない。また、上記した従来のブラインドナット型の締結具は、専用の締結工具を必要とするように形成されており、また、締結の途中で空回りを生じた場合、その空回りを止めることができない惧れがある。特許文献1には、締結具の回転阻止のためフランジに被締結部材へ食い込む爪を形成しているが、被締結部材が金属板であれば爪は機能しないし、爪の尖りは作業者に危険であって好ましくない。特許文献2〜4の締結具は、ナット部材のフランジを六角形に形成してボルト部材との共回りを防止している。そして、特許文献2〜4の締結具は、専用の締結工具を用いずに締結する形状に形成されている。しかし、特許文献2〜4に開示された締結具は、ナット部材とボルト部材との2部品で締結具を構成するものであり、ナット部材単独で締結具を構成するものではない。
【0006】
従って、本発明の目的は、被締結部材が薄いパネルの場合でも被締結部材が反るように変形する不具合を解消する、単品で形成される締結具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明は、ボルトの挿通穴の周りに被締結部材に当接する当接部を有するフランジと、フランジの挿通穴の外側の位置から垂直に且つ周方向に相互に間隔をもって延びる複数の締結脚と、複数の締結脚のそれぞれの先端に一体的に連結されたナット部とを有し、被締結部材の取付穴にナット部及び締結脚を挿通してナット部をフランジ側に引き寄せ、各締結脚の中間高さ位置の座屈部分が半径方向外方に拡膨するように締結脚を座屈させて座屈した締結脚とフランジとによって被締結部材に締結される締結具を提供する。この締結具は、締結脚の各々が、座屈部分において座屈開始点を定めるように他の締結脚部分より細く形成され、且つ座屈部分からナット部までのナット側脚部分は座屈部分からフランジまでのフランジ側脚部分より高い強度を有するように太く形成され、更に、各締結脚のナット側脚部分はナット部に隣接する位置で他のナット側脚部分より強度を低くするように細く形成されていることを特徴とする。
【0008】
上記締結具は、単品で形成され、この締結具によれば、締結脚の各々が、座屈部分において他の締結脚部分より細く形成され且つナット側脚部分はフランジ側脚部分より高い強度を有するように形成されているのに対して、各締結脚のナット側脚部分はナット部に隣接する位置で他のナット側脚部分より強度を低くするように形成されているので、締結脚の座屈部分は、締結の途中において外方に向けて水平すなわち被締結部材の面に平行に拡膨し、締結の最終行程においても水平方向に張出した座屈部分はフランジへ向けて軸方向に引き寄せられるので、被締結部材へ押上げによる応力は加わらず、被締結部材が薄いパネルであっても反るように変形するのを防止できる。更に、締結脚の各々が、座屈部分において他の締結脚部分より強度が低く形成されているので、締結の際の締め付けトルクを低くでき、専用工具であっても汎用工具であっても作業者への負担を軽減することができる。
【0009】
上記締結具において、フランジは、平面視において、四角形、六角形、又は、円形を平行な2直線で切断した擬似長円等の少なくとも2つの平行な直線の辺を有する形状にできる。これによって、スパナ等の汎用工具をフランジに係合させれば締結具の回転を阻止することができる。従って、締結具は、専用の締結工具の外に、スパナやドライバ等の汎用の手動工具によって被締結部材に締結することができる。
本発明において、ボルトの挿通穴の周りに被締結部材に当接する当接部を有するフランジと、該フランジの挿通穴の外側の位置から垂直に且つ周方向に相互に間隔をもって延びる複数の締結脚と、該複数の締結脚のそれぞれの先端に一体的に連結されたナット部とを有し、被締結部材の取付穴にナット部及び締結脚を挿通してナット部をフランジ側に引き寄せ、各締結脚の中間高さ位置の座屈部分が半径方向外方に拡膨するように締結脚を座屈させて該座屈した締結脚とフランジとによって被締結部材に締結される締結具のフランジを、平面視において、四角形、六角形、又は、円形を平行な2直線で切断した擬似長円等の少なくとも2つの平行な直線の辺を有する形状にできる。この場合も、締結具は、専用の締結工具だけでなく、スパナやドライバ等の汎用の手動工具によっても被締結部材に締結することができる。
締結具を汎用の手動工具を用いて被締結部材に締結する締結方法は、ボルトを締結具のフランジの挿通穴を通してナット部に螺入し、ボルト付きの締結具のナット部及び締結脚を被締結部材の取付穴に挿通して締結具のフランジを被締結部材に接面させるステップと、締結具がボルトに対して回転しないように、締結具のフランジの前記少なくとも2つの直線辺にスパナ等の汎用工具を係合させるステップと、ボルトを締結具に対して回転させてボルトを更にナット部に螺入して締結具のナット部をフランジ側に強く引き寄せ、各締結脚をその座屈部分が半径方向外方に拡膨するように座屈させ、該座屈した締結脚とフランジとによって締結具を被締結部材に締結するステップとから成る。これによって、専用の締結工具を不要にできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施例に係る締結具1を示している。締結具1は、鉄やアルミニウム等の金属で一体成形されており、フランジ2と複数の締結脚3とナット部5とを有する。フランジ2は、中央にボルトの挿通穴6が形成され、挿通孔6の周りにパネル等の被締結部材に当接する平坦面を有する当接部7が形成されて成る。締結脚3は、フランジ2の挿通穴6より外周側の当接部7から垂直に複数本延びる細長い板状体に形成されている。複数(図示の例では4本であるが、複数であれば他の数でもよい)の締結脚3は、周方向に相互に間隔をもって配置されている。複数の締結脚3のそれぞれの先端は、ナット部5に一体に連結されている。ナット部5は、その内側に、筒状に形成された雌ねじ部9を有する。雌ねじ部9には、挿通穴6を通ったボルトが螺入できる雌ねじが形成されている。
【0011】
各締結脚3は、中間高さ位置に座屈部分10を有する。座屈部分10は、ナット部5をフランジ2の側に引き寄せることによって半径方向外方に拡膨するように座屈する。座屈した締結脚3とフランジ2とで被締結部材を挟持することによって、締結具1を被締結部材に締結する。座屈部分10は、座屈の開始点を定めるように他の締結脚部分より細く(狭い幅に)形成されている。座屈部分10からナット部5までのナット側脚部分11は、座屈部分10からフランジ2までのフランジ側脚部分13より高い強度を有するように太く形成されている。図示の例では、ナット側脚部分11は、フランジ側脚部分13より幅広に形成されて、強度をフランジ脚部分13より高く形成している。フランジ側脚部分13は、図示のように、フランジ2の側では幅広に形成され、座屈部分10に向かうにつれて狭い幅になるように形成される。これは、各締結脚3の座屈が滑らかに形成され、座屈後の締結脚3の根元の強度が上がるので好ましい。更に、各締結脚3のフランジ側脚部分13は、ナット側脚部分11よりやや長く形成されている。これは、各締結脚の最終の座屈姿勢が被締結部材の接面する状態に維持されるので好ましい。そして、各締結脚3において、ナット側脚部分11は、ナット部5に隣接する位置で、他のナット側脚部分より強度を低くするように細く形成されている。図示の例では、ナット側脚部分11は、ナット部5に隣接する位置で、ナット側部分11の幅を狭くする一対の切欠き14が形成され、切欠き14のある部分を細くして、他のナット側部分より強度を低くしている。
【0012】
図2の(A)〜(C)は、フランジ2の種々の形状を示している。図2(A)では、フランジ2Aは、平面視において四角形に形成される。図2(B)では、フランジ2Bは、平面視において六角形に形成される。図2(C)では、フランジ2Cは、平面視において円形を平行な2直線で切断した、擬似長円に形成される。このように、フランジ2は、少なくとも2つの平行な直線の辺を有する形状に形成できる。これによって、スパナ等の汎用工具をフランジ2に係合させれば締結具1の回転を阻止することができる。従って、締結具1にボルトを挿通してボルトを回転するとき締結具1の共回りを阻止することができ、締結具1は、専用の締結工具の外に、スパナやドライバ等の汎用の手動工具を用いて被締結部材に締結することができる。なお、これらのフランジ2A〜2Cの形状は、図3に示す締結具15にも適用できる。
【0013】
図4の(A)〜(C)は、フランジ17と、フランジ17から垂直に且つ周方向に相互に間隔をもって延びる複数の締結脚18と、締結脚の先端に一体的に連結されたナット部19とを有する、従来のブラインドナット型締結具21を被締結部材22に締結する様子を示す。先ず、図4(A)のように、締結具21のナット部19及び締結脚18を被締結部材22の取付穴に挿入してフランジ17を被締結部材22に接面させる。その状態で、図4(B)のように、ナット部19をフランジ17の側に締結工具で矢印23の方向に強く引き寄せる。これによって、締結脚18が座屈部分から半径方向外方に拡膨するように変形する。このときの締結脚18は、座屈部分が水平方向すなわち被締結部材22と平行に拡膨するようには座屈せず、被締結部材22を押上げるように座屈する傾向がある。そのため、被締結部材22が薄いパネルの場合は、図4(C)に示すように、座屈した締結脚18の押上げ力によって被締結部材22が反るように変形する不具合が生じる惧れがあった。
【0014】
図5の(A)〜(C)は、本発明の実施例に係る締結具1を被締結部材22に締結する様子を示す。先ず、図5(A)のように、締結具1のナット部5及び締結脚3を被締結部材22の取付穴に挿入してフランジ2の当接部7を被締結部材22に接面させる。その状態で、図5(B)に図示のように、ナット部5をフランジ2の側に矢印23の方向に強く引き寄せる。これによって、締結脚3が座屈部分10から半径方向外方に拡膨するように変形する。このときの締結脚3は、座屈部分10から水平すなわち被締結部材と平行に拡膨するように座屈する(矢印25)。これは、締結脚3のナット側脚部分11は、ナット部5に隣接する位置の一対の切欠き14によって、他のナット側脚部分より強度を低くするように形成されているからである。破線矢印26に示すように、締結脚3のナット側脚部分11は、ナット部5に隣接する位置のナット側脚部分の強度の低さに応じて押上げる力を減少するからと考えられる。締結作業を続けると、締結脚3は、そのまま水平方向(すなわち被締結部材22の面に平行な方向)に座屈を続け、被締結部材22へ押上げ力を作用しないまま締結の最終行程に到る。その最終行程においても、図5(C)に示すように、座屈して水平方向に張出した締結脚3はフランジ2へ向けて軸方向に引き寄せられるだけであるので、被締結部材へ押上げによる応力は加わらない。これによって、被締結部材22が薄いパネルであっても反るように変形するのを防止できる。しかも、座屈した締結脚3の姿勢が被締結部材22の面に沿っているので、座屈した締結脚3とフランジ2とは被締結部材22を強固に挟持し、締結具1が被締結部材22に締結する力は何ら低下しない。更に、各締結脚3のナット側脚部分11は切欠き14によってナット部5に隣接する位置で他のナット側脚部分より強度低く形成されているから、拡膨変形を切欠きの無い締結脚に比べて低い力で行うことができ、締結の際の締め付けトルクを低くでき、専用工具であっても汎用工具であっても作業者への負担を軽減することができる。
【0015】
図6の(A)〜(C)は、専用の締結工具27を用いて、締結具1を被締結部材22に締結する様子を示す。理解の容易のため、締結具1が締結工具27より誇張して大きく描かれていることを了解されたい。締結工具27の先端には締結具1のナット部5に螺入できるスクリューマンドレル29が設けられ、締結具1はスクリューマンドレル29に螺挿される。締結具1を装着した締結工具27を持つ作業者は、図6(A)に図示のように、締結具1のナット部5及び締結脚3を被締結部材22の取付穴に挿入してフランジ2の当接部7を被締結部材22に接面させる。その状態で、図6(B)に図示のように、ナット部5をフランジ2の側に矢印23の方向に強く引き寄せて、締結脚3を座屈部分10から半径方向外方に拡膨するように変形させる。座屈した締結脚3とフランジ2が被締結部材22を強固に挟持して、締結具1は被締結部材22に締結される。この締結作業において、各締結脚3のナット側脚部分11は切欠き14のある部分で強度低く形成されているので、切欠きの無い締結脚に比べて締結の際の締め付けトルクを低くでき、締結工具27を用いる作業者への負担を軽減することができる。締結後、スクリューマンドレル29を逆回転させて、締結具1から抜き出して締結工具27を締結具1から取外す。次に、例えば、ブラケット等の別の取付部材30の取付穴をフランジ2のボルト挿通穴6に合わせて位置決めし、ボルト31を挿入して、ナット部5に螺挿し、被締結部材22に取付部材30を連結する。
【0016】
図7及び図8の(A)〜(C)は、図2の形状のフランジを有する締結具1を専用締結工具を用いないで、スパナやスクリュードライバ等汎用工具を用いる締結方法を示している。便宜上、締結具1は、図2(A)に図示のように四角形のフランジ2Aを有するものとする。勿論、図2(B)、図2(C)あるいは他の平行な直線辺を有する形状のフランジであってもよい。図7には、締結方法の初期のステップの斜視図が示されている。図8(A)〜(C)は、その後のステップを示している。
【0017】
先ず、図7に図示のように、締結具1にボルト31をフランジ2側から挿通穴を通してナット部5に螺入して、締結具1にボルト31を組付ける。そのボルト付きの締結具1のナット部5及び締結脚3を被締結部材22の取付穴に挿通して締結具1のフランジ2を被締結部材22に接面させる。そして、締結具1がボルト31に対して回転しないように、締結具1のフランジ2の2つの直線辺にスパナ33等の汎用工具を係合させる。なお、汎用工具の係合に代えて、被締結部材22の一部を締結具1のフランジ2の2つの直線辺に係合させることによって締結具1の回転を阻止するようにしてもよい。この様子は図8(A)にも示されている。図8(A)において、スパナ33で締結具1を回転しないように保持した状態で、ボルト31をスクリュードライバ34等の汎用工具で締結具1に対して回転させてボルト31を更にナット部5に強く螺入する。これによって、締結具1のナット部5がフランジ2側に強く引き寄せられ、各締結脚3をその座屈部分10が半径方向外方に拡膨するように座屈させられる。座屈した締結脚3とフランジ2とが被締結部材22を挟持することによって締結具1が被締結部材22に締結される(図8(B)参照)。なお、締結作業の途中で締結具1が空回り又は共回りする場合にもスパナ33でそれを阻止できる。締結作業において、各締結脚3のナット側脚部分11は切欠き14のある部分で強度低く形成されているので、切欠きの無い締結脚に比べて締結の際の締め付けトルクを低くできる。切欠きの無い締結脚の場合スクリュードライバで手締めするとき、高い締め付けトルクを必要として、締結が困難なことがあったが、各締結脚3のナット側脚部分11は切欠き14のある部分で強度低く形成されているので、締め付けトルクを軽減でき、汎用のスクリュードライバで容易に手締めすることができた。締結の完了後、図8(B)に図示のように、ボルト31は一旦取外される。その後、図8(C)に図示のように、例えば、ブラケット等の別の取付部材30の取付穴をフランジ2のボルト挿通穴6に合わせて位置決めし、ボルト31を挿入して、ナット部5に螺挿し、被締結部材22に取付部材30を連結することができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、締結具は、単品で形成され、締結脚の座屈部分は、締結の途中において外方に向けて水平すなわち被締結部材の面に平行に拡膨し、締結の最終行程においても水平方向に張出した座屈部分はフランジへ向けて軸方向に引き寄せられるので、被締結部材へ押上げによる応力は加わらず、被締結部材が薄いパネルであっても反るように変形するのを防止できる。また、フランジを少なくとも2つの平行な直線の辺を有する形状にして、スパナやドライバ等の汎用の手動工具によって被締結部材に締結することができる。更に、締結脚の各々が、座屈部分において他の締結脚部分より強度が低く形成されているので、締結の際の締め付けトルクを低くでき、専用工具であっても汎用工具であっても作業者への負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る締結具の正面図である。
【図2】本発明の実施例に係る締結具のフランジ側からの平面図であり、(A)は平面視において四角形のフランジを示し、(B)は平面視において六角形のフランジを示し、(C)は平面視において円形を平行な2直線で切断した擬似長円のフランジを示す。
【図3】図2の種々のフランジ形状を適用できる締結具の正面図である。
【図4】従来のブラインドナット型締結具の締結時の様子を示しており、(A)は締結具を被締結部材に配置した様子を示す図、(B)は締結の途中の様子を示す図、(C)は締結の完了時の様子を示す図である。
【図5】本発明の実施例の締結具の締結時の様子を示しており、(A)は締結具を被締結部材に配置した様子を示す図、(B)は締結の途中の様子を示す図、(C)は締結の完了時の様子を示す図である。
【図6】専用工具を用いて本発明の締結具を被締結部材に締結する様子を示しており、(A)は専用工具に取付けた締結具を被締結部材に配置した様子を示す図、(B)は締結完了直後の様子を示す図、(C)は被締結部材に締結された締結具を用いて他の取付部材を取付けた様子を示す図である。
【図7】スパナ等の汎用工具を用いて本発明の実施例に係る締結具を被締結部材に取付ける方法の初期段階を示す図であり、締結具にボルトを組付けて被締結部材に配置しスパナで締結具の回転を阻止する様子を示す斜視図である
【図8】図7の締結具の被締結部材への締結方法のその後の段階を示しており、(A)はスパナで回転を阻止した締結具に対してスクリュードライバでボルトを回転させる様子を示す図、(B)は締結を完了しボルトを取外した様子を示す図、(C)は被締結部材に締結された締結具を用いて他の取付部材を取付けた様子を示す図である。
【符号の説明】
1 締結具
2、2A、2B、2C フランジ
3 締結脚
5 ナット部
6 挿通穴
7 当接部
9 雌ねじ部
10 座屈部分
11 ナット側脚部分
13 フランジ側脚部分
14 切欠き
15 締結具
17 フランジ
18 締結脚
19 ナット部
21 従来のブラインドナット型締結具
22 被締結部材
27 締結工具
29 スクリューマンドレル
30 取付部材
31 ボルト
33 スパナ
34 スクリュードライバ

Claims (4)

  1. ボルトの挿通穴の周りに被締結部材に当接する当接部を有するフランジと、該フランジの挿通穴の外側の位置から垂直に且つ周方向に相互に間隔をもって延びる複数の締結脚と、該複数の締結脚のそれぞれの先端に一体的に連結されたナット部とを有し、被締結部材の取付穴にナット部及び締結脚を挿通してナット部をフランジ側に引き寄せ、各締結脚の中間高さ位置の座屈部分が半径方向外方に拡膨するように締結脚を座屈させて該座屈した締結脚とフランジとによって被締結部材に締結される締結具であって、
    前記締結脚の各々は、前記座屈部分において座屈開始点を定めるように他の締結脚部分より細く形成され、且つ該座屈部分から前記ナット部までのナット側脚部分は座屈部分からフランジまでのフランジ側脚部分より高い強度を有するように太く形成され、更に、各締結脚の前記ナット側脚部分は前記ナット部に隣接する位置で他のナット側脚部分より強度を低くするように細く形成されていることを特徴とする締結具。
  2. 請求項1に記載の締結具において、前記フランジは、平面視において、四角形、六角形、又は、円形を平行な2直線で切断した擬似長円等の少なくとも2つの平行な直線の辺を有する形状であることを特徴とする締結具。
  3. ボルトの挿通穴の周りに被締結部材に当接する当接部を有するフランジと、該フランジの挿通穴の外側の位置から垂直に且つ周方向に相互に間隔をもって延びる複数の締結脚と、該複数の締結脚のそれぞれの先端に一体的に連結されたナット部とを有し、被締結部材の取付穴にナット部及び締結脚を挿通してナット部をフランジ側に引き寄せ、各締結脚の中間高さ位置の座屈部分が半径方向外方に拡膨するように締結脚を座屈させて該座屈した締結脚とフランジとによって被締結部材に締結される締結具であって、
    前記フランジは、平面視において、四角形、六角形、又は、円形を平行な2直線で切断した擬似長円等の少なくとも2つの平行な直線の辺を有する形状であることを特徴とする締結具。
  4. 請求項2又は3に記載の締結具を被締結部材に締結する締結方法であって、
    ボルトを締結具のフランジの挿通穴を通してナット部に螺入し、ボルト付きの締結具のナット部及び締結脚を被締結部材の取付穴に挿通して締結具のフランジを被締結部材に接面させるステップと、
    締結具がボルトに対して回転しないように、締結具のフランジの前記少なくとも2つの直線辺にスパナ等の汎用工具又は被締結部材の一部を係合させるステップと、
    ボルトを締結具に対して回転させてボルトを更にナット部に螺入して締結具のナット部をフランジ側に強く引き寄せ、各締結脚をその座屈部分が半径方向外方に拡膨するように座屈させ、該座屈した締結脚とフランジとによって締結具を被締結部材に締結するステップと
    から成ることを特徴とする締結方法。
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