JPS6115299Y2 - - Google Patents

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JPS6115299Y2
JPS6115299Y2 JP17532280U JP17532280U JPS6115299Y2 JP S6115299 Y2 JPS6115299 Y2 JP S6115299Y2 JP 17532280 U JP17532280 U JP 17532280U JP 17532280 U JP17532280 U JP 17532280U JP S6115299 Y2 JPS6115299 Y2 JP S6115299Y2
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JP
Japan
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hollow
members
bolt
connecting members
groove
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JP17532280U
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JPS5782214U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、家具等における2つの中空部材を連
結するための装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の連結装置は、例えば実開昭50−
28571号公報に記載されているように互いに連結
しようとする両中空部材内に、二本の連結部材を
両中空部材に跨るように挿入し、該両連結部材
を、前記両連結部材の間においてボルトにて押し
広げることにより、両中空部材を連結するもので
あつたが、このものは、互いに連結した両中空部
材の間にボルトの設置用の隙間が存在し、且つボ
ルトが中空部材の外側面から突出して連結部の外
観が著しく悪くなるので、家具等に適用するには
デザインの点で問題があつた。
一方、実公昭41−21562号公報は、両中空部材
をその間に隙間の存在がなく且つボルトが突出し
ない状態で連結できる装置として、連結部材を両
中空部材内の両方にまたがつて挿入し、該連結部
材の中空部材内への挿入部分を2つ割りにし、そ
の両分割片を、中空部材の側面に穿設した孔から
挿入したボルトによつて押し広げることによつ
て、両中空部材を連結する装置を提案している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、この連結装置は、連結部材の中空部材
内への挿入部分を2つ割りにし、その両分割片
を、ボルトによつて押し広げるもので、両分割片
はボルトの軸方向については中空部材に対して押
し付けられるが、ボルトの軸方向と直角の方向に
ついては中空部材に対して押し付けられることが
ないから、この方向の連結にガタ付きが発生す
る。そしてこのガタ付きを防止するには、連結部
材の寸法を、中空部材の内側寸法に厳格に合せる
ようにしなければならないから、その加工に多大
の手数を必要とすることに加えて、連結部材の中
空部材内への挿入が困難になる点に問題があつ
た。
本考案は、この問題を解消することを目的とす
るものである。
〔問題を解決するための手段〕
このため本考案は、連結すべき一対の断面矩形
状中空部材のうちの一方の中空部材には、左右一
対の連結部材を、当該連結部材の一端部が一方の
中空部材の一端より突出するようにして固着し、
該両連結部材を、連結すべき他方の中空部材内
に、その相対向する左右両内面に当該両連結部材
の外側面が密接するように嵌挿し、前記両連結部
材のうち一方の連結部材を金属板にて断面内向き
コ字状に形成し、且つ該一方の連結部材には、一
方の中空部材の内面に対して密接する部分に断面
外向きコ字状の溝部を当該一方の連結部材の長手
方向に延びるように凹み形成し、該溝部内には、
当該一方の連結部材が中空部材内に嵌まる部分
に、先端が他方の連結部材に接当し他端が当該溝
部から突出しないようにした長さのボルトを螺合
する一方、前記他方の中空部材には、前記一方の
連結部材が密接する部分に、前記ボルトを回動す
るための孔を穿設した構成にしたものである。
〔実施例〕
以下本考案を、第1図に示すように左右一対の
脚体4,4から立設する左右一対の中空状支柱
2,2、該両支柱2,2の上下両端間に装架した
横粱3,3、及びこれら両支柱2,2と横粱3,
3とで囲われたパネル5によつて構成された衝立
1において、両横粱3,3のうち上部横粱3の両
端を両支柱2,2の上端に連結する場合の実施例
連結装置6について説明する。
この連結装置6は第2図及び第3図に示すよう
に構成されている。
すなわち、前記上部横粱3の両端下面には、一
対の連結部材7a,7bを、当該両連結部材7
a,7bが横粱3の下面から下向きに突出するよ
うにして固着し、該両連結部材7a,7bを、支
柱2の上端内に、その相対向する左右両内面に当
該両連結部材7a,7bの外側面が密接するよう
に嵌挿し、前記両連結部材7a,7bのうち一方
の連結部材7bを金属板にて断面内向きコ字状に
形成し、且つ該一方の連結部材7aには、支柱2
の内面に対して密接する部分に断面外向きコ字状
の溝部7a′を当該一方の連結部材の長手方向に延
びるように凹み形成し、該溝部7a′内には、当該
一方の連結部材7aが支柱2内に嵌まる部分にナ
ツト9を固着し、このナツト9に、先端が他方の
連結部材7bに接当し他端が当該溝部7a′から突
出しないようにした長さのボルト8を螺合する一
方、前記支柱2には、前記一方の連結部材7aが
密接する部分に、前記ボルト8を回動するための
孔11を穿設する。
なお、支柱2には、前記ボルト用の孔11より
下部の位置に、前記連結部材7a,7bに穿設し
た孔10又は連結部材7a,7bの下端に係合す
る位置決め用の突起12が内向きに設けられてい
る。また、上部横粱3の両端には、合成樹脂製の
蓋13が着脱自在に嵌まつている。
この構成において、横粱3における両連結部材
7a,7bを、支柱2の上端内に挿入し、支柱2
における孔11からドライバーを差し込み、ボル
ト8をねじ込む方向に回すと、両連結部材7a,
7bはボルト8のねじ込みよつてその間隔が押し
広げられて、両連結部材7a,7bの外側面が支
柱2の内面に対して強く押し付けられる一方、前
記ボルト8のねじ込み力Pが、第4図に示すよう
に断面コ字状に形成した一方の連結部材7aに対
してその溝部7a′の中央に作用することにより一
方の連結部材7aのうちボルト8を螺合した部分
つまり支柱2内に嵌まる部分が二点鎖線で示すよ
うに変形する傾向を呈して、コ字状断面の両端部
7a″,7a″が、支柱2における各内面のうち連結
部材7aが密接する内面とは直角の両内面に対し
て強く押圧されることになる。
つまり、ボルト8のねじ込みによつて、支柱2
にはその相対向する両内面に両連結部材7a,7
bが強く押圧されると同時に、この相対向する両
内面と直角の内面に対しても断面コ字状の連結部
材7aにおける両端部7a″,7a″が強く押圧され
るから、横粱3は支柱2に対して前後左右のいず
れの方向にもガタ付きなく連結できるのである。
また、第5図及び第6図は、第1図に二点鎖線
で示すように、両脚体4,4にて支持された衝立
1の上部に、左右一対の支柱2a,2a及び横粱
3aにて構成した上部衝立1aを継ぎ足す場合の
実施例を示すもので、この場合の連結装置6は、
両連結部材7a,7bを、下部衝立1における支
柱2に対して継ぎ足たそうとする上部衝立1aに
おける支柱2aに対して固着する外は前記第2図
及び第3図の場合と同じである。
〔考案の作用・効果〕
以上の通り本考案は、一方の中空部材から突出
した一対の連結部材を、他方の中空部材内に挿入
し、両連結部材の間隔をボルトのねじ込みにて広
げることにより、両中空部材を連結するに際して
前記両連結部材のうちの一方の連結部材を金属板
にて断面内向きコ字状に形成し、且つ該一方の連
結部材には、一方の中空部材の内面に対して密接
する部分に断面外向きコ字状の溝部を当該一方の
連結部材の長手方向に延びるように凹み形成し、
該溝部内には、当該一方の連結部材が中空部材内
に嵌まる部分に、前記ボルトを螺合したことによ
り該ボルトのねじ込みよつて両連結部材の外側面
を中空部材において相対向する内面に対して強く
押圧できると同時に、一方の連結部材のうちボル
トの付近部分つまり中空部材内に嵌まる部分のコ
字状断面の両端部が、前記中空部材の内面のうち
前記両連結部材が密接する内面と直角の内面に対
して強く押圧できるから、両中空部材を左右前後
いずれの方向にもガタ付きなく強固に連結できる
のである。
従つて本考案によると、両中空部材をいずれの
方向にもガタ付きなく強固に連結できるものであ
りながら、前記先行技術のように中空部材内に挿
入される連結部材の寸法を、中空部材の内側寸法
に厳格に合せる必要がなく、多少のガタ付きがあ
つても良いから、製作が容易でコストを低減でき
ると共に、連結部材の中空部材内への挿入も容易
にでき、連結に要する手数を低減できる効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は衝立の
斜視図、第2図は第1図の−視拡大断面図、
第3図は第2図の−視断面図、第4図は第3
図の要部拡大図、第5図は別の実施例を示す分解
斜視図、第6図は第5図の連結状態を示す断面図
である。 1……衝立、2……中空状支柱、3……横部
材、7a,7b……連結部材、7a′……溝部、8
……ボルト、11……ボルト用孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連結すべき一対の断面矩形状中空部材のうち一
    方の中空部材には、左右一対の連結部材を、当該
    両連結部材の一端部が一方の中空部材の一端より
    突出するようにして固着し、該両連結部材を、連
    結すべき他方の中空部材内に、その相対向する左
    右両内面に当該両連結部材の外側面が密接するよ
    うに嵌挿し、前記両連結部材のうち一方の連結部
    材を金属板にて断面内向きコ字状に形成し、且つ
    該一方の連結部材には、一方の中空部材の内面に
    対して密接する部分に断面外向きコ字状の溝部を
    当該一方の連結部材の長手方向に延びるように凹
    み形成し、該溝部内には、当該一方の連結部材が
    中空部材内に嵌まる部分に、先端が他方の連結部
    材に接当し他端が当該溝部から突出しないように
    した長さのボルトを螺合する一方、前記他方の中
    空部材には、前記一方の連結部材が密接する部分
    に、前記ボルトを回動するための孔を穿設して成
    る家具等における中空部材の連結装置。
JP17532280U 1980-12-05 1980-12-05 Expired JPS6115299Y2 (ja)

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JP17532280U JPS6115299Y2 (ja) 1980-12-05 1980-12-05

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JPS5782214U JPS5782214U (ja) 1982-05-21
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JP17532280U Expired JPS6115299Y2 (ja) 1980-12-05 1980-12-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6253183B2 (ja) * 2013-08-01 2017-12-27 株式会社岡村製作所 継手具、継ぎ足し部材、接続体、什器、及び継手具の製造方法

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JPS5782214U (ja) 1982-05-21

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