JP6210802B2 - 水田作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンからの動力を複数段に変速することにより作業装置による対地作業の間隔を変化させる変速機構が備えられた水田作業機に関する。
上記水田作業機の一例が例えば特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された水田作業機では、ミッションケース内に、エンジンからの動力を複数段に変速することにより作業装置による対地作業の間隔を変化させる変速機構が配置されている。そして、変速機構を変速操作する変速操作ロッド(特許文献1では「変速操作ロッド〔43〕」)が、ミッションケースから外方に突出されており、この変速操作ロッドに変速レバー(特許文献1では「株間変速レバー〔46〕」)が連動連結されている。変速レバーが揺動操作されることによって、変速レバーに連動連結されている変速操作ロッドが操作され、その変速操作ロッドにより変速機構の変速操作が行われる。
特許第4274969号公報(図10、図11等)
従来の水田作業機では、変速レバーを機体フレームに支持しているため、ミッションケースから外方に突出される変速操作ロッドに対する変速レバーの連動連結は、機体フレームにミッションケースを固定した後になされる。このため、例えば機体フレームとミッションケースの間に取付誤差等があると、変速操作ロッドに変速レバーを連動連結する際に位置調整の作業が必要になる。また、変速操作ロッドに対して変速レバーを連動連結する際に機体フレーム等によって作業空間が制限されたりして、組み付けに手間を要する場合がある。
上記実情に鑑み、作業装置による対地作業の間隔を変化させる変速機構を変速操作する変速操作ロッドに対して変速レバーの組み付けを合理的に行うことができる水田作業機の提供が望まれていた。
本発明に係る水田作業機は、エンジンと、機体フレームと、前記機体フレームに固定されたミッションケースと、対地作業を行う作業装置と、前記ミッションケース内に配置され、前記エンジンからの動力を複数段に変速することにより前記作業装置による対地作業の間隔を変化させる、第一変速機構及び第二変速機構と、前記ミッションケースから外方に突出されて前記第一変速機構を変速操作する第一変速操作ロッド及び前記ミッションケースから外方に突出されて前記第二変速機構を変速操作する第二変速操作ロッドと、前記第一変速操作ロッドに連動連結される第一変速レバー及び前記第二変速操作ロッドに連動連結される第二変速レバーと、が備えられ、前記第一変速レバーが、前記ミッションケースに支持される揺動操作式のレバーであり、搭乗ステップに設けられた操作溝内に延出されており、前記第二変速レバーが、前記ミッションケースに支持される揺動操作式のレバーであり、前記ミッションケースから機体横外向きに延出されており、前記第一変速レバー及び前記第二変速レバーが、前記ミッションケースに対する一方側の横側面箇所に配置され、前記第一変速操作ロッドに対する前記第一変速レバーの揺動中心となる第一上下軸心の前後位置関係と、前記第二変速操作ロッドに対する前記第二変速レバーの揺動中心となる第二上下軸心の前後位置関係と、が同じ関係になるように設定されている
本発明によると、エンジンからの動力を複数段に変速して作業装置による対地作業の間隔を変化させる変速機構がミッションケース内に配置されており、変速機構の変速操作を行うための変速操作ロッドがミッションケース内からミッションケースの外方に突出されている。この変速操作ロッドに対して変速レバーが連動連結されるものとされ、この変速レバーは、変速操作ロッドを支持しているミッションケースに支持されている。つまり、ミッションケースを機体フレームに固定する前に、変速操作ロッドに対する変速レバーの連動連結を行うことができる。このため、変速操作ロッドに対して変速レバーを連動連結するにあたり、機体フレームとミッションケースの取付誤差による手間の増加を排除できる。そして、ミッションケースの周りに機体フレーム等の作業空間を制約するものがない状態で、変速操作ロッドに対する変速レバーの連動連結の作業を行うことができるので、組み付け作業の効率を向上できる。
このように、本発明によれば、作業装置による対地作業の間隔を変化させる変速機構を変速操作する変速操作ロッドに対して変速レバーの組み付けを合理的に行うことができる。
上記構成において、前記ミッションケースに固定された、第一支持部材及び第二支持部材が備えられ、前記第一変速レバーが、前記第一支持部材によって前記第一上下軸心周りに回動自在に支持され、前記第二変速レバーが、前記第二支持部材によって前記第二上下軸心周りに回動自在に支持されていると好適である。
本構成によれば、変速レバーが支持部材を介してミッションケースに支持されているので、支持部材によって変速レバーの配置態様の設計変更が容易となる。しかも、例えば、変速レバーが支持部材によって上下軸心周りに回動自在に支持されているので、変速レバーを例えば搭乗ステップの面に沿って揺動操作可能な形態とし易くなる。このため、操作性が良好で、安定して支持されるように変速レバーの組み付けを行うことができる。
上記構成において、前記第一変速操作ロッド及び前記第二変速操作ロッドが、前記ミッションケースの一方側の横側面から外方に突出されており、前記第一変速操作ロッドの機体横方向のスライド移動によって、前記第一変速機構が変速操作されるように構成され、前記第二変速操作ロッドの機体横方向のスライド移動によって、前記第二変速機構が変速操作されるように構成されていると好適である。
本構成によれば、変速操作ロッドがミッションケースの横側面から突出されており、変速機構の変速操作は変速操作ロッドの機体横方向にスライド移動によって行われる。一般的に、ミッションケースの横側面側には障害物となりうるものが比較的少ない。このため、障害物が少ない箇所に変速操作ロッドが突出されており、このような変速操作ロッドに変速レバーが連動連結されているから、操作時の動作が阻害されない箇所に変速レバーを合理的に配置できる。
乗用型田植機の全体側面図。 乗用型田植機の全体平面図。 ミッションケースの側面図。 操作溝の周辺を示す斜視図。 第一変速レバー及び第二変速レバーの周辺の平面図。 第一変速レバーの周辺の分解斜視図。 第二変速レバーの周辺の分解斜視図。 走行伝動系の線図。 植付伝動系の線図。 第一変速機構及び第二変速機構の周辺の断面図。 走行出力軸の周辺の断面図。
〔乗用型田植機の概略構成〕
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1、図2に示されているのは、本発明の「水田作業機」の一例である乗用型田植機である。この乗用型田植機には、左右一対の操向操作及び駆動自在な前輪11と左右一対の駆動自在な後輪12とによって自走する走行機体13と、走行機体13に搭載されるエンジンEと、走行機体13の後部に昇降自在に支持されるリンク機構14と、リンク機構14を昇降駆動する油圧シリンダ15と、リンク機構14によって昇降自在に支持される八条植式の苗植付装置16(「作業装置」の一例)と、が備えられている。乗用型田植機は、苗植付装置16によって圃場に対する稲等の苗の植え付け作業を「対地作業」として行うように構成されている。
図1、図2、図9に示されるように、苗植付装置16には、苗を載置する苗載せ台17、苗載せ台17に載置された苗を圃面に植え付ける苗植付機構18、接地フロート19等が備えられている。苗植付機構18には、4つの伝動ケース20が備えられている。各伝動ケース20の後部には、左右一対のロータリケース21が回転駆動自在に支持されている。各ロータリケース21には、一対の植付アーム22が備えられている。各植付アーム22には、植付爪23が装着されている。
苗植付機構18では、ロータリケース21が回転駆動されると、ロータリケース21の回転軸心周りにロータリケース21及び植付アーム22が回転されるとともに、ロータリケース21に内装される不図示のアーム駆動機構による駆動によって植付アーム22がロータリケース21に対して回転される。これにより、一方の植付アーム22の植付爪23と他方の植付アーム22の植付爪23とによって交互に、苗載せ台17に載置されているマット状苗の下端部から一株分のブロック苗が切断されるとともに取り出されて植え付け土壌面に搬送されて植え付けられる。
図1、図2に示されるように、走行機体13の機体フレーム25には、ミッションケースMが固定されている。ミッションケースM内には、苗植付装置16における走行速度に対する植え付け速度の比率を複数段に変速することによって、苗植付装置16による苗の植え付け間隔(株間)を複数種の距離に増減して切り換えできる第一変速機構S1(「変速機構」の一例)及び第二変速機構S2(「変速機構」の一例)が備えられている(図9、図10参照。詳細は後述する)。第一変速機構S1は二段の変速操作を、第二変速機構S2は四段の変速操作を行うことができるように構成されている。第一変速機構S1の変速操作は第一変速操作ロッド26(「変速操作ロッド」の一例)によって行われる。第二変速機構S2の変速操作は第二変速操作ロッド27(「変速操作ロッド」の一例)によって行われる。図3、図5、図6に示されるように、第一変速操作ロッド26には第一変速レバー28(「変速レバー」の一例)が連動連結される。図3、図5、図7に示されるように、第二変速操作ロッド27には第二変速レバー29(「変速レバー」の一例)が連動連結される。
〔第一変速操作ロッドと第一変速レバーの連結構造〕
図3、図5、図6、図9、図10に示されるように、第一変速操作ロッド26は、その一端側がミッションケースMの内部の第一変速機構S1に連係されており、その他端側がミッションケースMの右横側面から外方に突出されている。第一変速操作ロッド26は、機体横方向にスライド移動することによって、第一変速機構S1の変速操作を行うようになっている。第一変速操作ロッド26の先端部には、上下方向向きの第一先端孔26aが形成されている。
図3、図6に示されるように、ミッションケースMの右横側面には、ミッションケースM側で機体横内側を凸部とするコ字形状の板状の第一支持部材30(「支持部材」の一例)が固定されている。第一支持部材30は、取付部31と、上辺部32と、下辺部33と、を有している。取付部31は、上下に並ぶ機体横向きの2つのボルト35によってミッションケースMの右横側面に締結固定して取付けられている。上辺部32は、取付部31の上端部から略直角に屈曲されて、板面が機体前後方向に沿うように、機体横外側に向けて延出されている。下辺部33は、取付部31の下端部から略直角に屈曲されて、板面が機体前後方向に沿うように、機体横外側に向けて延出されている。上辺部32には、上下方向向きの円形の第一上孔部32aが形成されている。下辺部33には、上下方向向きの円形の第一下孔部33aが形成されている。
図3、図5、図6に示されるように、第一変速操作ロッド26には、第一アーム部材37が係合されている。第一アーム部材37は、機体前方側を凸部とするU字形状の板状とされている。第一アーム部材37は、機体前後方向に板面が沿う板状の上固定部38と、上固定部38と略平行に配置された板状の下固定部39と、を有している。上固定部38には、第一上下軸心X1(「上下軸心」の一例)を中心とする円の半径方向を長手方向とし、上下方向に開口された第一上長孔38aが形成されている。下固定部39には、第一上下軸心X1を中心とする円の半径方向を長手方向とし、上下方向に開口された第一下長孔39aが形成されている。第一上長孔38aと第一下長孔39aは平面視で重複するようにされている。上固定部38と下固定部39とによって第一変速操作ロッド26の先端部が上下方向に挟持されている。第一上長孔38aと第一先端孔26aと第一下長孔39aとに亘って上下方向に第一支持ピン40が抜け止めされた状態で挿通されている。上固定部38における機体前方側部分には、上下方向を向く円形の上挿通孔38bが形成されている。下固定部39における機体前方側部分には、上下方向を向く円形の下挿通孔39bが形成されている。
図6に示されるように、第一上孔部32a、第一下孔部33a、上挿通孔38b、下挿通孔39bは、第一上下軸心X1上に位置するようにされている。
図3、図6に示されるように、第一変速レバー28は、断面円形の棒材を屈曲して形成されており、第一支持部材30及び第一アーム部材37を介してミッションケースMに支持されている。第一変速レバー28は、回動部41と、腕部42と、操作部43と、を有している。回動部41は、上下方向に沿って延びており、第一上孔部32a、第一下孔部33a、上挿通孔38b、下挿通孔39bに亘って挿通されている。回動部41は、上挿通孔38bと下挿通孔39bの近傍において、溶接等によって第一アーム部材37に固定されて一体とされている。腕部42は、回動部41の上端部がミッションケースMから離間する側へ屈曲されて機体横外側に向けて略水平状に延出されている。操作部43は、腕部42の機体横外側端部から上向きに屈曲されて上下方向に沿って延出されている。これにより、第一変速レバー28は、第一上下軸心X1周りに揺動操作可能にミッションケースMに支持されている。
このような構造によると、第一変速レバー28を第一上下軸心X1周りに揺動すると、第一変速レバー28と一体的に第一アーム部材37が揺動し、第一アーム部材37に連動して、第一変速操作ロッド26が機体横方向にスライド移動され、第一変速操作ロッド26がミッションケースMから出退動される。これにより、第一変速機構S1の四段の変速位置を切り換えることができる。
図6に示されるように、第一変速レバー28を、第一変速操作ロッド26に連動連結するには、まず、ミッションケースMの外面に、第一支持部材30をボルト35によって締結固定する。そして、第一アーム部材37の第一上長孔38a及び第一下長孔39aと、第一変速操作ロッド26の第一先端孔26aとに、第一支持ピン40を挿通することにより、第一アーム部材37と第一変速操作ロッド26を係合する。そして、第一変速レバー28の回動部41を、第一支持部材30の上辺部32の第一上孔部32aに挿通してから第一アーム部材37の上下一対の上挿通孔38b及び下挿通孔39bに挿通し、第一支持部材30の下辺部33の第一下孔部33aに挿通する。そして、第一変速レバー28と第一アーム部材37とを溶接固定する。これにより、第一変速操作ロッド26に対する第一変速レバー28の連動連結が完了する。このように、第一変速レバー28をミッションケースMに支持する構造であるため、ミッションケースMを機体フレーム25に未だ取り付け固定していない状態で、第一変速操作ロッド26に対する第一変速レバー28の連動連結の作業を行うことができる。
図3に示されるように、第一支持部材30と、第一アーム部材37と、第一変速レバー28の略全部分と、は略水平状の面をなしている搭乗ステップ45の下方に位置している。第一変速レバー28の操作を行うために、搭乗ステップ45には、図3、図4に示されるように、第一変速レバー28の操作部43を露出させる操作溝45aが形成されている。操作溝45aは、第一変速レバー28の操作部43の揺動方向に沿って、機体横内側から機体横外側に向かうにつれて前方に位置する円弧形状とされている。
図2、図4に示されるように、搭乗ステップ45の上面には、可撓性を有するシート状の床マット46が敷設されており、通常は、床マット46で操作溝45a及び第一変速レバー28の操作部43が被覆されている。床マット46は、切り込みを入れることにより操作溝45aの上側近傍に位置された蓋部46aを有している。蓋部46aをめくり上げることにより、必要に応じて、操作溝45a及び第一変速レバー28の操作部43を露出させることができる。
〔表示ラベル〕
図4に示されるように、搭乗ステップ45には、操作溝45aの円弧形状に沿うように、操作溝45aの近傍に表示ラベル47が付されている。表示ラベル47には、第二変速機構S2によって、株間を広げた場合及び株間を狭めた場合の大きく二つに分けて、第一変速機構S1の段数に応じた四段階ごとのそれぞれの状態で現出される株の植え付け間隔(株間)の距離の目安となる情報が表示されている。
〔第二変速操作ロッドと第二変速レバーの連結構造〕
図3、図5、図7、図9、図10に示されるように、第二変速操作ロッド27は、その一端側がミッションケースMの内部の第二変速機構S2に連係されており、その他端側がミッションケースMの右側面から外方に突出されている。第二変速操作ロッド27は、機体横方向にスライド移動することによって、第二変速機構S2の変速操作を行うようになっている。第二変速操作ロッド27の先端部には、上下方向向きの第二先端孔27aが形成されている。また、ミッションケースMにおける第二変速操作ロッド27の前方に位置し、ミッションケースMと一体とされて横外向きに突出された第二支持部材50(「支持部材」の一例)には、上下方向を向く円形の貫通孔50aが開孔されている。
図3、図7に示されるように、第二変速レバー29は、レバー部51と、第二アーム部材52と、を有している。レバー部51は、機体横方向向きの棒状とされている。第二アーム部材52は、機体前方側を凸部とする側面視でコ字形状の板状とされている。第二アーム部材52の凸部がレバー部51の後端部に溶接固定されて一体とされている。第二アーム部材52は、上面部53と、下面部54と、を有している。上面部53には、機体前後方向における中途部分の機体横内側箇所に、上下方向を向く円形の第二上孔部53aが開孔されている。下面部54には、機体前後方向における中途部分の機体横内側箇所に、上下方向を向く円形の第二下孔部54aが開孔されている。また、上面部53には、機体前後方向における後側部分の機体横内側箇所に、第二上下軸心X2(「上下軸心」の一例)を中心とする円の径方向を長手方向とし、上下方向に開口された第二上長孔53bが開孔されている。下面部54には、機体前後方向における後側部分の機体横内側箇所に、第二上下軸心X2を中心とする円の径方向を長手方向とし、上下方向に開口された第二下長孔54bが開孔されている。上面部53と下面部54との間に、第二変速操作ロッド27が上下方向に挟持され、ミッションケースMの第二支持部材50が挟持されている。
図7に示されるように、第二上孔部53a、貫通孔50a、第二下孔部54aは、第二上下軸心X2上に位置するようにされている。第二上孔部53a、貫通孔50a、第二下孔部54aには、上下方向を向く第二支持ピン55が抜け止めされた状態で挿通されている。第二上長孔53b、第二先端孔27a、第二下長孔54bには、上下方向を向く第三支持ピン56が抜け止めされた状態で挿通されている。このように、第二変速レバー29は、第二上下軸心X2周りに揺動可能にミッションケースMに支持されている。
このような構造によると、第二変速レバー29を第二上下軸心X2周りに揺動すると、第二変速レバー29の第二アーム部材52によって第二変速操作ロッド27が機体横方向にスライド移動され、第二変速操作ロッド27がミッションケースMから出退動される。これにより、第二変速機構S2の二段の変速位置を切り換えることができる。
図7に示されるように、第二変速レバー29を、第二変速操作ロッド27に連動連結するには、第二変速レバー29の第二アーム部材52を、第二変速操作ロッド27に第二支持ピン55で係合し、ミッションケースMの第二支持部材50に第三支持ピン56で係合すれば、完了する。このように、第二変速レバー29をミッションケースMに支持する構造であるため、ミッションケースMを機体フレーム25に未だ取り付け固定していない状態で、第二変速操作ロッド27に対する第二変速レバー29の連動連結の作業を行うことができる。
上記第一変速機構S1と第二変速機構S2を含む乗用型田植機の伝動構造について以下に詳しく説明する。まず、走行系の伝動構造について説明する。
〔走行系の伝動構造〕
図8に示されるように、ミッションケースMの左右両横側には、左右一対の前車軸ケース60Fが備えられている。前車軸ケース60Fには、上記前輪11が上下方向に沿う軸心周りに回動して操向自在となるように支持されている。
ミッションケースMには、ミッションケースMの上部側の左横側部に位置する状態で、静油圧式無段変速装置61が連結されている。静油圧式無段変速装置61は、中立停止位置を有し、中立停止位置から前進側及び後進側に無段階に変速自在に構成されている。静油圧式無段変速装置61は、外部へ延出される変速入力軸61a及び変速出力軸61bを有している。エンジンEの動力は、ベルト伝動機構61cを介して、静油圧式無段変速装置61の変速入力軸61aに伝達されるようになっている。変速入力軸61aのベルト伝動機構61cの反対側に位置する部分と、変速出力軸61bは、ミッションケースMの内部に入り込むように配置されている。
ミッションケースMの右横側部には、油圧ポンプ62が連結されている。油圧ポンプ62のポンプ入力軸62aは、ミッションケースMの内部に入り込むように配置されている。ポンプ入力軸62aは、変速出力軸61bと同芯状に配置されており、延長入力軸61dによって変速出力軸61bと一体回転するようにスプライン連結されている。これにより、エンジンEの動力が、静油圧式無段変速装置61の変速入力軸61aから油圧ポンプ62に伝達され、油圧ポンプ62が駆動される。
変速出力軸61bには、ミッションケースMの内部に回転自在に支持されている第一伝動軸63がスプライン連結されている。第一伝動軸63には、第一伝動軸63と一体回転し、かつ、第一伝動軸63に対してスライド移動自在とされる第一シフトギヤ64がスプライン構造により外嵌されて備えられている。第一シフトギヤ64には、第一高速ギヤ64aと、第一高速ギヤ64aよりも大径な第一低速ギヤ64bとが一体として備えられている。
第一伝動軸63の伝動下手側には、第一伝動軸63に平行な第二伝動軸65がミッションケースM内に支持されて備えられている。第二伝動軸65には、大径ギヤ65aと大径ギヤ65aよりも小径な中径ギヤ65bとが第二伝動軸65に固定して備えられている。第一シフトギヤ64をシフト操作することにより、第一高速ギヤ64aと大径ギヤ65aとの噛み合いと、第一低速ギヤ64bと中径ギヤ65bとの噛み合いとのいずれかを選択して、第一伝動軸63から第二伝動軸65へ動力を伝達できる。そして、第二伝動軸65には、中径ギヤ65bよりも小径な小径ギヤ65cが固定されている。
第二伝動軸65の伝動下手側には、第二伝動軸65に平行な第三伝動軸67がミッションケースM内に支持されて備えられている。第三伝動軸67には、第三伝動軸67と一体回転し、かつ、第三伝動軸67に対してスライド移動自在とされる第二シフトギヤ68がスプライン構造により外嵌されて備えられている。第二シフトギヤ68には、第二高速ギヤ68aと、第二高速ギヤ68aよりも大径な第二低速ギヤ68bとが一体として備えられている。第二シフトギヤ68をシフト操作することにより、中径ギヤ65bと第二高速ギヤ68aとの噛み合いと、小径ギヤ65cと第二低速ギヤ68bとの噛み合いとのいずれかを選択して、第二伝動軸65から第三伝動軸67へ動力を伝達できる。そして、第三伝動軸67には、伝動ギヤ69が固定されている。また、第三伝動軸67には、第一ベベルギヤ70が固定されている。
第三伝動軸67の伝動下手側には、第三伝動軸67に平行に、一対の前側伝動軸71が突き合わせて配置されている。一対の前側伝動軸71の間にデフ機構72が備えられている。デフ機構72のデフケース72aは、ミッションケースMの内部に回転自在に支持されている。第三伝動軸67に固定された伝動ギヤ69は、デフケース72aに固定された被伝動ギヤ72bに噛み合わされている。
一対の前側伝動軸71のうち一方の前側伝動軸71には、デフロック体72cがキー構造により一体回転及びスライド移動自在に外嵌されている。デフロック体72cは、デフケース72aに対して係合解除された差動可能状態(デフロック解除状態)と、デフケース72aに対して係合された差動不能状態(デフロック状態)と、に切り換えできるように構成されている。
図8、図11に示されるように、ミッションケースMの後部には、ミッションケースMの後端部から後ろ向きに突出する走行出力軸74が備えられている。走行出力軸74には第二ベベルギヤ75が備えられている。第二ベベルギヤ75は、第三伝動軸67に固定された第一ベベルギヤ70に噛み合わされており、これにより、第三伝動軸67から走行出力軸74へ動力が伝達される。
上記左右一対の後輪12を支持する後車軸ケース60Rが備えられており、走行出力軸74と、後車軸ケース60Rの後側伝動軸76とに亘って後方伝動軸77が連動連結されている。後側伝動軸76に伝達される動力は、サイドクラッチ73を介して、左右の後輪12にそれぞれ伝達される。
これにより、エンジンEの動力が、静油圧式無段変速装置61の変速出力軸61b、第一伝動軸63、第二伝動軸65、第三伝動軸67、デフ機構72、前側伝動軸71を介して左右一対の前輪11に伝達され、デフ機構72のデフケース72a、走行出力軸74、後側伝動軸76を介して左右一対の後輪12に伝達される。
〔スリーブ〕
ここで、図11に示されるように、ミッションケースMの後端部における走行出力軸74には、オイルシール78が配置されている。そして、走行出力軸74には、耐摩耗性のスリーブ79が外嵌されている。スリーブ79は、スリーブ79の外周面がオイルシール78の内周面に接するように配置されている。このようなスリーブ79を配置していることによって、走行出力軸74の回動によるオイルシール78の摩耗を防ぐことができるとともに、ミッションケースMの後端部からのオイル漏れや、ミッションケースMの後端部からのミッションケースM内への土や泥等の侵入を効果的に防止できる。
次に、植付系の伝動構造について説明する。
〔植付系の伝動構造〕
図9、図10に示されるように、第二伝動軸65の伝動下手側には、第二伝動軸65に平行な第四伝動軸80がミッションケースM内に支持されて備えられている。第二伝動軸65には、作業用出力ギヤ81が固定されている。第二伝動軸65の動力は、作業用出力ギヤ81からトルクリミッターTを介して第四伝動軸80に伝達されるように構成されている。
第四伝動軸80には、第四伝動軸80と一体回転し、かつ、第四伝動軸80に対してスライド移動自在とされる植付用シフトギヤ84がスプライン構造により外嵌されて備えられている。植付用シフトギヤ84には、第一植付用低速ギヤ84aと、第一植付用低速ギヤ84aよりも小径な第一植付用高速ギヤ84bとが一体として備えられている。
第一伝動軸63には、第一遊嵌ギヤ85a、第二遊嵌ギヤ85b、第三遊嵌ギヤ85c、第四遊嵌ギヤ85d、第五遊嵌ギヤ85e、が第一伝動軸63に対して相対回動自在に支持されて備えられている。第一遊嵌ギヤ85a、第二遊嵌ギヤ85b、第三遊嵌ギヤ85c、第四遊嵌ギヤ85d、第五遊嵌ギヤ85eは一体回転するように互いに固定されている。ギヤの径は、第一遊嵌ギヤ85a、第二遊嵌ギヤ85b、第三遊嵌ギヤ85c、第四遊嵌ギヤ85d、第五遊嵌ギヤ85eの順に大径となるようにされている。
植付用シフトギヤ84は、第二変速操作ロッド27をスライド移動操作されることにより、第一植付用低速ギヤ84aと第一遊嵌ギヤ85aとの噛み合いと、第一植付用高速ギヤ84bと第五遊嵌ギヤ85eとの噛み合いとのいずれかを選択できるようにされている。これにより、植付用シフトギヤ84から伝動下手側へ伝達される動力を二段に変速できるように構成されている。このように、植付用シフトギヤ84、第二変速操作ロッド27、第一遊嵌ギヤ85a、第五遊嵌ギヤ85e等により、ミッションケースM内に配置される第二変速機構S2が構成されている。つまり、第二変速機構S2は、エンジンEからの動力を二段(「複数段」の一例)に変速することにより、「作業装置」である苗植付装置16による「対地作業」としての苗植付作業の間隔(株間)を二段階に変化させる。
第四伝動軸80及び第一伝動軸63の伝動下手側には、第一伝動軸63に平行な第五伝動軸86がミッションケースM内に支持されて備えられている。第五伝動軸86には、第一伝達ギヤ87a、第二伝達ギヤ87b、第三伝達ギヤ87c、第四伝達ギヤ87dが相対回動自在に支持されて備えられている。ギヤの径は、第一伝達ギヤ87a、第二伝達ギヤ87b、第三伝達ギヤ87c、第四伝達ギヤ87dの順に小径となるようにされている。第一遊嵌ギヤ85aには第一伝達ギヤ87aが常時噛み合いされ、第二遊嵌ギヤ85bには第二伝達ギヤ87bが常時噛み合いされ、第三遊嵌ギヤ85cには第三伝達ギヤ87cが常時噛み合いされ、第四遊嵌ギヤ85dには第四伝達ギヤ87dが常時噛み合いされている。そして、第五伝動軸86には、第三ベベルギヤ88が固定されている。
第五伝動軸86の中心に挿入された第一変速操作ロッド26を軸心方向にスライド移動操作して第一変速操作ロッド26の一端側に備えた大径カム部26bによって第五伝動軸86に係合支持される伝動ボール87eを半径方向外方に押し出し変位させる。伝動ボール87eを、第一伝達ギヤ87a、第二伝達ギヤ87b、第三伝達ギヤ87c、第四伝達ギヤ87dのいずれか一つの中心孔に係合させることにより、4組の常噛ギヤ対のうちの一組のみを選択して噛み合い伝動を行い、従動側の第五伝動軸86に伝達される動力を四段に変速できるように構成されている。このように、第一伝達ギヤ87a、第二伝達ギヤ87b、第三伝達ギヤ87c、第四伝達ギヤ87d、第一変速操作ロッド26、伝動ボール87e等により、ミッションケースM内に配置される第一変速機構S1が構成されている。つまり、第一変速機構S1は、エンジンEからの動力を四段(「複数段」の一例)に変速することにより、「作業装置」である苗植付装置16による「対地作業」としての苗植付作業の間隔(株間)を四段階に変化させる。
このように、植付系の動力は、第一変速操作ロッド26の操作による四段の変速と、第二変速操作ロッド27の操作による二段の変速との組み合わせにより、合計八段の変速を行うことができるように構成されている。
ミッションケースMの後部側には、ミッションケースMに対して相対回動自在に支持された筒体90が備えられている。筒体90には、第四ベベルギヤ91が備えられている。第四ベベルギヤ91は、第五伝動軸86に固定された第三ベベルギヤ88に噛み合わされている。
ミッションケースMの後部には、ミッションケースMの後端部から後ろ向きに突出され、筒体90と同心状に、筒体90の内側に位置する植付出力軸92が備えられている。植付出力軸92には、植付出力軸92と一体回転し、かつ、植付出力軸92に対してスライド移動自在とされる植付クラッチ93がスプライン構造により外嵌されて備えられている。植付クラッチ93は、筒体90に係合する係合状態と、筒体90に係合しない係合解除状態とに切り換えることができる。植付クラッチ93を係合状態にすると、第五伝動軸86の動力は、第三ベベルギヤ88、第四ベベルギヤ91、筒体90、植付クラッチ93を介して、植付出力軸92に動力が伝達される。一方、植付クラッチ93を係合解除状態にすると、第五伝動軸86から植付出力軸92への動力伝達を切ることができる。植付クラッチ93は、係合状態となる側に付勢されており、操作軸94を出退することにより、係合状態と係合解除状態との切り換えを行うように構成されている。
〔ブッシュ〕
ここで、図10に示されるように、操作軸94には、ブッシュ95が外嵌されている。ブッシュ95によって、ミッションケースMに対する操作軸94の位置決めが好適になされる。また、ブッシュ95によって操作軸94の外周面がミッションケースMに対して直接摺接することが防止されるので、操作軸94の耐久性を向上できる。
図9に示されるように、植付出力軸92の動力は、回転伝動軸96を介してフィードケース97の入力軸98に伝達される。入力軸98に入力された動力により、苗植付機構18及び苗植付機構18による苗植え動作に連動して苗載せ台17の往復運動が行われる。これにより、走行機体13の走行速度に対応して第一変速機構S1及び第二変速機構S2によって変速された植付速度にて圃面への苗の植え付けが行われる。これにより、第一変速機構S1及び第二変速機構S2の操作により、所望の植え付け間隔(株間)で田植えを行うことができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、「変速レバー」として、第一上下軸心X1周りに回動自在に支持されている第一変速レバー28及び第二上下軸心X2周りに回動自在に支持されている第二変速レバー29を一例に示したが、これに限られない。例えば、横軸心周りや前後軸心周りに支持されている第一変速レバーや第二変速レバーであってもよい。
(2)上記実施形態では、「変速操作ロッド」として、ミッションケースMの横側面から外方に突出されている第一変速操作ロッド26及び第二変速操作ロッド27を一例に示したが、これに限られない。例えば、ミッションケースMの前面や後面から外方に突出されている第一変速操作ロッド及び第二変速操作ロッドであってもよい。
(3)上記実施形態では、機体前方側を凸部とするコ字形状とされている第一アーム部材37を一例として示したがこれに限られない。例えば機体後方側、機体横内側、機体横外側等の他の側を凸部とするコ字形状に第一アーム部材とされていてもよい。
(4)上記実施形態では、乗用型田植機を「水田作業機」の一例として示したがこれに限られない。例えば、歩行型田植機、乗用型直播機、歩行型直播機等の他の水田作業機であってもよい。直播機の場合は、種子を圃場に直播する播種装置が「作業装置」に相当する。
16 :苗植付装置(作業装置)
25 :機体フレーム
26 :第一変速操作ロッド(変速操作ロッド)
27 :第二変速操作ロッド(変速操作ロッド)
28 :第一変速レバー(変速レバー)
29 :第二変速レバー(変速レバー)
30 :第一支持部材(支持部材)
50 :第二支持部材(支持部材)
E :エンジン
M :ミッションケース
S1 :第一変速機構(変速機構)
S2 :第二変速機構(変速機構)
X1 :第一上下軸心(上下軸心)
X2 :第二上下軸心(上下軸心)

Claims (3)

  1. エンジンと、
    機体フレームと、
    前記機体フレームに固定されたミッションケースと、
    対地作業を行う作業装置と、
    前記ミッションケース内に配置され、前記エンジンからの動力を複数段に変速することにより前記作業装置による対地作業の間隔を変化させる、第一変速機構及び第二変速機構と、
    前記ミッションケースから外方に突出されて前記第一変速機構を変速操作する第一変速操作ロッド及び前記ミッションケースから外方に突出されて前記第二変速機構を変速操作する第二変速操作ロッドと、
    前記第一変速操作ロッドに連動連結される第一変速レバー及び前記第二変速操作ロッドに連動連結される第二変速レバーと、が備えられ、
    前記第一変速レバーが、前記ミッションケースに支持される揺動操作式のレバーであり、搭乗ステップに設けられた操作溝内に延出されており、
    前記第二変速レバーが、前記ミッションケースに支持される揺動操作式のレバーであり、前記ミッションケースから機体横外向きに延出されており、
    前記第一変速レバー及び前記第二変速レバーが、前記ミッションケースに対する一方側の横側面箇所に配置され、
    前記第一変速操作ロッドに対する前記第一変速レバーの揺動中心となる第一上下軸心の前後位置関係と、前記第二変速操作ロッドに対する前記第二変速レバーの揺動中心となる第二上下軸心の前後位置関係と、が同じ関係になるように設定されている水田作業機。
  2. 前記ミッションケースに固定された、第一支持部材及び第二支持部材が備えられ、
    前記第一変速レバーが、前記第一支持部材によって前記第一上下軸心周りに回動自在に支持され、
    前記第二変速レバーが、前記第二支持部材によって前記第二上下軸心周りに回動自在に支持されている請求項1に記載の水田作業機。
  3. 前記第一変速操作ロッド及び前記第二変速操作ロッドが、前記ミッションケースの一方側の横側面から外方に突出されており、
    前記第一変速操作ロッドの機体横方向のスライド移動によって、前記第一変速機構が変速操作されるように構成され、
    前記第二変速操作ロッドの機体横方向のスライド移動によって、前記第二変速機構が変速操作されるように構成されている請求項1または2に記載の水田作業機。
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