JP6100265B2 - 植物収量を向上させるためのフェニルピラゾリン−3−カルボン酸化合物の使用 - Google Patents

植物収量を向上させるためのフェニルピラゾリン−3−カルボン酸化合物の使用 Download PDF

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Description

本発明は、植物、その植物が成長する種子、または好ましくは異常な環境条件がない中で通常の生息場所で植物が成長する部位に対する特有の成長調節応答を誘発するための作物植物の処理を行う上でのある種の化合物[化合物(A)]の使用に関する。
「植物成長調節のための方法」という用語または「成長調節方法」という用語または「植物成長調節」という語句の使用または本明細書で使用される「調節する」語句を用いる他の用語は、植物のいくつかの特性を改善する種々の植物応答に関する。「植物成長調節剤」は、植物の1以上の成長調節方法において活性を有する化合物である。
この場合、植物成長調節は、ときどき植物成長調節とも定義されるが、しかし、植物の成長を破壊または止めることを意図する、農薬作用または成長抑制とは区別される。そのため、本発明の実施に使用される化合物は、処理される植物に関して非植物毒性であるが、植物またはその特定の部分の成長を刺激する量で使用される。したがって、このような化合物はまた「植物刺激剤」と称してもよく、それらの作用は「植物成長刺激」と称してもよい。
植物成長調節は、植物およびそれらの作付を改善し、非処理植物と比較して改善された植物成長および農業の実務におけるより良い条件を得る、所望の方法である。これらの種類の分子は、細胞活性を阻害または促進し得る。これは、植物において同定される植物成長調節剤が、ほとんどの場合、それらが植物において複数の効果を有するように、植物細胞の分裂、伸長および分化を調節することを意味する。誘発事象は、動物から知られるものと比べて植物では異なっているように思われる場合がある。
分子レベルでは、植物成長調節剤は、膜特性に作用するか、遺伝子発現を制御するか、または酵素活性に影響するか、または相互作用の上記タイプの少なくとも2つの組み合わせにおいて活性であることにより、働き得る。
植物成長調節剤は、植物ホルモン(例えば、非ペプチドホルモン、例えばオーキシン、ジベレリン、サイトカイニン、エチレン、ブラシノステロイドまたはアブシジン酸、およびサリチル酸)、リポオリゴ糖(例えばNod因子)、ペプチド(例えばシステミン)、脂肪酸誘導体(例えばジャスモネート)、およびオリゴ糖とも呼ばれる天然起源の化学物質であるか(総覧については、Biochemistry & Molecular Biology of the Plant (2000);編者Buchanan, Gruissem, Jones, pp. 558−562;および850−929を参照する。)、またはそれらは合成により製造された化合物であり得る(例えば天然に存在する植物成長ホルモンの誘導体、エテフォン)。
非常に低濃度で働く植物成長調節剤が、多くの細胞および組織において見出され得るが、それらは分裂組織および芽に集中しているようである。
多くの場合、既存の植物成長調節剤の作用機序は知られていない。種々の標的が議論され、そしてとりわけ、影響を及ぼされる分子のほとんどは、G1期またはG2期それぞれにおいて細胞周期を停止させるような細胞分裂調節、干ばつストレス応答のシグナル伝達のための他のものに関係する(Biochemistry & Molecular Biology of the Plant (2000);編者Buchanan, Gruissem, Jones, pp. 558−560)。いずれの場合も、ホルモン制御は、例えば、植物のある器官または細胞型の成長刺激をもたらし得るが、さらにその同じ植物の他の器官または細胞型の抑制ももたらし得る上方制御および下方制御の極めて複雑なカスケードであるとみなすことができる。
多くの場合、キナーゼは植物ホルモン制御に直接的または間接的に関与し、そしてキナーゼのうち、プロテインキナーゼが細胞周期制御に関する、主要かつ非常に特異的な制御分子である。このようなキナーゼは、例えばオーキシンおよびアブシジン酸のように、いくつかの植物ホルモンに関する標的として議論されている(Biochemistry & Molecular Biology of the Plant (2000);編者Buchanan, Gruissem, Jones, pp. 542−565 and pp. 980−985; Morgan (1997), Annu. Rev. Cell. Dev. Biol., 13, 261−291; Amonら(1993)、Cell, 74, pp. 993−1007; Dynlachtら(1997)、Nature, 389, pp. 149−152; HuntおよびNasmyth (1997)、Curr. Opin. Cell. Biol., , pp. 765−767; Thomas and Hall (1997)、Curr. Opin. Cell. Biol., , pp. 782−787)。植物成長調節剤としての2−アミノ−6−オキシプリン誘導体の製造および使用がWO20051117に記載されている。
WO20051117
Biochemistry & Molecular Biology of the Plant (2000);編者Buchanan, Gruissem, Jones, pp. 558−562;および850−929. Biochemistry & Molecular Biology of the Plant (2000);編者Buchanan, Gruissem, Jones, pp. 558−560. Biochemistry & Molecular Biology of the Plant (2000);編者Buchanan, Gruissem, Jones, pp. 542−565 and pp. 980−985. Morgan (1997), Annu. Rev. Cell. Dev. Biol., 13, 261−291. Amonら(1993)、Cell, 74, pp. 993−1007. Dynlachtら(1997)、Nature, 389, pp. 149−152. HuntおよびNasmyth (1997)、Curr. Opin. Cell. Biol., 9, pp. 765−767. Thomas and Hall (1997)、Curr. Opin. Cell. Biol., 9, pp. 782−787.
しかしながら、例えば毒性、選択性、施用量、残留物形成および好ましい製造に関して、最近の作物処理組成物に対する生態学的および経済的要求が常に高くなっていることから、少なくとも一部の分野で、公知のものに勝る利点を有する新規な作物処理組成物を開発する必要が常にある。従って、本発明の一つの目的は、好ましくは非生物的ストレス条件の非存在下に、成長調節応答を得るために、植物、植物が成長する種子、または植物が通常の生息場所で成長する場所に施用されるさらなる化合物を提供することにあった。これに関しては、言及しておくべき点として、「非生物的ストレス条件の非存在」という用語は、本発明の文脈において、植物もしくは種子が極度の干魃、寒冷および高温条件、浸透圧ストレス、浸水、土壌塩分上昇、ミネラルへの曝露増加、オゾン条件、強い光条件、窒素栄養素の利用制限、リン栄養素の利用制限などの異常な環境条件、特には通常の植物成長条件下で起こり得る通常の環境的変動を超えた異常な環境条件に曝露されないことを意味するものと理解されるべきである。従って、非生物的ストレス条件の非存在下での成長は、養分供給、温度、水供給および他の条件などの成長条件が、特定の作物種にとって平均的ないし至適であると考えられる圃場条件での植物の成長を包含するものである。非生物的ストレス条件の非存在下での成長はさらに、作物種にとって平均的ないし至適であると考えられる温室条件下での植物の成長をも包含するものである。
概して、優れた成長によって、例えば、
−発芽、
−根成長、
−新芽発達、
−萌芽、
−花の発生、
−植物の光合成実施、
−葉の成長、好ましくは葉面積の成長、
−面積当たりの植物(改善された植物密度)
に関して、成長の改善に至ることができる。
あるいは、優れた成長によって、
−バイオマス、
−量的な果実収量、
−果実の大きさ、
−量的な穀粒収量、
−所望の成分の含有量、例えばサトウダイコンの糖含有量または穀粒中のタンパク質含有量、糊製造のための穀粒のグルテン含有量の増加のような質的収量
などの各種パラメータに関して、作物収量の改善が生じる可能性がある。
上記成長特性の一部における改善が一緒に行われる可能性があるが、一部は、他のパラメータに対する有害効果がほとんどなく、非常に特異的に達成されることがあり得る。
従って、これら処理された植物、これらの植物のある部分または具体的な作物収量の優れた成長を生じる作物植物への特異的で有用な植物成長調節効果を提供することが望まれる。
より広い群のフェニルピラゾリン−3−カルボン酸型化合物が、WO−A−91/07874およびそこで引用の参考文献に記載されており、その化合物は以下において「化合物(A)」と称する。それらの刊行物から、「化合物(A)」がより安全な特性を有することがわかる。薬害軽減剤は、除草剤、殺虫剤もしくは殺菌剤などの農薬、好ましくは除草剤とともに有用植物の作物で使用されて、作物植物に対する農薬の植物毒性効果を軽減させるものである。良好な薬害軽減剤は、標的生物に対する農薬の所望の効果、例えば農薬としての除草剤の場合の雑草に対する効果を低下させるものではない。化合物(A)からの市販の薬害軽減剤はメフェンピル−ジエチル(一般名)であり、それは以下において「化合物(A1)」と称する。
さらに、WO2006/007981から、そのようなフェニルピラゾリン−3−カルボン酸系薬害軽減剤を用いて、植物病原性生物の損傷に対する植物の防御を誘発もしくは促進することができることがわかる。
さらに、WO2007/062737から、そのようなフェニルピラゾリン−3−カルボン酸系薬害軽減剤を用いて、異常な干魃、高温または寒冷などのある種の非生物的ストレスに対する作物植物の植物損傷を軽減させることができることが知られている。
さらに、そのようなフェニルピラゾリン−3−カルボン酸系薬害軽減剤を加えることで、一部の農薬の作用を高める効果があることが記載されている。WO2004/034788によれば、そのようなフェニルピラゾリン−3−カルボン酸系薬害軽減剤が、雑草に対する(ヘテロ)アリールオキシフェノキシアルカンカルボン酸系除草剤の除草作用を高める効果を示している。WO2006/040016には、メフェンピル−ジエチルを加えることによるある種の殺菌剤の殺微生物作用向上が記載されている。
驚くべきことに、化合物(A)、好ましくは化合物(A1)を単独で、または1以上の選択された農薬化合物と併用することで、収穫させた植物器官に関して有用植物または作物植物の収量を増加させることができることが見出された。
本発明の別の目的は、収穫された植物器官に関して有用植物または作物植物の収量を高める方法であって、化合物(A)、好ましくは化合物(A1)を、有効で、好ましくは非植物毒性量で、単独でまたは1以上の他の選択された農薬化合物と組み合わせて、通常の生息場所で、好ましくは異常な環境条件の非存在下に、作物植物、植物が成長する種子、または植物が成長する場所に施用する方法である。
本明細書で使用される「有用な植物」という用語は、食料、動物飼料を得るための、または工業的目的のための植物ならびに園芸植物として用いられる作物植物を指す。
本発明の文脈において、「収量を増加」という用語は好ましくは、未処理の対照植物と比較して収穫される植物器官の2%以上、より好ましくは5%以上、より好ましくは8%以上、より好ましくは10%以上高められた具体的収量を意味し、その効果は個別にまたは効果のいずれかの組み合わせで発現することが可能である。
本発明の文脈において、「収穫された植物器官に関して」という用語は、考慮される具体的な植物に応じて通常収穫された植物器官および収穫下にそれに由来する産物を定義するものである。これは、一緒に収穫される場合に、いくつかの植物器官の全バイオマスを含み、植物成長に対するかなり非特異的な全体的効果を示し得る。しかしながら、好ましくはそれは、種子生産植物の場合には収穫される種子、例えばトウモロコシ植物などの穀物植物の種子、アブラナまたはキャノーラなどのオイル植物の種子、マメ科植物、例えばマメ類、レンズマメ、エンドウマメおよび大豆の種子器官を定義するものである。
好ましくは収穫された植物器官は、ワタ植物などの繊維植物の収穫された種子器官、好ましくは繊維生産のために種子鞘から取ったワタ植物の綿毛も包含する。
好ましくは収穫された植物器官は、例えばサトウダイコンおよび飼料用ビートなどのビート植物の収穫された器官も包含する。
「収穫された植物器官に関して」という用語は、収穫された植物器官の具体的なパラメータ、例えば種子仁のデンプン含有量、種子仁のグルテン含有量、サトウダイコンの糖含有量、種子仁のタンパク質含有量に関する向上をも包含する。
好ましくは、植物器官は、収穫で通常のように、成長の成熟段階で、または成熟段階付近で収穫される。
本発明のより好ましい目的は、穀類、キャノーラ、大豆およびワタ作物からなる群から選択される作物植物の穀粒収量を高めることを目的とした、単独で(すなわち唯一の農薬化合物として)または1以上の選択された農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法である。
「農薬化合物」という用語は、除草剤、殺菌剤、殺虫剤、殺細菌剤、殺線虫剤、殺ダニ剤、植物成長調節剤および薬害軽減剤からなる群から選択される化合物を意味するものと理解すべきである。
本発明の別の好ましい目的は、穀類、キャノーラおよび大豆作物からなる群から選択される作物植物の種子仁のタンパク質含有量を高めるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での、化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法である。
本発明の別の好ましい目的は、穀類、キャノーラおよび大豆作物からなる群から選択される作物植物の種子仁のグルテン含有量を高めるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法である。
本発明の別の好ましい目的は、穀物作物からなる群から選択される作物植物の種子仁のグルテン含有量を高めるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法である。
本発明の別の好ましい目的は、ビート植物のビートの重量の収量を増加させるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法である。
本発明の別の好ましい目的は、異常環境条件の非存在下に成長するトウモロコシ植物のバイオマス収量を増加させるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法である。
本発明の別の好ましい目的は、砂糖植物の糖含有量を増加させるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法である。
本発明の別の好ましい目的は、サトウダイコンの糖含有量を増加させるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法である。
本発明の別の好ましい目的は、砂糖植物のバイオマス収量を増加させるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法である。
本発明の別の好ましい目的は、異常環境条件の非存在下に成長するサトウダイコンまたは砂糖植物のバイオマス収量を増加させるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法である。
本発明のより好ましい目的は、穀物作物、好ましくは小麦、大麦、ライ麦、ライ小麦、イネ、モロコシ、またはトウモロコシ作物の穀粒収量を高めるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法である。
本発明のより好ましい目的は、小麦、大麦、ライ麦またはライ小麦植物の穀粒収量を高めるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法である。
本発明のより好ましい目的は、穀物植物の発芽および出芽を増やすための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法でもある。
本発明のより好ましい目的は、イネ植物の発芽および出芽を増やすための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法でもある。
本発明のより好ましい目的は、キャノーラ作物などの油料作物の穀粒収量を高めるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法でもある。
本発明のより好ましい目的は、大豆作物などのマメ科作物のマメ収量を増やすための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法でもある。
本発明のより好ましい目的は、ワタ作物などの繊維作物の穀粒収量を高めるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法でもある。
本発明のより好ましい目的は、ワタ作物などの繊維作物のリント収量を増やすための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法でもある。
本発明のより好ましい目的は、サトウダイコン作物などのビート作物のビート収量を増やすための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法でもある。
本発明の別の好ましい目的は、サトウダイコンまたはサトウキビ植物のバイオマス収量を増加させるための、単独でまたは1以上の選択される農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)の使用または使用方法である。
本発明による化合物(A)は、下記式(I)の化合物またはそれの塩から選択されるものと理解される。
Figure 0006100265
式中、
(Rはn個の基Rであり、そのRは同一であるか異なっており、それぞれハロゲンまたは(C−C)−ハロアルキルであり、
nは1から3の整数であり、
は、水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシ−(C−C)−アルキル、(C−C)−シクロアルキル、トリ−(C−C)−アルキル−シリルまたはトリ−(C−C)−アルキル−シリルメチルであり、
は、水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−ハロアルキル、(C−C)−アルケニル、(C−C)−アルキニルまたは(C−C)−シクロアルキルであり、
は、水素または(C−C12)−アルキルである。
より好ましい化合物(A)は、(Rがn個の基Rであり、そのRが同一であるか異なっており、それぞれF、Cl、BrまたはCFである式(I)の化合物またはそれの塩である。
好ましくは、nは2または3である。
好ましくはRは、水素または(C−C)−アルキルである。
好ましくはRは、水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルケニルまたは(C−C)−アルキニルである。
好ましくはRは、水素または(C−C)−アルキルである。
より好ましくは(Rは、2,4−Cl、2,4−Br、2−CF−4−Clおよび2−C1−4−CFからなる群から選択される。
より好ましくはRは、水素または(C−C)−アルキルである。
より好ましくはRは、水素または(C−C)−アルキルである。
より好ましくはRは、水素または(C−C)−アルキルである。
より好ましい化合物(A)は、
(Rがn個の基Rであり、そのRが同一であるか異なっており、それぞれF、Cl、BrまたはCFであり、
nが2または3であり、
が水素または(C−C)−アルキルであり、
が水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルケニルまたは(C−C)−アルキニルであり、
が水素または(C−C)−アルキルである式(I)の化合物から選択される。
より好ましい化合物(A)は、
(Rが2,4−Cl、2,4−Br、2−CF−4−Clおよび2−Cl−4−CFからなる群から選択され、
が水素または(C−C)−アルキルであり、
が水素または(C−C)−アルキルであり、
が水素または(C−C)−アルキルである式(I)から選択される。
具体的に好ましいものは、下記表Aに示した式(I)の化合物である。
表A
Figure 0006100265
最も好ましくは、化合物(A)は、1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(エトキシカルボニル)−5−メチル−2−ピラゾリン−3−カルボン酸エチル(A1)(「メフェンピル−ジエチル」、(化合物(A1)))である(WO91/07874に記載の「The Pesticide Manual”, 15th edition 2009, pp.723−724参照)。メフェンピル−ジエチルおよび式(I)の他の化合物の製造方法についても、そこに記載されている。
好適な無機もしくは有機塩基を加えることで、カルボキシ基などの好適な置換基の水素を置き換えることで塩を形成することができる。これらの塩は、例えば金属塩、特にはアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩、特別にはナトリウム塩およびカリウム塩、あるいはアンモニウム塩、有機アミン類との塩または四級アンモニウム塩である。
本発明に従って使用される式(I)の化合物それの農業的に許容される塩は、以下において、短縮して「式(I)の化合物」または「化合物(A)」とも称される。
添付の特許請求の範囲を含めて、当該式の説明において、上記の基は下記の意味を有する。
ハロゲンはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素を意味する。
ある基の名称の前に「ハロ」という用語は、この基が部分的もしくは完全にハロゲン化されていること、すなわちいずれかの組み合わせでF、Cl、BrもしくはIによって置換されていることを意味する。
「(C−C)アルキル」という表現は、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、1−ブチル、2−ブチル、2−メチルプロピルまたはtert−ブチル基などの1、2、3、4、5または6個の炭素原子(括弧内のC原子の範囲によって示されている)を有する分岐していないか分岐している非環状飽和炭化水素基を意味する。同じことが、「アルコキシアルキル」などの複合基中のアルキル基にも当てはまる。
アルキル基および複合基でも、別段の定義がない限り、好ましくは1から4個の炭素原子を有する。
「(C−C)ハロアルキル」は、1以上の水素原子が同一数の同一もしくは異なるハロゲン原子によって置き換わっている「(C−C)アルキル」という表現下で言及されるアルキル基を意味し、例えばモノハロアルキル、パーハロアルキル、CF、CHF、CHF、CHFCH、CFCH、CFCF、CHFCF、CHFCHCl、CHCl、CCl、CHClまたはCHCHClである。
[(C−C)アルコキシ](C−C)アルキル」は、1以上の(C−C)アルコキシ基によって、好ましくは1個の(C−C)アルコキシ基によって置換されている(C−C)アルキルを意味する。
「(C−C)アルコキシ」は、炭素鎖が「(C−C)アルキル」という表現下で提供される意味を有するアルコキシ基を意味する。「ハロアルコキシ」は、例えばOCF、OCHF、OCHF、CFCFO、OCHCFまたはOCHCHClである。
「(C−C)アルケニル」は、この言及された範囲に相当する数の炭素原子を有し、個々の不飽和基のいずれかの位置に存在し得る少なくとも1個の二重結合を含む分岐していないか分岐している非環状炭素鎖を意味する。「(C−C)アルケニル」はそれに応じて、例えば、ビニル、アリル、2−メチル−2−プロペニル、2−ブテニル、ペンテニル、2−メチルペンテニルまたはヘキセニル基を指す。
「(C−C)アルキニル」は、この言及された範囲に相当する数の炭素原子を有し、個々の不飽和基のいずれかの位置に存在し得る少なくとも1個の三重結合を含む分岐していないか分岐している非環状炭素鎖を意味する。「(C−C)アルキニル」はそれに応じて、例えばプロパルギル、1−メチル−2−プロピニル、2−ブチニルまたは3−ブチニル基を指す。
「(C−C)シクロアルキル」は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル基などの単環式アルキル基を指す。
「(C−C)シクロアルケニル」は、4から6個の炭素原子を有する炭素環式非芳香族部分不飽和環を指し、例えば1−シクロブテニル、2−シクロブテニル、1−シクロペンテニル、2−シクロペンテニル、3-シクロペンテニル、または1−シクロヘキセニル、2−シクロヘキセニル、3−シクロヘキセニル、1,3−シクロヘキサジエニルまたは1,4−シクロヘキサジエニルがある。
定義における「からなる群から選択される1以上の基」という表現は、各場合において、具体的な限定が明瞭に定義されていない限り、定義されている基の種類から選択される1以上の同一もしくは異なる基を意味するものと理解すべきである。
置換基の種類および連結により、式(I)の化合物は、立体異性体として存在することができる。エナンチオマー、ジアステレオマー、ZおよびE異性体などの具体的な三次元型によって定義される可能な立体異性体は全て、式(I)によって包含される。例えば、1以上のアルケニル基が存在する場合、ジアステレオマー(ZおよびE異性体)が生じ得る。例えば、1以上の不斉炭素原子が存在する場合、エナンチオマーおよびジアステレオマーが生じ得る。立体異性体は、一般的な分離法によって製造において得られた混合物から得ることができる。クロマトグラフィー分離は、エナンチオマー過剰率またはジアステレオマー過剰率を見いだすための分析的規模で、または生物試験のための試験試料を得るための分取規模でのいずれがで行うことができる。同様に、光学活性原料および/または補助剤を用いる立体選択的反応を用いることより、立体異性体を選択的に製造することも可能である。そこで本発明は、式(I)により包含されるが、それらの特定の立体異性型で示されない全ての立体異性体およびその混合物に関するものでもある。
一般用語で上記で言及されているか、好ましい領域で列記された基の定義は、式(I)の最終生成物とそれに応じてそれの製造に各場合で必要な原料もしくは中間体の両方に当てはまる。これらの基の定義は、互いに結合することができ、すなわち言及の好ましい範囲間の組み合わせなどがあり得る。
本明細書で使用される「有用な植物」という用語は、食料、動物飼料を得るための、または工業的目的のための植物として用いられる作物植物ならびに園芸植物を指す。
本発明はさらに、好ましくは異常環境条件の非存在下で成長する植物の処理方法を提供する。「あらゆる種類の異常環境条件の非存在」とは、本発明の文脈において、植物または種子が、極度の干魃、寒冷および高温条件、浸透圧ストレス、浸水、土壌塩分上昇、ミネラルへの曝露増加、オゾン条件、強い光条件、窒素栄養素の利用制限またはリン栄養素の利用制限などの異常な環境条件、特には通常の植物成長条件下で起こり得る通常の環境的変動を超えた異常な環境条件に曝露されないことを意味するものと理解されるべきである。
化合物(A)、具体的には化合物(A1)は、例えば当業界で公知の条件下に、種子処理によって、または出芽前もしくは出芽後施用によって単独でまたは1以上の農薬化合物との併用で施用することができる。
出芽前もしくは出芽後施用は、化合物(A)、具体的には化合物(A1)の噴霧液を、単独でまたは1以上の農薬化合物との併用で施用する噴霧技術を用いることができる。そのような噴霧液は、溶媒、製剤助剤などの他の一般的な構成成分、特には水を含むことができる。さらなる構成成分には、下記に記載の農薬有効成分などがあり得る。
本発明はさらに、収穫される植物器官に関して有用な植物もしくは作物植物の収量を高める上での相当する噴霧液の使用を提供する。下記の記述は、式(I)の化合物自体の本発明による使用と相当する噴霧液の両方に当てはまるものである。
収穫される植物器官に関して有用な植物の収量を高めるための、例えば上記で言及した作物などの作物植物、好ましくは小麦、大麦、ライ麦、ライ小麦、キビ、イネまたはコーン(トウモロコシ)のような穀物植物の穀粒収量を高めるための植物成長調節剤として化合物(A)、具体的には化合物(A1)を、単独でまたは1以上の農薬化合物との併用で用いる場合、化合物(A)、具体的には化合物(A1)の施用量は、例えば、0.005(5mg)から5000g活性物質/土壌表面1ヘクタールの範囲、好ましくは0.01(10mg)から2000g/haの範囲、特には0.05(50mg)から1000g/haの範囲の活性物質、非常に詳細には10から1000g/haの活性物質、より好ましくは20から500g/haの活性物質、最も好ましくは25から100g/haの活性物質である。
単独でまたは1以上の農薬化合物との併用での化合物(A)、具体的には化合物(A1)は、化合物(A)、具体的には化合物(A1)を含む噴霧液を噴霧することで、化合物(A)、具体的には化合物(A1)を含む顆粒を栽培区域の土壌上に散布することで、化合物(A)、具体的には化合物(A1)を含む液剤もしくは分散液もしくは顆粒を圃場水(例えば、水稲)に注ぐことで植物に施用することができる。
化合物(A)、具体的には化合物(A1)は、単独でまたは1以上の農薬化合物との併用で、出芽前法(播種前または播種と同時、例えば播種前土壌混和処理または畝合処理、または播種後)または初期出芽後法または後に出芽後期に、通常は有用植物の満開まで施用することができる。
別形態として、種子を粉衣またはコーティングするための各種技術を含む種子処理によって、植物成長調節剤としての施用も可能である。ここで、施用量は特定の技術によって決まり、予備試験で決定することができる。概して、種子処理の場合の活性物質としての化合物(A)、具体的には化合物(A1)の施用量は、活性物質(a.i.)0.001(1mg)から10g/種子kg、好ましくは0.01(10mg)から5ga.i./種子kg、特には0.1(100mg)から2g a.i./種子kgである。
単独でまたは1以上の農薬化合物との併用での化合物(A)、好ましくは化合物(A1)の溶液を、活性物質の溶液に種子を浸漬する種子処理方法で用いる場合、溶液中の活性物質(a.i.)の濃度は、例えば重量基準で1から15000ppm、好ましくは10から10000ppm、より好ましくは100から5000ppmである。
植物成長調節剤は通常、植物成長調節性の非植物毒性的な有効量で施用される。「非植物毒性」とは、収穫産物の収量に関して所望の作物種に対してあっても軽微な損傷を生じるか全く損傷を生じない植物成長調節剤の量を意味する。
単独でまたは他の農薬化合物との併用で化合物(A)、具体的には化合物(A1)を施用する場合、それは1回施用することができるか、2以上の場合での分割施用によって施用することができ、単回施用は種子処理、出芽前処理または出芽後処理によるものであることができる。従って、例えば種子処理後に1以上の出芽前処理および/または出芽後処理を行うことによる組み合わせ施用を行うことが可能である。
好ましい施用は種子処理によるものである。
やはり好ましいのは、単回出芽前処理である。
やはり好ましいのは、単回出芽後処理である。
やはり好ましいのは、出芽前処理とそれに続く1、2または3回の出芽後処理である。
やはり好ましいのは、種子処理とそれに続く1、2または3回の出芽後処理である。
やはり好ましいのは、初期出穂から8葉期の段階での出芽後処理である。
やはり好ましいのは、後期植生期から生殖期まで(分けつ終了から開花初期)で種子を産する植物の出芽後処理である。
化合物(A)は、独立の製品として、または1以上の他の農薬化合物、好ましくは農薬または植物成長調節剤、より好ましくは植物成長調節剤を薬害軽減剤としても有効に用いることができる農薬と組み合わせて用いることができる。特に興味深いものの中には、除草剤、殺菌剤、殺虫剤または植物成長調節剤との化合物(A)、好ましくは化合物(A1)の組み合わせがあり、特別に好ましいものは、1以上の、好ましくは1種類もしくは2種類の殺菌剤の種類に属する農薬活性化合物との組み合わせである。
農薬/農薬化合物の施用量は、その農薬/農薬化合物単独について用いられる範囲内であることから、それ自体公知である。
本発明の別の好ましい目的は、1以上の殺菌剤、1以上の殺虫剤、および/または1以上の植物成長調節剤と組み合わせた化合物(A)、具体的には化合物(A1)の併用である。
より具体的には、本発明による化合物(A)または化合物A1)と組み合わせる、好ましくは化合物(A1)と組み合わせる殺菌剤は、ベナラキシル[=F−1]、ベナラキシル−M[=F−2]、ブピリメート[=F−3]、キララキシル[=F−4]、クロジラコン[=F−5]、ジメチリモール[=F−6]、エチリモール[=F−7]、フララキシル[=F−8]、ヒメキサゾール[=F−9]、メタラキシル[=F−10]、メタラキシル−M[=F−11]、オフラセ[=F−12]、オキサジキシル[=F−13]、オキソリン酸[=F−14]、ベノミル[=F−15]、カルベンダジム[=F−16]、ジエトフェンカルブ[=F−17]、フベリダゾール[=F−18]、フルオピコリド[=F−19]、ペンシクロン[=F−20]、チアベンダゾール[F−21]、チオファネート−メチル[=F−22]、ゾキサミド[F−23]、クロロ−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン[=F−24]、ジフルメトリム[=F−25]、ビキサフェン[=F−26]、ボスカリド[=F−27]、カルボキシン[=F−28]、ジフルメトリム[=F−29]、フェンフラム[=F−30]、フルオピラム[=F−31]、フルトラニル[=F−32]、フラメトピル[=F−33]、メプロニル[=F−34]、オキシカルボキシン[=F−35]、ペンフルフェン[=F−36]、ペンチオピラド[F−37]、チフルザミド[=F−38]、N−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド[=F−39]、イソピラザム[=F−40]、セダキサン[=F−41]、3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−(3′,4′,5′−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド[=F−42]、3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[2−(1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド[=F−43]、3−(ジフルオロメチル)−N−[4−フルオロ−2−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)フェニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド[F−44]、N−[1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イル]−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド[=F−45]および相当する塩、アミスルブロム[=F−46]、アゾキシストロビン[=F−47]、シアゾファミド[=F−48]、ジモキシストロビン[=F−49]、エネストロビン[=F−50]、ファモキサドン[=F−51]、フェンアミドン[=F−52]、フルオキサストロビン[=F−53]、クレソキシム−メチル[=F−54]、メトミノストロビン[=F−55]、オリサストロビン[=F−56]、ピラクロストロビン[=F−57]、ピリベンカルブ[=F−58]、ピコキシストロビン[=F−59]、トリフロキシストロビン[=F−60]、(2E)−2−(2−{[6−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−5−フルオロピリミジン−4−イル]オキシ}フェニル)−2−(メトキシイミノ)−N−メチルエタンアミド[=F−61]、(2E)−2−(エトキシイミノ)−N−メチル−2−(2−{[({(1E)−1−[3−(トリフルオロメチル)−フェニル]エチリデン}アミノ)オキシ]メチル}フェニル)エタンアミド[=F−62]および相当する塩、(2E)−2−(メトキシイミノ)−N−メチル−2−{2−[(E)−({1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−エトキシ}イミノ)メチル]フェニル}エタンアミド[=F−63]、(2E)−2−{2−[({[(1E)−1−(3−{[(E)−1−フルオロ−2−フェニルエテニル]オキシ}フェニル)エチリデン]−アミノ}オキシ)メチル]フェニル}−2−(メトキシイミノ)−N−メチルエタンアミド[=F−64]、(2E)−2−{2−[({[(2E,3E)−4−(2,6−ジクロロフェニル)ブト−3−エン−2−イリデン]アミノ}オキシ)メチル]フェニル}−2−(メトキシイミノ)−N−メチルエタンアミド、2−クロロ−N−(1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)ピリジン−3−カルボキサミド[F−65]、5−メトキシ−2−メチル−4−(2−{[({(1E)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−エチリデン}アミノ)オキシ]メチル}フェニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン[=F−66]、{2−[({シクロプロピル[(4−メトキシフェニル)イミノ]メチル}スルファニル)メチル]フェニル}−3−メトキシアクリル酸2−メチル[=F−67]、N−(3−エチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシル)−3−(ホルミルアミノ)−2−ヒドロキシベンズアミド[=F−68]および相当する塩、ジノカップ[=F−69]、フルアジナム[=F−70]、酢酸フェンチン[=F−71]、塩化フェンチン[=F−72]、水酸化フェンチン[=F−73]、シルチオファム[=F−74]、アンドプリム[=F−75]、ブラストシジン−S[=F−76]、シプロジニル[=F−77]、カスガマイシン[=F−78]、カスガマイシン塩酸塩水和物[=F−79]、メパニピリム[=F−80]、ピリメタニル[=F−81]、フェンピクロニル[=F−82]、フルジオキソニル[=F−83]、キノキシフェン[=F−84]、クロゾリネート[=F−85]、イプロジオン[=F−86]、プロシミドン[=F−87]、ビンクロゾリン[=F−88]、アンプロピルホス[=F−89]、カリウム−アンプロピルホス[=F−90]、エディフェンホス[=F−91]、イプロベンホス(IBP)[=F−92]、イソプロチオラン[=F−93]、ピラゾホス[=F−94]、トルクロホス−メチル[=F−95]、ビフェニル[=F−96]、ヨードカルブ[=F−97]、プロパモカルブ[F−98]、プロパモカルブ塩酸塩[=F−99]、フェンヘキサミド[=F−100]、アザコナゾール[=F−101]、ビテルタノール[=F−102]、ブロムコナゾール[=F−103]、ジクロブトラゾール[=F−104]、ジフェノコナゾール[=F−105]、ジニコナゾール[=F−106]、ジニコナゾール−M[=F−107]、エポキシコナゾール[=F−108]、エタコナゾール[=F−109]、フェンブコナゾール[=F−110]、フルキンコナゾール[=F−111]、フルシラゾール[=F−112]、フルトリアホル[=F−113]、フルコナゾール[=F−114]、フルコナゾール−cis[=F−115]、ヘキサコナゾール[=F−116]、イミベンコナゾール[=F−117]、イプコナゾール[=F−118]、メトコナゾール[=F−119]、ミクロブタニル[=F−120]、パクロブトラゾール[=F−121]、ペンコナゾール[=F−122]、プロピコナゾール[=F−123]、プロチオコナゾール[=F−124]、シメコナゾール[=F−125]、スピロキサミン[=F−126]、テブコナゾール[=F−127]、トリアジメホン[=F−128]、トリアジメノール[=F−129]、トリチコナゾール[=F−130]、ウニコナゾール[=F−131]、ボリコナゾール[=F−132]、イマザリル[=F−133]、硫酸イマザリル[=F−134]、オキスポコナゾール[=F−135]、フェナリモル[=F−136]、フルルプリミドール[=F−137]、ヌアリモル[=F−138]、ピリフェノックス[=F−139]、トリホリン[=F−140]、ペフラゾエート[=F−141]、プロクロラズ[=F−142]、トリフルミゾール[=F−143]、ビニコナゾール[=F−144]、アルジモルフ[=F−145]、ドデモルフ[=F−146]、酢酸ドデモルフ[=F−147]、フェンプロピモルフ[=F−148]、トリデモルフ[=F−149]、フェンプロピジン[=F−150]、ナフチフィン[=F−151]、ピリブチカルブ[=F−152]、テルビナフィン[=F−153]、1−(4−クロロフェニル)−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘプタノール[=F−154]、1−(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−1H−イミダゾール−5−カルボン酸メチル[=F−155]、N′−{5−(ジフルオロメチル)−2−メチル−4−[3−(トリメチル−シリル)プロポキシ]フェニル}−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド[=F−156]、N−エチル−N−メチル−N′−{2−メチル−5−(トリフルオロメチル)−4−[3−(トリメチルシリル)プロポキシ]フェニル}イミドホルムアミド[=F−157]、O−{1−[(4−メトキシフェノキシ)メチル]−2,2−ジメチルプロピル}−1H−イミダゾール−1−カルボチオエート[=F−158]、ベンチアバリカルブ[=F−159]、ビアラホス[=F−160]、ジメトモルフ[=F−161]、フルモルフ[=F−162]、イプロバリカルブ[=F−163]、ポリオキシン類[=F−164]、ポリオキソリム[=F−165]、バリダマイシンA[=F−166]、カプロパミド[=F−167]、ジクロシメット[=F−168]、フェノキサニル[=F−169]、フタリド[=F−170]、ピロキロン[=F−171]、トリシクラゾール[=F−172]、アシベンゾラル−S−メチル[=F−173]、プロベナゾール[=F−174]、チアジニル[=F−175]、イソチアニル[=F−176]、カプタホール[=F−177]、キャプタン[=F−178]、クロロタロニル[=F−179]、銅塩、例えば水酸化銅[=F−180]、ナフテン酸銅[F−181]、オキシ塩化銅[=F−182]、硫酸銅[=F−183]、酸化銅[=F−184]、オキシン銅[=F−185]、ボルドー液[=F−186]、ジクロフルアニド[=F−187]、ジチアノン[=F−188]、ドジン[=F−189]、ドジン遊離塩基[=F−190]、フェルバム[=F−191]、ホルペット[=F−192]、フルオロホルペット[=F−193]、グアザチン[=F−194]、酢酸グアザチン[=F−195]、イミノクタジン[=F−196]、イミノクタジンアルベシル酸塩[=F−197]、イミノクタジン三酢酸塩[=F−198]、マンコッパー[=F−199]、マンコゼブ[=F−200]、マネブ[=F−201]、メチラム[=F−202]、メチラム亜鉛[=F−203]、プロピネブ[=F−204]、硫黄および多硫化カルシウムを含有する硫黄調製物[=F−205]、チラム[=F−206]、トリルフルアニド[=F−207]、ジネブ[=F−208]、ジラム[=F−209]、アミブロムドール[=F−210]、ベンチアゾール[=F−211]、ベトキサジン[=F−212]、カプシマイシン[=F−213]、カルボン[=F−214]、キノメチオナート[=F−215]、クロロピクリン[=F−216]、クフラネブ[=F−217]、シフルフェナミド[=F−218]、シモキサニル[=F−219]、ダゾメット[=F−220]、デバカルブ[=F−221]、ジクロメジン[=F−222]、ジクロロフェン[=F−223]、ジクロラン[=F−224]、ジフェンゾコート[=F−225]、ジフェンゾコートメチル硫酸[=F−226]、ジフェニルアミン[=F−227]、エタボキサム[=F−228]、フェリムゾン[=F−229]、フルメトベル[=F−230]、フルスルファミド[=F−231]、フルオピコリド[=F−232]、フルオロイミド[=F−233]、ホセチル−Al[=F−234]、ヘキサクロロベンゼン[=F−235]、8−ヒドロキシ−キノリン硫酸塩[=F−236]、イプロジオン[=F−237]、イルママイシン[=F−238]
、イソチアニル[=F−239]、メタスルホカルブ[=F−240]、メトラフェノン[=F−250]、イソチオシアン酸メチル[=F−251]、ミルジオマイシン[=F−252]、ナタマイシン[=F−253]、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル[=F−254]、ニトロタール−イソプロピル[=F−255]、オクチリノン[=F−256]、オキサモカルブ[=F−257]、オキシフェンチイン[=F−258]、ペンタクロロフェノール[=F−259]および塩、2−フェニルフェノール[=F−260]および塩、ピペラリン[=F−261]、プロパノシン−ナトリウム[=F−262]、プロキナジド[=F−263]、ピロールニトリン[=F−264]、キントゼン[=F−265]、テクロフタラム[=F−266]、テクナゼン[=F−267]、トリアゾキシド[=F−268]、トリクラミド[=F−269]、ザリラミド[=F−270]、2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルホニル)ピリジン[=F−271]、N−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−エチル−4−メチルベンゼンスルホンアミド[=F−272]、2−アミノ−4−メチル−N−フェニル−5−チアゾールカルボキサミド[=F−273]、2−クロロ−N−(2,3−ジヒドロ−1,1,3−トリメチル−1H−インデン−4−イル)−3−ピリジンカルボキサミド[=F−274]、3−[5−(4−クロロフェニル)−2,3−ジメチルイソオキサゾリジン−3−イル]ピリジン[=F−275]、シス−1−(4−クロロフェニル)−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘプタノール[=F−276]、2,4−ジヒドロ−5−メトキシ−2−メチル−4−[[[[1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチリデン]アミノ]オキシ]メチル]フェニル]−3H−1,2,3−トリアゾール−3−オン(185336−79−2)[=F−277]、1−(2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−1H−インデン−1−イル)−1H−イミダゾール−5−カルボン酸メチル、3,4,5−トリクロロ−2,6−ピリジンジカルボニトリル、2−[[[シクロプロピル[(4−メトキシフェニル)イミノ]メチル]チオ]メチル]−α−(メトキシメチレン)ベンズ酢酸メチル[=F−278]、4−クロロ−α−プロピニルオキシ−N−[2−[3−メトキシ−4−(2−プロピニルオキシ)フェニル]エチル]ベンズアセトアミド[=F−279]、(2S)−N−[2−[4−[[3−(4−クロロフェニル)−2−プロピニル]オキシ]−3−メトキシフェニル]エチル]−3−メチル−2−[(メチルスルホン−イル)アミノ]ブタンアミド[=F−280]、5−クロロ−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン[=F−281]、5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロ−フェニル)−N−[(1R)−1,2,2−トリメチルプロピル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン、5−クロロ−N−[(1R)−1,2−ジメチルプロピル]−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン[=F−282]、N−[1−(5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)エチル]−2,4−ジクロロニコチンアミド[=F−283]、N−(5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)メチル−2,4−ジクロロ−ニコチンアミド[=F−284]、2−ブトキシ−6−ヨード−3−プロピルベンゾピラノン−4−オン[=F−285]、N−(3−エチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシル)−3−ホルミルアミノ−2−ヒドロキシベンズアミド、2−[[[[1−[3(1−フルオロ−2−フェニルエチル)オキシ]フェニル]エチリデン]アミノ]オキシ]メチル]−α−(メトキシイミノ)−N−メチル−αE−ベンズアセトアミド[=F−286]、N−{2−[3−クロロ−5−(トリ−フルオロメチル)ピリジン−2−イル]エチル}−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、N−(3′,4′−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド[=F−287]、N−(6−メトキシ−3−ピリジニル)シクロプロパンカルボキサミド、1−[(4−メトキシフェノキシ)メチル]−2,2−ジメチルプロピル−1H−イミダゾール−1−カルボン酸[=F−288]、O−[1−[(4−メトキシフェノキシ)メチル]−2,2−ジメチルプロピル]−1H−イミダゾール−1−カルボチオ酸[=F−289]、2−(2−{[6−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−5−フルオロピリミジン−4−イル]オキシ}フェニル)−2−(メトキシイミノ)−N−メチルアセトアミド[=F−290、N−{(Z)−[(シクロプロピルメトキシ)イミノ][6−(ジフルオロメトキシ)−2,3−ジフルオロフェニル]メチル}−2−ベンズアセトアミド[=F−291]からなる群から選択される。
本発明のさらにより好ましい目的は、好ましくは異常環境条件の非存在下に植物、植物が成長する種子および/または植物がそれの通常の生息場所で成長する場所に対して特定の成長調節応答を誘発することで、そのような処理された植物の収量を高めるための、(A1)+(F−1)、(A1)+(F−2)、(A1)+(F−3)、(A1)+(F−4)、(A1)+(F−5)、(A1)+(F−6)、(A1)+(F−7)、(A1)+(F−8)、(A1)+(F−9)、(A1)+(F−10)、(A1)+(F−11)、(A1)+(F−12)、(A1)+(F−13)、(A1)+(F−14)、(A1)+(F−15)、(A1)+(F−16)、(A1)+(F−17)、(A1)+(F−18)、(A1)+(F−19)、(A1)+(F−20)、(A1)+(F−21)、(A1)+(F−22)、(A1)+(F−23)、(A1)+(F−24)、(A1)+(F−25)、(A1)+(F−26)、(A1)+(F−27)、(A1)+(F−28)、(A1)+(F−29)、(A1)+(F−30)、(A1)+(F−31)、(A1)+(F−32)、(A1)+(F−33)、(A1)+(F−34)、(A1)+(F−35)、(A1)+(F−36)、(A1)+(F−37)、(A1)+(F−38)、(A1)+(F−39)、(A1)+(F−40)、(A1)+(F−41)、(A1)+(F−42)、(A1)+(F−43)、(A1)+(F−44)、(A1)+(F−45)、(A1)+(F−46)、(A1)+(F−47)、(A1)+(F−48)、(A1)+(F−49)、(A1)+(F−50)、(A1)+(F−51)、(A1)+(F−52)、(A1)+(F−53)、(A1)+(F−54)、(A1)+(F−55)、(A1)+(F−56)、(A1)+(F−57)、(A1)+(F−58)、(A1)+(F−59)、(A1)+(F−60)、(A1)+(F−61)、(A1)+(F−62)、(A1)+(F−63)、(A1)+(F−64)、(A1)+(F−65)、(A1)+(F−66)、(A1)+(F−67)、(A1)+(F−68)、(A1)+(F−69)、(A1)+(F−70)、(A1)+(F−71)、(A1)+(F−72)、(A1)+(F−73)、(A1)+(F−74)、(A1)+(F−75)、(A1)+(F−76)、(A1)+(F−77)、(A1)+(F−78)、(A1)+(F−79)、(A1)+(F−80)、(A1)+(F−81)、(A1)+(F−82)、(A1)+(F−83)、(A1)+(F−84)、(A1)+(F−85)、(A1)+(F−86)、(A1)+(F−87)、(A1)+(F−88)、(A1)+(F−89)、(A1)+(F−90)、(A1)+(F−91)、(A1)+(F−92)、(A1)+(F−93)、(A1)+(F−94)、(A1)+(F−95)、(A1)+(F−96)、(A1)+(F−97)、(A1)+(F−98)、(A1)+(F−99)、(A1)+(F−100)、(A1)+(F−101)、(A1)+(F−102)、(A1)+(F−103)、(A1)+(F−104)、(A1)+(F−105)、(A1)+(F−106)、(A1)+(F−107)、(A1)+(F−108)、(A1)+(F−109)、(A1)+(F−110)、(A1)+(F−111)、(A1)+(F−112)、(A1)+(F−113)、(A1)+(F−114)、(A1)+(F−115)、(A1)+(F−116)、(A1)+(F−117)、(A1)+(F−118)、(A1)+(F−119)、(A1)+(F−120)、(A1)+(F−121)、(A1)+(F−122)、(A1)+(F−123)、(A1)+(F−124)、(A1)+(F−125)、(A1)+(F−126)、(A1)+(F−127)、(A1)+(F−128)、(A1)+(F−129)、(A1)+(F−130)、(A1)+(F−131)、(A1)+(F−132)、(A1)+(F−133)、(A1)+(F−134)、(A1)+(F−135)、(A1)+(F−136)、(A1)+(F−137)、(A1)+(F−138)、(A1)+(F−139)、(A1)+(F−140)、(A1)+(F−141)、(A1)+(F−142)、(A1)+(F−143)、(A1)+(F−144)、(A1)+(F−145)、(A1)+(F−146)、(A1)+(F−147)、(A1)+(F−148)、(A1)+(F−149)、(A1)+(F−150)、(A1)+(F−151)、(A1)+(F−152)、(A1)+(F−153)、(A1)+(F−154)、(A1)+(F−155)、(A1)+(F−156)、(A1)+(F−157)、(A1)+(F−158)、(A1)+(F−159)、(A1)+(F−160)、(A1)+(F−161)、(A1)+(F−162)、(A1)+(F−163)、(A1)+(F−164)、(A1)+(F−165)、(A1)+(F−166)、(A1)+(F−167)、(A1)+(F−168)、(A1)+(F−169)、(A1)+(F−170)、(A1)+(F−171)、(A1)+(F−172)、(A1)+(F−173)、(A1)+(F−174)、(A1)+(F−175)、(A1)+(F−176)、(A1)+(F−177)、(A1)+(F−178)、(A1)+(F−179)、(A1)+(F−180)、(A1)+(F−181)、(A1)+(F−182)、(A1)+(F−183)、(A1)+(F−184)、(A1)+(F−185)、(A1)+(F−186)、(A1)+(F−187)、(A1)+(F−188)、(A1)+(F−189)、(A1)+(F−190)、(A1)+(F−191)、(A1)+(F−192)、(A1)+(F−193)、(A1)+(F−194)、(A1)+(F−195)、(A1)+(F−196)、(A1)+(F−197)、(A1)+(F−198)、(A1)+(F−199)、(A1)+(F−200)、(A1)+(F−201)、(A1)+(F−202)、(A1)+(F−203)、(A1)+(F−204)、(A1)+(F−205)、(A1)+(F−206)、(A1)+(F−207)、(A1)+(F−208)、(A1)+(F−209)、(A1)+(F−210)、(A1)+(F−211)、(A1)+(F−212)、(A1)+(F−213)、(A1)+(F−214)、(A1)+(F−215)、(A1)+(F−216)、(A1)+(F−217)、(A1)+(F−218)、(A1)+(F−219)、(A1)+(F−220)、(A1)+(F−221)、(A1)+(F−222)、(A1)+(F−223)、(A1)+(F−224)、(A1)+(F−225)、(A1)+(F−226)、(A1)+(F−227)、(A1)+(F−228)、(A1)+(F−229)、(A1)+(F−230)、(A1)+(F−231)、(A1)+(F−232)、(A1)+(F−233)、(A1)+(F−234)、(A1)+(F−235)、(A1)+(F−236)、(A1)+(F−237)、(A1)+(F−238)、(A1)+(F−239)、(A1)+(F−240)、(A1)+(F−241)、(A1)+(F−242)、(A1)+(F−243)、(A1)+(F−244)、(A1)+(F−245)、(A1)+(F−246)、(A1)+(F−247)、(A1)+(F−248)、(A1)+(F−249)、(A1)+(F−250)、(A1)+(F−251)、(A1)+(F−252)、(A1)+(F−253)、(A1)+(F−254)、(A1)+(F−255)、(A1)+(F−256)、(A1)+(F−257)、(A1)+(F−258)、(A1)+(F−259)、(A1)+(F−260)、(A1)+(F−261)、(A1)+(F−262)、(A1)+(F−263)、(A1)+(F−264)、(A1)+(F−265)、(A1)+(F−266)、(A1)+(F−267)、(A1)+(F−268)、(A1)+(F−269)、(A1)+(F−270)、(A1)+(F−271)、(A1)+(F−272)、(A1)+(F−273)、(A1)+(F−274)、(A1)+(F−275)、(A1)+(F−276)、(A1)+(F−277)、(A1)+(F−278)、(A1)+(F−279)、(A1)+(F−280)、(A1)+(F−281)、(A1)+(F−282)、(A1)+(F−283)、(A1)+(F−284)、(A1)+(F−285)、(A1)+(F−286)、(A1)+(F−287)、(A1)+(F−288)、(A1)+(F−289)、(A1)+(F−290)、または(A1)+(F−291)の併用である。
本発明のさらにより好ましい目的は、好ましくは異常環境条件の非存在下に植物、植物が成長する種子および/または植物がそれの通常の生息場所で成長する場所に対して特定の成長調節応答を誘発することで、そのような処理された植物の収量を高めるための、化合物(A)、好ましくは化合物(A1)と、1以上の、好ましくは1個もしくは2個のビキサフェン[=F−26]、フルオピラム[=F−31]、ペンフルフェン[F−36]、イソピラザム[F−40]、セダキサン[=F41]、3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−(3′,4′,5′−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド[=F−42]、アゾキシストロビン[F−47]、フルオキサストロビン[=F−53]、ピラクロストロビン[F−57]、トリフロキシストロビン[=F−60]、エポキシコナゾール[=F−108]、メトコナゾール[=F−119]、プロピコナゾール[=F−123]、プロチオコナゾール[=F−124]、テブコナゾール[=F−127]からなる群から選択される殺菌剤の併用である。
本発明のさらにより好ましい目的は、好ましくは異常環境条件の非存在下に植物、植物が成長する種子および/または植物がそれの通常の生息場所で成長する場所に対して特定の成長調節応答を誘発することで、そのような処理された植物の収量を高めるための
(A1)+(F−26)、(A1)+(F31)、(A1)+(F−36)、(A1)+(F−40)、(A1)+(F−41)、(A1)+(F−42)、(A1)+(F−47)、(A1)+(F−53)、(A1)+(F−57)、(A1)+(F−60)、(A1)+(F−108)、(A1)+(F−119)、(A1)+(F−123)、(A1)+(F−124)、(A1)+(F−127)、
(A1)+(F−26)+(F31)、(A1)+(F−26)+(F−36)、(A1)+(F−26)+(F−40)、(A1)+(F−26)+(F−41)、(A1)+(F−26)+(F−42)、(A1)+(F−26)+(F−47)、(A1)+(F−26)+(F−53)、(A1)+(F−26)+(F−57)、(A1)+(F−26)+(F−60)、(A1)+(F−26)+(F−108)、(A1)+(F−26)+(F−119)、(A1)+(F−26)+(F−123)、(A1)+(F−26)+(F−124)、(A1)+(F−26)+(F−127)、
(A1)+(F−36)+(F−40)、(A1)+(F−36)+(F−41)、(A1)+(F−36)+(F−42)、(A1)+(F−36)+(F−47)、(A1)+(F−36)+(F−53)、(A1)+(F−36)+(F−57)、(A1)+(F−36)+(F−60)、(A1)+(F−36)+(F−108)、(A1)+(F−36)+(F−119)、(A1)+(F−36)+(F−123)、(A1)+(F−36)+(F−124)、(A1)+(F−36)+(F−127)、
(A1)+(F−40)+(F−41)、(A1)+(F−40)+(F−42)、(A1)+(F−40)+(F−47)、(A1)+(F−40)+(F−53)、(A1)+(F−40)+(F−57)、(A1)+(F−40)+(F−60)、(A1)+(F−40)+(F−108)、(A1)+(F−40)+(F−119)、(A1)+(F−40)+(F−123)、(A1)+(F−40)+(F−124)、または(A1)+(F−40)+(F−127)、
(A1)+(F−41)+(F−42)、(A1)+(F−41)+(F−47)、(A1)+(F−41)+(F−53)、(A1)+(F−41)+(F−57)、(A1)+(F−41)+(F−60)、(A1)+(F−41)+(F−108)、(A1)+(F−41)+(F−119)、(A1)+(F−41)+(F−123)、(A1)+(F−41)+(F−124)、(A1)+(F−41)+(F−127)、
(A1)+(F−42)+(F−47)、(A1)+(F−42)+(F−53)、(A1)+(F−42)+(F−57)、(A1)+(F−42)+(F−60)、(A1)+(F−42)+(F−108)、(A1)+(F−42)+(F−119)、(A1)+(F−42)+(F−123)、(A1)+(F−42)+(F−124)、(A1)+(F−42)+(F−127)、
(A1)+(F−47)+(F−53)、(A1)+(F−47)+(F−57)、(A1)+(F−47)+(F−60)、(A1)+(F−47)+(F−108)、(A1)+(F−47)+(F−119)、(A1)+(F−47)+(F−123)、(A1)+(F−47)+(F−124)、(A1)+(F−47)+(F−127)、
(A1)+(F−53)+(F−57)、(A1)+(F−53)+(F−60)、(A1)+(F−53)+(F−108)、(A1)+(F−53)+(F−119)、(A1)+(F−53)+(F−123)、(A1)+(F−53)+(F−124)、(A1)+(F−53)+(F−127)、
(A1)+(F−57)+(F−60)、(A1)+(F−57)+(F−108)、(A1)+(F−57)+(F−119)、(A1)+(F−57)+(F−123)、(A1)+(F−57)+(F−124)、(A1)+(F−57)+(F−127)、
(A1)+(F−60)+(F−108)、(A1)+(F−60)+(F−119)、(A1)+(F−60)+(F−123)、(A1)+(F−60)+(F−124)、または(A1)+(F−60)+(F−127)、
(A1)+(F−108)+(F−119)、(A1)+(F−108)+(F−123),(A1)+(F−108)+(F−124)、(A1)+(F−108)+(F−127)、
(A1)+(F−119)+(F−123)、(A1)+(F−119)+(F−124)、(A1)+(F−119)+(F−127)、
(A1)+(F−123)+(F−124)、(A1)+(F−123)+(F−127)、または(A1)+(F−124)+(F−127)の併用である。
本発明のさらにより好ましい目的は、好ましくは異常環境条件の非存在下に植物、植物が成長する種子および/または植物がそれの通常の生息場所で成長する場所に対して特定の成長調節応答を誘発することで、そのような処理された植物の収量を高めるための、(A1)+(F−108)、(A1)+(F−127)、(A1)+(F−26)+(F−124)、(A1)+(F−26)+(F−127)、(A1)+(F−42)+(F−124)、(A1)+(F−53)+(F−124)、(A1)+(F−57)+(F−119)、(A1)+(F−57)+(F−124)、(A1)+(F−60)+(F−123)、(A1)+(F−60)+(F−124)、または(A1)+(F−124)+(F−127)の併用である。
本発明のさらにより好ましい目的は、好ましくは異常環境条件の非存在下に植物、植物が成長する種子および/または植物がそれの通常の生息場所で成長する場所に対して特定の成長調節応答を誘発することで、そのような処理された植物の収量を高めるための、(A1)+(F−108)、(A1)+(F−127)、または(A1)+(F−124)+(F−127)の併用である。
(A1)+(F−3)、(A1)+(F−4)、(A1)+(F−5)、(A1)+(F−6)、(A1)+(F−7)、(A1)+(F−9)、(A1)+(F−12)、(A1)+(F−14)、(A1)+(F−15)、(A1)+(F−18)、(A1)+(F−19)、(A1)+(F−21)、(A1)+(F−24)、(A1)+(F−25)、(A1)+(F−28)、(A1)+(F−29)、(A1)+(F−30)、(A1)+(F−31)、(A1)+(F−32)、(A1)+(F−33)、(A1)+(F−34)、(A1)+(F−35)、(A1)+(F−36)、(A1)+(F−38)、(A1)+(F−39)、(A1)+(F−40)、(A1)+(F−41)、(A1)+(F−42)、(A1)+(F−43)、(A1)+(F−44)、(A1)+(F−45)、(A1)+(F−46)、(A1)+(F−50)、(A1)+(F−56)、(A1)+(F−58)、(A1)+(F−62)、(A1)+(F−65)、(A1)+(F−67)、(A1)+(F−68)、(A1)+(F−69)、(A1)+(F−71)、(A1)+(F−72)、(A1)+(F−73)、(A1)+(F−74)、(A1)+(F−75)、(A1)+(F−76)、(A1)+(F−78)、(A1)+(F−79)、(A1)+(F−82)、(A1)+(F−84)、(A1)+(F−85)、(A1)+(F−86)、(A1)+(F−88)、(A1)+(F−89)、(A1)+(F−90)、(A1)+(F−91)、(A1)+(F−92)、(A1)+(F−93)、(A1)+(F−94)、(A1)+(F−95)、(A1)+(F−96)、(A1)+(F−97)、(A1)+(F−101)、(A1)+(F−103)、(A1)+(F−104)、(A1)+(F−106)、(A1)+(F−107)、(A1)+(F−108)、(A1)+(F−109)、(A1)+(F−110)、(A1)+(F−113)、(A1)+(F−114)、(A1)+(F−115)、(A1)+(F−117)、(A1)+(F−118)、(A1)+(F−121)、(A1)+(F−125)、(A1)+(F−130)、(A1)+(F−131)、(A1)+(F−132)、(A1)+(F−133)、(A1)+(F−134)、(A1)+(F−135)、(A1)+(F−136)、(A1)+(F−137)、(A1)+(F−138)、(A1)+(F−139)、(A1)+(F−140)、(A1)+(F−141)、(A1)+(F−143)、(A1)+(F−144)、(A1)+(F−145)、(A1)+(F−146)、(A1)+(F−147)、(A1)+(F−149)、(A1)+(F−150)、(A1)+(F−151)、(A1)+(F−152)、(A1)+(F−153)、(A1)+(F−154)、(A1)+(F−155)、(A1)+(F−156)、(A1)+(F−157)、(A1)+(F−158)、(A1)+(F−160)、(A1)+(F−161)、(A1)+(F−162)、(A1)+(F−164)、(A1)+(F−165)、(A1)+(F−166)、(A1)+(F−168)、(A1)+(F−169)、(A1)+(F−170)、(A1)+(F−171)、(A1)+(F−172)、(A1)+(F−173)、(A1)+(F−174)、(A1)+(F−175)、(A1)+(F−176)、(A1)+(F−177)、(A1)+(F−180)、(A1)+(F−181)、(A1)+(F−183)、(A1)+(F−184)、(A1)+(F−185)、(A1)+(F−186)、(A1)+(F−188)、(A1)+(F−190)、(A1)+(F−191)、(A1)+(F−193)、(A1)+(F−195)、(A1)+(F−196)、(A1)+(F−197)、(A1)+(F−199)、(A1)+(F−202)、(A1)+(F−203)、(A1)+(F−205)、(A1)+(F−209)、(A1)+(F−210)、(A1)+(F−211)、(A1)+(F−212)、(A1)+(F−213)、(A1)+(F−214)、(A1)+(F−215)、(A1)+(F−216)、(A1)+(F−217)、(A1)+(F−218)、(A1)+(F−220)、(A1)+(F−221)、(A1)+(F−222)、(A1)+(F−223)、(A1)+(F−224)、(A1)+(F−225)、(A1)+(F−226)、(A1)+(F−227)、(A1)+(F−229)、(A1)+(F−230)、(A1)+(F−231)、(A1)+(F−232)、(A1)+(F−233)、(A1)+(F−234)、(A1)+(F−235)、(A1)+(F−236)、(A1)+(F−238)、(A1)+(F−239)、(A1)+(F−240)、(A1)+(F−241)、(A1)+(F−242)、(A1)+(F−243)、(A1)+(F−244)、(A1)+(F−245)、(A1)+(F−246)、(A1)+(F−247)、(A1)+(F−248)、(A1)+(F−249)、(A1)+(F−250)、(A1)+(F−251)、(A1)+(F−252)、(A1)+(F−253)、(A1)+(F−254)、(A1)+(F−255)、(A1)+(F−256)、(A1)+(F−257)、(A1)+(F−258)、(A1)+(F−259)、(A1)+(F−260)、(A1)+(F−261)、(A1)+(F−262)、(A1)+(F−263)、(A1)+(F−264)、(A1)+(F−265)、(A1)+(F−266)、(A1)+(F−267)、(A1)+(F−269)、(A1)+(F−270)、(A1)+(F−271)、(A1)+(F−272)、(A1)+(F−273)、(A1)+(F−274)、(A1)+(F−275)、(A1)+(F−276)、(A1)+(F−277)、(A1)+(F−278)、(A1)+(F−279)、(A1)+(F−280)、(A1)+(F−281)、(A1)+(F−282)、(A1)+(F−283)、(A1)+(F−284)、(A1)+(F−286)、(A1)+(F−288)、(A1)+(F−289)、(A1)+(F−290)、(A1)+(F−291)、および
(A1)+(F−26)+(F31)、(A1)+(F−26)+(F−36)、(A1)+(F−26)+(F−40)、(A1)+(F−26)+(F−41)、(A1)+(F−26)+(F−42)、(A1)+(F−26)+(F−47)、(A1)+(F−26)+(F−53)、(A1)+(F−26)+(F−57)、(A1)+(F−26)+(F−60)、(A1)+(F−26)+(F−108)、(A1)+(F−26)+(F−119)、(A1)+(F−26)+(F−123)、(A1)+(F−26)+(F−124)、(A1)+(F−26)+(F−127);
(A1)+(F−36)+(F−40)、(A1)+(F−36)+(F−41)、(A1)+(F−36)+(F−42)、(A1)+(F−36)+(F−47)、(A1)+(F−36)+(F−53)、(A1)+(F−36)+(F−57)、(A1)+(F−36)+(F−60)、(A1)+(F−36)+(F−108)、(A1)+(F−36)+(F−119)、(A1)+(F−36)+(F−123)、(A1)+(F−36)+(F−124)、(A1)+(F−36)+(F−127);
(A1)+(F−40)+(F−41)、(A1)+(F−40)+(F−42)、(A1)+(F−40)+(F−47)、(A1)+(F−40)+(F−53)、(A1)+(F−40)+(F−57)、(A1)+(F−40)+(F−60)、(A1)+(F−40)+(F−108)、(A1)+(F−40)+(F−119)、(A1)+(F−40)+(F−123)、(A1)+(F−40)+(F−124)、(A1)+(F−40)+(F−127);
(A1)+(F−41)+(F−42)、(A1)+(F−41)+(F−47)、(A1)+(F−41)+(F−53)、(A1)+(F−41)+(F−57)、(A1)+(F−41)+(F−60)、(A1)+(F−41)+(F−108)、(A1)+(F−41)+(F−119)、(A1)+(F−41)+(F−123)、(A1)+(F−41)+(F−124)、(A1)+(F−41)+(F−127)、
(A1)+(F−42)+(F−53)、(A1)+(F−42)+(F−57)、(A1)+(F−42)+(F−60)、(A1)+(F−42)+(F−108)、(A1)+(F−42)+(F−119)、(A1)+(F−42)+(F−123)、(A1)+(F−42)+(F−124)、(A1)+(F−42)+(F−127)、
(A1)+(F−47)+(F−53)、(A1)+(F−47)+(F−57)、(A1)+(F−47)+(F−60)、(A1)+(F−47)+(F−108)、(A1)+(F−47)+(F−119)、(A1)+(F−47)+(F−123)、(A1)+(F−47)+(F−124)、(A1)+(F−47)+(F−127);
(A1)+(F−53)+(F−57)、(A1)+(F−53)+(F−60)、(A1)+(F−53)+(F−108)、(A1)+(F−53)+(F−119)、(A1)+(F−53)+(F−123),(A1)+(F−53)+(F−124)、(A1)+(F−53)+(F−127);
(A1)+(F−57)+(F−60)、(A1)+(F−57)+(F−108)、(A1)+(F−57)+(F−119)、(A1)+(F−57)+(F−123)、(A1)+(F−57)+(F−124)、(A1)+(F−57)+(F−127);
(A1)+(F−60)+(F−108)、(A1)+(F−60)+(F−119)、(A1)+(F−60)+(F−123)、(A1)+(F−60)+(F−124)、(A1)+(F−60)+(F−127);
(A1)+(F−108)+(F−119)、(A1)+(F−108)+(F−123)、(A1)+(F−108)+(F−124)、(A1)+(F−108)+(F−127);
(A1)+(F−119)+(F−123)、(A1)+(F−119)+(F−124)、(A1)+(F−119)+(F−127);
(A1)+(F−123)+(F−124)、または(A1)+(F−123)+(F−127)、または
(A1)+(F−124)+(F−127)
を含む植物収量増加組成物は、当業界においてはいまだ知られていない。
従って、上記で定義の植物収量増加組成物、好ましくは化合物(A1)に対する混合物相手として(i)ピラクロストロビン(F−57)およびメトコナゾール(F−119)、(ii)トリフロキシストロビン(F−60)およびプロピコナゾール(F−123)、(iii)プロチオコナゾール(F−124)およびテブコナゾール(F−127)、(iv)フルオキサストロビン(F−53)およびプロチオコナゾール(F−124)、および(v)トリフロキシストロビン(F−60)およびプロチオコナゾール(F−124)、(vi)ビキサフェン(F−26)およびプロチオコナゾール(F−124)、(vii)ビキサフェン(F−26)およびテブコナゾール(F−127)、(viii)ビキサフェン(F−26)およびトリフロキシストロビン(F−60)からなる群から選択される組み合わせを含むもの、より好ましくは化合物(A1)に対する混合物相手として(i)ピラクロストロビン(F−57)およびメトコナゾール(F−119)、(ii)トリフロキシストロビン(F−60)およびプロピコナゾール(F−123)、(iii)ビキサフェン(F−26)およびプロチオコナゾール(F−124)からなる群から選択される組み合わせを含むものも、本発明の別の目的である。
さらにより具体的には、本発明による化合物(A)または化合物A1)と組み合わせる、好ましくは化合物(A1)と組み合わせる殺虫剤は、アバメクチン[=I−1]、クロルピリホス[=I−2]、クロチアニジン[=I−3]、シアジピル[=I−4]、デルタメトリン[=I−5]、安息香酸エマメクチン[=I−6]、エチプロール[=I−7]、フィプロニル[=I−8]、フルベンジアミド[=I−9]、フルピラジフロン[=I−10]、イミダクロプリド[=I−11]、λ−シハロトリン[=I−12]、ルフェヌロン[=I−13]、リナキシピル[=I−14]、スピノサド[=I−15]、スピノテラム(spinoteram)[=I−16]、スピロテトラマト[=I−17]、スルホキサフロル[=I−18]、チアメトキサム[=I−19]、チオジカルブ[=I−20]、トリフルムロン[=I−21]、ボーティボ(votivo)[=I−22]からなる群から選択される。
本発明のさらにより好ましい目的は、好ましくは異常環境条件の非存在下に植物、植物が成長する種子および/または植物がそれの通常の生息場所で成長する場所に対して特定の成長調節応答を誘発することで、そのような処理された植物の収量を高めるための、
(A1)+(I−1)、(A1)+(I−2)、(A1)+(I−3)、(A1)+(I−4)、(A1)+(I−5)、(A1)+(I−6)、
(A1)+(I−7)、(A1)+(I−8)、(A1)+(I−9)、(A1)+(I−10)、(A1)+(I−11)、(A1)+(I−12)、
(A1)+(I−13)、(A1)+(I−14)、(A1)+(I−15)、(A1)+(I−16)、(A1)+(I−17)、(A1)+(I−18)、
(A1)+(I−19)、(A1)+(I−20)、(A1)+(I−3)、(A1)+(I−21)、(A1)+(I−22)
の併用である。
さらにより具体的には、前記種類の殺虫剤に関する組み合わせ相手は、好ましくは異常環境条件の非存在下に植物、植物が成長する種子および/または植物がそれの通常の生息場所で成長する場所に対して特定の成長調節応答を誘発することで、そのような処理された植物の収量を高めるために、
アバメクチン[=I−1]、クロルピリホス[=I−2]、クロチアニジン[=I−3]、フィプロニル[=I−8]、フルピラジフロン[=I−10]、イミダクロプリド[=I−11]、λ−シハロトリン[=I−12]、ルフェヌロン[=I−13]、リナキシピル[=I−14]、スピノテラム[=I−16]、スピロテトラマト[=I−17]、スルホキサフロル[=I−18]、チアメトキサム[I=19]、チオジカルブ[=I−20]、ボーティボ[=I−22]からなる群から選択される。
本発明のさらにより好ましい目的は、好ましくは異常環境条件の非存在下に植物、植物が成長する種子および/または植物がそれの通常の生息場所で成長する場所に対して特定の成長調節応答を誘発することで、そのような処理された植物の収量を高めるための、
(A1)+(I−1)+(I−2)、(A1)+(I−1)+(I−3)、(A1)+(I−1)+(I−8)、(A1)+(I−1)+(I−10)、(A1)+(I−1)+(I−11)、(A1)+(I−1)+(I−12)、(A1)+(I−1)+(I−13)、(A1)+(I−1)+(I−14)、(A1)+(I−1)+(I−16)、(A1)+(I−1)+(I−17)、(A1)+(I−1)+(I−18)、(A1)+(I−1)+(I−19)、(A1)+(I−1)+(I−20)、(A1)+(I−1)+(I−22)、
(A1)+(I−2)+(I−3)、(A1)+(I−2)+(I−8)、(A1)+(I−2)+(I−10)、(A1)+(I−2)+(I−11)、(A1)+(I−2)+(I−12)、(A1)+(I−2)+(I−13)、(A1)+(I−2)+(I−14)、(A1)+(I−2)+(I−16)、(A1)+(I−2)+(I−17)、(A1)+(I−2)+(I−18)、(A1)+(I−2)+(I−19)、(A1)+(I−2)+(I−20)、(A1)+(I−2)+(I−22)、
(A1)+(I−3)+(I−8)、(A1)+(I−3)+(I−10)、(A1)+(I−3)+(I−11)、(A1)+(I−3)+(I−12)、(A1)+(I−3)+(I−13)、(A1)+(I−3)+(I−14)、(A1)+(I−3)+(I−16)、(A1)+(I−3)+(I−17)、(A1)+(I−3)+(I−18)、(A1)+(I−3)+(I−19)、(A1)+(I−3)+(I−20)、(A1)+(I−3)+(I−22)、
(A1)+(I−8)+(I−10)、(A1)+(I−8)+(I−11)、(A1)+(I−8)+(I−12)、(A1)+(I−8)+(I−13)、(A1)+(I−8)+(I−14)、(A1)+(I−8)+(I−16)、(A1)+(I−8)+(I−17)、(A1)+(I−8)+(I−18)、(A1)+(I−8)+(I−19)、(A1)+(I−8)+(I−20)、(A1)+(I−8)+(I−22)、
(A1)+(I−10)+(I−11)、(A1)+(I−10)+(I−12)、(A1)+(I−10)+(I−13)、(A1)+(I−10)+(I−14)、(A1)+(I−10)+(I−16)、(A1)+(I−10)+(I−17)、(A1)+(I−10)+(I−18)、(A1)+(I−10)+(I−19)、(A1)+(I−10)+(I−20)、(A1)+(I−10)+(I−22)、
(A1)+(I−11)+(I−12)、(A1)+(I−11)+(I−13)、(A1)+(I−11)+(I−14)、(A1)+(I−11)+(I−16)、(A1)+(I−11)+(I−17)、(A1)+(I−11)+(I−18)、(A1)+(I−11)+(I−19)、(A1)+(I−11)+(I−20)、(A1)+(I−11)+(I−22)、
(A1)+(I−12)+(I−13)、(A1)+(I−12)+(I−14)、(A1)+(I−12)+(I−16)、(A1)+(I−12)+(I−17)、(A1)+(I−12)+(I−18)、(A1)+(I−12)+(I−19)、(A1)+(I−12)+(I−20)、(A1)+(I−12)+(I−22)、
(A1)+(I−13)+(I−14)、(A1)+(I−13)+(I−16)、(A1)+(I−13)+(I−17)、(A1)+(I−13)+(I−18)、(A1)+(I−13)+(I−19)、(A1)+(I−13)+(I−20)、(A1)+(I−13)+(I−22)、
(A1)+(I−14)+(I−16)、(A1)+(I−14)+(I−17)、(A1)+(I−14)+(I−18)、(A1)+(I−14)+(I−19)、(A1)+(I−14)+(I−20)、(A1)+(I−14)+(I−22)、
(A1)+(I−16)+(I−17)、(A1)+(I−16)+(I−18)、(A1)+(I−16)+(I−19)、(A1)+(I−16)+(I−20)、(A1)+(I−16)+(I−22)、
(A1)+(I−17)+(I−18)、(A1)+(I−17)+(I−19)、(A1)+(I−17)+(I−20)、(A1)+(I−17)+(I−22)、
(A1)+(I−18)+(I−19)、(A1)+(I−18)+(I−20)、(A1)+(I−18)+(I−22)、
(A1)+(I−19)+(I−20)、(A1)+(I−19)+(I−22)、または
(A1)+(I−20)+(I−22)の併用である。
(A1)+(I−1)+(I−2)、(A1)+(I−1)+(I−3)、(A1)+(I−1)+(I−8)、(A1)+(I−1)+(I−10)、(A1)+(I−1)+(I−11)、(A1)+(I−1)+(I−12)、(A1)+(I−1)+(I−13)、(A1)+(I−1)+(I−14)、(A1)+(I−1)+(I−16)、(A1)+(I−1)+(17)、(A1)+(I−1)+(I−18)、(A1)+(I−1)+(I−20)、(A1)+(I−1)+(I−22)、
(A1)+(I−2)+(I−3)、(A1)+(I−2)+(I−8)、(A1)+(I−2)+(I−10)、(A1)+(I−2)+(I−11)、(A1)+(I−2)+(I−12)、(A1)+(I−2)+(I−13)、(A1)+(I−2)+(I−14)、(A1)+(I−2)+(I−16)、(A1)+(I−2)+(I−17)、(A1)+(I−2)+(I−18)、(A1)+(I−1)+(I−19)、(A1)+(I−2)+(I−20)、(A1)+(I−2)+(I−22)、
(A1)+(I−3)+(I−8)、(A1)+(I−3)+(I−10)、(A1)+(I−3)+(I−11)、(A1)+(I−3)+(I−12)、(A1)+(I−3)+(I−13)、(A1)+(I−3)+(I−14)、(A1)+(I−3)+(I−16)、(A1)+(I−3)+(I−17)、(A1)+(I−3)+(I−18)、(A1)+(I−3)+(I−19)、(A1)+(I−3)+(I−20)、(A1)+(I−3)+(I−22)、
(A1)+(I−8)+(I−10)、(A1)+(I−8)+(I−11)、(A1)+(I−8)+(I−12)、(A1)+(I−8)+(I−13)、(A1)+(I−8)+(I−14)、(A1)+(I−8)+(I−16)、(A1)+(I−8)+(I−17)、(A1)+(I−8)+(I−18)、(A1)+(I−8)+(I−19)、(A1)+(I−8)+(I−20)、(A1)+(I−8)+(I−22)、
(A1)+(I−10)+(I−11)、(A1)+(I−10)+(I−12)、(A1)+(I−10)+(I−13)、(A1)+(I−10)+(I−14)、(A1)+(I−10)+(I−16)、(A1)+(I−10)+(17)、(A1)+(I−10)+(I−18)、(A1)+(I−10)+(I−19)、(A1)+(I−10)+(I−20)、(A1)+(I−10)+(I−22)、
(A1)+(I−11)+(I−12)、(A1)+(I−11)+(I−13)、(A1)+(I−11)+(I−14)、(A1)+(I−11)+(I−16)、(A1)+(I−11)+(I−17)、(A1)+(I−11)+(I−18)、(A1)+(I−11)+(I−19)、(A1)+(I−11)+(I−20)、(A1)+(I−11)+(I−22)、
(A1)+(I−12)+(I−13)、(A1)+(I−12)+(I−14)、(A1)+(I−12)+(I−16)、(A1)+(I−12)+(I−17)、(A1)+(I−12)+(I−18)、(A1)+(I−12)+(I−19)、
(A1)+(I−12)+(I−20)、(A1)+(I−12)+(I−22)、
(A1)+(I−13)+(I−14)、(A1)+(I−13)+(I−16)、(A1)+(I−13)+(17)、(A1)+(I−13)+(I−18)、(A1)+(I−13)+(I−20)、(A1)+(I−13)+(I−22)、
(A1)+(I−14)+(I−16)、(A1)+(I−14)+(I−17)、(A1)+(I−14)+(I−18)、(A1)+(I−14)+(I−19)、(A1)+(I−14)+(I−20)、(A1)+(I−14)+(I−22)、
(A1)+(I−16)+(I−17)、(A1)+(I−16)+(I−18)、(A1)+(I−16)+(I−19)、(A1)+(I−16)+(I−20)、(A1)+(I−16)+(I−22)、
(A1)+(I−17)+(I−18)、(A1)+(I−17)+(I−19)、(A1)+(I−17)+(I−20)、(A1)+(I−17)+(I−22)、
(A1)+(I−18)+(I−19)、(A1)+(I−18)+(I−20)、(A1)+(I−18)+(I−22)、
(A1)+(I−19)+(I−20)、(A1)+(I−19)+(I−22)、
または
(A1)+(I−20)+(I−22)
を含む植物収量増加組成物は当業界において未だ知られていない。
従って、上記で定義の組成物も、本発明の別の目的である。
さらにより具体的には、本発明による化合物(A)または化合物(A1)と組み合わせる、好ましくは化合物(A1)と組み合わせる植物成長調節剤は、
クロルメクアトクロリド(CCC)[=PGR−1]、エテホン[=PGR−2]、メピコート[=PGR−3]、トリネキサパック−エチル[=PGR−4]、2,4−D(=PGR−5),MCPA(=PGR−6)および2,4−Dコリン(=PGR−7)からなる群から選択される。
本発明のさらなる好ましい目的は、好ましくは異常環境条件の非存在下に植物、植物が成長する種子および/または植物がそれの通常の生息場所で成長する場所に対して特定の成長調節応答を誘発することで、そのような処理された植物の収量を高めるための、(A1)+(PGR−1)、(A1)+(PGR−2)、(A1)+PGR−3)、(A1)+(PGR−4)、(A1)+(PGR−5)、(A1)+(PGR−6)、(A1)+(PGR−7)、(A1)+(PGR−1)+(PGR−2)、(A1)+(PGR−1)+(PGR−3)、(A1)+(PGR−1)+(PGR−4)、(A1)+(PGR−1)+(PGR−5)、(A1)+(PGR−1)+(PGR−6)、(A1)+(PGR−1)+(PGR−7)、(A1)+(PGR−2)+(PGR−3)、(A1)+(PGR−2)+(PGR−4)、(A1)+(PGR−2)+(PGR−4)、(A1)+(PGR−2)+(PGR−5)、(A1)+(PGR−2)+(PGR−6)、(A1)+(PGR−2)+(PGR−7)、(A1)+(PGR−3)+(PGR−4)、(A1)+(PGR−3)+(PGR−5)、(A1)+(PGR−3)+(PGR−6)、(A1)+(PGR−3)+(PGR−7)、(A1)+(PGR−4)+(PGR−5)、(A1)+(PGR−4)+(PGR−6)、(A1)+(PGR−4)+(PGR−7)、(A1)+(PGR−5)+(PGR−6)、(A1)+(PGR−5)+(PGR−7)、または(A1)+(PGR−6)+(PGR−7)の併用である。
本発明のさらに別の好ましい目的は、好ましくは異常環境条件の非存在下に植物、植物が成長する種子および/または植物がそれの通常の生息場所で成長する場所に対して特定の成長調節応答を誘発することで、そのような処理された植物の収量を高めるための(A1)+(PGR−5)+(PGR−6)の併用である。
(A1)+(PGR−1)、(A1)+(PGR−2)、(A1)+PGR−3)、(A1)+(PGR−4)、(A1)+(PGR−5)、(A1)+(PGR−6)、(A1)+(PGR−7)、
(A1)+(PGR−1)+(PGR−2)、(A1)+(PGR−1)+(PGR−3)、(A1)+(PGR−1)+(PGR−4)、(A1)+(PGR−1)+(PGR−5)、(A1)+(PGR−1)+(PGR−6)、(A1)+(PGR−1)+(PGR−7)、
(A1)+(PGR−2)+(PGR−3)、(A1)+(PGR−2)+(PGR−4)、(A1)+(PGR−2)+(PGR−4)、(A1)+(PGR−2)+(PGR−5)、(A1)+(PGR−2)+(PGR−6)、(A1)+(PGR−2)+(PGR−7)、
(A1)+(PGR−3)+(PGR−4)、(A1)+(PGR−3)+(PGR−5)、(A1)+(PGR−3)+(PGR−6)、(A1)+(PGR−3)+(PGR−7)、
(A1)+(PGR−4)+(PGR−5)、(A1)+(PGR−4)+(PGR−6)、(A1)+(PGR−4)+(PGR−7)、
(A1)+(PGR−5)+(PGR−6)、(A1)+(PGR−5)+(PGR−7)、または
(A1)+(PGR−6)+(PGR−7)
を含む植物収量増加組成物は、当業界においていまだ知られていない。
従って、そのような上記で定義の組み合わせも、本発明の別の目的である。
言及すべき点として、異常環境ストレス条件の非存在下に上記で定義の化合物(A)の組み合わせ、好ましくは農薬化合物から選択される1以上の化合物との当該化合物の組み合わせの好ましい使用を特許請求することによっても、そのような異常環境ストレス条件がある期間にわたって存在する場合、または好ましくは中間期間において、すなわち異常環境ストレス条件が全く存在しない期間が、同一もしくは異なる種類の異常環境条件が生じる1以上の期間によって中断される場合にも、当該組み合わせ施用は有用であると考えられる。
より具体的には、1以上の農薬化合物と組み合わせた、好ましくは殺菌剤、殺虫剤および植物成長調節剤の群から選択される農薬化合物と組み合わせた化合物(A)、好ましくは化合物(A1)の使用は、異常環境ストレスの非存在下に収量増加に関して植物に予想外の効果を示すだけでなく、より長期間、好ましくは数週、より好ましくは数日の異常環境ストレス条件、好ましくは高温および/または干魃ストレスに曝露される植物にも予想外の効果を示す。
本発明によれば、植物へのまたはその環境における化合物(A)、好ましくは化合物(A1)の単独でまたは、他の農薬化合物と組み合わせて、特別には少なくとも1種類の下記で定義の肥料と組み合わせた殺菌剤、殺虫剤および植物成長調節剤からなる群からの好ましいものとして上記で定義されるものと組み合わせての施用が可能であることも認められている。
単独でまたは他の農薬化合物、特別には上記で詳細に説明した殺菌剤、殺虫剤および植物成長調節剤からなる群からの好ましいものと上記で定義されたものと組み合わせての化合物(A)、好ましくは化合物(A1)とともに本発明に従って使用することができる肥料は、有機および無機窒素含有化合物、例えば尿素、尿素/ホルムアルデヒド縮合生成物、アミノ酸、アンモニウム塩および硝酸アンモニウム、カリウム塩(好ましくは塩化物、硫酸塩、硝酸塩)、リン酸の塩および/または亜リン酸の塩(好ましくはカリウム塩およびアンモニウム塩)である。この文脈では、特に挙げておくべきものは、NPK肥料、すなわち窒素、リンおよびカリウムを含有する肥料、硝酸カルシウムアンモニウム、すなわちカルシウムを更に含有する肥料、または硝酸硫酸アンモニア(式(NHSONHNO)、リン酸アンモニウムおよび硫酸アンモニウムである。これらの肥料は、当業者にとっては公知である(例えばUllmann′s Encyclopedia of Industrial Chemistry、第5版、vol.A 10, pp.323から431、Verlagsgesellschaft, Weinheim, 1987も参照する。)。
肥料はまた、微量栄養素(好ましくはカルシウム、硫黄、ホウ素、マンガン、マグネシウム、鉄、ホウ素、銅、亜鉛、モリブデンおよびコバルト)の塩および植物ホルモン(例えばビタミンB1およびインドール−3−酢酸)またはこれらの混合物も含むことができる。本発明に従って用いられる肥料は、例えばリン酸一アンモニウム(MAP)、リン酸二アンモニウム(DAP)、硫酸カリウム、塩化カリウム、硫酸マグネシウムなどの別の塩も含有し得る。二次栄養素または微量元素の適当な量は、肥料全体を基準に0.5から5重量%の量である。別の可能な成分は、作物保護組成物、殺虫剤または殺菌剤、成長調節剤またはこれらの混合物である。これについて以下で、より詳細に説明する。
肥料は、例えば粉末、顆粒、小球または圧縮物(compactates)の形態で用いることができる。しかしながら、肥料はまた、水系媒体に溶解した液体で使用することもできる。この場合、希アンモニア水を窒素肥料として使用することも可能である。肥料の別の可能な構成成分については、例えばUllmann′s Encyclopedia of Industrial Chemistry、第5版、1987年、A10巻、pp.363から401、DE−A4128828、DE−A1905834およびDE−A19631764に記載されている。肥料の一般的な組成は、本発明の文脈において、例えば窒素、カリウムまたはリンから構成される単肥および/または複合肥料の形態を取ることができ、広い範囲内で変動し得る。一般的に、1から30重量%の含有量の窒素(好ましくは5から20重量%)、1から20重量%のカリウム(好ましくは3から15重量%)および1から20重量%の含有量のリン(好ましくは3から10重量%)が有利である。微量元素含有量は代表的にはppmの範囲であり、好ましくは1から1000ppmの範囲である。
本発明の文脈において、肥料ならびに単独でまたは他の農薬化合物、特別には殺菌剤、殺虫剤および植物成長調節剤からなる群からの好ましいものと上記で定義されたものと組み合わせての化合物(A)、好ましくは化合物(A1)は、同時に、すなわち同じ時点で投与することができる。しかしながら、最初に肥料を施用し、次いで単独でまたは他の農薬化合物、特別には殺菌剤、殺虫剤および植物成長調節剤からなる群からの好ましいものと上記で定義されたものと組み合わせての化合物(A)、好ましくは化合物(A1)を施用するか、または最初に式(I)の化合物を施用し、次いで肥料を施用することも可能である。しかしながら、式(I)の化合物および肥料の非同時施用の場合、本発明の文脈における施用は、機能的な関係で、特に概して24時間以内、好ましくは18時間以内、より好ましくは12時間以内、具体的には6時間以内、より具体的には4時間以内、さらにより具体的には2時間以内で行う。本発明の非常に特定の実施態様では、単独でまたは他の農薬化合物、特別には殺菌剤、殺虫剤および植物成長調節剤からなる群からの好ましいものと上記で定義されたものと組み合わせての化合物(A)、好ましくは化合物(A1)および肥料は、1時間未満、好ましくは30分未満、より好ましくは15分未満の時間枠内で施用する。
本発明による使用のための有効成分は、例えば下記の植物で用いることができるが、下記の列記は本発明を限定するものではない。
本明細書で使用される「有用な植物」という用語は、食料、動物飼料、燃料を得るための、または工業的目的のための植物として用いられる作物を指し、観賞植物、芝草類、公共および家庭の部門で観賞植物として用いられる一般的に使用される樹木、および森林樹も含む。森林樹としては、材木、セルロース、紙および樹木の一部から製造される製造品の製造のための樹木などがある。
有用植物には、例えば、以下の種類の植物などがある。禾穀類、例えば、コムギ、オオムギ、ライムギ、ライコムギ、デュラム小麦(硬質小麦)、エンバク、ホップ、イネ、コーントウモロコシ、キビ/ソルガムおよびトウモロコシ;ビート、例えば、テンサイおよび飼料用ビート;果実類、例えば、仁果類、核果類および小果樹類、例えば、リンゴ、西洋ナシ、プラム、モモ、アーモンド、サクラの木および液果類、例えば、イチゴ、ラズベリー、クロイチゴ;マメ果類、例えば、インゲンマメ、レンズマメ、エンドウマメおよびダイズ;油料作物、例えば、ナタネ、カラシナ、ケシ、オリーブ、ヒマワリ、ココナッツ、トウゴマ、カカオマメおよびラッカセイ;ウリ科植物、例えば、カボチャ(pumpkin)/カボチャ(squash)、キュウリおよびメロン;繊維植物、例えば、ワタ、アマ、アサおよびジュート;柑橘類果実、例えば、オレンジ、レモン、グレープフルーツおよびタンジェリン;野菜類、例えば、ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ類、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモおよびピーマン;クスノキ科、例えば、アボガド、クスノキ属(Cinnamonum)、ショウノウ;または、さらに、タバコ、堅果類、コーヒー、ナス、サトウキビ、チャ、コショウ、ブドウの木、ブドウの蔓、ホップ、バナナ、ラテックス植物、観賞植物、例えば、花卉、低木、落葉樹および針葉樹、ならびに芝および芝地用の植物。ここで挙げたものは、限定を構成するものではない。
以下の植物は、本発明の使用または方法に特に好適な標的作物であると考えられる。カラスムギ、ライムギ、ライコムギ、デュラム小麦、ワタ、ナス、芝生、仁果類、核果類、小果樹類、トウモロコシ、コムギ、オオムギ、キュウリ、タバコ、ブドウの木、イネ、禾穀類、西洋ナシ、コショウ、マメ、ダイズ、ナタネ、トマト、ピーマン、メロン、キャベツ、ジャガイモおよびリンゴ。
本発明の方法に従って改善され得る樹木の例には、モミ属各種(Abies sp.)、ユーカリ属各種(Eucalyptus sp.)、トウヒ属各種(Picea sp.)、マツ属各種(Pinus sp.)、トチノキ属各種(Aesculus sp.)、スズカケノキ属各種(Platanus sp.)、シナノキ属各種(Tilia sp.)、カエデ属各種(Acer sp.)、ツガ属各種(Tsuga sp.)、トネリコ属各種(Fraxinus sp.)、ナナカマド属各種(Sorbus sp.)、シラカンバ属各種(Betula sp.)、サンザシ属各種(Crataegus sp.)、ニレ属各種(Ulmus sp.)、コナラ属各種(Quercus sp.)、ブナ属各種(Fagus sp.)、ヤナギ属各種(Salix sp.)、ハコヤナギ属各種(Populus sp.)などがある。
本発明の方法に従って改善され得る好ましい樹木には、トチノキ属(Aesculus)の以下の樹木種:セイヨウトチノキ(A.hippocastanum)、アエスクルス・パリフロラ(A.pariflora)、ベニバナトチノキ(A.carnea);スズカケノキ属(Platanus)の以下の樹木種:プラタヌス・アセリフロラ(P.aceriflora)、アメリカスズカケノキ(P.occidentalis)、プラタヌス・ラセモサ(P.racemosa);トウヒ属(Picea)の以下の樹木種:ドイツトウヒ(P.abies);マツ属(Pinus)の以下の樹木種:ピヌス・ラジアテ(P.radiate)、ポンデローサマツ(P.ponderosa)、ロッジポールマツ(P.contorta)、ピヌス・シルベストレ(P.sylvestre)、スラッシュマツ(P.elliottii)、ピヌス・モンテコラ(P.montecola)、ピヌス・アルビカウリス(P.albicaulis)、レジノサアカマツ(P.resinosa)、ダイオウマツ(P.palustris)、テーダマツ(P.taeda)、フレキシマツ(P.flexilis)、ピヌス・ジェフレギ(P.jeffregi)、ピヌス・バクシアナ(P.baksiana)、ピヌス・ストロベス(P.strobes);ユーカリ属(Eucalyptus)の以下の樹木種:エウカリプツス・グランジス(E.grandis)、エウカリプツス・グロブルス(E.globulus)、エウカリプツス・カマデンチス(E.camadentis)、エウカリプツス・ニテンス(E.nitens)、エウカリプツス・オブリクア(E.obliqua)、エウカリプツス・レグナンス(E.regnans)、エウカリプツス・ピルラルス(E.pilularus)などがある。
本発明の方法に従って改善され得る特に好ましい樹木には、マツ属(Pinus)の以下の樹木種:ピヌス・ラジアテ(P.radiate)、ポンデローサマツ(P.ponderosa)、ロッジポールマツ(P.contorta)、ピヌス・シルベストレ(P.sylvestre)、ピヌス・ストロベス(P.strobes);ユーカリ属(Eucalyptus)の以下の樹木種:エウカリプツス・グランディス(E.grandis)、エウカリプツス・グロブルス(E.globulus)およびエウカリプツス・カマデンチス(E.camadentis)などがある。
本発明の方法に従って改善され得る特に好ましい樹木には、セイヨウトチノキ、スズカケノキ科(Platanaceae)、シナノキ(linden tree)およびカエデ(maple tree)などがある。
本発明は、さらにまた、寒地型芝草および暖地型芝草などの芝草にも適用可能である。寒地型芝生の例は、ブルーグラス(Poa spp.)、例えばナガハグサ(Poa pratensis L.)、オオスズメノカタビラ(Poa trivialis L.)、コイチゴツナギ(Poa compressa L.)、スズメノカタビラ(Poa annua L.)、アップランドブルーグラス(Poa glaucantha Gaudin)、ウッドブルーグラス(Poa nemoralis L.)およびバルバスブルーグラス(Poa bulbosa L.)等;ベントグラス(Agrostis spp.)、例えばクリーピングベントグラス(Agrostis palustris Huds.)、コロニアルベントグラス(Agrostis tenuis Sibth.)、ベルベットベントグラス(Agrostis canina L.)、サウスジャーマンミックスドベントグラス(コロニアルベントグラス、ベルベットベントグラスおよびクリーピングベントグラスを含むヌカボ属種)およびコブカグサ(Agrostis alba L.)等;
ウシノケゲサ(Festuca spp.)、例えばレッドフェスク(Festuca rubra L.spp.rubra)、クリーピングフェスク(Festuca rubra L.)、チューイングフェスク(Festuca rubra commutata Gaud.)、シープフェスク(Festuca ovina L.)、ハードフェスク(Festuca longifolia Thuill.)、ヘアフェスク(Festuca capillata Lam.)、トールフェスク(Festuca arundinacea Schreb.)およびメドウフェスク(Festuca elanor L.)等;
ライグラス(Lolium spp.)、例えば一年生ライグラス(Lolium multiflorum Lam.)、ペレニアルライグラス(Lolium perenne L.)およびイタリアンライグラス(Lolium multiflorum Lam.)等;および
ウィートグラス(Agropyron spp.)、例えばフェアウェイウィートグラス(Agropyron cristatum(L.)Gaertn.)、クレステッドウィートグラス(Agropyron desertorum(Fisch.)Schult.)およびウェスタンウィートグラス(Agropyron smithii Rydb.)等である。
さらなる寒地型芝生の例は、ビーチグラス(Ammophila breviligulata Fern.)、スムーズブロムグラス(Bromus inermis Leyss.)、ガマ、例えばオオアワガエリ(Phleum pratense L.)、サンドカットテイル(Phleum subulatum L.)、オーチャードグラス(Dactylis glomerata L.)、ウィーピングアルカリグラス(Puccinellia distans(L.)Parl.)およびクレステッドドッグステール(Cynosurus cristatus L.)である。
暖地型芝生の例は、バミューダグラス(Cynodon spp.L.C.Rich)、ゾイシアグラス(Zoysia spp.Willd.)、セントオーガスティングラス(Stenotaphrum secundatum Walt Kuntze)、センチピードグラス(Eremochloa ophiuroides Munro Hack.)、カーペットグラス(Axonopus affinis Chase)、バヒアグラス(Paspalum notatum Flugge))、キクユグラス(Pennisetum clandestinum Hochst.ex Chiov.))、バッファローグラス (Buchloe dactyloids(Nutt.)Engelm.)、ブルーグラマ(Bouteloua gracilis(H.B.K.)Lag.ex Griffiths)、シーショアスズメノヒエ(Paspalum vaginatum Swartz)およびアゼガヤモドキ(sideoats grama)(Bouteloua curtipendula(Michx.Torr.)である。寒地型芝生は、一般的に本発明による使用に好ましい。特別に好ましいのは、ブルーグラス、ベントグラスおよびコヌカグサ、ウシノケゲサおよびライグラスである。ベントグラスが特に好ましい。
本発明に従って、特に好ましいのは、各場合で市販されているか使用される植物品種の植物を処理することである。植物品種は、新しい特性(「形質」)を有し、従来の品種改良により、突然変異誘発によりまたは組み換えDNA技術を用いて得られた植物を意味すると理解される。従って、作物は、従来の品種改良および最適化方法により、またはバイオテクノロジーおよび遺伝子工学法により、またはこれらの方法の組み合わせにより得られる植物であることができ、これにはトランスジェニック植物が含まれ、そして植物育種家の権利により保護することができる植物品種および保護することができない植物品種が含まれる。
従って、本発明の処理方法はまた、遺伝子組み換え生物(GMO)、例えば植物または種子の処理に使用することもできる。遺伝子組み換え植物(またはトランスジェニック植物)は、異種遺伝子がゲノム中に安定に組み込まれている植物である。「異種遺伝子」という表現は、植物の外側で供給されるかまたは組立てられ、核に導入された場合に、興味のあるタンパク質またはポリペプチドを発現することにより、または植物に存在する他の遺伝子を下方調節またはサイレンシングすること(例えばアンチセンス技術、コサプレッション技術またはRNAi技術[RNA干渉]を用いること)により、葉緑体またはミトコンドリアのゲノムが新しいかまたは改善された農学的特性または他の特性を形質転換植物に付与する遺伝子を本質的に意味する。ゲノム中に位置する異種遺伝子は導入遺伝子とも呼ばれる。植物ゲノム中のそれの特定の位置により定義された導入遺伝子は、形質転換またはトランスジェニックイベントと呼ばれる。
さらに本発明の処理方法は、遺伝子組み換え生物(GMO)、例えば、異種遺伝子が例えばウィルスベクターを用いて一時的に導入された植物または種子の処理に使用することもできる。
本発明に従って好ましく処理される植物および植物品種には、特に有利で有用な形質をこれらの植物に付与する遺伝子材料(品種改良および/またはバイオテクノロジー手段により得られるかどうかを問わず)を有する全ての植物が含まれる。
やはり本発明に従って処理可能な植物および植物品種は、収量増強特性を特徴とする植物である。その植物における収量増強は、例えば、改善された植物生理、成長および発育、例えば水利用効率、水保持効率、改善された窒素利用、増強された炭素同化作用、改善された光合成、増加した発芽効率および成熟加速の結果であり得る。収量は、早期の開花、ハイブリッド種子産生のための開花制御、苗の活力、植物の大きさ、節間数および節間距離、根の成長、種子の大きさ、果実の大きさ、鞘の大きさ、鞘または穂の数、鞘または穂あたりの種子の数、種子質量、増強された種子登熟、減少した種子分散、減少した鞘裂開ならびに倒伏抵抗性などの改善された植物構成(ストレス条件下および非ストレス条件下)により影響され得る。さらなる収量の特質としては、種子組成、例えば炭水化物含有量、タンパク質含有量、油分含有量および組成、栄養価、抗栄養性化合物の減少、改善された加工性ならびにより良好な貯蔵安定性などがある。
同様に本発明により処理され得る植物は、既にヘテロシスまたは雑種強勢の特徴を発現するハイブリッド植物であり、それによって、収量増加、活力上昇、健康良好化および生物ストレスおよび非生物ストレス因子に対する抵抗性上昇が生じる。そのような植物は代表的には、同系交配雄性不稔親株(雌親)と別の同系交配雄性稔性親株(雄親)を交雑させることにより作られる。ハイブリッド種子は代表的には、雄性不稔植物から収穫され、栽培者に販売される。雄性不稔植物は、(例えばトウモロコシでは)、雄穂除去、すなわち雄性生殖器(または雄花)の物理的除去により作ることができる場合があるが、より代表的には、雄性不稔性が、植物ゲノムにおける遺伝的決定基の結果となる。この場合、そして特には種子がハイブリッド植物から収穫するのが望まれる産物である場合に、雄性不稔性の原因となる遺伝的決定因子を含むハイブリッド植物での雄性稔性が十分に回復されるようにすることが有用であるのが普通である。これは、雄性不稔性を担う遺伝的決定基を含むハイブリッド植物で雄性稔性を回復することができる適切な稔性回復遺伝子を雄親が有するようにすることで達成される。雄性不稔性の遺伝的決定基は細胞質に局在化していることができる。細胞質雄性不稔性(CMS)の例としては、例えばアブラナ種に記載されていた(WO1992/005251、WO1995/009910、WO1998/27806、WO2005/002324、WO2006/021972およびUS6,229,072)。しかしながら、雄性不稔性の遺伝的決定基は、細胞核ゲノムに局在化していることもできる。雄性不稔性植物は、遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によっても得ることができる。雄性不稔性植物を得る上で特に有用な手段は、WO89/10396に記載されており、そこでは、例えば、バルナーゼなどのリボヌクレアーゼが、雄しべにあるタペータム細胞で選択的に発現される。次に稔性は、バルスターなどのリボヌクレアーゼ阻害剤のタペータム細胞での発現によって回復することができる(例えば、WO1991/002069)。
やはり本発明によって処理することができる植物または植物品種(遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によって得られる)は、除草剤耐性植物、すなわち、1以上の所定の除草剤に対して耐性とされた植物である。そのような植物は、形質転換により、またはそのような除草剤耐性を付与する突然変異を含む植物の選択によって得ることができる。
除草剤耐性植物は、例えばグリホセート耐性植物、すなわち除草剤であるグリホセートまたはその塩に対して耐性とされた植物である。例えば、グリホセート耐性植物は、酵素5−エノールピルビルシキマート−3−ホスファート合成酵素(EPSPS)をコードする遺伝子で植物を形質転換することで得ることができる。そのようなEPSPS遺伝子の例は、細菌サルモネラ・チフィムリウム(Salmonella typhimurium)(Comai et al., Science(1983), 221, 370−371)のAroA遺伝子(突然変異CT7)、細菌アグロバクテリウム属種(Agrobacterium sp)(Barry et al., Curr. Topics Plant Physiol.(1992), 7, 139−145)のCP4遺伝子、ペチュニアEPSPS(Shah et al., Science(1986), 233, 478−481)、トマトEPSPS(Gasser et al., J. Biol. Chem.(1988), 263, 4280−4289)もしくはオヒシバ(Eleusine)EPSPS(WO2001/66704)をコードする遺伝子である。それは、例えばEP−A0837944、WO2000/066746、WO2000/066747またはWO2002/026995に記載のような変異EPSPSであることもできる。グリホセート耐性植物は、US5776760およびUS5463175に記載のように、グリホセートオキシド−レダクターゼ酵素をコードする遺伝子を発現させることによって得ることもできる。グリホセート耐性植物は、例えばWO2002/036782、WO2003/092360、WO2005/012515およびWO2007/024782に記載のように、グリホセートアセチルトランスフェラーゼ酵素をコードする遺伝子を発現させることによって得ることもできる。グリホセート耐性植物は、例えばWO2001/024615またはWO2003/013226に記載のように、上述の遺伝子の天然突然変異を含む植物を選択することによっても得ることができる。グリホセート耐性を与えるEPSPS遺伝子を発現する植物は、例えば米国特許出願第11/517,991号、同10/739,610号、同12/139,408号、同12/352,532号、同11/312,866号、同11/315,678号、同12/421,292号、同11/400,598号、同11/651,752号、同11/681,285号、同11/605,824号、同12/468,205号、同11/760,570号、同11/762,526号、同11/769,327号、同11/769,255号、同11/943801号または同12/362,774号に記載されている。デカルボキシラーゼなどのグリホセート耐性を与える他の遺伝子を含む植物は、例えば米国特許出願第11/588,811号、同11/185,342号、同12/364,724号、同11/185,560号または同12/423,926号に記載されている。
他の除草剤耐性植物は、例えば酵素であるグルタミン合成酵素を阻害する除草剤、例えばビアラホス、ホスフィノトリシンまたはグルホシネートに対して耐性とされた植物である。そのような植物は、除草剤を解毒する酵素または例えば米国特許出願第11/760,602号に記載のような阻害に対して耐性である酵素グルタミン合成酵素の突然変異体を発現させることによって得ることができる。そのような有効な解毒性酵素は、例えばホスフィノトリシンアセチルトランスフェラーゼ(ストレプトミセス(Streptomyces)種からのbarまたはpatタンパク質など)をコードする酵素である。外来ホスフィノトリシンアセチルトランスフェラーゼを発現する植物が、例えばUS5,561,236;US5,648,477;US5,646,024;US5,273,894;US5,637,489;US5,276,268;US5,739,082;US5,908,810およびUS7,112,665に記載されている。
さらに別の除草剤耐性植物は、酵素ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ(HPPD)を阻害する除草剤に対して耐性にされている植物でもある。ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼは、パラヒドロキシフェニルピルビン酸(HPP)がホモゲンチジン酸に変換される反応を触媒する酵素である。WO2011/076877、WO2011/076882、WO2011/076892、WO2011/076885、WO2011/076889に記載のものなどの非植物生物からのHPPD酵素、またはAvena sativaもしくはZea maysなどの単子葉植物からのHPPD酵素またはAvena sativaもしくはZea maysの酵素と少なくとも98%の配列同一性を有するHPPD酵素、またはWO/2011/076885、WO2011/076892、WO/2011/076877、WO/2011/076882、WO/2011/076889に記載のHPPD酵素などの天然の耐性HPPD酵素をコードする遺伝子、またはWO1996/038567、WO1999/024585およびWO1999/024586、WO2009/144079、WO2002/046387、WO/2011/068567、WO/2010/085705またはUS6,768,044による突然変異もしくはキメラHPPD酵素をコードする遺伝子を用いて、HPPD阻害剤に対して耐性の植物を形質転換することができる。HPPD阻害剤に対する耐性はまた、HPPD阻害剤による天然HPPD酵素の阻害にもかかわらずホモゲンチジン酸の形成を可能にする、ある種の酵素をコードする遺伝子を用いて植物を形質転換することによっても得ることができる。そのような植物および遺伝子は、WO99/034008およびWO2002/36787に記載されている。WO2004/024928に記載のように、HPPD耐性酵素をコードする遺伝子に加えて、プレフェン酸デヒドロゲナーゼ酵素をコードする遺伝子を用いて植物を形質転換することによって、HPPD阻害剤に対する植物の耐性を改善させることもできる。
さらに別の除草剤抵抗性植物は、アセト乳酸合成酵素(ALS)阻害剤に対して耐性とされた植物である。公知のALS阻害剤には、例えばスルホニル尿素、イミダゾリノン、トリアゾロピリミジン類、プリミジニルオキシ(チオ)安息香酸化合物および/またはスルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン系除草剤などがある。例えばTranel and Wright, Weed Science(2002), 50: 700−712に、そしてUS5,605,011、US5,378,824、US5,141,870およびUS5,013,659に記載のように、ALS酵素(アセトヒドロキシ酸合成酵素、AHASとも称される)における各種突然変異が、各種の除草剤または除草剤群に対する耐性を付与することが知られている。スルホニル尿素耐性植物およびイミダゾリノン耐性植物の製造が、US5,605,011;US5,013,659;US5,141,870;US5,767,361;US5,731,180;US5,304,732;US4,761,373;US5,331,107;US5,928,937;およびUS5,378,824;ならびに国際特許公開WO1996/033270に記載されている。別のイミダゾリノン耐性植物も、例えばWO2004/040012、WO2004/106529、WO2005/020673、WO2005/093093、WO2006/007373、WO2006/015376、WO2006/024351、およびWO2006/060634に記載されている。さらに別のスルホニル尿素およびイミダゾリノン耐性植物も、例えばWO2007/024782および米国特許出願第61/288958号に記載されている。
イミダゾリノンおよび/またはスルホニル尿素に対して耐性である他の植物は、突然変異誘発、除草剤存在下での細胞培地での選別または例えば大豆(US5084082)、イネ(WO1997/41218)、甜菜(US5773702およびWO1999/057965)、レタス(US5198599)またはヒマワリ(WO2001/065922)に関して記載の突然変異育種によって得ることができる。
やはり本発明に従って処理することができる植物または植物品種(遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によって得られる)は、昆虫耐性トランスジェニック植物、すなわち、ある種の標的昆虫による攻撃に対して耐性とした植物である。そのような植物は、形質転換によってまたはそのような昆虫耐性を付与する突然変異を含む植物の選択によって得ることができる。
本発明の文脈において、「昆虫耐性トランスジェニック植物」という用語は、次のものをコードするコード配列を含む少なくとも一つのトランス遺伝子を含む植物を含む。
1)バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)由来の殺虫性結晶タンパク質またはその殺虫性部分、例えばCrickmore et al., Microbiology and Molecular Biology Reviews(1998), 62: 807−813によってまとめられ、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)毒命名法でCrickmoreら(2005)によって改訂された(オンライン:http://www.lifesci.sussex.ac.uk/Home/Neil_Crickmore/Bt/)殺虫性結晶タンパク質またはそれの殺虫性部分、例えばCryタンパク質分類Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry2Ab、Cry3AeまたはCry3Bbのタンパク質またはそれらの殺虫性部分(例えば、EP1999141およびWO2007/107302)または例えば米国特許出願第12/249,016号に記載のような合成遺伝子によってコードされたタンパク質;または
2)バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)由来の結晶タンパク質またはバチルス・チューリンゲンシスとは異なる第二の結晶タンパク質またはそれの部分の存在下で殺虫性であるそれの部分、例えばCy34およびCy35結晶タンパク質から構成される二元毒素(Moellenbeck et al., Nat. Biotechnol.(2001), 19: 668−72; Schnepf et al., Applied Environm. Microb.(2006), 71, 1765−1774);または
3)バチルス・チューリンゲンシス由来の二つの異なる殺虫性結晶タンパク質の部分を含むハイブリッド殺虫性タンパク質、例えば、上記1)のタンパク質のハイブリッドまたは上記2)のタンパク質のハイブリッド、例えば、コーン・イベント(corn event)MON98034により産生されるCry1A.105タンパク質(WO2007/027777);または
4)標的昆虫種に対するより高い殺虫活性を得るために、および/または、影響を受ける標的昆虫種の範囲を拡大するために、および/またはクローニングもしくは形質転換時にコードDNAに導入される変化のために、いくつか、特に1から10のアミノ酸が別のアミノ酸により置換されている上記1)から3)のいずれか一つのタンパク質、例えばコーン・イベントMON863またはMON88017におけるCry3Bb1タンパク質またはコーン・イベントMIR604におけるCry3Aタンパク質;または
5)バチルス・チューリンゲンシスまたはバチルス・セレウス(Bacillus cereus)由来の殺虫性分泌タンパク質またはそれの殺虫性部分、例えば次のリンク:http://www.lifesci.sussex.ac.uk/Home/Neil_Crickmore/Bt/vip.htmlで列挙される植物殺虫性タンパク質(VIP)、例えば、VIP3Aaタンパク質分類からのタンパク質;または
6)バチルス・チューリンゲンシスまたはB.セレウス由来の第二の分泌タンパク質存在下で殺虫性であるバチルス・チューリンゲンシスまたはバチルス・セレウス由来の分泌タンパク質、例えば、VIP1AおよびVIP2Aタンパク質から構成される二元毒素(WO1994/21795);または
7)バチルス・チューリンゲンシスまたはバチルス・セレウス由来の異なる分泌タンパク質からの部分を含むハイブリッド殺虫性タンパク質、例えば上記1)におけるタンパク質のハイブリッドまたは上記2)におけるタンパク質のハイブリッド;または
8)標的昆虫種に対するより高い殺虫活性を得るために、および/または、影響を受ける標的昆虫種の範囲を拡大するために、および/またはクローニングもしくは形質転換時にコードDNAで誘発される変化のために、いくつか、特に1から10のアミノ酸が別のアミノ酸により置換されている上記1)から3)のいずれかのタンパク質(なおも殺虫性タンパク質をコードしている)、例えば、コットン・イベントCOT102におけるVIP3Aaタンパク質。
当然のことながら、本明細書で使用される場合の昆虫耐性トランスジェニック植物には、上記の分類1から8のいずれか一つのタンパク質をコードする遺伝子の組み合わせを含む植物が含まれる。1実施態様において、昆虫耐性植物は、影響を受ける標的昆虫種の範囲を拡大するため、または同じ標的昆虫種に対して殺虫性があるが異なる作用機序(例えば、昆虫での異なる受容体結合部位に結合する等)を有する異なるタンパク質を使用することによって植物に対する昆虫の抵抗性発達を遅延させるために、上記の分類1から8のいずれか一つのタンパク質をコードする複数のトランス遺伝子を含む。
本明細書で使用される「昆虫抵抗性トランスジェニック植物」はさらに、例えばWO2007/080126、WO2006/129204、WO2007/074405、WO2007/080127およびWO2007/035650に記載のような、発現時に、植物害虫が摂取すると、その害虫の成長を阻害する二本鎖RNAを産生する配列を含む少なくとも一つの導入遺伝子を含む植物を含む。
線虫抵抗性植物の例は、例えば米国特許出願第11/765,491号、同11/765,494号、同10/926,819号、同10/782,020号、同12/032,479号、同10/783,417号、同10/782,096号、同11/657,964号、同12/192,904号、同11/396,808号、同12/166,253号、同12/166,239号、同12/166,124号、同12/166,209号、同11/762,886号、同12/364,335号、同11/763,947号、同12/252,453号、同12/209,354号、同12/491,396号または同12/497,221号に記載されている。
やはり本発明により処理することができる植物または植物品種(遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によって得たもの)は、非生物ストレス因子に対して耐性である。そのような植物は、形質転換によりまたはそのようなストレス耐性を付与する突然変異を含む植物の選択によって得ることができる。特に有用なストレス耐性植物には以下のものなどがある。
a)WO2000/04173またはEP04077984.5またはEP06009836.5に記載のような、植物細胞または植物においてポリ(ADP−リボース)ポリメラーゼ(PARP)遺伝子の発現および/または活性を低下させることができるトランス遺伝子を含む植物、
b)例えばWO2004/090140に記載のような、植物または植物細胞のPARGコード遺伝子の発現および/または活性を低下させることができるストレス耐性促進トランス遺伝子を含む植物、
c)例えばEP04077624.7またはWO2006/133827またはPCT/EP07/002433に記載のような、ニコチンアミダーゼ、ニコチネートホスホリボシルトランスフェラーゼ、ニコチン酸モノヌクレオチドアデニルトランスフェラーゼ、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド合成酵素またはニコチンアミドホスホリボシルトランスフェラーゼなどのニコチンアミドアデニンジヌクレオチドサルベージ生合成経路の植物機能性酵素をコードするストレス耐性促進トランス遺伝子を含む植物。
やはり本発明により処理することができる植物または植物品種(遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によって得たもの)は、収穫産物の量、品質および/または貯蔵安定性の変化および/または収穫産物の具体的な成分の特性変化も示し、それには下記のものなどがある。
1)物理化学的特性、特にアミロース含有量またはアミロース/アミロペクチン比、分枝度、平均鎖長、側鎖の分布、粘性挙動、ゲル抵抗、デンプンの粒度および/または粒子形態に関して、野生型植物細胞または植物での合成デンプンと比較して変化していることで、改質デンプンがある種の用途により適したものとなる改質デンプンを合成するトランスジェニック植物(改質デンプンを合成するこれらのトランスジェニック植物は、例えばEP0571427、WO1995/004826、EP0719338、WO1996/15248、WO1996/19581、WO1996/27674、WO1997/11188、WO1997/26362、WO1997/32985、WO1997/42328、WO1997/44472、WO1997/45545、WO1998/27212、WO1998/40503、WO99/58688、WO1999/58690、WO1999/58654、WO2000/008184、WO2000/008185、WO2000/28052、WO2000/77229、WO2001/12782、WO2001/12826、WO2002/101059、WO2003/071860、WO2004/056999、WO2005/030942、WO2005/030941、WO2005/095632、WO2005/095617、WO2005/095619、WO2005/095618、WO2005/123927、WO2006/018319、WO2006/103107、WO2006/108702、WO2007/009823、WO2000/22140、WO2006/063862、WO2006/072603、WO2002/034923、EP06090134.5、EP06090228.5、EP06090227.7、EP07090007.1、EP07090009.7、WO2001/14569、WO2002/79410、WO2003/33540、WO2004/078983、WO2001/19975、WO1995/26407、WO1996/34968、WO1998/20145、WO1999/12950、WO1999/66050、WO1999/53072、US6,734,341、WO2000/11192、WO1998/22604、WO1998/32326、WO2001/98509、WO2001/98509、WO2005/002359、US5,824,790、US6,013,861、WO1994/004693、WO1994/009144、WO1994/11520、WO1995/35026およびWO1997/20936に開示されている。)、
2)非デンプン炭水化物ポリマーを合成する、または遺伝子組み換えなしに野生型植物と比較して特性が変わっている非デンプン炭水化物ポリマーを合成するトランスジェニック植物。例としては、EP0663956、WO1996/001904、WO1996/021023、WO1998/039460およびWO1999/024593に記載のような特にイヌリン型およびレバン型のポリフルクトースを産生する植物、WO1995/031553、US2002/031826、US6,284,479、US5,712,107、WO1997/047806、WO1997/047807、WO1997/047808およびWO2000/14249に記載のようなα−1,4−グルカン類を産生する植物、WO2000/73422に開示のようなα−1,6分枝α−1,4−グルカン類を産生する植物、および例えばWO2000/47727、EP06077301.7、US5,908,975およびEP0728213に記載のようなアルテルナンを産生する植物、
3)例えばWO2006/032538、WO2007/039314、WO2007/039315、WO2007/039316、JP2006/304779およびWO2005/012529に記載のようなヒアルロナンを産生するトランスジェニック植物、
4)米国特許出願第12/020,360号および同61/054,026号に記載のような「高可溶性固体含有量」、「低い辛味」(LP)および/または「長期貯蔵」(LS)などの特徴を有するタマネギのようなトランスジェニック植物または交配植物。
やはり本発明により処理することができる植物または植物品種(遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によって得たもの)は、繊維特性が変化したワタ植物などの植物である。そのような植物は、形質転換によりまたはそのような繊維特性を変化させる突然変異を含む植物の選択により得ることができ、それには下記のものなどがある。
a)WO1998/000549に記載のような改変型のセルロース合成酵素遺伝子を含むワタ植物などの植物、
b)WO2004/053219に記載のような改変型のrsw2またはrsw3相同性核酸を含むワタ植物などの植物、
c)WO2001/17333に記載のようなショ糖リン酸合成酵素の発現が高くなったワタ植物などの植物、
d)WO02/45485に記載のようなワタ植物などのショ糖合成酵素の発現が高くなった植物、
e)WO2005/017157に記載のような繊維細胞の根底での原形質連絡制御のタイミングが、例えば繊維選択的β−1,3−グルカナーゼの低下によって変化しているワタ植物などの植物、
f)WO2006/136351に記載のような例えばnodCなどのN−アセチルグルコサミントランスフェラーゼ遺伝子およびキチン合成遺伝子の発現により、反応性が変わった繊維を有するワタ植物などの植物。
やはり本発明により処理することができる植物または植物品種(遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によって得たもの)は、油分特性が変わったセイヨウアブラナまたは関連するアブラナ(Brassica)植物などの植物である。そのような植物は、形質転換によりまたはそのような油分の特徴が変える突然変異を含む植物の選択によって得ることができ、それには下記のものなどがある。
a)例えばUS5,969,169、US5,840,946またはUS6,323,392またはUS6,063,947に記載のような高いオレイン酸含有量を有する油を産生するセイヨウアブラナ植物などの植物;
b)US6,270,828、US6,169,190またはUS5,965,755に記載のような低いリノレン酸含有量を有する油を産生するセイヨウアブラナ植物などの植物;
c)例えば米国特許第5,434,283号または米国特許出願第12/668303号に記載のような低レベルの飽和脂肪酸を有する油を産生するセイヨウアブラナ植物などの植物。
やはり本発明に従って処理することができる植物または植物品種(遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によって得ることができるもの)は、脱粒特性が変化したアブラナまたは関連するアブラナ属植物などの植物である。そのような植物は、形質転換によって、またはそのような変化した脱粒特性を与える突然変異を含む植物の選択によって得ることができ、それには米国特許出願第61/135,230号、WO09/068313およびWO10/006732に記載のような脱粒が遅延もしくは低減したアブラナ植物などの植物等がある。
本発明により処理することができる特に有用なトランスジェニック植物は、1以上の毒素をコードする1以上の遺伝子を有する植物であり、そして次の商品名:YIELD GARD(登録商標)(例えば、トウモロコシ、ワタ、ダイズ)、KnockOut(登録商標)(例えば、トウモロコシ)、BiteGard(登録商標)(例えば、トウモロコシ)、Bt−Xtra(登録商標)(例えば、トウモロコシ)、Bollgard(登録商標)(ワタ)、Nucotn(登録商標)(ワタ)、Nucotn 33B(登録商標)(ワタ)、NatureGard(登録商標)(例えば、トウモロコシ)、Protecta(登録商標)、Agrisure(登録商標)(トウモロコシ)、Herculex(登録商標)(トウモロコシ)、MaizeGard(登録商標)(トウモロコシ)、MaxGard(商標名)(トウモロコシ)、TwinLink(登録商標)(ワタ)、VIPCot(登録商標)(ワタ)、Widestrike(商標名)(ワタ)およびNewLeaf(登録商標)(ジャガイモ)で販売されているトランスジェニック植物である。挙げることができる除草剤耐性植物の例には、次の商品名Roundup Ready(登録商標)(グリホセートに対する耐性、例えば、トウモロコシ、ワタ、ダイズ)、Glytol(登録商標)(グリホセートに対する耐性、ワタ)、Liberty Link(登録商標)(ホスフィノトリシンに対する耐性、例えば、セイヨウアブラナ、ワタ、ダイズ)、IMI(登録商標)(イミダゾリノンに対する耐性)、Optimum(商標名)Gat(商標名)(スルホニル尿素およびグリホセートに対する耐性)およびSCS(登録商標)(スルホニル尿素に対する耐性、例えばトウモロコシ)およびEnlist(商標名)(2,4−Dおよびグリホセートに対する耐性)で販売されているトウモロコシ品種、ワタ品種およびダイズ品種がある。挙げることができる除草剤耐性植物(除草剤耐性となるよう従来の方法で育種された植物)には、Clearfield(登録商標)の名称(例えばトウモロコシ)で販売されている品種などがある。改善された特徴を有するさらに別のトランスジェニック植物品種は、InVigor(登録商標)(キャノーラ)、Amflora(登録商標)(ジャガイモ)、Mavera(登録商標)(トウモロコシ)などの商品名で販売されている。異なる事象を組み合わせた品種が、SmartStax(登録商標)などの商品名で販売され得る。
本発明に従って処理可能な特に有用なトランスジェニック植物は、形質転換事象または形質転換事象の組み合わせを含む植物であり、それは、例えば、各種の国家もしくは地域の規制当局向けのデータベースに挙げられており、事象1143−14A(ワタ、昆虫防除、未寄託、WO2006/128569に記載);事象1143−51B(ワタ、昆虫防除、未寄託、WO2006/128570に記載);事象1445(ワタ、除草剤耐性、未寄託、US2002120964またはWO2002/034946に記載);事象17053(イネ、除草剤耐性、PTA−9843として寄託、WO2010/117737に記載);事象17314(イネ、除草剤耐性、PTA−9844として寄託、WO2010/117735に記載);事象281−24−236(ワタ、昆虫防除−除草剤耐性、PTA−6233として寄託、WO2005/103266またはUS2005216969に記載);事象3006−210−23(ワタ、昆虫防除−除草剤耐性、PTA−6233として寄託、US2007143876またはWO2005/103266に記載);事象3272(トウモロコシ、品質形質、PTA−9972として寄託、WO2006098952またはUS2006230473に記載);事象40416(トウモロコシ、昆虫防除−除草剤耐性、ATCCPTA−11508として寄託、WO2011/075593に記載);事象43A47(トウモロコシ、昆虫防除−除草剤耐性、ATCCPTA−11509として寄託、WO2011/075595に記載);事象5307(トウモロコシ、昆虫防除、ATCCPTA−9561として寄託、WO2010/077816に記載);事象ASR−368(ベントグラス、除草剤耐性、ATCCPTA−4816として寄託、US2006162007またはWO2004053062に記載);事象B16(トウモロコシ、除草剤耐性、未寄託、US2003126634に記載);事象BPS−CV127−9(大豆、除草剤耐性、NCIMB番号41603として寄託、WO2010/080829に記載);事象CE43−67B(ワタ、昆虫防除、DSMACC2724として寄託、US2009217423またはWO2006/128573に記載);事象CE44−69D(ワタ、昆虫防除、未寄託、US20100024077に記載);事象CE44−69D(ワタ、昆虫防除、未寄託、WO2006/128571に記載);事象CE46−02A(ワタ、昆虫防除、未寄託、WO2006/128572に記載);事象COT102(ワタ、昆虫防除、未寄託、US2006130175またはWO2004039986に記載);事象COT202(ワタ、昆虫防除、未寄託、US2007067868またはWO2005054479に記載);事象COT203(ワタ、昆虫防除、未寄託、WO2005/054480に記載);事象DAS40278(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCCPTA−10244として寄託、WO2011/022469に記載);事象DAS−59122−7(トウモロコシ、昆虫防除−除草剤耐性、ATCCPTA11384として寄託、US2006070139に記載);事象DAS−59132(トウモロコシ、昆虫防除−除草剤耐性、未寄託、WO2009/100188に記載);事象DAS68416(大豆、除草剤耐性、ATCCPTA−10442として寄託、WO2011/066384またはWO2011/066360に記載);事象DP−098140−6(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCCPTA−8296として寄託、US2009137395またはWO2008/112019に記載);事象DP−305423−1(大豆、品質形質、未寄託、US2008312082またはWO2008/054747に記載);事象DP−32138−1(トウモロコシ、ハイブリッド形成システム、ATCCPTA−9158として寄託、US20090210970またはWO2009/103049に記載);事象DP−356043−5(大豆、除草剤耐性、ATCCPTA−8287として寄託、US20100184079またはWO2008/002872に記載);事象EE−1(茄子、昆虫防除、未寄託、WO2007/091277に記載);事象FI117(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCC209031として寄託、US2006059581またはWO1998/044140に記載);事象GA21(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCC209033として寄託、US2005086719またはWO1998/044140に記載);事象GG25(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCC209032として寄託、US2005188434またはWO1998/044140に記載);事象GHB119(ワタ、昆虫防除−除草剤耐性、ATCCPTA−8398として寄託、WO2008/151780に記載);事象GHB614(ワタ、除草剤耐性、ATCCPTA−6878として寄託、US2010050282またはWO2007/017186に記載);事象GJ11(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCC209030として寄託、US2005188434またはWO1998/044140)に記載;事象GMRZ13(甜菜、ウィルス抵抗性、NCIMB−41601として寄託、WO2010/076212に記載);事象H7−1(甜菜、除草剤耐性、NCIMB41158またはNCIMB41159として寄託、US2004172669またはWO2004/074492に記載);事象JOPLIN1(小麦、疾患耐性、未寄託、US2008064032に記載);事象LL27(大豆、除草剤耐性、NCIMB41658として寄託、WO2006/108674またはUS2008320616に記載);事象LL55(大豆、除草剤耐性、NCIMB41660として寄託、WO2006/108675またはUS2008196127に記載);事象LLcotton25(ワタ、除草剤耐性、ATCCPTA−3343として寄託、WO2003013224またはUS2003097687に記載);事象LLRICE06(イネ、除草剤耐性、ATCC−23352として寄託、US6468747またはWO2000/026345に記載);事象LLRICE601(イネ、除草剤耐性、ATCCPTA−2600として寄託、US20082289060またはWO2000/026356に記載);事象LY038(トウモロコシ、品質形質、ATCCPTA−5623として寄託、US2007028322またはWO2005061720に記載);事象MIR162(トウモロコシ、昆虫防除、PTA−8166として寄託、US2009300784またはWO2007/142840に記載);事象MIR604(トウモロコシ、昆虫防除、未寄託、US2008167456またはWO2005103301に記載);事象MON15985(ワタ、昆虫防除、ATCCPTA−2516として寄託、US2004−250317またはWO2002/100163に記載);事象MON810(トウモロコシ、昆虫防除、未寄託、US2002102582に記載);事象MON863(トウモロコシ、昆虫防除、ATCCPTA−2605として寄託、WO2004/011601またはUS2006095986に記載);事象MON87427(トウモロコシ、受粉制御、ATCCPTA−7899として寄託、WO2011/062904に記載);事象MON87460(トウモロコシ、ストレス耐性、ATCCPTA−8910として寄託、WO2009/111263またはUS20110138504に記載);事象MON87701(大豆、昆虫防除、ATCCPTA−8194として寄託、US2009130071またはWO2009/064652に記載);事象MON87705(大豆、品質形質−除草剤耐性、ATCCPTA−9241として寄託、US20100080887またはWO2010/037016に記載);事象MON87708(大豆、除草剤耐性、ATCCPTA9670として寄託、WO2011/034704に記載);事象MON87754(大豆、品質形質、ATCCPTA−9385として寄託、WO2010/024976に記載);事象MON87769(大豆、品質形質、ATCCPTA−8911として寄託、US20110067141またはWO2009/102873に記載);事象MON88017(トウモロコシ、昆虫防除−除草剤耐性、ATCCPTA−5582として寄託、US2008028482またはWO2005/059103に記載);事象MON88913(ワタ、除草剤耐性、ATCCPTA−4854として寄託、WO2004/072235またはUS2006059590に記載);事象MON89034(トウモロコシ、昆虫防除、ATCCPTA−7455として寄託、WO2007/140256またはUS2008260932に記載);事象MON89788(大豆、除草剤耐性、ATCCPTA−6708として寄託、US2006282915またはWO2006/130436に記載);事象MS11(アブラナ、受粉制御−除草剤耐性、ATCCPTA−850またはPTA−2485として寄託、WO2001/031042に記載);事象MS8(アブラナ、受粉制御−除草剤耐性、ATCCPTA−730として寄託、WO2001/041558またはUS2003188347に記載);事象NK603(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCCPTA−2478として寄託、US2007292854に記載);事象PE−7(イネ、昆虫防除、未寄託、WO2008/114282に記載);事象RF3(アブラナ、受粉制御−除草剤耐性、ATCCPTA−730として寄託、WO2001/041558またはUS2003188347に記載);事象RT73(アブラナ、除草剤耐性、未寄託、WO2002/036831またはUS2008070260に記載);事象T227−1(甜菜、除草剤耐性、未寄託、WO2002/44407またはUS2009265817に記載);事象T25(トウモロコシ、除草剤耐性、未寄託、US2001029014またはWO2001/051654に記載);事象T304−40(ワタ、昆虫防除−除草剤耐性、ATCCPTA−8171として寄託、US2010077501またはWO2008/122406に記載);事象T342−142(ワタ、昆虫防除、未寄託、WO2006/128568に記載);事象TC1507(トウモロコシ、昆虫防除−除草剤耐性、未寄託、US2005039226またはWO2004/099447に記載);事象VIP1034(トウモロコシ、昆虫防除−除草剤耐性、ATCCPTA−3925として寄託、WO2003/052073に記載)、事象32316(トウモロコシ,昆虫防除−除草剤耐性、PTA−11507として寄託、WO2011/084632に記載)、事象4114(トウモロコシ、昆虫防除−除草剤耐性、PTA−11506として寄託、WO2011/084621に記載)などがある。
単独でまたは他の農薬化合物、特別には殺菌剤、殺虫剤および植物成長調節剤からなる群からの好ましいものと上記で定義されたものと組み合わせて本発明に従って使用される化合物(A)、好ましくは化合物(A1)は、一般的な製剤、例えば液剤、乳濁液、水和剤、水系および油系の懸濁剤、粉剤、ダスト剤、ペースト、可溶性粉体、可溶性粒剤、散布用粒剤、サスポエマルション濃縮物、有効成分を含浸させた天然化合物、有効成分を含浸させた合成物質、肥料、およびポリマー物質中のマイクロカプセルへ変換することができる。本発明の文脈において、化合物(A)、好ましくは化合物(A1)を、単独でまたは他の農薬化合物、特別には殺菌剤、殺虫剤および植物成長調節剤からなる群からの好ましいものと上記で定義されたものと組み合わせて本発明に従って、噴霧製剤の形態で使用される場合が特に好ましい。
従って本発明は、収穫される植物器官に関して有用な植物または作物植物の収量を高めるための噴霧製剤に関するものでもある。下記において噴霧製剤について詳細に説明する。
噴霧施用のための製剤は、公知の方法で、例えば単独でまたは他の農薬化合物、特別には殺菌剤、殺虫剤および植物成長調節剤からなる群からの好ましいものと上記で定義されたものと組み合わせて本発明に従って使用される化合物(A)、好ましくは化合物(A1)を、増量剤、すなわち液体溶媒および/または固形担体と、適宜に界面活性剤、すなわち乳化剤および/または分散剤および/または泡形成剤を使用して混合することにより製造される。さらなる一般的な添加剤、例えば一般的な増量剤および溶媒または希釈剤、色素、湿展剤、分散剤、乳化剤、消泡剤、防腐剤、二次増粘剤、固着剤、ジベレリン類および水も、適宜に使用することができる。製剤は、好適な装置で、または施用前もしくは施用の間のいずれかで調製される。
使用される補助剤は、組成物自体および/またはそれから誘導された製剤(例えば噴霧液)に、特定の特性、例えば特定の技術的特性および/または他の特別の生理的特性を付与するのに適した物質であることができる。有用な代表的な補助剤としては、増量剤、溶媒および担体などがある。
好適な増量剤は、例えば、水、極性および非極性の有機化学的液体、例えば芳香族および非芳香族炭化水素(例えばパラフィン類、アルキルベンゼン類、アルキルナフタレン類、クロロベンゼン類)、アルコール類および多価アルコール類(それは、適切な場合には、置換、エーテル化および/またはエステル化されていてもよい)、ケトン類(例えば、アセトン、シクロヘキサノン)、エステル類(脂肪類および油類など)および(ポリ)エーテル類、置換されていないおよび置換されているアミン類、アミド類、ラクタム類(例えば、N−アルキルピロリドン類)およびラクトン類、スルホン類およびスルホキシド類(例えば、ジメチルスルホキシド)の種類からのものである。
使用する増量剤が水である場合、例えば有機溶媒を補助溶媒として使用することもできる。本質的に、有用な液体溶媒は、芳香族化合物、例えば、キシレン、トルエンまたはアルキルナフタレン類、塩素化芳香族化合物または塩素化脂肪族炭化水素、例えば、クロロベンゼン類、クロロエチレン類または塩化メチレン、脂肪族炭化水素、例えば、シクロヘキサンまたはパラフィン類、例えば、石油留分、鉱油および植物油、アルコール類、例えば、ブタノールまたはグリコールとそれらのエーテルおよびエステル、ケトン類、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンまたはシクロヘキサノン、強極性溶媒、例えば、ジメチルスルホキシド、さらには水である。
無機顔料、例えば酸化鉄、酸化チタンおよびプルシアンブルーおよびアリザリン色素、アゾ色素および金属フタロシアニン色素などの有機色素および鉄、マンガン、ホウ素、銅、コバルト、モリブデンおよび亜鉛の塩などの微量栄養素を用いることが可能である。
本発明に従って使用可能な製剤中に存在し得る有用な湿展剤は、湿潤を促進し、農薬有効成分の製剤に従来使用される全ての物質である。アルキルナフタレンスルホネート、例えばジイソプロピルまたはジイソブチルナフタレンスルホネートを使用することが好ましい。
本発明に従って使用可能な製剤中に存在し得る有用な分散剤および/または乳化剤は、農薬有効成分の製剤に従来使用される全てのノニオン系、アニオン系およびカチオン系の分散剤である。好ましく使用できるものは、ノニオン系もしくはアニオン系分散剤またはノニオン系もしくはアニオン系分散剤の混合物である。好適なノニオン系分散剤は、特に、エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックポリマー、アルキルフェノールポリグリコールエーテルおよびトリストリリルフェノールポリグリコールエーテル、およびそのリン酸化もしくは硫酸化誘導体である。好適なアニオン系分散剤は、特別にはリグノスルホン酸塩、ポリアクリル酸の塩およびアリールスルホネート/ホルムアルデヒド縮合物である。
本発明に従って用いることができる製剤中に存在させることができる消泡剤には、農薬有効成分の製剤に従来使用される全ての発泡禁止化合物がある。好ましくはシリコーン系消泡剤およびステアリン酸マグネシウムを用いることができる。
本発明に従って使用することができる製剤中に存在させることができる保存剤には、農薬組成物中でそのような目的で使用可能な全ての物質がある。例として、ジクロロフェンおよびベンジルアルコールヘミホルマールなどがある。
本発明に従って使用することができる製剤中に存在させることができる二次増粘剤には、農薬組成物中でそのような目的で使用可能な全ての物質がある。セルロース誘導体、アクリル酸誘導体、キサンタン、改質粘土および微粉砕シリカが好ましい。
本発明に従って使用することができる製剤中に存在させることができる接着剤には、種子被覆製品で使用可能な全ての一般的な結合剤がある。ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコールおよびチロースなどが好ましい例である。本発明に従って使用することができる製剤中に存在させることができるジベレリン類は、好ましくはジベレリンA1、A3(=ジベレリン酸)、A4およびA7であり、ジベレリン酸が特に好ましく使用される。ジベレリン類は公知である(R. Wegler ″Chemie der Pflanzenschutz− und Schaedlingsbekaempfungsmittel″[Chemistry of Crop Protection Compositions and Pesticides], vol. 2, Springer Verlag, 1970, p.401−412参照)。
さらに別の添加剤は、香料、改質されていても良い鉱油もしくは植物油、ロウおよび栄養素(微量栄養素を含む)、例えば鉄、マンガン、ホウ素、銅、コバルト、モリブデンおよび亜鉛の塩である。さらに、安定剤、例えば低温安定剤、抗酸化剤、光安定剤または化学的および/または物理的安定性を改善する他の剤を存在させることができる。
製剤は一般的に、0.01から98重量%、好ましくは0.5から90重量%の式(I)の化合物を含有する。
水和剤において、有効成分濃度は、例えば約10から90重量%であり;100重量%までの残りは、慣用の製剤成分からなる。乳剤の場合、有効成分濃度は、約1から90重量%、好ましくは5から80重量%であることができる。粉剤タイプの製剤は、1から30重量%の有効成分、好ましくは通常は5から20重量%の有効成分を含み;噴霧液は、約0.05から80重量%、好ましくは2から50重量%の有効成分を含む。顆粒水和剤では、有効成分含量は、活性化合物が固体で存在するか液体で存在するか、そしてどの造粒助剤、充填剤などが使用されるかによって部分的に決まる。水中に分散可能な粒剤の場合、例えば、有効成分の含量は、1から95重量%、好ましくは10から80重量%である。
本発明に従って使用される場合の有効成分は、それの市販製剤中に、およびこれらの製剤から調製された使用形態で、他の有効成分、例えば殺虫剤、誘引剤、滅菌剤、殺細菌剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、成長調節剤、除草剤、薬害軽減剤、肥料またはセミオケミカルとの混合物で存在することができる。
植物の成長を調節するための式(I)の化合物の施用の好ましい時間は、承認された施用量での土壌、茎および/または葉の処理である。
単独でまたは1以上の上記の好ましい農薬化合物と組み合わせて本発明に従って使用される場合に化合物(A)、好ましくは化合物(A1)はさらに、それの市販の製剤中に、そしてこれらの製剤から調製される使用形態で、好ましいものとして上記で記載されたものと比べて異なる構造のものである他の有効成分、例えば殺虫剤、誘引剤、滅菌剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、成長調節剤、植物成熟に影響を及ぼす物質、薬害軽減剤または除草剤等との混合物で存在し得る。化合物(A)、好ましくは化合物(A1)または上記で定義のそれの組成物の特に好適な別の混合相手は、例えば、下記で群分けして記載される異なる種類の有効成分であるが、それらの順序に優先性があるわけではない。
殺細菌剤
ブロノポール、ジクロロフェン、ニトラピリン、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、カスガマイシン、オクチリノン、フランカルボン酸、オキシテトラサイクリン、プロベナゾール、ストレプトマイシン、テクロフタラム、硫酸銅および他の銅調製物。
殺菌剤/殺ダニ剤/殺線虫剤
I1)アセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害剤、a)カーバメートの物質群から、例えば、アラニカルブ、アルジカルブ、アルドキシカルブ、アリキシカルブ、アミノカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ブフェンカルブ、ブタカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、クロエトカルブ、ジメチラン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、フェノチオカルブ、フェノキシカルブ、ホルメタネート、フラチオカルブ、イソプロカルブ、メタム−ナトリウム、メチオカルブ、メソミル、メトルカルブ、オキサミル、ピリミカルブ、プロメカルブ、プロポクスル、チオファノックス、トリメタカルブ、XMC、キシリルカルブ、トリアザメート、b)有機リン酸エステル系の群から、例えば、アセフェート、アザメチホス、アジンホス(−メチル、−エチル)、ブロモホス−エチル、ブロムフェンビンホス(−メチル)、ブタチオホス、カズサホス、カルボフェノチオン、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クマホス、シアノフェンホス、シアノホス、クロルフェンビンホス、デメトン−S−メチル、デメトン−S−メチルスルホン、ジアリホス、ダイアジノン、ジクロフェンチオン、ジクロルボス/DDVP、ジクロトホス、ジメトエート、ジメチルビンホス、ジオキサベンゾホス、ジスルホトン、EPN、エチオン、エトプロホス、エトリムホス、ファムフール、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンスルホチオン、フェンチオン、フルピラゾホス、ホノホス、ホルモチオン、ホスメチラン、ホスチアゼート、ヘプテノホス、ヨードフェンホス、イプロベンホス、イサゾホス、イソフェンホス、O−サリチル酸イソプロピル、イソオキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタクリホス、メタミドホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシデメトン−メチル、パラチオン(−メチル/−エチル)、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホスホカルブ、ホキシム、ピリミホス(−メチル/−エチル)、プロフェノホス、プロパホス、プロペタムホス、プロチオホス、プロトアート、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、ピリダチオン、キナルホス、セブホス(sebufos)、スルホテップ、スルプロホス、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホン、バミドチオン。
I2)ナトリウムチャンネル調節剤/電圧依存性ナトリウムチャンネル遮断薬、a)ピレスロイドの群から、例えばアクリナトリン、アレスリン(d−シス−トランス、d−トランス)、β−シフルトリン、ビフェントリン、ビオアレスリン、ビオアレスリン−S−シクロペンチル−異性体、ビオエタノメチリン、ビオペルメトリン、ビオレスメトリン、クロバポルトリン(chlovaporthrin)、シス−シペルメトリン、シス−レスメトリン、シス−ペルメトリン、クロシトリン(clocythrin)、シクロプロトリン、シフルトリン、シハロトリン、シペルメトリン(α−、β−、θ−、ζ−)、シフェノトリン、エフルシラネート(eflusilanate)、エムペントリン(1R−異性体)、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンフルトリン、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルブロシトリネート(flubrocythrinate)、フルシトリネート、フルフェンプロックス、フルメトリン、フルバリネート、フブフェンプロックス(fubfenprox)、γ−シハロトリン、イミプロトリン、カデトリン、λ−シハロトリン、メトフルトリン、ペルメトリン(シス−、トランス−)、フェノトリン(1R−トランス異性体)、プラレトリン、プロフルトリン、プロトリフェンブト(protrifenbute)、ピレスメトリン、ピレトリン、レスメトリン、RU15525、シラフルオフェン、τ−フルバリネート、テフルトリン、テラレスリン、テトラメトリン(1R−異性体)、トラロメトリン、トランスフルトリン、ZXI8901、ピレトリン類(除虫菊)、b)DDT、c)オキサジアジン類、例えばインドキサカルブ、d)セミカルバゾン類、例えばメタフルミゾン(BAS3201)。
I3)アセチルコリン受容体作動薬/拮抗薬、a)クロロニコチニル類の群から、例えばアセタミプリド、AKD1022、ジノテフラン、イミダクロチズ、ニテンピラム、ニチアジン、チアクロプリド、b)ニコチン、ベンスルタップ、カルタップ。
I4)スピノシン類の群からのアセチルコリン受容体調節剤。
I5) I2)GABA−依存性塩化物チャンネル拮抗薬、a)有機塩素系の群から、例えば、カンフェクロル、クロルデン、エンドスルファン、γ−HCH、HCH、ヘプタクロル、リンデン、メトキシクロル、b)フィプロール類、例えばアセトプロール、ピラフルプロール、ピリプロール、バニリプロール。
I6)塩化物チャンネル活性化剤、例えば、エマメクチン、イベルメクチン、レピメクチンおよびミルベマイシン。
I7)幼若ホルモン模倣薬、例えばジオフェノラン、エポフェノナン、フェノキシカルブ、ハイドロプレン、キノプレン、メトプレン、ピリプロキシフェン、トリプレン。
I8)エクジソン作動薬/撹乱物質、例えばクロマフェノジド、ハロフェノジド、メトキシフェノジド、テブフェノジド。
I9)キチン生合成阻害薬、例えばビストリフルロン、クロフルアズロン、ジフルベンズロン、フルアズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ノバルロン、ノビフルムロン、ペンフルロン、テフルベンズロン、ブプロフェジン、シロマジン;
I10)酸化的リン酸化の阻害薬、a)ATP撹乱物質、例えばジアフェンチウロン、b)有機スズ化合物、例えばアゾシクロチン、シヘキサチン、酸化フェンブタスズ。
I11)H−プロトン勾配の中断による酸化的リン酸化のデカップラー、a)ピロール類の群から、例えばクロルフェナピル、b)ジニトロフェノール類の群から、例えばビナパクリル、ジノブトン、ジノカップ、DNOC、メプチルジノカップ。
I12)I部位電子伝達阻害薬、例えばMETI類、特には例を挙げるとフェナザキン、フェンピロキシメート、ピリミジフェン、ピリダベン、テブフェンピラド、トルフェンピラドまたはヒドラメチルノン、ジコホル。
I13)II部位電子伝達阻害薬、例えばロテノン。
I14)III部位電子伝達阻害薬、例えばアセキノシル、フルアクリプリム。
I15)昆虫腸膜の微生物撹乱剤、例えばバチルス・チューリンゲンシス亜種イスラエレンシス、バチルス・スファエリクス、バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(aizawai)、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキ(kurstaki)、バチルス・チューリンゲンシス亜種テネブリオニス(tenebrionis)およびBT植物タンパク質、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1Fa、Cry2Ab、mCry3A、Cry3Ab、Cry3Bb、Cry34/35Ab1。
I16)脂質合成阻害薬、a)テトロン酸の群から、例えばスピロジクロフェン、スピロメシフェン、b)テトラミン酸の類から、例えばスピロテトラマト、シス−3−(2,5−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−8−メトキシ−1−アザスピロ[4.5]デク−3−エン−2−オン。
I17)オクトパミン作動薬、例えば、アミトラズ。
I18)マグネシウム刺激ATPaseの阻害薬、例えばプロパルギット。
I19)ネライストキシン類縁体、例えばシュウ酸水素チオシクラム、チオサルタップ−ナトリウム。
I20)リアノジン受容体作動薬、a)ベンゼンジカルボキサミド類の群から、b)アントラニルアミド類の群から、3−ブロモ−N−{2−ブロモ−4−クロロ−6−[(1−シクロプロピルエチル)カルバモイル]フェニル}−1−(3−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(WO2005/077934から公知)またはメチル2−[3,5−ジブロモ−2−({[3−ブロモ−1−(3−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]カルボニル}アミノ)ベンゾイル]−1,2−ジメチルヒドラジンカルボキシレート(WO2007/043677から公知)。
I21)生物薬、ホルモン類またはフェロモン類、例えばアザジラクチン、バチルス(Bacillus)種、ボーベリア(Beauveria)種、コドレモン、メタリジウム(Metharrhizium)種、ペシロマイセス(Paecilomyces)種、スリンジエンシン(thuringiensin)、バーティシリウム(Verticillium)種。
I22)作用機序が未知であるか非特異的である有効成分、a)燻蒸剤、例えばリン化アルミニウム、臭化メチル、フッ化スルフリル、b)摂食阻害剤、例えばクリオライト、フロニカミド、ピメトロジン、c)ダニ成長阻害薬、例えばクロフェンテジン、エトキサゾール、ヘキシチアゾックス、d)アミドフルメト、ベンクロチアズ、ベンゾキシメート、ビフェナゼート、ブロモプロピレート、ブプロフェジン、キノメチオネート、クロルジメホルム、クロルベンジレート、クロルピクリン、クロチアゾベン(clothiazoben)、シクロプレン(cycloprene)、シフルメトフェン、ジシクラニル、フェノキサクリム、フェントリファニル、フルベンジミン、フルフェネリム、フルテンジン(flutenzin)、ゴシップルア、ヒドラメチルノン、ジャポニルア、メトキサジアゾン、石油、ピペロニルブトキシド、オレイン酸カリウム、ピリダリル、スルフルラミド、テトラジホン、テトラサル、トリアラセン、ベルブチンおよび下記の公知の活性化合物:4−{[(6−ブロモピリド−3−イル)メチル](2−フルオロエチル)アミノ}フラン−2(5H)−オン(WO2007/115644から公知)、4−{[(6−フルオロピリド−3−イル)メチル](2,2−ジフルオロエチル)アミノ}フラン−2(5H)−オン(WO2007/115644から公知)、4−{[(2−クロロ−1,3−チアゾール−5−イル)メチル](2−フルオロエチル)アミノ}フラン−2(5H)−オン(WO2007/115644から公知)、4−{[(6−クロロピリド−3−イル)メチル](2−フルオロエチル)アミノ}フラン−2(5H)−オン(WO2007/115644から公知)、4−{[(6−クロロピリド−3−イル)メチル](2,2−ジフルオロエチル)アミノ}フラン−2(5H)−オン(WO2007/115644から公知)、4−{[(6−クロロ−5−フルオロピリド−3−イル)メチル](メチル)アミノ}フラン−2(5H)−オン(WO2007/115643から公知)、4−{[(5,6−ジクロロピリド−3−イル)メチル](2−フルオロエチル)アミノ}フラン−2(5H)−オン(WO2007/115646から公知)、4−{[(6−クロロ−5−フルオロピリド−3−イル)メチル](シクロプロピル)アミノ}フラン−2(5H)−オン(WO2007/115643から公知)、4−{[(6−クロロピリド−3−イル)メチル](シクロプロピル)アミノ}フラン−2(5H)−オン(EP−A−0539588から公知)、4−{[(6−クロロピリド−3−イル)メチル](メチル)アミノ}フラン−2(5H)−オン(EP−A−0539588から公知)、[1−(6−クロロピリジン−3−イル)エチル](メチル)オキシド−λ−スルファニリデンシアナミド(WO2007/149134から公知)およびそれのジアステレオマー{[(1R)−1−(6−クロロピリジン−3−イル)エチル](メチル)オキシド−λ−スルファニリデン}シアナミドおよび{[(1S)−1−(6−クロロピリジン−3−イル)エチル](メチル)オキシド−λ−スルファニリデン}シアナミド(同様にWO2007/149134から公知)、1−[2−フルオロ−4−メチル−5−[(2,2,2−トリフルオロエチル)スルフィニル]フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−アミン(WO2006/043635から公知)、[(3S,4aR,12R,12aS,12bS)−3−[(シクロプロピルカルボニル)オキシ]−6,12−ジヒドロキシ−4,12b−ジメチル−11−オキソ−9−(ピリジン−3−イル)−1,3,4,4a,5,6,6a,12,12a,12b−デカヒドロ−2H,11H−ベンゾ[f]ピラノ[4,3−b]クロメン−4−イル]メチルシクロプロパンカルボキシレート(WO2006/129714から公知)、2−シアノ−3−(ジフルオロメトキシ)−N,N−ジメチルベンゼンスルホンアミド(WO2006/056433から公知)、2−シアノ−3−(ジフルオロメトキシ)−N−メチルベンゼンスルホンアミド(WO2006/100288から公知)、2−シアノ−3−(ジフルオロメトキシ)−N−エチルベンゼンスルホンアミド(WO2005/035486から公知)、4−(ジフルオロメトキシ)−N−エチル−N−メチル−1,2−ベンゾチアゾール−3−アミン1,1−ジオキサイド(WO2007/057407から公知)、N−[1−(2,3−ジメチルフェニル)−2−(3,5−ジメチルフェニル)エチル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−アミン(WO2008/104503から公知)、{1′−[(2E)−3−(4−クロロフェニル)プロプ−2−エン−1−イル]−5−フルオロスピロ[インドール−3,4′−ピペリジン]−1(2H)−イル}(2−クロロピリジン−4−イル)メタノン(WO2003106457から公知)、3−(2,5−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デク−3−エン−2−オン(WO2009049851から公知)、炭酸3−(2,5−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−2−オキソ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デク−3−エン−4−イルエチル(WO2009049851から公知)、4−(ブト−2−イン−1−イルオキシ)−6−(3,5−ジメチルピペリジン−1−イル)−5−フルオロピリミジン(WO2004099160から公知)、(2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチル)(3,3,3−トリフルオロプロピル)マロノニトリル(WO2005063094から公知)、(2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチル)(3,3,4,4,4−ペンタフルオロブチル)マロノニトリル(WO2005063094から公知)、8−[2−(シクロプロピルメトキシ)−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン(WO2007040280/282から公知)、炭酸2−エチル−7−メトキシ−3−メチル−6−[(2,2,3,3−テトラフルオロ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)オキシ]キノリン−4−イルメチル(JP2008110953から公知)、酢酸2−エチル−7−メトキシ−3−メチル−6−[(2,2,3,3−テトラフルオロ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)オキシ]キノリン−4−イル(JP2008110953から公知)、PF1364(ケミカル・アブストラクツ番号1204776−60−2、JP2010018586から公知)、5−[5−(3,5−ジクロロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾニトリル(WO2007075459から公知)、5−[5−(2−クロロピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾニトリル(WO2007075459から公知)、4−[5−(3,5−ジクロロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−2−メチル−N−{2−オキソ−2−[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]エチル}ベンズアミド(WO2005085216から公知)。
薬害軽減剤は好ましくは、下記のものからなる群から選択される。
S1)式(S1)の化合物(ただし、当該化合物は、本発明の使用もしくは使用方法に従って施用される化合物(A)とは異なる。):
Figure 0006100265
[記号および指数はそれぞれ下記のように定義され、
は0から5、好ましくは0から3の自然数であり;
は、ハロゲン、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシ、ニトロまたは(C−C)−ハロアルキルであり;
は、NおよびOの群からの1から3個のヘテロ環原子を有する部分不飽和もしくは芳香族の5員複素環からなる群からの置換されていないか置換されている2価複素環基であり、その環には少なくとも1個の窒素原子および最大で1個の酸素原子が存在し、好ましくは下記の(W )から(W ):
Figure 0006100265
からなる群からの基であり;
は0または1であり;
は、OR 、SR もしくはNR または好ましくはOおよびSからなる群からの少なくとも1個の窒素原子および3個以下のヘテロ原子を有する飽和もしくは不飽和の3から7員複素環(それは窒素原子を介して(S1)におけるカルボニル基に結合しており、置換されていないか(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシおよび置換されていても良いフェニルからなる群からの基によって置換されている。)、好ましくは式OR 、NHR またはN(CHの基、特には式OR の基であり;
は、水素または好ましくは合計で1から18個の炭素原子を有する置換されていないか置換されている脂肪族ヒドロカルビル基であり;
は、水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシまたは置換されているまたは置換されていないフェニルであり;
は、H、(C−C)−アルキル、(C−C)−ハロアルキル、(C−C)−アルコキシ−(C−C)−アルキル、シアノまたはCOOR であり、R は水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−ハロアルキル、(C−C)−アルコキシ−(C−C)−アルキル、(C−C)−ヒドロキシアルキル、(C−C12)−シクロアルキルまたはトリ−(C−C)−アルキルシリルであり;
、R 、R は同一であるか異なっており、それぞれ水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−ハロアルキル、(C−C12)−シクロアルキルまたは置換されているまたは置換されていないフェニルである。];
好ましくは:
a)ジクロロフェニルピラゾリン−3−カルボン酸(S1)型の化合物、好ましくは1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(エトキシカルボニル)−5−メチル−2−ピラゾリン−3−カルボン酸などの化合物、およびWO−A−91/07874に記載の関連化合物;
b)ジクロロフェニルピラゾールカルボン酸の誘導体(S1)、好ましくは1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−メチルピラゾール−3−カルボン酸エチル(S1−2)、1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−イソプロピルピラゾール−3−カルボン酸エチル(S1−3)、1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(1,1−ジメチルエチル)ピラゾール−3−カルボン酸エチル(S1−4)などの化合物およびEP−A−333131およびEP−A−269806に記載の関連化合物;
c)1,5−ジフェニルピラゾール−3−カルボン酸の誘導体(S1)、好ましくは1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−フェニルピラゾール−3−カルボン酸エチル(S1−5)、1−(2−クロロフェニル)−5−フェニルピラゾール−3−カルボン酸メチル(S1−6)などの化合物および例えばEP−A−268554に記載の関連化合物;
d)トリアゾールカルボン酸型の化合物(S1)、好ましくはフェンクロラゾール(−エチル)、すなわち1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−トリクロロメチル−(1H)−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸エチル(S1−7)などの化合物、およびEP−A−174562およびEP−A−346620に記載の関連化合物;
e)5−ベンジル−もしくは5−フェニル−2−イソオキサゾリン−3−カルボン酸型または5,5−ジフェニル−2−イソオキサゾリン−3−カルボン酸型の化合物(S1)、好ましくは5−(2,4−ジクロロベンジル)−2−イソオキサゾリン−3−カルボン酸エチル(S1−8)または5−フェニル−2−イソオキサゾリン−3−カルボン酸エチル(S1−9)などの化合物およびWO−A−91/08202に記載の関連化合物、または特許出願WO−A−95/07897に記載の5,5−ジフェニル−2−イソオキサゾリンカルボン酸(S1−10)もしくは5,5−ジフェニル−2−イソオキサゾリン−3−カルボン酸エチル(S1−11)(「イソキサジフェン−エチル」)もしくは5,5−ジフェニル−2−イソオキサゾリン−3−カルボン酸n−プロピル(S1−12)もしくは5−(4−フルオロフェニル)−5−フェニル−2−イソオキサゾリン−3−カルボン酸エチル(S1−13)。
S2)下記式(S2)のキノリン誘導体:
Figure 0006100265
[式中、記号および指数はそれぞれ下記ように定義され、
は、ハロゲン、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシ、ニトロまたは(C−C)−ハロアルキルであり;
は、0から5、好ましくは0から3の自然数であり;
は、OR 、SR もしくはNR または好ましくはOおよびSからなる群からの少なくとも1個の窒素原子および3個以下のヘテロ原子を有する飽和もしくは不飽和の3から7員複素環(それは窒素原子を介して(S2)におけるカルボニル基に結合しており、置換されていないか(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシおよび置換されていても良いフェニルからなる群からの基によって置換されている。)、好ましくは式OR 、NHR またはN(CHの基、特には式OR の基であり;
は、水素または好ましくは合計で1から18個の炭素原子を有する置換されていないか置換されている脂肪族ヒドロカルビル基であり;
は、水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシまたは置換されているまたは置換されていないフェニルであり;
は、置換されていないか1個もしくは2個の(C−C)−アルキル基または[(C−C)−アルコキシ]カルボニルによって置換されている(C−またはC)−アルカンジイル鎖である。];
好ましくは、
a)8−キノリンオキシ酢酸型の化合物(S2)、好ましくは(5−クロロ−8−キノリンオキシ)酢酸1−メチルヘキシル(「クロキントセット−メキシル」)(S2−1)、(5−クロロ−8−キノリンオキシ)酢酸1,3−ジメチルブト−1−イル(S2−2)、(5−クロロ−8−キノリンオキシ)酢酸4−アリルオキシブチル(S2−3)、(5−クロロ−8−キノリンオキシ)酢酸1−アリルオキシプロプ−2−イル(S2−4)、(5−クロロ−8−キノリンオキシ)酢酸エチル(S2−5)、(5−クロロ−8−キノリンオキシ)酢酸メチル(S2−6)、(5−クロロ−8−キノリンオキシ)酢酸アリル(S2−7)、(5−クロロ−8−キノリンオキシ)酢酸2−(2−プロピリデンイミノキシ)−1−エチル(S2−8)、(5−クロロ−8−キノリンオキシ)酢酸2−オキソプロプ−1−イル(S2−9)およびEP−A−86750、EP−A−94349およびEP−A−191736またはEP−A−0492366に記載の関連化合物、さらにはWO−A−2002/34048に記載の(5−クロロ−8−キノリンオキシ)酢酸(S2−10)、それの水和物および塩、例えばそれのリチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、鉄、アンモニウム、四級アンモニウム、スルホニウムまたはホスホニウム塩;
b)(5−クロロ−8−キノリンオキシ)マロン酸型の化合物(S2)、好ましくは(5−クロロ−8−キノリンオキシ)マロン酸ジエチル、(5−クロロ−8−キノリンオキシ)マロン酸ジアリル、(5−クロロ−8−キノリンオキシ)マロン酸メチルエチルなどの化合物およびEP−A−0582198に記載の関連化合物。
S3)下記式(S3)の化合物:
Figure 0006100265
[式中、記号および指数はそれぞれ下記のように定義され、
は、(C−C)−アルキル、(C−C)−ハロアルキル、(C−C)−アルケニル、(C−C)−ハロアルケニル、(C−C)−シクロアルキル、好ましくはジクロロメチルであり;
、R は同一であるか異なっており、それぞれ水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルケニル、(C−C)−アルキニル、(C−C)−ハロアルキル、(C−C)−ハロアルケニル、(C−C)−アルキルカルバモイル−(C−C)−アルキル、(C−C)−アルケニルカルバモイル−(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシ−(C−C)−アルキル、ジオキソラニル(C−C)−アルキル、チアゾリル、フリル、フリルアルキル、チエニル、ピペリジル、置換されているまたは置換されていないフェニルであり、またはR およびR が一体となって、置換されているまたは置換されていない複素環、好ましくはオキサゾリジン、チアゾリジン、ピペリジン、モルホリン、ヘキサヒドロピリミジンまたはベンゾオキサジン環を形成している。]、
好ましくは:
出芽前薬害軽減剤(土壌作用性薬害軽減剤)として使用されるジクロロアセトアミド型の有効成分、例えば「ジクロルミド」(N,N−ジアリル−2,2−ジクロロアセトアミド)(S3−1)、Staufferからの「R−29148」(3−ジクロロアセチル−2,2,5−トリメチル−1,3−オキサゾリジン)(S3-2)、Staufferからの「R−28725」(3−ジクロロアセチル−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン)(S3−3)、「ベノキサコール」(4−ジクロロアセチル−3,4−ジヒドロ−3−メチル−2H−1,4−ベンゾオキサジン)(S3−4)、PPG Industriesからの「PPG−1292」(N−アリル−N−[(1,3−ジオキソラン−2−イル)メチル]ジクロロアセトアミド)(S3−5)、Sagro−Chemからの「DKA−24」(N−アリル−N−[(アリルアミノカルボニル)メチル]ジクロロアセトアミド)(S3−6)、NitrokemiaまたはMonsantoからの「AD−67」または「MON4660」(3−ジクロロアセチル−1−オキサ−3−アザスピロ[4.5]デカン)(S3−7)、TRI−Chemical RTからの「TI−35」(1−ジクロロアセチルアゼパン)(S3−8)、「ジクロノン(diclonon)」(ジシクロノン(dicyclonone))またはBASFからの「BAS145138」または「LAB145138」(S3−9)((RS)−1−ジクロロアセチル−3,3,8a−トリメチルパーヒドロピロロ[1,2−a]ピリミジン−6−オン)、「フリラゾール(furilazole)」または「MON13900」((RS)−3−ジクロロアセチル−5−(2−フリル)−2,2−ジメチルオキサゾリジン)(S3−10)、およびそれの(R)異性体(S3−11)。
S4)下記式(S4)のN−アシルスルホンアミド類およびそれの塩。
Figure 0006100265
[式中、記号および指数はそれぞれ下記のように定義され、
はCHまたはNであり;
はCO−NR またはNHCO−R であり;
は、ハロゲン、(C−C)−ハロアルキル、(C−C)−ハロアルコキシ、ニトロ、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−アルキルスルホニル、(C−C)−アルコキシカルボニルまたは(C−C)−アルキルカルボニルであり;
は、水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルケニルまたは(C−C)−アルキニルであり;
は、ハロゲン、ニトロ、(C−C)−アルキル、(C−C)−ハロアルキル、(C−C)−ハロアルコキシ、(C−C)−シクロアルキル、フェニル、(C−C)−アルコキシ、シアノ、(C−C)−アルキルチオ、(C−C)−アルキルスルフィニル、(C−C)−アルキルスルホニル、(C−C)−アルコキシカルボニルまたは(C−C)−アルキルカルボニルであり;
は、水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−シクロアルキル、(C−C)−アルケニル、(C−C)−アルキニル、(C−C)−シクロアルケニル、フェニルまたは窒素、酸素および硫黄の群からのv個のヘテロ原子を含む3から6員複素環であり、後者の7種類の基は、ハロゲン、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−ハロアルコキシ、(C−C)−アルキルスルフィニル、(C−C)−アルキルスルホニル、(C−C)−シクロアルキル、(C−C)−アルコキシカルボニル、(C−C)−アルキルカルボニルおよびフェニル、そして環状基の場合にはさらに(C−C)−アルキルおよび(C−C)−ハロアルキルの群からのv個の置換基によって置換されており;
は、水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルケニルまたは(C−C)−アルキニルであり、後者の3種類の基はハロゲン、ヒドロキシ、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシおよび(C−C)−アルキルチオからなる群からのv個の基によって置換されており、または
およびR がそれらが有する窒素原子とともに、ピロリジニルまたはピペリジニル基を形成しており;
は、水素、(C−C)−アルキルアミノ、ジ−(C−C)−アルキルアミノ、(C−C)−アルキル、(C−C)−シクロアルキルであり、後者の2種類の基はハロゲン、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−ハロアルコキシおよび(C−C)−アルキルチオ、そしてさらに環状基の場合には(C−C)−アルキルおよび(C−C)−ハロアルキルの群からのv個の置換基によって置換されており;
は0、1または2であり;
は1または2であり;
は0、1、2または3である。]。
これらのうち、好ましいものは、N−アシルスルホンアミド型の化合物、例えばWO−A−97/45016から公知である下記の式(S4)の化合物:
Figure 0006100265
[式中、
は、(C−C)−アルキル、(C−C)−シクロアルキルであり、後者の2種類の基は、ハロゲン、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−ハロアルコキシおよび(C−C)−アルキルチオ、そして環状基の場合はさらに(C−C)−アルキルおよび(C−C)−ハロアルキルからなる群からのv個の置換基によって置換されており;
は、ハロゲン、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシ、CFであり;
は1または2であり;
は0、1、2または3である。]
および
例えばWO−A−99/16744から公知である下記式(S4)のアシルスルファモイルベンズアミド類:
Figure 0006100265
例えば、
=シクロプロピルおよび(R )=2−OMe(「シプロスルファミド」、S4−1)、
=シクロプロピルおよび(R )=5−Cl−2−OMe(S4−2)、
=エチルおよび(R )=2−OMe(S4−3)、
=イソプロピルおよび(R )=5−Cl−2−OMe(S4−4)および
=イソプロピルおよび(R )=2−OMe(S4−5)
であるもの、
および
例えばEP−A−365484から公知である式(S4)のN−アシルスルファモイルフェニル尿素型の化合物:
Figure 0006100265
[式中、
およびR はそれぞれ独立に、水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−シクロアルキル、(C−C)−アルケニル、(C−C)−アルキニルであり、
は、ハロゲン、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルコキシ、CFであり、
は1または2である。];
例えば
1−[4−(N−2−メトキシベンゾイルスルファモイル)フェニル]−3−メチル尿素、
1−[4−(N−2−メトキシベンゾイルスルファモイル)フェニル]−3,3−ジメチル尿素、
1−[4−(N−4,5−ジメチルベンゾイルスルファモイル)フェニル]−3−メチル尿素。
S5)ヒドロキシ芳香族および芳香族−脂肪族カルボン酸誘導体(S5)の種類からの有効成分、例えばWO−A−2004/084631、WO−A−2005/015994、WO−A−2005/016001に記載の3,4,5−トリアセトキシ安息香酸エチル、3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジヒドロキシ安息香酸、4−ヒドロキシサリチル酸、4−フルオロサリチル酸、2−ヒドロキシ桂皮酸、2,4−ジクロロ桂皮酸。
S6)1,2−ジヒドロキノキザリン−2−オン(S6)の種類からの有効成分、例えばWO−A−2005/112630に記載の1−メチル−3−(2−チエニル)−1,2−ジヒドロキノキザリン−2−オン、1−メチル−3−(2−チエニル)−1,2−ジヒドロキノキザリン−2−チオン、1−(2−アミノエチル)−3−(2−チエニル)−1,2−ジヒドロキノキザリン−2−オン塩酸塩、1−(2−メチルスルホニルアミノエチル)−3−(2−チエニル)−1,2−ジヒドロキノキザリン−2−オン。
S7)WO−A−1998/38856に記載の式(S7)の化合物:
Figure 0006100265
[式中、記号および指数はそれぞれ下記のように定義され、
、R はそれぞれ独立に、ハロゲン、(C −C )アルキル、(C −C )アルコキシ、(C −C )ハロアルキル、(C −C )アルキルアミノ、ジ(C −C )アルキルアミノ、ニトロであり;
は、COOR またはCOSR であり;
、R はそれぞれ独立に、水素、(C −C )アルキル、(C −C )アルケニル、(C −C )アルキニル、シアノアルキル、(C −C )ハロアルキル、フェニル、ニトロフェニル、ベンジル、ハロベンジル、ピリジニルアルキルおよびアルキルアンモニウムであり、
は0または1であり、
、n はそれぞれ0、1または2である。]、
好ましくは、
ジフェニルメトキシ酢酸、ジフェニルメトキシ酢酸エチル、ジフェニルメトキシ酢酸メチル(CAS登録番号41858−19−9)(S7−1)。
S8)WO−A−98/27049に記載の式(S8)の化合物:
Figure 0006100265
[式中、
はCHまたはNであり、
は、X=Nの場合、0から4の整数であり、
=CHの場合、0から5の整数であり、
は、ハロゲン、(C−C)−アルキル、(C−C)−ハロアルキル、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−ハロアルコキシ、ニトロ、(C−C)−アルキルチオ、(C−C)−アルキルスルホニル、(C−C)−アルコキシカルボニル、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いフェノキシであり、
は、水素または(C−C)−アルキルであり、
は、水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルケニル、(C−C)−アルキニルまたはアリールであり、上記炭素含有基のそれぞれは、置換されていないか1以上、好ましくは3個以下のハロゲンおよびアルコキシからなる群からの同一もしくは異なる基によって置換されている。]またはそれの塩。
好ましくは、
がCHであり、
が0から2の整数であり、
がハロゲン、(C−C)−アルキル、(C−C)−ハロアルキル、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−ハロアルコキシであり、
が水素または(C−C)−アルキルであり、
が水素、(C−C)−アルキル、(C−C)−アルケニル、(C−C)−アルキニルまたはアリールであり、前記炭素含有基のそれぞれが置換されていないか1以上、好ましくは3個以下のハロゲンおよびアルコキシからなる群からの同一もしくは異なる基によって置換されている化合物またはそれの塩。
S9)3−(5−テトラゾリルカルボニル)−2−キノロン類の種類からの有効成分(S9)、例えばWO−A−1999/000020に記載の1,2−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−1−エチル−3−(5−テトラゾリルカルボニル)−2−キノロン(CAS登録番号219479−18−2)、1,2−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−1−メチル−3−(5−テトラゾリルカルボニル)−2−キノロン(CAS登録番号95855−00−8)。
S10)WO−A−2007/023719およびWO−A−2007/023764に記載の式(S10)または(S10)の化合物
Figure 0006100265
式中、
はハロゲン、(C−C)−アルキル、メトキシ、ニトロ、シアノ、CF、OCFであり、
、ZはそれぞれOまたはSであり、
は0から4の整数であり、
は(C−C16)−アルキル、(C−C)−アルケニル、(C−C)−シクロアルキル、アリール、ベンジル、ハロベンジルであり、
は水素または(C−C)アルキルである。
S11)種子粉衣組成物として知られるオキシイミノ化合物型の有効成分(S11)、例えばキビがメトラクロールによる損傷に対抗するための種子粉衣薬害軽減剤として知られる「オキサベトリニル」((Z)−1,3−ジオキソラン−2−イルメトキシイミノ(フェニル)アセトニトリル)(S11−1)、
キビがメトラクロールによる損傷に対抗するための種子粉衣薬害軽減剤として知られる「フルキソフェニム」(1−(4−クロロフェニル)−2,2,2−トリフルオロ−1−エタノン−O−(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)オキシム)(S11−2)および
キビがメトラクロール損傷に対抗するための種子粉衣薬害軽減剤として知られる「シオメトリニル」または「CGA−43089」((Z)−シアノメトキシイミノ(フェニル)アセトニトリル)(S11−3)。
S12)イソチオクロマトグラフィーノン類の種類からの有効成分(S12)、例えば[(3−オキソ−1H−2−ベンゾチオピラン−4(3H)−イリデン)メトキシ]酢酸メチル(CAS登録番号205121−04−6)(S12−1)およびWO−A−1998/13361からの関連化合物。
S13)群(S13)からの1以上の化合物:
トウモロコシがチオカーバメート除草剤による損傷に対抗するための種子粉衣薬害軽減剤として知られる「無水ナフタリン酸」(無水1,8−ナフタリンジカルボン酸)(S13−1)、播種したイネでのプレチラクロール用の薬害軽減剤として知られる「フェンクロリム」(4,6−ジクロロ−2−フェニルピリミジン)(S13−2)、キビがアラクロールおよびメトラクロルによる損傷に対抗するための種子粉衣薬害軽減剤として知られる「フルラゾール」(ベンジル−2−クロロ−4−トリフルオロメチル−1,3−チアゾール−5−カルボキシレート)(S13−3)、トウモロコシがイミダゾリノン類による損傷に対抗するための薬害軽減剤として知られるAmerican Cyanamidからの「CL304415」(CAS登録番号31541−57−8)(4−カルボキシ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−酢酸)(S13−4)、トウモロコシ用薬害軽減剤として知られるNitrokemiaからの「MG191」(CAS登録番号96420−72−3)(2−ジクロロメチル−2−メチル−1,3−ジオキソラン)(S13−5)、Nitrokemiaからの「MG−838」(CAS登録番号133993−74−5)(2−プロペニル1−オキサ−4−アザスピロ[4.5]デカン−4−カルボジチオエート)(S13−6)、「ジスルホトン」(O,O−ジエチルS−2−エチルチオエチルホスホロジチオエート)(S13−7)、「ジエトラート」(O,O−ジエチルO−フェニルホスホロチオエート)(S13−8)、「メフェナート」(4−クロロフェニルメチルカーバメート)(S13−9)。
S14)有害植物に対する除草作用に加えて、イネなどの作物に対する薬害軽減剤作用も有する有効成分、例えば、イネが除草剤モリネートによる損傷に対抗するための薬害軽減剤として知られる「ジメピペラート」または「MY−93」(S−1−メチル−1−フェニルエチルピペリジン−1−カルボチオエート)、イネが除草剤イマゾスルフロンによる損傷に対抗するための薬害軽減剤として知られる「ダイムロン」または「SK23」(1−(1−メチル−1−フェニルエチル)−3−p−トリル尿素)、イネがいくつかの除草剤に対抗するための薬害軽減剤として知られる「クミルロン」=「JC−940」(3−(2−クロロフェニルメチル)−1−(1−メチル−1−フェニルエチル)尿素、JP−A−60087254参照)、イネがいくつかの除草剤に対抗するための薬害軽減剤として知られる「メトキシフェノン」または「NK049」(3,3′−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン)、イネにおいていくつかの除草剤に対抗するための薬害軽減剤として知られるKumiaiからの「CSB」(1−ブロモ−4−(クロロメチルスルホニル)ベンゼン)(CAS登録番号54091−06−4)。
S15)WO−A−2008/131861およびWO−A−2008/131860に記載の式(S15)の化合物またはそれの互変異体。
Figure 0006100265
式中、
は(C−C)ハロアルキル基であり、
は水素またはハロゲンであり、
、R はそれぞれ水素、(C−C16)アルキル、(C−C16)アルケニルまたは(C−C16)アルキニル(後者の3種類の基のそれぞれは、置換されていないか、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、(C−C)アルコキシ、(C−C)ハロアルコキシ、(C−C)アルキルチオ、(C−C)アルキルアミノ、ジ[(C−C)アルキル]−アミノ、[(C−C)ハロアルコキシ]−カルボニル、置換されていないまたは置換されている(C−C)シクロアルキル、置換されていないまたは置換されているフェニル、および置換されていないまたは置換されている複素環の群からの1以上の基によって置換されている。)
または環の一方の側で4から6員の飽和もしくは不飽和炭素環に縮合した(C−C)シクロアルキル、(C−C)シクロアルケニル、(C−C)シクロアルキル、または環の一方の側で4から6員の飽和もしくは不飽和炭素環に縮合した(C−C)シクロアルケニル(後者の4種類の基のそれぞれは、置換されていないか、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、(C−C)アルキル、(C−C)ハロアルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)ハロアルコキシ、(C−C)アルキルチオ、(C−C)アルキルアミノ、ジ[(C−C)アルキル]−アミノ、[(C−C)アルコキシ]−カルボニル、[(C−C)ハロアルコキシ]カルボニル、置換されていないまたは置換されている(C−C)シクロアルキル、置換されていないまたは置換されているフェニル、および置換されていないまたは置換されている複素環の群からの1以上の基によって置換されている。)であり、
または
は、(C−C)−アルコキシ、(C−C)−アルケニルオキシ、(C−C)−アルキニルオキシまたは(C−C)−ハロアルコキシであり、
は水素または(C−C)−アルキルであり、または
およびR が、直接結合した窒素原子と一体となって、4から8員のヘテロ環であり、その環はその窒素原子に加えて、N、OおよびSの群からの別の環ヘテロ原子、好ましくは2個以下の別の環ヘテロ原子を含んでいても良く、置換されていないか、ハロゲン、シアノ、ニトロ、(C−C)アルキル、(C−C)ハロアルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)ハロアルコキシおよび(C−C)アルキルチオの群からの1以上の基によって置換されている。
S16)主として除草剤として用いられるだけでなく、作物に対する薬害軽減剤作用も有する有効成分、例えば
(2,4−ジクロロフェノキシ)酢酸(2,4−D)、
(4−クロロフェノキシ)酢酸、
(R,S)−2−(4−クロロ−o−トリルオキシ)プロピオン酸(メコプロップ)、
4−(2,4−ジクロロフェノキシ)酪酸(2,4−DB)、
(4−クロロ−o−トリルオキシ)酢酸(MCPA)、
4−(4−クロロ−o−トリルオキシ)酪酸、
4−(4−クロロフェノキシ)酪酸、
3,6−ジクロロ−2−メトキシ安息香酸(ジカンバ)、
3,6−ジクロロ−2−メトキシ安息香酸1−(エトキシカルボニル)エチル(ラクチジクロール−エチル)。
植物成熟度に影響を与える物質
混合物製剤またはタンクミックスで本発明に従って使用される場合、式(I)による化合物に有用な組み合わせ相手は例えば、Biotechn. Adv. 2006, 24, 357−367;Bot. Bull. Acad. Sin. 199, 40,1−7またはPlant Growth Reg. 1993, 13, 41−46およびそれらに引用の文献に記載のような例えば1−アミノシクロプロパン−1−カルボキシレートシンターゼ、1−アミノシクロプロパン−1−カルボキシレートオキシダーゼおよびエチレン受容体、例えばETR1、ETR2、ERS1、ERS2またはEIN4の阻害に基づく公知の有効成分である。
植物の成熟度に影響を与え、本発明の化合物と組み合わせることができる公知の物質の例には、下記の有効成分(当該化合物は国際標準化機構(ISO)による「慣用名」により、または化学名もしくはコード番号によって呼称される。)などがあり、酸、塩、エステルそして立体異性体および光学異性体などの異性体などの全ての使用形態を常に包含する。例として、一つの使用形態および場合によって複数の使用形態が挙げられる。
リゾビトキシン、2−アミノエトキシビニルグリシン(AVG)、メトキシビニルグリシン(MVG)、ビニルグリシン、アミノオキシ酢酸、シネフンギン、S−アデノシルホモシステイン、チオ酪酸2−ケト−4−メチル、(イソプロピリデン)アミノオキシ酢酸2−(メトキシ)−2−オキソエチル、(イソプロピリデン)アミノオキシ酢酸2−(ヘキシルオキシ)−2−オキソエチル、(シクロヘキシリデン)アミノオキシ酢酸2−(イソプロピルオキシ)−2−オキソエチル、プトレッシン、スペルミジン、スペルミン、1,8−ジアミノ−4−アミノエチルオクタン、L−カナリン、ダミノジド、1−アミノシクロプロピル−1−カルボン酸メチル、N−メチル−1−アミノシクロプロピル−1−カルボン酸、1−アミノシクロプロピル−1−カルボキサミド、DE3335514、EP30287、DE2906507またはUS5123951に記載の置換された1−アミノシクロプロピル−1−カルボン酸誘導体、1−アミノシクロプロピル−1−ヒドロキサム酸、1−メチルシクロプロペン、3−メチルシクロプロペン、1−エチルシクロプロペン、1−n−プロピルシクロプロペン、1−シクロプロペニルメタノール、カルボン、オイゲノール、シクロプロプ−1−エン−1−イル酢酸ナトリウム、シクロプロプ−2−エン−1−イル酢酸ナトリウム、3−(シクロプロプ−2−エン−1−イル)プロパン酸ナトリウム、3−(シクロプロプ−1−エン−1−イル)プロパン酸ナトリウム、ジャスモン酸、ジャスモン酸メチル、ジャスモン酸エチル。
植物の健康および発芽に影響を与える物質
混合物製剤またはタンクミックスにおける本発明の化合物に有用な組み合わせ相手は、例えば、植物の健康または発芽に影響を与える公知の有効成分などがある。植物の健康および発芽に影響を与え、本発明の化合物と組み合わせることができる公知の有効成分の例には、下記の有効成分(当該化合物は国際標準化機構(ISO)による「慣用名」により、または化学名もしくはコード番号によって呼称され、酸、塩、エステルそして立体異性体および光学異性体などの異性体などの全ての使用形態を常に包含する。例として、一つの使用形態および場合によって複数の使用形態が挙げられる。)などがある。
サルコシン、フェニルアラニン、トリプトファン、N′−メチル−1−フェニル−1−N,N−ジエチルアミノメタンスルホンアミド、WO2010017956に記載のアピオ−ガラクツロナン、4−オキソ−4−[(2−フェニルエチル)アミノ]ブタン酸、4−{[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]アミノ}−4−オキソブタン酸、4−[(3−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−4−オキソブタン酸、アラントイン、5−アミノレブリン酸、WO2010122956に記載の(2S,3R)−2−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−3,5,7−トリオールおよび構造的に関連のあるカテキン類、2−ヒドロキシ−4−(メチルスルファニル)ブタン酸、EP2248421に記載の(3E,3・R,8βS)−3−({[(2R)−4−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロフラン−2−イル]オキシ}メチレン)−3,3α,4,8β−テトラヒドロ−2H−インデノ[1,2−b]フラン−2−オンおよび関連するラクトン類、アブシシン酸、(2Z,4E)−5−[6−エチニル−1−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−4−オキソシクロヘキス−2−エン−1−イル]−3−メチルペンタ−2,4−ジエン酸、(2Z,4E)−5−[6−エチニル−1−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−4−オキソシクロヘキス−2−エン−1−イル]−3−メチルペンタ−2,4−ジエン酸メチル。
除草剤または植物成長調節剤
混合物製剤またはタンクミックスで式(I)の化合物の本発明の使用に有用な組み合わせ相手は、例えば、Weed Research 26(1986), 441−445または″The Pesticide Manual″, 第15版、The British Crop Protection Council and the Royal Soc. of Chemistry, 2009およびそこで引用の文献に記載のようなアセト乳酸シンターゼ、アセチル−CoAカルボキシラーゼ、セルロースシンターゼ、エノイルピルビニルシキメート−3−ホスフェートシンターゼ、グルタミンシンターゼ、p−ヒドロキシフェニルピルバートジオキシゲナーゼ、フィトエンデサチュラーゼ、光化学系I、光化学系II、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ、ジベレリン生合成の阻害に基づく公知の有効成分である。
本発明の化合物と組み合わせることができる公知の除草剤または植物成長調節剤の例としては下記の有効成分などがあり(当該化合物は国際標準化機構(ISO)による「慣用名」により、または化学名もしくはコード番号によって呼称される。)、酸、塩、エステルそして立体異性体および光学異性体などの異性体などの全ての使用形態を常に包含する。)。例として、一つの使用形態および場合によって複数の使用形態が挙げられる。
除草剤の群からの可能な混合相手は、
アセトクロル、アシフルオルフェン、アシフルオルフェン−ナトリウム、アクロニフェン、アラクロール、アリドクロル、アロキシジム、アロキシジム−ナトリウム、アメトリン、アミカルバゾン、アミドクロル、アミドスルフロン、アミノシクロピラクロル、アミノシクロピラクロル−カリウム、アミノシクロピラクロル−メチル、アミノピラリド、アミトロール、スルファミン酸アンモニウム、アンシミドール、アニロホス、アスラム、アトラジン、アザフェニジン、アジムスルフロン、ベフルブタミド、ベナゾリン−エチル、ベンフルラリン、ベンフレサート、ベンスルフロン、ベンスルフロン−メチル、ベンスリド、ベンタゾン、ベンゾビシクロン、ベンゾフェナプ、ビシクロピロン、ビフェノックス、ビラナホス、ビラナホス−ナトリウム、ビスピリバク、ビスピリバク−ナトリウム、ブロマシル、ブロモブチド、ブロモフェノキシム、ブロモキシニル、ブロモキシニル−カリウム、ブロモキシニル−ヘプタノエート、ブロモキシニル−オクタノエート、ブロモキシニル−ブチレート、ブソキシノン、ブタクロール、ブタフェナシル、ブタミホス、ブテナクロル、ブトラリン、ブトロキシジム、ブチレート、カフェンストロール、カルベタミド、カルフェントラゾン、カルフェントラゾン−エチル、クロランベン、クロルブロムロン、クロルフェナク、クロルフェナク−ナトリウム、クロルフェンプロップ、クロルフルレノール、クロルフルレノール−メチル、クロリダゾン、クロリムロン、クロリムロン−エチル、クロロフタリム、クロロトルロン、クロルタル−ジメチル、クロルスルフロン、シニドン、シニドン−エチル、シンメチリン、シノスルフロン、クレトジム、クロジナホップ、クロジナホップ−プロパルギル、クロマゾン、クロメプロップ、クロピラリド、クロランスラム、クロランスラム−メチル、クミルロン、シアナミド、シアナジン、シクロエート、シクロスルファムロン、シクロキシジム、シハロホップ、シハロホップ−ブチル、シプラジン、2,4−D、2,4−D−ブトチル、−ブチル、−ジメチルアンモニウム、−ジオールアミン、−エチル、−2−エチルヘキシル、−イソブチル、−イソオクチル、−イソプロピルアンモニウム、−カリウム、−トリイソプロパノールアンモニウムおよび−トロールアミン、2,4−DB、2,4−DB−ブチル、−ジメチルアンモニウム、−イソオクチル、−カリウムおよび−ナトリウム、ダイムロン(ジムロン)、ダラポン、ダゾメット、n−デカノール、デスメジファム、デスメトリン、デトシル−ピラゾラート(DTP)、ジカンバ、ジクロベニル、ジクロルプロップ、ジクロルプロップ−P、ジクロホップ、ジクロホップ−メチル、ジクロホップ−P−メチル、ジクロスラム、ジフェンゾクアット、ジフルフェニカン、ジフルフェンゾピル、ジフルフェンゾピル−ナトリウム、ジメフロン、ジメピペレート、ジメタクロル、ジメタメトリン、ジメテナミド、ジメテナミド−P、ジメトラスルフロン、ジニトラミン、ジノテルブ、ジフェナミド、ジクアット、ジクアットジブロミド、ジチオピル、ジウロン、DNOC、エンドタル、EPTC、エスプロカルブ、エタルフルラリン、エタメツルフロン、エタメツルフロン−メチル、エチオジン、エトフメサート、エトキシフェン、エトキシフェン−エチル、エトキシスルフロン、エトベンザニド、F−5331、すなわちN−[2−クロロ−4−フルオロ−5−[4−(3−フルオロプロピル)−4,5−ジヒドロ−5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル]−フェニル]−エタンスルホンアミド、F−7967、すなわち3−[7−クロロ−5−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)−1H−ベンズイミダゾール−4−イル]−1−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4(1H,3H)−ジオン、フェノキサプロップ、フェノキサプロップ−P、フェノキサプロップ−エチル、フェノキサプロップ−P−エチル、フェノキサスルホン、フェントラザミド、フラムプロップ、フラムプロップ−M−イソプロピル、フラムプロップ−M−メチル、フラザスルフロン、フロラスラム、フルアジホップ、フルアジホップ−P、フルアジホップ−ブチル、フルアジホップ−P−ブチル、フルカルバゾン、フルカルバゾン−ナトリウム、フルセトスルフロン、フルクロラリン、フルフェナセット(チアフルアミド(thiafluamide)、フルチアミド)、フルフェンピル、フルフェンピル−エチル、フルメツラム、フルミクロラク、フルミクロラク−ペンチル、フルミオキサジン、フロオメツロン、フルオログリコフェン、フルオログリコフェン−エチル、フルプロパナート(flupropanate)、フルピルスルフロン、フルピルスルフロン−メチル−ナトリウム、フルレノール、フルレノール−ブチル、フルリドン、フルロクロリドン、フルロキシピル、フルロキシピル−メプチル、フルルタモン、フルチアセット、フルチアセット−メチル、フルチアミド、ホメサフェン、ホメサフェン−ナトリウム、ホラムスルフロン、ホサミン、グルホシナート、グルホシナート−アンモニウム、グルホシナート−P,グルホシナート−P−アンモニウム、グルホシナート−P−ナトリウム、グリホサート、グリホサート−イソプロピルアンモニウム、−アンモニウム、−ジアンモニウム、−ジメチルアンモニウム、−カリウム、−ナトリウムおよび−トリメシウム、H−9201、すなわちO−(2,4−ジメチル−6−ニトロフェニル)−O−エチルイソプロピルホスホルアミドチオエート、ハロサフェン、ハロスルフロン、ハロスルフロン−メチル、ハロキシホップ、ハロキシホップ−P、ハロキシホップ−エトキシエチル、ハロキシホップ−P−エトキシエチル、ハロキシホップ−メチル、ハロキシホップ−P−メチル、ヘキサジノン、HW−02、すなわち(2,4−ジクロルフェノキシ)酢酸1−(ジメトキシホスホリル)−エチル、イマザメタベンズ、イマザメタベンズ−メチル、イマザモックス、イマザモックス−アンモニウム、イマザピック、イマザピック−アンモニウム、イマザピル、イマザピル−イソプロピルアンモニウム、イマザキン、イマザキン−アンモニウム、イマゼタピル、イマゼタピル−アンモニウム、イマゾスルフロン、インダノファン、インダジフラム、ヨードスルフロン、ヨードスルフロン−メチル−ナトリウム、イオキシニル、イオキシニル−ナトリウム、イオキシニル−カリウム、イオキシニル−オクタノエート、イプフェンカルバゾン、イソプロツロン、イソウロン、イソキサベン、イソキサフルトール、カルブチラート、KUH−043、すなわち3−({[5−(ジフルオロメチル)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}スルホニル)−5,5−ジメチル−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール、ケトスピラドックス、ラクトフェン、レナシル、リヌロン、MCPA(塩およびエステル)、MCPB(塩およびエステル)、MCPB−メチル、−エチルおよび−ナトリウム、メコプロップ、メコプロップ−ナトリウムおよび−ブトチル、メコプロップ−P、メコプロップ−P−ブトチル、−ジメチルアンモニウム、−2−エチルヘキシルおよび−カリウム、メフェナセット、メフルイジド、メソスルフロン、メソスルフロン−メチル、メソトリオン、メタム、メタミホップ、メタミトロン、メタザクロール、メタゾスルフロン、メタベンズチアズロン、メチオピリスルフロン(methiopyrisulfuron)、メチオゾリン、メチルイソチオシアナート、メトブロムロン、メトラクロール、S−メトラクロール、メトスラム、メトクスロン、メトリブジン、メツルフロン、メツルフロン−メチル、モリネート、モノリヌロン、モノスルフロン、モノスルフロンエステル類、MT128、すなわち6−クロロ−N−[(2E)−3−クロロプロプ−2−エン−1−イル]−5−メチル−N−フェニルピリダジン−3−アミン、MT−5950、すなわちN−[3−クロロ−4−(1−メチルエチル)−フェニル]−2−メチルペンタンアミド、NGGC−011、ナプロパミド、NC−310、すなわち4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1−メチル−5−ベンジルオキシピラゾール、ネブロン、ニコスルフロン、ノナン酸、ノルフルラゾン、オレイン酸(脂肪酸)、オルベンカルブ、オルソスルファムロン、オリザリン、オキサジアルギル、オキサジアゾン、オキサスルフロン、オキサジクロメホン、オキシフルオルフェン、パラコート、パラコートジクロリド、ペブレート、ペラルゴン酸(ノナン酸)、ペンジメタリン、ペノキススラム、ペンタノクロロフェノール、ペントキサゾン、ペトキサミド、石油、フェンメジファム、フェンメジファム−エチル、ピクロラム、ピコリナフェン、ピノキサデン、ピペロホス、プレチラクロール、プリミスルフロン、プリミスルフロン−メチル、プロジアミン、プリフルラリン、プロホキシジム、プロメトン、プロメトリン、プロパクロル、プロパニル、プロパキザホップ、プロパジン、プロファム、プロピソクロール、プロポキシカルバゾン、プロポキシカルバゾン−ナトリウム、プロピリスルフロン、プロピザミド、プロスルホカルブ、プロスルフロン、ピラクロニル、ピラフルフェン、ピラフルフェン−エチル、ピラスルホトール、ピラゾリナート(ピラゾラート)、ピラゾスルフロン、ピラゾスルフロン−エチル、ピラゾキシフェン、ピリバムベンズ(pyribambenz)、ピリバムベンズ−イソプロピル、ピリバムベンズ−プロピル、ピリベンゾキシム、ピリブチカルブ、ピリダホール、ピリダート、ピリフタリド、ピリミノバック、ピリミノバック−メチル、ピリミスルファン、ピリチオバック、ピリチオバック−ナトリウム、ピロキサスルホン、ピロキシスラム(pyroxsulam)、キンクロラック、キンメラック、キノクラミン、キザロホップ、キザロホップ−エチル、キザロホップ−P、キザロホップ−P−エチル、キザロホップ−P−テフリル、リムスルフロン、サフルフェナシル、セトキシジム、シデュロン、シマジン、シメトリン、スルコトリオン、スルフェントラゾン、スルホメツロン、スルホメツロン−メチル、スルホサート、スルホスルフロン、SW−065、SYN−523、SYP−249、すなわち5−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−2−ニトロ安息香酸1−エトキシ−3−メチル−1−オキソブト−3−エン−2−イル、SYP−300、すなわち1−[7−フルオロ−3−オキソ−4−(プロプ−2−イン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル]−3−プロピル−2−チオキソイミダゾリジン−4,5−ジオン、TCA(トリクロロ酢酸)、TCA−ナトリウム、テブチウロン、テフリルトリオン、テンボトリオン、テプラロキシジム、テルバシル、テルブカルブ、テルブメトン、テルブチラジン、テルブトリン、テニルクロール、チアゾピル、チエンカルバゾン、チエンカルバゾン−メチル、チフェンスルフロン、チフェンスルフロン−メチル、チオベンカルブ、トプラメゾン、トラルコキシジム、トリアファモン、トリアラート、トリアスルフロン、トリアジフラム、トリベヌロン、トリベヌロン−メチル、トリクロピル、トリエタジン、トリフロキシスルフロン、トリフロキシスルフロン−ナトリウム、トリフルラリン、トリフルスルフロン、トリフルスルフロン−メチル、トリトスルフロン(tritosulfuron)、硫酸尿素、ベルノレート、ZJ−0862、すなわち3,4−ジクロロ−N−{2−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オキシ]ベンジル}アニリンであり、下記の化合物もある。
Figure 0006100265
植物成長調節剤の群からの可能な混合相手は、例えばアブシシン酸、アシベンゾラル、アシベンゾラル−S−メチル、5−アミノレブリン酸、アンシミドール、6−ベンジルアミノプリン、ブラシノリド、カテキン、クロプロップ、シクラニリド、3−(シクロプロプ−1−エンイル)プロピオン酸、3−(シクロプロプ−1−エンイル)プロピオン酸ナトリウム塩、ダミノジド、ダゾメット、n−デカノール、ジケグラック、ジケグラック−ナトリウム、エンドタール、フルメトラリン、フルレノール、フルレノール−ブチル、フルルプリミドール、ホルクロルフェニュロン、ジベレリン酸、イナベンフィド、インドール−3−酢酸(IAA)、4−インドール−3−イル酪酸、イソプロチオラン、ジャスモン酸、ジャスモン酸メチル、カイネチン、マレイン酸ヒドラジド、メピコートクロライド、1−メチルシクロプロペン、2−(1−ナフチル)アセトアミド、1−ナフチル酢酸、2−ナフチルオキシ酢酸、ニトロフェノレート混合物、4−オキソ−4−[(2−フェニルエチル)アミノ]酪酸、パクロブトラゾール、N−フェニルフタルアミド酸、プロベナゾール、プロヘキサジオン、プロヘキサジオン−カルシウム、プロヒドロジャスモン、プロファム、サリチル酸、ストリゴラクトン、テクナゼン、チジアズロン、トリアコンタノール、トリネキサパック、チトデフ(tsitodef)、ウニコナゾール、ウニコナゾール−Pである。
下記の生物例によって本発明を説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。
生物例
A)試験条件
A1)温室試験での試験条件
直径8cmのポットによるポット試験を用いて、通常の良好な植物成長条件下に温室で試験を行った。各ポットには6から8個の植物を入れた。結果は二連の平均である。
施用を、種子処理、出芽前または出芽後処理で行った。出芽前または出芽後施用は、100から300リットル/水/ヘクタールを用いて噴霧施用で行った。作物植物種および施用時点での作物植物の成長段階を結果の表に報告してある。組み合わせでそれぞれ単独で施用される除草有効成分の施用量も、結果の表に示してある。
評価は、肉眼観察による評点(0%から100%スケール、結果表に示した施用から数日後、処理ポットと未処理チェックポットとの比較)によって行った。結果(ポット当たりの全植物の平均として、そして二連の平均として)を、下記の結果表に示してある。
A2)圃場試験における試験条件
自然圃場条件下に試験を行った(区画試験、10m区画、2から4連)。
種子処理、出芽前処理または出芽後処理の直接施用(単独、1施用)または順次処理、例えば種子処理と次に出芽前および/または出芽後噴霧施用で施用を行った。出芽前施用または出芽後施用は、100から300リットル/水/ヘクタールを用いる噴霧施用で行った。施用時点での作物種の成長段階を、結果表に報告している。順次施用で個々に単独で施用された除草有効成分の施用量も、結果表に記載している。
評価は、肉眼観察評点(0%から100%スケール)またはカウンティングによって行った。試験物は、作物が完全成熟に達した後に収穫した。収穫後、区画当たりの穀粒/種子/ビートの総重量を測定した。結果は、2から4連の平均として報告している。施用と評価またはカウンティング/収穫との間の時間も結果表に記載している。
A3)種子処理条件
有効成分を、担体とともに未処理乾燥種子に施用した。短時間にわたり種子を乾燥させた後、標準的な装置を用いる種子のポットまたは圃場での播種用に準備した。
B)結果表における略称
ai=有効成分(100%有効成分基準)
施用量[g/ai]=有効成分グラム数/ヘクタールでの施用量
EPC=エポキシコナゾール(本発明のF−108)
fb=次に(順次施用)
mg ai/種子=有効成分ミリグラム数/種子(穀粒当たり)
g ai/kg種子=有効成分グラム数/種子kg
MPR=メフェンピル−ジエチル(一般名)(=本発明のA1)
出芽前=播種後(出芽前)に施用(噴霧)
出芽後=作物植物の出芽後に施用(噴霧)
PTC=プロチオコナゾール(本発明のF−124)
ST=種子処理として施用(播種前)
TBC=テブコナゾール(本発明のF−127)
UTC=未処理対照
収量[t/ha]=トン(1000kg)/ヘクタール単位での収穫された穀物の収量(成熟穀粒)。
C)圃場試験での結果
表1:冬小麦に対する穀粒収量効果−メフェンピル−ジエチルによる出芽後処理
Figure 0006100265
表2:春小麦に対する穀粒収量効果−メフェンピル−ジエチルによる出芽後処理
Figure 0006100265
表3:デュラム小麦に対する穀粒収量効果−メフェンピル−ジエチルによる種子処理
Figure 0006100265
表4:冬小麦に対する収量効果(出芽増加)−メフェンピル−ジエチルの出芽前施用
Figure 0006100265
表5:冬大麦に対する穀粒収量効果−MPRの順次施用
Figure 0006100265
表6:冬アブラナ(キャノーラ)に対する穀粒収量−メフェンピル−ジエチルの順次施用
Figure 0006100265
表7:サトウダイコンに対する収量効果−メフェンピル−ジエチルの順次施用
Figure 0006100265
表8:サトウダイコンの出芽−MPRによる種子処理
Figure 0006100265
表9:サトウダイコンの砂糖収量−メフェンピル−ジエチルの順次施用
Figure 0006100265
表10:春小麦に対する穀粒収量−メフェンピル−ジエチル(MPR)+エポキシコナゾール(EPC)による出芽後処理
Figure 0006100265
表11:春小麦に対する穀粒収量効果−メフェンピル−ジエチル(MPR)+(プロチオコナゾール+テブコナゾール)(PTC+TBC)による出芽後処理
Figure 0006100265
表12:春アブラナ(キャノーラ)に対する穀粒収量効果−メフェンピル−ジエチル(MPR)+テブコナゾール(TBC)による出芽後処理
Figure 0006100265
表13:春小麦に対する穀粒収量−メフェンピル−ジエチル(MPR)+(2,4−D+MCPA)による出芽後処理
Figure 0006100265

Claims (13)

  1. 収穫される植物器官に関して、通常の生息場所で成長している有用な植物または作物植物の収量を高めるための、プロチオコナゾールおよびテブコナゾールと組み合わせて用いるメフェンピル−ジエチルの使用。
  2. 穀類、キャノーラ、大豆およびワタ作物からなる群から選択される作物植物の穀粒収量を増加させることを特徴とする請求項1記載の使用。
  3. 小麦、大麦、ライ麦またはライ小麦植物からなる群から選択される作物植物の穀粒収量を増加させることを特徴とする請求項1記載の使用。
  4. 穀類、キャノーラおよび大豆作物からなる群から選択される作物植物の種子仁のグルテン含有量を増加させることを特徴とする請求項1記載の使用。
  5. 穀物作物からなる群から選択される作物植物の種子仁のグルテン含有量を増加させることを特徴とする請求項1記載の使用。
  6. 穀類、キャノーラおよび大豆作物からなる群から選択される作物植物の種子仁のタンパク質含有量を増加させることを特徴とする請求項1記載の使用。
  7. ビート植物のビートの重量基準量の収量を増加させることを特徴とする請求項1記載の使用。
  8. 砂糖植物の糖含有量を増加させることを特徴とする請求項1記載の使用。
  9. 穀物作物の発芽および出芽を増加させることを特徴とする請求項1記載の使用。
  10. 異常環境条件の非存在下に成長するトウモロコシ植物のバイオマスを増加させることを特徴とする請求項1記載の使用。
  11. 砂糖植物のバイオマス収量を増加させることを特徴とする請求項1記載の使用。
  12. 収穫される植物器官に関して、通常の生息場所で成長している有用な植物または作物植物の収量を増加させる方法であって、メフェンピル−ジエチルをプロチオコナゾールおよびテブコナゾールと組み合わせて、作物植物、その作物が成長する種子、または植物が通常の生息場所で生長する場所に施用する、前記方法。
  13. メフェンピル−ジエチル、プロチオコナゾールおよびテブコナゾールを含む植物収量増加組成物。
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