JP6098495B2 - 開閉装置及び画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、本体及び回動体が連結されており、回動体が本体に対して回動する開閉装置、及び当該開閉装置を備えた画像記録装置に関する。
従来から、本体及び回動体が連結されており、回動体が本体に対して回動する開閉装置が知られている。このような開閉装置を備えたものとして、記録用紙などの被記録媒体に画像を記録する画像記録装置がある。画像記録装置では、回動体は本体の上部において本体によって支持されている。そして、装置内に記録用紙が詰まったときなどに、ユーザまたは修理者は、本体の上部を露出(開放)する方向へ回動体を回動し、本体内の記録用紙を取り出すことができる。
上記のような画像記録装置では、ユーザまたは修理者の手などが本体と回動体との間に位置しているときに回動体が本体の上部を覆う方向(閉じる方向)へ回動すると、手などが回動体と本体との間に挟まれて怪我をするおそれもある。このような問題を解決するために、回転式のオイルダンパを本体側に備えた画像記録装置が、特許文献1,2に開示されている。特許文献1,2に開示された画像記録装置では、回動体を本体に対して閉じる方向へ回動する際、回動体にはオイルダンパによって負荷がかかる。そのため、回動体はゆっくりと回動する。これにより、ユーザまたは修理者の手などが回動体と本体との間に挟まれる可能性を低くできる。また、仮にユーザまたは修理者の手などが回動体と本体との間に挟まれたとしても、手などが受けるダメージは小さくなり、手などに怪我をする可能性が小さくなる。
特開平6−350266号公報 特開2007−306155号公報
しかしながら、特許文献1,2に開示された画像記録装置では、上述したとおり、オイルダンパは本体内に設けられている。このため、本体内のオイルダンパと係合するためのセクトギヤや太陽ギヤが回動体側に設けられることとなる。その結果、回動体を本体に対して閉じたときには、このようなセクトギヤや太陽ギヤを収容するためのスペースを本体内に設ける必要がある。つまり、画像記録装置の本体には、オイルダンパを収容するスペースと、セクトギヤや太陽ギヤを収容するスペースとの双方が必要となる。これにより、画像記録装置が大型化してしまう。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、回動体の回動に負荷をかけるための回転ダンパを備えつつも、大型化を抑制できる開閉装置、及びこの開閉装置を備えた画像記録装置を提供することにある。
(1) 本発明の開閉装置は、本体と、上記本体に対して回動する際の回動中心を含む回動基端部と、上記本体に対して回動する際に最も回動量が多い回動先端部とを有し、上記本体の上部を覆う閉位置と、上記本体の上部を開放する開位置との間で上記本体に対して回動する回動体と、上記回動体に設けられ、上記回動基端部から上記回動先端部へと向かう動径向きに沿って延びるラックギヤを有するラック部材と、一端部が上記本体に連結され、他端部が上記ラック部材に連結されているとともに、他端部が上記ラック部材に対して摺動するアーム体と、を備える。上記アーム体は、ハウジングと、上記ハウジングに支持され、粘性流体から制動力を受ける制動ギヤを有する回転ダンパと、上記ハウジングに支持され、上記制動ギヤの制動力を上記ラックギヤに伝達するギヤ部と、を備える。
本構成によれば、ギヤ部及び回転ダンパがアーム体に収容されているため、ギヤ部及び回転ダンパの本体における収容スペースとアーム体の本体における収容スペースとを共通化できる。
(2) 上記ギヤ部は、上記回動体が上記閉位置から上記開位置に向けて回動するとき、上記制動ギヤから上記ラックギヤへの制動力の伝達を解除するとともに、上記回動体が上記開位置から上記閉位置に向けて回動するとき、上記制動ギヤから上記ラックギヤへ制動力を伝達する伝達切替部を備える。
本構成によれば、回動体が開位置から閉位置へ回動する過程では、伝達切替部によって制動ギヤからラックギヤへ制動力が伝達される。これにより、回動する回動体に回転ダンパによる負荷がかかる。その結果、回動体が開位置から閉位置へ回動するときにおいて、回動体の回動速度を小さくできる。一方、回動体が閉位置から開位置へ回動する過程では、伝達切替部によって制動ギヤからラックギヤへの制動力の伝達が解除される。これにより、回動する回動体に回転ダンパによる負荷がかからない。その結果、回動体の閉位置から開位置への回動を円滑に実行できる。
(3) 上記ギヤ部は、少なくとも上記ラックギヤと噛合する摺動ギヤと、遊星ギヤと、を備える。上記伝達切替部は、上記遊星ギヤである。上記遊星ギヤは、上記回動体が上記開位置から上記閉位置に向けて回動するとき、隣接するギヤと噛合する噛合位置にあり、上記回動体が上記閉位置から上記開位置に向けて回動するとき、隣接するギヤと離間する離間位置にある。
本構成によれば、遊星ギヤという単純な構成によって、伝達切替部の機能を実現することができる。
(4) 上記アーム体の上記ハウジングは、その他端部側に開口を有する。上記摺動ギヤの回転軸は、上記ハウジングの開口から突出している。上記ラック部材は、上記ラックギヤの延びる方向と平行な方向に延びる長穴を更に備える。上記回動体が上記開位置から上記閉位置に向けて回動するとき、上記摺動ギヤの回転軸が上記長穴内を上記動径向きに摺動する。上記回動体が上記閉位置から上記開位置に向けて回動するとき、上記摺動ギヤの回転軸が上記長穴内を上記動径向きと逆向きに摺動する。
本構成によれば、回動体が閉位置に回動すると、アーム体の他端部は回動体に対して動径向きに摺動する。これにより、アーム体の他端部は、回動体の回動基端部から遠くなる。その結果、回動体が閉位置に回動する際に、アーム体の他端部が回動する回動体から受ける負荷を小さくできる。そのため、回動体の破損の可能性を低くできる。
(5) 上記ギヤ部は、スラスト方向に並んで配置され、一体に回転し、且つ互いに異なる半径である複数のギヤよりなる多段ギヤを備える。
本構成によれば、多段ギヤを構成する複数のギヤのうち直径の小さいギヤがラックギヤ側のギヤと噛合され、且つ多段ギヤを構成する複数のギヤのうち直径の大きいギヤが制動ギヤ側のギヤと噛合された状態で多段ギヤが配置されることによって、制動ギヤと噛合するギヤから制動ギヤへかかる同一トルクあたりの接線方向の力を小さくすることができる。その結果、直径が小さい制動ギヤに過度な力がかかることによる制動ギヤの破損を低減することができる。つまり、直径が小さい制動ギヤを備えた小型の回転ダンパを用いることができる。すなわち、アーム体に収容される回転ダンパを小型化することができる。そのため、アーム体を小型化することができる。
また、本構成によれば、上記のような状態で多段ギヤが配置されることによって、制動ギヤと噛合するギヤの接線速度を高くすることができるため、制動ギヤが高速で回転する。これにより、粘性流体からの制動力を適切に発生させることができる。つまり、回転ダンパを適切に動作させることができる。
(6) 上記制動ギヤは、上記アーム体のハウジングの最も一端部側に支持されているギヤと噛合する。
本構成によれば、ギヤ部を構成するギヤよりも大きい回転ダンパがアーム体の一端部側に配置されている。そのため、アーム体の他端部側を一端部側より小さくすることができる。ここで、アーム体の一端部側はアーム体の回動基端側であり、アーム体の他端部側はアーム体の回動先端側である。つまり、本構成では、アーム体の回動のために回動基端側より大きなスペースが必要な回動先端側を小さくすることによって、アーム体の回動に要するスペースが大きくなることを抑制できる。
(7) 上記回動体は、上記本体側に凹部を備えている。上記ラック部材は、上記凹部に設けられている。
本構成によれば、ラックギヤが凹部に設けられているため、ラックギヤがユーザや修理者の手などと接触する可能性を低くできる。
(8) 本発明の開閉装置は、上記アーム体のハウジングの上記他端部側に設けられた開係合部と、上記ラック部材に設けられ、上記回動体が上記開位置において上記開係合部と係合する被開係合部と、を更に備える。上記開係合部または上記被開係合部の一方は、上記開係合部または上記被開係合部の他方との係合が解除される向きへ弾性変形可能である。
本構成によれば、開係合部と被開係合部とを係合させることによって、回動体を開位置に維持することができる。
(9) 本発明の開閉装置は、上記アーム体のハウジングの上記本体と反対側に設けられた閉係合部と、上記ラック部材に設けられ、上記回動体が上記閉位置において上記閉係合部と係合する被閉係合部と、を更に備える。上記閉係合部または上記被閉係合部の一方は、上記閉係合部または上記被閉係合部の他方との係合が解除される向きへ弾性変形可能である。
本構成によれば、回動体が開位置から閉位置に向けて回動する過程において閉係合部が被閉係合部と係合するとき、回動する回動体に、閉係合部または被閉係合部の弾性変形による負荷がかかる。これにより、回動体が開位置から閉位置へ回動するときにおいて、回動体の回動速度を低くできる。
(10) 本発明は、上記開閉装置と、上記本体に設けられており、被記録媒体に画像を記録する記録部と、を備える画像記録装置として捉えることもできる。
本発明によれば、ギヤ部及び回転ダンパの本体における収容スペースとアーム体の本体における収容スペースとを共通化できるため、開閉装置の大型化を抑制できる。
図1は、複合機10の外観斜視図であり、(A)にはスキャナ筐体51が閉位置の状態が示されており、(B)にはスキャナ筐体51が開位置の状態が示されている。 図2は、複合機10の正面図であり、(A)にはスキャナ筐体51が閉位置の状態が示されており、(B)にはスキャナ筐体51が開位置の状態が示されている。 図3は、複合機10の左側面図であり、(A)にはスキャナ筐体51が閉位置の状態が示されており、(B)にはスキャナ筐体51が開位置の状態が示されている。 図4は、プリンタ部12の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図5は、スキャナ筐体51が閉位置のときのラック部材70及びアーム体80を示す図であり、(A)には左側面図が示されており、(B)には正面図が示されており、(C)には(B)のC−C断面図が示されている。 図6は、スキャナ筐体51が開位置のときのラック部材70及びアーム体80を示す左側面図である。 図7は、スキャナ筐体51の開位置から閉位置への回動の開始時のラック部材70及びアーム体80を示す図であり、(A)には正面図が示されており、(B)には(A)のB−B断面図が示されており、(C)には(A)のC−C断面図が示されている。 図8は、スキャナ筐体51の閉位置から開位置への回動の終了時のラック部材70及びアーム体80を示す図であり、(A)には正面図が示されており、(B)には(A)のB−B断面図が示されており、(C)には(A)のC−C断面図が示されている。 図9は、スキャナ筐体51が開位置のときの図2(A)のA−A断面図である。 図10は、スキャナ筐体51が開位置と閉位置との間のときの図2のA−A断面図である。 図11は、スキャナ筐体51が閉位置のときの図2のA−A断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向8が定義され、複合機10を手前側(正面)から見て左右方向9が定義される。
[複合機10の全体構成]
図1に示されるように、本発明に係る画像記録装置の一例である複合機10は、概ね直方体形状を有している。複合機10は、その上部に、記録用紙などの原稿に記録された画像をイメージセンサ(不図示)によって読み取って画像データを取得するスキャナ部11を備えている。また、複合機10は、その下部に、給送トレイ20に収容された記録用紙15(図4参照、本発明の被記録媒体の一例)に画像を記録するプリンタ部12を備えている。
図1〜図3に示されるように、スキャナ部11は、概ね直方体形状のスキャナ筐体51(本発明の回動体の一例)を有している。また、プリンタ部12は、概ね直方体形状であり、正面に開口13が形成されたプリンタ筐体52(本発明の本体の一例)を有している。
スキャナ筐体51の内部に、原稿を支持するプラテンガラス(不図示)や、プラテンガラスに支持された原稿を読み取るイメージセンサなどが配置されている。
図1〜図3に示されるプリンタ筐体52の内部に、図4に示される給送トレイ20、搬送ローラ対63、排出ローラ対66、及び記録部24などが配置されている。給送トレイ20は、プリンタ筐体52に対して開口13から前後方向8に挿抜可能である。給送トレイ20は記録用紙15を収容して支持する。搬送ローラ対63及び排出ローラ対66は、給送トレイ20に支持された記録用紙15を搬送路23に沿って搬送する。記録部24は、スキャナ部11によって原稿から読み取られた画像データなどに基づいて、搬送路23に沿って搬送される記録用紙15に画像を記録する。
画像が記録された記録用紙15は、排出トレイ21へ向けて搬送された後、排出ローラ対66によって排出され、排出トレイ21上に支持される。ここで、この複合機10における排出トレイ21は、給送トレイ20に支持されており、給送トレイ20とともにプリンタ筐体52に対して開口13から挿抜可能である。
給送トレイ20の上方に、給送ローラ25が配置されている。給送ローラ25は、給送用モータ(不図示)から駆動力が伝達されることによって回転する。駆動力が伝達された給送ローラ25は、給送トレイ20に支持された記録用紙15を搬送路23へ向けて給送する。
搬送路23は、給送トレイ20の後端部から上方に延びつつUターンしてから、前向きに延びて排出トレイ21に至る通路である。所定間隔を隔てて互いに対向する第1ガイド部材31及び第2ガイド部材32と、所定間隔を隔てて互いに対向する記録部24及びプラテン42とによって搬送路23の一部が規定される。記録用紙15は、搬送路23に沿って、図4に破線の矢印で示される向きである搬送向き16に搬送される。
記録部24よりも搬送向き16の上流側に、搬送ローラ61及びピンチローラ62よりなる搬送ローラ対63が設けられている。ピンチローラ62は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって搬送ローラ61のローラ面に圧接されている。記録部24よりも搬送向き16の下流側に、排出ローラ64及び拍車ローラ65よりなる排出ローラ対66が設けられている。拍車ローラ65は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって排出ローラ64のローラ面に圧接されている。
搬送ローラ61及び排出ローラ64は、搬送用モータ(不図示)から駆動力が伝達されることによって回転する。駆動力が伝達された搬送ローラ61及び排出ローラ64は、ピンチローラ62及び拍車ローラ65との間に記録用紙15を挟持しつつ搬送向き16へ搬送する。
記録部24は、搬送ローラ対63と排出ローラ対66との間に設けられている。記録部24の下方且つ記録部24と対向する位置に、搬送路23に沿って搬送される記録用紙15を支持可能なプラテン42が設けられている。記録部24は、キャリッジ40と記録ヘッド38とを備えている。キャリッジ40は、前後方向8に間隔を空けて配置された2つのガイドレール56、57によって左右方向9へ往復移動可能に支持されている。記録ヘッド38は、キャリッジ40に搭載されている。インクカートリッジ(不図示)から記録ヘッド38に、インクが供給される。記録ヘッド38の下面に、ノズル39が形成されている。キャリッジ40が左右方向9に移動しているときに、記録ヘッド38は、ノズル39からインク滴をプラテン42に向けて吐出する。これにより、搬送向き16に搬送されてプラテン42に支持された記録用紙15に画像が記録される。
なお、本実施形態において、記録部24が記録用紙15に画像を記録する方式は、シリアル型のインクジェット記録方式であるが、ラインヘッド型のインクジェット記録方式でもよいし、或いは電子写真方式やサーマルヘッド方式などであってもよい。
[開閉装置の全体構成]
複合機10は、本発明に係る開閉装置を備えている。開閉装置は、上述したスキャナ筐体51及びプリンタ筐体52と、後述するラック部材70及びアーム体80とを備えている。
図3に示されるように、プリンタ筐体52の後上部に、左右方向9に延びた突起53が形成されている。突起53は、スキャナ筐体51の後部26(本発明の回動基端部の一例)から下方へ突出した凸部54に設けられた孔(不図示)に挿入されている。これにより、スキャナ筐体51は、突起53を回動の中心としてプリンタ筐体52に対して回動可能である。つまり、スキャナ筐体51の後部26は、スキャナ筐体51がプリンタ筐体52に対して回動するときの回動中心を含んでいる。なお、スキャナ筐体51をプリンタ筐体52に対して回動可能とする構成は、上述の構成に限らない。例えば、スキャナ筐体51とプリンタ筐体52とが蝶番によって連結されることによって、スキャナ筐体51がプリンタ筐体52に対して回動可能に構成されていてもよい。
図1〜図3に示されるように、スキャナ筐体51は、矢印33の方向(図3(B)参照)に回動可能である。これにより、スキャナ筐体51は、プリンタ筐体52の上部を覆う閉位置(図1(A)、図2(A)、及び図3(A)に示される位置)、及びプリンタ筐体52の上部を開放(露出)する開位置(図1(B)、図2(B)、及び図3(B)に示される位置)の間で、プリンタ筐体52に対して回動する。このとき、スキャナ筐体51の前部27の回動量は、スキャナ筐体51の他の部分よりも多い。
図2(B)に示されるように、スキャナ筐体51の下面58の左端部に凹部55が形成されている。凹部55は、スキャナ筐体51の後部26から前部27へと向かう動径向き28(図3(B)参照)に沿って延びている。
[ラック部材70]
ラック部材70は、凹部55に嵌められた状態でスキャナ筐体51に対して固定される。図5(A)、(B)に示されるように、ラック部材70は、動径向き28が長手方向である上板71と、上板71の短手方向の両端部から下方側へ延びた一対の側板72と、を備えている。
図5(C)に示されるように、上板71の長手方向に延びたラックギヤ73が、上板71の内面71Bに設けられている。図7(A)に示されるように、ラックギヤ73は、上板71の短手方向の中央部に設けられている。また、図5(A)に示されるように、ラックギヤ73の延びる方向と平行な方向に延びた長穴74が、一対の側板72にそれぞれ設けられている。以下、ラック部材70において、ラックギヤ73や長穴74が設けられている側(動径向き28における下流の側)を一端側と称す。また、ラック部材70において、一端側と反対の側(動径向き28における上流の側)を他端側と称す。
ラック部材70が凹部55に嵌められるとき、ラック部材70の上板71における外面71Aが、凹部55の底面に当接して固定される。つまり、ラック部材70の内面71Bに設けられているラックギヤ73が、凹部55の内部に固定される。また、ラック部材70が凹部55に固定された状態において、ラックギヤ73は動径向き28に沿って延びた状態となる。このとき、ラック部材70は、一端側が複合機10の前側となるように、凹部55に嵌められる。
図7(B)に示されるように、ラック部材70の上板71に、板ばね75(本発明の被開係合部の一例)が取り付けられている。この板ばね75は略音叉形状を有しており、基端部75Aと、この基端部75Aから延出されている2本の腕部75Bとを備えている。図7(A)に示されるように、板ばね75の2本の腕部75B は、上板71の内面71Bにおいて、その上板71の短手方向の両端部に設けられている。つまり、板ばね75の2本の上部75Bは、ラックギヤ73を挟むように配置されている。
図7(B)に示されるように、板ばね75は、上板71の長手方向に沿って、つまり動径向き28に沿って延びている。板ばね75の大部分は、上板71の外面71Aに当接している。すなわち、基端部75Aの大部分と、後述される第1傾斜部76と第2傾斜部77とを除く2本の腕部75Bの一部とが外面71Aに当接している。そして、板ばね75のうち、外面71Aに当接していない残りの部分がラック部材70の上板71に設けられている開口71C,71Dからラック部材70の内部(一対の側板72の間の空間)に進入している。板ばね75のうち、ラック部材70の内部に進入している2本の腕部75Bは、動径向き28におけるラックギヤ73と重複する位置に、上板71の内面71Bから離間するように傾斜した第1傾斜部76と、この第1傾斜部76と連続しており第1傾斜部76との境界位置から上板71の内面71Bへ向けて傾斜した第2傾斜部77と、をそれぞれ備えている。2本の腕部75Bの第1傾斜部76及び第2傾斜部77は、上板71へ向けて押されることによって弾性変形可能である。上板71に対する第1傾斜部76の傾斜角は、上板71に対する第2傾斜部77の傾斜角よりも小さい。すなわち、上板71に対しては、第1傾斜部76の方が第2傾斜部77よりも緩やかに傾斜している。第1傾斜部76は、スキャナ筐体51が開位置において、後述するアーム体80に設けられた突起92と係合する。
図5(C)に示されるように、アクチュエータ機構78(本発明の被閉係合部の一例)が、ラック部材70に取り付けられている。アクチュエータ機構78は、ラック部材70の他端側(ラックギヤ73が設けられた一端側とは反対側)に取り付けられたコイルばね67と、コイルばね67に接続された当接片68とを備えている。コイルばね67の一端は、上板71に固定状態で取り付けられている。コイルばね67の他端に、当接片68に設けられた突起69が挿入されている。当接片68における突起69と反対側の位置に、凹部79が設けられている。以上より、アクチュエータ機構78は、コイルばね67が伸縮することによって弾性変形可能である。また、アクチュエータ機構78は、スキャナ筐体51が閉位置にあるとき、後述するアーム体80に設けられた突起93が凹部79に挿入されることによって、突起93と係合する。
[アーム体80の全体構成]
図9に示されるように、アーム体80の一端部81は、プリンタ筐体52に連結されている。また、アーム体80の他端部82は、スキャナ筐体51の凹部55に嵌められたラック部材70に連結されている。図5に示されるように、アーム体80は、ハウジング83と、ハウジング83に支持された回転ダンパ84及びギヤ部85とを備える。
[ハウジング83]
図5に示されるように、ハウジング83は、アーム体80の外形を構成し且つ内部空間86を有する部材である。ハウジング83は、例えば、一方側に凹部を有する2つの部材が当該凹部を対向させつつ組み合わされることによって形成される。このとき、対向する2つの凹部によって内部空間86が形成される。
図5(A)、(B)に示されるように、ハウジング83は、ラック部材70の側板72と平行な一対の平行板87と、当該一対の平行板87同士を繋ぐ側板90とを備えている。
図5(A)に示されるように、一対の平行板87の外面の一端部81に、凹部89が設けられている。そして、プリンタ筐体52の後側の上端部に設けられた凸部(不図示)が凹部89に挿入されている。これにより、アーム体80は、一端部81を中心に回動可能にプリンタ筐体52に連結されている。
ハウジング83の平行板87の他端部82は、ラック部材70の一対の側板72の間に挿入されている。そして、アーム体80の他端部82は、後述するギヤ43のギヤ軸43Sがラック部材70に設けられた長穴74内を摺動することによって、ラック部材70に対して摺動する。
図5(B)に示されるように、ハウジング83の側板90の他端部82側に、開口91が設けられている。アーム体80の内部空間86は、開口91を通じてアーム体80の外部と連結されている。
図7(B)に示されるように、ハウジング83の側板90の他端部82側に、突起92(本発明の開係合部の一例)が設けられている。突起92は、ラック部材70の上板71と対向する位置に設けられている。突起92は、スキャナ筐体51が開位置にあるとき、板ばね75の第1傾斜部76と係合する。
図7(B)、(C)に示されるように、ハウジング83の側板90の一端部81と他端部82との間に、突起93(本発明の閉係合部の一例)が設けられている。突起93は、アクチュエータ機構78と対向する位置に設けられている。突起93は、スキャナ筐体51が閉位置にあるとき、アクチュエータ機構78の当接片68の凹部79と係合する。
[回転ダンパ84]
図7に示されるように、回転ダンパ84は、ハウジング83の内部空間86に配置されている。回転ダンパ84は、ハウジング94と、ハウジング94の内部に回転可能に配置され且つハウジング94の外部に突出した軸体(不図示)と、ハウジング94の内部において軸体に取り付けられており軸体の回転によって回動するロータ(不図示)と、ハウジング94の外部において軸体に取り付けられており軸体を中心に回転する制動ギヤ95とを備える。ハウジング94の内部に、粘性流体が充填されている。粘性流体は、例えば、シリコンオイルなどの液体に種々の固定粒子や磁性粒子を分散したものや無機添加剤を添加したものである。
ハウジング94は、取付孔96を有している。回転ダンパ84は、取付孔96にビス97などが挿入されることによって、アーム体80のハウジング83に支持される。
軸体が回転してロータが回動すると、ハウジング94の内部においてロータと粘性流体との間に摩擦を生じる。これにより、軸体に取り付けられた制動ギヤ95は、軸体の回転を止めようとする制動力を受ける。
制動ギヤ95は、ギヤ部85を構成するギヤ43〜47のうち、アーム体80のハウジング83の最も一端部81側に支持されているギヤ47と噛合している。
[ギヤ部85]
図5(C)に示されるギヤ部85は、回転ダンパ84の制動ギヤ95(図7(B)参照)が受ける制動力をラックギヤ73に伝達するものである。ギヤ部85は、互いに噛合された5個のギヤ43〜47よりなるギヤ列である。5個のギヤ43〜47は、ハウジング83の内部空間86に、他端部82から一端部81の向きに沿って配列されている。
図5(A)及び図6に示されるように、ハウジング83の一対の平行板87の他端部82に、開口98が設けられている。ギヤ43(本発明の摺動ギヤの一例)から突出したギヤ軸43S(本発明の摺動ギヤの回転軸の一例)が、開口98を介してハウジング83の外部に突出している。これにより、ギヤ43は、アーム体80のハウジング83によって、ギヤ軸43Sを中心に回転可能に支持される。また、ハウジング83の外部に突出したギヤ43のギヤ軸43Sは、ラック部材70に設けられた長穴74に挿入されている。これにより、スキャナ筐体51が矢印33(図3(B)参照)の方向に回動するとき、ギヤ43のギヤ軸43Sは長穴74内を摺動する。
図5(C)に示されるように、ハウジング83の一対の平行板87の内面に、3つの凹部(不図示)が設けられている。各ギヤ44、45、46から突出したギヤ軸44S、45S、46Sが、当該凹部の各々に挿入される。これにより、各ギヤ44、45、46は、アーム体80のハウジング83によって、ギヤ軸44S、45S、46Sを中心に回転可能に支持される。
ハウジング83の一対の平行板87の内面の一端側に、溝部99が設けられている。ギヤ47から突出したギヤ軸47Sが、溝部99に挿入される。これにより、ギヤ47は、アーム体80のハウジング83によって、ギヤ軸47Sを中心に回転可能且つ溝部99に沿って移動可能に支持される。
ギヤ43は、ハウジング83の最も他端部82側に配置されている。ギヤ43の一部は、開口91から突出している。ギヤ43の開口91から突出した部分は、ラックギヤ73と噛合している。
ギヤ44は、ハウジング83におけるギヤ43よりも一端部81側に配置されている。ギヤ44は、ギヤ43と噛合している。ギヤ45は、ハウジング83におけるギヤ44よりも一端部81側に配置されている。ギヤ45は、ギヤ44と噛合している。
ギヤ46は、ハウジング83におけるギヤ45よりも一端部81側に配置されている。ギヤ46は、多段ギヤである。ギヤ46は、スラスト方向に並んで配置され且つ同じギヤ軸46Sを中心に一体に回転する2つのギヤ46A、46Bで構成されている。ギヤ46Aは、ギヤ45と噛合している。ギヤ46Bは、後述するギヤ47Aと噛合している。ギヤ46Aの直径は、ギヤ46Bよりも小さい。また、ギヤ46Aの歯数は、ギヤ46Bよりも少ない。これにより、ギヤ46Bの接線速度は、ギヤ46Aの接線速度よりも速くなる。ここで、ギヤ46A及びギヤ46Bのトルクは同一である。また、ギヤ46Bの直径はギヤ46Aの直径よりも大きい。よって、ギヤ46Bのギヤ47Aに対する接線方向の力は、ギヤ46Aがギヤ47Aと噛合していると仮定した場合の接線方向の力よりも小さくなる。なお、ギヤ46は、多段ギヤでなくてもよい。つまり、ギヤ46は、ギヤ44、45と同様の構成であってもよい。
ギヤ47(本発明の伝達切替部の一例)は、ハウジング83におけるギヤ46よりも一端部81側に配置されている。図7(C)に示されるように、ギヤ47は、スラスト方向に並んで配置され且つ同じギヤ軸47Sを中心に一体に回転する2つのギヤ47A、47Bで構成されている。つまり、ギヤ47は、ギヤ46と同様に、多段ギヤである。ギヤ47Aは、ギヤ46Bと噛合している。ギヤ47Bは、制動ギヤ95と噛合可能である。ギヤ47Aの直径は、ギヤ47Bよりも小さい。また、ギヤ47Aの歯数は、ギヤ47Bよりも少ない。これにより、ギヤ47Bの接線速度は、ギヤ47Aの接線速度よりも速くなる。ここで、ギヤ47A及びギヤ47Bのトルクは同一である。また、ギヤ47Bの直径はギヤ47Aの直径よりも大きい。よって、ギヤ47Bの制動ギヤ95に対する接線方向の力は、ギヤ47Aが制動ギヤ95と噛合していると仮定した場合の接線方向の力よりも小さくなる。なお、ギヤ47は、多段ギヤでなくてもよい。つまり、ギヤ47は、ギヤ44、45と同様の構成であってもよい。すなわち、ギヤ部85は、多段ギヤを備えていなくてもよい。
ギヤ47のギヤ軸47Sは、溝部99に沿って移動可能である。ここで、溝部99は、ギヤ46のギヤ軸46Sを中心とした円の円周方向に沿って延びている。また、溝部99の一端は、他端よりも回転ダンパ84から離間している。つまり、ギヤ47のギヤ軸47Sが溝部99に沿って移動することによって、ギヤ47は、回転ダンパ84に対して接近及び離間する。
図5(C)に示されるように、ギヤ47Aは、ギヤ46Bと噛合している。これにより、ギヤ47は、ギヤ軸47Sを中心に自転するとともに、ギヤ46の回転に伴ってギヤ46との噛合を維持しつつギヤ46の周りを公転する。つまり、ギヤ47は、ギヤ46を太陽ギヤとする遊星ギヤである。
図5(C)及び図7(B)に示されるように、ギヤ47Bは、ギヤ47のギヤ軸47Sが溝部99の他端側(回転ダンパ84に対して近い側)に位置しているときに、制動ギヤ95と噛合する(図7(B)参照)。図5(C)及び図7(B)に示される状態のときのギヤ47の位置が本発明の噛合位置である。一方、ギヤ47Bは、ギヤ47のギヤ軸47Sが溝部99の一端側(回転ダンパ84に対して遠い側)に位置しているときに、制動ギヤ95から離間する(図8(B)参照)。図8(B)に示される状態のときのギヤ47の位置が本発明の離間位置である。
ギヤ47が噛合位置のとき、制動ギヤ95が回転ダンパ84から受けた制動力はギヤ47へ伝達される。これにより、ギヤ部85は、当該制動力を、制動ギヤ95からギヤ47、ギヤ46、ギヤ45、ギヤ44、ギヤ43、及びラックギヤ73の順序で伝達する。一方、ギヤ47が離間位置のとき、回転ダンパ84から制動ギヤ95が受けた制動力はギヤ47へ伝達されない。つまり、ギヤ部85は、制動ギヤ95からラックギヤ73への当該制動力の伝達を解除する。
[スキャナ筐体51のプリンタ筐体52に対する開閉動作]
以下、スキャナ筐体51がプリンタ筐体52に対して閉じるときの動作が説明される。つまり、スキャナ筐体51が開位置から閉位置へ回動するときの動作が説明される。
スキャナ筐体51が図9に示される開位置にあるとき、ギヤ43のギヤ軸43Sは、図6に示されるように、ラック部材70の長穴74の動径向き28上流端に位置している。また、スキャナ筐体51が開位置にあるとき、図7(B)に示されるように、アーム体80の突起92と板ばね75の第2傾斜部77とは係合している。これにより、スキャナ筐体51は、開位置を維持している。
スキャナ筐体51に対して開位置から閉位置へ回動するための力が作用すると、板ばね75の第2傾斜部77が突起92を押す。これにより、第2傾斜部77は突起92から反作用の力を受ける。すると、第2傾斜部77及び第1傾斜部76は、ラック部材70の上板71に向けて移動する。つまり、第1傾斜部76及び第2傾斜部77は弾性変形する。その結果、突起92と第2傾斜部77との係合が解除され、スキャナ筐体51は、開位置から閉位置へ移動可能となる。以上より、板ばね75は、突起92との係合が解除される向きへ弾性変形可能である。
スキャナ筐体51が開位置から閉位置へ向けて矢印34(図9参照)の向きに回動すると、図6に示されるように、ギヤ43のギヤ軸43Sは、長穴74内を動径向き28に摺動する。また、このとき、ギヤ43は、ラックギヤ73に対して動径向き28に摺動しつつ、図9において反時計回りに回転する。図9において、ギヤ43が反時計回りに回転することによって、ギヤ44が時計回りに回転し、ギヤ45が反時計回りに回転し、ギヤ46が時計回りに回転する。
図9において、ギヤ46が時計回りに回転すると、ギヤ47は、ギヤ46のギヤ軸46Sの周りを時計回りに公転しつつ反時計回りに回転する。図9において、ギヤ47が時計回りに公転することによって、ギヤ47のギヤ軸47Sは溝部99に沿って回転ダンパ84に近づく向きに移動する。これにより、ギヤ47は、図7(B)、(C)に示される噛合位置に移動して、隣接する制動ギヤ95と噛合する。すると、図9において、制動ギヤ95は、ギヤ47の反時計回りの回転によって、時計回りに回転する。これにより、制動ギヤ95は、回転ダンパ84のロータと粘性流体との間に生じる摩擦による制動力を受ける。そして、当該制動力が、制動ギヤ95及びギヤ部85を介してラックギヤ73へ伝達される。つまり、ギヤ部85は、スキャナ筐体51が開位置から閉位置に向けて回動するとき、制動ギヤ95からラックギヤ73へ制動力を伝達する。その結果、スキャナ筐体51は、矢印34の向きに回動するときに、回転ダンパ84から負荷を受ける。
また、スキャナ筐体51が閉位置に近い図10に示される位置に到達すると、突起93が、アクチュエータ機構78の当接片68の傾斜面49に当接して当接片68を押す。これにより、当接片68は、コイルばね67の付勢力に抗って、動径向き28と逆向きに移動する。このとき、突起93が当接片68に力を作用させている一方で、突起93は当接片68から反作用の力を受ける。これにより、スキャナ筐体51は、矢印34の向きに回動するときに、上述した回転ダンパ84による負荷に加えて、アクチュエータ機構78による負荷を受ける。
スキャナ筐体51が図10に示される位置から更に矢印34の向きに回動すると、突起93は、当接片68に設けられた凹部79に嵌る。これにより、当接片68は、突起93によって押されなくなるため、コイルばね67の付勢力によって突起93に押される前の位置に戻る。その結果、突起93とアクチュエータ機構78とは係合する。このとき、スキャナ筐体51は、図11に示される位置に到達する。図11の状態におけるスキャナ筐体51は、閉位置である。
次に、スキャナ筐体51がプリンタ筐体52に対して開くときの動作が説明される。つまり、スキャナ筐体51が閉位置から開位置へ回動するときの動作が説明される。
スキャナ筐体51が図11に示される閉位置にあるとき、ギヤ43のギヤ軸43Sは、図5(A)に示されるように、ラック部材70の長穴74の動径向き28下流端に位置している。
スキャナ筐体51に対して閉位置から開位置へ回動するための力が作用すると、図11に示されるように、アクチュエータ機構78の当接片68の傾斜面50が突起93を押す。これにより、当接片68は突起93から反作用の力を受ける。すると、当接片68は、コイルばね67の付勢力に抗って、動径向き28と逆向きに移動する。つまり、アクチュエータ機構78は弾性変形する。その結果、突起93と当接片68との係合が解除されるため、スキャナ筐体51は、閉位置から開位置へ移動可能となる。以上より、アクチュエータ機構78は、突起93との係合が解除される向きへ弾性変形可能である。
スキャナ筐体51が閉位置から開位置へ向けて矢印35(図10参照)の向きに回動すると、図5(A)に示されるように、ギヤ43のギヤ軸43Sは、長穴74内を動径向き28と逆向きに摺動する。また、このとき、ギヤ43は、ラックギヤ73に対して動径向き28に摺動しつつ、図11において時計回りに回転する。図11において、ギヤ43が時計回りに回転することによって、ギヤ44が反時計回りに回転し、ギヤ45が時計回りに回転し、ギヤ46が時反計回りに回転する。
図11において、ギヤ46が反時計回りに回転すると、ギヤ47は、ギヤ46のギヤ軸46Sの周りを反時計回りに公転しつつ時計回りに回転する。図11において、ギヤ47が反時計回りに公転することによって、ギヤ47のギヤ軸47Sは溝部99に沿って回転ダンパ84から離間する向きに移動する。これにより、ギヤ47は、図8(B)、(C)に示される離間位置に移動して、隣接する制動ギヤ95から離間する。よって、制動ギヤ95は、ギヤ47が時計回りに回転しても、回転しない。したがって、制動ギヤ95は、回転ダンパ84のロータと粘性流体との間に生じる摩擦による制動力を受けない。つまり、ギヤ部85は、スキャナ筐体51が閉位置から開位置に向けて回動するとき、制動ギヤ95からラックギヤ73への制動力を伝達を解除する。その結果、スキャナ筐体51は、矢印35の向きに回動するときに、回転ダンパ84からの負荷を受けない。
スキャナ筐体51が矢印35の向きに回動する過程において、突起92は、板ばね75に当接しつつ板ばね75に沿って移動する。そして、スキャナ筐体51が開位置に近い位置に到達すると、突起92(図7(B)参照)が板ばね75の第1傾斜部76を押す。これにより、第1傾斜部76及び第2傾斜部77は、ラック部材70の上板71に向けて移動する。その結果、突起92は、第1傾斜部76を通過して第2傾斜部77と係合し、スキャナ筐体51は、開位置に到達する。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、ギヤ部85及び回転ダンパ84がアーム体80に収容されているため、ギヤ部85及び回転ダンパ84のプリンタ筐体52における収容スペースとアーム体80のプリンタ筐体52における収容スペースとを共通化できる。そのため、開閉装置の大型化を抑制できる。
また、本実施形態によれば、スキャナ筐体51が開位置から閉位置へ回動する過程では、伝達切替部によって制動ギヤ95からラックギヤ73へ制動力が伝達される。これにより、回動するスキャナ筐体51に回転ダンパ84による負荷がかかる。その結果、スキャナ筐体51が開位置から閉位置へ回動するときにおいて、スキャナ筐体51の回動速度を小さくできる。一方、スキャナ筐体51が閉位置から開位置へ回動する過程では、伝達切替部によって制動ギヤ95からラックギヤ73への制動力の伝達が解除される。これにより、回動するスキャナ筐体51に回転ダンパ84による負荷がかからない。その結果、スキャナ筐体51の閉位置から開位置への回動を円滑に実行できる。
また、本実施形態によれば、伝達切替部の機能が、遊星ギヤという単純な構成によって実現可能である。
また、本実施形態によれば、スキャナ筐体51が閉位置に回動すると、アーム体80の他端部82はスキャナ筐体51に対して動径向き28に摺動する。これにより、アーム体80の他端部82は、スキャナ筐体51の回動基端部から遠くなる。その結果、スキャナ筐体51が閉位置に回動する際に、アーム体80の他端部82が回動するスキャナ筐体51から受ける負荷を小さくできる。そのため、スキャナ筐体51の破損の可能性を低くできる。
本構成によれば、ギヤ46を構成する複数のギヤのうち直径の小さいギヤ46Aがラックギヤ73側のギヤ45と噛合され、且つギヤ46を構成する複数のギヤのうち直径の大きいギヤ46Bが制動ギヤ95側のギヤ47Aと噛合された状態でギヤ46が配置されることによって、制動ギヤ95と噛合するギヤ47Bから制動ギヤ95へかかる同一トルクあたりの接線方向の力を小さくすることができる。その結果、直径が小さい制動ギヤ95に過度な力がかかることによる制動ギヤ95の破損を低減することができる。つまり、直径が小さい制動ギヤ95を備えた小型の回転ダンパ84を用いることができる。すなわち、アーム体80に収容される回転ダンパ84を小型化することができる。そのため、アーム体80を小型化することができる。なお、本構成によれば、ギヤ47がギヤ46と同様に配置されることによって、上記接線方向の力が更に小さくなっている。
また、本構成によれば、上記のような状態でギヤ46、47が配置されることによって、制動ギヤ95と噛合するギヤ47Bの接線速度を増速させることができるため、制動ギヤ95が高速で回転する。これにより、粘性流体からの制動力を適切に発生させることができる。つまり、回転ダンパ84を適切に動作させることができる。
また、本実施形態によれば、ギヤ部85を構成するギヤ43〜47よりも左右方向9に大きい回転ダンパ84がアーム体80の一端部81側に配置されている。そのため、アーム体80の他端部82側を一端部81側より小さくすることができる。ここで、アーム体80の一端部81側はアーム体80の回動基端側であり、アーム体80の他端部側はアーム体80の回動先端側である。つまり、本実施形態では、アーム体80の回動のために回動基端側より大きなスペースが必要な回動先端側を小さくすることによって、アーム体80の回動に要するスペースが大きくなることを抑制できる。
また、本実施形態によれば、ラックギヤ73が凹部55に設けられているため、ラックギヤ73がユーザや修理者の手などと接触する可能性を低くできる。
また、本実施形態によれば、突起92と板ばね75とを係合させることによって、スキャナ筐体51を開位置に維持することができる。
また、本実施形態によれば、スキャナ筐体51が開位置から閉位置に向けて回動する過程において突起93がアクチュエータ機構78と係合するとき、回動するスキャナ筐体51に、アクチュエータ機構78の弾性変形による負荷がかかる。これにより、スキャナ筐体51が開位置から閉位置へ回動するときにおいて、スキャナ筐体51の回動速度を低くできる。
[変形例]
上述の実施形態では、板ばね75がラック部材70に設けられ、突起92がアーム体80に設けられていたが、上述の実施形態とは逆に、突起92がラック部材70に設けられ、板ばね75がアーム体80に設けられていてもよい。
また、上述の実施形態では、アクチュエータ機構78がラック部材70に設けられ、突起93がアーム体80に設けられていたが、上述の実施形態とは逆に、突起93がラック部材70に設けられ、アクチュエータ機構78がアーム体80に設けられていてもよい。
また、制動ギヤ95は、アーム体80のハウジング83の最も一端部81側に支持されているギヤ47以外のギヤ、つまりギヤ43〜46のいずれかと噛合してもよい。
また、ギヤ部85を構成するギヤの数は5個に限らない。例えば、ギヤ部85は、1個のギヤのみで構成されていてもよい。この場合、当該1個のギヤが、ラックギヤ73及び制動ギヤ95の双方と噛合している。
また、上述の実施形態では、ギヤ47が遊星ギヤであったが、ギヤ部85を構成する他のギヤ43〜46の何れかが遊星ギヤであってもよい。例えば、ギヤ45が、ギヤ44を太陽ギヤとする遊星ギヤであってもよい。
また、上述の実施形態では、本発明の伝達切替部の一例が、遊星ギヤであるギヤ47であったが、本発明の伝達切替部は、遊星ギヤに限らない。例えば、ギヤ部85を構成するギヤ43〜47の何れかまたは回転ダンパ84の制動ギヤ95が、公知のワンウェイクラッチ機構を備えていてもよい。この場合、ワンウェイクラッチ機構を備えたギヤは、スキャナ筐体51の開位置から閉位置への回動に伴う回転によって、噛合するギヤに動力を伝達する一方で、スキャナ筐体51の閉位置から開位置への回動に伴う回転によって、噛合するギヤに動力を伝達しない。
また、開閉装置は、本発明の伝達切替部を備えていなくてもよい。この場合、スキャナ筐体51は、開位置から閉位置へ回動するとき、及び閉位置から開位置へ回動するときの何れの場合にも、回転ダンパ84から負荷を受ける。
また、開閉装置は、複合機10以外の装置に設けられていてもよい。例えば、開閉装置は、自動車のボンネットに設けられていてもよい。
26・・・後部
27・・・前部
51・・・スキャナ筐体
52・・・プリンタ筐体
73・・・ラックギヤ
70・・・ラック部材
81・・・一端部
82・・・他端部
80・・・アーム体
83・・・ハウジング
84・・・回転ダンパ
85・・・ギヤ部
97・・・制動ギヤ

Claims (10)

  1. 本体と、
    上記本体に対して回動する際の回動中心を含む回動基端部と、上記本体に対して回動する際に最も回動量が多い回動先端部とを有し、上記本体の上部を覆う閉位置と、上記本体の上部を開放する開位置との間で上記本体に対して回動する回動体と、
    上記回動体に設けられ、上記回動基端部から上記回動先端部へと向かう動径向きに沿って延びるラックギヤを有するラック部材と、
    一端部が上記本体に連結され、他端部が上記ラック部材に連結されているとともに、他端部が上記ラック部材に対して摺動するアーム体と、を備え、
    上記アーム体は、
    ハウジングと、
    上記ハウジングに支持され、粘性流体から制動力を受ける制動ギヤを有する回転ダンパと、
    上記ハウジングに支持され、上記制動ギヤの制動力を上記ラックギヤに伝達するギヤ部と、を備える開閉装置。
  2. 上記ギヤ部は、上記回動体が上記閉位置から上記開位置に向けて回動するとき、上記制動ギヤから上記ラックギヤへの制動力の伝達を解除するとともに、上記回動体が上記開位置から上記閉位置に向けて回動するとき、上記制動ギヤから上記ラックギヤへ制動力を伝達する伝達切替部を備える請求項1に記載の開閉装置。
  3. 上記ギヤ部は、少なくとも上記ラックギヤと噛合する摺動ギヤと、遊星ギヤと、を備え、
    上記伝達切替部は、上記遊星ギヤであり、
    上記遊星ギヤは、上記回動体が上記開位置から上記閉位置に向けて回動するとき、隣接するギヤと噛合する噛合位置にあり、上記回動体が上記閉位置から上記開位置に向けて回動するとき、隣接するギヤと離間する離間位置にある請求項2に記載の開閉装置。
  4. 上記アーム体の上記ハウジングは、その他端部側に開口を有し、
    上記摺動ギヤの回転軸は、上記ハウジングの開口から突出しており、
    上記ラック部材は、上記ラックギヤの延びる方向と平行な方向に延びる長穴を更に備え、
    上記回動体が上記開位置から上記閉位置に向けて回動するとき、上記摺動ギヤの回転軸が上記長穴内を上記動径向きに摺動し、
    上記回動体が上記閉位置から上記開位置に向けて回動するとき、上記摺動ギヤの回転軸が上記長穴内を上記動径向きと逆向きに摺動する請求項3に記載の開閉装置。
  5. 上記ギヤ部は、スラスト方向に並んで配置され、一体に回転し、且つ互いに異なる半径である複数のギヤよりなる多段ギヤを備える請求項1から4のいずれかに記載の開閉装置。
  6. 上記制動ギヤは、上記アーム体のハウジングの最も一端部側に支持されているギヤと噛合する請求項1から5のいずれかに記載の開閉装置。
  7. 上記回動体は、上記本体側に凹部を備えており、
    上記ラック部材は、上記凹部に設けられている請求項1から6のいずれかに記載の開閉装置。
  8. 上記アーム体のハウジングの上記他端部側に設けられた開係合部と、
    上記ラック部材に設けられ、上記回動体が上記開位置において上記開係合部と係合する被開係合部と、を更に備え、
    上記開係合部または上記被開係合部の一方は、上記開係合部または上記被開係合部の他方との係合が解除される向きへ弾性変形可能である請求項1から7のいずれかに記載の開閉装置。
  9. 上記アーム体のハウジングの上記本体と反対側に設けられた閉係合部と、
    上記ラック部材に設けられ、上記回動体が上記閉位置において上記閉係合部と係合する被閉係合部と、を更に備え、
    上記閉係合部または上記被閉係合部の一方は、上記閉係合部または上記被閉係合部の他方との係合が解除される向きへ弾性変形可能である請求項1から8のいずれかに記載の開閉装置。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の開閉装置と、
    上記本体に設けられており、被記録媒体に画像を記録する記録部と、を備える画像記録装置。
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