JP2004174837A - プリンタ防水構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造と操作が簡単なプリンタ防水機構を提供すること。
【解決手段】印字ヘッド(20)により用紙(10)への印字が開始されると、モータ(31)は時計回り方向へ回転し、伝達装置(123)の電磁クラッチ(124)はONにされ、モータ(31)の駆動力がラック駆動ギヤ(122)に伝達され、可動蓋(120)はバネ(130)の付勢力に抗して右方向に移動せしめられる。可動蓋の左端が用紙排出口(110)を通り過ぎた所でラック(121)が無くなるようにされており、最左端のラックがラック駆動ギヤの歯に係合しては外れることを繰り返しモータをロックしない。印字が終了してモータが停止すると電磁クラッチがOFFにされ、可動蓋はバネの付勢力により左に移動せしめられ用紙排出口は閉じられる。
【選択図】 図1
【解決手段】印字ヘッド(20)により用紙(10)への印字が開始されると、モータ(31)は時計回り方向へ回転し、伝達装置(123)の電磁クラッチ(124)はONにされ、モータ(31)の駆動力がラック駆動ギヤ(122)に伝達され、可動蓋(120)はバネ(130)の付勢力に抗して右方向に移動せしめられる。可動蓋の左端が用紙排出口(110)を通り過ぎた所でラック(121)が無くなるようにされており、最左端のラックがラック駆動ギヤの歯に係合しては外れることを繰り返しモータをロックしない。印字が終了してモータが停止すると電磁クラッチがOFFにされ、可動蓋はバネの付勢力により左に移動せしめられ用紙排出口は閉じられる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタに関し、特にはプリンタの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタには印刷を終了した用紙を排出する用紙排出口が必ず設けられている。携帯用プリンタは屋外でも使用されることが多く雨天時の使用に備えて、この隙間を、非使用時、すなわち印字して用紙を排出しないときには塞ぐようにしたものが多い。
【0003】
特許文献1(特開平8−118755号公報)の装置では、用紙排出口を覆う蓋部材を設けるが、この蓋部材を軽量なフィルムで形成し、印刷された用紙が蓋部材を押し開けるようにされている。ところが、この方法は蓋の開閉を用紙で押し開けることによっておこなっているために用紙の強さ、あるいは、硬さが不十分であると用紙がジャムをおこし蓋部材が開かない可能性がある。
【0004】
特許文献2(特開平10−58759号公報)の装置では、用紙排出口を開閉可能なヒンジカバーと、ヒンジカバーを露出させるスライドカバーを有し、スライドカバーを開くとヒンジカバーも自動的に開くようにされている。したがって、用紙排出口の開閉に使用者による、その操作をおこなうための専用の、動作が必要とされる。
【0005】
特許文献3(特開2001−90130号公報)の装置では、ローラを移動装置で動かして用紙排出口を開閉するようにすることを開示している。この移動されるローラが本来何をするためのものであるかは、明らかにされていないが、ローラにとっては用紙排出口を開閉することのほかに用紙をガイドする機能を有しているはずである。用紙排出口を開閉するために、ローラの表面が用紙排出口のエッジ部に繰り返し接触と離反を繰り返され、ローラの表面が損傷を受ける可能性があり、損傷をうけるとローラの用紙をガイドする機能に悪影響を与える可能性がある。また、ローラは大きな部品であるので、これを移動するには、大きなエネルギを必要とし、電力消費が大きくなる可能性がある。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−118755号公報
【特許文献2】
特開平10−58759号公報
【特許文献3】
特開2001−90130号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題に鑑み、作業者の特別な操作が不要で、作動が確実で、電力消費も少ない、プリンタの防水構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、プリンタの用紙排出口から水が内部に進入するのを防止するプリンタ防水構造であって、
可動蓋と、可動蓋を閉位置に向けて付勢する付勢手段と、可動蓋を開位置に向けて移動せしめる蓋移動手段を具備し、
蓋移動手段は、用紙搬送モータが用紙排出方向に作動するときには、用紙搬送モータの駆動力を、可動蓋が開位置に向けて移動できるように、可動蓋に伝達可能で、且つ、用紙搬送モータが停止、または、反用紙排出方向に作動するときには用紙搬送モータと可動蓋の係合を遮断し、可動蓋が付勢手段で閉位置に向けて移動できるようにする、クラッチ手段を含む、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
このように構成されるプリンタ防水構造では用紙搬送モータが用紙排出方向に作動するときには、この用紙搬送モータの駆動力で可動蓋が開位置に向けて移動され、用紙搬送モータが停止、または、反用紙排出方向に作動するときには可動蓋が付勢手段で閉位置に向けて移動される。
【0009】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明において、可動蓋が開位置に到達し、なお用紙搬送モータが回転を続行する場合に、用紙搬送モータの回転を妨害しないように駆動力を逃がす駆動力逃がし手段を有する、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
このように構成されるプリンタ防水構造では可動蓋が開位置に到達して用紙搬送モータの回転が妨害されない。
【0010】
請求項3の発明によれば、請求項1の発明において、可動蓋が、ギロチン式カッタの可動刃を兼ねている、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
請求項4の発明によれば、請求項1の発明において、用紙排出口の縁に手切り用の刃が形成されている、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
請求項5の発明によれば、請求項1の発明において、可動蓋が閉じるときに、用紙排出口の縁に突き当たって停止する、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
【0011】
請求項6の用紙排出口から水が内部に進入するのを防止するプリンタ防水構造であって、
用紙排出口の一対の長辺の一方から対向する辺と反対側の斜め上方に延伸する撥水性フィルムと、
用紙排出口の一対の長辺の他方から前記撥水性フィルムへ向かって前記撥水性フィルムよりも小さな角度で斜め上方に延伸する親水性フィルムを有し、
前記親水性フィルムは、前記撥水性フィルムの中間高さ位置において用紙が通過できる幅を残して前記撥水性フィルムに接近して終焉している、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
このように構成されるプリンタ防水構造では、複雑な機構を用いることなく、撥水性のフィルムと親水性のフィルムのみで防水でき極めて簡単に実現できる。
【0012】
請求項7の発明によれば、請求項6の発明において、撥水性フィルムは用紙排出口を形成する部材に連続して設けられた傾斜面に貼着されている、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
請求項8の発明によれば、請求項6の発明において、親水性フィルムの根元の用紙排出口の一対の長辺の他方に手切りカッターの刃を設けた、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
請求項9の発明によれば、請求項6の発明において、親水性フィルムにより水を側方に導く樋が形成されている、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態について説明する。図1、2が第1の実施の形態の構造と作用を説明する図である。
参照符号100で示されるのはプリンタの上部ケーシングである。上部ケーシング100には用紙排出口110が形成されていて、用紙排出口110は第1の辺111と第2の辺112を有する。
【0014】
参照符号120で示されているのは可動蓋であって上部ケーシング100の下面に沿って移動できるように取り付けられている。可動蓋120はバネ130で常時図中左方に付勢され、可動蓋120の下面にはラック121が形成されている。ラック121にはラック駆動ギヤ122が噛合している。
【0015】
一方、用紙10に印字するための印字ヘッド20およびプラテン30が可動蓋120の下方に配設されている。プラテン30はモータ31により中間ギヤ32を介して駆動される。中間ギヤ32にはラック駆動補助ギヤ33が噛合している。
【0016】
ラック駆動補助ギヤ33とラック駆動ギヤ122が伝達装置123を介して係合されている。伝達装置123には、モータ31が用紙排出方向(図中時計回り方向)に回転しているときにモータ31の駆動力をラック駆動ギヤ122に伝え、モータ31が反用紙排出方向(図中反時計回り方向)に回転しているとき、または、モータ31が停止しているときは、ラック駆動ギヤ122とラック駆動補助ギヤ33の係合を解除することが要求される。
【0017】
このような要求を満たすものとして、伝達装置123は、例えば、電磁クラッチを有し、電磁クラッチはモータ31が用紙排出方向(図中時計回り方向)に回転しているときにはON(係合)にされ、モータ31が反用紙排出方向(図中反時計回り方向)に回転しているときにはOFF(開放)にされる。
【0018】
伝達装置123は、ラック駆動補助ギヤ33と同軸に配置された第1プーリ123aと、ラック駆動ギヤ122に同軸に配置されている第2プーリ123bとベルト123cを有している。
第1プーリ123aはラック駆動補助ギヤ33に直接固定されているが、図3に示されるように、第2プーリ123bは電磁クラッチ124と共にラック駆動ギヤ122の軸122aに緩く嵌合されていて、電磁クラッチ124がONのときのみ第2プーリ123bはラック駆動ギヤ122と一体にされる。
【0019】
次に、上記のように構成された第1の実施の形態の作用を説明する。図1は、非使用状態を示し、モータ31は停止し、可動蓋120は閉位置にあって、用紙排出口110は閉じられている。より詳細には、伝達装置123の電磁クラッチ124はOFF状態とされ、バネ130の付勢力により可動蓋120の左端122がストッパ113に当接している。なお、ストッパ113は用紙の通過を妨害しないように幅方向で用紙より外側に配置されている。
【0020】
印字ヘッド20により用紙10への印字が開始されると、モータ31は時計回り方向へ回転し、伝達装置123の電磁クラッチはONにされ、モータ31の駆動力がラック駆動ギヤ122に伝達される。その結果、図2に示されるように可動蓋120はバネ130の付勢力に抗して右方向に移動せしめられる。可動蓋120の左端122が用紙排出口110を通り過ぎた所で、ラック121が無くなるようにされている。その結果、最左端のラック121がラック駆動ギヤ122の歯に係合しては外れることを繰り返し、モータ31がロックされるのを防止するとともに可動蓋120がそれ以上右方向に移動することが防止される。
【0021】
以下、第1の実施の形態の幾つかの変形例について説明する。
図4に示すのは第1の実施の形態の第1の変形例の特徴を説明する図であって、この第1の変形例においては、可動蓋120がギロチンカッタの可動刃を兼ねるようにしたもので、可動蓋120の左端の上側の縁に可動刃125が用紙を切断可能なように加工されている。
【0022】
図5に示すのは第1の実施の形態の第2の変形例の特徴を説明する図であって、この第2の変形例においては、上部ケーシング100の用紙排出口110の第2の辺112の下側部分に手切り用の刃112aが形成されている。
図6に示すのは第1の実施の形態の第3の変形例の特徴を説明する図であって、この第3の変形例においては、上部ケーシング100の用紙排出口110の第2の辺112が下側に厚く形成されており、ここに、閉じ位置において可動蓋120の左端がこの第2の辺112に当接するようにされている。
【0023】
次に第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態は、第1の実施の形態とは異なり、撥水性フィルムと親水性フィルムを利用して防水をするものである。図7に示すのは本発明のプリンタ防水構造の第2の実施の形態の概要である。プリンタの上部ケーシング200に用紙排出口210が形成されている。印字は用紙10がプラテン20とヘッド30を通る時におこなわれ、印字が終了した用紙は用紙排出口210から排出される。
【0024】
用紙排出口210は図の表裏方向に延伸する一対の第1辺211と第2辺212を有する。用紙排出口210の第1辺211から、斜面213が、第2辺とは反対の方向に、斜め上方に延伸している。斜面213の表面には撥水性フィルム220が貼着されている。
【0025】
用紙排出口210の第2辺212には、親水性フィルム230が取り付けられている。親水性フィルム230の先端231は撥水性フィルム220の中間高さ位置において用紙がかろうじて通過できる幅を残して撥水性フィルム220に接近して終焉している。
親水性フィルム230の幅方向の端部は用紙排出口210よりも幅方向外側まで延長され、上部ケーシング200の幅方向の端部まで延長されている。
さらに、親水性フィルム230の下端には折り返し232が形成され、親水性フィルム230は全体として樋の形状とされている。
【0026】
第2の実施の形態は上記のように構成されており、用紙排出口210の上方で水滴は撥水性フィルム220の表面または親水性フィルム230の表面に落下する。親水性フィルム230の表面に落下した水滴は直ぐに拡散する。撥水性フィルム220の表面に落下した水滴は球体となって親水性フィルム230の方に転がり、親水性フィルム230の表面に達すると拡散する。
そして、親水性フィルム230は樋の形状をしているので幅方向外側に導かれ下方に落下する。そのために、親水性フィルム230は幅方向の中央部分が若干高くされている。
【0027】
また用紙排出口210の第2辺212の親水性フィルム230の取り付けられているところの下側に用紙を手切りするためのカッタ240が取り付けられている。使用者が用紙を切断しようとするとき用紙は図中左側に曲げられ親水性フィルム230に当たるが親水性フィルム230は柔軟性を有しているで用紙と共に左側に曲がり、用紙の手切りを妨害することはない。
【0028】
【発明の効果】
請求項1から6の発明は、プリンタの用紙排出口から水が内部に進入するのを防止するプリンタ防水構造であるが、可動蓋と、可動蓋を閉位置に向けて付勢する付勢手段と、可動蓋を開位置に向けて移動せしめる蓋移動手段を具備し、蓋移動手段は、用紙搬送モータが用紙排出方向に作動するときには、用紙搬送モータの駆動力を、可動蓋が開位置に向けて移動できるように、可動蓋に伝達可能で、且つ、用紙搬送モータが停止、または、反用紙排出方向に作動するときには用紙搬送モータと可動蓋の係合を遮断し、可動蓋が付勢手段で閉位置に向けて移動できるようにする、クラッチ手段を含む。
したがって、用紙搬送モータが用紙排出方向に作動するときには、この用紙搬送モータの駆動力で可動蓋が開位置に向けて移動され、用紙搬送モータが停止、または、反用紙排出方向に作動するときには可動蓋が付勢手段で閉位置に向けて移動され、複雑な操作が不要である。
【0029】
請求項6から9の発明は用紙排出口から水が内部に進入するのを防止するプリンタ防水構造であるが、用紙排出口の一対の長辺の一方から対向する辺と反対側の斜め上方に延伸する撥水性フィルムと、用紙排出口の一対の長辺の他方から前記撥水性フィルムへ向かって前記撥水性フィルムよりも小さな角度で斜め上方に延伸する親水性フィルムを有し、前記親水性フィルムは、前記撥水性フィルムの中間高さ位置において用紙が通過できる幅を残して前記撥水性フィルムに接近して終焉しているものである。
このように構成されるプリンタ防水構造では、複雑な機構を用いることなく、撥水性のフィルムと親水性のフィルムのみで防水でき極めて簡単に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構造と作用を説明する図である。
【図2】第1の実施の形態の構造と作用を説明する図である。
【図3】電磁クラッチを説明する図である。
【図4】第1の実施の形態の第1の変形例を説明する図である。
【図5】第1の実施の形態の第2の変形例を説明する図である。
【図6】第1の実施の形態の第3の変形例を説明する図である。
【図7】第2の実施の形態の構造と作用を説明する図である。
【図8】第2の実施の形態の構造と作用を説明する図である。
【図9】第2の実施の形態の部分斜視図である。
【符号の説明】
100…上部ケーシング
110…用紙排出口
111…第1の辺
112…第2の辺
112a…刃
113…ストッパ
120…可動蓋
121…ラック
122…ラック駆動ギヤ
123…伝達装置
124…電磁クラッチ
125…可動刃
130…バネ
200…上部ケーシング
210…用紙排出口
211…第1の辺
212…第2の辺
213…傾斜面
220…撥水性のフィルム
230…親水性のフィルム
231…折り返し
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタに関し、特にはプリンタの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタには印刷を終了した用紙を排出する用紙排出口が必ず設けられている。携帯用プリンタは屋外でも使用されることが多く雨天時の使用に備えて、この隙間を、非使用時、すなわち印字して用紙を排出しないときには塞ぐようにしたものが多い。
【0003】
特許文献1(特開平8−118755号公報)の装置では、用紙排出口を覆う蓋部材を設けるが、この蓋部材を軽量なフィルムで形成し、印刷された用紙が蓋部材を押し開けるようにされている。ところが、この方法は蓋の開閉を用紙で押し開けることによっておこなっているために用紙の強さ、あるいは、硬さが不十分であると用紙がジャムをおこし蓋部材が開かない可能性がある。
【0004】
特許文献2(特開平10−58759号公報)の装置では、用紙排出口を開閉可能なヒンジカバーと、ヒンジカバーを露出させるスライドカバーを有し、スライドカバーを開くとヒンジカバーも自動的に開くようにされている。したがって、用紙排出口の開閉に使用者による、その操作をおこなうための専用の、動作が必要とされる。
【0005】
特許文献3(特開2001−90130号公報)の装置では、ローラを移動装置で動かして用紙排出口を開閉するようにすることを開示している。この移動されるローラが本来何をするためのものであるかは、明らかにされていないが、ローラにとっては用紙排出口を開閉することのほかに用紙をガイドする機能を有しているはずである。用紙排出口を開閉するために、ローラの表面が用紙排出口のエッジ部に繰り返し接触と離反を繰り返され、ローラの表面が損傷を受ける可能性があり、損傷をうけるとローラの用紙をガイドする機能に悪影響を与える可能性がある。また、ローラは大きな部品であるので、これを移動するには、大きなエネルギを必要とし、電力消費が大きくなる可能性がある。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−118755号公報
【特許文献2】
特開平10−58759号公報
【特許文献3】
特開2001−90130号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題に鑑み、作業者の特別な操作が不要で、作動が確実で、電力消費も少ない、プリンタの防水構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、プリンタの用紙排出口から水が内部に進入するのを防止するプリンタ防水構造であって、
可動蓋と、可動蓋を閉位置に向けて付勢する付勢手段と、可動蓋を開位置に向けて移動せしめる蓋移動手段を具備し、
蓋移動手段は、用紙搬送モータが用紙排出方向に作動するときには、用紙搬送モータの駆動力を、可動蓋が開位置に向けて移動できるように、可動蓋に伝達可能で、且つ、用紙搬送モータが停止、または、反用紙排出方向に作動するときには用紙搬送モータと可動蓋の係合を遮断し、可動蓋が付勢手段で閉位置に向けて移動できるようにする、クラッチ手段を含む、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
このように構成されるプリンタ防水構造では用紙搬送モータが用紙排出方向に作動するときには、この用紙搬送モータの駆動力で可動蓋が開位置に向けて移動され、用紙搬送モータが停止、または、反用紙排出方向に作動するときには可動蓋が付勢手段で閉位置に向けて移動される。
【0009】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明において、可動蓋が開位置に到達し、なお用紙搬送モータが回転を続行する場合に、用紙搬送モータの回転を妨害しないように駆動力を逃がす駆動力逃がし手段を有する、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
このように構成されるプリンタ防水構造では可動蓋が開位置に到達して用紙搬送モータの回転が妨害されない。
【0010】
請求項3の発明によれば、請求項1の発明において、可動蓋が、ギロチン式カッタの可動刃を兼ねている、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
請求項4の発明によれば、請求項1の発明において、用紙排出口の縁に手切り用の刃が形成されている、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
請求項5の発明によれば、請求項1の発明において、可動蓋が閉じるときに、用紙排出口の縁に突き当たって停止する、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
【0011】
請求項6の用紙排出口から水が内部に進入するのを防止するプリンタ防水構造であって、
用紙排出口の一対の長辺の一方から対向する辺と反対側の斜め上方に延伸する撥水性フィルムと、
用紙排出口の一対の長辺の他方から前記撥水性フィルムへ向かって前記撥水性フィルムよりも小さな角度で斜め上方に延伸する親水性フィルムを有し、
前記親水性フィルムは、前記撥水性フィルムの中間高さ位置において用紙が通過できる幅を残して前記撥水性フィルムに接近して終焉している、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
このように構成されるプリンタ防水構造では、複雑な機構を用いることなく、撥水性のフィルムと親水性のフィルムのみで防水でき極めて簡単に実現できる。
【0012】
請求項7の発明によれば、請求項6の発明において、撥水性フィルムは用紙排出口を形成する部材に連続して設けられた傾斜面に貼着されている、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
請求項8の発明によれば、請求項6の発明において、親水性フィルムの根元の用紙排出口の一対の長辺の他方に手切りカッターの刃を設けた、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
請求項9の発明によれば、請求項6の発明において、親水性フィルムにより水を側方に導く樋が形成されている、ことを特徴とするプリンタ防水構造が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態について説明する。図1、2が第1の実施の形態の構造と作用を説明する図である。
参照符号100で示されるのはプリンタの上部ケーシングである。上部ケーシング100には用紙排出口110が形成されていて、用紙排出口110は第1の辺111と第2の辺112を有する。
【0014】
参照符号120で示されているのは可動蓋であって上部ケーシング100の下面に沿って移動できるように取り付けられている。可動蓋120はバネ130で常時図中左方に付勢され、可動蓋120の下面にはラック121が形成されている。ラック121にはラック駆動ギヤ122が噛合している。
【0015】
一方、用紙10に印字するための印字ヘッド20およびプラテン30が可動蓋120の下方に配設されている。プラテン30はモータ31により中間ギヤ32を介して駆動される。中間ギヤ32にはラック駆動補助ギヤ33が噛合している。
【0016】
ラック駆動補助ギヤ33とラック駆動ギヤ122が伝達装置123を介して係合されている。伝達装置123には、モータ31が用紙排出方向(図中時計回り方向)に回転しているときにモータ31の駆動力をラック駆動ギヤ122に伝え、モータ31が反用紙排出方向(図中反時計回り方向)に回転しているとき、または、モータ31が停止しているときは、ラック駆動ギヤ122とラック駆動補助ギヤ33の係合を解除することが要求される。
【0017】
このような要求を満たすものとして、伝達装置123は、例えば、電磁クラッチを有し、電磁クラッチはモータ31が用紙排出方向(図中時計回り方向)に回転しているときにはON(係合)にされ、モータ31が反用紙排出方向(図中反時計回り方向)に回転しているときにはOFF(開放)にされる。
【0018】
伝達装置123は、ラック駆動補助ギヤ33と同軸に配置された第1プーリ123aと、ラック駆動ギヤ122に同軸に配置されている第2プーリ123bとベルト123cを有している。
第1プーリ123aはラック駆動補助ギヤ33に直接固定されているが、図3に示されるように、第2プーリ123bは電磁クラッチ124と共にラック駆動ギヤ122の軸122aに緩く嵌合されていて、電磁クラッチ124がONのときのみ第2プーリ123bはラック駆動ギヤ122と一体にされる。
【0019】
次に、上記のように構成された第1の実施の形態の作用を説明する。図1は、非使用状態を示し、モータ31は停止し、可動蓋120は閉位置にあって、用紙排出口110は閉じられている。より詳細には、伝達装置123の電磁クラッチ124はOFF状態とされ、バネ130の付勢力により可動蓋120の左端122がストッパ113に当接している。なお、ストッパ113は用紙の通過を妨害しないように幅方向で用紙より外側に配置されている。
【0020】
印字ヘッド20により用紙10への印字が開始されると、モータ31は時計回り方向へ回転し、伝達装置123の電磁クラッチはONにされ、モータ31の駆動力がラック駆動ギヤ122に伝達される。その結果、図2に示されるように可動蓋120はバネ130の付勢力に抗して右方向に移動せしめられる。可動蓋120の左端122が用紙排出口110を通り過ぎた所で、ラック121が無くなるようにされている。その結果、最左端のラック121がラック駆動ギヤ122の歯に係合しては外れることを繰り返し、モータ31がロックされるのを防止するとともに可動蓋120がそれ以上右方向に移動することが防止される。
【0021】
以下、第1の実施の形態の幾つかの変形例について説明する。
図4に示すのは第1の実施の形態の第1の変形例の特徴を説明する図であって、この第1の変形例においては、可動蓋120がギロチンカッタの可動刃を兼ねるようにしたもので、可動蓋120の左端の上側の縁に可動刃125が用紙を切断可能なように加工されている。
【0022】
図5に示すのは第1の実施の形態の第2の変形例の特徴を説明する図であって、この第2の変形例においては、上部ケーシング100の用紙排出口110の第2の辺112の下側部分に手切り用の刃112aが形成されている。
図6に示すのは第1の実施の形態の第3の変形例の特徴を説明する図であって、この第3の変形例においては、上部ケーシング100の用紙排出口110の第2の辺112が下側に厚く形成されており、ここに、閉じ位置において可動蓋120の左端がこの第2の辺112に当接するようにされている。
【0023】
次に第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態は、第1の実施の形態とは異なり、撥水性フィルムと親水性フィルムを利用して防水をするものである。図7に示すのは本発明のプリンタ防水構造の第2の実施の形態の概要である。プリンタの上部ケーシング200に用紙排出口210が形成されている。印字は用紙10がプラテン20とヘッド30を通る時におこなわれ、印字が終了した用紙は用紙排出口210から排出される。
【0024】
用紙排出口210は図の表裏方向に延伸する一対の第1辺211と第2辺212を有する。用紙排出口210の第1辺211から、斜面213が、第2辺とは反対の方向に、斜め上方に延伸している。斜面213の表面には撥水性フィルム220が貼着されている。
【0025】
用紙排出口210の第2辺212には、親水性フィルム230が取り付けられている。親水性フィルム230の先端231は撥水性フィルム220の中間高さ位置において用紙がかろうじて通過できる幅を残して撥水性フィルム220に接近して終焉している。
親水性フィルム230の幅方向の端部は用紙排出口210よりも幅方向外側まで延長され、上部ケーシング200の幅方向の端部まで延長されている。
さらに、親水性フィルム230の下端には折り返し232が形成され、親水性フィルム230は全体として樋の形状とされている。
【0026】
第2の実施の形態は上記のように構成されており、用紙排出口210の上方で水滴は撥水性フィルム220の表面または親水性フィルム230の表面に落下する。親水性フィルム230の表面に落下した水滴は直ぐに拡散する。撥水性フィルム220の表面に落下した水滴は球体となって親水性フィルム230の方に転がり、親水性フィルム230の表面に達すると拡散する。
そして、親水性フィルム230は樋の形状をしているので幅方向外側に導かれ下方に落下する。そのために、親水性フィルム230は幅方向の中央部分が若干高くされている。
【0027】
また用紙排出口210の第2辺212の親水性フィルム230の取り付けられているところの下側に用紙を手切りするためのカッタ240が取り付けられている。使用者が用紙を切断しようとするとき用紙は図中左側に曲げられ親水性フィルム230に当たるが親水性フィルム230は柔軟性を有しているで用紙と共に左側に曲がり、用紙の手切りを妨害することはない。
【0028】
【発明の効果】
請求項1から6の発明は、プリンタの用紙排出口から水が内部に進入するのを防止するプリンタ防水構造であるが、可動蓋と、可動蓋を閉位置に向けて付勢する付勢手段と、可動蓋を開位置に向けて移動せしめる蓋移動手段を具備し、蓋移動手段は、用紙搬送モータが用紙排出方向に作動するときには、用紙搬送モータの駆動力を、可動蓋が開位置に向けて移動できるように、可動蓋に伝達可能で、且つ、用紙搬送モータが停止、または、反用紙排出方向に作動するときには用紙搬送モータと可動蓋の係合を遮断し、可動蓋が付勢手段で閉位置に向けて移動できるようにする、クラッチ手段を含む。
したがって、用紙搬送モータが用紙排出方向に作動するときには、この用紙搬送モータの駆動力で可動蓋が開位置に向けて移動され、用紙搬送モータが停止、または、反用紙排出方向に作動するときには可動蓋が付勢手段で閉位置に向けて移動され、複雑な操作が不要である。
【0029】
請求項6から9の発明は用紙排出口から水が内部に進入するのを防止するプリンタ防水構造であるが、用紙排出口の一対の長辺の一方から対向する辺と反対側の斜め上方に延伸する撥水性フィルムと、用紙排出口の一対の長辺の他方から前記撥水性フィルムへ向かって前記撥水性フィルムよりも小さな角度で斜め上方に延伸する親水性フィルムを有し、前記親水性フィルムは、前記撥水性フィルムの中間高さ位置において用紙が通過できる幅を残して前記撥水性フィルムに接近して終焉しているものである。
このように構成されるプリンタ防水構造では、複雑な機構を用いることなく、撥水性のフィルムと親水性のフィルムのみで防水でき極めて簡単に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構造と作用を説明する図である。
【図2】第1の実施の形態の構造と作用を説明する図である。
【図3】電磁クラッチを説明する図である。
【図4】第1の実施の形態の第1の変形例を説明する図である。
【図5】第1の実施の形態の第2の変形例を説明する図である。
【図6】第1の実施の形態の第3の変形例を説明する図である。
【図7】第2の実施の形態の構造と作用を説明する図である。
【図8】第2の実施の形態の構造と作用を説明する図である。
【図9】第2の実施の形態の部分斜視図である。
【符号の説明】
100…上部ケーシング
110…用紙排出口
111…第1の辺
112…第2の辺
112a…刃
113…ストッパ
120…可動蓋
121…ラック
122…ラック駆動ギヤ
123…伝達装置
124…電磁クラッチ
125…可動刃
130…バネ
200…上部ケーシング
210…用紙排出口
211…第1の辺
212…第2の辺
213…傾斜面
220…撥水性のフィルム
230…親水性のフィルム
231…折り返し
Claims (9)
- プリンタの用紙排出口から水が内部に進入するのを防止するプリンタ防水構造であって、
可動蓋と、可動蓋を閉位置に向けて付勢する付勢手段と、可動蓋を開位置に向けて移動せしめる蓋移動手段を具備し、
蓋移動手段は、用紙搬送モータが用紙排出方向に作動するときには、用紙搬送モータの駆動力を、可動蓋が開位置に向けて移動できるように、可動蓋に伝達可能で、且つ、用紙搬送モータが停止、または、反用紙排出方向に作動するときには用紙搬送モータと可動蓋の係合を遮断し、可動蓋が付勢手段で閉位置に向けて移動できるようにする、クラッチ手段を含む、
ことを特徴とするプリンタ防水構造。 - 可動蓋が開位置に到達し、なお用紙搬送モータが回転を続行する場合に、用紙搬送モータの回転を妨害しないように駆動力を逃がす駆動力逃がし手段を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ防水構造。
- 可動蓋が、ギロチン式カッタの可動刃を兼ねている、ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ防水構造。
- 用紙排出口の縁に手切り用の刃が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ防水構造。
- 可動蓋が閉じるときに、用紙排出口の縁に突き当たって停止する、ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ防水構造。
- プリンタの用紙排出口から水が内部に進入するのを防止するプリンタ防水構造であって、
用紙排出口の一対の長辺の一方から対向する辺と反対側の斜め上方に延伸する撥水性フィルムと、
用紙排出口の一対の長辺の他方から前記撥水性フィルムへ向かって前記撥水性フィルムよりも小さな角度で斜め上方に延伸する親水性フィルムを有し、
前記親水性フィルムは、前記撥水性フィルムの中間高さ位置において用紙が通過できる幅を残して前記撥水性フィルムに接近して終焉している、
ことを特徴とするプリンタ防水構造。 - 撥水性フィルムは用紙排出口を形成する部材に連続して設けられた傾斜面に貼着されている、ことを特徴とする請求項6に記載のプリンタ防水構造。
- 親水性フィルムの根元の用紙排出口の一対の長辺の他方に手切りカッターの刃を設けた、ことを特徴とする請求項6に記載のプリンタ防水構造。
- 親水性フィルムにより水を側方に導く樋が形成されている、ことを特徴とする請求項6に記載のプリンタ防水構造。
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JP2006123229A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Canon Electronics Inc | シート排出部構造および記録装置 |
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2002
- 2002-11-26 JP JP2002342534A patent/JP2004174837A/ja active Pending
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