JP4793363B2 - 給紙カセット - Google Patents

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Description

本発明は、画像記録装置に着脱可能な給紙カセットに関する。
インクジェットプリンタでは、記録用紙が用紙搬送部によって所定の搬送路に沿って搬送され、その搬送過程で記録用紙に記録部からインクが吐出されて画像記録が行われる(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載のインクジェットプリンタは、プリンタカバーを開くことによって用紙搬送部や記録部などのメンテナンス作業を行うことができる。プリンタカバーは、リンクを介して装置本体のハウジングに連結されている。このリンクは、両端に穴が形成されている。リンクの一方の穴には、ハウジングに設けられている軸が挿入される。この軸には、プリンタカバーが開く方向へリンクを回動付勢する捻りコイルバネが取り付けられている。また、リンクの他方の穴には、プリンタカバーに設けられている軸が挿入される。これにより、プリンタカバーは、2つの軸を中心にハウジングに対して回動可能に構成されている。
特許文献1に記載のインクジェットプリンタでは、ユーザがプリンタカバーを引き上げることにより、プリンタカバー及びリンクが装置本体に対して一体的に回動される。リンクが所定の位置まで回動されると、リンクの突出部がハウジングに当接してリンクの回動が制止される。この状態からプリンタカバーがさらに操作されると、プリンタカバーがリンクに対して回動される。その結果、装置本体の開口が開放される。
ところで、インクジェットプリンタやレーザプリンタなどの画像記録装置の中には、給紙カセットを備えるものがある。この給紙カセットは、画像記録装置で使用される記録用紙を収容するものであって、画像記録装置に対して着脱可能に構成されている。給紙カセットは、給紙トレイ及び蓋を有する。給紙トレイの上側には開口が設けられており、この開口を通じて給紙トレイ内に記録用紙が収容される。蓋は、上記開口における給紙トレイの後端側の領域を覆うように給紙トレイの上側に配置されており、給紙トレイに対して回動可能に構成されている。なお、上記開口における給紙トレイの先端側の領域は、給紙トレイに収容された記録用紙に圧接される給紙ローラが配置されるので開放されている。つまり、蓋の軸は、給紙トレイの開口部分に設けられている。この蓋が開かれることにより上記開口における後端側の領域が開放され、軸の下側を通じて給紙トレイに記録用紙が挿入される。
特開2007−160816号公報
上述した従来の給紙カセットは、蓋の軸が給紙トレイの開口部分に設けられているので、蓋を開いた際に蓋の回動中心の周辺が給紙トレイ内に入り込む。このため、蓋を開くことによって軸の下側の空間が狭くなり、この空間を通過できる枚数しか記録用紙などの被記録媒体を給紙トレイに収容できないという問題がある。換言すれば、蓋の回動中心の周辺が給紙トレイ内に入り込むことによって、給紙トレイ内に被記録媒体を収容することができないデッドスペースが生じるという問題がある。蓋の軸の位置を高くすることによってこの問題が解決されるが、この場合、給紙カセットの高さが高くなり、結果として画像記録装置が大型化するという別の問題が生じる。いずれにしても、給紙カセットの内部空間すべてを被記録媒体の収容空間として有効活用することが難しかった。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、画像記録装置を大型化させることなく、内部空間のすべてを被記録媒体の収容空間として有効活用することができる給紙カセットを提供することを目的とする。
(1) 本発明に係る給紙カセットは、画像記録装置に着脱可能な給紙カセットであって、トレイと、蓋と、リンクと、を具備する。トレイは、上側に開口を有し、当該開口を通じて内部に被記録媒体が収容される。蓋は、上記開口のうち上記トレイの先端側の第1領域を除く当該トレイの後端側の第2領域を覆う。リンクは、第1端側が上記トレイに回動可能に連結され、第2端側が上記蓋における上記先端側に回動可能に連結されている。上記リンクは、上記第2端が第1位置に配置された第1姿勢と、当該第2端が上記第1位置よりも高い第2位置に配置された第2姿勢と、の間で姿勢変化される。
トレイの上面には開口が設けられている。この開口のうち、第2領域は蓋で覆われており、第1領域は開放されている。給紙カセットが画像記録装置に装着されると、例えばローラが第1領域に配置され、当該ローラがトレイ上の被記録媒体に圧接される。この状態でローラが回転駆動されることにより、画像記録装置に記録用紙が供給される。
給紙カセットは、トレイとリンクとが回動可能に連結され、リンクと蓋とが回動可能に連結されている。第2領域を覆う蓋が開かれた際に、リンクが回動して第1姿勢から第2姿勢へ姿勢変化される。これにより、蓋の回動中心が上方へ移動し、開口の第2領域を通じてトレイ内に被記録媒体を入れるための空間が上方へ拡張される。したがって、蓋の回動中心を高くするために給紙カセットの高さを高くすることなく、開口から軸の下側を通じてトレイに被記録媒体を挿入するために必要な空間が充分に確保される。
(2) 上記リンクの第1端は、上記給紙カセットが上記画像記録装置に装着された状態で当該画像記録装置内に配置される。
給紙カセットが装着された状態でリンクの第1端が画像記録装置内に配置されるように画像記録装置が構成されている場合、トレイに被記録媒体を挿入しやすくするために蓋の回動中心を高くすると、画像記録装置が大型化(厚型化)するという問題がある。上記構成により、蓋の回動中心を高くするために給紙カセットの高さを高くする必要がないので、開口から軸の下側を通じてトレイに被記録媒体を挿入するために必要な空間を充分に確保しつつ、画像記録装置を薄型化することができる。
(3) 本発明の給紙カセットは、上記蓋の上記リンクに対する上記先端側への回動を制止する第1ストッパを備えていてもよい。
給紙トレイと蓋とをリンクで連結して2つの軸を中心に蓋が回動されるように構成した場合、回動中心が2つ存在するためにバネ等の付勢手段を設けなければ、リンクがスムーズに姿勢変化せず、場合によってはリンクが破損するといった問題が生じる。上記構成により、第2領域を覆う蓋に外力が加えられて、当該蓋がトレイの先端側へ向けて所定位置まで回動されると、第1ストッパによってリンクに対する蓋の回動が制止される。この状態から蓋にさらに外力が加えられると、蓋とともにリンクが回動され、リンクが第1姿勢から第2姿勢へ姿勢変化される。これにより、バネ等の付勢手段を設けることなく、リンクの姿勢変化がスムーズに行われる。
(4) 上記第1位置は、上記リンクの第2端が第1端と略同じ高さとなる位置であって、上記第1ストッパは、上記第1姿勢の上記リンクに対して上記蓋が上記先端側へ傾倒された状態で当該蓋の回動を制止することが好ましい。
開口の第2領域を覆う蓋が開かれてトレイの先端側へ傾倒されると、リンクに対する蓋の回動が第1ストッパによって制止される。この状態から蓋がさらに回動されると、リンクが第1姿勢から第2姿勢へ姿勢変化される。蓋が開口の第1領域を覆う位置まで回動されることによって当該蓋の回動が制止され、リンクが第2姿勢となる。リンクは、第1姿勢において第2端が第1端と略同じ高さであるため、リンクの第2端側がトレイの後端側へ傾倒された状態で第2姿勢となる。このため、リンクの第2姿勢から第1姿勢への姿勢変化がスムーズに行われる。
(5) 上記第1ストッパは、上記リンクと当接可能に上記蓋に設けられた第1突片であってもよい。
(6) 本発明の給紙カセットは、上記リンクが上記後端側へ傾倒された状態で当該リンクの上記先端側への回動を制止する第2ストッパを備える。
リンクがトレイの先端側へ傾倒された状態で第2姿勢となることが防止される。その結果、リンクの第2姿勢から第1姿勢への姿勢変化はスムーズに行われる。
(7) 上記第2ストッパは、上記リンクと当接可能に上記トレイに設けられた第2突片であってもよい。
(8) 上記蓋は、上記リンクを挟んで上記トレイの内側に配置されるものであって、上記リンクは、上記第1端側に第1軸を有し、且つ上記第2端側に第1孔を有し、上記トレイは、当該トレイの側壁に上記第1軸を回転可能に支持する第2孔を有し、上記蓋は、上記第1孔に回転可能に支持される第2軸を有していてもよい。
(9) 上記第2軸は、上記第1孔に支持された状態で当該第2軸の先端が当該第1孔から上記トレイの側壁側へ突出するものであり、上記第2軸の先端は、上記第1孔よりも当該第2軸の径方向外側へ突出する突起を有し、上記リンクは、上記第2端が上記第1端よりも上記トレイの幅方向の内側に配置される屈曲形状のものであることが好ましい。
上記構成により、第2軸の先端に設けられた突起をトレイの側壁よりも当該トレイの幅方向の内側に配置され得る。これにより、トレイの幅を広げることなく第1孔からの第2軸の抜けが防止される。
(10) 上記画像記録装置は、上記トレイから供給された被記録媒体を所定の搬送路に沿って搬送する搬送部を備え、上記蓋は、上記搬送部によって上記搬送路から排出された被記録媒体が載置されるものでもよい。
本発明によれば、蓋の回動中心を高くするために給紙カセットの高さを高くすることなく、開口から軸の下側を通じてトレイに被記録媒体を挿入するために必要な空間を充分に確保することができる。
以下、適宜図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、本実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
[図面の説明]
図1は、給紙カセット10の外観形状を示す斜視図であり、給紙カセット10が縮短された状態を示す。図2は、給紙カセット10の外観形状を示す斜視図であり、給紙カセット10が伸張された状態を示す。図3は、給紙カセット10の外観形状を示す斜視図であり、排紙トレイ21が給紙トレイ20の先端29側へ回動された状態を示す。図4は、給紙カセット10が装着されたインクジェットプリンタ100の外観形状を示す斜視図である。図5は、プリンタ100の内部構造を示す模式図である。図6は、給紙トレイ20の平面図であり、給紙トレイ20が縮短された状態を示す。図7は、図6におけるVII部の拡大図である。図8は、排紙トレイ21の平面図であり、排紙トレイ21が縮短された状態を示す。図9は、給紙カセット10の分解斜視図であり、リンク130周辺の構成を示す。図10は、リンク130の平面図である。図11は、図1におけるXI部の拡大図である。図12は、給紙カセット10の要部拡大側面図であり、排紙トレイ21が給紙トレイ20の第2領域42を覆った状態を示す。図13は、給紙カセット10の要部拡大側面図であり、排紙トレイ21の第1突片92がリンク130の屈曲部133に当接した状態を示す。図14は、給紙カセット10の要部拡大側面図であり、排紙トレイ21が給紙トレイ20の第1領域41を覆った状態を示す。図15は、図3におけるXV部の拡大図である。なお、図4に示されたインクジェットプリンタ(本発明の画像記録装置の一例、以下「プリンタ」と略称する。)100は、その上側に原稿の画像を読み取るスキャナ等を備えているが、スキャナは本発明とは直接関係しないため図示されていない。また、図5においては、給紙トレイ20の一部、排紙トレイ21の一部、下段トレイ103などが省略されている。
[給紙カセット10の構成]
本発明の実施形態に係る給紙カセット10は、記録用紙(本発明の被記録媒体の一例)を収容するものである。図1から図3に示されるように、給紙カセット10は、給紙トレイ20(本発明のトレイの一例)及び排紙トレイ21(本発明の蓋の一例)を備える。給紙トレイ20及び排紙トレイ21は、排紙トレイ21を給紙トレイ20の上側として上下2段に配置されている。
給紙トレイ20は、画像記録に使用される記録用紙を収容するものである。給紙トレイ20の内部には、例えばA3サイズ、A4サイズ、B5サイズ、はがきサイズなどの日本工業規格に規定される各種サイズの記録用紙が収容される。給紙トレイ20は、その内部に収容される記録用紙のサイズに応じて、挿入方向106及び引出方向108へ伸縮可能に構成されている(図1及び図2参照)。ここで、挿入方向106は、給紙カセット10が開口105(図4参照)を通じてプリンタ100に挿し込まれる方向である。引出方向108は、プリンタ100に装着されている給紙トレイ10(図4参照)が開口105から引き出される方向である。なお、給紙トレイ20の上側には、記録用紙を収容するための開口40(本発明の開口の一例、図3参照)が設けられている。
排紙トレイ21は、画像記録後の記録用紙が載置されるものである。排紙トレイ21は、給紙トレイ20の幅方向16を軸方向として給紙トレイ20の上方へ回動可能に構成されている。給紙トレイ20に対して排紙トレイ21が倒伏された状態では、図1及び図2に示されるように、排紙トレイ21は開口40の第2領域42(本発明の第2領域の一例、図3参照)を覆う。ここで、第2領域42は、給紙トレイ20の開口40のうち、排紙トレイ21の軸91(本発明の第2軸の一例、図11参照)よりも給紙トレイ20の後端32側の領域である。給紙トレイ20に対して排紙トレイ21が倒伏された状態で、排紙トレイ21は、画像記録済みの記録用紙を保持するとともに、給紙トレイ20の蓋として機能する。
給紙トレイ20に対して排紙トレイ21が先端29側へ回動されると、図3に示されるように、排紙トレイ21は開口40の第1領域41(本発明の第1領域の一例、図1及び図2参照)を覆う。ここで、第1領域41は、給紙トレイ20の開口40のうち、排紙トレイ21の軸91よりも給紙トレイ20の先端29側の領域である。排紙トレイ21が先端29側へ回動されると、図3に示されるように、開口40の第2領域42が開放される。これにより、第2領域42を通じて給紙トレイ20の内部に記録用紙を収容することが可能となる。なお、給紙トレイ20に対して排紙トレイ21が倒伏された状態(図1や図2に示される状態)で第1領域41が開放されているのは、給紙トレイ20の上側に後述の給紙ローラ25及びアーム26が配置されるためである(図5参照)。
このような給紙トレイ20及び排紙トレイ21を備える給紙カセット10は、プリンタ100に着脱可能であり、プリンタ100に装着されて使用される。図4に示されるように、プリンタ100の正面102の中央に開口105が設けられている。給紙カセット10は、この開口105を通じてプリンタ100に対して挿抜される。具体的には、給紙カセット10は、先端29(本発明の先端の一例)側から挿入方向106へ挿し込まれてプリンタ100に装着される。給紙カセット10は、プリンタ100に装着されると、開口105内に配置される(図4参照)。これにより、給紙トレイ20に収容された記録用紙がプリンタ100へ供給可能となる。給紙カセット10は、引出方向108へ開口105から引き出されることにより、プリンタ100から取り出される。これにより、給紙トレイ20への記録用紙の補充が可能となる。
図4に示されるように、開口105内に配置された給紙カセット10の下側には、下段トレイ103が設けられている。下段トレイ103には、画像記録に使用される記録用紙が収容される。プリンタ100では、給紙トレイ21又は下段トレイ103からプリンタ100内へ記録用紙が選択的に供給されて画像記録が行われる。下段トレイ103は、給紙トレイ21と同様の構成を有している。このため、給紙トレイ21の構成を後述することにより、下段トレイ103の構成についてはその説明を省略する。
[プリンタ100の概略構成]
以下、プリンタ100の概略構成について説明する。
給紙カセット10がプリンタ100に装着されると、給紙トレイ20の傾斜板22が搬送路23(本発明の所定の搬送路の一例)の下方に配置される。傾斜板22は、プリンタ100の装置背面側(図5における右側)へ倒れるように傾斜している。給紙トレイ20に収容された記録用紙は、この傾斜板22に沿って上方へ案内されて、搬送路23へ供給される。搬送路23は記録用紙が搬送される経路であり、その一部が湾曲状に形成されている。具体的には、搬送路23は、傾斜板22から上方へ向かった後、プリンタ100の正面側へ曲げられ、記録部24を経て排紙トレイ21まで延設されている。
給紙カセット10がプリンタ100に装着されると、図5に示されるように、給紙トレイ20の上側に給紙ローラ25が配置される。給紙ローラ25は、第1領域41を通じて給紙トレイ20の上側に配置される。プリンタ100の図示しないフレームに支持された軸28にアーム26が回動可能に設けられている。給紙ローラ25は、このアーム26の先端に回転可能に支持されている。アーム26は、自重によって或いはバネ等による弾性力を受けて給紙トレイ20側へ回動付勢されている。軸28及びアーム26に設けられた動力伝達機構(不図示)を介して、モータ(不図示)の駆動力が給紙ローラ25へ伝達される。給紙ローラ25が給紙トレイ20上の記録用紙に当接した状態で上記駆動力が給紙ローラ25に伝達されると、給紙ローラ25によって給紙トレイ20上の最上位置の記録用紙が取り出されて、搬送路23へ供給される。なお、給紙カセット10が開口105(図4参照)を通じてプリンタ100に対して挿抜される際には、アーム26及び給紙ローラ25が上側に待避される。
搬送路23において、その湾曲部よりも記録用紙15の搬送方向17の下流側(図5における左側)にプラテン27が設けられている。プラテン27は、搬送路23に沿って搬送される記録用紙15を下から支持するものである。プラテン27の上側に記録部24が設けられている。記録部24は、インクジェット記録方式の記録ヘッド19と、この記録ヘッド19を搭載するキャリッジ18を備える。キャリッジ18は、搬送方向17に直交する水平方向(図5の紙面に垂直な方向)へ往復移動が可能に構成されている。記録ヘッド19は、キャリッジ18の底面に配置されており、記録ヘッド19のノズルがキャリッジ18の底面から下方へ露出されている。プリンタ100の内部に配置されたインクカートリッジ(不図示)からのインクが記録ヘッド19に供給される。キャリッジ18が移動される間に、記録ヘッド19のノズルからインクが微小なインク滴としてプラテン27へ向けて選択的に吐出される。これにより、プラテン27上を搬送される記録用紙15に画像が記録される。
搬送路23には、搬送部30(本発明の搬送部の一例)が設けられている。搬送部30は、一対の搬送ローラ対38及び一対の排出ローラ対39を有して構成されている。搬送ローラ対38は、記録部24よりも搬送方向17の上流側に設けられており、搬送ローラ33とピンチローラ34とを有する。ピンチローラ34は、回転自在に支持されるとともに、搬送ローラ33へ向けてバネなどによって付勢されている。排出ローラ対39は、記録部24よりも搬送方向17の下流側に設けられており、排紙ローラ35と拍車36とを有する。拍車36は、回転自在に支持されるとともに、排紙ローラ35へ向けてバネなどによって付勢されている。
搬送ローラ33の軸に、複数のギヤからなるギヤ駆動機構(不図示)が連結されている。モータの回転駆動力は、ギヤ駆動機構を介して搬送ローラ33の軸へ伝達される。これにより、搬送ローラ33が所定の回転速度で回転され、搬送ローラ33及びピンチローラ34に挟持された記録用紙15がプラテン27上へ送られる。搬送ローラ33と排紙ローラ35とはギヤなどの伝達機構により連結されており、該伝達機構を介して搬送ローラ33から駆動力が排紙ローラ35に伝達される。これにより、搬送ローラ33と排紙ローラ35とが同期駆動される。このため、排紙ローラ35及び拍車36に挟持された記録用紙15が搬送路23から排紙トレイ21上へ排出される。このように、給紙トレイ20から供給された記録用紙15は、搬送ローラ対38及び排出ローラ対39によって搬送路23に沿ってプラテン27上を搬送される過程で画像が記録され、排紙トレイ21に載置される。
[給紙トレイ20の構成]
給紙カセット10は、大別して、給紙トレイ20、排紙トレイ21、及びリンク130(本発明のリンクの一例)を備える。以下、給紙トレイ20の構成について詳細に説明する。
給紙トレイ20は、図3及び図6に示されるように、平面視で挿入方向106及び引出方向108へ長い矩形の皿状に概ね形成されている。給紙トレイ20は、トレイ本体71及び拡張トレイ72を有する。拡張トレイ72は、トレイ本体71に対して挿入方向106及び引出方向108へスライド可能に構成されている。トレイ本体71に対して拡張トレイ72が必要に応じて挿入方向106又は引出方向108へスライドされる。これにより、給紙トレイ20のシート積載面が拡張又は縮小され、給紙トレイ20に上述の各種サイズの記録用紙を収容することができる。
トレイ本体71は、記録用紙が載置される底板75を有する。底板75における先端29側の端部には、傾斜板22が設けられている。傾斜板22は、トレイ本体71の幅方向16に長い板状部材である。傾斜板22は、上述のようにプリンタ100の装置背面側(挿入方向106側)へ傾倒している。このため、給紙トレイ20に収容されている記録用紙の先端が傾斜板22に当接すると、その先端が傾斜板22の内側面73に沿って斜め上方、すなわち搬送路23へ案内される。
トレイ本体71には、図3及び図6に示されるように、一対のサイドガイド77が設けられている。サイドガイド77のうちいずれか一方がトレイ本体71の幅方向16へスライドされる。これに連動して、サイドガイド77のうちの他方が相反する方向へスライドされる。このため、給紙トレイ20に載置された記録用紙の幅が2つのサイドガイド77の離間距離よりも狭い場合は、一方のサイドガイド77を記録用紙へ向けてスライドさせることにより、他方のサイドガイド77が同時に移動される。これにより、記録用紙の幅方向の中央位置が給紙トレイ20の幅方向の中央に略一致する。
図3及び図6に示されるように、給紙トレイ20の幅方向16における底板75の両端に側壁81(本発明の側壁の一例)が設けられている。側壁81は、挿入方向106及び排出方向108へ延びるように設けられている。2つの側壁81の離間距離は、幅方向16において、側壁81が拡張トレイ96の側壁98(図2参照)の外側に位置するように設定されている。
側壁81の内側には、側端ガイド111,112が挿入方向106へ並べられている。側端ガイド111,112は、断面が逆U字形状のガイド溝110(図3参照)を有する。ガイド溝110は、拡張トレイ72のスライド方向を挿入方向106及び引出方向108へ規制するものである。側端ガイド111,112のガイド溝110に拡張トレイ72のレール119(図3参照)が挿入される。
図6に示されるように、拡張トレイ72における幅方向16の中央に、リヤガイド80が設けられている。リヤガイド80は、挿入方向106及び引出方向108へスライド可能に構成されている。給紙トレイ20に記録用紙が収容された状態でリヤガイド80が挿入方向106へスライドされる。これにより、リヤガイド80が記録用紙の後端に当接する。その結果、記録用紙の後端が揃えられるとともに、後端が記録用紙のサイズに応じた所定位置に規制される。記録用紙は、その先端が記録用紙のサイズにかかわらず、給紙トレイ20内の傾斜板22に近接する位置に位置決めされる。
拡張トレイ72の幅方向16の両端それぞれには、幅方向の壁面を構成するとともに、トレイ本体71のガイド溝110に挿入されるレール119(図3参照)が挿入方向106へ延びるように設けられている。レール119は、ガイド溝110に挿入され得る位置及び形状に形成されている。
図3及び図6に示されるように、拡張トレイ72の後端32における幅方向(矢印16の方向)の両側に、凸部74が設けられている。凸部74は、拡張トレイ72から上方へ突出されている。この凸部74は、排紙トレイ21の拡張トレイ96の凹部93(図3参照)に収容可能なものであり、凹部93に対応する位置及び形状に形成されている。
側端ガイド112の上方には、図7に示されるように、リンク130を回動可能に支持する支持部121が設けられている。支持部121は、図7に示されるように、側壁81、内壁55、支持孔57(本発明の第2孔の一例、図9参照)、支持面51、ガイド面59、及び第2突片53(本発明の第2ストッパの一例、本発明の第2突片に相当)を有して構成されている。
支持孔57(図9及び図11参照)は、リンク130の軸139(本発明の第1軸の一例、図9参照)を回転可能に支持するものである。支持孔57の内径は、軸139が円滑に回転するように、軸139の外径よりも若干大きく設定されている。支持孔57は、図9に示されるように、側壁81の上端付近に設けられている。給紙トレイ20に対してリンク130が回動された際に、支持孔57が側壁81の下端付近に設けられている場合に比べて、排紙トレイ21の軸91(図15参照)がより上方へ移動する。また、支持孔57は、給紙トレイ20の先端29から引出方向108へ所定の距離を隔てた位置に設けられている。これは、給紙トレイ20の先端29側に、給紙ローラ25及びアーム26が配置される第1領域41を確保するためである。したがって、給紙トレイ20の長手方向(挿入方向106及び引出方向108)における支持孔57の位置は、給紙ローラ25やアーム26が配置される位置に応じて設定される。
図7及び図9に示されるように、側端ガイド112の上面には、鉛直上向きに延びる内壁55が設けられている。内壁55は、側壁81に設けられた支持孔57と所定の間隔を隔てて対向する位置に設けられている。この内壁55と側壁81との間に、リンク130の第1部位131が配置される(図11参照)。すなわち、内壁55は、リンク130の第1部位131の第1面144が当接可能な位置に設けられている。この内壁55と側壁81との離間距離は、軸139を含むリンク130の第1部位131の厚みよりも短くなるように設定されている。これにより、リンク130の軸139が支持孔57から抜けることが防止される。
図7に示されるように、側端ガイド112の上面によって支持面51が構成されている。支持面51は、リンク130の第2部位132の下端137(図9参照)が当接される面である。後述されるが、リンク130は、下端137がこの支持面51に当接されることにより、下方への回動が制止されて略水平な姿勢に維持される(図11参照)。
ガイド面59(図7及び図8参照)は、給紙トレイ20の長手方向(挿入方向106)において、排紙トレイ21の軸91と対応する位置に設けられている。ガイド面59は、側壁81の上面の一部が給紙トレイ20の幅方向16の内側へ向けて斜め下方へ傾斜するように形成されている(図11参照)。このガイド面59が設けられていることにより、側壁81の上方に位置する軸91(例えば図15参照)が側壁81の上面に乗りあげることなく、支持面51側へ移動する。すなわち、リンク130の回動が側壁81に妨げられることがガイド面59によって防止されている。
側壁81の上面における支持孔57よりも若干先端29側に、第2突片53が設けられている。第2突片53は、側壁81の上面から給紙トレイ20の幅方向16の内側(図7における左側)へ延出されている。第2突片53は、リンク130の回動軌跡によって規定されるリンク130の回動面上に配置されている。図11に示されるように、リンク130の軸139が支持孔57に支持された状態では、リンク130の第1端141(図9参照)がこの第2突片53に覆われる。このため、リンク130は、第2端142(図11参照)が先端29側へ移動するように回動された際に、第2突片53に当接する(図15参照)。
[排紙トレイ21の構成]
以下、排紙トレイ21の構成について詳細に説明する。
排紙トレイ21は、図2及び図8に示されるように、トレイ本体95及び拡張トレイ96を有する。排紙トレイ21は、トレイ本体95に対して拡張トレイ96が挿入方向106及び引出方向108へスライド可能に構成されている。
トレイ本体95は、平面視で幅方向16へ長い矩形に概ね形成されている。後述するが、このトレイ本体95は、リンク130を介してトレイ本体71に連結される。このトレイ本体95の幅は、トレイ本体71の幅よりも狭くなるように設定されている。具体的には、トレイ本体95の幅は、給紙トレイ20の幅方向16の両側に設けられた2つの内壁55(図3及び図6参照)の離間距離よりも狭くなるように設定されている。すなわち、トレイ本体71の幅は、給紙トレイ20の幅方向16において、側壁81とトレイ本体95の側縁90との間にリンク130が配置されるように設定されている。したがって、排紙トレイ21のトレイ本体95は、給紙トレイ20の幅方向16において、リンク130を挟んで給紙トレイ20の内側に配置される。
トレイ本体95の先端97の両側には、幅方向16の外側へ突出する軸91が設けられている。軸91は、リンク130の支持孔138(本発明の第1孔の一例、図9参照)に第2部位132の第2面145(図10参照)側から挿通される(図11参照)。この軸91の外径寸法は、支持孔138の内径寸法よりも若干小さく設定されている。このため、軸91は、リンク130の支持孔138に回転可能に支持される。軸91の軸方向(幅方向16の方向)長さは、図11に示されるように、その先端94がリンク130の第2部位132よりも側壁81側に位置するように設定されている。すなわち、軸91が支持孔138に支持された状態では、軸91の先端94が支持孔138から側壁81側へ突出する(図11参照)。図9及び図11に示されるように、この軸91の先端94には、突起99(本発明の突起の一例)が設けられている。突起99は、軸91の先端94から支持孔138よりも軸91の径方向外側へ突出するように設けられている。このため、軸91は、支持孔138に回転可能に支持されるとともに、支持孔138からの抜けが突起99によって防止される。
トレイ本体95の先端97の両側には、幅方向16の外側へ突出する第1突片92(本発明の第1ストッパの一例、本発明の第1突片に相当)が設けられている。第1突片92は、先端97の両端の上面から側壁81の上方へ向けてリンク130の第2部位132の突端147の上方まで延出されている(図11参照)。リンク130に対して排紙トレイ21が回動されることにより、第1突片92は、リンクの突端147の上面又は屈曲部133の上面に当接可能である(図11及び図13参照)。
拡張トレイ96は、平面視で幅方向16へ長い矩形に概ね形成されている。拡張トレイ96の幅は、トレイ本体71の側壁81の離間距離よりも若干狭く設定されている。このため、給紙トレイ20に対して排紙トレイ21が倒伏された際に、拡張トレイ96の側壁98の裏面が給紙トレイ20の側端ガイド111の上面に当接して下から支持される。
拡張トレイ96の後端における幅方向16の両側には、凹部93が設けられている。凹部93は、図3に示されるように、拡張トレイ96の裏面から拡張トレイ96の上面側へ凹むように設けられており、拡張トレイ72の凸部74(図3参照)と対応する位置及び形状に形成されている。給紙トレイ20に対して排紙トレイ21が倒伏されることにより、凸部74が凹部93に収容される。この状態で、拡張トレイ96は、給紙トレイ20の拡張トレイ72に下から支持されるとともに、拡張トレイ72に対する拡張トレイ96のスライドが規制される。このため、トレイ本体71に対して拡張トレイ72がスライドされることにより、拡張トレイ96が併せてスライドされる。その結果、排紙トレイ21は、給紙トレイ20と一体的に伸縮され、給紙トレイ20の第2領域42が排紙トレイ21に覆われた状態が維持される。
拡張トレイ96の後端における幅方向の中央には、延長トレイ13が設けられている(図4参照)。延長トレイ13は、排紙トレイ21に排出された記録用紙の先端を下から支持するものである。延長トレイ13は、挿入方向106及び引出方向108へスライド可能に構成されており、拡張トレイ96に収容可能である。例えば図2や図3には、延長トレイ13が拡張トレイ96に収容された状態が示されている。
[リンク130の構成]
以下、リンク130の構成について詳細に説明する。
リンク130は、給紙トレイ20のトレイ本体71と、排紙トレイ21のトレイ本体95とを連結するものである。図9及び図10に示されるように、リンク130は、第1端141から屈曲部133へ至る第1部位131と、屈曲部133から第2端142へ至る第2部位132と、を有する。第2部位132は、第1部位131に対して給紙トレイ20の幅方向16の内側へオフセットされている。これにより、図11に示されるように、リンク130は、第1部位131が側壁81と内壁55との間に配置され、第2部位132が給紙トレイ20の幅方向16において内壁55とほぼ同じ位置に配置される(図11参照)。このように、リンク130は、給紙トレイ20の幅方向16において、第2部位132が第1部位131よりも給紙トレイ20の内側に配置される屈曲形状に形成されている。第2部位132は、図9に示されるように、第1部位131よりも高さ方向(図10の紙面に垂直な方向)の幅が若干広くなるように形成されている。このため、下端137が支持面51(図7参照)に当接された状態(図11に示される状態)では、リンク130は、第2端142が第1端141よりも若干高くなる。なお、第1部位131と第2部位132とを繋ぐ屈曲部133は、リブ135によって補強されている(図9参照)。
リンク130は、図9に示されるように、リンク130の第1端141側(第1部位131)に軸139を有する。軸139は、側壁81の支持孔57に回転可能に支持されるものである。このため、軸139の外径寸法は、支持孔57の内径寸法よりも若干小さく設定されている。第1部位131からの軸139の軸方向長さは、第1部位131が側壁81と内壁55との間に配置された状態において、軸139の先端が側壁81の外側(図7における右側)へ突出しない長さに設定されている。なお、上述のように側壁81と内壁55との離間距離は、第1部位131の厚みよりも広く、且つ第1部位131の厚みと軸139の軸方向長さとを加えた距離よりも狭く設定されている。このため、軸139は、内壁55と側壁81とによって支持孔57からの抜けが防止される。また、軸139の先端は、支持部121への組み付けを容易に行うために、その一部が切り欠かれている(図9参照)。
リンク130は、リンク130の第2端142側(第2部位132)に支持孔138を有する。支持孔138は、リンク130の厚み方向(図10における上下方向)へ貫通するように第2部位132の略中央に設けられている(図9参照)。排紙トレイ21の軸91は、この支持孔138に第2面145(図10参照)側から挿通されて回転可能に支持される。このため、支持孔138の内径寸法は、軸91の外径寸法よりも若干大きく設定されている。
リンク130は、第1部位131に設けられた軸139が支持孔57に回転可能に支持され、第2部位132に設けられた支持孔138によって排紙トレイ21の軸91を回転可能に支持する。したがって、リンク130は、第1端141側が給紙トレイ20に回動可能に連結され、第2端142が排紙トレイ21における先端29側に回動可能に連結される。
なお、上述のように、給紙カセット10がプリンタ100に装着された状態では、給紙カセット10全体がプリンタ100の開口105内に配置される。このため、リンク130の第1端141もプリンタ100内に配置される。
[リンク130の姿勢変化]
以下、排紙トレイ21の開閉に伴うリンク130の姿勢変化について説明する。
給紙トレイ20に対して排紙トレイ21が倒伏された状態(例えば図1や図2に示される状態)では、リンク130は、排紙トレイ21の重量が第2端142側に作用する。したがって、リンク130は、外力が加えられない状態では、排紙トレイ21から受ける重力によって、第2部位132の下端137(図9参照)が支持面51(図7参照)に支持される。図9に示されるように、第2部位132が第1部位131よりも若干高く形成されている。このため、リンク130は、排紙トレイ21から受ける重力によって、第2端142が第1端141よりも若干高い位置(本発明の第1位置の一例)に配置された第1姿勢に維持される(図11及び図12参照)。
ところで、第2端142が第1端141よりも高く設定されている場合、第2端142が第1端141と同じ高さに設定されている場合に比べて、リンク130が軸139を回動中心として回動された際の第2端142の上昇量が少なくなる。逆に、第2端142が第1端141よりも低く設定されている場合、第2端142が第1端141と同じ高さに設定されている場合に比べて、下端137が支持面51に当接された際の軸91が低くなる。これにより、給紙トレイ20に積載可能な記録用紙の枚数が減少する。したがって、本発明の第1位置は、本実施形態においては、リンク130の第2端142が第1端141と略同じ高さとなる位置に設定されている。なお、ここでの略同じ高さとなる位置とは、本実施形態のように第2端142が第1端141よりも若干高くなる位置に限定されるものではなく、第2端142が第1端141よりも若干低くなる位置であってもよい。略同じ高さとは、具体的には、図12に示されるように給紙カセット10を側面視した場合に、軸91の下端が軸139の上端よりも下側に位置し、且つ、軸91の上端が軸139の下端よりも上側に位置する第2端142と第1端141との関係を意味する。
排紙トレイ21の後端が上方へ持ち上げられると、図12及び図13に示されるように、倒伏されている排紙トレイ21が軸91を回動中心として給紙トレイ20の後端32(図1参照)側から先端29(図1参照)側へ回動される。これに伴い、排紙トレイ21の第1突片92がリンク130の突端147の直上から屈曲部133の直上へ移動する。その間、排紙トレイ21の重量が軸91からリンク130の第2端142側に作用しているので、リンク130は第1姿勢に維持されたままである(図13参照)。この第1姿勢のリンク130に対して排紙トレイ21が先端29側へ傾倒されると、第1突片92が屈曲部133の上面に当接する(図13参照)。この屈曲部133に当接した第1突片92によって、第1姿勢のリンク130に対する排紙トレイ21の先端29側への回動が制止される。
第1突片92が屈曲部133の上面に当接した状態で排紙トレイ21に対して先端29側へ外力が加えられると、排紙トレイ21は、第1突片92が屈曲部133に当接した状態を維持したまま、軸139を回動中心としてリンク130とともに先端29側へ回動される。この姿勢変化に伴って排紙トレイ21の重心がリンク130の支持孔138よりも先端29側へ徐々に移動するので、排紙トレイ21及びリンク130は容易に回動する。すなわち、リンク130は、排紙トレイ21の回動に連動して、軸139を回動中心として、給紙トレイ20の後端32側から先端29側へ回動される。これに伴い、リンク130は、その第2端142側が第1姿勢に維持されていた状態(図13参照)に比べて上昇する。換言すれば、リンク130は、排紙トレイ130が先端29側へ回動されて第1突片92がリンク130の屈曲部133に当接するまでの間、上述の第1姿勢に維持される。
排紙トレイ21が第1領域41を覆う位置(図3参照)まで回動されると、排紙トレイ21の上面が傾斜板22に当接して排紙トレイ21が傾斜板22に下から支持される(図3及び図14参照)。これにより、排紙トレイ21の回動が傾斜板22によって制止される。その結果、図14及び図15に示されるように、リンク130は、第2端142が第1端141(図9参照)のほぼ真上に配置された第2姿勢に維持される。すなわち、本発明の第2位置は、本実施形態においては、リンク130の第2端142が第1端141のほぼ真上に配置される位置である。なお、本実施形態においては、リンク130は、第1姿勢において第2端142が第1端141と略同じ高さであるため、第2端142側が給紙トレイ20の後端32側へ傾倒された状態(図14及び図15に示される状態)で第2姿勢となる。これにより、図3に示されるように、給紙トレイ20の開口41の第2領域42が開放され、給紙トレイ20への記録用紙の補給が可能となる。
リンク130が第1姿勢から第2姿勢へ姿勢変化されると、第1突片92が屈曲部133から離間される(図14参照)。このリンク130には、排紙トレイ21によって先端29側へ引っ張られるように力が作用する。リンク130の第1部位131の先端29側には、第2突片53(図11参照)が設けられている。第2突片53は、リンク130の第1端141に覆い被さるように側壁81から延出されている。このため、図15に示されるように、リンク130が軸139よりも後端32側(図14における左側)へ傾倒された状態で、リンク130の第1部位131の上面が第2突片53に当接する。これにより、リンク130の先端29側への回動が第2突片53によって制止される。換言すれば、リンク130が先端29側へ傾倒されることが第2突片53によって確実に防止される。本実施形態においては、図14に示されるように、軸139の回動中心から給紙トレイ20の後端32へ延びる線分と、軸139の回動中心からリンク130の長手方向へ延びる線分とのなす角度θが70°<θ<90°となるように、リンク130、支持孔57、及び第2突片53の位置や寸法などが設定されている。角度θが90°以上に設定されている場合、リンク130が第2姿勢から第1姿勢へ姿勢変化される際の排紙トレイ21の荷重移動が大きくなり、リンク130がスムーズに回動しないという問題が生じる。逆に、角度θが70°以下に設定されている場合、リンク130が第1姿勢から第2姿勢へと姿勢変化された際の軸91の上昇量が少なくなる。本実施形態では、リンク130が第1姿勢から第2姿勢へと姿勢変化された際に軸91がより高く上昇し、且つリンク130の第2姿勢から第1姿勢への姿勢変化が滑らかに行われるように、角度θが80°程度に設定されている。
図3に示されるように第1領域41を覆う排紙トレイ21の後端が後端32側へ引き上げられると、排紙トレイ21の重量が軸91からリンク130の第2端142側に作用する。これにより、第1突片92が屈曲部133の上面に当接するまで、リンク130が後端32側へ回動される。第1突片92が屈曲部133に当接すると、排紙トレイ21の重心が軸139よりも先端29側に位置しているので、その当接状態が維持される。このため、軸139を回動中心として、排紙トレイ21及びリンク130が後端32側へ一体的に回動される。これに伴い、排紙トレイ21の重心が後端32側(図14における左側)へ徐々に移動して、リンク130の支持孔138にかかる重量が徐々に増大する。これにより、リンク130の第2端142が後端32側へ移動する。リンク130が第2姿勢(図14及び図15参照)から第1姿勢(図13参照)へと姿勢変化し、第2部位132の下端137が支持面51に当接することによってリンク130が第1姿勢に維持される。
リンク130が第2姿勢から第1姿勢へと姿勢変化した後に排紙トレイ21に対してさらに後端32側へ外力が加えられると、第1突片92がリンク130の屈曲部133から離間され、排紙トレイ21が軸91を回動中心として後端32側へ回動される。排紙トレイ21の側壁98が側端ガイド111の上面に当接すると、排紙トレイ21が給紙トレイ20によって下から支持され、開口40の第2領域42が排紙トレイ21に覆われる(図1及び図12参照)。これにより、給紙トレイ20内にゴミが進入したり、画像記録後の記録用紙が給紙トレイ20内に進入してジャムが発生することが防止される。
[本実施形態の作用効果]
以上説明したように、第2領域42を覆う排紙トレイ21が開かれた際に、リンク130が回動して第1姿勢(図12参照)から第2姿勢(図14参照)へ姿勢変化される。これにより、図11及び図15に示されるように、排紙トレイ21の回動中心が上方へ移動し、第2領域42を通じて給紙トレイ20内に記録用紙を入れるため空間が上方へ拡張される。したがって、排紙トレイ21の回動中心を高くするために給紙カセット10の高さを高くすることなく、開口40の第2領域42から軸91の下側を通じて給紙トレイ20に記録用紙を挿入するために必要な空間が充分に確保される。
また、給紙カセット10は、リンク130の第1端141がプリンタ100に装着された状態でプリンタ100の開口105内に配置されるものである。上述のように、給紙カセット10の高さを高くする必要がないので、上記空間を充分に確保しつつ、プリンタ100を薄型化することができる。また、プリンタ100は、給紙トレイ20の下側に下段トレイ103が配置されるので大型化(厚型化)しやすい。すなわち、本発明の給紙カセットは、このようなプリンタ100に装着されると効果的である。なお、本発明の給紙カセットは、画像記録装置に装着された状態でリンク130の第1端141が画像記録装置の外側に配置されるものであってもよい。
また、本実施形態においては、第1突片92によって第2端142が給紙トレイ20の先端29側へ傾倒された状態で第2姿勢となり、その状態が第2突片53によって確実に維持される。このため、リンク130の姿勢変化がスムーズに行われる。
また、本実施形態においては、第2端142が第1端141よりも給紙トレイ20の幅方向16の内側に配置される屈曲形状のものである。これにより、リンク130の第2部位132の外側に軸91の抜け止めとして機能する突起99を配置するための空間が確保される。このため、給紙トレイ20の幅を広げることなく、支持孔138からの軸91の抜けが防止される。
なお、本実施形態においては、本発明の画像記録装置がインクジェットプリンタである形態について説明したが、本発明の画像記録装置は、例えばレーザプリンタであってもよい。
また、本発明の第1位置及び第2位置は、上記実施形態で説明した位置に限定されるものではない。本発明の第1位置は、リンク130の第2端142が例えば第1端141よりも高くなる位置であってもよいし、本発明の第2位置は、リンク130の第2端142が例えば第1端141のちょうど真上となる位置であってもよい。
また、本実施形態においては、排紙トレイ21に第1突片92が設けられている形態について説明したが、本発明の第1ストッパは、排紙トレイ21に当接可能にリンク130に設けられていてもよい。また、本実施形態においては、給紙トレイ20に第2突片53が設けられている形態について説明したが、本発明の第2ストッパは、給紙トレイ20と当接可能にリンク130に設けられていてもよい。
図1は、給紙カセット10の外観形状を示す斜視図であり、給紙カセット10が縮短された状態を示す。 図2は、給紙カセット10の外観形状を示す斜視図であり、給紙カセット10が伸張された状態を示す。 図3は、給紙カセット10の外観形状を示す斜視図であり、排紙トレイ21が給紙トレイ20の先端29側へ回動された状態を示す。 図4は、給紙カセット10が装着されたインクジェットプリンタ100の外観形状を示す斜視図である。 図5は、プリンタ100の内部構造を示す模式図である。 図6は、給紙トレイ20の平面図であり、給紙トレイ20が縮短された状態を示す。 図7は、図6におけるVII部の拡大図である。 図8は、排紙トレイ21の平面図であり、排紙トレイ21が縮短された状態を示す。 図9は、給紙カセット10の分解斜視図であり、リンク130周辺の構成を示す。 図10は、リンク130の平面図である。 図11は、図1におけるXI部の拡大図である。 図12は、給紙カセット10の要部拡大側面図であり、排紙トレイ21が給紙トレイ20の第2領域42を覆った状態を示す。 図13は、給紙カセット10の要部拡大側面図であり、排紙トレイ21の第1突片92がリンク130の屈曲部133に当接した状態を示す。 図14は、給紙カセット10の要部拡大側面図であり、排紙トレイ21が給紙トレイ20の第1領域41を覆った状態を示す。 図15は、図3におけるXV部の拡大図である。
符号の説明
10・・・給紙カセット(本発明の給紙カセットの一例)
16・・・幅方向
20・・・給紙トレイ(本発明のトレイの一例)
21・・・排紙トレイ(本発明の蓋の一例)
29・・・先端
30・・・搬送部
32・・・後端
40・・・開口
41・・・第1領域
42・・・第2領域
53・・・第2突片(本発明の第2ストッパの一例、本発明の第2突片に相当)
57・・・支持孔(本発明の第2孔の一例)
81・・・側壁(本発明の側壁の一例)
91・・・軸(本発明の第2軸の一例)
92・・・第1突片(本発明の第1ストッパの一例、本発明の第1突片に相当)
94・・・先端
99・・・突起
100・・・インクジェットプリンタ(本発明の画像記録装置の一例)
130・・・リンク
138・・・支持孔(本発明の第1孔の一例)
139・・・軸(本発明の第1軸の一例)
141・・・第1端
142・・・第2端

Claims (10)

  1. 画像記録装置に着脱可能な給紙カセットであって、
    上側に開口を有し、当該開口を通じて内部に被記録媒体が収容されるトレイと、
    上記開口のうち上記トレイの先端側の第1領域を除く当該トレイの後端側の第2領域を覆う蓋と、
    第1端側が上記トレイに回動可能に連結され、第2端側が上記蓋における上記先端側に回動可能に連結されたリンクと、を具備し、
    上記リンクは、上記第2端が第1位置に配置された第1姿勢と、当該第2端が上記第1位置よりも高い第2位置に配置された第2姿勢と、の間で姿勢変化される給紙カセット。
  2. 上記リンクの第1端は、上記給紙カセットが上記画像記録装置に装着された状態で当該画像記録装置内に配置される請求項1に記載の給紙カセット。
  3. 上記蓋の上記リンクに対する上記先端側への回動を制止する第1ストッパを備える請求項1又は2に記載の給紙カセット。
  4. 上記第1位置は、上記リンクの第2端が第1端と略同じ高さとなる位置であって、
    上記第1ストッパは、上記第1姿勢の上記リンクに対して上記蓋が上記先端側へ傾倒された状態で当該蓋の回動を制止する請求項3に記載の給紙カセット。
  5. 上記第1ストッパは、上記リンクと当接可能に上記蓋に設けられた第1突片である請求項3又は4に記載の給紙カセット。
  6. 上記リンクが上記後端側へ傾倒された状態で当該リンクの上記先端側への回動を制止する第2ストッパを備える請求項1から5のいずれかに記載の給紙カセット。
  7. 上記第2ストッパは、上記リンクと当接可能に上記トレイに設けられた第2突片である請求項6に記載の給紙カセット。
  8. 上記蓋は、上記リンクを挟んで上記トレイの内側に配置されるものであって、
    上記リンクは、上記第1端側に第1軸を有し、且つ上記第2端側に第1孔を有し、
    上記トレイは、当該トレイの側壁に上記第1軸を回転可能に支持する第2孔を有し、
    上記蓋は、上記第1孔に回転可能に支持される第2軸を有する請求項1から7のいずれかに記載の給紙カセット。
  9. 上記第2軸は、上記第1孔に支持された状態で当該第2軸の先端が当該第1孔から上記トレイの側壁側へ突出するものであり、
    上記第2軸の先端は、上記第1孔よりも当該第2軸の径方向外側へ突出する突起を有し、
    上記リンクは、上記第2端が上記第1端よりも上記トレイの幅方向の内側に配置される屈曲形状のものである請求項8に記載の給紙カセット。
  10. 上記画像記録装置は、上記トレイから供給された被記録媒体を所定の搬送路に沿って搬送する搬送部を備え、
    上記蓋は、上記搬送部によって上記搬送路から排出された被記録媒体が載置される請求項1から9のいずれかに記載の給紙カセット。
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