JP6095735B2 - プリント基板検査装置及び検査方法 - Google Patents

プリント基板検査装置及び検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6095735B2
JP6095735B2 JP2015143817A JP2015143817A JP6095735B2 JP 6095735 B2 JP6095735 B2 JP 6095735B2 JP 2015143817 A JP2015143817 A JP 2015143817A JP 2015143817 A JP2015143817 A JP 2015143817A JP 6095735 B2 JP6095735 B2 JP 6095735B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
circuit board
printed circuit
current source
constant current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015143817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016033511A (ja
Inventor
憲吾 土田
憲吾 土田
康志 三宅
康志 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Fine Technologies Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Fine Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Fine Technologies Co Ltd filed Critical Yamaha Fine Technologies Co Ltd
Priority to JP2015143817A priority Critical patent/JP6095735B2/ja
Publication of JP2016033511A publication Critical patent/JP2016033511A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6095735B2 publication Critical patent/JP6095735B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Description

本発明は、プリント基板の導体パターンの電気的状態を検査する装置及びその検査方法に関する。
プリント基板の導体パターンの断線等の電気的状態を検査する場合、一般には、導体パターンの両端に検査プローブを接触させて導通検査するが、導体パターンの端末の一方が絶縁膜で覆われている場合や、タッチパネル等に形成されている場合など、導体パターンに検査プローブを直接接触することができない場合がある。そのような場合、特許文献1及び特許文献2に開示されるように、検査プローブを導体パターンに非接触状態として検査することが行われる。
特許文献1には、フレキシブルプリント基板等に適用される基板検査において、導体パターンの一方の検査対象電極群に対して個々にプローブを接触させ、その導体パターンの他方の検査対象電極郡に非接触センサを近接して配置し、その非接触センサによって検査対象電極に対して微弱な電磁界(又は電磁波)を捕捉して、各導体パターンの断線等の良否を判定することが開示されている。
特許文献2には、プリント基板上の複数の導体パターンのそれぞれにプローブを電気的に接続し、検査信号を検出するセンサを複数の導体パターンに対して非接触で静電容量結合し、プローブに急激な変化を有する電気信号を順次入力して、センサに流れる過渡電流の最大値により導体パターンの導通状態を判定することが開示されている。
特許第2994259号公報 特許第3361311号公報
しかしながら、いずれの特許文献記載の方法においても、電気信号を検出するプローブが導体パターンに対して非接触で配置されていて、直接導体パターンに接触していないため、信号が確実に検出できない可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、電気信号を検出するプローブを導体パターンに対して直接接触させた状態として、信号を確実に検出でき、正確な検査ができるプリント基板検査装置及び検査方法を提供する。
本発明のプリント基板検査装置は、プリント基板に形成された導体パターンに対して電気信号を印加し、導体パターンの良否を検査するプリント基板の電気検査装置において、前記導体パターンの一端に接触される第1プローブと、前記導体パターンの他端に絶縁体を介して配置される第2プローブと、定電流源と、前記定電流源に前記第1プローブを接続するための第1接続装置と、前記定電流源の基準電位に対する前記第2プローブの電気的接続状態を変化させるための第2接続装置と、前記定電流源の基準電位に対する前記第1プローブの電位を計測するための計測回路とを備える。
そして、本発明のプリント基板検査方法は、導体パターンの一端に直接第1プローブを接触させ、前記導体パターンの他端に絶縁体を介して第2プローブを配置し、時刻T1に、前記第1プローブに定電流源から電流を流すことを開始し、時刻T1から所定の時間t12経過した時刻T2に、前記定電流源の基準電位に対する前記第2プローブの電気的接続状態を変化させ、その変化時の前記定電流源の基準電位に対する前記第1プローブの電位の計測結果から前記導体パターンの良否を判定する。
このプリント基板検査方法において、前記定電流源の基準電位に対する前記第2プローブの電気的接続状態が変化した時に、所定の単位時間tu当たりの前記導体パターンの一端の電位変位量が変化した場合に、導体パターンが良品であると判定するものとすることができる。
本発明においては、第1プローブは導体パターンの一端に接触させ、第2プローブは導体パターンの他端に絶縁体を介して配置し、その第2プローブ側の電気的接続状態を変化させて、第1プローブの電位を計測する。つまり、導体パターンに接触状態の第1プローブの電気信号を検出するので、その電気信号を確実に検出でき、正確な基板検査を実施することができる。
この場合、プリント基板の導体パターンの他端に配置される絶縁体は、導体パターンの他端がプリント基板の表面に露出している場合は、適宜に用意したものを導体パターンの他端上に配置するが、導体パターンの他端が絶縁膜で覆われている場合は、その絶縁膜を絶縁体とすることができ、その絶縁膜に第2プローブを配置してもよい。
また、第2接続装置は、定電流源の基準電位に対して第2プローブを接続又は遮断することにより、第2プローブの接続状態を変化させるものとすることができる。
また、第1プローブと第2プロ―ブとはともにプリント基板の一方の面側に配置される場合と、相互にプリント基板の反対面に配置される場合とがある。
本発明のプリント基板検査装置において、前記第2プローブと前記第2接続装置との間、または前記第2プローブと前記定電流源の基準電位との間のいずれか、または両方に、所定の静電容量を持つキャパシタが接続されているとよい。
キャパシタの存在により、第1プローブ側の電位変位量を大きくすることができ、より正確な検査を実施することができる。
本発明のプリント基板検査装置において、前記第1プローブを前記第1接続装置を介して前記定電流源の基準電位に接続するための第3接続装置を有する構成としてもよい。
本発明のプリント基板検査方法においては、前記時刻T1から所定の時間t31前の時刻T3に前記第1プローブを前記定電流源の基準電位に接続し、前記時刻T1から所定の時間t14経過し前記時刻T2より前の時刻T4に前記第1プローブと前記基準電位とを遮断状態とするものとしてもよい。
電位の計測に先だって第1プローブを基準電位に接続して、配線部等に帯電している電荷を放電することにより、帯電の影響をなくすことができるとともに、定電流源からの電流を短時間で安定させて、正確な検査を速く実施することができる。
本発明のプリント基板検査装置において、前記プリント基板の前記導体パターンに対して絶縁板を介して接触される導体板が前記定電流源の基準電位に接続されている構成としてもよい。
導体パターンに対する第1プローブの接触状態の良否も検査することができ、第1プローブを導体パターンに確実に接触させた状態で正確な検査を実施することができる。
この場合、絶縁板は、プリント基板とは別に用意したものを用いることができるが、プリント基板の表面で絶縁膜に覆われた部分があれば、この絶縁膜を絶縁板として、その上に導体板を接触するようにしてもよい。
本発明によれば、電気信号を検出するプローブを導体パターンに対して直接接触させた状態として検査するので、信号を確実に検出でき、正確な検査することができる。
本発明に係るプリント基板検査装置の第1実施形態の概略構成を示すブロック図である。 図1のプリント基板検査装置においてプリント基板に対する配線状態を示す側面図である。 第1実施形態におけるプリント基板検査方法を示すフローチャートである。 第1実施形態において、導体パターンが良品の場合の第1プローブの電位の時間的変化を示す電気特性図である。 第1実施形態において、導体パターンが不良品の場合の第1プローブの電位の時間的変化を示す電気特性図である。 第1実施形態において、導体パターンが良品の場合の他の電気特性図である。 第1実施形態において、導体パターンが不良品の場合の他の電気特性図である。 第1実施形態のプリント基板検査装置に対する第1変形例の概略構成を示すブロック図である。 図8のプリント基板検査装置においてプリント基板に対する配線状態を示す側面図である。 第1実施形態のプリント基板検査装置に対する第2変形例の概略構成を示すブロック図である。 図10のプリント基板検査装置においてプリント基板に対する配線状態を示す側面図である。 本発明に係るプリント基板検査装置の第2実施形態の概略構成を示すブロック図である。 図12のプリント基板検査装置においてプリント基板に対する配線状態を示す側面図である。 本発明に係るプリント基板検査装置の第3実施形態の概略構成を示すブロック図である。 図14のプリント基板検査装置においてプリント基板に対する配線状態を示す側面図である。 本発明に係るプリント基板検査装置の第4実施形態の概略構成を示すブロック図である。 図16のプリント基板検査装置においてプリント基板に対する配線状態を示す側面図である。 第4実施形態におけるプリント基板検査方法を示すフローチャートである。 第4実施形態において、導体パターンが良品の場合の第1プローブの電位の時間的変化を示す電気特性図である。 第4実施形態において、導体パターンが不良品の場合の第1プローブの電位の時間的変化を示す電気特性図である。 第4実施形態において、導体パターンが良品の場合の他の電気特性図である。 第4実施形態において、導体パターンが不良品の場合の他の電気特性図である。 本発明に係るプリント基板検査装置の第5実施形態の概略構成を示すブロック図である。 図23のプリント基板検査装置においてプリント基板に対する配線状態を示す側面図である。 第5実施形態におけるプリント基板検査方法を示すフローチャートである。 第5実施形態において、導体パターンが良品の場合の第1プローブの電位の時間的変化を示す電気特性図である。 第5実施形態において、導体パターンが不良品の場合の第1プローブの電位の時間的変化を示す電気特性図である。 第5実施形態において、導体パターンが良品の場合の他の電気特性図である。 第5実施形態において、導体パターンが不良品の場合の他の電気特性図である。 第5実施形態において、第1プローブが導体パターンに対して接触不良である場合の電気特性図である。 第5実施形態において、第1プローブが導体パターンに対して接触不良である場合の他の電気特性図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
[プリント基板について]
検査対象となるプリント基板1は、平板状の絶縁層2の表面又は内部に種々の導体パターンE1〜E4が形成されている。絶縁層2は、単層の場合もあるが、複数層からなる場合もある。絶縁層2が複数層からなる場合、導体パターンE1〜E4も多層構造を有し、ビアやスルーホールによって上下層間で接続される。そして、各導体パターンE1〜E4の両端(電極部)が絶縁層2の表面に設けられている。この場合、導体パターンE1〜E4の両端は、プリント基板1の一方の面又は他方の面のいずれかにのみ設けられる場合と、両方の面に分けて設けられる場合とがある。また、導体パターンE1〜E4の少なくとも一端部はプリント基板1の表面に露出している。他端部は、プリント基板1の表面に露出している場合もあるし、絶縁膜によって覆われた状態となっている場合もある。
以下の実施形態の図では、プリント基板1は、絶縁層2の上面に導体パターンE1〜E4が形成され、各導体パターンE1〜E4とも両端部がプリント基板1の絶縁層2の表面に露出しているものとして示されている。
[第1実施形態]
第1実施形態におけるプリント基板検査装置11は、図1及び図2に示すように、プリント基板1の複数の導体パターンE1〜E4について検査を行うものであり、所定の電流を発生する定電流源12、プリント基板1上に露出している各導体パターンE1〜E4の一端部に個々に直接接触される複数の第1プローブP1〜P4及び導体パターンE1〜E4の他端部に絶縁体13を介して個々に接触される複数の第2プローブP5〜P8、各第1プローブP1〜P4を定電流源12にそれぞれ接続するための複数の切換スイッチA1〜A4を有する第1接続装置14及び定電流源12の基準電位(通常は接地電位)に第2プローブP5〜P8をそれぞれ接続するための複数の切換スイッチB1〜B4を有する第2接続装置15、定電流源12の基準電位に対する第1プローブP1〜P4の電位を計測するための計測回路16、定電流源12を制御するための定電流源制御部17、各接続装置を制御するための接続装置制御部18、計測回路16に接続されたA/D変換部19及び電位計測部20、これら制御部及び電位計測部を制御するための主制御装置21及び表示装置22を有する。主制御装置には、CPU、メモリ、検査条件設定部、検査判定部、各部とのデータ通信部が設けられる。
このプリント基板検査装置11は、第1プローブP1〜P4をプリント基板1の絶縁層2から露出している導体パターンE1〜E4の一端に直接接触させるとともに、第2プローブP5〜P8を導体パターンE1〜E4の他端に絶縁体13を介して配置する。
前述したように導体パターンE1〜E4の他端部はプリント基板1の表面に露出している場合と絶縁膜によって覆われた状態の場合とがあるが、プリント基板1の表面に露出している場合は、適宜の絶縁体13を介在させて第2プローブP5〜P8を配置し、導体パターンE1〜E4の他端部が絶縁膜によって覆われた状態の場合は、その絶縁膜をここでいう絶縁体13として、この絶縁膜に第2プローブP5〜P8を接触することにより、絶縁体13を介して配置した状態とする。図示例では、導体パターンE1〜E4の端部に絶縁体13を介して第2プローブP5〜P8が配置されている。
このように第1プローブP1〜P4及び第2プローブP5〜P8を配置して、第1接続装置14の切換スイッチA1〜A4を接続状態とすることにより、定電流源12から第1プローブP1〜P4に電流を流した状態とする。これにより、導体パターンE1〜E4を含めた装置の配線部等の持つ静電容量に電気が蓄えられ、その結果、第1プローブP1〜P4に接続状態の計測回路16で計測される電位(定電流源12の基準電位に対する第1プローブP1〜P4の電位)が上昇する。
次いで、第2接続装置15の切換スイッチB1〜B4を作動する。導体パターンE1〜E4が正常であれば、この第2接続装置15の作動により、計測回路16で計測される電位に変化が生じる。導体パターンE1〜E4に断線が生じている場合には、第2接続装置15を作動しても、計測回路16で計測される電位に変化が生じない。この電位の変化の有無を検出することにより、導体パターンE1〜E4の良否を識別することができる。
これら切換スイッチA1〜A4及び切換スイッチB1〜B4に対する操作(ON/OFF操作)は、各導体パターンE1〜E4の1個ずつに対応する切換スイッチについて順次行い、導体パターンE1〜E4ごとに電位の変化の有無を検出して、良否の識別がなされる。
この検査の詳細を図3のフローチャートにしたがって説明する。以下の説明においては、フローチャートの各ステップに付した符号により、そのステップごとに説明する。なお、以下の説明では、導体パターンE1〜E4、切換スイッチA1〜A4、切換スイッチB1〜B4として表記するが、特に断らない限り、導体パターンE1〜E4の1個ずつに対して順次検査するものとする。
S1:まず、導体パターンE1〜E4の一端に直接第1プローブP1〜P4を接触する。また、第2プローブP5〜P8も導体パターンE1〜E4の他端に絶縁体13を介して配置する。
S2:両プローブP1〜P4,P5〜P8を配置後、時刻T1(図4等参照)に、第1接続装置14を導通状態にして、第1プローブP1〜P4に定電流源12から電流を流す。これにより、第1プローブP1〜P4が接続されている導体パターンE1〜E4及び第1プローブP1〜P4等の配線部が持つ静電容量に充電が開始され、計測回路16で計測される電位が上昇する。
S3:時刻T1から所定時間t12経過した時刻T2に、第2接続装置15を作動させて、定電流源12の基準電位に対する第2プローブP5〜P8の接続状態を変化させる。この接続状態を変化させるとは、第2接続装置15の切換スイッチB1〜B4がOFFの状態であったときには、これをONの状態にする、あるいは切換スイッチB1〜B4がONの状態であったときには、これをOFFの状態とすることである。
S4:計測回路16の計測結果から、導体パターンE1〜E4の一端の単位時間tu当たりの電位変位量が変化したか否かを判断し、単位時間tu当たりの電位変位量が変化したと判断された場合(YESの場合)はS5に進み、単位時間tu当たりの電位変位量が変化したと判断されなかった場合(NOの場合)はS8に進む。
図4及び図5の電気特性グラフにより説明すると、図4に示すように、導体パターンE1〜E4の一端の電位が上昇している途中の時刻T2で電位変位量(電気特性グラフの傾き)が変化した場合(図4では電位変位量が小さくなっている)はS5に、図5に示すように電位変位量が変化しなかった場合はS8に進む。電位変位量が変化するのは、導体パターンE1〜E4の基準電位に対する静電容量が変化するためであり、図4は静電容量が増加した例を示している。
一方、図5は、時刻T2に第2接続装置15を作動させても電位変位量に変化が認められなかった場合を示しており、このような場合はS8に進む。
なお、第2接続装置15の作動について、切換スイッチB1〜B4をOFFからONにするか、ONからOFFにするかは、検査対象基板1の特性に応じて選択することができ、電位変位量の変化が大きくなる操作方法を採用すればよい。
S5:第2接続装置15を作動させる直前に導体パターンE1〜E4の一端の電位が定電流源12の開放電圧Vに達していたか否かを判断し、開放電圧Vに達していたと判断された場合(YESの場合)はS6に進み、開放電圧Vに達していたと判断されなかった場合(NOの場合)はS7に進む。
図4及び図5に示す例では、時刻T2の時点で電位は開放電圧Vまでには達していないが、図6及び図7に示す例では、時刻T2までに電位が開放電位Vにまで到達しており、このような場合には、S6に進む。
S6:導体パターンE1〜E4の一端の電位が下降方向に変位したか否かを判断し、下降方向に変位したと判断された場合(YESの場合)はS7に進み、下降方向に変位したと判断されなかった場合(NOの場合)はS8に進む。
図6では、時刻T2より前に電位が定電流源12の開放電圧Vにまで達しており、第2接続装置15の作動により電位が瞬間的に下降する(つまり、電位変位量が「0」であったものが、電位が下降する方向に変化する)。この図6に示すように電位が下降すればS7に進む。導体パターンE1〜E4の基準電位に対する静電容量が変化すると電位が変化する。図6は静電容量が増加した例を示している。
一方、図7に示すように、第2接続装置15を作動しても開放電圧Vから変化ない場合はS8に進む。
S7:導体パターンE1〜E4が良品と判定される。
S8:導体パターンE1〜E4が不良品と判定される。
すなわち、第1プローブP1〜P4が直接接触している導体パターンE1〜E4の一端の電位変位量が、導体パターンE1〜E4の他端に絶縁体13を介して配置されている第2プローブP5〜P8側の第2接続装置15の作動により変化すれば、その導体パターンE1〜E4は良品であり、電位変位量の変化が生じない場合は断線等により不良品であると判断される。
このように、導体パターンE1〜E4に直接接触している第1プローブP1〜P4側で電位計測しているので、電位変位量を確実に検出でき、正確な検査を実施することができる。
[第1実施形態の第1変形例]
図8及び図9は、前述の第1実施形態における第1変形例を示している。第1実施形態では、第1接続装置14が、複数の第1プローブP1〜P4を定電流源12にそれぞれ接続するための複数の切換スイッチA1〜A4を有し、また、第2接続装置15も、複数の第2プローブP5〜P8を定電流源12の基準電位にそれぞれ接続するための複数の切換スイッチB1〜B4を有する構成としたが、この第1変形例のプリント基板検査装置11Aでは、第2接続装置15Aの切換スイッチを1個とし、その切換スイッチB1に複数の第2プローブP5〜P8が並列に接続されている。第1接続装置14については導体パターンE1〜E4のそれぞれに切換スイッチA1〜A4が接続されている。
このプリント基板検査装置11Aは、切換スイッチの数を削減したことにより、コスト低減を図ることができる。
[第1実施形態の第2変形例]
図10及び図11は、前述の第1実施形態における第2変形例を示している。第1変形例の場合は、第2接続装置15Aの切換スイッチを1個としたが、第2変形例のプリント基板検査装置11Bでは、第2接続装置15は第1実施形態の場合と同様、複数の切換スイッチB1〜B4を備え、第1接続装置14Aについて切換スイッチを1個とし、その切換スイッチA1に第1プローブP1〜P4が並列に接続されている。
このプリント基板検査装置11Bにおいても、切換スイッチの数を削減したことにより、コスト低減を図ることができる。
なお、以下の第2実施形態以降の実施形態についても、第1実施形態に対する第1、第2の二つの変形例と同様に、第1接続装置14又は第2接続装置15のいずれか一方について、1個の切換スイッチに導体パターンE1〜E4を並列に接続し、他方の接続装置について導体パターンE1〜E4ごとの切換スイッチとしてもよい。
[第2実施形態]
図12及び図13は第2実施形態のプリント基板検査装置31を示しており、このプリント基板検査装置31では、第2プローブP5〜P8と第2接続装置15の各切換スイッチB1〜B4との間に所定の静電容量を持つキャパシタC1〜C4がそれぞれ設けられている。
この第2実施形態において、その他の構成は第1実施形態と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。また、この第2実施形態のプリント基板検査装置31によるプリント基板検査方法は図3に示す第1実施形態の場合と同じであり、第1プローブP1〜P4の電位の時間的な変化状態も、その絶対値等は異なるが、図4〜図7に示す第1実施形態の場合と共通するので、その説明を省略する。以下の各実施形態においても同様に、先行する実施形態と共通部分には同一符号を付して説明を簡略化する。
第1実施形態では、浮遊静電容量を含めた配線部自体が持つ静電容量により、第2接続装置15の作動時の電位変位が生じていたが、第2実施形態では、第2プローブP5〜P8と第2接続装置15との間に、所定の静電容量を持つキャパシタC1〜C4を設けたことにより、第2接続装置15を作動させたときの静電容量の変化を大きくすることができ、その分、電位変位量を大きくして、より正確な検査を実施することができる。
[第3実施形態]
図14及び図15は第3実施形態のプリント基板検査装置41を示しており、前述の第2実施形態では第2プローブP5〜P8と第2接続装置15の各切換スイッチB1〜B4との間にキャパシタC1〜C4がそれぞれ設けられていたのに対して、このプリント基板検査装置41では、第2接続装置15の各切換スイッチB1〜B4と定電流源12の基準電位との間に所定の静電容量を持つキャパシタC5〜C8がそれぞれ設けられている。このキャパシタC5〜C8を設けた位置が第2実施形態と異なるだけで、他の構成は第2実施形態と同様である。
したがって、この第3実施形態では第2接続装置15と定電流源12の基準電位との間に設けたキャパシタC5〜C8により、第2接続装置15を作動させたときの静電容量の変化を大きくし、電位変位量を大きくして、より正確な検査を実施することができる。
なお、前述の第2実施形態とこの第3実施形態を併せて、第2プローブP5〜P8と第2接続装置15の各切換スイッチB1〜B4との間、及び第2接続装置15の各切換スイッチB1〜B4と定電流源12の基準電位との間の両方にそれぞれキャパシタC1〜C4,C5〜C8を設けた構成としてもよい。
[第4実施形態]
図16及び図17は第4実施形態のプリント基板検査装置51を示している。このプリント基板検査装置51は、第1実施形態のプリント基板検査装置11に対して、第1接続装置14と定電流源12の基準電位との間に、切換スイッチSを有する第3接続装置23を設けた構成である。その他の構成は第1実施形態の場合と同様である。
図18は第4実施形態のプリント基板検査装置51を用いたプリント基板検査方法のフローチャートを示す。このフローチャートにおいて、図3のフローチャートと同じステップには同一符号を付して説明を簡略化し、異なるステップを主に説明する。
また、第1プローブ(導体パターンの一端)の電位の変化については、図19〜図22に示しており、これら図19〜図22は、第1実施形態の図4〜図7に対応している。
S11:時刻T1からt31前の時刻T3に、第3接続装置23を導通状態にする。これにより、第3接続装置23の切換スイッチSがONの状態になり、第1接続装置14等の配線部に電荷が帯電している場合には、その電荷が放出される。
S12:時刻T1から所定時間t14経過した時刻であって、時刻T2よりも前の時刻T4に、第3接続装置23を遮断状態(切換スイッチSをOFF)にする。このS12よりも前のS2で第1接続装置14を導通状態にしているので、このS12では、第3接続装置23を遮断状態とすることにより、第1プローブP1〜P4側に充電が開始され、図19〜図22に示すように、第1プローブP1〜P4側の電位が立ち上がる。
図19及び図20は、第2接続装置15を作動させたときに第1プローブP1〜P4の電位が上昇している途中の状態となっている場合であり、図19に示す場合は時刻T2で電位変位量が変化しているのでS5に進み、図20に示す場合では時刻T2で電位変位量が変化していないのでS8に進む。
図21及び図22は第2接続装置15を作動させる直前に導体パターンE1〜E4の一端の電位が定電流源12の開放電圧Vに達していた場合であり、図21に示すように時刻T2で電位の下降が認められた場合はS7に進み、図22に示すように時刻T2で電位に変化がない場合はS8に進む。
この第4実施形態では、第3接続装置23を設けたことにより、配線部等における静電容量部分に帯電している場合でも、第3接続装置23により放電させてから検査を開始することができるので、第1プローブP1〜P4の電位をより正確に測定することができる。また、第3接続装置23により第1プローブP1〜P4を基準電位に接続した状態で第1接続装置14を接続し、その後に第3接続装置23を遮断しているので、導体パターンE1〜E4に対する定電流源12からの電流の値を短時間に安定させることができ、より速い検査を実施することができる。
[第4実施形態の変形形態]
図16及び図17に示す第4実施形態のプリント基板検査装置51を基本構成とし、これに、図12及び図13に示す第2実施形態のように、第2プローブP5〜P8と第2接続装置15の各切換スイッチB1〜B4との間にキャパシタC1〜C4をそれぞれ配設してもよい。
また、図14及び図15に示す第3実施形態のように、第2接続装置15の各切換スイッチB1〜B4と定電流源12の基準電位との間にそれぞれキャパシタC5〜C8を配設してもよい。
また、これら両方のキャパシタC1〜C4,C5〜C8を配設してもよい。
いずれの場合も、キャパシタC1〜C4又はC5〜C8を設けた分、電位変位量を大きくして、より正確な検査を実施することができる。
[第5実施形態]
図23及び図24は第5実施形態のプリント基板検査装置61を示している。このプリント基板検査装置61では、プリント基板1の導体パターンE1〜E4の一端に直接接触させられる第1プローブP1〜P4及び導体パターンE1〜E4の他端に絶縁体13を介して配置される第2プローブP5〜P8とは別に、定電流源12の基準電位に接続された導体板25を有している。そして、この図23及び図24に示す例では、第1プローブP1〜P4及び第2プローブP5〜P8は、いずれもプリント基板1の一方の面側に配置され、導体板25は、プリント基板1の他方の面の絶縁層2に接触され、定電流源12の基準電位に接続されている。この場合、導体板25は、プリント基板1の絶縁層2の全面に接触し得る大きさに形成されているが、少なくとも、検査対象の導体パターンE1〜E4の一部に絶縁層2を介して対向し得る大きさに形成されていればよい。
前述の[プリント基板について]の欄で説明したように導体パターンE1〜E4の両端がプリント基板1の両方の面に分けて設けられる場合、第2プローブP5〜P8は、導体板25と同じ側で導体板25を避けた位置に、絶縁層を介して配置される。
このプリント基板検査装置61により基板検査する場合のフローチャートは図25に示す通りであるが、検査の最初の準備で、導体パターンE1〜E4の一端に直接第1プローブP1〜P4を接触し、第2プローブP5〜P8も導体パターンE1〜E4の他端に絶縁体13を介して配置する際に、プリント基板1の絶縁層2の面に導体板25を配置する(S15)以外は、図3のフローチャートのS2以降と同じである。
この導体板25を配置することにより、時刻T1に第1接続装置14を導通状態にして、第1プローブP1〜P4に定電流源12から電流を流すと(S2)、導体パターンE1〜E4と導体板25との間に存在する静電容量に充電され、計測回路16に検出される電位が上昇する。次いで、時刻T2に第2接続装置15を作動させて、定電流源12の基準電位に対する第2プローブP5〜P8の接続状態を変化させる。
図26は、導体パターンE1〜E4と導電板25との間の静電容量に比べて配線部の静電容量が極端に小さい場合に、第2接続装置15を作動させたときの第1プローブP1〜P4の電位の変化を示しており、導体パターンE1〜E4と導体板25との間の静電容量に対して、導体パターンE1〜E4を含めた配線部の静電容量の接続状態が変化することにより、導体パターンE1〜E4が良品であれば、見かけ上の静電容量の変化に伴って単位時間tu当たりの電位変位量が減少する。導体パターンE1〜E4の基準電位に対する静電容量が変化すると電位変位量が変化する。図26は静電容量が増加した例を示している。
導体パターンE1〜E4が不良品の場合は、図27に示すように、第2接続装置15を作動させても、電位変位量に変化がなく、第2接続装置15を作動させる前の状態を維持する。
これに対して、導体パターンE1〜E4と導電板25との間の静電容量より配線部の静電容量が大きい場合や、導体パターンE1〜E4と導電板25との間の静電容量と配線部の静電容量との間にあまり差がない場合は、図28に示すように、第2接続装置15を作動させることによって、導体パターンE1〜E4が良品であれば、第1プローブP1〜P4の電位が若干下降した後、接続前の電位変位量より小さい電位変位量にて電位が上昇する。導体パターンE1〜E4の基準電位に対する静電容量が変化すると電位が変化する。図28は静電容量が増加した例を示している。
導体パターンE1〜E4が不良品の場合は、図29に示すように、第2接続装置15を作動させても、電位変位量に変化がなく、第2接続装置15を作動させる前の状態を維持する。
この導体パターンE1〜E4と導電板25との間の静電容量より配線部の静電容量が大きい場合や、導体パターンE1〜E4と導電板25との間の静電容量と配線部の静電容量との間にあまり差がない場合は、第2接続装置15を作動させる前の時間tu当たりの電位変位量が小さく、したがって、第1プローブP1〜P4の電位が開放電圧Vに達するまでに時間がかかるため、時刻T2より前に電位が定電流源12の開放電圧Vにまで達した場合を例示しなかったが、時刻T2より前に電位が定電流源12の開放電圧Vにまで達した場合は、第1実施形態等の場合と同様、導体パターンE1〜E4が良品の場合は開放電圧Vから下降するように変化し、開放電圧Vから変化しない場合は導体パターンE1〜E4が不良品である。
[第5実施形態の変形形態]
図23及び図24に示す第5実施形態の場合も、これらの図に示すプリント基板検査装置61を基本構成とし、これに、図12及び図13に示す第2実施形態のように、第2プローブP5〜P8と第2接続装置15の各切換スイッチB1〜B4との間にキャパシタC1〜C4をそれぞれ配設してもよい。
また、図14及び図15に示す第3実施形態のように、第2接続装置15の各切換スイッチB1〜B4と定電流源12の基準電位との間にそれぞれキャパシタC5〜C8を配設してもよい。
また、これら両方のキャパシタC1〜C4,C5〜C8を配設してもよい。
いずれの場合も、キャパシタC1〜C4又はC5〜C8を設けた分、電位変位量を大きくして、より正確な検査を実施することができる。
さらに、図16及び図17に示す第4実施形態のように、第1接続装置14と定電流源12の基準電位との間に、切換スイッチSを有する第3接続装置23を設けてもよい。
第3接続装置23を設けることにより、導体パターンE1〜E4等の静電容量部分に帯電している場合でも、第3接続装置23により放電させてから検査を開始することができるので、電位をより正確に測定することができ、また、導体パターンE1〜E4に対する定電流源12からの電流の値を短時間に安定させることができ、より速い検査を実施することができるとともに、より正確な検査を実施することができる。
ところで、第5実施形態及びその変形形態においては、第1プローブP1〜P4が導体パターンE1〜E4に確実に接触しているか否かをも検出することができる。
図30は、図23及び図24に示す第5実施形態、その第2プローブP5〜P8と第2接続装置15の各切換スイッチB1〜B4との間にキャパシタC1〜C4をそれぞれ配設した場合、あるいは第2接続装置15の各切換スイッチB1〜B4と定電流源12の基準電位との間にそれぞれキャパシタC5〜C8を配設した場合のいずれかの装置においては、第1プローブP1〜P4が導体パターンE1〜E4に接触不良の場合、第1プローブP1〜P4と導体パターンE1〜E4間の静電容量により、みかけ上の全体静電容量が小さくなるので、時刻T1で電位が急激に立ち上がり、瞬時に開放電圧Vにまで到達する。この電位の立ち上がり状態を検出することにより、第1プローブP1〜P4の接触状態を検出することができる。
図31は、第5実施形態に第3接続装置23を組み込んだ装置の場合を示しており、第3接続装置23を遮断して第1プローブP1〜P4に電流を流すと(時刻T4)、第1プローブP1〜P4が接触不良の場合は図30と同様に電位が急激に立ち上がるので、その立ち上がり状態を検出して第1プローブP1〜P4の接触状態を検出することができる。
この電位の立ち上がり状態から第1プローブP1〜P4の接触不良を検出したら、再度、第1プローブP1〜P4の接触位置、姿勢等を調整すればよい。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
所定時間t12、t31、t14、tuについては、プリント基板の電気特性に合わせた最適な時間を設定することができ、その調整により、導体パターンE1〜E4の一端の電位変位量の変化をより速く確実に検出でき、速く正確な基板検査を実施することができる。
また、キャパシタC1〜C4,C5〜C8の静電容量についても、プリント基板の電気特性に合わせた最適な値を設定することにより、導体パターンE1〜E4の一端の電位変位量の変化をより速く確実に検出でき、速く正確な基板検査を実施することができる。
1…プリント基板、2…絶縁層、E1〜E4…導体パターン、11…プリント基板検査装置、12…定電流源、13…絶縁体、14,14A…第1接続装置、15,15A…第2接続装置、16…計測回路、17…定電流源制御部、18…接続装置制御部、19…A/D変換部、20…電位計測部、21…主制御装置、22…表示装置、23…第3接続装置、25…導体板、P1〜P4…第1プローブ、P5〜P8…第2プローブ、A1〜A4…切換スイッチ、B1〜B4…切換スイッチ、C1〜C4…キャパシタ、C5〜C8…キャパシタ、S…切換スイッチ、31,41,51,61…プリント基板検査装置

Claims (7)

  1. プリント基板に形成された導体パターンに対して電気信号を印加し、導体パターンの良否を検査するプリント基板の電気検査装置において、前記導体パターンの一端に接触される第1プローブと、前記導体パターンの他端に絶縁体を介して配置される第2プローブと、定電流源と、前記定電流源に前記第1プローブを接続するための第1接続装置と、前記定電流源の基準電位に対する前記第2プローブの電気的接続状態を変化させるための第2接続装置と、前記定電流源の基準電位に対する前記第1プローブの電位を計測するための計測回路とを備えることを特徴とするプリント基板検査装置。
  2. 前記第2プローブと前記第2接続装置との間、または前記第2プローブと前記定電流源の基準電位との間のいずれか、または両方に、所定の静電容量を持つキャパシタが接続されていることを特徴とする請求項1記載のプリント基板検査装置。
  3. 前記第1プローブを前記第1接続装置を介して前記定電流源の基準電位に接続するための第3接続装置を有することを特徴とする請求項1又は2記載のプリント基板検査装置。
  4. 前記プリント基板の前記導体パターンに対して絶縁体を介して接触される導体板が前記定電流源の基準電位に接続されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のプリント基板検査装置。
  5. 導体パターンの一端に直接第1プローブを接触させ、前記導体パターンの他端に絶縁体を介して第2プローブを配置し、時刻T1に、前記第1プローブに定電流源から電流を流すことを開始し、時刻T1から所定の時間t12経過した時刻T2に、前記定電流源の基準電位に対する前記第2プローブの電気的接続状態を変化させ、その変化時の前記定電流源の基準電位に対する前記第1プローブの電位の計測結果から前記導体パターンの良否を判定することを特徴とするプリント基板検査方法。
  6. 前記定電流源の基準電位に対する前記第2プローブの電気的接続状態が変化した時に、所定の単位時間tu当たりの前記導体パターンの一端の電位変位量が変化した場合に、導体パターンが良品であると判定することを特徴とする請求項5記載のプリント基板検査方法。
  7. 前記時刻T1から所定の時間t31前の時刻T3に前記第1プローブを前記定電流源の基準電位に接続し、前記時刻T1から所定の時間t14経過し前記時刻T2より前の時刻T4に前記第1プローブと前記基準電位とを遮断状態とすることを特徴とする請求項5又は6記載のプリント基板検査方法。

JP2015143817A 2014-07-29 2015-07-21 プリント基板検査装置及び検査方法 Active JP6095735B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015143817A JP6095735B2 (ja) 2014-07-29 2015-07-21 プリント基板検査装置及び検査方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014153493 2014-07-29
JP2014153493 2014-07-29
JP2015143817A JP6095735B2 (ja) 2014-07-29 2015-07-21 プリント基板検査装置及び検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016033511A JP2016033511A (ja) 2016-03-10
JP6095735B2 true JP6095735B2 (ja) 2017-03-15

Family

ID=55247299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015143817A Active JP6095735B2 (ja) 2014-07-29 2015-07-21 プリント基板検査装置及び検査方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6095735B2 (ja)
KR (1) KR101706465B1 (ja)
CN (1) CN105319476B (ja)
TW (1) TWI598604B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6474362B2 (ja) * 2016-04-04 2019-02-27 ファナック株式会社 プリント基板の劣化検出装置
CN106824832B (zh) * 2017-02-15 2019-05-17 友达光电(苏州)有限公司 一种检测装置及其使用方法
JP7009814B2 (ja) * 2017-07-27 2022-02-10 日本電産リード株式会社 絶縁検査装置及び絶縁検査方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2670655B2 (ja) * 1992-11-04 1997-10-29 株式会社アドテックエンジニアリング 回路パターン検査装置及び検査方法
JPH07244107A (ja) * 1994-03-03 1995-09-19 Hioki Ee Corp Icのx−y方式インサーキットテスタによる逆配置検出方法
JP2994259B2 (ja) 1996-03-28 1999-12-27 オー・エイチ・ティー株式会社 基板検査方法および基板検査装置
JP3165056B2 (ja) * 1997-02-28 2001-05-14 日本電産リード株式会社 基板検査装置および基板検査方法
JP3361311B2 (ja) 1997-02-28 2003-01-07 日本電産リード株式会社 基板検査装置および基板検査方法
JP2002014134A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Hioki Ee Corp 回路基板検査装置
JP2002014135A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Hioki Ee Corp 回路基板検査方法および回路基板検査装置
JP2002156399A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Oht Inc 回路基板の検査装置及び検査方法
US7250781B2 (en) * 2002-12-19 2007-07-31 Fuji Xerox Co., Ltd. Circuit board inspection device
JP4825083B2 (ja) * 2006-08-28 2011-11-30 株式会社アドテックエンジニアリング なぞり式回路基板検査装置
CN201014993Y (zh) * 2006-12-04 2008-01-30 杨世光 Pcb板测试仪的测试电路改良
JP2008232963A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Hioki Ee Corp プローブ、プローブ装置および検査装置
JP6229876B2 (ja) * 2013-08-27 2017-11-15 日本電産リード株式会社 検査装置
JP6229877B2 (ja) * 2013-08-27 2017-11-15 日本電産リード株式会社 検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW201604564A (zh) 2016-02-01
CN105319476A (zh) 2016-02-10
JP2016033511A (ja) 2016-03-10
KR101706465B1 (ko) 2017-02-13
KR20160014540A (ko) 2016-02-11
TWI598604B (zh) 2017-09-11
CN105319476B (zh) 2018-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101101848B1 (ko) 터치패널 검사장치
JP4889833B2 (ja) 静電容量式タッチパネルの検査装置、及び検査方法
KR102050123B1 (ko) 절연 검사 방법 및 절연 검사 장치
JP6095735B2 (ja) プリント基板検査装置及び検査方法
US9753075B2 (en) Inspection apparatus and inspection method
TWI681199B (zh) 單層型檢查對象物的檢查裝置及檢查方法
JP2011090358A (ja) 静電容量式タッチパネルの検査装置、及び検査方法
JP5290697B2 (ja) 基準データ作成方法および回路基板検査装置
WO2006022434A1 (ja) 検査装置及び検査方法並びに検査装置用センサ
JP5533169B2 (ja) 検査装置
JP2005241614A (ja) 基板検査装置及び基板検査方法
US6316949B1 (en) Apparatus and method for testing electric conductivity of circuit path ways on circuit board
KR20140010887A (ko) 절연 검사 방법 및 절연 검사 장치
JP2010204021A (ja) 回路基板検査装置および回路基板検査方法
KR101430040B1 (ko) 절연검사장치 및 절연검사방법
JP6221281B2 (ja) 絶縁検査方法及び絶縁検査装置
JP5307085B2 (ja) 回路基板検査装置
JP4847396B2 (ja) プローブ、信号検出用のプローブ装置、信号供給用のプローブ装置、および検査装置
CN103543374A (zh) 基板检查装置及基板检查方法
JP4928316B2 (ja) 絶縁検査装置
JP2002014135A (ja) 回路基板検査方法および回路基板検査装置
JP2006113009A (ja) 回路基板検査装置
JP2014112081A (ja) 基板検査装置および基板検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6095735

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150