JP6068464B2 - γ−セクレターゼ調節剤としての新規な置換インドール誘導体 - Google Patents
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Description
国際公開第2010/010188号パンフレットは、変性関節疾患及び炎症性疾患の治療に有用な[1,2,4]トリアゾロ−[1,5−a]ピリジン化合物に関し;
国際公開第2010/098495号パンフレットは、ADの治療剤としてのイミダゾリルピラジン誘導体に関し;
米国特許第2010137320号明細書は、γ−セクレターゼの調節剤である新規な複素環化合物に関し;
国際公開第2010/070008号パンフレットは、γ−セクレターゼ調節剤として有用な新規な置換二環式イミダゾール誘導体に関する。
国際公開第2010/094647号パンフレットは、γ−セクレターゼ調節剤として有用な新規な置換ベンゾオキサゾール、ベンゾイミダゾール、オキサゾロピリジン、及びイミダゾピリジン誘導体に関する。
国際公開第2010/089292号パンフレットは、γ−セクレターゼ調節剤として有用な新規な置換二環式複素環化合物に関する。
国際公開第2010/145883号パンフレットは、γ−セクレターゼ調節剤として有用な新規な置換インダゾール及びアザ−インダゾール誘導体に関する。
国際公開第2011/006903号パンフレットは、γ−セクレターゼ調節剤として有用な、新規な置換トリアゾール及びイミダゾール誘導体に関する。
の新規な化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、
(式中、
R3は、水素、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;
A1は、CR4a又はNであり;式中、R4aは、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルオキシ及びハロからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシであり;
A2は、CR4b又はNであり;式中、R4bは、水素、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、又はHet2であり;
A3は、CR4c又はNであり;式中、R4cは、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルオキシであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1及びHet2は、それぞれ独立に、ピリジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく;
Yは、N又はCRaであり;式中、Raは、水素、ハロ、又は1つのヒドロキシルにより任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
Xは、N又はCHであり;
R1とR2とは共に式(b−1)又は(b−2)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
−CH2−Z−(CH2)m− (b−2);
mは、2、3、又は4を表し;
Zは、直接結合、NR5、又はOを表し;式中、R5は、水素、C1〜4アルキルカルボニル、Ar1,(C=O)−Ar1、又は1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
式中、(b−1)又は(b−2)は、1つ以上のCH2基上で、Ar2、(C=O)−Ar2、O−Ar2、NR6−Ar2、C1〜4アルキルカルボニル、フルオロ、ヒドロキシ、及び1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1又は2つの置換基により置換されており;
各Ar1及びAr2は、独立に、フェニル、ピラゾリル、又はピリジニルを表し;式中、前記フェニル、ピラゾリル、又はピリジニルは、ハロ、シアノ、NR7R8、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、
C1〜4アルキルオキシ、フルオロ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシ
からなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよく;
各R6は、独立に、水素、又はフルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
各R7は、独立に、水素、C1〜4アルキル、又はC1〜4アルキルカルボニルであり;
各R8は、独立に、水素又はC1〜4アルキルである);
並びに、その薬学的に許容できる付加塩、及び溶媒和物に関する。
R3が、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルオキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、又はHet2であり;
A3が、CR4c又はNであり;式中、R4cが、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルオキシであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1及びHet2が、それぞれ独立に、ピリジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく;
Yが、N又はCHであり;
Xが、N又はCHであり;
R1とR2とが共に式(b−1)又は(b−2)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
−CH2−Z−(CH2)m− (b−2);
mが、2、3、又は4を表し;
Zが、直接結合、NR5、又はOを表し;式中、R5が、水素、C1〜4アルキルカルボニル、Ar1、(C=O)−Ar1、又は1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
式中、(b−1)又は(b−2)が、1つ以上のCH2基上で、Ar2、(C=O)−Ar2、O−Ar2、NR6−Ar2、C1〜4アルキルカルボニル、フルオロ、ヒドロキシ、及び1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1又は2つの置換基により置換されており;
各Ar1及びAr2が、独立に、フェニル又はピリジニルを表し;式中、前記フェニル又はピリジニルが、ハロ、シアノ、NR7R8、モルホリニル、
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシ
からなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよく;
各R6が、独立に、水素、又はフルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
各R7が、独立に、水素、C1〜4アルキル、又はC1〜4アルキルカルボニルであり;
各R8が、独立に、水素又はC1〜4アルキルである;
式(I)の新規化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
R3が、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CH又はNであり;A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、又はHet2であり;
A3が、CR4c又はNであり;式中、R4cが、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルオキシであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1及びHet2が、それぞれ独立に、ピリジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく;
Yが、N又はCRaであり;式中、Raが、水素、ハロ、又は1つのヒドロキシルにより任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
Xが、N又はCHであり;
R1とR2とが共に式(b−1)又は(b−2)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
−CH2−Z−(CH2)m− (b−2);
mが、2、3、又は4を表し;
Zが、直接結合、NR5、又はOを表し;式中、R5が、水素、C1〜4アルキルカルボニル、Ar1,(C=O)−Ar1、又は1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
式中、(b−1)又は(b−2)が、1つ以上のCH2基上で、Ar2、(C=O)−Ar2、O−Ar2、NR6−Ar2、C1〜4アルキルカルボニル、フルオロ、ヒドロキシ、及び1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1又は2つの置換基により置換されており;
各Ar1及びAr2が、独立に、フェニル、ピラゾリル、又はピリジニルを表し;式中、前記フェニル、ピラゾリル、又はピリジニルが、ハロ、シアノ、NR7R8、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、
C1〜4アルキルオキシ、フルオロ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシ
からなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよく;
各R6が、独立に、水素、又はフルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
各R7が、独立に、水素、C1〜4アルキル、又はC1〜4アルキルカルボニルであり;
各R8が、独立に、水素又はC1〜4アルキルである;
式(I)の新規化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
R3が、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルオキシ及びハロからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、又はシアノであり;
A3が、CR4c又はNであり;式中、R4cが、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルオキシであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1及びHet2が、それぞれ独立に、ピリジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく;
Yが、N又はCRaであり;式中、Raが、水素、ハロ、又は1つのヒドロキシルにより任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
Xが、N又はCHであり;
R1とR2とが共に式(b−1)又は(b−2)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
−CH2−Z−(CH2)m− (b−2);
mが、2、3、又は4を表し;
Zが、直接結合、NR5、又はOを表し;式中、R5が、水素、C1〜4アルキルカルボニル、又は1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
式中、(b−1)又は(b−2)が、1つ以上のCH2基上で、Ar2、C1〜4アルキルカルボニル、フルオロ、ヒドロキシ、及び1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1又は2つの置換基により置換されており;
各Ar2が、独立に、フェニル、ピラゾリル、又はピリジニルを表し;式中、前記フェニル、ピラゾリル、又はピリジニルが、ハロ、シアノ、NR7R8、モルホリニル、シクロC3〜7アルキル、
C1〜4アルキルオキシ、フルオロ、及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシ
からなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよく;
各R7が、独立に、水素、C1〜4アルキル、又はC1〜4アルキルカルボニルであり;
各R8が、独立に、水素又はC1〜4アルキルである;
式(I)の新規化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
R3が、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルオキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素、ハロ、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、又はHet2であり;
A3が、CR4c又はNであり;式中、R4cが、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルオキシであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1及びHet2が、それぞれ独立に、ピリジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく;
Yが、N又はCHであり;
Xが、N又はCHであり;
R1とR2とが共に式(b−1)又は(b−2)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
−CH2−Z−(CH2)m− (b−2);
mが、2、3、又は4を表し;
Zが、直接結合、NR5、又はOを表し;式中、R5が、水素、C1〜4アルキルカルボニル、Ar1、(C=O)−Ar1、又は1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
式中、(b−1)又は(b−2)が、1つ以上のCH2基上で、1又は2つのAr2置換基により置換されており;特に、式中、(b−1)又は(b−2)が、1つのCH2基上で、1つのAr2置換基により置換されており;
各Ar1及びAr2が、独立に、フェニル又はピリジニルを表し;式中、前記フェニル又はピリジニルが、ハロ、シアノ、NR7R8、モルホリニル、
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシ
からなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよく;
各R7が、独立に、水素、C1〜4アルキル、又はC1〜4アルキルカルボニルであり;
各R8が、独立に、水素又はC1〜4アルキルである;
式(I)の新規化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
R3が、水素、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素、又はC1〜4アルキルオキシ及びハロからなる群から選択される1、2、又は3つの置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、又はHet2であり;特に、式中、R4bが、水素、C1〜4アルキルオキシ、又はシアノであり;
A3が、CH又はNであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1及びHet2が、それぞれ独立に、ピリジニル、イミダゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つのC1〜4アルキル置換基により任意に置換されていてよく;
Yが、N又はCRaであり;式中、Raが、水素、ハロ、又は1つのヒドロキシルにより任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
Xが、N又はCHであり;
R1とR2とが共に式(b−1)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
mが、2又は3を表し;
Zが、直接結合、NR5、又はOを表し;式中、R5がC1〜4アルキルであり;
式中、(b−1)が、1つのCH2基上で、Ar2、ヒドロキシ、及びC1〜4アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1又は2つの置換基により置換されており;
各Ar2が、独立に、フェニル又はピラゾリルを表し;式中、前記フェニル又はピラゾリルが、ハロ、シクロC3〜7アルキル、
C1〜4アルキルオキシ及びフルオロからなる群からそれぞれ独立に選択される1、2、又は3つの置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
1、2、又は3つのフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシ
からなる群からそれぞれ独立に選択される1、2、3、又は4つの置換基により置換されていてよい;
式(I)の新規化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
R3が、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;特に、R3が、シアノ及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素又はC1〜4アルキルオキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、又はHet2であり;
A3が、CH又はNであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1及びHet2が、それぞれ独立に、ピリジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく;
Yが、N又はCHであり;
Xが、N又はCHであり;
R1とR2とが共に式(b−1)又は(b−2)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
−CH2−Z−(CH2)m− (b−2);
mが、2、3、又は4を表し;
Zが、直接結合、NR5、又はOを表し;式中、R5が、水素、C1〜4アルキルカルボニル、Ar1、(C=O)−Ar1、又は1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
式中、(b−1)又は(b−2)が、1つ以上のCH2基上で、Ar2、(C=O)−Ar2、O−Ar2、NR6−Ar2、C1〜4アルキルカルボニル、フルオロ、ヒドロキシ、及び1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1又は2つの置換基により置換されており;
各Ar1及びAr2が、独立に、フェニル又はピリジニルを表し;式中、前記フェニル又はピリジニルが、ハロ、シアノ、NR7R8、モルホリニル、
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシ
からなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよく;
各R6が、独立に、水素、又はフルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
各R7が、独立に、水素、C1〜4アルキル、又はC1〜4アルキルカルボニルであり;
各R8が、独立に、水素又はC1〜4アルキルである;
式(I)の新規化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
R3が、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素又はC1〜4アルキルオキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、又はHet2であり;
A3が、CH又はNであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1及びHet2が、それぞれ独立に、ピリジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく;
Yが、N又はCHであり;
Xが、N又はCHであり;
R1とR2とが共に式(b−1)又は(b−2)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
−CH2−Z−(CH2)m− (b−2);
mが、2、3、又は4を表し;
Zが、直接結合、NR5、又はOを表し;式中、R5が、水素、C1〜4アルキルカルボニル、Ar1、(C=O)−Ar1、又は1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
式中、(b−1)又は(b−2)が、1つ以上のCH2基上で、1又は2つのAr2置換基により置換されており;特に、式中、(b−1)又は(b−2)が、1つのCH2基上で、1つのAr2置換基により置換されており;
各Ar1及びAr2が、独立に、フェニル又はピリジニルを表し;式中、前記フェニル又はピリジニルが、ハロ、シアノ、NR7R8、モルホリニル、
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシ
からなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよく;
各R7が、独立に、水素、C1〜4アルキル、又はC1〜4アルキルカルボニルであり;
各R8が、独立に、水素又はC1〜4アルキルである;
式(I)の新規化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
R3が、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;特に、R3が、シアノ及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素又はC1〜4アルキルオキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素、C1〜4アルキルオキシであり;
A3が、CH又はNであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1が、ピリジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく;
Yが、N又はCHであり;
Xが、N又はCHであり;
R1とR2とが共に式(b−1)又は(b−2)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
−CH2−Z−(CH2)m− (b−2);
mが、2、3、又は4を表し;
Zが、直接結合、NR5、又はOを表し;式中、R5が、水素、C1〜4アルキルカルボニル、Ar1、(C=O)−Ar1、又は1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
式中、(b−1)又は(b−2)が、1つのCH2基上で、Ar2、(C=O)−Ar2、O−Ar2、NR6−Ar2、C1〜4アルキルカルボニル、ヒドロキシ、及び1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルからなる群から選択される1つの置換基により置換されており;特に、式中、(b−1)又は(b−2)が、1つのCH2基上で、1つのAr2置換基により置換されており;
Ar1及びAr2が、それぞれ独立に、フェニル又はピリジニルを表し;式中、前記フェニル又はピリジニルが、ハロ、シアノ、NR7R8、モルホリニル、
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシ
からなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよく;
各R6が、独立に、水素、又はフルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
各R7が、独立に、水素、C1〜4アルキル、又はC1〜4アルキルカルボニルであり;
各R8が、独立に、水素又はC1〜4アルキルである;
式(I)の新規化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
R3が、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;特に、R3が、シアノ及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素又はC1〜4アルキルオキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素、C1〜4アルキルオキシであり;
A3が、CH又はNであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1が、ピリジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく;
Yが、N又はCHであり;特にCHであり;
Xが、N又はCHであり;
R1とR2とが共に式(b−1)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
mが、2、3、又は4を表し;
Zが、直接結合又はOを表し;
式中、(b−1)が、1つのCH2基上で、1つのAr2置換基により置換されており;
Ar2が、フェニル又はピリジニルを表し;特に、フェニルを表し;式中、前記フェニル又はピリジニルが、ハロ、シアノ、NR7R8、モルホリニル、フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシ
からなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよく;
各R7が、独立に、水素、C1〜4アルキル、又はC1〜4アルキルカルボニルであり;
各R8が、独立に、水素又はC1〜4アルキルである;
式(I)の新規化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
R3が、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;特に、R3が、シアノ及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素又はC1〜4アルキルオキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素、C1〜4アルキルオキシであり;
A3が、CH又はNであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1が、ピリジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく;
Yが、N又はCHであり;
Xが、N又はCHであり;
R1とR2とが共に式(b−1)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
mが、2、3、又は4を表し;
Zが、直接結合又はOを表し;
式中、(b−1)が、1つのCH2基上で、1つのAr2置換基により置換されており;
Ar2が、フェニル又はピリジニルを表し;特に、フェニルを表し;式中、前記フェニル又はピリジニルが、ハロ、シアノ、NR7R8、モルホリニル、フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシ
からなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されており;
各R7が、独立に、水素、C1〜4アルキル、又はC1〜4アルキルカルボニルであり;
各R8が、独立に、水素又はC1〜4アルキルである;
式(I)の新規化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
R3が、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;特に、R3が、シアノ及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素又はC1〜4アルキルオキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素又はC1〜4アルキルオキシであり;
A3が、CH又はNであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1が、ピリジニル、イミダゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つのC1〜4アルキル置換基により置換されており;
Yが、N又はCHであり;特に、CHであり;
Xが、N又はCHであり;
R1とR2とが共に式(b−1)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
mが、2又は3を表し;
Zが、直接結合又はOを表し;
式中、(b−1)が、1つのCH2基上で、1つのAr2置換基により置換されており;
Ar2が、ハロ、1、2、又は3つのフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、及び
1、2、又は3つのフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシ
からなる群からそれぞれ独立に選択される1又は2つの置換基により置換されているフェニルを表す;
式(I)の新規化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
R3が、メトキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;特に、R3が、シアノ及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素又はメトキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素又はメトキシであり;
A3が、CH又はNであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1が、4−ピリジニル、1−イミダゾリル、及び4−ピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つのメチル置換基により置換されており;
Yが、N又はCHであり;特にCHであり;
Xが、N又はCHであり;
R1とR2とが共に式(b−1)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
mが、2又は3を表し;
Zが、直接結合又はOを表し;
式中、(b−1)が、1つのCH2基上で、1つのAr2置換基により置換されており;
Ar2が、クロロ、フルオロ、3つのフルオロ置換基により任意に置換されているメチル、及び
3つのフルオロ置換基により任意に置換されているメトキシ
からなる群からそれぞれ独立に選択される1又は2つの置換基により置換されているフェニルを表す;
式(I)の新規化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
R3がシアノであり;
A1がCR4aであり;式中、R4aがC1〜4アルキルオキシであり;特に、式中、R4aがメトキシであり;
A2がCHであり;
A3がCHであり;
YがCHであり;
XがCHであり;
R1とR2とが共に、二価の基−(CH2)2−O−CH(Ar2)−を形成し、
Ar2がフェニルを表し;式中、前記フェニルが、ハロ、C1〜4アルキル、及びCF3からなる群からそれぞれ独立に選択される1又は2つの置換基により置換されている;
式(I)の新規化合物、その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物に関する。
(i)R3がシアノであり;
(ii)A1がCR4aであり;式中、R4aがC1〜4アルキルオキシであり;特に、式中、R4aがメトキシであり;
(iii)A2がCHであり;
(iv)A3がCHである。
mが、2、3、又は4を表し;
Zが、直接結合又はOを表す、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその部分群に関する。
特に、式中、(b−1)又は(b−2)が、1つ以上のCH2基上で、1又は2つのAr2置換基により置換されており;
さらに特に、(b−1)又は(b−2)が、1つのCH2基上で、1又は2つのAr2置換基により置換されており;
なおさらに特に、(b−1)又は(b−2)が、1つのCH2基上で、1つのAr2置換基により置換されている、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその部分群に関する。
特に、(b−1)又は(b−2)が、1つ以上のCH2基上で、1又は2つのAr2置換基により置換されており;
なおさらに特に、(b−1)又は(b−2)が、1つのCH2基上で、1つのAr2置換基により置換されており;
各Ar1及びAr2が、独立に、フェニルを表し;式中、前記フェニルが、ハロ、シアノ、NR7R8、モルホリニル、フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、及び
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよい、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその部分群に関する。
特に、(b−1)又は(b−2)が、1つ以上のCH2基上で、1又は2つのAr2置換基により置換されており;
なおさらに特に、(b−1)又は(b−2)が、1つのCH2基上で、1つのAr2置換基により置換されており;
各Ar1及びAr2が、独立に、オルト位で1つの置換基により、他の位置のいずれかで任意に1つの置換基により置換されているフェニルを表し;フェニル基上の置換基が、ハロ、1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、及び1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群から選択される、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその部分群に関する。
A2がCH又はNである、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその部分群に関する。
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されている、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその部分群に関する。
フルオロ及びシクロC3〜7アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されている、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその部分群に関する。
式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく、特に1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されている、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその部分群に関する。
式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されている、式(I)の化合物又は他の実施形態のいずれかにおいて言及されたその部分群に関する。
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(2−メチル−4−ピリジニル)−1H−インドール−2−イル]−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン.2HCl、
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(2−メチル−4−ピリジニル)−1H−インドール−2−イル]−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
4−メトキシ−2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
6−メトキシ−2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[5,6−ジヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
5,6−ジヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニトリル、
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−(5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−カルボニトリル、
2−[8−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−(2−メチルフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
5,6,7,8−テトラヒドロ−8−(2−メチルフェニル)−2−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
2−[8−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[5,6−ジヒドロ−8−[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボニトリル、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−(2−メチルフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−カルボニトリル、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−(2−メチルフェニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
5,6,7,8−テトラヒドロ−8−(2−メチルフェニル)−2−[5−(2−メチル−4−ピリジニル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−(2−メチルフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−(2−メチルフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
8−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン、
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−8−(2−メチルフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン.HCl、
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−8−(2−メチルフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボニトリル、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−(2−メチルフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−5−カルボニトリル、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(2−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル.HCl、
2−[8−(2−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−8−(2−メチルフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(2−メチル−4−ピリジニル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−(2−メトキシフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−6−カルボニトリル、
2−[8−(2−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(R又はS)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(S又はR)、
2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−(2−メトキシフェニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−3−メタノール、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−5−カルボニトリル、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(R又はS)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(S又はR)、
3−フルオロ−2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−5−カルボニトリル、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(2−エチル−4−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[6−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−5−カルボニトリル、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[4−メトキシ−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−2−イル]−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(R又はS)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(S又はR)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[4−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−イミダゾ[1,2−a]ピリジン(R又はS)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[4−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−イミダゾ[1,2−a]ピリジン(S又はR)、
5,6,7,8−テトラヒドロ−8−(2−メトキシフェニル)−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(R又はS)、
5,6,7,8−テトラヒドロ−8−(2−メトキシフェニル)−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(S又はR)、
3−フルオロ−2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
3−フルオロ−2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−2−イル]−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[4−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(R又はS)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[4−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(S又はR)、
8−[4−フルオロ−2−(1−メチルエチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン(R又はS)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン(S又はR)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン(R又はS)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン(S又はR)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(2−メチル−4−ピリジニル)−1H−インドール−2−イル]−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン、
8−(3,4−ジフルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン、
8−(2−エチル−4−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−2−イル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(2−メチル−4−ピリジニル)−1H−インドール−2−イル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン(R又はS)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン(S又はR)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(R又はS)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(S又はR)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[4−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン(R又はS)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[4−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン(S又はR)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(2−メチル−4−ピリジニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(R又はS)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(2−メチル−4−ピリジニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(S又はR)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[5,6−ジヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(R又はS)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(S又はR)、
8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(5−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、
8−(4,5−ジフルオロ−2,3−ジメチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン、
2−[5,6−ジヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[5,6−ジヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−5−メチル−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−(5,6−ジヒドロ−5−フェニル−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル)−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[5,6−ジヒドロ−8−[2−(メトキシメチル)フェニル]−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
4−メトキシ−2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[2−(メトキシメチル)フェニル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(2−フルオロ−6−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(2−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−[2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[9−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H,9H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサゼピン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−[2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(2−フルオロ−6−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(2−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−[3−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−[3−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(2−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(2−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−[3−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−[3−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(2−フルオロ−3−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(2−フルオロ−3−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(2−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(2−フルオロ−6−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(2−フルオロ−6−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(2−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(2−フルオロ−6−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(2−フルオロ−6−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[5,6−ジヒドロ−8−[2−(メトキシメチル)フェニル]−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[5,6−ジヒドロ−8−[2−(メトキシメチル)フェニル]−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
4−メトキシ−2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[2−(メトキシメチル)フェニル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
4−メトキシ−2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[2−(メトキシメチル)フェニル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(2−フルオロ−3−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(2−フルオロ−3−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−[2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−[2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−[2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−[2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[5,6−ジヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[5,6−ジヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−7−メチル[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[9−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H,9H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサゼピン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[9−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H,9H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサゼピン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−(1−メチルエトキシ)−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−(2−メトキシエトキシ)−1H−インドール−5−カルボニトリル、
4−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[9−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H,9H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサゼピン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
4−メトキシ−2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[3−メチル−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
1H−インドール−5−カルボニトリル、4−メトキシ−2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[5−メチル−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−(1−メチルエトキシ)−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−(1−メチルエトキシ)−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
4−メトキシ−2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[3−メチル−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
4−メトキシ−2−[5,6,7,8−テトラヒドロ−8−[3−メチル−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
4−エトキシ−2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−ヒドロキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
2−[8−(2−シクロプロピルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(R又はS)、
2−[8−(2−シクロプロピルフェニル)−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル(S又はR)、
2−[5,6−ジヒドロ−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−8H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル]−4−メトキシ−1H−インドール−5−カルボニトリル、
その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物。
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン、及び
5,6−ジヒドロ−2−[5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1H−インドール−2−イル]−8−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−8H−[1,2,4]トリアゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン、
その互変異性体及び立体異性体の形態、並びにその薬学的に許容できる付加塩及び溶媒和物。
本発明は、式(I)の化合物及びその部分群の製造方法も包含する。記載する反応において、反応性官能基、例えば、ヒドロキシ基、アミノ基又はカルボキシ基が最終生成物中に所望される場合、望ましくないそれらの反応への関与を回避するために、反応性官能基を保護することが必要な場合がある。通常の保護基を標準的な実施に従って使用することができ、例えば、T.W.Greene及びP.G.M.Wutz著、“Protective Groups in Organic Chemistry”,John Wiley and Sons,1999を参照されたい。
ここで式(I−a)の化合物と称される、XがNである式(I)の化合物は、式(II−a)の中間体と式(III−a1)の中間体との鈴木反応から出発して調製できるが、式中、PGは保護基であり、B(OR9)(OR10)はボロン酸B(OH)2又はピナコールエステルなどのその対応するボロン酸エステルを意味する。この第1工程の後、式(IV−a1)の中間体が得られる。第2工程において、(IV−a1)の脱保護反応が実施されて、式(I−a)の化合物が得られる。スキーム1aにおいて、ハロは、Cl、Br、又はIであると定義され、他の変数は全て上述の通り定義される。
ここで式(I−a1)の化合物と称される、R3がシアノ又はHet1であるR3aに限定される式(I−a)の化合物は、式(II−a)の中間体と式(III−a2)の中間体との鈴木反応から出発して調製でき、式中、PGは保護基であり、B(OR9)(OR10)は、ボロン酸B(OH)2又はピナコールエステルなどのその対応するボロン酸エステルを意味する。この反応は式(IV−a2)の中間体を与える。式(IV−a2)の中間体は、脱保護反応と、それに続くアリール−若しくはアルキル−ボロネートによる鈴木反応、又は当業者に公知であるパラジウム若しくは銅に触媒される反応、例えばローゼンムント・フォンブラウン反応、シアン化亜鉛の存在下のパラジウムに触媒されるシアノ化、及びブッフバルト・ハートウィッグカップリングによるR3aを導入するカップリング反応により、式(I−a1)の中間体に変換できる。スキーム1bにおいて、ハロは、Cl、Br、又はIであると定義され、R3aはシアノ又はHet1であると定義される。他の変数は全て上述の通り定義される。
ここで(I−b1)と称される、
Yが、CH、CF、又はNであり;
XがNであり;
R1とR2とが共に式(b−1)を有する二価の基−R1−R2−を形成し
−(CH2)m−Z−(CH2)−(b−1);
式中、Zが、直接結合、NR5、又はOであり;かつ
R16aが、水素、Ar2、(C=O)−Ar2、C1〜4アルキルカルボニル、又は1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
或いは、Zが直接結合であるという条件で、R16aが、ヒドロキシ、OAr2、又はNR6Ar2をさらに表す式(I)の化合物は、式(V−b)の中間体と式(VI)の適切な中間体との反応から出発して調製でき、式(VII−b)の中間体を与える。反応は、例えばN2雰囲気などの保護雰囲気下で実施できる。反応は、典型的には、例えばメタノールなどの有機溶媒中で実施される。任意に、反応は、例えばイミダゾールなどの塩基の存在下で実施される。得られた中間体(VII−b)は、アリール−若しくはアルキル−ボロネートによる鈴木反応、又は当業者に公知であるパラジウム若しくは銅に触媒される反応、例えば、ローゼンムント・フォンブラウン反応、シアン化亜鉛の存在下でのパラジウムに触媒されるシアノ化、及びブッフバルト・ハートウィッグカップリングにより式(I−b1)の中間体に変換できる。或いは、式(I−b1)の化合物は、上述のものに類似の条件下で、すでに所望の残基R3を適所に有する式(V−c)の中間体と式(VI)の適切な中間体との環化により、単一工程で調製できる。スキーム2において、ハロは、Cl、Br、又はIであると定義される。
ここで式(I−b2)の化合物と称される、YがCHでありXがNである式(I)の化合物は、水及び例えば塩化カリウムなどの塩の存在下、DMFなどの好適な不活性溶媒中で、式(II−b)の中間体の分子内ヒドロアミノ化反応により調製できる。撹拌及びマイクロ波照射により、反応速度を上げることができる。
ここで式(I−c)の化合物と称される、XがCHである式(I)の化合物は、PGが保護基である式(VIII)の中間体と式(IX)の中間体との縮合反応から出発して式(X)の中間体を与え、それに続いて、式(X)の中間体の式(I−c)の化合物への脱保護反応により調製できる。縮合は、典型的には、例えばエタノールなどの有機溶媒中で実施できる。任意に、反応は、例えばNa2CO3などの塩基の存在下で実施される。或いは、類似の合成シーケンスが、構造(VIII−a)の中間体に適用できる:いわゆる中間体(X−a)は、その後、所望の複素環による銅に触媒される反応又はシアン化亜鉛によるパラジウムに触媒される反応により、又は好適なホウ素誘導体による鈴木反応のいずれかにより中間体(X)に変換できる。
ここで式(II−a1)の中間体と称される、
R1とR2とが共に式(b−1)を有する二価の基−R1−R2−を形成し
−(CH2)m−Z−(CH2)−(b−1);
ZがOであり;かつ
式中、置換基R16cが、水素、Ar2、(C=O)−Ar2、C1〜4アルキルカルボニル、又は1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルで存在する、式(II−a)の中間体は、以下でスキーム5に述べられるとおり調製できる。式(XI)の中間体と、PGが保護基である式(XII)のアルキル化剤との反応は、式(XIII)の中間体を生み出す。(XIII)のリチウム−ハロゲン交換、例えば、−50℃より低い温度でのn−BuLiによる(XIII)の処理、それに続く式(XIV−a)の中間体によるクエンチにより、式(XV)の中間体を与える。式(XV)の中間体を脱保護すると、式(XVI)の中間体を与える。この中間体は、例えばパラトルエン−スルホン酸などの酸性媒体中で、還流温度のトルエン又はキシレンなどの好適な溶媒中で(ディーン・スターク条件)、分子内環化(脱水)することができ、必要とされる式(II−a1)の中間体を与える。保護基PGは、例えばテトラヒドロピラニル基など、公知の技術に従って選択し、中間体(XV)に至る工程の反応条件に耐えるようにしなくてはならない。中間体(XVI)を与える脱保護条件は、当分野に公知である手順に従って実施できる。
Zが直接結合であり;
mが3であり;かつ
式中、置換基R16dがAr2又はC1〜4アルキルで存在する式(II−a)の中間体は、スキーム6に従って調製できる。式(XVII)の中間体と、例えばアルコキシカルボニルイソチオシアネートなどのアルコキシカルボニルイソチオシアネート中間体の反応は、式(XVIII)の中間体を生み出す。式(XVIII)の中間体をヒドロキシルアミンにより処理すると、式(XIX)の中間体を与える。式(XIX)の中間体は、鈴木反応により式(XXI)の中間体に変換できる。式(XXI)の中間体の還元的水素化による還元により、式(XXII)の中間体が生じる。この式(XXII)の中間体は、当業者に公知である典型的な条件を利用して、必要とされる式(II−a2)の中間体に変換できる。スキーム7において、ハロは、Cl、Br、又はIであると定義され、R11はC1〜4アルキルであり、B(OR12)(OR13)は、ボロン酸B(OH)2又はピナコールエステルなどのその対応するボロン酸エステルを意味する。他の変数は全て上述の通り定義される。
ハロが、Cl、Br、又はIであると定義される式(V−b)の中間体は、以下に述べるスキーム7の通りに調製できる。式(XXVII)の中間体は、国際公開第2005/085245号パンフレットに記載の教示及びライセルトインドール合成(Reissert,Chemische Berichte 1897,30,1030)に従い、式(XXIII)の中間体から出発して調製できる。或いは、式(XXVII)の中間体は、式(XXV)の中間体から出発して、J.Med.Chem.2004,5298−5310及び国際公開第2010/065310号パンフレットに従って2工程で調製することもできる。式(XXVII)の中間体をヒドラジンと反応させると、必要とされる式(V−b)の中間体を与える。或いは、中間体(V−b)は、ペプチドカップリング試薬、例えばCDI(カルボニルジイミダゾール)などの存在下で、(XLII)などの酸とヒドラジンとの反応により1工程で得ることもできる。スキーム7において、ハロは、Cl、Br、又はIであると定義され、R14はC1〜4アルキルであり、他の変数は全て上記と同様に定義される。
ここで(VI−a)と称される、Zが直接結合である式(VI)の中間体は、以下でスキーム8に述べられるとおり調製できる。式(XXVIII)の中間体を式(XXIX)のアルキル化剤と反応させると、式(XXX)の中間体が生じる。この中間体を、当業者に公知である典型的な反応条件を利用して、式(VI−a)の中間体に変換できる。スキーム8において、ハロは、Cl、Br、又はIであると定義され、他の変数は全て先に定義されたとおりである。
ここで(VI−b)と称される、ZがOである式(VI)の中間体は、スキーム9に従って調製できる。式(XIV−b)の中間体を式(XXXI)のジアルコキシ剤(dialkoxy agent)と反応させると、式(XXXII)の中間体が生じる。この中間体を、例えばヨウ化亜鉛などの好適な触媒の存在下で、トリメチルシリルシアニドと反応させ、それに続いて脱保護反応を行うと、式(XXXIII)の中間体を与える。式(XXXIII)の中間体を、例えば塩化チオニル(SOCl2)などのハロゲン化剤により処理すると、式(XXX−b)の中間体が生じる。この中間体は、当業者に公知である典型的な反応条件を利用して式(VI−b)の中間体に変換できる。スキーム9において、ハロは、Cl、Br、又はIであると定義され、他の変数は全て上記と同様に定義される。R16bは、水素、Ar2、(C=O)−Ar2、C1〜4アルキルカルボニル、又は1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルである。
式(II−b)の中間体は、以下でスキーム10に述べるとおり、式(II−a)の中間体から出発して調製できる。式(XXXIV)の中間体は、式(II−a)の中間体から、当業者に公知である典型的な反応条件を利用して薗頭反応により、それに続いて脱保護反応により調製できる。式(XXXIV)の中間体は、式(XXXV)の中間体との別な薗頭反応により式(II−b)の中間体に変換できる。スキーム10において、ハロは、Cl、Br、又はIであると定義され、他の変数は全て上記と同様に定義される。
PGが保護基である式(VIII)の中間体は、スキーム11で以下に述べるとおり調製できる。当業者に公知である典型的な反応条件を利用して、式(XXXVI)の中間体の保護とそれに続くスティル反応により、式(XXXVII)の中間体が生じる。この中間体は、例えばN−ブロモスクシンイミドなどのハロゲン化剤を利用して式(VIII)の中間体に変換できる。スキーム11において、ハロは、Cl、Br、又はIであると定義され、R15はアルキルであり、他の変数は全て上記と同様に定義される。
ここで式(IX−a)の中間体と称される、
R1とR2とが共に式(b−1)を有する二価の基−R1−R2−を形成し
−(CH2)m−Z−(CH2)−(b−1);
Zが、直接結合又はOであり;かつ
式中、置換基R16eが、水素、Ar2、(C=O)−Ar2、C1〜4アルキルカルボニル、又は1つ以上のフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルで存在し;
或いは、Zが直接結合であるという条件で、R16eが、ヒドロキシ、OAr2、又はNR6Ar2をさらに表す式(IX)の中間体は、式(VI)の中間体と、例えばアンモニア(NH3)などのアンモニア源との縮合反応により調製できる。スキーム12において、ハロは、Cl、Br、又はIであると定義され、他の変数は全て上記と同様に定義される。
式(V−d)の中間体は、スキーム13に従って調製できる。式(XLIV)の中間体と、例えば、エチル2,2,2−トリクロロアセトイミデートなどのトリクロロアセトイミデート中間体との縮合により式(XLV)の中間体が生じる。この中間体を、例えば、1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)又は1−[ビス−(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−ベンゾトリアゾール−1−イウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(HBTU)などのカップリング剤により活性化させ、例えばカルバジド酸tert−ブチルなどの保護されたヒドラジン中間体と縮合させ、それに続いて脱保護反応を行うと、必要とされる式(V−d)の中間体を与える。スキーム13において、変数は全て上記と同様に定義される。
YがCFである式(XLVIII)の中間体は、中間体エステル(XLVI)から出発して、例えば国際公開第2010/045188号パンフレットに記載の条件などの公知のインドールフッ素化法により調製できる。次いで、中間体(XLVII)を、例えば、ヒドラジンとの反応により中間体(XLVIII)に変換できる。スキーム14において、YはCFであり、R14は適切なアルキル鎖である。
式(I)の化合物、その任意の部分群、その付加塩、溶媒和物及び立体化学異性体の形態を、当該技術分野で公知の方法を使用して本発明のその他の化合物に変換することができる。
本発明の化合物は、γ−セクレターゼ活性を調節することが判明した。従って、本発明の化合物及びその薬学的に許容される組成物は、AD、TBI、ボクサー認知症、MCI、老化現象、認知症、レヴィー小体型認知症、脳アミロイド血管症、多発梗塞性認知症、ダウン症候群、パーキンソン病に伴う認知症及びβアミロイドに関連する認知症、好ましくはADの治療又は予防に有用となり得る。
実施例A1
a)中間体1の調製
カリウムtert−ブトキシド(6.36g、56.7mmol)を、N2雰囲気下−10℃で、2−(トリフルオロメチル−フェニル)アセトニトリル(10g、76.23mmol)のTHF(70mL)溶液に加えた。反応混合物を−10℃で10分間撹拌した。次いで、1−ブロモ−3−クロロ−プロパン(5.6mL、56.7mmol)を、反応混合物にゆっくりと滴加し、混合物を0〜5℃で2時間撹拌した。混合物を、10%NH4Cl水溶液でクエンチした。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物を、さらに精製せずに次の工程に使用した。収量:14.13gの中間体1(定量的収率)。
アセチルクロリド(30.7mL、432mmol)を、0℃でN2雰囲気下、中間体1(14.1g、54mmol)のEtOH(37.8mL)溶液に滴加した。反応混合物を室温で3日間撹拌した。反応混合物を10℃に冷却した。MTBEを加え、生じた懸濁液を室温で2時間撹拌した。沈殿物を濾別し、MTBEで洗浄し、真空中で乾燥させた。収量:7.72gの中間体2(収率46%;.HCl)。
(4−フルオロ−2−メチル−フェニル)アセトニトリルから出発して、実施例A1に記載のものに類似の手順を利用して、中間体3(.HCl)を調製した。
o−トリルアセトニトリルから出発して、実施例A1に記載のものに類似の手順を利用して、中間体4(.HCl)を調製した。
3−フルオロ−2−メチルベンズアルデヒド(50g、3.62mmol)、エチレングリコール(101mL、1810mmol)、及びPTSA(6.23g、36.2mmol)をトルエン(308mL)中に加えた混合物を、ディーン・スターク装置を使用して一晩還流した。反応混合物を、飽和NaHCO3溶液で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、蒸発させた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、100/0から80/20)により精製した。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:60gの中間体5(収率91%)。
ヨウ化亜鉛(3.5g、0.011mol)を、撹拌及び冷却されている(−20℃)中間体5(40g、0.22mol)及びTMSCN(29mL、0.231mol)のDCM(151mL)溶液に一度に加えた。反応混合物を放置して室温にし、90分間撹拌し、次いで、飽和NaHCO3溶液で処理した。二相の層を分離し、有機層をブラインで洗浄し、次いで乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を真空中で濃縮すると油を与え、それを次の工程にそのまま使用した。収量:中間体6と対応する脱保護されたアルコールの混合物として55g。
TBAF(THF中1M、58.6mL、0.0586mol)を、中間体6(所望の化合物と対応する保護されていないアルコールの混合物、33g)のTHF(66mL)溶液に加えた。室温で1時間後、反応混合物を真空中で濃縮した。水(100mL)及びDCM(500mL)を残渣に加え、層を分離した。有機層を水(100mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、真空中で濃縮すると油を与え、それをシリカプラグに通す濾過により精製した(溶離液:DCM/(10%MeOHのDCM溶液)98/2)。収量:22.3gの中間体7(収率91%)。
塩化チオニル(6mL、82.8mmol)を、中間体7(13.7g、65.5mmol)及びピリジン(52.4mL、649mmol)をDCE(172mL)に溶かした熱い(60℃)溶液に滴加した。60℃で2時間撹拌した後、反応混合物を放冷し、次いで氷水に注いだ。層を分離し、有機層を1M HClで2回処理し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、真空中で濃縮すると油を与えたが、それは、次の工程で使用するのに十分な純度であった。収量:13gの中間体8(収率87%)。
中間体8(9g、39.5mmol)を、室温でN2雰囲気下、EtOH(28mL)に溶解させた。溶液を−15〜−10℃の温度に冷却し、次いでアセチルクロリド(22.5mL、316mmol)を溶液に滴加した。反応混合物を室温で18時間撹拌し、次いでそれを0℃に冷却した。DIPEを滴加した。生じた白色沈殿物を濾過し、真空中で乾燥させた。収量:12gの中間体9(収率98%;HCl)。
2−トリフルオロメチルベンズアルデヒドから出発して、中間体9の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体10(.HCl)を調製した。
4−フルオロ−2−メチルベンズアルデヒドから出発して、中間体9の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体11(.HCl)を調製した。
2−クロロベンズアルデヒドから出発して、中間体9の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体12(.HCl)を調製した。
4−フルオロ−2−メチルベンズアルデヒド及び1,3−プロパンジオールから出発して、中間体9の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体14(.HCl)を調製した。
a)中間体15の調製
中間体3(2.5g、8.1mmol)を7M NH3のMeOH溶液(4mL)に加えた混合物を、密封したバイアル中で、室温で5日間撹拌した。固体を濾別し、濾液を真空中で蒸発させた。残渣をDCMに溶解させ、1N NaOH水溶液で洗浄した。有機層を分離し、乾燥させ(Na2SO4)、真空中で蒸発させた。収量:1.4gの中間体15(収率84%)、次の反応工程でそのまま使用した。
NH3(MeOH中7M、32mL)中の中間体9(12g、38.685mmol)を、密封したバイアル中で週末にかけて50℃で撹拌した。次いで、反応混合物を放置して室温にし、次いで濃縮した。DCMを加え、得られた白色沈殿物を濾別した。残渣をCH3CN/DIPEに懸濁させ、固体を濾別し、真空中で乾燥させた。収量:6.6gの中間体16(収率82%)。
中間体10から出発して、中間体16の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体17を調製した(収率70%)。
中間体11から出発して、中間体16の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体18を調製した(収率46%)。
中間体12から出発して、中間体16の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体19を調製した(収率89%)。
a)中間体20の調製
4−メチルイミダゾール(6.14g、73.3mmol)を、2−クロロ−5−ニトロ−6−ピコリン(4.3g、24.42mmol)のCH3CN(64.5mL)溶液に加えた。反応混合物を、圧力管中で、100℃で16時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、溶媒を真空中で蒸発させた。残渣を水で洗浄し、DCMで抽出した。有機層を分離し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:DCM/MeOH、100/0から95/5)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。生成物をDIPEから沈殿させ、濾別し、真空中で乾燥させた。収量:薄黄色の固体として4.4gの中間体20(収率82%)。
シュウ酸ジエチル(19mL、141.1mmol)を、氷浴で冷却された24重量%のカリウムエトキシドのエタノール溶液(9.5mL、24.2mmol)にN2雰囲気下で加えた。反応混合物をその温度で30分間撹拌した。その後、中間体20(4.4g、20.16mmol)のTHF(53mL)溶液を滴加した。反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いで、NH4Clの飽和水溶液(150mL)を、氷浴で冷却されている反応混合物に加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌した。固体が沈殿し、それを濾別し、EtOH/水で洗浄し、次いでDIPE及びCH3CNで洗浄し、真空中で乾燥させた。収量:E/Z混合物として、黄色固体として3.5gの中間体21(収率54%)。
中間体21(3.5g、11mmol)をTHF(88mL)及びEtOH(33mL)に溶かした溶液に、激しく撹拌しながらNH4Cl飽和水溶液(50mL)を加えた。鉄(3g、54.1mmol)を、室温で、混合物に少量ずつ加え、次いで反応混合物を2時間還流加熱した。反応混合物を冷却し、珪藻土で濾過し、温THF/EtOH(1/1)で洗浄した。濾液を真空中で蒸発させ、残渣を撹拌し、水(100mL)中で還流した。固体を濾別し、温水で洗浄し、真空中で乾燥させた。収量:2.1gの中間体22(収率70%)。
水和ヒドラジン(1.8mL、37mmol)を、中間体22(1g、3.7mmol)のEtOH(10mL)溶液に加え、反応混合物を還流状態で撹拌した。沈殿物を濾別し、EtOHで洗浄し、それに続いてDIPEで洗浄し、真空中で乾燥させた。収量:729mgの中間体23(収率77%)。
中間体24の調製
6−クロロ−2−メチル−3−ニトロ−ピリジンから出発して、実施例A3に記載の手順に従って中間体24を調製した。
a)中間体25の調製
K2CO3(13.51g、97.75mmol)及びCH3I(2.43mL、39.1mmol)を、3−ブロモ−2−ヒドロキシベンズアルデヒド(6.55g、32.58mmol)のDMF(164mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で18時間撹拌した。混合物を1N HCl溶液に注ぎ、水層をEtOAcで抽出した。有機層を分離し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、真空中で濃縮した。収量:ブラウンオレンジの油として7gの中間体25(収率99%)。
ナトリウムメトキシド(7.61mL、33.28mmol、25%w/wMeOH溶液)を、中間体25(2.39g、11.09mmol)及びアジド酢酸メチル(3.83g、33.28mmol)[J.Med.Chem.,2004,21,5298に記載の通り調製]をMeOH(10mL)に溶かした冷溶液に加えた。反応混合物を−15℃で2時間撹拌した。水を加え、白色沈殿物を濾別し、水で洗浄した。沈殿物を真空中で乾燥させた。収量:1.8gの中間体26(収率52%;Z−鏡像異性体)。
中間体26(1.6g、5.13mmol)及びロジウム(II)ヘプタフルオロブチレートダイマー(544mg、0.51mmol)のトルエン(4mL)溶液を60℃で24時間撹拌した。室温に冷却した後でEtOAcを加え、分離した有機層を水及びブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、98/2から60/40)により精製した。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:210mgの中間体27(収率14%)。
中間体27(210mg、0.74mmol)を水和ヒドラジン(4mL)に加えた懸濁液を、100℃で3時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、沈殿物を濾別した。収量:白色固体として160mgの中間体28(収率76%)。
a)中間体29の調製
エチルインドール−2−カルボキシレート(10g、52.85mmol)のEtOH(100mL)溶液に、I2(13.41g、52.85mmol)、NaIO4(5.65g、26.43mmol)、及びH2SO4(5.63mL、105.7mmol)を加えた。反応混合物を還流状態で2時間撹拌した。室温に冷却した後、混合物を飽和Na2S2O3水溶液に注いだ。水層をEtOAcで3回抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、真空中で蒸発させた。収量:24gの中間体29(収率79%)。
濃HCl(45.45mL、544.21mmol)を、中間体29(24g、54.42mmol)をEtOH(240mL)に加えた懸濁液に加えた。次いで、亜鉛末(55g、843mmol)を90分かけて少量ずつ加えた。反応混合物を室温で24時間撹拌し、次いで珪藻土で濾過し、DCMで洗浄した。水を加え、水層をDCMで抽出した。有機層を飽和NaHCO3水溶液で処理した。二層を珪藻土で濾過し、分離した有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、真空中で蒸発させた。そのように得られた黄色の固体をCH3CNから再結晶した。結晶を濾別すると、中間体30の第1バッチを与えた。濾液を真空中で蒸発させ、粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、100/0から80/20)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。残渣をCH3CNから再結晶すると、第2バッチの中間体30を与え、それを先に得られた第1のフラクションと合わせた。収量:8.3gの中間体30(収率48%)。
中間体30(8g、25.39mmol)を水和ヒドラジン(150mL)に加えた懸濁液を90℃で4時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、沈殿物を濾別した。収量:白色固体として6.55gの中間体31(収率86%)。
a)中間体32の製造
2−ヨード−1H−インドール−5−カルボニトリル(0.59g、2.20mmol)のTHF(15mL)溶液を、NaH(鉱油中の分散液として60%;0.13g、3.30mmol)をTHF(10mL)に加えた懸濁液に、N2雰囲気下0℃で加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌し、次いで0℃に冷却した。ベンゼンスルホニルクロリド(0.31mL、2.42mmol)をゆっくりと加えた。出発物質が完全に消費されるまで、混合物を室温で撹拌した。混合物を水(50mL)に注ぎ、EtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、溶媒を真空中で蒸発させた。残渣をDIPEによりトリチュレートすると固体を与えた。収量:668mgの中間体32(収率74%)、さらに精製せずに次の工程に使用した。
中間体32(668mg、1.64mmol)、トリブチル(1−エトキシビニル)スズ(0.61mL、1.8mmol)、及びPd(PPh3)4(94.55mg、0.08mmol)をトルエン(16mL)に加えた混合物を、120℃で一晩撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させ、粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:DCM)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:590mgの中間体33(収率85%)。
N−ブロモスクシンイミド(50mg、0.28mmol)を、中間体33(100mg、0.28mmol)をTHF(2mL)及び水(0.2mL)に加えた混合物に加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させ、残渣をDCMとブラインとの間で分配した。有機層を分離し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/DCM、100/0から0/100)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:25mgの中間体34(収率22%)。
a)中間体35の製造
中間体35は、中間体26の調製に報告されたものに類似の手順により、ナトリウムメトキシドの代わりにナトリウムエトキシドを使用して調製した。粗製物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製すると(溶離液:ヘプタン/DCM、90/10から50/50)、固体を与えた(収率58%)。
中間体35(25g、76.652mmol)をキシレン(0.5L)に加えた懸濁液を、1時間還流加熱した。反応混合物を真空中で蒸発させた。残渣を少量のDIPE(40mL)中で撹拌することにより、生成物を部分的に沈殿させた。固体を濾別し、DIPE(10mL)で洗浄すると、第1バッチの中間体を与えた。濾液を濃縮し、その残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/DCM、90/10から30/70)。生成物フラクションを回収し、蒸発させると、第2バッチの中間体を与え、それを第1バッチと合わせた。収量:18gの中間体36(収率79%)。
a)中間体37の調製
NaH(鉱油中の60%分散液、3.018g、75.469mmol)を、THF(147mL)中の中間体36(18g、60.375mmol)にN2下0℃で少量ずつ加えた。添加の後、反応物を放置して室温にし、次いで室温で1時間撹拌してから、再び0℃に冷却した。次いで、SEMClを0℃で滴加し、反応混合物を放置して室温にし、次いで2時間撹拌した。水を添加して反応物をクエンチし、次いで二相の層を分離し、水層をEtOAcで抽出した(×2)。合わせた有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濃縮した。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/DCM、90:10から50:50)。生成物フラクションを回収し、真空中で濃縮すると所望の中間体を与えた。収量:帯黄色の油として25gの中間体37(収率97%)。
中間体37(22g、51.354mmol)、dppf(1.707g、3.081mmol)、亜鉛(0.504g、7.703mmol)、Zn(CN)2(9.045g、77.031mmol)、及びDMA(150mL)を丸底フラスコに加えた。次いで、溶液を脱気し、Pd2dba3(1.411g、1.541mmol)を加えた。反応混合物をN2下160℃で75分間撹拌し、次いで水で希釈して、生成物をEtOAcで抽出した。分離前に層を珪藻土で濾過して、望まれない固体を除去した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、蒸発させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:DCM)。生成物フラクションを回収し、濃縮すると所望の中間体を与えた。収量:帯黄色の固体として19.2gの中間体38(定量的)。
DIPA(22.87mL、162.74mmol)のTHF(25mL)溶液に、BuLi(ヘキサン中1.6M、99.8mL、159.67mmol))を−78℃で20分かけて滴加し、生じた混合物をこの温度で1時間撹拌した。白色沈殿物が形成した。次いで、THF(30mL)中のクロロ酢酸(7.254g、76.767mmol)を30分かけて加え、生じた混合物を−78℃で30分間撹拌した。次いで、THF(80mL)中の中間体38(11.5g、30.707mmol)を45分かけて加え、反応混合物を90分間撹拌した。次いで、−78℃のTHF(25mL)中のAcOH(18.6mL)を加えて反応混合物をクエンチし、この温度で15分間撹拌し、次いで氷水浴中で5〜10℃に温めた。次いで、EtOAc(200mL)及び水(200mL)を加え、相を分離した。有機層を飽和NaHCO3溶液で洗浄し、次いでブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濃縮した。残渣は自然に凝固した。収量:11.1gの中間体39(収率95%)。
a)中間体40の調製
LiOH(900mg、37.58mmol)を、EtOH(34mL)及び水(4.3mL)中の中間体37(4g、9.34mmol)に加え、反応混合物を室温で1時間撹拌した。揮発物を真空中で蒸発させ、次いで水性残渣をHCl 1M(37.6mL)で処理した。生じたスラリーをCHCl3(×3)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、蒸発させると、生成物を白色固体として与え、それを真空中で一晩乾燥させた。中間体は、次の工程でそのまま使用するのに十分な純度であった。収量:3.7gの中間体40(収率99%)。
中間体40(3.13g、7.818mmol)をDCM(30mL)に懸濁させた。DMF(30μL)を加え、それに続いて塩化オキサリル(3.969mL、46.91mmol)を加えた。この得られた混合物をN2下室温で1時間撹拌した。溶媒及び過剰な試薬を蒸発させ、トルエンと同時蒸発させると、粗製化合物を与え、それを次の反応工程でそのまま使用した。収量:黄色の油として3.25gの中間体41(収率99%)。
CH3CN(20mL)中の中間体41(2.46g、5.874mmol)を−5〜0℃の温度に冷却し、次いで、(トリメチルシリル)ジアゾメタン(ヘキサン中2M、6.46mL、12.923mmol)を加えた。反応物を放置して室温まで温め、2.5時間撹拌し、次いで、氷浴中で冷却して、HBr(水中48%、1.462mL、12.923mmol)を混合物にゆっくりと加えた。20分後、混合物をDCMで希釈し、NaHCO3飽和溶液に注ぎ、10分間撹拌した。有機層を分離し、水相をDCMで抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、濾過し、濃縮すると、次の工程でそのまま使用するのに十分な純度である粗製物を与えた。収量:2.47gの中間体42(収率88%)。
a)中間体43の調製
中間体37から出発して、中間体23の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体43を調製した(収率99%)。
a)中間体44の調製
中間体37から出発して、中間体23の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体44を調製した。濾液のカラムクロマトグラフィー(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、80/20から0/100)から追加のバッチの中間体を回収した。総収量:15gの中間体44(収率87%)。
a)中間体45の調製
3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(60g、264.48mmol)のCH3CN(600mL)溶液に、2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン(48.01mL、317.38mmol)及びDIPEA(48.08mL、290.93mmol)を加えた。反応混合物を90℃で3時間撹拌した。次いで、混合物をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO3水溶液及びブラインで洗浄した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:DCM/(MeOH中7N NH3)、100/0から97/3)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:72gの中間体45(収率77%)。
中間体45(5g、14.08mmol)のTHF(250mL)溶液に、−78℃の2.5M BuLi(5.6mL、14.08mmol)を加えた。反応混合物を−78℃で20分間撹拌した。次いで、3−フルオロ−2−メチルベンズアルデヒド(2.3g、16.9mmol)のTHF(50mL)溶液を加えた。反応混合物を−78℃で20分間撹拌し、次いでNH4Cl飽和水溶液を添加してクエンチした。次いで、混合物を放置して室温に温め、水で希釈し、EtOAcで抽出した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:DCM/(MeOH中7N NH3)、100/0から99/1)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:5.5gの中間体46(収率94%)。
中間体46(5.5g、13.3mmol)のMeOH(300mL)溶液に、p−トルエンスルホン酸一水和物(457mg、2.65mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。その後、反応混合物を真空中で濃縮し、残渣をDCMに溶解させ、飽和NaHCO3水溶液で洗浄した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:4.35gの中間体47(収率99%)。
中間体47(4.36g、13.2mmol)及びp−トルエンスルホン酸一水和物(2.51g、13.2mmol)をキシレン(644mL)に溶かした溶液を、ディーン・スターク装置を使用して、25時間還流状態で撹拌した。室温に冷却した後、混合物を1M NaOH溶液(×2)及びブライン(×1)で洗浄した。分離した有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:DCM/(MeOH中7N NH3)、100/0から90/10)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。そのように得られた茶色がかった油をDIPEで処理すると、固体を与えた。収量:2.5gの中間体48(収率60%)。
中間体49の調製
2−メチル−5−(トリフルオロメチル)ブロモベンゼン(20g、83.67mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(42.49g、167.34mmol)、KOAc(24.63g、251.01mmol)、及びPdCl2(dppf)(1.84g、2.51mmol)をDMF(600mL)に加えた懸濁液を、マイクロ波照射下150℃で10分間撹拌した。混合物を珪藻土に通して濾過し、EtOAcで洗浄した。分離した有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。残渣をEt2Oに溶解させ、ブラインで洗浄し、それに続いて飽和NaHCO3水溶液で洗浄した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/DCM、100/0から0/100)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:16gの中間体49(収率67%)。
a)中間体50の調製
エトキシカルボニルイソチオシアネート(25g、191mmol)を、2−アミノ−3−ブロモピリジン(28.68g、166mmol)の1,4−ジオキサン(500mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させ、残渣をDIPEに懸濁させた。沈殿物を濾別し、真空中で60℃で乾燥させた。収量:50gの中間体50(収率99%)。
中間体50(55g、181mmol)のEtOH(300mL)溶液に、MeOH(300mL)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(62.83g、904mmol)、及びDIPEA(694mL、543mmol)を加えた。反応混合物を室温で6時間撹拌した。混合物を真空中で濃縮し、残渣をDIPEに懸濁させた。沈殿物を濾別した。収量:37gの中間体51(収率96%)。
中間体49(16g、55.92mmol)及び水(75mL)を、中間体51(7.94g、37.28mmol)のDME(200mL)溶液に加えた。次いで、Pd(PPh3)4(4.31g、3.73mmol)を加え、反応混合物をマイクロ波照射下150℃で10分間撹拌した。混合物を珪藻土に通して濾過し、真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:DCM/(MeOH中7N NH3)、100/0から97/3)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させると、7gの中間体52の第1のフラクションを与えた。不純なフラクションも回収し、真空中で蒸発させ、粗生成物をRP分取HPLC[RP Vydac Denali C18(10mm、250g、5cm);移動相:0.25%NH4HCO3の水溶液/CH3CN]により精製した。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をRP分取SFC[Diol;移動相:CO2、MeOH(0.2%イソプロピルアミン含有)]によりさらに精製した。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させると、4gの中間体52の第2のフラクションを与えた。収量:11gの中間体52(定量的収率)。
Pd/C10%(1g)をMeOH(100mL)に加えた懸濁液に、中間体52(7.1g、24.29mmol)及び6NのHClのイソプロパノール溶液(4.05mL)をN2雰囲気下で加えた。反応混合物を、H2雰囲気下50℃で、2当量のH2が吸収されるまで撹拌した。触媒を珪藻土で濾別し、濾液を真空中で蒸発させた。残渣を、DCMと水との間で分配した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:1.05gの中間体53(収率15%)。
NaNO2(1.05g、15.19mmol)の水(60mL)溶液を、中間体53(2.25g、7.59mmol)を0℃の濃HBr水溶液(60mL)に45分かけて滴加した。混合物を室温に温め、15分間さらに撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、CuBr(2.19g、15.19mmol)を少量ずつ加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、次いでEtOAcで希釈し、NH3水溶液で洗浄した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、100/0から90/10)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:2gの中間体54(収率73%)。
中間体55の調製
中間体54(500mg、1.39mmol)をDMF(9mL)に加えた混合物を、N2で15分間脱気した。次いで、トリメチルシリルアセチレン(0.96mL、6.94mmol)、Et3N(0.39mL、2.78mmol)、CuI(11mg、0.06mmol)、及びPd(PPh3)4(347mg、0.14mmol)を加えた。混合物を、N2で10分間パージし、次いで100℃で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣をEtOAcに溶解させた。混合物を珪藻土で濾別した。濾液をブラインで洗浄した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/DCM、50/50から0/100)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:348mgの中間体55(収率66%)。
中間体56の調製
中間体55(205mg、0.54mmol)をTHF(1mL)に加えた混合物を、THF中1MのTBAF(0.54mL、0.54mmol)及びAcOH(0.04mL、0.71mmol)をTHF(1mL)に加えた混合物にゆっくりと加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣をDCMに溶解させ、飽和Na2CO3水溶液で洗浄した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/DCM、50/50から0/100)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:85mgの中間体56(収率51%)。
中間体57の調製
中間体56(85mg、0.28mmol)をDMF(2mL)に加えた混合物をN2で15分間脱気した。次いで、2−アミノ−3−ブロモ−5−シアノピリジン(55mg、0.28mmol)、Et3N(0.08mL、0.56mmol)、CuI(2mg、0.01mmol)、及びPd(PPh3)4(70mg、0.03mmol)を加えた。混合物をN2で10分間パージし、次いで100℃で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣をEtOAcに溶解させた。混合物を珪藻土で濾別した。濾液をブラインで洗浄した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/DCM、50/50から0/100)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:91mgの中間体57(収率77%)。
中間体58の調製
K3PO4(408mg、1.92mmol)及び水(1.33mL)を、中間体48(200mg、0.64mmol)及びN−tert−ブトキシカルボニル−5−シアノ−1H−インドール−2−ボロン酸(220mg、0.77mmol)のTHF(13.3mL)溶液に加えた。溶媒をN2で脱気し、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル(26.8mg、0.064mmol)及びPd(OAc)2(14.7mg、0.064mmol)を加えた。反応混合物を再び脱気し、密封した管の中で、40℃で16時間撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させ、残渣を水とDCMとの間で分配した。有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、100/0から50/50)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させると、灰白色固体を与えた。収量:245mgの中間体58(収率81%)。
a)中間体59の製造
イミダゾール(1.94g、28.5mmol)及び中間体4(1.38g、4.75mmol)を、中間体24(500mg、2.27mmol)のMeOH(4.5mL)溶液に加えた。反応混合物を35℃で16時間撹拌し、次いで60℃で16時間撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させた。残渣を、飽和NaHCO3水溶液とDCMとの間で分配した。有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより2回精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン、EtOAc中、100/0から50/50)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。生成物をDIPEから結晶化させ、濾別し、真空中で乾燥させた。収量:白色固体として279mgの中間体59(収率32%)。
中間体28及び中間体2から出発して、中間体59の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体60を調製した。
中間体31及び中間体2から出発して、中間体59の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体61を調製した。
中間体62の調製
中間体34(180mg、0.45mmol)、中間体15(276mg、1.34mmol)、及びNa2CO3(59mg、0.56mmol)をEtOH(5mL)に加えた懸濁液を、室温で2時間撹拌した。次いで、反応混合物を80℃で4時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。残渣を、ブラインとDCMとの間で分配した。有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をさらに精製せずに次の工程に使用した。収量:292mgの中間体62。
a)中間体63の調製
NaI(297mg、1.979mmol)を、中間体39(600mg、1.583mmol)、中間体16(659mg、3.167mmol)、及びNa2CO3(210mg、1.979mmol)をアセトン(11.8mL)に加えた混合物に加えた。反応混合物を室温で週末にかけて撹拌し、次いで一晩50℃に温め、次いで溶媒を蒸発させた。残渣をDCMに溶解させ、有機層を、水、飽和NaHCO3、及びブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、蒸発させると粗製物を与え、それをショートカラム(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、100/0から50/50)に通した。生成物フラクションを全て回収し、溶媒を蒸発させると、所望の中間体を与えたが、次の工程でそのまま使用するのに十分なほど純粋であった。収量:708mgの中間体63(収率84%)。
中間体39及び中間体17から出発して、中間体63の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体64を調製した(収率87%)。
中間体39及び中間体18から出発して、中間体63の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体65を調製した(収率74%)。
a1)中間体66の調製
Na2CO3(686mg、6.469mmol)を、中間体42(2.47g、5.175mmol)及び中間体18(2.155g、10.351mmol)に加え、反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を真空中で濃縮し、生じた残渣をDCMに溶解させ、水で洗浄し、乾燥させると(MgSO4)粗製物を与え、それをフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、100/0から0/100)。生成物フラクションを回収し、溶媒を蒸発させた。収量:2.3gの中間体66(収率76%)。
中間体66(2.7g、4.603mmol)をDMF(17.5mL)に溶解させた。Zn(CN)2(414mg、3.452mmol)を加え、混合物をN2で脱気した。次いで、Pd(PPh3)4(319mg、0.276mmol)を加え、混合物を、マイクロ波照射下160℃で1.5時間撹拌した(×4)。DMFを真空中で除去し、残渣をDCMに溶解させ、水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、蒸発させると、所望の中間体を与え、後の工程でそのまま使用した。収量:2.91gの中間体65(純度80%、収率95%)。
中間体39及び中間体19から出発して、中間体63の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体67を調製した(収率89%)。
a)中間体68の製造
中間体43(1.93g、1.658mmol)及びイミダゾール(3.805g、55.891mmol)のMeOH(8.8mL)溶液に、中間体10(2.885g、8.334mmol)を加え、反応混合物を室温で16時間撹拌し、次いでマイクロ波照射下120℃で40分間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をDCMに溶解させ、有機層をNaHCO3飽和溶液で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。生じた油をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製すると(シリカ;ヘプタン/EtOAc、100/0から70/30)、2バッチの所望の中間体を与えたが、両方とも後の工程で使用するのに十分な純度であった。合わせた収量:1.513gの中間体68(収率52%)。
中間体68(1.5g、2.406mmol)をDMF(9mL)に溶解させ、Zn(CN)2(217mg、1.8mmol)を加え、混合物をN2下で脱気した。次いで、Pd(PPh3)4(167mg、0.144mmol)を加え、混合物をマイクロ波照射下160℃で1.5時間撹拌した。次いで、溶媒を真空中で蒸発させ、残渣をEtOAcに溶解させ、水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;ヘプタン/EtOAc、100/0から70/30)。収量:433mgの中間体69(収率32%)。
a)中間体70の調製
中間体44(600mg、1.664mmol)及びイミダゾール(1.360g、19.973mmol)のMeOH(3.37mL)溶液に、中間体14(958mg、3.329mmol)を加え、反応混合物を室温で4時間撹拌し、次いで油浴中で60℃で一晩撹拌し、次いでマイクロ波照射下120℃で40分間撹拌した。混合物を濃縮し、EtOAcに溶解させ、NaHCO3飽和溶液及びブラインで洗浄した。有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させると粗生成物を与え、それをフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、100/0から50/50)。収量:541mgの中間体70(収率56%);44mgの純度75%の中間体71も回収した。
中間体70(163mg、0.279mmol)をTHF(2mL)に溶解させ、NaH(鉱油中60%分散液、12mg、0.307mmol)を加えた。反応混合物を、N2下還流状態で4時間撹拌し、次いで還流状態で一晩撹拌した。室温に冷却した後、水及びEtOAcを加え、相を分けた。有機層をブラインで洗浄した。合わせた水層を再びEtOAcで抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(Na2SO4)、蒸発乾固させると粗製物を与え、それをフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ:溶離液:ヘプタン/EtOAc、100/0から0/100)。所望の中間体を回収し、蒸発乾固させた。収量:79mgの中間体71(収率35%、純度68%)。
a)中間体72の調製
4−フルオロ−2−メチルベンズアルデヒド(15g、108.58mmol)、及びMeOH(7.5mL)を、重亜硫酸ナトリウム(12.429g、119.44mmol)の水(225mL)溶液に室温で加え、混合物を室温で10分間撹拌した。NaCN(12.491g、249.744mmol)を加え、反応混合物を室温で40分間撹拌した。N−ベンジルエタノールアミン(17.24g、114.014mmol)、及びMeOH(22.5mL)を加え、混合物を室温で16時間さらに撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、有機層を分離し、水で洗浄し、次いでブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過した。溶媒を真空中で除去し、残渣をDIPEでトリチュレートし懸濁させ、次いで濾過すると第1バッチの所望の中間体を与えた。濾液を蒸発させ、残渣を再びDIPEでトリチュレートした。懸濁液を室温で一晩撹拌し、濾過すると、第2のバッチの所望の中間体を与えた。合わせた収量:21.87gの中間体72(収率67%)。
中間体72(3.5g、11.731mmol)及びEt3N(9.783mL、7.0385mmol)のDMSO(56mL)溶液に、DMSO(56mL)中の三酸化硫黄ピリジン錯体(5.6g、35.192mmol)を滴加した。生じた混合物を室温で1時間撹拌し、Et2O及びNH4Cl水溶液で希釈した。混合物をさらにH2Oで希釈し、水相をEt2Oで抽出し、乾燥させ(MgSO4)、真空中で濃縮すると、粗製の油を与えた。フラッシュカラムクロマトグラフィーを使用して精製を実施した(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、100/0から70/30)。収量:3gの中間体73(収率86%)。
中間体73(2.25g、7.593mmol)のDCM(118mL)溶液に、中間体44(2.027g、5.624mmol)、AcOH(2.4mL)、及びMeOH(24mL)を加えた。反応物を5分間撹拌し、次いでNaCNBH3(848mg、13.498mmol)を加え、次いで反応混合物を16時間撹拌した。混合物をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、真空中で濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィーを使用して精製を実施した(シリカ;溶離液:DCM/EtOAc、100/0から70/30)。収量:3gの中間体74(収率83%)。
AcOH(4.3mL)を、トルエン(49mL)中の中間体74(3.65g、5.696mmol)に加えた。反応混合物を80℃で20時間撹拌し、次いで濃縮し、飽和NaHCO3溶液とEtOAcとの間で分配した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、シリカパッドに通し、次いで真空中で濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィーを使用して精製を実施した(シリカ;溶離液:DCM/EtOAc、100/0から70/30)。生成物フラクションを回収し、蒸発させた。収量:1.75gの中間体75(収率49%)。
MeOH(67mL)中の中間体75(500mg、0.803mmol)を、10%Pd/C(73mg、0.069mmol)の存在下50℃で水素化した。反応混合物を珪藻土(diatocemateous earth)で濾過した。濾液を濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:溶離液としてDCM/(MeOH中7N NH3)、100/0から95/5)。生成物フラクションを回収し、蒸発させた。収量:380mgの中間体76(収率89%)。
中間体76(120mg、0.225mmol)、パラホルムアルデヒド(180mg、2.218mmol)、及びAcOH(0.5mL)をDCM(5mL)中で、室温で5分間撹拌し、次いでNaCNBH3(60mg、0.955mmol)を加え、次いで反応混合物を20時間撹拌した。混合物をEtOAcに溶解させ、飽和Na2CO3で中和し、有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、蒸発させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:DCM/(MeOH中7N NH3)、100/0から99/1)。生成物フラクションを回収し、蒸発させた。収量:60mgの中間体77(収率49%)。
a)中間体78の調製
中間体22から出発して、中間体37の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体78を調製した(収率65%)。
中間体78から出発して、中間体23の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体79を調製した(収率67%)。
中間体79及び中間体3から出発して、中間体59の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体80を調製した(定量的収率)。
a)中間体81の調製
N−フルオロ−2,4,6−トリメチルピリジニウムトリフレート(4g、13.829mmol)及びエチル5−シアノ−1H−インドール−2−カルボキシレート(911mg、4.251mmol)を1,1,2,2−テトラクロロエタン(28mL)に加えた混合物を100℃で8時間加熱し、次いで室温で一晩撹拌した。次いで、反応物を再び100℃で8時間加熱し、室温で一晩撹拌した。この時間の後、反応物を再び100℃に加熱したが、反応を進行させはしなかった。混合物を放冷し、EtOAcで希釈し、次いで水(×2)及びブラインで抽出した。有機層を回収し、乾燥させ、溶媒を蒸発させると、黄色混合物を与え、それを、270mg(1.26mmol)のエチル5−シアノ−1H−インドール−2−カルボキシレートから出発して類似の反応手順に従って得られた粗物質の第2バッチと合わせた。粗製物をトルエン(×2)と共沸させて、残留1,1,2,2−テトラクロロエタンを除き、次いで分取HPLCにより精製した[RP Vydac Denali C18−10μm、200g、5cm;移動相:0.25%NH4HCO3水溶液/CH3CN]。所望のフラクションを回収し、蒸発させ、再びMeOHに溶解させ、蒸発させるとフラクションを与え、それをさらに分取SFCにより精製すると[Chiralpak Diacel AD 30×250mm;移動相:CO2、0.2%iPrNH2含有iPrOH]、所望の中間体を与えた。合わせた収量:223mgの中間体81(収率17%)。
a)中間体82の調製
5−ブロモ−7−アザインドール−2−カルボン酸(500mg、2.074mmol)及びカルボジイミダゾール(420mg、2.593mmol)をCH3CN(7.6mL)に溶解させ、混合物を60℃で75分間撹拌し、次いで室温に冷却し、水和ヒドラジン(1.514mL、31.115mmol)を加えた。混合物を60℃で75分間撹拌し、形成した沈殿物を濾過し、DIPEで洗浄した。粗製物を、さらに精製せずに後の反応に使用した。収率は定量的であると思われた。
a)中間体83の調製
5−ブロモ−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸(5g、20.743mmol)をDCM(200mL)中で撹拌し、DIPEA(10.7mL、62.229mmol)及びHBTU(9.44g、24.892mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで20mLのDCMに溶解させたカルバジド酸tert−ブチル(3.016mmol、22.817mmol)を滴加し、反応混合物を室温で20時間撹拌した。次いで、反応混合物をNa2CO3の溶液で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、蒸発させた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:DCM/MeOH、98/2から97/3)。生成物を含むフラクションを回収し、濃縮し、残渣をEt2O中で撹拌し、沈殿物を濾別し、真空中で、60℃で乾燥させた。収量:7gの中間体83(収率95%)。
中間体83(7.7g、21.678mmol)をMeOH(40mL)中で撹拌し、iPrOH中の5〜6NのHClを加え、反応混合物を室温で24時間撹拌した。沈殿物が形成し、それを濾別し、真空中で、60℃で乾燥させた。収量:5.7gの中間体84(収率90%)。
a)中間体85の調製
五硫化リン(3.312g、14.898mmol)を、室温の5−フェニルモルホリン−3−オン(3.3g、18.623mmol)とTHF(90mL)の溶液に加えた。反応混合物を30分間還流温度で加熱し、次いで室温に冷却し、珪藻土で濾過し、DCMで数回洗浄した。有機層を真空中で蒸発乾固させると粗製物を与え、それをDCM(適量)/MeOH(適量)に溶解させた。次いでDCMを蒸発させると、所望の生成物が溶液から沈殿した。混合物を放置して室温にし、濾過し、1/1のヘプタン/EtOAcで洗浄した。残渣を再びDCM/MeOHに溶解させ、溶媒を蒸発乾固させると、第1バッチの所望の中間体85を与えた(1.77g、収率49%)。濾液を真空中で蒸発乾固させると、第2バッチの不純な物質を与えた(2.1g)。
中間体85(375mg、1.94mmol)及びNH3(MeOH中7M、20mL)を、密封した圧力管中で、60℃で一晩撹拌し、次いで、溶媒を蒸発させ、残渣を新しいNH3(MeOH中7M、20mL)に溶解させた。反応混合物を60℃で2日間撹拌した。次いで、溶媒を蒸発乾固させ、残渣を8/2のDCM/MeOHに溶解させ、水で洗浄した。水層を8/2のDCM/MeOH(×2)で抽出し、次いで水層を蒸発乾固させ、残渣を8/2のDCM/MeOHとともに撹拌し、懸濁液を濾過した。濾液を蒸発乾固させると所望の中間体を与えた。収量:269mgの中間体86(収率77%)。
a)中間体87の調製
BBr3(DCM中1M、45mL、45mmol)を、N2下で−70℃のDCM(45mL)中の中間体36(4.5g、15.094mmol)に滴加した。添加後、反応混合物を放置して0℃にすると、0℃で1時間後にオレンジブラウンの溶液になった。次いで、反応物を300mLのEtOHに滴加し、室温で1時間撹拌し、次いでそれを50mLに濃縮し、EtOAc(500mL)及び水(200m)に溶解させた。次いで、ブライン(100mL)を加え、有機層を分離し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濃縮した。生成物をDIPEに懸濁させ、固体を濾別し、洗浄し、乾燥させた。収量:3gの中間体87(収率70%)。
中間体87(2.841g、10mmol)、2−メトキシエタノール(951mg、12.5mmol)、及びPPh3(3.67g、14mmol)を、冷水浴中でTHF(25mL)中で撹拌した。DIAD(2.83g、14mmol)を10分かけて滴加し、次いで反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、90/10から50/50)。生成物フラクションを回収し、蒸発させると、蒸発後に固体を与えた。収量:2.6gの中間体88(収率76%)。
中間体87から出発して、中間体88の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体89を調製した(収率70%)。
中間体87から出発して、中間体88の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体90を調製した(収率39%)。
中間体87から出発して、中間体88の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体91を調製した(収率56%)。
中間体91から出発して、中間体37の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体92を調製した(定量的収率)。
中間体92(500mg、0.942mmol)及びPTSA(81mg、0.471mmol)を、45℃のアセトン(24mL)及び水(0.54mL)中で4日間撹拌し、次いで反応混合物をDCMに溶解させ、水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、蒸発させた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、90/10から30/70)。生成物フラクションを回収し、蒸発させた。収量:300mgの中間体93(収率70%)。
DAST(159mg、0.986mmol)を、N2下0℃でDCM(4mL)中の中間体93(300mg、0.657mmol)に滴加した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。DCM及び水を加え、有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、蒸発させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、90/10から30/70)。生成物フラクションを回収し、蒸発させた。収量:220mgの中間体94(LC−MS純度87%、収率61%)。
a)中間体95及び96の調製
NaH(鉱油中の分散液として60%、3.867g、96.68mmol)を、N2下0℃でDMF(300mL)に溶解させた。この溶液に、DMF(80mL)中のエチル3−メチルピラゾール−5−カルボキシレートを10分かけて0℃で加えた。添加の後、反応混合物を0℃で10分間撹拌し、室温で40分間撹拌した。混合物に、2,2,2−トリフルオロエチルトリフルオロメタンスルホネート(13.9mL、96.68mmol)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。EtOHを0℃で加えて反応物をクエンチした。混合物に水を加え、水層をEtOAcで抽出した。次いで、有機層をブラインで洗浄し、溶媒を真空中で除去すると粗製物を与え、それをフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製すると(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、100/0から60/40)、所望の中間体を与えた。収量:7.46gの中間体95(収率36%)及び8.04gの中間体96(収率38%)。
DIBAL−H(トルエン中1.5M、63mL、94.753mmol)を、N2下−78℃でDCM(149mL)中の中間体95(7.46g、31.58mmol)に加えた。次いで、反応物をMeOHでクエンチし、放置して室温まで温め、次いで、それをDCMで希釈し、ロッシェル塩水溶液(10%)で処理し、懸濁液を20分間激しく撹拌したままにした。2層を分離し、有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、蒸発させると粗製物を与え、これを後の工程にそのまま使用した。収量:4.9gの中間体97(収率80%)。
中間体97(4.9g、25.237mmol)をDCM(192mL)に溶解させた。溶液を0℃に冷却した。MsCl(2.156mL、27.761mmol)及びEt3N(3.859mL、27.761mmol)を加え、反応混合物を室温で1時間撹拌した。水を加え、有機層を飽和Na2CO3溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮すると、所望の中間体を与えた。収量:6.608gの中間体98(収率96%)。
中間体98(6.6g、24.243mmol)及びKCN(5.525g、84.849mmol)をN2下CH3CN(122mL)に溶解させた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。Na2CO3を反応混合物に加え、pHを確認した(>8)。EtOAcを加え、水相を抽出した(×2)。有機層を合わせ、Na2CO3で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮すると粗製物を与え、それを後の工程にそのまま使用した。収量:5.12gの中間体99(GC−MS純度92%、収率96%)。
中間体96から出発して、中間体99の合成に記載されたものに類似の手順を利用して、中間体100を調製した。
実施例B1
化合物1の調製
TFA(0.78mL、10.21mmol)を、中間体58(245mg、0.517mmol)のDCM(7.8mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応混合物を飽和NaHCO3水溶液で中和した。有機層を分離し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。生成物をCH3CNから結晶化させ、濾別し、オーブン中で乾燥させると白色の固体を与えた。収量:105mgの化合物1(54%)。
化合物2の調製
2−ピコリン−4−ボロン酸(188mg、1.377mmol)、PPh3(18mg、0.0689mmol)、1.5MのK2CO3水溶液(1.7mL、2.582mmol)、及びPd(OAc)2(11mg、0.0482mmol)を、中間体61(350mg、0.689mmol)をジオキサン(5mL)に加えて脱気した溶液に加えた。反応混合物を120℃で24時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、水層をDCMで抽出した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:DCM/(MeOH中7N NH3)、100/0から97/3)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。生成物をDIPEに溶解させ、2滴の6N HClのiPrOH溶液を加えた。溶媒を真空中で蒸発させ、生成物をCH3CNから結晶化させ、濾別し、乾燥させた。収量:32mgの化合物2(収率8%;.2HCl)。
化合物3の調製
中間体57(90mg、0.213mmol)及び塩化カリウム(9mg、0.121mmol)を水(1mL)及びDMF(0.5mL)に加えた溶液を、マイクロ波照射下200℃で45分間撹拌した。反応混合物を、マイクロ波照射下200℃で30分間撹拌した(×2)。混合物をEtOAc(×2)で抽出した。有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をRP HPLCにより精製した[RP SunFire Prep C18 OBD−5μm、19×100mm;移動相:0.25%NH4HCO3水溶液/CH3CN]。収量:9mgの化合物3(収率10%)。
化合物4の調製
中間体62(292mg、0.45mmol、純度78%)のMeOH(2.3mL)溶液及び1M NaOH水溶液(5.0mL、5.0mmol)を室温で20時間撹拌した。次いで、1M NaOH水溶液(0.67mLr、0.67mmol)を加え、反応混合物を室温で20時間撹拌した。反応混合物を1M HCl水溶液でpH5に酸性化した。水層をDCMで抽出した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより2回精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/DCM、20/80から0/100)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物がまだ中間体38を含んでいたので、それをMeOH(1mL)に溶解させ、1M NaOH水溶液(2mL、2mmol)とともに20時間撹拌した。反応混合物を1M HCl水溶液でpH6に酸性化した。水層をDCMで抽出した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。生成物をDIPEから沈殿させ、濾別し、真空中で乾燥させた。収量:68mgの化合物4(収率41%)。
化合物5の調製
イミダゾール(2.32g、34.1mmol)及び中間体4(1.65g、5.69mmol)を、N2雰囲気下0℃で中間体23(729mg、2.84mmol)のMeOH(5.4mL)溶液に加えた。反応混合物を35℃で16時間撹拌し、次いで60℃で16時間撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させた。残渣を水/DCM(1/1)中で撹拌した。沈殿物を濾別した。6N HClのiPrOH溶液を利用して、生成物をHCl塩に変換した。生成物をiPrOHから再結晶させ、濾別し、真空中で乾燥させた。収量:薄黄色の固体として284mgの化合物5(収率19%;.HCl)。
化合物6の調製
2−ピコリン−4−ボロン酸(115mg、0.84mmol)、Pd(PPh3)4(88mg、0.077mmol)、2M K2CO3水溶液(1.15mL、2.3mmol)を、中間体59(279mg、0.77mmol)をDME(4mL)に加え脱気した溶液に加えた。反応混合物を、マイクロ波照射下160℃で2時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、水層をDCMで抽出した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:DCM/(MeOH中7N NH3)、100/0から95/5)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をRP HPLCにより精製した[RP SunFire Prep C18 OBD−10μm、30×150mm;移動相:0.25%NH4HCO3水溶液/CH3CN]。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。収量:48mgの化合物6(収率15%)。
化合物7の調製
中間体60(300mg、0.61mmol)、Pd(PPh3)4(42mg、0.037mmol)、及びZn(CN)2(54mg、0.46mmol)をDMF(1.35mL)に加えた混合物を80℃で24時間撹拌した。追加のPd(PPh3)4(42mg、0.037mmol)及びZn(CN)2(54mg、0.46mmol)を加え、反応混合物を、マイクロ波照射下135℃で150分間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、混合物を水で洗浄した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:DCM/(MeOH中7N NH3)、100/0から99/1)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。生成物をDIPEから結晶化させ、濾別し、真空中で乾燥させた。収量:40mgの化合物7(収率15%)。
化合物8の調製
CuI(94mg、0.49mmol)、炭酸セシウム(961mg、2.95mmol)、及びN,N’−ジメチルエチレンジアミン(0.052mL、0.49mmol)を、中間体61(500mg、0.98mmol)及び4−メチルイミダゾール(323mg、3.93mmol)のDMF(3mL)溶液に加えた。反応混合物を120℃で48時間撹拌した。反応混合物を水に注いだ。水層をEtOAc(×2)で抽出した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:DCM/(MeOH中7N NH3)、100/0から97/3)。生成物フラクションを回収し、溶媒を真空中で蒸発させた。生成物をCH3CNから結晶化させ、濾別し、真空中で乾燥させた。収量:57mgの化合物8(収率12%)。
化合物10及び11の調製
化合物9(R及びS鏡像異性体の混合物)を、実施例B5に記載のものに類似の反応プロトコルに従って調製した。ある量の化合物9(337mg)を、分取SFCにより[Chiralcel Diacel OJ 20×250mm;移動相:CO2、0.2% 2−プロピルアミン含有MeOH]その鏡像異性体に分離した。それぞれの生成物フラクションを回収し、蒸発させた。両残渣をMeOHに再溶解させ、2つの溶液を再び蒸発させると、2つの異なる生成物を与えた:
生成物1:120mgの化合物10(収率36%;R又はS;OR:−87.92°(589nm;20℃;0.72w/v%;MeOH))。
生成物2:化合物11をヘプタン(適量)中で撹拌し、濾過し、真空オーブン中で乾燥させた(3日)。収量:130mgの化合物11(収率39%;S又はR;OR:+72.53°(589nm;20℃;0.95w/v%;MeOH))。
化合物13及び14の調製
化合物12(R及びS鏡像異性体の混合物)を、実施例B7に記載のものに類似の反応プロトコルに従って調製した。ある量の化合物12(150mg)を分取SFC[Chiralcel Diacel OJ 20×250mm;移動相:CO2、0.2% 2−プロピルアミン含有MeOH]によりその鏡像異性体に分離した。それぞれの生成物フラクションを回収し、蒸発させた。両残渣をMeOHに再溶解させ、2つの溶液を再び蒸発させた。2つの異なる残渣をMeOHとともに同時蒸発させ、DIPEによりトリチュレートし、濾過し、乾燥させると2つの異なる生成物を与えた:
生成物1:56mgの化合物13(収率37%;R又はS;OR:−96.61°(589nm;20℃;0.3985w/v%;MeOH))。
生成物2:55mgの化合物14(収率37%;S又はR;OR:+97.42°(589nm;20℃;0.4465w/v%;MeOH))。
化合物41及び42の調製
中間体63(3.3g、純度80%、4.956mmol)を0℃に冷却し、次いでTFA(7mL、94.472mmol)を注意深く加えた。添加が終了した後、水浴を外し、反応混合物を室温で6時間撹拌し、次いで氷浴を使用して冷却した。NaOH(1M、109mL、109mmol)及びTHF(121mL)を加え、反応物のpHを確認した(>7)。反応混合物を30分間撹拌し、次いでNH4Clでクエンチした。DCMを加え、有機層を分離し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を真空中で蒸発させた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、100/0から30/70)。生成物フラクションを回収し、溶媒を蒸発させた。残渣をCH3CNに懸濁させ、沈殿物を濾別し、乾燥させると、所望の化合物を与えた(1.3g、65%)。ある量の化合物40(114mg)を分取SFC[Chiralcel Diacel OD 20×250mm;移動相:CO2、0.2% 2−プロピルアミン含有MeOH]によりその鏡像異性体に分離した。それぞれの生成物フラクションを回収し、蒸発させた。両残渣をMeOHに再溶解させ、2つの溶液を再び蒸発させると、化合物41及び42を与えた。
生成物1:43mgの化合物41(収率38%;R又はS;OR:−84.34°(589nm;20℃;0.415w/v%;DMF))。
生成物2:44mgの化合物42(収率39%;S又はR;OR:+69.05°(589nm;20℃;0.475w/v%;DMF))。
化合物44及び45の調製
化合物43(R及びS鏡像異性体の混合物)を、実施例B11に記載のものに類似の反応プロトコルに従って調製した。ある量の化合物43(5.47g)を、分取SFC[Chiralcel Diacel OD 20×250mm;移動相:CO2、0.2% 2−プロピルアミン含有MeOH]によりその鏡像異性体に分離した。それぞれの生成物フラクションを回収し、蒸発させた。両残渣をMeOHに再溶解させ、2つの溶液を再び蒸発させた。2つの異なる残渣をCH3CNから再結晶させると化合物44及び45を与えた。
生成物1:2.04gの化合物44(収率37%;S又はR;OR:−115.13°(589nm;20℃;0.357w/v%;DMF);鏡像異性体A(SFC−MS))。
生成物2:1.9gの化合物45(収率35%;R又はS;鏡像異性体B(SFC−MS))。
化合物47及び48の調製
化合物46(R及びS鏡像異性体の混合物)を、実施例B11に記載のものに類似の反応プロトコルに従って調製した。ある量の化合物46(547mg)を、分取SFC[Chiralcel Diacel OD 20×250mm;移動相:CO2、0.2% 2−プロピルアミン含有MeOH]によりその鏡像異性体に分離した。それぞれの生成物フラクションを回収し、蒸発させた。両残渣をMeOHに再溶解させ、2つの溶液を再び蒸発させると、化合物47及び48を与えた。
生成物1:178mgの化合物47(収率33%;R又はS;OR:−73.46°(589nm;20℃;0.3825w/v%;DMF))。
生成物2:175mgの化合物48(収率32%;S又はR;OR:+71.78°(589nm;20℃;0.9w/v%;DMF))。
化合物50及び51の調製
化合物49(R及びS鏡像異性体の混合物)を、実施例B11に記載のものに類似の反応プロトコルに従って調製した。ある量の化合物49(120mg)を、分取SFC[Chiralcel Diacel OD 20×250mm;移動相:CO2、0.2% 2−プロピルアミン含有MeOH]によりその鏡像異性体に分離した。それぞれの生成物フラクションを回収し、蒸発させると、化合物50及び51を与えた。
生成物1:47mgの化合物50(収率39%;R又はS;OR:−45.64°(589nm;20℃;0.298w/v%;DMF))。
生成物2:47mgの化合物51(収率39%;S又はR;OR:+49.05°(589nm;20℃;0.685w/v%;DMF))。
化合物53及び54の調製
化合物52(R及びS鏡像異性体の混合物)を、実施例B11に記載のものに類似の反応プロトコルに従って調製した。ある量の化合物52(105mg)を、分取SFC[Chiralcel Diacel OJ 20×250mm;移動相:CO2、0.2% 2−プロピルアミン含有MeOH]によりその鏡像異性体に分離した。それぞれの生成物フラクションを回収し、蒸発させた。両残渣をMeOHに再溶解させ、2つの溶液を再び蒸発させると、化合物53及び54を与えた。
生成物1:55mgの化合物53(収率29%;R又はS;OR:+20.53°(589nm;20℃;0.38w/v%;DMF))。生成物2:53mgの化合物54(収率28%;S又はR;OR:−23.71°(589nm;20℃;0.35w/v%;DMF))。
化合物56及び57の調製
化合物55(R及びS鏡像異性体の混合物)を、実施例B11に記載のものに類似の反応プロトコルに従って調製した。ある量の化合物55(148mg)を、分取SFC[Chiralcel Diacel OD 20×250mm;移動相:CO2、0.2% 2−プロピルアミン含有MeOH]によりその鏡像異性体に分離した。それぞれの生成物フラクションを回収し、蒸発させた。両残渣をMeOHに再溶解させ、2つの溶液を再び蒸発させると、化合物56及び57を与えた。
生成物1:63mgの化合物56(収率43%;R又はS;鏡像異性体A(SFC−MS))。
生成物2:60mgの化合物57(収率41%;S又はR;鏡像異性体B(SFC−MS))。
化合物58の調製
TFA(2mL、26.168mmol)を、0℃のDCM(4.39mL、68.591mmol)中の中間体77(75mg、0.137mmol)に加え、次いで反応混合物を室温で5時間撹拌した。この時間の後、反応混合物をDCMで希釈し、0℃のNaHCO3飽和冷溶液に加え、10分間撹拌した。pHを確認した(>7)。DCMを加え、反応物を抽出した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、蒸発乾固させると、粗製物を与え、それをTHF(3.29mL)に溶解させた。NaOH(1M水溶液、0.412mL、0.412mmol)を室温で加え、反応混合物を30分間撹拌し、次いで飽和NH4Cl水溶液を加えて中和し、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、蒸発乾固させた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した(シリカ;DCM/(MeOH中7N NH3)、100/0から99/1)。生成物フラクションを回収し、蒸発させると化合物58を固体として与えた。収量:30mgの化合物58(収率53%)。
化合物59の調製
化合物59(R及びS鏡像異性体の混合物)は、実施例B11に記載のものに類似の反応プロトコルに従って調製した(収率88%)。
化合物60の調製
化合物59(290mg、0.722mmol)のDMF(12mL)溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、87mg、2.167mmol)を加え、次いで撹拌させている溶液にO2を2日間バブリングした。反応混合物をEtOAcで希釈し、ブラインで洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、真空中で濃縮した。精製をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ;溶離液:ヘプタン/EtOAc、100/0から0/100)により行うと、フラクションを与え、それを分取HPLC[RP Vydac Denali C18−10μm、200g、5cm;移動相:0.25%NH4HCO3水溶液/CH3CN]によりさらに精製した。所望のフラクションを回収し、蒸発させ、MeOHに溶解させ、再び蒸発させると所望の化合物を与えた。収量:52mgの化合物60(収率17%)。
実験結果は全て、分析方法に通常関連する実験上の不確実性とともに得られた。
旋光度(OR)に関して、報告される値は、温度20℃でナトリウムのD線(589nm)の波長の光で測定される旋光度を示す[α]D 20値である。セルの経路長は1dmである。
一般的手順A
LC測定は、バイナリポンプ、サンプルオーガナイザー、カラムヒーター(55℃に設定)、ダイオードアレイ検出器(DAD)及び下記の各方法で明記するカラムを備えるAcquity UPLC(超高速液体クロマトグラフィー)(Waters)システムを使用して行った。カラムからの流れをMS分光計に分岐した。MS検出器は、エレクトロスプレーイオン源と共に構成された。質量スペクトルは、0.02秒のデータ収集時間(dwell time)を使用して0.18秒(sec)で100〜1000の走査を行うことにより取得した。キャピラリーニードル電圧は3.5kVであり、イオン源温度は140℃に維持した。N2をネブライザーガスとして使用した。データ取得は、Waters−Micromass MassLynx−Openlynxデータシステムを用いて行った。
HPLC測定は、脱気装置を有するクォータナリポンプ、オートサンプラー、カラムオーブン(特記しない限り、40℃に設定)、ダイオードアレイ検出器(DAD)及び下記の各方法で明記するカラムを備えるAlliance HT 2790(Waters)システムを使用して行った。カラムからの流れをMS分光計に分岐した。MS検出器はエレクトロスプレーイオン源と共に構成された。質量スペクトルは、0.1秒のデータ収集時間を使用して1秒で100から1000の走査を行うことにより取得した。キャピラリーニードル電圧は3kVであり、イオン源温度は140℃に維持した。窒素をネブライザーガスとして使用した。データ取得はWaters−Micromass MassLynx−Openlynxデータシステムを用いて行った。
HPLC測定は、脱気装置を有するバイナリポンプ、オートサンプラー、カラムオーブン(恒温)、UV検出器(ダイオードアレイ検出器)、及び下記の各方法で明記するカラムを含むAgilent 1100シリーズ液体クロマトグラフィーシステムに連結したAgilent G1956A LC/MSDクアドラプルを使用して行った。カラムからの流れをMS分光計に分岐した。MS検出器はエレクトロスプレーイオン源と共に構成された(大気圧)。キャピラリー電圧は3kVであり、フラグメンター電圧は70Vに設定し、クアドラプル温度を100℃に維持した。乾燥ガス流及び温度の値は、それぞれ12.0L/分及び300又は350℃であった。窒素をネブライザーガスとして使用した(圧力35psig)。データ取得はAgilent Chemstationデータシステムを用いて行った。
一般的手順Aに加えて:逆相UPLC(超高速液体クロマトグラフィー)を、架橋エチルシロキサン/シリカハイブリッド(BEH)C18カラム(1.7μm、2.1×50mm;Waters Acquity)で、流速0.8mL/分で行った。2種の移動相(25mM酢酸アンモニウム水溶液/アセトニトリル、95/5;移動相B:アセトニトリル)を使用して、A95%及びB5%から1.3分でA5%及びB95%に変化させる勾配条件を実施し、0.3分間維持した。注入量0.5mLを使用した。コーン電圧は正イオン化モードでは30V、及び負イオン化モードでは30Vであった。
一般的手順Aに加えて:逆相UPLCを、架橋エチルシロキサン/シリカハイブリッド(BEH)C18カラム(1.7μm、2.1×50mm;Waters Acquity)で、流速0.8mL/分で行った。2種の移動相(移動相A:0.1%ギ酸水溶液/メタノール、95/5;移動相B:メタノール)を使用して、A95%及びB5%から1.3分でA5%及びB95%に変化させる勾配条件を実施し、0.2分間維持した。注入量0.5μlを使用した。コーン電圧は正イオン化モードでは10V、及び負イオン化モードでは20Vであった。
一般的手順Bに加えて:逆相HPLCを、Xterra MS C18カラム(3.5μm、4.6×100mm)で、流速1.6mL/分で行った。3種の移動相(移動相A:H2O中25mM酢酸アンモニウム95%+アセトニトリル5%;移動相B:アセトニトリル;移動相C:メタノール)を使用して、A100%から6.5分でA1%、B49%及びC50%に、1分でA1%及びB99%に変化させる勾配条件を実施し、これらの条件を1分間維持し、A100%と1.5分間再平衡化させた。注入量10μlを使用した。コーン電圧は正イオン化モードでは10V、及び負イオン化モードでは20Vであった。
一般的手順Aに加えて:逆相UPLCを、架橋エチルシロキサン/シリカハイブリッド(BEH)C18カラム(1.7μm、2.1×50mm;Waters Acquity)で、流速0.8mL/分で行った。2種の移動相(移動相A:10mM酢酸アンモニウム水溶液/アセトニトリル、95/5;移動相B:アセトニトリル)を使用して、A95%及びB5%から1.3分でA5%及びB95%に変化させる勾配条件を実施し、0.2分間維持した。注入量0.5μlを使用した。コーン電圧は正イオン化モードでは10V、及び負イオン化モードでは20Vであった。
一般的手順Aに加えて:逆相UPLCを、BEH C18カラム(1.7μm、2.1×50mm;Waters Acquity)で、流速0.8mL/分で行った。2種の移動相(10mM酢酸アンモニウム水溶液/アセトニトリル95/5;移動相B:アセトニトリル)を使用して、A95%及びB5%から1.3分でA5%及びB95%に変化させる勾配条件を実施し、0.3分間維持した。注入量0.5μlを使用した。コーン電圧は正イオン化モードでは30V、及び負イオン化モードでは30Vであった。
一般的手順Aに加えて:逆相UPLCを、BEH C18カラム(1.7μm、2.1×50mm;Waters Acquity)で、流速0.8mL/分で行った。2種の移動相(10mm酢酸アンモニウム水溶液/アセトニトリル95/5;移動相B:アセトニトリル)を使用して、A95%及びB5%から1.3分でA5%及びB95%に変化させる勾配条件を実施し、0.3分間維持した。注入量0.5μlを使用した。コーン電圧は正イオン化モードでは10V、及び負イオン化モードでは20Vであった。
一般的手順Bに加えて:カラムヒーターを45℃に設定した。逆相HPLCを、Atlantis C18カラム(3.5μm、4.6×100mm)で、流速1.6mL/分で行った。2種の移動相(移動相A:70%メタノール+30%H2O;移動相B:0.1%ギ酸水溶液/メタノール95/5)を使用して、100%Bから9分で5%B及び95%Aに変化させる勾配条件を実施し、これらの条件を3分間維持した。注入量10μlを使用した。コーン電圧は正イオン化モードでは10V、及び負イオン化モードでは20Vであった。
一般的手順Cに加えて:逆相HPLCを、YMC−Pack ODS−AQ C18カラム(4.6×50mm)で、流速2.6mL/分で行った。95%(水+0.1%ギ酸)及び5%アセトニトリルから4.80分で95%アセトニトリルに変化させる勾配を利用し、1.00分間維持した。質量スペクトルは、100から1400m/zへのスキャニングにより取得した。UV−PDA(フォトダイオードアレイ)取得範囲を190〜400nmに設定した。注入量は、典型的には2〜10μlであった。カラム温度は35℃であった。
一般的手順Cに加えて:逆相HPLCを、Phenomenex Kinetex XB−C18カラム(4.6×50mm;2.6μm粒子)で35℃で、流速3.0mL/分で行った。95%(水+0.1%ギ酸)/5%アセトニトリルから4.20分で5%(水+0.1%ギ酸)/95%アセトニトリルの勾配溶離を実施し、次いで最終的な移動相組成をさらに0.70分間維持した。注入量は2μlであった。MS及びUV−PDA(フォトダイオードアレイ)取得範囲は、それぞれ100〜1200m/z及び190〜400nmに設定した。
化合物9、12、20、21、22、及び27では、融点は、Mettler FP62装置で、オープンキャピラリーチューブ中で測定した。融点(m.p.)は、10℃/分の勾配を利用して、50℃から300℃の温度で測定した。融点値は、デジタルディスプレイから読み取った。
SFC−MSでは、CO2及びモディファイアの輸送のためのデュアルポンプ制御モジュール(FCM−1200)、1〜150℃の範囲の温度制御をするカラム加熱のための熱制御モジュール(TCM2100)、及び6種の異なるカラム用のカラム選択バルブ(Valco,VICI,Houston,TX,USA)を備えたBerger Instruments(Newark,DE,USA)の分析SFCシステムを利用した。フォトダイオードアレイ検出器(Agilent 1100,Waldbronn,Germany)は、高圧フローセル(最大400バール)を備えており、CTC LC Mini PALオートサンプラー(Leap Technologies,Carrboro,NC,USA)とともに構成されている。直交Z−エレクトロスプレーインターフェース(orthogonal Z−electrospray interface)を有するZQ質量分析計(Waters,Milford,MA,USA)がSFC−システムに接続されている。装置制御、データ収集、及び処理は、SFC ProNToソフトウェア及びMasslynxソフトウェアからなる一体型プラットフォームで実施した。
いくつかの化合物では、1H NMRスペクトルは、クロロホルム−d(重水素化クロロホルム、CDCl3)又はDMSO−d6(重水素化DMSO、ジメチル−d6スルホキシド)を溶媒として使用し、それぞれ360MHz、400MHz、及び600MHzで運転する、300MHz Ultrashieldマグネット、Bruker DPX−360、 Bruker DPX−400、又はBruker Avance 600分光器で標準的なパルスシーケンスで記録した。ケミカルシフト(δ)は、内部標準として使用したテトラメチルシラン(TMS)に対して百万分率(ppm)で報告する。
A)γ−セクレターゼ調節活性に関する本発明の化合物のスクリーニング
スクリーニングは、1%非必須アミノ酸、l−グルタミン2mM、Hepes15mM、ペニシリン50U/mL(単位/mL)及びストレプトマイシン50μg/mLを補った5%血清/Feを含有するInvitrogenにより提供されるダルベッコ改変イーグル培地/栄養混合物F−12(DMEM/NUT−mix F−12)(HAM)(カタログ番号10371−029)中で増殖させた、hAPP695−野生型を有するSKNBE2ヒト神経芽細胞腫細胞を使用して行った。細胞をほぼコンフルエント状態まで増殖させた。
B)1a)Aβ42
本発明のAβ42低下剤は、ヒトなどの哺乳動物のADを治療するために使用することができる、又は、或いは、以下に限定されるものでないが、マウス、ラット若しくはモルモットなどの動物モデルで有効性を示す。哺乳動物はADと診断されていなくてもよく、又はADに関する遺伝的素因を有していなくてもよいが、ADに罹患しているヒトに見られるものと同様にAβを過剰産生し、最終的にそれを沈着するようなトランスジェニックとすることができる。
本発明のAβ38増加剤は、ヒトなどの哺乳動物のADの治療に使用でき、或いはマウス、ラット、又はモルモットなどがあるがこれらに限定されない動物モデルにおいて有効性を示す。哺乳動物はADと診断されていなくてよく、又はADの遺伝的素因を有していなくてもよいが、ADに罹患しているヒトに見られるものと同様にAβを過剰産生し、最終的にそれを沈着するようなトランスジェニックとすることができる。
結果を表4に示す(用量30mg/kg経口投与)(対照(Ctrl)として使用した未処置動物の値を100に設定した):
本発明のAβ42低下剤は、ヒトなどの哺乳動物のADを治療するために使用することができ、又は、マウス、ラット若しくはモルモットなどがあるがこれらに限定されない動物モデルで有効性を示す。哺乳動物はADと診断されていなくてもよく、又はADに関する遺伝的素因を有していなくてもよいが、ADに罹患しているヒトに見られるものと同様にAβを過剰産生し、最終的にそれを沈着するようなトランスジェニックとすることができる。
本発明のAβ38増加剤は、ヒトなどの哺乳動物のADを治療するために使用することができ、又は、マウス、ラット若しくはモルモットなどがあるがこれらに限定されない動物モデルで有効性を示す。哺乳動物はADと診断されていなくてもよく、又はADに関する遺伝的素因を有していなくてもよいが、ADに罹患しているヒトに見られるものと同様にAβを過剰産生し、最終的にそれを沈着するようなトランスジェニックとすることができる。
結果を表5に示す(用量30mg/kg経口投与)(対照(Ctrl)として使用した未処置動物の値を100に設定した):
これらの実施例全体を通して使用される「有効成分」(a.i.)は、任意の互変異性体若しくは立体異性体の形態を含む式(I)の化合物又はその薬学的に許容できる付加塩若しくは溶媒和物に関し;特に例示された化合物のいずれかに関する。
1.錠剤
有効成分 5〜50mg
リン酸二カルシウム 20mg
乳糖 30mg
タルク 10mg
ステアリン酸マグネシウム 5mg
バレイショデンプン 200mg以下
経口投与用の水性懸濁剤は、1ミリリットル当たり、有効成分1〜5mg、カルボキシメチルセルロースナトリウム50mg、安息香酸ナトリウム1mg、ソルビトール500mg及び水1mL以下を含有するように製造される。
非経口組成物は、0.9%NaCl水溶液又は10体積%プロピレングリコール水溶液中、有効成分1.5%(重量/容量)を攪拌することにより製造される。
有効成分 5〜1000mg
ステアリルアルコール 3g
ラノリン 5g
白色ワセリン 15g
水 100g以下
Claims (10)
- 式(I):
(式中、
R3は、水素、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;
A1は、CR4a又はNであり;式中、R4aは、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルオキシ及びハロからなる群から選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシであり;
A2は、CR4b又はNであり;式中、R4bは、水素、ハロ、C1〜4アルキルオキシ又はシアノであり;
A3は、CR4c又はNであり;式中、R4cは、水素であり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1は、ピリジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく;
Yは、N又はCRaであり;式中、Raは、水素、ハロ、又は1つのヒドロキシルにより任意に置換されているC1〜4アルキルであり;
Xは、N又はCHであり;
R1とR2とは共に式(b−1)又は(b−2)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
−CH2−Z−(CH2)m− (b−2);
mは、2、3、又は4を表し;
Zは、直接結合、NR5、又はOを表し;式中、R5は、水素又はC1〜4アルキルであり;
式中、(b−1)又は(b−2)は、1つのCH2基上で、Ar2、ヒドロキシ、及びC1〜4アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1又は2つの置換基により置換されており;
各Ar2は、独立に、フェニル、ピラゾリル、又はピリジニルを表し;式中、
前記フェニル、ピラゾリル、又はピリジニルは、ハロ、シクロC3〜7アルキル、C1〜4アルキルオキシ及びフルオロからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに
1つ以上のフルオロ基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよい);
又はその薬学的に許容できる付加塩若しくは溶媒和物。 - R3が、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素、ハロ、又はC1〜4アルキルオキシであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Yが、N又はCHであり;
各Ar2が、フェニルを表し;式中、前記フェニルが、ハロ、1つ以上のフルオロ基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに1つ以上のフルオロ基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよい、請求項1に記載の化合物。 - R3が、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素又はC1〜4アルキルオキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素、C1〜4アルキルオキシ又はシアノであり;
A3が、CH又はNであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Yが、N又はCHであり;
式中、(b−1)又は(b−2)が、1つ以上のCH2基上で、1又は2つのAr2置換基により置換されており;
Ar2が、独立に、フェニルを表し;式中、前記フェニルが、ハロ、1つ以上のフルオロ基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに1つ以上のフルオロ基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよい、請求項1に記載の化合物。 - R3が、C1〜4アルキルオキシ、シアノ、及びHet1からなる群から選択され;
A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素又はC1〜4アルキルオキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素、C1〜4アルキルオキシであり;
A3が、CH又はNであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het1が、ピリジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つ以上のC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく;
Yが、N又はCHであり;
R1とR2とが共に式(b−1)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
Zが、直接結合又はOを表し;
式中、(b−1)が、1つのCH2基上で、1つのAr2置換基により置換されており;
Ar2が、フェニルを表し;式中、前記フェニルが、ハロ、1つ以上のフルオロ基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに1つ以上のフルオロ基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれ独立に選択される1つ以上の置換基により置換されていてよい、請求項1に記載の化合物。 - A1が、CR4a又はNであり;式中、R4aが、水素又は、C1〜4アルキルオキシ及びハロからなる群から選択される1、2、又は3つの置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシであり;
A2が、CR4b又はNであり;式中、R4bが、水素、C1〜4アルキルオキシ又はシアノであり;
A3が、CH又はNであり;
但し、A1、A2、及びA3の最大1つがNであることを条件とし;
Het2が、ピリジニル、イミダゾリル、1,2,4−トリアゾリル、及びピラゾリルからなる群から選択される5員又は6員のヘテロアリールを表し;式中、前記5員又は6員のヘテロアリールが、1つのC1〜4アルキル置換基により置換されていてよく;
R1とR2とが共に式(b−1)を有する二価の基−R1−R2−を形成し、
−(CH2)m−Z−CH2− (b−1);
mが、2又は3を表し;
Zが、直接結合、NR5、又はOを表し;式中、R5が、C1〜4アルキルであり;
式中、(b−1)が、1つのCH2基上で、Ar2、ヒドロキシ、及びC1〜4アルキルからなる群からそれぞれ独立に選択される1又は2つの置換基により置換されており;
各Ar2が、独立に、フェニル又はピラゾリルを表し;式中、前記フェニル又はピラゾリルが、ハロ、シクロC3〜7アルキル、C1〜4アルキルオキシ及びフルオロからなる群からそれぞれ独立に選択される1、2、又は3つの置換基により任意に置換されているC1〜4アルキル、並びに1、2、又は3つのフルオロ置換基により任意に置換されているC1〜4アルキルオキシからなる群からそれぞれ独立に選択される、1、2、3、又は4つの置換基により置換されていてよい、請求項1に記載の化合物。 - R3がシアノであり;
A1がCR4aであり;式中、R4aがC1〜4アルキルオキシであり;
A2がCHであり;
A3がCHであり;
YがCHであり;
XがCHであり;
R1とR2とが共に二価の基−(CH2)2−O−CH(Ar2)−を形成し、
Ar2がフェニルを表し;式中、前記フェニルが、ハロ、C1〜4アルキル、及びCF3からなる群からそれぞれ独立に選択される1又は2つの置換基により置換されている、請求項1に記載の化合物。 - R1とR2とが共に、式−(CH2)3−CH(Ar2)−又は−(CH2)2−O−CH(Ar2)−を有する二価の基−R1−R2−を形成する、請求項1に記載の化合物。
- 前記化合物が、下記
- アルツハイマー病、外傷性脳損傷、軽度認知障害、老化現象、認知症、レヴィー小体型認知症、脳アミロイド血管症、多発梗塞性認知症、ボクサー認知症、ダウン症候群、パーキンソン病に伴う認知症、及びβアミロイドに関連する認知症から選択される疾患又は症状の治療又は予防に使用するための医薬組成物であって、治療上有効な量の請求項1から8のいずれか一項に定義された化合物及び薬学的に許容可能な担体を含む、医薬組成物。
- 前記疾患がアルツハイマー病である、請求項9に記載の医薬組成物。
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