JP6049183B2 - 研削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、着脱可能な研削ホイールを備えた研削装置に関する。
半導体デバイスなどが形成された板状ワークを研削する研削装置は、板状ワークを保持する保持テーブルを備える保持手段と、板状ワークに研削を施す研削ホイールを装着した研削手段とにより少なくとも構成されている。そして、研削ホイールによって保持テーブルに保持された板状ワークが所定の厚みに薄化されるまで研削が行われる。
研削ホイールは、回転軸のホイールマウントにネジで固定されて使用されるが、この研削ホイールの下部に固着された研削砥石が消耗すると、この研削ホイールをホイールマウントから外して新たな研削ホイールと交換する必要がある。
研削ホイールの交換作業では、ホイールマウントに締結されたネジを緩めて使用済みの研削ホイールをホイールマウントから外し、新たな研削ホイールをホイールマウントに取り付けてネジを締めて固定している。このように、一連の研削ホイールの交換作業においては、ネジを外したり締めたりする作業が必要となっており、新たな研削ホイールを確実にホイールマウントに固定するために複数のネジを使用している(例えば特許文献1参照)。
特開2006−224201号公報
しかしながら、ホイールマウントに対する研削ホイールの着脱作業において複数のネジを使用すると、研削ホイールの着脱作業が繁雑になるという問題がある。
また、複数のネジでホイールマウントに研削ホイールを装着した場合、研削ホイールが装着されるホイールマウントの装着面と、この装着面に接触する研削ホイールの被装着面とが密着し、研削ホイールを取り外すことが困難となることがある。
本発明は、上記の事情にかんがみてなされたものであり、ホイールマウントに対する研削ホイールの着脱作業を容易に行うことができるようにすることに発明の解決すべき課題がある。
本発明は、板状ワークを保持する保持テーブルと、該保持テーブルが保持する板状ワークを研削する研削手段とを少なくとも備えた研削装置において、該研削手段は、研削砥石が環状に配列されたリング形状の研削ホイールと、該研削ホイールを装着させる装着面を備えたホイールマウントと、該ホイールマウントの中心を軸として該ホイールマウントを回転可能に連結する回転軸と、該研削ホイールを該ホイールマウントに装着するとともに該ホイールマウントから離脱させる研削ホイール着脱手段と、により構成され、該研削ホイール着脱手段は、該回転軸の内部を長手方向に貫通する第1の吸引管と、該ホイールマウントの内部に配設され、該第1の吸引管に連通し該ホイールマウントの該装着面に配設された吸引口に接続される第2の吸引管と、該吸引口からの吸引と該吸引の遮断とを切り替える吸引バルブと、該吸引バルブの作動によって該研削ホイールを該ホイールマウントの該装着面に吸引保持するとき、該研削ホイールを該ホイールマウントの所定の位置にガイドするガイド部と、を備え、さらに、該ホイールマウントに装着した該研削ホイールに研削水を供給する研削水供給手段を備えており、該研削水供給手段は、該第1の吸引管と平行に回転軸の内部を長手方向に貫通する第1の供給管と、該ホイールマウントの内部に配設され、該第1の供給管に連通し該装着面に配設された供給口に接続される第2の供給管と、該供給口への研削水の通水と該通水の遮断とを切り替える通水バルブと、を備え、該通水バルブが作動することによって該研削ホイールへの研削水の供給を可能にしており、該供給口は、該吸引口の周囲を囲う形状に形成され、該供給口に供給される研削水によって該ホイールマウントの装着面と該装着面に装着された該研削ホイールの被装着面との隙間を水シールする
上記研削装置には、上記第1の吸引管に流体を供給する供給源を接続し、吸引口からの流体の吐出と該吐出の遮断とを切り替える吐出バルブを備えていることが望ましい。
さらに、上記研削装置には、吸引バルブを作動させ吸引口からの吸引によって吸引保持した研削ホイールの保持を維持する保持維持手段を備えていることが望ましい。
本発明にかかる研削装置に備える研削ホイール着脱手段は、回転軸の内部を長手方向に貫通する第1の吸引管と第1の吸引管に連通するとともにホイールマウントの装着面に配設された吸引口に接続される第2の吸引管と、吸引口からの吸引と吸引の遮断とを切り替える吸引バルブと、研削ホイールをホイールマウントの所定の位置にガイドするガイド部とを備えているため、吸引バルブを開くことにより研削ホイールを吸引し、ガイド部によってホイールマウントの装着面に研削ホイールをずれることなくガイドして吸引保持させることができる。したがって、ネジを使用しなくても研削ホイールの着脱作業を容易に行うことができる。
上記研削装置には、ホイールマウントに装着された研削ホイールに研削水を供給する研削水供給手段を備え、研削水供給手段は、第1の吸引管と平行して回転軸の内部を長手方向に貫通する第1の供給管と、第1の供給管に連通するとともに供給口に接続される第2の供給管と、供給口から研削水の通水と遮断とを切り替える通水バルブと、を備えているため、板状ワークの研削中は、通水バルブを開くことによって供給口に研削水を供給してホイールマウントの装着面と研削ホイールの被装着面との間に形成される隙間を水シールして塞ぐことができる。したがって、板状ワークの研削中に発生する研削屑などが研削ホイールの被装着面とホイールマウントの装着面との間に形成された隙間に侵入することを防ぎ、研削ホイールがホイールマウントに密着しすぎることもなくなり、ホイールマウントから研削ホイールを容易に取り外すことが可能となる。
また、上記研削装置の第1の吸引管には、第1の吸引管に流体を供給する供給源に接続されるとともに吸引口からの流体の研削ホイールに向けた吐出と吐出の遮断とを切り替える吐出バルブを備えているため、研削ホイールをホイールマウントから取り外す際に、吐出バルブを開くことによって、吸引口から研削ホイールの被装着面に向けて流体を吐出させることができる。したがって、ホイールマウントから研削ホイールを容易に取り外すことが可能となる。
さらに、研削装置に備えるホイールマウントの下面には、研削ホイールの吸引保持を維持するための複数の保持維持手段が備えてあるため、ホイールマウントに研削ホイールが吸引保持されて装着された状態を維持することができる。したがって、板状ワークの研削中は、ホイールマウントから研削ホイールが落下するのを防止することができる。
研削装置の構成を示す斜視図である。 研削ホイールを取り外した状態における研削手段の構成を示す底面図である。 図2のa−o−b線断面図である。 研削ホイールを示す底面図である。 図2のo−c線断面図であり、(a)はガイド部が溝に収容されている状態、(b)はガイド部の下部が位置決め溝に挿入されている状態を示す。 ホイールマウントが研削ホイールを吸引保持しつつ、研削水を研削ホイールに供給する状態を示す断面図である。 ホイールマウントに形成される水シール部を示す底面図である。 ホイールマウントから研削ホイールを離脱させる状態を示す断面図である。
図1に示す研削装置1は、Y軸方向にのびる装置ベース2と、装置ベース2のY軸方向後部側に立設されたコラム3と、により少なくとも構成されている。装置ベース2の上面2aには、Y軸方向に移動可能な移動基台4が配設されており、移動基台4は、被加工物を吸引保持する保持面5aを有する保持テーブル5を回転可能に支持している。そして、移動基台4が蛇腹6の伸縮にともなってY軸方向に移動することにより、保持テーブル5を同一方向に移動させることができる。
図1に示すように、コラム3の側方において、被加工物に研削を施す研削手段20が研削送り手段10によって支持されている。研削送り手段10は、Z軸方向にのびるボールネジ11と、ボールネジ11の一端に接続されたモータ12と、ボールネジ11と平行にのびる一対のガイドレール13と、内部に備えたナットがボールネジ11に螺合するとともに側部がガイドレール13に摺接する昇降板14と、を備えている。研削送り手段10は、モータ12によって駆動されてボールネジ11が回動すると、一対のガイドレール13に沿って昇降板14をZ軸方向に移動させることにより、昇降板14に連結された研削手段10を昇降させることができる。
図1に示すように、研削手段20は、研削砥石21を環状に配列したリング形状の研削ホイール22と、研削ホイール22を装着させるホイールマウント23と、ホイールマウント23の中心を軸としてホイールマウント23を回転可能に連結する回転軸24と、回転軸24を保持するホルダ25と、研削ホイール22をホイールマウント23に装着するとともに及びホイールマウント23から研削ホイール22を離脱させる研削ホイール着脱手段30と、により構成されている。
図2に示すように、ホイールマウント23の下面側には、複数の吸引口201が周方向に一定の間隔をおいて形成されている。図3に示すように、吸引口201は、ホイール着脱手段30を構成する第1の吸引管31に第2の吸引管32を介して連通している。第1の吸引管31は、回転軸31の内部を長手方向に貫通している。
図3に示すように、回転軸31の内部には、第1の吸引管31と平行に回転軸31の長手方向に貫通し、研削水の通り道となる第1の供給管51が形成されており、第1の供給管51にはホイールマウント23に形成された第2の供給管52に連通している。第2の供給管52は、ホイールマウント23の内部において回転軸24の長手方向と直交する方向に配設されている。
図3に示すように、ホイールマウント23の外周側の下面は、研削ホイール22を装着させる装着面200となっている。図2に示すように、第2の供給管52は、装着面200の吸引口201の内周側において開口しており、周方向に一定の間隔をおいて配設されている。一方、図3に示すように、研削ホイール22の上面は、装着面200と対面する被装着面210となっており、内側にツバ22aが形成されている。
研削ホイール着脱手段30には、吸引口201からの吸引と吸引の遮断とを切り替える吸引バルブ33と、吸引源34とを備えており、吸引バルブ33がロータリージョイント7を介して第1の吸引管31に接続されている。
図3に示すように、第1の吸引管31には、吸引口201からの流体の吐出と吐出の遮断とを切り替える吐出バルブ35が、ロータリージョイント7を介して接続されている。この吐出バルブ35は、吸引口201への流体の供給源となる供給源36に接続されている。
図3に示すように、ホイールマウント23の装着面200には、供給口55が配設され、第2の供給管52が供給口55に接続されている。供給口55は、図2に示すように、吸引口201の周囲を囲う形状に形成されており、研削ホイール22の内部に形成され研削水を流す流路56に連通している。図4に示すように、研削ホイール22の下面側には、個々の研削砥石21が円環状に複数固着されており、その内側において流路56が開口している。
さらに、図3に示すように、第2の供給管52には、研削水の通水と通水の遮断とを切り替える通水バルブ53がロータリージョイント7を介して接続されている。通水バルブ53は研削水の研削水供給源54に接続されている。第1の供給管51と、第2の供給管52と、通水バルブ53と、研削水供給源54とで、研削水供給手段50が構成されている。
図3に示す研削ホイール着脱手段30には、図2に示すホイールマウント23の所定の位置に研削ホイール22をガイドして装着させるガイド部37をホイールマウント23の周方向において複数備えている。図5(a)に示すように、ガイド部37には径方向に拡径する拡径部37aが形成されている。ホイールマウント23の内部には溝8が形成され、溝8に取り付けられたコイル状のバネ38にガイド部37が挿通されている。バネ38の上端部は溝8の内部に固定され、バネ38の下端部は拡径部37aによって下方から支持されており、図5(b)に示すように、バネ38が拡径部37aを下方に押し出すことにより、ガイド部37の下部を研削ホイール22の内部に形成された位置決め溝9の内部に挿入することができる。
図2に示すように、ホイールマウント23の下面には、複数の保持維持手段40を備えている。保持維持手段40は、ピン41を軸として水平方向に回転する構成となっており、図4(b)に示すように、保持維持手段40がツバ22aの下方に位置した状態では、研削ホイール22がホイールマウント23に保持された状態が維持される。
以下では、研削装置1によって被加工物を研削する動作例について説明する。板状ワークWの研削に先立ち、研削ホイール着脱手段30は、ホイールマウント23に研削ホイール22を装着するために、図6に示す吸引源34を作動させるとともに吸引バルブ33を開く。そして、図6に示すように、研削ホイール22の被装着面210をホイールマウント23の装着面200に対面させ、吸引口201に作用する吸引力によってホイールマウント23の装着面200に研削ホイール22を吸引して引き寄せる。
このとき、図5(a)に示すように、研削ホイール22の被装着面210とホイールマウント23の装着面200とを近接させた際に、研削ホイール22の位置決め溝9の上方にガイド部37を位置づけする。次いで、図5(b)に示すように、ガイド部37は、バネ38がガイド部37を下方に押し出すことによりガイド37の下部が位置決め溝9に挿入される。このようにして、ガイド部37が、ホイールマウント23に対する研削ホイール22の位置決めをガイドする。このようにして、ホイールマウント23の装着面200に研削ホイール22の被装着面210を装着させる。
図3に示す保持維持手段40は、ピン41を軸として水平方向に回転することにより、図5(b)に示すように、研削ホイール22のツバ22aの下側に移動し、研削ホイール22が動かないようにツバ22aを固定する。
次に、図1に示す板状ワークWを保持テーブル5の保持面5aに載置して、保持テーブル5によって板状ワークWを吸引保持させる。次いで、保持テーブル5は、蛇腹6の伸縮にともなってY軸方向に移動し、研削手段20の下方に移動する。
図6に示すように、研削手段20を構成する回転軸24は、中心軸Oを軸として研削ホイール22を例えば矢印A方向に回転させつつ、図1で示した研削送り手段10が研削手段20を所定の送り速度でZ軸方向に下降させる。そして、回転する研削砥石21が板状ワークWを押圧しながら所定の厚みに至るまで研削する。
板状ワークWの研削中は、研削水供給手段50によって研削ホイール22に向けて研削水を供給する。具体的には、図5に示すように、研削水供給源54が作動するとともに通水バルブ53を開く。通水バルブ53を開くと、第1の供給管51及び第2の供給管52を通って供給口55に研削水57が流れ込む。
供給口55に流れた研削水57は、研削ホイール22の被装着面210とホイールマウント23の装着面200との間に形成された隙間60を水シール(水によるシール)して塞ぎ、水シール部60aを形成する。これにより、研削屑が隙間60に侵入するのを防ぐことができる。図7において斜線で示すように、水シール部60aは、円環状に形成される。そして、図6に示すように、隙間60を通った研削水57は流路56に流れ込み研削砥石21に向けて供給される。
次に、研削ホイール22の交換時等に、研削ホイール着脱手段30によって研削ホイール22をホイールマウント23から取り外すための動作例について説明する。図8に示すように、吸引バルブ33を閉じるとともに、吐出バルブ35を開く。次いで、供給源36により流体(例えば、エアー)を第1の吸引管31及び第2の吸引管32に供給する。そして、吸引口201から研削ホイール22の被装着面210にむけてエアーを吐出させ、研削ホイール22をホイールマウント23の装着面200から離脱させる。
以上のように、研削装置1に備える研削ホイール着脱手段30は、回転軸24の内部を長手方向に貫通する第1の吸引管31と第1の吸引管31に連通するとともにホイールマウント23の装着面200に配設された吸引口201に接続される第2の吸引管32と、吸引口201からの吸引と吸引の遮断とを切り替える吸引バルブ33と、研削ホイール22をホイールマウント23の所定の位置にガイドするガイド部37とを備えているため、吸引バルブ33を開くことにより、吸引源34からの吸引力が吸引口201において作用するとともにガイド部37によってホイールマウント23の装着面200に研削ホイール22の被装着面210をずれることなくガイドして吸引保持させることができる。したがって、ネジを使用しなくても研削ホイール22の着脱作業を容易に行うことができる。
研削装置1には、ホイールマウント23に装着した研削ホイール22に研削水を供給する研削水供給手段50を備え、研削水供給手段50は、第1の吸引管31と平行して回転軸24の内部を長手方向に貫通する第1の供給管51と、これに連通するとともに供給口55に接続される第2の供給管52と、供給口から研削水57の通水と遮断とを切り替える通水バルブ53と、を備えているため、板状ワークWの研削中は、通水バルブ53を開くことにより、供給口55に研削水57を供給してホイールマウント23の装着面200と研削ホイール22の被装着面210との間に形成される隙間60を水シールして塞ぐことができる。これにより、板状ワークWの研削屑などが隙間60に侵入することを防ぎ、研削ホイール22がホイールマウント23に密着しすぎることはないため、ホイールマウント23から研削ホイール22を容易に取り外すことが可能となる。
研削装置1の第1の吸引管31には、供給源36に接続されるとともに吸引口201からの流体の研削ホイール22にむけた吐出と吐出の遮断とを切り替える吐出バルブ35を備えているため、ホイールマウント23から研削ホイール22を取り外す際、吐出バルブ35を開くことにより、吸引口201から研削ホイール22にむけて流体を吐出させることができる。したがって、ホイールマウント23から研削ホイール22を容易に取り外すことができる。
さらに、ホイールマウント23の下面には、研削ホイール22の吸引保持を維持するための複数の保持維持手段40が備えてあるため、板状ワークWの研削中は、保持維持手段40がピン41を軸として水平に回転して研削ホイール22のツバ22aを固定するため、ホイールマウント23から研削ホイール22が落下するのを防ぐことができる。
1:研削装置
2:装置ベース 2a:上面
3:コラム
4:移動基台
5:保持テーブル 5a:保持面
6:蛇腹
7:ロータリージョイント
8:溝
9:位置決め溝
10:研削送り手段 11:ボールネジ 12:モータ 13:ガイドレール
14:昇降板
20:研削手段 21:研削砥石 22:研削ホイール 22a:ツバ
23:ホイールマウント 24:回転軸 25:ハウジング
200:装着面 201:吸引口 210:被装着面
30:研削ホイール着脱手段 31:第1の吸引管 32:第2の吸引管
33:吸引バルブ 34:吸引源 35:吐出バルブ 36:供給源
37:ガイド部 37a:拡径部 38:バネ
40:保持維持手段 41:ピン
50:研削水供給手段 51:第1の供給管 52:第2の供給管
53:通水バルブ 54:研削水供給源 55:供給口 56:流路 57:研削水
60:隙間

Claims (3)

  1. 板状ワークを保持する保持テーブルと、該保持テーブルが保持する板状ワークを研削する研削手段とを少なくとも備えた研削装置において、
    該研削手段は、研削砥石が環状に配列されたリング形状の研削ホイールと、
    該研削ホイールを装着させる装着面を備えたホイールマウントと、
    該ホイールマウントの中心を軸として該ホイールマウントを回転可能に連結する回転軸と、
    該研削ホイールを該ホイールマウントに装着するとともに該ホイールマウントから該研削ホイールを離脱させる研削ホイール着脱手段と、により構成され、
    該研削ホイール着脱手段は、該回転軸の内部を長手方向に貫通する第1の吸引管と、
    該ホイールマウントの内部に配設され、該第1の吸引管に連通し該ホイールマウントの該装着面に配設された吸引口に接続される第2の吸引管と、
    該吸引口からの吸引と該吸引の遮断とを切り替える吸引バルブと、
    該吸引バルブの作動によって該研削ホイールを該ホイールマウントの該装着面に吸引保持するとき、該研削ホイールを該ホイールマウントの所定の位置にガイドするガイド部と、を備え
    さらに、該ホイールマウントに装着した該研削ホイールに研削水を供給する研削水供給手段を備えており、
    該研削水供給手段は、該第1の吸引管と平行に該回転軸の内部を長手方向に貫通する第1の供給管と、
    該ホイールマウントの内部に配設され、該第1の供給管に連通し該装着面に配設された供給口に接続される第2の供給管と、
    該供給口への研削水の通水と該通水の遮断とを切り替える通水バルブと、を備え、
    該通水バルブが作動することによって該研削ホイールへの研削水の供給を可能にしており、
    該供給口は、該吸引口の周囲を囲う形状に形成され、該供給口に供給される研削水によって該ホイールマウントの装着面と該装着面に装着された該研削ホイールの被装着面との隙間を水シールすることを特徴する研削装置。
  2. 前記第1の吸引管に流体を供給する供給源を接続し、前記吸引口からの流体の吐出と該吐出の遮断とを切り替える吐出バルブを備える請求項1記載の研削装置。
  3. 前記吸引バルブを作動させ前記吸引口からの吸引によって吸引保持した前記研削ホイールの保持を維持する保持維持手段を備えた請求項1記載の研削装置。
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