JP2021125581A - 洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力を消費せずに保持面を洗浄する。【解決手段】洗浄具50と、洗浄具50に連結された回転軸55、回転軸55を回転可能に支持するベアリング52、及び回転軸55に連結される水車53、並びに水車53を収容する第1ケーシング54を有する回転手段51とを備える洗浄装置5を用いて、保持面200に洗浄具50の下面502が接触している状態で、水供給源8から第1ケーシング54の第1入口56に水80を供給して、水車53の羽530を流水による押力で旋回させることにより、水車53に連結されている回転軸55、及び回転軸55に連結されている洗浄具50を回転させるとともに、第1ケーシング54の第1出口57から水80を排出し、洗浄具50の下面502に伝達して、保持面200に供給することにより、保持面200を洗浄する。【選択図】図2

Description

本発明は、洗浄装置に関する。
研削砥石を用いて被加工物を研削して薄化する研削装置は、チャックテーブルのポーラス部材等からなる保持面に被加工物を吸引保持している。研削砥石を用いた被加工物の研削により生じる研削屑は、保持面の外周縁部分に吸引され、該部分に付着してしまう。そして、研削加工後、被加工物を保持面から離間させると、該部分には研削屑が付着したままになる場合がある。
そのため、研削装置は、特許文献1に開示のように洗浄砥石を保持面に接触させて、保持面に付着している研削屑を削り落とす保持面洗浄装置を備えている。
特開2017−140663号公報
保持面洗浄装置は、モータを用いて洗浄砥石を回転させている。モータを用いて洗浄砥石を回転させて保持面を洗浄しているため、電力を消費する。したがって、電力を用いずに、保持面を洗浄する洗浄装置が必要とされている。
本発明は、洗浄水を供給しながら、回転手段を用いて洗浄具を回転させ、該洗浄具を用いて被洗浄物を洗浄する洗浄装置であって、該回転手段は、該洗浄具に連結する回転軸と、該回転軸を回転可能に支持するベアリングと、該洗浄具と離間し該回転軸に連結される水車と、該水車を収容するケーシングと、該ケーシングの内部に水を進入させる入口と、該ケーシングの内部から水を排出させる出口とを備え、該入口から進入する水によって該ケーシングの内部に配設されている該水車を回転させ、該回転軸を介して回転する該洗浄具を被洗浄物に当接させて被洗浄物を洗浄する、洗浄装置である。
上記の洗浄装置は、該ケーシングの該出口から排出された該水を該洗浄水として少なくとも被洗浄物に供給することが望ましい。
上記の洗浄装置は、該ベアリングとして、該回転軸を囲繞する軸受け部に水を供給することによって形成される水ベアリングを用いることが望ましい。
洗浄装置を用いた保持面の洗浄においては、モータ等を用いて洗浄具を回転させないため、電力を消費せずに保持面の洗浄を行うことができる。
また、洗浄装置が洗浄具を回転させるためのモータ等を備えないため、加工装置を小型化することができる。
さらには、水ベアリングを用いることにより、ベアリングからゴミや油等が排出されるのを抑制することができ、保持面の汚染を防止できる。
加工装置全体を表した斜視図である。 第1洗浄装置を用いて保持面を洗浄する様子を表した断面図である。 第1洗浄装置のうち特に水車、連結部材、マウント、及び第1洗浄具を表した分解斜視図である。 第2洗浄装置を用いて保持面を洗浄する様子を表した断面図である。 第2洗浄装置のうち特に水車、連結部材、マウント、及び第2洗浄具を表した分解斜視図である。
図1に示す加工装置1は、加工手段3を用いて半導体ウェーハ等の被加工物17を加工する加工装置である。
加工装置1は、図1に示すように、Y軸方向に延設されたベース10と、ベース10の+Y方向側に立設されたコラム11とを備えている。
コラム11の−Y方向側の側面には、加工手段3を昇降可能に支持する加工送り手段4が配設されている。加工手段3は、Z軸方向の回転軸35を有するスピンドル30と、スピンドル30を回転可能に支持するハウジング31と、回転軸35を軸にしてスピンドル30を回転駆動するスピンドルモータ32と、スピンドル30の下端に接続された円環状のマウント33と、マウント33の下面に着脱可能に装着された加工具34とを備えている。
加工具34は、例えば研削ホイールであり、ホイール基台341と、ホイール基台341の下面に環状に配列された略直方体形状の複数の研削砥石340とを備えている。研削砥石340の下面は、被加工物17に接触する研削面342となっている。
加工送り手段4は、Z軸方向の回転軸45を有するボールネジ40と、ボールネジ40に対して平行に配設された一対のガイドレール41と、回転軸45を軸にしてボールネジ40を回転させるZ軸モータ42と、内部のナットがボールネジ40に螺合して側部がガイドレール41に摺接する昇降板43と、昇降板43に連結され加工手段3を支持するホルダ44とを備えている。
Z軸モータ42によってボールネジ40が駆動されて、ボールネジ40が回転軸45を軸にして回転すると、これに伴って、昇降板43がガイドレール41に案内されてZ軸方向に昇降移動するとともに、ホルダ44に保持されている加工手段3の加工具34がZ軸方向に移動することとなる。
ベース10の上には、チャックテーブル2が配設されている。チャックテーブル2は円板状の吸引部20と吸引部20を支持する環状の枠体21とを備えている。吸引部20の上面は被加工物17が保持される保持面200であり、枠体21の上面210は保持面200に面一に形成されている。
保持面200には図示しない吸引手段が接続されている。保持面200に被加工物17が載置されている状態で、図示しない吸引手段を用いて吸引力を発揮させることにより、生み出された吸引力が保持面200に伝達されて、保持面200に被加工物17を吸引保持することができる。
チャックテーブル2の周囲にはカバー27及びカバー27に伸縮自在に連結された蛇腹28が配設されている。例えば、チャックテーブル2がY軸方向に移動すると、カバー27がチャックテーブル2とともにY軸方向に移動して蛇腹28が伸縮することとなる。
ベース10の−Y方向側には、カセット載置部12が設けられている。
カセット載置部12には、カセット70が載置されている。カセット70には、研削加工前の被加工物17が収容されている。また、カセット70には、研削加工後の被加工物17を収容することができる。
カセット70の+Y方向側には、ロボット71が配設されている。ロボット71は、保持手段710と保持手段710を旋回可能に支持する軸部711とを備えている。保持手段710の上面は、被加工物17が保持される保持面712となっている。保持手段710を用いてカセット70に収容されている被加工物17をカセット70から取り出して、軸部711を軸にして保持手段710を旋回させることにより、被加工物17を搬送することができる。
保持手段710の可動域における+X方向側には、研削加工前の被加工物17が仮置きされる仮置き領域13が配設されており、保持手段710の可動域における−X方向側には、研削加工後の被加工物17を洗浄する洗浄領域14が設けられている。
仮置き領域13には、位置合わせ手段72が配設されている。カセット70から搬出されて仮置き領域13に載置された被加工物17は、位置合わせ手段72によって所定の位置に位置合わせされることとなる。
洗浄領域14には、スピンナ洗浄手段73が配設されている。スピンナ洗浄手段73は、被加工物17が保持される保持手段730と、保持手段730に保持された被加工物17に向けて洗浄水を噴出する洗浄水供給ノズル731とを備えている。保持手段730の上面は、被加工物17が保持される保持面732となっている。
例えば、保持手段730の保持面732に研削加工後の被加工物17が載置されている状態で、洗浄水供給ノズル731から洗浄水を供給することにより被加工物17を洗浄することができる。
仮置き領域13に隣接する位置には、位置合わせ手段72によって位置合わせされた被加工物17をチャックテーブル2に搬入する搬入手段608が配設されている。
搬入手段608は、円板状のパッド60及びパッド60を吊持するアーム61を備えている。アーム61の端部には、Z軸方向の回転軸65を有する筒状の軸部610が連結されている。例えば、軸部610には、回転軸65を軸にして軸部610を回転させる図示しない回転手段等が接続されている。
搬入手段608の−X方向側には、研削加工後の被加工物17をチャックテーブル2の保持面200から搬出させる搬出手段609が配設されている。搬出手段609は、搬入手段608と同様の構成を有しているため、同様の符号を付して、その説明を省略する。
ベース10の上には、チャックテーブル2の移動経路(Y軸方向)に跨るように架設された門型コラム15が備えられている。門型コラム15には、被洗浄物の一例である保持面200を洗浄する第1洗浄装置5が支持されている。第1洗浄装置5は、例えば、図示しないX軸方向への移動手段等により、X軸方向に往復移動可能に構成されていてもよい。
第1洗浄装置5は、図2に示すように、第1洗浄具50と第1洗浄具50を回転させる回転手段51とを備えている。
回転手段51は、第1洗浄具50に連結された回転軸55と、回転軸55を回転可能に支持する水ベアリング52と、第1洗浄具50と離間されて配設され回転軸55に連結されている円環状の水車53と、水車53を収容する第1ケーシング54とを備えている。
第1ケーシング54は、水車53及び回転軸55を収容している。第1ケーシング54は、第1ケーシング54の内部に水を進入させる第1入口56と、第1ケーシング54の内部から水を排出させる第1出口57とを備えている。第1入口56には、水供給源8が接続されている。
回転軸55は、Z軸方向に延びる部材であり、Z軸方向の軸心505を有している。回転軸55は、例えば、その−Z方向側の部分である小径部550と、小径部550の+Z方向側に連結された大径部551とを備えている。
水ベアリング52は、軸部520と軸部520を囲繞する軸受け部521とを備えており、軸部520の一部及び軸受け部521は、第1ハウジング522に収容されている。軸部520は、第1ハウジング522の下部の開口525を貫通しており、軸部520の−Z方向側の端部は、第1ケーシング54の開口540を貫通して、水車53に連結されている。
第1ケーシング54と軸部520との間には、両者の間の隙間を埋めるシール81が貼着されており、第1ケーシング54と軸部520とはシール81を介して連結されている。第1ハウジング522には、例えば、第1給水口523と第1排水口524とが形成されており、第1給水口523には、水供給源8が接続されている。水ベアリング52は、水供給源8から第1ハウジング522の内部の流路526に供給され、流路526から軸受け部521に向けて水を噴出することにより、軸受け部521を非接触状態で回転可能に支持する。
水供給源8から第1ハウジング522の内部の流路526に供給された水は第1排水口524から排出されて、保持面200に供給されることとなる。
なお、回転手段51は、上記の水ベアリング52にかえて、例えばエアベアリング、ボールベアリング等を備えるものであってもよい。
第1洗浄具50の中心部には、表裏を貫通する流路58が形成されている。第1洗浄具50には、マウント500が連結されており、マウント500には連結部材501を介して回転軸55が連結されている。マウント500には、表裏を貫通する貫通孔59が形成されている。第1ケーシング54と連結部材501との間には、両者の間の隙間を埋めるシール82が貼着されており、第1ケーシング54と連結部材501とはシール82を介して連結されている。
図3に示すように、連結部材501の中心部には、図2に示した小径部550が連結される。また、小径部550が連結された部分の周囲には、表裏を貫通する複数の流入口503が形成されている。
図2に示すように、連結部材501は、マウント500に接続されている。流入口503は、図2に示したマウント500の貫通孔59と連通し、第1出口57から排出される水は、流入口503及び貫通孔59を通り、第1洗浄具50に形成された流路58に流入する。
水供給源8を用いて、第1入口56から第1ケーシング54の内部に水80を供給すると、供給された水80は、貫通孔59及び流路58を通って、洗浄水として第1洗浄具50に供給されることとなる。
第1洗浄具50は、例えば洗浄砥石、スポンジ等を有している。
水車53は、図2及び図3に示すように、円形薄板状の円板部531を備えている。円板部531の−Z方向側の面である下面5310の中央には、筒状の収容部532が−Z方向に延ばされて配設されている。
また、円板部531の下面5310における収容部532の周りには、略直方体状の複数の羽530が下面5310から−Z方向に延ばされて配設されている。例えば、羽530は、いわゆる放射状プロペラのブレードの如く、下面5310の中心をその放射中心として放射状に配設されている。
水車53は、羽530が水供給源8から供給される流水による押力を受けることによって回転可能である。水供給源8から第1ケーシング54の内部に水を供給することにより、羽530が流水による押力を受けて水車53が回転すると、水車53に連結されている回転軸55が軸心505を軸にして回転する構成となっている。
例えば、図2に示すように、第1洗浄具50の下面502が保持面200に接触している状態で、水供給源8から第1ケーシング54の内部に水を供給しながら、軸心505を軸にして水車53を回転させることにより、保持面200と第1洗浄具50の下面502との間に水が供給されるとともに、水車53に連結されている回転軸55、及び回転軸55に連結されている第1洗浄具50が軸心505を軸にして回転して、保持面200が洗浄されることとなる。
なお、第1洗浄装置5は、図1に示した加工装置1に配設されるものに限定されず、加工装置1から独立した単一の洗浄装置としてその作用効果を発揮できるものであってもよい。
加工装置1を用いて被加工物17の研削加工を行う際には、まず、図1に示したロボット71を用いてカセット70に収容されている被加工物17のうちの一枚を引き出して、仮置き領域13に載置する。被加工物17が仮置き領域13に載置されると、位置合わせ手段72による被加工物17の位置合わせが行われる。
位置合わせ手段72によって被加工物17の位置合わせを行った後、搬入手段608を用いて被加工物17をチャックテーブル2の保持面200に載置して、図示しない吸引手段等を作動させる。これにより、生み出された吸引力が保持面200に伝達されて、被加工物17が保持面200に吸引保持される。
そして、被加工物17が保持面200に吸引保持されている状態で、チャックテーブル2を+Y方向に移動させて、加工手段3の下方に位置付ける。
次いで、回転手段24を用いて回転軸25を軸にしてチャックテーブル2を回転させることにより、保持面200に保持されている被加工物17を回転させるとともに、スピンドルモータ32を用いて回転軸35を軸にして研削砥石340を回転させる。
被加工物17が回転軸25を軸にして回転しており、かつ、研削砥石340が回転軸35を軸にして回転している状態で、加工送り手段4を用いて研削砥石340を−Z方向に下降させて、研削砥石340の研削面342を被加工物17の上面170に接触させる。
研削面342が被加工物17の上面170に接触している状態で、さらに研削砥石340を−Z方向に下降させることにより被加工物17が研削される。
被加工物17の研削加工中には、図示しない厚み測定手段を用いて被加工物17の厚みが測定される。被加工物17が所定の厚みまで研削されたら研削加工を終了する。
被加工物17の研削加工の終了後、搬出手段609を用いて被加工物17をチャックテーブル2の保持面200から搬送して、洗浄領域14に位置づけるとともに、スピンナ洗浄手段73を用いて上面170を洗浄する。そして、ロボット71を用いてカセット70に収容する。
次に、第1洗浄装置5を用いて被洗浄物たるチャックテーブル2の保持面200を洗浄する。
具体的には、まず、チャックテーブル2を−Y方向に移動させて、図2に示すように、第1洗浄具50の下面502を保持面200に接触させる。
そして、水供給源8を作動して、水80を第1入口56及び第1給水口523から第1ケーシング54及び第1ハウジング522の内部の流路526にそれぞれ供給する。
これにより、水車53の羽530が流水に押圧されて旋回し、水車53が軸心505を軸に回転すると共に、水車53に連結されている回転軸55及び回転軸55に連結されている第1洗浄具50が軸心505を軸に回転する。
また、第1ハウジング522の内部の流路526に水80が供給されることにより、水ベアリング52が作用して、軸部520の滑らかで安定的な回転が促される。
水供給源8から第1ケーシング54の内部に供給された水80は、第1ケーシング54の第1出口57から第1ケーシング54の外側へと排出され、洗浄水として第1洗浄具50の下面502から、保持面200に供給される。
保持面200と第1洗浄具50の下面502との間に洗浄水が供給されている状態で、第1洗浄具50が回転しながら保持面200に当接することにより、保持面200が洗浄される。
なお、第1洗浄具50を用いて、保持面200に保持された被加工物17を洗浄してもよい。
本洗浄装置は、上記の第1洗浄装置5に限定されず、例えば、図4に示す第2洗浄装置9であってもよい。
第2洗浄装置9は、第2洗浄具90と第2洗浄具90をX軸方向の軸心905を軸にして回転させる回転手段91とを備えている。
回転手段91は、第2洗浄具90に連結された回転軸95と、第2洗浄具90と離間されて配設され回転軸95に連結されている円環状の水車93と、水車93の−X方向側に配設された水ベアリング9201及び第2洗浄具90の+X方向側に配設された水ベアリング9202と、水車93を収容する第2ケーシング94とを備えている。
第2ケーシング94は、水車93及び回転軸95を収容している。第2ケーシング94は、第2ケーシング94の内部に水を進入させる第2入口96と、第2ケーシング94の内部から水を排出させる第2出口97とを備えている。第2入口96には、水供給源8が接続されている。
回転軸95は、X軸方向に延びる部材であり、X軸方向の軸心905を有している。回転軸95は、例えば、+X方向側の部分である小径部950と、小径部950の−X方向側に連結された大径部951とを備えている。
回転軸95の+X方向側の端部には、中空円筒状の回転支持部900が連結されている。回転支持部900の内部には、例えば大径流路901がX軸方向に延ばされて形成されている。大径流路901の−X方向側の端部は、第2ケーシング94の第2出口97から排出される水が流れ込む流入口903を形成している。
また、回転支持部900の内部には、大径流路901から分岐して、大径流路901の延在方向(X軸方向)に対して略垂直な方向に回転支持部900の側面904まで延ばされた複数の分岐流路902が形成されている。分岐流路902の大径流路901に接続されていない側の端部は、大径流路901から分岐流路902に流れ込んだ水が回転支持部900の外側に流れ出す流出口906となっている。
水供給源8から第2ケーシング94の内部に供給されて、第2ケーシング94の第2出口97から排出された水は、流入口903から大径流路901に流れ込んで分岐流路902を通り、流出口906から回転支持部900の外側へと流出することとなる。
第2洗浄具90は、環状の洗浄砥石、またはスポンジ等であり、回転支持部900の側面904を巻回するように配設されている。
流出口906から回転支持部900の外側へと流出した水は、第2洗浄具90に吸収されていき、第2洗浄具90の外側面99から第2洗浄具90の外側へと流出することとなる。
第2ケーシング94と回転支持部900の−X方向側の底面との間には、両者の間の隙間を埋めるシール84が貼着されており、第2ケーシング94と回転支持部900とはシール84を介して連結されている。
水ベアリング9201は、軸部920と、軸部920を囲繞する軸受け部921とを備えており、軸部920の一部及び軸受け部921は、第2ハウジング922に収容されている。軸部920は、第2ハウジング922のX軸方向側部の開口925を貫通しており、軸部920の−X方向側の端部は、第2ケーシング94の貫通孔940に貫通して、水車93に連結されている。
第2ハウジング922には、例えば、第2給水口923と第2排水口924とが形成されており、第2給水口923には、水供給源8が接続されている。水ベアリング9201は、水供給源8から第2ハウジング922の内部の流路926に供給される水により、軸受け部921を非接触状態で支持する。
第2ケーシング94と軸部920との間には、両者の間の隙間を埋めるシール83が貼着されており、第2ケーシング94と軸部920との間にはシール83が配置されている。
水ベアリング9202は、回転支持部900の+X方向側に回転可能に接続された軸部920を有している。水ベアリング9202のその他の部分は、水ベアリング9201と同様に構成されているため、同様の符号を付してその説明を省略する。
なお、回転手段91は、上記の水ベアリング9201及び9202にかえて、例えばエアベアリング、ボールベアリング等を備えるものであってもよい。
水車93は、図4及び図5に示すように、円形薄板状の円板部931を備えている。円板部931の+X方向側の面である下面9310の中央には、大径部951を収容する収容部932が+X方向に延ばされて形成されている。
また、円板部931の下面9310における収容部932の周りには、複数の羽930が下面9310から+X方向に延ばされて配設されている。例えば、羽930は、いわゆるうず巻き型プロペラのブレードの如く、下面9310の中心をその渦中心としてうず巻き状に配設されているものとする。
水車93は、それぞれの羽930が水供給源8から供給される流水による押力を受けることにより軸心905を軸にして回転可能である。
水供給源8から第2ケーシング94の内部に水を供給することにより、羽930が流水の押圧を受け、水車93及び水車93に連結されている回転軸95が回転する構成となっている。
第2洗浄装置9を用いて保持面200を洗浄する際には、図4に示すように、まず、第2洗浄具90の外側面99を保持面200に接触させる。
第2洗浄具90の外側面99が保持面200に接触している状態で、水供給源8から第2ケーシング94の内部に水80を供給するとともに、軸心905を軸にして水車93を回転させる。これにより、水供給源8から第2ケーシング94の内部に供給された水80は、第2出口97から流出し、流入口903から回転支持部900の内部の大径流路901を通じて複数の分岐流路902に流れていき、流出口906から回転支持部900の外側に流出する。そして、水80は洗浄水として、第2洗浄具90の内部を通って、第2洗浄具90の外側面99から保持面200に供給される。
また、水車93に連結されている回転軸95、及び回転軸95に連結されている第2洗浄具90が軸心905を軸にして回転する。
保持面200と第2洗浄具90の外側面99との間に洗浄水が供給されている状態で、第2洗浄具90が回転しながら保持面200に当接することにより、保持面200が洗浄される。
なお、第2洗浄具90を用いて、保持面200が保持する被加工物17を洗浄してもよい。また、第2洗浄具90の上に保持面200または保持面200が保持する被加工物17を配置して、保持面200または保持面200が保持する被加工物17を洗浄してもよい。
第1洗浄装置5を用いた保持面200の洗浄、及び第2洗浄装置9を用いた保持面200の洗浄においては、モータ等を用いて第1洗浄具50を回転させないため、電力を消費せずに保持面200の洗浄を行うことができる。
また、第1洗浄装置5、及び第2洗浄装置9は第1洗浄具50を回転させるためのモータ等を要しないため、加工装置1を小型化することができる。
さらには、水ベアリング52を用いることにより、ベアリングからゴミや油等が排出されるのを抑制することができ、保持面200の汚染を防止できる。
1:加工装置 10:ベース 11:コラム
2:チャックテーブル 20:保持手段 200:保持面
21:枠体 210:枠体の上面 22:基台 24:回転手段 25:回転軸
3:加工手段 30:スピンドル 31:ハウジング 32:スピンドルモータ
33:マウント 34:研削ホイール 340:研削砥石 342:研削面
341:ホイール基台 35:回転軸
4:上下移動手段 40:ボールネジ 41:ガイドレール 42:Z軸モータ
43:昇降板 44:ホルダ 45:回転軸
5:第1洗浄装置 50:第1洗浄具 502:下面
500:マウント 501:連結部材 51:回転手段 505:軸心
52:水ベアリング 520:軸部 521:軸受け部 522:第1ハウジング
523:第1給水口 524:第1排水口 525:開口 526:流路
53:水車 530:羽 531:円板部 5310:下面 532:収容部
54:第1ケーシング 540:開口
55:回転軸 550:小径部 551:大径部 56:第1入口 57:第1出口
58:流路 59:貫通孔 503:流入口
60:パッド 61:アーム 610:軸部 65:回転軸
70:カセット 71:ロボット 710:保持手段 712:保持面
711:軸部 72:位置合わせ手段
73:洗浄手段 730:保持手段 732:保持面 731:洗浄水供給ノズル
8:水供給源 9:第2洗浄装置 90:第2洗浄具 99:外側面
900:回転支持部 904:側面 905:軸心
901:大径流路 903:流入口 902:分岐流路 906:流出口
91:回転手段 9201、9202:水ベアリング
920:軸部 921:軸受け部 922:第2ハウジング
923:第2給水口 924:第2排水口 925:開口 926:流路
93:水車 930:羽 931:円板部 9310:下面 932:収容部
94:第2ケーシング 940:開口 95:回転軸
950:小径部 951:大径部 96:第2入口 97:第2出口
17:被加工物 170:被加工物の上面 80:水 81〜84:シール

Claims (3)

  1. 洗浄水を供給しながら、回転手段を用いて洗浄具を回転させ、該洗浄具を用いて被洗浄物を洗浄する洗浄装置であって、
    該回転手段は、該洗浄具に連結する回転軸と、該回転軸を回転可能に支持するベアリングと、該洗浄具と離間し該回転軸に連結される水車と、該水車を収容するケーシングと、該ケーシングの内部に水を進入させる入口と、該ケーシングの内部から水を排出させる出口とを備え、
    該入口から進入する水によって該ケーシングの内部に配設されている該水車を回転させ、該回転軸を介して回転する該洗浄具を被洗浄物に当接させて被洗浄物を洗浄する、洗浄装置。
  2. 該ケーシングの該出口から排出された該水を該洗浄水として少なくとも被洗浄物に供給する請求項1記載の洗浄装置。
  3. 該ベアリングは、該回転軸を囲繞する軸受け部に水を供給することによって形成される水ベアリングを用いる請求項1または請求項2記載の洗浄装置。
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