JP6020353B2 - 情報処理装置、画像形成装置、遠隔操作方法、遠隔制御方法、遠隔操作プログラムおよび遠隔制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、画像形成装置、遠隔操作方法、遠隔制御方法、遠隔操作プログラムおよび遠隔制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、情報処理装置、画像形成装置、遠隔操作方法、遠隔制御方法、遠隔操作プログラムおよび遠隔制御プログラムに関し、特に、画像形成装置を遠隔制御する情報処理装置、その情報処理装置で実行される遠隔操作方法および遠隔操作プログラム、その情報処理装置により遠隔制御される画像形成装置、その画像形成装置で実行される遠隔制御方法および遠隔制御プログラムに関する。
複合機(MFP)をスマートフォン等の携帯情報装置で遠隔操作する技術が知られている。例えば、特開2006−086642号公報には、当該画像形成装置の端末装置にWebページを配信する画像形成装置であって、当該画像形成装置の画面上に表示される操作画面と当該画像形成装置の端末装置の画面上に前記Webページとして表示される操作画面とを、一方の操作画面の使用中は他方の操作画面の使用が制限されるように制御する操作画面制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置が記載されている。
一方、画像形成装置は、電力消費を低減するために、直ちに画像形成可能な通常モードと、画像を形成するまでに時間を要するが通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとを有し、操作パネルから操作を受け付けない時間が所定時間を超える場合に、動作モードを通常モードから省電力モードに切り換える機能を有する。このため、ユーザーが携帯情報装置で画像形成装置を遠隔操作している間に、画像形成装置において動作モードが省電力モードに切り換わる場合がある。その場合に、画像形成装置が画像形成可能な状態になるまでの間、ユーザーは待たなければならない。
また、画像形成装置は、操作パネルから操作を受け付けない時間が所定時間を超える場合に、それまで設定されていた設定値を初期値にリセットする機能を有する。このため、ユーザーが携帯情報装置で画像形成装置を遠隔操作している間に、画像形成装置において設定値が初期値にリセットされる場合があり、その場合には、最初から設定値を設定する操作を入力しなければならない。
特開2006−086642号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、画像形成装置を遠隔操作する際の利便性を向上した情報処理装置を提供することである。
この発明の他の目的は、情報処理装置により遠隔操作される場合の利便性を向上した画像形成装置を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、画像形成装置を遠隔操作する際の利便性を向上した遠隔操作方法および遠隔操作プログラムを提供することである。
この発明のさらに他の目的は、情報処理装置により遠隔操作される場合の利便性を向上した遠隔制御方法および遠隔制御プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、情報処理装置は、画像形成装置を遠隔制御する情報処理装置であって、ユーザーによる操作を受け付ける遠隔操作受付手段と、アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行手段と、遠隔操作受付手段により受け付けられた遠隔操作に基づいて、画像形成装置を遠隔制御する遠隔制御手段と、を備え、遠隔制御手段は、画像形成装置との間の通信が確立した後にアプリケーション実行手段により実行されているアプリケーションプログラムが画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムである場合は、画像形成装置が情報処理装置によって遠隔制御されている動作状態を変化させないように画像形成装置を遠隔制御する状態維持手段と、を含む。
この局面に従えば、画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムが実行されている場合は、画像形成装置が情報処理装置によって遠隔制御されている動作状態を変化させないように画像形成装置を制御する。このため、ユーザーが関連プログラムを実行させている間は、遠隔操作を入力しない場合であっても画像形成装置が動作状態を変化しないので、画像形成装置を遠隔操作しながらアプリケーションプログラムを実行させることができる。その結果、画像形成装置を遠隔操作する際の利便性を向上した情報処理装置を提供することができる。
好ましくは、ユーザーが移動する移動動作を検出する移動動作検出手段を、さらに備え、状態維持手段は、移動動作検出手段により移動動作が検出されないことを条件に、画像形成装置が情報処理装置によって遠隔制御されている動作状態を変化させないように画像形成装置を遠隔制御する。
この局面に従えば、ユーザーが遠隔操作を終了することなく移動する場合があり、ユーザーが遠隔操作を終了する操作を忘れた場合に画像形成装置の稼働率を向上させることができる。
好ましくは、画像を表示する表示手段と、被写体を撮像する撮像手段と、撮像手段により撮像された画像に基づいて、ユーザーの視線を検出する視線検出手段と、をさらに備え、状態維持手段は、移動動作検出手段により移動動作が検出されている場合、表示手段によって画像が表示されている状態で視線検出手段によって検出されたユーザーの視線が表示手段を向く方向であることを条件に、画像形成装置が情報処理装置によって遠隔制御されている動作状態を変化させないように画像形成装置を遠隔制御する。
この局面に従えば、画像が表示されている状態で、ユーザーの視線が表示手段を向く方向であることを条件に、動作状態を変化させないように画像形成装置を遠隔制御する。ユーザーの視線が表示手段を向く場合には、情報処理装置を操作している確率が高い。このため、情報処理装置を操作している間に画像形成装置の遠隔操作を継続することができる。
好ましくは、画像形成装置は、動作モードを通常モードに切り換えている状態で、予め定められた第1放置時間の間継続して情報処理装置によって遠隔制御されない場合に、動作モードを通常モードより消費電力の低い省電力モードに切り換えるモード切換手段を備え、状態維持手段は、遠隔操作受付手段により遠隔操作を最後に受け付けた時から第1放置時間より短い時間が経過するごとに、ダミーコマンドを送信することによって画像形成装置を遠隔制御する
この局面に従えば、画像形成装置を遠隔操作中に画像形成装置を通常モードに維持することができる。
好ましくは、画像形成装置は、処理を実行するための処理実行手段と、情報処理装置により遠隔制御されることによって、処理実行手段が処理を実行するための動作条件を設定する設定手段と、を備えており、設定手段は、予め定められた第2放置時間の間継続して情報処理装置によって遠隔制御されない場合に、動作条件を予め定められた初期条件に設定する初期条件設定手段を含み、状態維持手段は、遠隔操作受付手段により遠隔操作を最後に受け付けた時から第2放置時間より短い時間が経過するごとに、ダミーコマンドを送信することによって画像形成装置を遠隔制御する、画像形成装置を遠隔操作する初期化制限手段を含む。
この局面に従えば、画像形成装置を遠隔操作中に、画像形成装置に設定した動作条件を維持することができる。
この発明の他の局面によれば、画像形成装置は、情報処理装置によって遠隔制御される画像形成装置であって、情報処理装置を操作するユーザーの動作を示す動作情報を情報処理装置から取得する動作情報取得手段と、動作情報取得手段によって取得された動作情報に基づいて、情報処理装置との間の通信が確立した後に情報処理装置によって実行されているアプリケーションプログラムが画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムと判断される場合、情報処理装置により遠隔制御される状態を維持する遠隔制御状態維持手段と、を備える。
この局面に従えば、情報処理装置との間の通信が確立した後に情報処理装置によって実行されているアプリケーションプログラムが画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムと判断する場合、情報処理装置により遠隔制御される状態を維持する。このため、ユーザーが情報処理装置に関連プログラムを実行させている場合は、遠隔操作を入力しない場合であっても情報処理装置により遠隔制御される状態を維持するので、ユーザーは、情報処理装置で画像形成装置を遠隔操作しながら情報処理装置にアプリケーションプログラムを実行させることができる。その結果、情報処理装置により遠隔操作される場合の利便性を向上した画像形成装置を提供することができる。
この局面に従えば、情報処理装置で画像形成装置を遠隔操作しながらアプリケーションプログラムを実行することができる。
好ましくは、動作情報は、ユーザーが移動中の場合には、移動中であることを示す移動動作情報を含み、遠隔制御状態維持手段は、動作情報が移動動作情報を含まないことを条件に、情報処理装置により遠隔制御される状態を維持する。
この局面に従えば、ユーザーが遠隔操作を終了することなく移動する場合があり、ユーザーが遠隔操作を終了する操作を忘れた場合に稼働率を向上させることができる。
好ましくは、動作情報は、ユーザーの視線が情報処理装置の備える表示手段を向く方向である場合には、表示手段を視認中であることを示す視認中情報を含み、遠隔制御状態維持手段は、動作情報が移動動作情報を含む場合であっても視認中情報を含む場合は、情報処理装置により遠隔制御される状態を維持する。
この局面に従えば、情報処理装置において画像が表示されている状態で、ユーザーの視線が表示手段を向く方向である間は、情報処理装置により遠隔制御される状態を維持する。ユーザーの視線が表示手段を向く場合には、情報処理装置を操作している確率が高い。このため、情報処理装置を操作している間に遠隔操作を継続することができる。
好ましくは、動作モードを通常モードに切り換えている状態で、予め定められた第1放置時間の間継続して情報処理装置によって遠隔制御されない場合に、動作モードを通常モードより消費電力の低い省電力モードに切り換えるモード切換手段を、さらに備え、遠隔制御状態維持手段は、情報処理装置により最後に遠隔制御されてから第1放置時間が経過する前に情報処理装置により遠隔制御される場合、モード切換手段による省電力モードへの切換を禁止する。
この局面に従えば、遠隔操作されている間は通常モードに維持することができる。
好ましくは、処理を実行するための処理実行手段と、情報処理装置により遠隔制御されることによって、処理実行手段が処理を実行するための動作条件を設定する設定手段と、をさらに備え、設定手段は、予め定められた第2放置時間の間継続して情報処理装置によって遠隔制御されない場合に、動作条件を予め定められた初期条件に設定する初期条件設定手段を含み、遠隔制御状態維持手段は、情報処理装置により最後に遠隔制御されてから第2放置時間が経過する前に情報処理装置により遠隔制御される場合、初期条件設定手段による初期条件への設定を禁止する。
この局面に従えば、遠隔操作中に設定された動作条件を維持することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、遠隔操作方法は、画像形成装置を遠隔制御する情報処理装置で実行される遠隔操作方法であって、ユーザーの操作を受け付ける遠隔操作受付ステップと、遠隔操作受付ステップにおいて受け付けられた遠隔操作に基づいて、画像形成装置を遠隔制御する遠隔制御ステップと、アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行ステップと、を含み、遠隔制御ステップは、画像形成装置との間の通信が確立した後にアプリケーション実行ステップにおいて実行されているアプリケーションプログラムが画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムである場合は、画像形成装置が情報処理装置によって遠隔制御されている動作状態を変化させないように画像形成装置を遠隔制御する状態維持ステップと、を含む。
この局面に従えば、画像形成装置を遠隔操作する際の利便性を向上した遠隔操作方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、遠隔制御方法は、情報処理装置によって遠隔制御される画像形成装置で実行される遠隔制御方法であって、情報処理装置を操作するユーザーの動作を示す動作情報を情報処理装置から取得する動作情報取得ステップと、動作情報取得ステップにおいて取得された動作情報に基づいて、情報処理装置との間の通信が確立した後に情報処理装置によって実行されているアプリケーションプログラムが画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムと判断される場合、情報処理装置により遠隔制御される状態を維持する遠隔制御状態維持ステップと、を含む。
この局面に従えば、情報処理装置により遠隔操作される場合の利便性を向上した遠隔制御方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、遠隔制御プログラムは、画像形成装置を遠隔制御する情報処理装置を制御するコンピューターで実行される遠隔制御プログラムであって、ユーザーの操作を受け付ける遠隔操作受付ステップと、遠隔操作受付ステップにおいて受け付けられた遠隔操作に基づいて、画像形成装置を遠隔制御する遠隔制御ステップと、アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行ステップと、をコンピューターに実行させ、遠隔制御ステップは、画像形成装置との間の通信が確立した後にアプリケーション実行ステップにおいて実行されているアプリケーションプログラムが画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムである場合は、画像形成装置が情報処理装置によって遠隔制御されている動作状態を変化させないように画像形成装置を遠隔制御する状態維持ステップを含む。
この局面に従えば、画像形成装置を遠隔操作する際の利便性を向上した遠隔操作プログラムを提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、遠隔制御プログラムは、情報処理装置によって遠隔制御される画像形成装置を制御するコンピューターで実行される遠隔制御プログラムであって、情報処理装置を操作するユーザーの動作を示す動作情報を情報処理装置から取得する動作情報取得ステップと、動作情報取得ステップにおいて取得された動作情報に基づいて、情報処理装置との間の通信が確立した後に情報処理装置によって実行されているアプリケーションプログラムが画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムと判断される場合、情報処理装置により遠隔制御される状態を維持する遠隔制御状態維持ステップと、をコンピューターに実行させる。
この局面に従えば、情報処理装置により遠隔操作される場合の利便性を向上した遠隔制御プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態の1つにおけるプリントシステムの全体概要を示す図である。 MFPの外観を示す斜視図である。 MFPのハードウェア構成の概要を示すブロック図である。 携帯情報装置の正面図である。 携帯情報装置のハードウェア構成の概要を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるMFPが備えるCPUの機能の一例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における携帯情報装置が備えるCPUの機能の概要の一例を示すブロック図である。 関連プログラムテーブルの一例を示す図である。 第1の実施の形態における遠隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における遠隔操作処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における動作検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における携帯情報装置が備えるCPUの機能の一例を示すブロック図である。 第2の実施の形態におけるMFPが備えるCPUの機能の一例を示すブロック図である。 第2の実施の形態における遠隔制御処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における遠隔操作処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における動作検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるプリントシステムの全体概要を示す図である。図1を参照して、プリントシステム1は、画像処理装置として機能する複合機(以下、「MFP」という)100と、パーソナルコンピューター(以下、「PC」という)300と、無線局5と、携帯情報装置200,200A,200Bと、を含む。MFP(Multi Function Peripheral)100およびPC300は、ネットワーク3に接続される。携帯情報装置200,200A,200Bは、無線局5を通して、ネットワーク3に接続される。
ネットワーク3は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。また、ネットワーク3は、LANに限らず、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網(PSTN)、インターネット等であってもよい。
PC300は、一般的なコンピューターである。PC300は、MFP100に対応するプリンタードライバープログラムがインストールされており、プリンタードライバープログラムを実行することにより、MFP100を制御して、MFP100に、画像形成処理、原稿読取処理等を実行させることが可能である。
携帯情報装置200,200A,200Bは、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)など、ユーザーに携帯して使用されるコンピューターである。携帯情報装置200,200A,200Bのハードウェア構成および機能は同じなので、ここでは特に言及しない限り携帯情報装置200を例に説明する。ここでは、携帯情報装置200を、スマートフォンとしており、無線LAN機能と、通話機能とを備えている。このため、携帯情報装置200は、携帯電話用基地局と無線で通信することにより携帯電話網に接続し、通話が可能である。
本実施の形態におけるプリントシステム1において、携帯情報装置200には、MFP100を遠隔制御するための遠隔操作プログラムがインストールされており、携帯情報装置200を操作するユーザーにより遠隔操作が入力されると、MFP100に遠隔制御コマンドを送信する。一方、MFP100には、携帯情報装置200から遠隔制御コマンドを受信し、受信された遠隔制御コマンドにしたがって処理を実行する遠隔制御プログラムがインストールされている。なお、本実施の形態においては、MFP100を遠隔制御するための遠隔操作プログラムを携帯情報装置200にインストールする場合を例に説明するが、MFP100を遠隔制御するための遠隔操作プログラムを、PC300にインストールしてもよい。この場合には、ユーザーは、携帯情報装置200を用いてMFP100を遠隔制御する場合と同様に、PC300を用いてMFP100を遠隔制御することが可能である。
図2は、MFPの外観を示す斜視図である。図3は、MFPのハードウェア構成の概要を示すブロック図である。図2および図3を参照して、MFP100は、メイン回路110と、原稿を読み取るための原稿読取部130と、原稿を原稿読取部130に搬送するための自動原稿搬送装置120と、原稿読取部130が原稿を読み取って出力する画像データに基づいて用紙等に画像を形成するための画像形成部140と、画像形成部140に用紙を供給するための給紙部150と、画像が形成された用紙を処理する後処理部155と、ユーザーインターフェースとしての操作パネル160とを含む。
後処理部155は、画像形成部140により画像が形成された1以上の用紙を並び替えて排紙するソート処理、パンチ穴加工するパンチ処理、ステープル針を打ち込むステープル処理を実行する。
メイン回路110は、CPU111と、通信インターフェース(I/F)部112と、ROM113と、RAM114と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)115と、ファクシミリ部116と、CD−ROM118が装着される外部記憶装置117と、を含む。CPU111は、自動原稿搬送装置120、原稿読取部130、画像形成部140、給紙部150および操作パネル160と接続され、MFP100の全体を制御する。
ROM113は、CPU111が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM114は、原稿読取部130から連続的に送られてくる読取データ(画像データ)を一時的に記憶する。
操作パネル160は、MFP100の上面に設けられ、表示部161と操作部163とを含む。表示部161は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electro−Luminescence Display)等の表示装置であり、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部163は、複数のキーからなるハードキー部167を備え、キーに対応するユーザーの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける。操作部163は、表示部161上に設けられたタッチパネルを165さらに含む。
通信I/F部112は、MFP100をネットワーク3に接続するためのインターフェースである。CPU111は、通信I/F部112を介して、PC300または携帯情報装置200との間で通信し、データを送受信する。また、通信I/F部112は、ネットワーク3を介してインターネットに接続されたコンピューターと通信が可能である。
ファクシミリ部116は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部116は、受信したファクシミリデータを、HDD115に記憶する、または画像形成部140に出力する。画像形成部140は、ファクシミリ部116により受信されたファクシミリデータを用紙にプリントする。また、ファクシミリ部116は、HDD115に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。
外部記憶装置117は、CD−ROM(Compact Disk ROM)118が装着される。CPU111は、外部記憶装置117を介してCD−ROM118にアクセス可能である。CPU111は、外部記憶装置117に装着されたCD−ROM118に記録されたプログラムをRAM114にロードして実行する。なお、CPU111が実行するプログラムを記憶する媒体としては、CD−ROM118に限られず、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)などの半導体メモリであってもよい。
また、CPU111が実行するプログラムは、CD−ROM118に記録されたプログラムに限られず、HDD115に記憶されたプログラムをRAM114にロードして実行するようにしてもよい。この場合、ネットワーク3に接続された他のコンピューターが、MFP100のHDD115に記憶されたプログラムを書換える、または、新たなプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP100が、ネットワーク3に接続された他のコンピューターからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをHDD115に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図4は、携帯情報装置の正面図である。図5は、携帯情報装置のハードウェア構成の概要を示すブロック図である。図4および図5を参照して、本実施の形態における携帯情報装置200は、携帯情報装置200の全体を制御するためのCPU201と、カメラ202と、データを不揮発的に記憶するフラッシュメモリ203と、通話部205と接続された無線通信部204と、情報を表示する表示部206と、ユーザーの操作を受け付ける操作部207と、無線LANI/F208と、位置検出部209と、加速度センサー210と、外部記憶装置211と、を含む。
表示部206は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD等の表示装置であり、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部207は、メインキー207Aと、タッチパネル207Bとを備える。また、ユーザーが、表示部206の表示面を指示する場合、操作部207は、タッチパネル207Bにより検出される表示面の位置をCPU201に出力する。CPU201は、タッチパネル207Bによる検出された位置に基づいて、表示部206に表示されている画面中でユーザーにより指示された位置を検出する。CPU201は、表示部206に表示されている画面と、タッチパネル207Bによる検出された位置とに基づいて、ユーザーの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける。例えば、表示部206にテンキーの画像を含む画面を表示する場合には、タッチパネル207Bによる検出された位置に表示されたキーに対応する数字を受け付ける。
カメラ202は、レンズおよび光電変換素子を備え、レンズで集光した光を光電変換素子に結像し、光電変換素子は受光した光を光電変換して画像データをCPU201に出力する。光電変換素子は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサー、CCD(Charge Coupled Device)センサー等である。カメラ202は、その撮像範囲が、表示部206を見るユーザーを含む位置に配置される。具体的には、カメラ202は、その光軸が、表示部206の表示面の法線とほぼ平行であって、撮像方向が表示面の方向と同じになるように配置される。換言すれば、カメラ202は、表示部206を視認するユーザーを撮像範囲に含む。
無線通信部204は、電話通信網に接続された携帯電話用基地局と無線通信する。無線通信部204は、携帯情報装置200を電話通信網に接続し、通話部205を用いた通話を可能とする。無線通信部204は、携帯電話用基地局から受信した無線信号を復調した音声信号を復号して通話部205に出力する。また、無線通信部204は、通話部205から入力される音声を符号化し、携帯電話用基地局に送信する。通話部205は、マイクおよびスピーカーを備え、無線通信部204から入力される音声をスピーカーから出力し、マイクから入力される音声を無線通信部204に出力する。さらに、無線通信部204は、CPU201により制御され、携帯情報装置200を電子メールサーバーに接続し、電子メールを送受信する。
無線LANI/F208は、無線局5と通信し、携帯情報装置200をネットワーク3に接続するためのインターフェースである。携帯情報装置200に、PC300、MFP100それぞれのIP(Internet Protocol)アドレスを登録しておくことにより、携帯情報装置200は、PC300、MFP100と通信することができ、データの送受信が可能となる。なお、本実施の形態においては、携帯情報装置200が無線LANI/F208を用いて、PC300、MFP100と通信する場合を例に説明するが、他の通信方法を用いて通信するようにしてもよい。具体的には、携帯情報装置200、PC300、MFP100が、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線装置を搭載する場合には、携帯情報装置200が、PC300、MFP100のいずれかと、1対1で通信するようにしてもよい。
フラッシュメモリ203は、CPU201が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。CPU201は、フラッシュメモリ203に記録されたプログラムを、CPU201が備えるRAMにロードして実行する。
位置検出部209は、携帯情報装置200の現在位置を検出する。具体的には、位置検出部209は、全地球測位システム(Global Positioning System)受信機であり、複数のGPS衛星からの電波を受信することにより、現在位置を測定する。位置検出部209は、測定した現在位置を示す値、たとえば、緯度と経度とをCPU201に出力する。
加速度センサー210は、携帯情報装置200の加速度を検出する。加速度センサー210は、検出した加速度をCPU201に出力する。
外部記憶装置211は、携帯情報装置200に着脱自在であり、遠隔操作プログラムを記憶したCD−ROM210Aが装着可能である。CPU201は、外部記憶装置211を介してCD−ROM210Aにアクセス可能である。CPU201は、外部記憶装置211に装着されたCD−ROM210Aに記録された遠隔操作プログラムを、CPU201が備えるRAMにロードして実行することが可能である。
なお、CPU201が実行するプログラムとして、フラッシュメモリ203またはCD−EOM210Aに記録されたプログラムについて説明したが、ネットワーク3に接続された他のコンピューターが、フラッシュメモリ203に記憶されたプログラムを書換えたプログラム、または、追加して書き込んだ新たなプログラムであってもよい。さらに、携帯情報装置200が、ネットワーク3に接続された他のコンピューターからダウンロードしたプログラムでもよい。ここでいうプログラムは、CPU201が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
なお、CPU201が実行するプログラムを記憶する媒体としては、CD−ROM211Aに限られず、光ディスク(MO/MD/DVD)、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリであってもよい。
図6は、第1の実施の形態におけるMFPが備えるCPUの機能の一例を示すブロック図である。図6に示す機能は、MFP100が備えるCPU111が、ROM113、EEPROM115、HDD116、CD−ROM119Aに記憶された遠隔制御プログラムを実行することにより、CPU111に形成される機能である。図6を参照して、CPU111は、ユーザーの操作を受け付ける装置側操作受付部51と、動作モードを切り換えるモード切換部53と、第1放置時間送信部55と、処理を実行する処理実行部63と、処理を実行するための設定値を設定する設定部57と、第2放置時間送信部61と、を含む。
装置側操作受付部51は、ユーザーがMFP100に入力する操作を受け付ける。装置側操作受付部51は、ユーザーが、携帯情報装置200を用いてMFP100を遠隔制御する場合、通信I/F部112が携帯情報装置200から受信する遠隔制御コマンドを受け付ける。装置側操作受付部51は、受け付けられた遠隔制御コマンドに対応する受付コマンドを設定部57に出力する。携帯情報装置200が送信する遠隔制御コマンドは、ユーザーが携帯情報装置200に操作を入力することに応じて送信される遠隔制御コマンドと、ユーザーが携帯情報装置200に入力する操作に係わりなく送信されるダミーコマンドとを含む。ダミーコマンドについての詳細は後述する。装置側操作受付部51は、遠隔制御コマンドを受け付ける場合、モード切換部53に操作受付信号を出力する。この場合の操作受付信号は、遠隔制御コマンドを受信したことを示す信号である。
また、装置側操作受付部51は、ユーザーが、操作パネル160を操作する場合、ユーザーが操作パネル160に入力する操作を受け付け、受け付けられた操作に対応する受付コマンドを設定部57に出力する。装置側操作受付部51は、操作パネル160に入力された操作を受け付ける場合、モード切換部53に操作受付信号を出力する。この場合の操作受付信号は、操作パネル160に入力された操作を受け付けたことを示す信号である。
モード切換部53は、MFP100の動作モードを切り換える。動作モードは、通常モードと通常モードよりも消費電力の小さい省電力モードとを含む。通常モードにおいては、メイン回路110、自動原稿搬送装置120、画像形成部140、給紙部150、後処理部155および操作パネル160に電力が供給され、後述する処理実行部63が処理を直ちに実行することができる状態である。省電力モードにおいては、メイン回路110、自動原稿搬送装置120、画像形成部140、給紙部150、後処理部155および操作パネル160の一部に電力が供給され、後述する処理実行部63が一部の処理を直ちに実行することができない状態である。例えば、省電力モードのうちファクシミリ部116、通信I/F部112およびタッチパネル165のみに電力を供給するモードが最も消費電力が少なくなる。
モード切換部53は、装置側操作受付部51から操作受付信号が最後に入力されてから経過する時間を計時し、計時した経過時間が第1放置時間以上になると、動作モードを通常モードから省電力モードに切り換える。第1放置時間以上継続して操作を受け付けない時間が経過する場合に、省電力モードに切り換えるので、MFP100で消費される電力を少なくすることができる。第1放置時間は、予め定められた値であってもよいし、例えば、MFP100を管理するユーザーによって設定され値であってもよい。
通信I/F部112は、動作モードが通常モードの場合に、ネットワーク3を介して他のコンピューターと通信する場合に、通信セッションを確立する。通信I/F部112は、通信セッションを確立している場合に、モード切換部53によって動作モードが通常モードから省電力モードに切り換えられる場合、それまで確立されていた通信セッションを切断する。例えば、携帯情報装置200がMFP100を遠隔制御する場合、通信I/F部112は、携帯情報装置200との間で第1の通信セッションを確立するが、動作モードが省電力モードに切り換わると、携帯情報装置200との間の第1の通信セッションを切断する。通信I/F部112は、第1の通信セッションを切断した後は、次に携帯情報装置200との間で第2の通信セッションを確立する場合、第2の通信セッションで接続されている携帯情報装置200を、前の第1の通信セッションで接続されていた携帯情報装置200と同一であることを保証しない。
第1放置時間送信部55は、外部からの要求に応じて、第1放置時間を外部に送信する。具体的には、通信I/F部112がMFP100を遠隔制御する携帯情報装置200から第1放置時間の送信要求を受信すると、モード切換部53から第1放置時間を取得し、第1放置時間を通信I/F部112を介して携帯情報装置200に送信する。
設定部57は、装置側操作受付部51から受付コマンドが入力され、受け付けられたコマンドにしたがって、処理実行部63が処理を実行するための動作条件を設定する。また、設定部57は、受付コマンドが処理の実行を指示することを示す場合、処理実行部63に処理を実行させる。
処理実行部63においては動作条件としてデフォルト条件が予め定められており、設定部57は、装置側操作受付部51から入力される受付コマンドに従って、デフォルト条件の一部を変更することによって動作条件を設定する。
設定部57は、初期条件設定部59を含む。初期条件設定部59は、装置側操作受付部51から受付コマンドが最後に入力されてから経過する時間を計時し、計時した経過時間が第2放置時間以上になると、動作条件を初期条件にリセットする。MFP100を使用するユーザーが、動作条件を設定する基準として初期条件を定めるので、ユーザーは、初期条件の一部を変更することによって、動作条件を設定することができる。また、あるユーザーが、動作条件を設定している途中で操作を終了した場合であっても、操作を終了してから第2放置時間を超える時間が経過すると、動作条件が初期条件に設定されるので、別のユーザーは、初期条件の一部を変更することによって動作条件を定めることができる。第2放置時間は、予め定められた値であってもよいし、例えば、MFP100を管理するユーザーによって設定され値であってもよい。
第2放置時間送信部61は、外部からの要求に応じて、第2放置時間を外部に送信する。具体的には、通信I/F部112がMFP100を遠隔制御する携帯情報装置200から第2放置時間の送信要求を受信すると、設定部57から第2放置時間を取得し、第2放置時間を通信I/F部112を介して携帯情報装置200に送信する。
処理実行部63は、設定部57により設定された動作条件にしたがって処理を実行する。処理実行部63が実行する処理は、自動原稿搬送装置120および原稿読取部130を制御して原稿の画像を読み取るスキャン処理、画像形成部140、給紙部150および後処理部155を制御して用紙に画像を形成する画像形成処理、EEPROM、HDD116またはCDF−ROM119Aに記憶されたデータを読み出しまたは書き込みするデータ管理処理、ファクシミリ部116を制御してファクシミリデータを送受信するファクシミリ処理、通信I/F部112を制御してデータを送受信するデータ送受信処理、を含む。処理実行部63が実行する処理は、上記の2以上の処理を組み合わせた処理を含む。例えば、スキャン処理と画像形成処理を組み合わせたコピー処理、スキャン処理とデータ送信処理を組み合わせて原稿画像を読み取った画像データを送信するスキャンto送信処理、スキャン処理とデータ管理処理とを組み合わせて原稿画像を読み取った画像データをHDD115に記憶するスキャンtoBOX処理を含む。
図7は、第1の実施の形態における携帯情報装置が備えるCPUの機能の概要の一例を示すブロック図である。図7に示す機能は、携帯情報装置200が備えるCPU201が、フラッシュメモリ203、またはCD−ROM211Aに記憶されたプログラムを実行することにより、CPU201に形成される機能である。図7を参照して、CPU201は、ユーザーによる操作を受け付ける遠隔操作受付部251と、アプリケーションプログラムを実行するアプリ実行部253と、MFP100を遠隔制御する遠隔制御部255と、を含む。
遠隔操作受付部251は、CPU201がオペレーションプログラムを実行するタスクの一部である。遠隔操作受付部251は、ユーザーが、操作部207に入力する操作を受け付ける。遠隔操作受付部251は、受け付けられた操作をアプリ実行部253および遠隔制御部255のうちカレント状態の一方に出力する。遠隔操作受付部251は、ユーザーが遠隔操作受付部251に入力する操作にしたがって、アプリ実行部253および遠隔制御部255のいずれをカレント状態に設定する。ユーザーが遠隔操作受付部251に入力する操作は、タスクを切り換える操作を含む。
アプリ実行部253は、CPU201がアプリケーションプログラムを実行するタスクである。アプリ実行部253は、遠隔操作受付部251によって、フラッシュメモリ203に記憶された1以上のアプリケーションプログラムのいずれかを指示する操作が受け付けられる場合、指示されたアプリケーションプログラムを実行するタスクである。アプリケーションプログラムは、限定するものではないが、例えば、インターネットに接続されたWebサーバーに記憶されたWebページを閲覧するブラウジングプログラム、フラッシュメモリ203またはCD−ROM211Aに記憶されたデータを閲覧するファイル管理プログラム、文書を編集する文書編集プログラム、表計算プログラム、電子メールの閲覧および送受信するメール管理プログラムを含む。アプリ実行部253は、複数のアプリケーションプログラムを並列して実行することが可能である。
遠隔制御部255は、CPU201が遠隔操作プログラムを実行するタスクである。遠隔制御部255は、遠隔操作受付部251からユーザーにより操作部207に入力された操作が入力される。遠隔制御部255は、遠隔操作受付部251から入力される操作に従ってMFP100を遠隔制御する。具体的には、遠隔制御部255は、遠隔操作受付部251から入力された操作に対応する遠隔制御コマンドを、無線LANI/F208を介してMFP100に送信する。遠隔制御部255は、アプリ登録部261と、動作検出部263と、状態維持部265と、を含む。
アプリ登録部261は、関連プログラムを登録する。関連プログラムは、ユーザーが、MFP100を遠隔制御する操作中に実行される可能性のあるアプリケーションプログラムである。アプリ登録部261は、ユーザーにより指定されたアプリケーションプログラムを関連プログラムとして登録する。たとえば、フラッシュメモリ203またはCD−ROM211Aに記憶された1以上のアプリケーションプログラムのうちからユーザーにより指定されたアプリケーションプログラムを関連プログラムとして登録する。また、遠隔操作プログラムにおいて、予め定められたアプリケーションプログラムを関連プログラムとして登録するようにしてもよい。この場合には、フラッシュメモリ203またはCD−ROM211Aに記憶されていないアプリケーションプログラムが関連プログラムとして登録されるが、そのアプリケーションプログラムが携帯情報装置200にインストールされる段階で、ユーザーは関連プログラムとして登録する作業をする必要がない。また、アプリ実行部253が実行するアプリケーションプログラムのうちには別のアプリケーションプログラムをサーバーからダウンロードしてインストールするものが含まれる場合があり、そのようなアプリケーションプログラムが実行されて自動的にインストールされた別のアプリケーションプログラムを、遠隔制御プログラムで予め定めておけば、ユーザーが知らない間にインストールされるアプリケーションプログラムを、関連プログラムとして登録することができる。アプリ登録部261は、関連プログラムを識別するためのアプリ識別情報を含む関連プログラムテーブルをフラッシュメモリ203に記憶し、関連プログラムのアプリ識別情報を動作検出部263に出力する。
図8は、関連プログラムテーブルの一例を示す図である。図8を参照して、関連プログラムテーブルは、関連プログラムのアプリ識別情報を含む4つの関連レコードを含む。具体的には、番号1の関連レコードはアプリ識別情報「ブラウジングプログラム」を含み、番号2の関連レコードはアプリ識別情報「アドレス帳」を含み、番号3の関連レコードはアプリ識別情報「画像編集プログラム」を含み、番号4の関連レコードはアプリ識別情報「SNSプログラム」を含む。
アプリ識別情報「ブラウジングプログラム」のアプリケーションプログラムは、インターネットに接続されたサーバーに記憶されたWebページを閲覧するためのプログラムである。ユーザーがMFP100を遠隔制御して画像形成処理を実行させるための設定中に、WebページそのものまたはWebページの一部を印刷対象に設定する操作をする場合に有効である。
アプリ識別情報「アドレス帳」のアプリケーションプログラムは、携帯情報装置200に記憶されたアドレス帳を検索するプログラムである。ユーザーがMFP100を遠隔制御して、FAX送信処理または電子メール送信処理の設定中に、アドレス帳に登録された宛先の情報を検索する操作をする場合がある。
アプリ識別情報「画像編集プログラム」のアプリケーションプログラムは、携帯情報装置200に記憶された画像データを検索するプログラムである。ユーザーがMFP100を遠隔制御して画像形成処理を実行させるための設定中に、携帯情報装置200に記憶された画像データを印刷対象に設定する操作をする場合がある。
アプリ識別情報「SNSプログラム」のアプリケーションプログラムは、ソーシャルネットワークサービス(SNS)の提供を受けるプログラムである。ユーザーがMFP100を遠隔制御して画像形成処理を実行させるための設定中に、ソーシャルネットワークサービスの提供するサーバーに記憶されたデータを印刷対象に設定する操作をする場合がある。
図7に戻って、動作検出部263は、アプリ登録部261から関連プログラムのアプリ識別情報が入力され、ユーザーが関連プログラムを実行するタスクに関連する操作をする動作を検出する。動作検出部263は、CPU201によって実行されているアプリケーションプログラムを検出するアプリ検出部271と、ユーザーが移動する動作を検出する移動動作検出部273と、カメラ202を制御する撮像制御部275と、視線検出部277と、判定部279と、を含む。
アプリ検出部271は、アプリ実行部253により実行されているアプリケーションプログラムを検出する。具体的には、アプリ検出部271は、CPU201が実行するオペレーティングシステムからCPU201が実行するアプリケーションプログラムを取得する。アプリ実行部253は複数のアプリケーションプログラムを並列で実行する場合がある。アプリ検出部271は、アプリ実行部253が複数のアプリケーションプログラムを並列で実行する場合、CPU201が実行するオペレーティングシステムからカレント状態のタスクが実行するアプリケーションプログラムを検出する。以下、アプリ実行部253が実行するアプリケーションプログラムであって、カレント状態のタスクが実行するアプリケーションプログラムを、実行プログラムという。アプリ検出部271は、実行プログラムを検出すると、実行プログラムを識別するためのアプリ識別情報を、判定部279に出力する。アプリ検出部271は、所定時間間隔で実行プログラムを検出し、実行プログラムを検出している間、その実行プログラムのアプリ識別情報を判定部279に出力する。
移動動作検出部273は、ユーザーが移動する移動動作を検出する。具体的には、加速度センサー210から入力される加速度を取得し、加速度がゼロでない間、移動動作を検出する。人が歩行する場合、上下移動を繰り返すため、携帯情報装置200がユーザーにより携帯されていれば、加速度センサー210により上下方向の加速度が繰り返して検出される。また、移動動作検出部273は、位置検出部209に現在位置を測定させ、位置検出部209が出力する現在位置を取得する。移動動作検出部273は、異なる時刻に取得された2以上の現在位置が異なれば、移動動作を検出する。移動動作検出部273は、加速度センサー210から入力される加速度に基づいて移動動作を検出する場合、または、位置検出部209により検出される現在位置に基づいて移動動作を検出する場合、移動中であることを示す移動中信号を判定部279に出力する。
なお、移動動作検出部273は、加速度センサー210から入力される加速度のみに基づいて移動動作を検出するようにしてもよい。この場合には、位置検出部209は、不要である。また、移動動作検出部273は、位置検出部209により検出される現在位置のみに基づいて移動動作を検出するようにしてもよい。この場合には、加速度センサー210は、不要である。
撮像制御部275は、カメラ207を制御し、カメラ207が被写体を撮像して出力する画像データを取得する。撮像制御部275は、表示部206に画像が表示されている状態で、カメラ207を制御し、カメラ207が被写体を撮像して出力する画像データを取得する。撮像制御部275は、カメラ207から取得された画像データを視線検出部277に出力する。
視線検出部277は、撮像制御部275から入力される画像データを解析して、ユーザーの視線を検出する。視線検出部277は、検出したユーザーの視線が表示部206の表示面に向かう方向であれば、表示部206を閲覧中であることを示す閲覧信号を判定部279に出力する。画像中から視線を検出する技術は、周知であるが、例えば、画像から肌色の部分を顔が表された顔領域として抽出し、顔領域中から目の領域を、顔部分内の目の位置、目の形状パターン、および目の色に基づいて抽出する。カメラ202は、その光軸が表示部206の表示面の法線と略平行となるように配置されているので、目の領域中の瞳の位置が横方向で略中央にあれば、ユーザーの視線が表示部206の表示面に向かう方向と判断することができる。
判定部279は、アプリ登録部261から関連プログラムのアプリ識別情報が入力され、アプリ検出部271から実行プログラムのアプリ識別情報が入力され、移動動作検出部273から移動中信号が入力され、視線検出部277から閲覧信号が入力される。アプリ登録部261から入力される関連プログラムのアプリ識別情報は1以上である。判定部279は、ユーザーの動作が遠隔操作を入力するための遠隔操作動作か否かを判定する。判定部279は、ユーザーの動作を遠隔操作動作と判定する場合、状態維持部265に遠隔操作動作中であることを示す遠隔動作信号を出力する。
判定部279は、実行プログラムのアプリ識別情報と1以上の関連プログラムのアプリ識別情報とを比較する。判定部279は、1以上の関連プログラムのアプリ識別情報のうちに実行プログラムのアプリ識別情報と同じアプリ識別情報が存在すれば、ユーザーによる遠隔操作動作を検出する。ただし、判定部279は、1以上の関連プログラムのアプリ識別情報のうちに実行プログラムのアプリ識別情報と同じアプリ識別情報が存在する場合であっても、移動動作検出部273から移動中信号が入力されている場合には、遠隔操作動作を検出しない。さらに、判定部279は、1以上の関連プログラムのアプリ識別情報のうちに実行プログラムのアプリ識別情報と同じアプリ識別情報が存在すれば、視線検出部277から閲覧信号が入力されている間は、移動動作検出部273から移動中信号が入力されている場合であっても遠隔操作動作を検出する。
アプリ検出部271は、所定時間間隔で実行プログラムを検出し、実行プログラムを検出している間、実行プログラムのアプリ識別情報を判定部279に出力する。このため、判定部279は、アプリ検出部271からアプリ識別情報が入力されている間、所定時間間隔で、ユーザーの動作が遠隔操作動作か否かを判定する。具体的には、所定時間間隔で、実行プログラムが関連プロプログラムか否か、移動動作検出部273から移動中信号が入力されるか否か、および、視線検出部277から閲覧信号が入力されているか否かを判断する。判定部279は、遠隔操作動作と判定する場合には、所定時間間隔で状態維持部265に遠隔動作信号を出力する。
状態維持部265は、モード切換制限部281と、第1放置時間取得部283と、初期化制限部285と、第2放置時間取得部287と、を含む。第1放置時間取得部283は、MFP100から第1放置時間を取得する。第1放置時間取得部283は、無線LANI/F208を制御して、MFP100に第1放置時間の送信要求を送信し、MFP100が返信する第1放置時間を無線LANI/F208が受信すると、第1放置時間を取得する。第1放置時間取得部283は、MFP100から取得された第1放置時間をモード切換制限部281に出力する。
モード切換制限部281は、遠隔操作受付部251からユーザーにより操作部207に入力された操作が入力され、第1放置時間取得部283から第1放置時間が入力され、状態維持部265から遠隔動作信号が入力される。モード切換制限部281は、遠隔操作受付部251から操作が最後に入力されてからの経過時間を計時し、経過時間を第1放置時間と比較する。モード切換制限部281は、状態維持部265から遠隔動作信号が入力されている間は、経過時間が第1放置時間を超える前に、無線LANI/F208を制御して、MFP100に遠隔制御コマンドを送信する。モード切換制限部281がMFP100に送信する遠隔制御コマンドは、ダミーコマンドである。
第2放置時間取得部287は、MFP100から第2放置時間を取得する。第2放置時間取得部287は、無線LANI/F208を制御して、MFP100に第2放置時間の送信要求を送信し、MFP100が返信する第2放置時間を無線LANI/F208が受信すると、第2放置時間を取得する。第2放置時間取得部287は、MFP100から取得された第2放置時間を初期化制限部285に出力する。
初期化制限部285は、遠隔操作受付部251からユーザーにより操作部207に入力された操作が入力され、第2放置時間取得部287から第2放置時間が入力され、状態維持部265から遠隔動作信号が入力される。初期化制限部285は、遠隔操作受付部251から操作が最後に入力されてからの経過時間を計時し、経過時間を第2放置時間と比較する。初期化制限部285は、状態維持部265から遠隔動作信号が入力されている間は、経過時間が第2放置時間を超える前に、無線LANI/F208を制御して、MFP100に遠隔制御コマンドを送信する。初期化制限部285がMFP100に送信する遠隔制御コマンドは、ダミーコマンドである。
なお、本実施の形態においては、モード切換制限部281および初期化制限部285がMFP100に送信する遠隔制御コマンドは、ダミーコマンドとする場合を例に説明するが、MFP100が受信可能な遠隔制御コマンドであって、MFP100が遠隔制御コマンドに対応する処理を実行する場合に、その処理に影響を与えない遠隔制御コマンドであればよい。例えば、ダミーコマンドは、表示部206に表示される遠隔制御画面で、実行ボタンなどの制御が関連付けられていない部分が指示されたことを示す遠隔制御コマンド、設定値を入力するための領域が指示されたことを示す遠隔制御コマンドとすればよい。
図9は、第1の実施の形態における遠隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。遠隔制御処理は、MFP100が備えるCPU111が、ROM113、EEPROM115、HDD116、CD−ROM119Aに記憶された遠隔制御プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。
図9を参照して、CPU111は、接続要求を受信したか否かを判断する(ステップS01)。通信I/F部112が、外部からセッションの接続要求を受信するまで待機状態となり(ステップS01でNO)、接続要求を受信したならば処理をステップS02に進める。ここでは、携帯情報装置200から接続要求を受信する場合を例に説明する。
ステップS02においては、動作モードを省電力モードに設定しているか否かを判断する。省電力モードに設定しているならば処理をステップS03に進めるが、通常モードに設定しているならば処理をステップS04に進める。ステップS03においては、動作モードを通常モードに切り換え、処理をステップS04に進める。
ステップS04においては、通信のためのセッションを確立する。そして、セッションを確立した相手方の装置、ここでは携帯情報装置200に遠隔制御画面を送信する(ステップS05)。次のステップS06においては、タイマーをスタートさせる。タイマーは、遠隔制御コマンドを最後に受信してからの経過時間を計時する。
ステップS07においては、ステップS04において確立したセッションが、携帯情報装置200によって切断されたか否かを判断する。セッションが切断されたならば処理を終了するが、そうでなければ処理をステップS08に進める。
ステップS08においては、遠隔制御コマンドを受信したか否かを判断する。通信I/F部112が、遠隔操作画面を送信した携帯情報装置200から遠隔制御コマンドを受信したならば処理をステップS09に進めるが、受信しなければ処理をステップS18に進める。ステップS09においては、遠隔制御コマンドがダミーコマンドか否かを判断する。ダミーコマンドは、携帯情報装置200にインストールされている遠隔操作プログラムとの間で予め定められたコマンドである。遠隔制御コマンドがダミーコマンドならば処理をステップS11に進めるが、そうでなければ処理をステップS10に進める。ステップS10においては、遠隔制御コマンドに対応して定められた処理を実行し、処理をステップS11に進める。遠隔制御コマンドに対応して定められた処理は、動作条件を設定する処理、および動作条件にしたがって処理を実行する処理を含む。ステップS11においては、タイマーをリセットし、処理をステップS12に進める。具体的には、タイマー値を「0」に設定する。
ステップS12においては、タイマー値を第2放置時間と比較する。タイマー値が第2放置時間以上ならば処理をステップS13に進めるが、そうでなければ処理をステップS15に進める。ステップS13においては、動作条件を初期条件にリセットし、処理をステップS14に進める。第2放置時間の間継続して遠隔コマンドを受信しない場合には、動作条件が初期条件に設定されるので、携帯情報装置200のユーザーは、動作条件の設定を初期条件から入力することができる。
ステップS14においては、ステップS05と同様に、携帯情報装置200に遠隔制御画面を送信する。この段階で送信される遠隔制御画面は、動作条件が初期条件に設定された後の遠隔制御画面である。このため、遠隔制御画面に動作条件を定める設定値を表示する領域を含む場合には、その領域には初期条件で定められた設定値が表示される。
ステップS15においては、タイマー値を第1放置時間と比較する。タイマー値が第1放置時間以上ならば処理をステップS16に進めるが、そうでなければ処理をステップS07に戻す。ステップS16においては、セッションを切断し、処理をステップS17に進める。第1放置時間の間継続して遠隔コマンドを受信しない場合には、携帯情報装置200のユーザーがMFP100の遠隔操作を終了したと判断する。他のユーザーがMFP100を使用できなくなるのを防止するためである。ステップS17においては、動作モードを省電力モードに切り換え、処理を終了する。
一方、ステップS18においては、第1放置時間送信要求を受信したか否かを判断する。通信I/F部112が携帯情報装置200から第1放置時間送信要求を受信したならば処理をステップS19に進めるが、そうでなければ処理をステップS20に進める。ステップS19においては、第1放置時間を通信I/F112を介して携帯情報装置200に送信し、処理をステップS07に戻す。
ステップS20においては、第2放置時間送信要求を受信したか否かを判断する。通信I/F部112が携帯情報装置200から第2放置時間送信要求を受信したならば処理をステップS21に進めるが、そうでなければ処理をステップS07に戻す。ステップS21においては、第2放置時間を通信I/F112を介して携帯情報装置200に送信し、処理をステップS07に戻す。
図10は、第1の実施の形態における遠隔操作処理の流れの一例を示すフローチャートである。遠隔操作処理は、携帯情報装置200が備えるCPU201が、フラッシュメモリ203、またはCD−ROM211Aに記憶された遠隔操作プログラムを実行することにより、CPU201により実行される処理である。図10を参照して、CPU201は、MFP100に接続要求を送信する(ステップS51)。無線LANI/F208を制御して、MFP100に通信セッションの接続要求を送信する。そして、セッションが確立したか否かを判断する(ステップS52)。MFP100とネゴシエーションすることによって、セッションを確立する。セッションが確立するまで待機状態となり(ステップS52でNO)、セッションが確立したならば(ステップS52でYES)、処理をステップS53に進める。
ステップS53においては、遠隔制御画面を受信するまで待機状態となり、遠隔制御画面を受信したならば処理をステップS54に進める。MFP100は通信セッションが確立すると遠隔制御画面を送信するので、無線LANI/F208を制御して遠隔制御画面を受信する。そして、受信された遠隔制御画面を表示部206に表示する(ステップS54)。
次のステップS55においては、第1放置時間を取得する。無線LANI/F208を制御して、MFP100に第1放置時間送信要求を送信し、MFP100が返信する第1放置時間を受信する。そして、第2放置時間を取得する(ステップS56)。無線LANI/F208を制御して、MFP100に第2放置時間送信要求を送信し、MFP100が返信する第2放置時間を受信する。
ステップS57においては、タイマーをスタートさせる。タイマーは、遠隔制御コマンドをMFP100に送信してからの経過時間を計時する。ステップS58においては、遠隔操作を受け付けたか否かを判断する。操作部207にユーザーが入力する操作を遠隔操作として受け付ける。遠隔操作を受け付けたならば処理をステップS59に進めるが、そうでなければ処理をステップS62に進める。
ステップS59においては、ステップS58において受け付けられた遠隔操作が終了指示か否かを判断する。遠隔操作が終了指示を示すならば処理をステップS60に進めるが、そうでなければ処理をステップS61に進める。ステップS60においては、ステップS52において確立したセッションを切断し、処理を終了する。
ステップS61においては、無線LANI/F208を制御して、ステップS58において受け付けられた遠隔操作に対応する遠隔制御コマンドをMFP100に送信し、処理をステップS67に進める。
一方、ステップS58において遠隔操作を受け付けない場合、ステップS62においては、タイマー値を第1放置時間から1秒減算した時間と比較する。タイマー値が第1放置時間から1秒減算した時間以上ならば処理をステップS64に進めるが、そうでなければ処理をステップS63に進める。ステップS63においては、タイマー値を第2放置時間から1秒減算した時間と比較する。タイマー値が第2放置時間から1秒減算した時間以上ならば処理をステップS64に進めるが、そうでなければ処理をステップS58に戻す。
ステップS64においては、動作検出処理を実行し、処理をステップS65に進める。動作検出処理の詳細は後述するが、携帯情報装置200のユーザーの動作が遠隔操作に関連する遠隔操作動作か否かを判断する処理である。ステップS65においては、ステップS64において実行された動作検出処理の結果により処理を分岐する。携帯情報装置200のユーザーの動作を遠隔操作動作の場合は処理をステップS66に進めるが、そうでなければ処理をステップS68に進める。ステップS66においては、無線LANI/F208を制御して、ダミーコマンドをMFP100に送信し、処理をステップS67に進める。
ステップS67においては、タイマーをリセットし、処理をステップS68に進める。具体的には、タイマー値を「0」に設定する。ステップS68においては、遠隔制御画面を受信したか否かを判断する。遠隔制御画面を受信したならば処理をステップS69に進めるが、そうでなければ処理をステップS70に進める。ステップS69においては、受信された遠隔制御画面を表示部206に表示し、処理をステップS70に進める。
ステップS70においては、ステップS52において確立したセッションが、MFP100によって切断されたか否かを判断する。セッションが切断されたならば処理を終了するが、そうでなければ処理をステップS58に戻す。
図11は、第1の実施の形態における動作検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。動作検出処理は、図10に示した遠隔操作処理のステップS64において実行される処理である。図11を参照して、CPU201が実行するアプリケーションプログラムを実行プログラムとして検出する(ステップS81)。CPU201が実行するオペレーティングシステムからCPU201が実行するアプリケーションプログラムを取得する。CPU201が複数のアプリケーションプログラムを並列で実行する場合、CPU201が実行するオペレーティングシステムからカレント状態のタスクが実行するアプリケーションプログラムを取得する。
そして、検出された実行プログラムが関連プログラムか否かを判断する(ステップS82)。フラッシュメモリ203に記憶された関連プログラムテーブルを参照して、実行プログラムのアプリ識別情報が関連プログラムテーブルに登録されているならば実行プログラムが関連プログラムと判断する。実行プログラムが関連プログラムならば処理をステップS83に進めるが、そうでなければ処理をステップS87に進める。
ステップS83においては、移動動作を検出したか否かを判断する。加速度センサー」210により検出される加速度、または位置検出部209により検出される現在位置の変化に基づいて、ユーザーが移動しているか否かを判断する。ユーザーが移動していると判断する場合に移動動作を検出する。移動動作を検出したならば処理をステップS84に進めるが、そうでなければ処理をステップS86に進める。
ステップS84においては、ユーザーの視線を検出する。カメラ202を制御して被写体を撮像させ、カメラ202が出力する画像データを解析することによって、ユーザーの視線を検出する。画像データの画像から目の領域を抽出し、目の領域の形状、瞳の位置などから視線を検出する。ステップS85においては、視線が表示部206の表示面か否かを判断する。画像から目の領域が抽出され、瞳が横方向に中央に存在すれば視線が表示部206の表示面と判断する。視線が表示部206の表示面方向ならば処理をステップS86に進めるが、そうでなければ処理をステップS87に進める。
ステップS86においては、ユーザーの動作を遠隔操作動作に設定し、処理を遠隔操作処理に戻す。一方、ステップS87においては、ユーザーの動作を遠隔操作なしに設定し、処理を遠隔操作処理に戻す。
<第1の変形例>
第1の変形例における携帯情報装置200は、ユーザーが、表示部206を閲覧中の場合に遠隔操作動作を検出するものである。第1の変形例において、図7における判定部279は、視線検出部277から閲覧信号が入力されている間は、遠隔操作動作を検出する。この場合、アプリ実行部253によってアプリケーションプログラムが実行されているか否かは関係なく、また、ユーザーが移動中か否かも関係ない。したがって、アプリ実行部253、アプリ登録部261、アプリ検出部271、移動動作検出部273は、不要である。
<第2の変形例>
第2の変形例における携帯情報装置200は、ユーザーが移動中でない場合に遠隔操作動作を検出する。第2の変形例において、図7における判定部279は、移動動作検出部273から移動中信号が入力されていない間は、遠隔操作動作を検出する。この場合、アプリ実行部253によってアプリケーションプログラムが実行されているか否かは関係なく、また、ユーザーが、表示部206を閲覧中か否かは関係ない。したがって、アプリ実行部253、アプリ登録部261、アプリ検出部271、撮像制御部275および視線検出部277は、不要である。
<第3の変形例>
第3の変形例における携帯情報装置200は、ユーザーが移動中でない場合に遠隔操作動作を検出し、さらに、ユーザーが移動中であってもユーザーが表示部206を閲覧中に遠隔操作動作を検出する。第3の変形例において、図7における判定部279は、移動動作検出部273から移動中信号が入力されていない間は、遠隔操作動作を検出する。また、判定部279は、移動動作検出部273から移動中信号が入力されている場合であっても視線検出部277から閲覧信号が入力されている間は、遠隔操作動作を検出する。この場合、アプリ実行部253によってアプリケーションプログラムが実行されているか否かは関係ない。したがって、アプリ実行部253、アプリ登録部261、アプリ検出部271は、不要である。
以上説明したように、第1の実施の形態における携帯情報装置200は、情報処理装置として機能し、ユーザーによる操作を受け付け、受け付けられた遠隔操作に基づいて、MFP100を遠隔制御する遠隔制御部255、を備え、遠隔制御部255は、ユーザーの動作を検出する動作検出部263と、MFP100との間の通信が確立した後に動作検出部263によって遠隔操作を入力するための遠隔操作動作が検出される間は、動作状態を変化させないようにMFP100を制御する状態維持部265と、を含む。このため、ユーザーがMFP100を遠隔操作動作をしている間は、遠隔操作を入力しない場合であってもMFP100が動作状態を変化しないようにすることができる。
CPU201がアプリケーションプログラムを実行する場合、そのアプリケーションプログラムが予め定められた関連プログラムである場合は、遠隔操作動作を検出する。MFP100を遠隔操作しながらアプリケーションプログラムを実行することができる。例えば、アプリケーションプログラムとしてブラウジングプログラムを実行して、WebサーバーからダウンロードしたデータをMFP100で画像形成するためのデータに指定する操作をしている間に、MFP100の動作状態を維持することができる。また、アプリケーションプログラムとしてアドレス帳プログラムを実行して、データの送信先を指定する操作をしている間に、MFP100の動作状態を維持することができる。
また、ユーザーが移動する移動動作を検出する移動動作検出部273を、さらに含み、移動動作が検出されないことを条件に、遠隔操作動作を検出する。ユーザーが遠隔操作を終了することなく移動する場合があり、ユーザーが終了する操作を忘れて移動する場合には、MFP100が動作状態を変化しないように制御しないことにより、MFP100の稼働率を向上させることができる。
また、カメラ202により撮像された画像に基づいて、ユーザーの視線を検出する視線検出部277を含み、表示部206に画像が表示されている状態で表示手段を向く視線が検出される間は、遠隔操作動作を検出する。表示部206に画像が表示されている状態で、ユーザーの視線が表示部206を向く方向である間は、携帯情報装置200を操作している確率が高い。このため、携帯情報装置200を操作している間にMFP100の遠隔操作を継続することができる。
また、MFP100は、動作モードを通常モードに切り換えている状態で第1放置時間の間継続して遠隔制御されない場合に、動作モードを通常モードから省電力モードに切り換えるが、遠隔操作を最後に受け付けた時から第1放置時間が経過する前に、MFP100に遠隔制御コマンドとしてダミーコマンドを送信するモード切換制限部281を含む。このため、MFP100を遠隔操作中にMFP100を通常モードに維持することができる。
また、MFP100は、予め定められた第2放置時間の間継続して携帯情報装置200によって遠隔制御されない場合に、動作条件を予め定められた初期条件に設定するが、遠隔操作を最後に受け付けた時から第2放置時間が経過する前に、MFP100に遠隔制御コマンドとしてダミーコマンドを送信する初期化制限部285を含む。このため、MFP100を遠隔操作中にMFP100に設定した動作条件を維持することができる。
<第2の実施の携帯>
上述した第1の実施の形態におけるプリントシステム1においては、MFP100を遠隔制御する携帯情報装置200からMFP100にダミーコマンドを送信することによって、MFP100において省電力モードへの切り換え、または、動作条件のリセットをしないように制御した。第2の実施の形態におけるプリントシステム1Aにおいては、MFP100側で携帯情報装置200のユーザーの動作が遠隔操作動作か否かを検出するようにしたものである。以下、第2の実施の形態におけるプリントシステム1Aについて、上述した第1の実施の形態におけるプリントシステム1と異なる点を主に説明する。
図12は、第2の実施の形態における携帯情報装置が備えるCPUの機能の一例を示すブロック図である。図12を参照して、図7に示した機能と異なる点は、遠隔制御部255が遠隔制御部255Aに変更された点である。その他の機能は、図6に示した機能と同じなのでここでは説明を繰り返さない。
遠隔制御部255Aは、CPU201が遠隔操作プログラムを実行するタスクである。遠隔制御部255Aは、遠隔操作受付部251からユーザーにより操作部207に入力された操作が入力される。遠隔制御部255Aは、遠隔操作受付部251から入力される操作に従ってMFP100を遠隔制御する。具体的には、遠隔制御部255Aは、遠隔操作受付部251から入力された操作に対応する遠隔制御コマンドを、無線LANI/F208を介してMFP100に送信する。遠隔制御部255Aは、動作検出部263Aと、動作情報送信部291と、を含む。
動作検出部263Aは、ユーザーの動作を検出する。動作検出部263Aは、CPU201によって実行されているアプリケーションプログラムを検出するアプリ検出部271と、ユーザーが移動する動作を検出する移動動作検出部273と、カメラ202を制御する撮像制御部275と、視線検出部277と、を含む。
アプリ検出部271は、アプリ実行部253により実行されているアプリケーションプログラムを検出する。具体的には、アプリ検出部271は、CPU201が実行するオペレーティングシステムからCPU201が実行するアプリケーションプログラムを取得する。アプリ実行部253は複数のアプリケーションプログラムを並列で実行する場合がある。アプリ検出部271は、アプリ実行部253が複数のアプリケーションプログラムを並列で実行する場合、CPU201が実行するオペレーティングシステムからカレント状態のタスクが実行するアプリケーションプログラムを検出する。アプリ検出部271は、実行プログラムを検出すると、実行プログラムを識別するためのアプリ識別情報を、動作情報送信部291に出力する。アプリ検出部271は、所定時間間隔で実行プログラムを検出し、実行プログラムを検出している間、その実行プログラムのアプリ識別情報を動作情報送信部281に出力する。
移動動作検出部273は、ユーザーが移動する移動動作を検出する。具体的には、加速度センサー210から入力される加速度を取得し、加速度がゼロでない間、移動動作を検出する。また、移動動作検出部273は、位置検出部209に現在位置を測定させ、位置検出部209が出力する現在位置を取得する。移動動作検出部273は、異なる時刻に取得された2以上の現在位置が異なれば、移動動作を検出する。移動動作検出部273は、加速度センサー210から入力される加速度に基づいて移動動作を検出する場合、または、位置検出部209により検出される現在位置に基づいて移動動作を検出する場合、移動中であることを示す移動中信号を動作情報送信部291に出力する。
なお、移動動作検出部273は、加速度センサー210から入力される加速度のみに基づいて移動動作を検出するようにしてもよい。この場合には、位置検出部209は、不要である。また、移動動作検出部273は、位置検出部209により検出される現在位置のみに基づいて移動動作を検出するようにしてもよい。この場合には、加速度センサー210は、不要である。
撮像制御部275は、カメラ207を制御し、カメラ207が被写体を撮像して出力する画像データを取得する。撮像制御部275は、表示部206に画像が表示されている状態で、カメラ207を制御し、カメラ207が被写体を撮像して出力する画像データを取得する。撮像制御部275は、カメラ207から取得された画像データを視線検出部277に出力する。
視線検出部277は、撮像制御部275から入力される画像データを解析して、ユーザーの視線を検出する。視線検出部277は、検出したユーザーの視線が表示部206の表示面に向かう方向であれば、表示部206を閲覧中であることを示す閲覧信号を動作情報送信部291に出力する。
動作情報送信部291は、アプリ検出部271から実行プログラムのアプリ識別情報が入力され、移動動作検出部273から移動中信号が入力され、視線検出部277から閲覧信号が入力される。動作情報送信部291は、アプリ検出部271から実行プログラムのアプリ識別情報が入力されている間は、そのアプリ識別情報を携帯情報装置200に通信I/F部112を介して送信する。また、動作情報送信部291は、移動動作検出部273から移動中信号が入力されている間は、その移動中信号を携帯情報装置200に通信I/F部112を介して送信する。動作情報送信部291は、視線検出部277から閲覧信号が入力されている間は、その閲覧信号を携帯情報装置200に通信I/F部112を介して送信する。なお、動作情報送信部291は、携帯情報装置200からの要求に応じて、アプリ識別情報、移動中信号および閲覧信号を送信するようにしてもよいし、携帯情報装置200によって遠隔制御されている間、換言すれば、携帯情報装置200との間のセッションが確立している間は、所定時間間隔でアプリ識別情報、移動中信号および閲覧信号を送信するようにしてもよい。
図13は、第2の実施の形態におけるMFPが備えるCPUの機能の一例を示すブロック図である。図13を参照して、図6に示した機能と異なる点は、モード切換部53および初期条件設定部59がモード切換部53Aおよび初期条件設定部59Aにそれぞれ変更された点、第1放置時間送信部55および第2放置時間送信部61が削除された点、動作情報取得部71と、遠隔操作動作判断部73と、アプリ登録部75と、遠隔制御状態維持部77が追加された点である。その他の機能は、図6に示した機能と同じなのでここでは説明を繰り返さない。
アプリ登録部75は、関連プログラムを登録する。関連プログラムは、ユーザーが、携帯情報装置200を用いてMFP100を遠隔制御する操作中に、携帯情報装置200で実行される可能性のあるアプリケーションプログラムである。アプリ登録部75は、ユーザーにより指定されたアプリケーションプログラムを関連プログラムとして登録する。たとえば、操作部163にユーザーが入力するアプリ識別情報で特定されるアプリケーションプログラムを関連プログラムとして登録する。また、遠隔制御プログラムにおいて、予め定められたアプリケーションプログラムを関連プログラムとして登録するようにしてもよい。アプリ登録部75は、関連プログラムを識別するためのアプリ識別情報を含む関連プログラムテーブルをHDD115に記憶し、関連プログラムのアプリ識別情報を遠隔操作動作判断部73に出力する。ここでは、図8に示した関連プログラムテーブルがHDD115に記憶される場合を例に説明する。
動作情報取得部71は、携帯情報装置200から動作情報を取得する。第2の実施の形態における携帯情報装置200が送信する動作情報は、アプリ識別情報、移動中信号および閲覧信号を含む。動作情報取得部71は、受信された動作情報を遠隔操作動作判断部73に出力する。
遠隔操作動作判断部73は、アプリ登録部75から関連プログラムのアプリ識別情報が入力され、動作情報取得部71から動作情報が入力される。動作情報は、実行プログラムのアプリ識別情報、移動中信号または閲覧信号を含む。遠隔操作動作判断部73は、携帯情報装置200を操作するユーザーの動作が遠隔操作を入力するための遠隔操作動作か否かを判定する。遠隔操作動作判断部73は、ユーザーの動作を遠隔操作動作と判定する場合、遠隔制御状態維持部77に遠隔操作動作中であることを示す遠隔動作信号を出力する。
遠隔操作動作判断部73は、動作情報に含まれる実行プログラムのアプリ識別情報と1以上の関連プログラムのアプリ識別情報とを比較する。遠隔操作動作判断部73は、1以上の関連プログラムのアプリ識別情報のうちに実行プログラムのアプリ識別情報と同じアプリ識別情報が存在すれば、ユーザーによる遠隔操作動作を検出する。ただし、遠隔操作動作判断部73は、1以上の関連プログラムのアプリ識別情報のうちに実行プログラムのアプリ識別情報と同じアプリ識別情報が存在する場合であっても、動作情報に移動中信号が含まれる場合には、遠隔操作動作を検出しない。さらに、遠隔操作動作判断部73は、1以上の関連プログラムのアプリ識別情報のうちに実行プログラムのアプリ識別情報と同じアプリ識別情報が存在すれば、動作情報に閲覧信号が含まれていれば、動作情報に移動中信号が含まれている場合であっても遠隔操作動作を検出する。
遠隔制御状態維持部77は、モード切換禁止部81と、初期化禁止部83とを含む。モード切換禁止部81は、遠隔操作動作判断部73から遠隔動作信号が入力される間、モード切換部53Aにモード切換禁止信号を出力する。初期化禁止部83は、遠隔操作動作判断部73から遠隔動作信号が入力される間、初期条件設定部59Aに初期化禁止信号を出力する。
モード切換部53Aは、装置側操作受付部51から最後に操作受付信号が入力されてからの経過時間が第1放置時間以上であっても、モード切換禁止部81からモード切換禁止信号が入力されている場合は、動作モードを通常モードから省電力モードに切り換えない。具体的には、モード切換部53Aは、装置側操作受付部51から最後に操作受付信号が入力されてからの経過時間を計時するが、モード切換禁止部81からモード切換禁止信号が入力される場合には、モード切換禁止信号が最後に入力されてからの経過時間を計時する。
初期条件設定部59Aは、装置側操作受付部51から最後に操作受付信号が入力されてからの経過時間が第2放置時間以上であっても、初期化禁止部83から初期化禁止信号が入力されている場合は、動作条件を初期条件にリセットしない。具体的には、初期条件設定部59Aは、装置側操作受付部51から最後に操作受付信号が入力されてからの経過時間を計時するが、初期化禁止部83から初期化禁止信号が入力される場合には、初期化禁止信号が最後に入力されてからの経過時間を計時する。
図14は、第2の実施の形態における遠隔制御処理の一例を示すフローチャートである。図14を参照して、図9に示した遠隔制御処理と異なる点は、ステップS09が削除された点、ステップS17〜S20がステップS31〜ステップS34に変更された点である。その他の処理は図9に示した処理と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
ステップS08において、遠隔制御コマンドを受信すると、次のステップS10において遠隔制御コマンドに対応して定められた処理を実行し、処理をステップS11に進める。
ステップS31においては、動作情報を取得する。通信I/F部112を介して、携帯情報装置に動作情報の送信を要求し、携帯情報装置200が返信する動作情報を受信する。そして、動作情報に基づいて、携帯情報装置200を操作するユーザーの動作を判断する。ステップS32において、動作情報に含まれるアプリ識別情報で特定されるアプリケーションプログラムが関連プログラムか否かを判断する。HDD115に記憶された関連プログラムテーブルに動作情報に含まれるアプリ識別情報が登録されていれば、動作情報に含まれるアプリ識別情報で特定されるアプリケーションプログラムが関連プログラムと判断する。動作情報に含まれるアプリ識別情報で特定されるアプリケーションプログラムが関連プログラムならば処理をステップS33に進めるが、そうでなければ処理をステップS12に進める。
ステップS33においては、携帯情報装置200のユーザーが移動中か否かを判断する。動作情報に移動中信号が含まれていれば移動中と判断する。動作情報に移動中信号が含まれていれば処理をステップS34に進めるが、そうでなければ処理をステップS11に進める。ステップS34においては、携帯情報装置200のユーザーの視線が携帯情報装置200の表示面を向いているか否かを判断する。動作情報に閲覧中信号を含んでいれば、携帯情報装置200のユーザーの視線が携帯情報装置200の表示面を向いていると判断する。動作情報に閲覧中信号が含まれていれば処理をステップS11に進めるが、そうでなければ処理をステップS12に進める。
図15は、第2の実施の形態における遠隔操作処理の一例を示すフローチャートである。図15を参照して、図10に示した遠隔制御処理と異なる点は、ステップS55〜、ステップS57、ステップS61〜ステップS67が削除された点、ステップS71〜ステップS73が追加された点である。その他の処理は図10に示した処理と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
ステップS58において、遠隔操作を受け付けたならば処理をステップS59に進めるが、そうでなければ処理をステップS71に進める。ステップS59においては、ステップS58において受け付けられた遠隔操作が終了指示か否かを判断する。遠隔操作が終了指示を示すならば処理をステップS60に進めるが、そうでなければ処理をステップS61に進める。ステップS60においては、ステップS52において確立したセッションを切断し、処理を終了する。
ステップS61においては、無線LANI/F208を制御して、ステップS58において受け付けられた遠隔操作に対応する遠隔制御コマンドをMFP100に送信し、処理をステップS68に進める。
一方、ステップS58において遠隔操作を受け付けない場合、ステップS71において、動作情報の送信要求を受信したか否かを判断する。無線LANI/F208が携帯情報装置から動作情報の送信要求を受信したか否かを判断する。動作情報の送信要求を受信したならば処理をステップS72に進めるが、そうでなければ処理をステップS68に進める。ステップS72においては、第2の実施の形態における動作検出処理を実行し、処理をステップS73に進める。第2の実施の形態における動作検出処理の詳細は後述するが、携帯情報装置200のユーザーの動作を検出し、動作情報を生成する処理である。ステップS73においては、動作検出処理が実行されて生成された動作情報を携帯情報装置200に送信し、処理をステップS68に進める。
図16は、第2の実施の形態における動作検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。第2の実施の形態における動作検出処理は、図15のステップS72において実行される処理である。図16を参照して、CPU201は、CPU201が実行するアプリケーションプログラムを検出する(ステップS81)。CPU201が実行するオペレーティングシステムからCPU201が実行するアプリケーションプログラムを取得する。次のステップS82においては、ステップS81において検出されたアプリケーションプログラムのアプリ識別情報を動作情報に設定し、処理をステップS83に進める。
ステップS83においては、移動動作を検出したか否かを判断する。加速度センサー210から入力される加速度の変化を検出すれば移動動作を検出する。また、位置検出部209により検出される現在位置の変化を検出すれば移動動作を検出する。移動動作を検出する場合は処理をステップS84に進めるが、そうでなければ処理をステップS85に進める。ステップS84においては、動作中信号を動作情報に設定し、処理をステップS85に進める。
ステップS85においては、ユーザーの視線を検出する。カメラ207を制御し、カメラ207が被写体を撮像して出力する画像データを解析することによって、視線を検出する。そして、視線が表示部206の表示面を向く方向か否かを判断する(ステップS86)。目の領域において瞳が中心にあれば視線が表示部206の表示面を向く方向と判断する。視線が表示部206の表示面を向く方向ならば処理をステップS87に進めるが、そうでなければ処理を遠隔操作に戻す。ステップS87においては、閲覧信号を動作情報に設定し、処理を遠隔操作に戻す。
<第4の変形例>
第4の変形例におけるMFP100は、携帯情報装置200のユーザーが、表示部206を閲覧中の場合に遠隔操作動作を検出するものである。第4の変形例において、図13における遠隔操作動作判断部73は、動作情報取得部71から入力される動作情報に閲覧信号が含まれていれば、遠隔操作動作を検出する。この場合、動作情報に、実行プログラムのアプリ識別情報が含まれているか否かは関係なく、また、動作情報に移動中信号が含まれているか否かは関係ない。したがって、図12におけるアプリ検出部271、移動動作検出部273および図13におけるアプリ登録部75は、不要である。
<第5の変形例>
第5の変形例におけるMFP100は、携帯情報装置200のユーザーが、移動中でない場合に遠隔操作動作を検出するものである。第5の変形例において、図13における遠隔操作動作判断部73は、動作情報取得部71から入力される動作情報に移動中信号が含まれていなければ、遠隔操作動作を検出する。この場合、動作情報に、実行プログラムのアプリ識別情報が含まれているか否かは関係なく、また、動作情報に閲覧中信号が含まれているか否かは関係ない。したがって、図12におけるアプリ検出部271、撮像制御部275、視線検出部277、および図13におけるアプリ登録部75は、不要である。
<第6の変形例>
第6の変形例におけるMFP100は、携帯情報装置200のユーザーが移動中でない場合に遠隔操作動作を検出し、さらに、ユーザーが移動中であってもユーザーが表示部206を閲覧中に遠隔操作動作を検出する。第6の変形例において、図13における遠隔操作動作判断部73は、動作情報取得部71から入力される動作情報に移動中信号が含まれていなければ遠隔操作動作を検出し、動作情報に移動中信号が含まれている場合であってもその動作情報に閲覧中信号が含まれていれば遠隔操作動作を検出する。この場合、動作情報に、実行プログラムのアプリ識別情報が含まれているか否かは関係ない。したがって、図12におけるアプリ検出部271および図13におけるアプリ登録部75は不要である。
第2の実施の形態におけるプリントシステム1Aにおいて、MFP100は、携帯情報装置200との間の通信が確立した後に携帯情報装置200を操作するユーザーの動作が遠隔操作動作と判断する場合、携帯情報装置200により遠隔制御される状態を維持する。このため、ユーザーが携帯情報装置200を操作して遠隔操作動作をしている間は、遠隔操作を入力しない場合であっても携帯情報装置200により遠隔制御される状態を維持することができる。
また、MFP100は、携帯情報装置200から取得される動作情報に含まれるアプリ識別情報で特定されるアプリケーションプログラムが予め定められた関連プログラムである場合は、ユーザーの動作が遠隔操作動作と判断する。このため、携帯情報装置200でMFP100を遠隔操作しながらアプリケーションプログラムを実行することができる。
また、MFP100は、携帯情報装置200から取得される動作情報が移動動作情報を含まないことを条件に、ユーザーの動作が遠隔操作動作と判断する。ユーザーが遠隔操作を終了することなく移動する場合があり、ユーザーが終了する操作を忘れた場合であってもMFP100稼働率を向上させることができる。
また、MFP100は、携帯情報装置200から取得される動作情報が、ユーザーの視線が携帯情報装置200の備える表示部206を向く方向である場合には、ユーザーの動作が遠隔操作動作と判断する。携帯情報装置200において画像が表示されている状態で、ユーザーの視線が表示部206を向く方向である間は、携帯情報装置200を操作している確率が高い。このため、ユーザーが携帯情報装置200を操作している間にMFP100を遠隔制御する操作を継続することができる。
また、MFP100は、動作モードを通常モードに切り換えている状態で、予め定められた第1放置時間の間継続して遠隔制御されない場合に、動作モードを省電力モードに切り換えるが、遠隔操作されている間は省電力モードへの切換を禁止する。このため、MFP100は、遠隔操作されている間は通常モードに維持することができる。
さらに、MFP100は、予め定められた第2放置時間の間継続して遠隔制御されない場合に、動作条件を予め定められた初期条件に設定するが、遠隔操作されている間は初期条件への設定を禁止する。このため、ユーザーは、MFP100を遠隔操作中に設定した動作条件を維持することができる。
なお、上述した実施の形態においては、情報処理装置として携帯情報装置200を、画像形成装置としてMFP100を例に説明したが、図9または図14に示した遠隔制御方法、その遠隔制御方法をMFP100が備えるCPU111に実行させる遠隔制御プログラム、図10、図11、図15および図16に示した遠隔操作方法、その遠隔操作方法を携帯情報装置200が備えるCPU201に実行させる遠隔操作プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 加速度を検出する加速度検出手段をさらに備え、
前記移動動作検出手段は、前記加速度検出手段によって加速度が検出されている間は、前記移動動作を検出する、請求項3に記載の情報処理装置。
(2) 現在位置を検出する位置検出手段をさらに備え、
前記移動動作検出手段は、前記位置検出手段により異なる時間に検出される2以上の位置に基づいて、前記移動動作を検出する、請求項3に記載の情報処理装置。
1,1A プリントシステム、2 ネットワーク、100 MFP、200 携帯情報装置、300 PC、5 無線局、110 メイン回路、111 CPU、112 通信I/F部、113 ROM、114 RAM、115 HDD、116 ファクシミリ部、117 外部記憶装置、118 CD−ROM、120 自動原稿搬送装置、130 原稿読取部、140 画像形成部、150 給紙部、155 後処理部、160 操作パネル、161 表示部、163 操作部、165 タッチパネル、167 ハードキー部、201 CPU、202 カメラ、203 フラッシュメモリ、204 無線通信部、205 通話部、206 表示部、207 操作部、207A メインキー、207B タッチパネル、208 無線LANI/F、209 位置検出部、210 加速度センサー、211 外部記憶装置、51 装置側操作受付部、53,53A モード切換部、55 放置時間送信部、57 設定部、59,59A 初期条件設定部、61 放置時間送信部、63 処理実行部、71 動作情報取得部、73 遠隔操作動作判断部、75 アプリ登録部、77 遠隔制御状態維持部、81 モード切換禁止部、83 初期化禁止部、251 遠隔操作受付部、253 アプリ実行部、255,255A 遠隔制御部、261 アプリ登録部、263,263A 動作検出部、265 状態維持部、271 アプリ検出部、273 移動動作検出部、275 撮像制御部、277 視線検出部、279 判定部、281 モード切換制限部、281 動作情報送信部、283 第1放置時間取得部、287 第2放置時間取得部、291 動作情報送信部。

Claims (14)

  1. 像形成装置を遠隔制御する情報処理装置であって、
    ユーザーによる操作を受け付ける遠隔操作受付手段と、
    前記遠隔操作受付手段により受け付けられた遠隔操作に基づいて、前記画像形成装置を遠隔制御する遠隔制御手段と、
    アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行手段と、を備え、
    前記遠隔制御手段は、前記画像形成装置との間の通信が確立した後に前記アプリケーション実行手段により実行されているアプリケーションプログラムが前記画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムである場合は、前記画像形成装置が前記情報処理装置によって遠隔制御されている動作状態を変化させないように前記画像形成装置を遠隔制御する状態維持手段を含む、情報処理装置。
  2. ユーザーが移動する移動動作を検出する移動動作検出手段を、さらに備え、
    前記状態維持手段は、前記移動動作検出手段により移動動作が検出されないことを条件に、前記画像形成装置が前記情報処理装置によって遠隔制御されている動作状態を変化させないように前記画像形成装置を遠隔制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 画像を表示する表示手段と、
    被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像に基づいて、ユーザーの視線を検出する視線検出手段と、をさらに備え、
    前記状態維持手段は、前記移動動作検出手段により移動動作が検出されている場合、前記表示手段によって画像が表示されている状態で前記視線検出手段によって検出されたユーザーの視線が前記表示手段を向く方向であることを条件に、前記画像形成装置が前記情報処理装置によって遠隔制御されている動作状態を変化させないように前記画像形成装置を遠隔制御する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像形成装置は、動作モードを通常モードに切り換えている状態で、予め定められた第1放置時間の間継続して前記情報処理装置によって遠隔制御されない場合に、動作モードを前記通常モードより消費電力の低い省電力モードに切り換えるモード切換手段を備え、
    前記状態維持手段は、前記遠隔操作受付手段により遠隔操作を最後に受け付けた時から前記第1放置時間より短い時間が経過するごとに、ダミーコマンドを送信することによって前記画像形成装置を遠隔制御する、請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記画像形成装置は、処理を実行するための処理実行手段と、
    前記情報処理装置により遠隔制御されることによって、前記処理実行手段が処理を実行するための動作条件を設定する設定手段と、を備えており、
    前記設定手段は、予め定められた第2放置時間の間継続して前記情報処理装置によって遠隔制御されない場合に、前記動作条件を予め定められた初期条件に設定する初期条件設定手段を含み、
    前記状態維持手段は、前記遠隔操作受付手段により遠隔操作を最後に受け付けた時から前記第2放置時間より短い時間が経過するごとに、ダミーコマンドを送信することによって前記画像形成装置を遠隔制御する、請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置によって遠隔制御される画像形成装置であって、
    前記情報処理装置を操作するユーザーの動作を示す動作情報を前記情報処理装置から取得する動作情報取得手段と、
    前記動作情報取得手段によって取得された動作情報に基づいて、前記情報処理装置との間の通信が確立した後に前記情報処理装置によって実行されているアプリケーションプログラムが前記画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムと判断される場合、前記情報処理装置により遠隔制御される状態を維持する遠隔制御状態維持手段と、を備えた、画像形成装置。
  7. 前記動作情報は、ユーザーが移動中の場合には、移動中であることを示す移動動作情報を含み、
    前記遠隔制御状態維持手段は、前記動作情報が移動動作情報を含まないことを条件に、前記情報処理装置により遠隔制御される状態を維持する、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記動作情報は、ユーザーの視線が前記情報処理装置の備える表示手段を向く方向である場合には、表示手段を視認中であることを示す視認中情報を含み、
    前記遠隔制御状態維持手段は、前記動作情報が前記移動動作情報を含む場合であっても前記視認中情報を含む場合は、前記情報処理装置により遠隔制御される状態を維持する、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 動作モードを通常モードに切り換えている状態で、予め定められた第1放置時間の間継続して前記情報処理装置によって遠隔制御されない場合に、動作モードを前記通常モードより消費電力の低い省電力モードに切り換えるモード切換手段を、さらに備え、
    前記遠隔制御状態維持手段は、前記情報処理装置により最後に遠隔制御されてから前記第1放置時間が経過する前に前記情報処理装置により遠隔制御される場合、前記モード切換手段による省電力モードへの切換を禁止する、請求項6〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 処理を実行するための処理実行手段と、
    前記情報処理装置により遠隔制御されることによって、前記処理実行手段が処理を実行するための動作条件を設定する設定手段と、をさらに備え、
    前記設定手段は、予め定められた第2放置時間の間継続して前記情報処理装置によって遠隔制御されない場合に、前記動作条件を予め定められた初期条件に設定する初期条件設定手段を含み、
    前記遠隔制御状態維持手段は、前記情報処理装置により最後に遠隔制御されてから前記第2放置時間が経過する前に前記情報処理装置により遠隔制御される場合、前記初期条件設定手段による初期条件への設定を禁止する、請求項6〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 像形成装置を遠隔制御する情報処理装置で実行される遠隔操作方法であって、
    ユーザーの操作を受け付ける遠隔操作受付ステップと、
    前記遠隔操作受付ステップにおいて受け付けられた遠隔操作に基づいて、前記画像形成装置を遠隔制御する遠隔制御ステップと、
    アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行ステップと、を含み、
    前記遠隔制御ステップは、前記画像形成装置との間の通信が確立した後に前記アプリケーション実行ステップにおいて実行されているアプリケーションプログラムが前記画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムである場合は、前記画像形成装置が前記情報処理装置によって遠隔制御されている動作状態を変化させないように前記画像形成装置を遠隔制御する状態維持ステップを含む、遠隔操作方法。
  12. 情報処理装置によって遠隔制御される画像形成装置で実行される遠隔制御方法であって、
    前記情報処理装置を操作するユーザーの動作を示す動作情報を前記情報処理装置から取得する動作情報取得ステップと、
    前記動作情報取得ステップにおいて取得された動作情報に基づいて、前記情報処理装置との間の通信が確立した後に前記情報処理装置によって実行されているアプリケーションプログラムが前記画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムと判断される場合、前記情報処理装置により遠隔制御される状態を維持する遠隔制御状態維持ステップと、を含む遠隔制御方法。
  13. 像形成装置を遠隔制御する情報処理装置を制御するコンピューターで実行される遠隔制御プログラムであって、
    ユーザーの操作を受け付ける遠隔操作受付ステップと、
    前記遠隔操作受付ステップにおいて受け付けられた遠隔操作に基づいて、前記画像形成装置を遠隔制御する遠隔制御ステップと、
    アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行ステップと、を前記コンピューターに実行させ、
    前記遠隔制御ステップは、前記画像形成装置との間の通信が確立した後に前記アプリケーション実行ステップにおいて実行されているアプリケーションプログラムが前記画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムである場合は、前記画像形成装置が前記情報処理装置によって遠隔制御されている動作状態を変化させないように前記画像形成装置を遠隔制御する状態維持ステップを含む、遠隔制御プログラム。
  14. 情報処理装置によって遠隔制御される画像形成装置を制御するコンピューターで実行される遠隔制御プログラムであって、
    前記情報処理装置を操作するユーザーの動作を示す動作情報を前記情報処理装置から取得する動作情報取得ステップと、
    前記動作情報取得ステップにおいて取得された動作情報に基づいて、前記情報処理装置との間の通信が確立した後に前記情報処理装置によって実行されているアプリケーションプログラムが前記画像形成装置を遠隔制御するためのアプリケーションプログラムとは別のプログラムであって予め定められた関連プログラムと判断される場合、前記情報処理装置により遠隔制御される状態を維持する遠隔制御状態維持ステップと、を前記コンピューターに実行させる遠隔制御プログラム。
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