JP6009192B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の素子分離構造として、STI(Shallow Trench Isolation)構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。一般に、STI構造を形成する際には、ハードマスク層を含む多層構造をエッチングマスクとして用いてエッチングを行うことによって、シリコン基板にトレンチを形成し、CVD法によりトレンチ内に絶縁材料からなる埋め込み膜を形成し、その後、埋め込み膜の一部及びハードマスク層を除去する。
特開平10−308442号公報
しかしながら、従来の半導体装置の製造方法では、埋め込み膜の形成時にトレンチ内の埋め込み膜の内部にボイドが発生し、埋め込み膜及びハードマスク層のエッチバック後にボイドが凹部として露出することがあった。この凹部により、洗浄液やホトレジストが残留したり、熱処理時における熱膨張に起因して凹部周辺に破損が発生したり、凹部に洗浄液が残留して拡散炉内を汚染させるなどの問題が生じることがあった。
そこで、本発明の目的は、トレンチ内の埋め込み膜の内部にボイドを発生させ難い半導体装置の製造方法を提供することである。
本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法は、基板の主表面上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上にストッパ膜を形成する工程と、前記ストッパ膜上にハードマスク層を形成する工程と、前記ハードマスク層上に、開口部を有するマスクパターンを形成する工程と、前記開口部を介して、前記ハードマスク層及び前記ストッパ膜に、前記ハードマスク層に対するエッチングレートが前記ストッパ膜に対するエッチングレートよりも高い等方性エッチングを施して、前記絶縁膜を露出させる工程と、前記開口部を介して、前記絶縁膜に異方性エッチングを施して前記基板を露出すると共に、前記マスクパターン、前記ハードマスク層、前記ストッパ膜、及び前記絶縁膜をマスクとして前記基板にトレンチを形成する工程と、前記マスクパターンを除去する工程と、前記トレンチ内を絶縁材料で埋め込むことによって埋め込み膜を形成する工程と、前記ストッパ膜が露出するまで、前記埋め込み膜及び前記ハードマスク層を除去する工程とを有し、前記トレンチに面し、互いに対向する前記ストッパ膜の端面は、前記ハードマスク層に近付くほど間隔を広げ、且つ、前記主表面に対して傾斜する第1のテーパ面を含み、前記トレンチに面し、互いに対向する前記ハードマスク層の端面は、前記マスクパターンに近付くほど間隔を広げ、且つ、前記主表面に対して傾斜する第2のテーパ面を含むことを特徴とする。
本発明の他の態様に係る半導体装置の製造方法は、基板の主表面上に、酸化シリコンで絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上に、酸化シリコンでハードマスク層を形成する工程と、前記ハードマスク層上に、開口部を有するマスクパターンを形成する工程と、前記開口部を介して、前記ハードマスク層及び前記絶縁膜に異方性エッチングを施して、前記ハードマスク層及び前記絶縁膜を貫通し、前記基板に達するトレンチを形成する工程と、前記マスクパターンを除去する工程と、前記トレンチ内を絶縁材料としての酸化シリコンで埋め込むことによって埋め込み膜を形成する工程と、窒素イオン及びシリコンイオンを打ち込むことによって、前記絶縁膜と前記ハードマスク層の境界近傍にストッパ膜を形成する工程と、前記ストッパ膜が露出するまで、前記埋め込み膜及び前記ハードマスク層を除去する工程とを有することを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、トレンチ内の埋め込み膜の内部にボイドが発生し難いという効果がある。
比較例の半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その1)である。 比較例の半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その2)である。 比較例の半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その3)である。 比較例の半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その4)である。 比較例の半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その5)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その1)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その2)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その3)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その4)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その5)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その6)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の条件を説明するための、図8に対応する図である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の条件を説明するために用いる参考図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その1)である。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その2)である。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その3)である。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その4)である。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その5)である。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図(その6)である。
以下に、比較例の半導体装置の製造方法、並びに、第1及び第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する。
《1》比較例
図1から図5までは、STI構造を持つ比較例の半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。比較例の半導体装置の製造方法では、先ず、図1に示されるように、シリコン(Si)基板301の主表面上に酸化シリコンから成る絶縁膜(素子分離膜又はパッド膜)302、窒化シリコン(又はポリシリコン)から成るストッパ膜303、及び酸化シリコンからなるハードマスク層304を、例えば、CVD(化学気相成長)法によって順に形成し、さらに、ハードマスク層304上に開口部311aを有するレジストマスクであるマスクパターン311を、例えば、ホトリソグラフィ技術を用いて形成する。
次に、図2に示されるように、マスクパターン311の開口部311aを通して異方性エッチングを行い、ハードマスク層304、ストッパ膜303、及び絶縁膜302を貫通してシリコン基板301内部に達するトレンチ305を形成する。このとき、ハードマスク層304、ストッパ膜303、及び絶縁膜302のエッチングレートの差によって、ストッパ膜303のトレンチ305側の端面303aが、トレンチ305側(内側)に突き出て、絶縁膜302のトレンチ305側の端面302aがストッパ膜303の端面303aよりも外側に後退した(窪んだ)構造となることがある。
次に、マスクパターン311を除去した後、図3に示されるように、CVD法により、トレンチ305内に酸化シリコンから成る埋め込み膜306を形成する。このとき、ストッパ膜303の端面303aがトレンチ305側(内側)に突き出ているため、トレンチ305内の埋め込み膜306の内部であって、ストッパ膜303の近傍やストッパ膜303よりも底側の位置(基板301側)にボイド306aが発生し易い。
次に、図4に示されるように、エッチング又はCMP(化学機械研磨)により、埋め込み膜306の一部(上側の部分)及びハードマスク層304を除去し、さらに、図5に示されるように、エッチングによってストッパ膜303を除去する。このとき、埋め込み膜306のボイド306aが露出し、埋め込み膜306の上部にボイド306aの一部が凹部として露出する。
既に、説明したように、この凹部により、洗浄液やホトレジストが半導体装置上に残留したり、熱処理時における熱膨張に起因して凹部周辺に破損が発生したり、凹部に洗浄液が残留して拡散炉内を汚染させるなどの問題が生じることがあった。これに対し、以下に説明する、第1及び第2の実施形態においては、このような凹部が発生し難い。
《2》第1の実施形態
図6から図12までは、第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法では、先ず、図6に示されるように、シリコン(Si)基板101の主表面上に酸化シリコンから成る絶縁膜(素子分離膜又はパッド膜)102、窒化シリコン(又はポリシリコン)から成るストッパ膜103、及び酸化シリコンからなるハードマスク層104を、例えば、CVD法によって順に形成し、さらに、ハードマスク層104上に開口部111aを有するレジストマスクのマスクパターン111を、例えば、ホトリソグラフィ技術を用いて形成する。
次に、図7に示されるように、開口部111aを通して等方性エッチング(例えば、矢印112方向にエッチングが進行する)を行い、ハードマスク層104及びストッパ膜103を貫通して絶縁膜102の上面に達する、トレンチ105を形成し、次に、図8に示されるように、開口部111aを通して異方性エッチング(主に矢印113方向にエッチングが進行する)を行い、絶縁膜102を貫通して、シリコン基板101の内部に達するトレンチ105を形成する。このとき、ハードマスク層104のエッチングレートよりもストッパ膜103のエッチングレートを低く設定し、ストッパ膜103よりもハードマスク層104のエッチングが速く進行するようにする。
次に、マスクパターン111を除去した後、図9に示されるように、CVD法により、トレンチ105内に酸化シリコンから成る埋め込み膜106を形成する。このとき、ストッパ膜103の端面103a及びハードマスク層104の端面104aは、テーパ状であり、絶縁膜102よりも幅の広いスペースを形成しているので、ストッパ膜103の近傍やストッパ膜103よりも低い位置にボイドは発生し難い。
次に、図10に示されるように、エッチング又はCMPにより、埋め込み膜106の一部(上側の部分)及びハードマスク層104を除去し、さらに、図11に示されるように、エッチングによってストッパ膜103を除去する。このとき、埋め込み膜106にボイドは存在しないので、埋め込み膜106の上部に凹部は発生しない。
なお、図8に対応する参考図である図12に示されるように、トレンチ105に面し、互いに対向するストッパ膜103の端面103a,103bは、ハードマスク層104に近付くほど間隔D103を広げ、且つ、シリコン基板101の主表面に対して角度θ103で傾斜する第1のテーパ面を含む。また、図12に示されるように、トレンチ105に面し、互いに対向するハードマスク層104の端面104a,104bは、マスクパターン111に近付くほど間隔D104を広げ、且つ、シリコン基板101の主表面に対して角度θ104で傾斜する第2のテーパ面を含む。また、角度θ103及び角度θ104は、ともに90°より小さい角度である。
また、図12に示されるように、互いに対向するハードマスク層104の端面104a,104bの間隔D104の最小値は、互いに対向するストッパ膜103の端面103a,103bの間隔D103の最大値よりも、長さ(2×L104)大きい。
さらに、シリコン基板101の主表面に対して第2のテーパ面(ハードマスク層104の端面104a,104b)が成す角度θ104は、シリコン基板101の主表面に対して第1のテーパ面(ストッパ膜103の端面103a,103b)が成す角度θ103よりも小さい。このようにすれば、埋め込み膜106の形成途中で、トレンチ105の入り口側(上側)の空隙が下側の空隙よりも狭くなるような状態が発生し難くなるので、ボイドの発生が生じ難くなる。
また、参考図である図13に示されるように、シリコン基板401、絶縁膜402、ストッパ膜403、及びハードマスク層404に、垂直な側面を持つトレンチが形成され、このトレンチ内に埋め込み膜406を堆積させるプロセスの途中で、トレンチの入り口側の膜厚である埋め込み最大膜厚Qが、トレンチの下側の膜厚である埋め込み最小膜厚Qよりも厚くなる。そこで、第1の実施形態においては、
(L103+L104)≧(Q―Q
とすることが望ましい。この条件は、第1の実施形態において、埋め込み膜106にボイドが生じないであろう条件である。すなわち、埋め込み膜106の形成途中において、トレンチ105の入り口側(上側)の空隙がトレンチの底側の空隙よりも狭くなるような状態が発生しないことを述べている条件である。
以上に説明したように、第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法によれば、ハードマスク層104及びストッパ膜103に等方性エッチングを行った後に、等方性エッチング時と同じマスクパターン111を用いて、絶縁膜102及びシリコン基板101の異方性エッチングを行うので、トレンチ105を途中で狭めるように突き出す構造(オーバーハング形状)は発生しない。このため、CVD法でトレンチ105内部に埋め込み膜106を形成する際に、トレンチ105の底部で埋め込み酸化膜が堆積するよりも前に、ストッパ膜103近傍で埋め込み酸化膜の構成材料同士が接触してしまい、トレンチ105の底部付近にボイドを発生させるような現象は、生じ難い。
《3》第2の実施形態
図14から図19までは、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるプロセスを示す概略断面図である。
第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法では、先ず、図14に示されるように、シリコン(Si)基板201の主表面上に酸化シリコンから成る絶縁膜(素子分離膜又はパッド膜)202及び酸化シリコンからなるハードマスク層204を、例えば、CVD法によって順に形成し、さらに、ハードマスク層204上に開口部211aを有するレジストマスクのマスクパターン211を、例えば、ホトリソグラフィ技術を用いて形成する。
次に、図15に示されるように、開口部211aを通して異方性エッチングを行い、ハードマスク層204及び絶縁膜202を貫通して、シリコン基板201の内部に達するトレンチ205を形成する。このとき、窒化シリコンからなるストッパ膜は存在しないので、トレンチ205の内部に突き出る構造は存在しない。
次に、マスクパターン211を除去した後、図16に示されるように、CVD法により、トレンチ205内に酸化シリコンから成る埋め込み膜206を形成する。このとき、トレンチ205の内部に突き出る構造は存在しないので、埋め込み膜206内にボイドは発生し難い。
トレンチ205内に埋め込み膜206を形成した後に、図16に示されるように、ハードマスク層204の底部(絶縁膜203より上部)に窒素(N)及びシリコン(Si)をイオン注入する。このとき、例えば、窒素濃度及びシリコン濃度のそれぞれが、1×1019[cm−3]〜1×1022[cm−3]程度になるように設定し、且つ、窒素濃度とシリコン濃度の比率(窒素濃度:シリコン濃度)が、1:1から3:4程度までの範囲内になるように設定して、イオン注入を行う。この工程によって生成される酸窒化シリコン(ストッパ膜)の膜厚の制御は、例えば、深さの異なるイオン注入を複数回実施することで行うことができる。このようにすることで、所望の濃度のストッパ膜を任意の厚みで形成することが可能になる。
次に、図17に示されるように、窒素がイオン注入された領域に酸窒化シリコンを形成するための熱処理を行う。この熱処理は、例えば、約850[℃]、30[sec]程度のRTA(Rapid Thermal Anneal)である。このハードマスク層204の底部に形成された酸窒化シリコンは、ストッパ膜203としての機能を持つ。
次に、図18に示されるように、エッチング又はCMPにより、埋め込み膜206の一部(上側の部分)及びハードマスク層204を除去し、さらに、図19に示されるように、エッチングによってストッパ膜203を除去する。このとき、埋め込み膜206にボイドは存在しないので、埋め込み膜206の上部に凹部は発生しない。
以上に説明したように、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法によれば、ハードマスク層204の異方性エッチングによってトレンチ205を形成するときには、ストッパ膜203が存在せず、ハードマスク層204と絶縁膜202のエッチングレートは同等であるため、トレンチ205に突き出た構造及びトレンチ205から外側に窪んだ構造は発生しない。そのため、第2の実施形態によれば、埋め込み膜206形成時にボイドは発生し難い。
さらに、窒素イオン注入と熱処理により形成されるストッパ膜は、トレンチ上部にも形成されるため、埋め込み膜206とハードマスク層204のエッチバック、又は、CMPにて、トレンチ205上部にリセス(参考図である図13の符号420部分のようにストッパ膜の存在しない部分)が発生しない。そのため、トレンチ上部に段差が形成されることによる不具合の発生も抑制できる。
101,201 シリコン基板、 102,202 絶縁膜(素子分離膜又はパッド膜)、 103,203 ストッパ膜、 104,204 ハードマスク層、 105,205 トレンチ、 106,206 埋め込み膜、 111,211 マスクパターン、 111a,211a 開口部。

Claims (8)

  1. 基板の主表面上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜上にストッパ膜を形成する工程と、
    前記ストッパ膜上にハードマスク層を形成する工程と、
    前記ハードマスク層上に、開口部を有するマスクパターンを形成する工程と、
    前記開口部を介して、前記ハードマスク層及び前記ストッパ膜に、前記ハードマスク層に対するエッチングレートが前記ストッパ膜に対するエッチングレートよりも高い等方性エッチングを施して、前記絶縁膜を露出させる工程と、
    前記開口部を介して、前記絶縁膜に異方性エッチングを施して前記基板を露出すると共に、前記マスクパターン、前記ハードマスク層、前記ストッパ膜、及び前記絶縁膜をマスクとして前記基板にトレンチを形成する工程と、
    前記マスクパターンを除去する工程と、
    前記トレンチ内を絶縁材料で埋め込むことによって埋め込み膜を形成する工程と、
    前記ストッパ膜が露出するまで、前記埋め込み膜及び前記ハードマスク層を除去する工程と
    を有し、
    前記トレンチに面し、互いに対向する前記ストッパ膜の端面は、前記ハードマスク層に近付くほど間隔を広げ、且つ、前記主表面に対して傾斜する第1のテーパ面を含み、
    前記トレンチに面し、互いに対向する前記ハードマスク層の端面は、前記マスクパターンに近付くほど間隔を広げ、且つ、前記主表面に対して傾斜する第2のテーパ面を含む
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記絶縁膜は、酸化シリコンで形成され、
    前記ストッパ膜は、窒化シリコン又はポリシリコンで形成され、
    前記ハードマスク層は、酸化シリコンで形成され、
    前記埋め込み膜は、酸化シリコンで形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 互いに対向する前記ハードマスク層の端面の間隔の最小値は、互いに対向する前記ストッパ膜の端面の間隔の最大値よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記主表面に対して第2のテーパ面が成す角度は、前記主表面に対して第1のテーパ面が成す角度よりも小さいことを特徴とする請求項又はに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 基板の主表面上に、酸化シリコンで絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜上に、酸化シリコンでハードマスク層を形成する工程と、
    前記ハードマスク層上に、開口部を有するマスクパターンを形成する工程と、
    前記開口部を介して、前記ハードマスク層及び前記絶縁膜に異方性エッチングを施して、前記ハードマスク層及び前記絶縁膜を貫通し、前記基板に達するトレンチを形成する工程と、
    前記マスクパターンを除去する工程と、
    前記トレンチ内を絶縁材料としての酸化シリコンで埋め込むことによって埋め込み膜を形成する工程と、
    窒素イオン及びシリコンイオンを打ち込むことによって、前記絶縁膜と前記ハードマスク層の境界近傍にストッパ膜を形成する工程と、
    前記ストッパ膜が露出するまで、前記埋め込み膜及び前記ハードマスク層を除去する工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記イオンの打ち込みは、
    前記ストッパ膜の窒素濃度が、1×1019[cm−3]から1×1022[cm−3]までの範囲内になり、
    前記ストッパ膜のシリコン濃度が、1×1019[cm−3]から1×1022[cm−3]までの範囲内になり、
    前記窒素濃度と前記シリコン濃度の比率が、1:1から3:4までの範囲内になるように行われる
    ことを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記埋め込み膜及び前記ハードマスク層を除去する工程は、エッチング又はCMPにより行われることを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記埋め込み膜及び前記ハードマスク層を除去する工程の後に、前記ストッパ膜を除去する工程をさらに有することを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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