JP2014027110A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 STI端部のディボットの発生を抑制し、埋め込み絶縁膜の基板上へのオーバーハングを小さくしてゲート絶縁材料の残渣を抑制する。
【解決手段】 半導体装置の製造方法において、基板上に、第1ストッパ膜と第2ストッパ膜を、前記第1ストッパ膜及び前記第2ストッパ膜とエッチングレートの異なる中間膜を間に挟んでこの順に形成し、所定の開口を有するマスク層を用いて前記第2ストッパ膜に第1開口を形成し、前記第1開口を前記基板と水平な方向に拡張し、前記マスク層を用いて前記第1ストッパ膜に第2開口を形成し、前記第2開口を前記基板と水平な方向に拡張し、前記マスク層、前記第1開口、及び前記第2開口を用いて前記基板に溝を形成し、前記マスク層を除去した後、前記第2ストッパ膜上及び前記溝内に埋め込み絶縁膜を形成し、前記埋め込み絶縁膜を研磨する。
【選択図】図11

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
近年の半導体装置では、素子分離にSTI(Shallow Trench Isolation)構造を用いている。STIの形成過程で溝内を酸化膜で埋め込む場合、STIの端部、すなわち埋め込み酸化膜と活性領域の界面近傍にディボットと呼ばれる窪みが発生する。ディボットは、溝の側壁のシリコン面が熱酸化によって基板の内側へ後退することや、溝の埋め込み後の複数回にわたるフッ酸処理の影響によって発生すると考えられる。
ディボットが発生すると、その後のゲート電極膜の形成時にディボット内部にゲート電極材料が入り込む。ゲート電極膜をゲート電極の形状に加工した後も、ディボットの内部には電極材料の残渣が残る。ポリシリコンゲートの場合は、活性領域との境界にポリシリコンの残渣が残り、短絡の原因となる。その結果、歩留まり、デバイスの信頼性が低下する。
STIディボットを防止するために、溝の埋め込み前に基板上に形成されるCMPストッパ膜の開口幅をSTIの溝幅よりも広げることが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。CMPストッパ膜の開口をSTIの開口よりも拡げてから溝を埋め込むことで、ディボットの発生を防止している。
しかし、この手法では、STI端部のディボットの発生を防止することはできても、埋め込み絶縁膜のオーバーハングに起因するポリシリコン残渣を十分に排除することができない。
特開平11−74340号公報
そこで、STIディボットの発生を抑制し、かつ埋め込み絶縁膜のオーバーハングを小さくすることによってゲート電極材料の残渣を抑制することのできる半導体装置の製造方法を提供する。
ひとつの観点では、半導体装置の製造方法は、
基板上に、第1ストッパ膜と第2ストッパ膜を、前記第1ストッパ膜及び前記第2ストッパ膜とエッチングレートの異なる中間膜を間に挟んでこの順に形成し、
所定の開口を有するマスク層を用いて前記第2ストッパ膜に第1開口を形成し、前記第1開口を前記基板と水平な方向に拡張し、
前記マスク層を用いて前記第1ストッパ膜に第2開口を形成し、前記第2開口を前記基板と水平な方向に拡張し、
前記マスク層、前記第1開口、及び前記第2開口を用いて前記基板に溝を形成し、
前記マスク層を除去した後、前記第2ストッパ膜上及び前記溝内に埋め込み絶縁膜を形成し、
前記埋め込み絶縁膜を研磨する
工程を含む。
STIディボットの発生とゲート電極材料の残渣を抑制することができる。その結果、半導体装置の歩留まりと信頼性が向上する。
従来のSTIディボットの抑制方法で生じる問題点を説明するための図である。 従来のSTIディボットの抑制方法で生じる問題点を説明するための図である。 実施形態の半導体装置の製造工程図である。 実施形態の半導体装置の製造工程図である。 実施形態の半導体装置の製造工程図である。 実施形態の半導体装置の製造工程図である。 実施形態の半導体装置の製造工程図である。 実施形態の半導体装置の製造工程図である。 実施形態の半導体装置の製造工程図である。 実施形態の半導体装置の製造工程図である。 実施形態の半導体装置の製造工程図である。 実施形態の半導体装置の製造工程図である。 実施形態の半導体装置の製造工程図である。 実施形態の半導体装置の製造工程図である。
以下で、図面を参照して発明の実施形態を説明する。まず、図1及び図2を参照して、STI端部のディボット発生を防止する従来の方法に生じる問題点を説明する。
図1(a)に示すように、STI用の溝106の内壁に熱酸化膜107が形成され、基板101のシリコン面が基板101の内側に入り込んでいる。基板101上に、熱酸化膜102を介してCMPストッパ膜103が形成されている。CMPストッパ膜103は、たとえばシリコン窒化膜(SiN)である。CMPストッパ膜103の開口幅を溝106の開口幅よりも広げて、CMPストッパ膜103の側面を溝106の端部から離れる方向に後退させる。具体的には、酸化膜104をマスクとして、ウェットエッチングでCMPストッパ膜103の側壁を横方向(すなわち、基板101の表面と平行な方向)に後退させる。あるいはエッチングガスを選択して等方的にドライエッチングする。ウェットエッチング又は等方的なドライエッチングにより、CMPストッパ膜103の側壁にテーパ状のくびれ111が形成される。
図1(b)に示すように、溝106を絶縁膜109で埋め込み、CMPで平坦化する。溝106を絶縁膜109で埋め込むときに、CMPストッパ膜103のくびれ111に絶縁膜109が入り込む。その後、図1(c)のように、CMPストッパ膜103と熱酸化膜102を除去すると、絶縁膜109の端部にオーバーハング112が発生する。このオーバーハング112は、図示はしないが、その後のウェル形成のための犠牲酸化膜の形成と除去でさらに大きくなる。
次に、図2(a)のように、ウェル(不図示)形成後、ゲート絶縁膜113を形成し、ゲート絶縁膜113上にポリシリコン膜114を形成する。ポリシリコンはSTI用の埋め込み絶縁膜109のオーバーハング112の下側にも入り込む。図2(b)で、レジストマスク117を形成して、ポリシリコン膜114をゲート電極115の形状に加工した後も、図2(c)に示すように、オーバーハング112の下方にポリシリコンが残渣116として残る。ゲート電極115を金属で形成する場合も同様の問題が生じる。
この手法では、STI端部のディボットの発生を防止することはできても、埋め込み絶縁膜109のオーバーハング112の発生と、オーバーハング下方のゲート材料の残渣という別の問題が生じる。
そこで、実施形態では、STIディボットの発生と、基板上のゲート電極材料の残渣を抑制する半導体装置の製造方法を提案する。
図3〜図14は、実施形態による半導体装置の製造工程図である。実施形態では、基板上に複数層のCMPストッパ膜を、間にエッチングレートの異なる別の絶縁膜を挿入して形成する。CMPストッパ膜ごとに段階的に基板と水平な方向にSTI溝の端部から後退させることによって、STI用の埋め込み絶縁膜のオーバーハングを小さくする。
図3を参照すると、シリコン基板11上に、絶縁膜に挟まれたCMPストッパ膜を複数層、たとえば3層繰り返して堆積する。この例では、シリコン基板11上に、第1シリコン酸化膜(SiO2)12、第1シリコン窒化膜(SiN)13、第2シリコン酸化膜(SiO2)14、第2シリコン窒化膜(SiN)15、第3シリコン酸化膜(SiO2)16、第3シリコン窒化膜(SiN)、第4シリコン酸化膜(SiO2)18をこの順で形成する。
第1シリコン酸化膜12は、たとえば膜厚10nmの熱酸化膜である。第1シリコン酸化膜12上に、第1シリコン窒化膜13をCVD法により、たとえば膜厚40nmに成長する。第1シリコン窒化膜13上に、CVD法により膜厚20nmの第2シリコン酸化膜14を形成する。さらに、膜厚50nmの第2シリコン窒化膜15、膜厚20nmの第3シリコン酸化膜16、膜厚40nmの第3シリコン窒化膜17、膜厚100nmの第4シリコン酸化膜18を、この順序で順次堆積する。第4シリコン酸化膜18は、マスク層として用いられる。
図4において、全面にレジスト膜を塗布し、フォトリソグラフィ法により、STIに対応する箇所に開口を有するレジストマスク19を形成する。レジストマスク19を用い、第4シリコン酸化膜18、第3シリコン窒化膜17、第3シリコン酸化膜16をエッチング除去する。エッチングガスとして、たとえば、CF4とCHF3とArの混合ガスを用いる。これにより開口内に第2シリコン窒化膜15が露出する。
図5において、レジストパターン19を除去し、全面にシリコン酸化膜22を20nm程度成長する。これにより、第4シリコン酸化膜18の上面、第3シリコン窒化膜17の側面、及び第2シリコン窒化膜15の露出面上に薄いシリコン酸化膜22が形成される。
図6において、第4シリコン酸化膜18上及び第2シリコン窒化膜15上のシリコン酸化膜22をエッチング除去する。他方、第3シリコン窒化膜17の側面のシリコン酸化膜22を保護膜として残す。このときのエッチングは、異方性のドライエッチングとする。これにより、第2シリコン窒化膜15の一部が開口内に露出する。その後、第4シリコン酸化膜18及び側壁の酸化膜22をマスクとして、ドライエッチングにて第2シリコン窒化膜15を除去して、下層の第2シリコン酸化膜14を露出する。その後、さらにウェットエッチングにて、第2シリコン窒化膜15をシリコン基板11の表面と平行な方向に後退させて第1インデント23を形成する。エッチャントとして、たとえば熱リン酸(H3PO4)溶液を用いて150℃で行う。この場合、酸化膜との選択比は120:1となる。
図7において、全面にシリコン酸化膜24を20nm成長する。これにより、第4シリコン酸化膜18の上面、第2シリコン窒化膜15の側面、及び第2シリコン酸化膜14上に薄いシリコン酸化膜24が形成される。第4シリコン酸化膜18上のシリコン酸化膜24と第2シリコン酸化膜14を異方性エッチングにより除去する。このとき、第2シリコン窒化膜15の後退した側面のシリコン酸化膜24は保護膜として残る。
図8において、第4シリコン酸化膜18をマスクとして、ドライエッチングにて露出する第1シリコン窒化膜13をエッチング除去する。その後、さらにウェットエッチングにて、第1シリコン窒化膜13を基板表面と平行な方向に後退させて、第2インデント25を形成する。ウェットエッチングは、たとえば熱リン酸溶液(150℃)で行う。
図9において、希フッ酸で、第1シリコン酸化膜12を除去し、露出したシリコン基板11の表面から、溝31を掘り込む。
図10において、溝31の内壁に熱酸化膜(不図示)を形成した後、全面に絶縁膜(埋め込み酸化膜)32を形成して、溝31の内部を埋め込む。絶縁膜32は、第3シリコン窒化膜17上絶縁膜32は、スピンコーティング法で形成するSOG(Spin-on-Glass)膜、TEOSを原料とするCVD膜、プラズマCVDによるHDP(High Density Plasma)膜など、任意の絶縁膜である。
図11において、絶縁膜32をCMP(Chemical Mechanical Polishing)により研磨して、平坦化する。CMP工程において、第1シリコン窒化膜13、第2シリコン窒化膜15、及び第3シリコン窒化膜17の積層がCMPストッパとして機能する。絶縁膜32が研磨されるにつれて、第3シリコン窒化膜17上に形成されていた第4酸化膜(マスク)18も研磨される。平坦化の後、アニールにより絶縁膜32を緻密化する。
図12において、第3シリコン窒化膜17、第3シリコン酸化膜16、第2シリコン窒化膜15、第2シリコン酸化膜14、第1シリコン窒化膜13をエッチング除去する。第1〜第3のシリコン窒化膜13、15、17の除去は,たとえば熱リン酸によるウェットエッチング、第2及び第3のシリコン酸化膜14、16の除去は、たとえばフッ酸でウェットエッチングする。このとき、平坦化された埋め込み絶縁膜32もエッチングされる。さらにウェットエッチングにより第1シリコン酸化膜(熱酸化膜)12を除去して、犠牲酸化膜(不図示)を形成し、シリコン基板11にイオン注入により所定の導電型のウェル(不図示)を形成する。その後、希フッ酸により犠牲酸化膜を除去し、シリコン基板上にゲート酸化膜34を形成する。この過程で、埋め込み絶縁膜32もエッチングされる。
このように、数回のウェット処理により、埋め込み絶縁膜32も少しずつ除去されて高さが低減する。しかし、図12のサークルAで示すように、埋め込み絶縁膜32はSTIの溝31の端部から一定距離dだけシリコン基板11の活性領域側に突出しているので、STI端部にディボットが発生するのを防止することができる。
さらに、2段階に分けてシリコン窒化膜13,15を横方向(基板と水平な方向)に後退させているので、一層あたりのくびれ量が少なく、最終的に埋め込み絶縁膜32のSTI端部でのオーバーハング42を小さくすることができる。2段階の横方向へのエッチングにより、STIの端部(活性領域との境界)での断面形状は2段の階段形状となっている。
図10の工程で、埋め込み酸化膜32の形成に先立って、マスク層として用いたシリコン酸化膜18と第3シリコン窒化膜17を除去してから、溝内に熱酸化膜を形成し、その後、第2シリコン窒化膜上及び溝31内に埋め込み絶縁膜32を形成してもよい。この場合は、図11で埋め込み絶縁膜32の研磨は第2シリコン窒化膜15でストップする。その後、図12の工程で第2シリコン窒化膜15、第2シリコン酸化膜14、第1シリコン窒化膜13をエッチング除去する。
なお、図6及び図8において、第1シリコン窒化膜13、第2シリコン窒化膜15の横方向(基板と水平な方向)への後退量は、第1シリコン酸化膜12や犠牲酸化膜(不図示)の除去等のウェット処理を行なった後でも、埋め込み絶縁膜32の端部がシリコン基板11とSTI溝31の境界をカバーするように、適切に設定されている。
特に図示はしないが、ゲート絶縁膜34は、電源電圧の異なる領域ごとに膜厚や材料が異なる場合があるので、ある特定の領域だけゲート絶縁膜34を形成し、その後、その他の領域に別のゲート絶縁膜を形成してもよい。本願発明に直接関係がないので詳細は省略する。
図13において、全面にゲート電極膜35を形成する。ゲート電極膜35はたとえばポリシリコン膜35である。このとき、オーバーハング42の曲率半径が従来方法よりも小さくなっており、シリコン基板11上でオーバーハング42の下方に入り込むゲート電極材料の量を抑制できる。
図14において、ゲート電極膜35上にレジスト膜を形成し、フォトグラフィ法によりパターニングしてレジストマスク37を形成する。レジストマスク37を用いてゲート電極膜35をゲート電極36の形状に加工し、レジストマスク37を除去する。
その後、図示はしないが、ゲート電極36をマスクとして、シリコン基板11にウェル(不図示)と同じ導電型の不純物を斜め注入等により注入してポケット領域を形成し、次いで、ウェルと逆の導電型の不純物をイオン注入してソース・ドレインエクステンション領域を形成し、ゲート電極36の側壁に側壁スペーサを形成し、ゲート電極36及び側壁スペーサをマスクとしてイオン注入によりソース・ドレイン不純物拡散領域を形成する。さらに、層間絶縁膜やコンタクト孔、各種配線層等の形成工程を経て、半導体装置を完成する。
以上の方法によれば、CMPストッパ膜を複数層設け、複数回に分けて段階的に横方向(基板表面と水平な方向)に開口幅を拡げる。これにより、埋め込み絶縁膜の溝端でのディボット発生を防止し、かつ、埋め込み絶縁膜のオーバーハングを小さくして基板上へのゲート電極材料の残渣を低減することができる。
上述した実施例では、CMPストッパ膜として、シリコン酸化膜に挟まれたシリコン窒化膜を3層繰り返して形成したが、4層としてもよい。この場合は、図3の構成で、たとえばシリコン窒化膜とシリコン酸化膜をそれぞれ20nmずつ繰り返して成長する。シリコン窒化膜の層数を4層とすることで、CMPストッパを基板表面と平行な方向へ三段階に分けてエッチングして、各CMPストッパ膜のくびれの曲率半径を小さくすることができでる。STI端部での断面形状はゆるやかな3段の階段形状となる。その結果、STI用の埋め込み絶縁膜のオーバーハング形状をなだらかにすることができる。
また、CMPストッパ膜の数を、間にエッチングレートの異なる絶縁膜を挟んで2層としてもよい。この場合、各層のCMPストッパ膜の膜厚は、2層の膜厚を合わせてCMPストッパとして適切に機能できる膜厚に設定する。たとえば、CMPストッパ膜としてシリコン窒化膜を用いる場合、下層の第1のシリコン窒化膜を膜厚50nmに形成し、シリコン酸化膜を挟んで、上層の第2のシリコン窒化膜を膜厚80nmに形成する。第2のシリコン窒化膜上にマスク層を形成する。この場合、CMPストッパ膜を3層にする場合と比較して、第1のCMPストッパ膜と第2のCMPストッパ膜の削り量は多くなり、曲率半径も大きくなる。しかし、CMPストッパ層を2段階に分けて横方向にエッチングしているので、従来の手法と比較すると、オーバーハングの下に入り込むゲート電極材料の残渣を低減することができる。
11 基板(シリコン基板)
12 第1シリコン酸化膜(第1絶縁膜)
13 第1シリコン窒化膜(第1CMPストッパ膜)
14 第2シリコン酸化膜(第2絶縁膜)
15 第2シリコン窒化膜(第2CMPストッパ膜)
16 第3シリコン酸化膜(第3絶縁膜)
17 第3シリコン窒化膜(第3CMPストッパ膜)
23 第1インデント
25 第2インデント
31 STI溝
32 埋め込み絶縁膜
35 ゲート電極膜
36 ゲート電極
42 オーバーハング

Claims (6)

  1. 基板上に、第1ストッパ膜と第2ストッパ膜を、前記第1ストッパ膜及び前記第2ストッパ膜とエッチングレートの異なる中間膜を間に挟んでこの順に形成し、
    所定の開口を有するマスク層を用いて前記第2ストッパ膜に第1開口を形成し、前記第1開口を前記基板と水平な方向に拡張し、
    前記マスク層を用いて前記第1ストッパ膜に第2開口を形成し、前記第2開口を前記基板と水平な方向に拡張し、
    前記マスク層、前記第1開口、及び前記第2開口を用いて前記基板に溝を形成し、
    前記マスク層を除去した後、前記第2ストッパ膜上及び前記溝内に埋め込み絶縁膜を形成し、
    前記埋め込み絶縁膜を研磨する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1ストッパ膜への前記第2開口の形成の前に、前記第2ストッパ膜の前記第1開口の露出面に第1保護膜を形成する工程、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第2ストッパ膜上に、第2中間膜を介して第3ストッパ膜を形成し、
    前記マスク層を用いて前記第3ストッパ膜に第3開口を形成し、
    前記第3開口の側面に第2保護膜を形成する、
    工程をさらに含み、
    前記マスク層及び前記第3ストッパ膜をマスクとして、前記第2ストッパ膜に前記第1開口を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記埋め込み絶縁膜は、前記第3ストッパ膜上及び前記溝内に形成されることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2ストッパ膜への前記第1開口の形成はドライエッチングにより行い、前記第1開口の前記基板と水平な方向への拡張はウェットエッチングにより行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1ストッパ膜への前記第2開口の形成はドライエッチングにより行い、前記第2開口の前記基板と水平な方向への拡張はウェットエッチングにより行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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