JP6006765B2 - 運転支援装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、運転支援装置に関する。
従来から、例えば、縦列駐車された車両の駐車位置からの出庫において自動操舵を行う運転支援装置が知られている。
特開2003−237511号公報
この種の運転支援装置では、車両の切り返しの回数がなるべく少ない方がより短時間で出庫しやすい。しかしながら、車両の切り返しの回数を少なくするために、切り返しにおいて車輪を据え切りすると、車輪が消耗したり、電動パワーステアリング等のアクチュエータの電力消費が増大してしまう。そこで、車輪の消耗やアクチュエータの電力消費の増大を抑制しつつ車両の切り返しの回数を少なくしやすい運転支援装置が得られれば有意義である。
実施形態の運転支援装置は、車両の状態が前進状態と後進状態とのうちの一方である第一の状態から前記前進状態と前記後進状態とのうちの他方である第二の状態に切り替わる際に、前記車両の車輪の舵角を、中立位置の一方側の第一の舵角から前記中立位置の他方側の第二の舵角に変更する場合、前記車両の状態が前記第二の状態になる前に前記第一の舵角から前記第二の舵角に向かい始め、前記車両の状態が前記第二の状態となっているときに、前記第一の舵角と前記第二の舵角との間の第三の舵角から前記第二の舵角に向かうように、前記舵角を制御する操舵制御部と、停止状態の前記車両の前方の障害物と前記車両の後方の障害物との間の距離を検出する検出部と、を備え、前記操舵制御部は、前記距離が閾値以上のときには、前記車両の状態が前記第一の状態となっているときに、前記第一の舵角から前記第二の舵角に向かい始めるように、前記舵角を制御し、前記距離が閾値未満のときには、前記車両の状態が前記第一の状態から前記第二の状態に切り替わる途中の停止状態となっているときに、前記第一の舵角から前記第二の舵角に向かい始めるように、前記舵角を制御する。よって、当該構成では、例えば、車両の状態が第二の状態になる前に舵角が第一の舵角から第二の舵角に向かい始めるので、車両の状態が第二の状態になってから舵角が第一の舵角から第二の舵角に向かい始める場合に比べて、車両の切り返しの回数を少なくしやすい。また、当該構成では、車両の状態が第二の状態となっているときに、舵角が第一の舵角と第二の舵角との間の第三の舵角から第二の舵角に向かうので、少なくとも舵角が第三の舵角から第二の舵角になるまでの間は、車輪が据え切り状態ではないので、舵角が第一の舵角から第二の舵角になるまでの間、車輪が据え切りされる場合に比べて、車輪の消耗やアクチュエータの電力消費の増大を抑制することができる。また、当該構成では、車両の前方の障害物と車両の後方の障害物との間の距離に応じて、車輪の据え切り量を調整して、障害物の間から車両を脱出させることができる。
また、実施形態の運転支援装置において、前記操舵制御部は、前記車両の状態が前記第一の状態となっているときに、前記第一の舵角から前記第二の舵角に向かい始めるように、前記舵角を制御する。よって、当該構成では、車輪の据え切りを行わずに舵角を第一の舵角から第二の舵角に変更することができるので、舵角が第一の舵角から第二の舵角になるまでの間、車輪が据え切りされる場合に比べて、車輪の消耗やアクチュエータの電力消費の増大を抑制することができる。
また、実施形態の運転支援装置において、前記操舵制御部は、前記車両の状態が前記第一の状態から前記第二の状態に切り替わる途中の停止状態となっているときに、前記第一の舵角から前記第二の舵角に向かい始めるように、前記舵角を制御する。よって、当該構成によれば、舵角が第一の舵角から第二の舵角にむかう間の一部の区間だけ、車輪が据え切りされるので、舵角が第一の舵角から第二の舵角になる間の全区間で車輪が据え切りされる場合に比べて、車輪の消耗やアクチュエータの電力消費の増大を抑制できる。
また、実施形態の運転支援装置において、前記車両の現在位置から目標位置への移動経路を算出する移動経路算出部を備えた。よって、当該構成では、車両の現在位置から目標位置への移動経路を算出することができる。
図1は、実施形態の車両の車室の一部が透視された状態が示された例示的な斜視図である。 図2は、実施形態の車両の例示的な平面図(俯瞰図)である。 図3は、実施形態の車両のダッシュボードの一例の車両後方からの視野での図である。 図4は、実施形態の運転支援システムの構成の例示的なブロック図である。 図5は、実施形態の運転支援システムのECUの構成の例示的なブロック図である。 図6は、実施形態の車両の縦列出庫を説明するための例示的な説明図である。 図7は、実施形態の車両の舵角の第一の変化を示す例示的な説明図である。 図8は、実施形態の車両の舵角の第二の変化を示す例示的な説明図である。 図9は、実施形態の出庫支援処理の手順を示す例示的なフローチャートである。 図10は、実施形態の経路算出処理の手順の一部を示す例示的なフローチャートである。 図11は、比較例の車両の舵角の変化を示す例示的な説明図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用、結果、および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能であるとともに、基本的な構成に基づく種々の効果や、派生的な効果のうち、少なくとも一つを得ることが可能である。
本実施形態の車両1は、例えば、不図示の内燃機関を駆動源とする自動車、すなわち内燃機関自動車であってもよいし、電動機を駆動源とする自動車、すなわち電気自動車や燃料電池自動車等であってもよいし、それらの双方を駆動源とするハイブリッド自動車であってもよいし、他の駆動源を備えた自動車であってもよい。また、車両1は、種々の変速装置を搭載することができるし、内燃機関や電動機を駆動するのに必要な種々の装置、例えばシステムや部品等を搭載することができる。また、車両1における車輪3の駆動に関わる装置の方式や、数、レイアウト等は、種々に設定することができる。
図1に例示されるように、車体2は、不図示の乗員が乗車する車室2aを構成している。車室2a内には、乗員としての運転者の座席2bに臨む状態で、操舵部4や、加速操作部5、制動操作部6、変速操作部7等が設けられている。操舵部4は、例えば、ダッシュボード24から突出したステアリングホイールであり、加速操作部5は、例えば、運転者の足下に位置されたアクセルペダルであり、制動操作部6は、例えば、運転者の足下に位置されたブレーキペダルであり、変速操作部7は、例えば、センターコンソールから突出したシフトレバーである。なお、操舵部4や、加速操作部5、制動操作部6、変速操作部7等は、これらには限定されない。
また、車室2a内には、表示出力部としての表示装置8や、音声出力部としての音声出力装置9が設けられている。表示装置8は、例えば、LCD(liquid crystal display)や、OELD(organic electroluminescent display)等である。音声出力装置9は、例えば、スピーカである。また、表示装置8は、例えば、タッチパネル等、透明な操作入力部10で覆われている。乗員は、操作入力部10を介して表示装置8の表示画面に表示される画像を視認することができる。また、乗員は、表示装置8の表示画面に表示される画像に対応した位置で手指等で操作入力部10を触れたり押したり動かしたりして操作することで、操作入力を実行することができる。これら表示装置8や、音声出力装置9、操作入力部10等は、例えば、ダッシュボード24の車幅方向すなわち左右方向の中央部に位置されたモニタ装置11に設けられている。モニタ装置11は、スイッチや、ダイヤル、ジョイスティック、押しボタン等の不図示の操作入力部を有することができる。また、モニタ装置11とは異なる車室2a内の他の位置に不図示の音声出力装置を設けることができるし、モニタ装置11の音声出力装置9と他の音声出力装置から、音声を出力することができる。なお、モニタ装置11は、例えば、ナビゲーションシステムやオーディオシステムと兼用されうる。
また、車室2a内には、表示装置8とは別の表示装置12が設けられている。図3に例示されるように、表示装置12は、例えば、ダッシュボード24の計器盤部25に設けられ、計器盤部25の略中央で、速度表示部25aと回転数表示部25bとの間に位置されている。表示装置12の画面12aの大きさは、表示装置8の画面8aの大きさよりも小さい。この表示装置12には、主として車両1の運転支援に関する情報を示す画像が表示されうる。表示装置12で表示される情報量は、表示装置8で表示される情報量より少なくてもよい。表示装置12は、例えば、LCDや、OELD等である。なお、表示装置8に、表示装置12で表示される情報が表示されてもよい。
また、図1,2に例示されるように、車両1は、例えば、四輪自動車であり、左右二つの前輪3Fと、左右二つの後輪3Rとを有する。これら四つの車輪3は、いずれも転舵可能に構成されうる。図4に例示されるように、車両1は、少なくとも二つの車輪3を操舵する操舵システム13を有している。操舵システム13は、アクチュエータ13aと、トルクセンサ13bとを有する。操舵システム13は、ECU14(electronic control unit)等によって電気的に制御されて、アクチュエータ13aを動作させる。操舵システム13は、例えば、電動パワーステアリングシステムや、SBW(steer by wire)システム等である。操舵システム13は、アクチュエータ13aによって操舵部4にトルク、すなわちアシストトルクを付加して操舵力を補ったり、アクチュエータ13aによって車輪3を転舵したりする。この場合、アクチュエータ13aは、一つの車輪3を転舵してもよいし、複数の車輪3を転舵してもよい。また、トルクセンサ13bは、例えば、運転者が操舵部4に与えるトルクを検出する。
また、図2に例示されるように、車体2には、複数の撮像部15として、例えば四つの撮像部15a〜15dが設けられている。撮像部15は、例えば、CCD(charge coupled device)やCIS(CMOS image sensor)等の撮像素子を内蔵するデジタルカメラである。撮像部15は、所定のフレームレートで動画データを出力することができる。撮像部15は、それぞれ、広角レンズまたは魚眼レンズを有し、水平方向には例えば140°〜190°の範囲を撮影することができる。また、撮像部15の光軸は斜め下方に向けて設定されている。よって、撮像部15は、車両1が移動可能な路面や車両1が駐車可能な領域を含む車体2の周辺の外部の環境を逐次撮影し、撮像画像データとして出力する。
撮像部15aは、例えば、車体2の後側の端部2eに位置され、リヤトランクのドア2hの下方の壁部に設けられている。撮像部15bは、例えば、車体2の右側の端部2fに位置され、右側のドアミラー2gに設けられている。撮像部15cは、例えば、車体2の前側、すなわち車両前後方向の前方側の端部2cに位置され、フロントバンパー等に設けられている。撮像部15dは、例えば、車体2の左側、すなわち車幅方向の左側の端部2dに位置され、左側の突出部としてのドアミラー2gに設けられている。ECU14は、複数の撮像部15で得られた画像データに基づいて演算処理や画像処理を実行し、より広い視野角の画像を生成したり、車両1を上方から見た仮想的な俯瞰画像を生成したりすることができる。なお、俯瞰画像は、平面画像とも称されうる。
また、ECU14は、撮像部15の画像から、車両1の周辺の路面に示された区画線等を識別し、区画線等に示された駐車区画を検出(抽出)する。
また、図1,2に例示されるように、車体2には、複数の測距部16,17として、例えば四つの測距部16a〜16dと、八つの測距部17a〜17hとが設けられている。測距部16,17は、例えば、超音波を発射してその反射波を捉えるソナーである。ソナーは、ソナーセンサ、あるいは超音波探知器とも称されうる。ECU14は、測距部16,17の検出結果により、車両1の周囲に位置された障害物等の物体の有無や当該物体までの距離を測定することができる。すなわち、測距部16,17は、物体を検出する検出部の一例である。なお、測距部17は、例えば、比較的近距離の物体の検出に用いられ、測距部16は、例えば、測距部17よりも遠い比較的長距離の物体の検出に用いられうる。また、測距部17は、例えば、車両1の前方および後方の物体の検出に用いられ、測距部16は、車両1の側方の物体の検出に用いられうる。
また、図4に例示されるように、運転支援システム100では、ECU14や、モニタ装置11、操舵システム13、測距部16,17等の他、ブレーキシステム18、舵角センサ19、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、車輪速センサ22等が、電気通信回線としての車内ネットワーク23を介して電気的に接続されている。車内ネットワーク23は、例えば、CAN(controller area network)として構成されている。ECU14は、車内ネットワーク23を通じて制御信号を送ることで、操舵システム13、ブレーキシステム18等を制御することができる。また、ECU14は、車内ネットワーク23を介して、トルクセンサ13b、ブレーキセンサ18b、舵角センサ19、測距部16、測距部17、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、車輪速センサ22等の検出結果や、操作入力部10等の操作信号等を、受け取ることができる。
ECU14は、例えば、CPU14a(central processing unit)や、ROM14b(read only memory)、RAM14c(random access memory)、表示制御部14d、音声制御部14e、SSD14f(solid state drive、フラッシュメモリ)等を有している。CPU14aは、例えば、表示装置8,12で表示される画像に関連した画像処理や、車両1の移動目標位置の決定、車両1の移動経路の演算、物体との干渉の有無の判断、車両1の自動制御、自動制御の解除等の、各種の演算処理および制御を実行することができる。CPU14aは、ROM14b等の不揮発性の記憶装置にインストールされ記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムにしたがって演算処理を実行することができる。RAM14cは、CPU14aでの演算で用いられる各種のデータを一時的に記憶する。また、表示制御部14dは、ECU14での演算処理のうち、主として、撮像部15で得られた画像データを用いた画像処理や、表示装置8で表示される画像データの合成等を実行する。また、音声制御部14eは、ECU14での演算処理のうち、主として、音声出力装置9で出力される音声データの処理を実行する。また、SSD14fは、書き換え可能な不揮発性の記憶部であって、ECU14の電源がオフされた場合にあってもデータを記憶することができる。なお、CPU14aや、ROM14b、RAM14c等は、同一パッケージ内に集積されうる。また、ECU14は、CPU14aに替えて、DSP(digital signal processor)等の他の論理演算プロセッサや論理回路等が用いられる構成であってもよい。また、SSD14fに替えてHDD(hard disk drive)が設けられてもよいし、SSD14fやHDDは、ECU14とは別に設けられてもよい。
ブレーキシステム18は、例えば、ブレーキのロックを抑制するABS(anti-lock brake system)や、コーナリング時の車両1の横滑りを抑制する横滑り防止装置(ESC:electronic stability control)、ブレーキ力を増強させる(ブレーキアシストを実行する)電動ブレーキシステム、BBW(brake by wire)等である。ブレーキシステム18は、アクチュエータ18aを介して、車輪3ひいては車両1に制動力を与える。また、ブレーキシステム18は、左右の車輪3の回転差などからブレーキのロックや、車輪3の空回り、横滑りの兆候等を検出して、各種制御を実行することができる。ブレーキセンサ18bは、例えば、制動操作部6の可動部の位置を検出するセンサである。ブレーキセンサ18bは、可動部としてのブレーキペダルの位置を検出することができる。ブレーキセンサ18bは、変位センサを含む。
舵角センサ19は、例えば、ステアリングホイール等の操舵部4の操舵量を検出するセンサである。舵角センサ19は、例えば、ホール素子などを用いて構成される。ECU14は、運転者による操舵部4の操舵量や、自動操舵時の各車輪3の操舵量等を、舵角センサ19から取得して各種制御を実行する。なお、舵角センサ19は、操舵部4に含まれる回転部分の回転角度を検出する。舵角センサ19は、角度センサの一例である。
アクセルセンサ20は、例えば、加速操作部5の可動部の位置を検出するセンサである。アクセルセンサ20は、可動部としてのアクセルペダルの位置を検出することができる。アクセルセンサ20は、変位センサを含む。
シフトセンサ21は、例えば、変速操作部7の可動部の位置を検出するセンサである。シフトセンサ21は、可動部としての、レバーや、アーム、ボタン等の位置を検出することができる。シフトセンサ21は、変位センサを含んでもよいし、スイッチとして構成されてもよい。
車輪速センサ22は、車輪3の回転量や単位時間当たりの回転数を検出するセンサである。車輪速センサ22は、検出した回転数を示す車輪速パルス数をセンサ値として出力する。車輪速センサ22は、例えば、ホール素子などを用いて構成されうる。ECU14は、車輪速センサ22から取得したセンサ値に基づいて車両1の移動量などを演算し、各種制御を実行する。なお、車輪速センサ22は、ブレーキシステム18に設けられている場合もある。その場合、ECU14は、車輪速センサ22の検出結果をブレーキシステム18を介して取得する。ECU14は、車輪速センサ22から取得したセンサ値に基づいて、車輪速を求めることができる。この場合、一の車輪速センサ22のセンサ値を用いてもよいし、複数の車輪速センサ22のセンサ値を用いてもよい。
なお、上述した各種センサやアクチュエータの構成や、配置、電気的な接続形態等は、一例であって、種々に設定(変更)することができる。
次に、ECU14内に実現される運転支援部400の構成について説明する。運転支援部400は、図5に示されるように、操作受付部401と、検出部402と、目標位置決定部403と、移動経路算出部404と、操舵制御部405と、を備えている。
図5に示す運転支援部400内の各構成は、図4のECU14として構成されたCPU14aが、ROM14b内に格納されたプログラムを実行することで実現される。すなわち、運転支援部400は、ROM14b内に格納されたプログラムを実行することで操作受付部401と、検出部402と、目標位置決定部403と、移動経路算出部404と、操舵制御部405を実現する。なお、これらの各部をハードウェアで実現するように構成してもよい。
運転支援部400は、例えば、縦列出庫支援を行うことができる。運転支援部400は、例えば図6に示されるように、縦列駐車した車両1が出庫を行う際に、車両1の前方の障害物Bと車両1の後方の障害物Bとの間の距離Lを検出し、当該距離Lに基づいて切り返しの要否を判定して、車両1の移動経路を決定し、移動経路に沿って車両1が移動するように車両1を制御することができる。
操作受付部401は、操作入力部10や操作部14g等の指示信号(制御信号)を受け付ける。操作受付部401は、これら指示信号から、運転者からの操作を受け付けることができる。操作部14gは、例えば、押しボタンやスイッチ等である。
検出部402は、物体検出部としての撮像部15や、測距部16,17等から取得したデータに基づいて、車両1の周辺の障害物Bを検出する。これにより、車両1と障害物Bとの相対的な位置関係や、制御の基準となる二次元座標系における車両1や障害物Bの位置、障害物Bの領域等がわかる。また、検出部402は、測距部16,17から取得したデータに基づいて、車両1の前方の障害物Bと車両1の後方の障害物Bとの間の距離Lを検出することができる。
目標位置決定部403は、目標位置Taを設定する。具体的には、目標位置決定部403は、例えば、表示装置8に表示された車両1を含む平面図(俯瞰図)の画像に対応した操作入力部10での操作入力(指示入力、指定入力)により、操作者(運転者や乗員等)によって指定された位置あるいは領域として、目標位置Taを設定する。また、目標位置決定部403は、例えば、車両1の挙動に対応して撮像部15で取得された車両1の周辺の画像に基づいて、目標位置Taを自動的に検出し、設定することができる。ただし、目標位置Taの設定手法はこれらに限定されるものではない。
移動経路算出部404は、車両1の現在位置から目標位置Taまでの移動経路を算出する。移動経路算出部404は、車両1の現在位置と目標位置Taとに基づいて所定の手順や条件にしたがった幾何学的な演算を行って、車両1の移動経路を算出することができる。あるいは、移動経路算出部404は、例えば、ROM14bやSSD14f等に記憶された複数の経路パターンのデータを参照し、現在位置と目標位置Taとに合致する経路パターンを選択することができる。ただし、移動経路の算出手法はこれらに限定されるものではない。
また、移動経路算出部404は、距離Lに基づいて、障害物Bと障害物Bとの間から車両1が出庫する場合の車両1の切り返しの要否を判断する。車両1の切り返しは、車両1の状態を前進状態と後進状態とのうちの一方である第一の状態から前進状態と後進状態とのうちの他方である第二の状態に切り替える際に、車輪3の舵角を、中立位置の一方側から中立位置の他方側に変更する動作である。この際、車両1は、停止状態において、前進と後進との切り替え、すなわちシフトチェンジが行われる。
移動経路算出部404は、車両1が目標位置に移動するためには、車両1の状態を第一の状態から第二の状態に切り替えるとともに、当該切り替えの際に、車輪3の舵角を、中立位置の一方側の第一の舵角D1(図7,8)から中立位置の他方側の第二の舵角D2(図7,8)に変更する必要が有ると判断した場合には、切り返し経路を算出する。
ここで、図7,8には、車両1の切り返しの際のシフトチェンジのタイミングと舵角との関係が示されている。図7,8に示されるように、移動経路算出部404は、切り返し経路の算出において、車両1の状態が第二の状態になる前に舵角が第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始め、車両1の状態が第二の状態となっているときに、舵角が第一の舵角D1と第二の舵角D2との間の第三の舵角D3から第二の舵角D2に向かうような経路を算出する。第一の舵角D1は、例えば中立位置を基準とした一方側の最大舵角であってよく、第二の舵角D2は、例えば中立位置を基準とした他方側の最大舵角であってよく、第三の舵角D3は、例えば中立位置(0度)であってよい。
詳細には、移動経路算出部404は、距離Lが閾値以上のときには、車両1の状態が第一の状態となっているときに、舵角が第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始めるような第一の切り返し動作によって成立する経路を算出する(図7)。本実施形態では、第一の状態(例えば前進状態)のときに第一の舵角D1から第三の舵角D3まで舵角が変化し、シフトチェンジ(停止状態)後の第二の状態(例えば後進状態)のときに、第三の舵角D3から第二の舵角D2まで舵角が変化するような経路を算出する。この場合、車輪3の据え切り無しの経路となる。閾値は、据え切り無しで切り返しが可能か否かを判断する基準であって、例えば車両1の前後方向の長さに所定の長さを加えた値であってよい。
一方、移動経路算出部404は、距離Lが閾値未満のときには、車両1の状態が第一の状態(例えば前進状態)から第二の状態(例えば後進状態)に切り替わる途中の停止状態となっているときに、舵角が第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始めるような第二の切り返し動作によって成立する経路を算出する(図8)。本実施形態では、停止状態のときに、第一の舵角D1から第三の舵角D3まで舵角が変化し、シフトチェンジ(停止状態)後の第二の状態(例えば後進状態)のときに、第三の舵角D3から第二の舵角D2まで舵角が変化するような経路を算出する。この場合、停止状態で第一の舵角D1から第三の舵角D3までは車輪3が据え切り(半据え切り)される経路となる。なお、距離Lが閾値未満の場合、車両1の第二の状態での移動量が比較的短くなってしまうために、最大曲率の移動経路を設定できない場合には、第二の舵角D2は、最大舵角よりも小さくてよい。
操舵制御部405は、移動経路算出部404によって決定された移動経路での車両1の移動について、車輪3の操舵を行う。この際、本実施形態では、車両1は、運転者の加速操作部5あるいは制動操作部6の操作に応じて、加速あるいは減速(制動)される。また、車両1は、運転者の変速操作部7の操作、すなわちシフトチェンジに応じて、前進あるいは後進する。
操舵制御部405は、具体的には、移動経路算出部404によって決定された移動経路に沿って車両1が移動するように、車両1の位置に応じて操舵システム13のアクチュエータ13aを制御する。すなわち、操舵制御部405は、図7,8に示されるように、車両1の状態が第一の状態から第二の状態に切り替わる際に、車輪3の舵角を、第一の舵角D1から第二の舵角D2に変更する場合、車両1の状態が第二の状態になる前に第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始め、車両1の状態が第二の状態となっているときに、第三の舵角D3から第二の舵角D2に向かうように、舵角を制御する。詳細には、距離Lが閾値以上のときには、操舵制御部405は、車両1の状態が第一の状態となっているときに、第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始めるように、舵角を制御する(図7)。一方、距離Lが閾値未満のときには、操舵制御部405は、車両1の状態が第一の状態から第二の状態に切り替わる途中の停止状態となっているときに、第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始めるように、舵角を制御する。
次に、以上のように構成された運転支援部400による縦列出庫支援処理の手順を図9を用いて説明する。まず、検出部402は、障害物Bと障害物Bとの間の距離Lを検出する(S1)。次に、目標位置決定部403は、目標位置を決定する(S2)。
次に、移動経路算出部404は、移動経路を決定する(S3)。移動経路の決定において、移動経路算出部404は、車両1の切り返しが必要と判断した場合、距離Lに応じた切り返し動作を選択し、当該選択した切り返し動作での移動経路を算出する。具体的には、図10に示されるように、移動経路算出部404は、距離Lと閾値とを比較する(S11)。距離Lが閾値以上の場合(S12のYes)、移動経路算出部404は、上述した第一の切り返し動作での移動経路を算出する(S13)。一方、距離Lが閾値未満の場合(S12のNo)、移動経路算出部404は、上述した第二の切り返し動作での移動経路を算出する(S14)。
図9に戻って、操舵制御部405は、移動経路算出部404によって決定された移動経路に沿って車両1が移動するように、車両1の舵角を制御、すなわち車両1の移動を制御する(S4)。この際、運転支援部400は、車両1の目標切り返し位置Tb(図6)で車両1を停車して前進と後進とのシフトチェンジを行うよう促すシフトチェンジ案内を、モニタ装置11によって行う。このシフトチェンジ案内に応じて、運転者が、目標切り返し位置Tb(図6)で車両1を停車して前進と後進とのシフトチェンジを行うこととなる。運転者の操作による実際の車両1の停車位置およびシフトチェンジのタイミングは、シフトチェンジ案内で示された目標切り返し位置Tbおよびシフトチェンジのタイミングに対して所定の範囲でずれてもよい。このようなずれが生じた場合、操舵制御部405は、操舵のタイミングを変えてもよいし、変えなくてもよい。また、運転支援部400は、上記のずれが所定の範囲を超えると予想される場合や超えた場合には、縦列出庫処理を終了することができる。ここで、本実施形態では、例えば、操舵制御部405は、シフトチェンジ案内が行われる前に、第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かうように舵角の制御を開始する。
図11には、比較例の車両の舵角の変化が例示されている。比較例では、車両の状態が第一の状態から第二の状態に完全に切り替わった後に、舵角が第一の舵角D1から第二の舵角D2になるまで制御される。この場合には、図11中の領域E1に対応する操舵量による車両の姿勢、すなわち偏向角の変化量と、領域E2に対応する操舵量による車両の偏向角の変化量とが相殺されてしまうため、車両の偏向角の変化量が減ってしまい、切り返し回数の増加につながってしまう。これに対して、本実施形態では、車両1の状態が第二の状態になる前に舵角が第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始めるので、車両1の偏向角の相殺が生じることを抑制することができる。よって、本実施形態では、車両1の切り返しの回数を少なくしやすい。
以上、説明したように、本実施形態では、操舵制御部405は、車両1の状態が第一の状態から第二の状態に切り替わる際に、車輪3の舵角を、中立位置の一方側の第一の舵角D1から中立位置の他方側の第二の舵角D2に変更する場合、車両1の状態が第二の状態になる前に第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始め、車両1の状態が第二の状態となっているときに、第三の舵角D3から第二の舵角D2に向かうように、舵角を制御する。よって、当該構成では、例えば、車両1の状態が第二の状態になる前に舵角が第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始めるので、車両1の状態が第二の状態になってから舵角が第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始める場合に比べて、車両1の切り返しの回数を少なくしやすい。また、上記構成では、車両1の状態が第二の状態となっているときに、舵角が第三の舵角D3から第二の舵角D2に向かうので、少なくとも舵角が第三の舵角D3から第二の舵角D2になるまでの間は、車輪3が据え切り状態ではないので、舵角が第一の舵角D1から第二の舵角D2になるまでの間、車輪3が据え切りされる場合に比べて、車輪3の消耗やアクチュエータ13aの電力消費の増大を抑制することができる。よって、アクチュエータ13aの電力消費の増大を抑制することができるので、アクチュエータ13aの熱の発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、操舵制御部405は、車両1の状態が第一の状態となっているときに、第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始めるように、舵角を制御する。よって、当該構成では、車輪3の据え切りを行わずに舵角を第一の舵角D1から第二の舵角D2に変更することができるので、舵角が第一の舵角D1から第二の舵角D2になるまでの間、車輪3が据え切りされる場合に比べて、車輪3の消耗やアクチュエータ13aの電力消費の増大を抑制することができる。
また、本実施形態では、操舵制御部405は、車両1の状態が第一の状態から第二の状態に切り替わる途中の停止状態となっているときに、第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始めるように、舵角を制御する。よって、当該構成によれば、舵角が第一の舵角D1から第二の舵角D2にむかう間の一部の区間だけ、車輪3が据え切りされるので、舵角が第一の舵角D1から第二の舵角D2になる間の全区間で車輪3が据え切りされる場合に比べて、車輪3の消耗やアクチュエータ13aの電力消費の増大を抑制できる。
また、本実施形態では、検出部402は、停止状態の車両1の前方の障害物Bと車両1の後方の障害物Bとの間の距離Lを検出する。そして、操舵制御部405は、距離Lが閾値以上のときには、車両1の状態が第一の状態となっているときに、第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始めるように、舵角を制御する。一方、距離Lが閾値未満のときには、操舵制御部405は、車両1の状態が第一の状態から第二の状態に切り替わる途中の停止状態となっているときに、第一の舵角D1から第二の舵角D2に向かい始めるように、舵角を制御する。よって、当該構成では、距離Lに応じて、車輪3の据え切り量を調整して、障害物Bの間から車両1を脱出させることができる。
また、本実施形態では、運転支援部400は、車両1の現在位置から目標位置への移動経路を算出する移動経路算出部404を備えている。よって、当該構成では、車両1の現在位置から目標位置への移動経路を算出することができる。
本実施形態の運転支援部400で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(digital versatile disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、実施形態の運転支援部400で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施形態の運転支援部400で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態や変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や形状等のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。例えば、車両1が行う運転支援は、駐車支援(入庫支援)であってもよい。
1…車両、3…車輪、400…運転支援部、402…検出部、404…移動経路算出部、405…操舵制御部、B…障害物、D1…第一の舵角、D2…第二の舵角、D3…第三の舵角。

Claims (2)

  1. 車両の状態が前進状態と後進状態とのうちの一方である第一の状態から前記前進状態と前記後進状態とのうちの他方である第二の状態に切り替わる際に、前記車両の車輪の舵角を、中立位置の一方側の第一の舵角から前記中立位置の他方側の第二の舵角に変更する場合、前記車両の状態が前記第二の状態になる前に前記第一の舵角から前記第二の舵角に向かい始め、前記車両の状態が前記第二の状態となっているときに、前記第一の舵角と前記第二の舵角との間の第三の舵角から前記第二の舵角に向かうように、前記舵角を制御する操舵制御部と、
    停止状態の前記車両の前方の障害物と前記車両の後方の障害物との間の距離を検出する検出部と、
    を備え
    前記操舵制御部は、前記距離が閾値以上のときには、前記車両の状態が前記第一の状態となっているときに、前記第一の舵角から前記第二の舵角に向かい始めるように、前記舵角を制御し、前記距離が閾値未満のときには、前記車両の状態が前記第一の状態から前記第二の状態に切り替わる途中の停止状態となっているときに、前記第一の舵角から前記第二の舵角に向かい始めるように、前記舵角を制御する、運転支援装置。
  2. 前記車両の現在位置から目標位置への移動経路を算出する移動経路算出部を備えた、請求項1に記載の運転支援装置。
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