JP6058603B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、車両の制御装置に関する。
従来、車両を目標位置まで案内するために、移動軌跡に従って走行させるような操舵支援や自動操舵を行う技術が知られている。
特開2006−8009号公報
しかしながら、従来技術においては、操舵支援や自動操舵を行うために、転舵角を制御する際、メカ機構や摩擦などによって生じる遅れを考慮したものではない。転舵角を制御する際に、メカ機構や摩擦などによって遅れが生じると、車両の移動経路が、操舵支援や自動操舵により設定された移動経路からずれる可能性がある。
実施形態の車両の制御装置は、車両の操舵制御を行う操舵制御部と、車両の速度又は加速度を取得する取得部と、車両の現在の位置を検出する位置検出部と、車両の現在位置として、第1の位置が検出された場合に、車両が当該第1の位置から、取得部が今回取得した速度又は加速度で、操舵制御部による操舵制御の応答遅れに対応する遅れ時間だけ、予め設定された目標位置までの移動経路に沿って車両が仮に進んだ場合の位置である第2の位置で、当該移動経路に沿って移動するために必要な目標舵角を、指示舵角として操舵制御部に与える制御部と、を備え、制御部は、さらに、車両の現在位置が、移動経路上の第1の位置であると検出された場合に、取得部が今回取得した速度又は加速度で遅れ時間だけ車両が進んだ場合の第2の位置が、取得した速度又は加速度で遅れ時間だけ車両が進んだ場合の第3の位置と比べて近い場合に、当該第3の位置で、移動経路に沿って移動するために必要な目標舵角を、指示舵角として継続するように、操舵制御部に与える。よって、例えば、移動経路に従って移動する際の精度を向上させることができる。
また、実施形態の車両の制御装置は、車両を目標位置まで案内するための移動経路を生成する生成部を、さらに備え、制御部は、車両の現在位置として、第1の位置が検出された場合に、車両が当該第1の位置から、生成部により生成された移動経路に沿って車両が仮に進んだ場合の位置である第2の位置で、移動経路に沿って移動するために必要な目標舵角を、指示舵角として操舵制御部に与える。よって、例えば、生成された移動経路に従って移動する際の精度を向上させることができる。
また、実施形態の車両の制御装置は、車両で行われている操舵情報を取得する操舵取得部を、さらに備え、制御部は、操舵取得部が取得した操舵情報に基づいて、当該車両で行われている操舵が切り増しか否かを判断し、第2の位置を求める際に用いられる遅れ時間を切り増しか否かに応じて算出し、算出した遅れ時間を用いて求めた第2の位置での目標舵角を指示舵角として操舵制御部に与える。例えば、操舵が切り増しか否かに応じて異なる操舵遅れに対応できるため、移動精度を向上させることができる。
また、実施形態の車両の制御装置は、車両の舵角を取得する舵角取得部を、さらに備え、制御部は、さらに、目標位置までの移動経路に沿って車両を進める場合に、現在位置である第1の位置における移動経路に沿って移動するために必要な目標舵角と、舵角取得部が取得した車両の舵角と、の差分に基づいて、車両が第1の位置から、操舵制御部による操舵制御の応答遅れに対応する遅れ時間だけ、移動経路に沿って車両が仮に進んだ場合の位置である第2の位置で、移動経路に沿って移動するために必要な目標舵角を補正する。よって、例えば、差分に基づいた補正が行われることで、移動精度を向上させることができる。
図1は、第1の実施形態の車両の車室の一部が透視された状態が示された例示的な斜視図である。 図2は、第1の実施形態の車両の例示的な平面図(俯瞰図)である。 図3は、第1の実施形態の車両のダッシュボードの一例の車両後方からの視野での図である。 図4は、第1の実施形態の駐車支援システムの構成の例示的なブロック図である。 図5は、第1の実施形態の駐車支援システムのECUの構成の例示的なブロック図である。 図6は、従来の車両の移動制御の際に生じる操舵遅れを例示した図である。 図7は、従来の車両における、操舵遅れにより生じる目標経路と実際の移動経路との間のずれを例示した図である。 図8は、第1の実施形態の舵角制御部の構成を例示したブロック図である。 図9は、第1の実施形態の先読み舵角算出部により算出される、先読み舵角を説明した図である。 図10は、第1の実施形態の対応記憶部に記憶されている、車両の速度と、遅れ時間と、の対応関係を例示した図である。 図11は、第1の実施形態の対応記憶部に記憶されている、車両の操舵状況と、遅れ時間と、の対応関係を例示した図である。 図12は、第1の実施形態のECUにおける駐車支援制御に移行するまでの処理の手順を示すフローチャートである。 図13は、第1の実施形態のECUにおける駐車支援制御の手順を示すフローチャートである。 図14は、第2の実施形態の車両における、定常走行時の先読み舵角に対応する車両の位置関係を例示した図である。 図15は、第2の実施形態の車両における、ブレーキ制御時の先読み舵角に対応する車両の位置関係を例示した図である。 図16は、第1の実施形態の車両においてブレーキを掛けた場合の速度と舵角との対応関係を例示した図である。 図17は、第2の実施形態の車両においてブレーキを掛けた場合の速度と舵角との対応関係を例示した図である。 図18は、第2の実施形態のECUにおける駐車支援制御の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用、結果、および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能であるとともに、基本的な構成に基づく種々の効果や、派生的な効果のうち、少なくとも一つを得ることが可能である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態の車両1は、例えば、不図示の内燃機関を駆動源とする自動車、すなわち内燃機関自動車であってもよいし、不図示の電動機を駆動源とする自動車、すなわち電気自動車や燃料電池自動車等であってもよいし、それらの双方を駆動源とするハイブリッド自動車であってもよいし、他の駆動源を備えた自動車であってもよい。また、車両1は、種々の変速装置を搭載することができるし、内燃機関や電動機を駆動するのに必要な種々の装置、例えばシステムや部品等を搭載することができる。また、車両1における車輪3の駆動に関わる装置の方式や、数、レイアウト等は、種々に設定することができる。
図1に例示されるように、車体2は、不図示の乗員が乗車する車室2aを構成している。車室2a内には、乗員としての運転者の座席2bに臨む状態で、操舵部4や、加速操作部5、制動操作部6、変速操作部7等が設けられている。操舵部4は、例えば、ダッシュボード24から突出したステアリングホイールであり、加速操作部5は、例えば、運転者の足下に位置されたアクセルペダルであり、制動操作部6は、例えば、運転者の足下に位置されたブレーキペダルであり、変速操作部7は、例えば、センターコンソールから突出したシフトレバーである。なお、操舵部4や、加速操作部5、制動操作部6、変速操作部7等は、これらには限定されない。
また、車室2a内には、表示出力部としての表示装置8や、音声出力部としての音声出力装置9が設けられている。表示装置8は、例えば、LCD(liquid crystal display)や、OELD(organic electroluminescent display)等である。音声出力装置9は、例えば、スピーカである。また、表示装置8は、例えば、タッチパネル等、透明な操作入力部10で覆われている。乗員は、操作入力部10を介して表示装置8の表示画面に表示される画像を視認することができる。また、乗員は、表示装置8の表示画面に表示される画像に対応した位置で手指等で操作入力部10を触れたり押したり動かしたりして操作することで、操作入力を実行することができる。これら表示装置8や、音声出力装置9、操作入力部10等は、例えば、ダッシュボード24の車幅方向すなわち左右方向の中央部に位置されたモニタ装置11に設けられている。モニタ装置11は、スイッチや、ダイヤル、ジョイスティック、押しボタン等の不図示の操作入力部を有することができる。また、モニタ装置11とは異なる車室2a内の他の位置に不図示の音声出力装置を設けることができるし、モニタ装置11の音声出力装置9と他の音声出力装置から、音声を出力することができる。なお、モニタ装置11は、例えば、ナビゲーションシステムやオーディオシステムと兼用されうる。
また、車室2a内には、表示装置8とは別の表示装置12が設けられている。図3に例示されるように、表示装置12は、例えば、ダッシュボード24の計器盤部25に設けられ、計器盤部25の略中央で、速度表示部25aと回転数表示部25bとの間に位置されている。表示装置12の画面12aの大きさは、表示装置8の画面8aの大きさよりも小さい。この表示装置12には、主として車両1の駐車支援に関する情報を示す画像が表示されうる。表示装置12で表示される情報量は、表示装置8で表示される情報量より少なくてもよい。表示装置12は、例えば、LCDや、OELD等である。なお、表示装置8に、表示装置12で表示される情報が表示されてもよい。
また、図1,2に例示されるように、車両1は、例えば、四輪自動車であり、左右二つの前輪3Fと、左右二つの後輪3Rとを有する。これら四つの車輪3は、いずれも転舵可能に構成されうる。図4に例示されるように、車両1は、少なくとも二つの車輪3を操舵する操舵システム13を有している。
操舵システム13は、アクチュエータ13aと、トルクセンサ13bとを有し、車両1の操舵制御を行う。操舵システム13は、ECU14(electronic control unit)等によって電気的に制御されて、アクチュエータ13aを動作させる。操舵システム13は、例えば、電動パワーステアリングシステムや、SBW(steer by wire)システム等である。操舵システム13は、アクチュエータ13aによって操舵部4にトルク、すなわちアシストトルクを付加して操舵力を補ったり、アクチュエータ13aによって車輪3を転舵したりする。この場合、アクチュエータ13aは、一つの車輪3を転舵してもよいし、複数の車輪3を転舵してもよい。また、トルクセンサ13bは、例えば、運転者が操舵部4に与えるトルクを検出する。
また、図2に例示されるように、車体2には、複数の撮像部15として、例えば四つの撮像部15a〜15dが設けられている。撮像部15は、例えば、CCD(charge coupled device)やCIS(CMOS image sensor)等の撮像素子を内蔵するデジタルカメラである。撮像部15は、所定のフレームレートで動画データを出力することができる。撮像部15は、それぞれ、広角レンズまたは魚眼レンズを有し、水平方向には例えば140°〜190°の範囲を撮影することができる。また、撮像部15の光軸は斜め下方に向けて設定されている。よって、撮像部15は、車両1が移動可能な路面や車両1が駐車可能な領域を含む車体2の周辺の外部の環境を逐次撮影し、撮像画像データとして出力する。
撮像部15aは、例えば、車体2の前側、すなわち車両前後方向の前方側の端部2cに位置され、フロントバンパー等に設けられている。撮像部15bは、例えば、車体2の左側、すなわち車幅方向の左側の端部2dに位置され、左側の突出部としてのドアミラー2gに設けられている。撮像部15cは、例えば、車体2の後側の端部2eに位置され、リヤトランクの(図示しない)ドアの下方の壁部に設けられている。撮像部15dは、例えば、車体2の右側の端部2fに位置され、右側のドアミラー2gに設けられている。ECU14は、複数の撮像部15で得られた画像データに基づいて演算処理や画像処理を実行し、より広い視野角の画像を生成したり、車両1を上方から見た仮想的な俯瞰画像を生成したりすることができる。なお、俯瞰画像は、平面画像とも称されうる。
また、ECU14は、撮像部15の画像から、車両1の周辺の路面に示された区画線等を識別し、区画線等に示された駐車区画を検出(抽出)する。
また、図1,2に例示されるように、車体2には、複数の測距部16,17として、例えば四つの測距部16a〜16dと、八つの測距部17a〜17hとが設けられている。測距部16,17は、例えば、超音波を発射してその反射波を捉えるソナーである。ソナーは、ソナーセンサ、あるいは超音波探知器とも称されうる。ECU14は、測距部16,17の検出結果により、車両1の周囲に位置された障害物等の物体の有無や当該物体までの距離を測定することができる。すなわち、測距部16,17は、物体を検出する検出部の一例である。なお、測距部17は、例えば、比較的近距離の物体の検出に用いられ、測距部16は、例えば、測距部17よりも遠い比較的長距離の物体の検出に用いられうる。また、測距部17は、例えば、車両1の前方および後方の物体の検出に用いられ、測距部16は、車両1の側方の物体の検出に用いられうる。
また、図4に例示されるように、駐車支援システム100では、ECU14や、モニタ装置11、操舵システム13、測距部16,17等の他、ブレーキシステム18、舵角センサ19、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、車輪速センサ22等が、電気通信回線としての車内ネットワーク23を介して電気的に接続されている。車内ネットワーク23は、例えば、CAN(controller area network)として構成されている。ECU14は、車内ネットワーク23を通じて制御信号を送ることで、操舵システム13、ブレーキシステム18等を制御することができる。また、ECU14は、車内ネットワーク23を介して、トルクセンサ13b、ブレーキセンサ18b、舵角センサ19、測距部16、測距部17、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、車輪速センサ22等の検出結果や、操作入力部10等の操作信号等を、受け取ることができる。
ECU14は、例えば、CPU14a(central processing unit)や、ROM14b(read only memory)、RAM14c(random access memory)、表示制御部14d、音声制御部14e、SSD14f(solid state drive、フラッシュメモリ)等を有している。CPU14aは、例えば、表示装置8,12で表示される画像に関連した画像処理や、車両1の移動目標位置の決定、車両1の移動経路の演算、物体との干渉の有無の判断、車両1の自動制御、自動制御の解除等の、各種の演算処理および制御を実行することができる。CPU14aは、ROM14b等の不揮発性の記憶装置にインストールされ記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムにしたがって演算処理を実行することができる。RAM14cは、CPU14aでの演算で用いられる各種のデータを一時的に記憶する。また、表示制御部14dは、ECU14での演算処理のうち、主として、撮像部15で得られた画像データを用いた画像処理や、表示装置8で表示される画像データの合成等を実行する。また、音声制御部14eは、ECU14での演算処理のうち、主として、音声出力装置9で出力される音声データの処理を実行する。また、SSD14fは、書き換え可能な不揮発性の記憶部であって、ECU14の電源がオフされた場合にあってもデータを記憶することができる。なお、CPU14aや、ROM14b、RAM14c等は、同一パッケージ内に集積されうる。また、ECU14は、CPU14aに替えて、DSP(digital signal processor)等の他の論理演算プロセッサや論理回路等が用いられる構成であってもよい。また、SSD14fに替えてHDD(hard disk drive)が設けられてもよいし、SSD14fやHDDは、ECU14とは別に設けられてもよい。
ブレーキシステム18は、例えば、ブレーキのロックを抑制するABS(anti-lock brake system)や、コーナリング時の車両1の横滑りを抑制する横滑り防止装置(ESC:electronic stability control)、ブレーキ力を増強させる(ブレーキアシストを実行する)電動ブレーキシステム、BBW(brake by wire)等である。ブレーキシステム18は、アクチュエータ18aを介して、車輪3ひいては車両1に制動力を与える。また、ブレーキシステム18は、左右の車輪3の回転差などからブレーキのロックや、車輪3の空回り、横滑りの兆候等を検出して、各種制御を実行することができる。ブレーキセンサ18bは、例えば、制動操作部6の可動部の位置を検出するセンサである。ブレーキセンサ18bは、可動部としてのブレーキペダルの位置を検出することができる。ブレーキセンサ18bは、変位センサを含む。
舵角センサ19は、例えば、ステアリングホイール等の操舵部4の操舵量を検出するセンサである。舵角センサ19は、例えば、ホール素子などを用いて構成される。ECU14は、運転者による操舵部4の操舵量や、自動操舵時の各車輪3の操舵量等を、舵角センサ19から取得して各種制御を実行する。なお、舵角センサ19は、操舵部4に含まれる回転部分の回転角度を検出する。舵角センサ19は、角度センサの一例である。
アクセルセンサ20は、例えば、加速操作部5の可動部の位置を検出するセンサである。アクセルセンサ20は、可動部としてのアクセルペダルの位置を検出することができる。アクセルセンサ20は、変位センサを含む。
シフトセンサ21は、例えば、変速操作部7の可動部の位置を検出するセンサである。シフトセンサ21は、可動部としての、レバーや、アーム、ボタン等の位置を検出することができる。シフトセンサ21は、変位センサを含んでもよいし、スイッチとして構成されてもよい。
車輪速センサ22は、車輪3の回転量や単位時間当たりの回転数を検出するセンサである。車輪速センサ22は、検出した回転数を示す車輪速パルス数をセンサ値として出力する。車輪速センサ22は、例えば、ホール素子などを用いて構成されうる。ECU14は、車輪速センサ22から取得したセンサ値に基づいて車両1の移動量などを演算し、各種制御を実行する。なお、車輪速センサ22は、ブレーキシステム18に設けられている場合もある。その場合、ECU14は、車輪速センサ22の検出結果をブレーキシステム18を介して取得する。
なお、上述した各種センサやアクチュエータの構成や、配置、電気的な接続形態等は、一例であって、種々に設定(変更)することができる。
また、図5に示されるように、ECU14は、センサ情報取得部501と、検出部502と、目標位置設定部503と、経路生成部504と、位置検出部505と、舵角制御部506と、を備えている。図5に示される各構成は、ECU14として構成されたCPU14aが、ROM14b内に格納されたプログラムを実行することで実現される。なお、これらの構成をハードウェアで実現するように構成しても良い。
本実施形態の車両1におけるECU14は、車両1を目標位置(例えば車両1の駐車位置)まで案内するための駐車支援を行う。例えば、本実施形態のECU14は、表示装置12に、運転者に対して、アクセルペダル、ブレーキペダル、及び変速操作部7による操作を促すための案内情報を表示する。例えば、運転者が当該案内情報に従って、アクセルペダル及び変速操作部7のうちいずれか一つ以上を操作し、車両1が移動した場合、ECU14が、設定された移動経路を移動するように、車両1が移動した距離に従って、操舵システム13を制御する。これにより、移動した距離に応じた操舵が行われるため、車両1が目標位置に移動できる。
従来の操舵支援や自動操舵の技術においては、目標位置までの移動制御を行うために、転舵角を制御する際に、メカ機構や摩擦などによる遅れを考慮していなかった。図6は、従来の車両の移動制御の際に生じる操舵遅れを例示した図である。図6に示される例では、移動距離に対応する目標舵角601に対して、操舵遅れにより実舵角602となっている例を示した図である。このように実舵角が目標舵角から遅れる(以降、操舵遅れと称する)ことで、移動経路にもずれが生じる。
図7は、従来の車両における、操舵遅れにより生じる目標経路と実際の移動経路との間のずれを例示した図である。図7では、目標経路701に従って移動制御がされる際に、上述したような理由による操舵遅れにより、実際の車両の経路が、移動経路702となっている。図7に示されるように、操舵遅れが生じると目標経路から車両がずれる。このため、操舵制御の際に操舵遅れが生じないよう制御するのが好ましい。そこで、本実施形態のECU14では、操舵遅れ分だけ先読みした舵角になるよう、操舵システム13に指示を行うことで、操舵遅れが生じることを抑止した。次に、図5の各構成について説明する。
センサ情報取得部501は、車両1に設けられた各種センサからの情報を取得する。本実施形態のセンサ情報取得部501は、車輪速センサ22から車輪速情報、測距部16、17からの測距情報、舵角センサ19から舵角情報、アクセルセンサ20からアクセル情報、シフトセンサ21からのシフト情報、ブレーキセンサ18bからのブレーキ情報、及びトルクセンサ13bから操舵トルク情報を取得する。本実施形態のセンサ情報取得部501は、車輪速センサ22から車輪速情報から、車両1の速度情報を取得する。さらには、センサ情報取得部501は、(図示しない)加速度センサから、加速度を取得しても良い。
検出部502は、センサ情報取得部501が取得した測距部16、17からの測距情報に基づいて、車両1の周囲に存在する障害物を検出する。
また、検出部502は、センサ情報取得部501が取得した測距部16、17からの測距情報に基づいて、車両1が駐車可能な領域も検出する。
目標位置設定部503は、車両1の移動先となる目標位置を設定する。本実施形態の目標位置設定部503は、検出部502により検出された車両1が駐車可能な領域から、目標位置を設定する。駐車可能な領域が複数存在する場合には、複数の駐車可能な領域のうち、操作部14g又は操作入力部10を介して運転者により選択された領域を目標位置として設定する。
経路生成部504は、目標位置設定部503により設定された目標位置までの車両1の移動経路を生成する。経路生成部504は、車両1の現在位置と目標位置とに基づいて、幾何学的な演算を行って、移動経路を生成する。本実施形態の経路生成部504は、車両1の進行方向を切り替える折り返し点を設定した上で、移動経路を生成しても良い。
位置検出部505は、車両1の現在の位置を検出する。本実施形態の位置検出部505は、センサ情報取得部501が取得した測距情報、舵角情報、車輪速情報、及び車両1の速度情報に基づいて、移動中の車両1における現在の位置を検出する。
舵角制御部506は、経路生成部504により設定された移動経路と、位置検出部505により検出された現在の位置と、に基づいて、車両1が移動経路に従うように、操舵システム13に対して、舵角を指示する。そして、操舵システム13は、指示された舵角に従って、アクチュエータ13aを制御する。本実施形態の舵角制御部506は、メカ機構や摩擦などにより生じる遅れ分を先読みして操舵指示を行うことで、操舵遅れが生じることを抑止する。
図8は、舵角制御部506の構成を例示したブロック図である。図8に示されるように、舵角制御部506は、目標舵角取得部801と、先読み舵角算出部802と、第1の演算部803と、PI制御部804と、第2の演算部805と、を備えている。
目標舵角取得部801は、経路生成部504により生成された移動経路と、位置検出部505により検出された車両1の現在の位置と、に基づいて、車両1の現在の位置で移動経路に従って移動するための目標舵角を算出し、取得する。この目標舵角で、操舵システム13に指示すると、メカ機構や摩擦などによる操舵遅れが生じる。
このため、本実施形態の先読み舵角算出部802が、目標舵角に基づいて、操舵遅れ分先読みした先読み舵角を算出する。
図9は、本実施形態の先読み舵角算出部802により算出される、先読み舵角を説明した図である。図9に示される例では、目標舵角901と、目標舵角901で指示した場合に実際に行われる舵角902と、が示されている。このように、目標舵角901に対して、舵角902に遅れが生じる。
そこで、本実施形態の先読み舵角算出部802は、車両1の移動経路上の移動距離xの位置に存在する場合に、当該移動経路で移動距離x進んだ位置より進行方向先の位置であって、操舵システム13が操舵の指令を受け取ってから実際に操舵されるまでの遅れ時間で車両1が進む位置に相当する、移動予測距離x’の位置に対応する舵角を、先読み舵角として算出する。
図9の遷移903は、先読み舵角の遷移を示している。図9に示されるように、移動距離x進んだ位置における先読み舵角が、移動予測距離x’進んだ位置における目標舵角と一致すればよい。
移動予測距離x’は、どのような算出手法で求めても良いが、例えば、車両1が速度vで走行している場合には、下記の式(1)から算出しても良い。なお、遅れ時間Tとする。
x’=x+vT……(1)
また、車両1の速度が変化している場合、遅れ時間T後の速度をv’とした場合、下記の式(2)から、移動予測距離x’を算出できる。なお、v’=v+aTとする。なお、車両1の加速度aとする。
x’=x+(v+v’)・T/2……(2)
上述したように、センサ情報取得部501が取得可能な速度や加速度等の情報と、遅れ時間Tと、から、移動予測距離x’を算出できる。
遅れ時間Tは、先読み舵角算出部802に設けられた遅れ時間算出部811が算出する。
本実施形態の対応記憶部812は、車両1の状況と、遅れ時間Tと、を対応付けて記憶している。そして、遅れ時間算出部811は、当該対応記憶部812を参照し、現在の車両1の状況に応じた遅れ時間Tを算出する。車両1の状況は、車両1の遅れ時間Tに関係のあるパラメータであれば良い。本実施形態では、車両1の状況として、車両1の速度と、車両1の操舵状況と、を用いる。
図10は、本実施形態の対応記憶部812に記憶されている、車両1の速度と、遅れ時間と、の対応関係を例示した図である。図10に示されるように、車両1の速度に応じて、遅れ時間が変化する。本実施形態では速度の上昇に伴って遅れ時間が短くなり、所定の速度を境に遅れ時間は一定となる対応関係が対応記憶部に記憶されている。そこで、対応記憶部812が、当該対応関係を記憶しておくことで、車両1の速度から、遅れ時間Tを導出できる。なお、車両1の速度は、センサ情報取得部501が取得可能であり、換言すればセンサ情報取得部501は、速度取得部として機能している。
これにより、舵角制御部506は、対応記憶部812を参照することで、センサ情報取得部501が取得した車両1の速度に基づいた遅れ時間を取得できる。そして、車両1が移動経路上のある位置(例えば、移動距離x進んだ位置)に存在する場合に、当該ある位置、及び遅れ時間に基づいて調整された舵角、例えば移動距離xから遅れ時間分だけ進んだ移動予測距離x’の位置の舵角になるように、操舵システム13に指示できる。
図11は、本実施形態の対応記憶部812に記憶されている、車両1の操舵状況と、遅れ時間と、の対応関係を例示した図である。図11に示されるように、車両1の操舵状況に応じて、遅れ時間が変化する。つまり、車両1の操舵が切り増しは、切り戻しと比べて、遅延時間が大きくなる。なお、行われている操舵が切り増しか切り戻しかは、センサ情報取得部501が取得した操舵情報から取得可能であり、換言すればセンサ情報取得部501は、操舵取得部として機能している。
そして、対応記憶部812が、切り増しに対応する遅れ時間と、切り戻しに対応する遅れ時間と、を記憶する。
これにより、舵角制御部506は、車両1が移動経路上のある位置(移動距離xの位置)に存在する場合に、センサ情報取得部501が取得した車両1の操舵トルク情報に基づいて、車両1で行われている操舵が切り増しか否かに対応する遅れ時間に基づいて調整された舵角になるように、操舵システム13に対して指示できる。
また、対応記憶部812は、切り増しと切り戻しとが切り替わる際に、遅れ時間がスムーズに切り替わるような、遅れ時間の遷移を記憶している。これにより、ECU14は、操舵システム13に対して、車両1が移動経路を走行し、車両1の操舵が切り増しと切り戻しとの間で切り替わる際に、切り増しに対応する遅れ時間に基づいて調整された舵角と、切り戻しに対応する遅れ時間に基づいて調整された舵角と、が徐々に変わるように制御できる。
このように、本実施形態は、車両1の状況として、速度や操舵が切り増しか否かに応じて遅れ時間を算出する例について説明した。しかしながら、遅れ時間を算出するための車両1の状況を、速度や操舵が切り増しか否かに制限するものではない。例えば、転舵速度、つまり舵角の変化量(舵角の時間による微分値)に基づいて遅れ時間を算出しても良い。
さらには、操舵システム13の電流値を参照し、過電流に近づいていると判断した場合に、電流カットを見越して、遅れ時間を調整してもよい。つまり、先読み舵角算出部802においては、電流カットをされるとハンドルが戻るので、これを考慮して、先出し量を多くした先読み舵角を設定する等が考えられる。
また、本実施形態では、速度に対応する遅れ時間と、操舵が切り増しか切り戻しかに対応する遅れ時間と、に基づいて先読み舵角を設定する。その際に、速度に対応する遅れ時間と、操舵が切り増しか切り戻しかに対応する遅れ時間と、を組み合わせる手法は、どのような手法を用いても良い。例えば、2つの遅れ時間の平均値を取ることなどが考えられる。
遅れ時間算出部811が、遅れ時間を算出した後、先読み舵角算出部802が、上述した手法で、算出した遅れ時間と、車両1の速度及び加速度と、から移動予測距離x’を算出し、移動予測距離x’から先読み舵角を算出する。
図8に戻り、第1の演算部803は、目標舵角取得部801が取得した目標舵角と、センサ情報取得部501が取得した車両1の実際の舵角(舵角情報)と、の差分を算出する。
PI制御部804は、第1の演算部803が算出した舵角の差分に対してPI制御を行うことで、舵角に対するフィードバック補正量を算出する。
そして、第2の演算部805は、先読み舵角算出部802が算出した先読み舵角に対して、フィードバック補正量を加算して、操舵システム13に出力するための指令舵角を算出する。
つまり、舵角制御部506においては、目標の舵角と、センサ情報取得部501が取得した実際の車両1の舵角との差分に基づいて、操舵システム13に出力するための先読み舵角を補正する。これにより、車両1が移動経路を移動する際の精度を向上させることができる。
次に、本実施形態の車両1のECU14における駐車支援制御に移行するまでの処理について説明する。図12は、本実施形態のECU14における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、検出部502が、センサ情報取得部501が取得した測距情報に基づいて、障害物の検出と共に、車両1の駐車可能な領域を検出する(ステップS1201)。
そして、ECU14は、操作部14g又は/及び操作入力部10を介して、運転者から駐車支援モードの選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS1202)。ECU14は、運転者から駐車支援モードの選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS1202:No)、通常の走行を継続するものとして、再びステップS1201による障害物等の検出が行われる。
一方、ECU14は、操作部14g又は/及び操作入力部10を介して、運転者から駐車支援モードの選択を受け付けたと判定した場合(ステップS1202:Yes)、目標位置設定部503が、ステップS1201で検出された駐車可能な領域から、車両1を駐車するための目標位置を設定する(ステップS1203)。なお、本実施形態では、複数駐車可能な領域が存在する場合には、運転者から選択を受け付けるが、目標位置設定部503が自動的に選択しても良い。
そして、経路生成部504が、車両1の目標位置までの移動経路を生成する(ステップS1204)。
次に、ECU14が、生成された移動経路に基づいて車両1を目標位置まで移動させるための駐車支援制御を行う(ステップS1205)。
これにより、ECU14による駐車支援制御が開始される。次に、本実施形態の車両1のECU14における、図12のステップS1205で行われる駐車支援制御について説明する。図13は、本実施形態のECU14における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、センサ情報取得部501が、各種センサから、少なくとも車輪速情報、舵角情報及び操舵トルク情報等の各種情報を取得する(ステップS1301)。その際に、車輪速情報から車両1の速度を取得する。さらには、加速度センサから加速度を取得する。
次に、位置検出部505が、センサ情報取得部501が取得した各種情報に基づいて、車両1の現在の位置を検出する(ステップS1302)。
そして、ECU14は、検出された現在の位置が、目標位置であるか否かを判定する(ステップS1303)。
目標位置ではないと判定した場合(ステップS1303:No)、舵角制御部506の目標舵角取得部801が、移動経路と現在の位置とに基づいて、現在の車両の移動経路上の位置に対応する目標舵角を取得する(ステップS1304)。
そして、遅れ時間算出部811が、車両1の速度及び操舵状況(切り増し又は切り戻しか)に基づいて、遅れ時間を算出する(ステップS1305)。
そして、先読み舵角算出部802は、遅れ時間の間に車両1が移動する移動予測距離を算出する(ステップS1306)。そして、先読み舵角算出部802は、移動経路において、移動予測距離を進んだ位置に対応する先読み舵角を算出する(ステップS1307)。
さらに、第1の演算部803で目標舵角と実舵角との差分を算出し、PI制御部804が、差分に対してPI制御を行ってフィードバック補正量を算出した後、第2の演算部805が、先読み舵角に対して、フィードバック補正量で補正(減算)して、指令舵角を算出する(ステップS1308)。
そして、舵角制御部506が、算出した指令舵角を、操舵システム13に出力する(ステップS1309)。これにより、操舵システム13において、指令舵角に基づく操舵制御が行われる。
その後、再びステップS1301から処理を行う。そして、ECU14は、検出された現在の位置が、目標位置であると判定した場合(ステップS1303:Yes)、処理を終了する。
上述した処理手順により、遅れ時間分先読みされた舵角で制御された上、フィードバック補正量で舵角が補正される。これにより、操舵システム13の操舵制御において、車両1が移動経路を移動する精度を向上させることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、車両1の状況(例えば、車両1の速度)に応じて、先読み舵角を用いて操舵システム13を制御することで、操舵遅れが生じるのを抑止した。第2の実施形態では、ブレーキが掛けられた場合、換言すれば車両1が減速した場合における、先読み舵角を用いた操舵制御について説明する。
図14は、第2の実施形態の車両1における、定常走行時の先読み舵角に対応する車両の位置関係を例示した図である。図14(A)に示される例では、車両1が1m/sで走行しているものとする。この場合、舵角制御部506が、(A)の位置から移動予測距離x’(例えば、0.2)m先の位置の先読み舵角を、指令舵角として操舵システム13に出力している。そして、(A)から定常走行した後の(B)に例示される位置でも、車両1が(A)と同様に、1m/sで走行している。この場合、舵角制御部506が、(B)の位置から移動予測距離x’(例えば、0.2)m先の位置における先読み舵角を、指令舵角として操舵システム13に出力する。このように、定常走行している場合、移動経路上で、車両1の現在の位置から移動予測距離x’m先に進んだ位置における先読み舵角に基づいて制御が行われる。
図15は、本実施形態の車両1における、ブレーキ制御時の先読み舵角に対応する車両の位置関係を例示した図である。図15(A)に示される例では、車両1が1m/sで走行しているものとする。この場合、舵角制御部506が、(A)の車両1の位置から移動予測距離x’(例えば、0.2)m先に進んだ位置における先読み舵角を、指令舵角として操舵システム13に出力している。(B)に示される例では、車両1がブレーキ制御を行ったものとする。これにより、車両1の速度は、0.1m/sに低下している。第1の実施形態で説明したように、移動予測距離は、車両1の速度に依存している。
このため、(B)に示される例では、舵角制御部506が、(B)の車両1の位置から移動予測距離(x’/10)(例えば、0.02)m先の位置における先読み舵角を、指令舵角として操舵システム13に出力する。
このように、車両1において急ブレーキが掛けられた場合に、移動予測距離が短くなるため、先読み舵角の取得先の位置が、相対的に車両1側に近づくことになる。これにより、例えば、操舵システム13が、定常走行時に、ハンドルの切り増し制御を行っていた場合、ブレーキ制御が行われた際に、ハンドルが切り戻る(元に戻る)制御が行われる可能性がある。
図16は、第1の実施形態の車両1においてブレーキを掛けた場合の速度と舵角との対応関係を例示した図である。図16に示す例では、舵角の“+”方向が、車両1の右方向であり、舵角の“−”方向が、車両1の左方向とするが、逆でも良い。
図16に例示されるように、速度1601は、増加した後にブレーキを掛けられることで‘0’まで減少している。これに伴って、目標舵角1602は、舵角の“−”方向に増加した(例えば舵角が左方向に切り増された)後、“−D1”付近で変化しなくなっていた。
これに対して、先読み舵角1603は、車両1の速度に対応する遅れ時間に基づく移動予測距離(例えば、x’m)だけ進んだ位置の舵角が設定されていた。そして、車両1でブレーキ制御に従って速度が減少した際に、減少した速度に対応する遅れ時間に基づく移動予測距離だけ進んだ位置(例えば、(x’/10)m)の舵角が設定される。これにより、先読み舵角の取得先の位置は、車両1でブレーキ制御が行われた後、相対的に車両1に近づいてくる。このため、先読み舵角1603は、“−”方向に増加して、“−D2”を下回った後、少しずつ上昇して“−D1”付近で収束する。つまり、操舵システム13は、車両1のハンドルを左方向に切り増しする制御を行うが、急ブレーキの後、ハンドルが元に戻る(切り戻しが生じる)制御を行う。このような制御が行われると、運転者に対して違和感を与えることになる。
そこで、本実施形態では、車両1が減速(急ブレーキ含む)する場合に、ハンドルが元に戻らないよう制御を行うこととした。
このため、本実施形態では、車両1の先読み舵角の取得先となる位置が、前回の先読み舵角の取得先になる位置より、車両1に近い場合に、ロックフラグを“ON”に設定する。そして、舵角制御部506は、ロックフラグが“ON”の場合に、前回の指令舵角で、操舵システム13に対して指示する。
図17は、第2の実施形態の車両1においてブレーキを掛けた場合の速度と舵角との対応関係を例示した図である。図17に例示されるように、速度1701は、増加した後にブレーキを掛けられることで‘0’まで減少している。速度1701は、その後、再び増加した後、再び‘0’まで減少している。これに伴って、目標舵角1702は、“−”方向に増加した後、ブレーキが掛けられたことに伴って、“−D3”付近で一定になる。そして、目標舵角1702は、速度1701の上昇に対応して、再び“−”方向に増加する。
先読み舵角1703は、車両1の速度に対応する遅れ時間に基づく移動予測距離(例えば、x’m)だけ進んだ位置の舵角が設定される。ブレーキが掛けられたことによる速度の減少に伴って、移動予測距離だけ進んだ位置が相対的に車両1に近づいてくる場合に、ロックフラグが“ON”となり、舵角制御部506は、前回の指令舵角で、操舵システム13に対して指示するよう制御を行う。このため、先読み舵角1703は、“−”方向に増加した後、ブレーキが掛けられた際に舵角制御部506がロックフラグを“ON”にして、前回の指令舵角で制御を行うため、“−D1”付近で一定になる。その後、先読み舵角1703は、速度1701の上昇に対応して、再び“−”方向に増加する。
つまり、舵角制御部506は、車両1が移動経路上の第1の位置に存在する場合に、センサ情報取得部501が今回取得した速度に基づいて車両1が進んだ場合の位置が、センサ情報取得部501が前回取得した速度に基づいて車両1が進んだ場合の位置と比べて近い場合に、前回取得した速度に基づいて車両1が進んだ場合の位置に対応する先読み舵角を継続する指示を、操舵システム13に指示する。
従って、本実施形態の舵角制御部506は、ブレーキ等により減速する場合に、先読み舵角の位置が相対的に車両1に近づくのを抑止することで、ハンドルが元に戻るのを抑止し、運転者に違和感が生じるのを抑止できる。
本実施形態の車両1のECU14における駐車支援制御に移行するまでの処理は、第1の実施形態の図12によるフローチャートと同様のため説明を省略する。
本実施形態の車両1のECU14における、図12のステップS1205で行われる駐車支援制御について説明する。図18は、本実施形態のECU14における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、舵角制御部506が、ロックフラグに“OFF”を設定する(ステップS1801)。次に、センサ情報取得部501が、各種センサから、少なくとも車輪速情報、舵角情報及び舵角トルク情報等の各種情報を取得する(ステップS1802)。
そして、位置検出部505が、センサ情報取得部501が取得した各種情報に基づいて、車両1の現在の位置を検出する(ステップS1803)。
そして、ECU14は、検出された現在の位置が、目標位置であるか否かを判定する(ステップS1804)。
目標位置ではないと判定した場合(ステップS1804:No)、舵角制御部506の目標舵角取得部801が、移動経路と現在の位置とに基づいて、現在の車両の移動経路上の位置に対応する目標舵角を取得する(ステップS1805)。
そして、遅れ時間算出部811が、車両の速度及び操舵状況(切り増し又は切り戻しか)に基づいて、遅れ時間を算出する(ステップS1806)。
そして、先読み舵角算出部802は、遅れ時間の間に車両が移動する移動予測距離を算出する(ステップS1807)。
次に、先読み舵角算出部802は、今回算出した移動予測距離だけ進んだ位置が、前回算出した移動予測距離だけ進んだ位置より車両1に近いか否かを判定する(ステップS1808)。近いと判定した場合(ステップS1808:Yes)、先読み舵角算出部802は、ロックフラグを“ON”に設定し(ステップS1809)、ステップS1812に遷移する。
一方、先読み舵角算出部802は、今回算出した移動予測距離だけ進んだ位置が、前回算出した移動予測距離だけ進んだ位置より車両1に近くない、換言すれば前回算出した移動予測距離だけ進んだ位置と同じ又は遠いと判定した場合(ステップS1808:No)、ロックフラグが“ON”か否かを判定する(ステップS1810)。ロックフラグが“OFF”と判定した場合(ステップS1810:No)、特に処理を行わず、ステップS1812に遷移する。一方、ロックフラグが“ON”と判定した場合(ステップS1810:Yes)、先読み舵角算出部802は、ロックフラグを“OFF”に設定し(ステップS1811)、ステップS1812に遷移する。
次に、先読み舵角算出部802は、ロックフラグが“ON”か否かを判定する(ステップS1812)。
先読み舵角算出部802は、ロックフラグが“ON”ではない、換言すれば“OFF”であると判定した場合(ステップS1812:No)、先読み舵角算出部802は、移動経路において、移動予測距離を進んだ位置に対応する先読み舵角を算出する(ステップS1813)。
さらに、第1の演算部803で目標舵角と実舵角との差分を算出し、PI制御部804が、差分に対してPI制御を行ってフィードバック補正量を算出した後、第2の演算部805が、先読み舵角に対して、フィードバック補正量で補正(減算)して、指令舵角を算出する(ステップS1814)。
そして、舵角制御部506が、算出した指令舵角を、操舵システム13に出力する(ステップS1815)。そして、再びステップS1802から処理を行う。
一方、ステップS1812において、先読み舵角算出部802は、ロックフラグが“ON”であると判定した場合(ステップS1812:Yes)、前回出力した指令舵角を、操舵システム13に出力する(ステップS1816)。そして、再びステップS1802から処理を行う。
そして、ECU14は、検出された現在の位置が、目標位置であると判定した場合(ステップS1804:Yes)、処理を終了する。
本実施形態では、ECU14が、上述した処理を行うことで、車両1で減速が生じた場合に、車両1に近い先読み舵角に戻ることを抑止するため、運転者に違和感が生じるのを抑止できる。また、上述したフローチャートでは、今回の移動予測距離を進んだ位置が、前回の移動予測距離より同じ又は遠い場合に、ロックフラグを“OFF”にした。しかしながら、ロックフラグを“OFF”にするのは、このような場合に制限するものではなく、経路生成部504が移動経路を再生成した場合に、ロックフラグを“OFF”にしても良い。経路生成部504による移動経路の再生成は、どのようなタイミングで行われても良いが、例えば、所定時間毎に行うなどが考えられる。
また、本実施形態においては、舵角制御部506が、上述したように、今回算出した移動予測距離が、前回算出した移動予測距離より近いと判定した場合に、前回の指令舵角を操舵システム13に出力しているが、今回算出した移動予測距離が、前回算出した移動予測距離より近いと判定した場合に、今回の移動予測距離を進んだ位置を、前回の移動予測距離を進んだ位置と置き換えるよう処理しても良い。これにより、同様の効果が得られる。
さらに、舵角制御部506においては、センサ情報取得部501が取得した速度により車両1の移動量が、前回と比べて“0”と判断した場合には、前回と同じ舵角を維持するように、操舵システム13に指示することが考えられる。
これにより、例えば、車両1がクロソイド曲線に従って走行している場合に、ブレーキ制御がされた場合でも、ハンドルが元に戻るのを抑止できる。このように、本実施形態においては、操舵システム13の操舵で、運転者に違和感が生じるのを抑止できる。
(第2の実施形態の変形例)
第2の実施形態では、速度に基づいて、今回算出された移動予測距離を進んだ位置が、前回算出された移動予測距離を進んだ位置と比べて、車両1に近いか否かに基づいてロックフラグを“ON”にする例について説明した。しかしながら、ロックフラグを“ON”にする条件を、速度から算出される移動予測距離に基づくものに制限するものではない。そこで、変形例では、加速度に基づいてロックフラグを設定する例について説明する。
本変形例の先読み舵角算出部802は、センサ情報取得部501が取得した加速度が、所定の閾値以下か否かを判定する。そして、所定の閾値以下になった場合に、ロックフラグを“ON”にする。閾値は、急ブレーキなどの負の加速度が生じた場合に条件を満たすように設定する。これにより、急ブレーキ等の場合に、ロックフラグが“ON”になるため、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、ロックフラグを“OFF”にする条件は、例えば、加速度が所定の閾値より大きくなった場合や、車両1の移動が開始した場合などが考えられる。
以上説明したとおり、上述した実施形態によれば、操舵システム13における操舵制御の際に、車両1の移動経路を先読みした指令舵角に従って操舵制御を行うことで、操舵遅れを抑止して、移動経路に従って移動する際の精度を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上述した実施形態に関して、付記を開示する。
(付記)
制御部(例えば、舵角制御部)は、車両が移動経路を走行し、車両の操舵が切り増しと切り戻しとの間で切り替わる際に、切り増しに基づいて調整された舵角と、切り戻しに基づいて調整された舵角と、が徐々に変わるように制御する。
1…車両、100…駐車支援システム、501…センサ情報取得部、502…検出部、503…目標位置設定部、504…経路生成部、505…位置検出部、506…舵角制御部、801…目標舵角取得部、802…先読み舵角算出部、803…第1の演算部、804…PI制御部、805…第2の演算部、811…遅れ時間算出部、812…対応記憶部。

Claims (4)

  1. 車両の操舵制御を行う操舵制御部と、
    前記車両の速度又は加速度を取得する取得部と、
    前記車両の現在の位置を検出する位置検出部と、
    前記車両の現在位置として、第1の位置が検出された場合に、前記車両が当該第1の位置から、前記取得部が今回取得した前記速度又は加速度で、前記操舵制御部による操舵制御の応答遅れに対応する遅れ時間だけ、予め設定された目標位置までの移動経路に沿って前記車両が仮に進んだ場合の位置である第2の位置で、当該移動経路に沿って移動するために必要な目標舵角を、指示舵角として前記操舵制御部に与える制御部と、を備え、
    前記制御部は、さらに、前記車両の現在位置が、前記移動経路上の前記第1の位置であると検出された場合に、前記取得部が今回取得した前記速度又は加速度で前記遅れ時間だけ前記車両が進んだ場合の前記第2の位置が、前回取得した前記速度又は加速度で遅れ時間だけ前記車両が進んだ場合の第3の位置と比べて近い場合に、当該第3の位置で、前記移動経路に沿って移動するために必要な目標舵角を、指示舵角として継続するように、前記操舵制御部に与える、
    車両の制御装置。
  2. 前記車両を前記目標位置まで案内するための前記移動経路を生成する生成部を、さらに備え、
    前記制御部は、前記車両の現在位置として、第1の位置が検出された場合に、前記車両が当該第1の位置から、前記生成部により生成された前記移動経路に沿って前記車両が仮に進んだ場合の位置である前記第2の位置で、前記移動経路に沿って移動するために必要な目標舵角を、指示舵角として前記操舵制御部に与える、
    請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記車両で行われている操舵情報を取得する操舵取得部を、さらに備え、
    前記制御部は、前記操舵取得部が取得した前記操舵情報に基づいて、当該車両で行われている操舵が切り増しか否かを判断し、前記第2の位置を求める際に用いられる遅れ時間を前記切り増しか否かに応じて算出し、算出した前記遅れ時間を用いて求めた前記第2の位置での前記目標舵角を前記指示舵角として前記操舵制御部に与える、
    請求項1又は2に記載の車両の制御装置。
  4. 前記車両の舵角を取得する舵角取得部を、さらに備え、
    前記制御部は、さらに、前記移動経路に沿って前記車両を進める場合に、現在位置である第1の位置における前記移動経路に沿って移動するために必要な目標舵角と、前記舵角取得部が取得した前記車両の舵角と、の差分に基づいて、前記車両が前記第1の位置から、前記操舵制御部による操舵制御の応答遅れに対応する遅れ時間だけ、前記移動経路に沿って前記車両が仮に進んだ場合の位置である前記第2の位置で、前記移動経路に沿って移動するために必要な目標舵角を補正する、
    請求項1乃至3のいずれか一つに記載の車両の制御装置。
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