JP7415421B2 - 駐車支援装置、駐車支援方法およびプログラム - Google Patents

駐車支援装置、駐車支援方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7415421B2
JP7415421B2 JP2019188219A JP2019188219A JP7415421B2 JP 7415421 B2 JP7415421 B2 JP 7415421B2 JP 2019188219 A JP2019188219 A JP 2019188219A JP 2019188219 A JP2019188219 A JP 2019188219A JP 7415421 B2 JP7415421 B2 JP 7415421B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
speed
parking
unit
route
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019188219A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021062738A (ja
Inventor
和磨 岩澤
博紀 稲垣
裕之 立花
友一 水谷
裕介 清川
元克 友澤
慶彦 小▲瀬▼垣
明寛 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2019188219A priority Critical patent/JP7415421B2/ja
Priority to DE102020126510.7A priority patent/DE102020126510A1/de
Publication of JP2021062738A publication Critical patent/JP2021062738A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7415421B2 publication Critical patent/JP7415421B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/14Traffic control systems for road vehicles indicating individual free spaces in parking areas
    • G08G1/141Traffic control systems for road vehicles indicating individual free spaces in parking areas with means giving the indication of available parking spaces
    • G08G1/143Traffic control systems for road vehicles indicating individual free spaces in parking areas with means giving the indication of available parking spaces inside the vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D15/00Steering not otherwise provided for
    • B62D15/02Steering position indicators ; Steering position determination; Steering aids
    • B62D15/027Parking aids, e.g. instruction means
    • B62D15/0285Parking performed automatically
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/165Anti-collision systems for passive traffic, e.g. including static obstacles, trees
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/166Anti-collision systems for active traffic, e.g. moving vehicles, pedestrians, bikes
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/168Driving aids for parking, e.g. acoustic or visual feedback on parking space

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Description

本発明の実施形態は、駐車支援装置、駐車支援方法およびプログラムに関する。
車両に、駐車を支援するための駐車支援装置が実装されることがある。車両の駐車方法として、例えば、並列駐車(車庫入れ)、縦列駐車、および前進駐車等のような複数の方法がある。
このような駐車支援装置として、使用可能エリアに応じて、想定速度を可変にし、使用可能エリアが広い場合には想定速度を上げ、使用可能エリアが狭い場合には想定速度を下げる装置が知られている。
特開2018-169268号公報
使用可能エリアが広い場合であっても、移動距離が短く、最終目標舵角までの舵角変化量が大きいときには、想定速度を低くすべきであり、使用可能エリアが狭い場合であっても、移動距離が長く、最終目標舵角までの舵角変化量が小さいときには、想定速度を高くすべきである。従来技術においては、上記のような対応ができないため、ユーザに違和感を抱かせてしまったり、空間を有効利用できる移動経路の生成ができないという問題がある。
実施形態に係る駐車支援装置は、車両の駐車または出庫の支援をするための移動経路を算出する経路算出部と、記経路算出部により算出された前記移動経路のクロソイド区間の開始位置の前記車両の方向と、終了位置の該車両の方向とから、該車両の最終舵角までの変化量を算出し、少なくとも、前記移動経路の移動距離、および前記最終舵角までの変化量に基づいて、前記支援の動作中の車両の速度の基準となる想定速度を設定する想定速度設定部と、を備える。当該構成により、移動経路の状態に応じて想定速度を可変にすることで、駐車支援の精度を向上させることが可能となる。また、当該構成により、小回りが必要なシーンでは、想定速度を小さくし、小回り性重視の駐車支援が可能となり、小回りが不要なシーンでは、想定速度を大きくし、速度重視の駐車支援が可能となる。また、当該構成により、クロソイド区間における小回り具合を考慮した駐車支援が可能となる。
また、実施形態に係る駐車支援装置において、前記想定速度設定部は、少なくとも前記移動経路に基づいて目標速度を算出し、前記目標速度が速度閾値よりも小さい場合、該目標速度を前記想定速度として設定し、前記目標速度が前記速度閾値以上である場合、該速度閾値を前記想定速度として設定する。当該構成により、駐車支援動作中において超えるべきではない物理的に制限される速度を超えないような駐車支援が可能となる。
また、実施形態に係る駐車支援装置は、障害物を検出する障害物検出部を、さらに備え、前記経路算出部は、少なくとも前記障害物検出部の検出結果に基づいて、前記移動経路を算出する。当該構成により、障害物を回避した移動経路の算出が可能となる。
また、実施形態に係る駐車支援方法は、車両の駐車または出庫の支援をするための移動経路を算出する経路算出ステップと、出した前記移動経路のクロソイド区間の開始位置の前記車両の方向と、終了位置の該車両の方向とから、該車両の最終舵角までの変化量を算出し、少なくとも、前記移動経路の移動距離、および前記最終舵角までの変化量に基づいて、前記支援の動作中の車両の速度の基準となる想定速度を設定する想定速度設定ステップと、を有する。当該構成により、移動経路の状態に応じて想定速度を可変にすることで、駐車支援の精度を向上させることが可能となる。また、当該構成により、小回りが必要なシーンでは、想定速度を小さくし、小回り性重視の駐車支援が可能となり、小回りが不要なシーンでは、想定速度を大きくし、速度重視の駐車支援が可能となる。また、当該構成により、クロソイド区間における小回り具合を考慮した駐車支援が可能となる。
また、実施形態に係るプログラムは、コンピュータを、車両の駐車または出庫の支援をするための移動経路を算出する経路算出部と、記経路算出部により算出された前記移動経路のクロソイド区間の開始位置の前記車両の方向と、終了位置の該車両の方向とから、該車両の最終舵角までの変化量を算出し、少なくとも、前記移動経路の移動距離、および前記最終舵角までの変化量に基づいて、前記支援の動作中の車両の速度の基準となる想定速度を設定する想定速度設定部と、して機能させる。当該構成により、移動経路の状態に応じて想定速度を可変にすることで、駐車支援の精度を向上させることが可能となる。また、当該構成により、小回りが必要なシーンでは、想定速度を小さくし、小回り性重視の駐車支援が可能となり、小回りが不要なシーンでは、想定速度を大きくし、速度重視の駐車支援が可能となる。また、当該構成により、クロソイド区間における小回り具合を考慮した駐車支援が可能となる。
図1は、実施形態に係る車両の一部が透視された状態が示された構成の一例を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る車両の一例として示す平面図(俯瞰図)である。 図3は、実施形態に係る車両のダッシュボードの一例の車室後方から見た図である。 図4は、実施形態に係る駐車支援システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る駐車支援システムのECUの機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る駐車支援システムによる駐車支援処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る駐車支援システムによる駐車支援処理の想定速度設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る車両の想定速度と移動経路との関係を説明する図である。 図9は、実施形態に係る車両の移動経路のクロソイド区間において目標舵角到達に必要な距離を説明する図である。 図10は、実施形態に係る車両において想定速度を設定した場合における速度のグラフの一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る車両の各シーンにおける想定速度を設定するためのテーブルに一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る車両の駐車支援において想定速度:大における移動経路(縦列駐車・初期前進)の一例を示す図である。 図13は、実施形態に係る車両の駐車支援において想定速度:中における移動経路(並列駐車・初期前進)の一例を示す図である。 図14は、実施形態に係る車両の駐車支援において想定速度:小における移動経路(縦列出庫)の一例を示す図である。 図15は、実施形態に係る車両の駐車支援において並列駐車における移動経路の一例を示す図である。 図16は、実施形態に係る車両の駐車支援において縦列駐車における移動経路の一例を示す図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用、結果、および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能であると共に、基本的な構成に基づく種々の効果、および派生的な効果のうち、少なくとも一つを得ることが可能である。
本実施形態に係る車両1は、例えば、不図示の内燃機関を駆動源とする自動車、すなわち内燃機関自動車であってもよいし、不図示の電動機を駆動源とする自動車、すなわち電気自動車や燃料電池自動車等であってもよいし、それらの双方を駆動源とするハイブリッド自動車であってもよいし、他の駆動源を備えた自動車であってもよい。また、車両1は、種々の変速装置を搭載することができ、内燃機関または電動機を駆動するのに必要な種々の装置、例えばシステム、部品等を搭載することができる。また、車両1における車輪3の駆動に関わる装置の方式、数およびレイアウト等は、種々に設定することができる。
図1は、実施形態に係る車両の一部が透視された状態が示された構成の一例を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る車両の一例として示す平面図(俯瞰図)である。図3は、実施形態に係る車両のダッシュボードの一例の車室後方から見た図である。図1~図3を参照しながら、本実施形態に係る車両1の構成について説明する。
図1および図2に示すように、車両1は、四輪自動車であり、左右2つの前輪3Fと、左右2つの後輪3Rとを有する。これら4つの車輪3は、いずれも転舵可能に駆動される。図1に示すように、車両1の車体2の内部には、乗員が乗車する車室2aが構成されている。車室2a内には、乗員としての運転者が座る座席2bに臨む状態で、操舵部4、加速操作部5、制動操作部6および変速操作部7等が設けられている。
操舵部4は、例えば、ダッシュボード24から突出したステアリングホイールである。加速操作部5は、例えば、運転者の足下に配置されたアクセルペダルである。制動操作部6は、例えば、運転者の足下に配置されたブレーキペダルである。変速操作部7は、例えば、センターコンソールから突出したシフトレバーである。なお、操舵部4、加速操作部5、制動操作部6および変速操作部7等は、上述の部品に限定されるものではない。
また、車室2a内には、表示出力部としての表示装置8、および音声出力部としての音声出力装置9が設けられている。
表示装置8は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)またはOELD(Organic ElectroLuminescent Display)等である。また、表示装置8は、例えば、タッチパネル等、透明な操作入力部10で覆われている。乗員は、操作入力部10を介して表示装置8における図2に示す画面8aに表示される画像を視認することができる。また、乗員は、表示装置8の表示画面に表示される画像に対応した位置で手指等で操作入力部10に触れることによって、操作入力を実行することができる。
音声出力装置9は、例えば、スピーカである。
上述の表示装置8、音声出力装置9および操作入力部10は、例えば、ダッシュボード24の車幅方向、すなわち左右方向の中央部に位置されたモニタ装置11に設けられている。モニタ装置11は、スイッチ、ダイヤル、ジョイスティック、押しボタン等の不図示の操作入力部を有するものとしてもよい。なお、モニタ装置11とは異なる車室2a内の他の位置に不図示の音声出力装置を設けてもよい。この場合、当該音声出力装置、およびモニタ装置11の音声出力装置9から、音声を出力することができる。また、モニタ装置11は、例えば、ナビゲーションシステムまたはオーディオシステムと兼用するものとしてもよい。
また、車室2a内のダッシュボード24は、車両1の速度、および車両1のエンジンの回転数等を表示する計器盤部25を含む。計器盤部25は、図3に示すように、車両1の速度を表示する速度表示部25aと、車両1のエンジンの回転数を表示する回転数表示部25bと、表示装置8とは別の表示装置12と、を含む。
表示装置12は、例えば、LCDまたはOELD等である。表示装置12は、図3に示すように、例えば、計器盤部25の略中央で、速度表示部25aと回転数表示部25bとの間に位置されている。表示装置12の画面12aの大きさは、表示装置8の画面8aの大きさよりも小さい。表示装置12は、主として車両1の駐車支援に関する情報を示す画像を表示する。表示装置12で表示される情報量は、表示装置8で表示される情報量より少なくてもよい。なお、表示装置8に、表示装置12で表示される情報が表示されてもよい。
また、図3に示すように、車体2内のダッシュボード24の右端側には、押しボタン、スイッチ等である操作部14gが設置されている。
また、車体2には、図2に示すように、複数の撮像部15として、例えば4つの撮像部15a~15dが設けられている。撮像部15は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)またはCIS(CMOS Image Sensor)等の固体撮像素子を内蔵するデジタルカメラである。撮像部15は、所定のフレームレートで動画を撮影し、動画データとして出力することができる。撮像部15は、それぞれ、広角レンズまたは魚眼レンズを有し、水平方向には例えば140°~190°の範囲を撮影することができる。また、撮像部15の光軸は、斜め下方に向けて設定されている。したがって、撮像部15は、車両1が移動可能な路面、および車両1が駐車可能な領域を含む車体2の周辺の外部の環境を逐次撮影し、撮像画像データとして出力する。
撮像部15aは、例えば、図1および図2に示すように、車体2の後側の端部2eに配置され、リヤトランクのドア2hの下方の壁部に設けられている。撮像部15bは、例えば、図2に示すように、車体2の右側の端部2fに設置された右側のドアミラー2gに設けられている。撮像部15cは、例えば、図2に示すように、車体2の前側、すなわち車両前後方向の前方側の端部2cに設置されたフロントバンパー等に設けられている。撮像部15dは、例えば、図1および図2に示すように、車体2の左側、すなわち車幅方向の左側の端部2dに設置された左側のドアミラー2gに設けられている。
また、車体2には、図1および図2に示すように、複数の測距部16、17として、例えば4つの測距部16a~16dと、8つの測距部17a~17hと、が設けられている。測距部16、17は、例えば、超音波を発射して、その反射波を捉えるソナーである。ソナーは、ソナーセンサ、または超音波探知器とも称される。測距部16、17の検出結果を用いて、車両1の周囲に存在する障害物等の物体の有無または当該物体の有無および当該物体までの距離の測定が可能となる。すなわち、測距部16、17は、物体を検出する検出部の一例である。測距部17は、例えば、比較的近距離の物体の検出に用いられ、車両1の前方および後方の物体の検出に用いられる。測距部16は、例えば、測距部17よりも遠い比較的長距離の物体の検出に用いられ、車両1の側方の物体の検出に用いられる。
図4は、実施形態に係る駐車支援システムのハードウェア構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、本実施形態に係る駐車支援システム100のハードウェア構成について説明する。
図4に示すように、駐車支援システム100は、モニタ装置11と、操舵システム13と、駐車支援装置の一例であるECU(Electronic Control Unit)14と、測距部16と、測距部17と、ブレーキシステム18と、舵角センサ19と、アクセルセンサ20と、シフトセンサ21と、車輪速センサ22と、を備え、これらは車内ネットワーク23を介して互いに通信可能に接続されている。車内ネットワーク23は、例えば、CAN(Controller Area Network)として構成されている。
ECU14は、駐車支援システム100に全体の動作を司る制御装置である。ECU14は、車内ネットワーク23を通じて制御信号を送信することにより、操舵システム13およびブレーキシステム18等を制御する。また、ECU14は、車内ネットワーク23を介して、操舵システム13のトルクセンサ13b、測距部16、測距部17、ブレーキシステム18のブレーキセンサ18b、舵角センサ19、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、および車輪速センサ22等の検出情報、ならびに操作入力部10等の操作信号等を受信する。また、ECU14は、複数の撮像部15で得られた画像データに基づいて演算処理および画像処理を実行し、より広い視野角の画像を生成したり、車両1を上方から見た仮想的な俯瞰画像を生成する。なお、俯瞰画像は、平面画像とも称される。また、ECU14は、撮像部15で得られた画像データから、車両1の周辺の路面に示された区画線等を識別し、区画線等に示された駐車区画を検出(抽出)する。
ECU14は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)14aと、ROM(Read Only Memory)14bと、RAM(Random Access Memory)14cと、表示制御部14dと、音声制御部14eと、SSD(Solid State Drive)14fと、を有する。
CPU14aは、例えば、表示装置8、12で表示される画像に関連した画像処理、車両1の移動の目標位置の決定、車両1の移動経路の算出、物体との干渉の有無の判断、車両1の自動制御、および自動制御の解除等の、各種の演算処理および制御を実行する演算装置である。CPU14aは、ROM14b等の不揮発性の記憶装置にインストールされ記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って演算処理を実行する。
RAM14cは、CPU14aによる演算で用いられる各種のデータを一時的に記憶する揮発性の記憶装置である。
表示制御部14dは、ECU14による演算処理のうち、主として、撮像部15で得られた画像データを用いた画像処理、および、表示装置8、12で表示される画像データの合成処理等を実行するユニットである。
音声制御部14eは、ECU14による演算処理のうち、主として、音声出力装置9から出力される音声データの処理を実行するユニットである。
SSD14fは、書き換え可能な不揮発性の記憶部であって、ECU14の電源がオフされた場合のおいてもデータを記憶することができる。
なお、CPU14a、ROM14b、およびRAM14c等は、同一パッケージ内に集積されるものとしてもよい。また、ECU14では、CPU14aに替えて、DSP(Digital Signal Processor)等の他の論理演算プロセッサまたは論理回路等が用いられる構成であってもよい。また、SSD14fに代えて、または加えてHDD(Hard Disk Drive)が設けられてもよく、SSD14fおよびHDDのうち少なくともいずれかは、ECU14とは別にECU14の外部に設けられてもよい。
操舵システム13は、操舵部4にアシストトルクを付加して操舵力を補ったり、少なくとも2つの車輪3を転舵したりするシステムである。操舵システム13は、アクチュエータ13aと、トルクセンサ13bと、を有する。操舵システム13は、ECU14等によって制御され、アクチュエータ13aを駆動させる。操舵システム13は、例えば、電動パワーステアリングシステム、またはSBW(Steer By Wire)システム等である。アクチュエータ13aは、1つの車輪3を転舵してもよいし、複数の車輪3を転舵してもよい。トルクセンサ13bは、例えば、運転者が操舵部4に与えるトルクを検出する。
ブレーキシステム18は、例えば、ブレーキのロックを抑制するABS(Antilock Brake System)、コーナリング時の車両1の横滑りを抑制する横滑り防止装置(ESC:Electronic Stability Control)、ブレーキ力を増強させる(ブレーキアシストを実行する)電動ブレーキシステム、もしくはBBW(Brake By Wire)システム等、またはこれらのシステムの少なくとも1つを含むシステムである。ブレーキシステム18は、アクチュエータ18aと、ブレーキセンサ18bと、を有する。ブレーキシステム18は、アクチュエータ18aを介して、車輪3ひいては車両1に制動力を与える。また、ブレーキシステム18は、左右の車輪3の回転差等に基づくブレーキのロック、車輪3の空回り、横滑りの兆候等を検出して、各種制御を実行する。ブレーキセンサ18bは、例えば、制動操作部6の可動部の位置を検出するセンサである。ブレーキセンサ18bは、可動部としてのブレーキペダルの位置を検出する。ブレーキセンサ18bは、変位センサを含む。
舵角センサ19は、例えば、ステアリングホイール等である操舵部4の操舵量を検出するセンサである。舵角センサ19は、操舵部4に含まれる回転部分の回転角度を検出する角度センサの一例である。舵角センサ19は、例えば、ホール素子等を用いて構成される。ECU14は、運転者による操舵部4の操舵量、自動操舵時の各車輪3の転舵量等を、舵角センサ19から取得して各種制御を実行する。
アクセルセンサ20は、例えば、加速操作部5の可動部の位置を検出するセンサである。アクセルセンサ20は、可動部としてのアクセルペダルの位置を検出する。アクセルセンサ20は、変位センサを含む。
シフトセンサ21は、例えば、変速操作部7の可動部の位置を検出するセンサである。シフトセンサ21は、可動部としての、レバー、アームおよびボタン等の位置を検出する。シフトセンサ21は、変位センサを含んでもよく、スイッチとして構成されてもよい。
車輪速センサ22は、車輪3の回転量、および単位時間当たりの回転数を検出するセンサである。車輪速センサ22は、検出した回転数を示す車輪速パルス数をセンサ値として出力する。車輪速センサ22は、例えば、ホール素子等を用いて構成される。ECU14は、車輪速センサ22から取得したセンサ値に基づいて、車両1の移動量等を演算し、各種制御を実行する。なお、車輪速センサ22は、ブレーキシステム18に設けられている場合もある。この場合、ECU14は、車輪速センサ22の検出情報をブレーキシステム18を介して取得する。
なお、図4に示した駐車支援システム100のハードウェア構成は一例を示すものであり、その他の構成要素を含むものとしてもよく、電気的な接続形態についても異なるものとしてもよい。
図5は、実施形態に係る駐車支援システムのECUの機能ブロックの構成の一例を示す図である。図5を参照しながら、本実施形態に係るECU14で実現される機能ブロックの構成について説明する。
図5に示すように、ECU14は、取得部141と、障害物検出部142と、駐車区画検出部143と、候補位置設定部144と、目標位置決定部145と、出力情報制御部146と、経路算出部147と、想定速度設定部148と、誘導制御部149と、記憶部150と、を有する。
取得部141は、図4に示した各種センサ、測距部16、17の検出情報、撮像部15により撮像された画像データ、ならびに、操作入力部10および操作部14g等の操作入力による信号等を取得する機能部である。
障害物検出部142は、取得部141により取得された情報に基づいて、車両1の走行に支障を来す障害物等を検出する機能部である。障害物は、例えば、他の車両、壁、柱、柵、突起、段差、および輪留め等の物体である。障害物検出部142は、種々の手法により、障害物の有無、高さ、および大きさ等を検出する。障害物検出部142は、例えば、測距部16、17の検出情報に基づいて、障害物を検出する。また、測距部16、17は、発射したビーム(超音波)の高さに対応した物体を検出する。したがって、障害物検出部142は、測距部16、17の検出結果と、それぞれのビームの高さとによって、障害物の高さを検出することができる。また、障害物検出部142は、車輪速センサ22、不図示の加速度センサ、および測距部16、17の検出情報に基づいて、障害物の有無または高さを検出してもよい。また、障害物検出部142は、例えば、撮像部15が撮像した画像に基づく画像処理によって、障害物の高さを検出してもよい。
駐車区画検出部143は、取得部141により取得された情報、および障害物検出部142により検出された障害物等の情報に基づいて、標示または物として設けられている駐車区画を検出する機能部である。ここで、駐車区画とは、車両1をその場所に駐車するよう設定された目安または基準となる区画である。駐車区画検出部143は、例えば、撮像部15が撮像した画像データに基づく画像処理によって、駐車区画を検出する。
候補位置設定部144は、車両1の移動経路の目標位置すなわち終点位置の候補となる少なくとも一つの候補位置を設定する機能部である。候補位置設定部144は、例えば、障害物検出部142による検出結果、および駐車区画検出部143の検出結果のうち少なくとも一方に基づいて、候補位置を設定する。
目標位置決定部145は、候補位置設定部144により設定された候補位置の中から、車両1の移動の目標位置を決定する機能部である。目標位置決定部145は、例えば、所定の条件に基づいてランク付けされた少なくとも一つの候補位置の中から、ランクの高い候補位置、すなわち上位の候補位置を、目標位置として決定することができる。また、候補位置設定部144により設定される候補位置、および目標位置決定部145により決定される目標位置は、例えば、車両1の車輪3の中心位置、または車両1の重心位置等を対象とすればよい。なお、目標位置決定部145は、例えば、少なくとも一つの候補位置の中から、乗員の操作入力部10または操作部14gに対する操作入力に対応した候補位置、すなわち、乗員によって選択された候補位置を、目標位置と決定するものとしてもよい。
出力情報制御部146は、例えば、駐車支援の開始および終了、目標位置の決定、移動経路の算出、ならびに誘導制御等の各段階で、表示装置8、12、および音声出力装置9が、所期の情報を所期の態様で出力するように、表示制御部14dおよび音声制御部14を介して表示装置8、12および音声出力装置9を制御する機能部である。
経路算出部147は、例えば、車両1すなわち自車の現在位置、決定された目標位置、および障害物の検出結果等に基づいて、車両1の現在位置から目標位置までの移動経路を算出する機能部である。
想定速度設定部148は、車輪3の転舵速度、目標位置決定部145により決定された目標位置、経路算出部147により算出された移動経路、最終舵角までの操舵量、および予め設定された加速度(減速度を含む)等の情報(以下、周辺情報と称する場合がある)に基づいて、車両1の想定速度を設定する機能部である。ここで、想定速度とは、車両1が駐車支援動作中に理想とする(基準となる)車両1の速度であり、駐車支援中の速度の上限値と捉えることもできる。すなわち、車両1の速度を想定速度とすることによって、空間を有効利用する移動経路の算出ができたり、追従性のよい誘導制御が可能となる。
誘導制御部149は、経路算出部147により算出された移動経路に沿った車両1の移動が実現されるように、車両1の各部を制御する機能部である。誘導制御部149は、例えば、アクセルペダルを操作しなくてもクリープ現象等によって移動する車両1の場合、車両1の位置に応じて操舵システム13を制御することにより、車両1を移動経路に沿って移動させることができる。また、誘導制御部149は、操舵システム13のみならず、エンジンおよびモータ等の駆動機構、および制動機構としてのブレーキシステム18等を制御してもよい。また、誘導制御部149は、例えば、出力情報制御部146、表示制御部14d、音声制御部14e、ひいては表示装置8、12および音声出力装置9を制御して、車両1の位置に応じた表示出力および音声出力によって、運転者に、移動経路に沿った車両1の移動を案内してもよい。
上述の取得部141、障害物検出部142、駐車区画検出部143、候補位置設定部144、目標位置決定部145、出力情報制御部146、経路算出部147、想定速度設定部148および誘導制御部149は、CPU14aによってROM14b内に格納された駐車支援プログラムが実行されることによって実現される。なお、上述の機能部のうち一部または全部は、駐車支援プログラムの実行によるものではなく、集積回路等のハードウェアによって実現されるものとしてもよい。
記憶部150は、ECU14での演算で用いられるデータ、またはECU14での演算で算出されたデータ等を記憶する機能部である。記憶部150は、例えば、RAM14cおよびSSD14fのうち少なくともいずれかによって実現される。
なお、取得部141、障害物検出部142、駐車区画検出部143、候補位置設定部144、目標位置決定部145、出力情報制御部146、経路算出部147、想定速度設定部148および誘導制御部149は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5の1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
図6は、実施形態に係る駐車支援システムによる駐車支援処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7は、実施形態に係る駐車支援システムによる駐車支援処理の想定速度設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6および図7を参照しながら、本実施形態に係る駐車支援システム100による駐車支援処理の流れについて説明する。なお、以下に説明する駐車支援処理は一例であり、部分的に省略されたり、変更されたりしてもよい。
<ステップS11>
まず、障害物検出部142は、車両1の周辺に停車している車両(停車車両)、および縁石のような障害物を検出する。障害物検出部142は、例えば、取得部141により取得された測距部16、17の検出情報、および撮像部15により撮像された画像データに基づいて、停車車両および障害物を検出する。なお、障害物検出部142による障害物の検出は、常時実行されてもよく、例えば車両1の速度が予め設定された値を下回った場合に実行されるものとしてもよい。また、障害物検出部142による障害物等の検出は、運転者が操作部14gを操作してから開始してもよい。そして、ステップS12へ移行する。
<ステップS12>
次に、駐車区画検出部143は、取得部141により取得された各種情報、および障害物検出部142により検出された障害物の情報に基づいて、車両1を駐車させるべき駐車区画を検出する。そして、ステップS13へ移行する。
<ステップS13>
次に、候補位置設定部144は、障害物検出部142による障害物の検出結果、および、駐車区画検出部143による駐車区画の検出結果に基づいて、車両1の移動経路の目標位置すなわち終点位置の候補となる少なくとも一つの候補位置を設定する。そして、ステップS14へ移行する。
<ステップS14>
次に、目標位置決定部145は、候補位置設定部144により設定された候補位置の中から、少なくとも1つの車両1の移動の目標位置を決定する。目標位置決定部145は、例えば、所定の条件に基づいてランク付けされた少なくとも一つの候補位置の中から、ランクの高い候補位置、すなわち上位の候補位置を、目標位置として決定することができる。そして、ステップS15へ移行する。
<ステップS15>
経路算出部147は、車両1すなわち自車の現在位置、目標位置決定部145により決定された目標位置、および障害物検出部142による障害物の検出結果等に基づいて、車両1の現在位置から目標位置までの移動経路を算出する。例えば、経路算出部147は、縦列駐車、並列駐車、前進駐車、各駐車のための初期前進、または縦列出庫等の動作に応じて、目標位置へ車両1を移動させるための移動経路をそれぞれ算出する。このように、経路算出部147による移動経路の算出は、障害物検出部142による検出結果に基づいて行われることによって、障害物を回避した移動経路の算出が可能となる。そして、ステップS16へ移行する。
<ステップS16>
想定速度設定部148は、車輪3の転舵速度、目標位置決定部145により決定された目標位置、経路算出部147により算出された移動経路、最終舵角までの操舵量、および予め設定された加速度等の周辺情報に基づいて、車両1の想定速度を設定する。以下、図7を参照しながら、想定速度設定部148による車両1の想定速度の設定処理を具体的に説明する。
まず、想定速度設定部148は、車輪3の転舵速度、目標位置決定部145により決定された目標位置、経路算出部147により算出された移動経路、最終舵角までの操舵量、および予め設定された加速度等の周辺情報を収集する(ステップS161)。想定速度設定部148は、収集した周辺情報に基づいて、仮の想定速度として最大目標速度A(目標速度)を算出する(ステップS162)。
そして、想定速度設定部148は、算出した最大目標速度Aと、予め設定されている速度閾値Bとを比較する(ステップS163)。ここで、速度閾値Bとは、駐車支援動作中において超えるべきではない物理的に制限される速度の上限値である。比較の結果、最大目標速度Aが速度閾値Bよりも小さい場合(ステップS163:Yes)、想定速度設定部148は、最大目標速度Aを想定速度として設定する(ステップS164)。一方、最大目標速度Aが速度閾値B以上である場合(ステップS163:No)、想定速度設定部148は、速度閾値Bを想定速度として設定する(ステップS165)。
図6に戻り、説明を続ける。ステップS16における、想定速度設定部148による想定速度の設定後、ステップS17へ移行する。
<ステップS17>
次に、ECU14は、駐車支援の開始を指示する操作入力を受け付ける。例えば、運転者が操作部14gを操作すると、取得部141を介して当該操作入力の信号を取得した出力情報制御部146は、駐車支援機能を選択するための画面を表示装置8、12の画面8a、12aに表示させる。例えば、運転者は、縦列駐車、並列駐車、前進駐車、各駐車のための初期前進、および縦列出庫等のいずれかの駐車支援機能を選択する。すなわち、駐車支援機能は、駐車する場合だけでなく、駐車のための前進動作、および駐車状態からの出庫動作も含む概念である。運転者が駐車支援機能を選択操作すると、当該駐車支援機能が開始する。
<ステップS18>
次に、誘導制御部149は、経路算出部147により算出された移動経路に沿った車両1の移動が実現されるように、想定速度設定部148に設定された想定速度に従って、車両1の誘導制御を行う。例えば、誘導制御部149は、運転者が選択した駐車支援機能に基づいて操舵システム13、ブレーキシステム18、加減速動作、および変速動作等を制御し、車輪3の転舵動作を自動的に行うことにより、車両1の駐車を支援する。そして、誘導制御部149は、車両1が目標位置との距離が所定値以内になると、誘導制御を終了させる。また、誘導制御部149は、運転者によって、操舵部4、加速操作部5、制動操作部6または変速操作部7に対して所定の操作が行われた場合においても、誘導動作を終了させる(キャンセルする)。
なお、誘導制御部149による誘導制御中に、障害物が動いたり、車両1が障害物に近づいたことにより測距部16、17の測距制度が上昇した等の所定のイベントが発生した場合、経路算出部147は、イベントが発生した時点での現在位置から目標位置までの移動経路を再度算出し、想定速度設定部148は、算出された移動経路等に基づいて、再度、想定速度を設定するものとしてもよい。この場合、所定のイベントが発生するたびに、経路算出部147による移動経路の算出、および想定速度設定部148による想定速度の設定が繰り返される。
また、誘導制御部149による誘導制御中に、出力情報制御部146は、目標位置および移動経路のうち少なくともいずれかを、表示装置8または表示装置12に表示させることによって、運転車の運転による駐車を支援してもよい。
また、目標位置決定部145は、候補位置設定部144により設定された候補位置の中から目標位置を決定するものとしているが、これに限定されるものではなく、候補位置を利用せず、直接目標位置を決定するものとしてもよい。また、駐車支援の開始を指示する操作入力が受け付けられた後に、目標位置決定部145による目標位置の決定、経路算出部147による移動経路の算出、および想定速度設定部148による想定速度の設定等が行われるものとしてもよい。
図8は、実施形態に係る車両の想定速度と移動経路との関係を説明する図である。図9は、実施形態に係る車両の移動経路のクロソイド区間において目標舵角到達に必要な距離を説明する図である。図8および図9を参照しながら、車両1の想定速度と移動経路との関係について説明する。
図8では、車両1の現在位置に対して、目標位置決定部145により目標位置Eaに決定された場合、および、目標位置Ebに決定された場合に、経路算出部147により算出された移動経路が示されている。図8に示すように、移動経路は、一般に、発車および停車時の直線区間、所定の転舵速度で転舵している状態で進行する区間であるクロソイド区間、および、目標舵角(最終舵角)まで転舵した状態で進行する区間である円弧区間を含む。一般に、図8に示すように、目標位置がEbである場合のように移動経路が長くなる場合、クロソイド区間の曲率は小さく(曲がり具合が緩く)小回りが不要となり、想定速度設定部148により設定される想定速度を大きくすることができる。一方、目標位置がEaである場合のように移動経路が短くなる場合、クロソイド区間の曲率は大きく(曲がり具合がきつく)なり小回りが必要となるため、想定速度設定部148により設定される想定速度は小さくなる。すなわち、想定速度を固定とするのではなく、小回りが不要なシーンでは、想定速度を大きくした速度重視の駐車支援とし、小回りが必要なシーンでは、想定速度を小さくした小回り性重視の駐車支援とするような切り替えが可能となる。
また、転舵速度を一定とし、目標舵角を所定角度とした場合、図9に示すように、想定速度が大きい場合にクロソイド区間で移動する距離d1は、想定速度が小さい場合にクロソイド区間で移動する距離d2よりも大きくなる。
図10は、実施形態に係る車両において想定速度を設定した場合における速度のグラフの一例を示す図である。図10を参照しながら、上述の図7に示した想定速度設定処理において算出された最大目標速度Aと、速度閾値Bとの大小関係により駐車支援動作中の速度の推移の一例について説明する。
まず、図10(a)に示すグラフは、経路算出部147により算出された移動経路が短く、想定速度設定部148により算出された最大目標速度Aが速度閾値Bよりも小さい場合の車両1の速度の推移を示す。この場合、想定速度設定部148により設定される想定速度は最大目標速度Aとなる。車両1は、移動経路のうち、加速が可能な区間(例えば上述の直線区間)では、想定速度(最大目標速度A)まで所定の加速度で加速するが、車両1の速度が当該想定速度を超えることはない。
次に、図10(b)に示すグラフは、経路算出部147により算出された移動経路が長く、想定速度設定部148により算出された最大目標速度Aが速度閾値Bよりも大きい場合の車両1の速度の推移を示す。この場合、想定速度設定部148により設定される想定速度は速度閾値Bとなる。車両1は、移動経路のうち、加速が可能な区間では、想定速度(速度閾値B)まで所定の加速度で加速し、想定速度まで達した場合には、車両1は当該想定速度で定常走行を行う。その後、車両1は、クロソイド区間または停車時等においては、所定の減速度で減速を行う。
そして、図10(c)に示すグラフは、経路算出部147により算出された移動経路が図10(a)の場合よりも長く、想定速度設定部148により算出された最大目標速度Aが速度閾値Bよりも小さい場合の車両1の速度の推移を示す。この場合、想定速度設定部148により設定される想定速度は最大目標速度Aとなる。車両1は、移動経路のうち、加速が可能な区間では、想定速度(最大目標速度A)まで所定の加速度で加速し、最大目標速度Aである想定速度まで達した場合には、車両1は当該想定速度で定常走行を行う。その後、車両1は、クロソイド区間または停車時等においては、所定の減速度で減速を行う。
なお、図10に示した車両1の速度の推移は、説明を簡便にするために、簡易な速度推移を示した例であり、実際には速度の上昇、下降は繰り返される場合もある。
図11は、実施形態に係る車両の各シーンにおける想定速度を設定するためのテーブルに一例を示す図である。図12は、実施形態に係る車両の駐車支援において想定速度:大における移動経路(縦列駐車・初期前進)の一例を示す図である。図13は、実施形態に係る車両の駐車支援において想定速度:中における移動経路(並列駐車・初期前進)の一例を示す図である。図14は、実施形態に係る車両の駐車支援において想定速度:小における移動経路(縦列出庫)の一例を示す図である。図11~図14を参照しながら、移動経路に基づいた想定速度の設定パターンの一例について説明する。
例えば、想定速度設定部148は、図11に示すようなテーブルに従って想定速度を設定するものとする。図11に示すテーブルでは、経路算出部147により算出された移動経路から求められる移動距離、および最終舵角までの変化量(転舵量)を想定速度(大・中・小)に対応付けるテーブルである。例えば、図11に示すように、想定速度「大」は4.5[km/h]程度、想定速度「中」は3[km/h]程度、想定速度「小」は1.5[km/h]程度であるものとする。ここで、最終舵角までの変化量は、例えば、移動経路のクロソイド区間の開始位置の車両1の方向と、終了位置の車両1の方向とから算出することができる。これによって、クロソイド区間における小回り具合を考慮した駐車支援が可能となる。
図12に示す例は、車両1が縦列駐車をする場合に行う初期前進の移動経路50を示す。すなわち、車両1が他車30aと他車30bとの間に縦列駐車を行うために、駐車区画検出部143によって駐車区画40が検出され、目標位置決定部145によって目標位置E0が決定され、経路算出部147によって、縦列駐車をする場合に行う初期前進の移動経路として現在位置である開始位置S0から目標位置E0を結ぶ移動経路50が算出されたものとする。この場合、想定速度設定部148は、経路算出部147により算出された移動経路50から、移動距離が長く、最終舵角までの変化量が小さいと判断し、図11に示すテーブルに基づいて、想定速度を「大」(4.5[km/h]程度)に設定する。これによって、小回りが不要なシーンと判断し、速度重視の駐車支援が可能となる。
図13に示す例は、車両1が並列駐車をする場合に行う初期前進の移動経路51を示す。すなわち、車両1が他車31aと他車31bとの間に並列駐車を行うために、駐車区画検出部143によって駐車区画41が検出され、目標位置決定部145によって目標位置E1が決定され、経路算出部147によって、並列駐車をする場合に行う初期前進の移動経路として現在位置である開始位置S1から目標位置E1を結ぶ移動経路51が算出されたものとする。この場合、想定速度設定部148は、経路算出部147により算出された移動経路51から、移動距離が短く、最終舵角までの変化量が小さいと判断し、図11に示すテーブルに基づいて、想定速度を「中」(3[km/h]程度)に設定する。これによって、小回り性および速度の双方をバランスよく考慮した駐車支援が可能となる。
図14に示す例は、車両1が縦列駐車している状態から出庫(縦列出庫)をする場合に行う初期前進の移動経路52を示す。すなわち、車両1が他車32aと他車32bとの間に縦列駐車をしている状態から出庫を行うために、目標位置決定部145によって目標位置E2が決定され、経路算出部147によって、縦列駐車をしている状態から出庫を行う移動経路として現在位置である開始位置S2から目標位置E2を結ぶ移動経路52が算出されたものとする。ここで、目標位置決定部145により決定される目標位置E2は、例えば、車両1がまっすくに進んでも前方の障害物に衝突する虞がないように位置に決定される。この場合、想定速度設定部148は、経路算出部147により算出された移動経路52から、移動距離が短く、出庫のために大きく転舵する必要があることから最終舵角までの変化量が大きいと判断し、図11に示すテーブルに基づいて、想定速度を「小」(1.5[km/h]程度)に設定する。これによって、小回りが必要なシーンと判断し、小回り性重視の駐車支援が可能となる。
上述の図12~図14では、縦列駐車および並列駐車をするための初期前進、および縦列出庫、すなわち、いずれも車両1が前進する場合の駐車支援機能について説明した。以下の図15および図16では、縦列駐車および並列駐車、すなわち、車両1が後退する場合の駐車支援機能を実行した場合の移動経路および想定速度について説明する。
図15は、実施形態に係る車両の駐車支援において並列駐車における移動経路の一例を示す図である。図16は、実施形態に係る車両の駐車支援において縦列駐車における移動経路の一例を示す図である。図15および図16を参照しながら、並列駐車および縦列駐車を行う場合の移動経路および想定速度について説明する。
図15(a)に示す例は、車両1が、右側のみに他車33が存在するときに並列駐車を行う場合の移動経路53を示す。すなわち、車両1が他車33の左側に並列駐車を行うために、駐車区画検出部143によって駐車区画43が検出され、目標位置決定部145によって目標位置E3が決定され、経路算出部147によって、並列駐車を行うための移動経路として、現在位置である開始位置S3から目標位置E3を結ぶ移動経路53が算出されたものとする。この場合、経路算出部147は、駐車区画検出部143により検出された駐車区画43の左側に他車が存在しないため、曲率の小さい(曲がり具合が緩い)移動経路53を算出することができる。この場合、想定速度設定部148は、経路算出部147により算出された移動経路53等に基づいて、想定速度を大きく設定することができる。これによって、小回りが不要なシーンと判断し、速度重視の並列駐車の駐車支援が可能となる。
図15(b)に示す例は、車両1が、両側に他車34aおよび他車34bが存在するときに並列駐車を行う場合の移動経路53を示す。すなわち、車両1が他車34aと他車34bとの間に並列駐車を行うために、駐車区画検出部143によって駐車区画44が検出され、目標位置決定部145によって目標位置E4が決定され、経路算出部147によって、並列駐車を行うための移動経路として、現在位置である開始位置S4から目標位置E4を結ぶ移動経路54が算出されたものとする。この場合、経路算出部147は、駐車区画検出部143により検出された駐車区画43の両側に他車が存在するため、当該他車に接触しないように曲率の大きい(曲がり具合がきつい)移動経路54を算出する。この場合、想定速度設定部148は、経路算出部147により算出された移動経路54が小回りを要する経路であるため、想定速度を小さく設定する。これによって、小回りが必要なシーンと判断し、小回り性重視の並列駐車の駐車支援が可能となる。
図16(a)に示す例は、車両1が、後方のみに他車35が存在するときに縦列駐車を行う場合の移動経路55を示す。すなわち、車両1が他車35の前方に縦列駐車を行うために、駐車区画検出部143によって駐車区画45が検出され、目標位置決定部145によって目標位置E5が決定され、経路算出部147によって、縦列駐車を行うための移動経路として、現在位置である開始位置S5から目標位置E5を結ぶ移動経路55が算出されたものとする。この場合、経路算出部147は、駐車区画検出部143により検出された駐車区画45の前方に他車が存在しないため、曲率の小さい(曲がり具合が緩い)移動経路55を算出することができる。この場合、想定速度設定部148は、経路算出部147により算出された移動経路55等に基づいて、想定速度を大きく設定することができる。これによって、小回りが不要なシーンと判断し、速度重視の縦列駐車の駐車支援が可能となる。
図16(b)に示す例は、車両1が、前方に他車36aおよび後方に他車36bが存在するときに縦列駐車を行う場合の移動経路56を示す。すなわち、車両1が他車36aと他車36bとの間に縦列駐車を行うために、駐車区画検出部143によって駐車区画46が検出され、目標位置決定部145によって目標位置E6が決定され、経路算出部147によって、縦列駐車を行うための移動経路として、現在位置である開始位置S6から目標位置E6を結ぶ移動経路56が算出されたものとする。この場合、経路算出部147は、駐車区画検出部143により検出された駐車区画46の前後に他車が存在するため、当該他車に接触しないように曲率の大きい(曲がり具合がきつい)移動経路56を算出する。この場合、想定速度設定部148は、経路算出部147により算出された移動経路56が小回りを要する経路であるため、想定速度を小さく設定する。これによって、小回りが必要なシーンと判断し、小回り性重視の縦列駐車の駐車支援が可能となる。
以上のように、本実施形態では、車両1において取得および検出された各種の周辺情報に基づいて、想定速度設定部148により想定速度が設定されるものとしている。想定速度設定部148は、例えば、少なくとも経路算出部147により算出された移動経路に基づいて、想定速度を設定する。この場合、例えば、想定速度設定部148は、移動経路の移動距離、および最終舵角までの変化量(転舵量)に基づいて想定速度を設定する。これによって、小回りが必要なシーンでは、想定速度を小さくし、小回り性重視の駐車支援が可能となり、小回りが不要なシーンでは、想定速度を大きくし、速度重視の駐車支援が可能となる。想定速度が一定である場合には移動経路の決定において制約が生じるが、このように、移動経路等の状態に応じて想定速度を可変にすることで、駐車支援の精度を向上させることが可能となる。これに伴い、切り返しの回数を少なくすることもできる。
また、想定速度設定部148は、周辺情報に基づいて最大目標速度Aを算出し、最大目標速度Aが速度閾値Bよりも小さい場合、最大目標速度Aを想定速度として設定し、最大目標速度Aが速度閾値B以上である場合、速度閾値Bを想定速度として設定するものとしている。これによって、算出された仮の想定速度である最大目標速度Aが速度閾値B以上となった場合でも、想定速度を速度閾値Bに抑えることができる。これによって、駐車支援動作中において超えるべきではない物理的に制限される速度を超えないような駐車支援が可能となる。
なお、上述の実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、実施形態の構成および形状は、部分的に入れ替えて実施することも可能である。また、実施形態の各構成および形状等のスペック(構造、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、高さ、数、配置、および位置等)は、適宜に変更して実施することができる。また、本発明は、種々の形態の駐車場および駐車スペースでの駐車支援に適用可能である。また、入力信号は、マイクへの音声入力に基づいてもよい。
また、上述の実施形態のECU14で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD-R(Compact Disk-Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供するように構成してもよい。
また、上述の実施形態のECU14で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態のECU14で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、上述の実施形態のECU14で実行されるプログラムは、上述した各機能部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU14a(プロセッサ)が上述のROM14bからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置(例えばRAM14c)上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
1 車両
10 操作入力部
11 モニタ装置
12 表示装置
14g 操作部
15 撮像部
16、17 測距部
18 ブレーキシステム
100 駐車支援システム
141 取得部
142 障害物検出部
143 駐車区画検出部
144 候補位置設定部
145 目標位置決定部
146 出力情報制御部
147 経路算出部
148 想定速度設定部
149 誘導制御部
150 記憶部

Claims (5)

  1. 車両の駐車または出庫の支援をするための移動経路を算出する経路算出部と、
    記経路算出部により算出された前記移動経路のクロソイド区間の開始位置の前記車両の方向と、終了位置の該車両の方向とから、該車両の最終舵角までの変化量を算出し、少なくとも、前記移動経路の移動距離、および前記最終舵角までの変化量に基づいて、前記支援の動作中の車両の速度の基準となる想定速度を設定する想定速度設定部と、
    を備えた駐車支援装置。
  2. 前記想定速度設定部は、
    少なくとも前記移動経路に基づいて目標速度を算出し、
    前記目標速度が速度閾値よりも小さい場合、該目標速度を前記想定速度として設定し、
    前記目標速度が前記速度閾値以上である場合、該速度閾値を前記想定速度として設定する請求項に記載の駐車支援装置。
  3. 障害物を検出する障害物検出部を、さらに備え、
    前記経路算出部は、少なくとも前記障害物検出部の検出結果に基づいて、前記移動経路を算出する請求項1または2に記載の駐車支援装置。
  4. 車両の駐車または出庫の支援をするための移動経路を算出する経路算出ステップと、
    出した前記移動経路のクロソイド区間の開始位置の前記車両の方向と、終了位置の該車両の方向とから、該車両の最終舵角までの変化量を算出し、少なくとも、前記移動経路の移動距離、および前記最終舵角までの変化量に基づいて、前記支援の動作中の車両の速度の基準となる想定速度を設定する想定速度設定ステップと、
    を有する駐車支援方法。
  5. コンピュータを、
    車両の駐車または出庫の支援をするための移動経路を算出する経路算出部と、
    記経路算出部により算出された前記移動経路のクロソイド区間の開始位置の前記車両の方向と、終了位置の該車両の方向とから、該車両の最終舵角までの変化量を算出し、少なくとも、前記移動経路の移動距離、および前記最終舵角までの変化量に基づいて、前記支援の動作中の車両の速度の基準となる想定速度を設定する想定速度設定部と、
    して機能させるためのプログラム。
JP2019188219A 2019-10-11 2019-10-11 駐車支援装置、駐車支援方法およびプログラム Active JP7415421B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019188219A JP7415421B2 (ja) 2019-10-11 2019-10-11 駐車支援装置、駐車支援方法およびプログラム
DE102020126510.7A DE102020126510A1 (de) 2019-10-11 2020-10-09 Parkassistenzvorrichtung, Parkassistenzverfahren und Programm

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019188219A JP7415421B2 (ja) 2019-10-11 2019-10-11 駐車支援装置、駐車支援方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021062738A JP2021062738A (ja) 2021-04-22
JP7415421B2 true JP7415421B2 (ja) 2024-01-17

Family

ID=75155728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019188219A Active JP7415421B2 (ja) 2019-10-11 2019-10-11 駐車支援装置、駐車支援方法およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7415421B2 (ja)
DE (1) DE102020126510A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220397914A1 (en) * 2021-06-04 2022-12-15 Ubtech North America Research And Development Center Corp Fast continuous regulation of nonholonomic mobile robots
CN118182448A (zh) * 2022-12-14 2024-06-14 广州汽车集团股份有限公司 一种自动泊车控制方法及装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001001929A (ja) 1999-06-22 2001-01-09 Honda Motor Co Ltd 車両の自動操舵装置
JP2008169269A (ja) 2007-01-10 2008-07-24 Hitachi Chem Co Ltd フェノール樹脂微小球の高次凝集体粒子、その製造方法、炭素微小球の高次凝集体粒子
JP2014024462A (ja) 2012-07-27 2014-02-06 Nissan Motor Co Ltd 駐車支援装置
JP2019123405A (ja) 2018-01-17 2019-07-25 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御装置
WO2019181260A1 (ja) 2018-03-22 2019-09-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 駐車支援装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001001929A (ja) 1999-06-22 2001-01-09 Honda Motor Co Ltd 車両の自動操舵装置
JP2008169269A (ja) 2007-01-10 2008-07-24 Hitachi Chem Co Ltd フェノール樹脂微小球の高次凝集体粒子、その製造方法、炭素微小球の高次凝集体粒子
JP2014024462A (ja) 2012-07-27 2014-02-06 Nissan Motor Co Ltd 駐車支援装置
JP2019123405A (ja) 2018-01-17 2019-07-25 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御装置
WO2019181260A1 (ja) 2018-03-22 2019-09-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 駐車支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021062738A (ja) 2021-04-22
DE102020126510A1 (de) 2021-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6110349B2 (ja) 駐車支援装置
JP6015314B2 (ja) 駐車目標位置を算出する装置、駐車目標位置を算出する方法およびプログラム
EP3132997B1 (en) Parking assistance device
JP6096157B2 (ja) 駐車支援装置
JP6275006B2 (ja) 駐車支援装置
JP6006765B2 (ja) 運転支援装置
US10055994B2 (en) Parking assistance device
JP6096155B2 (ja) 運転支援装置及び運転支援システム
JP6022517B2 (ja) 車両の制御装置
JP6092825B2 (ja) 車両の制御装置
JP6969124B2 (ja) 運転制御装置
JP7365191B2 (ja) 駐車支援装置、駐車支援方法及び駐車支援プログラム
JP7415421B2 (ja) 駐車支援装置、駐車支援方法およびプログラム
JP7363343B2 (ja) 駐車支援装置、駐車支援方法、および、駐車支援プログラム
JP7476509B2 (ja) 駐車支援装置、駐車支援方法、および駐車支援プログラム
JP7427907B2 (ja) 駐車支援装置
JP6227514B2 (ja) 駐車支援装置
JP2020083184A (ja) 駐車支援装置およびプログラム
JP2019138655A (ja) 走行支援装置
JP7500944B2 (ja) 駐車支援装置、駐車支援方法及び駐車支援プログラム
JP7400326B2 (ja) 駐車支援装置、駐車支援方法、および、駐車支援プログラム
WO2023053729A1 (ja) 駐車支援装置
JP6730885B2 (ja) 出庫支援装置
JP2023051395A (ja) 駐車支援装置
JP2024009685A (ja) 駐車支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7415421

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150