JP7363343B2 - 駐車支援装置、駐車支援方法、および、駐車支援プログラム - Google Patents

駐車支援装置、駐車支援方法、および、駐車支援プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、駐車支援装置、駐車支援方法、および、駐車支援プログラムに関する。
従来から、車両の駐車支援技術において、例えば、通路に対して並んで配置されている複数の駐車区画のうち、駐車可能な駐車区画である駐車可能区画を複数検出した場合、自車両にとって適切と考えられる駐車可能区画を選択して強調表示する場合がある。
特開2018-176910号公報
上述の従来技術では、通路方向と駐車区画における駐車方向の関係によって、選択された駐車可能区画が実際には適切でないことがあり、改善の余地がある。
実施形態の駐車支援装置は、通路に対して並んで配置されている複数の駐車区画のうち、駐車可能な駐車区画である駐車可能区画を検出する検出部と、所定範囲内に複数の前記駐車可能区画が検出された場合に、それぞれの前記駐車可能区画について、前記駐車可能区画における駐車方向の半分より前記通路の側に設定された第1の基準位置と自車両において設定された第2の基準位置との通路方向距離を算出する算出部と、複数の前記駐車可能区画のうち、前記通路方向距離が最短の前記駐車可能区画を選択する選択部と、選択された前記駐車可能区画を表示部に強調表示させる表示制御部と、を備える。この構成によれば、例えば、通路方向と駐車区画における駐車方向の関係が垂直の場合と斜めの場合のいずれであっても、選択された駐車可能区画を実際に適切なものとすることができる。
また、実施形態の駐車支援装置において、前記第1の基準位置は、前記駐車可能区画における前記通路の側の端のラインの中点の位置である。この構成によれば、駐車可能区画側の第1の基準位置を通路の側の端のラインの中点の位置とすることで、例えば、通路方向と駐車区画における駐車方向の関係が特に斜めの場合のときに、選択された駐車可能区画が実際に適切なものとならない可能性をより低減することができる。
また、実施形態の駐車支援装置において、前記第2の基準位置は、前記自車両における運転席の位置である。この構成によれば、自車両側の第2の基準位置を運転席の位置とすることで、例えば、自車両を駐車させる駐車可能区画を最終的に決定する運転者から見て違和感のより少ない駐車可能区画を選択、強調表示することができる。
また、実施形態の駐車支援方法は、通路に対して並んで配置されている複数の駐車区画のうち、駐車可能な駐車区画である駐車可能区画を検出する検出ステップと、所定範囲内に複数の前記駐車可能区画が検出された場合に、それぞれの前記駐車可能区画について、前記駐車可能区画における駐車方向の半分より前記通路の側に設定された第1の基準位置と自車両において設定された第2の基準位置との通路方向距離を算出する算出ステップと、複数の前記駐車可能区画のうち、前記通路方向距離が最短の前記駐車可能区画を選択する選択ステップと、選択された前記駐車可能区画を表示部に強調表示させる表示制御ステップと、を含む。この構成によれば、例えば、通路方向と駐車区画における駐車方向の関係が垂直の場合と斜めの場合のいずれであっても、選択された駐車可能区画を実際に適切なものとすることができる。
また、実施形態の駐車支援プログラムは、通路に対して並んで配置されている複数の駐車区画のうち、駐車可能な駐車区画である駐車可能区画を検出する検出ステップと、所定範囲内に複数の前記駐車可能区画が検出された場合に、それぞれの前記駐車可能区画について、前記駐車可能区画における駐車方向の半分より前記通路の側に設定された第1の基準位置と自車両において設定された第2の基準位置との通路方向距離を算出する算出ステップと、複数の前記駐車可能区画のうち、前記通路方向距離が最短の前記駐車可能区画を選択する選択ステップと、選択された前記駐車可能区画を表示部に強調表示させる表示制御ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。この構成によれば、例えば、通路方向と駐車区画における駐車方向の関係が垂直の場合と斜めの場合のいずれであっても、選択された駐車可能区画を実際に適切なものとすることができる。
図1は、実施形態の車両の車室の一部が透視された状態を示す例示的な斜視図である。 図2は、実施形態の車両の例示的な平面図(俯瞰図)である。 図3は、実施形態の車両のダッシュボードの一例を車両後方から見た場合を示す図である。 図4は、実施形態の駐車支援システムの構成の例示的なブロック図である。 図5は、実施形態の駐車支援システムのECUの機能構成の例示的なブロック図である。 図6は、比較例における駐車可能区画の選択手法の説明図である。 図7は、比較例における駐車可能区画の選択手法の説明図である。 図8は、比較例における駐車可能区画の選択手法の説明図である。 図9は、実施形態における駐車可能区画の選択手法の説明図である。 図10は、実施形態の駐車支援システムのECUによる処理の例示的なフローチャートである。 図11は、実施形態における駐車可能区画の前端ラインの検出手法の説明図である。 図12は、実施形態における駐車可能区画の前端ラインの検出手法の説明図である。 図13は、実施形態における通路方向の検出手法の説明図である。 図14は、実施形態の駐車支援システムにおける表示画面例を示す図である。
以下、本発明の駐車支援装置、駐車支援方法、および、駐車支援プログラムの例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用、結果、および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能であるとともに、基本的な構成に基づく種々の効果や、派生的な効果のうち、少なくとも一つを得ることが可能である。
本実施形態の車両1は、例えば、不図示の内燃機関を駆動源とする自動車、すなわち内燃機関自動車であってもよいし、不図示の電動機を駆動源とする自動車、すなわち電気自動車や燃料電池自動車等であってもよいし、それらの双方を駆動源とするハイブリッド自動車であってもよいし、他の駆動源を備えた自動車であってもよい。また、車両1は、種々の変速装置を搭載することができるし、内燃機関や電動機を駆動するのに必要な種々の装置、例えばシステムや部品等を搭載することができる。また、車両1における車輪3の駆動に関わる装置の方式や、数、レイアウト等は、種々に設定することができる。
まず、図1~図4を参照して、本実施形態の車両1の構成について説明する。図1は、実施形態の車両1の車室の一部が透視された状態を示す例示的な斜視図である。図2は、実施形態の車両1の例示的な平面図(俯瞰図)である。図3は、実施形態の車両1のダッシュボードの一例を車両後方から見た場合を示す図である。図4は、実施形態の駐車支援システム100の構成の例示的なブロック図である。
図1に例示されるように、車体2は、不図示の乗員が乗車する車室2aを構成している。車室2a内には、乗員としての運転者の座席2bに臨む状態で、操舵部4、加速操作部5、制動操作部6、変速操作部7等が設けられている。操舵部4は、例えば、ダッシュボード24から突出したステアリングホイールである。加速操作部5は、例えば、運転者の足下に位置されたアクセルペダルである。制動操作部6は、例えば、運転者の足下に位置されたブレーキペダルである。変速操作部7は、例えば、センターコンソールから突出したシフトレバーである。なお、操舵部4、加速操作部5、制動操作部6、変速操作部7等は、これらには限定されない。
また、車室2a内には、表示出力部としての表示装置8や、音声出力部としての音声出力装置9が設けられている。表示装置8は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や、OELD(Organic Electro-Luminescent Display)等である。音声出力装置9は、例えば、スピーカである。また、表示装置8は、例えば、タッチパネル等、透明な操作入力部10で覆われている。乗員は、操作入力部10を介して表示装置8の表示画面に表示される画像を視認することができる。また、乗員は、表示装置8の表示画面に表示される画像に対応した位置で手指等で操作入力部10を触れたり押したり動かしたりして操作することで、操作入力を実行することができる。これらの表示装置8、音声出力装置9、操作入力部10等は、例えば、ダッシュボード24の車幅方向すなわち左右方向の中央部に位置されたモニタ装置11に設けられている。モニタ装置11は、スイッチ、ダイヤル、ジョイスティック、押しボタン等の不図示の操作入力部を有することができる。また、モニタ装置11とは異なる車室2a内の他の位置に不図示の音声出力装置を設けることができるし、モニタ装置11の音声出力装置9と他の音声出力装置から、音声を出力することができる。なお、モニタ装置11は、例えば、ナビゲーションシステムやオーディオシステムと兼用されうる。
また、車室2a内には、表示装置8とは別の表示装置12が設けられている。図3に例示されるように、表示装置12は、例えば、ダッシュボード24の計器盤部25に設けられ、計器盤部25の略中央で、速度表示部25aと回転数表示部25bとの間に位置されている。表示装置12の画面12aの大きさは、表示装置8の画面8aの大きさよりも小さい。この表示装置12には、主として車両1の駐車支援に関する情報を示す画像が表示されうる。表示装置12で表示される情報量は、表示装置8で表示される情報量より少なくてもよい。表示装置12は、例えば、LCD、OELD等である。なお、表示装置8に、表示装置12で表示される情報が表示されてもよい。
また、図1,2に例示されるように、車両1は、例えば、四輪自動車であり、左右二つの前輪3Fと、左右二つの後輪3Rとを有する。これら四つの車輪3は、いずれも転舵可能に構成されうる。図4に例示されるように、車両1は、少なくとも二つの車輪3を操舵する操舵システム13を有している。操舵システム13は、アクチュエータ13aと、トルクセンサ13bとを有する。操舵システム13は、ECU14(Electronic Control Unit)等によって電気的に制御されて、アクチュエータ13aを動作させる。操舵システム13は、例えば、電動パワーステアリングシステムや、SBW(Steer By Wire)システム等である。操舵システム13は、アクチュエータ13aによって操舵部4にトルク、すなわちアシストトルクを付加して操舵力を補ったり、アクチュエータ13aによって車輪3を転舵したりする。この場合、アクチュエータ13aは、一つの車輪3を転舵してもよいし、複数の車輪3を転舵してもよい。また、トルクセンサ13bは、例えば、運転者が操舵部4に与えるトルクを検出する。
また、図2に例示されるように、車体2には、複数の撮像部15として、例えば四つの撮像部15a~15dが設けられている。撮像部15は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCIS(CMOS Image Sensor)等の撮像素子を内蔵するデジタルカメラである。撮像部15は、所定のフレームレートで動画データを出力することができる。撮像部15は、それぞれ、広角レンズまたは魚眼レンズを有し、水平方向には例えば140°~190°の範囲を撮影することができる。また、撮像部15の光軸は斜め下方に向けて設定されている。よって、撮像部15は、車両1が移動可能な路面や車両1が駐車可能な領域を含む車体2の周辺の外部の環境を逐次撮影し、撮像画像データとして出力する。
撮像部15aは、例えば、車体2の後側の端部2eに位置され、リヤトランクのドア2hの下方の壁部に設けられている。撮像部15bは、例えば、車体2の右側の端部2fに位置され、右側のドアミラー2gに設けられている。撮像部15cは、例えば、車体2の前側、すなわち車両前後方向の前方側の端部2cに位置され、フロントバンパー等に設けられている。撮像部15dは、例えば、車体2の左側、すなわち車幅方向の左側の端部2dに位置され、左側の突出部としてのドアミラー2gに設けられている。ECU14は、複数の撮像部15で得られた画像データに基づいて演算処理や画像処理を実行し、より広い視野角の画像を生成したり、車両1を上方から見た仮想的な俯瞰画像を生成したりすることができる。
また、ECU14は、撮像部15の画像から、車両1の周辺の路面に示された区画線等を識別し、区画線等に示された駐車区画を検出(抽出)する。
また、図1,2に例示されるように、車体2には、複数の測距部16,17として、例えば四つの測距部16a~16dと、八つの測距部17a~17hとが設けられている。測距部16,17は、例えば、超音波を発射してその反射波を捉えるソナーである。ソナーは、ソナーセンサ、あるいは超音波探知器とも称されうる。ECU14は、測距部16,17の検出結果により、車両1の周囲に位置された障害物等の物体の有無や当該物体までの距離を測定することができる。すなわち、測距部16,17は、物体を検出する検出部の一例である。なお、測距部17は、例えば、比較的近距離の物体の検出に用いられ、測距部16は、例えば、測距部17よりも遠い比較的長距離の物体の検出に用いられうる。また、測距部17は、例えば、車両1の前方および後方の物体の検出に用いられ、測距部16は、車両1の側方の物体の検出に用いられうる。
また、図4に例示されるように、駐車支援システム100では、ECU14、モニタ装置11、操舵システム13、測距部16,17等の他、ブレーキシステム18、舵角センサ19、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、車輪速センサ22等が、電気通信回線としての車内ネットワーク23を介して電気的に接続されている。車内ネットワーク23は、例えば、CAN(Controller Area Network)として構成されている。ECU14は、車内ネットワーク23を通じて制御信号を送ることで、操舵システム13、ブレーキシステム18等を制御することができる。また、ECU14は、車内ネットワーク23を介して、トルクセンサ13b、ブレーキセンサ18b、舵角センサ19、測距部16、測距部17、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、車輪速センサ22等の検出結果や、操作入力部10等の操作信号等を、受け取ることができる。
ECU14は、例えば、CPU14a(Central Processing Unit)、ROM14b(Read Only Memory)、RAM14c(Random Access Memory)、表示制御部14d、音声制御部14e、SSD14f(Solid State Drive、フラッシュメモリ)等を有している。CPU14aは、ROM14b等の不揮発性の記憶装置にインストールされ記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムにしたがって各種の演算処理および制御を実行することができる。RAM14cは、CPU14aでの演算で用いられる各種のデータを一時的に記憶する。また、表示制御部14dは、ECU14での演算処理のうち、主として、撮像部15で得られた画像データを用いた画像処理や、表示装置8で表示される画像データの合成等を実行する。また、音声制御部14eは、ECU14での演算処理のうち、主として、音声出力装置9で出力される音声データの処理を実行する。また、SSD14fは、書き換え可能な不揮発性の記憶部であって、ECU14の電源がオフされた場合にあってもデータを記憶することができる。なお、CPU14a、ROM14b、RAM14c等は、同一パッケージ内に集積されうる。また、ECU14は、CPU14aに替えて、DSP(Digital Signal Processor)等の他の論理演算プロセッサや論理回路等が用いられる構成であってもよい。また、SSD14fに替えてHDD(Hard Disk Drive)が設けられてもよいし、SSD14fやHDDは、ECU14とは別に設けられてもよい。
ブレーキシステム18は、例えば、ブレーキのロックを抑制するABS(Anti-lock Brake System)や、コーナリング時の車両1の横滑りを抑制する横滑り防止装置(ESC:Electronic Stability Control)、ブレーキ力を増強させる(ブレーキアシストを実行する)電動ブレーキシステム、BBW(Brake By Wire)等である。ブレーキシステム18は、アクチュエータ18aを介して、車輪3ひいては車両1に制動力を与える。また、ブレーキシステム18は、左右の車輪3の回転差などからブレーキのロックや、車輪3の空回り、横滑りの兆候等を検出して、各種制御を実行することができる。ブレーキセンサ18bは、例えば、制動操作部6の可動部の位置を検出するセンサである。ブレーキセンサ18bは、可動部としてのブレーキペダルの位置を検出することができる。ブレーキセンサ18bは、変位センサを含む。
舵角センサ19は、例えば、ステアリングホイール等の操舵部4の操舵量を検出するセンサである。舵角センサ19は、例えば、ホール素子などを用いて構成される。ECU14は、運転者による操舵部4の操舵量や、自動操舵時の各車輪3の操舵量等を、舵角センサ19から取得して各種制御を実行する。なお、舵角センサ19は、操舵部4に含まれる回転部分の回転角度を検出する。舵角センサ19は、角度センサの一例である。
アクセルセンサ20は、例えば、加速操作部5の可動部の位置を検出するセンサである。アクセルセンサ20は、可動部としてのアクセルペダルの位置を検出することができる。アクセルセンサ20は、変位センサを含む。
シフトセンサ21は、例えば、変速操作部7の可動部の位置を検出するセンサである。シフトセンサ21は、可動部としての、レバー、アーム、ボタン等の位置を検出することができる。シフトセンサ21は、変位センサを含んでもよいし、スイッチとして構成されてもよい。
車輪速センサ22は、車輪3の回転量や単位時間当たりの回転数を検出するセンサである。車輪速センサ22は、検出した回転数を示す車輪速パルス数をセンサ値として出力する。車輪速センサ22は、例えば、ホール素子などを用いて構成されうる。ECU14は、車輪速センサ22から取得したセンサ値に基づいて車両1の移動量などを演算し、各種制御を実行する。なお、車輪速センサ22は、ブレーキシステム18に設けられている場合もある。その場合、ECU14は、車輪速センサ22の検出結果を、ブレーキシステム18を介して取得する。
なお、上述した各種センサやアクチュエータの構成や、配置、電気的な接続形態等は、一例であって、種々に設定(変更)することができる。
次に、図5を参照して、実施形態の駐車支援システム100のECU14の機能構成について説明する。図5は、実施形態の駐車支援システム100のECU14の機能構成の例示的なブロック図である。図5に示すように、ECU14は、機能構成として、取得部141、検出部142、算出部143、選択部144、表示制御部145を備える。各部141~145は、図4のECU14において、CPU14aが、例えばROM14b内に格納された駐車支援プログラムを実行することで実現される。なお、各部141~145を2つ以上のECUで実現するように構成してもよい。また、各部141~145をハードウェアで実現するように構成してもよい。
取得部141は、トルクセンサ13b、ブレーキセンサ18b、舵角センサ19、測距部16、測距部17、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、車輪速センサ22等の検出結果や、撮像部15による撮像画像や、操作入力部10等の操作信号等を、取得する。
検出部142は、通路に対して並んで配置されている複数の駐車区画のうち、駐車可能な駐車区画である駐車可能区画を検出する。例えば、検出部142は、取得部141によって取得された撮像画像から、駐車区画(駐車可能区画)を検出する。より具体的には、例えば、検出部142は、エッジ検出等の画像処理によって、撮像画像から、区画線や、縁石、段差、他の車両等を検出することにより、駐車区画を検出する。
また、例えば、検出部142は、深層学習(ディープラーニング)等の機械学習により、四角形等の駐車区画を検出するようにしてもよい。その場合、例えば、深層学習では、以下のようにして、学習フェーズ処理と推論フェーズ処理を行う。まず、学習フェーズ処理において、四隅の4点で駐車区画を定義した教師データ(正解データ)を用いて学習を行い、学習モデルを作成する。より具体的には、例えば、パラメータを用いて関数を構築し、正解データについて損失を定義し、この損失を最小化することで学習を行う。そして、推論フェーズにおいて、学習モデルを用いて、撮像画像から駐車区画を検出(推定)する。
算出部143は、所定範囲内(例えば隣接する数個の駐車区画内)に複数の駐車可能区画が検出された場合に、それぞれの駐車可能区画について、駐車可能区画における駐車方向の半分より通路の側に設定された第1の基準位置と、自車両において設定された第2の基準位置と、の通路方向距離(通路方向の距離)を算出する。なお、第1の基準位置は、例えば、駐車可能区画における通路の側の端のライン(以下、「前端ライン」ともいう。)の中点の位置である。また、第2の基準位置は、例えば、自車両における運転席の位置である。
選択部144は、複数の駐車可能区画のうち、通路方向距離が最短の駐車可能区画を選択する。
表示制御部145は、各種情報を表示装置8や表示装置12に表示させる制御を行う。例えば、表示制御部145は、表示装置8において、複数の駐車可能区画を表示させるとともに、選択部144によって選択された駐車可能区画を強調表示させる。
ここで、各部141~145の処理の具体例について説明する前に、その理解を容易にするために、図6~図8を参照して、比較例(従来技術)における駐車可能区画の選択手法について説明する。図6~図8は、比較例における駐車可能区画の選択手法の説明図である。
図6~図8では、駐車場において、白線WLで区切られた駐車区画(駐車可能区画)PS1~PS3が示されている。また、車両1の進行方向VDは通路方向と同じである。また、位置R1~R3は、それぞれ、駐車区画PS1~PS3において、車両1がその駐車区画に収まった場合に、後輪軸中心(後輪を支持する後輪軸の車幅方向の中央位置)が移動する位置である。そして、比較例では、位置R1~R3と車両1の運転席位置DSのそれぞれの通路方向距離を算出し、通路方向距離が最短の駐車可能区画を選択し、表示部に強調表示する。
この手法では、例えば、図7に示すように、通路方向と駐車区画における駐車方向の関係が垂直(鉛直上方から見て垂直)の場合、位置R1と運転席位置DSの通路方向距離は距離D1となり、位置R2と運転席位置DSの通路方向距離は距離D2となり、位置R3と運転席位置DSの通路方向距離は距離D3となる。したがって、通路方向距離の最短は距離D2であるので、駐車区画PS2を選択し、表示部に強調表示する。そうすると、運転者から見て、駐車区画PS1~PS3のうち、一番近い駐車区画PS2が表示部に強調表示されるので、違和感がない。
しかし、この手法では、例えば、図8に示すように、通路方向と駐車区画における駐車方向の関係が斜め(鉛直上方から見て斜め)の場合、位置R1と運転席位置DSの通路方向距離は距離D11となり、位置R2と運転席位置DSの通路方向距離は距離D12となり、位置R3と運転席位置DSの通路方向距離は距離D13となる。つまり、通路方向距離の最短は距離D1であるので、駐車区画PS1を選択し、表示部に強調表示することになる。そうすると、運転者から見て、駐車区画PS1~PS3のうち、一番近い駐車区画PS2ではなく、駐車区画PS1が表示部に強調表示されるので、運転者が違和感を覚えることになる。また、実際に駐車するときの移動距離の観点でも、駐車区画PS1は移動距離が長くて好ましくない。
このように、比較例では、駐車支援を実行するときに使用する後輪軸中心を用いて上述の通路方向距離を計算することで、処理が効率的ではあるが、通路方向と駐車区画における駐車方向の関係によって、選択された駐車可能区画が実際には適切でないことがあり、改善の余地がある。本実施形態の駐車支援システム100によれば、この点を改善できる。以下、本実施形態の説明に戻る。
図9は、実施形態における駐車可能区画の選択手法の説明図である。本実施形態では、例えば、図9に示すように、通路方向と駐車区画における駐車方向の関係が斜めの場合、通路方向距離を計算するときに、後輪軸中心(位置R1~R3)ではなく、駐車可能区画の前端ラインの中心である位置F1~F3を用いる。そうすると、算出部143の処理によって、位置F1と運転席位置DSの通路方向距離は距離D21となり、位置F2と運転席位置DSの通路方向距離は距離D22となり、位置F3と運転席位置DSの通路方向距離は距離D23となる。そうすると、通路方向距離の最短は距離D22であるので、選択部144によって駐車区画PS2が選択され、表示制御部145によって表示装置8に駐車区画PS2が強調表示されることになる。したがって、運転者から見て、駐車区画PS1~PS3のうち、一番近い駐車区画PS2が表示装置8に強調表示されるので、違和感がない。また、実際に駐車するときの移動距離の観点でも、駐車区画PS2は駐車区画PS1よりも移動距離が短くて好ましい。
次に、図10を参照して、実施形態の駐車支援システム100のECU14による処理について説明する。図10は、実施形態の駐車支援システム100のECU14による処理の例示的なフローチャートである。なお、動作主体について、各部141~145以外の場合は「ECU14」と記載する。
まず、ステップS1において、検出部142は、取得部141によって取得された撮像画像から、駐車可能区画を検出する。
次に、ステップS2において、ECU14は、操作入力部10等によって駐車支援アプリ(アプリケーションプログラム)の起動操作があったか否かを判定し、Yesの場合はステップS3に進み、Noの場合はステップS1に戻る。なお、運転者は車両1を停止させてから駐車支援アプリの起動操作を行うものとする。また、以下では、駐車可能区画が所定範囲内に複数検出されたものとする。
ステップS3において、算出部143は、駐車可能区画ごとに、前端ラインの中点と運転席の位置との通路方向距離を算出する。
次に、ステップS4において、選択部144は、複数の駐車可能区画のうち、通路方向距離が最短の駐車可能区画を選択する。
次に、ステップS5において、表示制御部145は、表示装置8において、複数の駐車可能区画を表示させるとともに、選択部144によって選択された駐車可能区画を強調表示させる。
ここで、図14は、実施形態の駐車支援システム100における表示画面例を示す図である。図14に示すように、表示装置8では、領域A1に、自車両のほかに、複数の駐車可能区画PS1~PS3が表示される。また、複数の駐車可能区画PS1~PS3のうち、選択部144によって選択された駐車可能区画PS2を強調表示される。また、その下には、「この駐車区画で駐車支援開始」と記載されたボタンB1と、「駐車区画を変更」と表示されたボタンB2と、が表示される。
図10に戻って、ステップS5の後、ステップS6において、ECU14は、操作入力部10等によって駐車支援の開始操作があったか否か(つまり、図14のボタンB1の操作があったか否か)を判定し、Yesの場合はステップS9に進み、Noの場合はステップS7に進む。
ステップS7において、ECU14は、駐車可能区画の変更操作があったか否か(つまり、図14のボタンB2の操作があったか否か)を判定し、Yesの場合はステップS8に進み、Noの場合はステップS6に戻る。
ステップS8において、ECU14は、図14に示す画面において、駐車可能区画を変更し、ステップS6に戻る。例えば、ステップS8の処理のたびに、強調表示されている駐車可能区画が順番に変わればよい。また、ユーザによって変更後の駐車可能区画を指定できるようにしてもよい。
ステップS9において、ECU14は、駐車支援を開始する。次に、ステップS10において、ECU14は、車両1の加減速機構や操舵機構を制御することで、駐車支援を実行する。
次に、ECU14は、車両1が駐車目標位置に到達したか否かを判定し、Yesの場合はステップS12に進み、Noの場合はステップS10に戻る。ステップS12において、ECU14は、駐車支援を終了する。
次に、図11~図13を参照して、上述の技術について補足説明する。図11は、実施形態における駐車可能区画の前端ラインの検出手法の説明図である。
図11に示す図において、ラインL1は、白線WL1の通路側(図中の上側)の曲線部分の中央点を通り、白線WL1の直線部分や駐車区画PSにおける駐車方向と垂直な線である。また、ラインL2は、白線WL2の通路側の曲線部分の中央点を通り、白線WL2の直線部分や駐車区画PSにおける駐車方向と垂直な線である。この場合、ラインL1とラインL2の中間の線として、前端ラインであるラインL3を検出できる(幅W1=幅W2)。
また、図12は、実施形態における駐車可能区画の前端ラインの検出手法の説明図である。図11の場合と比較して、白線の情報を使用しない点が異なっている。図12に示す図において、ラインL11は、車両V1の通路側(図中の上側)の先端部分を通り、駐車区画PSにおける駐車方向と垂直な線である。また、ラインL12は、車両V2の通路側の先端部分を通り、駐車区画PSにおける駐車方向と垂直な線である。この場合、ラインL11とラインL12の中間の線として、前端ラインであるラインL13を検出できる(幅W11=幅W12)。
また、通路方向と駐車区画における駐車方向の関係が垂直の場合と斜めの場合かを予め識別するようにしてもよい。その場合、垂直か斜めかは、通路方向に対しての駐車区画における駐車方向の角度で判定することができる。したがって、まずは、通路方向を正確に検出する必要がある。
通路方向は、以下のようにして検出できる。例えば、現在の自車両の向きを通路方向とすればよい。ほかに、自車両が所定距離以上直進したときの向きを通路方向としてもよい。また、その他の検出手法について、図13を参照して説明する。
図13は、実施形態における通路方向の検出手法の説明図である。例えば、図13(a)に示すように、複数の白線WL21~WL24の通路側の端の点を結んだ直線を通路方向L21としてもよい。また、例えば、図13(b)に示すように、複数の車両V11~V15の通路側の先端点と最小二乗法等を用いて近似直線を算出することで通路方向L31としてもよい。
このようにして、本実施形態の駐車支援システム100によれば、通路方向と駐車区画における駐車方向の関係が垂直の場合と斜めの場合のいずれであっても、選択された駐車可能区画を実際に適切なものとすることができる。
また、駐車可能区画側の第1の基準位置を通路の側の端のラインの中点の位置とすることで、通路方向と駐車区画における駐車方向の関係が特に斜めの場合のときに、選択された駐車可能区画が実際に適切なものとならない可能性をより低減することができる。
また、自車両側の第2の基準位置を運転席の位置とすることで、例えば、自車両を駐車させる駐車可能区画を最終的に決定する運転者から見て違和感のより少ない駐車可能区画を選択、強調表示することができる。
なお、本実施形態のCPU14aで実行される駐車支援プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、駐車支援プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態で実行される駐車支援プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
上述の本発明の実施形態は、発明の範囲を限定するものではなく、発明の範囲に含まれる一例に過ぎない。本発明のある実施形態は、上述の実施形態に対して、例えば、具体的な用途、構造、形状、作用、及び効果の少なくとも一部について、発明の要旨を逸脱しない範囲において変更、省略、及び追加がされたものであっても良い。
例えば、第1の基準位置は、駐車可能区画における前端中央に限定されず、駐車可能区画における駐車方向の半分より通路の側において任意の位置に設定することができる。
また、第2の基準位置は、自車両における運転席の位置に限定されず、全座席の中央点等、他の位置に設定することができる。
また、駐車区画を検出するのに、撮像部15による撮像画像を用いたが、これに限定されない。代わりに、例えば、測距部16、17による検出結果や、あるいは、LIDAR(Laser Imaging Detection And Ranging)による検出結果等を用いてもよい。
また、通路方向と駐車区画における駐車方向の関係が垂直か斜めかを識別し、斜めのときだけ本実施形態の手法を採用するようにしてもよい。
1…車両、8…表示装置、14…ECU、100…駐車支援システム、141…取得部、142…検出部、143…算出部、144…選択部、145…表示制御部

Claims (7)

  1. 通路に対して並んで配置されている複数の駐車区画のうち、駐車可能な駐車区画である駐車可能区画を検出する検出部と、
    所定範囲内に複数の前記駐車可能区画が検出された場合であって、かつ、通路方向と前記駐車区画における駐車方向の関係が垂直か斜めかを識別して斜めであった場合に、それぞれの前記駐車可能区画について、前記駐車可能区画における駐車方向の半分より前記通路の側に設定された第1の基準位置と自車両において設定された第2の基準位置との通路方向距離を算出する算出部と、
    複数の前記駐車可能区画のうち、前記通路方向距離が最短の前記駐車可能区画を選択する選択部と、
    選択された前記駐車可能区画を表示部に強調表示させる表示制御部と、
    を備える駐車支援装置。
  2. 前記第1の基準位置は、前記駐車可能区画における前記通路の側の端のラインの中点の位置である、請求項1に記載の駐車支援装置。
  3. 前記第2の基準位置は、前記自車両における運転席の位置である、請求項1または請求項2に記載の駐車支援装置。
  4. 前記駐車区画は、隣接する前記駐車区画と白線で区切られており、
    前記駐車可能区画における前記通路の側の端のラインは、前記駐車可能区画の一方の横の白線の通路側の端点を通って駐車方向と垂直な線と、前記駐車可能区画の他方の横の白線の通路側の端点を通って駐車方向と垂直な線と、の中間の線である、請求項2に記載の駐車支援装置。
  5. 前記駐車可能区画における前記通路の側の端のラインは、前記駐車可能区画の一方の隣の前記駐車区画に駐車している車両の通路側の先端部分を通って駐車方向と垂直な線と、前記駐車可能区画の他方の隣の前記駐車区画に駐車している車両の通路側の先端部分を通って駐車方向と垂直な線と、の中間の線である、請求項2に記載の駐車支援装置。
  6. 検出部が、通路に対して並んで配置されている複数の駐車区画のうち、駐車可能な駐車区画である駐車可能区画を検出する検出ステップと、
    算出部が、所定範囲内に複数の前記駐車可能区画が検出された場合であって、かつ、通路方向と前記駐車区画における駐車方向の関係が垂直か斜めかを識別して斜めであった場合に、それぞれの前記駐車可能区画について、前記駐車可能区画における駐車方向の半分より前記通路の側に設定された第1の基準位置と自車両において設定された第2の基準位置との通路方向距離を算出する算出ステップと、
    選択部が、複数の前記駐車可能区画のうち、前記通路方向距離が最短の前記駐車可能区画を選択する選択ステップと、
    表示制御部が、選択された前記駐車可能区画を表示部に強調表示させる表示制御ステップと、
    を含む駐車支援方法。
  7. 通路に対して並んで配置されている複数の駐車区画のうち、駐車可能な駐車区画である駐車可能区画を検出する検出ステップと、
    所定範囲内に複数の前記駐車可能区画が検出された場合であって、かつ、通路方向と前記駐車区画における駐車方向の関係が垂直か斜めかを識別して斜めであった場合に、それぞれの前記駐車可能区画について、前記駐車可能区画における駐車方向の半分より前記通路の側に設定された第1の基準位置と自車両において設定された第2の基準位置との通路方向距離を算出する算出ステップと、
    複数の前記駐車可能区画のうち、前記通路方向距離が最短の前記駐車可能区画を選択する選択ステップと、
    選択された前記駐車可能区画を表示部に強調表示させる表示制御ステップと、をコンピュータに実行させるための駐車支援プログラム。
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