JP2019123405A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】緩和曲線区間で操舵角加速度が急峻になり、操舵の追従制御に対して急激な制御を要求し、操舵制御時のハンドル挙動が急変する課題がある。【解決手段】直線区間710aでは、操舵角は変化せずに0のままとなる。緩和曲線区間711a(操舵角切り増し区間)では、目標操舵角を下回る操舵角の区間701の後に、目標操舵角を上回る操舵角の区間702に操舵角を補正する。円弧区間712では、操舵角は一定の角度を保持する。緩和曲線区間711b(操舵角切り戻し区間)では、目標操舵角を上回る操舵角の区間703の後に、目標操舵角を下回る操舵角の区間704に操舵角を補正する。直線区間710bでは、操舵角は変化せずに0のままとなる。【選択図】図8

Description

本発明は、車両制御装置に関する。
交通事故の防止や渋滞時など運転者の運転負荷を軽減するための運転支援システムが開発されている。運転支援システムの一つとして自動駐車がある。自動駐車は、運転者が目標の駐車枠を指定すれば、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作の一部あるいは全てを自動で行い、車両を目標の駐車枠に駐車させるものである。
例えば、このような自動駐車では、幾何学的に直線と円弧で演算した経路に基づいて車両を移動した場合、直線と円弧の接続部で操舵角量がステップ的に変化して追従性が悪化する。このため、特許文献1では、直線と円弧の間にクロソイド曲線を緩和曲線として導入することで、操舵角量を線形的に変化させて追従性を保っている。この特許文献1では、緩和曲線区間において操舵角速度が一定のクロソイド曲線を導入しており、操舵角加速度までは考慮されていない。
特開2017−81398号公報
特許文献1に開示されている技術では、緩和曲線区間で操舵角加速度が急峻になり、操舵の追従制御に対して急激な制御を要求し、操舵制御時のハンドル挙動が急変する課題がある。このハンドル挙動の急変によって運転者に対して大きな横Gを生じさせ、運転者に違和感を与える。
このような問題は、自動駐車における車両駆動制御に限らず、自車位置を目標位置まで移動させる車両駆動制御でも同様である。
本発明による車両制御装置は、現在地から目標地までの経路を生成する経路生成部と、前記経路に対する操舵角の目標値である目標操舵角を生成し、生成した前記目標操舵角を表す操舵角情報を出力する操舵パターン生成部と、前記目標操舵角が変化する区間で、前記区間の前記目標操舵角に対して前記操舵角が下回る区間と前記操舵角が上回る区間とを含むように、前記操舵角情報を補正する操舵角補正部と、前記操舵角補正部で補正された前記操舵角情報に基づいて操舵制御する操舵制御部とを備える。
本発明により、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
第1実施形態による車両制御装置の構成図である。 第2実施形態による車両制御装置の構成図である。 車両制御装置の処理動作を示すフローチャートである。 車両制御装置の操舵角情報の補正処理を示すフローチャートである。 (a)(b)経路情報、操舵角情報の一例を示す図である。 緩和曲線区間(操舵角切り増し区間)における操舵角速度を示す図である。 緩和曲線区間(操舵角切り戻し区間)における操舵角速度を示す図である。 (a)(b)経路情報、補正された操舵角情報の一例を示す図である。 自車両情報、操舵角情報の取得処理を示すフローチャートである。 操舵角加速度の成立性領域マップの一例を示したものである。 (a)(b)車両の駐車状態の一例を示す図である。 車両制御装置の他の例を示す構成図である。 車両制御装置の他の例を示す構成図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による車両制御装置1の構成図である。図1に示すように、車両制御装置1は、経路生成部11、操舵パターン生成部12、操舵角補正部13、操舵制御部14、認識情報部20を備える。認識情報部20は、目標空間情報部21、目標位置情報部22、自車両情報部23、自車両位置情報部24、自車両周囲情報部25を備える。車両制御装置1は、現在位置から目標位置までの経路情報を生成し、さらに、経路に対する操舵角情報を生成し、操舵角情報に基づいてハンドルを操舵制御する。
目標空間情報部21は、目標位置の周辺の障害物の位置や距離など、車両走行の制約条件となる情報を有する。ここでの障害物は、静止立体物と移動体の二つをまとめて障害物と呼ぶ。静止立体物は、駐車車両、壁、ポール、パイロン、縁石、車止めなどである。また、移動体は、歩行者、自転車、バイク、車両などである。
目標位置情報部22は、目標位置の形状や自車両との相対位置などの情報を有する。目標空間情報部21および目標位置情報部22は、自車両に搭載された外界認識センサから情報を取得する。外界認識センサとして、ステレオカメラや単眼カメラなどの車載カメラがある。ステレオカメラは、自車両の周辺環境に関する情報を取得する装置であり、自車両前方を距離測位しながら撮影する。また、単眼カメラは、自車両の前方、後方、右側方、左側方にそれぞれ1個ずつ配置することで、周辺環境をそれぞれ撮影する。これらの車載カメラを用いて、自車両周辺の静止立体物、移動体、車線区分線や枠線等の路面ペイントなどを検出する。車載カメラ以外の外界認識センサとして、レーザーレーダ、ミリ波レーダやソナーなどを用いる。また、路車間および車車間通信によって周辺環境の情報を取得してもよい。
自車両情報部23は、自車両の旋回半径、ハンドルの操舵角速度上限の設定値および操舵角加速度の設定値などの自車両の挙動の上限となる情報を有する。
自車両位置情報部24は、自車両の操舵角および車両速度および車輪の回転数から車両モデルに基づいて演算するデッドレコニング(Dead-Reckoning)により自車両位置情報を求める。または、GPSなどのセンサによって取得する位置情報や、路車間および車車間通信によって自車両位置情報を求めてもよい。
自車両周囲情報部25は、自車両位置の周辺の障害物の位置や距離など、自車両周囲の制約条件となる情報を有する。
経路生成部11は、目標空間情報部21、目標位置情報部22、自車両情報部23、自車両位置情報部24、自車両周囲情報部25より、専用線やCAN(Controller Area Network)などを介して情報が入力される。そして、この入力に基づいて現在位置から目標位置までの経路情報を生成する。
操舵パターン生成部12は、経路生成部11の経路情報に基づいて、走行距離に応じた操舵角情報を生成する。ここでは、経路生成部11が生成した経路に対して、操舵角の目標値として操舵角速度が一定である目標操舵角を生成し、生成した目標操舵角を表す操舵角情報を出力する。
操舵角補正部13は、操舵パターン生成部12で生成した操舵角情報に対して、自車両情報部23の操舵角速度および操舵角加速度に基づいて、操舵角情報を補正する。操舵角情報の補正については、自動駐車支援装置が実装された車両制御装置である第2実施形態において詳細に説明するが、概略以下の通りである。
操舵制御部14は、自車両位置情報部24の自車両位置情報に基づいて自車両の走行距離を演算し、操舵角補正部13で補正した操舵角情報を用いて経路上を走行するように操舵制御する。
(第2実施形態)
第2実施形態による車両制御装置を図2を参照して説明する。図2は、図1に示した第1実施形態の車両制御装置を自動駐車支援装置として実施する場合のブロック図である。図1の車両制御装置1と相違する点を主に説明し、同様な構成要素については図1と同一の箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
図2に示すように、車両制御装置1aは、経路生成部11a、操舵パターン生成部12a、操舵角補正部13a、操舵制御部14a、認識情報部20aを備える。認識情報部20aは、図1の目標空間情報部21を目標駐車空間情報部21aに、図1の目標位置情報部22を目標駐車位置情報部22aに置き換えた構成である。
目標駐車空間情報部21aは、目標駐車位置の周辺の障害物の位置や距離など、目標空間の制約条件となる情報を有する。
目標駐車位置情報部22aは、目標駐車位置の形状や自車両との相対位置などの情報を有する。
経路生成部11aは、現在の自車両位置から目標駐車位置までの経路情報を生成する。この経路情報は、直線と、円弧と、緩和曲線とで構成される。また、緩和曲線はクロソイド曲線を利用し、操舵角速度一定での演算に基づいた経路情報で表される。
操舵パターン生成部12aは、経路生成部11aで生成された経路情報に基づいて、走行距離に対応した操舵角情報を生成する。ここでは、経路生成部11aが生成した経路に対して、操舵角の目標値として操舵角速度が一定である目標操舵角を生成し、生成した目標操舵角を表す操舵角情報を出力する。
操舵角補正部13aは、操舵パターン生成部12aで生成された操舵角情報に対して、自車両情報部23で設定されたハンドルの操舵角速度上限の設定値および操舵角加速度の設定値を上限として、操舵角速度の増加および減少等により、操舵角情報を補正する。また、自車両位置情報部24で演算された駐車経路上での自車位置に基づいて自車両の走行距離を演算し、補正した操舵角情報に基づいて、現在の走行距離から認識された駐車経路上の自車位置において必要な操舵角情報を出力する。
操舵制御部14aは、操舵角補正部13aから出力された操舵角情報に基づいて操舵制御する。
図3は、車両制御装置1aの処理動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートで示したプログラムを、CPU、メモリなどを備えたコンピュータにより実行することができる。全部の処理、または一部の処理をハードロジック回路により実現してもよい。更に、このプログラムは、予め車両制御装置1aの記憶媒体に格納して提供することができる。あるいは、独立した記録媒体にプログラムを格納して提供したり、ネットワーク回線によりプログラムを車両制御装置1aの記憶媒体に記録して格納することもできる。データ信号(搬送波)などの種々の形態のコンピュータ読み込み可能なコンピュータプログラム製品として供給してもよい。
図3のステップS301では、周囲情報、自車両情報、目標駐車情報を取得する。ここで、周囲情報は、自車両周囲情報部25が外界認識センサを用いて取得した情報である。自車両情報は、自車両情報部23と自車両位置情報部24の各情報である。上述したとおり、自車両情報部23の情報は、自車両の旋回半径、ハンドルの操舵角速度上限の設定値および操舵角加速度の設定値などの自車両の挙動の上限となる情報であり、以下では自車両情報と呼ぶ。自車両位置情報部24の情報は、デッドレコニングまたはGPSなどのセンサにより取得した自車両位置情報である。目標駐車情報は、目標駐車空間情報部21aおよび目標駐車位置情報部22aの各情報であり、外界認識センサを用いて取得した情報である。目標駐車空間情報部21aの情報は、目標駐車位置の周辺の障害物の位置や距離など、目標空間の制約条件となる情報である。目標駐車位置情報部22a情報は、目標駐車位置の形状や自車両との相対位置などの情報である。次にステップS302に進む。
ステップS302では、ステップS301で取得した情報を用いて、経路生成部11aによる経路情報の生成を行い、生成した経路情報を操舵パターン生成部12aに出力し、ステップS303に進む。
ステップS303では、ステップS302で生成された経路情報を用いて、操舵パターン生成部12aによる操舵角情報の生成を行い、操舵角補正部13aに出力し、ステップS304に進む。
ステップS304では、操舵角補正部13aが、ステップS301で取得した自車両情報と、ステップS303で生成された操舵角情報とを用いて、操舵角情報を補正し、ステップS301で取得した自車両位置情報を用いて操舵角情報を操舵制御部14aに出力し、ステップS305に進む。ステップS304の詳細は図4を参照して後述する。
ステップS305では、ステップS304で補正された操舵角情報に基づいて、操舵制御部14aによって自車両のハンドルを制御し、一連の処理を終了する。
図4は、車両制御装置1aの操舵角情報の補正処理を示すフローチャートである。図4は、図3のステップS304の詳細を示すフローチャートである。
図4のステップS401では、自車両情報部23の情報、すなわち、自車両の旋回半径、ハンドルの操舵角速度上限の設定値および操舵角加速度の設定値などの自車両の挙動の上限となる情報と、操舵パターン生成部12aから出力された操舵角情報とを取得し、ステップS402に進む。ステップS401の詳細は図9を参照して後述する。
ステップS402では、自車両情報部23が有する操舵角加速度の設定値を取得し、取得した操舵角加速度の設定値を操舵角速度の変化勾配に設定する。これにより、操舵角情報の緩和曲線区間において、操舵パターン生成部12aから出力された操舵角速度が一定の操舵角情報に対して、操舵角速度の増加および減少する区間を設定する。次に、ステップS403に進む。
ステップS403では、自車両情報部23が有する操舵角速度上限の設定値を取得し、操舵角情報の緩和曲線区間において、取得した操舵角速度上限の設定値を操舵角速度の増加上限値と設定する。次に、ステップS404へ進む。
ステップS404では、経路長および車両方位を増減させない条件で、操舵角速度の増加区間、一定区間、および減少区間を算出する。この算出において、ステップS401で取得した操舵角情報と、ステップS402で設定した操舵角速度の変化勾配と、ステップS403で設定した操舵角速度の増加上限値とを用いる。詳細は図5、図6を参照して後述する。次に、ステップS405へ進む。
ステップS405では、操舵角情報の補正を行う。この補正では、ステップS402で設定した操舵角速度の変化勾配と、ステップS403で設定した操舵角速度の増加上限値と、ステップS403で算出した操舵角速度の増加区間、一定区間、および減少区間と、を用いる。詳細は図8を参照して後述する。次に、ステップS406へ進む。
ステップS406では、自車両位置情報部24より自車両位置情報を取得し、ステップS407へ進む。
ステップS407では、ステップS406で取得した自車両位置情報を用いて、駐車経路上での自車両の走行距離を演算し、ステップS405で補正した操舵角情報に基づいて、現在の走行距離に対応して操舵角情報を出力し、一連の処理を終了する。
ここで、図4のステップS404における経路長および車両方位を増減させない条件と、操舵角速度の増加区間、一定区間、および減少区間の算出について、図5(a)、図5(b)、図6を参照して説明する。
図5(a)は、直線と、円弧と、緩和曲線とで構成される経路であり、経路生成部11aによって生成される経路情報の一例を図示したものである。
自車両500が目標駐車位置501まで片側転舵で移動する場合であり、自車両500が走行する経路は、直線区間510aと、緩和曲線区間511a(操舵角切り増し区間)と、円弧区間512と、緩和曲線区間511b(操舵角切り戻し区間)と、直線区間510bとにより構成される。
図5(b)は、図5(a)の経路に対する操舵角補正前の操舵角情報が表す目標操舵角を図示したものである。図5(b)の縦軸は操舵角であり、横軸は距離である。直線区間510aでは、目標操舵角は変化せずに0のままとなり、緩和曲線区間511aでは、クロソイド曲線のため、目標操舵角は一定の操舵角速度に応じた勾配で増加し、円弧区間512では、目標操舵角は一定の角度を保持し、緩和曲線区間511bでは、クロソイド曲線のため、目標操舵角は一定の操舵角速度に応じた勾配で減少し、直線区間510bでは、目標操舵角は変化せずに0のままとなる。
図6は、図5(b)の緩和曲線区間511a(操舵角切り増し区間)における操舵角速度を示す図である。図6の縦軸は操舵角速度を表し、横軸は距離を表す。なお、図5(b)の縦軸は操舵角であるが、図6の縦軸は操舵角速度である。また、図6の緩和曲線区間610は図5(b)の緩和曲線区間511aであり、操舵角速度620は図5(b)の緩和曲線区間511aにおける操舵角速度である。
図6を参照して説明する。図5(b)の緩和曲線区間511aでの目標操舵角の操舵角速度は、図6に示す操舵角速度620であり、操舵角速度上限は、図6に示す操舵角速度上限621である。設定した操舵角加速度すなわち操舵角速度の変化勾配630をθ''max、操舵角速度上限621をθ'maxとし、操舵角速度620と緩和曲線区間610に基づいて、操舵角補正部13aによる補正後の操舵角情報が表す操舵角速度の増加区間611(L0〜L1)と、一定区間612(L1〜L2)と、減少区間613(L2〜L3)との3区間を求める。L0は開始位置とし、L1は操舵角速度が上限に到達するまでの経路距離とし、L2は操舵角速度一定までの経路距離とし、L3は再び操舵角速度が0になるまでの経路距離とする。
操舵角速度620をθ'とし、θ'の積分値として操舵角640(一点鎖線の矩形の面積)をθ(=θ'・L3)とする。また、緩和曲線区間610における補正後の操舵角速度の積分値である操舵角650(実線の台形の面積)は下記の式(1)となる。
Figure 2019123405
ここで、図4のステップS404における経路長および車両方位を増減させない条件として、操舵角640と操舵角650が等価になることが条件となる。操舵角640と操舵角650が等価になる下記の式(2)より経路距離L1と、経路距離L2と、経路距離L3と、を導出する。
Figure 2019123405
操舵角速度上限621は、設定した操舵角加速度630に操舵角速度が上限に到達するまでの経路距離L1をかけた値と等価になるため、下記の式(3)が成立する。また、操舵角速度が上限に到達するまでの経路距離L1は、操舵角速度一定での経路距離L2と、操舵角速度が0になるまでの経路距離L3と、を用いて下記の式(4)のように表記できる。
Figure 2019123405
Figure 2019123405
式(3)と、式(4)と、を式(2)に代入し、下記の式(5)を導出する。
Figure 2019123405
式(5)を一定区間612(L1〜L2)について解き、下記の式(6)を導出する。
Figure 2019123405
また、式(6)に式(3)を代入し、下記の式(7)を導出する。
Figure 2019123405
よって、増加区間(L0〜L1)は式(7)となる。
さらに、式(6)に式(7)を代入し、下記の式(8)を導出する。
Figure 2019123405
また、操舵角640(θ(=θ'・L3))から、L3について解き、下記の式(9)を導出する。
Figure 2019123405
よって、減少区間(L2〜L3)は下記の式(10)となる。
Figure 2019123405
以上説明したように、図4のステップS404における経路長および車両方位を増減させない条件に基づいて、操舵角速度の増加区間、一定区間、および減少区間の算出が可能である。図4のステップS404で求めた増加区間、一定区間、および減少区間は、補正した操舵角情報を求めるための積分区間(緩和曲線区間610)として用いる。また、算出した各区間を用いることで、経路長および車両方位を増減させずに操舵角情報を補正することができる。
以上をまとめると、操舵角補正部13aは、操舵角切り増し区間(図6の緩和曲線区間610)における目標操舵角に応じた一定の操舵角速度620の積分値640と、操舵角切り増し区間610において目標操舵角を実現するための操舵角速度のパターンの積分値650とが等しくなるように、予め設定された操舵角加速度である変化勾配630に応じた操舵角速度のパターンを求める。換言すると、操舵角補正部13aは、操舵角切り増し区間610における目標操舵角に応じた一定の操舵角速度620の大きさを一辺とし、操舵角切り増し区間610の長さを他辺とする矩形の面積640と、操舵角切り増し区間610において目標操舵角を実現するための操舵角速度のパターンの面積650とが等しくなるように、予め設定された操舵角加速度である変化勾配630に応じた操舵角速度のパターンを求める。
図7は、図5(b)の緩和曲線区間511b(操舵角切り戻し区間)における操舵角速度を示す図である。図7の縦軸は操舵角速度を表し、横軸は距離を表す。図7は、上述した図6と同様の考え方に基づく。
図7において、設定した操舵角加速度すなわち操舵角速度の変化勾配630’をθ''max、操舵角速度上限621’をθ'maxとし、操舵角速度620’と緩和曲線区間610’に基づいて、操舵角補正部13aによる補正後の操舵角情報が表す操舵角速度の減少区間611’(L0〜L1)と、一定区間612’(L1〜L2)と、増加区間613’(L2〜L3)との3区間を求める。操舵角640’(一点鎖線の矩形の面積)と、緩和曲線区間610’における補正後の操舵角速度の積分値である操舵角650’(実線の台形の面積)が等価になることが条件となる。
以上をまとめると、操舵角補正部13aは、操舵角切り戻し区間(図7の緩和曲線区間610’)における目標操舵角に応じた一定の操舵角速度620’の積分値640’と、操舵角切り戻し区間において目標操舵角を実現するための操舵角速度のパターンの積分値650’とが等しくなるように、予め設定された操舵角加速度である変化勾配630’に応じた操舵角速度のパターンを求める。換言すると、操舵角補正部13aは、操舵角切り戻し区間610’における目標操舵角に応じた一定の操舵角速度620’の大きさを一辺とし、操舵角切り増し区間610’の長さを他辺とする矩形の面積640’と、操舵角切り戻し区間610’において目標操舵角を実現するための操舵角速度のパターンの面積650’とが等しくなるように、予め設定された操舵角加速度である変化勾配630’に応じた操舵角速度のパターンを求める。
次に、図4のステップS405における操舵角情報の補正について、図8(a)、図8(b)を参照して説明する。
図8(a)は、直線と、円弧と、緩和曲線と、で構成される経路であり、図5(a)の経路に基づいて、操舵角補正部13aによって操舵角が補正された後の経路情報の一例を図示したものである。経路は、自車両700が目標駐車位置790まで片側転舵で移動するケースであり、自車両700が走行する経路は、直線区間710aと、緩和曲線区間711a(操舵角切り増し区間)と、円弧区間712と、緩和曲線区間711b(操舵角切り戻し区間)と、直線区間710bとにより構成される。
図8(b)は、図8(a)の経路に対する操舵角情報を図示したものである。操舵角は、操舵角補正部13aによって、上記のステップS404の処理で求めた操舵角速度のパターンに従って補正されたものである。縦軸は操舵角であり、横軸は距離である。
直線区間710aでは、操舵角は変化せずに0のままとなる。
緩和曲線区間711a(操舵角切り増し区間)では、目標操舵角730を下回る操舵角の区間701の後に、目標操舵角730を上回る操舵角の区間702が来るように操舵角を補正する。
円弧区間712では、操舵角は一定の角度を保持する。
緩和曲線区間711b(操舵角切り戻し区間)では、目標操舵角731を上回る操舵角の区間703の後に、目標操舵角731を下回る操舵角の区間704が来るように操舵角を補正する。
直線区間710bでは、操舵角は変化せずに0のままとなる。
ここで、図8(b)に示す緩和曲線区間711a(操舵角切り増し区間)は、図6に示した緩和曲線区間610に相当する。さらに、図8(b)に示す緩和曲線区間711aの増加区間721、一定区間722、減少区間723は、図6に示した操舵角速度の増加区間611、一定区間612、減少区間613にそれぞれ相当する。
図8(b)に示す緩和曲線区間711b(操舵角切り戻し区間)は、図7に示した緩和曲線区間610’に相当する。さらに、図8(b)に示す緩和曲線区間711bの減少区間721’、一定区間722’、増加区間723’は、図7に示した操舵角速度の減少区間611’、一定区間612’、増加区間613’にそれぞれ相当する。
操舵角補正部13aによる操舵角情報の補正より、緩和曲線区間711aでは、操舵角は、一定の操舵角速度に応じた勾配で増加する目標操舵角730に対して、目標操舵角730を下回る区間701と目標操舵角730を上回る区間702を有する操舵角740に補正される。
下回る区間701から上回る区間702に切り替わる変曲点750は、操舵角速度の増加区間および減少区間における操舵角加速度が等しい場合、緩和曲線区間711aの中点に位置し、下回る区間701と上回る区間702が等しくなる。また、変曲点750は、操舵角速度の増加区間および減少区間における操舵角加速度が不等の場合、緩和曲線区間711aの中点から緩和曲線区間711aの操舵角速度の増加区間および減少区間における操舵角加速度が大きい方よりの緩和曲線区間711aの点に位置する。
緩和曲線区間711bでは、操舵角は一定の操舵角速度に応じた勾配で減少する目標操舵角731に対して、目標操舵角731を上回る区間703と目標操舵角731を下回る区間704を有する操舵角741に補正される。
上回る区間703から下回る区間704に切り替わる変曲点751は、操舵角速度の増加区間および減少区間における操舵角加速度が等しい場合、緩和曲線区間711bの中点に位置し、上回る区間703と下回る区間704が等しくなる。また、変曲点751は、緩和曲線区間711bの操舵角速度の増加区間および減少区間における操舵角加速度が不等の場合、緩和曲線区間711bの中点から操舵角速度の増加区間および減少区間における操舵角加速度が大きい方よりの緩和曲線区間711bの点に位置する。
次に、図4のステップS401における自車両情報、操舵角情報の取得処理について、図9を参照して説明する。図9は、ステップS401の詳細を示すフローチャートである。
図9のステップS801では、自車両情報部23に設定された操舵角速度上限と操舵パターン生成部12aから出力された最大操舵角速度とを取得し、ステップS802に進む。
ステップS802では、ステップS801で取得した最大操舵角速度と操舵角速度上限とに基づいて、取得した操舵角情報の最大操舵角速度が自車両情報部23に設定した操舵角速度上限を超えるか否かを判定し、超えると判定した場合は車両の操舵制御が不能になるのでステップS804に進む。超えないと判定した場合はステップS803に進む。
ステップS803では、下記の式(11)に基づいて、緩和曲線区間における操舵角速度の増加区間および減少区間が0を超えるか否かを判定し、超えると判定した場合は処理を終了する。超えないと判定した場合は、操舵角の補正ができなくなるのでステップS804に進む。
Figure 2019123405
式(11)において、θ'は前述の図6に示した操舵角速度620を、θ''maxは前述の図6に示した操舵角加速度630を、L3は前述の図6に示した再び操舵角速度が0になるまでの経路距離を示す。
ステップS804では、下記の式(12)に基づいて、経路生成部11aが経路情報を生成する際の操舵角速度を再設定し、処理を終了する。
Figure 2019123405
上記の式(11)、式(12)の幾何計算による算出以外に、図10に図示する成立性領域マップを参照に成立性の判定を行ってもよい。図10は操舵角加速度の成立性領域マップの一例を示したものである。縦軸は補正前の操舵角速度、横軸は補正後の操舵角速度である。
図10において、操舵角速度上限910と操舵角の補正関数911とで囲まれた斜線で示す領域900は操舵角速度の補正処理が成立する領域である。また、領域901aおよび領域901bは補正処理が不成立になる領域である。補正関数911は、車両の操舵角速度上限を用いた場合の関数の一例である。補正関数912は、車両の操舵角速度上限の90%を用いた場合の関数の一例である。補正関数913は、車両の操舵角速度上限の80%を用いた場合の関数の一例である。補正関数912、913は、操舵角速度上限を用いたくない場合に適宜選択する。自車両情報部23の設定した操舵角速度上限に対して、補正前の操舵角速度を基に図10の補正関数911、912、もしくは913を参照して、補正後の操舵角速度を求めることが出来る。
図11(a)、図11(b)は、車両の駐車状態の一例を示す図である。図11(a)は駐車前の状態、図11(b)は駐車後の状態を示す。
図11(a)に示すように、自車両1001を駐車スペース1020へ駐車する。通路1021の通路方位1030に対して駐車方位1031が直角になる駐車スペース1020に自車両1001を駐車する並列駐車の場合を示す。駐車スペース1020は、車両を所定の方位で駐車するために区画が定められた領域であり、駐車枠または駐車場所などと称される。
図11(a)では、駐車スペース1020は、通路方位1030の通路1021に対して左側に位置する。自車両1001は、通路方位1030と同じ向きの車両方位で通路1021の地点を初期位置1002とする。
初期位置1002の地点で、車両制御装置1は周囲情報、自車両情報、目標駐車情報を取得する。そして、車両制御装置1は、自車両1001が駐車スペース1020に駐車方位1031で駐車完了するように、取得した情報を用いて、経路生成部11aによる経路生成を行い、経路情報を操舵パターン生成部12aに出力する。さらに、生成された経路情報を用いて、操舵パターン生成部12aによる操舵角情報の生成を行い、操舵角補正部13aに出力する。操舵角補正部13aは、自車両情報と操舵角情報とを用いて、操舵角情報を補正する。その後、初期位置1002から移動を開始し、移動距離に対応する操舵角情報に基づいて、操舵制御部14aで自車両1001のハンドルを制御して駐車スペース1020への経路1010に沿って移動する。そして、図11(b)に示すように、駐車スペース1020へ自車両1001を駐車する。
本実施形態における車両制御装置1の構成は、図1もしくは図2に限定されるものではなく、図12もしくは図13に示す構成であってもよい。なお、図1もしくは図2と同一の箇所には同一の符号を付して各部の説明は省略する。
図12に示すように、車両制御装置1bは、認識・経路情報部20bと、制御部10と、を備える。制御部10は、操舵パターン生成部12と、操舵角補正部13と、操舵制御部14とで構成される。認識・経路情報部20bは、経路生成部11と、目標空間情報部21と、目標位置情報部22と、自車両情報部23と、自車両位置情報部24と、自車両周囲情報部25とで構成される。
図13に示すように、車両制御装置1cは、認識・経路情報部20bと、操舵情報部30と、操舵制御部14とを備える。操舵情報部30は、操舵パターン生成部12と、操舵角補正部13とで構成される。認識・経路情報部20bは、経路生成部11と、目標空間情報部21と、目標位置情報部22と、自車両情報部23と、自車両位置情報部24と、自車両周囲情報部25とで構成される。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)車両制御装置1aは、現在地から目標地までの経路を生成する経路生成部11aと、経路に対する操舵角の目標値である目標操舵角730、731を生成し、生成した目標操舵角730、731を表す操舵角情報を出力する操舵パターン生成部12aと、目標操舵角730、731が変化する区間で、当該区間の目標操舵角730、731に対して操舵角740、741が下回る区間701、704と操舵角740、741が上回る区間702、703とを含むように、操舵角情報を補正する操舵角補正部13aと、操舵角補正部13aで補正された操舵角情報に基づいて操舵制御する操舵制御部14aとを備える。これにより、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(2)(1)に記載の車両制御装置1aにおいて、操舵角補正部13aは、目標操舵角730が増加する操舵角切り増し区間711aで、操舵角740が目標操舵角730を下回る区間701の後に操舵角740が目標操舵角730を上回る区間702を含むように、操舵角情報を補正する。これにより、操舵角切り増し区間711aにおいて、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(3)(1)または(2)に記載の車両制御装置1aにおいて、操舵角補正部13aは、目標操舵角731が減少する操舵角切り戻し区間711bで、操舵角741が目標操舵角731を上回る区間703の後に操舵角741が目標操舵角731を下回る区間704を含むように、操舵角情報を補正する。これにより、操舵角切り戻し区間711bにおいて、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(4)(2)に記載の車両制御装置1aにおいて、操舵角補正部13aは、操舵角切り増し区間610における目標操舵角に応じた一定の操舵角速度620の積分値640と、操舵角切り増し区間610において目標操舵角を実現するための操舵角速度のパターンの積分値650とが等しくなるように、変化勾配630に応じた操舵角速度のパターンを求める。これにより、操舵角切り増し区間610において、経路長および車両方位を増減させずに、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(5)(2)に記載の車両制御装置1aにおいて、操舵角補正部13aは、操舵角切り増し区間610における目標操舵角に応じた一定の操舵角速度620の大きさを一辺とする矩形の面積640と、操舵角切り増し区間610において目標操舵角を実現するための操舵角速度のパターンの面積650とが等しくなるように、変化勾配630に応じた操舵角速度のパターンを求める。これにより、操舵角切り増し区間610において、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(6)(4)に記載の車両制御装置1aにおいて、操舵角補正部13aは、操舵角切り増し区間610において、操舵角切り増し区間610と操舵角速度620の積分値640の積分区間とを等しくする。これにより、経路長および車両方位を増減させずに、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(7)(5)に記載の車両制御装置1aにおいて、操舵角補正部13aは、操舵角切り増し区間610の長さを矩形の他辺として矩形の面積640を求める。これにより、経路長および車両方位を増減させずに、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(8)(1)に記載の車両制御装置1aにおいて、操舵角補正部13aは、目標操舵角が増加する操舵角切り増し区間610または目標操舵角が減少する操舵角切り戻し区間610’において、操舵角速度が所定の上限値621、621’に達するように、予め設定された操舵角加速度に対応する変化勾配630、630’に応じた操舵角速度の積分値650、651’、または操舵角速度と区間の距離との関係に基づく面積650、651’を求める。これにより、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(9)(3)に記載の車両制御装置1aにおいて、操舵角補正部13aは、操舵角切り戻し区間610’における目標操舵角に応じた一定の操舵角速度620’の積分値640’と、操舵角切り戻し区間610’において目標操舵角を実現するための操舵角速度のパターンの積分値650’とが等しくなるように、変化勾配630’に応じた操舵角速度のパターンを求める。これにより、操舵角切り戻し区間610’において、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(10)(9)に記載の車両制御装置1aにおいて、操舵角補正部13aは、操舵角切り戻し区間610’における目標操舵角に応じた一定の操舵角速度620の大きさを一辺とする矩形の面積640’と、操舵角切り戻し区間610’において目標操舵角を実現するための操舵角速度のパターンの面積650’とが等しくなるように、変化勾配630’に応じた操舵角速度のパターンを求める。これにより、操舵角切り戻し区間610’において、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(11)(9)に記載の車両制御装置1aにおいて、操舵角補正部13aは、操舵角切り戻し区間610’において、操舵角切り戻し区間610’と操舵角速度620’の積分値640’の積分区間とを等しくする。これにより、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(12)(10)に記載の車両制御装置1aにおいて、操舵角補正部13aは、操舵角切り戻し区間610’の長さを矩形の他辺として矩形の面積640’を求める。これにより、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(13)(1)から(3)までのいずれか一項に記載の車両制御装置1aにおいて、操舵角補正部13aは、補正前の操舵角情報による操舵角速度が車両の操舵角速度の上限値621、621’を超過するかを判定し(ステップS802)、超過しない場合に操舵角情報の補正を行う。これにより、操舵角速度の上限値621、621’以内で、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(14)(13)に記載の車両制御装置1aにおいて、操舵角補正部13aは、補正前の操舵角情報による操舵角速度が車両の操舵角速度の上限値621、621’を超過すると判定した場合は、補正前の操舵角情報による操舵角速度が上限値621、621’となるように、経路生成部11aが経路情報を生成する際の操舵角速度を再設定する(ステップS804)。これにより、操舵角速度の上限値621、621’を超えることなく、運転者への違和感の一因である操舵制御時のハンドル挙動の急変を抑制し、違和感の少ない自動操舵が可能になる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施形態を次のように変形して実施することができる。
(1)自車両が目標駐車位置まで片側転舵で移動する自動駐車を例に説明したが、片側転舵に限らずS字転舵による経路であって、緩和曲線区間711a(操舵角切り増し区間)や緩和曲線区間711b(操舵角切り戻し区間)において本実施形態を適用することが出来る。
(2)自動駐車の駐車経路を例に説明したが、自動駐車の駐車経路に限らず自動運転による経路であって、緩和曲線区間711a(操舵角切り増し区間)や緩和曲線区間711b(操舵角切り戻し区間)を有する場合にも本実施形態を適用することが出来る。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の特徴を損なわない限り、本発明の技術思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。また、上述の実施形態と変形例を組み合わせた構成としてもよい。
1、1a、1b、1c 車両制御装置
10 制御部
11 経路生成部
12 操舵パターン生成部
13、13a 操舵角補正部
14 操舵制御部
20、20a、 認識情報部
20b 認識・経路情報部
21 目標空間情報部
21a 目標駐車空間情報部
22 目標位置情報部
22a 目標駐車位置情報部
23 自車両情報部
24 自車両位置情報部
25 自車両周囲情報部
30 操舵情報部
500 自車両
501 目標駐車位置
510 直線区間
511a、511b 緩和曲線区間
512 円弧区間
610 緩和曲線区間
611 増加区間
612 一定区間
613 減少区間
620、620’ 操舵角速度
621、621’ 操舵角速度上限
630、630’ 操舵角加速度
640、640’ 操舵角(補正前)
650、650’ 操舵角(補正後)
701 操舵角速度増加区間において補正前の操舵角を下回る区間
702 操舵角速度増加区間において補正前の操舵角を上回る区間
703 操舵角速度減少区間において補正前の操舵角を上回る区間
704 操舵角速度減少区間において補正前の操舵角を下回る区間
711a、711b 緩和曲線区間
730 目標操舵角(補正前)
731 目標操舵角(補正前)
740 操舵角速度増加区間における補正後の操舵角
741 操舵角速度減少区間における補正後の操舵角
750 操舵角速度増加区間における変曲点
751 操舵角速度減少区間における変曲点
900 補正成立領域
901a、901b 補正不成立領域
910 操舵角速度上限
911、912、913 操舵角補正関数
1001 自車両
1002 初期位置
1020 駐車スペース
1021 通路
1030 通路方位
1031 駐車方位

Claims (14)

  1. 現在地から目標地までの経路を生成する経路生成部と、
    前記経路に対する操舵角の目標値である目標操舵角を生成し、生成した前記目標操舵角を表す操舵角情報を出力する操舵パターン生成部と、
    前記目標操舵角が変化する区間で、前記区間の前記目標操舵角に対して前記操舵角が下回る区間と前記操舵角が上回る区間とを含むように、前記操舵角情報を補正する操舵角補正部と、
    前記操舵角補正部で補正された前記操舵角情報に基づいて操舵制御する操舵制御部と、
    を備える車両制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両制御装置において、
    前記操舵角補正部は、前記目標操舵角が増加する操舵角切り増し区間で、前記操舵角が前記目標操舵角を下回る区間の後に前記操舵角が前記目標操舵角を上回る区間を含むように、前記操舵角情報を補正する車両制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両制御装置において、
    前記操舵角補正部は、前記目標操舵角が減少する操舵角切り戻し区間で、前記操舵角が前記目標操舵角を上回る区間の後に前記操舵角が前記目標操舵角を下回る区間を含むように、前記操舵角情報を補正する車両制御装置。
  4. 請求項2に記載の車両制御装置において、
    前記操舵角補正部は、前記操舵角切り増し区間における前記目標操舵角に応じた一定の操舵角速度の積分値と、前記操舵角切り増し区間において前記目標操舵角を実現するための操舵角速度のパターンの積分値とが等しくなるように、予め設定された操舵角加速度に応じた前記操舵角速度のパターンを求める車両制御装置。
  5. 請求項2に記載の車両制御装置において、
    前記操舵角補正部は、前記操舵角切り増し区間における前記目標操舵角に応じた一定の操舵角速度の大きさを一辺とする矩形の面積と、前記操舵角切り増し区間において前記目標操舵角を実現するための操舵角速度のパターンの面積とが等しくなるように、予め設定された操舵角加速度に応じた前記操舵角速度のパターンを求める車両制御装置。
  6. 請求項4に記載の車両制御装置において、
    前記操舵角補正部は、前記操舵角切り増し区間において、前記操舵角切り増し区間と前記操舵角速度の積分値の積分区間とを等しくする車両制御装置。
  7. 請求項5に記載の車両制御装置において、
    前記操舵角補正部は、前記操舵角切り増し区間の長さを前記矩形の他辺として前記矩形の面積を求める車両制御装置。
  8. 請求項1に記載の車両制御装置において、
    前記操舵角補正部は、前記目標操舵角が増加する操舵角切り増し区間または前記目標操舵角が減少する操舵角切り戻し区間において、操舵角速度が所定の上限値に達するように、予め設定された操舵角加速度に応じた前記操舵角速度の積分値、または前記操舵角速度と前記区間の距離との関係に基づく面積を求める車両制御装置。
  9. 請求項3に記載の車両制御装置において、
    前記操舵角補正部は、前記操舵角切り戻し区間における前記目標操舵角に応じた一定の操舵角速度の積分値と、前記操舵角切り戻し区間において前記目標操舵角を実現するための操舵角速度のパターンの積分値とが等しくなるように、予め設定された操舵角加速度に応じた前記操舵角速度のパターンを求める車両制御装置。
  10. 請求項3に記載の車両制御装置において、
    前記操舵角補正部は、前記操舵角切り戻し区間における前記目標操舵角に応じた一定の操舵角速度の大きさを一辺とする矩形の面積と、前記操舵角切り戻し区間において前記目標操舵角を実現するための操舵角速度のパターンの面積とが等しくなるように、予め設定された操舵角加速度に応じた前記操舵角速度のパターンを求める車両制御装置。
  11. 請求項9に記載の車両制御装置において、
    前記操舵角補正部は、前記操舵角切り戻し区間において、前記操舵角切り戻し区間と前記操舵角速度の積分値の積分区間とを等しくする車両制御装置。
  12. 請求項10に記載の車両制御装置において、
    前記操舵角補正部は、前記操舵角切り戻し区間の長さを前記矩形の他辺として前記矩形の面積を求める車両制御装置。
  13. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の車両制御装置において、
    前記操舵角補正部は、補正前の前記操舵角情報による操舵角速度が車両の操舵角速度の上限値を超過するかを判定し、超過しない場合に前記操舵角情報の補正を行う車両制御装置。
  14. 請求項13に記載の車両制御装置において、
    前記操舵角補正部は、補正前の前記操舵角情報による操舵角速度が前記車両の操舵角速度の上限値を超過すると判定した場合は、補正前の前記操舵角情報による操舵角速度が前記上限値となるように、前記経路生成部が前記経路を生成する際の操舵角速度を再設定する車両制御装置。
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