JP6629156B2 - 駐車支援装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、駐車支援装置に関する。
従来から、車両の駐車(例えば後退駐車)を支援する技術として、例えば、アクセルとブレーキの操作は運転者が行い、ハンドル操作に代わる操舵制御を自動で行う技術がある。また、駐車場などの車両移動範囲が限定されている場所で駐車を行うためには、切り返しが必要となることが多い。駐車支援で切り返しが必要となった場合、例えば、車両内で表示する俯瞰画像等において、切り返し位置を表示する。
ところが、車両が切り返し位置まで移動しても、運転者は、切り返し位置に気付かず、または、気付いていても意図的に、車両を停止させず、車両の進行を継続することがある。その場合、従来技術では、車両が切り返し位置を切り返し無しで通過すると、例えば、強制的に駐車支援を中止し、中止した旨を運転者に表示や音声で告知していた。
国際公開第2010/098216号
しかしながら、駐車支援中に、車両が切り返し位置を切り返し無しで通過した場合であっても、当初の駐車予定位置より少しずれた位置に問題なく駐車できることもあるため、一律に駐車支援を強制的に中止することは、使い勝手の点で充分とは言えない。そこで、改善が望まれている。
上記課題を解決するため、実施形態の駐車支援装置は、現在の車両位置から駐車の第1の目標位置までの移動経路を算出する経路算出部と、前記移動経路に基づいて操舵制御を実行して前記車両を前記第1の目標位置に誘導する移動制御部と、前記移動経路に切り返し位置が含まれている場合に、前記切り返し位置を表示部に表示する表示制御部と、前記車両が前記切り返し位置を切り返し無しで通過したことを検知する通過検知部と、を備える。そして、前記車両が前記切り返し位置を切り返し無しで通過したことを前記通過検知部によって検知した場合に、前記経路算出部は、現在の車両位置から、前記第1の目標位置の近傍で切り返し無しで到達可能な第2の目標位置までの新たな移動経路を算出し、前記移動制御部は、前記新たな移動経路に基づいて操舵制御を実行して前記車両を前記第2の目標位置に誘導する。この構成によれば、例えば、駐車支援中に、車両が切り返し位置を切り返し無しで通過したときに、一律に駐車支援を強制的に中止するのではなく、現在の車両位置から、第1の目標位置の近傍で切り返し無しで到達可能な第2の目標位置までの新たな移動経路を算出し、その新たな移動経路に基づいて操舵制御を実行して車両を第2の目標位置に誘導するので、使い勝手が向上する。
また、前記経路算出部は、前記新たな移動経路で前記車両が前記第2の目標位置に到達したときの前記車両の進行方向が、最初の前記移動経路で前記車両が前記第1の目標位置に到達したときの前記車両の進行方向と同じになるように、前記新たな移動経路を算出するようにしてもよい。この構成によれば、例えば、第2の目標位置に到達した車両の左右方向の位置が第1の目標位置から見て少しずれていたとしても、車両の進行方向が当初の予定の進行方向と同じであるので、運転者が感じる違和感を小さく抑えることができる。
また、前記車両が前記切り返し位置を切り返し無しで通過したことを前記通過検知部によって検知した後、前記表示制御部は、前記切り返し位置を前記表示部に表示し続けるようにしてもよい。この構成によれば、例えば、車両が切り返し位置を切り返し無しで通過した後も、切り返し位置を表示し続けることで、当初の切り返し位置を通過していることを運転者に示し続けることができる。
また、前記表示制御部は、前記第2の目標位置を前記表示部に表示するようにしてもよい。この構成によれば、例えば、第2の目標位置を表示することで、運転者は、その新たな目標位置を認識することができる。
また、前記新たな移動経路で前記車両が前記第2の目標位置に到達した後、前記経路算出部は、現在の車両位置に基づいて、停車位置の微調整である位置合わせが必要か否かを判定し、必要と判定した場合、前記位置合わせのための移動経路を算出し、前記移動制御部は、前記位置合わせのための移動経路に基づいて操舵制御を実行して前記車両を誘導するようにしてもよい。この構成によれば、例えば、車両が第2の目標位置に到達した後、車両の位置合わせのための誘導を行うことで、車両の停車位置を微調整することができる。
図1は、実施形態の車両の車室の一部が透視された状態が示された例示的な斜視図である。 図2は、実施形態の車両の例示的な平面図(俯瞰図)である。 図3は、実施形態の車両のダッシュボードの一例の車両後方からの視野での図である。 図4は、実施形態の駐車支援システムの構成の例示的なブロック図である。 図5は、実施形態の駐車支援システムのECUの構成の例示的なブロック図である。 図6は、実施形態の概要処理を示すフローチャートである。 図7は、実施形態の駐車支援システムを並列駐車に適用した場合の説明図である。 図8は、実施形態の駐車支援システムを縦列駐車に適用した場合の説明図である。 図9は、駐車支援制御処理を示すフローチャートである。 図10は、駐車支援制御処理開始時の表示例を示す図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用、結果、及び効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能であるとともに、基本的な構成に基づく種々の効果や、派生的な効果のうちの少なくとも一つを得ることが可能である。
本実施形態の車両1は、例えば、不図示の内燃機関を駆動源とする自動車、すなわち内燃機関自動車であってもよいし、不図示の電動機を駆動源とする自動車、すなわち電気自動車や燃料電池自動車等であってもよいし、それらの双方を駆動源とするハイブリッド自動車であってもよいし、他の駆動源を備えた自動車であってもよい。また、車両1は、種々の変速装置を搭載することができるし、内燃機関や電動機を駆動するのに必要な種々の装置、例えばシステムや部品等を搭載することができる。また、車両1における車輪3の駆動に関わる装置の方式や、数、レイアウト等は、種々に設定することができる。
図1は、実施形態の車両1の車室2aの一部が透視された状態が示された例示的な斜視図である。図2は、実施形態の車両1の例示的な平面図(俯瞰図)である。図1に例示されるように、車体2は、不図示の乗員が乗車する車室2aを構成している。車室2a内には、乗員としての運転者の座席2bに臨む状態で、操舵部4、加速操作部5、制動操作部6、変速操作部7等が設けられている。
操舵部4は、例えば、ダッシュボード24から突出したステアリングホイール(ハンドル)である。加速操作部5は、例えば、運転者の足下に配置されたアクセルペダルである。制動操作部6は、例えば、運転者の足下に配置されたブレーキペダルである。変速操作部7は、例えば、センターコンソールから突出したシフトレバーである。なお、操舵部4、加速操作部5、制動操作部6、変速操作部7等は、これらに限定されない。
また、車室2a内には、表示出力部としての表示装置8や、音声出力部としての音声出力装置9が設けられている。表示装置8は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や、OELD(Organic Electro-Luminescence Display)等である。音声出力装置9は、例えば、スピーカである。また、表示装置8は、例えば、タッチパネル等、透明な操作入力部10で覆われている。乗員は、操作入力部10を介して表示装置8の表示画面に表示される画像を視認することができる。また、乗員は、表示装置8の表示画面に表示される画像に対応した位置において手指等で操作入力部10を触れたり押したり動かしたりして操作することで、操作入力を実行することができる。これらの表示装置8、音声出力装置9、操作入力部10等は、例えば、ダッシュボード24の車幅方向すなわち左右方向の中央部に配置されたモニタ装置11に設けられている。モニタ装置11は、スイッチ、ダイヤル、ジョイスティック、押しボタン等の不図示の操作入力部を有していてもよい。また、モニタ装置11とは異なる車室2a内の他の位置に不図示の音声出力装置を設けてもよいし、また、モニタ装置11の音声出力装置9と他の音声出力装置から、音声を出力するようにしてもよい。なお、モニタ装置11は、例えば、ナビゲーションシステムやオーディオシステムと兼用されてもよい。また、車室2a内には、表示装置8とは別の表示装置12(図3参照)が設けられている。
図3は、実施形態の車両1のダッシュボード24の一例の車両後方からの視野での図である。図3に例示されるように、表示装置12は、例えば、ダッシュボード24の計器盤部25に設けられ、計器盤部25の略中央で、速度表示部25aと回転数表示部25bとの間に配置されている。表示装置12の画面の大きさは、表示装置8の画面8aの大きさよりも小さい。この表示装置12には、主として車両1の駐車支援に関する情報を示す画像が表示される。表示装置12で表示される情報量は、表示装置8で表示される情報量より少なくてもよい。表示装置12は、例えば、LCDや、OELD等である。なお、表示装置8に、表示装置12で表示される情報が表示されてもよい。
また、図1及び図2に例示されるように、車両1は、例えば、四輪自動車であり、左右二つの前輪3Fと、左右二つの後輪3Rとを有する。これら四つの車輪3は、いずれも転舵可能に構成される。
図4は、実施形態の駐車支援システム100の構成の例示的なブロック図である。図4に例示されるように、車両1は、少なくとも二つの車輪3を操舵する操舵システム13を有している。操舵システム13は、アクチュエータ13aと、トルクセンサ13bとを有する。操舵システム13は、ECU14(Electronic Control Unit)等によって電気的に制御されて、アクチュエータ13aを動作させる。操舵システム13は、例えば、電動パワーステアリングシステムや、SBW(Steer By Wire)システム等である。操舵システム13は、アクチュエータ13aによって操舵部4にトルク、すなわちアシストトルクを付加して操舵力を補ったり、アクチュエータ13aによって車輪3を転舵したりする。この場合、アクチュエータ13aは、一つの車輪3を転舵してもよいし、複数の車輪3を転舵してもよい。また、トルクセンサ13bは、例えば、運転者が操舵部4に与えるトルクを検出する。
また、図2に例示されるように、車体2には、複数の撮像部15として、例えば四つの撮像部15a〜15dが設けられている。撮像部15は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCIS(CMOS Image Sensor)等の撮像素子を内蔵するデジタルカメラである。撮像部15は、所定のフレームレートで動画データを出力することができる。撮像部15は、それぞれ、広角レンズまたは魚眼レンズを有し、水平方向には例えば140°〜190°の範囲を撮影することができる。また、撮像部15の光軸は斜め下方に向けて設定されている。よって、撮像部15は、車両1が移動可能な路面や車両1が駐車可能な領域を含む車体2の周辺の外部の環境を逐次撮影し、撮像画像データとして出力する。
撮像部15aは、例えば、車体2の後側の端部2eに配置され、リヤトランクのドア2hの下方の壁部に設けられている。撮像部15bは、例えば、車体2の右側の端部2fに配置され、右側のドアミラー2gに設けられている。撮像部15cは、例えば、車体2の前側、すなわち車両前後方向の前方側の端部2cに配置され、フロントバンパー等に設けられている。撮像部15dは、例えば、車体2の左側、すなわち車幅方向の左側の端部2dに配置され、左側の突出部としてのドアミラー2gに設けられている。ECU14は、複数の撮像部15で得られた画像データに基づいて演算処理や画像処理を実行し、より広い視野角の画像を生成したり、車両1を上方から見た仮想的な俯瞰画像を生成したりすることができる。
また、ECU14は、撮像部15の画像から、車両1の周辺の路面に示された区画線(白線等)等を識別し、区画線等に示された駐車区画を検出(抽出)する。
また、図2に例示されるように、車体2には、複数の測距部16、17として、例えば四つの測距部16a〜16dと、八つの測距部17a〜17hとが設けられている。測距部16、17は、例えば、超音波を発射してその反射波を捉えるソナー(ソナーセンサ、超音波探知器)である。ECU14は、測距部16、17の検出結果により、車両1の周囲に配置された障害物等の物体の有無や当該物体までの距離を測定することができる。すなわち、測距部16、17は、物体を検出する検出部の一例である。なお、測距部17は、例えば、比較的近距離の物体の検出に用いられる。また、測距部16は、例えば、測距部17よりも遠い比較的長距離の物体の検出に用いられる。また、測距部17は、例えば、車両1の前方及び後方の物体の検出に用いられる。また、測距部16は、車両1の側方の物体の検出に用いられる。
また、図4に例示されるように、駐車支援システム100では、ECU14、モニタ装置11、操舵システム13、測距部16、17等の他、ブレーキシステム18、舵角センサ19、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、車輪速センサ22等が、電気通信回線としての車内ネットワーク23を介して電気的に接続されている。
車内ネットワーク23は、例えば、CAN(Controller Area Network)として構成されている。ECU14は、車内ネットワーク23を通じて制御信号を送ることで、操舵システム13、ブレーキシステム18等を制御することができる。また、ECU14は、車内ネットワーク23を介して、トルクセンサ13b、ブレーキセンサ18b、舵角センサ19、測距部16、測距部17、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、車輪速センサ22等の検出結果や、操作入力部10等の操作信号等を、受け取ることができる。
ECU14は、例えば、CPU14a(Central Processing Unit)、ROM14b(Read Only Memory)、RAM14c(Random Access Memory)、表示制御部14d、音声制御部14e、SSD14f(Solid State Drive、フラッシュメモリ)等を有している。CPU14aは、例えば、表示装置8、12で表示される画像に関連した画像処理や、車両1の移動目標位置の決定、車両1の移動経路の算出、物体との干渉の有無の判断、車両1の自動操舵制御、自動操舵制御の解除等の、各種の演算処理及び制御を実行することができる。CPU14aは、ROM14b等の不揮発性の記憶装置にインストールされ記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムにしたがって演算処理を実行することができる。RAM14cは、CPU14aでの演算で用いられる各種のデータを一時的に記憶する。また、表示制御部14dは、ECU14での演算処理のうち、主として、撮像部15で得られた画像データを用いた画像処理や、表示装置8で表示される画像データの合成等を実行する。また、音声制御部14eは、ECU14での演算処理のうち、主として、音声出力装置9で出力される音声データの処理を実行する。また、SSD14fは、書き換え可能な不揮発性の記憶部であって、ECU14の電源がオフされた場合にあってもデータを記憶することができる。なお、CPU14a、ROM14b、RAM14c等は、同一パッケージ内に集積されてもよい。また、ECU14は、CPU14aに替えて、DSP(Digital Signal Processor)等の他の論理演算プロセッサや論理回路等が用いられる構成であってもよい。また、SSD14fに替えてHDD(Hard Disk Drive)が設けられてもよいし、SSD14fやHDDは、ECU14とは別に設けられてもよい。
ブレーキシステム18は、例えば、ブレーキのロックを抑制するABS(Anti-lock Brake System)、コーナリング時の車両1の横滑りを抑制する横滑り防止装置(ESC:Electronic Stability Control)、ブレーキ力を増強させる(ブレーキアシストを実行する)電動ブレーキシステム、BBW(Brake By Wire)等を備える。ブレーキシステム18は、アクチュエータ18aを介して、車輪3ひいては車両1に制動力を与える。また、ブレーキシステム18は、左右の車輪3の回転差などからブレーキのロックや、車輪3の空回り、横滑りの兆候等を検出して、各種制御を実行することができる。ブレーキセンサ18bは、例えば、制動操作部6の可動部の位置を検出するセンサである。ブレーキセンサ18bは、制動操作部6の可動部としてのブレーキペダルの位置を検出することができる。ブレーキセンサ18bは、変位センサを含む。
舵角センサ19は、例えば、ステアリングホイール等の操舵部4の操舵量を検出するセンサである。舵角センサ19は、例えば、ホール素子などを用いて構成される。ECU14は、運転者による操舵部4の操舵量や、自動操舵時の各車輪3の操舵量等を、舵角センサ19から取得して各種制御を実行する。なお、舵角センサ19は、操舵部4に含まれる回転部分の回転角度を検出する。舵角センサ19は、角度センサの一例である。
アクセルセンサ20は、例えば、加速操作部5の可動部の位置を検出するセンサである。アクセルセンサ20は、可動部としてのアクセルペダルの位置を検出することができる。アクセルセンサ20は、変位センサを含む。
シフトセンサ21は、例えば、変速操作部7の可動部の位置を検出するセンサである。シフトセンサ21は、変速操作部7の可動部としての、レバーや、アーム、ボタン等の位置を検出することができる。シフトセンサ21は、変位センサを含んでもよいし、スイッチとして構成されてもよい。
車輪速センサ22は、車輪3の回転量や単位時間当たりの回転数を検出するセンサである。車輪速センサ22は、検出した回転数を示す車輪速パルス数をセンサ値として出力する。車輪速センサ22は、例えば、ホール素子などを用いて構成されてもよい。ECU14は、車輪速センサ22から取得したセンサ値に基づいて車両1の移動量などを演算し、各種制御を実行する。なお、車輪速センサ22は、ブレーキシステム18に設けられている場合もある。その場合、ECU14は、車輪速センサ22の検出結果を、ブレーキシステム18を介して取得する。
なお、上述した各種センサやアクチュエータの構成や、配置、電気的な接続形態等は、一例であって、種々に設定(変更)することができる。
本実施形態では、ECU14は、ハードウェアとソフトウェア(制御プログラム)が協働することにより、駐車支援装置としての機能の少なくとも一部を実現する。図5は、実施形態の駐車支援システム100のECU14の構成の例示的なブロック図である。ECU14は、図5に示すように、検出部141、操作受付部142、目標位置決定部143、経路算出部144、移動制御部145、通過検知部146、出力情報決定部147、記憶部148として機能する。なお、駐車支援中、アクセル(加速操作部5)、ブレーキ(制動操作部6)、シフトレバー(変速操作部7)の操作は運転者が行い、ハンドル(操舵部4)の操作に代わる操舵制御をECU14によって行う。また、以下では、併せて、表示制御部14d(図4)についても説明する。
検出部141は、他の車両、柱等の障害物や、駐車区画線等の枠線等を検出する。操作受付部142は、操作部14gの操作入力による操作信号を取得する。ここで、操作部14gは、例えば、押しボタンやスイッチ等で構成され、操作信号を出力する。
目標位置決定部143は、検出部141の検出結果等に基づいて、車両1の移動目標位置(駐車の第1の目標位置)を決定する。経路算出部144は、現在の車両位置(車両1の位置)から第1の目標位置までの移動経路を算出する。移動経路は、切り返し位置を含む場合もある。なお、ここでの移動経路の算出とは、予め候補となる移動経路を複数用意しておき、その中から最適なものを選択する、という動作を含む概念である。この点、後述の、経路算出部144が現在の車両位置から第2の目標位置までの新たな移動経路を算出する場合についても、同様である。移動制御部145は、移動経路に基づいて操舵制御を実行して車両1を第1の目標位置に誘導する。
表示制御部14dは、表示装置8や表示装置12に各種表示を行う。表示制御部14dは、例えば、車両1を含む周辺環境の俯瞰画像を表示装置8に表示する。また、表示制御部14dは、例えば、駐車支援中に、移動経路に切り返し位置が含まれている場合に、切り返し位置を表示装置8に表示する。また、表示制御部14dは、第1の目標位置を表示装置8に表示する。
通過検知部146は、駐車支援中に、現在の車両位置と切り返し位置とを比較することにより、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過したことを検知する。
なお、移動経路が切り返し位置を含む場合に、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過した場合であっても、当初の駐車予定位置より少しずれた位置に問題なく駐車できることもある。そこで、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過したことを通過検知部146によって検知した場合に、経路算出部144は、現在の車両位置から、第1の目標位置の近傍で切り返し無しで到達可能な第2の目標位置までの新たな移動経路を算出する。その後、移動制御部145は、新たな移動経路に基づいて操舵制御を実行して車両1を第2の目標位置に誘導する。
また、経路算出部144は、新たな移動経路で車両1が第2の目標位置に到達したときの車両1の進行方向が、最初の移動経路で車両1が第1の目標位置に到達したときの車両1の進行方向と同じになるように、新たな移動経路を算出する。
また、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過したことを通過検知部146によって検知した後、表示制御部14dは、切り返し位置を表示装置8に表示し続ける。
また、新たな移動経路で車両1が第2の目標位置に到達した後、経路算出部144は、現在の車両位置に基づいて、車両1の位置合わせ(停車位置の微調整)が必要か否かを判定し、必要と判定した場合、位置合わせのための移動経路を算出する。その後、移動制御部145は、位置合わせのための移動経路に基づいて操舵制御を実行して車両1を誘導する。
出力情報決定部147は、表示装置8、12や、音声出力装置9等で出力する情報や、当該情報の出力態様等を決定する。記憶部148は、ECU14での演算で用いられるデータや、ECU14での演算で算出されたデータを記憶する。
次に実施形態の動作を説明する。図6は、実施形態の概要処理を示すフローチャートである。まず、検出部141は、駐車可能領域を検出する(ステップS11)。例えば、検出部141は、2つの障害物(他の車両等)の間に、車両1が駐車可能な領域がある場合、駐車可能領域が存在すると判断する。また、例えば、検出部141は、撮像部15の出力した撮像データに基づいて、地面、路面等の走行面に設けられた白線等により区画された駐車可能領域を検出する。
次に、操作受付部142は、操作部14gを介して駐車支援モードへの移行指示がなされたか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12の判定において、未だ操作部14gを介して駐車支援モードへの移行指示がなされていない場合には(ステップS12;No)、待機状態となる。
ステップS12の判定において、操作部14gを介して駐車支援モードへの移行指示がなされた場合には(ステップS12;Yes)、目標位置決定部143は、車両1の移動目標位置(駐車の第1の目標位置)を決定する(ステップS13)。
次に、経路算出部144は、車両1の第1の目標位置までの移動経路を算出する(ステップS14)。次に、ECU14は、駐車支援制御に移行する(ステップS15)。ステップS15の後、処理を終了する。
ステップS15の処理の詳細を説明する前に、ステップS15の処理の理解を容易にするために、図7、図8を用いて、実施形態の駐車支援システム100を並列駐車、縦列駐車それぞれに適用した場合の車両1の動作について説明する。
図7は、実施形態の駐車支援システム100を並列駐車に適用した場合の説明図で、表示装置8に表示される画面例である。図7(a)に示すように、ここでは、車両1を、駐車支援による後退駐車で、車両C1と車両C2の間に並列駐車させるケースを例にとる。四角枠F1は、切り返し位置である。四角枠F2は、駐車の第1の目標位置である。
上述したように、駐車支援中、ハンドル(操舵部4)の操作に代わる操舵制御はECU14によって行われるが、アクセル(加速操作部5)、ブレーキ(制動操作部6)、シフトレバー(変速操作部7)の操作は運転者によって行われる。
そして、車両1が切り返し位置まで移動しても、運転者は、切り返し位置(四角枠F1)に気付かず、または、気付いていても意図的に、車両1を停止させず、車両1の進行を継続させ、車両1が切り返し位置(四角枠F1)を切り返し無しで通過したものとする(図7の(b)→(c)→(d))。その場合、従来技術では、一律に駐車支援を強制的に中止し、中止した旨を運転者に表示や音声で告知していた。
一方、実施形態の駐車支援システム100では、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過した場合(図7(d))でも、車両1がその後に車両C1、C2に衝突する可能性がない等の所定の条件を満たしている場合は、強制的に駐車支援を中止するのではなく、そのときの車両位置から、第1の目標位置(四角枠F2)の近傍で切り返し無しで到達可能な第2の目標位置(四角枠F21)までの新たな移動経路を算出し、その新たな移動経路に基づいて操舵制御を実行して車両1を第2の目標位置(四角枠F21)に誘導する。したがって、運転者は、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過した後も、アクセル(加速操作部5)、ブレーキ(制動操作部6)等の操作を継続することで、車両1を第2の目標位置(四角枠F21)に停車させることができる(図7の(d)→(e)→(f))。
なお、当初、切り返しが必要と判断していたため、切り返し無しでは、車両1を第1の目標位置(四角枠F2)の左右方向の中央に停車させることができない可能性が高い。図7(f)では、車両1が第1の目標位置(四角枠F2)に収まっているものの、少し左に寄っている(幅W1<幅W2)。しかし、このとき、車両1の進行方向を当初の予定の進行方向(車両C1、C2の進行方向と同じ方向)と同じにすることで、運転者が感じる違和感を小さく抑えることができる。
このようにして、並列駐車において、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過した場合でも、駐車支援を継続し、自然な軌跡(移動経路)、および、違和感の少ない駐車姿勢(車両1の進行方向)を実現することができる。そして、駐車支援を強制的に中止することによる運転者の不満感、落胆感等を回避することができる。
図8は、実施形態の駐車支援システム100を縦列駐車に適用した場合の説明図で、表示装置8に表示される画面例である。図8(a)に示すように、ここでは、車両1を、駐車支援による後退駐車で、車両C1と車両C2の間に縦列駐車させるケースを例にとる。四角枠F3は、切り返し位置である。四角枠F4は、駐車の第1の目標位置である。
まず、車両1が切り返し位置まで移動したとする(図8の(a)→(b)→(c))。しかし、図8の(c)の時点で、車両1を切り返す必要がない場合がある。例えば、車両C2が後方に移動した場合である(その他、車両C2が去った場合や、車両C2の位置を元々誤検知していた場合でもよい)。その場合でも、運転者が車両1を停止させず(切り返しのための操作を行わず)、車両1の進行を継続させ、車両1が切り返し位置(四角枠F3)を切り返し無しで通過したものとする(図8の(d))。その場合、従来技術では、一律に駐車支援を強制的に中止し、中止した旨を運転者に表示や音声で告知していた。
一方、実施形態の駐車支援システム100では、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過した場合(図8(d))でも、車両1がその後に車両C2に衝突する可能性がない等の所定の条件を満たしている場合は、強制的に駐車支援を中止するのではなく、そのときの車両位置から、第1の目標位置(四角枠F4)の近傍で切り返し無しで到達可能な第2の目標位置(四角枠F41)までの新たな移動経路を算出し、その新たな移動経路に基づいて操舵制御を実行して車両1を第2の目標位置(四角枠F41)に誘導する。したがって、運転者は、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過した後も、アクセル(加速操作部5)、ブレーキ(制動操作部6)等の操作を継続することで、車両1を第2の目標位置(四角枠F41)に停車させることができる(図8の(d)→(e)→(f))。
なお、車両1の駐車姿勢が車両C1、C2と同じになるように駐車支援を行うことが好ましい。また、図8(f)の状態の後、車両1を少し前方に移動させるように、駐車支援による車両1の誘導を実行してもよい。
このようにして、縦列駐車において、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過した場合でも、駐車支援を継続し、違和感の少ない駐車姿勢を実現することができる。そして、駐車支援を強制的に中止することによる運転者の不満感、落胆感等を回避することができる。
次に、図6のステップS15の処理の詳細について、図9を参照して説明する。図9は、ステップS15の処理(駐車支援制御処理)を示すフローチャートである。
まず、移動制御部145は、車両1が移動経路に沿って第1の目標位置へ移動するよう、車両1の各部を制御するために、自動操舵を行う自動操舵モードを開始する(ステップS21)。
上述したように、駐車支援中、ハンドル(操舵部4)の操作に代わる操舵制御はECU14によって行われるが、アクセル(加速操作部5)、ブレーキ(制動操作部6)、シフトレバー(変速操作部7)の操作は運転者によって行われる。
次に、移動制御部145は、自車位置を検出する(ステップS22)。具体的には、ECU14による自車位置の検出は、例えば、舵角センサ19により検出された操舵部4の操舵量及び車輪速センサ22により検出された車速に基づいて初期位置からの移動量である距離及び方向を算出して検出する。
次に、表示制御部14dは、表示装置8や表示装置12に、各種表示を行う(ステップS23)。ここで、図10は、駐車支援制御処理開始時の表示例を示す図である。表示装置12の表示画面において、表示領域121には、駐車支援が作動している場合にその旨が表示される。
また、表示領域122には、駐車支援に関する各種情報が表示される。表示領域123には、切り返し無しで目標位置まで移動する予定の場合は目標位置での「停止」の旨が表示され、また、切り返し有りで目標位置まで移動する予定の場合は切り返し位置での「切り返し」の旨が表示される。また、表示領域124には、目標位置または切り返し位置までの距離の目安が、全点灯状態から段階的に消灯状態に移行して表示される。
また、表示領域125には、運転者への指示内容が表示される。また、表示領域126には、測距部16、17により車両1の周囲の所定距離範囲内に障害物が位置している場合に当該障害物の位置する方向が表示される。
図10の場合においては、駐車支援が作動し、自動操舵モードであり、切り返し位置までの距離がまだ100%近く残っており、運転者に対して、アクセル(加速操作部5)とシフトレバー(変速操作部7)による後退を行うようにという指示内容が表示されている。
図9に戻って、次に、移動制御部145は、自車位置が第1の目標位置に到達したか否かを判定し(ステップS24)、Yesの場合はステップS34に進み、Noの場合はステップS25に進む。
ステップS25において、移動制御部145は、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過したか否かを判定し、Yesの場合はステップS26に進み、Noの場合はステップS22に戻る。なお、このステップS25では、具体的には、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過してから、所定距離を進んだか、あるいは、所定時間が経過したか、という条件により判定を行うのが好ましい。
ステップS26において、移動制御部145は、駐車支援制御を中止する必要があるか否かを判定し、Yesの場合はステップS27に進み、Noの場合はステップS28に進む。駐車支援制御を中止する必要がある場合とは、例えば、並列駐車時に、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過してそのまま進むと、他の車両(目標位置の隣の車両)に衝突する可能性がある場合である。
ステップS27において、ECU14は、駐車支援を中止する旨を運転者に表示や音声で告知し、ステップS34に進む。ステップS27では、例えば、表示制御部14dは、表示装置12に、駐車支援を中止する旨を表示する。
ステップS28において、経路算出部144は、経路再計算を行う、つまり、車両1の第2の目標位置(第1の目標位置の近傍で切り返し無しで到達可能な目標位置)までの新たな移動経路を算出する(ステップS28)。次に、移動制御部145は、自車位置を検出する(ステップS29)。次に、表示制御部14dは、表示装置8や表示装置12に、各種表示を行う(ステップS30)。次に、移動制御部145は、自車位置が第2の目標位置に到達したか否かを判定し(ステップS31)、Yesの場合はステップS32に進み、Noの場合はステップS29に戻る。
ステップS32において、経路算出部144は、現在の車両位置に基づいて、車両1の位置合わせ(停車位置の微調整)が必要か否かを判定し、Yesの場合はステップS33に進み、Noの場合はステップS34に進む。車両1の位置合わせが必要な場合とは、例えば、並列駐車時に車両1の駐車位置が左右方向でずれている場合(図7(f))や、縦列駐車時に車両1の駐車位置が前後方向でずれている場合(図8(f))である。なお、車両1の位置合わせが必要な場合は、これらに限定されず、例えば、縦列駐車時に車両1の駐車位置が左右方向でずれている場合であってもよい。
ステップS33において、ECU14は、位置合わせ制御を行う。位置合わせ制御では、例えば、経路算出部144が位置合わせのための移動経路を算出し、移動制御部145が位置合わせのための移動経路に基づいて操舵制御を実行して車両1を誘導する。
ステップS34において、ECU14は、自動操舵モードを解除し、表示制御部14dによって駐車支援処理の終了を表示装置12に表示して、駐車支援処理を終了する。
以上説明したように、実施形態によれば、駐車支援中に、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過したときに、一律に駐車支援を強制的に中止するのではなく、現在の車両位置から、第1の目標位置の近傍で切り返し無しで到達可能な第2の目標位置までの新たな移動経路を算出し、その新たな移動経路に基づいて操舵制御を実行して車両1を第2の目標位置に誘導するので、使い勝手が向上する。
また、第2の目標位置に到達した車両1の左右方向の位置が目標位置から見て少しずれていたとしても、車両1の進行方向が当初の予定の進行方向と同じであるので、運転者が感じる違和感を小さく抑えることができる。
また、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過した後も、切り返し位置を表示し続けることで、当初の切り返し位置を通過していることを運転者に示し続けることができる。
また、第2の目標位置を表示することで、運転者は、その新たな目標位置を認識することができる。
また、車両1が第2の目標位置に到達した後、車両1の位置合わせのための誘導を行うことで、車両1の停車位置を微調整することができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、並列駐車時に、2つの車両の間に駐車する場合だけでなく、隣の車両は無くて白線で示される駐車区画内に駐車する場合にも、本発明を適用することができる。
また、図9のフローチャートにおいて、ステップS25でYes→ステップS26でNo→・・・→ステップS34という処理の間、つまり、車両1が切り返し位置を切り返し無しで通過してから新たな移動経路による車両1の誘導を行った後に自動操舵モードを解除するまでの間、車両1が当初の切り返し位置を通過していることを切り返し位置表示や音声によって告知し続けてもよいし、あるいは、そのような告知を途中で停止させてもよい。
1…車両、4…操舵部、5…加速操作部、6…制動操作部、7…変速操作部、8…表示装置、12…表示装置、13…操舵システム、14…ECU、14d…表示制御部、100…駐車支援システム、141…検出部、142…操作受付部、143…目標位置決定部、144…経路算出部、145…移動制御部、146…通過検知部、147…出力情報決定部。

Claims (5)

  1. 現在の車両位置から駐車の第1の目標位置までの移動経路を算出する経路算出部と、
    前記移動経路に基づいて操舵制御を実行して前記車両を前記第1の目標位置に誘導する移動制御部と、
    前記移動経路に切り返し位置が含まれている場合に、前記切り返し位置を表示部に表示する表示制御部と、
    前記車両が前記切り返し位置を切り返し無しで通過したことを検知する通過検知部と、を備え、
    前記車両が前記切り返し位置を切り返し無しで通過したことを前記通過検知部によって検知した場合に、前記経路算出部は、現在の車両位置から、前記第1の目標位置の近傍で切り返し無しで到達可能な第2の目標位置までの新たな移動経路を算出し、前記移動制御部は、前記新たな移動経路に基づいて操舵制御を実行して前記車両を前記第2の目標位置に誘導する、駐車支援装置。
  2. 前記経路算出部は、前記新たな移動経路で前記車両が前記第2の目標位置に到達したときの前記車両の進行方向が、最初の前記移動経路で前記車両が前記第1の目標位置に到達したときの前記車両の進行方向と同じになるように、前記新たな移動経路を算出する、請求項1に記載の駐車支援装置。
  3. 前記車両が前記切り返し位置を切り返し無しで通過したことを前記通過検知部によって検知した後、
    前記表示制御部は、前記切り返し位置を前記表示部に表示し続ける、請求項1または請求項2に記載の駐車支援装置。
  4. 前記表示制御部は、前記第2の目標位置を前記表示部に表示する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の駐車支援装置。
  5. 前記新たな移動経路で前記車両が前記第2の目標位置に到達した後、
    前記経路算出部は、現在の車両位置に基づいて、停車位置の微調整である位置合わせが必要か否かを判定し、必要と判定した場合、前記位置合わせのための移動経路を算出し、
    前記移動制御部は、前記位置合わせのための移動経路に基づいて操舵制御を実行して前記車両を誘導する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の駐車支援装置。
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