JP6002707B2 - 鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造 - Google Patents
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また、キャニスタは所定の容量を必要とする部品であるため、鞍乗り型車両に搭載する際には、キャニスタとその周辺部品との配置を工夫することが求められている。
なお、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
請求項2に記載した発明は、前記燃料タンク(18)と接続されて前記内燃機関(8)に燃料を含んだ混合気を供給可能とする吸気系部品のスロットル部(22)を備え、前記スロットル部(22)は、前記メインフレーム(5)における前記キャニスタ(40)とは反対側の側方に配置され、前記キャニスタ(40)には、前記キャニスタ(40)で吸着されている蒸発燃料を前記スロットル部(22)へ導くパージ管(62)が接続され、前記パージ管(62)は、前記キャニスタ(40)から上方に延び、前記メインフレーム(5)の上方を左右に跨いだ後、前記スロットル部(22)に接続されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記スロットル部(22)と前記二次エア制御バルブ(82)の間にバキュームパイプ(83)を有し、前記スロットル部(22)の上流側に設けたエアクリーナ(22)から前記二次エア制御バルブ(82)に二次エアーを供給する二次エア供給経路(81)を有し、前記バキュームパイプ(83)と前記二次エア供給経路(81)とが前記メインフレーム(5)の下方に沿って配設されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記車体フレーム(F)は、前記ダウンフレーム(6)と前記内燃機関(8)とを連結するエンジンハンガー(13)を有し、前記エンジンハンガー(13)は、前記ダウンフレーム(6)の下端部(6a)及び前記内燃機関(8)の前端連結部(9c,9d)を囲むように設けられ、前記キャニスタ(40)には、該キャニスタ(40)内に新気を導入する大気導入管(64)が接続され、前記大気導入管(64)の開口端(64a)は、前記ダウンフレーム(6)の下端部(6a)、前記内燃機関(8)の前端部(9a)及び前記エンジンハンガー(13)で囲まれる空間(13f)に配置されることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記車体フレーム(F)は、前記ダウンフレーム(6)と前記内燃機関(8)とを連結するエンジンハンガー(13)を有し、前記エンジンハンガー(13)は、前記ダウンフレーム(6)の下端部(6a)及び前記内燃機関(8)の前端連結部(9c,9d)を囲むように設けられ、前記キャニスタ(40)には、キャニスタ(40)内の不要液をキャニスタ(40)外へ排出するドレン管(63)が接続され、前記ドレン管(63)の開口端(63a)は、前記ダウンフレーム(6)の下端部(6a)、前記内燃機関(8)の前端部(9a)及び前記エンジンハンガー(13)で囲まれる空間(13f)に配置されることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記キャニスタ(40)には、該キャニスタ(40)内に新気を導入する大気導入管(64)が接続され、前記大気導入管(64)の開口端(64a)は、前記ダウンフレーム(6)の下端部(6a)、前記内燃機関(8)の前端部(9a)及び前記エンジンハンガー(13)で囲まれる空間(13f)に配置され、かつ前記ドレン管(63)の開口端(63a)よりも上方に離間して配置されることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記内燃機関(8)の前部下側に取り付けられるスタータモータ(57)を備え、前記スタータモータ(57)は、車両側面視で前記エンジンハンガー(13)の開口部(13g)に配置されるとともに、前記ドレン管(63)の開口端(63a)は、前記スタータモータ(57)の前方で、前記エンジンハンガー(13)で側方を囲まれる空間(13f)に配置されることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、前記ガセットプレート(58)に、前記燃料タンク(18)を係合させて支持するマウント部(59)が設けられ、前記キャニスタ(40)には、前記燃料タンク(18)で発生する蒸発燃料を前記キャニスタ(40)へ導くチャージ管(61)と、前記キャニスタ(40)で吸着されている蒸発燃料を吸気系部品(22)へ導くパージ管(62)と、が接続され、前記パージ管(62)は、前記キャニスタ(40)から延びた後、前記マウント部(59)の下方を通過するように配管され、前記チャージ管(61)は、前記キャニスタ(40)から延びた後、前記マウント部(59)の上方を通過するように配管されることを特徴とする。
請求項2,3に記載した発明によれば、キャニスタとスロットル部とを車体左右に振り分けて配置したので、バランスのよい部品配置に貢献するとともに、キャニスタから気化器に至るパージ管がメインフレームの上方を左右に跨ぐことで、パージ管の曲率を小さくして簡単に配管することができる。
請求項4に記載した発明によれば、大気導入管の開口端をダウンフレーム、内燃機関及びエンジンハンガーで保護するとともに、ダウンフレームの側方に配置したキャニスタから延びる大気導入管の配管経路の単純化に貢献できる。
請求項5に記載した発明によれば、ドレン管の開口端をダウンフレーム、内燃機関及びエンジンハンガーで保護するとともに、ダウンフレームの側方に配置したキャニスタから延びるドレン管の配管経路の単純化に貢献できる。
請求項6に記載した発明によれば、大気導入管の開口端をダウンフレーム、内燃機関及びエンジンハンガーで保護するとともに、ダウンフレームの側方に配置したキャニスタから延びる大気導入管の配管経路の単純化に貢献できる。また、大気導入管の開口端をドレン管の開口端よりも上方に離間させることで、ドレン管から排出される排液を大気導入管が吸い込むことを抑止できる。
請求項7に記載した発明によれば、エンジンハンガーの開口部によりスタータモータの整備が容易に行えるとともに、ドレン管の開口端をエンジンハンガーで保護できる。
請求項8に記載した発明によれば、燃料タンク用のマウント部周辺の空間を有効活用するとともに、パージ管及びチャージ管の配管経路の単純化に貢献できる。
まず、図1、図2を参照し、本実施形態における自動二輪車Bは、前輪1が左右一対のフロントフォーク2の下端部間に支持される。左右フロントフォーク2は、上部をヘッドパイプ3に回動自在に支持される。前輪1は、ハンドル4を回動することで操舵される。
エンジン8は、クランクケース9の前部上にシリンダ10Aを起立させる。シリンダ10Aは、シリンダブロック10、シリンダヘッド11及びヘッドカバー12を備える。エンジン8は、ダウンフレーム6の下端に設けられたエンジンハンガーブラケット13と、井桁フレーム7の上下に設けられた上下エンジンハンガー14,15とに支持される。
シリンダヘッド11の後面には、燃料と燃焼用空気との混合気を供給するための吸気口が開口する。この吸気口には、インシュレータ21を介して気化器(キャブレター、スロットル部)22が接続される。気化器22の吸気上流側には、コネクティングチューブ23を介してエアクリーナ24が接続される。エアクリーナ24は、気化器22の後方に配置されている。
エンジン8の駆動力は、エンジン8の出力スプロケット8a、後輪27のドリブンスプロケット30及びこれらに巻き掛けられたドライブチェーン31により、エンジン8から後輪27へと伝達される。
リアステイ17の前部とピボットフレーム34の下部とには、側面視で前方へ拡開する略V字状をなすステップホルダ43の上下前端部が、それぞれ溶接により結合される。ステップホルダ43の後部には、ピリオンステップ44が折り畳み可能に支持される(図2参照)。符号43aはステップホルダ43の後部上に固設されたステップガードを示す。
上クロスパイプ35の左右両側には、上エンジンハンガー14が左右一対に設けられ、下クロスパイプ36の左右両側には、下エンジンハンガー15が左右一対に設けられる。これら上下エンジンハンガー14,15、並びにダウンフレーム6下端のエンジンハンガーブラケット13により、エンジン8のクランクケース9の前後端が支持される。
このため、バックボーンフレームであるメインフレーム5を従来同様に配置しても、例えば気化器22のような整備や調節の頻度の高い部品や、比較的大型の部品であるエアクリーナ24やバッテリ41等を、後部メインフレーム部5bの周辺に集中配置することが可能になる。
図2を併せて参照し、気化器22は、後部メインフレーム部5bの左側に配置される。これにより、右手でアクセル操作する形式の車両においては、ライダーがシート20に跨りアクセルを右手で操作しながら左手で気化器22のチョーク22a等を操作できるので、利便性が高くなる。エアクリーナ24は、気化器22の後方で後部メインフレーム部5bに近接して配置される。
燃料タンク18の前部の左右両側には、タンク外板を覆うタンクカバー(シュラウド)47が左右一対に設けられる(図示都合上、図7,8にのみ示す。)。
燃料タンク18の左下端部には、燃料コック50が設けられる。燃料コック50は、燃料ホース51を介して気化器22に接続される。
ドレスガード55は、その上端部が左シートレール16から下方に突出する前後一対のブラケット16a(図3参照)にボルト締結により結合される。
ドレスガード55の下端部には、車幅方向外側方に張り出して前記同乗者の足を乗せる足置部56が配置される。
ドレスガード55及び足置部56は、左シートレール16から下方に延びて下端部で同乗者の足を支持する足置部材54を構成する。
キャニスタ40は、円筒状に形成されたケース内に活性炭などの吸着剤を収納し、燃料タンク18内で発生する蒸発燃料を吸着(チャージ)する一方、吸着した蒸発燃料をエンジン8の吸気系に導入(パージ)する蒸発燃料処理装置の要部を構成する。
本実施形態では、キャニスタ40は、その軸方向を上下方向と略平行にして配置されるが、例えば軸方向を上下方向に対して前傾させてダウンフレーム6と略平行にした配置としてもよい。
プラグコード74は、点火コイル73の前端からメインフレーム5の右側面に沿うように前方に延びた後に下方に湾曲し、その先端を点火プラグ71の上端に装着する。
二次エア供給装置80は、エンジン8に混合気を供給する吸気経路とは別に、シリンダヘッド11の排気ポートにエアクリーナ24を接続して二次エアを供給可能とする二次エア供給経路81と、二次エア供給経路81の途中に設けられ、例えば吸気負圧及び排気脈動圧に応じて二次エア供給経路81を開閉する二次エア制御バルブ82と、を有する。
二次エア制御バルブ82は、車両左右方向でキャニスタ40とは反対側で気化器22と同側に配置される。すなわち、キャニスタ40は、車両左右方向で気化器22の反対側に配置される。
二次エア制御バルブ82とキャニスタ40とは、ダウンフレーム6の左右側方に振り分けて配置され、かつ側面視で少なくとも一部が互いに重なるように配置される。
左右側壁部13aL,13aRの下部からは、クランクケース9の下前端連結部9dを左右から挟み込む左右一対の下ハンガープレート部13dが延びる。下前端連結部9d及び左右の下ハンガープレート部13dは、これらを左右方向で貫通する下ハンガーボルトBdで締結される。
右側壁部13aRの上下ハンガープレート部13c,13dの間には、円筒状のスタータモータ57を避けるように形成された右凹部13eRが形成される。この右凹部13eRを含んで上下ハンガープレート部13c,13d間に形成される開口部13g(図7にドットで示す。)により、エンジンハンガーブラケット13内のクランクケース9の前端部9aに対してスタータモータ57を右側方から容易に着脱可能である。
この構成によれば、キャニスタ40と二次エア制御バルブ82とをダウンフレーム6の左右側方に振り分けて配置したので、所定の大きさを有する2つの部品をバランスよく配置し、鞍乗り型車両における効率のよい部品配置に貢献できる。
この構成によれば、キャニスタ40と気化器22とを車体左右に振り分けて配置したので、バランスのよい部品配置に貢献するとともに、キャニスタ40から気化器22に至るパージ管62がメインフレーム5の上方を左右に跨ぐことで、パージ管62の曲率を小さくして簡単に配管することができる。
この構成によれば、パージ管62がメインフレーム5上に支持した逆止弁62aを経由してメインフレーム5の上方を横断するので、逆止弁62aの作用及び逆止弁62aが上方に位置することによる配管経路の作用により、気化器22側の空気がパージ管62内を逆流してキャニスタ40に戻ることを抑制できる。また、パージ管62途中の逆止弁62aをメインフレーム5上に支持することで、パージ管62を簡単かつ確実に配管可能とし、車体フレームF周辺の空間を有効活用できる。
この構成によれば、大気導入管64の開口端64aをダウンフレーム6、エンジン8及びエンジンハンガーブラケット13で保護するとともに、ダウンフレーム6の側方に配置したキャニスタ40から延びる大気導入管64の配管経路の単純化に貢献できる。
この構成によれば、ドレン管63の開口端63aをダウンフレーム6、エンジン8及びエンジンハンガーブラケット13で保護するとともに、ダウンフレーム6の側方に配置したキャニスタ40から延びるドレン管63の配管経路の単純化に貢献できる。
この構成では、大気導入管64の開口端64aをダウンフレーム6、エンジン8及びエンジンハンガーブラケット13で保護するとともに、ダウンフレーム6の側方に配置したキャニスタ40から延びる大気導入管64の配管経路の単純化に貢献できる。また、大気導入管64の開口端64aをドレン管63の開口端63aよりも上方に離間させることで、ドレン管63から排出される排液を大気導入管64が吸い込むことを抑止できる。
この構成によれば、エンジンハンガーブラケット13の開口部13gによりスタータモータ57の整備が容易に行えるとともに、ドレン管63の開口端63aをエンジンハンガーブラケット13で保護できる。また、ドレン管63の開口端63aをスタータモータ57を迂回してスタータモータ57よりも下方に配置することで、ドレン管63からの排液をスタータモータ57にかかることなく排出できる。
この構成によれば、燃料タンク18用のマウント部59周辺の空間を有効活用するとともに、パージ管62及びチャージ管61の配管経路の単純化に貢献できる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
F 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
5 メインフレーム
6 ダウンフレーム
6a 下端部
8 エンジン(内燃機関)
9a 前端部
9c,9d 前端連結部
13 エンジンハンガーブラケット(エンジンハンガー)
13f 空間
18 燃料タンク
22 気化器(スロットル部)
40 キャニスタ
57 スタータモータ
59 マウント部
61 チャージ管
62 パージ管
62a 逆止弁(弁部材)
63 ドレン管
63a 開口端
64 大気導入管
64a 開口端
80 二次エア供給装置
82 二次エア制御バルブ
Claims (8)
- ヘッドパイプ(3)と、前記ヘッドパイプ(3)から後方へ延出するメインフレーム(5)と、前記ヘッドパイプ(3)から下方へ延出するダウンフレーム(6)と、前記メインフレーム(5)の前部と前記ダウンフレーム(6)の上部とを結合するガセットプレート(58)と、を含む車体フレーム(F)と、
前記メインフレーム(5)の下方に配置される内燃機関(8)と、
燃料タンク(18)の蒸発燃料を回収するキャニスタ(40)と、を備え、
前記キャニスタ(40)が前記ダウンフレーム(6)の側方に配置される鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造において、
前記内燃機関(8)に混合気を供給する経路とは異なる経路で前記内燃機関(8)に二次エアを供給する二次エア供給装置(80)を備え、
前記二次エア供給装置(80)は、二次エアの供給を制御する二次エア制御バルブ(82)を有し、
前記二次エア制御バルブ(82)と前記キャニスタ(40)とは、前記ガセットプレート(58)近傍で左右側方に振り分けて配置されるとともに、側面視で前記ガセットプレート(58)と前記内燃機関(8)と前記ダウンフレーム(6)とで形成される空間内で少なくとも一部が重なるように配置されることを特徴とする鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造。 - 前記燃料タンク(18)と接続されて前記内燃機関(8)に燃料を含んだ混合気を供給可能とする吸気系部品のスロットル部(22)を備え、
前記スロットル部(22)は、前記メインフレーム(5)における前記キャニスタ(40)とは反対側の側方に配置され、
前記キャニスタ(40)には、前記キャニスタ(40)で吸着されている蒸発燃料を前記スロットル部(22)へ導くパージ管(62)が接続され、
前記パージ管(62)は、前記キャニスタ(40)から上方に延び、前記メインフレーム(5)の上方を左右に跨いだ後、前記スロットル部(22)に接続されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造。 - 前記スロットル部(22)と前記二次エア制御バルブ(82)の間にバキュームパイプ(83)を有し、前記スロットル部(22)の上流側に設けたエアクリーナ(22)から前記二次エア制御バルブ(82)に二次エアーを供給する二次エア供給経路(81)を有し、
前記バキュームパイプ(83)と前記二次エア供給経路(81)とが前記メインフレーム(5)の下方に沿って配設されることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造。 - 前記車体フレーム(F)は、前記ダウンフレーム(6)と前記内燃機関(8)とを連結するエンジンハンガー(13)を有し、
前記エンジンハンガー(13)は、前記ダウンフレーム(6)の下端部(6a)及び前記内燃機関(8)の前端連結部(9c,9d)を囲むように設けられ、
前記キャニスタ(40)には、該キャニスタ(40)内に新気を導入する大気導入管(64)が接続され、
前記大気導入管(64)の開口端(64a)は、前記ダウンフレーム(6)の下端部(6a)、前記内燃機関(8)の前端部(9a)及び前記エンジンハンガー(13)で囲まれる空間(13f)に配置されることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造。 - 前記車体フレーム(F)は、前記ダウンフレーム(6)と前記内燃機関(8)とを連結するエンジンハンガー(13)を有し、
前記エンジンハンガー(13)は、前記ダウンフレーム(6)の下端部(6a)及び前記内燃機関(8)の前端連結部(9c,9d)を囲むように設けられ、
前記キャニスタ(40)には、キャニスタ(40)内の不要液をキャニスタ(40)外へ排出するドレン管(63)が接続され、
前記ドレン管(63)の開口端(63a)は、前記ダウンフレーム(6)の下端部(6a)、前記内燃機関(8)の前端部(9a)及び前記エンジンハンガー(13)で囲まれる空間(13f)に配置されることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造。 - 前記キャニスタ(40)には、該キャニスタ(40)内に新気を導入する大気導入管(64)が接続され、
前記大気導入管(64)の開口端(64a)は、前記ダウンフレーム(6)の下端部(6a)、前記内燃機関(8)の前端部(9a)及び前記エンジンハンガー(13)で囲まれる空間(13f)に配置され、かつ前記ドレン管(63)の開口端(63a)よりも上方に離間して配置されることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造。 - 前記内燃機関(8)の前部下側に取り付けられるスタータモータ(57)を備え、
前記スタータモータ(57)は、車両側面視で前記エンジンハンガー(13)の開口部(13g)に配置されるとともに、
前記ドレン管(63)の開口端(63a)は、前記スタータモータ(57)の前方で、前記エンジンハンガー(13)で側方を囲まれる空間(13f)に配置されることを特徴とする請求項5又は6に記載の鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造。 - 前記ガセットプレート(58)に、前記燃料タンク(18)を係合させて支持するマウント部(59)が設けられ、
前記キャニスタ(40)には、前記燃料タンク(18)で発生する蒸発燃料を前記キャニスタ(40)へ導くチャージ管(61)と、前記キャニスタ(40)で吸着されている蒸発燃料を吸気系部品(22)へ導くパージ管(62)と、が接続され、
前記パージ管(62)は、前記キャニスタ(40)から延びた後、前記マウント部(59)の下方を通過するように配管され、
前記チャージ管(61)は、前記キャニスタ(40)から延びた後、前記マウント部(59)の上方を通過するように配管されることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造。
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