JP2018030440A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】装備品を着脱する際に、キャニスタと干渉するのを容易に回避することができる鞍乗型車両を提供する。【解決手段】ハンドル6とライダー用シート18との間に、燃料タンク15が配置されている。バッテリ36が、ライダー用シート18の下方に配置されている。燃料タンク15とバッテリ36との間に、キャニスタ34が配置されている。ブリーザチューブ46の一端46aが燃料タンク15のブリーザ出口部48に接続され、他端46bがキャニスタ34のキャニスタ入口部50に接続されている。キャニスタ34とバッテリ36とが、前壁55aによって仕切られている。【選択図】図4

Description

本発明は、燃料蒸気を吸着させるキャニスタを備えた鞍乗型車両に関するものである。
吸着体を使用して燃料の蒸気を吸着する自動二輪車がある(例えば、特許文献1)。
特開2011―162060号公報
特許文献1では、前記吸着体を収納したキャニスタが自動二輪車の収納空間に配置されている。自動二輪車の収納空間は、工具、バッテリ等の取り外し頻度の高い装備品が収納されている。このような装備品を着脱する際に、キャニスタやキャニスタに接続されるチューブに干渉する恐れがある。そのため、キャニスタ、チューブ等を保護する必要があり、保護用の部品点数の増加や製造コストの上昇の要因となる。
本発明は、装備品を着脱する際に、キャニスタと干渉するのを容易に回避することができる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の鞍乗型車両は、ハンドルとライダー用シートとの間に配置された燃料タンクと、前記ライダー用シートの下方に配置されて車体に対して着脱自在に取り付けられた装備品と、前記燃料タンクと前記装備品との間に配置されたキャニスタと、前記キャニスタと前記燃料タンクとを接続する上流側チューブとを備えている。前記燃料タンクの後面に、前記上流側チューブの一端が接続されるタンク側接続部が形成され、前記キャニスタに、前記上流側チューブの他端が接続されるキャニスタ側接続部が形成されている。前記キャニスタと前記装備品とが、仕切り壁によって仕切られている。装備品は、例えば、バッテリを含む。
この構成によれば、キャニスタと装備品とが仕切り壁によって仕切られているので、装備品の着脱時に装備品や工具がキャニスタに干渉するのを防ぐことができる。また、燃料タンクの後方で、装備品よりも燃料タンク寄りにキャニスタが配置されているので、キャニスタと燃料タンクの間の上流側チューブを短くできる。
本発明において、さらに、前記装備品が収納される装備品ケースを備え、前記装備品ケースの前部が前記仕切り壁の少なくとも一部を構成していることが好ましい。この構成によれば、装備品ケースが仕切り壁を兼ねるので、部品点数が低減される。
装備品ケースを備える場合、前記装備品ケースが、前記キャニスタを支持するキャニスタ支持部を有していることが好ましい。この構成によれば、装備品ケースがキャニスタの支持を兼ねるので、部品点数が低減される。また、装備品ケースとキャニスタとの相対位置のずれを防いで、キャニスタを装備品ケースに近接して配置し易い。
前記装備品ケースが前記キャニスタ支持部を有している場合、さらに、エンジンと前記キャニスタとを接続する下流側チューブと、前記下流側チューブに設けられて前記下流側チューブ内の流路を開閉する開閉弁とを備え、前記装備品ケースが前記開閉弁を支持する開閉弁支持部を有していることが好ましい。この構成によれば、装備品ケースが開閉弁の支持を兼ねるので、部品点数が低減される。また、開閉弁支持部を別途形成する場合に比べて、キャニスタと下流側チューブとの相対位置のずれを防いで、開閉弁をキャニスタに近接して配置し易い。
本発明において、前記キャニスタ側接続部が、前記装備品の下面よりも上方に位置していることが好ましい。また、前記キャニスタ側接続部が、前記燃料タンクの下面よりも上方に位置していることが好ましい。この構成によれば、キャニスタ側接続部がシートの下方で可及的に上方に位置するので、上流側チューブの上下方向寸法が大きくなるのを防ぐことができ、上流側チューブを短くできる。
本発明において、前記タンク側接続部および前記キャニスタ側接続部が、車体の車幅方向中心線に対して、車幅方向一方側にそれぞれ位置していることが好ましい。この構成によれば、上流側チューブが車幅方向に長くなるのを防ぐことができ、上流側チューブを短くできる。
前記タンク側接続部が車体の車幅方向中心線に対して車幅方向一方側に配置される場合、前記キャニスタは長手方向が車幅方向を向いた箱状に形成され、前記キャニスタの車幅方向一方側の一端部に前記キャニスタ側接続部が形成され、車体の車幅方向中心線から前記キャニスタの車幅方向一方側の一端面までの距離が車体の車幅方向中心線から前記キャニスタの車幅方向他方側の他端面までの距離よりも小さいことが好ましい。この構成によれば、上流側チューブが車幅方向に長くなるのを防ぐことができ、上流側チューブを短くできる。
本発明において、さらに、前記装備品が収納される装備品ケースを備え、前記装備品ケースが同乗者用のフットステップを支持するステップブラケットに支持されていることが好ましい。この構成によれば、フットステップ用のステップブラケットが、装備品ケースの支持を兼ねるので、部品点数が低減される。
本発明の別の鞍乗型車両は、ハンドルとライダー用シートとの間に配置された燃料タンクと、前記ライダー用シートの下方に配置されて収容物が収容される収容ケースと、前記燃料タンクと前記収容ケースの前面との間に配置されたキャニスタと、前記キャニスタと前記燃料タンクとを接続する上流側チューブとを備えている。前記燃料タンクの後面に、前記上流側チューブの一端が接続されるタンク側接続部が形成され、前記キャニスタに、前記上流側チューブの他端が接続されるキャニスタ側接続部が形成されている。前記収容ケースは上方に開口し、前記キャニスタ側接続部が前記収容ケースの下面よりも上方に位置している。
この構成によれば、キャニスタ側接続部がシートの下方で収容ケースの前面より前方で上方に位置するので、上流側チューブの寸法が大きくなるのを防ぐことができ、上流側チューブを短くできる。収容ケースの前面より前方にキャニスタが位置するので、収容ケースの装着時にキャニスタが干渉することが防がれる。
本発明の鞍乗型車両によれば、装備品の着脱時に装備品や工具がキャニスタに干渉するのを防ぐことができる。
本発明の第1実施形態に係る鞍乗型車両の一種である自動二輪車を示す側面図である。 同自動二輪車を示す平面図である。 同自動二輪車の要部の平面図である。 同自動二輪車の要部の側面図である。 同自動二輪車のバッテリケースを後方斜め上方から見た斜視図である。 同バッテリケースを前方斜め上方から見た斜視図である。 同自動二輪車のキャニスタの取付状態を示す斜視図である。 同キャニスタおよびホルダを示す側面図である。 同自動二輪車の要部の底面図である。 同バッテリケースの支持部を示す断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本明細書において、「左側」および「右側」は、自動二輪車に乗車した運転者から見た左右側をいう。
図1は本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両の一種である自動二輪車の側面図である。この自動二輪車の車体フレームFRは、前半部を形成するメインフレーム1と、後半部を形成するリヤフレーム2とを有している。メインフレーム1は、前端に設けられたヘッドパイプ4から後方斜め下方に延びるメインフレーム片1aを有している。図2に示すように、メインフレーム片1aは左右一対設けられている。メインフレーム片1a,1aは、後部で車幅方向に延びるクロス部材1bにより連結されている。
図1に示すように、リヤフレーム2は、クロス部材1bから後方に延びるシートレール2aと、メインフレーム片1aの後端部に前端が接続されて、この前端から後方斜め上方に延びてシートレール2aの下面に連結される補強パイプ2bとを有している。シートレール2aおよび補強パイプ2bも左右一対設けられている。
ヘッドパイプ4にステアリングシャフト(図示せず)を介してフロントフォーク8が回動自在に軸支されている。フロントフォーク8の上端部に操向用のハンドル6が固定され、フロントフォーク8の下端部に前輪10が取り付けられている。
メインフレーム1の後端部に、スイングアームブラケット9が設けられている。このスイングアームブラケット9に取り付けたピボット軸16の回りに、スイングアーム12が上下揺動自在に軸支されている。このスイングアーム12の後端部に、後輪14が回転自在に支持されている。メインフレーム1の下方でスイングアームブラケット9の前側に、エンジンEが搭載されている。つまり、エンジンEは、前輪10と後輪14との間に配置されている。エンジンEがチェーンのような動力伝達部材11を介して後輪14を駆動する。
メインフレーム1のメインフレーム片1aの上部に燃料タンク15が配置され、リヤフレーム2のシートレール2aにライダー用シート18および同乗者用シート20が支持されている。燃料タンク15は、エンジンEの上方で、ハンドル6の後方かつライダー用シート18の前方に配置されている。燃料タンク15の上面は、ライダー用シート18の上面よりも上方に位置している。また、燃料タンク15の下面は、ライダー用シート18の上面よりも下方に位置している。
エンジンEは、クランク軸19を回転自在に支持するクランクケース21と、クランクケース21の上部に接続されたシリンダブロック23と、シリンダブロック23の上部に接続されたシリンダヘッド25とを有している。シリンダヘッド25の前面の排気ポート(図示せず)に接続された複数の排気管22が、エンジンEの下方で合流し、エンジンEと後輪14との間に配置されたマフラ24に接続されている。本実施形態のエンジンEは、4サイクル多気筒エンジンであるが、これに限定されない。
シリンダヘッド25の後部の吸気ポート26に、スロットルボディ28が接続されている。スロットルボディ28の内部に、エンジンEに空気を供給する吸気通路が形成されている。
ライダー用シート18の下方で、車体の両側方に、同乗者用のフットステップ37を支持する左右のステップブラケット38が配置されている。左右のステップブラケット38は、ボルト40により補強レール2bに取り付けられている。リヤフレーム2の下方で後輪14の上方に、リヤフェンダ41が配置されている。
図3に示すように、燃料タンク15の後面に、ドレンチューブ42が接続されるドレン出口部44およびブリーザチューブ46の一端46aが接続されるブリーザ出口部48が車幅方向(左右方向)に並んで設けられている。詳細には、車幅方向一方側となる右側にブリーザ出口部48が設けられ、左側にドレン出口部44が設けられている。
ドレン出口部44およびブリーザ出口部48は燃料タンク15の後面から後方に突出している。ドレン出口部44とブリーザ出口部48とは、車幅方向に間隔を開けて配置されている。ブリーザ出口部48は、燃料タンク内における蒸散ガスが貯留されるガス空間に、タンク内の配管を介して接続される。タンク内でガソリンが蒸発した蒸散ガスは、タンク内の配管を介してブリーザ出口部48に導かれる。
ライダー用シート18の下方には、キャニスタ34および装備品の一種であるバッテリ36が前後方向に並んで配置されている。キャニスタ34は、燃料タンク15から放散される燃料の蒸気を吸着体で吸着する装置である。「装備品」とは、車体に対して着脱自在に取り付けられる部品をいい、バッテリ36の他、車載工具、車輪ロック用のU字ロック、電子料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System)の車載器等を含む。本実施形態では、バッテリ36は上方から車体に着脱自在に装着されている。
キャニスタ34は、燃料タンク15の後方でバッテリ36の前方に配置されている。キャニスタ34は、内部に活性炭35を収納した容器34である。キャニスタ34は、長手方向が車幅方向を向いた箱状、具体的には矩形である。キャニスタ34の車幅方向一方側である右端部、詳細には右端面に、ブリーザチューブ46の他端46bが接続されるキャニスタ入口部50とパージチューブ52の一端52aが接続されるキャニスタ出口部54とが形成されている。キャニスタ入口部50およびキャニスタ出口部54は、キャニスタ入口部50を上側にして上下方向に並んで設けられている。車体の車幅方向中心線C1からキャニスタ34の右端面(一端面)までの距離D1は、中心線C1から左端面(他端面)までの距離D2よりも小さい。
パージチューブ52の途中に、パージチューブ52内のパージ流路を開閉する開閉弁56が設けられている。開閉弁56は、キャニスタ34の前方で、燃料タンク15の後方に配置されている。パージチューブ52の他端は、スロットルボディ28(図1)に接続されている。すなわち、パージ流路は、吸気通路とキャニスタ空間とを接続する。
開閉弁56は、ドレン出口部44とブリーザ出口部48との間に配置されている。これにより、各出口部44,48に接続されるチューブ42,46と開閉弁56との干渉を防いで、燃料タンク15とキャニスタ34との間の上下方向空間を有効利用できる。開閉弁56は、制御装置の駆動指令に基づいて、開閉制御される。制御装置は、車体状態を判断して、キャニスタ34に吸着した蒸散ガスをエンジンEへ導く吸引条件が満たされているか否かを判断する。吸引条件が満たされると、制御装置は、パージ流路を開くように駆動指令を与える。制御装置は、駆動指令が与えられていない自然状態では、パージ流路を閉じるように構成されている。
ブリーザチューブ46は、キャニスタ34と燃料タンク15とを接続する上流側チューブを構成し、パージチューブ52は、エンジンEとキャニスタ34とを接続する下流側チューブを構成している。ブリーザチューブ46およびパージチューブ52は、容易に取り回しできるようにフレキシブルであることが求められる。さらに、ブリーザチューブ46およびパージチューブ52は、蒸散ガスの放出を防ぐために、特殊な処理が施される。そのため、ブリーザチューブ46およびパージチューブ52は、一般的なゴムチューブに比べてチューブ長を短くした場合の製造コストの削減効果が高い。
また、燃料タンク15の後面のブリーザ出口部48が、上流側チューブ46の一端46aが接続されるタンク側接続部を構成し、キャニスタ34のキャニスタ入口部50が、上流側チューブ46の他端46bが接続されるキャニスタ側接続部を構成している。ブリーザ出口部48およびキャニスタ入口部50は、車体の車幅方向中心線C1に対して、車幅方向一方側、本実施形態では右側に配置されている。
図4に示すように、キャニスタ入口部50が、バッテリ36の下面、すなわちケース下面よりも上方で、燃料タンク15の下面よりも上方に位置している。また、キャニスタ34の下面が、燃料タンク15の下面よりも上方に位置している。
燃料タンク15内で蒸発した燃料蒸気は、ブリーザチューブ46を通ってキャニスタ34内に導入され、活性炭35(図3)に吸着される。エンジン駆動時には、ピストンによる吸引により活性炭35に吸着された蒸気は、脱着された後、パージチューブ52を通って、図1のスロットルボディ28の吸気通路に供給され、エンジンEで燃焼される。
バッテリ36は、装備品ケースの一種であるバッテリケース55内に収納されている。図5に示すように、バッテリケース55は、前壁55a、後壁55b、左右の側壁55c,55cおよび底壁55dとを有している。これらの壁55a,55b,55c,55c,55dにより上方に開口したバッテリ収納空間57が形成されている。この開口が、つまり、装備品は上方から着脱される。アクセス開口は上方に開口する。バッテリケース55の前壁55aの上端は、キャニスタ34の上端よりも上方に位置する。
キャニスタ34は、車体の左側にオフセットして配置されている。本実施形態では、キャニスタ34は、バッテリケース55の車幅方向中心に対して、左側にオフセットして配置されている。これにより、キャニスタ入口部50と車体フレームFRとの間に空間を確保し易く、ブリーザチューブ46の曲率半径を大きくしやすい。その結果、ブリーザチューブ46の配線作業が容易になる。
バッテリケース55は、前壁55aから前方に延びる支持枠58を有している。支持枠58は、上壁58aおよび左右の側壁58b,58bを有している。これら上壁58aおよび左右の側壁58b,58bと、バッテリケース55の前壁55aとにより、キャニスタ収納空間60が形成されている。図6に示すように、キャニスタ収納空間60は、前方および下方に開口している。
支持枠58の上壁58aの上端は、キャニスタ34の上端よりも上方に位置し、前壁55aの上部から前方に向かって延びる。上壁58aは、前後方向に交差する方向に延びる平面に沿う平板状に形成されている。本実施形態では、上壁58aは、水平に延びる。左右の側壁58bは、前壁55aの左右方向両側から前方に向かって延びる。左右の側壁58bは、車幅方向に垂直な方向に延びる平面に沿う平板状に形成されている。左右の側壁58bは、キャニスタ34よりも車幅方向外側に位置する。上壁58aおよび左右の側壁58bによって、キャニスタ34の上面および左右面がそれぞれ覆われる。
キャニスタ34を収納するキャニスタ収納空間60とバッテリ収納空間57とが、図5のバッテリケース55の前壁55aにより仕切られている。つまり、バッテリケース55の前壁55aが、キャニスタ34とバッテリ36とを仕切る仕切り壁を構成している。
キャニスタ収納空間60は、バッテリ収納空間57上方開口の前方に隣接しており、上壁58aにより上方から塞がれている。これら前壁55aおよび上壁58aにより、キャニスタ34は、車体に装着された状態のバッテリ36および着脱時のバッテリ36と接触しないように仕切られている。つまり、前壁55aがキャニスタ収納空間60とバッテリ収納空間57とを前後方向に仕切るとともに、上壁58aが、キャニスタ収納空間60とバッテリ収納空間57の上方の空間とを仕切っている。
このように、バッテリケース55の前壁55aが仕切り壁を構成し、バッテリケース55が上方に開口するバッテリ収納空間57を構成し、支持枠58が下方に開口するキャニスタ収納空間60を構成している。これにより、バッテリケース55、前壁55aおよび支持枠58を上下割りの単純な成形型で同時に成形できる。
バッテリケース55の後端部に、上下方向を向く第1挿通孔62が設けられている。本実施形態では、第1挿通孔62は、車幅方向の両端部に1つずつ、計2つ設けられている。詳細には、バッテリケース55の後壁55bと側壁55cに連なる上下方向を向いた取付面63が形成され、この取付面63に第1挿通孔62が形成されている。
バッテリケース55の底壁55dに、上下方向を向く第2挿通孔64が設けられている。本実施形態では、第2挿通孔64は、底壁55dの後部における車幅方向の両端部に1つずつ、計2つ設けられている。
バッテリケース55の支持枠58の上壁58aの前端部に、上下方向を向く第1ねじ孔66が設けられている。本実施形態では、第1ねじ孔66は、上壁58aの前端部における車幅方向中央部に車幅方向に並んで2つ設けられている。各第1ねじ孔66は、金属製のナットのインサート成形により上方からねじ体が螺合されるように形成されている。
支持枠58の上壁58aの後部に、下方を向く第2ねじ孔68が設けられている。本実施形態では、第2ねじ孔68は、上壁58aの後部における車幅方向右側部に設けられている。第2ねじ孔68は、上壁58aの下面から下方に突出するボス部67(図7)が型成形により一体形成され、このボス部67に第2ねじ孔68が、下方からねじ体が螺合されるように形成されている。
バッテリケース55の底壁55dの前端部に、下方を向く第3ねじ孔70が設けられている。本実施形態では、第3ねじ孔70は、底壁55dにおける前端部の車幅方向左側部に設けられている。詳細には、バッテリケース55の底壁55dに、上方に突出するボス部71が型成形により一体形成され、このボス部71に第3ねじ孔70が、下方からねじ体が螺合されるように形成されている。
図7に示すように、バッテリケース55の支持枠58に、キャニスタ34が支持されている。詳細には、キャニスタ34はホルダ69に保持され、ホルダ69が支持枠58に着脱自在に取り付けられている。つまり、バッテリケース55の支持枠58が、キャニスタを支持するキャニスタ支持部58を構成している。
ホルダ69は、平面視で車幅方向に長手方向を有する矩形で、前壁69a、右側壁69bおよび底壁69cを有している。キャニスタ34は、ホルダ69の底壁69cに載置され、ゴムバンド72によりホルダ69に保持されている。図8に示すように、ゴムバンド72は、ホルダ69の前壁69aと底壁69cに設けられた係止爪69dに係止されている。ホルダ69の右側壁69bに、チューブ用開口74が形成されており、このチューブ用開口74をブリーザチューブ46およびパージチューブ52が通過する。
換言すれば、ホルダ69の右側端面に、キャニスタ34の出口と入口付近で車幅方向貫通する貫通孔が形成されており、この貫通孔をチューブ46,52が挿通される。上側壁、右側壁でチューブ46,52の接続部分を覆うことで、接続部分への不所望なアクセスを防ぐことができる。
ホルダ69の前壁69aに、前方に突出する円筒状の取付部76が設けられている。この取付部76の先端に、前方を向く第4ねじ孔76aが形成されている。ホルダ69の右側壁69bに、左側方へ延びる第1取付片78が設けられている。第1取付片78は、右側壁69bの後端部の上端部に形成されている。この第1取付片78に、上下方向を向く第3挿通孔78aが形成されている。
ホルダ69の底壁69cに、下方へ延びる第2取付片80が設けられている。第2取付片80は、底壁69cの後端部の左端部(紙面の奥側)に形成されている。第2取付片80は、下方に延びた後、後方に延びて上方を向く取付面80aが構成されている。この取付面80aに、上下方向を向く第4挿通孔80bが形成されている。
ホルダ69は、図7に示す取付金具82を介して、バッテリケース55の支持枠58に取り付けられる。取付金具82は、板金を折り曲げ加工することで構成されている。詳細には、取付金具82は、車幅方向に延びる第1平面部84と、第1平面部84から下方に折り曲げられて上下方向に延びる第2平面部86と、第2平面部88から前方に折り曲げられて前後方向に延びる第3平面部88とを有している。
第1平面部84に、上下方向を向く第5挿通孔84aが車幅方向に並んで2つ形成されている。第2平面部86の下端部に、前後方向を向く第6挿通孔86aが形成されている。第3平面部88に、車幅方向を向く第7挿通孔88aが形成されている。
取付金具82の第6挿通孔86aに、前方から締結部材90が挿通され、ホルダ69の取付部76の第4ねじ孔76aに締め付けられている。取付金具82の第7挿通孔88aに、開閉弁56に固定されたねじ体92が左側方から挿通され、このねじ体92にナット94が締め付けられている。さらに、取付金具82の各第5挿通孔84aに、上方から締結部材96が挿通され、バッテリケース55の支持枠58の第1ねじ孔66に締め付けられている。これにより、取付金具82を介してホルダ69の前部が支持枠58に支持されるとともに、取付金具82を介して開閉弁56が支持枠58に支持される。開閉弁56は、空気でキャニスタ出口部54をパージする際に開弁される。このように、バッテリケース55の支持枠58は、開閉弁56を支持する開閉弁支持部も構成している。
ホルダ69の第1取付片78の第3挿通孔78aに、下方から締結部材98が挿通され、バッテリケース55の前側の支持枠58の第2ねじ孔68に締め付けられている。図8に示すホルダ69の第2取付片80の第4挿通孔80bに、下方から締結部材100が挿通され、バッテリケース55の第3ねじ孔70(図5)に締め付けられている。これにより、ホルダ69の後部がバッテリケース55に支持される。
図3に示すように、バッテリケース55の後部の第1挿通孔62(図5)に、上方から締結部材102が挿通され、リヤフェンダ41に形成されたねじ孔(図示せず)に締め付けられている。これにより、バッテリケース55の後部が車体に支持されている。
バッテリケース55の前後方向中間部は、図9に示すように、左右一対の支持金具104を介してリヤフレーム2に下方から支持されている。各支持金具104は、同乗者用の前記ステップブラケット38(図1)を支持するブラケット支持部106に設けられている。
各ブラケット支持部106は、リヤフレーム2の補強レール2bの下面に溶接で固着されており、車幅方向外側の外側部材108と車幅方向内側の内側部材110とを溶接で接合することで構成されている。外側部材108および内側部材110は板金製で、互いに溶接で接合されるとともに、それぞれが補強レール2bに溶接で固着されている。これにより、ブラケット支持部106の強度が向上する。
外側部材108および内側部材110に両方を貫通して車幅方向延びる円筒パイプ112が、外側部材108および内側部材110に溶接されている。円筒パイプ112は、前後方向に並んで2つ設けられている。この円筒パイプ112に、前記ボルト40(図1)が締結されるねじ孔112a(図10)が形成されている。
内側部材110の後端部に、車幅方向内側に延びる前述の支持金具104が形成されている。支持金具104は、内側部材110を車幅方向内側に折り曲げることで形成されている。図10に示すように、支持金具104に、上下方向を向く第5ねじ孔104aが形成されている。本実施形態では、第5ねじ孔は溶接ナットで構成されている。
バッテリケース55の底壁55dの第2挿通孔64に、上方から締結部材114が挿通され、支持金具104の第5ねじ孔104aに締め付けられる。これにより、バッテリケース55が下方からリヤフレーム2に支持される。
上記構成によれば、図3に示すキャニスタ34とバッテリ36とが前壁55aによって仕切られているので、バッテリ36の着脱時にバッテリ36や工具がキャニスタ34に接触するのを防ぐことができる。また、燃料タンク15の後方で、バッテリ36よりも燃料タンク15寄りにキャニスタ34が配置されているので、ブリーザチューブ46およびパージチュ52を短くできる。他の一般のチューブを短くする場合に比べて、ブリーザチューブ46を短くすることによる費用削減効果は大きい。
また、バッテリ36を収納するバッテリケース55の前壁55aが仕切り壁を兼ねるので、部品点数が低減され、構造も簡単になる。
さらに、バッテリケース55の支持枠58が、キャニスタ34を支持するキャニスタ支持部を兼ねるので、部品点数がさらに低減され、構造も一層簡単になる。また、キャニスタ支持部を支持枠58に対して別途形成する場合に比べて、バッテリケース55とキャニスタ34との相対位置のずれを防いで、キャニスタ34をバッテリケース55に近接して配置し易い。
さらに、バッテリケース55の支持枠58が、開閉弁56を支持する開閉弁支持部を兼ねるので、部品点数が低減され、構造が簡単になる。また、開閉弁支持部を別途形成する場合に比べて、キャニスタ34とパージチューブ52との相対位置のずれを防いで、開閉弁56をキャニスタ34に近接して配置し易い。
上記実施形態では、図7に示す取付金具82に、キャニスタ34を保持したホルダ69と開閉弁56とを取り付けてサブアッシを構成し、このサブアッシをバッテリケース55に取り付ける。つづいて、バッテリケース55を車体に取り付け、バッテリケース55にバッテリ36を収納する。したがって、サブアッシの段階で、キャニスタ34と開閉弁56との間の配管は完結しているので、車体に取り付けた後に配管をする必要がない。また、バッテリケース55を車体に取り付けることで、キャニスタ34および開閉弁56も車体に配置される。よって、取付工数、配管工数が低減する。
図4に示すキャニスタ34のキャニスタ入口部50が、バッテリ36の下面よりも上方で、燃料タンク15の下面よりも上方に位置している。これにより、キャニスタ入口部50がライダー用シート18の下方で可及的に上方に位置するので、ブリーザチューブ46が上下方向に長くなるのを防ぐことができ、ブリーザチューブ46を短くできる。
図3に示す燃料タンク15のブリーザ出口部48およびキャニスタ34のキャニスタ入口部50が、車体の車幅方向中心線C1に対して、車幅方向右側にそれぞれ位置している。これにより、ブリーザチューブ46が車幅方向に長くなるのを防ぐことができ、ブリーザチューブ46を短くできる。
キャニスタ34の右端面にキャニスタ入口部50が形成され、車体の車幅方向中心線C1からキャニスタ34の右端面までの距離D1が、車幅方向中心線C2からキャニスタ34の左端面までの距離D2よりも小さい。これにより、ブリーザチューブ46が車幅方向に長くなるのを防ぐことができ、ブリーザチューブ46を短くできる。
図9に示すように、バッテリケース36が、同乗者用のステップブラケット38(図1)を支持するブラケット支持部106に支持されている。このように、ステップブラケット38を支持するためのブラケット支持部106が、バッテリケース36の支持を兼ねるので、部品点数が低減される。
キャニスタ34が支持枠58で覆われているので、転倒時などに燃料がチューブ46を通過してキャニスタ34に進入した場合でも、バッテリケース55への燃料の浸入が防がれる。
キャニスタ34の長手方向が車幅方向を向いているので、キャニスタ34の前後方向寸法が大形化するのを抑制できる。これにより、バッテリ36と燃料タンク15との間の狭い前後方向スペースに、キャニスタ34を配置し易い。キャニスタ入口部50とキャニスタ出口部54とが、平面視で重なっているので、これに接続されるチューブ46,52も上下方向に重なる。これにより、省スペース化を図ることができる。燃料タンク15とキャニスタ34とを接続するブリーザチューブ46と、キャニスタ34と開閉弁56とを接続するパージチューブ52とは、平面視で大部分が重なるように配置されている。
メインハーネスが車幅方向他側方である左側に配置され、前後方向に延びている。開閉弁56のコネクタを左側に向けることで、メインハーネスから開閉弁56までの配線を短くできる。キャニスタ34と開閉弁56とを接続するパージチューブ52および開閉弁56とスロットルボディ28とを接続するパージチューブ52が、車幅方向一側方である右側に配置されている。これにより、メインハーネスとパージチューブ52との干渉を防ぐことができる。
上記実施形態では、車体に対して着脱自在に取り付けられる装備品を収納する「装備品ケース」について説明したが、装備品ケースに限定されず、例えば、ライダー用グローブのような収容物を収容するケースであってもよい。この場合、収容ケースが上方に開口し、キャニスタ側接続部(キャニスタ入口部50)が収容ケースの下面よりも上方に位置している。これにより、これにより、キャニスタ入口部50がライダー用シート18の下方で可及的に上方に位置するので、ブリーザチューブ46が上下方向に長くなるのを防ぐことができ、ブリーザチューブ46を短くできる。
収容ケースは、ライダー用シート18の下方に設けられる。収容ケースには、装備品の少なくとも一つが収容される。ライダー用シート18が車体から取り外されることで、収容ケースが上方に開放されて、収容ケースに収容される装備品が取り出し可能となる。キャニスタ34は、燃料タンク15より後方で、収容ケースの前壁よりも前方に配置される。すなわち、キャニスタ34は装備品よりも前方に配置される。また、バッテリ36と収容ケースが別の場所に配置されていてもよい。
タンク側接続部48が左側に配置される場合、キャニスタ入口部50を左側に配置してもよく、キャニスタ34を左側にオフセットしてもよい。キャニスタ34が、燃料タンク15の近傍でシート18の下方に配置されていればよく、エンジンの形式は限定されない。例えば、エンジンは、単気筒エンジンであってもよく、V形エンジンであってもよい。装備品の長手方向と、キャニスタ34の長手方向とが平行になるように配置してもよい。このような配置とすることで、装備品とキャニスタ34とを合わせた寸法が大形化するのを防ぐことができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。上記実施形態では、自動二輪車について説明したが、自動二輪車以外の鞍乗型車両、例えば、三輪車、四輪バギー等であってもよい。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
6 ハンドル
15 燃料タンク
18 ライダー用シート
34 キャニスタ
36 バッテリ(装備品)
37 同乗者用のフットステップ
38 ステップブラケット
46 ブリーザチューブ(上流側チューブ)
48 ブリーザ出口部(タンク側接続部)
50 キャニスタ入口部(キャニスタ側接続部)
52 パージチューブ(下流側チューブ)
55 バッテリケース(装備品ケース)
55a 前壁(仕切り壁)
56 開閉弁
58 支持枠(キャニスタ支持部、開閉弁支持部)

Claims (10)

  1. ハンドルとライダー用シートとの間に配置された燃料タンクと、
    前記ライダー用シートの下方に配置され、車体に対して着脱自在に取り付けられた装備品と、
    前記燃料タンクと前記装備品との間に配置されたキャニスタと、
    前記キャニスタと前記燃料タンクとを接続する上流側チューブと、を備え、
    前記燃料タンクの後面に、前記上流側チューブの一端が接続されるタンク側接続部が形成され、
    前記キャニスタに、前記上流側チューブの他端が接続されるキャニスタ側接続部が形成され、
    前記キャニスタと前記装備品とが、仕切り壁によって仕切られている鞍乗型車両。
  2. 請求項1に記載の鞍乗型車両において、さらに、前記装備品が収納される装備品ケースを備え、
    前記装備品ケースの前部が、前記仕切り壁の少なくとも一部を構成している鞍乗型車両。
  3. 請求項1または2に記載の鞍乗型車両において、さらに、前記装備品が収納される装備品ケースを備え、
    前記装備品ケースが、前記キャニスタを支持するキャニスタ支持部を有している鞍乗型車両。
  4. 請求項3に記載の鞍乗型車両において、さらに、エンジンと前記キャニスタとを接続する下流側チューブと、
    前記下流側チューブに設けられて、前記下流側チューブ内の流路を開閉する開閉弁と、を備え、
    前記装備品ケースが、前記開閉弁を支持する開閉弁支持部を有している鞍乗型車両。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両において、前記キャニスタ側接続部が、前記装備品の下面よりも上方に位置している鞍乗型車両。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の鞍乗型車両において、前記キャニスタ側接続部が、前記燃料タンクの下面よりも上方に位置している鞍乗型車両。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の鞍乗型車両において、前記タンク側接続部および前記キャニスタ側接続部が、車体の車幅方向中心線に対して、車幅方向一方側にそれぞれ位置している鞍乗型車両。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の鞍乗型車両において、前記タンク側接続部が、車体の車幅方向中心線に対して、車幅方向一方側に配置され、
    前記キャニスタは、長手方向が車幅方向を向いた箱状に形成され、
    前記キャニスタの車幅方向一方側の一端部に、前記キャニスタ側接続部が形成され、
    車体の車幅方向中心線から前記キャニスタの車幅方向一方側の一端面までの距離が、車体の車幅方向中心線から前記キャニスタの車幅方向他方側の他端面までの距離よりも小さい鞍乗型車両。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の鞍乗型車両において、さらに、前記装備品が収納される装備品ケースを備え、
    前記装備品ケースが、同乗者用のフットステップを支持するステップブラケットに支持されている鞍乗型車両。
  10. ハンドルとライダー用シートとの間に配置された燃料タンクと、
    前記ライダー用シートの下方に配置されて、収容物が収容される収容ケースと、
    前記燃料タンクと前記収容ケースの前面との間に配置されたキャニスタと、
    前記キャニスタと前記燃料タンクとを接続する上流側チューブと、を備え、
    前記燃料タンクの後面に、前記上流側チューブの一端が接続されるタンク側接続部が形成され、
    前記キャニスタに、前記上流側チューブの他端が接続されるキャニスタ側接続部が形成され、
    前記収容ケースは上方に開口し、前記キャニスタ側接続部が前記収容ケースの下面よりも上方に位置している鞍乗型車両。
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