JPWO2020050096A1 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

車体フレームに、燃料タンクからの気化燃料を吸着するキャニスタと、バッテリを収容可能な電装品収容ケースとが支持される鞍乗り型車両において、車体フレーム(F)に取付けられる電装品収容ケース(20)に、前側壁(24b)を後上がりに傾斜させたバッテリ(24)を収容するバッテリ収容部(21)と、前側壁(24b)に沿って配置されるキャニスタ(28)を収容するキャニスタ収容部(22)とが、車幅方向外側に開放して形成される。これにより、バッテリおよびキャニスタを、その組み付け性および位置決め性の向上を図りながらコンパクトに配置することができる。

Description

本発明は、車体フレームに、内燃機関および燃料タンクが搭載されるとともに、前記燃料タンクからの気化燃料を吸着するキャニスタと、バッテリを収容可能な電装品収容ケースとが支持される鞍乗り型車両に関する。
車体フレームに、バッテリを収容する電装品収容ケースが支持され、前記バッテリと車両前後方向に並ぶキャニスタが、前記電装品収容ケースの前部にゴムバンドで取付けられるようにした自動二輪車が、特許文献1で知られている。
日本特開2015−155245号公報
ところが、上記特許文献1で開示されるものでは、バッテリが電装品収容ケースに車幅方向外側から抜き差し可能に収容されるものの、キャニスタは、電装品収容ケースの後部に、車両前後方向後方から取付けられており、バッテリおよびキャニスタの組み付け性および位置決め性が課題となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、バッテリおよびキャニスタを、その組み付け性および位置決め性の向上を図りながらコンパクトに配置し得るようにした鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車体フレームに、内燃機関および燃料タンクが搭載されるとともに、前記燃料タンクからの気化燃料を吸着するキャニスタと、バッテリを収容可能な電装品収容ケースとが支持される鞍乗り型車両において、前記車体フレームに取付けられる前記電装品収容ケースに、前側壁を後上がりに傾斜させたバッテリを収容するバッテリ収容部と、前記前側壁に沿って配置される前記キャニスタを収容するキャニスタ収容部とが、車幅方向外側に開放した形状で形成されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記電装品収容ケースに、前記キャニスタを保持するキャニスタホルダが有する係止孔に車幅方向で挿通される保持リブが突設されることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記キャニスタに接続される大気開放管路の先端開口部を保持する管路保持部が、側面視で前記バッテリの下方に配置されるようにして前記電装品収容ケースの下部に形成されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記キャニスタが、前記バッテリの前記前側壁に対向する筒状の側壁と、当該側壁の上下両端部に直角にそれぞれ連設されて前上がりに傾斜した上端壁および下端壁とを有し、前記前側壁の上端部が前記上端壁の後端部よりも上方に配置され、側面視で前記上端壁の後端部よりも上方に配置される端子が、前記バッテリの前側上部に設けられることを第4の特徴とする。
本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、前記電装品収容ケースは、前記バッテリ収容部および前記キャニスタ収容部の底部を構成しつつ前上がりに傾斜した底壁を有し、前記バッテリ収容部に収容される前記バッテリならびに前記キャニスタ収容部に収容される前記キャニスタの長手方向が、前記底壁に直交しつつ相互に平行に設定されることを第5の特徴とする。
本発明は、第1〜第5の特徴の構成のいずれかに加えて、前記キャニスタが、側面視で前記内燃機関の機関本体と、前記燃料タンクとの間に配置されることを第6の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第6の特徴の構成のいずれかに加えて、前記電装品収容ケースに、前記キャニスタを前記バッテリとの間に挟む位置に配置されるスタータマグネットスイッチを収容するスイッチ収容部が形成されることを第7の特徴とする。
なお実施の形態の第1の係止孔30が本発明の係止孔に対応し、実施の形態の第1の保持リブ31が本発明の保持リブに対応し、実施の形態の大気開放用ホース44が本発明の大気開放管路に対応する。
本発明の第1の特徴によれば、電装品収容ケースが、車幅方向外側に開放した形状のバッテリ収容部およびキャニスタ収容部を有し、前側壁を後上がりに傾斜させたバッテリと、当該バッテリの前側壁に沿って配置されるキャニスタとがバッテリ収容部およびキャニスタ収容部に収容されるので、バッテリおよびキャニスタをコンパクトに配置することができるとともに、バッテリ収容部およびキャニスタ収容部に、車幅方向外方からバッテリおよびキャニスタを抜き差し可能であり、位置決め性を高めることができるとともに、メンテナンス性を高めつつ組み付け性を高めることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、キャニスタを保持するキャニスタホルダが有する係止孔に、電装品収容ケースに突設された保持リブが車幅方向で挿通されるので、キャニスタ収容部へのキャニスタの車幅方向外方からの抜き差しを可能としつつキャニスタを確実に位置決めして電装品収容ケースに簡単に取付けることができる。
本発明の第3の特徴によれば、キャニスタに接続される大気開放管路の先端開口部が、側面視で前記バッテリの下方に配置されるようにして電装品収容ケースに形成される管路保持部で保持されるので、大気開放管路から凝縮燃料等の異物が排出されたとしてもバッテリに影響が及ぶことはない。
本発明の第4の特徴によれば、前上がりに傾斜したキャニスタの上端壁の後端部よりも上方にバッテリの前側壁の上端部が在り、バッテリの前側上部に設けられる端子が側面視で前記上端壁の後端部よりも上方に配置されるので、前記キャニスタの上端壁を何らかの理由で滴下した液体が後方側に流れたとしてもその液体が端子に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
本発明の第5の特徴によれば、電装品収容ケースは、バッテリ収容部およびキャニスタ収容部の底部を構成して前上がりに傾斜した底壁を有し、バッテリおよびキャニスタの長手方向が、底壁に直交しつつ相互に平行に設定されるので、電装品収容ケースにバッテリおよびキャニスタをスペース効率よく収容することができる。
本発明の第6の特徴によれば、キャニスタが、側面視で機関本体および燃料タンク間に配置されるので、燃料タンクおよびキャニスタ間の配管の短縮化を図ることができる。
さらに本発明の第7の特徴によれば、電装品収容ケースに、スタータマグネットスイッチを収容するスイッチ収容部が形成され、スタータマグネットスイッチがキャニスタをバッテリとの間に挟む位置に配置されるので、電装品収容ケースに電装品をよりコンパクトに配置することができるとともに、キャニスタの斜め前上方にスタータマグネットスイッチが配置されることでキャニスタからの滴下物がスタータマグネットスイッチにかかることを防止することができる。
図1は自動二輪車の左側面図である。(第1の実施の形態) 図2はサイドカバーを外した状態で図1の要部を示す拡大側面図である。(第1の実施の形態) 図3は電装品収容ケースの側面図である。(第1の実施の形態) 図4は電装品収容ケースの斜視図である。(第1の実施の形態) 図5は図2の5−5線断面図である。(第1の実施の形態)
11・・・機関本体
13・・・燃料タンク
20・・・電装品収容ケース
20a・・・底壁
21・・・バッテリ収容部
22・・・キャニスタ収容部
23・・・スイッチ収容部
24・・・バッテリ
24a・・・天井壁
24b・・・バッテリの前側壁
24ba・・・前側壁の上端部
27・・・端子
28・・・キャニスタ
28a・・・キャニスタの側壁
28b・・・キャニスタの上端壁
28ba・・・上端壁の後端部
28c・・・キャニスタの下端壁
29・・・キャニスタホルダ
30・・・係止孔
31・・・保持リブ
44・・・大気開放管路である大気開放用ホース
45・・・管路保持部
50・・・スタータマグネットスイッチ
E・・・内燃機関
F・・・車体フレーム
本発明の実施の形態について添付の図1〜図5を参照しながら説明するが、以下の説明で前後、左右および上下は自動二輪車に乗車した乗員から見た方向を言うものとする。
第1の実施の形態
先ず図1において、鞍乗り型車両である自動二輪車の車体フレームFがその前端部に有するヘッドパイプ5には、前輪WFを軸支するフロントフォーク6および操向ハンドル7が操向可能に支持され、後輪WRを後端部で軸支するスイングアーム8の前端部が前記車体フレームFの前後方向中間部に揺動可能に支持され、前記車体フレームFおよび前記スイングアーム8間にはリヤクッションユニット10が設けられる。
前記後輪WRを駆動する動力を発揮するようにして前記車体フレームFに搭載される内燃機関Eの機関本体11は、前記前輪WFおよび前記後輪WR間で前記車体フレームFに支持されており、この機関本体11の上方に配置される燃料タンク13と、当該燃料タンク13の後方に配置される乗車用シート14とが前記車体フレームFに支持される。
図2を併せて参照して、前記車体フレームFは、前記燃料タンク13を支持するようにして前記ヘッドパイプ5から後下がりに延びるメインフレーム15と、当該メインフレーム15の後端部から下方に延びる左右一対のピボットフレーム16と、前記乗車用シート14を支持するようにして前記メインフレーム15の後端部から後方に延びる左右一対のシフトフレーム17と、後上がりに延びて前記ピボットフレーム16および前記シフトフレーム17間を結ぶ左右一対のリヤフレーム18とを備え、前記スイングアーム8の前端部は前記ピボットフレーム16の下部に揺動可能に支持される。
前記車体フレームFの車幅方向左側において側面視で前記燃料タンク13の後部および前記乗車用シート14の前部よりも下方かつ車両前後方向で前記機関本体11および前記後輪WR間には、前記車体フレームFに取付けられる電装品収容ケース20が配置されており、この実施の形態で前記電装品収容ケース20は、側面視で前記ピボットフレーム16、前記シートフレーム17および前記リヤフレーム18で構成される三角形内に大部分が配置されるようにして、前記ピボットフレーム16および前記リヤフレーム18に取付けられる。
図3および図4を併せて参照して、前記電装品収容ケース20には、車両前後方向に沿う後方側から前方側に向かって順に配置されるバッテリ収容部21、キャニスタ収容部22およびスイッチ収容部23が、車幅方向外側に開放するようにして相互に隣接して形成される。
前記バッテリ収容部21は、車幅方向内方に凹んだ形状を有しており、このバッテリ収容部21に車幅方向外側から収容されるバッテリ24は取付け金具25をボルト26で前記電装品収容ケース20に締結することで当該電装品収容ケース20に固定される。しかも前記ボルト26による締結位置は、車幅方向外方からボルト26を回転操作可能な位置に設定されており、バッテリ収容部21には、バッテリ24を車幅方向外方から抜き差しすることが可能である。
ところで前記バッテリ24は、天井壁24aと、その天井壁24aの前端部に上端部24baが直角に連なる前側壁24bとを有し、当該バッテリ24は、前記前側壁24bを後上がりに傾斜させた姿勢、すなわち前記天井壁24aを前上がりに傾斜させた姿勢で前記バッテリ収容部21に収容される。このバッテリ24の前側上部すなわち前記天井壁24aの前部には、前記前側壁24bよりも前方に一部を突出させるようにして端子27が設けられており、この端子27には、前記電装品収容ケース20の前方側下方に配置されて前記機関本体11に配設されているスタータモータ56に連なる導線57が接続される。
また前記キャニスタ収容部22は、車幅方向内方に凹んだ形状を有しつつ前記バッテリ収容部21の車両前後方向前方に隣接して配置されており、このキャニスタ収容部22には、前記燃料タンク13からの気化燃料を吸着するキャニスタ28を車幅方向外方から収容可能である。
ところで前記キャニスタ28は、円筒状の側壁28aと、その側壁28aの長手方向両端部に直角に連なる上端壁28bおよび下端壁28cとを有しており、前記側壁28aに装着されてキャニスタ28を保持するゴム製のキャニスタホルダ29が有する一対のスリット状である第1の係止孔30に、車両前後方向で前記キャニスタ収容部22の前後両端部で前記電装品収容ケース20に突設される一対の第1の保持リブ31が挿通されることにより、前記キャニスタ収容部22に収容されたキャニスタ28が前記電装品収容ケース20に固定的に保持されることになる。
しかも前記第1の保持リブ31は車幅方向に延びるように形成されており、前記キャニスタホルダ29を車幅方向に動かすことで前記第1の保持リブ31の前記第1の係止孔30への挿通、離脱を切り替えることができ、キャニスタ収容部22には、キャニスタ28を車幅方向外方から抜き差しすることが可能である。また前記キャニスタ収容部22に収容された状態で前記キャニスタ28の側壁28aは、前記バッテリ収容部21に収容された前記バッテリ24の前記前側壁24bに沿って配置されることになる。
前記キャニスタ収容部22に収容された状態で前記キャニスタ28の前記上端壁28bおよび前記下端壁28cは、それぞれ前上がりに傾斜しており、前記バッテリ24の前側壁24bの上端部24baは、前記上端壁28bの後端部28baよりも上方に配置され、前記端子27は、前記前側壁24bの上端部24baに直角に連なる前記天井壁24aの前部に、側面視で前記上端壁28bの後端部28baよりも上方に配置されるようにして設けられる。すなわち側面視で前記上端壁28bの後端部28baを通る仮想水平線Lは、前記バッテリ24の前記前側壁24bの上端部24baよりも下方を通り、前記端子27よりも下方を通ることになる。
また前記電装品収容ケース20は、前記バッテリ収容部21および前記キャニスタ収容部22の底部を構成して前上がりに傾斜した底壁20aを有し、前記バッテリ収容部21に収容される前記バッテリ24ならびに前記キャニスタ収容部22に収容される前記キャニスタ28の長手方向が、前記底壁20aに直交しつつ相互に平行に設定される。
前記キャニスタ収容部22に収容された前記キャニスタ28は、図2で明示するように、側面視で前記内燃機関Eの前記機関本体11と、前記燃料タンク13との間に配置される。
また前記キャニスタ28の前記上端壁28bには、チャージ用接続管32と、このチャージ用接続管32よりも下方に配置されるパージ用接続管33とが突設され、前記チャージ用接続管32に一端部が連なるチャージ用ホース34は、前記燃料タンク13まで上方に延出される。また前記パージ用接続管33に一端部が連なる第1のパージ用ホース34は、前記電装品収容ケース20の前方かつ前記キャニスタ28の上方で前記メインフレーム15に取付けられた制御弁36に接続される。一方、前記内燃機関Eにおける機関本体11の一部を構成するシリンダヘッド12の後壁12aには、当該後壁12aに接続される吸気管38を含む吸気系39が接続されており、前記制御弁36および前記吸気系39間が第2のパージ用ホース37で接続される。
図5を併せて参照して、前記電装品収容ケース20の前記底壁20aは、前記キャニスタ28における前記下端壁28cの外周の略半周を支持するように形成されており、前記底壁20aで覆われない部分で前記下端壁28cには、ドレン用接続管41および大気導入用接続管42が突設される。前記ドレン用接続管41に一端部が連なるドレン用ホース43は、前記電装品収容ケース20の下方を通って後方に延出される。
また前記キャニスタ28に大気を導入する大気開放管路である大気開放用ホース44の一端部は前記大気導入用接続管42に接続され、前記電装品収容ケース20の下方に延出された前記大気開放用ホース44の先端開口部44aは、路面からの浸水を防止するために側面視で前記機関本体11におけるクランクケース59の上方かつ前記バッテリ24の下方に配置されるようにして前記電装品収容ケース20の下部に形成される管路保持部45で保持される。
前記管路保持部45は、前記バッテリ収容部21および前記キャニスタ収容部22の境界付近で前記底壁20aから下方に突出するとともに前記大気開放用ホース44を挿通、保持する保持孔46を有する保持壁47と、その保持壁47から車幅方向後方側に間隔をあけた位置で前記大気開放用ホース44の先端開口部44aに当接する一対の規制リブ48とで構成され、前記保持壁47を貫通した前記大気開放用ホース44の先端部を下方および前方から囲むようにして前記底壁20aに連設される包囲壁49に前記規制リブ48が突設される。
前記保持壁47および前記包囲壁49により、前記バッテリ収容部21の下方に当該バッテリ収容部21とは区画された大気開放用ホース収容部58が形成され、前記前記大気開放用ホース44の先端開口部44aは当該大気開放用ホース収容部58に収容されることなる。これにより前記大気開放用ホース収容部58から凝縮燃料等の異物が万一漏出したとしてもその液体が前記バッテリ収容部21側に入り込むことはない。
再び図2において、前記電装品収容ケース20のスイッチ収容部23には、前記キャニスタ28を前記バッテリ24との間に挟む位置に配置されるスタータマグネットスイッチ50が収容される。このスタータマグネットスイッチ50に装着されるゴム製のスイッチホルダ51は、一対のスリット状である第2の係止孔52を有しており、車両前後方向で前記スイッチ収容部23の前後両端部で前記電装品収容ケース20に突設される一対の第2の保持リブ53が前記第2の係止孔52に挿通されることにより、前記スイッチ収容部23に収容されたスタータマグネットスイッチ50が前記電装品収容ケース20に固定的に保持されることになる。
しかも前記第2の保持リブ53は車幅方向に延びるように形成されており、前記スイッチホルダ51を車幅方向に動かすことで前記第2の保持リブ53の前記第2の係止孔52への挿通、離脱を切り替えることができ、前記スイッチ収容部23には、前記スタータマグネットスイッチ50を車幅方向外方から抜き差しすることが可能である。
ところで前記前記電装品収容ケース20に収容された状態の前記バッテリ24、前記キャニスタ28および前記スタータマグネットスイッチ50は、前記制御弁36とともに着脱可能なサイドカバー54(図1参照)で覆われる。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、車体フレームに取付けられる電装品収容ケース20に、前側壁24bを後上がりに傾斜させたバッテリ24と、前記前側壁24bに沿って配置されるキャニスタ28とが収容されるので、バッテリ24およびキャニスタ28をコンパクトに配置することができる。しかもバッテリ24を収容するバッテリ収容部21ならびに前記キャニスタ28を収容するキャニスタ収容部21が、ともに車幅方向外側に開放した形状を有するものであり、前記バッテリ収容部21に前記バッテリ24が車幅方向外方からの抜き差しを可能として収容され、前記キャニスタ収容部21に前記キャニスタ28が車幅方向外方からの抜き差しを可能として収容されるので、位置決め性を高めることができるとともに、メンテナンス性を高めつつ組み付け性を高めることができる。
また前記電装品収容ケース20に、前記キャニスタ28を保持するキャニスタホルダ29が有する第1の係止孔30に車幅方向で挿通される第1の保持リブ31が突設されるので、キャニスタ収容部22へのキャニスタ28の車幅方向外方からの抜き差しを可能としつつキャニスタ28を確実に位置決めして電装品収容ケース20に簡単に取付けることができる。
また前記キャニスタ28に接続される大気開放用ホース44の先端開口部を保持する管路保持部45が、側面視で前記バッテリ24の下方に配置されるようにして前記電装品収容ケース20の下部に形成されるので、大気開放用ホース44から凝縮燃料等の異物が排出されたとしてもバッテリ24に影響が及ぶことはない。
また前記キャニスタ28が、前記バッテリ24の前記前側壁24bに対向する筒状の側壁28aと、当該側壁28aの上下両端部に直角にそれぞれ連設されて前上がりに傾斜した上および下端壁28b,28cとを有し、前記前側壁24bの上端部24baが前記上端壁28bの後端部28baよりも上方に配置され、側面視で前記上端壁28bの後端部28baよりも上方に配置される端子27が、前記バッテリ24の前側上部に設けられるので、前記キャニスタ28の上端壁28bを何らかの理由で滴下した液体が後方側に流れたとしてもその液体が端子27に悪影響を及ぼすことを防止することができる。たとえばチャージ用接続管32が側面視で前記端子27の上方で前記キャニスタ28の上端壁28bに設けられていて、チャージ用接続管32およびチャージ用ホース34の接続部から液体が万一洩れたとしてもその漏出液体が前記端子27に悪影響を及ぼすことはない。
また前記電装品収容ケース20は、前記バッテリ収容部21および前記キャニスタ収容部22の底部を構成しつつ前上がりに傾斜した底壁20aを有し、前記バッテリ収容部21に収容される前記バッテリ24ならびに前記キャニスタ収容部22に収容される前記キャニスタ28の長手方向が、前記底壁20aに直交しつつ相互に平行に設定されるので、電装品収容ケース20にバッテリ24およびキャニスタ28をスペース効率よく収容することができる。
また前記キャニスタ28が、側面視で機関本体11と、燃料タンク13との間に配置されるので、燃料タンクおよびキャニスタ28間の配管すなわちチャージ用ホース34の短縮化を図ることができる。
さらに前記電装品収容ケース20に、前記キャニスタ28を前記バッテリ24との間に挟む位置に配置されるスタータマグネットスイッチ50を収容するスイッチ収容部23が形成されるので、電装品収容ケース20に電装品をよりコンパクトに配置することができるとともに、キャニスタ28の斜め前上方にスタータマグネットスイッチ50が配置されることでキャニスタ28からの滴下物がスタータマグネットスイッチ50にかかることを防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。

Claims (7)

  1. 車体フレーム(F)に、内燃機関(E)および燃料タンク(13)が搭載されるとともに、前記燃料タンク(13)からの気化燃料を吸着するキャニスタ(28)と、バッテリ(24)を収容可能な電装品収容ケース(20)とが支持される鞍乗り型車両において、前記車体フレーム(F)に取付けられる前記電装品収容ケース(20)に、前側壁(24b)を後上がりに傾斜させたバッテリ(24)を収容するバッテリ収容部(21)と、前記前側壁(24b)に沿って配置される前記キャニスタ(28)を収容するキャニスタ収容部(22)とが、車幅方向外側に開放した形状で形成されることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記電装品収容ケース(20)に、前記キャニスタ(28)を保持するキャニスタホルダ(29)が有する係止孔(30)に車幅方向で挿通される保持リブ(31)が突設されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記キャニスタ(28)に接続される大気開放管路(44)の先端開口部を保持する管路保持部(45)が、側面視で前記バッテリ(24)の下方に配置されるようにして前記電装品収容ケース(20)の下部に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記キャニスタ(28)が、前記バッテリ(24)の前記前側壁(24b)に対向する筒状の側壁(28a)と、当該側壁(28a)の上下両端部に直角にそれぞれ連設されて前上がりに傾斜した上端壁(28b)および下端壁(28c)とを有し、前記前側壁(24b)の上端部(24ba)が前記上端壁(28b)の後端部(28ba)よりも上方に配置され、側面視で前記上端壁(28b)の後端部(28ba)よりも上方に配置される端子(27)が、前記バッテリ(24)の前側上部に設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記電装品収容ケース(20)は、前記バッテリ収容部(21)および前記キャニスタ収容部(22)の底部を構成しつつ前上がりに傾斜した底壁(20a)を有し、前記バッテリ収容部(21)に収容される前記バッテリ(24)ならびに前記キャニスタ収容部(22)に収容される前記キャニスタ(28)の長手方向が、前記底壁(20a)に直交しつつ相互に平行に設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記キャニスタ(28)が、側面視で前記内燃機関(E)の機関本体(11)と、前記燃料タンク(13)との間に配置されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記電装品収容ケース(20)に、前記キャニスタ(28)を前記バッテリ(24)との間に挟む位置に配置されるスタータマグネットスイッチ(50)を収容するスイッチ収容部(23)が形成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
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