JP2018001956A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行風の抵抗を受け難いキャニスタ配置構造を備える自動二輪車を提供する。
【解決手段】ヘッドパイプ3から後方に延びるメインフレーム5と、メインフレーム5の下方に配置されてシリンダ軸線CLが上下に指向するエンジン10と、エンジン10の上方に設けられる燃料タンク15と、燃料タンク15内の蒸発燃料を捕集するキャニスタ20と、を備える自動二輪車1において、キャニスタ20は、車両側面視で少なくとも一部がエンジン10のシリンダヘッド後端13reよりも後方かつシリンダヘッド上端13ueよりも上方に位置するように、メインフレーム5の下方に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、キャニスタを備える自動二輪車に関する。
従来の自動二輪車においては、燃料タンク内で発生した蒸発燃料が大気中に放出されることを防止するために、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタが設置されている。特許文献1に開示された自動二輪車においては、ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームを跨ぐように設けられた燃料タンクの下方にキャニスタが配置されている。より具体的には、キャニスタは、ヘッドパイプから下方に延びるダウンチューブの後方で、且つ内燃機関のシリンダヘッド上部の前方に配置されている。
国際公開第2015/174168号
特許文献1に開示されているように、キャニスタがダウンフレームの後方でシリンダヘッド上部の前方に配置されている場合、キャニスタは走行風を受けやすく、走行抵抗が大きくなる虞がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、走行風による走行抵抗を抑制可能なキャニスタ配置構造を備える自動二輪車を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームと、
前記メインフレームの下方に配置されてシリンダ軸線が上下に指向するエンジンと、
前記エンジンの上方に設けられる燃料タンクと、
前記燃料タンク内の蒸発燃料を捕集するキャニスタと、
を備える自動二輪車において、
前記キャニスタは、車両側面視で少なくとも一部が前記エンジンのシリンダヘッド後端よりも後方かつシリンダヘッド上端よりも上方に位置するように、前記メインフレームの下方に配置されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動二輪車において、
前記キャニスタの少なくとも一部は、上下方向においてヘッドカバーの上下幅内に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の自動二輪車において、
前記キャニスタの少なくとも一部は、車両側面視で前記燃料タンクと重なるように配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二輪車において、
前記キャニスタの少なくとも一部は、車両側面視で車両側面を覆うサイドカバーと重なるように配置されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動二輪車において、
前記キャニスタは、前記メインフレームの下部に取付けられるステイに弾性的に支持されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動二輪車において、
前記キャニスタの少なくとも一部は、前後方向においてスロットル弁と前記エンジンのシリンダとの間に位置していることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動二輪車において、
車両側面視で前記キャニスタの軸線とスロットルボディの中心を通る直線上に燃料ポンプが配置されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、キャニスタは、車両側面視で少なくとも一部がエンジンのシリンダヘッド後端よりも後方かつシリンダヘッド上端よりも上方に位置するように、メインフレームの下方に配置されているので、キャニスタ全体が走行風を受けるのを回避でき、走行風による抵抗を小さくできる。
請求項2の発明によれば、キャニスタの少なくとも一部が上下方向においてヘッドカバーの上下幅内に配置されているので、キャニスタがヘッドカバーの後方にかくれ、走行風を受けにくいので、走行風の影響を小さくすることができる。
請求項3の発明によれば、キャニスタの少なくとも一部は、車両側面視で燃料タンクと重なるように配置されているので、車両側面側から見て、燃料タンクによってキャニスタを隠すことができ外観の意匠性が向上する。また、キャニスタを燃料タンクの近くに設けられるので、タンクとキャニスタを繋ぐホースを短くできる。
請求項4の発明によれば、キャニスタの少なくとも一部が、側面視で車両側面を覆うサイドカバーと重なる位置に配置されているので、車両側面側から見て、サイドカバーによってキャニスタを隠すことができ外観性が向上する。
請求項5の発明によれば、キャニスタは、メインフレームの下部に取付けられるステイによって弾性的に支持されているので、キャニスタへの車体振動の影響を軽減し、キャニスタ保護機能を高めることができる。
請求項6の発明によれば、キャニスタの少なくとも一部は、前後方向においてスロットル弁とエンジンのシリンダとの間に位置しているので、シリンダからの熱を受け、キャニスタ内の燃料気化を効果的に行うことができると共に、気化燃料のエンジンへの供給経路を短くすることができる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 燃料タンク、シート及びサイドカバーを取り外した状態における自動二輪車の要部右側面図である。 燃料タンク、シート及びサイドカバーを取り外した状態における自動二輪車の要部左側面図である。 燃料タンク、シート及びサイドカバーを取り外した状態における自動二輪車の要部平面図である。 図3のA−A線に沿って切断した自動二輪車のA−A線断面図である。
以下、本発明の鞍乗型車両の一実施形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
図1において、自動二輪車1の車体フレーム2は、前輪FWを軸支するフロントフォーク18およびハンドル19(図4参照)を操向可能に支承するヘッドパイプ3と、該ヘッドパイプ3から後下がりに延びるメインフレーム5と、該メインフレーム5に前端部が接続されて後方に延びる左右一対のシートレール6と、メインフレーム5の前端部から後下がりに延びるダウンフレーム8と、メインフレーム5の後端部に結合されるピボットフレーム7と、を備える。
エンジン10は、ダウンフレーム8の後方であって、メインフレーム5の下方およびピボットフレーム7よりも前方に配置されている。より具体的には、エンジン10は、ダウンフレーム8の下端部およびピボットフレーム7で支持されて、メインフレーム5、ダウンフレーム8およびピボットフレーム7で囲まれるように搭載されている。ここで、エンジン10は、シリンダ軸線CLが上下に指向するように取り付けられている。すなわち、クランクケース11を下端部として、該クランクケース11の上部にシリンダ12を、該シリンダ12の上にシリンダヘッド13が配置され、更にシリンダヘッド13の上部にヘッドカバー14が設けられており、シリンダヘッド13がクランクケース11よりも若干前方に位置するようにシリンダ軸線CLが少し前傾している。なお、ここでいう「上下に指向」とは垂直のみを指すものではなく、実施例のごとく前傾しているものも含む。
シートレール6は、ピボットフレーム7に連設されて後上がりに傾斜するリヤサポートフレーム6aに連結される。また、ピボットフレーム7には、後輪RWを後端部で軸支するスイングアーム55の前端部が揺動可能に支承されており、シートレール6の両端部およびスイングアーム55間にはリヤクッション58がそれぞれ設けられている。
クランクケース11の左側面後部からスイングアーム55の後端側にかけてスイングアーム55に沿ってチェーンケース59が設けられているが、このチェーンケース59内には、スプロケット及び該スプロケットに掛け渡されたチェーンが設けられており、エンジン10の動力が後輪RWに伝達される。
車体上面は、燃料タンク15およびシート16等により覆われている。すなわち、燃料タンク15は、エンジン10の上方でメインフレーム5上に搭載され、また、乗員が着座するシート16は、シートレール6で支持されて、燃料タンク15の後端部に連続して配置されている。
車体側面は、その一部分がサイドカバー40により覆われている。すなわち、燃料タンク15の下縁後方部からシート16の下縁に沿うようにして車体後部までが、例えば複数枚の連続したサイドカバー40a,40b,40c(40)によって覆われている。
図2において、シリンダヘッド13の後側には、吸気装置38の吸気管42が接続されている。吸気装置38は、エアクリーナ48と、該エアクリーナ48に接続されるスロットルボディ41と、該スロットルボディ41およびシリンダヘッド13間を結ぶ吸気管42と、エアクリーナ48とスロットルボディ41を繋ぐコネクティングチューブ49等を備える。ここで、図3も参照して、スロットルボディ41内には、スロットル弁45が設けられている。そして、このスロットル弁45は、スロットルボディ41の側面に設けられたスロットルドラム45dおよび該スロットルドラム45dに連結されたスロットルワイヤ45wを介して回転操作される。
一方、シリンダヘッド13の前側には、エンジン10の前方に延びた後、下方に延び、該エンジン10の下方を通って後方へ延びる排気管43が接続されている。そして、この排気管43には、後輪RWの右方で後上がりに延びるように配置された排気マフラー44(図1参照)が接続されている。なお、図中、符号51はバッテリであり、符号52は燃料ポンプである。
自動二輪車1には、燃料タンク15内で発生した蒸発燃料を捕集するキャニスタ20が設けられている。このキャニスタ20は、外観が円柱形状(図4及び図5参照)に形成されており、その内部には、例えば、活性炭が収容された吸着室を有し、蒸発燃料を活性炭に吸着させるように構成されている。
キャニスタ20は、軸線Pが車幅方向を向くように燃料タンク15の下方で、燃料タンク15を載置したメインフレーム5の直下に取り付けられている(図1参照)。従って、図2に示すように、燃料タンク15、シート16及びサイドカバー40を取り外して自動二輪車1を右方から見ると円形のキャニスタ右側面20Rが見え、図3に示すように、燃料タンク15、シート16及びサイドカバー40を取り外して自動二輪車1を左方から見ると円形のキャニスタ左側面20Lが見える。
このキャニスタ20は、燃料タンク15内で発生した蒸発燃料を導入するチャージポート24と、キャニスタ20内の不要物を排出するドレンポート25と、吸着した燃料に外気を導入する吸気ポート26と、外気によりキャニスタ20内に吸着された燃料をパージガスとして排出するパージポート23と、を備えている。チャージポート24及びパージポート23はキャニスタ左側面20Lに配置され、ドレンポート25及び吸気ポート26はキャニスタ右側面20Rに配置される。
図3に示すように、チャージポート24は略鉛直下方に延設され、燃料タンク15に接続された不図示の蒸発燃料導入配管が接続される。パージポート23はチャージポート24と略平行に略鉛直下方に延設され、エンジン吸気系に接続された不図示のパージ配管が接続される。
図2に示すように、吸気ポート26は後方に延設され、シートレール6等を介して大気連通する不図示の吸気配管が接続される。ドレンポート25は、略鉛直方向下方に延設され、下方に向かって開口している。
キャニスタ20のパージポート23に接続されたパージ配管が、エンジン吸気系に接続されていることで、例えば、スロットル弁45が開方向に回動されると、パージ配管内が負圧になるのに伴い、吸気ポート26を介してキャニスタ20に外気を導入する。このキャニスタ20内に吸着燃料が存在する場合は、該キャニスタ20内に吸着された燃料がパージガスとしてパージポート23からパージ配管を介してエンジン吸気系に送り込まれ、パージガスがエンジン10で燃焼される。
キャニスタ20の取付けは、図2〜図4に示すように、メインフレーム5に固定されたステイ30を介して取り付けられる。具体的には、ステイ30は、メインフレーム5の傾斜に倣うように車両前後方向に延びる板状の部材であって、メインフレーム5の左側面5aに固定ネジ81等を介して固定されている。そして、このステイ30の前後方向の略中段位置の下部にキャニスタ20を支持している。ここで、キャニスタ20の支持構造としては、後述するキャニスタホルダ28により取り付けた構造となっている。
なお、ステイ30の左取付け側面30Lwは、キャニスタ20の前方で傾斜センサ37を保持し、キャニスタ20の後方でECU36を保持するように構成されている(図3参照)。ステイ30の右取付け側面30Rwは、イグニッションコイル35等(図2参照)を保持するように構成されている。
図3において、キャニスタ20の取付け位置は、上下方向については、前掲のごとくメインフレーム5の下方であるが、更に、キャニスタ20の少なくとも一部がシリンダヘッド上端13ueの高さ位置HL2(図3中の水平の仮想線)よりも上方に位置し、車両前後方向については、キャニスタ20の少なくとも一部がシリンダヘッド後端13reの前後位置HL1(図3中の垂直の仮想線)よりも後方に位置している。
また、キャニスタ20の少なくとも一部は、上下方向においてシリンダヘッド13を覆うヘッドカバー14の上下幅内に配置されている。すなわち、キャニスタ20の下端20ueがヘッドカバー上端14ueの高さ位置HL3(図3中の水平の仮想線)よりも下方に位置し、車両前方から見て、キャニスタ20の少なくとも下側部分がヘッドカバー14に隠れる配置となっている。
更に、キャニスタ20は、スロットル弁45よりも前方に配置されている。より具体的には、キャニスタ20は、車両前後方向において、スロットル弁45の前後位置SL(図3中の垂直の仮想線)とシリンダ12の前後位置YL(図3中の垂直の仮想線)間に位置して、エンジン10に接近した配置となっている。車両側面視でキャニスタ20の軸線Pとスロットルボディ41(より詳細には、スロットルドラム45d)の中心を通る直線Q上には、燃料ポンプ(52)が配置されている。
また、本実施形態のキャニスタ20は、図1に示すように、該キャニスタ20の少なくとも一部が、車両側面視で燃料タンク15と重なる位置に配置されている。ここで、燃料タンク15は、メインフレーム5を跨ぐように左右両端側が該メインフレーム5よりも下方に延びた形状を有している。具体的には、図5に示すように、燃料タンク15のタンク底面15bによって上方及び左右側方が囲まれた空間にキャニスタ20が配置された構造となっており、キャニスタ20は、車両の左右両側から見たときに、キャニスタ両側面(キャニスタ左側面20L及びキャニスタ右側面20R)の略上半分が燃料タンク15の下端部15deにより覆われている。
また、燃料タンク15の下端部15deには、サイドカバー40(40a)が配設されている。このサイドカバー40は、車両の左右両側において、キャニスタ左側面20L及びキャニスタ右側面20Rの下半分且つ後半分程度を覆うように設けられている。
このように、キャニスタ左側面20L及びキャニスタ右側面20Rは、燃料タンク15とサイドカバー40によって、左右両側から殆ど見えないように覆われている。
前掲のキャニスタホルダ28について、図3および図5を参照して説明する。
図3および図5において、キャニスタホルダ28は、キャニスタ20のケース外周面20sを筒状に囲むようにして保持する外周面保持部28aと、キャニスタ左側面20Lを左外側から位置規制すべく略U字形状の側面保持部28bと、ステイ30に係止されるフランジ部28fとを有している。このフランジ部28fは、外周面保持部28aからステイ30の左取付け側面30Lwに沿うように車両前後方向にそれぞれ延出されており、それぞれに側面視L字形の係合スリット28hが形成されている。
一方、キャニスタホルダ28の左取付け側面30Lwには、一対の係合スリット28hにそれぞれ係合する側面視L字形の係止突起31が形成されている(図3参照)。したがって、キャニスタホルダ28は、係合スリット28hを係止突起31に嵌めこむことでステイ30に取付けられる。
ここで、キャニスタホルダ28は、例えばゴムにて形成されている。したがって、キャニスタ20は、ケース外周面20s並びにキャニスタ左側面20Lがゴムの摩擦力によって確実にホールドされると共に弾性的に支持される。
以上説明したように、本実施形態の自動二輪車1によれば、キャニスタ20は、車両側面視で少なくとも一部がエンジン10のシリンダヘッド後端13reよりも後方かつシリンダヘッド上端13ueよりも上方に位置するように、前記メインフレーム5の下方に配置されているので、キャニスタ20全体が走行風を受けるのを回避でき、走行風による抵抗を小さくできる。
また、キャニスタ20の少なくとも一部は、上下方向においてヘッドカバー14の上下幅内に配置されているので、キャニスタ20がヘッドカバー14の後方にかくれ、走行風を受けないので、走行風の影響を小さくすることができる。
また、キャニスタ20の少なくとも一部は、車両側面視で燃料タンク15と重なるように配置されているので、車両側面側から見て、燃料タンク15によってキャニスタ20を隠すことができ外観の意匠性が向上する。
また、キャニスタ20の少なくとも一部が、側面視で車両側面を覆うサイドカバー40と重なる位置に配置されているので、車両側面側から見て、サイドカバー40によってキャニスタ20を隠すことができ外観性が向上する。
また、キャニスタ20は、メインフレーム5の下部に取付けられるステイ30によって弾性的に支持されているので、キャニスタ20への車体振動の影響を軽減し、キャニスタ保護機能を高めることができる。
また、キャニスタ20の少なくとも一部は、前後方向においてスロットル弁45とエンジン10のシリンダ12との間に位置しているので、シリンダ12からの熱を受けることができ、キャニスタ内の燃料気化を効果的に行うことができると共に、気化燃料のエンジン10への供給経路を短くすることができる。
なお、本発明は、前傾の実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。例えば、前傾の本実施形態においては、キャニスタ20の側面の一部が燃料タンク15およびサイドカバー40により覆われた構造であるが、燃料タンク15やサイドカバー40にて側面から全く見えないようにしてもよい。
また、前傾の実施形態におけるステイ30は、メインフレーム5の左側に取り付けられたが、右側に取り付ける構造であってもよい。また、ステイ30は、プレート状に形成されたが、このような構造に何ら限定されるものではい。
さらにステイ30は、樹脂でもよく、軽金属でもよく、板金加工されたものでもよい。
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
5 メインフレーム
10 エンジン
13re シリンダヘッド後端
13ue シリンダヘッド上端
14 ヘッドカバー
15 燃料タンク
20 キャニスタ
30 ステイ
40 サイドカバー
45 スロットル弁
CL シリンダ軸線

Claims (7)

  1. ヘッドパイプ(3)から後方に延びるメインフレーム(5)と、
    前記メインフレーム(5)の下方に配置されてシリンダ軸線(CL)が上下に指向するエンジン(10)と、
    前記エンジン(10)の上方に設けられる燃料タンク(15)と、
    前記燃料タンク(15)内の蒸発燃料を捕集するキャニスタ(20)と、
    を備える自動二輪車(1)において、
    前記キャニスタ(20)は、車両側面視で少なくとも一部が前記エンジン(10)のシリンダヘッド後端(13re)よりも後方かつシリンダヘッド上端(13ue)よりも上方に位置するように、前記メインフレーム(5)の下方に配置されている
    ことを特徴とする自動二輪車(1)。
  2. 請求項1に記載の自動二輪車(1)において、
    前記キャニスタ(20)の少なくとも一部は、上下方向においてヘッドカバー(14)の上下幅内に配置されている
    ことを特徴とする自動二輪車(1)。
  3. 請求項1又は2に記載の自動二輪車(1)において、
    前記キャニスタ(20)の少なくとも一部は、車両側面視で前記燃料タンク(15)と重なるように配置されている
    ことを特徴とする自動二輪車(1)。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二輪車(1)において、
    前記キャニスタ(20)の少なくとも一部は、車両側面視で車両側面を覆うサイドカバー(40)と重なるように配置されている
    ことを特徴とする自動二輪車(1)。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動二輪車(1)において、
    前記キャニスタ(20)は、前記メインフレーム(5)の下部に取付けられるステイ(30)に弾性的に支持されている
    ことを特徴とする自動二輪車(1)。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動二輪車(1)において、
    前記キャニスタ(20)の少なくとも一部は、前後方向においてスロットル弁(45)と前記エンジン(10)のシリンダ(12)との間に位置している
    ことを特徴とする自動二輪車(1)。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動二輪車(1)において、
    車両側面視で前記キャニスタ(20)の軸線(P)とスロットルボディ(41)の中心を通る直線(Q)上に燃料ポンプ(52)が配置されている
    ことを特徴とする自動二輪車(1)。
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