JP3489242B2 - オートバイ用エンジンの二次空気供給装置 - Google Patents
オートバイ用エンジンの二次空気供給装置Info
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Description
ンの二次空気供給装置に関する。
たエンジンで、後輪を駆動して走行する。エンジンは、
殆ど露出していて外観できる。一般に、オートバイ用エ
ンジンは、ガソリンを燃料にしており、排気ガス中に二
次空気を注入して酸化反応を促進させ、排気ガス中に含
まれるガソリンの未燃成分を少くして浄化している。二
次空気は、排気ガスの脈動波を利用して負圧バルブを設
けて供給するようにしている。
ンジンのクランクケースAのシリンダーBの外側部分又
は、その後側に設けて、カバーCなどで覆うことが多
い。そして、二次空気ホースDや、二次空気パイプEを
用いて、シリンダーヘッドFまで配管している。又、図
4に示すように、エンジンのシリンダーヘッドGの前上
方に二次空気バルブHを取付け、シリンダーヘッドG
と、ホースJやパイプKを用いて配管している。例え
ば、特開昭58−91319号公報、特開平3−275
925号公報参照。
供給するホースJや、パイプKが、エンジン自体が露出
しており、そのエンジンのシリンダーヘッドGの周りに
露出していると当たったり、車を横転させたようなとき
に、接続部分が外れたり曲がったりする恐れがある。
又、シリンダーヘッドGに注入するパイプKなどの部分
では、排気ガスの吹返しや、シリンダーヘッドGの発熱
などの影響を受けて熱くなるので、外部に露出していな
いことが望ましい。
設けるものは、取付け位置が低いので、前輪の蹴上げる
泥水などで汚れることが多い。そして、モトクロッサー
と称されるようなオフロード車では、ライダーは、足を
前側に出してバランスを取りながらコーナリングするこ
とがあるが、この際、クランクケース上に、二次空気バ
ルブなどを取付けた突起物があると、足を出し難い不都
合がある。
イプの破損等を防止すると共に、外観上も見え難くてデ
ザイン的にもよく、二次空気ホースの連結の作業性もよ
いオートバイ用エンジンの二次空気供給装置を得ること
を目的とする。
め、この発明のオートバイ用エンジンの二次空気供給装
置は、ダウンチューブを有するフレームに搭載されたエ
ンジンが露出していて外観でき、該エンジンの排気通路
には、二次空気ホースと二次空気パイプを経由した二次
空気を該排気通路が脈動波で負圧になるときに作動する
二次空気バルブを作動させて注入することによりオート
バイ用エンジンの排気ガスを浄化する二次空気供給装置
において、前記ダウンチューブに対して前記エンジンの
シリンダーヘッドから車両幅方向の一側方に向けて排気
管を伸ばす一方、他側方にて前記二次空気パイプを前記
シリンダーヘッドに接続し、該二次空気パイプを、前記
ダウンチューブと排気管の後側かつ前記エンジンのシリ
ンダーの前側を通して前記排気管側に向けて伸ばすと共
に、前記二次空気パイプと二次空気ホースとの連結部
を、前記排気管と前記シリンダーヘッドおよび前記シリ
ンダーで挟まれた空間の外側でかつ、前記エンジンを前
側から見て、前記シリンダー幅内としたことにある。そ
して、前記二次空気パイプと二次空気ホースとの連結部
を、前記エンジンを前側から見て、前記排気管外面とほ
ぼ同じ位置にしたことにある。また、ダウンチューブに
対して車両幅方向の前記他側方にオイルクーラーを取り
付け、二次空気パイプをシリンダーヘッドに接続した部
分からダウンチューブの後側に伸びる部分が前側から見
てダウンチューブとオイルクーラーとの間に位置するこ
とにある。
ーブに沿って下側に伸びダウンチューブから前側に突出
していない。又、ダウンチューブと排気管の後側とシリ
ンダーの間を水平方向に伸してあるので、直接接地する
ような位置ではないので、破損することも少くできる。
そして、外観上も見え難くて、デザイン的にも勝れたも
のにできる。
結部は、前側から見て排気管外面とそろえるようにして
あるので、二次空気パイプの側方への突出が長過ぎるこ
ともなく、連結時に、手を深く排気管内側まで挿入しな
くても作業ができて作業性がよい。
る。エンジン1は、シリンダー2を縦置きにしたもの
で、フレーム3の前部の燃料タンク4の下側に搭載す
る。このため、エンジン1は殆んど外観できる。シリン
ダー2上には、シリンダーヘッド5が締着される。シリ
ンダーヘッド5には、前側に排気通路が内蔵させてあっ
て、シリンダーヘッド5の前面一側(図2では前から見
て右側)に排気管6の先端を連結する。排気管6は、一
旦下側に下り、U字状に曲げられ、更に他側のクランク
ケース7の上側を通って、後側に伸すようにしてある。
ヘッド5の前から見て排気管6の連結部分を対称する位
置に連結し、シリンダーヘッド5内に穿設した孔で、シ
リンダーヘッド5内の排気通路を連通させる。二次空気
パイプ8は、シリンダーヘッド5連結部から横U字状に
曲げて、フレーム3のダウンチューブ9に沿わせて下側
に伸す。そして、シリンダー2の前側で、水平方向にダ
ウンチューブ9と排気管6の後側を通して、排気管6の
外側付近まで伸す。前から見て左側のダウンチューブ9
の斜め前には、オイルクーラー10が取付けられている
ので、二次空気パイプ8のダウンチューブ9に沿わせた
部分は前方から見ると、ダウンチューブ9とオイルクー
ラー10の間に見える。
5の前上方で、燃料タンク4の下側になるフレーム3の
ダウンチューブ9の側面に、ボルトを用いて締着する。
二次空気バルブ11に連結した二次空気ホース12は、
シリンダーヘッド5の外側を下側に伸し、先端を二次空
気パイプ8に連結する。二次空気パイプ8と二次空気ホ
ース12の連結部分は、前側から見て排気管6の外面と
ほぼ同位置かつシリンダー2の幅内に揃うようにしてあ
る。
て排気管6に流れる排気ガスは、間欠的に急激に流れ
る。このため、排気ガスに脈動波が発生する。二次空気
バルブ11は、負圧バルブで排気通路が脈動波で負圧に
なるときに、二次空気ホース12と二次空気パイプ8を
通して二次空気を供給し、排気ガスは酸化反応が促進さ
れて、排気ガス中の未燃成分が再燃焼して浄化される。
ンダーヘッド5からフレーム3のダウンチューブ9に沿
って下側に伸び、外前側にはオイルクーラー10が位置
し、ダウンチューブ9と排気管6の後側とシリンダー2
の前側を外側に伸してあるので、直接接地するような場
所でないため、破損することが少ない。又、外観上見え
難い場所を通してあってデザイン上もよい。又、二次空
気パイプ8の後端と二次空気ホース12の連結部分は、
排気管6の外面と揃えるようにしてあるので、側方への
突出が少く、連結するときに手の差込みも少くて排気管
に当たることもなくて都合がよい。二次空気バルブ11
は、シリンダーヘッド5の前上方で高い位置にあって汚
れが少く、クランクケース7上にも突出する部品がなく
て、足の操作などに不便になることもない。
ように構成したので、シリンダーヘッドの熱を受ける二
次空気パイプを、フレームのダウンチューブや排気管の
影になる見え難い個所を通してあるので、外観がよく体
裁よくでき、破損することも少くできる。又、二次空気
パイプと二次空気ホースの連結部は、排気管の側方位置
と揃えるようにしてあるので、二次空気パイプの側方突
出が少く、かつ、二次空気ホースの連結のときの手の差
込みも適度の範囲に止り、作業性がよく排気管に手を当
てることもないようにできる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ダウンチューブを有するフレームに搭載
されたエンジンが露出していて外観でき、該エンジンの
排気通路には、二次空気ホースと二次空気パイプを経由
した二次空気を該排気通路が脈動波で負圧になるときに
作動する二次空気バルブを作動させて注入することによ
りオートバイ用エンジンの排気ガスを浄化する二次空気
供給装置において、 前記ダウンチューブに対して前記エンジンのシリンダー
ヘッドから車両幅方向の一側方に向けて排気管を伸ばす
一方、他側方にて前記二次空気パイプを前記シリンダー
ヘッドに接続し、 該二次空気パイプを、前記ダウンチュ
ーブと排気管の後側かつ前記エンジンのシリンダーの前
側を通して前記排気管側に向けて伸ばすと共に、前記二
次空気パイプと二次空気ホースとの連結部を、前記排気
管と前記シリンダーヘッドおよび前記シリンダーで挟ま
れた空間の外側でかつ、前記エンジンを前側から見て、
前記シリンダー幅内としたことを特徴とするオートバイ
用エンジンの二次空気供給装置。 - 【請求項2】 前記二次空気パイプと二次空気ホースと
の連結部を、前記エンジンを前側から見て、前記排気管
外面とほぼ同じ位置にしたことを特徴とする請求項1に
記載のオートバイ用エンジンの二次空気供給装置。 - 【請求項3】 ダウンチューブに対して車両幅方向の前
記他側方にオイルクーラーを取り付け、二次空気パイプ
をシリンダーヘッドに接続した部分からダウンチューブ
の後側に伸びる部分が前側から見てダウンチューブとオ
イルクーラーとの間に位置することを特徴とする請求項
1または2に記載のオートバイ用エンジンの二次空気供
給装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP02394995A JP3489242B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | オートバイ用エンジンの二次空気供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02394995A JP3489242B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | オートバイ用エンジンの二次空気供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08218859A JPH08218859A (ja) | 1996-08-27 |
JP3489242B2 true JP3489242B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=12124809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02394995A Expired - Fee Related JP3489242B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | オートバイ用エンジンの二次空気供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (5)
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JP4291035B2 (ja) * | 2003-04-25 | 2009-07-08 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車用二次空気供給装置の配置構造 |
JP5093668B2 (ja) * | 2008-03-18 | 2012-12-12 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の排気構造 |
JP6002707B2 (ja) * | 2014-03-17 | 2016-10-05 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造 |
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-
1995
- 1995-02-13 JP JP02394995A patent/JP3489242B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08218859A (ja) | 1996-08-27 |
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