JP3237280B2 - 自動二輪車の二次空気装置 - Google Patents

自動二輪車の二次空気装置

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JP3237280B2 JP05422893A JP5422893A JP3237280B2 JP 3237280 B2 JP3237280 B2 JP 3237280B2 JP 05422893 A JP05422893 A JP 05422893A JP 5422893 A JP5422893 A JP 5422893A JP 3237280 B2 JP3237280 B2 JP 3237280B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車の二次空
気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の排気ガス中には、一酸化炭素
などの燃料の未燃成分が含まれている。排気管に二次空
気を注入すると共に触媒体を取付け、排気ガスを排気管
やマフラ内で酸化反応させて再燃焼させ、排気ガスを浄
化することが行われている。自動車のようにエンジンル
ームがある場合には、設置スペースにもゆとりがあっ
て、二次空気ホースの取付けなどに困ることがなく、エ
ンジンルームを開かなければ、見えることもない。
【0003】自動二輪車の場合には、エンジンが露出し
ており、エンジンの吸気用のエアークリーナーから二次
空気を分流させて取出したり、制御バルブをエンジンに
連結している。例えば特開昭59−110825号公報
参照。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】排気ガスを浄化する装
置は、装着が必要な地域と、必要でない地域があり、仕
向け先によって異なる。二次空気装置の取付けによっ
て、エンジンの仕様が変ったり、エンジンの性能が大幅
に変るのは好ましくない。又、二次空気装置を取付けた
場合に目立つのも具合が悪い。
【0005】かかる点に鑑み、この発明は、二次空気装
置を取付けても、エンジンに殆ど手を加える必要がな
く、外観上も目立つことが少ない自動二輪車の二次空気
装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自動二輪車の二次空気装置は、フレーム
と、フレームに取付けられる燃料タンクと、燃料タンク
の後方に配置されるシートと、シート下方のフレームに
取付けられるフレームサイドカバーと、フレームサイド
カバーの前方であってかつ前記燃料タンクの下方に配設
される吸気用エアークリーナーと、この吸気用エアーク
リーナーとは別体の二次空気用のクリーナーケースと、
このクリーナーケースからエンジンの排気管に二次空気
を供給するリードバルブとを備える自動二輪車の二次空
気装置において、前記二次空気装置は、前記フレームサ
イドカバー内に取付けられるクリーナーケースと、燃料
タンク下方に配置される一対のリードバルブと、前記ク
リーナーケース下端の取出し口に連結して上側に延ばす
と共に前記リードバルブの前方で二股に分岐して後ろ向
きに曲げた後にリードバルブに連結するホースとからな
ることにある。そして、燃料タンク下側のフレーム部分
に取付けられたブラケットに左右一対のリードバルブを
締着すると共に、クリーナーケース下端の取出し口に連
結したホースを、クリーナーケースと吸気用エアークリ
ーナーとの間で上方に延ばし、更に、燃料タンクの下側
を前側に延ばしてブラケット下側のホースクランプを通
して止め、リードバルブの前側で二股に分岐して、各々
ループ状に後ろ向きに曲げ、左右のリードバルブに連結
したことにある。また、エンジンシリンダー排気口に
は、一つの排気口を二つに分流する排気マニホールドを
連結し、この排気マニホールドの分流した後側に取付け
た二次空気パイプに左右のリードバルブにそれぞれ連結
したことにある。
【0007】
【作用】クリーナーケースは、二次空気用専用で、エン
ジンの吸気用のエアークリーナーとは、無関係にしてあ
る。又、フレームサイドカバー内に取付けるので、着脱
しても外観上変ることがない。クリーナーケースとリー
ドバルブを結ぶホース及び、一対のリードバルブは、燃
料タンクの下側に沿って配置してあるので、燃料タンク
で見え難く目立たないようにできる。又、ホースは、ク
リーナーケースの下側から、リードバルブの前側まで延
して後向きに曲げてリードバルブと連結することによっ
て、排気の脈動波で二次空気が有効に吸入される長さの
管路に設定できる。又、左右一対のリードバルブ及びホ
ースの上部は、一つのブラケットに取付けてあって、フ
レームへの着脱が簡単にでき、エンジンに手を加えるこ
ともない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図11によ
って説明する。二次空気用のクリーナーケース1は、内
側と外側に分けて合成樹脂などを用いて成形したものを
最中状に合わせて箱状にしたもので、合わせ面にスポン
ジ板などの多孔質のフィルター2を挟んである。クリー
ナーケース1は、フレームサイドカバー3の前部内側に
収まるように縦長にしてある。クリーナーケース1は上
端内側に吸入口4を設け、ホース5で、シート6の下側
まで導いて、雨水などが入らないようにしてある。又、
クリーナーケース1の下端外側に取出し口7を設けてあ
る。クリーナーケース1は、フレーム8に締着するブラ
ケット9にビスで締着して取付ける。ブラケット9に
は、エンジン10の吸気用のエアークリーナー11も締
着するようにしてある。
【0009】フレーム8の燃料タンク12を取付ける下
側になる部分に、ブラケット13を取付け、ブラケット
13に、左右一対のリードバルブ14を締着する。クリ
ーナーケース1の取出し口7にはホース15を連結し、
ホース15はクリーナーケース1の前側を上方に延ば
し、更に燃料タンク12の下側を前側に延ばしてブラケ
ット13の下側のホースクランプ16に通して止め、リ
ードバルブ14の前側まで延ばし、リードバルブ14の
前側で二股に分岐して、各々ループ状に後ろ向きに曲
げ、左右のリードバルブ14に連結する。
【0010】エンジン10のシリンダー排気口には、排
気マニホールド17を連結し、一つの排気口を二つに分
流してある。そして分流した後側に、二次空気パイプ1
8を取付け、二つの二次空気パイプ18を、左右のリー
ドバルブ14にホース19で連結する。排気マニホール
ド17の二つの出口20には、各々排気管を連結し、排
気管に連結するマフラの前部には、触媒体を取付けるよ
うにしてある。
【0011】エンジン10の排気は、間欠的に急激に行
われて、排気マニホールド17及び排気管内で、排気ガ
スの脈動波が発生する。そして、この脈動波が負圧にな
るとき、リードバルブ14が開いて二次空気パイプ18
から、排気マニホールド17内に二次空気が吸入され
る。この二次空気によって、マフラ内の触媒体で酸化反
応させ、排気ガス中の未燃成分を浄化する。ホース15
は、排気ガスの脈動波を利用して二次空気を有効に吸入
させるために、所望の長さが必要になり、クリーナーケ
ース1の下側から、リードバルブ14の前側まで迂回さ
せて、長さを稼いである。又、リードバルブ14を一対
にし、排気マニホールド17の出口20も二つにして、
排気の抵抗を少なくし、二次空気を必要量だけ注入でき
るようにしてある。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、エンジンに殆ど手を加えることな
く、二次空気装置を取付けることができ、エンジン性能
の変化も少なくできる。又、二次空気装置の取付け箇所
も少なく、簡単に着脱でき、燃料タンクの下側に沿って
配管してあるので、目立つことも少なく、着脱によって
外観に与える変化も少ないものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の実施例を示す平面図である。
【図3】本発明の実施例を示すクリーナーケース部分の
正面図である。
【図4】本発明の実施例を示す図3のA−A矢視断面図
である。
【図5】本発明の実施例を示すクリーナーケースのブラ
ケットの正面図である。
【図6】本発明の実施例を示すリードバルブのブラケッ
トの平面図である。
【図7】本発明の実施例を示す図6のB−B矢視図であ
る。
【図8】本発明の実施例を示す排気マニホールドの正面
図である。
【図9】本発明の実施例を示す排気マニホールドの底面
図である。
【図10】本発明の実施例を示すリードバルブの縦断側
面図である。
【図11】本発明の実施例を示すリードバルブの平面図
である。
【符号の説明】
1 クリーナーケース 3 フレームサイドカバー 7 取出し口 8 フレーム 12 燃料タンク 13 ブラケット 14 リードバルブ 15 ホース 16 ホースクランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/34 F01N 3/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、フレームに取付けられる燃
    料タンクと、燃料タンクの後方に配置されるシートと、
    シート下方のフレームに取付けられるフレームサイドカ
    バーと、フレームサイドカバーの前方であってかつ前記
    燃料タンクの下方に配設される吸気用エアークリーナー
    と、この吸気用エアークリーナーとは別体の二次空気用
    のクリーナーケースと、このクリーナーケースからエン
    ジンの排気管に二次空気を供給するリードバルブとを備
    える自動二輪車の二次空気装置において、 前記二次空気装置は、前記 フレームサイドカバー内に取
    付けられるクリーナーケースと、燃料タンク下方に配置
    される一対のリードバルブと、前記クリーナーケース下
    端の取出し口に連結し上側に延ばすと共に前記リード
    バルブの前で二股に分岐して後ろ向きに曲げた後に
    ードバルブに連結するホースとからなることを特徴とす
    る自動二輪車の二次空気装置。
  2. 【請求項2】 燃料タンク下側のフレーム部分に取付け
    られたブラケットに左右一対のリードバルブを締着する
    と共に、クリーナーケース下端の取出し口に連結したホ
    ースを、クリーナーケースと吸気用エアークリーナーと
    の間で上方に延ばし、更に、燃料タンクの下側を前側に
    延ばしてブラケット下側のホースクランプを通して止
    め、リードバルブの前側で二股に分岐して、各々ループ
    状に後ろ向きに曲げ、左右のリードバルブに連結した
    とを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の二次空気
    装置。
  3. 【請求項3】 エンジンシリンダー排気口には、一つの
    排気口を二つに分流する排気マニホールドを連結し、こ
    の排気マニホールドの分流した後側に取付けた二次空気
    パイプに左右のリードバルブに連結したホースをそれぞ
    れ連結することを特徴とする請求項2に記載の自動二輪
    車の二次空気装置。
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