JP5962603B2 - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の可変動弁装置に関する。
特許文献1の可変動弁装置では、カムシャフトから進退自在に連結されたカムが設けられている。このような可変動弁装置では、油圧によりカムの位置が切り替えられる。
特開2001−329819号公報
例えば、カムの位置を切り替えるために供給される油の一部を、カムとカムフォロアとの間にも供給できるとすると、カムとカムフォロアとの間の潤滑性を確保できる。しかしながら、常にカムとカムフォロアとの間に油が供給されていると、カムの位置を切り替えるために必要な油圧を確保することが困難となり、可変動弁装置の応答性が低下するおそれもある。
そこで、潤滑性を確保しつつ応答性の低下を抑制した内燃機関の可変動弁装置を提供することを目的とする。
上記目的は、カムシャフトと共に回転するカムベース部と、前記カムベース部の外周から突出した高位置と前記高位置よりも低い低位置間を揺動可能に前記カムベース部に連結されたカムロブ部と、前記高位置にある前記カムロブ部により駆動されるカムフォロアと、前記カムベース部に形成され前記カムロブ部の位置を切り替えるための油圧が作用する経路と、前記カムロブ部が前記高位置及び低位置の一方にある場合に前記経路と前記カムロブ部の外部とを連通し、前記カムロブ部が前記高位置及び低位置の他方にある場合に前記経路と前記カムロブ部の外部とを非連通とする供給経路と、を備えた内燃機関の可変動弁装置によって達成できる。
前記供給経路は、前記カムロブ部が前記高位置にある場合に前記経路と前記カムロブ部の外部とを連通する、構成であってもよい。
前記カムベース部に固定され前記カムロブ部を揺動可能に支持する軸部材を備え、前記供給経路は、前記軸部材に形成され前記経路を介して油が供給される供給路、前記カムロブ部に形成され前記軸部材側から該カムロブ部の外部に貫通した供給孔、を含み、前記供給路及び供給孔は、前記カムロブ部が前記高位置及び低位置の一方にある場合に連通し、前記カムロブ部が前記高位置及び低位置の他方にある場合に非連通となる、構成であってもよい。
前記カムロブ部に保持され前記経路内の油圧によって前記高位置及び低位置で前記カムロブ部を前記カムベース部にロックするロック部材を備え、前記供給経路は、前記ロック部材に形成され前記経路を介して油が供給される供給路、前記カムロブ部に形成され前記ロック部材側から該カムロブ部の外部に貫通した供給孔、を含み、前記供給路及び供給孔は、前記ロック部材が前記カムロブ部を前記高位置及び低位置の一方でロックしている場合に連通し、前記ロック部材が前記カムロブ部を前記高位置及び低位置の他方でロックしている場合に非連通となる、構成であってもよい。
前記ロック部材は、前記経路からの油圧の作用により、前記高位置にある前記カムロブ部のロックを解除して前記低位置にある前記カムロブ部をロックする、構成であってもよい。
前記ロック部材は、前記カムシャフトの軸方向に延びた前記カムロブ部の保持孔に保持され、前記カムベース部は、前記カムロブ部が前記高位置にある場合に前記ロック部材が前記軸方向に並ぶ第1ロック孔、前記カムロブ部が前記低位置にある場合に前記ロック部材が前記軸方向に並ぶ第2ロック孔、を含み、前記カムロブ部が前記高位置にある場合に前記ロック部材が前記第1ロック孔に挿入されるように付勢する第1スプリングと、前記カムロブ部が前記低位置にある場合に前記ロック部材が前記第2ロック孔から退避するように付勢する第2スプリングと、を備え、前記経路は、前記カムロブ部が前記高位置にある場合に前記ロック部材が前記第1ロック孔から離脱するように油圧を作用させる第1経路、前記カムロブ部が前記低位置にある場合に前記ロック部材が前記第2ロック孔に挿入されるように油圧を作用させる第2経路、を含む、構成であってもよい。
潤滑性を確保しつつ応答性の低下を抑制した内燃機関の可変動弁装置を提供できる。
図1は、本実施例の可変動弁装置の外観図である。 図2は、本実施例の可変動弁装置の外観図である。 図3A、3Bは、軸方向からみたカムユニットの断面図である。 図4A、4Bは、カムユニットの内部構造を示した断面図である。 図5A〜5Cは、カムロブ部のロックの説明図である。 図6A、6Bは、カムロブ部のロックの説明図である。 図7は、図3AのC−C部分断面図である。 図8A、8Bは、変形例の可変動弁装置の説明図である。 図9A〜9Cは、ピン周辺の状態を示した部分断面図である。
以下、実施形態を図面と共に詳細に説明する。
図1、2は、本実施例の可変動弁装置1の外観図である。可変動弁装置1は、車両等に搭載される内燃機関に採用される。可変動弁装置1は、カムシャフトS、カムシャフトSに設けられたカムユニットCU、を含む。カムシャフトSは、カムユニットCUの一端に接続した部分SA、カムユニットCUの他端に接続した部分SB、を含む。カムシャフトSは、内燃機関からの動力により回転する。カムシャフトSと共にカムユニットCUが回転することにより、ロッカーアームRを介してバルブVをリフトさせる。バルブVは、内燃機関の吸気バルブ又は排気バルブである。
カムユニットCUは、カムシャフトSよりも径が大きくカムシャフトSの部分SA、SBに連結されたカムベース部10、カムベース部10に連結された2つのカムロブ部20、を含む。カムベース部10は、略円柱状であり、カムシャフトSの軸方向(以下、軸方向と称する)から見た場合に略円形のベース円部11を有している。ベース円部11は、カムベース部10の外周面に相当する。2つのカムロブ部20は、軸方向に所定の間隔をあけて並んでいる。2つのカムロブ部20は、それぞれ2つのロッカーアームRを押して2つのバルブVをリフトさせる。カムベース部10の軸方向の厚さは、カムロブ部20の軸方向の厚さよりも厚い。
図2に示すように、カムベース部10は、2つのカムロブ部20の間に凹部10Hが形成されている。凹部10Hは、2つのロッカーアームRがカムベース部10に接触する部分の間に形成されている。凹部10Hは、ロッカーアームRに接触しない。2つの支持シャフト33は、2つのカムロブ部20をそれぞれカムベース部10と共に軸方向に貫通している。カムロブ部20は、支持シャフト33を支点としてカムベース部10に対して揺動する。カムロブ部20は、カムベース部10のベース円部11から最大限に突出した高位置とベース円部11から突出しない低位置間を揺動可能である。支持シャフト33の端部は凹部10H内で露出している。2つのカムロブ部20には、それぞれストッパピン34Pが貫通している。
カムベース部10の凹部10Hでは、2つのスプリング34Sが支持シャフト33の端部に巻かれている。スプリング34Sの一端は凹部10Hの内側面を押し、スプリング34Sの他端はストッパピン34Pを押している。即ち、スプリング34Sは、ストッパピン34Pが凹部10Hから離れるように付勢している。これにより、カムロブ部20はカムベース部10から突出するように付勢される。スプリング34Sは、付勢部材の一例である。
図1、2において、左側のカムロブ部20は高位置にあり、右側のカムロブ部20は低位置にある。本実施例の場合、カムロブ部20が高位置でロックされている場合には、カムロブ部20がロッカーアームRを駆動してバルブVをリフトさせる。カムロブ部20が低位置でロックされている場合には、カムロブ部20はロッカーアームRに接触する又は接触せずにバルブVはリフトしない。尚、図1、2においては、理解を容易にするために一方のカムロブ部20のみを高位置にあるが、実際には後述するように2つのカムロブ部20は共に同じ位置に位置づけられる。
図3A、3Bは、軸方向からみたカムユニットCUの断面図である。図3Aは、高位置にあるカムロブ部20を示し、図3Bは、低位置にあるカムロブ部20を示している。カムロブ部20は、カムベース部10の経路Tを回避した略U字状又は略L字状である。カムロブ部20の基端側は支持シャフト33が貫通している。図3A、3Bにおいて、カムシャフトSは時計方向に回転する。これに伴いカムベース部10、カムロブ部20も時計方向に回転する。カムベース部10には、ストッパピン34Pが貫通した長孔14が形成されている。カムロブ部20の揺動に伴って移動するストッパピン34Pの移動範囲を長孔14が規制することにより、カムロブ部20の揺動範囲が規制している。
図3A、3Bに示すように、支持シャフト33には溝部333が形成され、カムロブ部20には貫通孔233が形成されている。貫通孔233は、支持シャフト33からカムロブ部20の外部に延びている。支持シャフト33はカムベース部10に固定されているため、カムロブ部20がカムベース部10に対して揺動すると、カムロブ部20は支持シャフト33に対しても相対移動する。図3Aに示すようにカムロブ部20が高位置にある場合、貫通孔233、溝部333は連通する。貫通孔233、溝部333が連通した状態では、貫通孔233、溝部333を介してカムユニットCUの外周面とロッカーアームRとの間に油を供給可能となる。支持シャフト33は軸部材の一例である。図3Bに示すようにカムロブ部20が低位置にある場合、貫通孔233は溝部333から退避して非連通となる。貫通孔233、溝部333が非連通の状態では、カムユニットCUの外周面とロッカーアームRとの間への油の供給は停止される。詳しくは後述する。
図4A、4Bは、カムユニットCUの内部構造を示した断面図である。図4A、4Bにおいては、2つのカムロブ部20は共にリフト状態にある。図4A、4Bは、図3AのA−A断面図に相当する。図4A、4Bに示すように、カムユニットCUは、軸方向でのカムユニットCUの中心に軸方向に対称に形成されている。従って、以下の説明では2つのカムロブ部20のうち一方について説明する。カムベース部10には、カムロブ部20を収納可能なスリット12が形成されている。カムベース部10内には、カムシャフトSの軸心上で延びた経路T、経路Tから径方向外側に延びた経路T5、T6が形成されている。経路T5、T6は、それぞれ経路Tから径方向外側に延び、次に軸方向に延びて2つのカムロブ部側に延びている。経路T6は第1経路の一例である。経路T5は、第2経路の一例である。
オイルコントロールバルブOCVは電磁駆動式の流量制御弁であり、ECU5によって制御される。ECU5は、制御部の一例である。オイルパンに貯留されたオイルはオイルポンプPにより経路T内に供給される。オイルポンプPは、内燃機関のクランクシャフトに連動した機械式である。オイルコントロールバルブOCVは、オイルポンプPにより経路T内に供給される油圧を、オイルコントロールバルブOCVに印加される電流値に基づいてリニアに調整できる。オイルコントロールバルブOCVは、油圧制御弁の一例である。尚、油圧制御弁は、段階的に経路T内に供給される油圧を調整可能なものであってもよい。ECU5は、CPU、ROM、RAMなどから構成され、内燃機関全体の動作を制御する。ROMには、後述する制御を実行するためのプログラムが格納されている。
カムベース部10は、2つのカムロブ部20にそれぞれ作用するピン15P、16P、17Pを保持している。2つのカムロブ部20はそれぞれピン26Pを保持している。ピン26Pは、ロック部材の一例である。図4Bは、ピン15P等を省略した図である。カムロブ部20は、支持シャフト33が貫通した基端部から離れた自由端部を有し、カムロブ部20の自由端部側にはピン26Pを保持した孔26が形成されている。孔26は、カムロブ部20を軸方向に貫通している。孔26は、保持孔の一例である。
カムベース部10には、スリット12に連通した孔15、16が形成されている。孔15、16は、スリット12に対して同一側に形成されている。孔15、16は、軸方向に延び、底面を有している。孔15、16には、それぞれピン15P、16Pが収納されている。孔15の底面とピン15Pとの間にはピン15Pに連結されたスプリング15Sが配置されている。孔16の底面とピン16Pとの間にはピン16Pに連結されたスプリング16Sが配置されている。スプリング16Sは、カムロブ部20に向けてピン16Pを付勢している。スプリング15Sは、ピン15Pが孔15から離脱しない程度の長さに設定されている。スプリング15Sは、第2スプリングの一例である。スプリング16Sは、第1スプリングの一例である。
カムベース部10には、スリット12を介して孔16に対向する孔17が形成されている。孔17には、ピン17Pが収納されている。孔17は、経路T6に連通している。孔17は、孔16と同軸上に位置している。孔17は、軸方向に延びている。
カムロブ部20が高位置にある場合、孔16、17、26は軸方向に並び、ピン16P、17P、26Pは軸方向に並ぶ。換言すれば、カムロブ部20が揺動範囲の一端でこのような位置に位置づけられるように、ストッパピン34Pに係合した長孔14によりカムロブ部20の揺動範囲が規定されている。リフト状態においては、スプリング16Sの付勢力により、ピン16Pが孔16、26に共通に挿入され、ピン26Pは孔26、17に共通に挿入される。これにより、カムロブ部20はリフト状態でカムベース部10にロックされる。孔17は、第1ロック孔の一例である。
次に、カムロブ部20のロックについて詳細に説明する。図5A〜6Bは、カムロブ部20のロックの説明図である。オイルコントロールバルブOCV及びオイルポンプPにより経路Tを介して経路T5、T6内にオイルが供給されると、図5Aに示すように、ピン17Pがスプリング16Sの付勢力に抗してカムロブ部20側に押される。これにより、ピン16Pは孔26から離脱し、ピン26Pは孔17から離脱する。即ち、ピン16P、17P、26Pは、それぞれ孔16、17、26に収納される。これにより、高位置でカムロブ部20のロックが解除される。
カムロブ部20のロックが解除された状態でカムシャフトSが回転することにより、カムロブ部20はロッカーアームRから反力を順に受ける。これにより、図5Bに示すように、カムロブ部20はスプリング34Sの付勢力に抗して低位置に移動する。換言すれば、スプリング34Sの付勢力は、カムロブ部20のロックが解除されている状態でロッカーアームRからの反力のみでカムロブ部20は低位置に移動可能な程度に設定されている。このようにロッカーアームRはロックが解除されたカムロブ部20を低位置側に付勢する。カムロブ部20が低位置にある場合には、孔15、26とは同軸上に並ぶ。換言すれば、カムロブ部20が揺動範囲の他端でこのような位置に位置づけられるように、ストッパピン34Pに係合した長孔14によりカムロブ部20の揺動範囲が規定されている。ロッカーアームRは、バブルを駆動するためのカムフォロアの一例である。尚、カムフォロアは、カムに直接駆動されるバルブリフタであってもよい。
ピン26Pは経路T5からのオイルの圧力により、図5Cに示すように、スプリング15Sの付勢力に抗して孔15、26に共通に挿入される。これにより、リフト停止状態でカムロブ部20はロックされる。このように、オイルが所定の圧力以上で経路T内に供給されている間は、カムロブ部20は低位置でロックされる。孔15は、第2ロック孔の一例である。
次にオイルコントロールバルブOCVにより経路Tへのオイルの供給が停止されると、図6Aに示すように、スプリング15Sの付勢力によりピン26Pが孔15から離脱して孔26に収納される。これにより、低位置でカムロブ部20のロックが解除される。
次に、スプリング34Sの付勢力に従って、図6Bに示すように、カムロブ部20が低位置から高位置へ移動する。実際には、カムロブ部20がロッカーアームRに接触していない間に、スプリング34Sの付勢力に従ってカムロブ部20は高位置へと移行する。カムロブ部20が高位置にある状態では、前述したようにピン16P、26P、17Pが軸方向に並ぶ。
この状態で、図4Aに示すように、スプリング16Sの付勢力に従って、ピン16Pが孔16、26に共通に挿入され、同様にピン26Pは孔26、17に共通に挿入される。これにより、高位置でカムロブ部20がロックされる。以上のようにしてカムロブ部20が高位置及び低位置でロックされる。孔26、ピン26P、スプリング15S、16S、孔15、17等は、ロック機構の一例である。このようにカムロブ部20が低位置でもロックされるので、カムロブ部20を安定した状態で保持でき、信頼性や耐久性が確保されている。
図1、2、3A、3B、4A、4Bに示したように、カムベース部10は、カムシャフトSに連結されており、カムシャフトSはカムベース部10を貫通していない。このため、カムベース部10の軸方向の断面積を確保することができ、カムベース部10の強度を確保することができる。カムシャフトSはカムベース部10を貫通していないためカムシャフトSの径を細くする必要はない。このためカムシャフトSの強度も確保されている。カムベース部10に形成された孔15、16、17、カムロブ部20に形成された孔26などは、全て軸方向に延びている。このため、例えば、軸方向と交差する方向に延びた孔を設けこの孔内を摺動するピンを配置した場合と比較して、カムベース部10の軸方向での断面積を確保することができる。これにより、カムユニットCUの強度が確保されている。
図3A、3Bに示したように、カムロブ部20の自由端は、カムロブ部20の基端側からカムシャフトSの回転方向から逆方向に離れている。ここで、カムロブ部20の基端側は、支持シャフト33により揺動の支点となっている。このため、ロッカーアームRの反力により、カムロブ部20がカムシャフトSの回転方向と逆方向に揺動するのが容易となる。これによって、ロックが解除された状態で、カムロブ部20の低位置から高位置へ移動が容易となっている。また、低位置へ移動する際のカムロブ部20が受けるロッカーアームRからの反力による負荷が低減され、カムロブ部20の耐久性が確保されている。
また、カムベース部10は、2つのカムロブ部20を支持している。このため、カムベース部10は軸方向の長さを確保しているため強度が確保されている。また、カムベース部10を2つのカムロブ部20に共通化して使用しているため部品点数も削減されている。
また、図1、2に示したように、スプリング15S、16S、34Sは、カムロブ部20に対して軸方向に配置されている。例えばこのようなスプリング34S等をカムロブ部20に対して径方向に重なる位置に配置する場合と比較して、カムロブ部20の軸方向での断面積を確保できる。これによりカムロブ部20の強度を確保することができる。
また、上述したようにスプリングS34が配置された凹部10Hは、ロッカーアームRに接触しない部分に設けられているので、この部分を有効利用している。スプリングS34が、ロッカーアームRに接触するカムベース部10の部分から退避した位置に配置されていることにより、ロッカーアームRが接触するカムベース部10の部分の軸方向の断面積も確保されている。これにより、カムベース部10の強度も確保されている。
図3Aに示したように、経路T5の出口はスリット12に開口するように形成され、この出口は、カムロブ部20が高位置にある場合にはカムロブ部20によって閉鎖されている。カムロブ部20は、この出口を閉鎖するように先端側が延びている。このため、カムロブ部20の位置を高位置から低位置へ切り替える場合に、経路T5の出口から油が流出することを防止できる。これにより、経路T、T5、T6内の油圧の低下を抑制でき、高位置でのカムロブ部20のロックの解除の応答性の低下が抑制されている。
次に、支持シャフト33について説明する。図7は、図3AのC−C部分断面図である。カムベース部10には、経路Tから径方向外側に分岐し支持シャフト33へ延びた経路T7が形成されている。尚、図7においては、2つの支持シャフト33のうち一方のみを示しているが、他方も同様に構成されている。また、一方の支持シャフト33のみ図7のように構成されていてもよい。
支持シャフト33は、2つのナットNによりカムベース部10に対して回転しないように固定されている。2つのナットNを用いているので、カムユニットCUが高速回転した場合であってもナットNが支持シャフト33から離脱することが抑制されている。支持シャフト33からナットNを取外すことにより、支持シャフト33はカムベース部10に対して回転可能となる。
図7に示すように、支持シャフト33は、カムユニットCUの外側から内側に向かって、頭部330、縮径部331、溝部333、が順に形成されている。縮径部331は、他の部分よりも径が小さく形成されている。縮径部331は、支持シャフト33の周方向に溝状に形成されている。また、溝部333は、縮径部331に連続するように支持シャフト33の外周に形成され軸方向に略直線状に延びている。溝部333は、支持シャフト33の外周に凹状に形成されている。縮径部331、溝部333は、供給路の一例である。貫通孔233は、支持シャフト33と対向するように支持シャフト33からカムロブ部20の外部へ延び、カムロブ部20を貫通している。貫通孔233は、供給孔の一例である。縮径部331、溝部333、貫通孔233は供給経路の一例である。
上述したように、カムロブ部20が高位置にある場合、溝部333、貫通孔233は連通する。カムロブ部20が低位置にある場合、図3Bに示したように溝部333、貫通孔233は、支持シャフト33の周方向にずれる。これにより、溝部333はカムロブ部20により閉鎖され、貫通孔233は支持シャフト33の溝部333が形成されていない部分により閉鎖され、貫通孔233、溝部333は非連通となる。カムロブ部20が高位置にある場合、経路T、T7、縮径部331、溝部333、貫通孔233を介して、油がカムロブ部20の外部へ供給され得る。カムロブ部20が低位置にある場合には、溝部333、貫通孔233はそれぞれ閉鎖されるため、カムロブ部20の外部への油の供給が停止される。
カムロブ部20が高位置から低位置に切り替えられる場合、上述したように、経路T内には油が供給される。従って、カムロブ部20が高位置でロックされた状態から図5Aに示すように油圧の作用によりカムロブ部20の高位置でのロックが解除された状態までの間、経路T、T7、縮径部331、溝部333、貫通孔233を介して油がカムロブ部20の外部へ供給される。これにより、カムユニットCUとロッカーアームRとの間に油が供給され両者の潤滑性を確保できる。
カムロブ部20が低位置に移動した後は、図3Bに示したように、溝部333、貫通孔233は非連通となり、カムロブ部20の外部への油の供給が停止される。カムロブ部20が低位置にある場合にはカムロブ部20の外部へ油の流出が停止されるので、経路T、T5内の油圧の低下を抑制できる。よって、カムロブ部20を低位置でロックするために必要な油圧を確保できる。具体的には、図5(C)に示すようにスプリング15Sの付勢力に抗してピン26Pを孔15、26に共通に挿入するために必要な油圧を確保できる。これにより、カムロブ部20の高位置から低位置への切替の応答性の低下が抑制されている。また、このように油圧を確保できるため、出力の大きいオイルポンプを採用する必要はなく、出力の大きいオイルポンプを採用した場合に起こり得る燃費の悪化を抑制できる。
また、カムロブ部20の位置を切り替えない場合であっても、オイルコントロールバルブOCVを制御してカムロブ部20が高位置でロックされた状態が維持される程度に経路T内に油を供給することにより、貫通孔233を介してカムロブ部20の外部に油を供給できる。これにより、カムユニットCUとロッカーアームRとの間の潤滑性を確保できる。また、従来のカムシャワー機構を廃止したとしても、カムユニットCUとロッカーアームRとの間を潤滑できる。
また、カムロブ部20が低位置にある場合には溝部333、貫通孔233を介してカムユニットCUとロッカーアームRとの間に油は供給できない。しかしながら、カムロブ部20が低位置にある場合には、カムロブ部20はロッカーアームRを駆動せずに摺接する。従って、カムロブ部20が低位置にある場合には、カムロブ部20が高位置にありロッカーアームRを駆動させる場合と比較して、カムロブ部20とロッカーアームRとの摩擦抵抗は小さい。このため、カムロブ部20が低位置にある場合にカムロブ部20とロッカーアームRとの間に油が供給されなかったとしても、摩擦は増大しない。
尚、溝部333の代わりに、支持シャフトを貫通する貫通孔を形成してもよい。例えば、このような貫通孔は、経路T7に連通する入口が支持シャフトの外周面に形成され、カムロブ部20の貫通孔233と連通可能な出口が支持シャフトの外周面に形成され、入口及び出口を連通するように支持シャフト内を貫通したものであってもよい。
尚、図3に示した貫通孔233、溝部333の位置を変更して、カムロブ部20が高位置にある場合に貫通孔233、溝部333は非連通となり、カムロブ部20が低位置にある場合に貫通孔233、溝部333が連通してもよい。この場合、カムロブ部20が高位置にある場合には溝部333から油が流出しない。このため、高位置にあるカムロブ部20のロックを解除するために必要な油圧の低下を抑制でき、応答性の低下が抑制できる。また、カムロブ部20が低位置にある場合にカムユニットCUとロッカーアームRとの間に油を供給して摩擦損失の増大を抑制できる。
尚、2つのカムロブ部20をそれぞれ支持する2つの支持シャフト33は、一体に形成されていてもよい。即ち、単一の支持シャフトにより2つのカムロブ部20を支持してもよい。この場合、一方のカムロブ部20側にのみ供給経路が形成されていてもよいし、双方のカムロブ部20に供給経路がそれぞれ形成されていてもよい。
次に、変形例の可変動弁装置について説明する。尚、類似する構成については類似する符号を付することにより重複する説明を省略する。図8A、8Bは、変形例の可変動弁装置の説明図である。図8A、8Bは、それぞれ図3A、3Bに対応している。
支持シャフト33aには上述した溝部333は形成されていないが、ピン26Paには、貫通孔263が形成され、カムロブ部20aには貫通孔233aが形成されている。図9A〜9Cは、カムロブ部20aが高位置から低位置に切り替えられる場合の、ピン26Pa周辺の状態を示した部分断面図である。尚、図9A〜9Cは、理解を容易にするために部分的に誇張して示している。尚、図9A〜9Cにおいては、2つのカムロブ部20aのうち一方のみを示しているが、他方のカムロブ部20aも同様に構成されている。尚、一方のカムロブ部20aのみが図9A〜9Cのように構成されていてもよい。
図9Aに示すように、ピン17Paには、略中心に軸方向に延びた貫通孔173が形成されている。貫通孔263は、ピン26Paの略中心を通過してピン17Pa側から軸方向に延び、途中で径方向外側に延びてピン26Paの外周に貫通している。貫通孔233aは、ピン26Paから径方向外側に延びカムロブ部20aの外部に貫通している。図9Aに示すように、カムロブ部20aが高位置でロックされている状態で、貫通孔263は貫通孔173、貫通孔233aと連通している。従って、カムロブ部20aが高位置でロックされている状態で経路T6内に油が供給されると、貫通孔173、263、233aを介して油がカムロブ部20aの外部に供給される。これにより潤滑性が確保されている。貫通孔173、263、233aは、供給経路の一例である。貫通孔263は、供給路の一例である。貫通孔233aは、供給孔の一例である。
経路T6内にカムロブ部20aのロックの解除に必要な油圧が作用すると、図9Bに示すようにスプリング16Sの付勢力に反してピン26Paはピン17Paに押され、ピン26Paは孔17を脱して高位置でのカムロブ部20aのロックが解除される。これにより、貫通孔263は貫通孔233aに対して軸方向にずれる。よって、貫通孔263の下流側の出口はカムロブ部20aに閉鎖され、貫通孔233aの上流側の入口はピン26Paに閉鎖され、貫通孔263、233aは非連通となる。よって、この状態ではカムロブ部20aの外部への油の供給は停止される。
カムロブ部20aが低位置に移動して経路T5からピン26Paに油圧が作用すると、図9Cに示すようにピン26Paは孔15内に挿入されてカムロブ部20aは低位置でロックされる。これにより、貫通孔263は貫通孔233aから更に退避し非連通の状態が維持される。貫通孔263は、カムロブ部20aの一部とカムベース部10の孔15の内面とによって閉鎖される。このように、カムロブ部20aの高位置でのロックが解除されてからカムロブ部20aの低位置でロックされるまでの間では、カムロブ部20aの外部への油の供給は停止される。このため、この間での油圧を確保でき応答性の低下が抑制されている。
また、カムロブ部20aが低位置にある場合には、ピン17Paの貫通孔173はカムロブ部20aの側面に閉鎖される。このため、貫通孔173から外部へ油が流出することが抑制される。
図9Cに示したようにカムロブ部20aが低位置でロックされた場合、貫通孔263は、カムロブ部20aのみによって閉鎖されていてもよいし、カムベース部10の孔15の内面のみによって閉鎖されていてもよいし、両者によって閉鎖されていてもよい。
図9Bに示したように、カムロブ部20aの高位置でのロックが解除された状態でも貫通孔233a、263が連通状態にあってもよい。カムロブ部20aが低位置でロックされる場合に、貫通孔233a、263が非連通となればよい。
貫通孔233a、263の位置を変更して、カムロブ部20aが高位置でロックされている場合に貫通孔233a、263は非連通となり、カムロブ部20aが低位置でロックされている場合に貫通孔233a、263が連通してもよい。この場合、カムロブ部20aが高位置でロックされている場合にはカムロブ部20aの外部に油が流出しないため、高位置にあるカムロブ部20aのロックを解除するために必要な油圧を確保でき、応答性の低下が抑制できる。また、カムロブ部20aが低位置にある場合にカムユニットCUとロッカーアームRとの間に油を供給して摩擦損失の増大を抑制できる。
尚、ピン17Paは設けられていなくてもよい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本実施例では、カムロブ部20がカムベース部10から突出していない位置にある場合を低位置として説明した。しかしながらこれに限定されず、例えば、カムロブ部20は、カムベース部10のベース円部11から突出した高位置と、第高位置よりも突出量が小さいがベース円部11から突出した低位置との間を揺動してもよい。
リフト状態において、ピン17Pを介さずに直接ピン26Pにオイルの圧力を作用させてもよい。また、ピン15P、16Pを介さずにスプリング15S、16Sが直接ピン26Pを付勢してもよい。
カムベース部10は、カムシャフトと一体に成型されていてもよいし、本実施例のように別体で成型した後に接合してもよい。
1 可変動弁装置
5 ECU
S カムシャフト
R ロッカーアーム
V バルブ(カムフォロア)
OCV オイルコントロールバルブ
N ナット
10 カムベース部
11 ベース円部
12 スリット
20 カムロブ部
23 孔
233、233a 貫通孔(供給経路、供給孔)
26P、26Pa ピン(ロック部材)
263 貫通孔(供給経路、供給路)
33 支持シャフト(軸部材)
331 縮径部(供給経路、供給路)
333 溝部(供給経路、供給路)
34S スプリング
15S スプリング(第2スプリング)
16S スプリング(第1スプリング)
17 孔(第1ロック孔)
15 孔(第2ロック孔)
T 経路
T6 経路(第1経路)
T5 経路(第2経路)

Claims (6)

  1. カムシャフトと共に回転するカムベース部と、
    前記カムベース部の外周から突出した高位置と前記高位置よりも低い低位置間を揺動可能に前記カムベース部に連結されたカムロブ部と、
    前記高位置にある前記カムロブ部により駆動されるカムフォロアと、
    前記カムベース部に形成され前記カムロブ部の位置を切り替えるための油圧が作用する経路と、
    前記カムロブ部が前記高位置及び低位置の一方にある場合に前記経路と前記カムロブ部の外部とを連通し、前記カムロブ部が前記高位置及び低位置の他方にある場合に前記経路と前記カムロブ部の外部とを非連通とする供給経路と、を備えた内燃機関の可変動弁装置。
  2. 前記供給経路は、前記カムロブ部が前記高位置にある場合に前記経路と前記カムロブ部の外部とを連通する、請求項1の内燃機関の可変動弁装置。
  3. 前記カムベース部に固定され前記カムロブ部を揺動可能に支持する軸部材を備え、
    前記供給経路は、前記軸部材に形成され前記経路を介して油が供給される供給路、前記カムロブ部に形成され前記軸部材側から該カムロブ部の外部に貫通した供給孔、を含み、
    前記供給路及び供給孔は、前記カムロブ部が前記高位置及び低位置の一方にある場合に連通し、前記カムロブ部が前記高位置及び低位置の他方にある場合に非連通となる、請求項1又は2の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 前記カムロブ部に保持され前記経路内の油圧によって前記高位置及び低位置で前記カムロブ部を前記カムベース部にロックするロック部材を備え、
    前記供給経路は、前記ロック部材に形成され前記経路を介して油が供給される供給路、前記カムロブ部に形成され前記ロック部材側から該カムロブ部の外部に貫通した供給孔、を含み、
    前記供給路及び供給孔は、前記ロック部材が前記カムロブ部を前記高位置及び低位置の一方でロックしている場合に連通し、前記ロック部材が前記カムロブ部を前記高位置及び低位置の他方でロックしている場合に非連通となる、請求項1又は2の内燃機関の可変動弁装置。
  5. 前記ロック部材は、前記経路からの油圧の作用により、前記高位置にある前記カムロブ部のロックを解除して前記低位置にある前記カムロブ部をロックする、請求項4の内燃機関の可変動弁装置。
  6. 前記ロック部材は、前記カムシャフトの軸方向に延びた前記カムロブ部の保持孔に保持され、
    前記カムベース部は、前記カムロブ部が前記高位置にある場合に前記ロック部材が前記軸方向に並ぶ第1ロック孔、前記カムロブ部が前記低位置にある場合に前記ロック部材が前記軸方向に並ぶ第2ロック孔、を含み、
    前記カムロブ部が前記高位置にある場合に前記ロック部材が前記第1ロック孔に挿入されるように付勢する第1スプリングと、
    前記カムロブ部が前記低位置にある場合に前記ロック部材が前記第2ロック孔から退避するように付勢する第2スプリングと、を備え、
    前記経路は、前記カムロブ部が前記高位置にある場合に前記ロック部材が前記第1ロック孔から離脱するように油圧を作用させる第1経路、前記カムロブ部が前記低位置にある場合に前記ロック部材が前記第2ロック孔に挿入されるように油圧を作用させる第2経路、を含む、請求項5の内燃機関の可変動弁装置。
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