JP2014092128A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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寿行 矢野
Yoshiaki Miyasato
佳明 宮里
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Toshiyuki Maehara
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Abstract

【課題】動作の安定性を確保した内燃機関の可変動弁装置を提供することを課題とする。
【解決手段】カムシャフトと共に回転するカムベース部と、カムベース部の外周から突出した高位置と高位置よりも低い低位置間を揺動可能にカムベース部に連結されたカムロブ部と、カムロブ部を高位置側へ付勢する付勢部材と、高位置でカムロブ部をロックし、ロックが解除されたカムロブ部が低位置にある間に油圧の作用によりロック部材がカムベース部及びカムロブ部に係合して低位置でカムロブ部をロックするロック機構と、高位置でロックされたカムロブ部により駆動され、ロックが解除されたカムロブ部を低位置側に付勢するカムフォロアと、高位置でロックされたカムロブ部に摺接し、ロックが解除されたカムロブ部を低位置側に押圧し、カムフォロアからカムシャフトの回転中心周りに所定の角度間隔をあけて配置された押圧機構と、を備えた内燃機関の可変動弁装置。
【選択図】図8

Description

本発明は、内燃機関の可変動弁装置に関する。
特許文献1の装置では、バルブのリフト量を最小にする場合、カムシャフトに貫通された可動カムがバルブを駆動しないようにカムシャフトの回転に応じて径方向に往復動する。
特開2001−329819号公報
このように可動カムの位置が固定されないので、可動カムの動作の安定性を確保できず、可動カム自体や可動カムを往復させる機構等の耐久性や信頼性を損なうおそれもある。
そこで、動作の安定性を確保した内燃機関の可変動弁装置を提供することを目的とする。
上記目的は、カムシャフトと共に回転するカムベース部と、前記カムベース部の外周から突出した高位置と前記高位置よりも低い低位置間を揺動可能に前記カムベース部に連結されたカムロブ部と、前記カムロブ部を前記高位置側へ付勢する付勢部材と、前記高位置で前記カムロブ部をロックし、ロックが解除された前記カムロブ部が前記低位置にある間に油圧の作用によりロック部材が前記カムベース部及びカムロブ部に係合して前記低位置で前記カムロブ部をロックするロック機構と、前記高位置でロックされた前記カムロブ部により駆動され、ロックが解除された前記カムロブ部を前記低位置側に付勢するカムフォロアと、前記高位置でロックされた前記カムロブ部に摺接し、ロックが解除された前記カムロブ部を前記低位置側に押圧し、前記カムフォロアから前記カムシャフトの回転中心周りに所定の角度間隔をあけて配置された押圧機構と、を備えた内燃機関の可変動弁装置によって達成できる。
カムロブ部は低位置でもロックされるので安定した状態で保持され、装置の動作の安定性を確保できる。また、カムロブ部は高位置側に付勢されており、付勢力に抗して低位置に移動してからロック部材により低位置でロックされる。このため、ロックが解除され高位置側で維持されているカムロブ部を、カムフォロアと共に押圧機構が低位置側へ押すことにより、カムロブ部が低位置に維持される期間を確保できる。これにより、ロック部材が低位置でカムロブ部をロックに必要な期間を確保でき、低位置でのカムロブ部のロックを安定して行うことができる。
前記押圧機構は、前記高位置でロックされた前記カムロブ部に摺接して所定範囲を往復する押圧部材、前記押圧部材を付勢する押圧部材用付勢部材、を含んでもよい。
前記押圧部材の位置を検出する検出部を備えていてもよい。
前記検出部は、前記押圧部材との距離の変化により出力信号が変化するものであってもよい。
前記ロック部材は、前記高位置にある前記カムロブ部及び前記カムベース部に係合し、油圧の作用により前記高位置前記カムベース部から退避し、油圧の作用により前記低位置にある前記カムロブ部及びカムベース部に係合するものであってもよい。
前記ロック機構は、前記カムシャフトの軸方向に延びた前記カムロブ部の保持孔に保持された前記ロック部材、前記カムベース部に形成され前記カムロブ部が前記高位置にある高状態で前記ロック部材が前記軸方向に並ぶ第1ロック孔、前記カムベース部に形成され前記カムロブ部が前記低位置にある低状態で前記ロック部材が前記軸方向に並ぶ第2ロック孔、前記高状態で前記ロック部材が前記第1ロック孔に挿入されるように付勢する第1スプリング、前記低状態で前記ロック部材が前記第2ロック孔から退避するように付勢する第2スプリング、前記カムベース部に形成され、前記高状態で前記ロック部材が前記第1ロック孔から離脱するように油圧を作用させる第1経路、前記カムベース部に形成され、前記低状態で前記ロック部材が前記第2ロック孔に挿入されるように油圧を作用させる第2経路、を含むものであってもよい。
前記カムロブ部は、前記カムベース部に揺動するように連結された基端部、前記基端部から前記カムシャフトの回転方向と逆方向に離れた自由端部、を含んでもよい。
前記付勢部材は、前記カムロブ部に対して前記カムシャフトの軸方向に位置していてもよい。
動作の安定性を確保した内燃機関の可変動弁装置を提供できる。
図1は、本実施例の可変動弁装置の外観図である。 図2は、本実施例の可変動弁装置の外観図である。 図3A、3Bは、軸方向からみたカムユニットの断面図である。 図4A、4Bは、カムユニットの内部構造を示した断面図である。 図5A〜5Cは、カムロブ部のロックの説明図である。 図6A、6Bは、カムロブ部のロックの説明図である。 図7A〜7Dは、押圧機構の説明図である。 図8A〜8Dは、押圧機構の説明図である。 図9は、カムロブ部の揺動を示したグラフである。 図10A、10Bは、押圧機構の変形例の説明図である。 図11は、バルブのリフト状態とセンサの出力信号との関係を示したグラフである。
以下、実施形態を図面と共に詳細に説明する。
図1、2は、本実施例の可変動弁装置1の外観図である。可変動弁装置1は、車両等に搭載される内燃機関に採用される。可変動弁装置1は、カムシャフトS、カムシャフトSに設けられたカムユニットCU、を含む。カムシャフトSは、カムユニットCUの一端に接続した部分SA、カムユニットCUの他端に接続した部分SB、を含む。カムシャフトSは、内燃機関からの動力により回転する。カムシャフトSと共にカムユニットCUが回転することにより、ロッカーアームRを介してバルブVをリフトさせる。バルブVは、内燃機関の吸気バルブ又は排気バルブである。
カムユニットCUは、カムシャフトSよりも径が大きくカムシャフトSの部分SA、SBに連結されたカムベース部10、カムベース部10に連結された2つのカムロブ部20、を含む。カムベース部10は、略円柱状であり、カムシャフトSの軸方向(以下、軸方向と称する)から見た場合に略円形のベース円部11を有している。ベース円部11は、カムベース部10の外周面に相当する。2つのカムロブ部20は、軸方向に所定の間隔をあけて並んでいる。2つのカムロブ部20は、それぞれ2つのロッカーアームRを押して2つのバルブVをリフトさせる。カムベース部10の軸方向の厚さは、カムロブ部20の軸方向の厚さよりも厚い。
図2に示すように、カムベース部10は、2つのカムロブ部20の間に凹部10Hが形成されている。凹部10Hは、2つのロッカーアームRがカムベース部10に接触する部分の間に形成されている。凹部10Hは、ロッカーアームRに接触しない。支持シャフト33は、カムベース部10、2つのカムロブ部20を軸方向に貫通している。カムロブ部20は、支持シャフト33を支点としてカムベース部10に対して揺動する。カムロブ部20は、カムベース部10のベース円部11から最大限に突出した高位置とベース円部11から突出しない低位置間を揺動可能である。支持シャフト33の一部は凹部10H内で露出している。2つのカムロブ部20には、それぞれストッパピン34Pが貫通している。
カムベース部10の凹部10Hでは、2つのスプリング34Sが支持シャフト33に巻かれている。スプリング34Sの一端は凹部10Hの内側面を押し、スプリング34Sの他端はストッパピン34Pを押している。即ち、スプリング34Sは、ストッパピン34Pが凹部10Hから離れるように付勢している。これにより、カムロブ部20はカムベース部10から突出するように付勢される。スプリング34Sは、付勢部材の一例である。
図1、2において、左側のカムロブ部20は高位置にあり、右側のカムロブ部20は低位置にある。本実施例の場合、カムロブ部20が高位置でロックされている場合には、カムロブ部20がロッカーアームRを駆動してバルブVをリフトさせる。カムロブ部20が低位置でロックされている場合には、カムロブ部20はロッカーアームRに接触する又は接触せずにバルブVはリフトしない。尚、図1、2においては、理解を容易にするために一方のカムロブ部20のみを高位置にあるが、実際には後述するように2つのカムロブ部20は共に同じ位置に位置づけられる。
図3A、3Bは、軸方向からみたカムユニットCUの断面図である。図3Aは、高位置にあるカムロブ部20を示し、図3Bは、低位置にあるカムロブ部20を示している。カムロブ部20は、カムベース部10の供給経路Tを回避した略U字状又は略L字状である。カムロブ部20の基端側は支持シャフト33が貫通している。図3A、3Bにおいて、カムシャフトSは時計方向に回転する。これに伴いカムベース部10、カムロブ部20も時計方向に回転する。カムベース部10には、ストッパピン34Pが貫通した長孔14が形成されている。カムロブ部20の揺動に伴って移動するストッパピン34Pの移動範囲を長孔14が規制することにより、カムロブ部20の揺動範囲が規制している。
また、本実施例の可変動弁装置1は、押圧機構40を備えている。押圧機構40は、ロッカーアームRに対してカムシャフトSの回転中心周りに所定の角度間隔をあけて配置されている。押圧機構40は、カムユニットCUに向けて往復動可能に支持されたリフター42、リフター42をカムユニットCUに向けて付勢するスプリング44、を含む。リフター42は金属製である。スプリング44は、一端が内燃機関のカムキャップに固定され他端にリフター42が固定されている。尚、リフター42は、例えばカムユニットCUに向けて延びたシリンダ状の部材に往復摺動可能に支持されたものであってもよい。リフター42は、押圧部材の一例である。スプリング44は、押圧部材用付勢部材の一例である。押圧機構40については詳しくは後述する。尚、押圧機構40は、2つのカムロブ部20のそれぞれに対して設けられている。
図4A、4Bは、カムユニットCUの内部構造を示した断面図である。図4A、4Bにおいては、2つのカムロブ部20は共にリフト状態にある。図4A、4Bは、図3AのA−A断面図に相当する。図4A、4Bに示すように、カムユニットCUは、軸方向でのカムユニットCUの中心に軸方向に対称に形成されている。従って、以下の説明では2つのカムロブ部20のうち一方について説明する。カムベース部10には、カムロブ部20を収納可能なスリット12が形成されている。カムベース部10内には、カムシャフトSの軸心上で延びた供給経路T、供給経路Tから径方向外側に延びた経路T5、T6が形成されている。経路T5、T6は、それぞれ供給経路Tから径方向外側に延び、次に軸方向に延びて2つのカムロブ部側に延びている。経路T6は第1経路の一例である。経路T5は、第2経路の一例である。
オイルコントロールバルブCVは電磁駆動式の流量制御弁であり、ECU5によって制御される。ECU5は、制御部の一例である。オイルパンに貯留されたオイルはオイルポンプPにより供給経路T内に供給される。オイルポンプPは、内燃機関のクランクシャフトに連動した機械式である。オイルコントロールバルブCVは、オイルポンプPにより供給経路T内に供給される油圧を、オイルコントロールバルブCVに印加される電流値に基づいてリニアに調整できる。オイルコントロールバルブCVは、油圧制御弁の一例である。尚、油圧制御弁は、段階的に供給経路T内に供給される油圧を調整可能なものであってもよい。ECU5は、CPU、ROM、RAMなどから構成され、内燃機関全体の動作を制御する。ROMには、後述する制御を実行するためのプログラムが格納されている。
カムベース部10は、2つのカムロブ部20にそれぞれ作用するピン15P、16P、17Pを保持している。2つのカムロブ部20はそれぞれピン26Pを保持している。ピン26Pは、ロック部材の一例である。図4Bは、ピン15P等を省略した図である。カムロブ部20は、支持シャフト33が貫通した基端部から離れた自由端部を有し、カムロブ部20の自由端部側にはピン26Pを保持した孔26が形成されている。孔26は、カムロブ部20を軸方向に貫通している。孔26は、保持孔の一例である。
カムベース部10には、スリット12に連通した孔15、16が形成されている。孔15、16は、スリット12に対して同一側に形成されている。孔15、16は、軸方向に延び、底面を有している。孔15、16には、それぞれピン15P、16Pが収納されている。孔15の底面とピン15Pとの間にはピン15Pに連結されたスプリング15Sが配置されている。孔16の底面とピン16Pとの間にはピン16Pに連結されたスプリング16Sが配置されている。スプリング16Sは、カムロブ部20に向けてピン16Pを付勢している。スプリング15Sは、ピン15Pが孔15から離脱しない程度の長さに設定されている。スプリング15Sは、第2スプリングの一例である。スプリング16Sは、第1スプリングの一例である。
カムベース部10には、スリット12を介して孔16に対向する孔17が形成されている。孔17には、ピン17Pが収納されている。孔17は、経路T6に連通している。孔17は、孔16と同軸上に位置している。孔17は、軸方向に延びている。
カムロブ部20が高位置にある場合、孔16、17、26は軸方向に並び、ピン16P、17P、26Pは軸方向に並ぶ。換言すれば、カムロブ部20が揺動範囲の一端でこのような位置に位置づけられるように、ストッパピン34Pに係合した長孔14によりカムロブ部20の揺動範囲が規定されている。リフト状態においては、スプリング16Sの付勢力により、ピン16Pが孔16、26に共通に挿入され、ピン26Pは孔26、17に共通に挿入される。これにより、カムロブ部20はリフト状態でカムベース部10にロックされる。孔17は、第1ロック孔の一例である。
次に、カムロブ部20のロックについて詳細に説明する。図5A〜6Bは、カムロブ部20のロックの説明図である。オイルコントロールバルブCV及びオイルポンプPにより供給経路Tを介して経路T5、T6内にオイルが供給されると、図5Aに示すように、ピン17Pがスプリング16Sの付勢力に抗してカムロブ部20側に押される。これにより、ピン16Pは孔26から離脱し、ピン26Pは孔17から離脱する。即ち、ピン16P、17P、26Pは、それぞれ孔16、17、26に収納される。これにより、高位置でカムロブ部20のロックが解除される。
カムロブ部20のロックが解除された状態でカムシャフトSが回転することにより、カムロブ部20は押圧機構40からの押圧力、ロッカーアームRから反力を順に受ける。これにより、図5Bに示すように、カムロブ部20はスプリング34Sの付勢力に抗して低位置に移動する。換言すれば、スプリング34Sの付勢力は、カムロブ部20のロックが解除されている状態で押圧機構40からの押圧力のみでカムロブ部20は低位置に移動可能な程度に設定され、かつロッカーアームRからの反力のみでカムロブ部20は低位置に移動可能な程度に設定されている。このようにロッカーアームRはロックが解除されたカムロブ部20を低位置側に付勢する。カムロブ部20が低位置にある場合には、孔15、26とは同軸上に並ぶ。換言すれば、カムロブ部20が揺動範囲の他端でこのような位置に位置づけられるように、ストッパピン34Pに係合した長孔14によりカムロブ部20の揺動範囲が規定されている。ロッカーアームRは、バブルを駆動するためのカムフォロアの一例である。尚、カムフォロアは、カムに直接駆動されるバルブリフタであってもよい。
ピン26Pは経路T5からのオイルの圧力により、図5Cに示すように、スプリング15Sの付勢力に抗して孔15、26に共通に挿入される。これにより、リフト停止状態でカムロブ部20はロックされる。このように、オイルが所定の圧力以上で供給経路T内に供給されている間は、カムロブ部20は低位置でロックされる。孔15は、第2ロック孔の一例である。
次にオイルコントロールバルブCVにより供給経路Tへのオイルの供給が停止されると、図6Aに示すように、スプリング15Sの付勢力によりピン26Pが孔15から離脱して孔26に収納される。これにより、低位置でカムロブ部20のロックが解除される。
次に、スプリング34Sの付勢力に従って、図6Bに示すように、カムロブ部20が低位置から高位置へ移動する。実際には、カムロブ部20がロッカーアームR及び押圧機構40に接触していない間に、スプリング34Sの付勢力に従ってカムロブ部20は高位置へと移行する。カムロブ部20が高位置にある状態では、前述したようにピン16P、26P、17Pが軸方向に並ぶ。
この状態で、図4Aに示すように、スプリング16Sの付勢力に従って、ピン16Pが孔16、26に共通に挿入され、同様にピン26Pは孔26、17に共通に挿入される。これにより、高位置でカムロブ部20がロックされる。以上のようにしてカムロブ部20が高位置及び低位置でロックされる。孔26、ピン26P、スプリング15S、16S、孔15、17等は、ロック機構の一例である。このようにカムロブ部20が低位置でもロックされるので、カムロブ部20を安定した状態で保持でき、信頼性や耐久性が確保されている。
図1、2、3A、3B、4A、4Bに示したように、カムベース部10は、カムシャフトSに連結されており、カムシャフトSはカムベース部10を貫通していない。このため、カムベース部10の軸方向の断面積を確保することができ、カムベース部10の強度を確保することができる。カムシャフトSはカムベース部10を貫通していないためカムシャフトSの径を細くする必要はない。このためカムシャフトSの強度も確保されている。カムベース部10に形成された孔15、16、17、カムロブ部20に形成された孔26などは、全て軸方向に延びている。このため、例えば、軸方向と交差する方向に延びた孔を設けこの孔内を摺動するピンを配置した場合と比較して、カムベース部10の軸方向での断面積を確保することができる。これにより、カムユニットCUの強度が確保されている。
図3A、3Bに示したように、カムロブ部20の自由端は、カムロブ部20の基端側からカムシャフトSの回転方向から逆方向に離れている。ここで、カムロブ部20の基端側は、支持シャフト33により揺動の支点となっている。このため、ロッカーアームRの反力により、カムロブ部20がカムシャフトSの回転方向と逆方向に揺動するのが容易となる。これによって、ロックが解除された状態で、カムロブ部20の低位置から高位置へ移動が容易となっている。また、低位置へ移動する際のカムロブ部20が受ける押圧機構40からの押圧力、ロッカーアームRからの反力による負荷が低減され、カムロブ部20の耐久性が確保されている。
また、カムベース部10は、2つのカムロブ部20を支持している。このため、カムベース部10は軸方向の長さを確保しているため強度が確保されている。また、カムベース部10を2つのカムロブ部20に共通化して使用しているため部品点数も削減されている。また、支持シャフト33は2つのカムロブ部20に共通に貫通しているため、これによっても部品点数が削減されている。
また、図1、2に示したように、スプリング15S、16S、34Sは、カムロブ部20に対して軸方向に配置されている。例えばこのようなスプリング34S等をカムロブ部20に対して径方向に重なる位置に配置する場合と比較して、カムロブ部20の軸方向での断面積を確保できる。これによりカムロブ部20の強度を確保することができる。
また、上述したようにスプリングS34が配置された凹部10Hは、ロッカーアームRに接触しない部分に設けられているので、この部分を有効利用している。スプリングS34が、ロッカーアームRに接触するカムベース部10の部分から退避した位置に配置されていることにより、ロッカーアームRが接触するカムベース部10の部分の軸方向の断面積も確保されている。これにより、カムベース部10の強度も確保されている。
図3Aに示したように、経路T5の出口はスリット12に開口するように形成され、この出口はリフト状態のカムロブ部20から離れた位置に形成されている。このため、リフト状態の場合において、供給経路Tにオイルを供給することにより、経路T5の出口からスリット12を介してロッカーアームR等にオイルを供給できる。これにより、ロッカーアームRとカムユニットCU等の潤滑を確保することができる。また、従来のカムシャワー機構を廃止したとしても、本実施例の可変動弁装置1により、潤滑を促進することができる。
次に押圧機構40について説明する。図7A〜7D、8A〜8Dは、押圧機構40の説明図である。尚、図7A〜8Dにおいては、一部の符合を省略している。図7A〜7Dは、カムロブ部20が高位置でロックされている状態での押圧機構40の状態を示している。カムロブ部20が高位置でロックされているため、スプリング44に付勢されているリフター42は、カムベース部10のベース円部11及びカムロブ部20に摺接しながら所定範囲を往復動する。
図8A〜8Dは、カムロブ部20が高位置でロックが解除された状態での押圧機構40の状態を示している。図8Aに示すように、高位置でロックが解除されたカムロブ部20は、スプリング34Sの付勢力によって高位置に維持される。その後、図8Bに示すように、ロッカーアームRからの反力を受ける前に押圧機構40のリフター42から押圧力を受けてカムロブ部20は低位置へと移動する。次に、図8Cに示すように、カムロブ部20がリフター42から離れロッカーアームRからの反力を受けて低位置に維持される。カムロブ部20が低位置にあるうちにピン26Pによりロックされて、図8Dに示すようにカムロブ部20がロッカーアームRから離れても低位置に維持される。
図9は、カムロブ部20の揺動を示したグラフである。曲線Cは、押圧機構40の押圧力及びロッカーアームRからの反力によってカムロブ部20が高位置から低位置へ移動する場合を示している。曲線Cxは、ロッカーアームRからの反力のみによってカムロブ部20が高位置から低位置へ移動する場合を示している。曲線Cに示すように、押圧機構40からの押圧力及びロッカーアームRからの反力によってカムロブ部20は比較的長い期間LTにわたって低位置に維持される。カムロブ部20を低位置へ移動させる押圧機構40が、ロッカーアームRと同じ位置ではなく、カムシャフトSの回転中心周りに所定の角度間隔をあけて配置されているからである。
これに対し、曲線Cxに示すように、カムロブ部20は比較的短い期間STだけ低位置に維持され、この短期間STのうちにカムロブ部20を低位置でロックする必要がある。即ち、図5B、5Cに示したように、短期間で油圧の作用によりピン26Pをスプリング15Sの付勢力に抗して孔26、15に共通に挿入する必要がある。低位置でロックができなかった場合、曲線Cyで示すように、カムロブ部20がロッカーアームRから退避するとカムロブ部20はスプリング34Sの付勢力に従って、低位置から高位置へと再び移動してしまう。
しかしながら本実施例のように押圧機構40の押圧力及びロッカーアームRからの反力の双方により、カムロブ部20を低位置に維持される期間LTを確保でき、低位置でロックするのに必要な期間を確保できる。これにより、カムロブ部20を低位置で安定してロックできる。これにより、可変動弁装置1の動作の安定性が確保されている。
尚、押圧機構40は、ロッカーアームRに対してカムシャフトSの回転中心周りにカムシャフトSの回転方向とは逆方向に略90度の角度間隔をあけて配置されているが、この角度に限定されない。即ち、押圧機構40に押圧されて高位置から低位置に移動したカムロブ部20が、押圧機構40から離れてロッカーアームRに接触するまでの間にスプリング34Sの付勢力により低位置から高位置側へ移動しなければよい。また、カムロブ部20が押圧機構40から離れてロッカーアームRに接触するまでの時間は、カムシャフトSの回転速度に依存する。従って、例えばカムシャフトSが最低回転数で回転している場合に、押圧機構40により低位置に移動したカムロブ部20がロッカーアームRに接触するまでの間で低位置に維持されていればよい。
次に、押圧機構40の変形例について説明する。図10Aは、第1変形例の押圧機構40aの説明図である。押圧機構40aは、センサ46aを含む。センサ46aは、リフター42の往復動によってリフター42との間の距離が変化する位置に設けられている。センサ46aは、例えばカムハウジング等の内燃機関の何れかの場所に固定されている。センサ46aは、リフター42との間の距離の変化により、ECU5に出力する信号が変化する。センサ46aは、例えばギャップセンサである。ECU5はセンサ46aの出力信号により、カムロブ部20が高位置でロックされているのか又は低位置でロックされているのかを判別できる。換言すれば、ECU5はバルブのリフト状態を判別できる。
図10Bは、第2変形例の押圧機構40bの説明図である。スプリング44には磁石45が固定されている。センサ46bは、リフター42と一体に移動する磁石45との間の距離が変化することにより、出力信号が変化する。センサ46bは、例えばホール素子である。センサ46a、46bは検出部の一例である。
図11は、バルブVのリフト状態とセンサ46aの出力信号との関係を示したグラフである。曲線RHは、カムロブ部20が高位置でロックされたバルブVのリフト状態でのリフト量を示し、曲線SHはその際のセンサ46aの出力信号を示している。カムロブ部20が高位置でロックされている場合、カムロブ部20によりリフター42も往復動する。このリフター42の往復動によりセンサ46aとの間の距離も変化し、センサ46aの出力信号も変化する。曲線RLは、カムロブ部20が低位置でロックされたバルブVのリフト停止状態でのリフト量を示し、曲線SLはその際のセンサ46aの出力信号を示している。カムロブ部20が低位置でロックされている場合、リフター42とセンサ46aとの間の距離は変化しない。このため、センサ46aの出力信号も変化しない。
このようにECU5は、センサ46aの出力信号に基づいて、バルブVがリフト状態にあるのかリフト停止状態にあるのかを判別できる。これにより、例えばカムロブ部20の高位置及び低位置間の移動やロックが正常に行われているか否かを判別できる。例えば、低位置でカムロブ部20のロックが正常に行われていないと判断された場合には、ECU5はオイルコントロールバルブCVを制御することにより更にピン26Pに作用する油圧を上昇させて低位置でカムロブ部20をロックすることができる。このように、可変動弁装置1の動作の安定性を確保できる。
尚、図11には、カムロブ部20がカムベース部10のベース円部11から僅かに突出した低位置でロックされる可変動弁装置での、バルブVのリフト量を示す曲線RM、その際のセンサ46aの出力信号を示す曲線SMを示している。このような可変動弁装置であっても、センサ46aの出力信号の変化に基づいてバルブVの状態を判別できる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本実施例では、カムロブ部20がカムベース部10から突出していない位置にある場合を低位置として説明した。しかしながらこれに限定されず、例えば、カムロブ部20は、カムベース部10のベース円部11から突出した高位置と、第高位置よりも突出量が小さいがベース円部11から突出した低位置との間を揺動してもよい。この場合、リフター42は、常にカムベース部10のベース円部11に接触している必要はない。リフター42は、カムロブ部20を揺動範囲の一端である低位置側に移動できればよいからである。
高位置でロックが解除されたカムロブ部20がロッカーアームRからの反力を受ける前に押圧機構40のリフター42から押圧力を受ける構成に限定されない。例えば、高位置でロックが解除されたカムロブ部20は、ロッカーアームRからの反力を受けた後に押圧機構40のリフター42から押圧力を受ける構成であってもよい。即ち、押圧機構40は、ロッカーアームRに対してカムシャフトSの回転中心周りにカムシャフトSの回転方向に所定の角度間隔をあけて配置されていてもよい。この構成によっても、ロックが解除されているカムロブ部20を比較的長期間にわたって低位置に維持できるからである。
リフト状態において、ピン17Pを介さずに直接ピン26Pにオイルの圧力を作用させてもよい。また、ピン15P、16Pを介さずにスプリング15S、16Sが直接ピン26Pを付勢してもよい。
カムベース部10は、カムシャフトと一体に成型されていてもよいし、本実施例のように別体で成型した後に接合してもよい。
1 可変動弁装置
5 ECU
S カムシャフト
R ロッカーアーム
V バルブ(カムフォロア)
CV オイルコントロールバルブ
10 カムベース部
11 ベース円部
20 カムロブ部
26 ピン(ロック部材)
34S スプリング(付勢部材)
40 押圧機構
42 押圧部材
44 スプリング(押圧部材用付勢部材)
46a、46b センサ(検出部)
15S スプリング(第2スプリング)
16S スプリング(第1スプリング)
17 孔(第1ロック孔)
15 孔(第2ロック孔)
T6 経路(第1経路)
T5 経路(第2経路)

Claims (8)

  1. カムシャフトと共に回転するカムベース部と、
    前記カムベース部の外周から突出した高位置と前記高位置よりも低い低位置間を揺動可能に前記カムベース部に連結されたカムロブ部と、
    前記カムロブ部を前記高位置側へ付勢する付勢部材と、
    前記高位置で前記カムロブ部をロックし、ロックが解除された前記カムロブ部が前記低位置にある間に油圧の作用によりロック部材が前記カムベース部及びカムロブ部に係合して前記低位置で前記カムロブ部をロックするロック機構と、
    前記高位置でロックされた前記カムロブ部により駆動され、ロックが解除された前記カムロブ部を前記低位置側へ付勢するカムフォロアと、
    前記高位置でロックされた前記カムロブ部に摺接し、ロックが解除された前記カムロブ部を前記低位置側に押圧し、前記カムフォロアから前記カムシャフトの回転中心周りに所定の角度間隔をあけて配置された押圧機構と、を備えた内燃機関の可変動弁装置。
  2. 前記押圧機構は、前記高位置でロックされた前記カムロブ部に摺接して所定範囲を往復する押圧部材、前記押圧部材を付勢する押圧部材用付勢部材、を含む、請求項1の内燃機関の可変動弁装置。
  3. 前記押圧部材の位置を検出する検出部を備えた、請求項2の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 前記検出部は、前記押圧部材との距離の変化により出力信号が変化する、請求項3の内燃機関の可変動弁装置。
  5. 前記ロック部材は、前記高位置にある前記カムロブ部及び前記カムベース部に係合し、油圧の作用により前記高位置前記カムベース部から退避し、油圧の作用により前記低位置にある前記カムロブ部及びカムベース部に係合する、請求項1乃至4の何れかの可変動弁装置。
  6. 前記ロック機構は、
    前記カムシャフトの軸方向に延びた前記カムロブ部の保持孔に保持された前記ロック部材、
    前記カムベース部に形成され前記カムロブ部が前記高位置にある高状態で前記ロック部材が前記軸方向に並ぶ第1ロック孔、
    前記カムベース部に形成され前記カムロブ部が前記低位置にある低状態で前記ロック部材が前記軸方向に並ぶ第2ロック孔、
    前記高状態で前記ロック部材が前記第1ロック孔に挿入されるように付勢する第1スプリング、
    前記低状態で前記ロック部材が前記第2ロック孔から退避するように付勢する第2スプリング、
    前記カムベース部に形成され、前記高状態で前記ロック部材が前記第1ロック孔から離脱するように油圧を作用させる第1経路、
    前記カムベース部に形成され、前記低状態で前記ロック部材が前記第2ロック孔に挿入されるように油圧を作用させる第2経路、
    を含む請求項1乃至5の何れかの内燃機関の可変動弁装置。
  7. 前記カムロブ部は、前記カムベース部に揺動するように連結された基端部、前記基端部から前記カムシャフトの回転方向と逆方向に離れた自由端部、を含む、請求項1乃至6の何れかの内燃機関の可変動弁装置。
  8. 前記付勢部材は、前記カムロブ部に対して前記カムシャフトの軸方向に位置している、請求項1乃至7の何れかの内燃機関の可変動弁装置。
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