JP2009509081A - 切換え式フィンガ従動子アセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡素な設計態様および安価な機構を以て、製造に起因する各要素の配置誤差にも関わらずにカム・アセンブリと従動子アセンブリとが良好に係合して好適な可変量の揚程および円滑な動作を提供するというフィンガ従動子アセンブリを提供する。
【解決手段】内燃エンジンのバルブを可変的に起動するフィンガ従動子アセンブリであって、少なくとも一個の突出部を備えたカムシャフトを有するフィンガ従動子アセンブリ。上記フィンガ従動子アセンブリは、従動子本体と、シャフトと、カム従動子と、ラッチ機構とを含む。上記カム従動子は、上記シャフトにより支持されると共に、上記少なくとも一個の突出部と係合すべく構成される。上記カム従動子は、上記カムシャフト上で案内されることで上記少なくとも一個の突出部に関する該カム従動子の整列を維持すべく構成される。上記ラッチ機構は上記カム従動子を選択的にラッチおよびラッチ解除することで、第1バルブ揚程機能および第2バルブ揚程機能を提供する。
【選択図】図1

Description

本出願は2005年9月16日に出願された米国仮特許出願第60/718,120号の優先権を主張するものであり、その全ての開示内容は言及したことにより本明細書中に援用される。
本発明は、内燃エンジンにおけるバルブの起動を切換える機構に関し、より詳細には、高バルブ揚程および低バルブ揚程の間で切換えを行うためのフィンガ従動子形式のロッカ・アームに関する。
内燃エンジンに対する可変バルブ駆動(VVA)機構は公知である。また、多気筒エンジンの負荷が低い間、該エンジンの一個以上のバルブ、特に吸気弁の揚程を低下させることは公知である。その様に活動低下させると、燃料効率は改善され得る。
なし なし
作動中のエンジンにおけるバルブの揚程を変更する種々の手法が開示されてきた。ひとつの公知の手法は、エンジン・カムシャフトの回りで回動可能な中間カム従動子機構であってバルブの揚程およびタイミングの両方を変更し得る中間カム従動子機構を配備することである。斯かる手法において、上記カムシャフトは典型的には、斯かるバルブの各々に対する高揚程用の突出部(lobe)および低揚程用の突出部の両方を有している。斯かる配置機構は複雑で製造に費用が掛かると共に、エンジン組立ての間における設置が困難である。
別の公知の手法は、当該油圧式ラッシュ・アジャスタ(HLA)上においてカム従動子ロッカ・アームが枢動するという油圧式ラッシュ・アジャスタにおいて作動停止機構を配備することである。斯かる配置機構は好適である、と言うのも斯かる配置機構は、上記HLAを有効または無効のいずれかとすることにより、単一のカム突出部から可変的な揚程を提供することで、バルブ・ステムに対して偏心されたカムの動作を伝達し得るからである。ロッカ・アームのHLA端部にて作動停止を行うことの欠点は、カム突出部がロッカの長手中心点の近傍で該ロッカを起動することから、バルブ起動端部において生成される揚程の変化量は、HLA作動停止機構の行程の範囲の約半分のみとされ得ることである。
更に別の公知の手法は、ロッカ・アーム・カム従動子のバルブ起動端部(HLA枢動端部の逆端部)に、バルブ駆動部分を従動子本体に対して繋止および繋止解除する作動停止機構を配備することである。HLA作動停止手法とは異なり、この手法は典型的に、可変的な揚程を提供するために高揚程用および低揚程用の両方のカム突出部を必要とする。
別の公知の手法は、ロッカ・アーム・カム従動子に対し、第1カム従動子と第2カム従動子とを有するフィンガ本体を配備することであり、第1カム従動子は該フィンガ本体内に位置決めされている。一定の設計態様において上記第1カム従動子が上記フィンガ本体に対して選択的に可動であり、且つ、他の設計態様においては上記第2カム従動子がフィンガ本体に対して選択的に可動である。上記の可動部材は概略的には軸心的に可動であるか二次的軸心の回りで枢動するが、この様にすると設計態様が複雑とされるか又は円滑な動作が提供され得ない。
一実施例において本発明は、内燃エンジンのバルブを可変的に起動するフィンガ従動子アセンブリであって、少なくとも一個の突出部を備えたカムシャフトを有するフィンガ従動子アセンブリを提供する。上記フィンガ従動子アセンブリは、従動子本体、シャフト、カム従動子、および、ラッチ機構を含む。上記従動子本体は、上記エンジンに連結されるべく構成された第1端部と、上記エンジンの上記バルブに連結されるべく構成された第2端部と、上記第1および第2端部間において当該従動子本体に形成された開孔とを有する。上記シャフトは、上記従動子本体に連結され且つ上記開孔を縦走する。上記カム従動子は、上記シャフトにより上記開孔内に少なくとも部分的に支持されると共に、上記少なくとも一個の突出部と係合すべく構成される。上記カム従動子は、上記カムシャフト上で案内されることで、上記少なくとも一個の突出部に関する当該カム従動子の整列を維持すべく構成される。上記ラッチ機構は、上記カム従動子を上記従動子本体に対して選択的にラッチおよびラッチ解除することで、第1バルブ揚程機能および第2バルブ揚程機能を提供する。
別実施例において本発明は、上記エンジンに連結されるべく構成された第1端部と、上記エンジンの上記バルブに連結されるべく構成された第2端部と、上記第1端部に形成された開孔とを有する上記従動子本体を提供する。上記ラッチ機構は、基礎部分と、上記基礎部分に対して延伸位置と縮動位置との間で移動可能なピストンと、付勢部材とを含む。上記付勢部材は上記基礎部分と上記ピストンとの間に連結されることで上記ピストンを上記縮動位置に向けて付勢し、且つ、上記基礎部分、上記ピストンおよび上記付勢部材は、少なくとも部分的に上記開孔内に配置される。
更に別の実施例において本発明は、係合表面を有する上記ラッチ機構と、該ラッチ機構の上記係合表面に係合すべく構成された係合表面を有する上記カム従動子とを提供する。上記各係合表面の少なくとも一方は、少なくとも部分的に凸状である。
更に別の実施例において、本発明は少なくとも部分的に流体チャンバを画成する上記ラッチ機構を提供し、上記フィンガ従動子アセンブリは、上記従動子本体の上記第1端部に形成された排出通路であって上記流体チャンバと上記従動子本体の外側面との間に選択的流体連通を提供するという排出通路を含む。
本発明によれば、簡素な設計態様および安価な機構を以て、製造に起因する各要素の配置誤差にも関わらずにカム・アセンブリと従動子アセンブリとが良好に係合して好適な可変量の揚程および円滑な動作を提供するというフィンガ従動子アセンブリが提供される。
本発明の一切の実施例が詳細に説明される前に、本発明はその適用性において、以下の記述中に示された又は添付図面に示された構成要素の構成および配置の詳細に限定されないことを理解すべきである。本発明は他の実施例が可能であると共に、種々の様式で実用化または実施され得る。また本明細書中で使用される表現および語句は記述を目的としており、限定的と解釈されてはならないことも理解されるべきである。本明細書中における“含む”、“から成る”または“有する”という語句およびそれらの変化形が使用されたときには、その後に列挙される項目およびその均等物ならびに付加的な項目を包含することが意味される。また、別様に特定または限定されなければ、“取付けられた”、“接続された”、“支持された”および“連結された”という語句およびその変化形は広範囲に使用されると共に、直接的および間接的な取付け、接続、支持および連結の両方を包含する。更に、“接続された”および“連結された”という語句は、物理的または機械的な接続または連結に限定されるものでない。これに加え、本発明は、全図を通して同一番号は同一要素を表すという添付図面を参照して記述される。以下の記述において、たとえば“内側”、“外側”、“頂部”、“底部”、“右側”、“左側”、“前側”、“前側の”、“前方へ”、“後側”、“後側の”、“後方へ”、“上方に”および“下方に”という一定の用語は、相対的記述を明瞭化するためにのみ使用されるものであり、限定を意図するものでは無い。
図1は、カムシャフト・アセンブリ32を有するフィンガ従動子ロッカ・アセンブリ30であって、内燃エンジンと共に使用されるアセンブリ30を示している。カムシャフト・アセンブリ32は、軸心36の回りを回転するカムシャフト34を含む。図示されたカムシャフト・アセンブリ32は、カムシャフト34と共に回転するために該カムシャフト34に対して連結された複数のカム・アセンブリ38を含む。カム・アセンブリ38の各々は、中央カム突出部40、第1側部カム突出部42および第2側部カム突出部44を含む。第1および第2側部突出部42および44は、中央突出部40に隣接する。カム突出部40、42、44の各々は、周囲表面46と、該周囲表面46に対して概略的に直交する側壁48とを含む。図示された構成において中央カム突出部40は、該中央カム突出部40が側部カム突出部42および44の周囲表面46を越えて延在する側壁部分48を含む如く、側部カム突出部42および44より大きな側面視輪郭もしくは外側寸法を有する。図示された構成において上記内燃エンジンは、ラッシュ・アジャスタ50およびエンジン・バルブ52を更に含む。
図2および図4を参照すると、フィンガ従動子アセンブリ30は、従動子本体54、従動子アセンブリ56およびラッチ機構58を含む。従動子本体54は、第1端部60および第2端部62を含む。第1端部60は、凹状ソケット64およびボア66を含む。凹状ソケット64は、ラッシュ・アジャスタ50(図1)を介してエンジンに連結される。図4に最適に見られる如く、ボア66は部分的にラッチ機構58を受容する。図示されたボア66は概略的に円筒状であると共に、概略的に一定である内径D1を画成する。第2端部62はバルブ52(図1)に対して連結される。
図2および図3を参照すると、従動子本体54は、端部60、62間に延在すべく対置された側壁68を更に含む。図示された各側壁68は、第1および第2端部60、62間に開孔70を部分的に画成する。各側壁68は、開孔70の内側幅W1を画成する内側面72と、従動子本体54の外側幅W2を画成する外側面74とを含む。側壁68は各々、開孔76を更に含む。側壁68の開孔76同士は、シャフト軸心79を有するシャフト78を該開孔68が受容する如く整列される。
図2および図4を参照すると、従動子アセンブリ56は、側部カム従動子80および中央カム従動子82を含む。中央カム従動子82は内側円筒状レース84および外側円筒状レース86を含み、それらの間には、外側円筒状レース86がシャフト軸心79の回りで回転可能である如く転動要素88が位置される。図示された構成においては、内側円筒状レース84がシャフト軸心79に沿い且つ該シャフト軸心79の回りで移動可能である如く、該内側円筒状レース84は無拘束嵌合を用いてシャフト78に対して連結され、その目的は以下において論じられる。
図3および図5乃至図8を参照すると側部従動子80は貫通ボア92を備えた本体部分90を有し、該貫通ボアはシャフト78を受容することで、該側部従動子80を従動子本体54に対して連結する。側部従動子80は、シャフト78の回りで枢動もしくは回転すると共に、シャフト軸心79に平行な方向においてシャフト78に沿い移動可能である。
図8および図9を参照すると、側部従動子80の本体部分90は、アクチュエータ受容開孔94を更に含む。アクチュエータ受容開孔94は、下向き表面96により部分的に画成される。図9に最適に見られる如く側部従動子80の下向き表面96は、図9に示された断面において視認されたときに該表面96が王冠状の側面視輪郭を画成する如く、少なくとも部分的に凸状(たとえば放射状、対数曲線状の側面視輪郭など)とされ、その目的は以下において論じられる。
図3および図7に最適に見られる如く側部従動子80の本体部分90は、従動子本体壁部68の内側面72と側部従動子80の本体部分90との間に夫々間隙98が在る如く、開孔70の内側幅W1より小さい幅W3を画成する。図3は実質的に等しい長さL1を備えた間隙98を示しているが、従動子本体90は、間隙98の長さL1が変化し得る如くシャフト軸心79に平行な方向において移動可能である。
図5乃至図8を参照すると、側部従動子80は第1および第2接触部分100、102を更に含み、これらの部分は本体部分90から上方に延在して該接触部分間に間隙104を画成する。接触部分100、102は各々、幅W4、W5を夫々が有する凸状接触表面106、108を含む。ひとつの構成において幅W4およびW5は両者ともに約8.25mmである。他の構成において幅W4およびW5は、8.25mmより大きくまたは小さくされ得る。
図3を参照すると、図示された構成において、従動子本体54の外側幅W2に対する接触表面106および108の合計幅(W4+W5)の比率(すなわち(W4+W5)/W2)は、約70%である。他の構成において該比率は、70%より大きくまたは小さくされ得る。
図5乃至図7に最適に見られる如く、第1および第2接触部分100、102は夫々、側部接触部分110および112を更に画成する。側部接触部分110および112は凸状接触表面106、108に対して夫々概略的に直交し、且つ、側部接触部分110および112は接触部分100および102間で間隙104を部分的に画成する。
図3および図5を参照すると、側部従動子80の本体部分90は概略的に中央に配置されたスロット114を更に含み、該スロットは、中央従動子82を受容して該中央従動子を部分的に側部従動子80の本体部分90内に保持する。
図示された側部従動子80は、鋳造、型成形、機械加工などにより単一片として一体的に形成される。他の構成において側部従動子80は、上記第1および第2接触部分が別体的構成要素である如く二部材式設計態様とされ得る。斯かる構成において上記各接触部分は、該各接触部分がシャフト78の回りで共回転すると共にシャフト軸心79に沿い移動する如く、1個の部材により相互接続され得る。
図1および図3を参照すると、従動子アセンブリ30がカムシャフト・アセンブリ32と共に組立てられたとき、カム・アセンブリ38の中央突出部40は、側部従動子80の第1および第2接触部分100、102間の間隙104内に受容される。故に中央突出部40は、側部従動子80の接触部分100および102間に捕捉される。中央突出部40は側部突出部42および44より大きな側面視輪郭を有することから、側部従動子80およびカムシャフト34の全ての回転位置において、中央突出部40の側壁部分48は側部従動子80の側部接触部分110および112を案内すべく利用可能である。製造の誤差もしくは変動および熱的な膨張もしくは収縮の故に、カム・アセンブリ38の箇所はカムシャフト軸心36に沿い変動し得る。しかし側部従動子80は中央突出部40上で案内されることから、中央突出部40は側部従動子80の側部接触部分110または112のいずれかと接触して該側部従動子80をバルブ52に対し且つ従動子本体54内で移動させることで、側部突出部42および44に関して側部従動子接触表面106および108の適切な相対位置を維持し得る。従動子本体54と側部従動子本体90との間における間隙98によれば、側部従動子80は、シャフト78に沿いシャフト軸心79に平行な方向に移動し得る。更に側部従動子80は一体片であることから、側部従動子80全体が、シャフト78に沿い軸心79に平行な方向に移動する。これに加え、側部従動子80のスロット114内に保持される中央従動子82は、側部従動子80と共に、シャフト軸心79に平行な方向に移動する。故に中央従動子80は、中央突出部40に対する適切な整列を維持する。中央従動子80の斯かる運動は、シャフト78に対する中央従動子82の内側レース84の無拘束嵌合により促進される。
側部従動子80はこの様にして中央突出部40上で案内されることから、カム・アセンブリ38の位置を変え得る製造変動または熱的変動に関わらず、側部従動子80および中央従動子82はカム・アセンブリ38と整列されたままとなる。斯かる特徴によれば、接触表面106および108の幅W4およびW5が側部突出部42および44の周囲表面46の幅に対して夫々概略的に等しくなる如く、且つ、接触表面106および108は夫々が幅W4およびW5の全体に沿い側部突出部42および44に対して概略的に接触する如く、接触表面106および108の幅W4およびW5は最大化され得る。概略的に、側部従動子80が大きなバルブ揚程負荷を担持し得るように、側部突出部42および44と接触表面106および108との間の接触の幅を増大することが好適である。側部従動子80はカム・アセンブリ38の位置の変化に応じてシャフト78に沿い移動し得ることから、側部突出部40および42と、接触表面106および108の両方とは整列されたままとなり、該接触表面106および108の実質的に全体幅に沿う接触が促進される。
図3および図14を参照すると、当該付勢部材116が、シャフト78の軸心79の回りにおいて側部従動子80を矢印117(図14)の方向に上向きに付勢する如く、従動子本体54と側部従動子80とに対しては付勢部材116が連結される。図示された構成において、付勢部材116はトーションスプリングである。他の構成において、上記付勢部材は他の適切な形態を取り得る。
図2を参照すると、図示されたラッチ機構58は、ピストン120、付勢部材122、シャフト124、および、端部キャップもしくは基部126を含んでいる。図9を参照すると、ピストン120は盲孔128を含む概略的に円筒状の部材である。図示された如く、ボア66内に受容されたピストン120の部分は、概略的に一定の外側寸法を有する。ピストン120は更に、該ピストン120の端部から延在する繋止突出部130を更に含む。繋止突出部130は、上向き表面132および下向き表面134を含んでいる。図9に最適に見られる如く、繋止突出部130の上向き表面132は概略的に平坦である。
図9および図17を参照すると、図示されたピストン120は、該ピストン120を貫通延在する排出開孔136であって、ピストン・ボア128とフィンガ従動子アセンブリ30の外部との間の流体連通を提供するという排出開孔136を更に含む。
図9乃至図13を参照すると、ピストン120は、凹状ソケット64と該ピストン120のボア128との間に流体連通を提供するスロット138を更に含む。スロット138は、基部126から延在する中子またはタブ140を受容する。フィンガ従動子30が組立てられたとき、基部126は従動子本体54に関して概略的に固定され、且つ、中子140はスロット138に係合することで、シャフト124の回りにおけるピストン120の回転運動の量を制限する。図11に最適に見られる如く、中子140とピストン120との間には間隙142または隙間が在ることで、基部126および従動子本体54に関するピストン120の制限量のみの回転運動を提供する。図9および図11を参照すると、間隙142によれば、ピストン120の上向き表面132および側部従動子80の下向き表面96が概略的に平行である(図23)如く該表面132および96が係合するときに、該表面132および96を整列させるべく、ピストン120は回転し得る。但しスロット138は、側部従動子80の開孔94内に繋止突出部130が受容され得ることを確実とするために、ピストン120の回転を制限する。
図9を参照すると、シャフト124は第1端部148および第2端部150を含む。第2端部150は、クリップ154を受容することで基部126をシャフト124に対して連結する凹所152を含む。第1端部148は、付勢部材122に対する停止部として作用する拡大端部もしくはショルダ156を含む。図示された付勢部材122は、テーパ付けされたコイル・スプリングである。付勢部材122は第1端部157aおよび第2端部157bを含み、且つ、該付勢部材122は、該コイル・スプリングの外側寸法が、第1端部157aにては更に小寸であり且つ第2端部157bにては更に大寸である如くテーパ付けされる。付勢部材122の第1端部157aはシャフト124の拡大端部156に当接して作用し、且つ、付勢部材122の第2端部157bは、該付勢部材122の該第2端部157bと、ピストン120に形成された凹所162内に受容されたクリップ160との間のワッシャ部材158に当接して作用する。付勢部材122は、図16に示された縮動位置もしくはラッチ解除位置に向けてピストン120を付勢する。
図9、図13および図14を参照すると、図示されたラッチ機構58は、従動子本体54の第1端部60に形成されたボア66内に受容された概略的に完全に自己完結式のラッチ機構である。図示されたラッチ機構58は、該ラッチ部材58のコンパクトな性質の故に、比較的に低い慣性質量モーメントを有する。また、フィンガ従動子30が枢動する箇所であって球状ソケット64に対して比較的に接近した箇所に配置されたラッチ機構58に依れば、フィンガ従動子30の低い慣性質量モーメントも促進される。
図14および図15に最適に見られる如く、ラッチ機構58が従動子本体54と共に組立てられたとき、側部従動子80の付勢部材116はピストン120の係合部分130に接触し得る。故に、シャフト78に関する側部従動子80の軸心箇所に関わらず、あるいは、ピストン120が縮動位置に在るか延伸位置に在るかに関わらず、付勢部材116は、ピストン120が側部従動子80の開孔94内へと移動することを阻止しない。
図1を参照すると、エンジンの動作の間にカムシャフト34はカムシャフト軸心36の回りで回転し、オイルは圧力源からラッシュ・アジャスタ50を通りフィンガ従動子アセンブリ30へと供給される。
図1および図14乃至図16を参照すると、オイルは、ラッシュ・アジャスタ50から上記フィンガ従動子アセンブリへと進入し、ソケット64とボア66との間の開孔144を通過してから、ピストン120におけるスロット138を通過する。エンジン・バルブ52の低揚程が所望されるとき、フィンガ従動子30に対して供給されたオイルは比較的に低圧に在る。故に、図示された構成において伸張する本来的傾向を有する付勢部材122は、ピストン120をラッチ解除位置もしくは縮動位置(図15〜図17)に保持する。
ピストン120がラッチ解除位置に在るとき、高揚程用の側部突出部42および44は、側部従動子80の表面106および108に接触し、側部従動子80上に枢動力を引き起こす。繋止解除状態において側部従動子80は、フィンガ本体54に対してそれほどの力を付与せずに、シャフト軸心79の回りで単に枢動する。側部従動子80は付勢部材116により側部突出部42および44に向けて付勢されることから、接触表面106および108は概略的に側部突出部42および44に接触したままである。一方、中央突出部もしくは低揚程用突出部40は中央従動子82に接触し、外側レース86をシャフト78の回りで回転させる。バルブ52の揚程は、中央従動子82を介して低揚程用突出部40により制御される。
図9を参照すると、シャフト78上における内側レース84の無拘束嵌合によれば、シャフト78に関する該内側レース84の相対的な回転および軸心方向移動が可能とされる。シャフト78に関する内側レース84の相対回転運動によれば、該内側レース84はシャフト78に関して歳差運動をし得る。内側レース84の歳差運動によれば中央従動子82の寿命が伸ばされる、と言うのも、内側レース84の任意の所定の部分における疲労サイクルが減少されるからである。
図1および図17乃至図19を参照すると、エンジン・バルブ52の高揚程が所望されたとき、ラッシュ・アジャスタ50から供給されるオイルは増加する。オイル圧力が付勢部材122を圧縮するに十分な圧力に一旦なれば、ピストン120は縮動もしくはラッチ解除位置(図16)から延伸またはラッチ位置(図19)まで移動する。
図9は、部分的に延伸された位置におけるピストン120を示している。テーパ付けされた付勢部材122によれば、矢印170により概略的に表された加圧オイルがピストン120を延伸させるために、付勢部材122の回りにおける該オイルの進行が促進される。
図1および図17乃至図19を参照すると、延伸位置においてピストン120の繋止突出部130は側部従動子80の開孔94内へと延伸することで、側部従動子80および従動子本体54を相互接続する。故に、側部または高揚程用突出部42および44が側部従動子80と接触するにつれ、フィンガ従動子アセンブリ30はラッシュ・アジャスタ50上で枢動することで、エンジン・バルブ52の比較的に高い揚程を提供する。一方、限定量のオイルが排出開孔136を介してピストン120の基部126から流出することが許容されることで、側部従動子80、中央従動子82およびカム40、42および44に対する潤滑が提供される。
図9、図19および図22を参照すると、繋止突出部130が側部従動子80の開孔94内に受容されたとき、繋止突出部130と側部従動子80との間には隙間が在ることで、繋止突出部130は抵抗なしで開孔94内に受容され得る。故に、側部突出部42および44が側部従動子80を下向きに押圧するときに、該側部従動子80は図19の位置から図22の位置まで回転し、其処で、側部従動子80の凸状の下向き係合表面96(図9)はピストン120の平坦な上向き係合表面132と接触する。下向き表面96の凸状の曲率によれば、僅かに異なる配向にて係合表面96、132を接触させる製造変動に関わらず、側部従動子80がピストン120との接触へと付勢されたときに、該表面96、132間に生成される応力集中が最小限とされる。
図9および図16を参照すると、オイル圧力が所定レベルまで低下したとき、スプリング122は伸張し始めてピストン120を縮動またはラッチ解除位置(図16)へと戻し移動する。ピストン120のボア128内の過剰オイルは、排出開孔136を介し、または、ラッチ機構58と従動子本体54との間に生成された他の通路を介して排出される。ピストン120が上記縮動位置に在るとき、側部従動子80は従動子本体54に関して枢動し、且つ、エンジン・バルブ52は低揚程動作に復帰する。
図23乃至図32は、図1乃至図22のフィンガ従動子アセンブリ30の代替的な構成を示している。図23乃至図32のフィンガ従動子アセンブリ230は図1乃至図22のフィンガ従動子アセンブリ30と実質的に同一であり、且つ、同様の構成要素は同様の参照番号に200が加えられると共に以下においては概略的な相違のみが論じられる。
図示されたラッチ機構258は、上述のラッチ機構58と僅かに異なる構成である。付勢部材322は、付勢部材122のテーパ付けされた直径の代わりに概略的に円筒状のコイル直径を有するという異なる構成である。付加的に、フック状端部322aおよび322bは、端部キャップ326およびピストン320に夫々連結された夫々のピン379aおよび379bに係合する。
図26および図27を参照すると、フィンガ従動子アセンブリ230は流体排出システム380を含む。流体排出システム380は、従動子本体254内に形成された排出通路382、第2通路384および第3通路386を含む。
排出通路382はピストン320の箇所に依存して、端部キャップもしくは基部326により画成された流体チャンバ381、ピストン320のボア328、および、従動子本体254のボア266と流体連通する。排出通路382内にはプラグ388が配置されることで、該プラグ388を通り越して排出通路382を通る流体連通を実質的に阻止する。
第2通路384は、排出通路382の近傍である。図27に最適に見られる如く、第2通路384は、図1のラッシュ・アジャスタ50から供給される加圧流体の供給源に対して該第2通路384が流体連通する如く、凹状ソケット264まで延在する。
図26を参照すると、第2通路384内には排出ピストン390が配置される。排出ピストン390は、プラグ396に当接して作用する付勢部材394により矢印392の方向に付勢される。
図示された構成において第3通路386は、排出通路382および第2通路384に対して概略的に直交する。第3通路386は、排出通路382、第2通路384と、フィンガ従動子230の外側部との間の流体連通を提供する。
図26および図27は、フィンガ従動子230が低バルブ揚程の動作モードで動作する如く引込み位置またはラッチ解除位置におけるピストン320を示している。図26に最適に見られる如く、オイル圧力は、付勢部材394の付勢に抗して排出ピストン390を移動させるためには不十分である。
図28および図29に示された如く、図1のラッシュ・アジャスタ50からのオイル圧力およびオイル流量が増大するにつれ、ピストン320はボア266から延伸し始める。これに加え、概略的に矢印395により表される増大したオイル流量および圧力によれば排出ピストン390は、該排出ピストン390がプラグ388に接触するまで、付勢部材394の力に抗して移動する。排出ピストン390が図26の位置から図28の位置まで移動するにつれ、プラグ396と該排出ピストン390との間の空気もしくは流体は、プラグ396により画成された開孔397を通り離脱し得る。排出ピストン390を図28に示された位置とすると、該排出ピストン390により引き起こされる遮断の故に、排出通路382および第2通路384を通る流体連通は阻止される。
図30および図31に示された如く、ピストン320が完全に延伸された位置まで移動するとき(すなわち高バルブ揚程モード)、該ピストン320は排出通路382を露出すると共に、オイルは矢印398により概略的に表された如く排出通路382に流入する。但し、図30に最適に見られる如く、排出ピストン390は、第3通路386を通る排出通路382からのオイルの離脱を実質的に阻止する。故に、流体チャンバ381内には適切なオイル圧力が維持されることでピストン320は延伸もしくはラッチ位置に維持され、これによりフィンガ従動子アセンブリ230は高揚程モードでエンジン・バルブ52を動作させ得る(図1)。
図23および図25を参照すると、高揚程および低揚程の動作モード(すなわちピストン320は夫々、延伸および縮動される)の両方の間において、オイルは排出開孔336を通り流体チャンバ381から離脱することで、側部従動子280、中央従動子282および各カム突出部に対して潤滑を提供し得る。高揚程モードの間においてオイルは、排出開孔336を通り離脱するオイルが、ピストン付勢部材322がピストン320を縮動させるように流体チャンバ381内のオイル圧力を相当に低下させないように、十分な量および圧力にてラッシュ・アジャスタ50(図1)により供給される。
図32および図33を参照すると、フィンガ従動子アセンブリ230が低揚程動作モードに復帰するとき、ラッシュ・アジャスタ50(図1)により供給される更に低い圧力の故に、流体チャンバ381内のオイル圧力は減少する。オイル圧力が減少するにつれて排出プラグ付勢部材394はオイルの圧力を克服し、排出ピストン390を図32に示された位置へと戻し移動する。故に、排出通路382および流体チャンバ381内のオイルは、矢印398により概略的に表された如く、排出通路382から第3通路386を通り、フィンガ従動子アセンブリ320の外側へと流れる。故に、オイルは流体チャンバ381から迅速に排出されることで、ピストン付勢部材322は、上記フィンガ従動子アセンブリが排出通路336(図23)のみを含むときよりも迅速に、ピストン320を縮動位置へと復帰させ得る。代替実施例において、排出開孔336は排除され得ると共に、上記フィンガ従動子アセンブリおよびカム・アセンブリは、該フィンガ従動子アセンブリ内に生成された他の通路からのオイルを用いて潤滑され得る。
添付の各請求項には、種々の特徴および利点が示される。
本発明を具現するカムシャフトおよびフィンガ従動子アセンブリの斜視図である。 図1のフィンガ従動子アセンブリの分解図である。 図14の3−3線に沿う図1のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図14の4−4線に沿う図1のフィンガ従動子アセンブリの断面図であり、縮動位置における上記フィンガ従動子アセンブリのピストンを示している。 図1のフィンガ従動子アセンブリの側部カム従動子の斜視図である。 図1のフィンガ従動子アセンブリの側部カム従動子の斜視図である。 図5の側部カム従動子の端面図である。 図5の側部カム従動子の側面図である。 図14の9−9線に沿う図1のフィンガ従動子アセンブリの側断面図であり、縮動位置と延伸位置との間におけるピストンを示している。 図1のフィンガ従動子アセンブリのラッチ機構の斜視図であり、縮動位置におけるピストンを示している。 図10のラッチ機構の底面図である。 図10のラッチ機構の斜視図であり、延伸位置におけるピストンを示している。 図12のラッチ機構の底面図である。 図1のフィンガ従動子アセンブリの斜視図であり、縮動位置におけるピストンを示している。 図14の15−15線に沿う図14のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図14の16−16線に沿う図14のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図1のフィンガ従動子アセンブリの斜視図であり、延伸位置におけるピストンを示している。 図17の18−18線に沿う図17のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図17の19−19線に沿う図17のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図1のフィンガ従動子アセンブリの斜視図であり、延伸位置におけるピストンおよび下側位置における側部カム従動子を示している。 図20の21−21線に沿う図20のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図20の22−22線に沿う図20のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図1のフィンガ従動子アセンブリの代替的構成の斜視図である。 図23の24−24線に沿う図23のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図23の25−25線に沿う図23のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図23の26−26線に沿う図23のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図23の27−27線に沿う図23のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図23の28−28線に沿う図23のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図23の29−29線に沿う図23のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図23の30−30線に沿う図23のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図23の31−31線に沿う図23のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図23の32−32線に沿う図23のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。 図23の33−33線に沿う図23のフィンガ従動子アセンブリの断面図である。
符号の説明
D1 内径
L1 長さ
W1 内側幅
W2 外側幅
W3、W4、W5 幅
30 フィンガ従動子ロッカ・アセンブリ
32 カムシャフト・アセンブリ
34 カムシャフト
36 カムシャフト軸心
38 カム・アセンブリ
40 中央カム突出部
42 第1側部カム突出部
44 第2側部カム突出部
46 周囲表面
48 側壁
50 ラッシュ・アジャスタ
52 エンジン・バルブ
54 従動子本体
56 従動子アセンブリ
58 ラッチ機構
60 第1端部
62 第2端部
64 凹状ソケット
66 ボア
68 従動子本体壁部
70 開孔
72 内側面
74 外側面
76 開孔
78 シャフト
79 シャフト軸心
80 側部従動子
82 中央従動子
84 内側円筒状レース
86 外側円筒状レース
88 転動要素
90 本体部分
92 貫通ボア
94 アクチュエータ受容開孔
96 凸状の下向き係合表面
98 間隙
100 第1接触部分
102 第2接触部分
104 間隙
106 凸状接触表面
108 凸状接触表面
110、112 側部接触部分
114 スロット
116 付勢部材
117 矢印
120 ピストン
122 テーパ状付勢部材/スプリング
124 シャフト
126 端部キャップ
128 盲孔/ピストン・ボア
130 繋止突出部
132 平坦な上向き係合表面
134 下向き表面
136 排出開孔
138 スロット
140 中子/タブ
142 間隙
144 開孔
148 第1端部
150 第2端部
152 凹所
154 クリップ
156 拡大端部
157a 第1端部
157b 第2端部
158 ワッシャ部材
160 クリップ
162 凹所
170 矢印
230 フィンガ従動子アセンブリ
254 従動子本体
258 ラッチ機構
264 凹状ソケット
266 ボア
280 側部従動子
282 中央従動子
320 ピストン
322 ピストン付勢部材
322a、322b フック状端部
326 端部キャップ
328 ボア
336 排出開孔
379a、379b ピン
380 流体排出システム
381 流体チャンバ
382 排出通路
384 第2通路
386 第3通路
388 プラグ
390 排出ピストン
392 矢印
394 排出プラグ付勢部材
395 矢印
396 プラグ
397 開孔
398 矢印

Claims (26)

  1. 内燃エンジンのバルブを可変的に起動するフィンガ従動子アセンブリであって、少なくとも一個の突出部を備えたカムシャフトを有するフィンガ従動子アセンブリであって、
    上記エンジンに連結されるべく構成された第1端部と、上記エンジンの上記バルブに連結されるべく構成された第2端部と、上記第1および第2端部間において当該従動子本体に形成された開孔とを有する従動子本体と、
    上記従動子本体に連結されて上記開孔を縦走するシャフトと、
    上記シャフトにより上記開孔内に少なくとも部分的に支持されると共に上記少なくとも一個の突出部と係合すべく構成されたカム従動子であって、上記カムシャフト上で案内されることで、上記少なくとも一個の突出部に関する当該カム従動子の整列を維持すべく構成されたカム従動子と、
    上記カム従動子を上記従動子本体に対して選択的にラッチおよびラッチ解除することで、第1バルブ揚程機能および第2バルブ揚程機能を提供するラッチ機構とを備えて成る、
    フィンガ従動子アセンブリ。
  2. 前記カム従動子は前記開孔内において、前記シャフトの長手軸心に平行な方向に移動可能である、請求項1記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  3. 前記カムシャフトは、中央突出部と、該中央突出部の一側に隣接する側部突出部とを含み、
    前記カム従動子は、上記中央突出部上で案内されるべく構成された側部従動子であり、
    当該フィンガ従動子アセンブリは、上記中央突出部と係合すべく構成された中央従動子を更に備えて成る、請求項1記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  4. 前記中央従動子は少なくとも部分的に前記開孔内において前記シャフトにより回転可能に支持される、請求項3記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  5. 前記中央従動子は、前記バルブに関する前記側部従動子の移動により該中央従動子の移動が引き起こされる如く、上記側部従動子に連結される、請求項3記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  6. 前記中央突出部は、前記中央従動子に接触する周囲表面と、前記側部従動子に係合して該側部従動子を前記カムシャフト上で案内する側壁部分とを含む、請求項3記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  7. 前記側部従動子は、前記側部突出部に係合すべく構成された第1接触表面と、上記第1接触表面に対して実質的に直交すると共に前記中央突出部の前記側壁部分に係合すべく構成された第2接触表面とを含む、請求項6記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  8. 前記カムシャフトは第1突出部および第2突出部を含み、
    上記第1突出部は前記カム従動子に係合すべく構成され、且つ、
    上記カム従動子は、該カム従動子を案内するために上記第2突出部に接触すべく構成された接触表面を含む、請求項1記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  9. 前記カム従動子は少なくとも部分的に前記開孔内に配置された本体部分を形成し、
    上記本体部分は、前記シャフトの長手軸心に平行な方向において前記従動子本体に関して上記カム従動子が移動し得る如く、上記開孔の幅より小さい幅を有する、請求項1記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  10. 前記ラッチ機構は係合表面を有するラッチ部材を含み、上記ラッチ部材は前記カム従動子および前記従動子本体を選択的に相互接続し、
    上記カム従動子は、上記ラッチ機構を受容する開孔を少なくとも部分的に画成する係合表面を含み、且つ、
    上記各係合表面の内の少なくとも一方は部分的に凸状である、請求項1記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  11. 前記カム従動子の前記係合表面が少なくとも部分的に凸状である、請求項10記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  12. 前記カム従動子は単一構成要素として一体的に形成される、請求項1記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  13. 内燃エンジンのバルブを可変的に起動するフィンガ従動子アセンブリであって、
    該フィンガ従動子アセンブリは、
    上記エンジンに連結されるべく構成された第1端部と、上記エンジンの上記バルブに連結されるべく構成された第2端部と、上記第1端部に形成された開孔とを有する従動子本体と、
    上記従動子本体により支持されたカム従動子と、
    上記カム従動子を選択的に係合および係合解除して第1バルブ揚程機能および第2バルブ揚程機能を提供すべく作用し得るラッチ機構とを備え、
    上記ラッチ機構は、
    基礎部分と、
    上記基礎部分に対して延伸位置と縮動位置との間で移動可能なピストンと、
    上記基礎部分と上記ピストンとの間に連結されることで上記ピストンを上記縮動位置に向けて付勢する付勢部材とを含み、
    上記基礎部分、上記ピストンおよび上記付勢部材は、少なくとも部分的に上記開孔内に配置される、
    フィンガ従動子アセンブリ。
  14. 前記付勢部材はテーパ付けされたスプリングである、請求項13記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  15. 前記開孔は概略的に均一な内側寸法を有する、請求項13記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  16. 前記開孔は概略的に一定の直径を有する円筒状ボアである、請求項15記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  17. 前記基礎部分は中子を含み、
    前記ピストンはスロットを含み、且つ、
    上記中子は上記ピストンの上記スロット内に受容されることで、前記従動子本体に関して上記ピストンの限定量の回転を提供する、請求項13記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  18. 前記ピストンの一部分は前記開孔内に配置され、且つ、
    上記ピストンの上記一部分は概略的に一定の外側寸法を有する、請求項13記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  19. 内燃エンジンのバルブを可変的に起動するフィンガ従動子アセンブリであって、
    上記エンジンに連結されるべく構成された第1端部と、上記エンジンの上記バルブに連結されるべく構成された第2端部と、上記第1端部に形成された開孔とを有する従動子本体と、
    上記従動子本体により支持されたカム従動子と、
    上記開孔内に少なくとも部分的に位置されると共に、上記カム従動子に対して選択的に係合および係合解除することで第1バルブ揚程機能および第2バルブ揚程機能を提供すべく作用し得るラッチ機構とを備え、
    上記ラッチ機構は係合表面を含み、
    上記カム従動子は、上記ラッチ機構の上記係合表面に係合すべく構成された係合表面を含み、且つ、
    上記各係合表面の少なくとも一方は少なくとも部分的に凸状である、フィンガ従動子アセンブリ。
  20. 前記カム従動子の前記係合表面が少なくとも部分的に凸状である、請求項19記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  21. 内燃エンジンのバルブを可変的に起動するフィンガ従動子アセンブリであって、
    上記エンジンに連結されるべく構成された第1端部と、上記エンジンの上記バルブに連結されるべく構成された第2端部とを有する従動子本体と、
    上記従動子本体により支持されたカム従動子と、
    上記カム従動子に対して選択的に係合および係合解除して第1バルブ揚程機能および第2バルブ揚程機能を提供すべく作用し得るラッチ機構であって、少なくとも部分的に流体チャンバを画成するというラッチ機構と、
    上記従動子本体の上記第1端部に形成された排出通路であって、上記流体チャンバと上記従動子本体の外側面との間に選択的流体連通を提供するという排出通路とを備えて成る、
    フィンガ従動子アセンブリ。
  22. 少なくとも部分的に前記排出通路内に位置されることで、前記流体チャンバと前記従動子本体の前記外側面との間に選択的流体連通を提供する可動部材を更に備えて成る、請求項21記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  23. 前記流体チャンバは加圧流体源と連通し、且つ、
    前記可動部材は上記加圧流体源の圧力における変動に応じて移動可能である、請求項22記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  24. 前記可動部材は、前記排出通路と流体連通する第2通路内に位置される、請求項23記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  25. 前記第2通路は前記加圧流体源と流体連通する、請求項24記載のフィンガ従動子アセンブリ。
  26. 前記流体チャンバと前記従動子本体の外側面との間に概略的に一定の流体連通を提供する第2排出通路を更に備えて成る、請求項21記載のフィンガ従動子アセンブリ。
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