JP5945921B2 - 風呂給湯システム - Google Patents
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Description
そこで、従来では、たとえば特許文献1〜3に示すようなシステムが提案されている。これらの文献に示されたシステムでは、給湯装置において発生したドレン水を浴室内に導いて排出し、浴室の排水口に流し込むようにしている。より具体的には、前記システムにおいては、浴槽の循環アダプタに三方弁を接続している。この三方弁は、給湯装置からドレン水が送られてきたときには、このドレン水を浴室内において排出させる一方、給湯装置から湯水が送られてきたときには、この湯水を浴槽の循環アダプタ側に導いて浴槽に流入するように切り替え制御される。このような構成によれば、給湯装置の設置箇所にドレン水専用の排水口が設けられていない場合であっても、浴室の排水口を利用してドレン水の廃棄処理を適切に行なうことが可能である。
また、従来においては、既述したように、給湯装置から浴室内に送られてきたドレン水は、浴槽の排水口に向けて排出される。したがって、ユーザの入浴中にそのような排水動作がなされ、その排水音(水が流れる音)がユーザに聞こえると、ユーザはたとえば浴槽内の湯が漏れていると勘違いをしたり、あるいはその排水音がユーザにとって耳障りになる虞もある。したがって、好ましくは、そのような虞も適切に解消することが望まれる。
ドレン水が多く発生するのは、給湯装置の運転継続時間が長くなる浴槽への湯張り時であり、ユーザが湯張り完了後に入浴しようとするタイミングでドレン水の排出動作が行なわれる可能性が高い。このため、三方弁の駆動音やドレン水の排水音がユーザの耳に直接触れる虞が大きく、この課題を解決できるか否かは、浴槽にドレン水を排出するタイプの風呂給湯システムの商品性に大きく影響する。
えるような音をできる限り発生させないようにしつつ、給湯装置で発生したドレン水を浴室に導いて適切に廃棄処理することが可能な風呂給湯システムを提供することを、その課題としている。
三方弁に送られることにより実行され、前記計測手段は、前記ポンプの駆動に伴って前記貯留槽内の水位が所定の第1の水位から第2の水位まで低下するのに要した時間を計測し、この計測時間に基づいて、前記ドレン水の流量を算出するように構成されている。
路に所定量の洗浄水を流し、その流路の洗浄動作を実行するように構成されている。この洗浄動作は、開閉弁V3を閉じ、かつ弁V2を配管部34とポンプPとが連通する状態に設定した上で、開閉弁V1を開き、湯水(洗浄水)を配管部31,34から配管部38bに流れ込ませることにより行なわれる。配管部38bに流れ込んだ湯水は、その後は前記したドレン水の排水経路と同一の経路を辿り、最終的には、三方弁2の第3ポートP3から排水パン41上に排出される。洗浄水の流量、および供給量は、湯張り量検出用の流量センサSaを利用して検出することが可能である。
5の操作部15aを操作し、試運転モードの1つである「弁開度決定モード」を設定する。このモードが設定されると、制御部15は、三方弁2を前記した第2の状態に設定する(S1:YES,S2)。この場合の弁開度は全開である。
貯留槽14の水位が第1の水位L1に達すると、水位検出用センサによってその旨が検出され、ポンプPの駆動が開始する(S3:YES,S4)。貯留槽14への注水作業はその時点で中止する。ポンプPが駆動を開始すると、貯留槽14の水は、前記したドレン水の流通路(矢印N21〜N25で示す経路)と同一経路で三方弁2に送られ、第3ポートP3から排水パン41上に排出される。ポンプPの駆動は、貯留槽14の水位が第2の水位L2に低下した時点で終了する(S5:YES,S6)。制御部15は、貯留槽14の水位が第1の水位L1から第2の水位L2まで低下するのに要した時間を計測しており、この計測時間のデータと、第1および第2の水位L1,L2間の水量のデータとに基づいて、排水動作時の流量Q1(ドレン水の排水動作時の流量に相当)を算出する(S7)。
の排水パン41上に排出させる際には、三方弁2が弁開度VT1となるように制御する(S13:YES,S14)。また、ドレン水の排水後に実行される洗浄動作が実行される際には、三方弁2が弁開度VT2となるように制御する(S15)。
このような構成によれば、所定のスイッチ操作を行なうことによって、三方弁2からドレン水が排出される際の流量を任意に増減変更し、ユーザが要望する程度にまで排水音を小さくしたり、あるいは逆に大きくするといったことが可能となり、融通性に優れる。三方弁2の弁開度の設定に際しては、ドレン水を浴室4内において実際に排出させ、かつその際の排水音を作業者やユーザが聞きながらスイッチ操作を行なって弁開度を設定するといったことも可能である。したがって、より実情に則した弁開度設定が可能となる。三方弁2の弁開度を絞り過ぎると、ドレン水の排出処理や洗浄動作に長時間を要することとなるが、そのような不利も回避することが可能である。
なお、三方弁2の弁開度をスイッチ操作によって変更可能とする場合、その操作対象は、リモコン16に限らず、たとえば制御部15の操作部15aや、台所などに設置された他のリモコンとすることもできる。
燃料電池から排出される高温の排ガスとすることもできる。
SM ステッピングモータ
1 給湯装置
2 三方弁
4 浴室
5 ケース
14 貯留槽(ドレン水用の)
15 制御部(制御手段)
Claims (5)
- 浴室の外部に設置され、かつ湯水加熱用気体からの潜熱回収によって湯水加熱が可能な潜熱回収型の給湯装置と、
浴室内に設置され、かつ前記給湯装置から湯水が供給されてきたときには、この湯水を浴槽に導くことが可能な第1の状態に設定される一方、前記給湯装置から潜熱回収に伴って発生したドレン水が供給されてきたときには、このドレン水を前記浴室内において排出することが可能な第2の状態に切り替え設定される三方弁と、
前記三方弁の駆動源として用いられるステッピングモータと、
を備えている、風呂給湯システムであって、
前記三方弁は、前記第2の状態に設定される際には、その弁開度が全開状態に満たない所定の弁開度に設定可能とされ、前記三方弁を通過するドレン水の流量を絞ることが可能とされ、
前記三方弁が前記第2の状態に設定されている条件下において、前記給湯装置から前記三方弁に送られて排出されるドレン水の流量を計測可能な計測手段と、
この計測手段によって計測されたドレン水の流量に基づき、前記三方弁が前記第2の状態に設定される際の弁開度を決定し、かつその後は前記三方弁が前記第2の状態に設定される都度、その際の弁開度を前記決定した弁開度とするように前記ステッピングモータを制御する制御手段と、をさらに備えていることを特徴とする、風呂給湯システム。 - 請求項1に記載の風呂給湯システムであって、
前記給湯装置から前記三方弁へのドレン水の供給は、前記給湯装置が具備するドレン水用の貯留槽に貯留されたドレン水がポンプを利用して前記三方弁に送られることにより実行され、
前記計測手段は、前記ポンプの駆動に伴って前記貯留槽内の水位が所定の第1の水位から第2の水位まで低下するのに要した時間を計測し、この計測時間に基づいて、前記ドレン水の流量を算出するように構成されている、風呂給湯システム。 - 請求項1または2に記載の風呂給湯システムであって、
前記三方弁が前記第2の状態に設定される際の弁開度は、操作スイッチの操作によって設定変更可能とされている、風呂給湯システム。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の風呂給湯システムであって、
前記給湯装置から前記三方弁へのドレン水の供給動作が終了する都度、前記ドレン水が流通した流路に洗浄水を流して、この洗浄水を前記三方弁から排出させる洗浄動作が実行されるように構成されており、
この洗浄動作時においても、前記三方弁の弁開度を全開状態に満たない所定の弁開度に設定可能とされている、風呂給湯システム。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の風呂給湯システムであって、
前記三方弁および前記ステッピングモータは、防水および防音機能を備えたケース内に収容されている、風呂給湯システム。
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