JP2011058744A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウォーターハンマー対策を実施して湯張り運転を行なうときに、浴槽の実際の湯張りレベルが目標湯張りレベルよりも多くなることを抑制した給湯装置を提供する。
【解決手段】湯張り開閉弁137を閉弁して浴槽12への湯の供給を停止するときに、給湯管8bを流れる湯の流量を流量調節弁82により所定流量まで減少させてから湯張り開閉弁137を閉弁する水撃緩衝処理を実行する水撃対処手段24と、水撃緩衝処理の実行中に前記給湯管から前記浴槽に供給される湯量の想定値のデータを保持したメモリ26とを備え、湯張り制御手段21は、湯張り運転の実行中に、湯張りレベル検知手段22により検知される浴槽12の湯張りレベルが、目標湯張りレベルから前記想定値に応じた湯張りレベル分を減じた湯張りレベルに達した時に、水撃対処手段25により水撃対策処理を開始させて湯張り開閉弁137を閉弁し、該湯張り運転を終了する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、浴槽に所定量の湯を張る機能を備えた給湯装置に関する。
従来より、使用者のリモコン操作により設定された目標湯張りレベルの湯を、給湯装置から浴槽に供給する、いわゆる自動湯張りを行う機能を備えた給湯装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
自動湯張り運転においては、給湯装置と浴槽を接続した湯張り管に設けられた湯張り開閉弁を開弁することによって、給湯装置から浴室への湯の供給が開始され、湯張り管に設けられた風呂流量センサによる検出データに基いて検知される浴槽の湯張りレベルが、目標湯張りレベルに達したときに、湯張り開閉弁を閉弁して浴槽への湯の供給を停止している。
特開2001−165457号公報
上水の供給圧が高い高水圧地域においては、湯張り管を介した浴槽への湯の供給圧が高くなるが、この場合に湯張り開閉弁を閉弁して急激に湯の供給を停止すると、いわゆるウォーターハンマー(水撃)が生じて、異音が発生すると共に湯張り開閉弁が損傷するおそれがある。
そこで、浴槽への湯の供給を停止するときに、水量サーボ等により湯の供給流量をある程度まで減少させてから湯張り開閉弁を閉弁する対策をとることで、ウォーターハンマーの発生を抑制することが考えられる。
しかし、この様なウォーターハンマー対策をとると、湯張り運転を終了するときにウォーターハンマー対策により湯の供給流量を減少させてから湯張り開閉弁が閉弁されるため、浴槽に余分な湯が供給されて、浴槽の実際の湯張りレベルが設定された湯張りレベルよりも多くなってしまう。
そこで、本発明は、ウォーターハンマー対策を実施して湯張り運転を行なうときに、浴槽の実際の湯張りレベルが目標湯張りレベルよりも多くなることを防止した給湯装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、浴槽に接続された給湯管と、前記給湯管及び給水管と接続されて該給水管から供給される水を加熱して前記給湯管に供給する加熱手段と、前記給湯管に設けられた湯張り開閉弁と、前記給湯管を流れる湯の流量を調節する流量調節弁と、前記給湯管を流れる湯の流量を検出する流量センサと、前記浴槽の湯張りレベルを検知する湯張りレベル検知手段と、前記湯張りレベル検知手段により検知される前記浴槽の湯張りレベルに基づいて、前記浴槽に所定の目標湯張りレベルの湯を供給する湯張り運転を実行する湯張り制御手段とを備えた給湯装置に関する。
そして、前記開閉弁を閉弁して浴槽への湯の供給を停止するときに、前記浴槽供給管を流れる湯の流量を前記流量調節弁により所定流量まで減少させてから前記開閉弁を閉弁する水撃緩衝処理を実行する水撃対処手段と、前記水撃緩衝処理の実行中に前記給湯管から前記浴槽に供給される湯量の想定値のデータを保持したデータ保持手段とを備え、前記湯張り制御手段は、前記湯張り運転の実行中に、前記湯張りレベル検知手段により検知される前記浴槽の湯張りレベルが、前記目標湯張りレベルから前記想定値に応じた湯張りレベル分を減じた湯張りレベルに達した時に、前記水撃対処手段により前記水撃対策処理を開始させて前記開閉弁を閉弁し、該湯張り運転を終了することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記開閉弁を閉弁して浴槽への湯の供給を停止する時に生じるウォーターハンマー(水撃)を抑制するために、前記水撃対処手段により前記水撃緩衝処理が行われている。そして、前記湯張り制御手段は、前記湯張り運転を終了するときに、浴槽の湯張りレベルが、目標湯張りレベルから前記水撃緩衝処理の実行時に供給される湯量の想定値に応じた湯張りレベル分を減じた湯張りレベルに達した時点で、前記水撃対処手段により前記水撃緩衝処理を実行させて前記開閉弁を閉弁している。そのため、前記湯張り運転による浴槽への湯張りレベルを前記目標湯張りレベルに合わせることができ、浴槽の実際の湯張りレベルが、前記水撃緩衝処理の実行中に浴槽に供給される湯によって、前記目標湯張りレベルよりも多くなることを防止することができる。
また、 前記湯張り運転が開始されてから、前記湯張りレベル検知手段により検知される前記湯張りレベルが前記目標湯張りレベルよりも小さい所定レベルになった時点で、前記湯張り給湯管から前記浴槽への湯の供給を一時的に停止し、この停止に伴なって実行される前記水撃緩衝処理の実行中に前記浴槽に供給される湯量を前記流量センサによる検出流量に基づいて検知して、該検知した湯量のデータを前記想定値のデータとして前記データ保持手段に保持させる緩衝時給湯量検知手段を備えたことを特徴とする。
かかる本発明において、上水道等から前記給水管への水の供給圧は、時間帯や周辺での水の使用状況等によって変動し、この変動に応じて前記水撃緩衝処理の実行中に浴槽に供給される湯量が変化する。そこで、前記緩衝時給湯量検知手段により、前記湯張り運転の実行中に前記水撃緩衝処理を実行させて、前記水撃緩衝処理の実行中に浴槽に供給される湯量を検知し、検知した湯量のデータを前記想定値のデータとすることによって、上水道等から前記給水管への水の供給圧の変動の影響を抑制して、前記湯張り運転による湯張りレベルを前記目標湯張りレベルに近づけることができる。
また、前記湯張りレベル検知手段は、前記流量センサによる検出流量に基づいて、前記浴槽供給管から前記浴槽に供給される湯量を積算することにより、前記浴槽内の湯量を前記湯張りレベルとして検知することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記湯張りレベルとして前記浴槽内の湯量を用いることにより、前記流量センサによる検出流量に基づいて、前記湯張りレベルを容易に検知することができる。
また、前記浴槽内の湯の水位を検出する水位センサを備え、前記湯張りレベル検知手段は、前記水位センサによる検出水位に基づいて、前記浴槽内の湯の水位を前記湯張りレベルとして検知することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記湯張りレベルとして前記浴槽内の湯の水位を用いることによって、前記浴槽内の湯張りレベルをより正確に検知することができる。
本発明の給湯装置の構成図。 図1に示したコントローラの詳細図。 湯張り運転の第1実施形態の第1フローチャート。 湯張り運転の第1実施形態の第2フローチャート。 湯張り運転における浴槽への湯の供給流量の変化を示した説明図。 湯張り運転の第2実施形態の第1フローチャート。 湯張り運転の第2実施形態の第2フローチャート。
本発明の実施の形態について、図1〜図7を参照して説明する。
図1を参照して、本実施の形態の給湯装置は、単一の缶体1内に、給湯用の第1燃焼部2−1と暖房及び追焚き用の第2燃焼部2−2とが仕切り壁1aを隔てて並設された1缶式の複合型の給湯装置であり、マイクロコンピュータ等により構成されたコントローラ7によって全体の作動が制御される。
第1燃焼部2−1は、給湯用の第1熱交換器3−1とこれを加熱する第1バーナ4−1とを有し、第2燃焼部2−2は、暖房及び追焚き用の第2熱交換器3−2とこれを加熱する第2バーナ4−2とを有している。第1燃焼部2−1と第2燃焼部2−2には共通の燃焼ファン5から燃焼用空気が供給される。なお、第1熱交換器3−1と第1バーナ4−1とにより、本発明の加熱手段が構成される。
第1バーナ4−1の燃焼排気は、第1熱交換器3−1に導かれて第1熱交換器3−1で熱交換した後に、第1熱交換器3−1及び第2熱交換器3−2の上側の排気フード6に流れて排気フード6に形成された排気口6aから外部に排出される。同様に、第2バーナ4−2の燃焼排気は、第2熱交換器3−2に導かれて第2熱交換器3−2で熱交換器した後に、排気フード6に流れて排気口6aから外部に排出される。なお、第1バーナ4−1及び第2バーナ4−2の燃焼量に対応した量の燃焼用空気が供給されるように、コントローラ7により燃焼ファン5の回転数が制御される。
第1熱交換器3−1には、上流側の給水管8aと下流側の給湯管8bとが接続されている。給水管8aには、流量センサ81とコントローラ7により制御される流量調節弁82とが設けられ、さらに、流量調節弁82の下流側で給水管8aと給湯管8bとを連通するバイパス管8cが設けられ、バイパス管8cにコントローラ7により制御されるバイパス流量調節弁83が設けられている。また、給湯管8bには、上流側の湯温センサ84と、バイパス管8cとの合流箇所の下流側の湯温センサ85とが設けられている。
流量センサ81と湯温センサ84,85の検出信号はコントローラ7に入力される。そして、コントローラ7は、給湯管8bの下流端のカラン86が開栓されて第1熱交換器3−1への通水が開始され、流量センサ81の検出流量が所定の下限流量以上となったときに、燃焼ファン5を駆動すると共に、第1バーナ4−1に点火して「給湯運転」を実行する。
「給湯運転」に際して、コントローラ7は、湯温センサ84により検出される給湯側出湯温度が所定の高温設定温度になるように、第1バーナ4−1の燃焼量を制御すると共に、第1バーナ4−1の燃焼量が最大となっても湯温センサ84の検出温度が高温設定温度に達しないときは流量調節弁82により第1熱交換器3−1への通水量を減少させる。
そして、コントローラ7は、湯温センサ85の検出温度がリモコン7aで設定された給湯温度になるように、バイパス流量調節弁83によりバイパス管8cの流水量(バイパスミキシング量)を制御する。
第2熱交換器3−2は、暖房循環回路9を介して要求湯温が比較的高い高温暖房端末である湯水式の温風暖房機10に接続されている。暖房循環回路9は、第2熱交換器3−2で加熱された湯水を温風暖房機10に送出する暖房往き管9aと、温風暖房機10内を流通した湯水を第2熱交換器3−2に戻す暖房戻り管9bとにより構成されている。
暖房戻り管9bには、シスターン91と、コントローラ7により制御される暖房ポンプ92とが介設されている。そして、温風暖房機10の運転スイッチ(図示しない)がON操作されたときに、コントローラ7は、温風暖房機10の通水弁10aを開弁すると共に、暖房ポンプ92を駆動して、温風暖房機10と第2熱交換器3−2との間で暖房循環回路9を介して湯水を循環させる「暖房運転」を実行する。
また、本実施の形態では、要求湯温が比較的低い低温暖房端末である床暖房パネル11が備えられており、暖房ポンプ92の下流側の暖房戻り管9bの部分から床暖房パネル11に至る低温暖房往き管9cが分岐している。床暖房パネル11内を流通した湯水は温風暖房機10内を流通した湯水と合流してシスターン91に戻る。
さらに、暖房循環回路9にはバイパス管9dが設けられている。床暖房パネル11の運転スイッチ(図示しない)がON操作されると、コントローラ7は、床暖房パネル11の通水弁11aを開弁すると共に、暖房ポンプ92を駆動して「暖房運転」を実行する。これにより、バイパス管9dを経由して第2熱交換器3−2に湯水が循環されると共に、暖房ポンプ92から送出される湯水の一部が床暖房パネル11に供給され、第2熱交換器3−2からの熱がシスターン91を介して床暖房パネル11に伝達される。
暖房往き管9aの上流部には、第2熱交換器3−2から送出される湯水の温度を検出する湯温センサ93が設けられており、湯温センサ93の検出信号がコントローラ7に入力される。そして、コントローラ7は、温風暖房機10や床暖房パネル11の運転スイッチ(図示しない)がON操作されて「暖房運転」を行なう際に、湯温センサ93で検出される暖房側出湯温度が温風暖房機10や床暖房パネル11の要求湯温となるように、第2バーナ4−2の燃焼量を制御する。なお、温風暖房機10の要求湯温は比較的高温(例えば80℃)であり、床暖房パネル11の要求湯温は比較的低温(例えば60℃)である。
また、第2熱交換器3−2は、風呂の追焚きを行なう際の熱源としても機能する。浴槽12に接続された風呂循環回路13(風呂往き管13aと風呂戻り管13bにより構成される)には、コントローラ7により制御される風呂ポンプ131と液々熱交換器132とが介設されている。また、暖房循環回路9には、暖房往き管9aから液々熱交換器132を経由してシスターン91に至る追焚き管9eが設けられている。
そして、リモコン7aに備えられた追焚きスイッチ(図示しない)がON操作されると、コントローラ7は、風呂ポンプ131を駆動して風呂循環回路13に浴槽12の湯水を循環させると共に暖房ポンプ92を駆動し、第2バーナ4−2に点火して「追焚き運転」を実行する。「追焚き運転」においては、第2熱交換器3−2で加熱された湯水が液々熱交換器132を経由して暖房循環回路9を循環し、風呂循環回路13を循環する浴槽12の湯水が液々熱交換器132で加熱される。
風呂循環回路13と液々熱交換器132との接続箇所の付近には、戻り側に戻り温度センサ141が設けられ、往き側に往き温度センサ140が設けられている。また、風呂循環回路13には、風呂循環回路13内を湯水が循環していることを検出する風呂水流スイッチ142が設けられている。そして、戻り温度センサ141と往き温度センサ140と風呂流水スイッチ142の検出信号がコントローラ7に入力される。コントローラ7は、戻り温度センサ141の検出温度がリモコン7aで設定された追焚き温度まで上昇したときに「追焚き運転」を終了する。
また、風呂循環回路13には、給湯管8bから分岐した湯張り管135が逆止弁136を介して接続されている。湯張り管135には、コントローラ7により制御される湯張り開閉弁137が介設されている。コントローラ7は、リモコン7aに備えられた湯張りスイッチ(図示しない)がON操作されたときに、湯張り開閉弁137を開弁して、第1熱交換器3−1で加熱された湯を湯張り管135を経由して、リモコン7aで設定された湯張りレベルまで浴槽12に供給する「湯張り運転」を実行する。
なお、給湯管8bと、湯張り管135と、風呂循環回路13とにより、本発明の浴槽12に湯を供給する給湯管が構成されている。
次に、第1バーナ4−1及び第2バーナ4−2に対して、燃料ガスを供給するための構成について説明する。第1バーナ4−1と第2バーナ4−2に対する共通のガス供給路40には、元弁41と比例弁42とが介設されている。そして、ガス供給路40から第1バーナ4−1の能力切換弁43S,43M,43Lを介して第1バーナ4−1に燃料ガスが供給され、また、ガス供給路40から第2バーナ4−2の能力切換弁44S,44Lを介して第2バーナ4−2に燃料ガスが供給される。
ここで、第1バーナ4−1は、16個の単位バーナ4aで構成され、能力切換弁43Sに接続された第1単位バーナ群4−1Sは3個の単位バーナ4aを備え、能力切換弁43Mに接続された第2単位バーナ群4−1Mは5個の単位バーナ4aを備え、能力切換弁43Lに接続された第3単位バーナ群4−1Lは8個の単位バーナ4aを備えている。そして、コントローラ7は、能力切換弁43S,43M,43Lの開閉を切換えて第1バーナ4−1の燃焼量を制御する。
また、第2バーナ4−2は、5個の単位バーナ4aで構成され、能力切換弁44Sに接続された第1単位バーナ群4−2Sは2個の単位バーナ4aを備え、能力切換弁44Lに接続された第2単位バーナ群4−2Lは3個の単位バーナ4aを備えている。そして、コントローラ7は、能力切換弁44S,44Lの開閉を切換えて第2のバーナの燃焼量を制御する。
次に、図2を参照して、コントローラ7は、CPU、メモリ、入出力インターフェース等を備えた電子回路ユニットであり、メモリに保持された給湯器の制御用プログラムをCPUに実行させることによって、コントローラ7は、上述した「給湯運転」を実行する給湯制御手段20、「湯張り運転」を実行する湯張り制御手段21、「給湯運転」実行時に浴槽12の湯張りレベルを検知する湯張りレベル検知手段22、「追焚き運転」を実行する追焚き制御手段23、及び「暖房運転」を実行する暖房制御手段24として機能する。
さらに、コントローラ7は、「湯張り運転」において湯張り開閉弁137を閉弁するときに、ウォーターハンマーの影響を低減させるために、流量調節弁82により給水管8a,給湯管8b,湯張り管135を流れる湯水の流量を所定流量まで減少させてから開閉弁137を閉弁する「水撃緩衝処理」を行う水撃対処手段25と、「水撃緩衝処理」の実行時に浴槽12に供給される湯量を検知して、そのデータを、「水撃緩衝処理」実行時に浴槽12に供給される湯量の想定値のデータとしてメモリ26(本発明のデータ保持手段に相当する)に記憶させる緩衝時給湯量検知手段27とを備えている。
なお、通常は流量調節弁82は全開位置となっており、「水撃緩衝処理」では、流量調節弁82を一定速度で作動させて湯張り管135の開度を減少させる。そのため、「水撃緩衝処理」は、流量調節弁82の開度を、全開状態から給水管8a,給湯管8b,湯張り管135を流れる湯の流量が前記所定流量になる開度まで、一定速度で減少させることによって行われる。
次に、「湯張り運転」の第1実施形態及び第2実施形態について説明する。
[第1実施形態]
先ず、図3〜図4に示したフローチャートに従って、「湯張り運転」の第1実施形態について説明する。第1実施形態では、浴槽12内の湯量が湯張りレベルとされ、湯張りレベル検知手段22は、風呂流量センサ138の検出流量を積算して浴槽12に供給された湯量を検知する。そのため、水位センサ143を備える必要はない。
図3のSTEP1〜STEP3は湯張り制御手段21による処理であり、湯張り制御手段21は、STEP1で使用者がリモコン7aに備えられた湯張りスイッチ(図示しない)を操作したときに「湯張り運転」を開始してSTEP2に進み、リモコン7aの表示部31に湯張り中の表示をする。そして、続くSTEP3で、湯張り制御手段21は、湯張り開閉弁137を開弁して浴槽12に6リットルの給湯を行う。
この6リットルの給湯は、風呂循環回路13内に湯を満たすためのものであり、この6リットルの湯の供給を終了するときに、水撃対処手段24により、上述した「水撃緩衝処理」が実行される。また、緩衝時給湯量検知手段25は、「水撃緩衝処理」の実行時に、風呂流量センサ138による検出流量を積算する。
次のSTEP4で、緩衝時給湯量検知手段25は、「水撃緩衝処理」の実行時に浴槽12に供給される湯量(流量調節弁82による湯張り管135を流れる湯の流量の減少が開始されてから、湯張り開閉弁137が閉弁されるまでの間に、浴槽12に供給された湯量)を、風呂流量センサ138による検出流量の積算値により求める。そして、緩衝時給湯量検知手段25は、この給湯量の積算値のデータを、「水撃緩衝処理」の実行時の給湯量の想定値のデータとしてメモリ26に保持させる。
続くSTEP5以下は湯張り制御手段21による処理である。湯張り制御手段21は、STEP5で、風呂ポンプ131を作動させて風呂水流スイッチ142がONするか否かを判定する「循環判定」を行う。この「循環判定」は、浴槽12内にバスアダプター14の水位以上の湯水が有るか否かを判定するものである。
そして、「循環判定」により、浴槽12内にバスアダプター14以上の湯水が有ると判断されたときは、湯張り制御手段21は浴槽12内の湯量を認識することができないため、目標湯張り量の湯を浴槽12に供給することができない。そのため、この場合は、次のSTEP6でSTEP20に分岐し、湯張り制御手段21は、追焚き制御手段23により「追焚き運転」を実行させる。そして、図4のSTEP14に進み、湯張り制御手段21は処理を終了する。
一方、「循環判定」により、浴槽12内にバスアダプター14以上の水が無いと判断されたときにはSTEP7に進む。そして、湯張り制御手段21は、以下の式(1)により、水撃対処手段24による「水撃緩衝処理」を開始させるタイミングまでの残給湯量V2を算出する。
V2=Vt−(V1+Vd1×2) ・・・・・(1)
但し、V2:残給湯量、Vt:目標湯張り量(リモコン7aで設定された湯張りレベル)、V1:6リットル、Vd1:メモリ27に保持されたデータに応じた「水撃緩衝処理」の実行中に浴槽に供給される湯量の想定値。
続くSTEP8で、湯張り制御手段21は、残給湯量V2分の浴槽12への給湯を行い、この給湯が終了した時点で、水撃対処手段24により「水撃緩衝処理」を実行させて開閉弁137を閉弁し、「湯張り運転」を終了する。
次のSTEP9で湯張り制御手段21は「循環判定」を行い、浴槽12内にバスアダプター14以上の水位の水が有るか否かを判断する。そして、浴槽12内にバスアダプター14以上の水が無いときは、浴槽12の排水栓(図示しない)が抜けていて、浴槽12の湯張りが終了していない状態にあると想定される。
そこで、この場合はSTEP30に分岐し、湯張り制御手段21は、リモコン7aの表示部31にエラー表示をする。そして、STEP14に進み、湯張り制御手段21は処理を終了する。
一方、STEP9の「循環判定」で、浴槽12内にバスアダプター14以上の水位の湯が有ると判断されたときには、STEP10からSTEP11に進む。そして、STEP11で、湯張り制御手段21は、往き温度センサ140の検出温度(風呂温度)が設定温度(リモコン7aで設定された風呂温度)以上であるか否か判断する。
STEP11で、往き温度センサ140の検出温度が設定温度以上でないときはSTEP40に分岐し、湯張り制御手段21は、「追焚き運転」時と同様に、第2熱交換器3−2で加熱された湯を液々熱交換器132を経由して暖房循環回路9を循環させると共に、浴槽12内の湯を液々熱交換器132を経由して風呂循環回路13に循環させることによって、浴槽12内の湯を設定温度まで沸き上げる。
そして、STEP11で往き温度センサ140の検出温度が設定温度以上となったときにSTEP12に進み、湯張り制御手段21は、リモコン7aの表示部31に保温表示を行う。また、次のSTEP13で、湯張り制御手段21は、リモコン7aのスピーカ32から、湯張りの完了を知らせる音声を出力して、使用者に湯張りの完了を報知する。そして、STEP14に進み、湯張り制御手段21は処理を終了する。
ここで、図5は以上説明した図2〜図3のフローチャートによる「湯張り運転」を実行したときの浴槽12への湯の供給流量の推移を、縦軸を湯の供給流量(F)に設定し、横軸を時間(t)に設定して示したものである。
図5のt0で「湯張り運転」が開始されると、先ず、t0〜t1でV1(本実施の形態では6リットル,図3のSTEP3に対応)の給湯が行われる。そして、この給湯の終了時にt1〜t2で水撃対処手段24による「水撃緩衝処理」が実行され、供給流量がFnからFe(本発明の所定流量に相当する)まで減少したt2で湯張り開閉弁137が閉弁されている。
また、t3〜t4で上記式(1)により算出された残給湯量V2分の給湯が開始され、この給湯の終了時にt4〜t5で水撃対処手段25による「水撃緩衝処理」が実行されて、供給流量がFn〜Feまで減少したt5で湯張り開閉弁137が閉弁されている。この場合、浴槽12への総給湯量Vaは以下の式(2)となる。
Va=V1+Vd1+V2+Vd2 ・・・・・(2)
但し、Va:浴槽への総給湯量、V1:1回目の給湯による給湯量、Vd1:1回目の「水撃緩衝処理」実行時の給湯量、V2:2回目の給湯による給湯量、Vd2:2回目の「水撃緩衝処理」実行時の給湯量。
上記式(2)に上記式(1)を代入すると、以下の式(3)となる。
Va=V1+Vd1+{Vt−(V1+Vd1×2)}+Vd2
=Vt+Vd2−Vd1 ・・・・・(3)
そして、1回目の「水撃緩衝処理」実行時の給湯量Vd1と、2回目の「水撃緩衝処理」実行時の給湯量Vd2は、ほぼ等しくなると想定される。そのため、上記式(3)のVd2−Vd1≒0となり、総給湯量Va≒目標湯張り量Vtとなるため、「湯張り運転」における浴槽12への湯張りレベルが目標湯張りレベルを超えることを抑制して、浴槽12への湯張りを精度良く行なうことができる。
[第2実施形態]
次に、図6〜図7に示したフローチャートに従って、「湯張り運転」の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、浴槽12内の湯水の水位が湯張りレベルとされている。そして、湯張りレベル検知手段22は、浴槽12への給湯がなされていないときは、水位センサ143の検出水位により、基準水位H0(バスアダプター14の水位)からの水位を検知する。また、湯張りレベル検知手段22は、浴槽12への給湯がなされているときには、風呂流量センサ138の検出流量を積算して浴槽12に供給される湯量を検知する。なお、本実施形態の水位センサ143は圧力センサであり、浴槽12の水位を水圧により間接的に検出している。
図6のSTEP50〜STEP53、STEP80〜STEP81、及びSTEP90〜STEP92は湯張り制御手段21による処理である。湯張り制御手段21は、STEP50で使用者がリモコン7aに備えられた湯張りスイッチ(図示しない)を操作したときにSTEP51に進み、リモコン7aの表示部31に湯張り中の表示をする。
続くSTEP52で、湯張り制御手段21は、水位センサ143により検出される浴槽12の水位が基準水位(バスアダプター14の高さ)以下であるか否かを判断する。そして、浴槽12内の水位が基準水位以下であるときはSTEP53に進み、浴槽12内の水位が基準水位よりも高いときにはSTEP80で分岐する。
STEP53で、湯張り制御手段21は、上述した図3のSTEP3と同様に、浴槽に6リットルの設定温度の湯を供給する。この6リットルの湯の供給を終了するときに、水撃対処手段24により、上述した「水撃緩衝処理」が実行される。また、緩衝時給湯量検知手段25は、「水撃緩衝処理」の実行時に、風呂流量センサ138による検出流量を積算する。
続くSTEP54で、緩衝時給湯量検知手段25は、「水撃緩衝処理」の実行時の給湯量を、風呂流量センサ138による検出流量の積算値により求め、この給湯量のデータを、「水撃緩衝処理」の実行時の給湯量の想定値のデータとしてメモリ26に記憶させる。
続くSTEP55以下は湯張り制御手段21による処理である。湯張り制御手段21は、STEP55で上述した「循環判定」を行う。そして、「循環判定」により、浴槽12内にバスアダプター14以上の水が無いと判定されたときはSTEP57に進み、湯張り制御手段21は、湯張りの設定水位に応じた目標湯張り量を算出する。
具体的には、予めメモリ26に保持された浴槽12の断面積Sのデータ(給湯装置の設置時や出荷時に保持される)を用いて、以下の式(4)により目標湯張り量Vtを算出する。
Vt=S×(H0+Ht) ・・・・・(4)
但し、Vt:目標湯張り量、S:浴槽の断面積、H0:基準水位(バスアダプターの高さ)、Ht:設定水位(基準水位からの水位)。
そして、次のSTEP58で、湯張り制御手段21は、上述した式(1)により、水撃対処手段24により「水撃緩衝処理」を開始させて浴槽12への給湯を停止する時点までの残給湯量V2を算出し、STEP59で残給湯量V2分の湯を浴槽12に供給する。この残給湯量V2分の給湯の終了した時に、水撃対処手段24による「水撃緩衝処理」が実行されて湯張り開閉弁137が閉弁されている。
次のSTEP60で、湯張り制御手段21は「循環判定」を行い、浴槽12内に基準水位(風呂アダプター14の水位)以上の水が有るか否かを判定する。そして、浴槽12内に基準水位以上の水が無いときはSTEP100に分岐し、湯張り制御手段21は、リモコン7aの表示部31にエラー表示をする。そして、図7のSTEP68に進み、湯張り制御手段21は処理を終了する。
一方、浴槽12内に基準水位以上の水が有るときには図7のSTEP62に進み、湯張り制御手段21は、湯張りレベル検知手段22により検知される浴槽12内の湯の水位が設定水位以上であるか否かを判断する。そして、現在の水位が設定水位以上であればSTEP63に進み、現在の水位が設定未満であるときには、STEP110に分岐して、湯張り制御手段21は、不足水位分の湯を浴槽12に供給してSTEP63に進む。
なお、STEP110で不足水位分の湯を浴槽12に供給するときにも、水撃対処手段25による「水撃緩衝処理」が実行される。そのため、湯張り制御手段21は、上述したSTEP59での残給湯量V2の給湯を行うときと同様に、不足水位分の湯の供給を開始してから、風呂流量センサ138による検出流量の積算値が、不足水位分の湯量からメモリ26に保持されたデータによる「水撃緩衝処理」の実行時の給湯量の想定値を減じた湯量となった時点で、水撃対処手段25による「水撃緩衝処理」を実行させて浴槽12への湯の供給を停止する。
STEP63で、湯張り制御手段21は「循環判定」を行い、浴槽12内に基準水位以上の水が有るときは次のSTEP64に進む。一方、浴槽12内に基準水位以上の水が無いときにはSTEP120に分岐し、湯張り制御手段21は、リモコン7aの表示部31にエラー表示をしてSTEP68に進み、処理を終了する。
STEP65で、湯張り制御手段21は、往き温度センサ140により検出される浴槽12内の湯の温度(風呂温度)が、設定温度以上であるか否かを判断する。そして、風呂温度が設定温度以上であるときはSTEP66に進む。一方、風呂温度が設定温度未満であるときにはSTEP130に分岐し、湯張り制御手段21は、「追焚き運転」時と同様に、第2熱交換器3−2で加熱された湯を液々熱交換器132を経由して暖房循環回路9を循環させると共に、浴槽12内の湯を液々熱交換器132を経由して風呂循環回路13に循環させることによって、浴槽12内の湯を設定温度まで沸き上げてからSTEP66に進む。
STEP66で、湯張り制御手段21は、リモコン7aの表示部31に保温表示を行う。また、次のSTEP67で、湯張り制御手段21は、リモコン7aのスピーカ32から湯張りの完了を知らせる音声を出力して、使用者に湯張りの完了を報知する。そして、STEP68に進み、湯張り制御手段21は処理を終了する。
また、図6のSTEP52で浴槽12内に基準水位以上の水が有り、STEP80に分岐したときには、湯張り制御手段21は「循環判定」を行う。そして、「循環判定」により浴槽12内にバスアダプターの高さ以上の水が有ると判定されたときはSTEP91に進み、水が無いと判定されたときにはSTEP53に分岐する。
STEP91で、湯張り制御手段21は、湯張り制御手段21は、往き温度センサ140により検出される浴槽12内の湯の温度(風呂温度)が、設定温度以上であるか否かを判断する。そして、風呂温度が設定温度以上であるときは図7のSTEP62に進む。一方、風呂温度が設定温度未満であるときにはSTEP92に進み、湯張り制御手段21は、「追焚き運転」時と同様に、第2熱交換器3−2で加熱された湯を液々熱交換器132を経由して暖房循環回路9を循環させると共に、浴槽12内の湯を液々熱交換器132を経由して風呂循環回路13に循環させることによって、浴槽12内の湯を設定温度まで沸き上げてから図7のSTEP62に進む。
また、図6のSTEP55の「循環判定」により、STEP56で浴槽12内にバスアダプター14の水位以上の水が有ると判定されたときは、STEP90に分岐し、湯張り制御手段21は、浴槽12に10リットルの湯を供給してSTEP91に進む。
以上説明した第2実施形態による場合にも、図6のSTEP58において、水撃対処手段24による「水撃緩衝処理」での給湯分を減じて残給湯量V2を算出することにより、「湯張り運転」による湯張り水位が設定水位を超えることを抑制して、浴槽12への湯張りを精度良く行なうことができる。
なお、本実施の形態では、「湯張り運転」の途中で浴槽12への給湯を停止したとき(図3のSTEP3、図6のSTEP53)に、「水撃緩衝処理」実行時に浴槽12に供給される湯量を検知したが、給湯装置を設置する際の試運転時等、他の時点において、「水撃緩衝処理」を実行した時に浴槽12に供給される湯量を検知し、この湯量のデータを「水撃緩衝処理」実行時に浴槽12に供給される湯量の想定値のデータとして、メモリ26に保持させるようにしてもよい。また、上水道から給水管への給水圧の検出値等から、「水撃緩衝処理」実行時に浴槽12に供給される湯量の想定値を算出して、メモリ26に保持させるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ガスを熱源とする給湯装置を示したが、灯油や電気を熱源とする給湯装置に対しても本発明の適用が可能である。
2−1…第1燃焼部、2−2…第2燃焼部、3−1…第1熱交換器、3−2…第2熱交換器、4−1…第1バーナ、4−2…第2バーナ、7…コントローラ、8a…給水管、8b…給湯管、9…暖房循環回路、9e…追焚き通路、10…温風暖房機、11…床暖房パネル、13…風呂循環回路、20…給湯制御手段、21…湯張り制御手段、22…追焚き制御手段、23…暖房制御手段、24…水撃対処手段、25…緩衝時給湯量検知手段、26…メモリ、82…流量調節弁、137…湯張り開閉弁、138…風呂流量センサ、143…水位センサ。

Claims (4)

  1. 浴槽に接続された給湯管と、
    前記給湯管及び給水管と接続されて該給水管から供給される水を加熱して前記給湯管に供給する加熱手段と、
    前記給湯管に設けられた湯張り開閉弁と、
    前記給湯管を流れる湯の流量を調節する流量調節弁と、
    前記給湯管を流れる湯の流量を検出する流量センサと、
    前記浴槽の湯張りレベルを検知する湯張りレベル検知手段と、
    前記湯張りレベル検知手段により検知される前記浴槽の湯張りレベルに基づいて、前記浴槽に所定の目標湯張りレベルの湯を供給する湯張り運転を実行する湯張り制御手段とを備えた給湯装置において、
    前記開閉弁を閉弁して浴槽への湯の供給を停止するときに、前記浴槽供給管を流れる湯の流量を前記流量調節弁により所定流量まで減少させてから前記開閉弁を閉弁する水撃緩衝処理を実行する水撃対処手段と、
    前記水撃緩衝処理の実行中に前記給湯管から前記浴槽に供給される湯量の想定値のデータを保持したデータ保持手段とを備え、
    前記湯張り制御手段は、前記湯張り運転の実行中に、前記湯張りレベル検知手段により検知される前記浴槽の湯張りレベルが、前記目標湯張りレベルから前記想定値に応じた湯張りレベル分を減じた湯張りレベルに達した時に、前記水撃対処手段により前記水撃対策処理を開始させて前記開閉弁を閉弁し、該湯張り運転を終了することを特徴とする給湯装置。
  2. 請求項1記載の給湯装置において、
    前記湯張り運転が開始されてから、前記湯張りレベル検知手段により検知される前記湯張りレベルが前記目標湯張りレベルよりも小さい所定レベルになった時点で、前記湯張り給湯管から前記浴槽への湯の供給を一時的に停止し、この停止に伴なって実行される前記水撃緩衝処理の実行中に前記浴槽に供給される湯量を前記流量センサによる検出流量に基づいて検知して、該検知した湯量のデータを前記想定値のデータとして前記データ保持手段に保持させる緩衝時給湯量検知手段を備えたことを特徴とする給湯装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の給湯装置において、
    前記湯張りレベル検知手段は、前記流量検出手段による検出流量に基づいて、前記浴槽供給管から前記浴槽に供給される湯量を積算することにより、前記浴槽内の湯量を前記湯張りレベルとして検知することを特徴とする給湯装置。
  4. 請求項1又は請求項2記載の給湯装置において、
    前記浴槽内の湯の水位を検出する水位センサを備え、
    前記湯張りレベル検知手段は、前記水位センサによる検出水位に基づいて、前記浴槽内の湯の水位を前記湯張りレベルとして検知することを特徴とする給湯装置。
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JP2011099569A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Panasonic Corp 貯湯式給湯機
JP2014037962A (ja) * 2013-10-21 2014-02-27 Panasonic Corp 貯湯式給湯機

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