JP5638480B2 - 熱源装置 - Google Patents

熱源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5638480B2
JP5638480B2 JP2011166935A JP2011166935A JP5638480B2 JP 5638480 B2 JP5638480 B2 JP 5638480B2 JP 2011166935 A JP2011166935 A JP 2011166935A JP 2011166935 A JP2011166935 A JP 2011166935A JP 5638480 B2 JP5638480 B2 JP 5638480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
power
unit
water supply
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011166935A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013029277A (ja
Inventor
鈴木 幸弘
幸弘 鈴木
篤 深谷
篤 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2011166935A priority Critical patent/JP5638480B2/ja
Publication of JP2013029277A publication Critical patent/JP2013029277A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5638480B2 publication Critical patent/JP5638480B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、停電用のバックアップ電池を備えた熱源装置に関する。
従来より、充電式の電池を組み込み、停電時に電池をバックアップ電源として利用することによって、停電時にも給湯と追焚きができるようにした熱源装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平6−14855号公報
停電時に電池から供給可能な電力は限られているため、熱源装置の運転態様によっては、短時間で電池が消耗して熱源装置による給湯が不能となることが生じ得る。
そこで、本発明は、停電時の給湯可能時間を長くすることができる熱源装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、電池と、商用電源及び前記電池と接続され、該商用電源から電力が供給されているときは、該商用電源から供給される電力に基づく第1電力を出力し、該商用電源からの電力供給が停止しているときには、前記電池から供給される電力に基づく第2電力を出力する電源回路と、前記電源回路から供給される電力により作動し、給水管から供給される水を加熱して給湯管に供給する給湯ユニットと、前記電源回路から供給される電力により作動し、浴槽内の湯水を、該浴槽に連通した風呂循環回路を介して風呂ポンプにより循環させて加熱する追焚きユニットと、前記電源回路から出力される電力により作動し、前記第1電力により作動しているときは、前記第1電力による前記給湯ユニット及び前記追焚きユニットの作動を許可し、前記第2電力により作動しているときには、前記追焚きユニットの作動を禁止して前記第2電力による前記給湯ユニットの作動を許可することにより、前記商用電源が停電中であるときの前記給湯ユニットによる給湯運転の実行可能時間を長くするコントローラとを備えたことを特徴とする(第1発明)
第1発明によれば、停電により前記商用電源からの電力供給が停止して、前記電源回路から前記第2電力が供給される状況になったときに、前記コントローラは前記第2電力により作動して、前記第2電力による前記追焚きユニットの作動を禁止する。これにより、前記電池からの供給電力によって前記コントローラが作動しているときに、消費電力が大きい前記風呂ポンプが作動することを回避して、前記給湯ユニットによる給湯可能時間を長くすることができる。
また、第1発明において、前記電源回路から供給される電力により作動し、温水暖房端末と連通した暖房循環回路内の熱媒を、暖房ポンプにより循環させて加熱する暖房ユニットを備え、前記コントローラは、前記第1電力により作動しているときは、前記第1電力による前記暖房ユニットの運転を許可し、前記第2電力により作動しているときには、前記暖房ユニットの運転を禁止することを特徴とする(第2発明)。
第2発明によれば、停電により前記商用電源からの電力供給が停止して、前記電源回路から前記第2電力が供給される状況になったときに、前記コントローラは前記第2電力により作動して、前記第2電力による前記暖房ユニットの作動を禁止する。これにより、前記電池からの供給電力によって前記コントローラが作動しているときに、消費電力が大きい前記暖房ポンプが作動することを回避して、前記給湯ユニットによる給湯可能時間を長くすることができる。
また、第1発明又は第2発明において、前記商用電源の停電により前記追焚きユニットの作動が禁止されていることを報知する追焚き禁止報知部を備えたことを特徴とする(第3発明)。
第3発明によれば、前記商用電源の停電時に前記追焚きユニットの作動が禁止されることを、熱源装置の使用者に認識させることができる。そして、これにより、給湯はできるが追焚きができない状況を、使用者が熱源装置の故障と誤認することを防止することができる。
また、第1発明から第3発明のいずれかにおいて、前記給湯管と前記風呂循環回路とを連通した湯張り管と、前記風呂循環回路に設けられて、前記風呂循環回路内の水流を検出する水流センサと、前記風呂循環回路に設けられて、前記浴槽に貯まった湯水の水位を検出する水位センサとを備え、前記コントローラは、前記第1電力により作動しているときは、前記第1電力により前記給湯ユニット及び前記追焚きユニットを作動させ、前記風呂ポンプが作動した状態で前記水流センサにより水流を検出することで前記浴槽内の湯水の有無を検知する処理を行って、前記水位センサにより前記浴槽内の湯の水位を確認しながら、前記給湯管から前記湯張り管及び前記風呂循環回路を介して前記浴槽に湯を供給することにより、前記浴槽に所定水位まで湯を張る第1湯張り運転を行ない、前記第2電力により作動しているときには、前記第2電力により前記給湯ユニットを作動させ、前記風呂ポンプを作動させずに、前記給湯管から前記湯張り管及び前記風呂循環回路を介して、前記所定水位分の湯量に相当する所定量の湯を、前記浴槽に供給する第2湯張り運転を行なうことを特徴とする(第4発明)。
第4発明によれば、前記商用電源から電力が供給がされているときは、前記コントローラは、前記風呂ポンプの作動を伴う前記第1湯張り運転を行って、前記浴槽内に前記所定水位まで確実に湯を供給することができる。一方、前記商用電源が停電して前記電池から電力が供給されているときには、前記コントローラは、前記風呂ポンプを作動させずに、前記給湯ユニットにより前記浴槽に所定量の湯を供給する前記第2湯張り運転を行なう。これにより、湯張り時の消費電力を抑えて、前記給湯ユニットによる給湯可能時間を長くすることができる。
また、第1発明から第3発明のいずれかにおいて、前記給湯管と前記風呂循環回路とを連通した湯張り管と、前記風呂循環回路に設けられて、前記風呂循環回路内の水流を検出する水流センサとを備え、前記コントローラは、前記第1電力により作動しているときは、前記第1電力を用いて前記給湯ユニット及び前記追焚きユニットを運転し、前記風呂ポンプを作動させて前記水流センサにより水流を検出することで、前記浴槽内の湯水の有無を検知する処理を行って、前記給湯管から前記湯張り管及び前記風呂循環回路を介して、前記浴槽に所定量の湯を張る第3湯張り運転を行ない、前記第2電力により作動しているときには、前記第2電力を用いて前記給湯ユニットを運転することにより、前記風呂ポンプを作動させずに、前記給湯管から前記湯張り管及び前記風呂循環回路を介して前記浴槽に所定量の湯を供給する第2湯張り運転を行なうことを特徴とする(第5発明)。
第5発明によれば、前記商用電源から電力が供給がされているときは、前記コントローラは、前記風呂ポンプの作動を伴う前記第3湯張り運転を行って、湯張り開始時の前記浴槽内の残水を考慮して湯張りを行うことができる。一方、前記商用電源が停電して前記電池から電力が供給されているときには、前記コントローラは、前記風呂ポンプを作動させずに、前記給湯ユニットにより前記浴槽に所定量の湯を供給する前記第2湯張り運転を行なう。これにより、湯張り時の消費電力を抑えて、前記給湯ユニットによる給湯可能時間を長くすることができる。
次に、第6発明は、電池と、商用電源及び前記電池と接続され、該商用電源から電力が供給されているときは、該商用電源から供給される電力に基づく第1電力を出力し、該商用電源からの電力供給が停止しているときには、前記電池から供給される電力に基づく第2電力を出力する電源回路と、前記電源回路から供給される電力により作動し、給水管から供給される水を加熱して給湯管に供給する給湯ユニットと、前記電源回路から供給される電力により作動し、温水暖房端末と連通した暖房循環回路内の熱媒を、暖房ポンプにより循環させて加熱する暖房ユニットと、前記電源回路から供給される電力により作動し、前記第1電力により作動しているときは、前記第1電力による前記給湯ユニット及び前記暖房ユニットの作動を許可し、前記第2電力により作動しているときには、前記暖房ユニットの作動を禁止して前記第2電力による前記給湯ユニットの作動を許可することにより、前記商用電源が停電中であるときの前記給湯ユニットによる給湯運転の実行可能時間を長くするコントローラとを備えたことを特徴とする。
第6発明によれば、停電により前記商用電源からの電力供給が停止して、前記電源回路から前記第2電力が供給される状況になったときに、前記コントローラは前記第2電力により作動して、前記第2電力による前記暖房ユニットの作動を禁止する。これにより、前記電池からの供給電力によって前記コントローラが作動しているときに、消費電力が大きい前記暖房ポンプが作動することを回避して、前記給湯ユニットによる給湯可能時間を長くすることができる。
また、第2発明又は第6発明において、前記商用電源の停電により前記暖房ユニットの作動が禁止されていることを報知する暖房禁止報知部を備えたことを特徴とする(第7発明)。
第7発明によれば、前記商用電源の停電時に前記暖房ユニットの作動が禁止されることを、熱源装置の使用者に認識させることができる。そして、これにより、給湯はできるが暖房ができない状況を、使用者が熱源装置の故障と誤認することを防止することができる。
本発明の熱源装置の構成図。 図1に示した熱源装置の制御ブロック図。 水位センサを備えた構成での湯張り運転のフローチャート。 水位センサを備えない構成での湯張り運転のフローチャート。
本発明の実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1を参照して、本実施形態の熱源装置は、単一の缶体1内に、給湯用の第1燃焼部2−1と暖房及び追焚き用の第2燃焼部2−2とが仕切り壁1aを隔てて並設された1缶式の複合型の熱源装置であり、コントローラ20によって全体の作動が制御される。
コントローラ20には、熱源装置を遠隔操作するためのリモコン25が接続されている。リモコン25には、後述する「湯張り運転」の実行を指示するための湯張りスイッチ27、後述する「追焚き運転」の実行を指示するための追焚きスイッチ28、熱源装置を運転状態と待機状態に切替えるための運転スイッチ29、及び表示部26等が備えられている。
第1燃焼部2−1は、給湯用の第1熱交換器3−1とこれを加熱する第1バーナ4−1とを有し、第2燃焼部2−2は、暖房及び追焚き用の第2熱交換器3−2とこれを加熱する第2バーナ4−2とを有している。第1燃焼部2−1と第2燃焼部2−2には共通の燃焼ファン5から燃焼用空気が供給される。
第1バーナ4−1の燃焼排気は、第1熱交換器3−1に導かれて第1熱交換器3−1で熱交換した後に、第1熱交換器3−1及び第2熱交換器3−2の上側の排気フード6に流れて排気フード6に形成された排気口6aから外部に排出される。同様に、第2バーナ4−2の燃焼排気は、第2熱交換器3−2に導かれて第2熱交換器3−2で熱交換した後に、排気フード6に流れて排気口6aから外部に排出される。なお、第1バーナ4−1及び第2バーナ4−2の燃焼量に対応した量の燃焼用空気が供給されるように、コントローラ20により燃焼ファン5の回転数が制御される。
第1熱交換器3−1には、上流側の給水管8aと下流側の給湯管8bとが接続されている。給水管8aには、流量センサ81とコントローラ20により制御される流量調節弁82とが設けられ、さらに、流量調節弁82の下流側で給水管8aと給湯管8bとを連通するバイパス管8cが設けられ、バイパス管8cにコントローラ20により制御されるバイパス流量調節弁83が設けられている。また、給湯管8bには、上流側の湯温センサ84と、バイパス管8cとの合流箇所の下流側の湯温センサ85とが設けられている。
流量センサ81と湯温センサ84,85の検出信号はコントローラ20に入力される。そして、コントローラ20は、給湯管8bの下流端のカラン86が開栓されて第1熱交換器3−1への通水が開始され、流量センサ81の検出流量が所定の下限流量以上となったときに、燃焼ファン5を駆動すると共に、第1バーナ4−1に点火して「給湯運転」を実行する。
「給湯運転」に際して、コントローラ20は、湯温センサ85の検出温度がリモコン25で設定された給湯温度となるように、第1バーナ4−1の燃焼量を制御すると共に、バイパス流量調節弁83によりバイパス管8cの流水量(バイパスミキシング量)を制御する。
また、コントローラ20は、第1バーナ4−1の燃焼量を最大にしても、湯温センサ85の検出温度がリモコン25で設定された給湯温度に達しないときは、流量調節弁82により給水管8aの通水量を減少させる。
なお、第1燃焼部2−1及び第1熱交換器3−1により、給水管8bに供給される水を加熱して給湯管8bに供給する構成が、本発明の給湯ユニットに相当する。
第2熱交換器3−2は、暖房循環回路9を介して要求湯温が比較的高い高温暖房端末である温水式の温風暖房機10(本発明の温水暖房端末に相当する)に接続されている。暖房循環回路9は、第2熱交換器3−2で加熱された温水を温風暖房機10に送出する暖房往き管9aと、温風暖房機10内を流通した温水を第2熱交換器3−2に戻す暖房戻り管9bとにより構成されている。
暖房戻り管9bには、シスターン91と、コントローラ20により制御される暖房ポンプ92とが介設されている。そして、温風暖房機10の運転スイッチ(図示しない)がON操作されたときに、コントローラ20は、温風暖房機10の通水弁10aを開弁すると共に、暖房ポンプ92を駆動して、温風暖房機10と第2熱交換器3−2との間で暖房循環回路9を介して湯水を循環させる「暖房運転」を実行する。
また、本実施形態では、要求湯温が比較的低い低温暖房端末である床暖房パネル11(本発明の温水暖房端末に相当する)が備えられており、暖房ポンプ92の下流側の暖房戻り管9bの部分から床暖房パネル11に至る低温暖房往き管9cが分岐している。床暖房パネル11内を流通した湯水は温風暖房機10内を流通した湯水と合流してシスターン91に戻る。
さらに、暖房循環回路9にはバイパス管9dが設けられている。床暖房パネル11の運転スイッチ(図示しない)がON操作されると、コントローラ20は、床暖房パネル11の通水弁11aを開弁すると共に、暖房ポンプ92を駆動して「暖房運転」を実行する。これにより、バイパス管9dを経由して第2熱交換器3−2に湯水が循環されると共に、暖房ポンプ92から送出される湯水の一部が床暖房パネル11に供給され、第2熱交換器3−2からの熱がシスターン91を介して床暖房パネル11に伝達される。
暖房往き管9aの上流部には、第2熱交換器3−2から送出される湯水の温度を検出する湯温センサ93が設けられており、湯温センサ93の検出信号がコントローラ20に入力される。そして、コントローラ20は、温風暖房機10や床暖房パネル11の運転スイッチ(図示しない)がON操作されて「暖房運転」を行なう際に、湯温センサ93で検出される暖房側出湯温度が温風暖房機10や床暖房パネル11の要求湯温となるように、第2バーナ4−2の燃焼量を制御する。なお、温風暖房機10の要求湯温は比較的高温(例えば80℃)であり、床暖房パネル11の要求湯温は比較的低温(例えば60℃)である。
なお、暖房ポンプ92により暖房循環回路9内の温水(本発明の熱媒に相当する)を循環させて、第2燃焼部2−2及び第2熱交換器3−2により加熱する構成が、本発明の暖房ユニットに相当する。
また、第2熱交換器3−2は、風呂の追焚きを行なう際の熱源としても機能する。浴槽12に接続された風呂循環回路13(風呂往き管13aと風呂戻り管13bにより構成される)には、コントローラ20により制御される風呂ポンプ131と液々熱交換器132とが介設されている。また、暖房循環回路9には、暖房往き管9aから液々熱交換器132を経由してシスターン91に至る追焚き管9eが設けられている。
そして、リモコン25に備えられた追焚きスイッチ28がON操作されると、コントローラ20は、風呂ポンプ131を駆動して風呂循環回路13に浴槽12内の湯水を循環させると共に暖房ポンプ92を駆動し、第2バーナ4−2に点火して「追焚き運転」を実行する。「追焚き運転」においては、第2熱交換器3−2で加熱された温水が液々熱交換器132を経由して暖房循環回路9を循環し、風呂循環回路13を循環する浴槽12の湯水が液々熱交換器132で加熱される。
風呂循環回路13と液々熱交換器132との接続箇所の付近には、戻り側に戻り温度センサ141(検出温度Tin)が設けられ、往き側に往き温度センサ140(検出温度Tout)が設けられている。また、風呂循環回路13には、風呂循環回路13内を湯水が循環していることを検出する風呂水流スイッチ142が設けられている。そして、戻り温度センサ141と往き温度センサ140と風呂流水スイッチ142の検出信号がコントローラ20に入力される。コントローラ20は、戻り温度センサ141の検出温度がリモコン25で設定された追焚き温度まで上昇したときに「追焚き運転」を終了する。
なお、浴槽12内の湯水を風呂ポンプ131により風呂循環回路13を介して循環させて、液々熱交換器132により加熱する構成が、本発明の追焚きユニットに相当する。
また、風呂循環回路13には、給湯管8bから分岐した湯張り管135が逆止弁136を介してXで接続されている。湯張り管135には、コントローラ20により制御される湯張り開閉弁137が介設されている。コントローラ20は、リモコン25に備えられた湯張りスイッチ28がON操作されたときに、湯張り開閉弁137を開弁して、第1熱交換器3−1で加熱された湯を湯張り管135を経由して、リモコン25で設定された湯張りレベル(湯張り設定水位)まで浴槽12に供給する「湯張り運転」を実行する。
次に、第1バーナ4−1及び第2バーナ4−2に対して、燃料ガスを供給するための構成について説明する。第1バーナ4−1と第2バーナ4−2に対する共通のガス供給路40には、元弁41と比例弁42とが介設されている。そして、ガス供給路40から第1バーナ4−1の能力切換弁43S,43M,43Lを介して第1バーナ4−1に燃料ガスが供給され、また、ガス供給路40から第2バーナ4−2の能力切換弁44S,44Lを介して第2バーナ4−2に燃料ガスが供給される。
ここで、第1バーナ4−1は、16個の単位バーナ4aで構成され、能力切換弁43Sに接続された第1単位バーナ群4−1Sは3個の単位バーナ4aを備え、能力切換弁43Mに接続された第2単位バーナ群4−1Mは5個の単位バーナ4aを備え、能力切換弁43Lに接続された第3単位バーナ群4−1Lは8個の単位バーナ4aを備えている。そして、コントローラ20は、能力切換弁43S,43M,43Lの開閉を切換えて第1バーナ4−1の燃焼量を制御する。
また、第2バーナ4−2は、5個の単位バーナ4aで構成され、能力切換弁44Sに接続された第1単位バーナ群4−2Sは2個の単位バーナ4aを備え、能力切換弁44Lに接続された第2単位バーナ群4−2Lは3個の単位バーナ4aを備えている。そして、コントローラ20は、能力切換弁44S,44Lの開閉を切換えて第2のバーナの燃焼量を制御する。
次に、図2を参照して、コントローラ20は、CPU21、メモリ22、入出力インターフェース(図示しない)等を備えた電子回路ユニットであり、メモリ22に保持された熱源装置の制御用プログラムをCPU21に実行させることによって、コントローラ20は、上述した「給湯運転」、「湯張り運転」、「追焚き運転」、及び「暖房運転」を実行する機能を果す。
熱源装置は、コントローラ20に作動用電力を供給する電源回路30を備えている。電源回路30は商用電源34及び電池35と接続され、商用電源34から供給される交流電力を直流電力に変換する整流回路31と、選択回路32と、商用電源34の停電を検知する停電検知回路33とを備えている。
選択回路32は、整流回路31から電力が供給されているときは、整流回路31からの電力P1をコントローラ20に供給する。また、商用電源34の停電により、整流回路31からの電力供給が停止しているときには、選択回路32は、電池35からの電力P2をコントローラ20に供給する。
電池35は蓄電池(2次電池)であり、交流電源34から供給される電力により充電される。なお、電池35に1次電池を用いてもよい。停電検知回路33は、商用電源34の停電を検知しているときに、停電検知信号をコントローラ20に出力する。コントローラ20は、この停電検知信号の受信により商用電源34の停電を認識する。
コントローラ20は、電源回路30から供給される電力を、リモコン25、暖房ポンプ92、風呂ポンプ131、及び他のアクチュエータに供給して、これらの作動を制御する。
コントローラ20は、商用電源34が停電しておらず、電源回路30から供給される電力P1(整流回路31からの電力)により作動しているときは、「給湯運転」、「湯張り運転」、「追焚き運転」、「暖房運転」を、特に制限なく実行する。
一方、商用電源34が停電中で、電源回路30から供給される電力P2(電池35からの電力)により作動しているときには、コントローラ20は、「給湯運転」と「湯張り運転」のみを許可し、「追焚き運転」と「暖房運転」を禁止する。
「追焚き運転」を禁止することにより、消費電力が多い風呂ポンプ131及び暖房ポンプ92の作動によって電池35の消耗が進むことを回避することができる。また、「暖房運転」を禁止することにより、消費電力が多い暖房ポンプ92の作動によって電池35の消耗が進むことを回避することができる。
このように、コントローラ20は、商用電源34の停電によって電源回路30から供給される電力P2(電池35からの電力)により作動しているときに、「追焚き運転」と「暖房運転」を禁止することによって、商用電源34が停電中であるときの「給湯運転」の実行可能時間が長くなるようにしている。
さらに、コントローラ20は、商用電源34から電力が供給されているときと、商用電源が停電しているときとで、「湯張り運転」の仕様を変更することによって、停電中の浴槽12への湯張りを可能としつつ、電池35の消耗を抑えている。以下、図3に示したフローチャートに従って、「湯張り運転」の第1実施形態について説明する。
[第1実施形態]
コントローラ20は、リモコン25の湯張りスイッチ27がON操作されたときに図3のフローチャートによる処理を開始し、STEP1で、停電検知回路33から出力される停電検知信号の有無により商用電源34が停電中であるか否かを判断する。
商用電源34が停電中でないときはSTEP2に進み、コントローラ20は、風呂ポンプ131を適宜作動させて、水位センサ143により浴槽12内の水位を検出しつつ、リモコン25により設定された湯張り設定水位(本発明の所定水位に相当する)まで湯を張る処理(本発明の第1湯張り運転に相当する)を実行する。
コントローラ20は、STEP2で6リットルの湯を浴槽12に供給し、次のSTEP3で、風呂ポンプ131を作動させて風呂水流センサ138により水流が検出されるか否かを判断する。水流が検出されたときは、浴槽12内にバスアダプター14の水位以上の湯が貯まっていて、水位センサ143による水位の検出が可能な状態であると判定することができる。そのため、この場合は続くSTEP4からSTEP8に分岐する。
STEP8で、コントローラ20は、水位センサ143により検出した浴槽12内の湯水の現在の水位が、湯張り設定水位以上であるか否かを判断する。そして、浴槽12内の湯水の現在の水位が湯張り設定水位以上であるときは、STEP9に進み、コントローラ20は、戻り温度センサ141により検出した浴槽12内の湯水の温度が、リモコン25により設定された湯張り設定温度を越えているか否かを判断する。
浴槽12内の湯水の温度が湯張り設定温度以上であるときはSTEP10に進み、コントローラ20は「湯張り運転」を終了する。一方、浴槽12内の湯水の温度が湯張り設定温度よりも低いときにはSTEP60に分岐し、コントローラ20は、「追焚き運転」と同様に、第2バーナ2−2を燃焼させると共に、風呂ポンプ131と暖房ポンプ92を作動させて、浴槽12内の湯水を湯張り設定温度まで加熱する(沸き上げる)。そして、STEP10に進み、コントローラ20は「湯張り運転」を終了する。
また、STEP8で、浴槽12内の湯水の水位が湯張り設定水位未満であるときにはSTEP40に分岐する。STEP8で、コントローラ20は、浴槽12内の湯水の湯張り設定水位までの不足量が5リットル以上であるか否かを判断する。そして、不足量が5リットル未満であるときはSTEP9に進み、不足量が5リットル以上であるときにはSTEP50に分岐して、不足量分の湯を供給してSTEP9に進む。
また、STEP3で水流が検知されなかったとき(浴槽12内にバスアダプター14の水位以上の湯水が貯まっていないとき)は、次のSTEP4からSTEP5に進み、コントローラ20は、10リットルの湯を浴槽12に供給する。続くSTEP6で、コントローラ20は、風呂ポンプ131を作動させて風呂水流センサ138により水流が検出されるか否かを判断する。
水流が検出されたときは、次のSTEP7からSTEP8に進み、コントローラ20は、上述したSTEP8以降の処理を実行する。また、水流が検出されなかったときには、STEP30に進み、コントローラ20は、STEP2及びSTEP5での給湯合計量が、40リットルを超えているか否かを判断する。
そして、給湯合計量が40リットルを越えているときは、浴槽12の排水栓(図示しない)が外れていて、湯張りができない状況になっていると判断できる。そのため、STEP31に進み、コントローラ20は、リモコン25の表示部26にエラー表示を行って、「湯張り運転」を中止する。また、湯張り合計量が40リットル以下であるときには、STEP5に戻り、コントローラ20は、さらに10リットルの湯を浴槽12に供給する処理を繰り返す。
次に、STEP1で、商用電源34が停電中であったときにはSTEP20に分岐する。そして、コントローラ20は、風呂ポンプ131を作動させずに、浴槽12に湯張り設定湯量の湯を供給する処理(本発明の第2湯張り運転に相当する)を行う。
すなわち、コントローラ20は、STEP20で、「湯張り運転」の湯張り設定水位を湯張り設定水量に変換し、続くSTEP21で、湯張り開閉弁137を開弁すると共に、湯張り設定温度を目標給湯温度とする「給湯運転」を行なって、浴槽12に湯張り設定湯量分の湯を供給する。そして、STEP22に進んで、コントローラ20は「湯張り運転」を終了する。なお、湯張り設定水位から湯張り設定水量への変換は、予め浴槽の横断面積のデータをメモリ22に保持しておいて、この断面積に設定水位を乗じて算出してもよく、或いは、水位と水量の対応マップのデータをメモリ22に保持しておいて、このマップにより行ってもよい。
STEP20〜STEP21の「湯張り運転」の処理では、消費電力が多い風呂ポンプ131と暖房ポンプ92を作動させないので、電池35の消耗を抑制して浴槽12の湯張りを行うことができる。
[第2実施形態]
次に、図4に示したフローチャートに従って、「湯張り運転」の第2実施形態について説明する。上記第1実施形態は、水位センサ143を備えて、湯張り設定水位まで浴槽12に湯を張ったが、第2実施形態では、湯張り設定湯量の湯を浴槽12に供給して湯張りを行う。そのため、水位センサ143は不要である。
コントローラ20は、リモコン25の湯張りスイッチ27がON操作されたときに図4のフローチャートによる処理を開始し、STEP100で、停電検知回路33から出力される停電検知信号の有無により商用電源34が停電中であるか否かを判断する。
商用電源34が停電中でないときはSTEP101に進み、コントローラ20は、風呂ポンプ131を適宜作動させて、設定湯量の湯を張る処理(本発明の第3湯張り運転に相当する)を実行する。
コントローラ20は、STEP101で6リットルの湯を浴槽12に供給し、次のSTEP102で、風呂ポンプ131を作動させて風呂水流センサ138により水流が検出されるか否かを判断する。水流が検出されたときは、浴槽12内にバスアダプター14の水位以上の湯が貯まっていると判定することができる。そのため、この場合は続くSTEP103からSTEP120に分岐する。
STEP120で、コントローラ20は、戻り温度センサ141により検出される浴槽12内の湯水の温度が、リモコン25により設定された湯張り設定温度よりも低いか否かを判断する。そして、浴槽12内の湯水の温度が設定温度以上であるときはSTEP130に進み、コントローラ20は「湯張り運転」を完了する。
一方、浴槽12内の湯水の温度が設定温度よりも低いときにはSTEP121に進み、コントローラ20は、「追焚き運転」と同様に、第2バーナ2−2を燃焼させると共に、風呂ポンプ131と暖房ポンプ92を作動させて、浴槽12内の湯水を湯張り設定温度まで加熱する(沸き上げる)。そして、コントローラ20は、沸き上げに要した時間から、浴槽12内の湯水の量(残水量)を判定する。
続くSTEP122で、コントローラ20は、湯張り設定湯量に対する浴槽12内の湯の不足量(=湯張り設定湯量−残水量)が、5リットル以上であるか否かを判断する。そして、不足量が5リットル未満であるときはSTEP107に進み、不足量が5リットル以上であるときにはSTEP140に分して、コントローラ20は不足量分の湯を浴槽12に供給してSTEP107に進む。
また、STEP103で水流が検知されなかったときは、次のSTEP103からSTEP104に進み、コントローラ20は、湯張り設定湯量分の湯を浴槽12に供給する。そして、続くSTEP105で、コントローラ20は、風呂ポンプ131を作動させて風呂水流スイッチ138により水流が検出されるか否かを判断する。
水流が検出されたときは、STEP107に進み、コントローラ20は、戻り温度センサ141により検出した浴槽12内の湯水の温度が湯張り設定温度よりも低いか否かを判断する。そして、浴槽12内の湯水の温度が湯張り設定温度以上であるときはSTEP108に進み、コントローラ20は「湯張り運転」を終了する。
また、浴槽12内の湯水の温度が湯張り設定温度よりも低いときにはSTEP160に分岐し、コントローラ20は、「追焚き運転」と同様に、第2バーナ2−2を燃焼させると共に、風呂ポンプ131と暖房ポンプ92を作動させて、浴槽12内の湯水を湯張り設定温度まで加熱する(沸き上げる)。そして、STEP108に進み、コントローラ20は「湯張り運転」を終了する。
また、STEP106で、水流が検出されなかったときにはSTEP150に分岐し、コントローラ20は、浴槽12に湯を20リットル供給する。そして、続くSTEP151で、コントローラ20は、風呂ポンプ131を作動させて風呂水流センサ138により水流が検出されるか否かを判断する。
STEP152で水流が検出されたときはSTEP107に分岐し、コントローラ20は上述したSTEP107以降の処理を実行する。一方、STEP152で水流が検出されなかったときには、浴槽12の排水栓(図示しない)が外れていて、湯張りができない状況になっていると判断できる。そのため、この場合はSTEP153に進み、コントローラ20は、リモコン25の表示部26にエラー表示を行って、「湯張り運転」を中止する。
次に、STEP100で、商用電源34が停電中であったときにはSTEP110に分岐する。そして、コントローラ20は、風呂ポンプ131を作動させずに、浴槽12に湯張り設定湯量の湯を供給する処理(本発明の第2湯張り運転に相当する)を行う。
すなわち、コントローラ20は、STEP110で、湯張り開閉弁137を開弁すると共に、湯張り設定温度を目標給湯温度とする「給湯運転」を行なって、浴槽12に設定湯量分の湯を供給する。そして、STEP111に進み、コントローラ20は「湯張り運転」を終了する。
STEP110の「湯張り運転」の処理では、消費電力が多い風呂ポンプ131と暖房ポンプ92を作動させないので、電池35の消耗を抑制して浴槽12への湯張りを行うことができる。
また、コントローラ20は、停電検知信号の受信により、商用電源34が停電中であって、電池35からの電力により作動していることを認識したときに、リモコン25の表示部26に、「停電のため、追焚き(追焚きユニットの運転)と暖房(暖房ユニットの運転)が禁止されていること、及び湯張り運転の仕様が変更されていること」を報知する表示を行う。そして、この報知により、給湯はできるが追焚き及び暖房ができなくなっている状況、及び、湯張り運転の仕様変更により、湯張り運転完了時の浴槽内の湯の水位が停電が生じていないときから若干変動する状況を、使用者が熱源装置の故障と誤認することを防止している。
なお、このように、追焚きが禁止されていることを報知する構成が本発明の追焚き禁止報知部に相当し、また、暖房が禁止されていることを報知する構成が本発明の暖房禁止報知部に相当する。
なお、本実施形態では、ガスを燃料とする熱源装置を示したが、灯油等の他の燃料を用いる熱源装置に対しても本発明の適用が可能である。
また、本実施形態では、追焚きユニットと暖房ユニットを共に備えた熱源装置を示したが、追焚きユニットと暖房ユニットの少なくともいずれか一方を備えた熱源装置であれば、本発明の適用が可能である。
また、本実施形態では、コントローラ20が電池35からの電力によって作動しているときに、リモコン25の表示部26に、追焚き運転と暖房運転が禁止され、また、湯張り運転の仕様が変更されていることを報知する表示を行ったが、この報知を行なわない場合であっても、本発明の効果を得ることができる。
2−1…第1燃焼部、2−2…第2燃焼部、3−1…第1熱交換器、3−2…第2熱交換器、4−1…第1バーナ、4−2…第2バーナ、8a…給水管、8b…給湯管、9…暖房循環回路、10…温風暖房機、11…床暖房パネル、13…風呂循環回路、20…コントローラ、21…CPU、22…メモリ、25…リモコン、30…電源回路、34…商用電源、35…電池、92…暖房ポンプ、131…風呂ポンプ。

Claims (7)

  1. 電池と、
    商用電源及び前記電池と接続され、該商用電源から電力が供給されているときは、該商用電源から供給される電力に基づく第1電力を出力し、該商用電源からの電力供給が停止しているときには、前記電池から供給される電力に基づく第2電力を出力する電源回路と、
    前記電源回路から供給される電力により作動し、給水管から供給される水を加熱して給湯管に供給する給湯ユニットと、
    前記電源回路から供給される電力により作動し、浴槽内の湯水を、該浴槽に連通した風呂循環回路を介して風呂ポンプにより循環させて加熱する追焚きユニットと、
    前記電源回路から出力される電力により作動し、前記第1電力により作動しているときは、前記第1電力による前記給湯ユニット及び前記追焚きユニットの作動を許可し、前記第2電力により作動しているときには、前記追焚きユニットの作動を禁止して前記第2電力による前記給湯ユニットの作動を許可することにより、前記商用電源が停電中であるときの前記給湯ユニットによる給湯運転の実行可能時間を長くするコントローラと
    を備えたことを特徴とする熱源装置。
  2. 請求項1に記載の熱源装置において、
    前記電源回路から供給される電力により作動し、温水暖房端末と連通した暖房循環回路内の熱媒を、暖房ポンプにより循環させて加熱する暖房ユニットを備え、
    前記コントローラは、前記第1電力により作動しているときは、前記第1電力による前記暖房ユニットの運転を許可し、前記第2電力により作動しているときには、前記暖房ユニットの運転を禁止することを特徴とする熱源装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の熱源装置において、
    前記商用電源の停電により前記追焚きユニットの作動が禁止されていることを報知する追焚き禁止報知部を備えたことを特徴とする熱源装置。
  4. 請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の熱源装置において、
    前記給湯管と前記風呂循環回路とを連通した湯張り管と、
    前記風呂循環回路に設けられて、前記風呂循環回路内の水流を検出する水流センサと、
    前記風呂循環回路に設けられて、前記浴槽に貯まった湯水の水位を検出する水位センサとを備え、
    前記コントローラは、前記第1電力により作動しているときは、前記第1電力により前記給湯ユニット及び前記追焚きユニットを作動させ、前記風呂ポンプが作動した状態で前記水流センサにより水流を検出することで前記浴槽内の湯水の有無を検知する処理を行って、前記水位センサにより前記浴槽内の湯の水位を確認しながら、前記給湯管から前記湯張り管及び前記風呂循環回路を介して前記浴槽に湯を供給することにより、前記浴槽に所定水位まで湯を張る第1湯張り運転を行ない、
    前記第2電力により作動しているときには、前記第2電力により前記給湯ユニットを作動させ、前記風呂ポンプを作動させずに、前記給湯管から前記湯張り管及び前記風呂循環回路を介して、前記所定水位分の湯量に相当する所定量の湯を、前記浴槽に供給する第2湯張り運転を行なうことを特徴とする熱源装置。
  5. 請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の熱源装置において、
    前記給湯管と前記風呂循環回路とを連通した湯張り管と、
    前記風呂循環回路に設けられて、前記風呂循環回路内の水流を検出する水流センサとを備え、
    前記コントローラは、前記第1電力により作動しているときは、前記第1電力を用いて前記給湯ユニット及び前記追焚きユニットを運転し、前記風呂ポンプを作動させて前記水流センサにより水流を検出することで、前記浴槽内の湯水の有無を検知する処理を行って、前記給湯管から前記湯張り管及び前記風呂循環回路を介して、前記浴槽に所定量の湯を張る第3湯張り運転を行ない、
    前記第2電力により作動しているときには、前記第2電力を用いて前記給湯ユニットを運転することにより、前記風呂ポンプを作動させずに、前記給湯管から前記湯張り管及び前記風呂循環回路を介して前記浴槽に所定量の湯を供給する第2湯張り運転を行なうこと
    を特徴とする熱源装置。
  6. 電池と、
    商用電源及び前記電池と接続され、該商用電源から電力が供給されているときは、該商用電源から供給される電力に基づく第1電力を出力し、該商用電源からの電力供給が停止しているときには、前記電池から供給される電力に基づく第2電力を出力する電源回路と、
    前記電源回路から供給される電力により作動し、給水管から供給される水を加熱して給湯管に供給する給湯ユニットと、
    前記電源回路から供給される電力により作動し、温水暖房端末と連通した暖房循環回路内の熱媒を、暖房ポンプにより循環させて加熱する暖房ユニットと、
    前記電源回路から供給される電力により作動し、前記第1電力により作動しているときは、前記第1電力による前記給湯ユニット及び前記暖房ユニットの作動を許可し、前記第2電力により作動しているときには、前記暖房ユニットの作動を禁止して前記第2電力による前記給湯ユニットの作動を許可することにより、前記商用電源が停電中であるときの前記給湯ユニットによる給湯運転の実行可能時間を長くするコントローラと
    を備えたことを特徴とする熱源装置。
  7. 請求項2又は請求項6に記載の熱源装置において、
    前記商用電源の停電により前記暖房ユニットの作動が禁止されていることを報知する暖房禁止報知部を備えたことを特徴とする熱源装置。
JP2011166935A 2011-07-29 2011-07-29 熱源装置 Active JP5638480B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011166935A JP5638480B2 (ja) 2011-07-29 2011-07-29 熱源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011166935A JP5638480B2 (ja) 2011-07-29 2011-07-29 熱源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013029277A JP2013029277A (ja) 2013-02-07
JP5638480B2 true JP5638480B2 (ja) 2014-12-10

Family

ID=47786474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011166935A Active JP5638480B2 (ja) 2011-07-29 2011-07-29 熱源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5638480B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6484510B2 (ja) * 2015-06-24 2019-03-13 リンナイ株式会社 熱源装置
JP6404888B2 (ja) * 2016-11-10 2018-10-17 パーパス株式会社 給湯装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715338B2 (ja) * 1988-09-06 1995-02-22 リンナイ株式会社 給湯器の制御装置
JPH0614855U (ja) * 1992-07-29 1994-02-25 日立化成工業株式会社 給湯設備機器
JPH06193964A (ja) * 1992-12-22 1994-07-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 風呂装置ならびに燃焼装置
JPH08226145A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Paloma Ind Ltd 給湯システムにおける配管水の保温装置
JP3474988B2 (ja) * 1995-12-04 2003-12-08 リンナイ株式会社 ガス燃焼装置
JP2007101051A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯装置
JP4879228B2 (ja) * 2008-06-26 2012-02-22 リンナイ株式会社 温水暖房装置
JP2010038482A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Panasonic Corp 貯湯式給湯機
JP5135318B2 (ja) * 2009-11-06 2013-02-06 リンナイ株式会社 給湯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013029277A (ja) 2013-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4893070B2 (ja) 戻り温水の回収方法および給湯システム
JP4995032B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP5712197B2 (ja) ヒートポンプ熱源システム
JP5436933B2 (ja) 給湯システム
JP2012093062A (ja) 温水システム
JP6017837B2 (ja) 貯湯式給湯システム
JP2011149673A (ja) 太陽熱給湯システム
JP5638480B2 (ja) 熱源装置
JP6628643B2 (ja) 給湯システム
JP6152683B2 (ja) 貯湯装置
JP4648091B2 (ja) 給湯装置
JP6283984B2 (ja) 貯湯給湯装置
JP5846413B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP2010169271A (ja) 貯湯式給湯機
JP6143092B2 (ja) 貯湯給湯装置
WO2018066037A1 (ja) 貯湯式給湯機、給湯方法及びプログラム
JP6362469B2 (ja) 貯湯システム
JP2013002666A (ja) 貯湯システム
JP5106567B2 (ja) 貯湯式給湯システム
JP2014025682A (ja) 貯湯装置
JP6286312B2 (ja) 貯湯システム
JP6191352B2 (ja) 貯湯給湯装置
JP2014103782A (ja) 熱源機
JP6006063B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP6628642B2 (ja) 給湯システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141022

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5638480

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250