JP5929038B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンターなどの液体噴射装置に関する。
一般に、所定の搬送方向に沿って搬送される印刷紙の紙詰まり(「紙ジャム」ともいう。)を検出するための検出系を備える印刷装置として、印刷紙の搬送経路に沿って複数の検出系が配置される装置が知られている(特許文献1参照)。これら各検出系は、光を発光する発光部と光を受光する受光部とをそれぞれ備えている。そして、発光部及び受光部の何れか一方は、印刷紙の裏面(即ち、印刷が施されない面)側に配置されると共に、発光部及び受光部の何れか他方は、印刷紙の表面(即ち、印刷が施される面)側に配置されている。
印刷紙の搬送時においては、各検出系のうち搬送方向上流側に位置する第1の検出系で印刷紙の先端が検知されると、時間計測が開始される。そして、第1の検出系で印刷紙の先端を検知してからの経過時間が、印刷紙の搬送速度などに基づき設定された時間基準値を超えても、搬送方向下流側に位置する第2の検出系で印刷紙の先端を検知できない場合には、紙詰まりが発生したと判定される。
なお、このように搬送方向に沿って配置される複数の検出系を用いて紙詰まりなどの搬送不良を検出する方法は、インクなどの液体を印刷紙などのターゲットに噴射する液体噴射ヘッドを備える液体噴射装置(例えば、インクジェット式プリンター)でも適用可能である。
特開2000−1012号公報
ところで、液体噴射装置は、一般的に、ターゲットを支持する支持手段と、ターゲットを挟んで支持手段の反対側に設定された移動可能領域を所定の走査方向に移動する移動体としてのキャリッジとを備えており、該キャリッジに液体噴射ヘッドが設けられている。こうした液体噴射装置では、ターゲットにおいて上記移動可能領域に対向する部分(以下、「被支持部分」ともいう。)は支持手段に支持されており、被支持部分がキャリッジ又は該キャリッジに搭載される液体噴射ヘッドと接触しないようになっている。
しかしながら、ターゲットの搬送不良などが発生した場合には、ターゲットを搬送方向に沿って適切に搬送できず、ターゲットの被支持部分の少なくとも一部が支持手段からキャリッジ側に離れる、即ち被支持部分の少なくとも一部が支持手段から浮き上がるおそれがある。この場合、走査方向に移動するキャリッジにターゲットが接触するおそれがある。こうした接触を検知することなくキャリッジの移動を継続させた場合には、ターゲットとの接触を維持した状態でのキャリッジの移動によって、ターゲットが破損するおそれがある。そこで、ターゲットの被支持部分の少なくとも一部が支持手段から離れてターゲットとキャリッジとが接触した場合には、該接触を速やかに検知する必要がある。
ターゲットの被支持部分の少なくとも一部が支持手段から離れたことを上記特許文献1に記載の方法で検出する場合には、以下に示す問題が発生し得る。すなわち、上記方法では、各検出系がターゲットの搬送方向に沿って配置される。そして、第1の検出系でターゲットの先端を検知してからある程度の時間が経過しないと、ターゲットの搬送不良が検知されない。そのため、搬送不良が実際に発生してから該搬送不良が検知されるまでの間に、キャリッジがターゲットに接触しながら移動し、該ターゲットが破損する、又は破損の度合が大きくなるおそれがある。なお、ここでいう「破損」とは、ターゲットが不必要に破れたり、ターゲットに不必要な折れ目が付いたりすることなどを含む。
また、ターゲットの被支持部分の少なくとも一部が支持手段から離れることは、所謂紙詰まりなどに代表されるターゲットの搬送不良時以外にも発生し得る。例えば、木材を原料とするパルプ繊維(主成分はセルロースである。)が網目構造をなすように積み重なった吸液性を有する多孔性材料でターゲットが構成される場合、該ターゲットは、付着したインクのインク溶媒(水分又はアルコールなどの有機溶媒)を吸収して膨潤する。その結果、ターゲットが波打つような形状に変形するコックリング現象が発生し、ターゲットの被支持部分の少なくとも一部が支持手段から離れる可能性がある。この場合、ターゲットの被支持部分の少なくとも一部が支持手段から離れることは、ターゲットの搬送に問題はないため、特許文献1に記載の方法では検出できない。
なお、液体噴射装置としては、液体噴射ヘッドが移動体に搭載されるタイプとは限らない。例えば、液体噴射ヘッドが移動体に搭載されないタイプの液体噴射装置においても、移動体とターゲットとの接触を検知できない場合には、液体噴射ヘッドが移動体に搭載されるタイプの液体噴射装置の場合と同様に、ターゲットとの接触を維持した状態での移動体の移動によって、ターゲットが破損したり、破損度合が大きくなったりするおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものである。その目的は、ターゲットにおいて支持手段に支持される部分であって且つ移動体の移動可能領域に対向する被支持部分の少なくとも一部が該支持手段から離れたか否かの判定精度を向上させることができる液体噴射装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の液体噴射装置は、搬送方向に沿って搬送されるターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、搬送されるターゲットを支持する支持手段と、前記支持手段がターゲットを支持する場合に前記支持手段及び該支持手段に支持されるターゲットが並ぶ規定方向において、前記支持手段との間にターゲットの搬送経路が位置するように設定された移動可能領域を走査方向に沿って進退移動する移動体と、光を発光する発光部と、前記発光部からの光を受光する受光部と、前記受光部での受光量に基づき、ターゲットにおいて前記支持手段に支持される被支持部分の少なくとも一部が該支持手段から離れたか否かを判定する判定手段と、を備え、前記発光部は、前記移動可能領域外に設定された第1の位置及び前記移動体の前記走査方向における一端部に設定された第2の位置のうち、一方から他方に向けて光を発光し、平面視において、発光する光の進む方向が前記移動体の前記走査方向に対して所定の角度差を有するように配置される。
上記構成によれば、第1及び第2の各位置の何れか一方に配置された発光部は、第1及び第2の各位置の何れか他方に向けて光を発光する。こうした発光部からの光は、ターゲットの被支持部分の全体が支持手段に接触している場合には、受光部に受光されるため、ターゲットの被支持部分が支持手段から離れていないと判定される。一方、ターゲットの被支持部分の少なくとも一部が支持手段から離れた場合において、被支持部分において支持手段から離れた部位(以下、「離間部位」ともいう。)が第1の位置と第2の位置との間に位置するときには、該離間部位によって、発光部からの光が遮光されたり、光の進む方向が変更されたりする。その結果、受光部での受光量が低下し、ターゲットに離間部位が生じたと判定される。つまり、ターゲットの搬送不良時以外にターゲットの被支持部分に離間部位が生じた場合でも、離間部位が生じたと判定することが可能となる。したがって、ターゲットにおいて支持手段に支持される部分であって且つ移動体の移動可能領域に対向する被支持部分の少なくとも一部が該支持手段から離れたか否かの判定精度を向上させることができる。
また、発光部からの光の進む方向と移動体の走査方向とが一致する場合、以下に示す状態では、ターゲットの被支持部分に離間部位が生じたとしても、該離間部位が生じていないと誤判定されるおそれがある。例えば、被支持部分のうち搬送方向における異なる複数の部位(「被支持部位」ともいう。)が支持手段に支持される一方で、搬送方向において互いに隣り合う両被支持部位の間の部分が支持手段から浮き上がることがある。この場合、支持手段に支持される各被支持部位の間に位置する部位であって且つ支持手段から離れている部位が、離間部位に相当する。この場合、被支持部分の離間部位と支持手段との間に形成された隙間内を、発光部からの光が、ターゲットに生じた離間部位に入射することなく通過するおそれがある。すると、発光部からの光がターゲットに邪魔されることなく受光部に受光される。その結果、実際にはターゲットの被支持部分に離間部位が生じたとしても、該離間部位が光検出手段を用いて検知されない。
この点、本発明では、発光部からの光の進む方向が移動体の走査方向と交差する。そのため、発光部からの光の進む方向が移動体の走査方向と一致する場合と比較して、発光部からの光が被支持部分の離間部位に入射する可能性が高くなる。その結果、ターゲットの被支持部分に離間部位が生じたか否かの判定精度を向上させることができる
本発明の液体噴射装置において、前記移動体の基準位置は、前記支持手段に支持されるターゲットの被支持部分よりも、該ターゲットの幅方向における一方側に設定されると共に、前記第1の位置は、前記ターゲットの被支持部分よりも、該ターゲットの幅方向における他方側に設定されており、前記判定手段は、前記移動体が前記基準位置に位置する場合、及び前記移動体が前記基準位置から離れる方向に移動する場合の少なくとも一方の場合に、前記受光部での受光量に基づき、ターゲットの前記被支持部分の少なくとも一部が前記支持手段から離れたか否かを判定する。
上記構成によれば、移動体が基準位置に位置する状態で判定処理を行う場合には、移動体の基準位置からの移動開始前に、ターゲットの被支持部分に離間部位が存在するか否かが判定される。また、移動体が基準位置から移動する状態で判定処理を行う場合には、移動途中の移動体がターゲットに接触する前に離間部位があるか否かが判定される、又は接触してから速やかに離間部位があるか否かが判定される。そのため、離間部位があると判定された場合には移動体の移動を禁止するようにした場合には、移動体とターゲットとの接触を回避することが可能となる、又は移動体とターゲットとの接触に伴う該ターゲットの破損度合を極力少なくすることが可能となる。
本発明の液体噴射装置は、前記基準位置を基準とした前記移動体の前記走査方向への移動量を検出するための移動量検出手段をさらに備え、前記判定手段は、前記移動量検出手段によって検出された移動量が予め設定された移動量基準値以下である場合に、前記受光部での受光量に基づき、前記被支持部分の少なくとも一部が該支持手段から離れたか否かを判定する。
発光部からの光の進む方向が移動体の走査方向と交差する構成の場合、移動体の位置によっては、被支持部分に離間部位がない場合であっても発光部からの光を受光部で受光できなくなることがある。そこで、本発明では、移動量検出手段によって検出された移動体の移動量が移動量基準値以下である場合には、受光部での受光量によって、ターゲットの被支持部分に離間部位が生じたか否かが判定される。つまり、第1及び第2の各位置の間に離間部位があるか否かによって、受光部での受光量が変化するような位置に移動体が位置する場合には、受光部での受光量に基づきターゲットの被支持部分に離間部位が生じたと判定することができる。
本発明の液体噴射装置は、前記第1及び第2の各位置の何れか他方に設けられ、前記第1及び第2の各位置の何れか一方に設けられた前記発光部からの光を反射する反射部をさらに備え、前記受光部は、前記移動量検出手段によって検出された移動量が前記移動量基準値以下である場合に前記反射部からの反射光を受光可能である。
上記構成によれば、発光部からの光を、反射部を介して受光部で受光させる構成であっても、移動体の基準位置からの移動量が移動基準値以下である場合には、受光部での受光量によって、ターゲットの被支持部分に離間部位が生じたか否かを判定することができる。
本発明の液体噴射装置において、前記液体噴射ヘッドは前記移動体に設けられると共に、前記発光部は前記第1の位置に配置されており、前記第1の位置は、前記搬送方向において前記第2の位置よりも下流側に設定されている。
上記構成によれば、第1の位置を搬送方向において第2の位置よりも上流側に設定した場合と比較して、ターゲットの被支持部分において液体が付着した部分で離間位置が生じたか否かを精度良く判定することができる。
本発明の液体噴射装置において、前記液体噴射ヘッドは前記移動体に設けられると共に、前記発光部は前記第1の位置に配置されており、前記発光部は、前記基準位置に位置する前記移動体の所定位置又は該所定位置よりも前記搬送方向における上流側に向けて光が進むように配置されており、前記所定位置は、前記液体噴射ヘッドの前記搬送方向における中央と前記搬送方向における同一位置に設定されている。
液体噴射ヘッドが第1の位置に近い位置に位置する場合に合わせて光の進む方向が設定される場合には、液体噴射ヘッドが基準位置に近い位置に位置するときに、ターゲットに離間部位があることを検知できないおそれがある。この場合、ターゲットに実際には離間部位があったときには、基準位置から第1の位置に接近する移動体とターゲットとの実際の接触が開始してから、受光部での受光量に基づき当該接触を検知できるまでの間にタイムラグが発生するおそれがある。こうしたタイムラグが長いほど、移動体とターゲットとの接触に伴うターゲットの破損度合が大きくなるおそれがある。
この点、本発明では、液体噴射ヘッドが第1の位置から遠い位置の基準位置に位置する場合に合わせて光の進む方向が設定されている。そのため、液体噴射ヘッドが第1の位置に近い位置に位置する場合に合わせて光の進む方向が設定される場合と比較して、液体噴射ヘッドが基準位置に位置する場合や液体噴射ヘッドが第1の位置から未だ遠い場合に、ターゲットに離間位置があることを検知することが可能となる。つまり、ターゲットの被支持部分に離間位置がある場合には該離間部位を早い段階で検知できる。
本発明の液体噴射装置の一実施形態であるインクジェット式プリンターの概略構成を示す側面図。 インク噴射部を示す正面図。 インク噴射部を示す平面図。 浮き上がり判定処理ルーチンを説明するフローチャート。 ロール紙の被支持部分の一部が支持台から離れている状態を示す模式図。 発光部からの光がロール紙の被支持部分に生じた離間部位に対して斜めから入射する様子を示す模式図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。なお、以下における本明細書中の説明において、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」をいう場合は、図1、図2及び図3に矢印で示す前後方向、左右方向、上下方向をそれぞれ示すものとする。
図1に示すように、液体噴射装置の一例としてのインクジェット式プリンター11は、紙面と直交する方向である左右方向に延びる回転軸12にロール状に巻かれたターゲットの一例としてのロール紙13に対して液体の一例としてのインクを付着させることにより、ロール紙13に画像を形成する装置である。こうしたインクジェット式プリンター11は、ロール紙13が巻かれた回転軸12の反時計方向への回転により送り出されたロール紙13を搬送方向Y(この場合、前後方向)に沿って搬送する搬送部14と、該搬送部14によって搬送されるロール紙13に対してインクを付着させるインク噴射部15とを備えている。また、搬送方向Yにおいてインク噴射部15の下流側(図1では左側)には、ロール紙13を切断するためのカッター16aを有する切断部16と、該切断部16によってロール紙13から切り離されたカット用紙13aを図示しない排紙トレイに向けて排出させる排出部17とが設けられている。そして、搬送部14、インク噴射部15、切断部16及び排出部17は、制御装置18によって制御される。
搬送部14について、図1を参照して説明する。
図1に示すように、搬送部14は、ロール紙13を挟持するように配置された駆動ローラー21及び従動ローラー22からなる複数(図1では1つのみ図示)のローラー対23が、ロール紙13の搬送方向Yに沿って配置された構成である。これらローラー対23は、搬送モーター24からの駆動力が駆動ローラー21に伝達されることにより、ロール紙13を搬送方向Yにおける下流側(図1では左側)に搬送する。なお、図1には描かれていないが、搬送方向Yにおいてインク噴射部15と切断部16との間に、少なくとも一対のローラー対を配置してもよい。
次に、排出部17について、図1を参照して説明する。
図1に示すように、排出部17は、カット用紙13aを挟持するように配置された駆動ローラー31及び従動ローラー32からなるローラー対33を備えている。このローラー対33は、排出モーター34からの駆動力が駆動ローラー31に伝達されることにより、カット用紙13aを排紙トレイ(図示略)に向けて排出する。
次に、インク噴射部15について、図1、図2及び図3を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のインク噴射部15は、ロール紙13の搬送経路の下側に配置され、ロール紙13においてインク噴射部15まで搬送された部分を支持する支持手段の一例としての支持台40を備えている。この支持台40の上面は、ロール紙13を支持する支持面41となっている。なお、以降の記載においては、ロール紙13において支持面41で支持される部分を「被支持部分13b」という。
また、支持台40の支持面41には、複数の吸引孔42が開口している。具体的には、支持面41上には、搬送方向Yにほぼ直交する走査方向Xに沿って等間隔に配列される複数の吸引孔42からなる複数列の吸引孔列43が、搬送方向Yに沿って配置されている。また、支持台40内には、各吸引孔42越しにロール紙13の被支持部分13bを吸引する吸引機構44(例えば、吸引ファン)が設けられている。したがって、ロール紙13の被支持部分13bは、吸引機構44からの吸引力により支持面41に吸着される。
また、ロール紙13の搬送経路を挟んで支持台40の反対側、即ち支持台40の上方域には、走査方向Xに延びるガイド軸50が設けられている。すなわち、ガイド軸50は、支持台40及び該支持台40に支持される被支持部分13bが並ぶ上下方向(規定の方向)において、支持台40との間にロール紙13の搬送経路が位置するような領域に配置されている。こうしたガイド軸50の左端は支持台40の左端よりも左側に位置すると共に、ガイド軸50の右端は支持台40の右端よりも右側に位置している。また、ガイド軸50は、下部(支持台40に対向する対向部)52aに液体噴射ヘッドの一例としての記録ヘッド51を設けた移動体の一例としてのキャリッジ52を、走査方向Xに進退移動可能に支持している。このキャリッジ52は、キャリッジモーター53からの駆動力が図示しない動力伝達機構を介して伝達されることにより、ガイド軸50にガイドされつつ、搬送経路の上方に設定された移動可能領域54内を走査方向Xに沿って進退移動する。
記録ヘッド51には、図示しないインク収容部から供給されたインクを下方に向けて噴射する複数のノズル(図示略)が形成されている。これら各ノズルは、記録ヘッド51において支持台40に対向するノズル形成面51aにそれぞれ開口している。このノズル形成面51aには、搬送方向Yに沿って配置される複数のノズル開口からなる複数列のノズル列(図示略)が、走査方向Xに沿って配置されている。そして、これら各ノズル列の搬送方向Yにおける中央は、ノズル形成面51aの搬送方向Yにおける中央とほぼ一致している。
また、キャリッジ52の下部52aにおいて記録ヘッド51よりも右側には、ロール紙13の被支持部分13bにおいて支持面41からキャリッジ52側に離間した部位(以下、「離間部位」ともいう。)を、支持面41側に押さえつけるための抑え部55が設けられている。この抑え部55は、キャリッジ52の下部52aに支持される支持部位55aと、該支持部位55aの右端から右斜め上方に延びる斜状部位55bとを有している。そして、キャリッジ52が右方に移動する場合において、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位が存在するときに、抑え部55は、該抑え部55(特に斜状部位55b)に接触した離間部位を支持面41側に押さえつける。なお、ロール紙13の被支持部分13b全体が支持面41から離間していない場合、被支持部分13bは抑え部55に接触しない。
また、キャリッジ52の後側には、支持台40よりも右側に設定された基準位置の一例としてのホームポジションHPからのキャリッジ52の移動量(即ち、ホームポジションHPを基準とした走査方向Xにおけるキャリッジ52の位置)を検出するための移動量検出手段の一例としてのリニアエンコーダー60が設けられている。このリニアエンコーダー60は、図示しないスリットが走査方向Xに沿って等間隔に形成された被検出用テープ61と、キャリッジ52の後部に設けられた検出部62とを備えている。そして、検出部62に設けられたセンサー(図示略)からは、キャリッジ52の移動距離に相当するパルス状の検出信号が制御装置18に出力される。
図2及び図3に示すように、ホームポジションHPは、ロール紙13の被支持部分13bよりも、ロール紙13の幅方向(搬送方向Yと直交する方向であって、左右方向)における一方側に設定されている。こうしたホームポジションHPの下方には、該ホームポジションHPまでキャリッジ52が移動した場合に、記録ヘッド51をメンテナンスするためのメンテナンスユニット65が設けられている。このメンテナンスユニット65が行うメンテナンスとしては、例えば、記録ヘッド51のノズル形成面51aの払拭、記録ヘッド51のフラッシング、記録ヘッド51のクリーニングなどが挙げられる。
なお、ロール紙13の被支持部分13bへのインク噴射前では、キャリッジ52はホームポジションHPに位置している。そして、被支持部分13bへのインク噴射時には、キャリッジ52がホームポジションHPから走査方向Xにおける他方(左方)に向けて移動し、この間に記録ヘッド51からはインクが適宜噴射される。
本実施形態のインク噴射部15には、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位が生じた場合に、該離間部位を検知するための光検知手段の一例としての光電センサー70と、反射部の一例としてのリフレクター71とが設けられている。リフレクター71は、該リフレクター71に入射する光の入射角が所定角度以下である場合には、射出角が入射角とほぼ同一角度となるように光を反射する。こうしたリフレクター71は、キャリッジ52の左端部(走査方向Xにおける一端部)に設定された第2の位置P2に配置されている。
リフレクター71の幅(即ち、前後方向における長さ)は、キャリッジ52の前後方向における長さと一致すると共に、リフレクター71の高さ(即ち、上下方向における長さ)は、キャリッジ52の上下方向における長さの半分以下である。また、本実施形態においてリフレクター71の下端は、上下方向においてキャリッジ52の下端と一致している。
光電センサー70は、回帰反射型の光電センサーであって、リフレクター71に向けて縦波の光を発光する発光部72と、リフレクター71からの反射光を受光する受光部73とを有している。発光部72からの縦波の光は、リフレクター71に反射する際に横波に変換されて該リフレクター71から射出される。つまり、受光部73に入射されるリフレクター71からの反射光は横波の光である。そして、受光部73からは、受光した横波の光量に応じた検出信号が制御装置18に出力される。なお、本実施形態において、発光部72からの光の光束の中央を発光部72から発光された光の進む方向(以下、「光線方向」ともいう。)に沿って延びる線のことを、「光線L1」というものとする。
光電センサー70は、上下方向(規定の方向)において支持台40との間にロール紙13の搬送経路が位置するように設定された移動可能領域54の外側であって且つロール紙13の幅方向における一方側に設定された第1の位置P1に配置されている。本実施形態において第1の位置P1は、リフレクター71が配置される第2の位置P2よりも上側であって且つ第2の位置P2よりも搬送方向Yにおける下流側(前側)に位置している。つまり、光電センサー70は、支持台40に支持される被支持部分13bよりも上側に配置されている。
第1の位置P1に配置された光電センサー70において発光部72は、ロール紙13の被支持部分13bの上方域で、ロール紙13を横切るような光を発光する。このように発光部72から発光された光の上記光線方向は、キャリッジ52の走査方向Xに対して所定の角度差θ(≠0(零)°)だけ異なっている。そして、キャリッジ52がホームポジションHPに位置する場合に発光部72から光が発光された場合、光線L1は、リフレクター71において記録ヘッド51の前後方向における中央と同一前後方向位置に設定された所定位置P3に入射する。そして、リフレクター71で反射した光は、ロール紙13の被支持部分13bの上方域でロール紙13を横切った後に、光電センサー70の受光部73に受光される。
上記構成により、受光部73には、ホームポジションHPを基準としたキャリッジ52の走査方向Xへの移動量が移動量基準値MCth以下である場合、発光部72で発光された光のうちリフレクター71で反射された光の少なくとも一部が入射される。その一方で、ホームポジションHPを基準としたキャリッジ52の移動量が移動量基準値MCthを超えた場合、受光部73には、発光部72で発光された光が入射しない又はほとんど入射しない。これは、発光部72とリフレクター71との距離が短くなったことにより、リフレクター71への光の入射量が少なくなったり、リフレクター71に発光部72からの光が入射しなくなったりするためである。
本実施形態において、上記所定の角度差θは、移動量基準値MCthがホームポジションHPから第1の位置P1までの距離MCmaxよりも小さな値となるような角度に設定されている。一例として、所定の角度差θは、移動量基準値MCthが上記距離MCmaxの半分程度の値となるような角度に設定されている。
次に、本実施形態の制御装置18が実行する浮き上がり判定処理ルーチンについて、図4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、本実施形態では、ロール紙13の被支持部分13bの少なくとも一部が支持面41から離間すること、即ち離間部位が生じることを、「被支持部分13bの少なくとも一部が支持面41から浮き上がった」ともいう。
さて、浮き上がり判定処理ルーチンは、キャリッジ52が走査方向Xにおける一方(左方)に向けて移動する際に、即ちキャリッジ52がホームポジションHPから離れる方向に移動する際に、予め設定された所定周期毎に実行される。つまり、浮き上がり判定処理ルーチンは、キャリッジ52が走査方向Xにおける他方(右方)に向けて移動する際には実行されない。
こうした浮き上がり判定処理ルーチンにおいて、制御装置18は、リニアエンコーダー60から入力される検出信号に基づき、ホームポジションHPからのキャリッジ52の移動量MCを検出する(ステップS10)。続いて、制御装置18は、検出した移動量MCが上記移動量基準値MCth以下であるか否かを判定する(ステップS11)。
移動量MCが移動量基準値MCthを超える場合(ステップS11:NO)、制御装置18は、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位が生じたか否かの判定に光電センサー70を用いることができないと判断する。そして、制御装置18は、浮き上がりフラグをオフにセットし(ステップS12)、浮き上がり判定処理ルーチンを一旦終了する。なお、浮き上がりフラグは、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位が生じた場合には「オン」にセットされる一方、離間部位が生じていない場合及び離間部位が生じたか否かの判定が不能である場合には「オフ」にセットされるフラグである。
一方、移動量MCが移動量基準値MCth以下である場合(ステップS11:YES)、制御装置18は、光電センサー70の受光部73での受光量LQを検出する(ステップS13)。続いて、制御装置18は、検出した受光量LQが予め設定された受光量基準値LQth未満であるか否かを判定する(ステップS14)。この受光量基準値LQthは、発光部72からの光が、ロール紙13の被支持部分13bに生じた離間部位によって遮光又は光の進む方向が変更されたか否かを判断するための判断基準として設定された値である。つまり、ステップS14では、受光部73での受光量LQによって、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位が生じたか否かが判定される。したがって、本実施形態では、制御装置18が、判定手段として機能する。
受光量LQが受光量基準値LQth以上である場合(ステップS14:NO)、制御装置18は、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位が生じていないと判断し、その処理を前述したステップS12に移行する。一方、受光量LQが受光量基準値LQth未満である場合(ステップS14:YES)、制御装置18は、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位が生じたと判断し、浮き上がりフラグをオンにセットする(ステップS15)。その後、制御装置18は、浮き上がり判定処理ルーチンを一旦終了する。
次に、本実施形態のインク噴射部15での作用について、図5及び図6を参照して説明する。なお、前提として、ロール紙13の被支持部分13bの一部は、支持面41から離間した「離間部位13c」となっているものとする。
例えば、インク噴射部15よりも搬送方向Yにおける下流側(図5では右側)で紙ジャムなどの搬送不良が発生すると、支持台40上では、図5に示すように、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位13cが生じる。本実施形態の支持台40には、走査方向X(図5では紙面と直交する方向)に延びる複数の吸引孔列43が搬送方向Yに沿って配置されている。そのため、ロール紙13の被支持部分13bにおいて各吸引孔列43と搬送方向Yで同一位置に位置する部位(以下、「被吸着部位13d」ともいう。)は、吸引機構44からの吸引力によって、支持面41に吸着される。その一方で、被支持部分13bのうち、搬送方向Yにおいて互いに隣り合う被吸着部位13d同士の間に、離間部位13cがそれぞれ生じる。
こうした離間部位13cは、その上端がキャリッジ52の下部52aよりも上側(より詳しくは、リフレクター71の上端よりも上側)に位置するような形状となっている。しかも、支持台40上でのロール紙13の撓み量が多いと、離間部位13cには、支持面41とほぼ直交する部位が含まれることがある。
この場合において、もし仮に、上記所定の角度差θが「0(零)°」となるように光電センサー70が配置されていたとすると、光電センサー70の発光部72からの光は、支持面41と離間部位13cとの間の隙間SP内を通過してリフレクター71で反射され、その後、隙間SP内を再び通過して受光部73に受光されることがあり得る。すると、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位13cが生じているにも拘わらず、受光部73での受光量LQが受光量基準値LQth以上となり、離間部位13cが生じていないと誤判定される可能性がある。
また、吸引孔列43の位置によっては、光電センサー70の発光部72とリフレクター71とを結ぶ線上に、離間部位13cが位置することもあり得る。この場合、上記所定の角度差θが「0(零)°」となるように光電センサー70が配置されていたとすると、図6にて二点鎖線で示すように、発光部72からの光がターゲットの離間部位13cに対してほぼ垂直に入射する。ここで、搬送されるターゲットが非透光性のターゲットであるときには、光が離間部位13cによって遮光され、受光部73での受光量LQが低下する。その結果、離間部位13cがあると正確に判定される。しかし、ターゲットが透光性のターゲット(例えば、透明なフィルム)であるときには、発光部72からの光が離間部位13cに対してほぼ垂直に入射すると、離間部位13cに垂直に入射した光は、その進む方向がほとんど変更されることなく離間部位13c内を透過し、リフレクター71に入射する。そして、リフレクター71で反射された光は、離間部位13cに対してほぼ垂直に再び入射する。このように離間部位13cに垂直に入射した光は、その進む方向がほとんど変更されることなく離間部位13c内を透過し、光電センサー70の受光部73で受光される。その結果、受光部73での受光量LQが受光量基準値LQth未満とならず、離間部位13cが生じていないと誤判定される可能性がある。
この点、本実施形態では、上記所定の角度差θが「0(零)°」とは異なる角度となるように光電センサー70が配置される。すなわち、上記光線L1は、リフレクター71の所定位置P3に対して斜めから入射する。この場合、所定の角度差θが「0(零)°」である場合と比較して、発光部72からの光が離間部位13cに入射する可能性が高くなる。
また、図6に示すように、発光部72からの光は、離間部位13cに対して斜めから入射しやすくなる。そのため、ターゲットが透光性のターゲットであったとしても、発光部72からの光が離間部位13cに入射することにより、光の進む方向が変更される。また、発光部72からの光の一部は、ターゲットの表面で反射される。こうした光は、リフレクター71に入射しないため、受光部73で受光されにくい。仮に受光部73に入射したとしても、光の横波成分が極めて少ないため、受光部73ではほとんど受光されない。
すると、リフレクター71には、発光部72からの光がほとんど入射されなくなり、受光部73での受光量LQが著しく低下する。その結果、受光量LQが受光量基準値LQth未満となり、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位13cが生じたと正確に判定される。
すると、キャリッジ52がホームポジションHPに未だ位置する場合には、キャリッジ52の移動が禁止されると共に、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位13cが発生した旨が作業者に報知される。また、ホームポジションHPから離れる方向にキャリッジ52が移動する途中に、離間部位13cが発生したと判定された場合には、キャリッジ52の移動が一旦停止されると共に、記録ヘッド51からのインク噴射が禁止され、さらに、離間部位13cが発生した旨が作業者に報知される。その後、キャリッジ52は、ホームポジションHPに戻される。このとき、キャリッジ52の下部52aに設けられた抑え部55に離間部位13cが接触した場合、該離間部位13cは、抑え部55によって支持面41側に押さえつけられる。そのため、ホームポジションHPに戻るキャリッジ52と離間部位13cとの接触が、抑え部55によって抑制される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、第1の位置P1に配置された発光部72は、キャリッジ52において発光部72に対向する側に設定された第2の位置P2に向けて光を発光する。そのため、ロール紙13の被支持部分13bに生じた離間部位13cが、第1の位置P1と第2の位置P2との間に位置する場合には、受光部73での受光量LQが低下し、離間部位13cがあると判定される。したがって、ロール紙13の被支持部分13bの少なくとも一部が支持面41から離れたか否かの判定精度を向上させることができる。
(2)ロール紙13は、紙ジャムなどの搬送不良が発生しない場合にも撓んでしまうことがある。例えば、上記コックリング現象が発生した場合には、搬送不良が発生していないにも拘わらず、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位13cが生じることがある。本実施形態では、このような場合でも、被支持部分13bの離間部位13cがキャリッジ52に接触するような位置に位置する場合には、光電センサー70を用いて、離間部位13cがあると判定することができる。つまり、ロール紙13の搬送不良の非発生時であっても、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位13cが生じた場合には、離間部位13cがあると判定することができる。
(3)本実施形態の光電センサー70を用いて離間部位13cがあると判定された場合には、走査方向Xに移動するキャリッジ52とロール紙13とが接触している、又はキャリッジ52がロール紙13に接触する可能性がある。つまり、キャリッジ52とロール紙13との接触を速やかに検知することできる、又はキャリッジ52とロール紙13との接触の可能性があることを検知することができる。
(4)本実施形態では、上記光線方向が走査方向Xと交差するように、光電センサー70が配置されている。そのため、光線方向が走査方向Xと同一方向である場合と比較して、ロール紙13の被支持部分13bに生じた離間部位13cに、発光部72からの光が入射しない可能性を低くすることができる。したがって、離間部位13cが生じたか否かの判定精度を向上させることができる。
(5)また、発光部72からの光が離間部位13cに入射する場合、発光部72からの光が離間部位13cに対して斜めから入射する可能性が高くなる。そのため、ターゲットが透光性のターゲットであったとしても、発光部72からの光の離間部位13cへの入射によって光の進む方向が変更されるため、受光部73には光が入射しにくくなる。したがって、ターゲットの種類に関係なく、被支持部分13bに離間部位13cが生じたか否かを判定することができる。
(6)本実施形態では、キャリッジ52がホームポジションHPに位置する段階で、光電センサー70を用いて、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位13cが生じたか否かを判定している。そのため、離間部位13cの検知によってキャリッジ52の移動を禁止する場合には、キャリッジ52とロール紙13との接触を回避することが可能となる。
(7)また、本実施形態では、キャリッジ52がホームポジションHPから離れる方向に移動する途中でも、光電センサー70を用いて、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位13cが生じたか否かを判定している。そのため、離間部位13cの発生によって、キャリッジ52とロール紙13とが接触した際には、キャリッジ52の移動を速やかに停止させることができる。この場合、ロール紙13と接触した状態でのキャリッジ52の移動が継続される場合と比較して、ロール紙13の破損度合を小さくすることができる。
(8)本実施形態では、上記光線方向が走査方向Xと交差するように、光電センサー70が配置されている。キャリッジ52の位置によっては、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位13cがない場合であっても発光部72からの光を受光部73で受光できなくなることがある。そこで、本実施形態では、リニアエンコーダー60を用いてキャリッジ52の位置を検出し、光電センサー70を用いた離間部位13cの有無の判定が可能であるか否かが判定される。そして、光電センサー70を用いた離間部位13cの有無の判定が可能となるような位置にキャリッジ52が位置する場合には、光電センサー70を用いてロール紙13の被支持部分13bに離間部位13cが生じたか否かが判定される。つまり、第1及び第2の各位置P1,P2の間に離間部位13cがあるか否かによって、受光部73での受光量LQが変化するような位置にキャリッジ52が位置する場合には、受光部73での受光量LQに基づき離間部位13cの有無を判定することができる。
(9)キャリッジ52の第2の位置P2にはリフレクター71が設けられる。そのため、発光部72や受光部73をキャリッジ52に設けなくてもよい分、キャリッジ52にかかる荷重を軽くすることができる。
(10)第1の位置P1は、搬送方向Yにおいて第2の位置P2よりも下流側に設定されている。そのため、第1の位置P1を搬送方向Yにおいて第2の位置P2よりも上流側に設定した場合と比較して、ロール紙13の被支持部分13bにおいてインクが付着した部分で離間部位13cが生じたか否かを判定することができる。
(11)キャリッジ52がホームポジションHPに位置する場合に、上記光線L1がリフレクター71の所定位置P3に入射するように、発光部72が配置されている。そのため、キャリッジ52が第1の位置P1に近い位置に位置する場合に合わせて発光部72の配置態様が設定される場合と比較して、キャリッジ52が第1の位置P1から遠い位置に位置する段階で、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位13cがあることを検知することが可能となる。つまり、離間部位13cを早い段階で検知できる分、キャリッジ52とロール紙13との接触を速やかに検知することができる、又はキャリッジ52とロール紙13との接触を回避することができる。
(12)キャリッジ52の下部52aにおいて記録ヘッド51よりも右側には抑え部55が設けられている。そのため、キャリッジ52がホームポジションHPから離れる方向に移動した後に、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位13cが発生した場合には、ホームポジションHP側に移動するキャリッジ52の抑え部55によって、離間部位13cが支持面41側に押し付けられる。そのため、キャリッジ52とロール紙13との接触を抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・実施形態において、キャリッジ52には抑え部55を設けなくてもよい。この場合、キャリッジ52の右側にもリフレクターを設けると共に、移動可能領域54の右側に光電センサーを設けてもよい。この場合、キャリッジ52がホームポジションHPに接近する方向に移動するときでも、ロール紙13の被支持部分13bに離間部位13cが生じたか否かを判定することが可能となる。
・実施形態において、所定位置P3を、記録ヘッド51の前後方向における中央と同一前後方向位置よりも、搬送方向Yにおける上流側に設定してもよい。このように構成することで、所定位置P3を記録ヘッド51の前後方向における中央と同一前後方向位置に設定される場合と比較して、移動量基準値MCthを大きな値に設定することができる。つまり、光電センサー70を用いた離間部位13cの有無の判定を行うことが可能な領域が広くなる。
・実施形態において、第1の位置P1を、上下方向において第2の位置P2と同一位置に設定してもよいし、上下方向において第2の位置P2よりも下方に設定してもよい。
・実施形態において、第1の位置P1を、搬送方向Yにおいて第2の位置P2よりも上流側に設定してもよい。
また、第1の位置P1を、搬送方向Yにおいて第2の位置P2と同一位置に設定してもよい。この場合、上記光線方向は、走査方向Xと一致することになる。
・実施形態において、リフレクター71を設けなくてもよい。この場合、第1及び第2の各位置P1,P2の何れか一方に発光部としての発光センサー(例えば、レーザーダイオード)を配置し、第1及び第2の各位置P1,P2の何れか他方に受光センサー(フォトディテクター)を配置することが好ましい。この場合、発光センサー及び受光センサーによって、光検出手段が構成される。
・実施形態において、キャリッジ52の第2の位置P2に光電センサー70を設け、第1の位置P1にリフレクター71を設けてもよい。
・実施形態において、上記浮き上がり判定処理ルーチンを、キャリッジ52がホームポジションHPに位置する場合のみに行うようにしてもよい。この場合、ステップS10,S11の各処理を省略してもよい。
・実施形態において、上記浮き上がり判定処理ルーチンを、キャリッジ52がホームポジションHPから離れて移動する場合にのみ行うようにしてもよい。
・実施形態において、リニアエンコーダー60の代わりに、キャリッジモーター53の出力軸にロータリーエンコーダーを設けてもよい。この場合、ロータリーエンコーダーが、移動量検出手段として機能する。
・実施形態において、支持台40は、吸引機構44及び各吸引孔42を備えない構成であってもよい。
・実施形態において、ターゲットを支持する支持手段は、被支持部分を支持するための支持用ベルトを備えた構成であってもよい。
・実施形態において、キャリッジ52に搭載される液体噴射ヘッドは、印刷済みの用紙に対してオーバーコート液(液体)を噴射するヘッドであってもよい。
・実施形態において、インク噴射部15は、キャリッジ52の走査方向Xが搬送方向Yと一致する所謂ラテラルスキャンタイプのインク噴射部であってもよい。この場合、キャリッジ52には、ターゲットの幅方向における全域にインクを噴射できるように、複数の記録ヘッド51を千鳥状に配置してもよい。また、キャリッジ52には、ターゲットの幅方向に沿って延びる長尺状の記録ヘッドを設けてもよい。
・実施形態において、ターゲットとしては、ロール紙13以外の他のターゲット(例えば、単票紙、布、フィルム)などであってもよい。
・実施形態において、インク噴射部15よりも搬送方向Yにおける下流側には、印刷処理とは異なる他の処理を行う処理部を設けてもよい。そして、この処理部には、ターゲットを支持する支持台と、所定の走査方向に沿って移動する移動体と、発光部72及び受光部73を有する光検出手段とを設けてもよい。このように構成すると、上記処理部内において、ターゲットに離間部位が生じた場合には、光検出手段を用いて離間部位を検出することができる。
なお、処理部の移動体には、ターゲットにおいてインクが噴射された表面を撮像するカメラなどの撮像手段を設けてもよい。この場合、インク噴射部15での印刷不良などを、移動体に設けられた撮像手段を用いて検出することが可能となる。
また、インク噴射部15で用いられるインクが紫外線硬化型のインクである場合、処理部の移動体には、ターゲットにおいてインクが噴射された表面に対して紫外線を照射する照射装置を設けてもよい。
また、インク噴射部15よりも搬送方向Yにおける下流側に上記処理部を設けた場合、インク噴射部15に設けられるキャリッジを、インク噴射時には移動させなくてもよい。この場合、キャリッジを支持台40の上方域に配置し、キャリッジには、ターゲットの幅方向における全域にインクを噴射できるように、複数の記録ヘッド51を千鳥状に配置してもよい。また、キャリッジには、ターゲットの幅方向に沿って延びる長尺状の記録ヘッドを設けてもよい。
・上記実施形態では、液体噴射装置をインクジェット式プリンター11に具体化したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用してもよい。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうちいずれか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
・実施形態において、インク噴射部15の代わりに、ワイヤインパクト式、熱転写式、電子写真式などの記録ヘッドを備える記録部を設けてもよい。
次に、上記実施形態及び別の実施形態から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)搬送方向に沿って搬送されるターゲットに対して記録を施す記録ヘッドと、
ターゲットを支持するための支持手段と、
前記支持手段がターゲットを支持する場合に前記支持手段及び該支持手段に支持されるターゲットが並ぶ規定方向において、前記支持手段との間にターゲットの搬送経路が位置するように設定された移動可能領域を走査方向に沿って進退移動する移動体と、
前記規定の方向において、前記支持手段との間に前記搬送経路が位置するように配置され、光を発光する発光部及び前記発光部からの光を受光する受光部を有する光検出手段と、
前記受光部での受光量に基づき、ターゲットにおいて前記支持手段に支持される被支持部分の少なくとも一部が該支持手段から離れたか否かを判定する判定手段と、を備え、
前記発光部は、前記移動可能領域外に設定された第1の位置又は前記移動体の前記走査方向における一端部に設定された第2の位置に配置されており、
前記第1及び第2の各位置の何れか一方に配置される前記発光部は、前記第1及び第2の各位置の何れか他方に向けて光を発光することを特徴とする記録装置。
11…液体噴射装置、記録装置の一例としてのインクジェット式プリンター、13…ターゲットの一例としてのロール紙、13b…被支持部分、18…制御装置(判定手段)、40…支持手段の一例としての支持台、51…液体噴射ヘッドの一例としての記録ヘッド、52…移動体の一例としてのキャリッジ、54…移動可能領域、55…抑え部、60…移動量検出手段の一例としてのリニアエンコーダー、70…光検出手段の一例としての光電センサー、71…反射部の一例としてのリフレクター、72…発光部、73…受光部、HP…ホームポジション(基準位置)、LQ…受光量、MC…移動量、MCth…移動量基準値、P1…第1の位置、P2…第2の位置、P3…所定位置。

Claims (6)

  1. 搬送方向に沿って搬送されるターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    搬送されるターゲットを支持する支持手段と、
    前記支持手段がターゲットを支持する場合に前記支持手段及び該支持手段に支持されるターゲットが並ぶ規定方向において、前記支持手段との間にターゲットの搬送経路が位置するように設定された移動可能領域を走査方向に沿って進退移動する移動体と、
    光を発光する発光部と、
    前記発光部からの光を受光する受光部と、
    前記受光部での受光量に基づき、ターゲットにおいて前記支持手段に支持される被支持部分の少なくとも一部が該支持手段から離れたか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記発光部は、前記移動可能領域外に設定された第1の位置及び前記移動体の前記走査方向における一端部に設定された第2の位置のうち、一方から他方に向けて光を発光し、平面視において、発光する光の進む方向が前記移動体の前記走査方向に対して所定の角度差を有するように配置されることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記移動体の基準位置は、前記支持手段に支持されるターゲットの被支持部分よりも、該ターゲットの幅方向における一方側に設定されると共に、前記第1の位置は、前記ターゲットの被支持部分よりも、該ターゲットの幅方向における他方側に設定されており、
    前記判定手段は、前記移動体が前記基準位置に位置する場合、及び前記移動体が前記基準位置から離れる方向に移動する場合の少なくとも一方の場合に、前記受光部での受光量に基づき、ターゲットの前記被支持部分の少なくとも一部が前記支持手段から離れたか否かを判定することを特徴とする請求項に記載の液体噴射装置。
  3. 前記基準位置を基準とした前記移動体の前記走査方向への移動量を検出するための移動量検出手段をさらに備え、
    前記判定手段は、
    前記移動量検出手段によって検出された移動量が予め設定された移動量基準値以下である場合に、前記受光部での受光量に基づき、前記被支持部分の少なくとも一部が該支持手段から離れたか否かを判定することを特徴とする請求項に記載の液体噴射装置。
  4. 前記第1及び第2の各位置の何れか他方に設けられ、前記第1及び第2の各位置の何れか一方に設けられた前記発光部からの光を反射する反射部をさらに備え、
    前記受光部は、前記移動量検出手段によって検出された移動量が前記移動量基準値以下である場合に前記反射部からの反射光を受光可能であることを特徴とする請求項に記載の液体噴射装置。
  5. 前記液体噴射ヘッドは前記移動体に設けられると共に、前記発光部は前記第1の位置に配置されており、
    前記第1の位置は、前記搬送方向において前記第2の位置よりも下流側に設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 前記液体噴射ヘッドは前記移動体に設けられると共に、前記発光部は前記第1の位置に配置されており、
    前記発光部は、前記基準位置に位置する前記移動体の所定位置又は該所定位置よりも前記搬送方向における上流側に向けて光が進むように配置されており、
    前記所定位置は、前記液体噴射ヘッドの前記搬送方向における中央と前記搬送方向における同一位置に設定されていることを特徴とする請求項〜請求項のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
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