JP5926681B2 - ラダーキャリア軸受 - Google Patents

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Description

本発明は、ウォータークラフト、特に船舶のラダーポストを取り付けるためのラダーキャリア軸受に関する。
公知のラダーは、ラダーブレードと、ラダーブレードに対して接続されてラダーブレードがその周囲を回転可能とされるラダーポストとを備える。ラダーポストは、一般に、船体内の2つの軸受を用いて取り付けられる。上側ラダーキャリア軸受は、この場合、船舶内部に位置する舵取機に面したラダーポストの上側端部に配設される。一方、下側ラダーポスト軸受は通常、ラダーブレード側におけるラダーポストの、より他端部の方向に、特に船体又はスケグからラダーポストが出現するわずか手前に配設される。ラダーポストを取り付けるために1つの軸受が船体内に又はスケグ上に設けられることになっている場合には、本発明にかかる上側ラダーキャリア軸受は、この1つの軸受として使用されてもよい。
従来技術から公知である上側ラダーキャリア軸受は、通常、動作の過程でラダーをセッティングするときにラダーポストの頻繁な回転に起因して摩耗し且つ頻繁に交換する必要があるラジアル軸受として構成されている。こうして必要となるメンテナンスや、そのためにウォータークラフトの停泊している時間に伴う結果として、かなりのコストが発生する。さらにまた、別個のアキシアル軸受は、一般に、軸方向においてラダーポストを取り付けるために設けられ、それはまた、摩耗にさらされ、比較的頻繁にメンテナンスする必要がある。結果として、ラダーポストの軸受の取り付け又は組み立ては、比較的高価で、複雑で、コストが大きい。
したがって、ラダーポストの取り付け構造を全体的に簡便化し、メンテナンス費用を低減するラダーキャリア軸受を提供することが本発明の目的である。この目的は、請求項1に記載のラダーキャリア軸受によって達成される。
したがって、本発明にかかるラダーキャリア軸受は、好ましくは2つの部品で形成され、特に好ましくはハウジングベース本体及びハウジングカバーを備える軸受ハウジングを有する。アキシアル軸受及びラジアル軸受は、双方とも、軸受ハウジング内に配設されている。アキシアル軸受及びラジアル軸受の双方が、単一のハウジング内に配設されるように構成されているか、又は、ハウジング内に一体化されるように構成されていることから、ラダーキャリア軸受の極めてコンパクトな構造並びに容易な設置及び分解が可能である。さらにまた、アキシアル及びラジアル軸受の双方は、滑り軸受として構成されている。すなわち、取り付けられることになる要素(軸受要素)が、互いに直接すれ違うか、若しくは潤滑膜によってのみ分離されているかである。このようにして、追加の回転体等が設けられる必要がないことから、本構造は、さらに簡便化される。
さらにまた、アキシアル軸受及び/又はラジアル軸受は、自己潤滑性軸受として構成されている。固体間の摩擦が一般にこれらの軸受において生じることから、自己潤滑性軸受はまた、「固体摩擦軸受」とも称される。これは、対のうちの1つ又は軸受要素のうちの1つの自己潤滑特性に起因する。これらの軸受は、追加の注油又は潤滑剤を必要としない。というのも、軸受の材料に固体潤滑剤が埋め込まれて設けられ、それが微細な摩耗によって動作中に表面に到達し、軸受の摩擦と磨耗を低減するからである。特に、プラスチック若しくはプラスチック複合材及び/又はセラミック構造材料が、互いに対して移動可能であるそのような軸受又は一般に2つの軸受要素のうちの1つを形成するのに使用される。そのような材料の例は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)及びACM(アクリル酸ゴム)である。黒鉛を含有する材料もまた使用することができる。しかしながら、1つの実施形態においてセラミック材料は使用されず、もっぱらプラスチック及び任意に追加の金属材料を使用することができる。特に、複合材はまた、自己潤滑性軸受として構成されるアキシアル及び/又はラジアル軸受の軸受要素のうちの少なくとも1つを製造するのに使用することができ、そして、複合材からなる構成要素のうちの少なくとも1つは、固体潤滑剤を有する。加硫ゴム、「ゴム」又は同様の弾性材料が使用されないのが望ましい。このようにして、潤滑膜等を設けるための追加の手段及び外部潤滑剤を設ける必要がないことから、本発明にかかるラダーキャリア軸受の構造は、さらに簡便化される。生態学的側面からも、例えばグリースといった潤滑剤が軸受から環境内に入ることができないので、本発明は有利である。例えば軸受要素のうちの1つが青銅からできている等、しばしば金属から構成される従来の軸受と比較しても、自己潤滑性軸受における固着のリスクがほとんどないため、本発明はさらに有利である。また、そのような軸受はメンテナンスに極めて手がかからない。本発明にかかる上側ラダーキャリア軸受が、いかなる油/グリース潤滑剤又は他の外部潤滑も必要としないことは有利である。これは恒久的な場合、すなわち動作時間全体にわたっていえることであり、単に緊急操作中又は短期間のみということではない。
さらにまた、少なくとも1つの自己潤滑性軸受を備えるラダーキャリア軸受において、ラダーキャリア軸受の封止のための要件は、潤滑剤が軸受から環境内に漏出するリスクがないことから、従来技術から公知である外部潤滑剤によって注油される軸受と比較して、それほど高くはない。このようにして、ラダーキャリア軸受の構造は、さらに簡便化される。本発明にかかる利点が結果として向上可能であることから、自己潤滑性軸受としてアキシアル及びラジアル軸受の双方を構成することは特に適切である。
軸受ハウジングは、基本的に、任意の適切な形式及び任意の適切な材料で製造することができ、金属材料、特に鋼鉄が好ましくは使用される。さらに、アキシアル及びラジアル軸受が「軸受ハウジング内に配設される」という語句は、2つの軸受をそれぞれ軸受ハウジングの内部に配設することができ、その内部に一体化することもできるというように、明細書において理解されるべきである。すなわち、例えば軸受ハウジングが複数部品構成の場合には、アキシアル及び/又はラジアル軸受を、軸受ハウジングの個々の部品間に又はハウジング若しくはハウジング部品の端縁領域に配設することができる。重要なことは、アキシアル及びラジアル軸受とともに軸受ハウジングがユニットを形成し、したがって、コンパクトに構成されるということである。軸受ハウジングは、有利には、外部に向かって閉塞される及び/又は封止されるように構成される。
原則として、本発明にかかる上側ラダーキャリア軸受は、ラダーの全ての公知の種類、すなわち、完全なフローティングラダー、半スペードタイプのラダー、又は、船尾に取り付けられるラダーにおいて提供することができる。軸受はまた、例えば回転式コルトノズル等におけるウォータークラフトの他の制御又は操作システムにおいて使用され得る。好ましくは、上側ラダーキャリア軸受は、商用又は軍事分野における船舶のためのラダー、特にフィンラダーのために使用される。これらは、外航船舶及び内国航行船舶の双方を含む。キャリア軸受は、通常、モーターボート等には適切でない。
原則として、上側キャリア軸受は、±70°の最大偏位まで傾斜動作又は往復回転動作に耐えることができるように設計される。さらなる旋回は、通常、ラダーによっては起こらない。そのため、本発明にかかる上側ラダーキャリア軸受は、他の種類の軸受の場合のように、回転軸又は同様のものを回転させるようには構成されない。この観点で、本発明にかかるキャリア軸受は、最大±70°までの傾斜動作のための軸受であって、連続回転又は回転動作のための軸受ではない。
本発明にかかる上側ラダーキャリア軸受が特に適しているラダー、すなわち、商用又は軍事分野からの船舶用のラダーにおいて、ラダーポストはしばしば長い長さを有する。そのためラダーキャリア軸受はラダーポストの全長の一部をカバーするのみである。換言すれば、軸方向におけるラダーキャリア軸受の長さは、ラダーポストの長さの一部のみである。特に、ラダーキャリア軸受の長さは、ラダーポストの長さの50%未満、好ましくは30%未満、特に好ましくは20%未満とすることができる。そのような構成は、ラダー構造全体のコンパクトな設計に寄与する。
本発明の好ましい実施形態において、軸受ハウジングは、ハウジングベース本体及びハウジングカバーから構成されている。すなわち、2つの部品で形成されている。ハウジングベース本体は、有利には、ラダーポスト及びラジアル軸受を備えるように構成されている。特に、ハウジングベース本体は、筒状に構成することができる。一方、ハウジングカバーは、むしろ、平坦に又はディスク状若しくは板状となるように構成され、ラダーポストが通過するための通路を有する。取り付けられた状態において、ハウジングカバーは、便宜上、ハウジングベース本体の上方に配設されている。すなわち、舵取機側におけるラダーポストの端部に面している。アキシアル軸受は、特にハウジングベース本体とハウジングカバーとの間に配設することができる。
滑り軸受は、一般に、2つの軸受要素、すなわち取り付けられることになる2つの構成要素を備え、これらは直接互いに対して移動可能である。他の好ましい実施形態において、アキシアル軸受は、非金属材料、特にプラスチックを備え、好ましくはこの非金属材料から完全に構成される第1の軸受要素を有する。特に、この非金属材料は、プラスチック又はプラスチック複合材とすることができる。このプラスチック軸受要素は、便宜上、埋め込み固体潤滑剤を有し、その結果、軸受要素が自己潤滑特性を有するため、油又はグリースによる追加の潤滑剤を設ける必要がない。特に、第1の軸受要素は、円環板として構成されることが好ましい。ここで、円環板の内側円形開口部は、ラダーポストが通過可能で且つラジアル軸受が円環板の外輪とラダーポストとの間に任意に配設できるように寸法決めされる。そのような軸受要素又はそのようなプラスチック若しくは「合成品」の円環板は、特に好ましくは、基本高分子、補強材(例えば繊維)、及び、埋め込み固体潤滑剤から作られたプラスチック複合材から構成することができる。そのような複合材の例は、ThordonやOrkot(登録商標)である。
特に、固体潤滑剤を有するアキシアル軸受の第1の軸受要素は、軸受ハウジングに対して固定されることが好ましい。固定は、好ましくは、ネジ接続又はボルト接続によって行うことができる。従来技術から公知である他の適切な接続方法もまた可能である。軸受ハウジングがハウジングカバー及びハウジングベース本体から構成される場合、第1の軸受要素は、好ましくはハウジングベース本体に対して、特に好ましくはその上側前面に対して固定される。
代わりに又は追加的に、ラジアル軸受もまた、非金属材料、特にプラスチックを備え、好ましくは非金属材料から完全に構成される第1の軸受要素を有する。アキシアル軸受の場合と同様に、非金属材料はプラスチックとすることができる。ここでも、プラスチックについての上述した例を好ましくは使用することができる。換言すれば、ラジアル軸受の第1の軸受要素の材料は、アキシアル軸受の第1の軸受要素の上述した材料と同様に構成することができる。このようにして、ラジアル軸受に関しては、同じ効果がアキシアル軸受によって達成される。すなわち、特に低いメンテナンスの必要性及び軸受若しくはラダーキャリア軸受の簡便な構造が達成される。
ラジアル軸受の第1の軸受要素は、特に有利には、ラダーポストの周囲に配設された軸受ブシュとして構成することができる。さらにまた、軸受ブシュは、便宜上、軸受ハウジング又はハウジングベース本体内に配設されている。この構造において、軸受ブシュ又は第1の軸受要素は、軸受ハウジングの内側又はジャケットにおける自らの外側ジャケットによって固定される。固定は、特に熱膨張又は接着による接合によって実行することができる。ここで、原則として、従来技術から公知である他の適切な接合方法もまた使用することができる。アキシアル軸受の第1の軸受要素及びラジアル軸受の第1の軸受要素は、原則として、2つの別個の構成要素である。しかしながら、1つの構成要素としてこれらを達成することもまた可能である。
便宜上、アキシアル及び/又はラジアル軸受の双方は、第2の軸受要素を有する。ここで、第1及び第2の軸受要素は、互いに対して移動可能であり、好ましくは、第2の軸受要素は、金属材料、特にステンレス鋼から構成されている。双方の軸受において固体潤滑剤を有する第1の軸受要素に起因して、十分な潤滑が、2つの軸受要素間で各場合において確保される。ここで、金属材料、特にステンレス鋼は、第1の軸受要素についての軸受対として特に良好に適している。アキシアル軸受の第2の軸受要素は、例えば、他の円環板として構成することができ、2つの円環板は、互いに対してねじり可能である。ラジアル軸受の第2の軸受要素は、例えば、ポストに直接付けられてこのポストを取り囲むスリーブ、又はポストとともに移動し且つハウジングに対して確実に取り付けられた特に軸受ブシュとして構成される第1の軸受要素に対して移動するポストカバーとすることができる。原則として、ラジアル軸受の第1の軸受要素はまた、ラダーポストに対して直接移動することができ、そして、ラダーポスト自体が第2の軸受要素を形成する。
アキシアル軸受及び/又はラジアル軸受けの個々の軸受要素は、好ましくは、1つの部品又は1片で形成される。換言すれば、例えば、アキシアル軸受の軌道輪は、ラジアル軸受のスリーブ又は軸受ブッシュと場合によっては同様に1片で形成される。こうすることで、より安定した軸受構成となる。軸受面、すなわち、互いの上を摺動する各軸受の軸受要素の軸受面が、ラダーポストの縦軸に対して略平行に及び/又は直交して並べられることがさらに好ましい。特に、ラジアル軸受の軸受面がラダーポスト軸に対して平行に配設され、アキシアル軸受の軸受面がラダーポスト軸に対して直角に配設されることは都合がよい。特に、軸受面は、ラダーポスト縦軸に対して斜めに伸びているいかなる円錐面又は面も有してはならない。軸受面のそのような好ましい配置について、最大の力を吸収することができ、上側ラダーキャリア軸受の力吸収能力に対する寸法の最適比を達成することができる。
アキシアル軸受の幅又はラダーポストの径に対するアキシアル軸受の軸受面の幅の比率が、1:3、好ましくは1:4.5、特に好ましくは1:5.5であるように、本発明にかかるラダーキャリア軸受を構成することはさらに都合がよい。換言すれば、本実施形態におけるラダーポストの径は、アキシアル軸受の幅よりも3倍、好ましくは4.5倍、特に好ましくは5.5倍大きい。キャリア軸受の特にコンパクトな構造は、こうして達成される。他の実施形態において、ポストの径とラダーキャリア軸受のハウジングの径との比率は、1:1.25から1:1.75、好ましくは1:1.35から1:1.65であることが好ましい。固定目的のためにハウジングから突出するフランジ又は同様のものは、ハウジングの径に含まれない。最適でコンパクトなラダーキャリア軸受構造はまた、このようにして達成することができる。
軸受ハウジングが2つの部品で形成される場合、特にハウジングベース本体及びハウジングカバーを備える場合、アキシアル軸受の第1の軸受要素が1つのハウジング部品、特にハウジングベース本体に対して固定され、アキシアル軸受の第2の軸受要素が他のハウジング部品、特にハウジングカバーに対して固定されることは都合がよい。この場合、2つの軸受要素のみならず、それらとともに2つのハウジング部品もまた、互いに対して移動可能である。特に、1つのハウジング部品、例えば、ハウジングカバーは、ラダーポストに固定することができ、したがって、ハウジングカバー及びそれに固定される第2の軸受要素は、これとともに回転する。したがって、他のハウジング部品、特にハウジングベース本体は、船体に対して取り付けられるか固定されなければならない。本実施形態において、ハウジング内に配設されるアキシアル軸受が2つのハウジング部品間に配設されることは、特に都合がよい。本実施形態において特に好ましくは、アキシアル軸受の軸受要素は、円環板として構成され、ラジアル軸受の軸受要素は、ブシュ又はスリーブとして構成される。これらは幾何学的寸法の観点から通常使用される構成要素であり、必要な形態又は寸法で直接かねてから頻繁に購入することができ且つ特別に製造する必要がない構成要素であることから、これは、さらに構造を簡便化する。また、例えば、特別な軸受要素形状を何もないところから圧延又は回転させなければならないとき、材料の損失は、この場合には結果として起こらない。
便宜上、軸受ハウジングは、軸受ハウジング又はラダーキャリア軸受をウォータークラフト本体に固定することができる固定部、特に外側に突出しているフランジを有する。このようにして、安定した接続が軸受ハウジングとウォータークラフト本体との間で達成される。特に、固定部は、溶接によってウォータークラフト本体に接続することができる。一方、軸受ハウジングは、通常、ラダートランクに向けられない。
軸受ハウジングが2つの部品で形成される場合、固定部は、便宜上、ラジアル軸受が固定されるそのハウジング部品に設けられる。
特にラジアル軸受の領域において、上側ラダーキャリア軸受がキャリア軸受を封止するための封止手段を備える場合は、さらに都合がよい。特に、封止手段は、下側領域、すなわち、ラダーブレードに面している軸受ハウジングの領域又は軸受ハウジングの下方に配設することができる。こうすることで、滑り軸受を妨げる粒子等が外部からラダーキャリア軸受内に侵入できないようにする。
本発明の基礎を成す目的は、ウォータークラフト、特に船舶用の本発明にかかる上側ラダーキャリアを有するラダー構造によってさらに達成される。そのようなラダー構造は、一般に、ラダーブレードと、ラダーポストを受けるためのラダートランクとをさらに備える。好ましくは、そのようなラダー構造において、上側ラダーキャリア軸受は、ラダートランクにおいて一体化されるように構成されているか、及び/又は、ラダーブレードと反対に向いているラダートランクの上側端部に配置されている。換言すれば、上側ラダーキャリア軸受及びラダートランクは、ユニットとして形成することができる。ここで、ラダーキャリア軸受は、ラダートランク内に形成することができるか若しくはその内部に一体化することができ、又は、前記トランクに隣接して若しくは接触して配設することができる。ここで、特に後者の場合、ラダーキャリア軸受及びラダートランクは、互いに確実に及び/又は非確実に接続されている。「ラダートランクに配置される」という語句は、ラダーキャリア軸受が、舵取機に面している、又はラダーブレードと反対に向いている、ラダートランクの端部に隣接するように明細書において理解されるべきである。ラダーキャリア軸受及びラダートランクのそのような一体設計の結果として、ラダー構造の構造物は全体的によりコンパクトであり、製造はラダーキャリア軸受及びラダートランクの完全ユニットをともに搭載することや、メンテナンスの場合に分解することができる範囲で簡便化される。
ラダーブレードと反対に向いているラダートランクの上側端部、特にその内側が、ラダーキャリア軸受の封止手段及び/又は相補的な相手部を受けるように構成された凹部を有する場合が特に好ましく、その封止手段及び/又は相補的な相手部は、特に軸受ハウジング上に設けられており且つ好ましくはラダートランクに面している軸受ハウジングの前面から突出しているフランジとして構成される。ラダーキャリア軸受の相手部は、結合が形成され且つラダーキャリア軸受及びトランクがユニットとしてみえるように、凹部内に確実に嵌合するように形成される。代わりに又は追加的に、封止手段は、凹部に設けることができる。このようにして、付属の封止手段を有するラダートランク及びラダーキャリア軸受の安定した一体的設計を提供することができる。明細書において、封止手段は、例えば弾性ゴム封止材等、従来技術から公知である全ての適切な封止手段とすることができる。封止手段は、特に、機能性が外部の湖水又は海水に対してラダーキャリア軸受の内部を封止することにある海水封止材を備えることができる。そのような封止材は、ラダーブレードに面しているラダーブレードキャリア軸受のより低い領域にしばしば位置する。好ましくは、封止手段は、ラダーキャリア軸受のハウジングベース本体とハウジングカバーとの間に配設されない。封止は、ハウジングベース本体とハウジングカバーとの間に接点を形成し且つ互いの上にしっかりと置かれた、アキシアル軸受の軌道輪をそれぞれ有するハウジングベース本体とハウジングカバーとの間の接点によって達成される。アキシアル軸受が自己潤滑性であるように構成され、したがって、余分な油潤滑又は同様のものを必要としないことから、追加の封止手段はまた、有利には省略することができる。追加の油又は潤滑封止材もまた、基本的に必要とされない。
最適な一体構成のために、ラダートランク及び上側ラダーキャリア軸受の軸受ハウジングの外面が互いに対して同一平面で配設され、ラダートランク及び軸受ハウジングが直接互いに当接することは、さらに有利である。互いに対して同一平面に形成する結果として、トランク及びラダーキャリア軸受の外面は、互いへと向かう。
ラジアル及び/又はアキシアル軸受がラダーポストに対してそれぞれ直接当接することは、さらに好ましい。特に好ましくは、1つの実施形態において、ラジアル軸受のみがラダーポストに対して直接当接する。用語「直接当接」は、特定の軸受の少なくとも1つの構成要素がラダーポストに寄り掛かるか又はラダーポストに接触するようにと理解されるべきである。ラジアル軸受の場合、これは、有利には、例えば、ラダーポスト上にしっかりと置かれたラダーポストスリーブ(いわゆる「ライナー」)とすることができる。換言すれば、ラジアル及び/又はアキシアル軸受は、ラダーポストから離れたところに位置しない。このようにして、ラダーキャリア軸受の特にコンパクトな構成を達成することができる。一方、従来技術から公知であるキャリア軸受においては、追加の軸受又はキャリア本体が、しばしば設けられ、ラジアル及び/又はアキシアル軸受をラダーポストに対して機能的に接続する機能を有する。それにより、これらの軸受又はキャリア本体は、しばしばラダーポスト上にあり、ラダーポストに対して確実に接続される。同様に、ラジアル及び/又はアキシアル軸受は、軸受又はキャリア本体のもう一方の側(しばしば反対側)に存在する。この場合、結果として製造が複雑な比較的大きなキャリア軸受アセンブリになることが多い。さらにまた、さね継ぎ等の特定の接続手段は、そのような軸受又はキャリア本体のために設けなければならないことが多い。特に、溝又は切り込みを軸受シャフトに設けなければならないことがよくある。ラジアル軸受がラダーポスト上に直接置かれる本発明にかかるキャリア軸受にかかる構成においては、少なくとも双方の軸受(アキシアル及びラジアル軸受)用にこれを設ける必要はないが、その理由はラダースリーブを単にラダーポストにしっかりと取り付けることができるからである。
さらなる好ましい実施形態において、ラダーポストから又はキャリア軸受から径方向にみたとき、アキシアル軸受は、ラジアル軸受よりもさらに外側に位置する。換言すれば、径方向におけるラダーポスト縦軸とラジアル軸受との間の距離は、ラダーポスト縦軸とアキシアル軸受との間の距離よりも短い。したがって、本発明にかかるキャリア軸受の特にコンパクトで技術的に有益な構成又は構造を達成することができる。
さらに、本発明の基礎を成す目的は、ウォータークラフト、特に船舶のラダーのラダーポストを取り付けるための上側ラダーキャリア軸受を製造するためのラダーキャリア軸受キットによって達成されるが、このキットはハウジングベース本体及びハウジングカバーを備える軸受ハウジングと、金属材料、特にステンレス鋼からできている第1の円環板、及び、固体潤滑剤を備える材料、特に非金属からできている第2の円環板を備えるアキシアル軸受と、固体潤滑剤を備える材料、特に非金属からできているラジアル軸受と、金属材料、特にステンレス鋼からできている任意のラダーポストスリーブと、任意の封止手段とを備える。このキットは、特に、本発明にかかるラダーキャリア軸受を製造するように構成することができる。特に、ACM、PTFE、Thordon又はOrkot(登録商標)を、固体潤滑剤を備える円環板又は軸受ブシュの材料として考えることができる。原則として、キットは、さらなる追加材料又は構成要素をラダーキャリア軸受の製造のために追加する必要がないように、完全な物とすることができる。しかしながら、さらなる追加の構成要素を設けることは、容易に可能である。
さらにまた、本発明の基礎を成す目的は、上側ラダーキャリア軸受を製造する方法によって達成することができ、この方法において第1のスリーブ状ハウジング部品、特にハウジングベース本体と、第2のハウジング部品、特にハウジングカバーとを備える軸受ハウジングが提供される。さらに、固体潤滑剤を有する材料を備える軸受ブシュが、特に熱膨張及び/又は接着による接合によって第1のハウジング部品内に挿入されて固定される。さらにまた、第1の軸受円環板が、特に螺着によって第1のハウジング部品に固定され、第1の軸受円環板と関連する第2の軸受円環板が、第2のハウジング部品に固定され、第1及び/又は第2の軸受円環板は固体潤滑剤を有する材料を備える。第1及び第2の軸受円環板は、それらが滑り軸受の軸受要素をそれぞれ形成し、それによって互いに対して移動可能であるように互いと関連する。2つの軸受円環板のうちの少なくとも1つが固体潤滑剤を有することから、2つの軸受円環板から形成される軸受は、自己潤滑性であるように構成される。好ましくは、軸受ブシュはまた、固体潤滑剤を有することができる。
上側ラダーキャリア軸受を有するフィンラダーの側面図を示す。 上側ラダーキャリア軸受の断面図を示す。 上側ラダーキャリア軸受のハウジングベース本体の平面図を示す。 軸受ブシュ及び円環板を有する上側ラダーキャリア軸受のハウジングベース本体の断面図を示す。 図3からの断面B−Bに沿った断面図を示す。 円環板を有する上側ラダーキャリア軸受のハウジングカバーの斜視図を示す。 上側ラダーキャリア軸受のハウジングカバーの断面図を示す。
本発明は、図面に示される典型的な実施形態を参照してさらに説明される。
図1は、ラダーブレード51と、ラダーブレード51上に連結式に取り付けられた力制御フィン52とを有するフィンラダー50の側面図を示している。図1に示されるラダーの種類は、上側及び下側ラダー領域に取り付けられるいわゆる「船尾に取り付けられるラダー」である。下側において、ラダー50は、船舶の船尾(ここでは図示しない)に取り付けるための回動軸頸53を有する。一方、上側領域において、ラダーブレード51が周囲を回転可能であるラダーポスト54が設けられている。この目的を達成するために、ラダーポスト54は、ラダーブレード51にしっかりと接続されている。ラダーポスト54は、ラダーブレード51の直上に位置する下側軸受55を用いて且つ上側ラダーキャリア軸受100によって取り付けられる。上側ラダーキャリア軸受100は、船舶の舵取機(ここでは図示しない)に面しているラダーポスト54の上側端部543の近くに位置する。
図2は、図1の詳細部Aの断面図を示している。図2に示す上側キャリア軸受100は、上側ハウジングカバー11及び下側ハウジングベース本体12を備える軸受ハウジング10を備える。ハウジングカバー11及びハウジングベース本体12は、ステンレス鋼からできている。ハウジングベース本体12は、約90°で外側に突出してその下側の外側端縁領域に設けられたフランジとして構成された固定部13を有する筒状スリーブの形態で構成されている。固定部13は、溶接接合部122によってハウジングベース本体12に対して接続されている。固定部13は、例えばネジ接続によって船体の支柱60に対してしっかりと接続されている。ハウジングベース本体12の内部に設けられているのは、第1の軸受要素を形成する軸受ブシュ21と、第2の軸受要素を形成するラダーポストスリーブ又はラダーポストカバー22とを備えるラジアル軸受20である。筒状軸受ブシュ21は、その外側ジャケットがハウジングベース本体12の内側ジャケットに対して当接し、熱膨張による接合によってハウジングベース本体12に接続されている。すなわち、筒状軸受ブシュ21は、ハウジングベース本体12内に「凍らされている」。軸受ブシュ21は、プラスチック又は合成材料からできており、自己潤滑特性を有する。すなわち、軸受ブシュ21は、これらが互いに対してほぼ摩擦なしで移動することができるように、動作中に放出されて2つの軸受対21、22に注油する固体潤滑剤を有する材料から構成されている。ラダーポストスリーブ22は、ラダーポスト54の周囲に配設された筒状の中空体であり、ラダーポスト54に対してしっかりと接続され且つ船体に対して接続された固定軸受ブシュ21に対して同速回転する。ラダーポスト54は、上側ラダーキャリア軸受100を通って案内される。本例では、ラダーポストスリーブ22は、ステンレス鋼からできている。
さらにまた、上側ラダーキャリア軸受100は、円環板として構成された第1の軸受要素31と、同様に円環板として構成された第2の軸受要素32とを備えるアキシアル軸受30を備える。円環板31は、複数のネジ311によってハウジングベース本体12にしっかりと接続されている。ここで、円環板31は、ハウジングベース本体12の上側前面121にあり、上側前面121においてハウジングベース本体12に螺着されている。円環板31は、軸受ブシュ21と同様に、合成又はプラスチック材料からできており、自己潤滑特性又は固体潤滑剤を有する。したがって、アキシアル軸受30及びラジアル軸受20は、自己潤滑性軸受として構成されている。アキシアル軸受30の第2の軸受対32は、ステンレス鋼円環板として構成されており、複数のネジ321によってハウジングカバー11の下側の外側前面111に螺着されている。2つの円環板31、32は、ラダーポスト軸541の周囲を互いに回転可能である。結果として、ハウジングカバー11は、船体60にしっかりと接続されているハウジングベース本体12に対してねじられている。ハウジングカバー11、ハウジングベース本体12、2つの円環板31、32、軸受ブシュ21、及び、ラダーポストスリーブ22は、ラダーポスト54に対して全て同軸に配設されている。
ハウジングカバー11の上側に当接しているものは、ハウジングカバー11に対して接続されていない金属留めリング14である。留めリング14の領域において、ラダーポスト54は、留めリング14が係合する周辺窪み542を有する。留めリング14は、窪み542の領域においてラダーポスト54にしっかりと接続されている。留めリング14は、軸方向における変位に対してラダーポスト54を留める。留めリング14は、例えばメンテナンス目的のために、船体からラダーポスト54を取り外すために最初に取り外されなければならない。
筒状のハウジングベース本体12は、その内側126に面している領域における下側前面123上において約90°下方に突出しているフランジ124を有する。船体に対してしっかりと接続されており且つラダーポスト54を同軸に包囲する筒状のラダートランク70は、その内側領域における上側端部領域71において周辺凹部又は窪み72を有する。凹部72の深さは、ラダートランク70の全厚の約4分の1から5分の1である。フランジ124は、確実に凹部72内に嵌合し、その寸法に関して凹部72の深さ又は幅にほぼ一致している。凹部72の下側端部領域721と凹部72内に嵌合するフランジ124との間に配設されているものは、5つの重ね合わされた封止リング731の形態で構成された封止手段73である。封止手段73は、凹部72の内側とラダーポストスリーブ22の外側との間にさらに配設されている。ハウジングベース本体12又はラダートランク70の外側又は外面ジャケット125、701は、互いに同一平面に並べられ、ともに取り込まれたときに平坦面をなす。それゆえに、ハウジングベース本体12は、全体としてラダートランク70とともに上側ラダーキャリア軸受100の一体化された構成又は構造が得られるように、ラダートランク70上に着座する。アキシアル軸受30及びラジアル軸受20の双方がハウジング10内に又は内部に配設されることが図2においてさらに確認することができる。アキシアル軸受30の2つの軸受要素31、32は、この場合、2つの部品で形成されたハウジング10のハウジングカバー11とハウジングベース本体12との間に位置している。
図3は、ハウジングベース本体12の平面図を示している。平面図におけるハウジングベース本体12の筒状の主要部は、円形外周125と、円形内周又は円形内側126とを有する。平面図におけるハウジングベース本体12の外側環状固定部13において、船体60に螺着するためにネジが通過可能な等間隔で外周にわたって分散配置された複数の円形開口127が設けられている。ハウジングベース本体12の内側の筒状の主要部128もまた、一定間隔でその外周にわたって分散配置された複数のネジ孔129を有する。
図5は、図3からの横断線B−Bに沿った断面図を示している。ネジ孔又は止まり孔129は、ハウジングベース本体12の筒状の主要部128の上側前面121における凹部である。一方、開口127は、固定部13を通過するように構成されている。下方に突出しているフランジ124の幅がハウジングベース本体12の主要部128の全幅の約4分の1と一致するということがわかる。フランジ124の高さは、主要部128の高さの7分の1とほぼ一致している。底部から上部までみたとき、内部で伸びるスロープ1261が主要部128の内側又は内面126の上側端部領域に設けられている。換言すれば、内側又は内面ジャケット126の表面は、その上側端部領域1261において周辺に傾斜して伸びるように構成されている。
図4は、ハウジングベース本体12を通る断面図を示している。ここで、上側前面121に固定された内部の軸受ブシュ21及び円環板31は、その上に設けられている。軸受ブシュ21は、その下側端部211においてフランジ124と同一平面で終端している。一方、その上側端部212において、軸受ブシュ21は、円環板31の上側と同一平面で終端している。換言すれば、軸受ブシュ21の高さは、円環板31とフランジ124を含む主要部128との全高と一致している。円環板31のリングの幅は、主要部128の幅と一致しており、したがって、これら2つの構成要素はまた、内側126及び外側125の双方において互いと同一平面で終端している。軸受ブシュ21及び円環板31がハウジングベース本体12にしっかりと接続されていることから、それらは、円環板32を有するハウジングカバー11の方へねじることが可能なユニットを形成する。
図6は、その上に留められる円環板32を有するハウジングカバー11の斜視図を示している。一方で、図7は、ハウジングカバー11の断面図を示している。ハウジングカバー11は、円形であって且つラダーポスト54が通過するように構成された内側開口部112を有する。ハウジングカバー11は、その外側の下側端部領域において周辺に配設されて下方に突出している張り出し領域113を有する環状の穿孔ディスクのように形成されている。ネジ321によるネジ接続をなすために周辺に分散配置されたネジ孔又は止まり孔114が張り出し領域113に設けられている。円環板32は、張り出し領域113の下側前面111に対して同一平面で当接し、ハウジングカバー11上のネジ321によって固定されている。開口部112の領域においてハウジングカバー11の内側115に設けられているものは、断面U字状の輪郭を有する凹部1151である。(フェザー)キー(ここでは図示しない)は、ラダーポスト54に設けられ、これは、同調するという意味において凹部1151内に嵌合するように構成されている。この点で、ハウジングカバー11は、このようにしてラダーポスト54とともに同速回転する。
100 ・・・上側ラダーキャリア軸受
10 ・・・軸受ハウジング
11 ・・・ハウジングカバー
111 ・・・下側前面
112 ・・・開口部
113 ・・・張り出し領域
114 ・・・ネジ孔
115 ・・・内側
1151 ・・・凹部
12 ・・・ハウジングベース本体
121 ・・・上側前面
123 ・・・下側前面
124 ・・・フランジ
125 ・・・外面/ジャケット
126 ・・・内面/側
1261 ・・・スロープ
127 ・・・開口
128 ・・・内部の主要部
129 ・・・孔
13 ・・・固定部
14 ・・・留めリング
20 ・・・ラジアル軸受
21 ・・・軸受ブシュ、第1の軸受要素
211 ・・・下側端部
212 ・・・上側端部
22 ・・・ラダーポストスリーブ、第2の軸受要素
30 ・・・アキシアル軸受
31 ・・・円環板、第1の軸受要素
311 ・・・ネジ
32 ・・・円環板、第2の軸受要素
321 ・・・ネジ
50 ・・・フィンラダー
51 ・・・ラダーブレード
52 ・・・ラダーピン
53 ・・・回動軸頸
54 ・・・ラダーポスト
541 ・・・ラダーポスト軸
541 ・・・窪み
543 ・・・ラダーポスト端部
55 ・・・下側軸受
60 ・・・船体支柱
70 ・・・ラダートランク
701 ・・・外面/ジャケット
71 ・・・上側端部領域
72 ・・・凹部
721 ・・・下側凹部端部
73 ・・・封止手段
731 ・・・封止リング

Claims (19)

  1. ウォータークラフトのラダー(50)のラダーポスト(54)を取り付けるためのラダーキャリア軸受(100)であって、ハウジングベース本体(12)及びハウジングカバー(11)の2つのハウジングを備える軸受ハウジング(10)を備え、前記軸受ハウジング(10)内に配設されるアキシアル軸受(30)及びラジアル軸受(20)は前記軸受ハウジング(10)の内部に配設され及び/又は前記軸受ハウジング10)の内部に一体化するように配設され、前記アキシアル軸受(30)及び前記ラジアル軸受(20)はともに滑り軸受として構成され、前記アキシアル軸受(30)又は前記ラジアル軸受(20)は自己潤滑性軸受として構成され、前記アキシアル軸受(30)は互いに対して移動可能である第1の軸受要素(31)及び第2の軸受要素(32)を備え、前記第1の軸受要素(31)は非金属材料から完全に構成され、前記第1の軸受要素(31)は前記ハウジングベース本体(12)に対して固定され、前記第2の軸受要素(32)は前記ハウジングカバー(11)に対して固定され、前記ラジアル軸受(20)は前記非金属材料から完全に構成される第1の軸受要素を有し、前記ラダーキャリア軸受(100)はラダーブレード(51)と反対に向いているラダートランク(70)の上側端部(71)上に配置され、前記ラダーキャリア軸受(100)の前記ラダートランク(70)及び前記軸受ハウジング(10)の外面(701、125)は互いに同じ高さに配設されていることを特徴とする、ラダーキャリア軸受。
  2. 前記アキシアル軸受(30)の前記第1の軸受要素は円環板(31)として構成されることを特徴とする、請求項1に記載のラダーキャリア軸受。
  3. 前記アキシアル軸受(30)の前記第1の軸受要素(31)は前記軸受ハウジング(10)に対して固定されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のラダーキャリア軸受。
  4. 前記ラジアル軸受(20)の前記第1の軸受要素は軸受ブシュ(21)として構成されることを特徴とする、請求項1に記載のラダーキャリア軸受。
  5. 前記ラジアル軸受(20)の前記第1の軸受要素(21)は、前記軸受ハウジング(10)に対して接合されていることを特徴とする、請求項4に記載のラダーキャリア軸受。
  6. 記ラジアル軸受(20)は、第2の軸受要素(22)を備え、前記第1の軸受要素(21)及び前記第2の軸受要素(22)が、互いに対して移動可能であり、前記第2の軸受要素(22)が、金属材料から構成されることを特徴とする、請求項4又は5のいずれか一項に記載のラダーキャリア軸受。
  7. ウォータークラフト本体(60)上に前記ラダーキャリア軸受(100)を固定するために、固定部(13)が前記軸受ハウジング(10)上に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のラダーキャリア軸受。
  8. 前記固定部(13)は前記軸受ハウジング(10)上に設けられる外側に突出しているフランジとして構成される、請求項7に記載のラダーキャリア軸受。
  9. 前記ラダーキャリア軸受(100)を封止するために封止手段(73)が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のラダーキャリア軸受。
  10. 前記ラジアル軸受(20)は、前記ラダーポスト(54)に当接していることを特徴とする、請求項1に記載のラダーキャリア軸受。
  11. 前記アキシアル軸受(30)は、前記ラジアル軸受(20)よりも前記ラダーポスト(54)の径方向においてさらに外側に位置していることを特徴とする、請求項1に記載のラダーキャリア軸受。
  12. ウォータークラフトのラダー構造であって、ラダーブレード(51)とラダーポスト(54)を受けるためのラダートランク(70)とウォータークラフトのラダー(50)のラダーポスト(54)を取り付けるためのラダーキャリア軸受(100)とを備え、前記ラダーキャリア軸受(100)はハウジングベース本体(12)及びハウジングカバー(11)の2つのハウジングを備える軸受ハウジング(10)を備え、前記軸受ハウジング(10)内に配設されるアキシアル軸受(30)及びラジアル軸受(20)は前記軸受ハウジング(10)の内部に配設され及び/又は前記軸受ハウジング10)の内部に一体化するように配設され、前記アキシアル軸受(30)及び前記ラジアル軸受(20)はともに滑り軸受として構成され、前記アキシアル軸受(30)又は前記ラジアル軸受(20)は自己潤滑性軸受として構成され、前記アキシアル軸受(30)は互いに対して移動可能である第1の軸受要素(31)及び第2の軸受要素(32)を備え、前記第1の軸受要素(31)は非金属材料から完全に構成され、前記第1の軸受要素(31)は前記ハウジングベース本体(12)に対して固定され、前記第2の軸受要素(32)は前記ハウジングカバー(11)に対して固定され、前記ラジアル軸受(20)は前記非金属材料から完全に構成され前記第1の軸受要素を有し、前記ラダーキャリア軸受(100)はラダーブレード(51)と反対に向いているラダートランク(70)の上側端部(71)上に配置され、前記ラダーキャリア軸受(100)の前記ラダートランク(70)及び前記軸受ハウジング(10)の外面(701、125)は互いに同じ高さに配設されていることを特徴とする、ラダー構造。
  13. 記ラダーキャリア軸受(100)は、前記ラダートランク(70)内に一体化されるように構成されていることを特徴とする、請求項12に記載のラダー構造。
  14. 前記ラダーブレード(51)と反対に向いている前記ラダートランク(70)の上側端部(71)が、その内側において、軸受ハウジング(10)上に設けられる前記ラダーキャリア軸受(100)の封止手段(73)及び/又は相補的な相手部を受けるように構成された凹部(72)を有することを特徴とする、請求項12又は13に記載のラダー構造。
  15. 前記ラダーキャリア軸受(100)の相補的な相手部は前記ラダートランク(70)に面している前記軸受ハウジング(10)の前面(123)から突出しているフランジ(124)として構成される、請求項14に記載のラダー構造。
  16. 記ラダートランク(70)及び前記軸受ハウジング(10)は互いに直接隣接していることを特徴とする、請求項12に記載のラダー構造。
  17. ウォータークラフトにおいて、前記ウォータークラフトは、ハウジングベース本体(12)及びハウジングカバー(11)の2つのハウジングを備える軸受ハウジング(10)を備え、前記軸受ハウジング(10)内に配設されるアキシアル軸受(30)及びラジアル軸受(20)は前記軸受ハウジング(10)の内部に配設され及び/又は前記軸受ハウジング10)の内部に一体化するように配設され、前記アキシアル軸受(30)及び前記ラジアル軸受(20)はともに滑り軸受として構成され、前記アキシアル軸受(30)又は前記ラジアル軸受(20)は自己潤滑性軸受として構成され、前記アキシアル軸受(30)は互いに対して移動可能である第1の軸受要素(31)及び第2の軸受要素(32)を備え、前記第1の軸受要素(31)は非金属材料から完全に構成され、前記第1の軸受要素(31)は前記ハウジングベース本体(12)に対して固定され、前記第2の軸受要素(32)は前記ハウジングカバー(11)に対して固定され、前記ラジアル軸受(20)は前記非金属材料から完全に構成され前記第1の軸受要素を有し、前記ラダーキャリア軸受(100)はラダーブレード(51)と反対に向いているラダートランク(70)の上側端部(71)上に配置され、前記ラダーキャリア軸受(100)の前記ラダートランク(70)及び前記軸受ハウジング(10)の外面(701、125)は互いに同じ高さに配設されている、ウォータークラフトのラダー(50)のラダーポスト(54)を取り付けるためのラダーキャリア軸受(100)を備えるラダー構造を有することを特徴とする、ウォータークラフト。
  18. ウォータークラフトのラダー(50)のラダーポスト(54)を取り付けるためのラダーキャリア軸受(100)を製造するためのラダーキャリア軸受キットであって、ハウジングベース本体(12)及びハウジングカバー(11)を備える軸受ハウジング(10)と、固体潤滑剤を備える非金属材料からできている第1の円環板(31)、及び、金属材料からできている第2の円環板(32)を備えるアキシアル軸受(30)と、固体潤滑剤を備える非金属材料からできている軸受ブシュ(21)、及び、金属材料ラダーポストスリーブ(22)を備えるラジアル軸受(20)と、任意の封止手段(73)とを備える、ラダーキャリア軸受キット。
  19. ラダーキャリア軸受を製造する方法であって、
    第1のスリーブ状ハウジング部品、すなわちハウジングベース本体(12)と、第2のハウジング部品、すなわちハウジングカバー(11)とを備える軸受ハウジング(10)を提供する工程と、
    固体潤滑剤を備える非金属材料からできている軸受ブシュ(21)を、熱張又は接着による接合によって前記第1のハウジング部品内に挿入して固定する工程と、
    第1の軸受円環板(31)を螺着によって前記第1のハウジング部品に固定し、前記第1の軸受円環板(31)と関連する第2の軸受円環板(32)を前記第2のハウジング部品に固定する工程とを備え、前記第1及び/又は第2の軸受円環板(32)が、固体潤滑剤を有する非金属材料を備えることを特徴とする、方法。
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