JP5915582B2 - 車両のグリルシャッタ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のグリルシャッタ構造に関し、特に開閉可能なシャッタを有するシャッタユニットと、このシャッタユニットの外周縁部から車体前方に延びる走行風ガイド部材とを備えた車両のグリルシャッタ構造に関する。
従来より、エンジンやラジエータ等の過冷却による燃焼不良改善のため、車両前端に設けられたフロントグリル等の走行風導入口を介してエンジンルーム内へ導入される走行風量を調整可能なグリルシャッタユニットが知られている。
エンジンルーム内へ導入された走行風は、車両走行時、フロアパネルのトンネル部等を後方へ流れて車両周りに空気の乱れを形成する要因であることから、この走行抵抗の増加とこれに伴う車両の燃費性能低下を回避するため、エンジンルーム内へ導入される走行風量を調整可能なグリルシャッタユニットを搭載する傾向が高くなっている。
グリルシャッタユニットは、基本的に、走行風導入口を開閉可能なシャッタを有するシャッタユニットと、シャッタを開閉駆動可能な電動アクチュエータ等を備えている。
特許文献1の車両用可動グリルシャッターは、フロントグリル開口部に一体的に設置され、第1支持軸を備えた左側第1フィン(左側シャッタ)と、第2支持軸を備えた右側第2フィン(右側シャッタ)と、第1フィンを開閉駆動する第1出力軸と、第2フィンを開閉駆動する第2出力軸と、第1,第2フィンの間に配置されたアクチュエータとを備え、第1,第2出力軸と第1,第2支持軸との間に第1,第2自在継手を夫々設けている。
また、グリルシャッタユニットのレイアウト性やエンジンルーム内の設計自由度を向上するため、ラジエータやコンデンサ等を支持するシュラウド部材にグリルシャッタユニットを装着し、グリルシャッタユニットとバンパフェースに形成されたフロントグリル等の走行風導入口との間をダクト部材で連結する構造も公知である。
特許文献2の車両前部のダクト構造は、バンパフェースに形成されたフロントグリルとこのフロントグリルの下側に形成された走行風導入口とを設け、これらフロントグリル及び走行風導入口とラジエータコアサポート(シュラウド部材)に支持されたラジエータとの間にラジエータコアサポートに取り付けられたダクト装置(グリルシャッタユニット)を設け、このダクト装置が、フロントグリルと走行風導入口とからラジエータへ走行風を供給する複数のダクト部と、各ダクト部内において走行風を通過又は遮断するシャッタとを夫々備えている。
通常、略矩形枠状のシュラウド部材は、ラジエータやコンデンサ等の支持剛性や車体構成部材としての強度を確保しながら軽量化を図る必要があるため、ガラス繊維等を含有した硬質合成樹脂材料によって形成され、左右1対のフロントサイドフレームの前端部分に設けられた取り付けブラケットを介して車体に組み付けられている。
左右1対のフロントサイドフレームの前端には、前方へ延びるクラッシュカンが夫々設置されている。これらクラッシュカンの前端には、車幅方向に延びるバンパーレインフォースメントが懸架され、その前側周辺がバンパフェースによって覆われている。それ故、車両の正衝突の際、フロントサイドフレームの前端に設けられたクラッシュカンが潰れることによって衝突荷重を吸収し、乗員の安全性を確保している。
特開2012−035829号公報 特開2004−299522号公報
特許文献2のグリルシャッタユニットは、特許文献1のグリルシャッタユニットに比べて、そのレイアウト性や設計自由度の面で優れている。しかも、特許文献2の車両前部のダクト構造は、グリルシャッタユニットが走行風導入口よりも所定距離車体後方に離隔配置されているため、車両の軽衝突の場合、バンパーレインフォースメントとグリルシャッタユニットとの干渉によるグリルシャッタユニットの破損を回避することができる。
しかし、バンパーレインフォースメントの後退量が大きな重衝突の場合、クラッシュカンの圧縮変形に伴ってバンパーレインフォースメントとフロントサイドフレーム前端との離隔距離が接近するため、衝突荷重によりグリルシャッタユニットが破損する虞がある。
特許文献2の車両前部のダクト構造では、シャッタユニットとダクト部とからなるグリルシャッタユニットが一体成形体として構成されているため、ダクト部の前側部分の一部が破損した場合であっても、グリルシャッタユニット全体を交換する必要が生じ、修理・補修費用が高くなり、リペアビリティ性能が低下するという問題が生じる。
また、特許文献2の車両前部のダクト構造では、開閉可能なシャッタが走行風導入口よりも車体後方に配設され、走行風導入口からシャッタユニットへ走行風を流すための前後方向に延びるダクト部を設けているため、ダクト部先端と走行風導入口との隙間から走行風がエンジンルーム内へ進入し、過冷却による燃焼不良や走行抵抗増加による燃費性能低下を招く虞がある。設計条件として、ダクト部先端と走行風導入口とを密着状に当接させることも考えられるが、その場合、グリルシャッタユニットとバンパーレインフォースメントとの干渉により両者の組み付け作業が難しく、組付作業性が低下するという問題がある。更に、ダクト部先端を走行風導入口に当接配置させている場合、軽衝突であってもバンパーレインフォースメントとの干渉によりグリルシャッタユニットが破損し易くなる虞もある。
本発明の目的は、燃費性能を維持しつつ、リペアビリティ性と組付作業性の両立を図ることができる車両のグリルシャッタ構造を提供することである。
請求項1の車両のグリルシャッタ構造は、車体前端に設けられた走行風導入口よりも車体後方に配設され且つ開閉可能なシャッタ部材を有するシャッタユニットを備えた車両のグリルシャッタ構造において、前記シャッタユニットの外周縁部から車体前方へ延びる走行風ガイド部材と、車体前端に設けられたバンパーレインフォースメントと、前記バンパーレインフォースメントに保持されたシュラウド部材とを備え、前記走行風ガイド部材が、前記シャッタユニットの外周縁部に装着される枠部と、この枠部の前端から前方へ連なり且つ枠部よりも可撓性を有する軟質合成樹脂製のシール部とを備え、前記バンパーレインフォースメントの下端部が前記走行風導入口の上側外周壁面を構成すると共に前記走行風ガイド部材のシール部の上壁部の上面に近接状に形成され、前記シャッタユニットが前記シュラウド部材の前側近傍に配置され且つシュラウド部材の前壁部に固定され、前記シャッタ部材が閉駆動されたとき、前記走行風ガイド部材のシール部の上壁部が前記シャッタ部材に遮断された走行風圧によって前記バンパーレインフォースメントの下端部に対して押し付けられるように構成されたことを特徴としている。
この車両のグリルシャッタ構造では、走行風ガイド部材のシール部の上壁部がシャッタ部材に遮断された走行風圧によって走行風導入口の少なくとも一部であるバンパーレインフォースメントの下端部に対して押し付けられるように構成されたため、走行風ガイド部材と走行風導入口との間を遮蔽することができ、圧力の高くなった空気がエンジンルーム側に漏れるのを防止できる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記走行風ガイド部材を前記シュラウド部材の前壁部に固定された前記シャッタユニットに対して前方から組み付ける際に、前記走行風ガイド部材の前端部分と前記バンパーレインフォースメントとの間に隙間が形成されることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記車両が車体前端下部に設けられた脚払い部材を備え、この脚払い部材が前記走行風ガイド部材のシール部の下壁部の下面に当接状に形成されていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、シャッタ閉駆動時に、組付け時の走行風ガイド部材と走行風導入口との隙間の有無に拘わらず、走行風ガイド部材と走行風導入口との間を遮蔽してエンジンルーム内へ進入する走行風を防止するため、車両の燃費性能を良好な状態に維持することができる。また、走行風ガイド部材をシャッタユニットの外周縁部から車体前方へ延びるように設けたため、車両の正衝突の際、走行風ガイド部材が破損した場合に、走行風ガイド部材を交換するだけで良く、リペアビリティ性能を向上することができる。しかも、走行風ガイド部材の前端部分が可撓性を有するため、走行風導入口よりも車体後方に組付ける場合、走行風導入口周りの部材との接触による損傷を回避でき、組付作業性を向上することができる。
走行風ガイド部材がシャッタユニットの外周縁部に装着される枠部を備えるため、走行風ガイド部材の支持剛性と組付作業性を向上できる。また、シール部が可撓性を有するため、走行風ガイド部材の破損防止を図ることができ、走行風ガイド部材と走行風導入口との遮蔽性向上によって燃費性能を向上できる。
更に、車両の正衝突の際、シュラウド部材がバンパーレインフォースメントの後退移動に同期して後退移動するため、走行風ガイド部材の破損防止を一層図ることができる。予めシャッタユニットとシュラウド部材をアセンブリ体としてバンパーレインフォースメントに組み付けた後、後工程で走行風ガイド部材をシャッタユニットに組み付けることができるため、組付作業性向上を一層図ることができる。
請求項2の発明によれば、走行風ガイド部材をシュラウド部材の前壁部に固定されたシャッタユニットに対して前方から組み付ける際に、走行風ガイド部材の前端部分とバンパーレインフォースメントとの間に隙間が形成されるため、シャッタユニットに対する走行風ガイド部材の組み付けを容易に行うことができる。
請求項3の発明によれば、脚払い機能を確保しつつ、走行風ガイド部材と走行風導入口との間を遮蔽してエンジンルーム内へ進入する走行風を防止するため、車両の燃費性能を良好な状態に維持することができる。
本発明の実施例1に係るグリルシャッタユニットを備えた車両を前側上方から視た斜視図である。 図1の正面図である。 図2のIII−III 線断面図である。 図1からバンパフェースを外した状態を示す図である。 図4の正面図である。 図4の平面図である。 図4からバンパレインを外した状態を前側下方から視た斜視図である。 図4からバンパレインを外した状態を示す図である。 グリルシャッタユニットを組み付けたシュラウド部材の斜視図である。 グリルシャッタユニットの斜視図である。 図8の分解斜視図である。 シャッタ部材が閉駆動したときの要部縦断面図である。 シャッタ部材が開駆動したときの要部縦断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。尚、図において、矢印F方向を車体前方、矢印L方向を車体左方として説明する。
以下、本発明の実施例1について図1〜図13に基づいて説明する。
本発明が適用される車両Vには、前後方向に延びる左右1対のフロントサイドフレーム1と、これら左右1対のフロントサイドフレーム1の前端に固定された左右1対のクラッシュカン2と、これら左右のクラッシュカン2の前端に連結された車幅方向に延びるバンパーレインフォースメント3(以下、バンパーレイン3と略称する)と、このバンパーレイン3に固定された矩形枠状のシュラウド部材20と、このシュラウド部材20に固定されたグリルシャッタユニット30と、車体前端部に配設されたバンパフェース4等が設けられている。
まず、車両Vの主な車体構成部材について説明する。
図1,図3,図4,図6に示すように、左右1対のフロントサイドフレーム1は、車幅方向に所定間隔離隔して配設され、これら左右1対のフロントサイドフレーム1の前端に上下左右に張り出したフランジ1aが夫々溶接されている。
左右1対のクラッシュカン2は、角筒状に形成されており、その後端には上下左右に張り出したフランジ2aが夫々溶接され、複数のボルトb1によってフランジ1aに夫々結合されている。これらのクラッシュカン2は、車両衝突時にバンパーレイン3を介して前方から作用した衝突荷重により圧縮変形しながら潰れることで衝突エネルギーを吸収し、所期のエネルギー吸収機能を達成し得るサイズ・形状に構成されている。
図3〜図6,図12,図13に示すように、左右1対のクラッシュカン2の前端には、バンパーレイン3が連結され、このバンパーレイン3は左右方向へ前凸湾曲状に延びる閉断面形状に構成されている。このバンパーレイン3は、断面略ハット状のベース板6と板状のクロージングプレート7とを有している。
ベース板6は、断面略U字状の本体部6aと、この本体部6aの上端部から上方へ延びる上側フランジ部6bと、この上側フランジ部6bの上端部から屈曲して後方へ延びる上側水平壁部6cと、本体部6aの下端部から下方へ延びる下側フランジ部6dと、この下側フランジ部6dの下端部から屈曲して後方へ延びる下側水平壁部6eとを備えている。
本体部6aの後壁部が左右1対のクラッシュカン2の前端部に連結されている。
図4,図6〜図8に示すように、バンパーレイン3の後側で且つ左右1対のクラッシュカン2の間には、所定距離離隔した状態でシュラウド部材20をバンパーレイン3に支持するための左右1対の取付ブラケット25が夫々接合されている。この左右1対の取付ブラケット25は、本体部6aの後壁部から後方へ延び、その後側壁部に上下1対のボルト穴h6が夫々設けられている。
図3,図12,図13に示すように、クロージングプレート7は、上側フランジ部6b及び下側フランジ部6dに溶接され、ベース板6と協働して車幅方向へ延びる閉断面部を構成する。クロージングプレート7の前側には、ウレタン等の発泡樹脂成形体によって形成された衝撃吸収体8が配設されている。この衝撃吸収体8の下壁部8aは、下側水平壁部6eと前後方向において略面一になるように略同じ高さ位置に配置されている。
衝撃吸収体8は、車両衝突時にバンパフェース4及びバンパーレイン3を介して前方から作用した衝突荷重により圧縮変形することで衝突エネルギーを吸収し、所期のエネルギー吸収機能を達成し得るサイズ・形状に構成されている。
図3,図4に示すように、左右1対のフロントサイドフレーム1の下方には、前後方向に延びる左右1対のフロントサブフレーム9が設けられ、これら左右1対のフロントサブフレーム9の前端同士を掛け渡すように車幅方向に延びて連結するフロントクロスメンバ10が配設されている。左右1対のフロントサブフレーム9の前端には、平面視にて左右1対のクラッシュカン2に対応する位置において前方へ延びる角筒状の左右1対の延長部11が夫々連結され、これら1対の延長部11の前端に車幅方向に延びる脚払い部材12が取り付けられている。
脚払い部材12は、歩行者との接触時に歩行者の脚を払うことによって歩行者を保護する機構であって、車幅方向外側程後側へ移行する略前凸湾曲状の合成樹脂成形体によって形成され、後側へ延長された左端部分と右端部分とが1対の延長部11の下端に夫々固定されている。図3〜図8に示すように、この脚払い部材12は、車幅方向中央及びその近傍部分において略水平状に形成されたプレート部12aと、このプレート部12aの前側且つ車幅方向中央部分に車幅方向へ延びるように形成された断面略V字状のV字形溝12bと、脚払い部材12の下面(背面)に形成された複数の格子状のリブ部12c等を備えている。
脚払い部材12は、正面視にてフロントクロスメンバ10と略同じ高さ位置に配置され、プレート部12aの後端部分が前側部分に比べて高さ位置が若干低くなるように形成され、フロントクロスメンバ10の前壁部分に対向するように配設されている。
V字形溝12bは、後述するシャッタ部材35a〜35eから流下してプレート部12a上に滞留する水をその内部に回収し、底部に形成された複数の水抜き孔12fから回収された水を外部(車体下方)へ排出している。
図1〜図3に示すように、バンパフェース4は、バンパーレイン3や衝撃吸収体8や脚払い部材12等よりも前方に配設され、硬質合成樹脂材料(例えばPP)によって車両Vの外表面を形成し、バンパーレイン3やグリルシャッタユニット30等を覆うように構成されている。このバンパフェース4は、車幅方向中央部分において衝撃吸収体8に対向するように前後に貫通したフロントグリル4aと、このフロントグリル4aの下方に設けられた前後に貫通したバンパグリル4bと、左右1対のヘッドライト取付開口4cと、左右1対のウインカ取付開口4d等を備えている。
図2に示すように、バンパグリル4bは、正面視にてフロントグリル4aと略同じ車幅方向長さを有し且つ車幅方向に延びる略扁平状に形成されている。バンパグリル4bの下縁部は、フロントクロスメンバ10の前壁部と略同じ高さ位置に設定されている。
本実施例では、下壁部8aと下側水平壁部6eとが、グリルシャッタユニット30の通気導入口の上側外周壁面に相当し、バンパグリル4bの下縁部とプレート部12aの前側部分の上面が、グリルシャッタユニット30の通気導入口の下側外周壁面に相当している。
次に、シュラウド部材20について説明する。
図1〜図9,図11に示すように、シュラウド部材20は、バンパーレイン3の後方位置に略鉛直姿勢に配置され、ラジエータ15とコンデンサ(図示略)等が取り付けられている。シュラウド部材20は、硬質合成樹脂材料によって形成され、左右方向に延びてラジエータ15の上部を支持するアッパ部材21と、左右方向に延びてラジエータ15の下部を支持するロア部材22と、アッパ部材21とロア部材22の左右両端部を夫々連結する左右1対のサイド部材23等と、アッパ部材21の途中部とロア部材22の途中部とを上下方向に亙って連結する左右1対のステー部24を備え、正面視にて略矩形枠状に一体成形体として構成されている。
図1〜図9,図11に示すように、アッパ部材21は、断面略L字状に形成され、前壁部21aと、この前壁部21aの上端から後方へ延びる上壁部21bを備えている。
上壁部21bの左端部と右端部には、ラジエータ15の上部を支持するための左右1対の支持開口(図示略)が設けられている。図3,図9,図11〜図13に示すように、ロア部材22は、フロントクロスメンバ10の前側近傍位置に配置され、上側前壁部22aと、この上側前壁部22aの下端から後方へ水平状に延びる中段部22bと、この中段部22bの後端から鉛直下方へ延びる下側前壁部22cと、この下側前壁部22cの下端から後方へ延びる下壁部22dを備えている。
図11に示すように、下側前壁部22cの左端寄り位置と右端寄り位置には、グリルシャッタユニット30を取り付けるための左右1対のボルト穴h1が夫々形成されている。下壁部22dは、高さ位置が低く形成されたプレート部12aの後端部分上に配置され、その左端部と右端部には、ラジエータ15の下部を支持するための左右1対の支持開口22eが夫々設けられている。
左右1対のサイド部材23は、断面略L字状に形成され、前壁部23aと、この前壁部23aの車幅方向外側端から後方へ延びる横壁部23bを夫々備えている。
これら左右1対のサイド部材23は、左右対称の構造のため、主に左側のサイド部材23について説明する。
前壁部23aの中段部には、シュラウド部材20をバンパーレイン3に支持させるための上下1対のボルト穴h2と、これら上下1対のボルト穴h2の下方位置にグリルシャッタユニット30を取り付けるための上下1対のボルト穴h3が形成されている。予めバンパーレイン3に接合された取付ブラケット25のボルト穴h6(図7,図8参照)とサイド部材23の上下1対のボルト穴h2(図9,図11参照)とをボルトb4(図4,図5参照)によって締結することにより、シュラウド部材20がバンパーレイン3に対して固定される。これにより、シュラウド部材20がバンパーレイン3に対して一体的に連結されるため、バンパーレイン3が後退移動する際、シュラウド部材20は、バンパーレイン3と一体的に同期して後退移動する。
次に、グリルシャッタユニット30について説明する。
グリルシャッタユニット30は、車両Vが所定の運転状態のとき、エンジンルーム内へ進入する走行風を許容し、それ以外の状態(例えば暖機前状態等)のとき、エンジンルーム内へ流入する走行風を制限する走行風量調整機構である。
図3に示すように、グリルシャッタユニット30は、正面視にて脚払い部材12のプレート部12aの上方位置においてフロントグリル4aの下側部分の一部とバンパグリル4bとに重なるように配置され、バンパーレイン3の下側に配置されている。図11に示すように、グリルシャッタユニット30は、シュラウド部材20の下側前壁部22cに形成された左右1対のボルト穴h1及び左右1対の前壁部23aに夫々形成された上下1対のボルト穴h3にボルトb2,b3を介して取り付けられている。
図3〜図13に示すように、グリルシャッタユニット30は、シャッタユニット31と、このシャッタユニット31の外周縁部に対して装着可能な走行風ガイド部材32とで角筒状に構成されている。
シャッタユニット31は、角筒状のユニット枠部33と、このユニット枠部33に枢支され左右方向に延びる複数の回動軸34a〜34eと、これら複数の回動軸34a〜34eに夫々装備され開閉動作可能な複数のシャッタ部材35a〜35eと、これら複数のシャッタ部材35a〜35eを開閉動作させるリンク機構(図示略)とアクチュエータを含んだ開閉駆動手段36等を備えている。
図8〜図11に示すように、ユニット枠部33は、硬質合成樹脂材料(例えばPP)で形成され、上壁部41と、下壁部42と、左右1対の側壁部43と、車幅方向中間位置において上壁部41と下壁部42とを連結しながら複数の回動軸34a〜34eを枢支可能な軸支持部44等を有する。
下壁部42は、中段部22bよりも下方位置に配置され、車幅方向中央部分において下方へ凹入したユニット側凹部45と、下壁部42の後端且つ左右端寄り位置から夫々下方へ張り出した左右1対の取付フランジ部46が設けられている。
ユニット側凹部45は、平面視にてV字形溝12bに対応するように下壁部42の車幅方向長さの略半分の長さに設定され、それ以外の左側部分及び右側部分よりも高さ位置が低くなるように形成されている。
左右1対の取付フランジ部46には、下側前壁部22cに形成された左右1対のボルト穴h1に対応する位置においてシャッタユニット31をシュラウド部材20へ取り付けるためのボルト穴h4が夫々形成されている。
図8〜図11に示すように、左右1対の側壁部43は、後端部から車幅方向外側へ夫々張り出した左右1対の取付フランジ部48と、これら左右1対の取付フランジ部48の上部と下部から前方に延びる上下1対のボルト部47を備えている。左右1対の取付フランジ部48には、上下1対のボルト穴h3に対応する位置においてシャッタユニット31をシュラウド部材20へ取り付けるための上下1対のボルト穴h5が形成されている。
右側壁部43には、複数のシャッタ部材35a〜35eを開閉動作可能な開閉駆動手段36が装着されている。
図12,図13に示すように、複数の回動軸34a〜34eは、複数のシャッタ部材35a〜35eの上下方向中央部に夫々連結され、リンク機構により軸心回りに回動されることによって複数のシャッタ部材35a〜35eを同期して回転動作させている。
複数のシャッタ部材35a〜35eのうち最下部のシャッタ部材35eは、ユニット側凹部45に対応するように上縁部が略直線状に形成され且つ下縁部が車幅方向中央部分において下方に凹入するように形成されると共に、車幅方向中央部分の上下幅がそれ以外の部分の上下幅よりも幅が広くなるように形成されている。シャッタ部材35a〜35dは、一様に長方形状に形成されている。
次に、走行風ガイド部材32について説明する。
図8〜図13に示すように、走行風ガイド部材32は、角筒状のガイド枠部37と、このガイド枠部37の前端から前方へ延びる角筒状のシール部38等を一体的に備えている。
ガイド枠部37は、硬質合成樹脂材料(例えばPP)で形成され、シール部38は、可撓性を有する熱可塑性エラストマー(TPE:例えばシリコンゴム)で可撓性を有するものに形成されている。
本実施例では、1対の金型内に形成された一次成形空間内に硬質合成樹脂材料を射出してガイド枠部37を成形し、これに連続してガイド枠部37が配置された一次成形空間を拡張した二次成形空間内に熱可塑性エラストマーを射出してシール部38を成形する異種樹脂成形方法により、一体品の走行風ガイド部材32を製造している。
これにより、材質の異なった二種類の合成樹脂からなる走行風ガイド部材32を1回の成形工程で製造し、ガイド枠部37とシール部38の係合力を高くしている。
図8〜図13に示すように、ガイド枠部37は、ユニット枠部33よりも若干大きな内周寸法に設定することによりユニット枠部33の前側外周部分に外嵌可能に形成され、上壁部51と、下壁部52と、左右1対の側壁部53と、複数の係合部54と、2組の上下1対の脚部56等を一体的に有している。
上壁部51は、その前端形状が平面視にてバンパレイン3の後端部分に沿うように前凸湾曲状に形成され、バンパレイン3の後端部分よりも後側に配設されている。
下壁部52には、ユニット側凹部45に対応するように車幅方向中央部分において下方へ凹入したガイド側凹部55が設けられ、それ以外の左側部分及び右側部分よりも高さ位置が低くなるように形成されている。上壁部51の下面と下壁部52の上面には、ユニット枠部33の前側部分に内側から係合可能な断面略L字状の複数の係合部54が形成されている。これにより、走行風ガイド部材32をシャッタユニット31に前方から組み付ける際、ガイド枠部37の後側内周部分がユニット枠部33の外周部分の前端部に外嵌し、複数の係合部54がユニット枠部33の内周部分の前端部に係合する。
図8〜図11に示すように、ガイド枠部37の左右1対の側壁部53は、その上端部と下端部から後方へ僅かに延びて車幅方向外側へ夫々張り出した上下1対の脚部56を夫々備えている。これら脚部56には、ユニット枠部33の各ボルト部47に対応する位置において走行風ガイド部材32をシャッタユニット31に固定するためのボルト穴h7が夫々形成されている。
図8〜図13に示すように、シール部38は、ガイド枠部37の前端から前方に連なるように一体形成されている。このシール部38は、上側シール部61と、下側シール部62(下壁部)と、左右1対の側部シール部63と、これら左右1対の側部シール部63の前端部から車幅方向外側へ張り出した左右1対の張出しシール部64等を有している。
上側シール部61は、車幅方向中央部分において衝撃吸収体8の下壁部8aの近傍位置まで延びる上側中央シール部66と、この上側中央シール部66の左側部分と右側部分を後方へ切り欠いた左右1対の切欠き部67とを有している。
上側中央シール部66は、後部よりも前部が上方へ移行するように形成され、組付け時(車両Vの停止時)、上側中央シール部66の上面は衝撃吸収体8の下壁部8aとバンパーレイン3の下側水平壁部6eとに対して隙間Sを形成するように近接状に配置されている(図13参照)。この上側中央シール部66は、複数のシャッタ部材35a〜35eが開閉動作したとき、進行が遮断された走行風(矢印)によって上側中央シール部66の下方空間の圧力上昇に伴って上方へ弾性変形可能に構成されている(図12参照)。
図10,図11に示すように、左右1対の切欠き部67は、上側シール部61の前端から後端近傍位置に向かって切り欠くように形成され、複数のシャッタ部材35a〜35eが開閉動作したとき、上側中央シール部66の前端が衝撃吸収体8の下壁部8aとバンパーレイン3の下側水平壁部6eとに密着状に押し付けられるように構成されている。
図12,図13に示すように、下側シール部62は、前側程下方へ移行するように傾斜状に形成され、その前端下面が車幅方向全域に亙って脚払い部材12のプレート部12aの上面に密着状に押し付けられるように構成されている。この下側シール部62には、ガイド側凹部55に対応した車幅方向中央部分において下方へ凹入したシール側凹部65が設けられ、それ以外の左側部分及び右側部分よりも高さ位置が低くなるように形成されている。シール側凹部65は、前側程下方へ移行するように傾斜状に形成され、その前端がV字形溝12bの後側上端近傍位置においてプレート部12aの上面に押し付けられるように当接している。
左右1対の側部シール部63は、上側中央シール部66やシール側凹部65よりも前後長が長く形成され、常時、バンパフェース4の左側部分と右側部分の裏面に夫々密着状に押し付けられるように構成されている。これら左右1対の側部シール部63の車幅方向外側部分には、前側程車幅方向外側へ移行する張出しシール部64が夫々形成されている。
左右1対の側部シール部63には、車幅方向内側へ突出して前後方向に延びる複数のリブ部68が夫々設けられている。
次に、グリルシャッタユニット30の組み付け手順について説明する。
まず、クラッシュカン2と取付ブラケット25とが連結されたバンパレイン3にシュラウド部材20を組付けてシュラウドアセンブリ体を形成する。
バンパレイン3に設けられた取付ブラケット25のボルト穴h6(図7,図8参照)とシュラウド部材20のボルト穴h2(図9,図11参照)を重ね合わせてボルトb4(図4,図5参照)を挿通し、締結工具により締結する。このとき、シュラウド部材20には、グリルシャッタユニット30以外の部材(ラジエータ15等)が予め装備されている。
次に、フロントサイドフレーム1のフランジ1aとクラッシュカン2のフランジ2aとを複数のボルトb1で締結し、シュラウドアセンブリ体をフロントサイドフレーム1へ組付ける。
走行風ガイド部材32を前方からシャッタユニット31に組付けて一体化したグリルシャッタユニット30を準備する。
図11に示すように、複数の係合部54をユニット枠部33の内周部分の前端部に係合させた後、走行風ガイド部材32に設けられた脚部56のボルト穴h7にシャッタユニット31のボルト部47を挿通し、ナットn1により締結してグリルシャッタユニット30を作成する。
次に、バンパレイン3のクロージングプレート7の前面に衝撃吸収体8を取り付け、グリルシャッタユニット30をシュラウド部材20の前側下部に組付ける。
図11に示すように、シュラウド部材20のボルト穴h1,h3にシャッタユニット31のボルト穴h4,h5を重ね合わせた後、ボルトb2,b3をボルト穴h1,h3,h4,h5に挿通し締結工具(図示略)によって締結する。
走行風ガイド部材32のシール部38が可撓性を有するため、フロントグリル4aやバンパグリル4b等の走行風導入口よりも車体後方にグリルシャッタユニット30を組付ける場合、走行風導入口周りの部材(例えば下方に張り出した衝撃吸収体8)との接触による損傷を回避でき、組付け作業性を向上することができる。
最後に、脚払い部材12を取り付けた後、バンパフェース4を組付けて終了する。
次に、上記車両Vのグリルシャッタユニット30の作用・効果について説明する。
この車両Vのグリルシャッタユニット30によれば、シャッタ部材35a〜35e閉駆動時に、組付け時の走行風ガイド部材32と走行風導入口に相当する衝撃吸収体8の下壁部8a及びバンパレイン3の下側水平壁部6eとの隙間Sの有無に拘わらず、走行風ガイド部材32と下側水平壁部6e等との間を遮蔽してエンジンルーム内へ進入する走行風を防止するため、車両Vの燃費性能を良好な状態に維持することができる。また、走行風ガイド部材32をシャッタユニット31の外周縁部から車体前方へ延びるように設けたため、車両Vの正衝突の際、走行風ガイド部材32が破損した場合に、走行風ガイド部材32を交換するだけで良く、リペアビリティ性能を向上することができる。しかも、走行風ガイド部材32のシール部38が可撓性を有するため、フロントグリル4aやバンパグリル4b等の走行風導入口よりも車体後方にグリルシャッタユニット30を組付ける場合、走行風導入口周りの部材との接触による損傷を回避でき、組付作業性を向上することができる。
走行風ガイド部材32が、シャッタユニット31のユニット枠部33の外周縁部に装着されるガイド枠部37と、このガイド枠部37の前端から前方へ連なり且つガイド枠部37よりも可撓性を有する軟質合成樹脂製のシール部38とを備えている。これにより、シャッタユニット31のユニット枠部33の外周縁部に装着されるガイド枠部37を備えるため、走行風ガイド部材32の支持剛性と組付作業性を向上できる。また、シール部38が可撓性を有するため、走行風ガイド部材32の破損防止を図ることができ、走行風ガイド部材32と下側水平壁部6e等との遮蔽性向上によって燃費性能を向上できる。
車両Vが車体前端に設けられたバンパーレイン3と、このバンパーレイン3に保持されたシュラウド部材20とを備え、バンパーレイン3の下側水平壁部6eが走行風ガイド部材32のシール部38の上側中央シール部66の上面に近接状に形成され、シャッタユニット31がシュラウド部材20の前側近傍に配置され且つシュラウド部材20の前壁部23aに固定されている。これにより、車両Vの正衝突の際、シュラウド部材20がバンパーレイン3の後退移動に同期して後退移動するため、走行風ガイド部材32の破損防止を一層図ることができる。予めシャッタユニット31とシュラウド部材20をアセンブリ体としてバンパーレイン3に組み付けた後、後工程で走行風ガイド部材32をシャッタユニット31に組み付けることができるため、組付作業性向上を一層図ることができる。
走行風ガイド部材32をシュラウド部材20の前壁部23aに固定されたシャッタユニット31に対して前方から組み付ける際に、走行風ガイド部材32の前端部分とバンパーレイン3との間に隙間Sが形成されている。これにより、走行風ガイド部材32をシュラウド部材20の前壁部23aに固定されたシャッタユニット31に対して前方から組み付ける際に、走行風ガイド部材32のプレート部12a前端部分とバンパーレイン3の下側水平壁部6eとの間に隙間が形成されるため、シャッタユニット31に対する走行風ガイド部材32の組み付けを容易に行うことができる。
車両Vが車体前端下部に設けられた脚払い部材12を備え、この脚払い部材12が走行風ガイド部材32のシール部38の下側中央シール部65の下面に当接状に形成されている。これにより、脚払い機能を確保しつつ、走行風ガイド部材32と走行風導入口との間を遮蔽してエンジンルーム内へ進入する走行風を防止するため、車両Vの燃費性能を良好な状態に維持することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施例においては、複数のシャッタ部材を備えたグリルシャッタユニットの例を説明したが、グリルシャッタユニットの前後長を確保できる場合、単一のシャッタ部材によって走行風導入口を開閉しても良い。また、角筒状のグリルシャッタユニットの例を説明したが、何れの形状でも適用可能である。
2〕前記実施例においては、グリルシャッタユニットがバンパレインに支持されたシュラウド部材に固定された例を説明したが、グリルシャッタユニットをフロントサイドフレームに支持されたシュラウド部材に固定しても良く、また、シュラウド部材ではなく、バンパレイン或いはフロントサイドフレームに取付けブラケットを介して固定しても良い。
3〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
本発明は、開閉可能なシャッタ部材を有するシャッタユニットと、このシャッタユニットの外周縁部から車体前方に延びる走行風ガイド部材を備えた車両のグリルシャッタ構造において、シャッタ部材が閉駆動されたとき、走行風ガイド部材の前端部分がシャッタ部材に遮断された走行風圧によって走行風導入口の外周壁面に押し付けられるため、燃費性能を維持しつつ、リペアビリティ性と組付作業性の両立を図ることができる。
V 車両
S 隙間
3 バンパレイン
4b バンパグリル
12 脚払い部材
20 シュラウド部材
23a (サイド部)前壁部
30 グリルシャッタユニット
31 シャッタユニット
32 走行風ガイド部材
35a〜35e シャッタ部材
37 ガイド枠部
38 シール部
61 上側シール部
62 下側シール部

Claims (3)

  1. 車体前端に設けられた走行風導入口よりも車体後方に配設され且つ開閉可能なシャッタ部材を有するシャッタユニットを備えた車両のグリルシャッタ構造において、
    前記シャッタユニットの外周縁部から車体前方へ延びる走行風ガイド部材と、
    車体前端に設けられたバンパーレインフォースメントと、
    前記バンパーレインフォースメントに保持されたシュラウド部材とを備え、
    前記走行風ガイド部材が、前記シャッタユニットの外周縁部に装着される枠部と、この枠部の前端から前方へ連なり且つ枠部よりも可撓性を有する軟質合成樹脂製のシール部とを備え、
    前記バンパーレインフォースメントの下端部が前記走行風導入口の上側外周壁面を構成すると共に前記走行風ガイド部材のシール部の上壁部の上面に近接状に形成され、
    前記シャッタユニットが前記シュラウド部材の前側近傍に配置され且つシュラウド部材の前壁部に固定され、
    前記シャッタ部材が閉駆動されたとき、前記走行風ガイド部材のシール部の上壁部が前記シャッタ部材に遮断された走行風圧によって前記バンパーレインフォースメントの下端部に対して押し付けられるように構成されたことを特徴とする車両のグリルシャッタ構造。
  2. 前記走行風ガイド部材を前記シュラウド部材の前壁部に固定された前記シャッタユニットに対して前方から組み付ける際に、前記走行風ガイド部材の前端部分と前記バンパーレインフォースメントとの間に隙間が形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両のグリルシャッタ構造。
  3. 前記車両が車体前端下部に設けられた脚払い部材を備え、この脚払い部材が前記走行風ガイド部材のシール部の下壁部の下面に当接状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のグリルシャッタ構造。
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