JP7336338B2 - 車両のシャッタ装置 - Google Patents

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Description

本開示は、車両のシャッタ装置に関する。
車両では、グリル開口部からエンジンルーム内に導入される空気が、エンジン冷却水が流れるラジエータの放熱や、車両用空調装置のコンデンサの放熱に利用されている。このような車両には、グリル開口部からエンジンルームへの空気の流れを一時的に遮断することの可能なシャッタ装置が設けられているものがある。このようなシャッタ装置としては、例えば下記の特許文献1に記載のシャッタ装置がある。
特許文献1に記載のシャッタ装置は、四角枠状のフレームと、フレームの内部に配置される複数のブレードとを備えている。各ブレードは、フレーム内において鉛直方向に並べて配置されている。各ブレードは、水平方向に延びるように形成されるとともに、水平方向の両端部に軸部を有している。各ブレードの軸部は、フレームに形成された挿入孔に摺動可能に挿入されている。挿入孔は、フレームの内壁面から外壁面に貫通するように形成されている。各ブレードの軸部とフレームの挿入孔とからなる軸受け構造により、各ブレードはフレームにより回転可能に支持されている。各ブレードの回転動作により、フレームの内側の空間が開閉される。このシャッタ装置では、複数のブレードが開状態であるとき、空気が通過することが可能であり、複数のブレードが閉状態であるとき、フレームを通じた空気の流れが遮断される。
特開2012-1184号公報
近年、車両のエンジンルーム内に設置される機器の増加等の要因により、エンジンルーム内のスペースが縮小しているという事情がある。そのため、車両のシャッタ装置に関しても、その搭載スペースの縮小化が要求されている。この要求を満足するために、発明者らは、ラジエータやコンデンサ等の2つの熱交換器の間に形成される狭い隙間にシャッタ装置を配置することを検討している。このような箇所にシャッタ装置を配置する場合には、シャッタ装置の薄型化が必須となる。
一方、シャッタ装置が閉状態であるとき、車両の走行風がブレードに当たることにより、ブレードにラム圧が付与される。シャッタ装置の薄型化によりフレームの強度が低下した場合、ラム圧によりブレードに加わる力がフレームに伝達されることにより、フレームが空気流れ方向の下流側に変形し易くなる。フレームが変形すると、シャッタ装置の後方に配置される熱交換器にフレームやブレードが接触することにより、熱交換器が損傷するおそれがある。また、例えば車両の振動がシャッタ装置に伝達されることによりシャッタ装置が振動した場合にも、シャッタ装置の前後に配置される熱交換器にフレームやブレードが接触することにより、熱交換器が損傷するおそれがある。
本開示は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、隣り合うように配置される熱交換器の損傷を回避し易くなるとともに、取り付けの容易な車両のシャッタ装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両のシャッタ装置は、フレーム(20)と、複数のブレード(30)と、クッション部材(50)と、を備える。フレームは、枠状に形成されるとともに、2つの熱交換器(5,6)の間に配置、あるいは1枚又は複数枚の熱交換器の最前列又は最後列に配置され、車両(C)のグリル開口部(2)から導入される空気が枠内の空間を流れる。複数のブレードは、フレームの枠内の空間に配置されるとともに、フレームにより回転可能に支持され、回転動作によりフレームの枠内の空間を開閉する。クッション部材は、フレームから熱交換器に向かって突出するように設けられる。フレームからクッション部材が突出している方向を所定方向とするとき、クッション部材は、所定方向の縮み変形量に対する反発力が指数関数的に変化する弾性特性を有している。
この構成のように、シャッタ装置にクッション部材が設けられている場合、熱交換器に隣接してシャッタ装置を配置する際にクッション部材を若干縮ませなければならない状況が想定される。この場合、上記の構成のようなクッション部材を用いれば、クッション部材を若干縮ませるだけであれば、クッション部材の反発力が大きくなり過ぎることはないため、容易にクッション部材を縮ませることができる。よって、熱交換器に対するシャッタ装置の取り付けが容易となる。一方、フレームが変形した際には、クッション部材の縮み変形量が大きくなることにより、クッション部材の反発力が指数関数的に増加する。そのため、熱交換器から遠ざけるような反発力がフレームに付与される。これにより、フレームやブレードが熱交換器に接触し難くなるため、熱交換器の損傷を回避し易くなる。
なお、上記手段、特許請求の範囲に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本開示の車両のシャッタ装置によれば、隣り合うように配置される熱交換器の損傷を回避し易くなるとともに、取り付けが容易となる。
図1は、車両の概略構成を模式的に示す図である。 図2は、第1実施形態のシャッタ装置の斜視構造を示す斜視図である。 図3は、第1実施形態のシャッタ装置におけるリンク部材とシャフトとの接続部分周辺の拡大構造を示す拡大図である。 図4は、第1実施形態のフレームの正面構造を模式的に示す図である。 図5は、第1実施形態のフレーム及び取付部材の斜視構造を示す斜視図である。 図6は、第1実施形態のクッション部材の斜視構造を示す斜視図である。 図7は、第1実施形態の取付部材が取り付けられたフレームの断面構造を示す断面図である。 図8は、第1実施形態のシャッタ装置、ラジエータ、及びコンデンサの位置関係を模式的に示す図である。 図9は、第1実施形態のクッション部材の縮み変形量と反発力との関係を示すグラフである。 図10は、第1実施形態の第1変形例の取付部材の斜視構造を示す斜視図である。 図11は、第1実施形態の第1変形例の取付部材の斜視構造を示す斜視図である。 図12は、第1実施形態の第2変形例の取付部材の斜視構造を示す斜視図である。 図13は、第1実施形態の第3変形例の取付部材の斜視構造を示す斜視図である。 図14は、第1実施形態の第4変形例の取付部材の斜視構造を示す斜視図である。 図15は、第2実施形態のフレーム及び取付部材の斜視構造を示す斜視図である。 図16は、第2実施形態の取付部材が取り付けられたフレームの断面構造を示す断面図である。 図17は、他の実施形態のフレーム及びクッション部材の斜視構造を示す斜視図である。 図18は、他の実施形態のクッション部材の斜視構造を示す斜視図である。 図19は、他の実施形態のクッション部材の斜視構造を示す斜視図である。 図20は、他の実施形態のクッション部材の斜視構造を示す斜視図である。 図21は、他の実施形態のクッション部材の斜視構造を示す斜視図である。 図22は、他の実施形態のクッション部材の斜視構造を示す斜視図である。
以下、車両のシャッタ装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
はじめに、第1実施形態のシャッタ装置が搭載される車両の概略構成について説明する。
図1に示されるように、車両Cのボディ1の前方には、グリル開口部2が設けられている。グリル開口部2は、車両ボディ1の前方の空気をエンジンルーム3内に導入するために設けられている。エンジンルーム3には、車両Cのエンジン4の他、ラジエータ5やコンデンサ6が設けられている。ラジエータ5は、エンジン4を冷却する冷却水と、グリル開口部2から導入される空気との間で熱交換を行うことにより冷却水の放熱を行う。コンデンサ6は、車両Cに搭載される空調装置の冷凍サイクルの構成要素であって、冷凍サイクル内を循環する冷媒と、グリル開口部2から導入される空気との間で熱交換を行うことにより冷媒の放熱を行う。ラジエータ5及びコンデンサ6は、グリル開口部2とエンジン4との間に配置されている。本実施形態では、ラジエータ5が第1熱交換器に相当し、コンデンサ6が第2熱交換器に相当する。
ラジエータ5とコンデンサ6との間には、グリル開口部2からエンジンルーム3への空気の流れを一時的に遮断することの可能なシャッタ装置10が配置されている。シャッタ装置10は、例えばエンジン4の冷間始動時にグリル開口部2からエンジンルーム3への空気の流れを一時的に遮断することにより、エンジン4の早期の暖機を可能とする。また、シャッタ装置10は、例えば車両Cの高速走行時にエンジンルーム3への空気の流れを一時的に遮断することにより、車両Cの空力性能を向上させる。
次に、シャッタ装置10の具体的な構造について説明する。
図2に示されるように、シャッタ装置10は、フレーム20と、複数のブレード30と、アクチュエータ装置40とを備えている。
フレーム20は、矩形枠状に形成された第1フレーム本体部21と、第1フレーム本体部21の枠内に十字状に配置される第2フレーム本体部22及び第3フレーム本体部23とを有している。
第1フレーム本体部21は、上側フレーム片210、下側フレーム片211、右側フレーム片212、及び左側フレーム片213を有している。第1フレーム本体部21の枠内の空間には、図1に示されるグリル開口部2から導入される空気が流れる。
以下では、上側フレーム片210及び下側フレーム片211の長手方向をX軸方向とも称し、右側フレーム片212及び左側フレーム片213の長手方向をZ軸方向とも称する。また、Z軸方向の一方向であるZ1方向を「上方」と称し、Z軸方向の他方向であるZ2方向を「下方」と称する。さらに、X軸方向及びZ軸方向の両方に直交する方向をY軸方向とも称する。Y軸方向は、空気の流れ方向にも相当するため、以下では、Y軸方向を「空気流れ方向Y」とも称する。また、空気流れ方向Yのうち、上流に向かう方向を「空気流れ上流方向Y1」とも称し、その下流に向かう方向を「空気流れ下流方向Y2」とも称する。
第2フレーム本体部22は、第1フレーム本体部21を補強するために設けられている。第3フレーム本体部23は、ブレード30を保持し、且つ第1フレーム本体部21を補強するために設けられている。第2フレーム本体部22は、第1フレーム本体部21の上側フレーム片210から下側フレーム片211に向かって延びるように形成されている。第3フレーム本体部23は、第1フレーム本体部21の右側フレーム片212から左側フレーム片213に向かって延びるように形成されている。第2フレーム本体部22及び第3フレーム本体部23により、第1フレーム本体部21の枠内の空間が4つの領域に区画されている。
複数のブレード30は、フレーム20の枠内の4つの領域にそれぞれ配置されている。フレーム20の枠内の4つの領域において、複数のブレード30は、Z軸方向に長手方向を有するように配置されるとともに、X軸方向に並べて配置されている。以下では、便宜上、図2に示される複数のブレード30のうち、第1フレーム本体部21の上側フレーム片210と第3フレーム本体部23との間に配置されるブレード30を「上側ブレード31」と称し、下側フレーム片211と第3フレーム本体部23との間に配置されるブレード30を「下側ブレード32」と称する。
上側ブレード31の上端部は第1フレーム本体部21の上側フレーム片210により回転可能に支持され、上側ブレード31の下端部は第3フレーム本体部23により回転可能に支持されている。下側ブレード32の上端部は第3フレーム本体部23により回転可能に支持され、下側ブレード32の下端部は下側フレーム片211により回転可能に支持されている。
図3に示されるように、第3フレーム本体部23には、リンク部材80が更に組み付けられている。リンク部材80は、X軸方向に延びるように形成されている。リンク部材80には、上側ブレード31の下端部及び下側ブレード32の上端部が連結されている。
第1フレーム本体部21の左側フレーム片213には、第3フレーム本体部23との連結部分から上方に延びるようにシャフト70が配置されている。シャフト70の上端部は、図2に示されるアクチュエータ装置40に連結される。なお、図2では、リンク部材80及びシャフト70の図示が省略されている。
アクチュエータ装置40は、上側フレーム片210の一端部の上方にねじ等により固定される。アクチュエータ装置40は、電力の供給に基づいてシャフト70を回転させる。シャフト70の回転に基づいてリンク部材80が第3フレーム本体部23に対してX軸方向に相対変位することにより、リンク部材80から上側ブレード31及び下側ブレード32に回転力が付与される。これにより、上側ブレード31及び下側ブレード32が回転動作して、第1フレーム本体部21の枠内の空間が開閉される。具体的には、複数のブレード30が開状態であるとき、各ブレード30の間に隙間が形成されるため、その隙間を通じてグリル開口部2からエンジンルーム3に空気が流れ込むことが可能となる。複数のブレード30が閉状態であるとき、各ブレード30の間の隙間が閉塞されるため、グリル開口部2からエンジンルーム3への空気の流れが遮断される。
ところで、このようなシャッタ装置10では、複数のブレード30が閉状態であるとき、車両Cの走行風によりブレード30にラム圧が加わる。このラム圧によりブレード30に加わる力がフレーム20に伝達されることにより、フレーム20が空気流れ下流方向Y2に変形し易くなる。フレーム20が変形すると、シャッタ装置10の後方に配置されるラジエータ5にフレーム20やブレード30が接触することにより、ラジエータ5が損傷するおそれがある。また、例えば車両Cの振動によりシャッタ装置10やラジエータ5、コンデンサ6が振動した場合にも、シャッタ装置10の前後に配置されるラジエータ5やコンデンサ6にフレーム20やブレード30が接触することにより、ラジエータ5やコンデンサ6が損傷するおそれがある。
そこで、本実施形態のフレーム20には、図4に示されるように、ラジエータ5やコンデンサ6の損傷を回避するためのクッション部材50がフレーム20に取り付けられている。具体的には、右側フレーム片212における第3フレーム本体部23との交差部分には、取付部材60が取り付けられている。また、右側フレーム片212における第3フレーム本体部23との交差部分から下端部までの略中央部にも取付部材60が取り付けられている。左側フレーム片213及び第2フレーム本体部22にも、同様の箇所に取付部材60が取り付けられている。各取付部材60には、クッション部材50として、ラジエータ5の損傷を回避するための第1クッション部材51、及びコンデンサ6の損傷を回避するための第2クッション部材52が設けられている。なお、図2及び図3ではクッション部材50及び取付部材60の図示が省略されている。
次に、クッション部材50及び取付部材60の具体的な構造について説明する。
図5に示されるように、取付部材60は、矩形板状に形成されるベース部61と、ベース部61の側面に形成される係合部62とを有している。係合部62は、ベース部61の上半分におけるX軸方向の両側面にそれぞれ形成されるとともに、ベース部61の下半分におけるX軸方向の両側面にそれぞれ形成されている。各係合部62は、ベース部61から空気流れ上流方向Y1に向かって延びるように四角環状に形成されている。
フレーム20におけるX軸方向の両側面には、取付部材60の係合部62が係合する爪部200が形成されている。取付部材60の係合部62がフレーム20の爪部200に係合することにより、フレーム20に対して取付部材60が固定される。
なお、図5に示されるベース部61の厚さ方向の一方の表面610は、フレーム20が取付部材60に取り付けられた際にフレーム20に対向する表面を示す。また、ベース部61の厚さ方向の他方の表面611は、フレーム20が取付部材60に取り付けられた際にフレーム20に対向する表面とは反対側の表面を示す。以下では、表面610を「底面610」と称し、表面611を「上面611」と称する。
ベース部61の底面610の略中央には、空気流れ上流方向Y1に向かって延びるように突出部63が形成されている。フレーム20には、取付部材60の突出部63が挿入される貫通孔201が形成されている。貫通孔201は、フレーム20を空気流れ方向Yに貫通するように形成されている。
クッション部材50は、取付部材60のベース部61の上面611における上半分の略中央及びその下半分の略中央に固定して設けられるとともに、取付部材60の突出部63の先端に固定して設けられている。取付部材60のベース部61の上面611に設けられるクッション部材50は、ラジエータ5の損傷を回避するための第1クッション部材51である。取付部材60の突出部63の先端に設けられるクッション部材50は、コンデンサ6の損傷を回避するための第2クッション部材52である。
図6に示されるように、クッション部材50は、Z軸方向に直交する断面形状が中空六角形状に形成されたゴム部材からなる。本実施形態では、Z軸が所定の軸線に相当する。クッション部材50の一辺を固定辺500とし、固定辺500に対向する一辺を先端辺501とするとき、クッション部材50は、先端辺501よりも固定辺500の方が長い変形六角形状に形成されている。先端辺501は肉厚に形成されている。クッション部材50は、その先端辺501に矢印Sで示される方向の力が加わると縮み変形する。クッション部材50は、矢印Sで示される方向の縮み変形量に応じた反発力を発生することにより、クッションとしての機能を発揮する。
図5に示されるように、第1クッション部材51は、その固定辺500が取付部材60のベース部61の上面611に固定されるようにして取付部材60に設けられている。第2クッション部材52は、その固定辺500が取付部材60の突出部63の先端面に固定されるようにして取付部材60に設けられている。第1クッション部材51及び第2クッション部材52は取付部材60に対して2色成形で一体的に形成されている。
取付部材60は、図7に示されるようにフレーム20に取り付けられる。図7に示されるように取付部材60がフレーム20に取り付けられることにより、第1クッション部材51の先端辺501がフレーム20から空気流れ下流方向Y2に向かって最も突出するように配置される。また、第2クッション部材52の先端辺501がフレーム20から空気流れ上流方向Y1に向かって最も突出するように配置される。図8に示されるように、ラジエータ5とコンデンサ6との間にシャッタ装置10が配置された際、第1クッション部材51の先端辺501はラジエータ5に接触し、第2クッション部材52の先端辺501はコンデンサ6に接触する。本実施形態では、空気流れ下流方向Y2が第1クッション部材51の所定方向に相当し、空気流れ上流方向Y1が第2クッション部材52の所定方向に相当する。
図9は、クッション部材50が図6に示される矢印Sで示される方向に縮み変形した際のクッション部材50の縮み変形量λと反発力Fとの関係を示すグラフである。なお、本実施形態では、図6に矢印Sで示される方向がクッション部材50の所定方向に相当する。
図9に示されるように、クッション部材50は、その縮み変形量λに対して反発力Fが指数関数的に変化する。このクッション部材50の縮み変形量λに対する反発力Fの特性は、図9に示される4つの領域A1~A4から外れるように設定されている。これは、以下の理由による。
図8に示されるシャッタ装置10がラム圧により空気流れ下流方向Y2に変形した場合、第1クッション部材51が縮み変形する。また、シャッタ装置10やラジエータ5、コンデンサ6が振動した場合には、第1クッション部材51だけでなく、第2クッション部材52も縮み変形する可能性がある。第1クッション部材51や第2クッション部材52が縮み変形した際に、その縮み変形量が大き過ぎたり、反発力が小さ過ぎたりすると、シャッタ装置10がラジエータ5やコンデンサ6に接触する懸念がある。以下、この懸念を「第1の懸念事項」と称する。この第1の懸念事項を払拭するためには、縮み変形量が所定量λ10未満であること、及び縮み変形量が所定量λ10以上である場合に反発力が所定値F10以上であることがクッション部材50に要求される。具体的には、クッション部材50には、図9に示される領域A1を満たさないような特性が要求される。
また、図8に示されるシャッタ装置10がラム圧により空気流れ下流方向Y2に変形した際に、第1クッション部材51及び第2クッション部材52の反発力が大き過ぎると、ラジエータ5やコンデンサ6が破損する懸念がある。以下、この懸念を「第2の懸念事項」と称する。この第2の懸念事項を払拭するためには、クッション部材50に対して、その反発力が所定値F11以下であることが要求される。具体的には、クッション部材50には、図9に示される領域A2を満たさないような特性が要求される。
さらに、図8に示されるシャッタ装置10を用いる場合、ラジエータ5とコンデンサ6との間にシャッタ装置10を組み付けるためには、第1クッション部材51及び第2クッション部材52を若干縮み変形させた後に、ラジエータ5とコンデンサ6との間にシャッタ装置10を移動させる作業が必要となる。そのため、第1クッション部材51及び第2クッション部材52の反発力が大き過ぎると、シャッタ装置10の組み付け時の作業性が悪化する懸念がある。以下、この懸念を「第3の懸念事項」と称する。この第3の懸念事項を払拭するためには、クッション部材50に対して、その縮み変形量が所定値λ11以下である場合に反発力が所定値F12以下であることが要求される。具体的には、クッション部材50には、図9に示される領域A3を満たさないような特性が要求される。
また、図8に示されるようにシャッタ装置10がラム圧により空気流れ下流方向Y2に変形した場合、シャッタ装置10がコンデンサ6から離間することにより、第2クッション部材52が延びる方向に変形する。この際、第2クッション部材52の先端辺501がコンデンサ6から離間して、第2クッション部材52の先端辺501とコンデンサ6との間に隙間が形成されると、その隙間に異物が詰まったり、腐食液が溜まったりする懸念がある。また、シャッタ装置10やコンデンサ6の振動により、第2クッション部材52の先端辺501とコンデンサ6との間に隙間が一旦形成された後にそれらが再び接触するといった現象が繰り返されると、第2クッション部材52からコンデンサ6に衝撃力が加わる懸念がある。以下、これらの懸念を「第4の懸念事項」と称する。この第4の懸念事項はコンデンサ6を破損させる要因となる。これを解消するためには、シャッタ装置10が空気流れ方向Yに変形することにより第2クッション部材52が延びた場合であっても、第2クッション部材52の先端辺501がコンデンサ6に接触した状態を維持できればよい。この要求を満たすためには、ラジエータ5とコンデンサ6との間にシャッタ装置10が配置されている状態で第2クッション部材52の縮み変形量が所定値λ12以上であればよい。また、シャッタ装置10の組み付け時の作業性を考慮すると、第2クッション部材52を所定値λ12だけ縮ませる際の第2クッション部材52の反発力が所定値F12以下であることが好ましい。同様の要求は第1クッション部材51にも存在する。以上により、クッション部材50には、図9に示されるA4の領域を満たさないような特性が要求される。
図9に示されるように、クッション部材50の縮み変形量λに対する反発力Fの特性は、図9に示される4つの領域A1~A4から外れるように設定されている。これにより、上述した第1~第4の懸念事項を払拭することが可能となる。
以上説明した本実施形態のシャッタ装置10によれば、以下の(1)~(6)に示される作用及び効果を得ることができる。
(1)クッション部材50は、フレーム20からラジエータ5及びコンデンサ6に向かって突出するように設けられている。クッション部材50は、図6に矢印Sで示される方向の縮み変形量λに対する反発力Fが指数関数的に変化する弾性特性を有している。このような構成によれば、クッション部材50を若干縮ませるだけであれば、クッション部材50の反発力が大きくなり過ぎることはないため、容易にクッション部材50を縮ませることができる。よって、ラジエータ5とコンデンサ6との間にシャッタ装置10を容易に取り付けることができる。一方、フレーム20が変形した際には、クッション部材50の縮み変形量が大きくなることにより、クッション部材50の反発力が指数関数的に増加する。そのため、ラジエータ5及びコンデンサ6から遠ざけるような反発力がフレーム20に付与される。これにより、フレーム20やブレード30がラジエータ5及びコンデンサ6に接触し難くなるため、ラジエータ5及びコンデンサ6の損傷を回避し易くなる。
(2)第1クッション部材51は、ラジエータ5に接触するように配置されている。また、第2クッション部材52は、コンデンサ6に接触するように配置されている。この構成によれば、第1クッション部材51とラジエータ5との間や、第2クッション部材52とコンデンサ6との間に隙間が形成され難くなるため、それらの間に異物が入り込む等の懸念を払拭することができる。
(3)クッション部材50は、その先端辺501の幅が固定辺500の幅よりも短くなるように、Z軸方向に直交する断面形状が中空の変形六角形状に形成された部材からなる。この構成によれば、図9に示されるような特性を有するクッション部材50を実現し易くなる。
(4)取付部材60には、クッション部材50が2色成形により一体的に形成されている。取付部材60がフレーム20に取り付けられることによりフレーム20に対してクッション部材50が間接的に固定されている。この構成によれば、フレーム20に対して取付部材60を取り付けるだけで、フレーム20に対してクッション部材50を後付けで取り付けることが可能となる。
(5)取付部材60には、クッション部材50として、フレーム20からラジエータ5に向かって突出するように設けられる第1クッション部材51と、フレーム20からコンデンサ6に向かって突出するように設けられる第2クッション部材52とが取り付けられている。この構成によれば、ラジエータ5とコンデンサ6との間にシャッタ装置10を配置する場合であっても、ラジエータ5とシャッタ装置10とが接触し難くなるとともに、コンデンサ6とシャッタ装置10とが接触し難くなる。
(6)取付部材60は、フレーム20に対して空気流れ方向Yに平行な方向から組み付けられている。この構成によれば、フレーム20に対して取付部材60を取り付け易くなる。
(第1変形例)
次に、第1実施形態のシャッタ装置10の第1変形例について説明する。
シャッタ装置10は、車両の走行風の影響を受けて変形し易いため、シャッタ装置10に対して空気流れ下流方向Y2に位置するラジエータ5に向かって変形する可能性が高い。そのため、取付部材60は、ラジエータ5に対応するクッション部材50のみを有するものであってもよい。例えば、図10に示されるように、取付部材60は、ラジエータ5に対向する上面611にのみクッション部材50を有するものであってもよい。また、図10に示されるような複数のクッション部材50を有する取付部材60に限らず、例えば図11に示されるような単数のクッション部材50を有する取付部材60を用いてもよい。
(第2変形例)
次に、第1実施形態のシャッタ装置10の第2変形例について説明する。
図11に示されるようなクッション部材50では、その中空部分に異物等が入り込むと、図9に示されるような弾性特性を得ることができなくなるおそれがある。そこで、図12に示されるように、本変形例のクッション部材50には、その中空部分における上方の開口部を閉塞するように蓋部503が設けられている。これにより、クッション部材50の上方から落下する異物がクッション部材50の中空部分に入り込むことがなくなるため、クッション部材50の弾性特性を確保し易くなる。
なお、蓋部503は、クッション部材50に中空部分における上方の開口部だけでなく、その下方の開口部にも設けられていてもよい。
(第3変形例)
次に、第1実施形態のシャッタ装置10の第3変形例について説明する。
図13に示されるように、本変形例のフレーム20には、取付部材60が取り付けられる部分に溝202が形成されている。これにより、フレーム20に取付部材60が取り付けられた際に、取付部材60のベース部61を溝202に挿入することが可能となる。
(第4変形例)
次に、第1実施形態のシャッタ装置10の第4変形例について説明する。
図14に示されるように、本変形例の取付部材60は、Z軸方向に直交する断面形状がコ字状に形成された部材からなる。取付部材60は、フレーム20に形成された装着部204に対してX軸方向から組み付けられる。換言すれば、取付部材60は、フレーム20に対して空気流れ方向Yに直交する方向から組み付けられる。フレーム20に取付部材60が取り付けられた際、取付部材60において対向する2つの側壁部64a,64bがラジエータ5及びコンデンサ6にそれぞれ対向する。側壁部64a,64bのそれぞれの外面にはクッション部材50が設けられている。ラジエータ5に対向する側壁部64aに設けられるクッション部材50は第1クッション部材51に相当し、コンデンサ6に対向する側壁部64bに設けられるクッション部材50は第2クッション部材52に相当する。
図14に示されるような取付部材60及びクッション部材50を用いた場合であっても、第1実施形態のシャッタ装置10と同一又は類似の作用及び効果を得ることができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態のシャッタ装置10について説明する。以下、第1実施形態のシャッタ装置10との相違点を中心に説明する。
図15及び図16に示されるように、本実施形態のシャッタ装置10は、ラジエータ5に対向するフレーム20の外面にクッション部材50が直接取り付けられる構造を有している。具体的には、クッション部材50の固定辺500の底面には突出部502a,502bが形成されている。フレーム20には、クッション部材50の固定辺500が挿入される溝202が形成されている。溝202の底面には、クッション部材50の突出部502a,502bが挿入される挿入穴203a,203bが形成されている。フレーム20の溝202にクッション部材50の固定辺500が挿入され、且つフレーム20の挿入穴203a,203bにクッション部材50の突出部502a,502bが挿入されることにより、フレーム20に対してクッション部材50が固定される。このような構造により、クッション部材50がフレーム20に直接取り付けられている。
なお、クッション部材50は、ラジエータ5に対向するフレーム20の外面だけでなく、コンデンサ6に対向するフレーム20の外面に設けられていてもよい。
以上説明した本実施形態のシャッタ装置10によれば、上記の(1)~(3)に示される作用及び効果に加え、以下の(7)に示される作用及び効果を得ることができる。
(7)クッション部材50は、フレーム20とは別体からなり、フレーム20に直接的に固定されている。この構成によれば、第1実施形態の取付部材60が不要となるため、部品点数を削減することが可能となる。
<他の実施形態>
なお、各実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・クッション部材50の形状は適宜変更可能である。例えば、クッション部材50は、図15に示されるようにZ軸方向に開口するように中空部を有するものに限らず、図15に示される姿勢からY軸方向に平行な軸線を中心軸として90度だけ回転して図17に示されるような姿勢を取ることにより、X軸方向に開口するように中空部を有するものであってもよい。また、クッション部材50には、図18及び図19に示されるような中空形状、図20に示されるような蛇腹状の中空形状、及び図21に示されるような複数の突起を有する形状を採用することが可能である。さらに、クッション部材50としては、図22に示されるような多孔質の発泡ゴムを用いることも可能である。あるいは、クッション部材50は、中空の台形形状など、所定の軸線に直交する断面形状が中空多角形状に形成されていてもよい。また、クッション部材50は、図9に示される特性を満足すれば中実の弾性体であってもよい。
・クッション部材50は、フレーム20に対して2色成形により一体的に形成されていてもよい。
・各実施形態のシャッタ装置10は、ラジエータ5とコンデンサ6との間に配置されるものに限らず、任意の2つの熱交換器の間に配置されるものであればよい。例えば車両の内燃機関の吸気を冷却する吸気冷却器とコンデンサとが空気流れ方向Yに並べて配置されている場合には、それらの間にシャッタ装置を配置してもよい。また、シャッタ装置10は、1枚又は複数枚の熱交換器の最前列又は最後列に配置されていてもよい。
・本開示は上記の具体例に限定されるものではない。上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素、及びその配置、条件、形状等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
C:車両
2:グリル開口部
5:ラジエータ(第1熱交換器)
6:コンデンサ(第2熱交換器)
10:シャッタ装置
20:フレーム
30:ブレード
50:クッション部材
51:第1クッション部材
52:第2クッション部材
60:取付部材
500:固定辺
501:先端辺
503:蓋部

Claims (12)

  1. 枠状に形成されるとともに、2つの熱交換器(5,6)の間に配置、あるいは1枚又は複数枚の熱交換器の最前列又は最後列に配置され、車両(C)のグリル開口部(2)から導入される空気が枠内の空間を流れるフレーム(20)と、
    前記フレームの枠内の空間に配置されるとともに、前記フレームにより回転可能に支持され、回転動作により前記フレームの枠内の空間を開閉する複数のブレード(30)と、
    前記フレームから前記熱交換器に向かって突出するように設けられるクッション部材(50)と、を備え、
    前記フレームから前記クッション部材が突出している方向を所定方向とするとき、
    前記クッション部材は、前記所定方向の縮み変形量に対する反発力が指数関数的に変化する弾性特性を有している
    車両のシャッタ装置。
  2. 前記クッション部材は、前記熱交換器に接触するように配置されている
    請求項1に記載の車両のシャッタ装置。
  3. 前記クッション部材は、中空に形成されている
    請求項1又は2に記載の車両のシャッタ装置。
  4. 前記クッション部材は、所定の軸線に直交する断面形状が中空多角形状に形成された部材からなるとともに、その一辺が前記フレームに対して直接的に又は間接的に固定されており、
    前記フレームに対して直接的に又は間接的に固定されている前記クッション部材の一辺を固定辺(500)とし、前記クッション部材において前記所定方向に最も突出している辺を先端辺(501)とするとき、
    前記先端辺の幅は前記固定辺の幅よりも短い
    請求項3に記載の車両のシャッタ装置。
  5. 前記クッション部材は、前記先端辺の幅が前記固定辺の幅よりも短くなるように、前記所定の軸線に直交する断面形状が中空の変形六角形状に形成された部材からなる
    請求項4に記載の車両のシャッタ装置。
  6. 前記クッション部材には、中空部分の開口部を閉塞するように蓋部(503)が形成されている
    請求項4又は5に記載の車両のシャッタ装置。
  7. 前記クッション部材は、前記フレームとは別体からなり、前記フレームに直接的に固定されている
    請求項1~6のいずれか一項に記載の車両のシャッタ装置。
  8. 前記クッション部材が2色成形により一体的に形成される取付部材(60)を更に備え、
    前記取付部材が前記フレームに取り付けられることにより前記フレームに対して前記クッション部材が間接的に固定されている
    請求項1~6のいずれか一項に記載の車両のシャッタ装置。
  9. 前記フレームは、2つの熱交換器の間に配置されるものであって、
    2つの熱交換器の一方を第1熱交換器(5)とし、他方を第2熱交換器(6)とするとき、
    前記取付部材には、前記クッション部材として、前記フレームから前記第1熱交換器に向かって突出するように設けられる第1クッション部材(51)と、前記フレームから前記第2熱交換器に向かって突出するように設けられる第2クッション部材(52)とが2色成形により一体的に形成されている
    請求項8に記載の車両のシャッタ装置。
  10. 前記取付部材は、前記フレームに対して空気流れ方向に平行な方向から組み付けられている
    請求項8又は9に記載の車両のシャッタ装置。
  11. 前記取付部材は、前記フレームに対して空気流れ方向に直交する方向から組み付けられている
    請求項8又は9に記載の車両のシャッタ装置。
  12. 前記クッション部材は、前記フレームに2色成形により一体的に形成されている
    請求項1~6のいずれか一項に記載の車両のシャッタ装置。
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